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虚弱体質や慢性疾患を改善させる為に必要な情報や心得について、体験記を交えながらお話します。

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何故、現代人の顔は細いのか?子供の骨格が正常に成長する為に必要な条件とは
何故、現代人の顔は細いのか?子供の骨格が正常に成長する為に必要な条件とは

上顎骨の成長不良が、不正咬合や、鼻詰まりの原因になる…というお話のつづきです。

 

 

子供の歯並びが悪くなる真の原因。骨格的な不正咬合の予防は母親にかかっている

 

骨格が原因の鼻詰まりは子供の時の成長で決まる。口呼吸が招く脳への悪影響。

 

 

これらの記事では「上顎骨が成長不良になることで起きる問題」について述べてきたので、ここでは、そうならない為に、「子供の上顎がまともに成長する為にはどんな栄養が必要なのか」についてお話しします。

 

 

 

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顔の幅が細い現代人

 

昔と現代の人では、明らかに顔が変わっています。以下は有名な写真です。

 

 

『未来の日本人の顔』より引用

 

戦後の高校生からの予測

 

大阪のある高校の50年前と最近の卒業アルバムを使い、CGで50年前の平均顔と最近の平均顔を作って比較すると、高校生の顔は50年間で細長く変化していることがわかる。その変化傾向を延長すると、100年後の未来顔2号ができる(図3)。ただし、50年前と最近の高校生では髪型が違うので、未来顔では極端に髪の毛が多くなっていることに注意。

 

 

 

図3 変わる高校生の平均顔(画像提供・東京大学工学部原島研究室)

 

 

50年前の高校生と最近の高校生の平均顔の違いから、未来の高校生の顔を予測した(未来顔2号)。

 

 

未来顔の教訓

 

 

いずれにせよ、顔かたちの変化では、未来顔1号と未来顔2号はたいへんよく似ている。そのことは、縄文時代や弥生時代から2,000年以上かかった変化と戦後50年間の変化がほとんど同じであることを意味している。変化が加速してきているのだ。

 

 

このまま進めば、未来人は、アイスクリームコーン(これが顔)に、丸いアイスクリーム(これが頭)をたっぷり載せたようになってしまう。

 

 

未来顔は、若者にとっては、ある意味では格好いいのかもしれない。しかし、顎が細くなりすぎると、歯の生えるスペースが確保できなくなる。その結果、第3大臼歯(親不知)が生えられなくなったり、乱杭歯になったりして、歯の健康のためには危険である。また、顎の関節が未発達だと、少しのストレスで顎関節症を起こすことになる。

 

 

この図は、昔から存在しています。

 

 

「50年後の高校生」や、「100年後の高校生」の顔は想像図ですが、「50年前の高校生」と「最近の高校生」の顔は、その時の平均の顔です。

 

 

確かに細くなってます。

 

 

私がこのCG写真を始めて見たのは随分前ですが、その時すでに、「最近の若者の顎は、昔の若者の顎に比べて細い」と言われていました。そんな実感はありませんでしたが、この画像を見た時、やっぱりそうなんだと思ったものです。

 

 

でも、気になるのが、何故顎が細くなっているのかですよね。

 

 

一般的によく言われている理由は、だいたい「最近は柔らかい食べ物が増えたので、硬いものを噛む習慣がない。だから顎が発達しない」というものです。というか、他の理由は聞いた事がありません。

 

 

簡単に言うと、鍛えてねーから、弱いんだ・・・という理屈です。

 

 

柔らかい食べ物ばかり食べているのは、その通りなので、その説は説得力がありました。

従って、その時は、言われるがまま、信じていましたし、顎の細さばかりに目がいっていました。

 

 

しかしですね、

 

 

写真をよく見ると、「最近の高校生」は、下顎だけでなく、上顎から細くなっているのが分かります。

 

全体的に頭蓋骨の下半分に、横の広がりがありません。

 

 

ということは下顎以前の問題で、「何を噛んでいるか」はあまり関係がないように思えます。

 

 

鍛えるかどうかは関係ないと思うのですが、「硬いものを噛まないから顎が細いんだ」と大合唱されれば、なんとなく「そうかな」と思ってしまいます。

 

ですが、それでは上顎骨の幅がない事への説明にはなっていません。

 

 

 

 

上顎骨の幅が広がらないのは、妊娠中の母親の栄養不足(鉄不足)が影響しています。

 

ということは、

 

 

 

  • 「50年前の高校生」→母親に妊娠出産に必要な栄養が足りていた

 

  • 「現代の高校生」→母親に妊娠出産に必要な栄養が足りていなかった

 

 

・・・と考えられるわけです。

 

 

 

 

引用元の記事では、一応、昔の高校生は「50年前」ということになっています。ということは、彼らが生まれたのは、彼らの年齢15~18歳を引けば、65~68年前ということになります。

 

今は2017年ですから、1949年~1952年あたりに生まれた人達の平均になります。

 

 

 

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母親と鉄

 

 

前回、「鼻中隔軟骨(びちゅうかく・なんこつ)」という軟骨についてお話しました。真ん中に位置し、鼻の土台の役割を果たす重要な軟骨です。

 

 

『VERITE CLINIC 鼻中隔延長術~第2章 : 鼻の構造を理解しましょう』より引用

 

 

 

この軟骨が正常に成長すれば良いのですが、そうではない事の方が多いのです。曲がっている人は多いそうです。

 

子どもの「鼻中隔軟骨」の成長が上手くいかないのは、妊娠前、妊娠中の母親の栄養不足に原因があります。

 

とくに大事なのはです。

 

 

『歯医者の99%は手抜きをする ダメな歯医者の見抜き方 いい歯医者の見分け方 / 著者:歯学博士 長尾周格』より引用

 

軟骨は主にコラーゲン(Ⅱ型コラーゲン)とプロテオグリカンという糖タンパク質からできていて、特にコラーゲンの合成においては20種類のアミノ酸のほかに、ビタミンCや鉄を必要とします。

 

鼻中隔軟骨が形成される時期に必要な栄養素が不足すると、軟骨の形成不全が起こり、正常な鼻中隔軟骨の大きさに成長できなくなります。

 

このように栄養欠乏と鼻中隔軟骨の成長不良とは密接な関係があるのです。

 

 

妊娠中の鉄分欠乏と軟骨の成長

 

鼻中隔軟骨の成長において鉄分は特に重要な栄養素です。しかし鉄分は人間にとって吸収が難しく、消化器官が完成している大人でも、食べ物に含まれている鉄分のうち体内に取り込むことができるのは30%未満といわれています。そのため、消化管が未発達である6歳までの子どもが、食事から十分な量の鉄分を取り込むことは困難です。

 

しかし一方で、6歳までに脳は大きさにおいて成長をほぼ完了し、上顎の骨の横幅の成長も9割がた終了します。

 

鼻中隔軟骨は、主に妊娠中に母体からもらってきた鉄分によって作られます。ところがこの時期に十分な鉄分が無いと、鼻中隔軟骨の成長不良が起こり、上あごの横幅が成長不良を起こしてしまいます。

 

そのため胎児は母親のおなかの中にいる間に、母体からありったけの鉄分をもらって生まれてきます。しかし妊娠時の母体に十分な鉄分が無かった場合には、子どもが鉄分欠乏の状態で生まれてきてしまいます。

 

(159p~160p)

 

 

上顎骨の横幅の成長具合は、鼻中隔軟骨の成長にかかっていて、その鼻中隔軟骨はを始めとした様々な栄養素が必要です。

 

 

 

以前、母親の鉄不足が、子どもの脳に与える影響についてを記事にしましたが、脳だけでなく、骨や軟骨にも影響するというわけです。

 

鬱や睡眠障害や発達障害の原因を栄養の視点から考える。鉄不足が脳に与える影響は深刻だった

 

 

発達障害を遺伝として片づけない。母親の鉄不足が子供の脳に与える影響とは

 

 

 

母親の責任は大きいと言えます。彼女達に正しい知識を教えなければいけないのですが、その環境が整っていない。

 

 

ハッキリ言って、これは、中学校の保健体育の授業で教えるべき事です

 

 

子どもの鉄は、妊娠中に母体から貰ってきた鉄に委ねられるので、妊娠前に栄養(特に鉄)をしっかり蓄えておく必要があります。

 

 

女性は、一回の妊娠出産で「フェリチン(貯蔵鉄)」を50失います。

 

