お知らせ

 

 

私達は憲法によって言論の自由が守られているので、

食や健康等の問題を主張する事ができます。

 

 

 

 

元々憲法改正賛成派だった人の解説です。

 

 

 

 

谷本議員と一緒に飛行機を降ろされたもう一人の人物・高橋清隆氏について

 

 

 

谷本議員らがノーマスクで強制降機! 釧路空港のエアドゥ機、「憲法違反を公然と行う航空各社への行政指導を国交省に求める」

 

 

一緒に飛行機を降ろされた反ジャーナリスト高橋清隆氏による、谷本誠一議員のインタビュー動画です。

 

 

 

 

 

身近な人が被害に合った時の為に

とりあえずブックマークをお願いします。

 

 

 

 

 

 

カテゴリー:栄養
ホームPage 1 / 41234

 

 

サプリメントは、知識をもって慎重に使えば、体質改善や、慢性疾患の治療に役立ちます。

 

 

 

 

 

 

 

しかし、結果が出ているにも関わらず、バッシングも多いです。

 

 

前回は、その批判内容が的外れである事を説明しました。

 

 

サプリメント肯定派が批判される理由は正当なのか検証してみた

 

 

本記事はその続編で、何故有益な情報が批判されるのかについて話していきます。

 

 

スポンサーリンク

 

 

低い栄養価の食べ物と有害物質のダブルパンチ

 

 

 

まず、サプリメントを摂取した方が良い理由についてお話します。

 

 

 

 

「明らかに足りない栄養素をサプリメントで一時的に補うのは良いけど、長期間の摂取は良くないと考えている」

 

 

 

・・・と言われる方がセットとして決まって言われるのが「栄養は食事から摂取した方が良い」というセリフです。

 

 

 

その人が満足ならそれでいいのですが、この発想が広がる程、「食品に含まれる栄養が少ない事実」が見逃され、結果的に栄養不足を放置する人が増えます。

 

 

 

なので、栄養を食品頼りにする危険性について述べておきます。

 

 

 

現代の食品の栄養が欠乏している事は、20年前からすでに言われていました。

 

 

 

私は10代の時からそれを知っているのですが、何故かいまだに食品に充分栄養があると思い込んでいる人達がいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

栄養が少ないだけならまだマシです。

 

 

 

農薬や食品添加物といった有害物質は、栄養を浪費させます。以下はその一例です。

 

 

 

『藤川徳美医師 facebook 2017年6月13日』より引用

 

 

食品添加物の中にはZnをキレートして体外に排泄させるものもある。

 

食品添加物の中にはB6吸収を阻害するものもある(コーラの色素、など)。

 

 

 

  • Zn(亜鉛)・・・ミネラル

 

  • B6・・・・・・・ビタミンB群

 

 

 

ちなみに、日本人が日常的に摂取している食品添加物の量は、1日10gと言われています。

 

 

小さじ2杯です。年間だと3~4kgです。

 

 

 

そのうちわけは、以下のようになっています。

 

 

 

 

  • コンビニ好きの独身男性・・・・・3食合計で90種類以上

 

  • 手作りの家庭料理を食べる人・・・1日あたり50種類程

 

 

 

 

家庭料理を食べている人でこれです。

 

 

 

普通に食べていたら「質的な栄養失調」になりますよ。ならない方が不思議です。

 

 

 

で、その結果どうなるかは、以下の記事に書いています。

 

草食系男子が増える原因は、価値観の変化でも女性の強さでもなく、生殖能力に影響を与える環境である

 

 

 

 

私が「社会環境が劣悪だから栄養が欠乏している」と知ったのは20年以上前ですが、現代社会は、当時よりもさらに健康を害する社会になってしまいました。

 

 

 

 

あの時とくらべて、遺伝子組み換え食品の蔓延、通信機器による電磁波、LEDによるブルーライト...体を傷つける物質が増えています。PM2.5もありますね。

 

 

 

パソコンや携帯画面のLEDバックライトを長時間見続ける事が多いですが、LEDに多く含まれるブルーライトは問題が多いです。

 

 

 

『雲の上はいつも青空 LED電球に』より引用

 

 

「私はLEDを、トロイの木馬と呼んでいます。

 

 

私たちにとって実用的で、多くの利点を持っているように見え、省エネで、長持ちするというので、家に招き入れました。

 

 

しかし、生物学上、精神的健康を、網膜の健康を、ホルモンや内分泌の健康を、こっそりと蝕む、多くの性質を持っています 。 」

 

 

 

 

ブルーライトは殺虫効果もあるので、個体の大きい人間も何らかのダメージを毎日受けているはずです。

 

 

 

肌の対策まで必要?ブルーライトの生体への影響は深刻だった

 

 

 

LED証明と従来の証明を果物に当てて観察した実験を見ると考えさせられます。

 

 

<LEDの影響> オレンジの観察』より引用

 

 

 

 

 

切ってみたところ。右の蛍光灯のオレンジはまだみずみずしく、食べてみると、購入時と変わらず、甘くておいしい。

 

 

左のLEDのオレンジは、水分が抜け、スカスカになっている。

 

 

味見をしてみると、刺激のある苦みが、いつまでも口に残る。(5/17)

 

 

1週間、蛍光灯とLEDの光にそれぞれ当てたオレンジは、2日後ぐらいから、明らかな違いが出て、1週間後、まだおいしく食べられるものと、とても食べようとは思えないものとに、はっきりと分かれました。

 

 

LEDのオレンジのほうは、味も、明らかに変わってしまっていて、身体への影響を思うと、やはりLED照明のスーパーで販売されているものを食べるのは、避けたいなと思います。

 

 

毎日、どんどんしわしわになっていく、オレンジの皮を見ていたら、LED照明を浴び続けると、人間の皮膚もこうなってしまうのではと、怖くなりました。(5/17)

 

 

 

PM2.5は有害だと認識していますが、LEDは安全という建前で蔓延しています。しかも白熱球が淘汰される流れになっています。

 

 

 

電磁波はどうなのか分からないですが、海外では問題視されています。

 

 

 

これらの有害物質にさらされると、体は回復の為に、せっかく摂取した栄養素を消費します。

 

 

 

例えば、目を酷使すると、修復の為にアミノ酸の一種の「システイン」が消費されます。システインは毛髪生成の材料なので、これが不足すると薄毛の原因になります。

 

 

 

特にブルーライトは目にダメージを与えますから、当然システインも減ることになります。

 

 

 

 

ディスプレイを眺める時間が少なく、システインの減り具合も少なかった昔の感覚と同じでいいのか?ということです。

 

 

 

 

有害物質に囲まれているので、それらがなかった昔に比べて、解毒、回復をし続けなければならない。

 

 

 

そしてそれをする為の栄養素は大量に必要になってくるでしょう。

 

 

 

 

食べ物自体に栄養素が含まれていない事も問題ですが、例え栄養を摂っていても、有害物質によるダメージの回復で浪費する事も問題です。

 

 

 

 

時々サプリメントを摂り始めた方が、メールやコメントで、「効果があるのは分かるけど、人間はこんなにサプリメントを飲まなければいけないのか?と考えてしまう」と語られる事があります。

 

 

 

それは、「サプリを摂らないといけない程、普段食べているものが低栄養な事」と、「有害物質の蔓延による体へのダメージの大きさ」に気付いていないだけです。

 

 

 

栄養は食品から...というのは、言い換えると

 

 

 

「栄養スカスカの食品から栄養を摂った気になって下さい、有害物質で体にダメージがある事は考慮しないで下さい」

 

 

 

・・・と言っているに等しいです。

 

 

 

食品で栄養を摂った気になっているので、栄養不足になっていても気が付きません。

 

 

 

世の中にはオーガニックの食品を買い求め、デトックスグッズをコレクターし、必死になって有害物質を避けている人もいると思いますが、完全に避けるのは不可能です。

 

 

 

「手作りの家庭料理を食べている人」でさえ、食品添加物を1日50種類程も摂取してしまっているのですから...。

 

 

 

また、避けられるものもありますが、電磁波やLEDのように避けられないものがあります。避けようとすれば、社会生活が困難になるので、受け入れざるを得ないのです。

 

 

 

そして、拘りの食品は高いです。その為、ある程度お金に余裕がないと継続が難しいです。

 

 

糖質制限をする前、自然農法の野菜をよく買っていましたが、普通の野菜より高くて、サイズも小さめです。

 

 

確かに普通の野菜に比べて栄養価が高く安全なのかもしれませんが、これを家族がお腹いっぱい、毎日食べるとしたら家計に負担がかかります。

 

 

 

私の母は栄養には関心がある方なので、父が退職するまでは、食品に拘っていましたが、年金暮らしになった途端、それを維持するのが難しくなりました。

 

 

 

 

品質の良い食材を買い続ける事は大変だと思います。

 

 

 

それに、自然...と言っても、品種改良されていますから、どういう育て方をしても不自然なのです。

 

 

 

そして、「サプリメントは不自然で、食品は自然」という発想も変な話です。

 

 

 

こだわりの食品ばかり食べている人はともかく、多くの人は「化学肥料で育てられた野菜」も日常的に食べていると思います。

 

 

 

 

 

  • 化学肥料などで人工的に栄養を与えそれを吸収してできた野菜

 

 

 

  • 人工的に栄養をカプセルや錠剤に加工したサプリメント

 

 

 

 

・・・表面は違いますが、元は人工的に手が加えられている・・・という点は共通しています。

 

 

それなのに、前者が自然で、後者が自然じゃない...というのは、どういう判断基準なのでしょうか。

 

 

 

これは肉、魚、卵もそうです。安いもの程、人工の薬とか栄養が加わっているはずです。

 

 

 

本当に自然の食べ物は、山菜とか、ジビエとか、限られた物だけではないでしょうか。

 

 

 

スポンサーリンク

 

 

 

薬とサプリメントはどちらが良いか

 

 

社会や食品がこの状態ですから、「栄養が欠乏することによって起こる疾患」にかかると改善は困難です。

 

 

 

食品の場合、カロリーが足りて、とりあえずお腹はいっぱいになるでしょうが、栄養が足りないので、食っても食っても追いつかないわけです。

 

 

 

足りなければ改善しません。

 

 

 

そこで、サプリメントに頼れば良いですが、サプリメントが嫌な人もいます。

 

 

 

そんな人が次に頼るのは...でしょうか。

 

 

 

例えば、「うつ」や「パニック障害」を栄養療法を使わずに治そうとした場合、どうなるのか、ちょっと調べてみました。

 

 

 

治らないだけならマシで、薬漬けになっているケースが目立ちます。

 

 

 

以下は海外の話です。たくさんある中の一部、「精神医学の標的となる子供たち」を紹介します。

 

 

 

 

 

「抗癌剤」や「スタチン」について調べた時も酷かったので、もう驚きませんが、「精神薬」の実態について調べてみるとこちらも相当酷いです。

 

 

 

何が酷いのかというと、薬の質...もですが、それを取り巻く社会環境です。

 

 

 

そして、動画は海外の学校の話ですが、日本も全く無関係ではありません。

 

 

 

『クローズアップ現代“薬漬け”になりたくない ~向精神薬をのむ子ども~』より引用

 

 

学校で問題を抱えた子どもが病院を受診し、薬をのむケースは最近、増えているといいます。

 

 

フリースクールの理事長奥地圭子さん。

 

 

ここ数年、子どもたちがすぐに、医療につなげられる傾向に疑問を感じてきました。
奥地さんは、全国の親の会に呼びかけて、子どもと医療の実態についてのアンケートを実施しました。

 

 

その結果、学校に通えない子どもの7割が精神科を受診。

 

 

さらに、その7割が向精神薬をのんでいました。

 

 

「学校から医療へのハードルが低くなり過ぎ、危険だと感じる。」

 

 

「これでは薬漬けになってしまうと、恐怖を感じている。」

 

 

「今は大変、薬が多剤、多量投与になっちゃってて、どうしてこんだけの薬がいるんだろうっていうくらいに出ます。果たして子どもにとっていいんだろうかっていう非常に大きい問題をつきつけられていることがわかる。」

 

 

 

このような実態を放置していたら廃人が増えます。

 

 

 

以前から、精神科系の病気は他の疾患に比べて生活が困難になるような気がしていました。

 

 

 

他の慢性疾患は、働きながら闘病したり、一時的に入院したり、困難ではあっても普通の生活ができる事もあります。

 

 

 

知り合いの70歳の保険外交員のおばちゃんは、抗癌剤治療をしながら仕事をしていました。癌でも仕事はできるわけです。しんどいとは思いますが。

 

 

 

 

それに比べて、うつやパニック障害は、聞く話だと、何年も闘病して仕事もできないし改善しない...というイメージが強いです。

 

 

 

 

私の知り合いでこのような疾患になったのは、学生時代の友人3人です。

 

 

 

このうち2人は若いのに何年も働けない状態です。1人は合う事ができたので栄養療法の事を話ましたが、他の2人は現在接点がないのでどうしているのか分かりません。

 

 

 

その様子を聞いて、何故精神科系の病気は治らないんだろう、何年もかかるのか?という疑問が常にありました。

 

 

 

働き盛りの若い人が何年も仕事ができないというのは、ただ事ではありません。

 

 

 

友人がそうなってから、飲んでいる薬が悪いのではないかとは前々から思っていましたし、私以外の友人も「あんなものを飲むからおかしくなる」と言っていました。

 

 

 

その後、藤川医師の記事から、うつやパニックに栄養状態がかなり影響していて、サプリメントを使う事で改善しやすくなる事を知ったわけですが、そういう方法があるなら拡散するべきだと思いました。

 

 

 

その時に一番に考えたのは友人の事です。

 

 

 

このような障害が栄養療法で改善できる事が一般的になっていて、彼らがもし、早いうちから栄養療法を行なっていれば、もっと違った結果になったのではと思うわけです。

 

 

 

薬漬けになる事を考えたら、サプリメントを使う事はメリットが大きいと思います。

 

 

 

