お知らせ

 

 

私達は憲法によって言論の自由が守られているので、

食や健康等の問題を主張する事ができます。

 

 

 

 

元々憲法改正賛成派だった人の解説です。

 

 

 

 

谷本議員と一緒に飛行機を降ろされたもう一人の人物・高橋清隆氏について

 

 

 

谷本議員らがノーマスクで強制降機! 釧路空港のエアドゥ機、「憲法違反を公然と行う航空各社への行政指導を国交省に求める」

 

 

一緒に飛行機を降ろされた反ジャーナリスト高橋清隆氏による、谷本誠一議員のインタビュー動画です。

 

 

 

 

 

身近な人が被害に合った時の為に

とりあえずブックマークをお願いします。

 

 

 

 

 

 

カテゴリー:食事
糖質制限中の外食と頂き物。食生活が違う人との付き合い方。

 

 

糖質制限に限らず、なんらかの食事にこだわっている人は、必ず直面する問題があります。

 

 

 

人との付き合いはどうするのか

 

 

 

・・・です。これは結構悩むと思います。

 

 

 

 

普段「スーパー糖質制限」をしている私ですが、付き合いに関しては結構柔軟です。

 

 

 

今回は「外食」と「お土産」をいただく場合、私がどう対応しているのかをお話しようと思います。

 

 

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人と外食をする場合

 

 

 

私は普段、糖質を一日10g以下に設定しています。

 

 

 

制限は厳しい方です。

 

 

 

しかし、基本的に外食は、普通に食べます。

 

 

 

ラーメン、カレー、寿司、パスタ、なんでもです。

 

 

 

 

もしや、膠原病神経変性疾患などの病気であれば、絶対にどんな事があっても口にしません。これらは糖質が原因なので、本気で治したいなら糖質を一口も食わないぐらいの覚悟が必要だからです。

 

 

 

 

 

 

 

しかし、私の場合、幸いそこまでではないので、外食、特に人と食事をする時は、普通に食事をします。

 

 

 

ただしこれは、ちょっとぐらいなら糖質の害はないから大丈夫・・・ということではありません。

 

 

 

糖質の害は確かにあります。体に悪いものを摂ったら悪いことには変わりありません。

 

 

 

 

それを分かった上で、たまの付き合いは人との楽しい時間を優先します。

 

 

 

 

そして、それが終わると、また厳格な糖質制限を続けます。

 

 

 

もし外食の回数が頻繁だったら、ダメージが半端ないので考えますが、外食する機会自体が少ないので今のところはこのようにしています。

 

 

 

 

手土産の場合

 

 

 

私が糖質制限している事を知っている人は、私に食べ物を持ってくることはありません。

 

 

 

ですが、たまに事情を知らない人から、お土産を頂く事があります。

 

 

 

ほとんどお菓子ですが、その場合、基本的に一種類につき1個だけ食べて、残りを周囲の人に分けます。

 

 

 

わざわざ買ってきてくれたというのが嬉しいので、頂いた物は必ず食べます。

 

 

 

ですが、申し訳ないので、後日きちんと食事制限をしている事を伝えます。

 

 

 

 

付き合いを優先させる理由

 

 

 

私は長年虚弱体質だったので、健康のありがたみはよく分かっています。

 

 

以前のような体になりたくないので、厳しい食事制限をしています。

 

 

 

健康を大事に思っている私が付き合いで糖質を食べる理由は、周囲の人に気を使わせるのが申し訳ないからです。

 

 

 

私の周りの人は、私が糖質制限をしているのを知っているので、「私が食べられそうなメニューを扱っているお店」にしようとしてくれます。

 

 

 

向こうの方から気を使ってくれるので、さすがに悪いです。

 

 

 

このような気遣いは本当にありがたいので、多少自分の健康を犠牲にしても構わないと思っています。

 

 

 

 

ただし、このような考えは、健康に余裕があるからできるものです。なんらかの病気を治したいなら、迷わず付き合いを犠牲にするべきでしょう。

 

 

命の方が大事だからです。

 

 

 

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チートデイのリスクを知る

 

 

 

私は健康を著しく損ねない範囲で、たまに人との付き合いを優先させることがあります。

 

 

しかしそれは、「たまにはいいよね」と言って頻繁に食べる人とは全く違います。

 

 

 

私は、例え一時的に食べても、その後から確実に制限できるという自信と覚悟があるから、食べています。

 

 

 

また、どのくらいの量を摂ったらヤバイのか引き際も知っていますし、どうやったら糖質の依存を断ち切れるかの方法も知っています。

 

 

 

このようなコントロールができない人は、付き合いで食べるのは失敗の原因になるかもしれません。

 

 

 

お酒やタバコを止めていた人が、1度何かのキッカケで飲んだり吸ったりしたばっかりに、再び止められなくなる・・・という話は珍しくありません。

 

 

 

糖質はこれらと同じ嗜好品なので、同じようになる可能性があります。

 

 

 

世間では、「チートデイ」と言って、食事制限中たまに気休めで好きな物を食べる日を設けることを賞賛していたりしますが、依存性の強い物質は危険です。

 

 

 

他のダイエットならともかく、糖質は「チートデイ」という発想は止めた方がいいです。

 

 

 

禁酒をしている人や、禁煙をしている人が「チートデイ」を設けるでしょうか?

 

 

 

馬鹿げていますよね。

 

 

 

こう言うと、

 

 

 

酒やタバコと、糖質は違うだろ・・・と思われるかもしれません。

 

 

 

 

しかし、残念ですが糖質の別名は「マイルドドラッグ」です。依存性が高いだけでなく、体をゆっくりと破壊します。

 

 

 

 

糖質には禁糖という言葉はありませんが、位置づけとしてはお酒やタバコと同じです。

 

 

 

 

なので、糖質は体に悪い事、再び依存してしまう可能性を分かった上で、気をつけながら摂るべきです。

 

 

 

「チートデイ」という言葉は、「この日だけはチャラ」という、免罪符的な雰囲気を感じます。

 

 

 

しかし、食べた物が体の中で起こる反応は化学反応ですので、「チートデイ」でも同じように起こるものは起きます。

 

 

 

具体的に言うと、糖質を食べる限り、血糖値も上がるし、糖化のリスクも上がります。場合によっては乳酸も発生します。

 

 

 

 

これは厳然たる事実です。

 

 

 

 

そのことをわかった上で摂る方がいいです。タバコやお酒を有害だと分かった上で嗜むのと同じです。

 

 

 

一回糖質を食べた事で「もっと食べたい」となってしまうなら気を抜けません。

 

 

 

しかし、必ずそうならない自信があり、注意して食べるならリスクを最小限に食い止めることができます。

 

 

 

 

次は糖質を摂ると具体的に体にどんな異変が起きるのか私の体験をお話します。

 

 

 

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糖質で体調不良になる

 

 

私の場合、糖質を摂ると、その量に比例してその翌日から目が異常に痒くなります。

 

 

 

私は糖質を摂っても太らない体質なのですが、これが良くないのです。糖質を脂肪に変換できず、血糖値がなかなか下がらないという状態になります。

 

 

 

その為、体が涙という形で糖を出していると考えられます。

 

 

 

 

 

 

 