 

失うというのは、子どもに持っていかれるということです。当然、母親の「フェリチン」が50以下であれば、子どもが十分な鉄を貰えないだけでなく、母親も自身のフェリチンが枯渇するので健康ではいられません。

 

「産後のうつ」は、妊娠出産による「鉄欠乏」が原因です。

 

 

 

フェリチン(貯蔵鉄)が何なのかよくわからない方は、以下の記事をご覧下さい。

 

フェリチンと鉄不足について分かりやすく説明してみた

 

 

フェリチンは普通、測りません。

 

しかし、妊娠予定のある人は妊娠前に自身の体に鉄がどれだけあるのか、フェリチンを測っておくことをお勧めします。何故なら、女性は生理で鉄不足になるので、鉄を体に蓄えるのは、食事だろうが、サプリだろうが、時間がかかるからです。

 

 

『ロバスト・ヘルス 飽食先進国で若い女性の貧血が深刻』より引用

 

「じゃあ、妊娠したら鉄剤を飲まないと」と思われたかもしれません。しかしそれでは遅いのです。ヘモグロビンの値が正常化するには6-8週かかります’。

 

英国国民保険サービスによれば、鉄剤は通常、2-4週間ごとに担当医が反応を確認しながら内服を続け、ヘモグロビンが正常値になった後さらに3カ月の継続が推奨されます。

 

貯蔵鉄を満たすためです。妊娠に気づいてからの対応では、胎児の臓器・器官が急速に発達する妊娠初期〜中期に、胎児に「薄い血」を供給することになる可能性があります。

 

 

日本人の生理がある女性の多くは30以下です。

 

 

ちなみに、海外では妊娠するにあたって鉄がこのくらいないといけないという基準があり、中には、フェリチン40以下では妊娠は許可されない国もあるそうです。

 

 

 

妊娠前に「フェリチン」を測る事、鉄を摂取する事の重要性を分かっていただけたのではないかと思います。鉄が足りていないと、子供の成長に影響がでますから。

 

 

 

そして、忘れてはいけないのが、鉄の吸収には「タンパク質」が必要であるということです。

 

この2つがセットで足りている事が基本となります。

 

 

 

鉄製品の効果について

 

「50年前の高校生」は、上顎骨の幅があるので、彼らを産んだ母親は、妊娠時に鉄もタンパク質も足りていたということになります。

 

 

その時代の「鉄」や「タンパク質」事情について考えてみます。

 

 

まずは「鉄」からです。

 

 

「50年前の高校生」が生まれたのは65~68年前ですので、母親は1949年~1952年あたりに出産したと考えられます。

 

 

昭和20年代です(昭和24年~27年)。

 

 

彼女達と、それ以降の世代の母親では、「鉄」の摂取量が違います。

 

 

1949年~1952年に子どもを生んだ女性が食べていた料理は、ほぼ鉄製の調理器具で調理されていたと思います。鉄の羽釜、鉄の包丁、鉄瓶、鉄鍋を使っていたはずです。それに比べると、現代の調理器具は鉄製の物は少ないですよね。

 

 

昭和20年代の女性は、鉄製の調理器具のお陰で、現代女性よりも多く鉄分を摂取できていたと考えられます。

 

 

鉄の調理器具で料理をすると、食材の鉄分が豊富になります。あの「ひじき」の鉄分でさえ、鉄鍋の効果によるものだそうです。

 

 

『医療法人 弘鳳会 専門医のコラム ひじきの鉄分が9分の1 ! 「ひじきは鉄分の王様」 は過去の話…。』より引用

 

 

ひじきは鉄釜で茹でていたから、鉄分が豊富だったのか !!

 

干しひじきは、原料の海藻を鉄製の釜で煮て渋みを取り、乾燥して作られます。以前はひじきを煮るとき、鉄製の釜が使われていました。しかし近年、使われる釜が鉄製からステンレス製に代わりました。それで、ひじきに含まれる鉄分が減ったというのです。

 

 

鉄釜で茹でていたから、ひじきの鉄分が多かった…。つまり、ひじき自体には鉄分は多くなかったということでしょう。

 

 

今回改訂された成分表を見ると、ステンレス釜で加工されたひじきには、100gあたりの鉄は6.2mgしか含まれていません。一方、鉄釜での加工だと58.2mgです。

 

 

鉄分という観点でひじきを利用したい場合は、原材料の表記で、ステンレス製の釜で加工したのか、鉄製の釜で加工したのかをチェックしたほうがいいでしょう。

 

 

ひじきのほかに、切り干し大根について見てみると、100gあたりの鉄分は3.1mgで、以前の9.7mgのおよそ3分の1となっています。これも、以前は鉄製の包丁で加工していましたが、ステンレス製の包丁にとってかわったため、鉄分が減ったと考えられています。

 

 

1949年~1952年に子どもを生んだ女性達は、子供の成長に必要な鉄を日常的に摂っていたのです。

 

 

それとこの世代は、戦後から少しずつ豊かになっていって、動物性食品も容易に手に入るようになった為、鉄だけでなく「タンパク質」の摂取量も増えています。

 

 

『公益財団法人 日本食肉消費総合センター 食生活の変化と寿命の延びの関係は?』より引用

 

 

今から約80年前、大正7年の家庭では、漬け物やみそ汁をおかずに米を4人で毎食5合食べたという記録があります。

 

 

油脂はほぼゼロ、動物性食品は20gの塩蔵魚を週5回ほど食べていますが、平均的総摂取熱量は2,100kcalと現在(平成10年1,979kcal)より多く、タンパク質も平均53g摂取(平成10年は約80g)。

 

 

こうした穀類中心の粗食が、結核などの感染症や脳卒中を招いたといわれています。

 

 

戦後、動物性食品が食卓に上りだすと日本人の寿命も次第に延び始めます。

 

 

まず感染症の代表・結核が昭和20年代から30年代に激減、死亡率のトップは脳卒中に変わります。

 

昭和40年代以降は脳卒中も減り、昭和50年代に死亡率第一位はガンに変わりました。

 

 

(中略)

 

 

昭和25年(1950年)頃のタンパク質摂取量は1日68gで、

 

昭和35年(1960年)69.7g、

 

昭和55年(1980年)78.7g、

 

平成10年(1998年)79.7gとなっています。

 

 

脂肪摂取量は昭和25年には1日18gが昭和55年に55.6g、平成10年には57.9gと50年前の3倍近くに増えました。

 

 

タンパク質と脂肪の摂取増は寿命の延びと比例し、それは動物性食品の増加とも比例します。

 

 

昭和35年の肉類摂取量は1日18.5gですが平成10年は77.5gと約4倍に、同じく卵類は2倍強、牛乳・乳製品は約4倍に増えました。

 

 

魚介類は約1.3倍の伸びにとどまっています。

 

戦後はまだ肉が高価だったので、今程たくさんの肉を食べる事はありませんでした。しかし、それ以前の日本の食事と比較すると、明らかにタンパク質の摂取量が増えました。だからこそ、

 

>感染症の代表・結核が昭和20年代から30年代に激減

 

ということに繋がったのです。

 

この世代は「タンパク質」単体で見れば、現代人より少ないです。しかし 鉄+タンパク質 の両方が摂れる環境だったと言えます。

 

これで、「現代の高校生」の上顎が貧弱で、「50年前の高校生」の上顎がガッチリしているのか、腑に落ちます。

 

 

今の世代は、タンパク質・脂質は足りても、調理器具がステンレスやテフロンとか鉄以外の製品になったため鉄が不足しています。

 

 

作物はビタミン・ミネラルが少なく、おまけに糖質超過多なので、それらを代謝するのに、ビタミン・ミネラルを消費してしまいます。

 

 

従って、上顎が丈夫に成長しないわけです。

 

50年よりもっと前の世代は、鉄製品から鉄の摂取はできても、欧米化していない純粋な日本食だったので、脂質・タンパク質不足だった為、鉄を摂っても吸収が悪かったと考えられます。出っ歯が多かったのは、鉄を摂れてもタンパク質が不十分だったからではないでしょうか。

 

 

 

何故、「栄養の乏しい昔の和食」を食べていた人が、現代人より頑丈な子を生むのか謎でしたが、

 

冷静に考えたら、50年前の高校生が生まれる前は、今ほどではないにしろ動物性食品も多少は豊かですし、鉄も摂れる・・・この世代が一番、栄養の良いとこ取りをしていたのです。

