アビガンは、エボラが流行った時から一部の人達に利用されている薬なので、人体にどのような作用があるかは既に分かっています。
2014年、アフリカでエボラが流行った時、各国の医師団(キューバ、アメリカ、イスラエル、フランス、スペイン等)が次々に感染しました。
しかし、何故か感染しなかった医師団がいました。それが日本です。
不思議がられたそうです。日本人が感染しなかった理由は、予防薬としてアビガンを常飲していたからです。
アビガンを分け与え、海外の医師団から感謝されました。
アビガンは「エボラに感染しない為の予防薬」、各国医師団が自国から持ち寄った薬の中で唯一効いた薬と言われ、しかも、再陽性者なし、副作用なし...として有名になりました。
この話は有名なので、私もこの時にアビガンを知りました。社会問題に興味がある人は、いまさらって感じだと思います。
私は知らなかったのですが、2003年の時から不定期にアビガンを予防薬として使っていた感染症専門医は結構いたみたいで、知っている人はその時から知っているようです。
日本人、外国人、医師、看護師、常飲し続けた人から副作用がでたという人はいません。そういうニュースを目にした事がありません。
公式に副作用として言われているのが、尿酸値が上がる人がいるくらいですいが、騒ぎ立てる程のことではない事がわかります。
胎児に奇形...は、妊婦は禁忌で飲めませんので、必要のない心配です。
ちなみに、成分は一週間程度で排出されます。
常飲できるのは副作用がないからなのです。
もちろん厚生労働省も知っています。
だから、2月から備蓄分のアビガンを政府関係者だけ手に入れて飲めるシステムになっているのです。(※)国立国際医療センターの忽那氏が元締めとなり、コネのある人たちにアビガンを無制限に流していたことが、立教大学特任教授の金子勝教授によって表にでました。
じゃあ、何故一般的にアビガンは副作用があると言われているのでしょうか?
簡単にいうと、良い物を独占する為と、利権です。
この薬は、あらゆるRNAウイルスに効くので、これさえあれば、他の薬が売れなくなります。エボラ、狂犬病、エイズ、そして普通のインフルエンザも治ります。
だから、効果を知られたくないのです。
そんな酷い事を...
する人がいるんですね、世の中には。以下の記事を読むと、優れた医療技術が表に出ない事がよくわかると思います。
アビガンの副作用を危険だと宣伝しているのは、アビガンを表に出したくない人達と、どんな時も薬は絶対に嫌という人達です。
薬は嫌い
私は、薬等の対処療法に頼るのではなく、食事やサプリで栄養状態を整えることによって、体質や疾患を根本的に改善させよう...というコンセプトで情報発信をしています。
だから、基本的に薬は嫌いです。
薬は症状を抑えるものであり、根本的に「病気の原因」を解決するものではないからです。
ちなみに、「サプリ」と「薬」の違いをザックリ言うとこうです。
- サプリ(栄養)・・代謝の為に利用するもの
- 薬・・・・・・・・代謝阻害作用がある
『医師や薬に頼らない!すべての不調は自分で治せる / 著者:精神科医 藤川徳美』より引用
体にとって薬は異物。薬のほとんどは代謝阻害作用があり、複数を飲めば飲むほど、代謝阻害作用によって副作用もでます。
一方、プロテインやビタミンなどのサプリメントは、体に必要な栄養素を抽出したものであり、代謝のために利用するもの、なくてはならないものです。
(29p)
副作用があるのも、私が薬をすすめない理由の1つです。
栄養重視で薬を避けている私が、突然「ウイルスにはアビガンが必要だ」と主張したので、驚かれた方もいると思います。
薬である以上、アビガンにも副作用はあるからです。
アビガンの説明書きに書いてある副作用
まず、アビガンの副作用がこちらです。
これらの内、「アビガン反対派」がよく騒いでいるのが、次の2点です。
- 異常行動
- 肺炎
異常行動は、頻度が不明となっています。タミフルにみられたようなものでしょうか。だとしたら、「タミフルが出回っているのに、何故アビガンがダメなのか」という話になります。
「異常行動があっても問題ない」と言っているのではありませんよ。「Aという商品」にも、「Bという商品」にも同じ特徴があるのに、Aは使えて、Bが使えないというのはおかしいと言っているのです。
次は「肺炎」です。気になるのはこちらの方だと思います。
ウイルスの増殖をおさえて重症化を避けようと思って飲むのに、肺炎になるなら危険じゃないか?と考えるのは自然なことです。
しかし、よく読んでみましょう。
(2)重大な副作用(類薬)
他の抗インフルエンザウイルス薬で次のような重大な副作用が報告されているので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
「他の」とあるので、これは「アビガン以外の抗インフルエンザ薬」の事をさしており、一応心配で書いていることが伺えます。
「他の抗インフルエンザ薬の副作用と同じだ」という誤解を与え、イメージも悪くなるのに、あえて書いているあたり、親切ではないでしょうか。
仮に100歩譲って、アビガンの副作用の一つが「肺炎」だったとしましょう。
考えていただきたいのですが、その程度の副作用は、出回っている多くの薬にあります。
私たちの身近にある薬の副作用と、アビガンを比較してみましょう。
『NEWSポストセブン 市販薬「命に関わる副作用」実名リスト29』より
風邪薬の副作用に「間質性肺炎」とあります。
バファリンプレミアムやロキソニンも「間質性肺炎」と書かれていますね。
では、これらを飲んで、一体何%の人がそうなるのか、考えた事がありますか?