従って、なんとしても血糖値を下げなければなりません。

 

 

 

これまで観察したところ、2週間に1回主食を食べるくらいだと(運動必須)、翌日目が痒くなりません。

 

 

 

ですが、それより回数が増えると影響がでます。

 

 

 

正月や盆など、付き合いが頻繁に続くと、私の場合、目が痒くなるだけではなく、関節も鳴りやすくなります。

 

 

 

 

 

 

このように、今は栄養療法で体が丈夫になりましたが、虚弱体質を引きずっているのか、悪いものを食べるとすぐ反応がでます。

 

 

 

だから、止められるのです。

 

 

 

 

では、このダメージを少しでも軽くする為にどうすればいいか。

 

 

次は糖質を摂った時の対策についてお話します。

 

 

 

糖質を摂った時の対処法

 

 

 

糖質を食べた時の対策はこの2つです。

 

 

 

  • 糖質を食べた日はタンパク質や脂質をたくさん食べない

 

  • 糖質を食べたら運動する

 

 

 

その理由を説明します。

 

 

 

普段糖質制限をしている時は、タンパク質や脂質をしっかり摂取しています。

 

 

タンパク質は体の主成分で、脂質はエネルギー源だからです。

 

 

具体的には、食事の他にプロテインとバターを摂っています。

 

 

しかし、何らかの理由で糖質を普通に摂った時は、用心の為に、その日はプロテインもバターも絶対に摂りません。

 

 

 

その理由は、タンパク質、脂質と、糖質を組み合わせてはいけないからです。

 

 

 

タンパク質や脂質だけなら健康的なのですが、これに糖質を組み合わせると、慢性疾患や死亡率が上がります。

 

 

【脂質+タンパク質】は良くて【糖質+脂質+タンパク質】が良くない理由

 

 

 

このような理由があるので、とにかく糖質を食べた日は、あえてタンパク質と脂質は大量に摂りません。

 

 

 

 

炭水化物は消化に悪く、長い間胃の中に留まります、いつ完全に消化されるかわかりません。

 

 

 

消化されないうちに、バターやプロテインを摂取して、胃の中で混ざったら嫌なのでその日は食べないようにしています。

 

 

そして、もう一つの対策が運動です。

 

 

 

目的は血糖値を下げる事です。

 

 

 

むやみに歩き回ったり、筋トレしたり、とにかく少しでも血糖値を下げる為に何でもいいから運動します。

 

 

 

 

(追記)糖質を食べる人が摂っておいた方が良い栄養素

 

 

 

付き合いで糖質を食べる場合、最も効果的な方法を紹介します。

 

 

簡単に言うと、サプリメントを使って摂取した糖質を代謝し切るようにするのです。チャラにはなりませんが、ダメージを最小限に食い止める事ができる方法です。

 

 

ベジタリアンや糖質を止められない人が、健康の為に摂っておきたい栄養素とは

 

 

 

ちなみに、糖の吸収を抑える薬はリスクがあります。

 

 

糖質の吸収を抑える薬やサプリメントを信用することで生じるリスク

 

 

 

 

 

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私は昔、野菜が中心の食生活をしていたので、ベジタリアンのレシピ本や、動画をよく見ていました(今でも、なんとか肉料理にアレンジできないかなと思って、時々見ています)。

 

 

 

 

そのテクニックは見事で、「植物性の食品だけで、よくここまで多彩な料理ができるな」と関心します。

 

 

 

しかし、

 

 

 

「味覚」や、「食の楽しみ」は多彩なテクニックで誤魔化せても、「植物性食品に足りない栄養素」だけは誤魔化せません。

 

 

 

「動物性食品からしか得られない栄養素」があるのですが、厳格なベジタリアンは、それを「一切摂らない」という事になります。

 

 

 

それで、生きているので、「不思議だなぁ」と思っていたのです。

 

 

 

しかし、調べてみると、そんな厳格なベジタリアンでも、実はわずかの動物性食品を食べていました。

 

 

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食品に含まれている虫がタンパク源

 

 

 

ベジタリアンは、植物は必ず食べます。

 

 

 

この植物にはが付着しているのです。

 

 

 

 

閲覧注意 :ここから先は潔癖症の人や、虫が嫌いな人は読まない方が良いです。神経の太い方のみご覧下さい。

 

 

 

『カラパイア 不思議と謎の大冒険 知らずに食べていることもある。身近な食品の中に潜む10の虫(昆虫注意)』より引用

 

 

 

アメリカでは、食虫の習慣のない一般の人たちでも、知らず知らずのうちに毎年およそ450グラムほどの虫を口にしているという。

 

 

こちらのサイトの情報によると、

 

 

 

1. アザミウマ(缶詰、冷凍野菜など)

 

2. アブラムシ(冷凍野菜)

 

3. ダニ(穀物、冷凍野菜)

 

4. ウジ(マッシュルーム、缶詰 冷凍食品、トマトペーストなど)

 

5. ミバエ(柑橘系のジュース)

 

6. アメリカタバコガ(スイートコーンの缶詰)

 

7. ササゲシギゾウムシ(ササゲやエンドウの缶詰)

 

8. イモムシ、毛虫(冷凍ホウレンソウ、加工食品)

 

9. コクゾウムシ(お米)

 

10. ガイマイデオキスイ(ドライフルーツ)

 

 

 

加工食品でさえ、これらの虫が入っているそうです。

 

 

 

異物混入だと騒いでも、どんなに加工技術が上がっても、これを避けるのは不可能だと思います。

 

 

クリーンな工場で作られたものでこれなら、普通に野菜を買ってきて家で調理している人は、これ以上の「虫付きの野菜」を口にしている可能性があります。

 

 

引用元では、生鮮食品の方が洗えるから良いと書いてありますが、私的には生鮮食品の方が虫ついている気がします。

 

 

 

根菜類なら、皮を剥いて洗えば除去できますが、葉物は微妙です。洗いにくいところがあるからです。

 

 

 

 

私も以前、卵付きの水菜を買った事があります。

 

 

水菜の葉っぱに無数の白い粒粒がついていたのです。

 

 

 

気持ち悪くなって何の卵かネットで調べたのですが、見つかりませんでした。

 

 

 

それは水に浸けたり流したりしたくらいでは落ちなかったので、葉っぱをちぎって捨てました。

 

 

 

たまたま目に留まったところに卵がついていたから気が付いたのであって、もし場所がズレていれば、気付かずに食べていたと思います。

 

 

 

そういう事が2回あって水菜を生で食べられなくなりました。水菜のサラダは好きだったのですが・・・。

 

 

 

1回くらいなら、偶然として見なかったことに出来るのですが、2回目見て常習性を確認すると「また卵があるんじゃないか」と思うようになります。

 

 

 

私はしっかり時間をかけて洗う方です。

 

 

 

しかし、それでも取りきれていないのです。私より大雑把にチャッ、チャッと洗う人は、絶対取りきれていないと思います。

 

 

 

なので、全ての人間が、野菜を通して虫からタンパク質や脂質を摂っていることになります。野菜だけ食べているつもりでもです。

 

 

 

 

『食と文化の謎 /著者:マーヴィン・ハリス/訳:板橋作美』より引用

 

 