 

 

大事なのでもう一度言いますが、鉄の吸収にはタンパク質が必要なのです

 

 

現代人のように鉄が足りなくてもダメ、戦前の人のようにタンパク質が足りなくてもダメなのですタンパク質不足を治さないと、鉄は増えません。

 

戦後1949年~1952年あたりに出産した女性は、偶然が重なって「鉄タンパク」が両方摂れていたため、子供の上顎が十分成長したのでしょう。

 

 

まとめるとこんな感じですね。

 

 

  • 現代の高校生を産んだ母親 → タンパク質は足りても、鉄が足りない

 

  • 50年前の高校生を産んだ母親 →タンパク質を食べるようになり、鉄も足りている

 

  • 昔の母親 →タンパク質が足りないが、鉄は足りている

 

 

一応付け加えておきますが、昔の人の場合、タンパク質を食べれる環境にあるかどうかは人によって違います。肉は高価でしたので、家庭の経済状態によって食べられない人もいたと思います。

 

そして、「その人の生まれ育った地域の食文化」に左右される可能性も高いです。

 

場所によっては、ほとんど動物性のタンパク質を摂らない地域もあれば、魚や昆虫などからタンパク質・脂質を積極的に摂取していた地域もあります。後者の場合は、タンパク質・脂質+鉄が摂れていたと考えられます。

 

 

従って、戦前生まれの日本人には出っ歯の人もいますが、「50年前の高校生」の写真のように、顎がガッチリしていて、魚の背骨を平気で噛み砕くようなツワモノも多いのです。実際に、私の周りにそういう年配者がいます。

 

 

 

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最近の母親の栄養状態

 

 

「50年前の高校生」の栄養状態 > 「最近の高校生」の栄養状態

 

 

は、言い換えると、

 

 

「50年前の高校生を生んだ母親」の栄養状態 > 「最近の高校生を生んだ母親」の栄養状態

 

 

ということです。

 

 

ここまでの説明から、現代人に鉄が不足している事は理解していただけたかと思います。

 

 

 

しかし、調べてみると、若い女性に不足しているのは「鉄」だけじゃないようです。ダイエット等で、摂取カロリーが終戦直後より低いのだそうです。

 

 

 

ダイエットといえば、動物性食品を減らすのが王道ですから、タンパク質や脂質も不足している可能性大です。

 

『NAVER まとめ 若い女性の摂取カロリーは終戦直後より低い・・。“痩せすぎ”な人が多すぎる日本』

 

 

 

ダイエットもこのレベルになると危険です。

 

 

 

戦時中や、終戦直後の食料が無かった話は散々聞かされて育ってきましたので、それ以下って凄いと思います。

 

 

といっても、糖質制限をする前までの私は、1日1食とか、断食をしていましたので、人のことは言えません。当時は、体温は低いし、何もしなくても疲れるし、代謝は落ちるし、体重は増えないし、不健康でした。

 

 

おまけに女性は甘いものが大好きです。これらの代謝によって、ビタミン・ミネラルも浪費されます。

 

 

ほとんどが、糖質過多・タンパク質不足・脂質不足・ビタミン不足・ミネラル不足です。

 

 

この状態で、健康な子供が生まれるだろうと思うのが間違いです。

 

 

また、糖質過多だと「卵子」や「卵巣」が糖化してしまいます。「卵子」は数が決まっていて、入れ替らないので注意が必要です。

 

卵子が老化する原因と防ぎ方。卵子の質を悪化させない食習慣は、不妊症の改善にも期待できる

 

 

 

 

子供の上顎がどうしてまともに成長しないのか、についてお話してきました。

 

 

「近代食」を食べなかった先住民のような「しっかりした骨格」に成長するには、女性の努力はもちろんですが、正しい知識を得られる環境が必要です。

 

 

 

子供の成長にはどんな栄養素が必要なのかをもっと伝えていかなければなりません。

 

 

 

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子供の歯並びが悪くなる真の原因。骨格的な不正咬合の予防は母親にかかっている

 

子供の骨格的な歯並びの悪さは何で決まると思いますか?

 

 

遺伝ですか?

 

 

それとも、生まれてからの習慣ですか?

 

 

 

違います。

 

 

 

 

生まれてくる前、つまり、母親の妊娠中、妊娠前の栄養状態で決まると言っても過言ではありません。

 

 

 

・・・と言っても納得できないと思うので、数回に分けて、妊娠中の母親の栄養失調(特に鉄不足)が、子どもの骨や軟骨の成長に影響するという話をしたいと思います。

 

 

 

特に重要です。

 

 

 

私は、2年前から糖質を一日10g以下にし、主にタンパク質、脂質を食べて生活しているのですが、それに加えて、昨年秋からを意識して摂るようになりました。

 

 

最初は食品からだけでしたが、調子が良かったので、今年の一月から「鉄サプリ」に切り替えて摂取しています。

 

 

あまりの変化に驚いています。今年ほど暖かく過ごせた冬はありませんでしたし、とにかく疲れません。鉄の凄さを実感しています。「不足させてはいけないな」と思います。

 

鉄の過剰摂取は危険という考えを改めます。鉄サプリを半年間飲んでみて思う事

 

 

鉄不足を軽く考えてしまいがちですが、やっぱり良くありません。特に「子どもを産む予定のある女性」の場合は、本人だけの問題ではありません。鉄不足は「子どもの成長」に大きな影響を与えるからです。

 

 

私のように、「寒がり」「寒がりじゃなくなる」・・・程度の変化でしたら、取り返しがつきます。私の場合30代ですが、なんとかなりました。

 

 

しかし、子どもの発育、それも「骨格が正常に発達しない」となるとどうでしょうか? 取り返しがつきませんよね。

 

 

頭蓋骨の中心にある上顎が、栄養不足で発育不全になると、不正咬合、鼻詰まり・・・等のリスクが高まります。

 

 

ここでは「不正咬合」についてお話します。

 

 

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不正咬合とは

 

 

正しい噛み合せを「正常咬合 せいじょう・こうごう」と言います。

 

反対に、歯並びや噛み合わせが正しくないことを「不正咬合 ふせい・こうごう」と言います。歯がガタガタに生えていたり、出っ歯や、受け口も「不正咬合」です。

 

「正常咬合」と「不正咬合」の違いは、以下の写真を見てください。

 

 

『Nutrition and Physical Degeneration 写真集 食生活と身体の退化 抜粋』より引用

 

 

オーストラリア先住民 ー孤立集団ー

 

 

ここの先住民が住んでいる土地の大部分は一年中日照りが続く危険にさらされているが、大自然の法則に服して生きていくための技術を心得ている。

 

素晴らしい歯列弓と歯をみてほしい。ムシ歯はほとんど見られなかった。

 

 

ー近代化集団ー

 

 

人種や皮膚の色にかかわらず、先住民が栄養欠陥食を食べ始めると、生まれてくる世代には、一般に共通した顔と歯列弓の歪みや骨の異常が見られる。

 

近代文明に接触したオーストラリア先住民の子供たちに狭い歯列弓や叢生が見られることと、彼らの顔が近代的な白人の顔立ちに似ていることに注目してほしい。

 

 

歯列弓(しれつきゅう)とは、歯列の曲線のことです。

 

 

叢生(そうせい)とは、歯の大きさや数に対して、顎が小さい為に、歯がガタガタに生えてしまう状態のことです。乱杭歯(らんぐいば)や、八重歯(やえば)も叢生にあたります。

 

 

近代文明の食生活(栄養欠乏)を始めるまでの先住民族は、模型のような美しい歯並びですね。

 

ここで紹介した写真は「オーストラリアの先住民」ですが、引用元には、他の民族の写真もあります。しかし、どの民族も以下の点が共通しています。

 

 

 

 

  • 伝統的な食事をする → 正常交合

 

  • 近代食を摂取し始める → 不正交合&虫歯

 

 

 

伝統食とは

 

 

一口に「伝統食」と言っても、その民族によって、内容は全く違います。

 

 

「植物性食品」も「動物性食品」もまんべんなく食べている民族もいれば、イヌイットのように「動物性食品」ばかり食べている民族もいます。

 

 

 

しかし、同じ伝統食でも、「昔の日本人の食事」は、動物性の食品の割合が極端に少ないので、脂質やタンパク質といった栄養が不足していました。

 

 

 

