- 投稿 2016/11/19
- 食事
糖質制限に限らず、なんらかの食事にこだわっている人は、必ず直面する問題があります。
人との付き合いはどうするのか
・・・です。これは結構悩むと思います。
普段「スーパー糖質制限」をしている私ですが、付き合いに関しては結構柔軟です。
今回は「外食」と「お土産」をいただく場合、私がどう対応しているのかをお話しようと思います。
スポンサーリンク
人と外食をする場合
私は普段、糖質を一日10g以下に設定しています。
制限は厳しい方です。
しかし、基本的に外食は、普通に食べます。
ラーメン、カレー、寿司、パスタ、なんでもです。
もし癌や、膠原病、神経変性疾患などの病気であれば、絶対にどんな事があっても口にしません。これらは糖質が原因なので、本気で治したいなら糖質を一口も食わないぐらいの覚悟が必要だからです。
癌や膠原病や神経変性疾患については以下の記事に詳しく書いています。
しかし、私の場合、幸いそこまでではないので、外食、特に人と食事をする時は、普通に食事をします。
ただしこれは、ちょっとぐらいなら糖質の害はないから大丈夫・・・ということではありません。
糖質の害は確かにあります。体に悪いものを摂ったら悪いことには変わりありません。
それを分かった上で、たまの付き合いは人との楽しい時間を優先します。
そして、それが終わると、また厳格な糖質制限を続けます。
もし外食の回数が頻繁だったら、ダメージが半端ないので考えますが、外食する機会自体が少ないので今のところはこのようにしています。
手土産の場合
私が糖質制限している事を知っている人は、私に食べ物を持ってくることはありません。
ですが、たまに事情を知らない人から、お土産を頂く事があります。
ほとんどお菓子ですが、その場合、基本的に一種類につき1個だけ食べて、残りを周囲の人に分けます。
わざわざ買ってきてくれたというのが嬉しいので、頂いた物は必ず食べます。
ですが、申し訳ないので、後日きちんと食事制限をしている事を伝えます。
付き合いを優先させる理由
私は長年虚弱体質だったので、健康のありがたみはよく分かっています。
以前のような体になりたくないので、厳しい食事制限をしています。
健康を大事に思っている私が付き合いで糖質を食べる理由は、周囲の人に気を使わせるのが申し訳ないからです。
私の周りの人は、私が糖質制限をしているのを知っているので、「私が食べられそうなメニューを扱っているお店」にしようとしてくれます。
向こうの方から気を使ってくれるので、さすがに悪いです。
このような気遣いは本当にありがたいので、多少自分の健康を犠牲にしても構わないと思っています。
ただし、このような考えは、健康に余裕があるからできるものです。なんらかの病気を治したいなら、迷わず付き合いを犠牲にするべきでしょう。
命の方が大事だからです。
スポンサーリンク
チートデイのリスクを知る
私は健康を著しく損ねない範囲で、たまに人との付き合いを優先させることがあります。
しかしそれは、「たまにはいいよね」と言って頻繁に食べる人とは全く違います。
私は、例え一時的に食べても、その後から確実に制限できるという自信と覚悟があるから、食べています。
また、どのくらいの量を摂ったらヤバイのか引き際も知っていますし、どうやったら糖質の依存を断ち切れるかの方法も知っています。
このようなコントロールができない人は、付き合いで食べるのは失敗の原因になるかもしれません。
お酒やタバコを止めていた人が、1度何かのキッカケで飲んだり吸ったりしたばっかりに、再び止められなくなる・・・という話は珍しくありません。
糖質はこれらと同じ嗜好品なので、同じようになる可能性があります。
世間では、「チートデイ」と言って、食事制限中たまに気休めで好きな物を食べる日を設けることを賞賛していたりしますが、依存性の強い物質は危険です。
他のダイエットならともかく、糖質は「チートデイ」という発想は止めた方がいいです。
禁酒をしている人や、禁煙をしている人が「チートデイ」を設けるでしょうか?