しかし、蛋白質としての高品質性と濃縮性は、人類が動物性食物にかくも強くひきつけられることの、単なる栄養上の一理由にすぎず、一番重要な理由というわけではない。

 

 

獣肉、魚肉、鶏肉、乳製品は、また、ヴィタミンA、すべてのB、Eなどのヴィタミン供給源であり、それらを濃密に含有している。

 

 

そして、唯一のヴィタミンB12源であり、これが不足すると悪性貧血や神経失調症、精神障害行動をまねく。

 

 

完全な菜食主義者がヴィタミンB12欠乏症にまったくかからないとしたら、それは、かれらが食べる植物性植物に昆虫の残骸がまじっているか、ある種のコバルト消化バクテリアが入っているからであり、ほかの理由は考えられない。

 

 

インドからイギリスに移住したヒンドゥー教徒菜食主義者が悪性貧血罹患率の増加に悩むのはそのためであると説明できる。

 

 

イギリスでは、殺虫剤を使用し、また果物や野菜をよく洗うので、ヴィタミンB12供給源が一掃されてしまうのだ。

 

 

菜食主義者は、また、くる病、つまりヴィタミンD欠乏によっておきる骨格変形の病気にかかりやすい。

 

 

ふつうは、皮膚にふりそそぐ日光の活動によって、ヴィタミンDを十分に得られる。

 

 

しかし、高緯度で冬が長く、霧がかかったり曇の日が多いところでは、食事中のヴィタミンDが決定的な役割をはたしており、動物性食品、とくに卵、魚、レバーは最善の供給源である。

 

 

動物性食物は、また、一日にふつう必要とされる量を十分にまかなえるだけのヴィタミンCも含有している。

 

 

エスキモーは、動物の肉と骨髄を豊富にとることによって、完全に肉だけの食事でありながら、壊血病その他のヴィタミンC欠乏症にほとんどかかることなく、きわめて良好な健康状態を維持していた。(最近では、外部のひとたちとの接触によって、甘いものや澱粉をとるようになった結果、エスキモーの健康と食事は悪くなっている)。

 

 

(36p~37p)

 

 

1988年の古い本です。

 

 

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昆虫食は珍しくない

 

 

 

野菜を虫ごと食べるのは、「厳格なベジタリアン」に限った話ではありません。

 

 

 

「昔の日本人」は、肉の摂取量が今よりも少なかったですが、「どこから動物性食品の栄養素を摂っていたか」というと、やはり「虫」でしょう(獣や魚も含め)。

 

 

 

「昔の人」は、「今の人」みたいに神経質じゃありませんから、今以上に野菜に付着した虫を食べていたと思います。

 

 

 

以前、知人の経営する喫茶店のカウンターで、「ブロッコリーやカリフラワーは、中に虫が入っているかもしれないから嫌いだ」と話していたら、後ろのテーブルに座っていた知らないおじいさんに「虫がついているような野菜じゃないとダメだ、少々食べても大丈夫だ」と怒られた事があります。

 

 

まるで、普通に虫を食べているかのような発言です。

 

 

 

テレビをつけたら、除菌殺菌という言葉が、必ずと言っていいほど聞こえてきます。

 

 

 

現代の日本人は、昔の人に比べて潔癖症です。虫に対する免疫もありません。

 

 

 

動物性食品を避けるのは難しい

 

 

 

ベジタリアンは動物性食品を摂っていない、昔の日本人は動物性の食品をほとんど摂らなかった

 

 

・・・ように見えても

 

 

 

本人に「動物性食品(虫)を食べた」という自覚があろうとなかろうと、「野菜に付着した虫」からタンパク質・脂質を摂取している可能性は十分あります。

 

 

 

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「和食はヘルシー」と言われているので、欧米化する前の純粋な和食を有難がる人は多いです。

 

 

 

昔ながらの和食

 

 

 

・・・というイントロは、とても耳障りが良く、牧歌的で健康的なイメージです。

 

 

 

しかし、イメージだけで物事を判断するのは軽率です。実態をみなければいけません。

 

 

 

確かに「昔の日本人」は、粗食であるにも関わらず、現代人がとても真似出来ないような重労働をしていました。

 

 

その部分だけにフォーカスを当てると、確かに凄いですし、「彼らの食事である粗食に、パワーの秘密がある」と考えたくなるのは分からないでもないです。

 

 

 

しかし、もう1つの事実である「昔の日本人は寿命が短かった」という事を無視してはいけないと思うのです。

 

 

 

もし、昔の人が本当に短命だったなら、果たしてそれは、我々現代人の目指すべき姿でしょうか。

 

 

それとも、「昔ながらの和食を真似して食べる人達」は、「重労働ができるけど短命な、昔の人のような人生」に憧れているのでしょうか。

 

 

 

・・・決してそんな事はないはずです。

 

 

 

「和食をヘルシーだと思って、真似して食べる人達」は、前者の「昔の日本人は、重労働に耐えられる強靭な体力があった」という部分だけを見て、後者の「寿命が短い」という部分が見えていないのです。

 

 

また、見えないように誘導されているのです。

 

 

そうでもなければ、好き好んで、短命になるような食事はしません。

 

 

ハッキリ言って、一般的な現代人にとって、「生きていくのに困らないだけの体力があれば、健康で長生きできる人生」の方が価値があると思います。

 

 

和食ファンには悪いですが、昔ながらの和食、そして、それを食べていた日本人は、「健康で長生きを目的とする人」の目指す方向ではありません。

 

 

「和食はヘルシー」という説は、信憑性に欠けるものばかりだからです。

 

 

本記事では、何故、昔ながらの和食が良くないのか、そして、それを食べていた人の健康状態がどうだったのか・・・についてお話します。

 

 

 

和食は健康によくないと語っているのであって、味がよくないという意味ではありません。

 

 

 

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和食のイメージと現実

 

 

あなたがもし、病気になりたくない、いつまでも若くいたい、長生きしたいと思うのであれば、「昔ながらの日本食」を目指してはいけません。

 

 

和食は「ヘルシー」ではないからです。

 

 

栄養的にみると、実は糖質過多、タンパク質不足、脂質不足なので、健康を損ねたり、短命になる食事です。

 

 

「昔ながらの日本食を食べる習慣」がある人は、「健康にならない道を歩んでいる」と、自覚した方がいいです。

 

 

自覚さえあれば、その気になった時に何時でも方向転換できるからです。

 

 

知らなければ「おかしいな、おかしいな」と思いながら、そのまま突き進んでしまいます。

 

 

何故私が、和食をここまで悪く言うのかというと、私自信、ほんの少し前まで、「和食を始めとした植物性中心の食事こそ、人間の体を健康にする」と考えていて、その通り実践して、長年体がとても弱かったからです。

 

 

「植物性食品を増やし、動物性食品を増やす」という、人間の食性と間逆の事をしていたのですから、弱るのは当たり前です。

 

 

 

 

 

 

しかし、「和食はヘルシーだ」と思っていた当時の私は、「不健康になる道」を歩んでいる自覚はなく、「健康的な食事をしている」と思っていました。

 

 

だから、「健康にならないな、おかしいな」と思いながら、方向転換する事はありませんでした。

 

 

 

 

健康に気をつける人が不健康になる

 

 