「昔の和食は素晴らしい」と思っている方も多いと思いますので、一応言っておきます。

 

 

昔の日本は、今より土壌に栄養があったと思うので、作物にはミネラル・ビタミンは豊富に含まれていたかもしれません。

 

しかし、脂質とタンパク質の摂取量が極端に少なすぎました。そして、糖質過多です。従って、和食は健康的ではなく、栄養失調になる食事です。このように、全ての伝統食が良いとは限らないのです。

 

 

和食は素材の味を生かした料理だという嘘と、日本人が不健康な白米を止められないワケ

 

健康には昔ながらの和食が良い?実は栄養状態が悪かった昭和の子供達

 

 

 

栄養失調になる和食を食べていた日本では、実は、昔から不正咬合が多かったのです。その証拠が「風刺画」です。

 

海外の昔の風刺画では、日本人は「出っ歯」に描かれています。幼少期に栄養失調を経験すると、そのような風貌になるそうです。

 

このことからも、「昔の日本人=出っ歯=栄養欠乏を経験した人が多い」という構図が浮かび上がってきます。「出っ歯」は不正咬合の1つでしたね。

 

「近代食」を食べている現代の日本人は、「動物性食品」の摂取が増えたので、昔ほど栄養失調ではありません。

 

 

しかし「近代食」特有の栄養失調には変わらないので、やはり不正咬合は多いです。(※「昔の栄養失調」と質が違うという意味です)

 

 

 

近代食の特徴

 

 

ここで、「昔の日本のような栄養失調」と、「近代食特有の栄養失調」の違いについて説明しておきます。

 

 

昔の日本の栄養失調は、「糖質過多、(土壌がよかったので)ビタミン・ミネラルは現代より多め、脂質とタンパク質が絶望的に少ない」という状態でした。脂質やタンパク質が少ないと、感染症にも弱く、基本短命です。

 

 

これに対し「近代食」というのは、加工食品、精製された穀物、砂糖たっぷり、それに動物性の食品を組み合わせる・・・といった、いわゆる一般的に思われている「体に悪い食事」です。

 

 

「近代食」の栄養の特徴は、超高糖質、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラル」です。

 

 

タンパク質、脂質が多めなのは良いことです。しかし、これに糖質が組み合わさると体に悪いです。

 

 

【脂質+タンパク質】は良くて【糖質+脂質+タンパク質】が良くない理由

 

 

「近代食」は、メニューは違っても、栄養的には、世界どこも似たり寄ったりではないでしょうか。

 

 

そして、どの民族も「近代食」を食べることで(栄養状態が原因で)、「顔と歯列弓の歪み(狭い)」や、「骨の異常」がでてくるようです。

 

 

当たり前ですが、土台が悪いと、歯並びに影響します。

 

 

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土台である骨が健全に成長できているか

 

 

ご存知の通り、不正咬合を治療する「歯列矯正」は、保険がきかないので治療費が高額になります。

 

「伝統食を食べていた先住民」は美しい歯でしたが、彼らのように不正咬合を予防するには、「骨格的な不正咬合の真の原因を知る事」と「早い段階からの準備」が必要です。

 

 

まずは「骨格的な不正咬合」の原因についてお話します。「骨格的な不正咬合になる原因」の説明については、分かりやすかった以下の本を主に参考にさせて頂きました。

 

『歯医者の99%は手抜きをする ダメな歯医者の見抜き方 いい歯医者の見分け方 著者:歯学博士 長尾周格』

 

 

骨格的な不正咬合について、まず、押さえておくべきポイントは2つです。

 

 

  • 「(骨・軟骨)の成長に必要な栄養素」が足りているかどうか。

 

  • ほとんどの場合、生えてくる歯の「大きさ」や「形」が問題なのではなく、その土台である骨や軟骨(特に上顎の横幅)の発育不良が原因。

 

 

 

骨格的な不正咬合の主な原因は、「遺伝」や「生まれてから摂取した食べ物」ではありません。

 

 

主に、母親の妊娠前、妊娠中の栄養不足が原因です(つまり、生まれる前、胎児の時に原因があるということです)。

 

この栄養不足は深刻な問題です。冒頭で言ったように(子どもの)歯の生える骨や軟骨に影響が出るからです。

 

 

建物を建てる場合は、元になる基礎がしっかりしていないといけません。

 

 

 

不正咬合の種類

 

 

歯は「顎の骨」に生えています。歯が健全に生える為には、基礎である「顎の骨」がしっかりしたものである必要があります。

 

 

もし、この「顎の骨」に問題があるとどうなるか・・・というと、具体的には、以下のようになります。

 

 

 

歯並びがガタガタ

 

上顎の横幅の成長が不十分で、歯が並ぶスペースが足りない。その狭いところに無理矢理歯が割り込んだような状態になるので、ガタガタになります

 

 

出っ歯

 

上顎の前方成長の過大ではなく、下顎の前方の成長不良、下顎が引っ込んでいる上顎前突の状態。また出っ歯患者の多くには、上顎の横幅の成長不良も見られます。昔の日本人に多かったです。

 

 

受け口

 

上顎の前下方への成長不良です。

 

 

 

 

こうしてみると、歯の大きさとか形以前に、「土台である骨や軟骨が、正常に成長できているかどうか」がいかに重要か分かると思います。

 

 

続いて、「顎の骨の成長のメカニズム」についてお話します。

 

 

 

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顎の骨の成長のメカニズム ~ タイムリミットは6歳 ~

 

 

身体の成長と発育は、各組織均一ではなく、脳に近いところから成長していきます。

 

脳や神経は先に成長し、6~7歳までにほぼ成長を完了すると言われています。そして、筋肉や骨格などの組織は、幼年期はゆっくり、そして思春期になると急激に成長していきます。

 

脳や、それを包む頭蓋骨も6歳までに成長を完了するので、頭蓋骨の真ん中に位置する「上顎の骨」も、6歳までに90%成長を完了します。ちなみに、「下顎の骨」の方は、10歳くらいからさらに大きくなるそうです。

 

先に頭蓋骨の上半分が成長し、成長とともに下半分がしっかりしていく過程が、以下の図でわかります。

 

 

『新生児および生後の変化』より引用

 

 

 

 

 

 

脳や頭蓋骨の成長については、「6歳」、「6~7歳でほぼ完了する」、「9割がた完成する」、「80%」等、調べてみると、人によって諸説紛々としています。例えば以下。

 

 

『ホンマ矯正歯科 矯正治療の開始時期について』より引用

 

 

 

 

(中略)

 

上の図を見てください。矢印の横軸は年齢を表しています。その上に帯状に示してあるのが上あご(上顎)と下あご(下顎)の成長時期です。

 

つまり、7から8才にかけての1年間は上顎の成長期、11才半ばから13才半ばにかけての2年間は下顎の成長期であることが分かります。

 

言う人によって正確な年齢はバラバラですが、上顎の骨はだいたい6歳くらいで、ほとんど成長を終えるということは分かりました。

 

 

この「上顎の骨」がポイントです。

 

 

骨格的な不正咬合は、歯の土台である「上顎の骨」の成長・発育が正常に起こらなかった為に起きます。

 

その「上顎の骨」が、どのように作られていくかは、以下が参考になります。

 

 

『歯医者の99%は手抜きをする ダメな歯医者の見抜き方 いい歯医者の見分け方 著者:歯学博士 長尾周格』より引用

 

頭がい骨とつながっている上あごの骨は、生まれた時は左右に分かれています。

 

上あごの真ん中にある骨の継ぎ目を正中口蓋縫合(せいちゅうこうがい・ほうごう)と言います。

 

頭がい骨の成長に伴って上あごの骨は左右に離れ、正中口蓋縫合が開き、開いたところに新しい骨ができて上あごの骨は横に成長していきます。

 

上あごの骨は頭がい骨の成長の影響を受け、6歳までに特に横幅において9割がた成長を完了してしまいます。

 

(157p)

 

 

上顎の骨が左右に分かれていると言われても、ピンとこない方もいると思いますので、成人男性の模型で説明します。下顎は外しました。

 

 

 

頭蓋骨の真ん中の水色のパーツが「上顎の骨」です。

 

 

この上顎の骨を上顎骨(じょうがくこつ)と言います。見ての通り、口の真ん中が2つに分かれています。

 

 

ちょっと分かりにくいので、上を向いてもらいます。

 

 

 

裏も割れていますね。これが正中口蓋縫合(せいちゅうこうがい・ほうごう)です。

 