 

スポンサーリンク

 

 

 

私がサプリメントの使用を肯定している理由

 

 

私が何故サプリメントを使った方が良いと考えているのかについてお話します。

 

 

 

スーパー糖質制限だけでも体質が変化し、健康で若々しくなります。しかし、それだけでは不十分です。「質的な栄養失調」の半分を解決したに過ぎないからです。

 

 

 

「タンパク質」や「脂肪酸」は非常に大事ですが、「ビタミン」や「ミネラル」を不足させない事も大事です。

 

 

 

でも私は、ビタミンやミネラルを野菜や果物ではなく、サプリメントから摂る事を勧めています。

 

 

 

野菜や果物は糖質が多いからです。

 

 

 

健康の為に頑張って食べようとすると、必ず量が増えて糖質量が増します。

 

 

 

糖質の危険性を訴えながら、ビタミンやミネラルは野菜や果物で摂りましょう...等と言えば、結局それは糖質に誘導している事になります。

 

 

 

つまり、糖質制限の効果を落とす事になるのです。

 

 

野菜や果物は健康的というイメージの盲点。ビタミン・ミネラルに注目しすぎる事で気付かれない糖質の害

 

 

 

 

そして、回復のスピードの速さも、サプリメントの使用を肯定する大きな理由です。

 

 

 

私は虚弱体質で30年以上過ごしたので、損をしたと思います。

 

 

 

もっと健康であれば選択肢も増え、具合が悪くなる事で人に迷惑をかけることなく、楽に楽しく過ごせたはず...と、体が丈夫になった今は思います。

 

 

早く健康になった方が質の良い人生をおくれます。

 

 

 

精神科系の疾患に限った話ではないですが、サプリメントを利用すべき場面ではさっさと利用して改善させた方が、泥沼にはまらなくて済みます。

 

 

 

しかし、「栄養価の低い食品」を食べ続けている現代人がサプリメントを拒否すると、以下のルートに進む可能性が高くなります。

 

 

 

 

様々な社会毒の蔓延

 

 

病人が続出

 

 

食品で治す事を勧める

 

 

栄養が少ないので治りが悪い

 

 

症状が治まらないので即効性を求めて薬に頼る

 

 

薬漬け

 

 

 

 

 

 

薬漬けにさせる為に、社会毒を蔓延させ、サプリを「危険だ」と言って飲ませないようにしているようにも見えます。

 

 

 

と同時に、社会毒が蔓延している事に目を向けさせないように、有害な物を安全であるかのように語るわけです。

 

 

 

 

 

 

糖質制限をしたり、サプリメントを飲む事で慢性疾患が改善します。

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、この有益な情報が、何故か無視されたり、バッシングされるのは、こういった理由があるからです。

 

 

 

スポンサーリンク

 

 

 

有益な情報・治療法ほど叩かれる

 

 

有益な情報・治療法は叩かれる

 

 

 

・・・等と言うと、「ありえない」と拒絶反応する人が大半です。

 

 

 

しかし、残念ながら人々にとって有益な治療法は葬られてきた歴史があります。「ありえない」と思う人は知らないだけです。

 

 

 

なので、読者の方に教えて頂いた、「ロイヤル・レイモンド・ライフ博士」の例を紹介します。

 

 

 

ライフ博士は、60000万倍の倍率の顕微鏡で、世界で初めて生きたままウイルスを観察した人です。

 

 

そして、光を使って、正常細胞に影響することなく、ターゲットのウイルスを破壊する治療法を開発しました。

 

 

 

『THINKER がんは光で簡単に殺すことができた!』より引用

 

 

ライフ博士は、 すべての物質と同様に、目には見えないレベルでウイルスもそれ独自の振動数で、振動していることに着目しました。

 

 

そして、そのウイルスと共振する周波数の光を照射して、ウイルスをさらに振動させました。 微生物がその構造的な形を維持するのに耐えきれなくなるまで照射レベルをさらに上げてやると、ウイルスの形は歪み、崩壊してしまうのです。

 

 

ライフ博士は、この周波数を「致死反応振動数(MOR)」とよびました。

 

 

そして、 この「致死反応振動数(MOR)」の光は、ウイルス以外の周りの正常な細胞には、いっさい害を与えないのです。

 

 

また、 電気を使用した治療法なので、実質的にわずかな電気代しかかからないため、治療費もたいへん安いものでした。

 

 

脱毛などの副作用に苦しんだりすることもなく、患者は、すみやかに治療されて、無事に家族の元にもどれるのです。

 

 

抗がん剤を用いた化学療法や放射線療法や外科手術のように命を危険にさらす必要もありません。

 

 

 

で、その効果か以下になります。

 

 

 

1934 年、南カリフォルニア大学は、特別医療研究委員会を設立して、ミルバンク・ジョンソン博士のパサデナ郡立病院の末期がん患者を対象にライフ博士の研究所でがん治療実験を実施しました。

 

 

その研究チームには医者や病理学者が加わり、患者の診察を行いました。

 

 

3 カ月の診療の後、委員会は 86.5 %の末期がん患者が完全に治癒したと報告したのです。

 

 

さらに治療は継続され、残りの 13.5 %の患者も 4 週間後にはこの治療によって完治してしまいました。ライフ博士の技術による治癒率は何と 100 %だったのです。

 

 

現代の最先端治療でさえ、がんの平均治癒率は、 15 ~ 30 %と言われていますから、この数値が、どれほど驚くべきものかおわかりになるでしょう。

 

 

 

お金がかからず、安全な治療法を開発したライフ博士がどうなったかについて紹介します。

 

 

悲劇の兆候は、まずライフ博士を買収することから始まりました。

 

 

1934 年 には、米国医師会の株式をすべて所有していたモーリス・フィッシュベイン氏が、弁護士をよこして、ライフ博士の治療法の独占権を渡すよう要求しました。しかし、ライフ博士は、それを断ったのです。

 

 

(中略)

 

 

まず、ライフ博士の研究所からフィルムや写真や研究書類の多くが盗まれました。しかし、容疑者が逮捕されることはありませんでした。

 

 

そして、ライフ博士の研究を立証するため、何億円もかけて設立されたニュージャージー州のバーネット研究所が放火されたのです。

 

これによって 、ライフ博士も窮地に立たされました。というのは、コンピューターがなかった時代にこれらのデータを復元することは大変なことだからです。

 

 

さらに、ライフ博士の貴重な顕微鏡は何者かによって、破壊され、 5682 もの部品が盗まれました。

 

 

そして、最後にとどめを刺したのは、警察による令状なしの捜索と違法な没収です。これにより、 50 年に渡るライフ博士の研究の残骸もすべて処分されてしまったのです。

 

 

 

ライフ博士は、最後は精神安定剤とアルコールの過剰摂取で亡くなっています。

 

 

実に気の毒です。

 

 

 

ですが、このような話は氷山の一角です。

 

 

 

 

これは強引に叩いた例ですが、手口はこれだけではありません。よく行なわれるのはイメージ工作です。

 

 

 

サプリメントを正しく使えば問題ないのに、「不適切な使い方をして失敗した例」だけをピックアップし、それが「サプリメントを飲む事自体」が危険であるかのように言ったり、

 

 

 

糖質を中途半端に減らしてタンパク質や脂質をしっかり摂る「なんちゃって糖質制限」で体調を崩した例を根拠にして、慢性疾患が改善する「スーパー糖質制限」が危険であるかのように語ったり、

 

 

「鉄不足の人は食事では追いつかないから、足りるまでサプリメントで補うと効果が早く、足りている人は飲む必要がない」と主張しているにも関わらず、「だれでも鉄をサプリメントで補う」ように主張しているかのようにすり替えてバッシングしたり、

 

 

 

このような方法で信憑性を落としていくわけです。

 

 

 

否定する事が目的ですから、根拠など適当です。ちなみに、ライフ博士の研究に対してもこのような事がありました。

 

 

 

また、当時ライフ博士の顕微鏡でウイルスが様々に形を変化する様子を目撃した科学 者とそれを見たことのない科学者との間では、激しい論争が起きていました。

 

 

当時、影響力のあったトーマス・リバーズ博士などは、何の調査をすることもなく、ウイルスの形態変化を否定します。

 

 

リバーズ博士の顕微鏡では、これらのウイルスの形態変化は観察できなかったため、彼は、「このウイルスの形態変化説というものには論理的根拠がない」と論破したのです。

 

 

 

歴史は繰り返すです。

 

 

 

スポンサーリンク

 

 

 

海外のサプリメントと国産のサプリメント

 

 

サプリメントを肯定する人達には、「海外のサプリも積極的に使う派」と「国産のサプリにこだわる派」がいます。

 

 

 

 

 

私は中身重視なので、海外のサプリでも使う派です。ブログで現在iHerbでサプリを購入している話もしています。

 

 

 

 

「国産のサプリにこだわる派」の人達が、時々海外のサプリを批判しているのですが、それを読んだ読者の方が不安がるので、その件についても述べておきます。

 

 

 

 

私は数社の様々な健康食品を子供の頃から飲んできたわけですが、そのどれも全て高価で高品質でした。

 

 

 

もちろん全て国産です。

 

 

多くの日本人は「メイドインジャパンは品質が良い」と認識していると思いますが、健康に関しては当てはまらないことも多いです。

 

 

 

以下の記事でもお話しましたが、日本は健康に対する認識が甘く、有害物質に対する規制も緩いからです。

 

 

安心・安全が大好きな日本!でも何故か「健康を損ねる物質」への規制だけは甘い

 

 

 

その為か、高品質(つまり、愛用している人の体調が明らかに改善する)な商品を扱っているこれらの会社は、ほぼ、自社商品の品質が海外(アメリカ)で認められた事を強調していました。

 

 

アメリカで認められる事は大変なんだ、それをクリアしたのだから品質には自信を持っている...ということをアピールするわけです。

 

 

セミナーであればスクリーンに、パンフレットであれば1ページを使って、それを証明するような写真や文章を掲載していました。

 

 

そういうのを見て、子供ながらに「あぁ、日本は規制が緩いんだな、海外で認められるような品質の方が良いんだな」という事を感じました。なので、

 

 

 

 

サプリメントは国産が良い、海外(アメリカ)の製品は良くない

 

 

 

 

・・・等という話を読むと笑ってしまいます。

 

 

 

 

高品質な国産サプリメントを長年売っている会社程、「海外の厳しい条件で認められた事」を誇りにしているわけです。その規制の厳しい海外で流通しているサプリメントが良くない...というのは酷い矛盾だからです。

 

 

 

だいたいピンからキリまであるのに、一概に「国産であれば良くて、海外であれば悪い」とひとくくりにしてしまうのも無理があります。

 

 

 

“国産”、“海外”という肩書きだけを見て中身を見て判断していないのです。

 

 

 

その程度の判断基準、分析能力しか持ち合わせていない人が、観察力が必要な栄養療法指導がまともに務まるのか疑問です。

 

 

 

 

私は「国産だろうが、海外だろうが、品質の良いものは良い、悪いものは悪い」と考えています。結果が出ればOK、安ければなお良しというスタンスです。

 

 

 

 

 

今は安いのでiHerbで海外のサプリばかりを頼んでいますが、結果的に安全で健康になるならどちらを使っても構わないと思っています。

 

 

 

ただ、高品質で低価格なので、圧倒的に海外の製品が使いやすいし、人にも紹介しやすいのは事実です。

 

 

 

 

スポンサーリンク

 

 

サプリメントの今後

 

 

緩い糖質制限をして体調不良になったり亡くなった方がいると、それを契機にして、糖質制限全体が悪いかのようにイメージ工作してバッシングされました。

 

 

 

それと同じで、今後、「いい加減にサプリメントを摂取して体調を崩した人」、あるいは、「鉄の安全な量を無視して飲んで具合が悪くなった人」が表れた場合は要注意です。

 

 

 

それを契機にして、「サプリメントの摂取自体」や「鉄をサプリメントで摂る事自体」を大々的に批判する可能性があるので、ここで釘をさしておきます。

 

 

 

 

このような事態になれば、結果的にそれで割を食うのは、栄養不足による疾患を抱えて生活に影響がでている人達です。

 

 

 

 

無理に食事だけで解決しようとした場合、必要な栄養が足りなくて、長年不快な症状と共に過ごさなくてはなりません。

 

 

 

例えば、糖質制限も鉄が足りないと、頑張っても上手くいきません。

 

 

 

栄養の不足によって、時には命に関わる事もあります。

 

 

 

それがいかにしんどい事かは、体験した人でないとわかりません。

 

 

 

サプリメントは、このような状態を次々に改善させています。100%万能ではありませんが、使い方次第でパーセンテージを上げる事は可能です。

 

 

 

しかし、快く思わない人もいます。

 

 

「サプリ=危険」という刷り込みをされれば、本当は改善する手段があるのに、無視する選択をとるでしょう。

 

 

 

確認せず流される人が多いからです。

 

 

 

専門家でさえ、批判する相手の情報の内容をきちんと読まないのですから、一般の人はもっと確認しないでしょう。

 

 

 

「サプリ=危険」という概念が、「不健康で困っている人が健康になるチャンス」を奪っているのです。

 

 

サプリメントを効果的に使うには知識、観察力が必要なのは事実です。適当に使えば失敗もするでしょう。

 

 

でもそれは、サプリメントに限りません。説明書を読まずに雑に扱えば、どんな事であっても失敗しやすくなります。

 

 

 

 

サプリメントは状況を見ながら慎重に扱えば確かに効果があります。

 

 

 

その情報が歪められて、必要な人に届かないような社会にしてはいけないのです。

 

 

 

ライフ博士のような人が叩かれて、損をするのは一般の人です。

 

 

 

 

スポンサーリンク

 

 

 

 

読者さんから、鉄の過剰摂取についてコメントをいただいたので、私の考えをお話しています。

 

 

 

 

本記事はその3回目で、以下の続編なので、まだの方は、先にこちらからお読み下さい。

 

 