「健康に気をつけよう」と思った人が行き着くのは、ほとんどの場合、「和食」です。

 

 

 

  • 和食は無形文化財

 

  • 世界が認めた和食

 

  • 健康的な和食

 

 

 

・・・等の、和食の良いイメージだけを植えつけられている為、糖質過多、タンパク質不足、脂質不足・・・という「和食の栄養的な欠点」を見ようとしません。

 

 

しかも、和食とは素材の味を生かすどころか、砂糖などの調味料無しでは、味が成り立たない料理なのです。

 

 

和食は素材の味を生かした料理だという嘘と、日本人が不健康な白米を止められないワケ

 

 

 

私は糖質制限を始めてから、「調味料を極端に減らした和食」を何度も作ってみました。

 

 

 

しかし、どう頑張っても、「肉じゃが」、「筑前煮」、「ほうれん草の胡麻和え」・・・等、お馴染みの味にはなりませんでした。

 

 

調味料がなければ、素材の味はします。しかし、それぞれの「料理名の味」はしませんでした。

 

 

改めて「美味い美味いと思って食べていたあれは、実は調味料の味だったんだな」と思い知らされました。

 

 

「和食は素材の味を生かした調理法」と言われているのに、ぜんぜん素材の味じゃありません。「言われている事」と「実態」が違うわけです。

 

 

酷い嘘です。

 

 

なので、栄養面で嘘が多かったとしても不思議ではありません。

 

 

 

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食の欧米化にはメリットがあった

 

 

「昔ながらの和食」は良いイメージで語られることが多いです。

 

 

 

その一方で、「食の欧米化」はよく悪者にされます。

 

 

しかし、「食の欧米化」にはメリットもありました。

 

 

 

周知の事実ですが、タンパク質不足や、脂質不足が解消されて、寿命が延びたのです。

 

 

 

寿命だけではありません。

 

 

昔の日本の子供は栄養不足だったのですが、それも解消したのです。

 

 

 

 

ここで、メリットとデメリットを整理します。

 

 

 

    • メリット:タンパク質、脂質不足が解消され、体格が良くなったり、寿命が延びた

 

  • デメリット:【糖質まみれの日本食 + タンパク質、脂質が豊富な欧米の食品】で病気のリスクが上がった

 

 

 

デメリットの【糖質 + タンパク質、脂質】の組み合わせが、どうして好ましくないのかについては、以前記事を書きましたので、こちらをご覧下さい。

 

【脂質+タンパク質】は良くて【糖質+脂質+タンパク質】が良くない理由

 

 

 

次は、昔の子供、それも昭和の子供達がどう栄養不足だったのかについてお話します。

 

 

 

 

昔の子供は健康的だったという話

 

 

あなたは「今の子供は、アレルギーや喘息などで弱っているが、昔の子はそんなことなく元気で、外を走り回っていた」・・・といった話を聞いた事がありませんか。

 

 

実際に聞くこともありますし、粗食を推す、料理本や健康の本を読むと、たいていこのような話が書いてあります。

 

 

このような話を見聞きすると、「現代の若い人は粗悪なものを食べているから体が弱っていて、反対に、昔の人は食事が良かったから元気だったんだ」と思わされてしまいます。

 

 

しかし、調べてみると、昔の子供達もしっかりと栄養不足の症状が出ていました。

 

 

決して健康体ではありません。

 

 

 

過去の事は検証しずらいですから、なんとでも言えるわけです。

 

 

 

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昔の子供は感染症にかかりやすかった

 

 

「昭和初期の子供達が不健康だ」などと言うと、俄かには信じられないでしょう。

 

 

実は、元気そうに見えるだけで、昔の子供は感染症にかかりやすい体質だったのです。

 

 

喘息やアレルギーになる現代人と、「病気の種類」が違うだけで、昔の子供も不健康には変わりありません。

 

 

現代の子供達にはほとんど見られませんが、昔の子供達の多くは、青い鼻水をたらしていました。

 

 

これはタンパク質が不足している事が原因だそうです。

 

 

つまり、青い鼻水をたらした子が多い=タンパク質不足の子が多い ということになります。

 

 

「昔ながらの日本食」が健康的で理想的なら、このような子供は存在しなかったはずです。

 

 

しかし、そんなに遠くない昔、日本中にそういう子供が多くいました。

 

 

では、何故栄養不足でそのような症状になるのか、根拠が以下になります。

 

 

『三好耳鼻咽喉科クリニック』より引用

 

 

A:あれはつまり蓄膿症という慢性副鼻腔炎

 

 

私自身が子どもの頃には、世の中には鼻垂れ小僧さんがいっぱいいました。

 

 

青っぱなを見事に垂らして、いつもそれを啜り上げているだけでなく袖で擦り取ろうとするものですから、仕舞には袖がテカテカに光ってしまったりして。昔は子どもでも黒い学生服を着ていたものですから、ことに袖がてかり易かったような気がします。

 

 

そう言えば最近は見なくなりましたが、子どもが昼寝をしていると必ず鼻提灯を膨らませたりする光景が、誇張ではなく日本中至る所で見られました。

 

 

あれはつまり蓄膿症と呼ばれた慢性副鼻腔炎で、鼻の脇にある骨の空洞に膿が貯留して鼻の外まではみ出す、それがあの懐かしい青っぱなだったのです。

 

 

蓄膿症に限りません。当時は明らかに感染症が多くて、乳児死亡率も決して低くなかったのです。

 

 

このような感染症は現在では激減し、代わりに花粉症などアレルギー疾患が、ものすごく増えました。

 

これは衛生環境が劇的に改善し、感染する機会が極端に減ったことと、1970年前後から日本人の動物性蛋白質と動物性脂肪の摂取量が多くなり、免疫能力が高まったためと考えられています。

 

 

その背景ですが、免疫細胞に感染症を担当するTh1と呼ばれるタイプと、アレルギーに関与するTh2とが存在し、Th1の勢いが強い感染状態ではTh2が抑えられ、逆にTh2の強いアレルギー状態ではTh1の勢いが弱い、そんな状況のあることが動物実験で証明されています。人間ではその原理が、蓄膿症が減少と花粉症の増加として表われているものと思われます。

 

 

「当時は感染症が多かった事」、そして、「動物性蛋白質と、脂質の摂取量が増えた事で免疫能力が高まった事」が書かれてあります。

 

 

 

また、以下のサイトも参考になります。

 

 

『鼻水を止める!青っ洟は白血球の死骸です』より引用

 

 

寒い冬に子供たちが垂らしていた青っ洟の正体は、実は白血球の死骸、膿なのです。なぜ白血球の死骸が鼻水の中にたくさん出ていたのでしょうか。

 

 

ふつう風邪の原因となる何種類かのウィルスが鼻粘膜に侵入すると鼻粘膜では血管拡張と炎症反応が起こります。炎症を起こした場所では血管が拡張し、血管壁の透過性が亢進するため血液の水成分が漏れ出てきます。これがいわゆる水っ洟で、風邪の初期やアレルギー性鼻炎、花粉症でみられるタイプの鼻水です。

 

 

ウィルスに感染すると、鼻粘膜の抵抗力が落ちるため細菌感染にもかかりやすくなります。

 

 