 

>頭がい骨の成長に伴って上あごの骨は左右に離れ、正中口蓋縫合が開き、開いたところに新しい骨ができて上あごの骨はに成長していきます。

 

 

・・・とあります。この上顎の骨の横幅の成長が不十分だと問題なのです。先程説明したように、永久歯が生えるスペースが足りないので、ガタガタの歯並びになります。

 

 

ですが、問題は歯だけではありません。

 

考えてみてください、「上顎の骨」というのは、口の骨であると同時に「鼻の骨」でもあるのです。

 

 

それの何が問題なのかは次回にお話します。

 

 

骨格が原因の鼻詰まりは子供の時の成長で決まる。口呼吸が招く脳への悪影響

 

 

 

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医療情報をインターネットで調べる時の注意点。歯科医院の公式ホームページや患者の口コミは信用できるのか

 

続いていた根幹治療も終わりにさしかかり、型取りまでたどりつきました。

 

 

 

この根幹治療を機に、歯の知識をもっと深めたいと、歯に関する情報を集めるようになったわけですが、この分野は知らない事が多かったので、良い学びになったと思います。

 

 

そして、調べていて「これは当てにならないな」と思う情報もあれば、知っていて有益だった情報もありました。

 

 

「どんな医療情報が真実で、どんな医療情報が当てにならないのか」

 

 

 

・・・というのは、このブログのテーマでもありますので、今回は「歯医者さんに関係する情報をネットで集める事」について、私が感じた事をお話しします。

 

 

 

「歯科には縁がない」という方も、他の科の医療情報を探す時にも当てはまる事ですので、「歯科」という単語を、医療全般に置き換えて読んでみて下さい。

 

 

 

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インターネットを使った病院探しは当てになるか

 

 

これは△~×と判断しました。その理由を説明します。

 

 

△~×としたのは、手に入ったパズルのピース、情報量によって決まるからです。

 

 

単純に考えて、情報というのはピースが多ければ多い程、全体像が鮮明に掴めるようになります。

 

 

そして、医療や栄養など、知識を調べる場合と違い、病院を調べる場合は基本的にピースが少ないと思って下さい。

 

 

大きな町の有名な病院であれば、病院の公式ホームページ以外にも、口コミサイトや、ブロガーの体験談など、情報がちらばっているかもしれません。

 

 

その場合、病院自身のホームページだけでなく、患者側の視点で書かれた「客観的な情報」が手に入ると思われるので、まあまあ参考になるかもしれません。

 

 

ですが、これが「地方の個人が経営する医院」であれば話は変わってきます。

 

 

地元の歯医者を色々と探してみて思ったのですが、ネット上にはこれだけ情報が溢れているのに、「歯科医院の情報」は意外と少ないと感じました。

 

 

公式ホームページがないケースも珍しくないのです(※あくまで私の地域の歯科医院の話です)。

 

 

 

 

的外れな歯医者の口コミ

 

 

公式ホームページが存在しない・・・

 

 

そうなってくると頼れるのは口コミサイトですが、投稿数が圧倒的に少なく、0のところが目立ちました。

 

 

あったとしても、「待合室が綺麗だった」とか、「優しい対応だった」とか、「駐車場がどうだった」とか、医師の腕等、医療の本質とは関係ない評価が目立つので、正直あまり参考になりませんでした。

 

 

医療と関係ない部分の評価を全て否定するわけではありませんが、どちらかと言うと、知りたいのは、「どういう症状で訪れたか」、「治療はどうだったか」、「宣伝と実態に差がないか」、「その後再発がないか」等です。

 

 

これらの情報が記載された口コミは本当に稀で、手に入りにくいと思いました。

 

 

同じ地域の口コミでも、飲食店の場合なんかだと、「料理の本質と関係ない部分」以上に料理の技術、質に対しても鋭く分析されていたりするのですが、対象が医療の場合は、どうしても本質ではなく枝葉の部分の評価に偏ってしまう傾向があります。

 

 

ただ、素人が医療を分析するのは難しいので、これは仕方のない事だとは思います。

 

 

 

だから、医院の口コミは、「雰囲気」とか、「立地」等の話になってしまうんだと思います。

 

 

これでは、料理の器や接客ばかりを褒め、肝心の料理についての意見がないようなものです。

 

 

以上が口コミの残念な点です。

 

 

 

で、仮に歯科の公式ホームページがあった場合、それを頼る事になるわけですが、注意が必要です。

 

 

ホームページで書かれている事を期待して行っても、実際は違う事もあるからです。

 

 

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ホームページで書かれている内容と実態が微妙に違う

 

 

今回、私は「根幹治療を得意としていそうな医院」を探し、その中からCTを備えている事をアピールしている医院に行きました。

 

 

期待して行ったものの、根管治療にはCTではなくレントゲンを使われました。

 

 

素人が「えっ?CT使わないんですが」等と言えば、感じが悪い事極まりないですので、聞けませんでした。

 

 

症状が酷くなって心配になってようやく言ったのです。

 

 

私が骨髄炎の可能性があるかもしれないから確認の為にCTを撮ってもらえないかとお願いしたところ、撮ってもらえたのですが、それでも撮って欲しい理由を説明するまでは「何のために?」と言われました。

 

 

 

 

 

 

ホームページに紹介してあっても、使わないのであれば意味がありません。

 

 

だから、ホームページで「いいな」と思っても、それが現場で反映されているかどうか、実際に医院に問い合わせてみる方が良いかもしれません。

 

 

 

 

公式ホームページと口コミについて

 

 

このように、(やらせでなければ)口コミは素直な患者の意見が拾えるのですが、その内容が医療の本質とは関係ない事なので当てにならず、医院のホームページは医院の大まかな情報が得られるが、場合によって記述してある内容と異なる事があるので当てにならない事もあります。

 

 

ここまで、「口コミ」と「公式ホームページ」の欠点を述べてきましたが、じゃあ、だからと言って「インターネットの情報は当てにはならない」のかというと、それは少し違います。

 

 

欠点があったとしても、「インターネットが当てにならない」のではありません。

 

 

たまたま得た情報の質が悪かったのです。

 

 

今回のケースだと、質が低かったのは、以下の2つが原因です。

 

 

 

 

  • 口コミという「客観的な情報」の量が足りない事(やらせもある)

 

  • 情報源が公式ホームページ等の宣伝だけになる事

 

 

 

そして、それを載せている媒体がたまたまインターネットだった・・・というだけに過ぎません。

 

 

公式ホームページは、インターネットという手段を使っていますが、「宣伝」ですから、マイナスになるような事は書きません。宣伝を当てにするのは危険です。

 

 

価値があろうとなかろうと、とにかく売り込みたい対象を良く見せるのが宣伝の役割なのですから、これを「真実」と捕らえてしまうことに問題があるのです。

 

 

メディアであろうが、インターネットであろうが、宣伝は宣伝です。

 

 

「良く見せているに過ぎないのだから期待はずれでも仕方がない」・・・宣伝に対してはそう割り切って情報収集しましょう。

 

 

こういう事がわかっていないと、「宣伝」や、「宣伝の為に雇われた専門家の発言」を真実だと思い込み、騙された結果、その情報源ではなく、何故か媒体であるインターネットのせいにしてしまうのです。

 

 

ネットで真実を探す時に大事な事の一つは、「利益誘導の意図がない情報」を掴む事です。

 

 

その情報が宣伝かどうか、そこに注目しましょう。

 

 

 

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先生の情報発信には注目する価値がある

 

 

ただし、公式ホームページで比較的参考になると思えるものがあります。

 

 

これはある場合と、ない場合があるのですが、時々、先生が情報発信されている事があります。

 

 

そういう記事があれば、先生が勉強熱心かどうか、読者に対してどういう反応を示す人か、考え方等がなんとなく見えてきます。

 

 

数ヶ月観察していると、人柄くらいは、文章から推測する事ができます。

 

 

ホームページの「理念」のページで、さらっと綺麗事を述べるのは簡単ですが、長期間、情報発信するのは大変だと思います。

 

 

そういうコツコツした部分から、人柄の良さがにじみ出ているのであれば、私の経験上(糖質制限を実践している医師等を見てきて)、それは良い先生の可能性が高いです。

 

 

当然ですが、この方法では「情報発信をしていない先生」を見極めることはできません。

 

 