ウコンが原因と見られる肝臓の障害は、本当に鉄が問題なのか考えてみた

 

 

サプリメントを過剰摂取しても問題ないケースと、その結果について

 

 

 

 

というわけで、前回の続きです。

 

 

スポンサーリンク

 

 

鉄の摂取と発ガンのリスク

 

 

(2)鉄の長期間摂取は発ガンのリスクを高める。

 

 

肝臓とは直接に関係ないですが、例えば清水泰行医師は「(鉄)1日18㎎という量でも有意にがんのリスクが上がる」と言っています(上の記事)。

 

 

 

つまり鉄は、それほどの過剰摂取でなくても、長期間摂取することで弊害があるのです。

 

 

これは、人体が長期間の鉄分摂取を想定した構成になっていないことの証拠と言えるでしょう。

 

 

この研究と藤川医師の経験談のどちらを信用するかと言えば、研究ですよね。

 

 

また、過剰な鉄が他にも色々な病気をもたらす(しかも、発症するまで症状がない)のは、アリヤさんがご存じのとおりです。

 

 

 

この「鉄の長期間の摂取が癌になる」...という見解ですが、どこまで本当なのか疑っています。

 

 

 

 

「鉄の過剰摂取」が癌の原因になるという説がある一方で、「鉄不足」によって癌になると考えられる説もあるからです。

 

 

 

 

『精神科医こてつ名誉院長のブログ がんのビタミンC点滴療法、カタラーゼと鉄不足について』より引用

 

 

”パラダイムシフト好きの外科医”さんによると、がん患者では低フェリチンの人、異常な高フェリチンの人が多いそうです

 

 

異常な高フェリチンは鉄が過剰なわけではなく、がんによって細胞が壊されている状態、つまりミトコンドリア膜から鉄が血中に漏出していると判断されます

 

 

 

 

精神科医こてつ名誉院長のブログ 鉄が欠乏するとミトコンドリアの数が減る』より引用

 

 

もし、電子伝達系に鉄が欠乏していると、人体は食物からエネルギーを作り出すことができません

 

 

すると細胞はその中にあるミトコンドリアの数を徐々に減らしてしまいます(鉄が足りないので減ってゆきます)

 

 

ミトコンドリアの減少は「エネルギー産生の減少」を引き起こしますから

 

 

*肥満/糖尿病/高脂血症など:脂肪や糖をエネルギーに変換できない

 

*倦怠感:エネルギー不足

 

*免疫低下:免疫細胞のエネルギー不足

 

*各臓器障害:各臓器の細胞のエネルギー不足

 

 

などが発生してゆきます

 

 

 

この記事は「エネルギー代謝」の流れを理解していないと分かりにくいと思います。

 

 

簡単に言うと、ミトコンドリアが減少する事で「嫌気性解糖 けんきせいかいとう」に傾くから良くないわけです。

 

 

 

で、嫌気性解糖に傾くと以下の様になります。

 

 

 

 

鉄不足

 

 

ミトコンドリアの減少

 

 

嫌気性解糖主導

 

 

乳酸の蓄積による血液の酸性化

 

 

細胞の癌化

 

 

 

 

 

以下の記事で、エネルギー代謝の流れと、癌について書いています。

 

 

エネルギー代謝について分かりやすく説明してみた

 

 

癌細胞と癌家系について分かりやすく説明してみた

 

 

 

重要なところを太字にしました。

 

 

 

『藤川徳美医師 facebook 2016年2月18日 鉄不足があるとガンになりやすい』

 

 

鉄不足があるとガンになりやすい

 

 

鉄不足→好気性解糖の機能低下→嫌気性解糖主導になる

 

 

乳酸蓄積、酸性化、低体温化

 

 

これってすなわちガンになりやすいということですよね

 

 

世紀の大発見か!、と思い「ガン 鉄不足」で検索したら、溝口先生がもう指摘されていました

 

 

ガン治療に関して鉄不足対策は非常に重要と書かれていました

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

http://healcancer.jugem.jp/?eid=100

 

http://healcancer.jugem.jp/?eid=101

 

http://healcancer.jugem.jp/?eid=103
がんへの栄養アプローチでは、鉄が不足している患者さんへは、積極的にヘム鉄の補充を行い鉄欠乏の補正をしています。
体内に存在する鉄のうち、鉄イオンが過剰な状態になることは、体内での活性酸素の発現を増し、さらにフェントン反応というフリーラジカル発生の悪循環のきっかけになるため、当然としてがんだけでなく多くの疾患の原因となることを示します。

 

 

つまりここでは鉄の過剰ではなく、鉄イオンの過剰状態は危険であるというように明確に表現を区別しなくてはなりません。それは、その他の存在形式で存在している鉄は、なんの問題を生じることが無いからです。

 

 

 

私達の身体は、鉄が非常に重要でありそして上述のように危険をともなう分子であるため、厳重な調節機構(ホメオスターシス)を持っています。

 

 

つまり通常であれば鉄を食材やサプリメントで摂取しても、体内の危険な鉄イオンが増えないように、何重にもセーフティー機構が準備されています。
万一の鉄の過剰時には、小腸の粘膜をねこそぎ剥いで貯蔵鉄を便中に排泄するほど厳重なのです。
鉄イオン以外のその他の存在形式で存在している鉄は、なんの問題を生じることが無いのです。
鉄を飲んでもらう代わりに点滴をすることになるのですが、それは鉄イオンを体内で急激に増す可能性がある危険な治療法となるわけです。

 

 

鉄の不足によるこれらの環境はガン細胞にとってとても過ごしやすいものになってしまいます。

 

 

鉄イオンの過剰は、避けなくてはならない状態ですが、鉄の不足はガン細胞にとってすごしやすい環境を作ってしまいます。
鉄は充分にある状態にしながら鉄イオンの発生を抑制することががんの治療には重要なのです。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

細胞を使った実験で、「鉄が過剰となると毒性がある」と報告されているのは、全て鉄イオンのこと

 

 

蛋白と結合していない鉄であるフェジンを頻回静注するは寿命を縮める医療行為

 

 

生体内で存在する鉄は常に蛋白と結合しており、鉄イオンではない

 

これは生体にとって必須であり決して危険なものではない

 

これを取り違えて”鉄が増えると危ない”という医者が多い

 

本当に医学部ではウソばかり教えている

 

 

鉄(Fe)について、基礎的な知識、治療の実際、臨床症状

 

https://www.facebook.com/tokumi.fujikawa/posts/711407125642281

 

 

 

 

 

そして、鉄不足とタンパク質不足はセットです。

 

 

 

『精神科医こてつ名誉院長のブログ ガンと鉄タンパク質』より引用

 

 

FBのガン患者のグループの生化学データを拝見すると、アルブミン(Alb)2.0ととんでもないタンパク不足となっている人もおられ、当然ですが精神科患者とは比較にならないくらい栄養が悪い人が多い。

 

 

ガン患者ではフェリチンが低い人も多いようです。

 

 

古川健司先生の本でも、Alb3.5以下は生命予後不良と書かれていました。

 

 

東口高志先生の本では、ガン患者はガンで死ぬのではなく、栄養障害による感染症で亡くなる、と書かれていました。

 

 

 

鉄タンパク不足では、ミトコンドリア量の減少、ミトコンドリア機能の不活性化が起こっているはずです。

 

 

 

片方が「鉄の過剰摂取で癌になる」と訴え、片方は「鉄不足が原因で癌になる」と主張しているわけです。

 

 

 

中間がベストということになりますが、このように意見が食い違っている状況では、普通の人は混乱するでしょう。

 

 

 

 

「鉄過剰で癌になる」と主張している人は、「鉄不足で癌になる」という説を把握した上で述べているのか、

 

 

 

「鉄不足で癌になる」と主張している人は、「鉄過剰で癌になる」という説を把握した上で述べているのか...

 

 

 

 

このような点も見るべきです。

 

 

 

 

 

どちらも癌のリスクがあるなら、1日18mgで癌のリスクが上がる...という話を鵜呑みにするのは要注意です。

 

 

 

例えば、私のように「フェリチンが約200ある女性」なら18mgも必要ないでしょう。

 

 

 

 

 

すでに足りていますから。

 

 

 

しかし、「鉄サプリを飲んでもフェリチンがなかなか上がらない女性」であれば、1日18mgは少ないです。そういう人は、その18mg摂らなかった事で、低フェリチンが続き、癌のリスクが上がる事も充分あるわけです。

 

 

 

 

 

低フェリチンが癌や慢性疾患の原因にならないなら、18mgでやめておけばいいかもしれません。

 

 

 

しかし、そうではありません。

 

 

 

また「長期間摂取」と言われていますが、これもまた実に曖昧です。

 

 

 

状態が改善した時点がゴールなのであって、そこに到達するまでの時間は関係ないと思いませんか?

 

 

 

何故なら、人によって体質改善にかかる時間が違うからです。

 

 

 

どんなに時間をかけても基準値に達せず改善しないのなら、「長期間だから」という理由で打ち切ることは適切ではありません。

 

 

 

例えば、私はフェリチン49から、1年近くかけてフェリチン約200になりました。私は、フェリチンが順調に上がっていった方だと思います。

 

 

 

1年で改善したなら、同じ療法を2年、3年と続けるのは、確かに“長期間摂取”に該当するでしょう。

 

 

 

しかし、中には同じように鉄を摂取してもなかなかフェリチンが上がらない人もいるようです。

 

 

 

そんな人が、改善もしていないのに、「長期間で危険だから止めた方が良い」と言われて、途中でスパッと断ったら鉄不足は改善されないわけです。

 

 

 

これは「鉄不足」に限らず「タンパク質不足」にも言えることです。長年タンパク質不足だった人は取り返すのに時間がかかるそうですから。

 

 

 

だから時間で区切る事に意味はないと思っています。

 

 

 

「量が多いか少ないか」や、「治療時間」は、実際の体調や数値を見て判断するのが適切だと思います。長期だ、短期だという見方をしていては本質を見失います。

 

 

 

ちなみに、前回お話した、私が飲んでいたミネラルの商品にも、鉄はしっかり含まれているので、飲む30分前後はタンニンを含む飲み物を飲まないように注意します。

 

 

 

現実を見ると、それを長期大量摂取している人は、やはり、健康になっています。

 

 

 

濃縮したミネラルを飲んでいても、鉄をしっかり含んでいても、癌にはならないのです。

 

 

 

むしろ癌が治ります。

 

 

これも「鉄の長期過剰摂取が癌になる」という説と矛盾します。

 

 

 

私は論文よりも現実に起こる事が重要だと考えています。

 

 

 

スポンサーリンク

 

 

 

 

論文を当てにするということ

 

 

 

鉄を長期間飲む事で癌のリスクが上がる...という主張ですが、その根拠は、実体験ではなく、論文でした。

 

 

 

この論文というのが曲者なのです。

 

 

 

論文や大学は、真実を隠蔽する為に働いています。それを後押しするのがメディアです。

 

 

 

 

 

 

世の中のほとんどの人は「論文は正しいだろう」「〇〇の研究だから大丈夫だろう」と考えていますが、それ自体がインチキであるという発想が全くありません。

 

 

 

論文があるから正しいだろう...という考えは、社会問題について考察されていない人の発想です。

 

 

 

社会問題を含めて医療を見ている人は逆に、論文がある説だから怪しい...と考えます。

 

 

 

 

また、「研究」と「藤川医師の体験談」では研究の方を信用すべき・・・というのも、「研究の方が正しいだろう」という願望にすぎません。

 

 

 

中身を見て判断する気がないのです。

 

 

 

それは宗教の信仰となんら変わりません。

 

 

 

 

私は誰の研究だからとか、誰の体験談だから...といった信仰ではなく、主張している内容が信実と一致しているかという点だけを見ています。

 

 

 

 

鉄の話でいえば、鉄を1日18㎎飲む事で癌のリスクが上がるなら、実際にそういう人が表れているかどうかに注目します。

 

 

 

もしその説が本当なら、鉄を適切に治療に使っている藤川医師の現場でも癌になる人が次々に現れているはずです。

 

 

 

私の体験でも同じです。

 

 

 

鉄で癌になるなら、ミネラル(鉄を含んだ)を大量に飲んでいる人の中に、それを起因とした癌になる人が何人も表れているはずです。

 

 

 

私はミネラルの商品を扱っている会社を20年以上みてきましたが、そういう人が実際に表れた話を聞いた事がありません。

 

 

 

癌が治ったという話は聞きますが。

 

 

 

研究の世界の中で癌になる人がいる、いる...と言っているだけで、現実世界で普通に表れないのなら、その研究は本当なのか疑うべきです。

 

 

 

「進化論」も進化がある、ある...と言っているだけで、実際に今この瞬間、種の壁を越えて進化する現象は起きていないわけです。化石も見つかっていません。それなのに進化がまるで現実に起きているかのように語られています。

 

 

 

誰が言っているか...ではなく、現実に起きることが大事です。

 

 

 

そういう点では、藤川医師の発信されている情報は、きちんと読んで実践すれば、だいたいその通りになっています。

 

 

 

どこから資金を得て研究されたかわからない論文より、再現性という点では、藤川医師や三石巌氏のノウハウは優れています。糖質制限もです。

 

 

 

一個人の体験よりも研究を信じなければいけない...という洗脳にかかっていては、でっちあげられた学問に簡単に騙されてしまいます。

 

 

 

私がそう主張するのは、人類の役に立つ研究は潰されてきたことを知っているからです。調べたら、こんな話はあらゆる分野で山ほどでてきます。

 

 

 

つまり、やたらと攻撃をされるような説ほど、人類にとって本当に役に立つ説である可能性が高いのです。

 

 

 

逆に攻撃をされない、安泰で、脚光を浴びるような説は人類にとって悪いものの可能性が高いです。

 

 

 

私達は洗脳によって良い物を有害だと思い込むように、有害なものをありがたがるように誘導されていることを忘れてはいけません。

 

 

 