馬鹿げていますよね。
こう言うと、
酒やタバコと、糖質は違うだろ・・・と思われるかもしれません。
しかし、残念ですが糖質の別名は「マイルドドラッグ」です。依存性が高いだけでなく、体をゆっくりと破壊します。
糖質には禁糖という言葉はありませんが、位置づけとしてはお酒やタバコと同じです。
なので、糖質は体に悪い事、再び依存してしまう可能性を分かった上で、気をつけながら摂るべきです。
「チートデイ」という言葉は、「この日だけはチャラ」という、免罪符的な雰囲気を感じます。
しかし、食べた物が体の中で起こる反応は化学反応ですので、「チートデイ」でも同じように起こるものは起きます。
具体的に言うと、糖質を食べる限り、血糖値も上がるし、糖化のリスクも上がります。場合によっては乳酸も発生します。
これは厳然たる事実です。
そのことをわかった上で摂る方がいいです。タバコやお酒を有害だと分かった上で嗜むのと同じです。
一回糖質を食べた事で「もっと食べたい」となってしまうなら気を抜けません。
しかし、必ずそうならない自信があり、注意して食べるならリスクを最小限に食い止めることができます。
次は糖質を摂ると具体的に体にどんな異変が起きるのか私の体験をお話します。
スポンサーリンク
糖質で体調不良になる
私の場合、糖質を摂ると、その量に比例してその翌日から目が異常に痒くなります。
私は糖質を摂っても太らない体質なのですが、これが良くないのです。糖質を脂肪に変換できず、血糖値がなかなか下がらないという状態になります。
その為、体が涙という形で糖を出していると考えられます。
従って、なんとしても血糖値を下げなければなりません。
これまで観察したところ、2週間に1回主食を食べるくらいだと(運動必須)、翌日目が痒くなりません。
ですが、それより回数が増えると影響がでます。
正月や盆など、付き合いが頻繁に続くと、私の場合、目が痒くなるだけではなく、関節も鳴りやすくなります。
このように、今は栄養療法で体が丈夫になりましたが、虚弱体質を引きずっているのか、悪いものを食べるとすぐ反応がでます。
だから、止められるのです。
では、このダメージを少しでも軽くする為にどうすればいいか。
次は糖質を摂った時の対策についてお話します。
糖質を摂った時の対処法
糖質を食べた時の対策はこの2つです。
- 糖質を食べた日はタンパク質や脂質をたくさん食べない
- 糖質を食べたら運動する
その理由を説明します。
普段糖質制限をしている時は、タンパク質や脂質をしっかり摂取しています。
タンパク質は体の主成分で、脂質はエネルギー源だからです。
具体的には、食事の他にプロテインとバターを摂っています。
しかし、何らかの理由で糖質を普通に摂った時は、用心の為に、その日はプロテインもバターも絶対に摂りません。
その理由は、タンパク質、脂質と、糖質を組み合わせてはいけないからです。
このような理由があるので、とにかく糖質を食べた日は、あえてタンパク質と脂質は大量に摂りません。
炭水化物は消化に悪く、長い間胃の中に留まります、いつ完全に消化されるかわかりません。
消化されないうちに、バターやプロテインを摂取して、胃の中で混ざったら嫌なのでその日は食べないようにしています。
そして、もう一つの対策が運動です。
目的は血糖値を下げる事です。
むやみに歩き回ったり、筋トレしたり、とにかく少しでも血糖値を下げる為に何でもいいから運動します。
(追記)糖質を食べる人が摂っておいた方が良い栄養素
付き合いで糖質を食べる場合、最も効果的な方法を紹介します。
簡単に言うと、サプリメントを使って摂取した糖質を代謝し切るようにするのです。チャラにはなりませんが、ダメージを最小限に食い止める事ができる方法です。
ベジタリアンや糖質を止められない人が、健康の為に摂っておきたい栄養素とは
ちなみに、糖の吸収を抑える薬はリスクがあります。
糖質の吸収を抑える薬やサプリメントを信用することで生じるリスク
スポンサーリンク