さらに鼻水自体タンパク質に富んでいることもあり細菌の増殖が起こります。そうすると細菌や炎症反応ための白血球の死骸、鼻粘膜の一部などが混り、鼻水の色が黄色から膿のような緑色の青っ洟に変化していきます。

 

 

昔は免疫抗体の原料であるタンパク質の摂取が不足していたために白血球にはウィルスを殺す力があまりありませんでした。白血球を作って送り込んでも送り込んでも、ウィルスを退治する事が出来ません。他に方法がなく無駄に大量生産されて青い鼻水になったのです。

 

 

そのころの子供は、成長期でもありタンパク質が不足する事が多く、白血球が無駄にたくさん作られて青っ洟と呼ばれる、緑色の鼻水が大量に分泌されていました。ですから栄養状態の良かった裕福な家庭の子供には青っ洟は少なかったようです。

 

 

最近の子供も栄養状態が良いので青っ洟を見かけなくなりました。もう今では青っ洟に会える時と言えば、感染系の鼻水の色の変化で一番最後になる鼻水としてでしょう。

 

 

水溶性の鼻水から粘性の鼻水へ、粘性の鼻水から白濁の鼻水へ

 

白濁の鼻水から黄濁の鼻水へ、黄濁の鼻水から緑濁の鼻水(青っ洟)という順に悪化していきます。

 

 

治る時は逆の順序で治っていきます。

 

 

 

ここで言う「栄養状態が良い」は、「タンパク質が摂れている」事を意味します。

 

 

つまり、タンパク質が不足している、昔の裕福ではない子供達はこういう事になります。

 

 

 

タンパク質の不足 = 免疫抗体の原料の不足 → 弱い白血球

 

 

 

白血球は血液中にあります。

 

 

 

 

 

役割は体の中のお巡りさんですから、それが弱いと話になりません。

 

 

このような理由から、昔の子供は感染症に弱かったのです。

 

 

ちなみに、身体が感染症に弱くなる原因は、「タンパク質、脂質不足」の他に、「糖質の過剰摂取」があります。

 

 

糖質による、「高血糖」と、「糖化」は、免疫機能を弱らせるので、感染症に弱くなります。

 

 

血糖値が120を越えると、免疫機能が75%低下します。

 

 

人間の身体に必要な糖質量を血糖値の視点から分かりやすく説明してみた

 

 

 

糖質をたくさん食べて、それが余ると、体のタンパク質と反応して細胞が変性します。これを「糖化」というのですが、免疫細胞もタンパク質でできているので劣化します。

 

インフルエンザ等の感染症の予防は食事が重要です。免疫力を弱らせる食品とは

 

 

 

もし、「今の子供に比べて、昔の子供は元気だった」と、したり顔で言う人がいたら、その時代、鼻たらした子はいなかったかを聞いてみましょう。絶対普通にいたはずですから。

 

 

そういう子がいたということは、昔の子供は実は元気ではなかったのです。

 

 

「感染症にかかりやすい子供が多い時代でもあり、健康な子供が多い時代でもあった」・・・なんてチグハグな事はありえません。

 

 

 

感染症が蔓延する時点で、健康ではないのです。

 

 

 

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昭和の子供が現代の子供より強そうに見える理由とは

 

 

現代の子も不健康ですが、昔の人も、違う種類の不健康でした。

 

 

しかし、昔の子供は元気そうなイメージです。昔の人の話を聞いていると、野生的なたくましさがあります。

 

 

ただ、

 

 

どちらかと言うと、昔の人の元気は、「健康」ではなく「気合」というやつです。

 

 

 

「免疫力が弱い、気合の入った子供」が多かっただけです。

 

 

 

それを、さも「健康な人々で溢れていた」ように見せかけるのはどうなのでしょうか。

 

 

昔の子供達は常に外で遊んでいたが、今の子供達は部屋にこもりっきりで元気がない。それは食事が悪いから・・・等と言ったりするわけです。

 

 

 

これも酷い話です。

 

 

 

栄養と関係ありません。

 

 

 

今の子供は「不健康だから部屋にこもりっきり」、「ゲームがやりたいから部屋にこもりっきり」になっているわけではないと思います。

 

 

おそらくでしょう。

 

 

外で遊びたくても、遊べる場がどんどん縮小されていった結果、部屋しか遊ぶ所がなくなっただけだと思います。以下を読んでもらったら分かりますが、現代は公園で遊ぶのも難しいようです。

 

NAVER【何すりゃいいの?】最近、公園の『禁止事項』が厳しすぎる・・・

 

 

 

これらを禁止した大人達は、子供時代に、野球をして窓ガラスを割ったり、鳩を飼ったり、ウナギとったり、よその庭に生えてる柿をとったり・・・やりたい放題やっていたわけです。

 

 

 

で、大人になってルールを作りまくり「最近の子供は家にこもって、けしからん」等とのたまうわけです。

 

 

なので、「子供が外に行かないから元気がない」と言う話もまた、真に受けない方がいいでしょう。

 

 

以上、総合的に判断すると、現代の子供が特別不健康かというとそうでもなく、

 

 

過去の子供も不健康なので、わざわざ彼らがしていた食事を真似する必要はないと思います。

 

 

両方不健康、どっちもどっちです。

 

 

 

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正月に太る原因は糖質です。おせち料理に使用される砂糖は約1kg

 

「和食は素材の味を生かした料理」・・・等と言われています。

 

 

しかし、ハッキリ言って、和食は「素材の味」ではなく、「調味料の味」です。特に、「砂糖」や「みりん」といった、甘味料の量が多すぎます。

 

 

今回は、その和食の中でも、最も糖質が多く味付けの濃い「おせち料理」に焦点を当ててお話したいと思います。

 

 

ちなみに、人が太る原因は「糖質」です。

 

 

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お重の砂糖は1kg

 

まず「和食はヘルシーだ」と思っている人の目を覚ます、強烈な記事をご紹介します。

 

これによると、おせち料理に使われる砂糖の量は約1kgだそうです。

 

 

『独立行政法人 農畜産業振興機構 おせち料理と砂糖』より引用

 

 

 おせち料理は、お重の前に祝肴をいただき、初の重、二の重、三の重、与の重と続きます。

 

 

祝い肴には田作り、数の子、黒豆をいただきます。田作りには五穀豊穣、数の子には子孫繁栄、黒豆には豆々しく元気を意味しており縁起をかついだ料理です。

 

 

初の重には紅白かまぼこ、伊達巻、梅花かん・牛乳かん、栗きんとん、きんかんの甘煮、たたきごぼうを詰めます。初の重には甘味のものが多いのでほかの濃い味の料理をすっきりさせてくれます。

 

 

二の重には冷めてもおいしい焼き物として鶏肉のみそ松風焼き、さわらの西京焼き、小鯛の南蛮漬け、いかのウニ焼き、あんずの甘煮を詰めます。

 

 

三の重には煮物を詰めます。富貴寄せのように縁起のよい切り方をした材料を各々煮て合わせる方法と大切りにした野菜を煮えにくい順に鍋に加えて一緒に煮しめていくお煮しめの方法があります。お煮しめは素朴な煮物ですが、家族が仲良く一緒に結ばれるようにという祝いの心がこめられているのです。

 

 

与の重には酢の物を詰めます。ナマコの粕漬け、ヒラメの昆布巻き、新巻鮭のかぶ巻き、さらに、なます、炒めなます、菊花かぶなど生野菜を取るようにします。

 

 

このように4つのお重に詰められた食品や調理をみると、栄養バランスだけでなく、甘・辛・酸など味のバランスも良いということに気づきます。改めておせち料理が素晴らしい日本の伝統的食文化であることに驚かされます。

 

 

以下の部分に注目して下さい。

 

 

>このように4つのお重に詰められた食品や調理をみると、栄養バランスだけでなく、甘・辛・酸など味のバランスも良いということに気づきます。改めておせち料理が素晴らしい日本の伝統的食文化であることに驚かされます。

 

 

・・・だそうです。

 

 

では、「栄養バランス」がどのように良いのか、その内訳を見てみましょう。

 

 

おせち料理に使われる砂糖の量は?

