過去2回にわたって、アビガンの副作用はどの程度で、効果や実績はどうなのか...という事を記事にしました。
アビガンの副作用が肺炎?心配な人の為にどう危険なのか考えてみた
本記事はその続編で、新しい治療例と、それでも薬は使いたくないという人に向けて、代替の治療を紹介します。
治療例:名古屋大学医学部附属病院、50女性のケース
これまで、アビガンで回復した治療例をいくつか読んできましたが、私が一番おどろいたケースがこれです。
というのも、この女性は透析患者なのです。
透析をしている人は、免疫力が低下しているだけでなく、酷い栄養失調の状態です。
食事制限が厳しくて、取り込める栄養が減る上に、
透析によって、水溶性のビタミンやミネラルが水分とともに失われます。
亜鉛が欠乏し、味覚障害になっているケースもあります。
水溶性のビタミンCは、ウイルスのDNA・RNAを切断するので、これが減るのは不利です。
透析患者はハンデが大きいのです。
http://www.kansensho.or.jp/uploads/files/topics/2019ncov/covid19_casereport_200415_2.pdf
透析患者に Favipiravir を使用した COVID-19 肺炎の一例
1)名古屋大学医学部附属病院 腎臓内科 2)同 救急科
3)同 中央感染制御部 4)同 薬剤部
症 例
【症例】50 歳代 女性
【主訴】発熱
【既往歴】糖尿病、慢性腎臓病(3 年前より維持血液透析)、2 年前に急性心筋梗塞、1 年前に糖尿病性壊疽のため右下肢切断、半年前より慢性下痢症
【海外渡航歴】なし
【現病歴】X-6 日、透析クリニックの送迎バスでCOVID-19 患者と同乗していた。
X-2 日の朝より 38℃台の発熱をおこし、SARS-CoV-2 PCR 検査を施行したところ陽性と判明した。経過観察および以後の維持透析目的にて当院へ救急搬送となった。
【入院時現症】
意識清明。身長 168cm、体重 64.4kg(基礎体重64.0kg)、体温 39.3℃、血圧 191/97mmHg、脈拍 80回/分、SpO2 98%(FiO2 0.21)
【入院後経過】
COVID-19 肺炎と診断し、入院当日よりLopinavir/Ritonavir の内服を、また入院翌日よりCiclesonide の吸入を開始した。
症状は発熱のみで呼吸・循環動態も落ち着いていたが、胸部単純 X 線写真・呼吸状態ともに急速に悪化し、第 6 病日に気管挿管・人工呼吸器管理を開始した。腎機能低下患者における Favipiravir の使用報告はなかったが、院内の適応外申請をした後に家族の同意を得て同日より投与を開始することとした。
投与量としては腎機能正常の患者での推奨と同じ投与量である初日 3,600 ㎎、2 日
目以降は 1,600 ㎎/日とし、14 日間投与した。人工呼吸器関連肺炎予防も兼ねて抗生剤の投与も併用した。
血液透析は従来の週 3 回の間欠透析を継続とした。
Favipiravir の投与開始後より体温、CRP、X 線所見いずれも次第に改善が認められ、第 24 病日にはSARS-CoV-2 の PCR 検査でも陰性化を確認し、第 25病日に抜管を施行した。しかしながら自己排痰が困難のため、同日の内に再挿管を要した。
第 27 病日に再検した胸部 CT では肺炎像は消失していた。
Favipiravir の主な副作用としては ALP/γGTP の上昇が認められたが、Favipiravir の投与終了後は軽快傾向にある(第 6 病日 133/19→第 22 病日 720/146→第 26 病日 501/130)。
その他の肝酵素 AST/ALT の上昇や好中球減少などは認められなかった。
薬を使いたくない人の代替治療
アビガンは効果がある薬ですが、「それでも薬は嫌だ」という人はおられます。
そこで、2つの代替治療を紹介します。
- ビタミンC
- 周波数治療
詳しく説明します。
ビタミンCとウイルス
先ほども言いましたが、ビタミンCは、ウイルスのDNA・RNAを切断します。
予防にビタミンCを毎日摂る、それでも感染したら、ビタミンC点滴で治療します。
ビタミンCはCOVID-19から武漢の家族を救う Richard Cheng、M.D.、Ph.D
Orthomolecular Medicine News Service, Mar 5, 2020 (2020年3月5日OMNS)
N氏は中国の武漢に住んでいます。彼女は慢性疾患を持つ71歳の母親を含む家族全員の健康に特別な注意を払っています。
N女史は常に栄養に興味があり、最近ビタミンCの抗ウイルス効果について学びました。
私は現在上海に在住のアメリカ人医師です。彼女が中国のソーシャルメディアWeChatに投稿したストーリーを受け取った後、N氏に電話でインタビューしました。
私はN氏と連絡を取り話を検証するために努力しました、そして以下は彼女が私に言ったことです。