しかも、風邪薬やバファリンは、飲む人はしょっちゅう飲みますよね。
「眠くなる」といった副作用はよく聞きますが、この図に書いてあるような重篤な症状になった人を私は知りません。
私も虚弱体質だった頃、バファリンを月1くらいの頻度で飲んでいましたが、虚弱の私でさえ重篤な症状にはなったことがありません。
飲んだ後、一日くらい体がダルくて、頭がボーっとするぐらいです。
上の薬は、どちらかと言えば、体調を崩した時に飲む「一時的に利用する薬」です。
それとは別に、慢性疾患の対処として、多くの人が常習的に使用している薬があります。
例えばこんなのです。
- コレステロール降下薬
- 向精神薬
- ステロイド
- 目薬
- 睡眠薬
使う回数が多い分、有害性も増しますし、依存性が強い薬もあります。
こういうものは、リスク無視で平気でバンバン使うのに、アビガンの副作用ごときで何をビビっとるんだと言いたくなります。
ウイルスに感染した時、一時的に使うアビガンよりも、常習的に使用する薬の方が、はるかにリスクが高いと思いますが...。
そして、アビガンは感染症専門の医療従事者が予防に常飲する程、副作用が出ない薬です。
説明書きに書かれている事は、大騒ぎする程のことではない...という事が分かったので、
ここからは、現実のアビガンの副作用について話をします。
開発者が語るアビガンの動物実験での副作用
以下は、アビガンの開発に関わった、白木教授がオフレコで語った内容です。
まずは動物実験の結果から。
これが効くかどうかっていうところで細胞培養ではよく効いたけど、動物で効かなかったらダメだなと思ってたら、そうしたら動物で効いてくれました。凄くよく効きました。
それからフェレットという動物、マウスだけじゃなくてフェレットでも効いたので、これは人にも効くだろうという予想をしました。
人で効きました。
ところが、その化合物ができて、それで作用がこういうものだということが分かった頃にタミフルが売られるようになりました。
だから、タミフルが発売されて、これでインフルエンザは終わりだっていうのが世界の流れでした。
だから、ファビピラビルはせっかくできたんだけど、薬になるかなかないかのギリギリのところでした。
そういう中で、今度はインフルエンザで新型インフルエンザ、要するに今のH5とか、H7とか言われるような、新しい型のウイルスが色々と出てくるようになりました。
それから、タミフルでは効かないということも分かってきました。
タミフルに耐性がでてくるとかいうことがわかってきたので、じゃこれでは、新型インフルエンザで対応できないということになって、それで、アメリカがこれを臨床試験をして、で日本でも臨床試験をしたので、効くという事が分かりました。
日本では200万人分、備蓄しているはずです。
2014年に承認されたんですが、その頃ちょうど、西アフリカとギニアとシオラレオネのところで、エボラウイルス感染症が起こって、そして、これに関しては治療薬がないということが、ワクチンもないので、それで、どうしようかといっている時に、このイギリスのグループとドイツのグループがファビピラビルを使って100%死ぬマウスの実験系で、これを使うと全部生き残るという非常に強力な作用があるということが分かって、
それで使われました。このファビピラビルがエボラにも効くと、それから、それ以外のものに、色んなものに使われるようになりました。
それで、例えば、sfts というダニに噛まれて熱が出るという病気なんですけど、それは、RNAウイルスによって起こる、効くということが分かりました。
それから、狂犬病にも効くと。
狂犬病に効く薬がないと言われてたんですけど、狂犬病にも効くということが分かりました。
それでラッサ熱にもやられたりとかいうことで、色んなそのRNAウイルスに対してよく効くと、広い範囲のウイルスに効くということが分かりました。
※「ファビピラビル」というのは、アビガンの事です。
開発者が語るアビガンの人への副作用
次は、人への副作用です。
米軍が国防総省のプロジェクトとしてやったんですね。
それが始まって効果があって、日本でも、日本は一般の方を対象にしてやったんですが、その頃には、アビガンの反対派の人が来られまして、こんな毒の薬をやるのかっていうことを、僕のところへ来た、何人も来ました。
その方達にまず聞いたのは、
催奇性があるというのは分かってる。
だけど、あなたの奥さんが、エボラなら、エボラにかかりました。30%~50%死にます。
じゃあ、奥さんどうしますかと、子供に禁忌だから使わないで死ぬのを待ちますか?