「情報そのもの」がないのですから、現場に行って自分の目で確かめるしかありません。

 

 

 

 

インターネットの強み

 

 

ネットの強みはなんといっても情報量です。

 

 

多くの情報を見比べていくと、「辻褄の合う事」と、「辻褄の合わない事」がハッキリしてきます。

 

 

それを繰り返していくと、次第に何が真実か見えてきます。

 

 

この作業が出来る事こそ、ネットの魅力だと思っています。

 

 

その為、「情報量が少ないテーマ」の場合は、残念ながら強さが発揮されません。少ない情報にすがってしまうのは危険です。

 

 

地方の個人がやっているお店、医院となると、分析するだけの情報量が少ないので、選定する作業も精度が落ちます。

 

 

たった一つしかない宣伝を頼りにせざるを得ません。

 

 

「利益誘導が目的ではない、複数の第三者の客観的な意見」がないのは、調べる上で痛いと言えます。

 

 

 

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医院の美しい公式ホームページとガイドブック

 

 

ホームページが異様に豪華な歯科医院は多いです。

 

 

これについては、以下のサイトでその理由が書かれてありましたので参考に。

 

 

『デンターリスク|歯医者の裏話 歯科医院ホームページの落とし穴』より引用

 

歯科医院ホームページの見るべきところ

 

 

近所で歯科医院を探すためホームページを検索してみると、驚くほどの件数が表示されます。

 

 

2014年現在『歯医者』というキーワード検索で、約600万件ほどのヒット件数がありますが、同様のキーワードに『歯科医院』『歯科クリニック』『デンタルクリニック』などがあることを考えると、非常に多くのサイトが存在することがわかります。

 

 

ウェブ制作の業界でも歯科医院のホームページ制作といえば、定番のお仕事と言えるほど、多くの歯科医院が宣伝費にお金をかけて立派なウェブサイトを持っています。

 

 

当然ながらどのウェブサイトも『素晴らしい経営理念』や『安心』『安全』『清潔』『高い技術』を謳い、どの歯科医院が本当に素晴らしい歯科医院であるかを見極めるのは非常に困難です。

 

 

このように、豪華絢爛のホームページはお金がかかるとの事です。

 

 

逆に言えば、お金をかければ見栄えの良いホームページを作る事ができるというわけです。

 

 

『僕の審美歯科ガイド 差し歯治療体験記 06 ~ 歯医者さんに告ぐ』より引用

 

 

僕はIT系の仕事をしているので医療関係のホームページが普通以上にコストが掛かるってのは聞いてる。

 

 

薬事法やら医師法やらの関係でデリケートなんですよね。

 

 

医院自らサイトを製作している場合は別でしょうが、お金をかけてホームページを製作した場合、その料金は、設備代などとともに、上乗せされる可能性もなきにしもあらずです。

 

 

宣伝の話のついでに付け加えますが、病院を紹介したガイドブックってありますよね。「〇〇県、20XX年度版」みたいな。

 

 

 

私は昔バイトで、病院に「ガイドブックに載せませんか?」みたいな営業の電話をかけてました。

 

 

あれも病院がお金を払って本に載せているので、宣伝です。言うまでもありませんが、腕がいいから載っているわけではありません。

 

 

 

 

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ネットで医療情報探しは当てになるか

 

 

これはです。大いに調べましょう。

 

 

ただし、注意もありますから、そのことも踏まえて、「情報収集する姿勢が大事だ」と言う理由をお話します。

 

 

ネットで検索すると、「治療の内容」、「良い歯医者の選び方」、「歯科相談」等、あらゆる情報が手に入ります。ほぼ必要な情報は手に入るのではないかというくらいです。

 

 

これらを調べていてよく遭遇するのが以下の言葉です。

 

 

 

 

  • ネットの情報はあてにならない

 

  • いいかげん

 

 

 

・・・という記述です。(歯科医師や専門家が述べられている場合がほとんどです)。

 

 

これ、結構多いんです。しかも、何故当てにならないのか、その理由が具体的に説明されていません。

 

 

とにかく大前提としてネット=いいかげんという図式があるのです。

 

 

まぁ、「自分で調べた事を医院で主張し、医師の判断に聞く耳を持たない人」に困っている医療関係者にとってはうんざりかもしれません。

 

 

ですが、そういう人がいるからといって、調べる事自体を「中途半端な知識」と揶揄したりするのはどうなのでしょうか。

 

 

医師が間違っていたら終わりです。

 

 

現実に、医師や専門家の唱える医療や栄養の一般論は嘘デタラメが多いです。

 

 

自分で調べなければ間違った方向に誘導されるようになっています。

 

 

 

 

 

 

一方で、医師の意見を頑なに信じない患者にも問題はあります。

 

 

調べるのなら、考え、話し合い、医師が納得するような説明をする必要があります。

 

 

私も調べるタイプです。

 

 

今回の歯の事もそうですが、最初は医師にしっかり自分の考えを述べますが、話をして、「私が思っている事よりも医師の説明が理に適っているな」と思ったら、あっさり医師に従います。

 

 

どんなに事前に調べていようがです。

 

 

優秀な先生であれば、論証付きで話してくれるものです。

 

 

その代わり、整合性のとれない話だったり、ハギレが悪かったりしたら、自分の考えでいきます。

 

 

調べるだけじゃなく、それが正しいのかどうか思考、検証する事が大切です。もし、これが出来ないと、考えが間違っていた時に軌道修正が出来ません。

 

 

これはマズイ。

 

 

患者だけでなく医師にもこの柔軟性は必要です。

 

 

 

調べるだけで思考をしない患者も問題ですが、「思考していない」という点では、「ネットの情報はインチキ」と決め付ける人も同じなのです。

 

 

この人達も思考していなかったから、ネットのインチキな情報に騙され「ネットの情報はインチキ」という結論に至ったに過ぎません。

 

 

ネットから有益な情報を得ている人は、「ネットの情報はインチキ」とは言いません。

 

 

 

一部にいい情報があるからといって、全体がいい情報ではないし、

 

 

一部に悪い情報があったからといって、全体が悪い情報とは限りません。

 

 

 

当たり前ですね。

 

 

玉石混淆の中から、吟味、分析をし、真実を探り当てるのです。間違うこともありますが、それなら軌道修正すれば良いのです。

 

 

これすらもせずに「ネットの情報がいい加減だ」と決め付ける人は、「自分はいい加減な情報しか探り当てることが出来ない」と言っているようなものです。

 

 

ですから、自分なりに調べた人が「中途半端な知識」とか「頭でっかち」だとバカにされても凹む必要はありません。

 

 

調べるのを止めてはいけません。その姿勢は決して間違っていないのです。

 

 

私も今回、顎の骨が痛くなって色々調べましたが、「知っていて良かったな」と思う事はいくつかあります。

 

 

特に「骨髄炎」の情報は事前に知って良かったと思います。

 

 

「利益誘導目的でないと思われる体験談」は、相当参考になりました。

 

 

「そういう事もあり得る」と知ったおかげで、行動が慎重になり、結果的に症状悪化をくいとめる選択をする事ができたと思います。

 

 

もし、無知だったらもっと大変な目にあっていたかもしれません。

 

 

このように、自分の症状と全く同じじゃなくても、ヒントになれば十分なのです。

 

 

探し方にもよりますが、ネットの情報はいつも当てになっています。

 

 

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悪徳歯医者が生まれる原因は歯科の診療報酬が低すぎるのが原因だった。善良な保健診療歯科医を叩き潰すシステムとは

保険診療の診療報酬は、あまりにも低すぎて儲かりません。

 

 

 

その為、その穴埋めに、歯科医院が自由診療に力を入れるようになるのは当然の成り行きと言えます。

 

 

 

歯科医師の中には、技術が伴わない治療を行いトラブルになるケースもあるそうです。

 

 

 

ここだけ聞くと、「とんでもない歯医者だ」とか、「悪徳歯医者に当たらないようにするにはどうしたらいいか」という考えにハマってしまいます。

 

 

 

ですが、「自分さえ良い歯科医師に当たれば良い」という考えに留まるのではなく、「みんなが良い歯科医師に当たるにはどうすれば良いか」という視点で見ることも大事ではないかと思います。

 

 

「悪徳歯医者だけ」に目を向けるのもダメだし、「歯医者の数が多すぎて競争が激しいからという事だけ」に目を向けるのもダメです。

 

 