論文や専門家の意見は、話半分で聞いておくぐらいに留めた方が良いです。中にはまともなものもあるでしょうが、それを検証するのは困難です。

 

 

 

資金も設備もありませんから。

 

 

 

論文や専門家の言った事でも、それを誰でも再現、確認できるなら信用してもいいでしょう。そのかわり再現できる事に限られますが...。

 

 

 

そして、一般の人にとって、誰が言ったかなんてハッキリ言って関係ないわけです。

 

 

 

一番重要なのは、それを実践して、自分にも効果があるのか、何人が試して安全だったのか...ということです。

 

 

 

私は医療従事者ではありませんし、自分が発見したような事は何もありません。ただ、先人が実践して成功したことを、忠実に再現して、その体験や、上手くいかなかった点を分かりやすくまとめているだけです。

 

 

 

その素人の私の書いた記事をわざわざ時間を使って読んだり、参考にしたりする人達がいる...ということは、誰が言ったのかよりも、内容が重要なのです。

 

 

 

スポンサーリンク

 

 

細菌の餌になる鉄は人体の免疫力も上げる

 

 

鉄は細菌の餌になるから過剰に摂取すると感染症になりやすい...と言われます。

 

 

 

しかし、鉄不足だと免疫機能が低下するわけですから、それはそれで感染症にかかりやすくなることになります。

 

 

 

これも、癌の時と同じで、両方語らないとフェアではありません。

 

 

 

鉄を摂る事で、敵の戦闘力だけが上がるならヤバイですが、同時にこちらの戦闘力も上がるならパワーバランスは同じです。

 

 

 

むしろ敵の戦闘力が上がるからと言って、鉄不足を放置する事の方が弊害が大きいと思います。

 

 

 

一応言っておきますと、高濃度のミネラルを飲んでいる人で、それが原因で感染症にかかったという話は聞いた事がありません。

 

 

 

もちろん私の身内もなっていません。

 

 

 

風邪を引いて、調子が悪い時ほど多く飲んでいます。

 

 

 

 

 

糖質とスタチンと鉄

 

 

>糖質を制限する・スタチンを飲まないという立場を取るのなら、鉄剤を飲まないという立場を取るべきです。

 

 

 

世の中には「同列に扱って良い問題」と、「同列に扱うべきではない問題」があります。

 

 

 

この3つを、「問題物質」と捕らえて、ひとくくりにされているのかもしれませんが、本質を見ると、同列に扱うべき物質でないことは明白です。

 

 

 

  • 糖質

 

  • スタチン

 

 

 

 

「スタチン」は、薬なので本来人体に必要なものではありません。薬としてメリットがあるのかもしれませんが、それ以上に「抗癌剤」同様、悪い話ばかりが目立ちます。それに利権も絡んでいるため論外です。これを警戒した方が良いのは当たり前です。

 

 

 

「糖質」は人体にとって必要です。しかし、体には糖質を造る機能も備わっていて、それが正常であれば必要な量は充分足りているので、それ以上は有害です。外部から摂るべきではないと判断します。糖質は必要ではあるけども、外から補う必要がなく、無駄に摂りすぎている物質です。

 

 

 

「鉄」は、体に必要な栄養素であり、外から補わなければならないミネラルです。それなのに不足している事で多くの人に不具合が起きています。不足問題を弱小に扱う事で、日常生活に支障がでている人がいます。

 

 

 

 

この3つは問題の本質が違うので、判断が違うのは当たり前です。

 

 

 

同列に扱うのではなく、状況を把握してから、それぞれに適した判断をした方がいいと考えています。

 

 

 

スポンサーリンク

 

 

 

 

自然の食べ物の問題点

 

 

 

>それに対して、自然の食べ物は上手くできています。代謝しやすいよう様々な栄養素がセットになっています。

 

 

また、繊維が栄養の吸収を穏やかにするので内臓に負担をかけません。

 

 

さらに、繊維は腸内細菌のエサになるので、腸を健康にします。

 

 

 

まず、現代に生きる私たちが「自然」だと思っている環境が「自然」ではないという事を忘れています。

 

 

 

現代の品種改良された食べ物は、必要なビタミン・ミネラルが少なく、糖質が多いです。

 

 

 

「代謝しやすいセット」ではなく、「ビタミンやミネラルを浪費するセット」になっています。

 

 

 

 

「線維は腸を健康にする」と信じられています。

 

 

 

しかし、食物繊維の発酵によって生じる短鎖脂肪酸を栄養源としているゴリラも、死因の多くは腸炎です。

 

 

遺伝子の99%が同じでも、人間とチンパンジーの消化器官の構造は違う

 

 

 

食物繊維の消化に適した「発酵タンク」を持っているゴリラでもそうなるので、その消化システムを持っていない人間の身体には負担が大きいです。

 

 

 

 

 

サプリメントを摂取する場合の注意点

 

 

>ただし、ある栄養素が不足している(ことが検査で明らか)なら、薬やサプリで摂取するのは仕方ないです。

 

 

ですが、その場合さえも、ちゃんと体内量をモニターすることが前提です。

 

 

しかも、一回で大量に摂ると内臓に負担がかかるということは留意すべきです。

 

 

これは同感です。

 

 

 

すでに藤川医師がそのように慎重に情報発信されていますから、彼の情報が正確に広がれば安心ですね。

 

 

 

 

そして、現在の食事をしている人達はみな、「質的な栄養失調」に陥っているので(つまり現代の食事をする人は不足し続けるので)、常に摂り続ける必要がある事になります。

 

 

 

 

また、血液検査の基準が間違っている(体が元気になる為の基準でなない)ので、「検査で大丈夫だから」と不足を放置しないようにすることも重要です。

 

 

 

 

スポンサーリンク

 

 

 

食事をバランス良く食べるべきではない理由とは

 

 

 

>さらに言うと、肝臓を癒やす栄養素は他にもあるので、結局は「バランスよく食べましょう」という当たり前のスローガンに行き着きます。

 

 

 

「必要なものが複数あって、それぞれを全部必要なだけ摂取する事」は、「絶対量」という概念であり、「バランス」とは違うと思います。

 

 

 

バランスとは、単純につりあいがとれている状態を意味します。

 

 

 

ミネラルに限らず、栄養について語られる時は、この“バランス”という言葉が使われます。

 

 

 

しかし、「バランスが良い」という言葉を使う時は、前提として「バランスが良い状態がどういう状態か」を正確に分かっている必要があります。

 

 

 

1:1でバランスがいいのか、2:1でバランスがいいのか、1:10でバランスがいいのか...状況によって全く違うわけです。

 

 

 

そのバランスが良い状態を知らずして、「バランス良く」...等と言うのは空論です。

 

 

 

 

 

 

しかし、この言葉を使う人に限って、「どういう状態がバランスが良いのか」という肝心な事が分かっていないのです。

 

 

 

例えば、体の構成成分は以下のようになっています。

 

 

 

 

  • 水・・・59%

 

  • タンパク質・・・18%

 

  • 脂質・・・17%

 

  • 無機塩類・・・5%

 

  • その他(核酸・糖質)・・・1%

 

 

 

この比率で体はバランス(釣り合い)を取っていることになります。バランスを語るからには、この構成が頭に入っている必要があります。

 

 

 

しかし、「栄養はバランスが大事」という人は、この比率を無視し、というか分かっていないので、糖質を60%摂るべきだ...等と言うわけです。

 

 

 

またある人は、「バランスが大事」と言いながら、「あっちが5なら、こっちも5必要、まんべんなく5にしましょう。つりあいがとれた、めでたし、めでたし」...という感覚で、「バランス」ではなく、とりあえず「均等」になるように意識します。

 

 

 

 

  • バランス・・・釣り合いがとれていること

 

  • 均等・・・平等なこと

 

 

 

 

何故その量、比率なのか...という根拠や具体性に欠けているのです。

 

 

 

 

次は、ミネラルのバランス...ではなく、人体を健康にするミネラルの最高の比率について考えてみます。

 

 

 

ミネラルの比率

 

 

 

健康食品で効果が表れている現実を考えると、ミネラルには健康に導く、絶妙な配合というか、組み合わせ...黄金率のようなものがあるようです。

 

 

 

1つのミネラルを単体で許容量を越えて摂取すると問題が起きる事はすでに述べましたが、

 

 

 

例え複合でも、組み合わせが悪ければ効果が落ちたり不具合が起きたりすると考えて間違いないでしょう。

 

 

 

そして、組み合わせや比率で結果が変わるのは、ミネラルだけではなくビタミンも同じだと思います。

 

 

 

「完璧な比率や組み合わせ」を見つけるのは難しいです。

 

 

 

ミネラルは、どんな比率で釣り合いがとれているのか(つまり、どんな状態がバランスが良いのか)分かっていない事も多いからです。

 

 

 

1つのミネラルを偏って摂取した場合、他のミネラルを阻害する作用が働きます。

 

 

 

だからといって、拮抗関係にある栄養素同士を均等にとればいいか...というと、そうでもありません。その力が必ずしも同じわけではないからです。

 

 

 

例えば、カルシウムとマグネシウムは拮抗していますが、摂取の目安は、以前は「2:1で摂るのが望ましい」と言われていました。それが「1:1が良い」になり、現在は「マグネシウムは単独で考えるべき」という説になってきたようです。

 

 

 

分かっている事もありますが、分かっていない事もあります。

 

 

 

 

「奇跡の水」のように、飲んだ人が健康になるから調べたら、偶然ミネラルのバランスが良かった...というケースはありますが、単体でサプリを買って組み合わせるのは、深い知識や観察力、トライ&エラーが必要です。

 

 

 

その人の栄養状態も関係してきます。

 

 

 

「最高の結果を出すための配合」を突き止めるのが難しいのは事実ですが、組み合わせが良ければ素晴らしい効果を発揮するので、ここがミネラルのおもしろいところです。

 

 

 

 

このように、ミネラルは拮抗関係がありますし、ビタミンとも連携して働いているので、“バランス”という言葉を使いたくなる気持ちは分かります。

 

 

 

 

しかし、拮抗関係でもない物質をバランスよく摂る意味はなんなのでしょうか。「肉を食べたら野菜は2倍食べよう」とか...。

 

 

 

 

こういう適当なのは止めましょう。

 

 

 

 

分かっていない事もあるので、分かる範囲でではありますが、必要な栄養素をそれぞれ絶対量摂る方が効果が高いです。

 

 

 

 

スポンサーリンク

 

 

 

ターメリックの安全性

 

 

>とは言え、「ウコン(ターメリック)は、インド人達が大丈夫なんだから、日本人も大丈夫だ」と考えるのは、軽率だと思います。

 

 

 

インド人が大丈夫だから日本人が大丈夫だ・・・等とは考えておりません。

 

 

これですね。

 

 

ターメリックパウダーをたくさん使うと粉っぽい風味になるので、1度に沢山は入れませんが、毎食に含まれていたら結構な量になります。

 

 

日本のサプリメントのセコイ量を上回っているのではないでしょうか。彼らがそのような食生活で鉄過剰になるのか…という疑問も残ります。

 

 

さらに、ターメリックに含まれている鉄は100gあたり41、4mgです。これは他の食品と比較して最高に高いわけではありません。

 

 

ターメリックに含まれる別の栄養素との関係もありそうです。

 

 

ターメリックで鉄過剰になる人は、元から別の疾患があるのではないでしょうか。

 

 

↑この私の意図を説明します。

 

 

 

インドのような他民族国家で、大勢の人がターメリックを使っているのだから、それは長期の人体実験に等しいのではないか、

 

 

「ウコンと、そこに含まれている鉄によると考えられる病気」を問題化しておきがら、この重要な点に注目しない不自然さについて、おかしいと言っているのです。

 

 

 

もしウコンで鉄過剰になるのなら、彼らの中からそのような人達が表れ、インドの大学で研究されているはずだ、そうでないのなら、ウコンと鉄過剰を結びつけるのは早合点ではないのか・・・という意味です。

 

 

 

少なくともウコンを問題化する時点で、彼らが鉄過剰になっていないかを調べ、その上で本当に因果関係があるのか考えるべきです。

 

 

 

そして、何故私がこの地域の人達を引き合いに出したかというと、他民族国家だからです。

 

 

 

多い順からアーリヤ系、ドラヴィダ系、そして東に行けば日本人と同じようなモンゴロイド系...と様々な民族がいます。

 

 

 

モンゴロイド系は全体からすると少数ですが、インドの人口自体が多いのでサンプルとしては充分です。

 

 

 

様々な人種による長期の生の結果がそこにはあります。

 

 

 

さまざまな人達がターメリックを始めとしたスパイスを長年使い続けていているのですから、鉄過剰が発症し、問題が起きていれば表ざたになっているはずです。

 

 

 

ベジタリアンは心臓病のリスクが多いとか、不食の人を監視カメラで何日も観察する実験とか、インドならではの実験があるように、ターメリックで鉄過剰になるかどうかの実験もしているはずです。

 

 

 

 

>インド人達はウコンの有害性を、他の栄養素や、耐性のある体質、生活習慣によって中和しているかもしれません。

 

 

 

中和しているかも...と、素人がこの点に気がついた事が重要です。もちろん私も思いました。

 

 

 

このような可能性に察しがつけば、ウコンだけが悪いと決め付けるのは早合点であることは分かります。

 

 

 

肝機能の問題をウコンのせいだと思う人なら、ウコンを食べても平気な人は何故なのか、何故日本人だけがおかしくなるのかに着目し、本当にウコンが原因なのか疑ってみるのが普通です。

 

 

 

素人でも気付くことを、何故専門家が気付いて調査しないのか?そこが不自然です。

 

 

 

 

気づいた事

 

 

 

ここまで、頂いた返信に対して、考えを述べました。

 

 

 

実は最近、サプリメントに関する似たような質問を、何件か他の方からも頂きました。

 

 

 

心配なのは分かるのですが、心配が過剰になると、「サプリ=危険」というイメージが一人歩きし、「サプリを使用した方が良い人」まで根拠なくサプリを拒絶するようになります。

 

 

 

それは、為にならないわけです。

 

 

 

私も慎重ですが、心配になった時は、その心配は真実に根ざしたものなのか、できる限り確認します。

 

 

 

「怖い」と思っているものが、本当に怖いものなのか分からない...