 

おせち料理で砂糖を使わない料理はありません。

 

おせち料理のレシピより、砂糖の使用量をみてみると、田作り30g、黒豆150g、伊達巻30g、梅花かん・牛乳かん200g、栗きんとん200g、きんかんの甘煮60g、たたきごぼう20g、鶏肉のみそ松風焼き15g、小鯛の南蛮漬け60g、あんずの甘煮50g、富貴寄せ50g、新巻鮭のかぶ巻き15g、なます40g、炒めなます40g、菊花かぶ15gと合計約1000gの砂糖が使用されています。

 

これでも昔のおせち料理のレシピに比べると砂糖の量は少なくなっていますが、1年のうちで最も砂糖を利用しているといえるでしょう。

 

 

これを「栄養バランスが良い」と言うそうです・・・凄い感覚です。

 

 

どこからどう見ても糖質過多でしょう。

 

 

ここまで多いと、健康面だけではなく、味にも問題がでてきます。

 

 

和食が好きな人でも「おせち料理は美味しくない」という人は結構いますが、これだけ甘かったら美味しくないのも無理はありません。

 

というか、不味いと思うのが正常な感覚です。

 

 

一応、上に示された1kgは、あくまで重箱の中に入った料理の砂糖です。

 

 

店で買ったのならともかく、家庭で作った場合、お重の中に入りきらなかった料理が、タッパーの中にあったりしますから、総使用量は、これより多いと思った方がいいでしょう。

 

 

おせち料理を作った事がある人は、この話を聞いても驚かないかもしれませんが、作られた事がない人は、砂糖1kgという数字は信じられないかもしれません。

 

 

なので、「黒豆」を例に、一品にどれくらい砂糖を使っているのか見てみましょう。

 

 

 

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甘い黒豆に含まれている砂糖の量

 

 

先に紹介した記事では、黒豆に対して砂糖150g・・・と、控えめになっていますが、現実はこんなもんじゃありません。

 

 

 

豆と砂糖の割合に注目したら、いかにとんでもない量の砂糖を使っているのかが分かります。

 

 

以下のサイトに「黒豆のレシピ」がたくさん載っているので、「豆に対して、砂糖をどれぐらい使っているか」をまとめてみました。

 

 

cook-list

 

・黒豆 … 250g
・砂糖 … 250g

 

 

・黒豆 (乾) カップ1(150g)
・砂糖 大さじ4+大さじ4

 

 

・黒豆 (乾)300g
・砂糖   600g

 

 

・黒豆 (乾)カップ2(約300g)
・白ざらめカップ2~2+1/2

 

 

・黒豆…200g
・砂糖…200g

 

 

・黒豆 (乾)300g
・グラニュー糖カップ2+1/2

 

 

・黒豆…1袋(250g)
・砂糖…180~200g

 

 

 

お菓子か。「黒豆」ではなく「黒飴」です。

 

 

比較として、以下のサイトで「ケーキの砂糖の量」を見てみましたが、こちらのケーキがかわいく見えます。

 

買うよりも手作りでしょ! ショートケーキのレシピまとめ

 

 

ちなみに、1カップとは200mlで、大さじ1は15gです。料理人によって割合は様々ですが、黒豆はどれも砂糖を多く使っています。

 

というか、このぐらい使わないとあの黒豆の味はでないのです。

 

よく料理自慢の人が「甘さ控えめ」と言って、黒豆を食べさせてくれるのですが、「甘さ控えめと」いうのは大嘘です。

 

悪いですが、大して控えていません。

 

何故そう言いきれるのかと言うと、私も作っていたからです。

 

 

 

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本当に甘さ控えめの黒豆を作ったら大失敗

 

これは始めて黒豆を作った時の話です。

 

計量器で砂糖を測ろうとレシピ本を開いた時、あまりの砂糖の量に我が目を疑いました。

 

確か黒豆が300gに対し、砂糖が250gだったと思います。

 

「この本が間違っているのかもしれない」と思って、クックパッドや他の本で確認したのですが、砂糖の量はどれも似たり寄ったり...。

 

信じられませんでしたが、「黒豆には砂糖をこれだけ入れろ」と、レシピが言っているのです。

 

当時は糖質制限はしていなかったので、今程「糖質の害」の知識はありませんでしたが、さすがにこの量の砂糖はヤバイと思いました。

 

でも、「書いてあるからやるしかない」と思って、計量を始めました。

 

ボールに砂糖を入れても入れても250gに到達しません。

 

一時期、ケーキ屋に勤めていたので、250g程度の砂糖の計量は見慣れていましたが、お菓子ではなく、料理に使うという認識なので、とんでもない量に感じました。

 

砂糖が250gに達した時、ボールの中は砂糖山盛りで、それを見て恐ろしくなりました。

 

いや、やっぱりこれはないだろう...。

 

そう思って、100g程、砂糖の袋に返しました。それでも150gもあるので、多い気がします。

 

 

しかし、レシピ本からすると、少ないわけす。また考えます。

 

ここまで減らしたら不味いかな...。

 

今度は少し増やして200gにしてみます。レシピよりは少ないですが、200という数字がヤバイわけです。

 

いや、もうちょっと減らした方が...。

 

 

 

・・・このような感じで、計量を始めてから15分ぐらい、砂糖をボールに入れたり、戻したりして散々悩みました。

 

 

最終的に、黒豆300gに対して、砂糖は150gにしました。豆に対して砂糖半分で落ち着いたわけです。

 

 

すると、どうなったと思いますか?