一番注目して欲しいのは、やはり「歯科医師が生活苦になる程、歯科の診療報酬が低すぎる」という事です。

 

 

 

何故、改善しないのだろうと不思議に思っていましたが、調べるにつれ、その理由が少しずつ見えてきました。

 

 

調べていくと、悪徳歯医者をわざと作り出している人達が存在していて、その結果生み出された悪徳歯医者はただの下っ端でした。

 

 

そもそも、医師だろうが、歯科医師だろうが、基本的に医療に関わる人間は「人の役に立ちたい」という気持ちが強いと思います(お金の為や、本人の意思とは関係なく継がされた等、例外もあるかもしれませんが)。

 

 

そういう人間を悪徳に走らせるキッカケにとても興味がありました。

 

 

悪徳になれてしまう歯科医師は、生活には困らないかもしれません。

 

 

しかし、悪徳になれない善良な歯科医師(保険医)は、大変苦労しているみたいです。

 

 

 

以下の記事でも紹介しましたが、保険医が「真面目に働いたら生活が出来ないようなハードル」を厚生労働省から課せられて苦しんでいる構図が明らかになってきました。

 

 

保険診療の歯科医院で行われる保険外診療について知っておきたいこと

 

 

 

前回も「歯科医師を追い詰める酷い話」を紹介しましたが、一つだけでは信憑性に欠けるので、今回は、さらに具体的な話を紹介します。

 

 

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指導の実態

 

 

酷い場合は自殺につながる、指導の実態をご紹介します。

 

 

『『小説家になろう』 わすれられない 人 たち  神風特別特攻隊!!! (前編)』より引用

 

 

 

歯科医師にとっての赤紙とは、

 

厚生労働省からの通達。

 

個別指導の通達だった。

 

 

個別指導とは患者さんのカルテや領収書、レントゲン

 

銀歯などの補綴物などを作った際の技工指示書、納品書

 

院内掲示物、いろんな関係書類

 

などなど、かなりの内容物を用意し、

 

持参しなくてはいけない。

 

 

 

最近、国民保険医療費が過去最高の38.5兆円

 

(2013/11/14付  厚生労働省 発表)

 

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK14039_U3A111C1000000/

 

 

そのために年々、医療機関に厳しい目が向けられる。

 

厳しい指導が行われる。

 

 

昨年の夏に僕の歯科医院に共同指導という最高に厳しい厚生労働省の指導があった。

 

 

そのときに書いていた僕の私小説

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

2012年8月中旬

 

保険歯科医院を経営している者達にとって高得点の歯科医院を狙い撃ちした恐怖の個別指導があった。

 

 

当院は今年で独立開業してからおかげさまで、はや8年目。

 

 

新築の家も立て、もうすぐお引越しという時に、厚生労働省からの郵便書留による恐怖の共同指導の通達。

 

 

2年前にまず診療報酬が高得点の上位8%の歯科医院が抽出され集団指導をうけた。

 

 

これは運転免許の切り替えの講習会のような感じで3時間行われた。

 

 

そして昨年、それでも高得点をたたきだしている歯科医院が個人指導に選ばれるのだが、これもけっこう恐怖ものなのだが、そのまだ上の共同指導というものに当院が選定されてしまった。

 

 

(中略)

 

 

これから油がのりきって、がんがんお仕事が波に乗りまくる時に、ついに歯科のお仕事を謳歌していた時代が終焉を迎えた。

 

 

何を言っているかというと、保険で歯科診療を行う時、平均点数というものがあって、医療費削減なる名のもとに一人当たりの保険の平均点数が当県では1380点くらい、つまり1ヶ月に患者様1人あたり、4140円までしか治療ができないのだ。

 

 

僕はこれを限界ぎりぎりまでコントロールしてたのだが超短期集中治療(治療の期間をできるだけ最短でおわらせる)を昨年から打ち立て、疲労度が限界になりながらも患者様の治療を短期間で終われるようにがんがん行ってきた。

 

 

しかし、今回のこの指導がおこなわれたあとは、本当に平均1380点以下に抑えないと、再指導、監査、保険医停止、医業停止に追い込まれるのだ!!

 

 

個人指導は地方の厚生局の技官が指導にあたるのだが、共同指導は東京からわざわざ厚生労働省の技官が数人やってきて、共同に審査指導にあたる。

 

 

地方の厚生年金の技官は監視されてるから、厳しい指導をやらざるおえないのだ。

 

 

おそらくノルマや地方の厚生年金の出世がかかっているのだろう。

 

 

また、その地方の高名な歯科医師の先生方も、立会人として5名くらいいらっしゃった。

 

 

結局、厚生労働省の技官、厚生局の技官、高名な歯科医師の技官等、10人位に囲まれ、ぼろかすに打ちのめされた。

 

 

当院の運命を決める審判は1ヶ月後先に下ります。

 

 

どのような措置になるにしろ当院は数年、底に沈みます。

 

 

 

医療費削減の名の元に、保険の平均点数が定められているとの事ですが、医療費を削減する必要は全くありません。

 

 

意味のない平均点数に拘るために、歯科医師がどんな扱いを受けているかというと、

 

 

 

共同指導の間中、僕は針のむしろの上に5時間、耐え忍んでいた。

 

カルテ、レントゲン写真、日々の帳簿によるお金の流れ、歯型を採った石膏模型

 

予約帳、業者からの医薬品などの購入品の納品書による履歴、今までの歯科治療内容の流れ、銀歯や入れ歯の技工指示書とその納品書。

 

保険と自費診療との混合診療の解釈等

 

端から端までとことん調べ上げられ、少しでも診療の流れで、不自然な点を見つけあげると技官は楽しそうにうれしそうな顔で僕につめより

 

 

「こんな風にして、丁寧に確実に、事細かに調べ上げて、必ず先生の粗を見つけ出すのが私たちの仕事なんですよ!!」

 

 

と楽しそうに自慢気な顔で言われた。

 

 

そのようないろんな点を見つけ出され掘り出され1ヶ月後、いろんな指摘された項目における診療代を自分で見つけ出し

 

過去数年にわたる内容を自分で調べ上げ

 

数百万円分にわたる金額を自主返還しなくてはいけない。

 

 

 

 

これが「指導」だそうです。

 

こうして善良な歯科医師に圧力をかけます。

 

 

一部の引用なので、そんなに酷く感じないかもしれないですが、元の記事をフルで読むと相当悪質です。

 

 

この結果、あまり患者を診れなくなるようで、せっかく医院に訪れた患者の治療を断り、他院へ行くように勧めざるを得ないそうなのです。当然、収入は減ります。

 

 

何か悪事を働いた結果、その罰として、苦しい目に合うなら当然ですが、これは何も悪い事はしていません。

 

 

それにも関わらず、「歯科医師にとって当たり前の診療行為」に対し、陰湿なアラ捜しをし、非難をするそうです。

 

 

その結果、それまで行なえていた保険診療が出来なくなります。

 

 

患者の為にならないことは明白です。

 

 

 

気づいた方もいると思いますが、この指導、

 

 

 

 

なんとでもケチがつけられるようになっています。

 

 

 

もはや、守る守らないに関わらず、誰でもルール違反に仕立て上げる事ができるシステムと言っても過言ではありません。

 

 

 

それが空気で読めるから、誰も逆らえなくなります。

 

 

誰も異を唱えられない状況にするのです。

 

 

 

少しでも反論すると、圧力が増し、最悪保険医停止、医業停止になるので、始めは「何も悪い事はしていない」と息巻いていた人でも、やがて萎縮し従順な羊となっていきます。

 

 

奴隷教育です。

 

 

善良な人間の「真面目に生きよう」とする気持ちを踏みにじる行為に他なりません。

 

 

この陰湿な行為の繰り返しが原因で、過去に歯科医師が自殺しているのです。

 

 

例え自殺に追い込まれなくても、歯科医師は無駄に疲弊します。

 

 

 

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患者への悪影響

 

 

このような環境だと、診療にも影響がでるので、結果的に患者に迷惑がかかります。

 

 

どう迷惑がかかるのかは次の通りです。

 

 

誰もが歯医者通いで一度は感じた事がある、あのが解けると思います。

 

 

 

 

共同指導の最後に、改善すべき指摘事項をかなり指摘され、最後にある技官が得意げな顔で

 

 