 

「安全だ」と思っているものが、本当に安全かどうか分からない...

 

 

 

そう思わされているだけかもしれないからです。

 

 

 

調べ、実践し、本当にヤバイなら警戒するべきですが、そうではなく、なんとなくイメージに載せられて怖がっている人も多いです。

 

 

 

「危険じゃないものに対して異様にビビッている」その状況に対して、以前から違和感を感じていました。

 

 

 

その違和感が今回記事を書いていてハッキリしたので、次回の記事ではその事についてお話します。

 

 

 

サプリメント肯定派が批判される理由は正当なのか検証してみたへ続く

 

 

 

スポンサーリンク

 

 

 

 

前回は読者さんとのコメント欄でのやりとりをそのまま載せました。

 

 

ウコンが原因と見られる肝臓の障害は、本当に鉄が問題なのか考えてみた

 

 

 

 

この記事の内容を簡単に言うと、

 

 

 

「鉄分を過剰に摂ると肝臓が線維化するという医師のコメント」に対してどう思うか?という質問と、私の返信です。

 

 

 

その後、再び返信を頂きましたので、本記事でそれを紹介します。

 

 

 

そして、後半でそれに対する私の考えを述べていきます。

 

 

 

頂いたコメントは、サプリメントに対して多くの方が考えている事でもあるので、なるべく細かく話していきます。

 

 

 

スポンサーリンク

 

読者さんの返信

 

 

 

まず、頂いた返信を紹介します。

 

 

長いので、読みやすくする為に4分割し、一部文字装飾します。

 

 

 

アリヤさん、詳細な回答をありがとうございました。じっくり読ませていただきました。

 

 

しかし、私はやはり「鉄分をサプリで長期間摂取することは危険だ」と考えます。ただし、「鉄分を摂ることは危険」と言いたいのではありません。また、鉄分が不足している人が「サプリで短期間」摂ることも否定しません。

 

 

あくまで「サプリで長期間」摂取することが危険だということです。理由は以下の3点です。

 

 

(1)鉄調整機能が鉄の大量&長期間摂取に耐えられるのか未検証。

 

 

アリヤさんは、鉄が肝疾患の原因でないことの大きな根拠して、「鉄は過剰分が排泄される仕組みになっているから」と言っています。

 

 

しかしその仕組みは、確かに短期間の鉄分調整には機能するでしょうけど、鉄の大量&長期間摂取に耐えられない可能性が高いです。

 

 

というのは、人類は長い歴史の中で、そのような環境に置かれたことがないからです。ミネラルは通常、自然の食物にわずかしか含まれていません。

 

 

人類はそのわずかなミネラルを体内で貯蔵して健康を維持してきました。逆に言えば、そうしたわずかなミネラルで十分なはずです。むしろ過剰なミネラルは体に悪影響を及ぼします。

 

 

ですから、人類はミネラルの吸収率を下げて、体内のミネラルが過剰にならないようにしているのです。

 

 

それなのに大量&長期間摂取し続ければ、体内の調整機能が破綻して取り返しのつかないことになるでしょう。それは様々な公害で証明されています。

 

 

藤川医師は診療経験上、大丈夫だと主張しているようですが、エビデンスとしては弱いです。長期間の追跡調査をしていない統計は信憑性が低いです。

 

 

特に肝臓は(アリヤさんが言うとおり)再生能力の高い臓器ですから、症状が出るまで十年以上かかるかもしれません。しかし、そのことは検証されていません(少なくとも科学的には)。

 

 

もし十年後に症状が出た患者がいても、藤川医師は「それはその患者の元々の疾患で、鉄とは関係ない」と言うかもしれません。実際、藤川医師の考えに疑問を呈している医師がいます。

 

 

http://promea2014.com/blog/?p=1131

 

 

また、アリヤさんは『鉄が排泄されない場合は、鉄が悪いのではなく、「既に細胞が壊れる疾患になっている事」や、「正常に排泄されない状態」が悪いと考えられます。』と述べられました。一般論としては、その理屈が正しいです。

 

 

しかし、その不調が当の鉄によってもたらされる(おそれがある)場合は、やはり鉄を大量&長期間摂るべきではありません。

 

 

例えば、人体には「万一の鉄の過剰時には、小腸の粘膜をねこそぎ剥いで貯蔵鉄を便中に排泄する」仕組みがあります(上の記事)。

 

 

でも、これはあくまで万一の時の仕組みです。鉄の大量&長期間摂取でその仕組みが作動しつづけたら、小腸に不具合が生じることは容易に想像がつきます。

 

 

 

(2)鉄の長期間摂取は発ガンのリスクを高める。

 

 

肝臓とは直接に関係ないですが、例えば清水泰行医師は「(鉄)1日18㎎という量でも有意にがんのリスクが上がる」と言っています(上の記事)。

 

 

つまり鉄は、それほどの過剰摂取でなくても、長期間摂取することで弊害があるのです。これは、人体が長期間の鉄分摂取を想定した構成になっていないことの証拠と言えるでしょう。

 

 

この研究と藤川医師の経験談のどちらを信用するかと言えば、研究ですよね。

 

 

また、過剰な鉄が他にも色々な病気をもたらす(しかも、発症するまで症状がない)のは、アリヤさんがご存じのとおりです。

 

 

 

(3)鉄は少量OR短期間なら肝臓に悪影響がない。

 

 

ウコンの記事の医師が「鉄は一部の肝臓の悪い方に悪影響を及ぼすことがわかっています」と断言しているので、そのことは事実だと思います。

 

 

でもそれは、裏を返せば、「肝臓が健康なら大丈夫」ということでしょう。健康であれば、鉄調整機能と肝臓の再生機能が働いて、肝臓の健康が維持されるのでしょう。

 

 

つまり、鉄が肝臓に適切に蓄積されている分には、活性酸素が発生して炎症が起こるのだとしても、自浄作用によって回復するのでしょう。

 

 

逆に言えば、肝臓の再生能力が高いのは、鉄(や他のミネラル)を貯蔵するためなのかもしれませんね。

 

 

 

以上の3つの理由から、私は「鉄分をサプリで長期間摂取することは危険だ」と考えます。

 

 

鉄剤を飲むのは、糖質摂取やスタチン服用と同じ過ちを招くおそれがあります。

 

 

ご存じのとおり、糖質は、摂取しても血中濃度を一定に保つ調整機能(膵臓)があります。しかし、過渡的には血糖値が上下して体にダメージを与えます。さらに調整機能が疲弊すると上手く作動しなくなり、不具合が生じます(糖尿病やその合併症)。

 

 

 

また、スタチンは、コレステロールを下げて血栓を予防しますが、他の病気のリスクを高めて総死亡率を高めます。

 

 

 

鉄剤を飲むこともそれらと同じような弊害をもたらすおそれが高いです。

 

 

 

糖質を制限する・スタチンを飲まないという立場を取るのなら、鉄剤を飲まないという立場を取るべきです。

 

 

 

 

 

●余談

 

 

私は、「精製されたものは摂るべきではない」という立場です。精製されたものとは、薬やサプリ、白米、小麦粉、砂糖、油等のことです。

 

 

精製されたものは体に強く作用します。それによってバランスを崩しますし、悪ければ体を壊します。

 

 

それに対して、自然の食べ物は上手くできています。代謝しやすいよう様々な栄養素がセットになっています。

 

 

また、繊維が栄養の吸収を穏やかにするので内臓に負担をかけません。さらに、繊維は腸内細菌のエサになるので、腸を健康にします。また、野菜は体内の過剰な塩分を排出するのに役立ちます。

 

 

ですので私は「自然のものを自然な形で自然な量だけ食べる」のがいいと考えます。

 

 

と言っても、私も「主食をしっかり食べるべき」とは考えません。糖質を減断し、その代わりにタンパク質と脂質をしっかり摂るという立場です。ただ私は、アリヤさんと違って、野菜も摂るべきだという立場ですが。

 

 

ただし、ある栄養素が不足している(ことが検査で明らか)なら、薬やサプリで摂取するのは仕方ないです。ですが、その場合さえも、ちゃんと体内量をモニターすることが前提です。しかも、一回で大量に摂ると内臓に負担がかかるということは留意すべきです。

 

 

 

●ウコンは冤罪

 

 

私も、肝障害をウコンだけのせいにするのは間違いだと思います。ウコンの記事内の調査は、どういう方法で行われたのか怪しいです。

 

 

単に「肝障害で病院を受診した人の中でウコンを摂っていた人が多かった」というだけなら、「元々肝臓が悪い人が、健康のためと思ってウコンを摂取しただけだ(しかも過剰に)」と言えます。

 

 

実際、記事の医師も「薬物性肝障害は、肝臓に何らかの問題がある人に起こりやすいことがわかっています」と言っています。

 

 

ただし、「ウコンは肝障害を改善しない」という事実は大事な教訓ですね。

 

 

「肝臓がそこそこ元気なら、適量のウコンを摂ると、クルクミンによって肝臓が癒やされる(そして、少量の鉄による悪影響は肝臓の再生能力で回復される)」と考えるべきでしょう。

 

 

さらに言うと、肝臓を癒やす栄養素は他にもあるので、結局は「バランスよく食べましょう」という当たり前のスローガンに行き着きます。

 

 

とは言え、「ウコン(ターメリック)は、インド人達が大丈夫なんだから、日本人も大丈夫だ」と考えるのは、軽率だと思います。

 

 

私も「大丈夫だろう」と思っていました。ですが、アリヤさんの色々な説明を読んでいて、考えを変えました。

 

 

インド人達はウコンの有害性を、他の栄養素や、耐性のある体質、生活習慣によって中和しているかもしれません。そういう可能性がある以上、「インド人達が大丈夫なんだから、日本人も大丈夫だ」とは言えません。

 

 

それに(アリヤさんが言うとおり)ウコンごときで肝障害を発症させる人は、他に不具合を抱えている可能性があります。確かに、ウコンだけを見ていては駄目ですね。

 

 

 

●ウコン記事の医師の「脂肪肝の人の血液は、ほとんどの人が鉄過剰だった」という発言は、どう解釈すればいいのか不明です。

 

 

これに関してアリヤさんは「細胞が壊れる病気だから」と述べられています。その見解は妥当です。それに、記事の医師の発言だけでは、「鉄過剰が原因で脂肪肝になる」のか「脂肪肝が原因で鉄過剰になる」のかが分かりません。

 

 

 

医師か記事が、故意に読者を惑わそうとしているように思われます。

 

 

ここまでが、頂いた返信になります。

 

 

 

次にそれに対する私の考えを述べていきます。

 

 

 

スポンサーリンク

 

鉄の長期摂取について

 

 

>アリヤさんは、鉄が肝疾患の原因でないことの大きな根拠して、「鉄は過剰分が排泄される仕組みになっているから」と言っています。しかしその仕組みは、確かに短期間の鉄分調整には機能するでしょうけど、鉄の大量&長期間摂取に耐えられない可能性が高いです。

 

 

 

欧米では小麦に鉄を、中国では醤油に鉄を入れているそうです。

 

 

 

「食品に鉄を入れる事」も「サプリメントの鉄を飲む事」も、「足りない鉄を補う」という点では同じです。

 

 

 

そして、欧米人の鉄不足は稀だそうですから、効果を発揮しているようです。

 

 

 

 

この国策がいつごろからなのか分かりませんが、すでに長期、そして大多数、それも様々な人種で人体実験済みではないでしょうか。

 

 

 

 

鉄が加えられているのは食品なので、生理で鉄を失う人も、そうじゃない人も、みんな長期間摂取している事になります。

 

 

 

 

中国はともかく、欧米は有害物質に対する反応も日本より敏感ですから、問題があれば不平不満がでているでしょう。

 

 

 

>というのは、人類は長い歴史の中で、そのような環境に置かれたことがないからです。ミネラルは通常、自然の食物にわずかしか含まれていません。人類はそのわずかなミネラルを体内で貯蔵して健康を維持してきました。

 

 

 

長い歴史上、サプリメントを取ったことがない、だからそんな不自然なものを摂る環境は異常だ...と考える人は多いです。

 

 

 

しかし、その歴史感が間違っています。

 

 

 

長い歴史を振り返ると、昔の人は現代よりもより多くのミネラルを得ていた事は間違いありません。

 

 

 

わずかなミネラルで過ごしているのは、「現在の食品を食べている現代人」の話です。

 

 

 

自然の食物にミネラルやビタミンがわずかしかないのは、人間が環境を作り替えてしまったからです。

 

 

 

現代のミネラル不足の状態こそ、人類が経験していない異常な事態だと言えます。

 

 

 

この異常な状態を「普通」だと認識して、何も対処しないのは、体を弱体化させている事に等しいです。

 

 

 

 

>逆に言えば、そうしたわずかなミネラルで十分なはずです。むしろ過剰なミネラルは体に悪影響を及ぼします。

 

 

ですから、人類はミネラルの吸収率を下げて、体内のミネラルが過剰にならないようにしているのです。

 

 

それなのに大量&長期間摂取し続ければ、体内の調整機能が破綻して取り返しのつかないことになるでしょう。それは様々な公害で証明されています。

 

 

 

「わずかなミネラルで充分」と考えるのは、「ミネラル不足である現代環境」が抜け落ちている発想です。

 

 

 

そして、「わずかなミネラルで生きている人」と、「満ちたりたミネラルで生きている人」を比較していない発想でもあります。

 

 

 

両者を比較すると、前者が圧倒的に不健康です。

 

 

 

そして、

 

 

 

  • 大量長期間摂取で体内の調整機能が破錠する

 

 

 

・・・という理屈ですが、これは現実に起こる事に基づいて語られているのか気になります。

 

 

 

 

私は糖質制限や他の食事法をする前、子供の時から健康食品の世界に触れていました。それも複数のメーカーの商品です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ローヤルゼリー」、「アミノ酸」、「酵素」...種類は色々ですが、なかでも一番親しんだのが「ミネラル」です。

 

 

 

 

今でこそ、タンパク質や脂質、ビタミンの重要性が身にしみていますが、当時はどの栄養素よりもミネラルへの関心が高かったのです。

 

 

 

会社が主催する勉強会に私も母と一緒についていき、ミネラルについて勉強したからです。

 

 

 

そこで、現代の食べ物はミネラルが不足している事、それによって慢性疾患が増えている事を教わりました。

 

 

 

当然、ミネラルはバランスが大事で、ある特定のミネラルだけを過剰に摂ったら吸収率が下がる事や、体に良くない事も勉強済みです。

 

 

 

 

なので、最初は藤川医師の情報に触れた時は、鉄だけをたくさん摂ってもいいのか心配になりました。

 

 

 

ミネラルはバランスが大事、不足だけでなく過剰摂取も注意という知識があったからです。

 

 

 

藤川医師は何故鉄を強調するのか...