死ぬかどうか神様に祈りますか?
それとも、これで効く可能性があれば使いますかっていうと、ほとんどの方はまずは奥さんが生きててお子さんがあるということでまずは使う。
じゃあ、実際に、健康な人達に使ったらどうだったかっていうと、日本でも、アメリカも健康人を対象にしてやってますが、尿酸値がちょっと上がると、痛風の人で、一部そういう人は上がるけれど、それ以外の人は何も起こってません。
だから、肝機能も悪くない、腎機能も悪くないけれど、ただ皆さんへの印象として、その先生達が何人かの先生達がこんな危険な危ない薬、危ない薬と言ったのが、いまだに尾を引いて、世界的にも危ない薬というレッテルを貼られてしまったんですよね。
だから、本当は危機管理の薬だから、危ないかどうかっていうことよりも、命が救えるかどうかって言う観点で議論したらいいのを、危ない薬は使うなと、だから厚労省も絶対に、あの人に使わせないということで、だから厚労大臣は必要と認めたときと、いうことで、今回も、一般の方たちが欲しいと言っているけれど、それは止めて下さい。
危機管理の薬だから、危ないかどうかっていうことよりも、命が救えるかどうか
・・・ここ、重要なポイントです。
イメージではなく、現実の結果を見て、効果と副作用をきちんと把握し、
その上で、「使う危険性」と「使わない危険性」を天秤にかけて判断すればいいのです。
基本的に、「副作用のない薬」はないと思った方がいいです。代謝を阻害するわけですからね。
命が救えるかどうかの時に、「ほとんどない副作用」を心配するのは、懸命な判断とは思えません。
『三木谷氏「時間はもうない」アビガン早期使用を訴え「友人も使ってもらえないと…」』より引用
楽天・三木谷浩史会長兼社長が12日、ツイッターを更新。新型コロナウイルスの治療薬として期待されるアビガンについて「副作用をしっかりと説明した上で、早い段階で使えるようにするべきだと思う」と訴えた。
日本の現状について「海外にはどんどん出しているのに日本ではまだまだ使われていない。友人もコロナ肺炎になっても使ってもらえないと。。。」と記述。
続けて、早期使用を希望したうえで「時間はもう無い。厚労省さん、本当に頑張って下さい。もう時間はないです」と繰り返した。
フォロワーから「安倍さんがこの前、希望したら全員使えるようにって言ってましたよね?」と問いかけると、「残念ながら、そのような状況には程遠いようです。官邸は頑張っているようですが、、、」とした。
以下はお医者さんの意見です。
ちなみに、白木教授の話は、この動画を文字お越ししました。
補足ですが、妊婦はだいたいの薬がNGです。
アロマでもダメなものがあります。
ビタミンもものによってはダメです。
ハーブティーでもダメなものがあります。
温泉も成分によってはダメです。
妊婦に禁忌は、別に珍しい話ではありませんが、それが特別ヤバイ事であるかのように強調するのは不自然です。
アビガンが安全である理由
次は、社会的な背景から、アビガンが優れた薬である理由を説明します。
当ブログは、糖質制限をメインに紹介してきたので、糖質制限を潰そうとする手口や、糖質の摂取を推奨する人達の理論がデタラメであることを解明してきました。
アビガンも手口が同じなのです。
安全である...と小学生でも理解できるように説明して、証拠をいくつも提示しているにも関わらず、
反対派が必死になって「危険、危険」と訴える物は、まあ、たいてい良い物です。
その逆もあります。
アビガンの場合、以下の4点から、安全性の高い薬だということがわかります。
- 海外にプレゼントしている
- 存在を隠そうとしている
- ネガティブキャンペーンをしている
- 同じ質問を何度もする反対派が現れる
まず、本当に危険なら、海外から求められないし、輸出もしません。
安全性が高いと分かっているから、日本も無償で提供するわけです。日本人には配られませんが。
まあ、酷い矛盾です。
テレビなどで、取り上げられても、編集やコメンテーターの対応に悪意があり、なるべくアビガンに触れさせないようにしています。
これもまた、糖質制限の扱いと同じです。
周囲が効果がある事に気づき始めて、さすがに無視はできないし、あからさまに潰すと怪しまれるから、とりあえず取り上げて、少し否定して、事を荒立てないようにしています。
ネガティブキャンペーンも盛んですが、「急に同じ事を言い出す人間」が増えた時は要注意です。
人を雇って世論操作をしている可能性が高いからです。