NさんはCOVID-19の大流行の震源地で彼女の子供と一緒に住んでいます。家族は彼女の両親と兄弟と兄の妻の6人です。
彼女の母親は、逆流性食道炎を含む他のいくつかの慢性疾患に加えて、ステントが配置された糖尿病と心臓病を患っています。
中国の旧正月の直前、1月21日頃、彼女の母親はインフルエンザのような症状を示し、38度の微熱がありました。
彼女の知識に基づき、Nさんは家族全員に経口ビタミンCを摂取するようにアドバイスしました。
彼女自身も1日約20,000 mgを分割投与しています。彼女の母親はしぶしぶ少ない用量を服用しました、おそらく彼女の娘が服用しているものの半分以下です。
彼女の母親の状態は9-10日間安定していた。
しかし、1月30日、母親は武漢だけでなく中国全土で著名な病院である中国中部理工大学同済医学部の武漢ユニオン病院に行くことにしました。彼女は武漢肺炎ウイルスに感染しているかどうか調べたかったのです。彼女は推測は当たりました。病院で彼女はCovid-19肺炎と診断されました。
入院の2日目、彼女の熱は39.6Cになりました。
2月10日から約10日間、集中治療室に入室し、自分の命を救う最後の試みとして人工心肺を使用しました。
この時点で、N氏はビタミンCの輸液(IVC;静脈内ビタミンC)による臨床試験について学びました。
すぐに彼女はICUの担当医に母親に大量IVCを使用するように依頼しました。主治医は同意しましたが、約10,000 mgまでしか投与してくれませんでしたが、IVCを行ってくれました。
ICUで20日間過ごした後、彼女の母親は回復し、数日前に通常の病棟に転棟しました。N女史が主張したようにIVC治療を毎日継続しました。
入院中、彼女の兄弟と義理の姉妹Nは交代で彼女の母親を訪問し世話をしました。彼らは手袋とマスクという非常にシンプルな防護服を着ていました。
また、彼女の母親は家で病気になりましたが、他の5人の家族は数日間マスクを着用していませんでした。しかし、それらのすべては経口ビタミンC錠を継続していたため、誰もCOVID-19感染を発症しませんでした。
これはNさんの話です。
膨大な量の研究、臨床研究、症例報告、およびウイルス感染におけるビタミンCの使用に関する私自身の数十年の経験で、私は以下のストーリーを要約します。
1.毎日高用量のビタミンC錠剤が、家族が感染に至らなかった理由かもしれません。
2.母親の年齢、慢性疾患の病歴、および高齢者におけるCOVID-19の高い死亡率を考慮すると、IVCは母親の改善に大きな役割を果たした可能性があります。
3.主治医がIVCを使用するように勇気づけられたため、公式のIVC臨床試験のニュースは間違いなくこの事例にプラスの影響を与えました。
4.ウイルス感染を防ぐには、免疫システムが適切に機能していることが最も重要です。また、ビタミンCは、COVID-19ウイルスに対する防御をサポートする可能性があります。最も重要なのは、免疫力が低下している慢性疾患の患者の場合です。
(OMNS編集長のAndrew W. Saulからのメモ:Richard Cheng博士はまだ中国にいます。彼は、最も深刻な病気のCOVID-19に静脈内ビタミンCを提供することを促進するために、専門家の中国の医師や病院と時間外勤務を続けています)
メガビタミンを実践している人にとっては、ビタミンCが他のウイルスにも効果があることは常識なので、そんなには驚かないと思います。
ただ、これを日本の普通の病院がやってくれるかどうかと言えば・・・
まあ、おそらくNOでしょう。
医師は「栄養状態を良くして、免疫力を高めて、病気を治す」という発想がない人が多いからです。サプリを止められる事も少なくありません。
「危険だ」とか言われたら、普通の人はここでビビッて止めてしまいます。
だから、「ビタミンC」は効果はあるけど、みんながするには現実的じゃないかな...というのが私の見解です。
すでに栄養療法を実践している人や、ビタミンC点滴をしてくれる病院が近くにある人に限定されるからです。
一応、実践したい人の為に、ビタミンCの注意点の一部を書いておきます。
ビタミンCは、必要量が人によって違います。
そして、病気の時や、ストレスを受けた時は、健康な時よりも必要量が増します。
これは他のビタミン・ミネラルも同様です。
その為、感染した時には量を増やす必要があるのですが、ビタミンCの量を増やす場合は、ビタミンCを還元する為にビタミンEが必要になります。
妊婦がビタミンCを取る事に関しては、こちらの記事が詳しいです。
精神科医こてつ名誉院長のブログ 12-3)、FOXニュースがオーソモレキュラーに言及。高用量ビタミンCが妊婦の安全と健康状態の改善に役立つと断言
禁忌は以下です。
『精神科医こてつ名誉院長のブログ 10-2)、ビタミンCでエボラを治すことはできるか?』より引用
10-2)、ビタミンCでエボラを治すことはできるか?