「先生、今回の私たちの指摘をきちんと改善してくれたら、きっと来月からのレセプト(保険診療の請求)の内容は、劇的に変わるはずだよね。私たちはしっかりと先生の治療内容をずっと監視してるからね。せんせい、開業当初の初心を思い返して、まじめに忠実に日々の診療を行うようにしなきゃいけないよ。ヒヒヒヒ」

 

 

と最後の最後まで圧力をかけられた。

 

 

これで僕は一気にあきらめモードになってしまった。

 

 

というわけで、前記したが、当県では、患者様一人平均の点数が1380点までしかとれなくなり、これは厳守しなくてはならない。

 

 

つまり、何を言っているかと言うと、患者様一人当たり月に、4140円までしか治療できない。

 

 

つまり、前歯の差し歯を保険で1本作ろうとすると、だいだい3割負担で、8千円くらいかかる。

 

 

これでは4千円くらいのオーバーになる。

 

 

つまり、差し歯や入れ歯の型取りは実質上、当院ではしばらくできなくなった。

 

 

でも、そのまま患者様にこの複雑な規則を話しても理解してもらえないから、受付に苦肉の策として、

 

 

{当院ではしばらくの間、提携している銀歯や入れ歯をつくっている技工士が急病のため技工所は休業しています。そのため、当院ではしばらくの間、銀歯や入れ歯の型取りはできません。ご迷惑をおかけします}

 

 

と書いた紙を貼っています。

 

 

そのため、平均点数を下げるために、初診の歯が全く無いおじいさんが、当院が丁寧に早く上手に入れ歯をつくってくれるといううわさを聞いて、やってきた。

 

 

しかし、総入れ歯を作ると、一気に点数があがるので、そのおじいさんに「今は入れ歯の型取りができないんですよ。」と言い、ほかの病院にいくように促した。

 

 

屈辱だった。

 

 

そんな感じで、長年当院に来てくださっていてあと、銀歯の型取りでもう終わるという人にも、他院へ行くように勧めている。

 

 

一般の人は不思議に思うかもしれないが、

 

 

治療した人数の多さでなく、治療内容でなく、あくまで厚生労働省は、患者様一人当たりの平均の点数しか見ていない。

 

 

だから皆さんも心当たりあるかもしれないが、歯科の治療は一回治療しだすと、治療期間は長くないですか?

 

 

まとめて悪いところは、がんがん治療してはやく完治させたいと思っても、受付で治療費を払い、今度の来院の予約をとろうとすると、決まって来週きてくださいと言われませんか?

 

 

「早く治療を終わらせたいので、明日また来ていいですか?」と聞いても、「明日は予約がいっぱいなんですよ」という言い方で予約をコントロールしていくのです。

 

 

当院は、お忙しい方が多く、はやく噛めるようになったり、見た目をきれいにしてほしいと言う目的で、明日もきていいですか?と言う方が多い。

 

 

そのような希望の患者様を当院はそのまま、受け入れて、はやく治療を完了させていたのです。

 

 

しかし、そうなると、月の患者様一人当たりの平均点数が高くなるのです。

 

 

しかも濃縮した短期の診療だから、一回あたりの治療費が毎回数千円と高くなり、早く治療は完了するが、なんか、よその歯科医院よりは治療費が高いと文句を言われたり、うわさが広まる危険があるのです。

 

 

 

 

 

短期間で治療させない仕組みになっているのです。

 

 

治療が長引くせいで、痛みがなくなった時点で、治療に通わなくなる人は多いそうです。

 

 

そういう人は、その中断が原因で、また数ヵ月後に痛みが再発し歯科医院に飛び込むそうなのですが、その時は酷くなっているそうです。

 

 

つまり、長引く → 通うのやめる → 悪化 → 金がかかる

 

 

・・・これを繰り返したら、悪化の程度によっては最悪抜歯です。

 

 

おまけに、余計治療費がかかります。

 

 

「早く完治させる事」が一番の費用削減です。こんな事は小学生でもわかる理屈ですね。

 

 

 

本当に費用を削減する気がないのが、これでおわかりでしょう。

 

 

 

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財政難という嘘

 

 

この「歯科の診療報酬が低い」という話はネット上にもかなり転がっているのですが、必ず「財政難」という前提で語られています。

 

 

「診療報酬の低さ」を問題視しているものの、その反面「お金がないから、低くても耐えるしかないよね」感があるのです。

 

 

しかし、「日本は財政難だ」と本気で信じている人は、ニュースが読める環境にないのでしょうか。日本は貧乏だと思っている人は以下を読んでみて下さい。

 

 

【要拡散】 安倍政権が外国にばらまいた金額一覧

 

 

実に太っ腹です。海外へ大盤振る舞いする日本は「財政難」ではなく、お金持ちなのです。だから「財政難だから~」という話の展開は、空論なのです。

 

 

お金があるにもかかわらず、必要なところにお金が回らないようになっているだけの話です。

 

 

 

 

だから、「医療費を上げられない」わけではありませんし、

 

だから、「診療報酬が低い」わけでもありません。

 

 

 

それでも医療関係者を必要以上に苦しめているということは、その理由は、全く別のところにあると見た方がいいです。

 

 

「日本は財政難でもないし、医療費にお金が掛けられないわけではない、本来、厳しくする理由はない」という前提が大事なのです。

 

 

 

このような事情を知れば、今後歯医者さんの事を一方的に「悪徳」等と言えなくなるのではないでしょうか。

 

 

あくまで文章からの判断ですが、著者は患者の事を考える良い歯医者さんだと思いました。

 

 

このようなタイプの人は、患者の為、技術の向上の為の苦労なら、それほど苦にならないのではないかと思います。

 

 

しかし、診療とは全く関係のない陰湿な指導は心労が半端ないだろうと思います。

 

 

本当の悪徳もいるかもしれませんが、悪徳歯医者を隠れ蓑にして、その裏で悪事を働いている連中がいるはずです。

 

 

 

ここで引用したのは話の一部です。前編の続きはまだあります。読みやすいので、気になる方はリンク先でご覧になって下さい。後編と、関連する記事のリンクも貼っておきます。

 

わすれられない 人 たち  神風特別特攻隊!!! (後編)

 

 

わすれられない 人 たち  神風特別特攻隊!!! ボロボロな状態で帰還してまいりました・・・ しばらく飛びたてません。。。

 

 

 

 

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指導の存在意義

 

 

私は「日本はお金持ちだから、本来医療費を削減する必要は全くない」と言いました。なので、その前提で語らせてもらいます。

 

 

紹介したお話は自伝小説ですが、これが事実なら、厚生労働省の技官、厚生局の技官、高名な歯科医師の技官等は、何の為に存在しているのでしょうか。

 

 

善良な歯科医師を苛めているだけで、国民に何の利益もありません。

 

 

どこぞの独裁国家や、いかがわしい新興宗教団体が、トップに絶対服従をさせる為に、心理的に追い詰めマインドコントロールをしているのと同じです。

 

 

ハッキリ言って、彼らの存在は公益にならないどころか、害にしかなりません。

 

 

 

私が尊敬する医療関係者は数人いますが、仕事とは別に、自分の科以外の事でも幅広く勉強したり、情報発信したりして、公益になる事をしておられます。

 

 

今私が健康でいられるのは、彼らの情報のお陰でもあります。例え直接診察してもらえなくても、様々な形で恩恵を受ける事ができるのです。

 

 

このように、医療に携る方には、どうせ同じ時間を使うなら、医療技術の向上、勉強に使って欲しいと思っています。

 

 

保険の点数の事などどうでもいい事に神経を使わせ、時間をゴッソリ奪い、萎縮させるなど、あってはならない事です。

 

 

誰の為にもならない事は明白です。

 

 

 

この問題を「自分の仕事と関係ないから」で終わらせないで欲しいと思います。

 

 

多くの人は自分の属する業界でないと、直接被害がないのであまり反応を示しません。

 

 

 

でも、一度、考えてみて下さい。

 

 

 

この話にあったような「人の追い詰め方」は、人を奴隷に仕立て上げる手口です。

 

 

出来もしない事を課して、相手から時間を奪い疲弊させたところで、教育を行なう。

 

 

とにかく相手に考えさせないようにするというのがポイントですね。

 

 

 

このような手口は歯科業界に限らず、どこの組織で起こっていても不思議ではないのです。

 

 

 

医療情報をインターネットで調べる時の注意点。歯科医院の公式ホームページや患者の口コミは信用できるのかへ続く

 

 

 

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