以下のようなやり方で、民主制を装って、ある方向に誘導する事ができます。
これから貧窮化すれば、誇りとか関係なく、生きていくために仕方なく仕事をする人が増えるでしょうね。
そして、同じ質問を何度もして否定してくるケースについて、例を挙げて説明します。
糖質制限では、「ブドウ糖は脳の唯一のエネルギーだから、糖質を制限すると危険」という否定派の常套句がありました。
これに対して、
脳はケトン体が使えるし、「糖新生」によって、必要なブドウ糖は体で作り出すことができるから危険ではない。むしろ、必要なだけが作られるので、無駄に糖が余らないので安全...というのが肯定派の答えです。
しかし、その解答を無視して、「脳の唯一のエネルギー」「脳の唯一のエネルギー」と繰り返すだけの人が多かったです。
彼らは、質問に対する回答を知らないわけでも、読んでいないのでもなく、「否定しろ」と、どこかから指令を受けているので、このような行動をとるのです。
副作用、副作用と言っている人達も同じです。
すでに解決している事を、普通は質問しませんから。
仮に本当に副作用が危険なら、この人達は、朝から晩まで、各省庁やアビガンの製造元に抗議の電話をしなくてはなりません。
危険な薬を何故海外に無償提供するのか!!...とね。
結果が全て
サプリでも、薬でもそうですが、結果が全てです。
治ったか、治らなかったか。
論文や専門家の意見は信用できないので、私は「現実に起こった事」にいつも注目します。
それを飲んで、結果がどうなったのか、
何人中、何人が改善したのか
...というところに一番こだわります。
ここで私が言う結果とは、「効果があるような飲み方をした結果」のことです。
「間違った使用をして結果が悪い」のはカウントしません。
過去に「サプリ危険」、「サプリ危険」という人がいましたが、体の状態、飲む量、タイミング、組み合わせの判断ができていなくて、使い方を誤っているケースがほとんどでした。
このようなケースは、サプリが悪いわけではありません。
失敗するような事をすれば、失敗します。
例えば、アビガンは元々インフルエンザに対しての薬なので、別のウイルスに対しては、インフルエンザの時よりも容量を増やす必要があります。
量が少なかったら当然、効かないでしょう。
また、アビガンは、ウイルスの増殖を抑える薬なので、ウイルスを消す薬ではありません。増えた後では意味がないので、早期投与が必要になってきます。
従って、重症化してからだと効果は半減します。
「ミスをしない状態で使用して、その結果どうなったか」に注目しましょう。
以下は、賛否両論あるネットジャーナリスト(陰謀論者とも言われている)ですが、
私が知っている限り「アビガンの結果の国内外の情報ソース」を一番多く持っているので、効果を知りたい人は見ておいた方がよいでしょう。
特に(8:00あたりから)
薬の効果を上げる為に個人でできること
当ブログは栄養をテーマに扱っているので、最後は栄養の話で締めます。
実は、薬の効き目も、栄養状態が大きく影響しているのです。
タンパク質不足にならないように注意しましょう。
『精神科医こてつ名誉医院長のブログ プロテインを飲むと薬の効きは圧倒的に良くなる』より引用
プロテインを飲むと薬の効きは圧倒的に良くなる
”この世にタンパク過剰症の人は一人もいない"とは三石先生の言葉。
普通に食事をしている人は、全員軽度~重度のタンパク不足。
薬の多くは代謝酵素阻害作用を持つ。
○○阻害薬、○○拮抗薬、○○ブロッカー、○○インヒビター。
代謝酵素=タンパク質なので、タンパク不足があれば薬は効きにくくなる。
重度のタンパク不足があれば、薬は効かず副作用ばかり出る。
SSRIはセロトニン再取り込み阻害薬。
A)ジェイゾロフト+普通の食事、
B)ジェイゾロフト+高タンパク/低糖質食、
C)ジェイゾロフト+高タンパク/低糖質食+プロテイン、
上記で効果を比較すると、AよりもBの方が効果があり、BよりもCの方が圧倒的に効果がある。
A<B<<<C、というイメージ。
圧倒的な差があるので、二重盲験試験(RCT)をする必要もない。
つまり、薬の効きが良くなれば、
1)症状が短期間で改善する、
2)薬の1日投与量が少なくて済む、
3)従って薬の副作用も生じにくくなる。
この原則は、SSRIに限らず、全ての代謝酵素阻害薬に当てはまる。
減薬したければ、まずプロテイン。
次回は具体的な治療例の話をします。