 

 

とんでもなく不味い黒豆になりました。一応言っておきますが、砂糖の量以外は何もいじっていません。

 

 

150gも砂糖を使っているわけですが、甘さを感じないのです。

 

ではないですが、「黒豆=甘い」と、脳にインプットされているので、そのイメージの甘さに達しないと、甘さを感じないのです。

 

砂糖を控えた黒豆は完全に別の料理でした。

 

おそらく、おせちの黒豆を食べた事のない外国人に、「普通の豆料理」として食べさせたら、そんなに不味くはないと思いますが、日本人の感覚で「黒豆だ」と思って食べると不味いです。

 

砂糖をたった100g減らしただけでこのザマです。本当に甘さ控えめにしたらこうなります。

 

「黒豆の美味しさ」というのは砂糖の味なのです。

 

だから、「甘さ控えめ」と言われた黒豆を食べて、もし美味しかったら、それは砂糖を大して控えていないということです。

 

で、この話には続きがあります。

 

「黒豆は砂糖を減らしたらいけない」という事を学習した私は、翌年、砂糖の代わりに人口甘味料を使いました。「人工甘味料なら糖質0だから」と、250g投入しました。

 

 

で、どうなったかと言うと、

 

今度は、甘すぎて不味い。

 

 

舌にしつこく残る甘さです。

 

それもそのはず、人工甘味料の甘さは砂糖の数倍です。その事を知らなかった私は、砂糖の数倍の甘さをもつ人工甘味料を250g投入しました。

 

一応言っておくと、人工甘味料は甘すぎる事も問題ですが、健康上よろしくないので、この方法はオススメしません。

 

 

 

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室町時代の黒豆

 

「昔のおせち料理の方が砂糖が多かった」という意見がある一方で、こんな話もあります。

 

砂糖をたくさん使う黒豆ですが、以下の説によると、昔は砂糖を使っていなかったみたいです。

 

ということは、今と全く違う味の料理でしょう。

 

 

『IN YOU 糖質オフ!混ぜるだけで簡単おいしい「黒豆でつくる和フムス」の作り方【ヴィーガン・レシピ】』より引用

 

実はおせち料理として黒豆を食べる習慣は古くからあり、室町時代に食べられていた「座禅豆」という料理が起源と言われています。

 

当時は砂糖がなかなか手に入らなかったため、黒豆とこんにゃくを一緒に炊き合わせていたそうです。

 

室町時代には砂糖が手に入らないという理由で入れていなかったわけですが、砂糖を使わない調理法は健康のことを考えると理に適っていますね。砂糖が簡単に手に入る現代でも見習いたいところ。

 

 

 

 

(追記)昭和のおせち料理も甘くなかった

 

 

昭和の初めは砂糖が貴重だったそうで、和食でも今のように砂糖は使われていなかったという意見もありますので紹介します。

 

 

『失われし食と日本人の尊厳 / 著者:弓田亨』より引用

 

 

《以前は料理と砂糖の間には一線があった》

 

私が子供の頃、日々の家庭料理にはほとんど砂糖は入っておらず、甘くありませんでした。

 

正月の料理にも黒豆ときんとん以外は砂糖は加えられていなかったと思います。

 

戦後それほど経っていない頃だったので、砂糖はまだ貴重品でした。

 

お歳暮には上白糖がよく使われましたが、もらっても使わずに、それをそのままよその家にお歳暮として回すことも多々ありました。

 

甘いお菓子といえば、本当にたまのまんじゅうくらいだったので、甘いものに対する憧れが誰にでもありました。

 

合津では法事で、干しだら(棒鱈)をたっぷりの砂糖で煮た「甘露煮」が必ず作られました。多くの人が集まる折りに、わざわざ遠いところから来て頂いた感謝の意味で、甘いものをふるまうことが最上のもてなしだったのでしょう。

 

(277p~278p)

 

 

 

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(追記)砂糖を控えたおせち料理

 

 

「砂糖の量を減らした黒豆を作ったら不味かった」というお話をしましたが、同じような事を、弓田氏がされていましたので紹介します。

 

手の掛け方は、私のような素人と違い徹底していますが、それでも砂糖抜きだと美味しくできないようです。

 

 

『失われし食と日本人の尊厳 / 著者:弓田亨』より引用

 

 

糖尿病の家族をかかえる家庭でも、そして病院の病人食であっても味わいの乏しい薄ら甘いだけの食事が出てきます。

 

特に正月のおせち料理は砂糖の固まりのように甘く、わざわざ「正月太り比べ」のために作られたかのようです。すべてがどぎつい甘さに漬かり、すべてが不自然なのです。

 

この様な料理が体を傷つけないわけがありません。

 

そうだ、私が子供の頃そうであったように、砂糖を少しも使わない料理を作ろう。まず初めにおせち料理から作り直そう、そう思いました。

 

フランス菓子・料理教室長である椎名との試作が始まりました。

 

彼女は短大の家政科を卒業後、日本料理教室の助手などをし、当時高名な先生の講習会にたびたび参加するなど、和食にはかなりの経験と知識がある頼れるパートナーであり、彼女と共に考えていけば、砂糖なしの料理もきっと確立できると考えていました。

 

まずそれまで椎名が作ってきた、砂糖をたっぷり使った料理から、とりあえず砂糖を完全に抜き、鰹節を多めにして、濃い目の一番出汁を作りました。しかし私の舌が納得する味が出ません。

 

次は鰹節にさば節を加え出汁を取りました。でも駄目です。

 

下茹でする時にも野菜の旨味を逃さないようにできるだけ、ヒタヒタの水で煮るなど気を配りました。筍などの切り方を変えたり、煮方を変えたり様々のことをしました。

 

また鶏肉も地鶏のしっかりした味のものを探しました。

 

昆布巻きの昆布もいくつかの産地のものを使ってみました。

 

でもどんなに工夫をしても、砂糖を抜いてしまうとまったく味が成り立たないのです。

 

私はパティスリーを開店した当初から、正月は必ず会津の雑煮を作り、皆に食べてもらっていました。少しの飾り気もない、鶏肉と大根と里芋の本当に朴訥な味わいの田舎雑煮でした。

 

初めの頃は皆喜んで食べてくれましたし、確かにとてもおいしかった。

 

前述のりんごやいちじくでの経験から4、5年後の頃からだと思いますが、少しもおいしくなくなっていったのです。どうもおかしいと思いながら、毎年少しずつ工夫しますが、次第に以前の味わいはさらに消えていきました。

 

この新たな試作でいくつかの違う方法をとり入れて作りましたが、まったく駄目でした。身も心も完全に打ち砕かれた第1回目の試作でした。

 

正月も過ぎるともう何の気力も残っていません。おせち料理の試作はここで一旦中断となりました。

 

後日談ですが、椎名は本当は仕方なく付き合っていたようです。

 

「どうして砂糖を使ってはいけないんだ。必要だから今の今まで日本では料理に砂糖を加えてきたんだ。こんな試作に何の意味があるんだ」と考えていたようです。

 

それは無理もありません。今まで自分がずっと慣れ親しみ生きてきた世界を、私に完全に否定されるのですから。

 

(286p~287p)

 

 

 

「和食は素材の味を生かした料理」と言われていますが、

 

調味料を抜いて、素材の味を生かしたら味が成り立たなくなるのです。

 

 

 

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砂糖以外の糖質

 

 

砂糖の話をしたので、付け加えておかなければならない事があります。

 

おせち料理の重箱に、砂糖を約1kg使う事にショックを受けられたかもしれません。

 

そして、美味しい黒豆を作るには、黒豆と同じぐらいの重さの砂糖が必要な事にも驚かれたかもしれません。

 

しかし、加えられている「砂糖」だけにビックリしないで欲しいのです。

 

それは糖質の氷山の一角に過ぎないからです。

 

糖質は砂糖だけではなく、普段食べている穀物や野菜、果物にも大量に含まれています。

 

 

だから、「砂糖の害」を語るなら、「砂糖を含めた糖質の害」を語る必要があります。

 

 