 

 

 

気になるからこそ、彼の過去記事を遡って熟読しました。

 

 

 

中でも、以下の記事は印象的でした。

 

 

 

『藤川徳美医師 facebook 2015年9月11日』より引用

 

 

鉄と他のミネラルについて比較してみる

 

多くのミネラルは拮抗元素として存在する

 

KはNaの拮抗元素、つまりKは降圧作用がある

 

 

MgはCaの拮抗元素。つまりMgは天然のカルシウム拮抗薬

 

ZnはCuの拮抗元素、Cu過剰は凶暴になるらしい

 

Feには拮抗元素はない

 

 

臨床的には、

 

マグミット(Mg)だけ投与しても改善しない

 

プロマック(Zn)だけ投与しても改善しない

 

唯一、鉄(Fe)だけは投与すると、精神症状、身体症状が顕著に改善する

 

やはり、数々のミネラルの中でFeが特別な役割を果たしているように感じる

 

本当に鉄は大切です

 

鉄不足では話にならない

 

 

 

 

 

・・・ここに書かれている、鉄が他のミネラルより特殊である理由は、昔ミネラルについて勉強をした時には習わなかったので、正直言って意外でした。

 

 

 

 

「ミネラルはバランスが大事」...という曖昧な表現で教えられたので、さらにその一歩先を行った深い考察をする事はなかったのです。

 

 

 

 

で、鉄はミネラルの中でも特別な役割を果たしているように感じる

 

 

 

 

・・・という藤川医師の考察は、現場の体験を元にされているので、本当にそのような結果になるならば、その現実を無視するべきではないと思いました。

 

 

 

 

しかし、このような考察をしたからと言っても、それが「その他の拮抗関係を無視しろ」と言っている事には繋がりません。

 

 

 

  • ミネラルには拮抗元素がある

 

  • その中でも鉄が特殊に感じる

 

 

 

藤川医師の記事を読む限り、2つとも、しっかり把握されています。

 

 

 

 

最初は、半信半疑でしたが、

 

 

 

鉄が極めて重要なミネラルである事、そして、日本人女性は鉄が不足しやすい事等...記事を読むと、藤川医師が鉄を多く摂るように指導している理由が少しずつ分かってきました。

 

 

 

 

単体の過剰摂取は危険であるけども、過剰に不足している人が多いのも事実。前提がそうなのであれば、それをチャラにする為には食事では追いつかないので、サプリでしっかり摂る必要がでてくる。例えその量が基準より多かったとしても。

 

 

 

 

...ということです。私はこのように読み取っています。

 

 

 

 

元々、「ミネラルはバランスよく摂らなければいけないんだ」...と長年思ってきた私でも、この「あるミネラルを単体でたくさん摂る根拠」は、理に適っていると思いました。

 

 

 

 

本当にいけないのは、不足してもいないミネラル(栄養素)を、見境なしに単体で過剰に摂る事です。

 

 

 

これが本質です。

 

 

 

 

ここまで、「特定のミネラルを単体で過剰に摂る事の問題点」や、「状況によっては単体でも多く摂取する必要がある事」について考えてきました。

 

 

 

  • ついでに、単体でない場合、つまり「ミネラルを複合的に過剰に摂った場合」はどうなのかについてお話しします。

 

 

 

スポンサーリンク

 

 

濃縮されたミネラルを長期間飲んで健康になる人達

 

 

大量のミネラルの長期間摂取によって体内の調節機能が破綻するのでは...という不安を持っている方は多いと思います。

 

 

 

ですが、私の周りには、濃縮されたミネラルを長年飲んできた人達がたくさんいます。そのような人達がどうなったかについてお話します。

 

 

 

 

プライベートの付き合いなので会社名は伏せます。これはメールで教えてくれと言われても、公開はしません。

 

 

 

なので、じゃあ信用できないと思う方は話半分で読んで下さっても結構です。信用されようとされまいと、起きている事実は変わらないので、私は体験してきた事を述べるだけです。

 

 

 

そのミネラルは、単体ではなく複合で比率が良いです。濃縮されてますから、普通の生活で摂取する量と比較したら大量という事になります。

 

 

 

 

しかし、私はそれを飲んで難病が治った人を何人もみてきました。

 

 

 

その人達の家族の体験談も含めたら、私の周りだけでも、大量のミネラルが慢性疾患に効果があった実話はかなり多いです。

 

 

 

 

また、それを飲んでいる会社の人達も、商品を購入する人、その家族も、一般の人達より見た目が相当若いです。

 

 

 

 

私より10歳年上でミネラルを長く飲んでいる人がいるのですが、長年しっかり飲んでいるので、他の人に比べて肌の質が一際違います。

 

 

 

長期間、それも若い時から飲み始めた方が良いと思います。

 

 

 

 

また、ミネラルを飲んでいる女性が赤ちゃんを産んだ時に、看護師から「こんな綺麗な赤ちゃんは久しぶりに見た」と言われたそうです。さらに、羊水も他の母親より綺麗だそうです。

 

 

 

同じような話を色んな人から何度か聞いているので、あるあるです。

 

 

 

長年、それも若いうちからしっかりミネラルを摂っている人は、肉体の質が違います。

 

 

 

ですが、ある程度年齢がいってからでも、しっかり飲むと、やはり体に変化が表れます。

 

 

 

ミネラルを40代から飲んでいた両親は、共に60歳から白髪が目立つようになりましたが、それまでは白髪がほとんどなかったので白髪染めはしていませんでした。

 

 

 

それまでは、歳のわりに黒々としていました。

 

 

 

母親に聞くと、60歳までは、後ろの髪を分けると中の方に少し白髪があった程度で、抜いておこう...と思える量だったそうです。

 

 

 

叔父や叔母は白髪が早い時期からあったのに...です。

 

 

 

 

両親は糖質をがっつり食べているし、タンパク質、脂質不足なので、体のあちこちに糖化の症状があらわれています。しかし、それでも髪が黒々としていたのは、長く飲んでいるミネラルが影響を与えているのでしょう。

 

 

 

 

また、難病の治療の時は、いつもの何倍も、浴びるように飲む事を勧められます。量が少ないと効きが悪いからです。

 

 

 

 

ミネラルのとんでもない大量摂取ですが、これで末期癌が治った人は私の身近に数人いますし、人伝いに聞いた話を含めると、膠原病等の他の慢性疾患も治っているので、珍しい話ではありません。

 

 

 

ただ、金がかかるというのが難点ですが...。

 

 

 

 

老若男女、それも、一部の地域ではなく日本各地の(勉強会で知り合う為)特殊能力を持っていない普通の人達が、濃縮したミネラルを飲み続けることで、難病が治り、老化しにくい姿を維持しているのを、この目で見てきました。

 

 

 

 

糖質制限や藤川医師や三石巌氏を知るずっと前から、そういう環境で育ってきたので断言できます。

 

 

 

ミネラルの大量長期間摂取で体内の調整機能が破錠する

 

 

 

・・・というのは、明らかに間違いです。むしろ、逆に健康で若々しくなります。普通に食事で栄養を摂っている人がどうがんばってもこうはなりません。

 

 

 

もし、おかしくなるとしたら、やはり、元々の機能が破錠していたか、摂取の仕方に問題があると言えます。

 

 

 

スポンサーリンク

 

 

 

ミネラルの影響

 

 

私もスーパー糖質制限をする前は、他の健康食品や、このミネラルを飲んでいて、食事も野菜を多く摂っていたので、普通の人よりはビタミンミネラルの摂取量は多かったはずです。

 

 

 

しかし、糖質過多、タンパク質不足、脂質不足だったので非常に効きが悪かったです。

 

 

 

スーパー糖質制限をする前は、ミネラルに限らず他の健康食品、健康法を試しても、ずっと虚弱体質でした。

 

 

 

 

だから「ミネラルは私には効果が無かった」...と、ずっと思っていたのです。

 

 

 

しかし、最近考えが変わりました。

 

 

 

時々私のところに、私と同じように虚弱体質で糖質制限を開始した人からメールやコメントがきます。

 

 

 

早く改善して驚く人もいますが、私の様に早く改善しないという人もいます。

 

 

 

私はスーパー糖質制限に切り替えて、みるみる元気になった事をブログ内で書いています。

 

 

 

だから、それを読んだ虚弱の人は、真似をすると同じ期間で改善できる気がするようです。

 

 

 

私もそうだと思っていました。

 

 

 

 

しかし、実際には同じような虚弱の人で、スーパー糖質制限を始めても、3歩進んで2歩下がる...といった風に、思うようにステップアップしない方も少なくないです。

 

 

 

私も酷い虚弱だったので、同じように改善が遅れてもおかしくはありませんが、調子よく改善したわけです。

 

 

 

そこで、「何故、自分はスーパー糖質制限がうまくいったのか」について考えました。

 

 

 

 

これまでは、表立って効果を感じなかったのですが、もしかしたら、それまで飲んでいた健康食品(特に長年飲んでいたミネラル)によって守られていたのかもしれません。

 

 

 

それしか考えられません。

 

 

 

ミネラルは高いので、私は両親に比べるとケチ飲みしていましたし、そのせっかく摂取したミネラルも、糖質の過剰摂取で無駄に消費されていました。

 

 

 

プラスよりマイナスが多いので効きが悪かった...というのがこれまでの私の見解でした。

 

 

 

私は2015年にスーパー糖質制限を始めたのですが、効果を確かめる為に、ミネラル、水素水、酵素...といった健康食品は一切飲まず食事(とプロテイン)だけにしました。

 

 

 

2017年1月まではプロテイン以外の健康食品、サプリメントの類いは取っていないわけです。

 

 

 

だから、糖質制限、高タンパク質、高脂質と、食品に含まれているわずかなビタミン、ミネラルを摂取していた事になります。

 

 

 

この期間はビタミン、ミネラルの摂取量は少なかったと思います。

 

 

 

しかし仮に、それまで長年飲んでいたミネラルが100%無駄になっていなくて、影響がしばらく残っているとしたら...

 

 

 

また、ミネラルを止めても、それまで長年摂取してきた影響はすぐには消えないとしたら...

 

 

 

 

普通の人よりはミネラルが体に充実していた可能性もあります。あくまで仮説ですが。

 

 

 

 

もしそうだとしたら、その上で、足を引っ張っていた糖質を止め、材料であるタンパク質を摂取し、高エネルギーの脂質をしっかり摂ったということになります。

 

 

 

 

だから、ミネラルの摂取が少ない人よりかは、改善のスピードが早いのかもしれません。

 

 

 

もちろん、糖質以外の有害物質を避けていた事や、薬を使用する事がなかったのも改善が早い理由かもしれません。

 

 

 

 

 

それでは、話を戻します。

 

 

 

次は「ミネラルの問題のある摂取の仕方」について考えていきます。

 

 

 

スポンサーリンク

 

 

 

ミネラルの大量・長期摂取について

 

 

 

巷で言われている「ミネラルで肝臓を傷める、内臓を痛める」...という話は、全て単体で過剰に摂った場合です。

 

 

 

単体ではなく、複合的にどのミネラルも完璧な比率であれば、それを大量摂取しても肝臓も傷めないし、内臓も痛めません。

 

 

 

 

完璧な比率のミネラルは、有害物質を排出します。

 

 

 

 

これは憶測ではなく、実際に私がミネラルを大量に何十年と飲み続けて健康な人達を側でみてきて語っている話です。

 

 

 

 

肝臓が悪い人(肝臓癌含む)も普通に飲まれているんですよね。問題なく。

 

 

 

 

論文を参考に「危険だ!危険だ!」と吠えられても、現実に起こっている事は間逆なわけです。

 

 

 

拮抗するミネラルのうち、片方だけを過剰に摂る...等すれば、確かに問題が起きてきます。

 

 

 

それは先ほど紹介した藤川医師の記事でも述べられています。「Cu過剰は凶暴になるらしい」...と。

 

 

 

しかし、比率の良い濃縮されたミネラルは、過剰に蓄積しないどころか、体にとって有害な物質を強力に排出する作用があります。

 

 

 

 

年配の人の体験なのですが、戦争中、爆発によって飛び散ったガラス等が体にたくさん刺さったそうです。

 

 

 

歳をとってミネラルを飲み始めたら、体の中に残っていた破片が皮膚からでてきたそうです。

 

 

 

 

これは体に不要なもの、有害なものを排出しているという分かりやすいケースです。

 

 

 

ただ、私の経験上、この話は「癌が治った」よりも信じてもらえません。

 

 

 

 

健康系のネットワークビジネスで繋がっている人達とは、このようなあるある話で盛り上がるのですが、これを一般の人達に話すと、かなりの確率でキチガイだと思われます。

 

 

 

面と向かっては言われないですが、相手のリアクションや顔を見たら、どう思っているか分かります。

 

 

 

だから、体験があっても言わない人は多いです。

 

 

 

 