Orthomolecular Medicine News Service(OMNS), August 20, 2014
および、国際オーソモレキュラー医学会ニュース、より
解説: Steve Hickey PhD、Hilary Roberts PhD、Damien Downing MBBS, MS
禁忌;
アスコルビン酸療法の副作用として認められているのは、腸にガスがたまる、お腹がゆるくなる、慢性的に健康状態が良くなることくらいである。
ただ、いくつか禁忌があり、腎臓疾患や、鉄過剰症、グルコース-6-ホスファターゼ欠損症の人は、すぐに大量のビタミンCを摂るべきではない。
こうした人は、流行が生じたら、我々の勧告に従って摂り始めてもよいが、医師の適切な監視のもとで、より慎重に用量を増やしていくべきである。
周波数治療
ビタミンCは材料を揃えないといけないし、病院も近くにない、お金もかけられないと...いう方でもできるのが、周波数治療です。
アメリカのロイヤル・レイモンド・ライフ博士が、ウイルスと共振する周波数の光を照射して、振動させてウイルスを破壊する技術を開発したのですが、これと類似した治療です。
ライフ博士の技術は潰されてしまったので、オリジナルは存在してないのですが、似たものなら、それに近い効果も得られるのではないかと思って以前紹介しました。
やり方は聞くだけです。あるいは飲み物に周波数をあて、それを飲む。
ただし、5Gによって電磁波が強くなっているので、スピーカーやイヤホン(ワイヤレスはダメ)を使う等、できるかぎり体を端末から離して聞くことをおススメします。
周波数(振動)を体で受ける方が効果的だと思うので、どちらかというとスピーカーの方がいいと思います。
これを聞くと良く寝られるので、私も毎日聞いています。まだ始めて間がないので実験中です。
読者さんからも次のような報告をいただいたので紹介します。
アリヤさん
面白い情報をありがとうございます。
最近ゲホゲホ咳をしている家族に、444ヘルツを背中と胸部分にイヤホン貼り付けて昨日聞かせました。(本人の耳には聞こえていない)
今日咳がかなり減っていました。
勘違いでなく本当に減りました。
まぁ他に、ビタミンCもけっこう飲ませていますがね…。
個人的には耳ざわりではなく、いい音だと思います。
私も試しにこの周波数を継続して浴びてみようと思います。
何人中、何人に効果があるのか、もっと知りたいです。
今すぐできるので、具合が悪いけど自宅待機するしかなく、どうしていいか分からない人は、試すのもアリかなと思います。
アビガンの備蓄量
代替の治療を紹介してきましたが、こういった話に耳を傾けてくれる人は少ないので、多くの人を助けるためには、アビガンが必要だと思っています。
これがあったらすぐ解決します。
誰でも使えるようになるのは、6月とか7月という話になっていますが、その間に感染する人、失業して自殺する人が増えます。
なんとか、アビガンが市場に出回る日を早めたいと思っています。
アビガンが使えない状態を放置すればするほど、経済も文化も破壊されます。
私は自分が健康だったとしても、気に入っている中小企業の商品が買えなくなったり、アーティストが生活に困ったら、幸せではありません。
一番の問題は、特効薬がないと思い込んでいる人が多い事です。
感染しても治ると分かれば、過剰に人を避ける必要もないし、学校や仕事を休む必要もありません。
感染によって苦しむ人、経済的に追い込まれる人、新型コロナによって不幸になる人をこれ以上増やさない為にも、
新型コロナに特効薬はない詐欺
自粛以外解決法がない詐欺
を撲滅する必要があります。
もし、アビガンの治療例を読まれて、副作用と天秤にかけて、それでもこれは有益な薬だと思われたら情報の拡散をお願いします。