私は現在、糖質量1日10g以下の糖質制限をしているのですが、それ以前は、多い時、一日で約230g~260gもの糖質を摂っていました。

 

ご飯や野菜、間食の糖質量を測ったらこの数字になります。つまり4日で砂糖約一袋、1kgです。

 

 

 

ここまでではなくとも、糖質の多い和食を好まれる方は、一日糖質150g~200gは普通に摂られていると思います。

 

 

で、大事なのはここです。

 

「砂糖から260gの糖質を摂る」のと、「ご飯や野菜から糖質260g摂る」のは、姿が違うだけで本質的には全く一緒です

 

砂糖だけが悪者ではありません。

 

だから砂糖などの調味料を控えれば万事解決・・・ではないのです。

 

味を薄くしても、穀物や野菜の食材には元々多くの糖質がある事を忘れないで下さい。

 

そして、穀物や野菜が中心になりがちな和食は糖質過多になる食事です。

 

 

 

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糖質の多い食事

 

 

ここからは、和食のような「糖質の多い食事」を摂る事による、健康上の問題についてお話します。

 

正月に太ることとも関係があります。

 

私は以前、「和食のどこが素材を生かした料理なんだ」という記事を書きました。

 

和食は素材の味を生かした料理だという嘘と、日本人が不健康な白米を止められないワケ

 

 

日本人は「ご飯を中心におかずを食べる」というスタイルの食事をします。だから、そのおかずも、味は濃く、ご飯に合うように設計されています。

 

おせち料理は極端ですが、普段食べている和食も、かなり調味料が使われているので、これらを食べている人は糖質を過剰摂取している事になります。

 

 

ご飯の糖質 + おかず(素材の糖質+調味料の糖質)

 

 

でも、多くの人は「糖質の害」を過小評価しているので、それだけの糖質を摂っても、「何も問題が起きていない」と錯覚しています。

 

しかし、ハッキリ言って、糖質は慢性疾患の原因になります。

 

糖質の多い和食を食べている人がそれに気が付いていない・・・のは問題です。

 

誤解のないように言っておくと、私は「日本の料理が、他の国の料理に比べて悪い」と言いたいのではありません。

 

世界は広いので、和食以外にも、「調味料たっぷりの外国料理」はあるでしょう。

 

 

私が言いたいのは、「和食は調味料たっぷりで糖質過多なのにも関わらず、「ヘルシー」と定義付けられるのは、問題ではないのか」という事です。

 

 

その概念により、多くの人が、問題大ありの和食を「ヘルシー」だと思って食べています。人によっては健康の為に、あえて和食を意識して作るのではないでしょうか。

 

 

和食を食べると、ご飯や根菜を多く摂ってしまうので、かなり血糖値が上がります。ヘルシーとは程遠いのです。

 

 

次は糖質で不健康になる根拠を紹介します。

 

 

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疾患と糖質の関係

 

 

私は糖質の過剰摂取で体を弱らせてしまったので、「糖質の害をもっと多くの人に認識してもらいたい」と思っています。

 

 

 

そこで、「糖質を摂りすぎると、何が悪いのか、どうなるのか」について、具体例を挙げておきます。

 

 

 

 

 

糖質は肥満の原因になる

 

 

【脂質+タンパク質】は良くて【糖質+脂質+タンパク質】が良くない理由

 

経験上、脂質は悪くない。太った原因はただの勘違いだった

 

本当は怖いいくら甘い物を食べても太らない体質と、後で払う肥満以上の大きな代償

 

 

 

 

糖質はタンパク質と結びついて細胞を劣化させる

 

 

糖質は余ると、体のタンパク質と結びついて「糖化反応」します。糖化によって体は細胞レベルで弱っていきます。

 

糖化反応(メイラード反応)について分かりやすく説明してみた

 

 

 

胃が糖化すると、肉や脂が食べられなくなります。

 

肉を食べると胃が気持ち悪くなるが、野菜や穀物や甘い物はいくらでも食べられる理由とは

 

 

 

 

 

糖質は癌の原因になる

 

 

 

糖質は細胞が癌化する原因にもなります。癌家系の方は以下の記事に目を通しておいた方がいいかもしれません。

 

 

余命わずかの末期癌患者が退院できたのは病院での栄養療法のおかげだった!

 

癌細胞と癌家系について分かりやすく説明してみた

 

【注意】癌の本質を理解していないと症状が悪化する治療法を選択します

 

 

 

 

糖質は高血圧の原因になる

 

 

糖質は「血糖値」だけではなく「血圧」も上げます。

 

血圧と、本態性高血圧の原因について分かりやすく説明してみた

 

 

 

 

糖質は動脈硬化の原因になる

 

 

動脈硬化はコレステロールが悪いかのように語られていますが、元を辿ると糖質が原因です。

 

 

動脈硬化は悪玉コレステロールではなく、動脈壁の劣化が原因だった

 

動脈硬化を改善・予防する方法を分かりやすく説明してみた

 

 

 

 

 

 

 

糖質は太る原因になりますが、それは、糖質による影響の一つに過ぎないのです。

 

 

タバコやお酒は、「摂りすぎるとどうなるか」リスクを知った上で嗜んでいます。

 

 

同じように、糖質も、健康を損ねる事を知った上で、それを食べるかどうか決めれば良いのです。

 

 

しかし、糖質の危険性は軽んじられています。知らなければ警戒もしません。

 

 

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おせちはヘルシーではない

 

 

「おせち料理」を含め、日本料理は意外にヘルシーではない事が、分かっていただけたのではないかと思います。

 

特に男性は、「作って出された料理」を食べる事が多いので、その料理の中にどれだけの調味料が使われているか、どんな栄養が含まれているのか、ピンと来ないと思います。

 

ですが、「自分が食べている物の中に何が入っているのか」、また「それを食べる事でどうなるのか」を把握する事はとても重要なのです。

 

 

「おせち料理なんてたまにしか食べないんだから、そんなに目くじら立てなくてもいいだろう」・・・と思われたかもしれませんが、「お祝いだから」と、ここまで甘い料理を作って食べてしまう感覚が問題なのです。

 

 

特別な日に、このような異常な感覚が炸裂しただけの話で、普段から濃い味を好む背景があるという事です。

 

 

味を楽しむなら良いですが、間違ってもこのような食事を「ヘルシー」だと言ってはいけません。

 

「糖質の害」を無視して、おせち料理のお重を「栄養バランスが良い」・・・等と考えているようでは、不健康になります。

 

 

(追記)糖質を食べている人が気を付けた方が良い事

 

 

お正月は、おせち料理だけでなく、お餅や、お寿司・・・等、糖質を摂る事が多いので健康には良くありません。

 

年末から暴飲暴食が続く人は特にです。

 

健康の為には糖質を制限する事が好ましいのですが、楽しいイベント事を全て拒否するわけにもいきません。

 

 

そこで、糖質を避けられない方の為に対処法を紹介します。

 

ベジタリアンや糖質を止められない人が、健康の為に摂っておきたい栄養素とは

 

 

元々この記事は、ベジタリアンの方や、食事制限が出来ない方の為に書いたのですが、普段食事を制限している方も不摂生をした時に使える知識なので、よかったら読んでみて下さい。

 

 

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