そして、ありえない話に感じるかもしれませんが、事実です。

 

 

 

比率の良いミネラルはたくさん飲むと有益なのです。

 

 

 

従って、「ミネラルを単体でおかしな摂り方をしたケース」と、「比率の良いミネラルを大量・長期間摂るケース」は、分けて考える必要があります。

 

 

 

 

ミネラルを単体で過剰に摂る・・・問題あり

 

 

複合で比率の完璧なミネラルを過剰に摂る・・・問題なし

 

 

 

 

前者を叩くフリをして、後者を叩くのは間違っています。

 

 

 

 

ミネラルを過剰摂取して体を壊す人は、仕組みも、比率も何も考えずに、無計画に特定の栄養素だけを飲んだり、マルチサプリを何種類も摂って何かが重複する...等、単体過剰摂取をしている事がほとんどです。

 

 

 

そして、公害における健康被害は、特定のミネラル成分を単体で過剰に浴びていることが大きな原因です。

 

 

 

 

 

また、公害の場合は、体に必要な「必須ミネラル」よりも、鉛とか水銀、カドミウム、砒素...といった「毒性が強いミネラル」を大量に浴びたケースが目立ちます。

 

 

 

これらは生物に対して元々毒性が強いので、「ミネラルの過剰摂取が悪い」、「単体・複合」云々以前の問題です。

 

 

 

 

 

そういえば、三石巌氏は鉛の公害で健康を損ねたそうですが、享年95歳と長寿でした。メガビタミン、メガプロテインの効果も素晴らしいです。

 

 

 

『藤川徳美医師 facebook 2016年3月10日』より引用

 

 

特筆すべきは、三石先生は鉛公害による重症の糖尿病を抱えていた点(鉛はインスリン合成に必要な亜鉛の働きを阻害する)

 

 

血糖値300、インスリン30単位だった

 

 

つまり高インスリン状態

 

 

しかし、独自の方法により30年以上の病歴で糖尿病合併症なし

 

 

こういうことは医学の教科書には全く書いていない

 

 

これを実践している医者は皆無のはず

 

 

 

三石理論(分子栄養学)

 

 

=科学に基づき病気にならない生活

 

=高タンパク食+メガビタミン+スカベンジャー(抗酸化物質)

 

=メグビープロ+ミックス+S

 

 

 

タンパク過剰の人は世界中に一人も居ない、つまり全員タンパク不足である

 

 

三石理論+低インスリン、が最強だと思う

 

 

 

 

 

「ミネラルを単体で過剰に浴びて病気になった人」と、「ミネラルを比率よく計画的に摂取して効果を上げている人」の話は別問題です。

 

 

 

計画的に補えば、また、必要量であれば、それが傍から見て過剰摂取のように見えたとしても体を壊しません。

 

 

 

鉄もそうです。

 

 

 

計画的に摂取するのであれば、それが傍から見て過剰にみえたとしても安全なのです。

 

 

 

それは、世間一般から多いと判断される量の鉄を飲んで安全だった私の体験からも言えることです。

 

 

 

スポンサーリンク

 

 

 

藤川医師の主張は過剰摂取の推進にあたるのか

 

 

 

これまで、藤川医師や、彼に影響を受けた人達の情報をずっと見てきましたが、私が見てきた限りでは、「必要量をオーバーしても、さらに過剰に摂取しろ」とは誰も言っていません。

 

 

 

もちろん私も言っておりません。

 

 

 

 

 

サプリを肯定していたり、量の基準が違うので、「栄養は食品から派」から見たら大量に感じるのかもしれません。

 

 

しかし、栄養はバランスではなく、必要なだけ補うのが基本なので、「必要量が満ちていないのであれば、足りるまで補いましょう」というスタンスです。

 

 

 

 

 

女性のように、鉄が足りていない場合は、食事では追いつかないからサプリを使った方が効率的です。その結果はこうなりました、具体例はこうで~

 

 

 

...といった内容になっています。

 

 

 

その必要量に対して「そこまでいらない」と言っているのが外野です。

 

 

 

そして、鉄不足(栄養不足)の過小評価によって割りを食っているのが、鉄不足が原因で体が弱っている人達です。

 

 

 

藤川医師は、フェリチンが不足していない男性や、閉経女性に「鉄を飲んだ方が良い」と主張されていませんし、

 

 

 

鉄不足が稀な欧米人は鉄を飲む必要は無く、マグネシウム不足を心配した方が良い...と、常にその人の健康状態に合わせて適切な対処法を紹介されています。

 

 

 

 

また、鉄に限らず、他のビタミン、ミネラルについても、必要量を越えれば過剰摂取になる事、CとEのように関連するビタミンを両方摂らない場合に起きる問題...等、サプリメントを摂取する時の注意点も必ず書かれています。

 

 

 

それも、具体的な期間や量をハッキリと数字で示されています。

 

 

 

さらにご自身も実践されて、その結果も公開されています。

 

 

 

曖昧さは微塵もありません。

 

 

 

 

また、「女性」、「新生児」、「糖質を普通に食べている男性」、「糖質制限実践者」のそれぞれのフェリチンの目安をきちんと書かれています。

 

 

 

 

このような目安が全くなければ怖いですが、目安を書かれる...ということは、真似をする人達が必要以上に摂らないようにする為でもあるのでしょう。

 

 

 

その情報を見た人が、「自分の状態に当てはまる基準値」を超えなければいいだけの話です。

 

 

 

スポンサーリンク

 

 

 

長期間の追跡調査

 

 

>藤川医師は診療経験上、大丈夫だと主張しているようですが、エビデンスとしては弱いです。長期間の追跡調査をしていない統計は信憑性が低いです。

 

 

 

中国、欧米が食品に鉄を混ぜる国策を続けている以上、それは相当な体験者を生んでいることになります。

 

 

 

統計以上に信憑性があります。

 

 

 

しかも、欧米人は肉を日本人の3倍食べるようですから、常に吸収率の良い「ヘム鉄」を食事から摂取している事になります。

 

 

ヘム鉄と非ヘム鉄について分かりやすく説明してみた

 

 

 

日本人よりも鉄が不足しない習慣なのに、さらに小麦に鉄を加えるという事は、食品だけでは鉄不足になる可能性があるからでしょう。

 

 

 

つまり欧米の人は、このような環境です。

 

 

 

肉多め(ヘム鉄摂取)+国策の鉄補給

 

 

 

この状態で、問題もないのに、さらに鉄のサプリメントを摂ったら、確かに多いでしょう。許容量を越えても不思議ではありません。

 

 

 

肉多め(ヘム鉄摂取)+国策の鉄補給+サプリメントの鉄

 

 

 

 

 

しかし、日本人は前の2つがほぼないわけです。

 

 

 

肉少なめ

 

 

 

サプリメントを摂るにしても、前提条件が違うのです。

 

 

肉少なめ+サプリメントの鉄

 

 

 

 

スーパー糖質制限を始めてからの私は、動物性タンパク質を普通の人よりも多く摂取しています。元々の食が細いので、そんなに大量ではありませんが、同じような体格の女性よりはたくさん食べています。

 

 

 

それでもフェリチンは49でした。理想が100なので、全然足りません。

 

 

 

これが現実です。

 

 

 

 

そして、統計の信憑性について語られていますが、どんな統計であれ信憑性はないと思った方が良いでしょう。利権の為にいくらでも操作できるからです。やりたい放題の世界です。

 

 

スポンサーリンク

 

 

 

サプリメントの長期摂取で体のシステムが壊れるのか

 

 

 

>また、アリヤさんは『鉄が排泄されない場合は、鉄が悪いのではなく、「既に細胞が壊れる疾患になっている事」や、「正常に排泄されない状態」が悪いと考えられます。』と述べられました。一般論としては、その理屈が正しいです。

 

 

しかし、その不調が当の鉄によってもたらされる(おそれがある)場合は、やはり鉄を大量&長期間摂るべきではありません。

 

 

 

ですから、誰も「鉄の摂取が負担になっている人に対して、大量&長期間摂れ」等とは言っておりません。

 

 

 

私はちゃんと、そのような人は鉄を避ける事が必要だという事を述べています。それがこちらです。

 

 

 

鉄に当てはめると、鉄が排泄されない場合は、鉄が悪いのではなく、「既に細胞が壊れる疾患になっている事」や、「正常に排泄されない状態」が悪いと考えられます。

 

 

鉄に限った話ではないですが、システムトラブルにより、本来無害なものが有害になってしまう事は珍しくありません。

 

 

既に疾患になってしまった場合、対処療法として鉄を避ける事は必要でしょうが、それと合わせて、本来の力が発揮できない状態(細胞が壊れる疾患等)を治す事も必要です。

 

 

 

そして、その疾患の対処法も説明しました。

 

 

 

 

 

>例えば、人体には「万一の鉄の過剰時には、小腸の粘膜をねこそぎ剥いで貯蔵鉄を便中に排泄する」仕組みがあります(上の記事)。

 

 

でも、これはあくまで万一の時の仕組みです。鉄の大量&長期間摂取でその仕組みが作動しつづけたら、小腸に不具合が生じることは容易に想像がつきます。

 

 

 

まず、「万一の鉄の過剰時には、小腸の粘膜をねこそぎ剥いで貯蔵鉄を便中に排泄する」仕組み

 

 

 

...の話ですが、これは藤川医師の記事に記載されている話です。

 

 

藤川徳美医師 facebook 2016年2月18日 鉄不足があるとガンになりやすい

 

 

 

藤川医師はこのような説も知った上で、鉄との付き合い方を指導されているわけです。

 

 

 

例えば、経口摂取でのフェリチンの目安を提示されていますが、これは、万が一レベルの過剰にならないように...と考えられます。

 

 

 

 

また、紹介される患者の症例も、鉄の種類を変えたり、フェリチンの値によってサプリの量を調節したりが、こと細かに書かれています。

 

 

 

フェリチンが測れる病院の情報も定期的に更新されています。

 

 

 

フェリチンを測定し、摂取する鉄の量を決め、鉄の吸収に必要なタンパク質をしっかり摂取し、当てはまるフェリチン値が満ちたら、鉄サプリを減らしたり中止したりする...

 

 

 

 

失敗しない為の情報は充分提供されています。

 

 

 

 

鉄の大量&長期間摂取で小腸の粘膜を剥ぐ仕組みが作動しつづける...としても、その万が一レベルを摂らなければいいだけです。

 

 

 

 

少なくとも、藤川医師の記事に書かれてある量や警告を熟読して真似する限り、万が一の量にはなりようがありません

 

 

 

 

ということは、小腸の粘膜が剥げる仕組みが作動し続けて小腸に負担がかかる...状況にもなりようがないのです。

 

 

 

 

万が一のレベルを摂らない以上(そのように方向性を示しているにも関わらず)、起こりもしない心配をして、「過剰!危険!」と騒ぐのは、一体、誰に対しての警告なのか良く分かりません。

 

 

 

わざと失敗する人」に対してなのか、「説明書を読まないタイプの人」に向けてなのか...。

 

 

 

 

サプリを問題視す人は、とんでもない量が危険だからといって、足りていない量を補う事まで危険であるかのように語ろうとする傾向があります。

 

 

 

 

良い栄養状態の判断基準へ続く

 

 

 

スポンサーリンク

 

 

 

私は栄養療法で健康管理をしていて、サプリメントも積極的に使っています。

 

 

飲んでいるサプリは複数あるので、それをブログで何度か紹介しています。

 

 

その中でも特に多いのがに関する記事です。

 

 

フェリチンと鉄不足について分かりやすく説明してみた

 

 

鉄の過剰摂取は危険という考えを改めます。鉄サプリを半年間飲んでみて思う事

 

 

男性のフェリチンの基準と、鉄不足の症状

 

 

 

 

なので、「鉄をサプリメントで摂取する事に抵抗がある人」から時々メールやコメントを頂きます。

 

 

 

サプリメントで大量に摂取する事は問題ではないのか?鉄過剰にならないか?という内容です。

 

 

 

同じような心配をされている方が多いので、記事にしておくことにしました。

 

 

 

コメント欄でした読者さんとのやりとりをそのまま載せ、一部補足もします。

 

 

 

 

スポンサーリンク

 

 

 

鉄分を過剰に摂ると肝臓が繊維化するという説について

 

 

 

こちらが、頂いた質問になります。

 

 

初めまして。最近、アリヤさんのサイトを見つけて読ませてもらっています。内容は、通説や偏見に騙されず、自分の正しいと思うことを説明されていて素晴らしいです。ただ一点だけ質問があります。

 

 

鉄分を過剰に摂ると肝臓が線維化するという医師のコメントがあるんですが、その点についてマリヤさんはどのように考えますか?

 

 

「酒飲み・脂肪肝の人 「ウコンのとり過ぎ」に注意」

 

https://style.nikkei.com/article/DGXMZO16793050U7A520C1000000

 

 

 

リンク先の内容を簡単に言うとこうです。

 

 

 

 

ウコンは肝機能に問題がある人は控えた方が良い

 

 

ウコンによる肝障害の報告が多い

 

 

ウコンに含まれる鉄が悪いのではないか

 

 

ウコンが悪いのではなく濃度が高いものを飲むのが良くない

 

 

サプリメントを飲む時は注意が必要

 

 

 

 

このように、「ウコン」がテーマになっていますが、鉄を過剰に摂取する事を心配をしている内容でもあるので、これを読んだ方は不安になると思います。

 

 

 

私が紹介している「鉄不足」の解消法は、鉄のサプリメントを多く飲むからです。

 

 

 

・・・と言っても、私は鉄過剰に対して何も知らないわけではありません。

 

 

 

私も元々は鉄過剰を心配していたのですが、その後、色々調べていくうちに、世間一般で言われている鉄過剰の認識が間違っている事に気が付きました。

 

 

 

気付いていない時に書いた記事が以下になります。

 

鉄の過剰摂取について分かりやすく説明してみた

 

 

 

で、新たに鉄について調べなおし、「サプリメントで安全に鉄不足を解消する理屈」が分かったので、安心して飲むようになりました。

 

 

 

その量は世間の基準より多いのですが、大丈夫であるという根拠や、先人の体験が山ほどあるので、実践し、その結果を紹介しています。

 

 

 

 

ただ、このような記事を読んで不安になる方がいるのも理解できます。

 

 

 

次に質問に対する私の返信を紹介します。長いのでここでは3分割にします。

 

 

 

私の見解

 

 

三角酢さん、コメントありがとうございます。まず、紹介された記事のポイントを要約します。

 

 

  • 鉄は肝臓の悪い人に悪影響がある(例:C型肝炎、脂肪肝)

 

 

  • 鉄の過剰摂取で肝臓に蓄積すると活性酸素が発生→細胞が傷つく→炎症の悪化→肝臓の繊維化

 

 

  • 脂肪肝の人の血液は、ほとんどの人が鉄過剰だった

 

 

 

気にされている「鉄分を過剰に摂ると肝臓が線維化する」理由ですが、慢性的な炎症による肝細胞の減少、死滅、線維組織の増殖…と説明されています。

 

 

 

炎症の悪化は活性酸素が元になっているようですが、これが単純な「鉄の過剰摂取」が原因なのかどうか調べてみる必要があります。

 

 

 

「活性酸素の発生で炎症になる」という部分は、なるほどと思えます。

 

 

 

しかし、鉄の(経口)過剰摂取で肝臓に蓄積する・・・という前提で語られている部分については物申したいです。鉄は過剰分は排泄される仕組みになっているからです。

 

 

一応、過剰になるケースはありますが、それは以下のような状態です。

 

 

『藤川徳美医師 facebook 2015年5月17日』より引用

 

 

——————

 

医学教育では鉄過剰症があるとされているが、それは迷信、神話のレベルで現実ではあり得ない

 

 

経口摂取では鉄過剰症にならないシステムが体に備わっている

 

 

鉄過剰症になるのはフェジンの頻回注射、輸血のみ

 

 

高齢者で稀に(100人に一人程度)フェリチン異常高値を示す人がいるが、それは肝炎や悪性腫瘍など細胞が壊れる疾患を持つ人、すなわち細胞が壊れミトコンドリア膜の鉄が血液中に出る人のみ

 

———————–

 

 

この中の、「細胞が壊れてミトコンドリア膜の鉄が血液中に出る人」…という部分がポイントです。

 

 

肝炎や悪性腫瘍 “など”…とあるので、このような疾患は他にもあると考えられます。100人に1人の割合ですから少なくはないです。

 

 

健康体であれば鉄を摂っても問題はなく、「細胞が壊れる疾患」になっている人は鉄の数値が増える・・・確かに後者の人が鉄を多く摂取したら過剰になるでしょう。

 

 

また、鉄は蓄積されず排泄される機能が備わっているので、それが何らかの異常で機能しない事も、もしかしたらあるかもしれません。

 

 

肉は未消化で腸の中で腐るから体に悪い…と主張する人がいますが、その論調と同じです。

 

 

人間は動物食性動物ですから、本来なら肉は消化器官に合っているので、すぐに消化されます。しかし、消化吸収能力が落ちていれば、体に合うはずの肉は未消化になります。

 

 

これは肉が悪いのではなく、消化吸収能力が落ちて本来の力が発揮できないことが問題なのです。

 

 

 

鉄に当てはめると、鉄が排泄されない場合は、鉄が悪いのではなく、「既に細胞が壊れる疾患になっている事」や、「正常に排泄されない状態」が悪いと考えられます。

 

 

鉄に限った話ではないですが、システムトラブルにより、本来無害なものが有害になってしまう事は珍しくありません。

 

 

既に疾患になってしまった場合、対処療法として鉄を避ける事は必要でしょうが、それと合わせて、本来の力が発揮できない状態(細胞が壊れる疾患等)を治す事も必要です。

 

 

紹介された記事ではC型肝炎、脂肪肝の人とあったので、これらの人に知っておいて欲しい点を書いておきます。

 

 

 

  • C型肝炎・・・ウイルス性肝炎(A型、B型、C型)が短期間で改善されるビタミンCを増やす、感染症の時に必要量が増すタンパク質を増やす、ウイルスの餌である糖質は減らす

 

 

  • 脂肪肝・・・・糖質(とくに果糖)が原因なので糖質制限

 

 

 

そして、活性酸素が発生した場合は、ビタミンC、E等の抗酸化で対処できます。水素水も良いです。ただし、ここで果物の力で抗酸化をしようとすると、脂肪肝のリスクが高まります。

 

 

脂肪肝の人の血液を調べたら鉄過剰だったという説を掘り下げて考えてみます。

 

 

まず、脂肪肝の人は糖質過多の可能性があります。原因が糖質だからです。

 

 

で、糖質過多の人は悪性腫瘍や肝炎などの「細胞が壊れる病気」になっていても不思議ではありません(それによる鉄過剰も)。

 

 

例えば肝炎…炎症ですが、これは糖質と無関係ではありません。慢性的な炎症が肝臓の繊維化に繋がるのであれば、糖質を止める事は必要です。

 

 

炎症と自己免疫疾患について分かりやすく説明してみた

 

 

癌も糖質が関係しています。

 

 

癌細胞と癌家系について分かりやすく説明してみた

 

 

 

で、「細胞が壊れる病気」になれば鉄の数値が異常になる…

 

 

俯瞰で考えると、色んな事が密接に関係しているわけです。鉄だけを叩いても何も見えてこないと思います。

 

 

 

ここで、活性酸素について補足をしておきます。

 

 

 

>鉄の過剰摂取で肝臓に蓄積すると活性酸素が発生→細胞が傷つく→炎症の悪化→肝臓の繊維化

 

 

 

・・・とありますが、活性酸素を無毒化する為に必要なのも鉄です。

 

 

 

 

活性酸素を無害化する物質の事を、抗酸化物質(スカベンジャー)と言います。

 

 

その抗酸化物質である「カタラーゼ」には、鉄が不可欠です。

 

 

 

『うつ・パニックは「鉄」不足が原因だった / 著者:藤川徳美』より引用

 

 

2、有毒の活性酸素から身を守るスカベンジャーであるカタラーゼには鉄が必須である。

 

 

体内で発生する活性酸素は、毒性が強く、細胞を酸化させることで、老化や、がんや慢性病など、いろいろな病気を引き起こす原因になるといわれています(もちろん、活性酸素にも体の役に立つ働きもあり、体内で細菌を駆除したり、酵素の働きを促進したりしてくれますので、一概に悪者だとばかりもいえませんが、やはり増えすぎてしまうと身体にはよくありません)。

 

 

そんな増えすぎた活性酸素から身を守るための抗酸化物質のことを「スカベンジャー」とも呼びますが、代表的なスカベンジャーの一つであるカタラーゼという酵素の働きにも、鉄が不可欠です。

 

 

カタラーゼは、絶え間なく発生し有害な活性酸素の元になる過酸化水素水を、極めて高い効率で分解し、無害化しています(その効率は酵素の中でもナンバーワンです)。

 

 

その際に、カタラーゼは、自らに取り込んである鉄(カタラーゼには補欠分子族としてのヘムが結合しており、鉄はそこに配位されています)のおかげで、素早い反応が可能になっているのです。

 

 

(43p)

 

 

 

 

 

これに加えて、サプリメントの摂取についての見解も述べました。

 

 

 

 

スポンサーリンク

 

 

 

健康食品やサプリメントによる健康被害

 

 

 

健康食品・サプリメントによる健康被害についても述べておきます。

 

 

肝臓は再生能力の高い組織です。といっても材料は必要で、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、亜鉛、マグネシウム、タンパク質…等の栄養素が必要です。

 

 

これらを差し置いて、なぜ肝臓といえばウコンなのか理解に苦しみます。

 

 

昔の人がそう言っているから、コマーシャルで言っているから…と、理屈を調べずに流される人は、ウコン、ウコン、ウコン…となるのでしょうが、ウコンばかりということは他の栄養素を無視していることになります。

 

 

これは日本人にありがちな話です。

 

 

性質のよく分かっていない栄養素を、何も考えずに飲む消費者の行動も問題があります。私はサプリメントは頭を使いながら慎重に戦略的に使っていくものだと思っています。

 

 

ウコンだけを摂ることでおかしくなる…という考え方もできます。

 

 

例えば、ビタミンAを多く摂る時は、タンパク質を増やす必要があります。そうしないと頭痛になったりします。しかし、2つを同時に摂る事でそのような問題が起きなくなります。

 

 

またビタミンCを多く摂ると酸化するので、還元の為にビタミンEも必要になります。

 

 

しかし、よく考えない人はビタミンAが良いと効くと、ビタミンAばかりを摂ります。こういう人が体調を崩したりするわけです。

 

 

これは本質を隠して短絡的な知識ばかりを教え込む健康食品を売るメーカや、一般の健康情報にも責任があります。

 

 

私は品質の良い健康食品に恵まれましたが、日本のように基準が甘く、粗悪品が出回るような環境では、質の悪いサプリで体調を崩すケースもあるでしょう。

 

 

それと、あまり指摘されない事なので言っておくと、健康食品やサプリメントを飲む人の多くが、免罪符的な使い方をしています。

 

 

簡単に言うと「これを飲んでいるんだから、不摂生しても大丈夫だろう」ということで、暴飲暴食という問題の本質を無視するわけです。

 

 

私は健康食品業界に10代の頃から親しんできたので、そういう場面を数多く見聞きしてきました。健康食品と不摂生のセットです。

 

 

その健康食品は国産の質の良い商品なので、癌や難病が治った話は私の身近にもありました。

 

 

ネットワークビジネスを通じて学んだ健康食品の体験談の信憑性とお金の話

 

 

本来ならそれを飲んでいる人は健康になるはずなのに、時々精力的に商品を使って活動していた人が病気になったり、突然死することがあります。

 

 

で、理由を聞いたら、睡眠時間を1日2時間ぐらいに削っていたとか、不摂生をしていたとか…例外なくこのパターンでした。

 

 

健康食品は魔法の薬ではありません。それは私が今飲んでいるサプリも同じです。

 

 

だから私はブログを始めた当初から「免罪符的な使い方をして不摂生を止めないなら、サプリメントや健康食品に頼るのは逆効果」と警告してきました。

 

 

私は現在、サプリを飲んでいてその効果を紹介していますが、それでも「体に悪い事を避ける事」が基本です。

 

 

それがどうしてもできない人に対して、効果は落ちるけど改善策を紹介しています。

 

 

その時は必ず「サプリを飲んでいるからチャラになると思わないで下さい」と強調しています。

 

 

しかし、世の中の多くの人は「健康法をしてデトックスしていればチャラになるだろう」と考える傾向にあります。

 

 

サプリを飲んでいて具合が悪くなった場合も、もしかしたら、同時に行なっていた暴飲暴食が原因だったという可能性は十分あります。

 

 

しかし、その場合も「サプリメントが悪い」ということになりやすいです。

 

 

 

 

 

ビタミンAを多く摂る時は、タンパク質を増やした方が良い理由についても補足しておきます。

 

 

ビタミンAの過剰症は、頭痛、食欲不振、筋肉痛等です。

 

 

ビタミンAは界面活性作用(混じり合わないものを乳化させる)があります。これにより細胞膜が不安定になります。

 

 

 

しかし、タンパク質がしっかりあれば、ビタミンAと結合して「糖タンパク」になります。

 

 

高タンパク質をすれば、ビタミンA過剰症にならないというわけです。

 

 

『藤川徳美医師 facebook 2017年1月19日』より引用

 

 

血中ではビタミンAはキャリアタンパクと結合している。

 

 

キャリアタンパクと結合していない単独のビタミンAは界面活性作用があり、細胞膜を融解する。

 

 

つまり、高タンパク食をしていれば、ビタミンA過剰症にはならない。

 

 

以下の記事では、旅行前の一ヶ月間、一時的にサプリメントをあれもこれも増やした話をしました。

 

 

旅行中は糖質制限を一時的に止めて、サプリメントだけにしました

 

 

この時、まだ摂取していなかったビタミンAも飲みました。

 

 

私は糖質制限をしているので、高タンパク質ですが、それでも最初は慎重にAは1日1錠(10000IU)から始めました。

 

 

高タンパクだからなのか、過剰症の症状がなかったので徐々に増やし、最終的に4~5錠飲みました。

 

 

 

 

スポンサーリンク

 

 

 

ウコン(ターメリック)が鉄過剰の原因かは詳しく調べられていない

 

 

 

 

 

そして、ウコンで鉄過剰になるという話について疑問に思った事も書いておきます。

 

 

ウコン、つまりターメリックですが、これを朝昼晩と食べまくっている人達がいます。インド、パキスタン、スリランカの人達です。

 

 

ちなみにこれらの文化圏はストリートフードもスパイシーです。またターメリック以外のスパイスにも鉄が含まれています。

 

 

ターメリックパウダーをたくさん使うと粉っぽい風味になるので、1度に沢山は入れませんが、毎食に含まれていたら結構な量になります。

 

 

日本のサプリメントのセコイ量を上回っているのではないでしょうか。彼らがそのような食生活で鉄過剰になるのか…という疑問も残ります。

 

 

さらに、ターメリックに含まれている鉄は100gあたり41、4mgです。これは他の食品と比較して最高に高いわけではありません。

 

 

ターメリックに含まれる別の栄養素との関係もありそうです。

 

 

ターメリックで鉄過剰になる人は、元から別の疾患があるのではないでしょうか。

 

 

 

ここまでが、最初の質問「鉄分を過剰に摂ると肝臓が線維化するという医師のコメント」に対する私の考えです。

 

 

 

次回は、それに対して頂いた返信と、それに対する考えを述べていきます。

 

 

 

サプリメントを過剰摂取しても問題ないケースと、その結果についてへ続く

 

 

 

スポンサーリンク

 

ホームPage 1 / 41234