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虚弱体質や慢性疾患を改善させる為に必要な情報や心得について、体験記を交えながらお話します。

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AGE(終末糖化産物)について分かりやすく説明してみた

AGE(終末糖化産物)について分かりやすく説明してみた

 

「AGE(AGEs)」は、アドバンスド・グリケーション・エンドプロダクツの略で、「s」は複数形です。日本語では「終末糖化産物」と言います。

 

 

 

糖化・産物・・・ですから、体のタンパク質と余った糖がくっつく「糖化反応」と関係しています。

 

 

 

まだお読みでない方は、先に以下の記事を読んでいただくと、今回の話が理解しやすいと思います。

 

糖化反応(メイラード反応)について分かりやすく説明してみた

 

 

 

 

「反応」とは、2種類以上の物質の間で「化学的な変化が起こる事」、「別の物質を生じる事」を意味します。「糖化反応」もこれにあたります。

 

 

 

反応によってできた物質の事を「生成物(せいせいぶつ)」と呼びます。そして、「糖化反応」によってできた「生成物」が、「AGE(または、AGEs)」です。

 

 

 

 

  • 糖化反応・・・反応

 

  • AGE(AGEs)・・・生成物

 

 

 

 

今回は、糖化反応の生成物である「AGE」のお話になります。

 

 

 

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AGEとは

 

 

 

以下がAGEの定義です。

 

 

『Wikipedia AGEs』より引用

 

 

AGEs(エージス、エイジス、エイジズ、エージーイー)とは、Advanced Glycation End Products の略語であり、終末糖化産物、後期糖化生成物 等と訳される。

 

 

タンパク質の糖化反応(メイラード反応)に因って作られる生成物の総称であり、身体の様々な老化に関与する物質(より正確に言えば、生体化学反応による生成物)と言える。

 

 

現在判明しているだけでも、AGEsには数十種類の化合物があり、それぞれが多種多様な化学的性質を有する。

 

 

(中略)

 

 

AGEsは糖尿病、アテローム性動脈硬化症、慢性腎不全、アルツハイマー型認知症等の変性疾患(英語版)を悪化させると言われる。糖尿病の血管系合併症の原因ともされる。活性酸素による細胞障害を加速し、機能を変化させるという。

 

 

「AGE」は毒性が強いので、病気の原因を作ります。

 

 

 

その理由を説明する為に、赤血球に含まれる「ヘモグロビン」を例にします。

 

 

 

 

 

 

 

「ヘモグロビン」はタンパク質です。

 

 

この「ヘモグロビン」にがくっついたものを、「ヘモグロビンA1c」と言います。

 

 

 

ヘモグロビン + 糖 = ヘモグロビンA1c

 

 

 

もちろん、「ヘモグロビンA1c」は、普通の「ヘモグロビン」とは性質が違います。

 

 

 

糖質をたくさん食べる人は、血液中のブドウ糖の濃度が高くなる(血糖値が高くなる)ので、必然的に「ヘモグロビンA1c」の量も増えます。

 

 

 

糖尿病の患者さんの「ヘモグロビンA1c」の値が高いのはこのような理由です。

 

 

 

あれは、糖と結びついたヘモグロビンが多くなっているから気を付けなさいよ・・・という意味のある検査だと思って下さい。

 

 

 

何故、気を付けないといけないのかというと、「ヘモグロビンA1c」は、最終形態ではないからです。

 

 

まだマシなのです。

 

 

さらに反応が進むと、やがて、次の姿に変貌します。

 

 

それが、冒頭でお話した、毒性の強い生成物「AGE」です。

 

 

 

 

ヘモグロビン

 

 

(糖とくっつく)

 

 

ヘモグロビンA1c

 

 

(悪化)

 

 

AGE

 

 

 

「AGE」は日本語で言うと、終末・糖化・産物ですから、いわば完全体です。

 

 

 

この前に手を打つ必要があります。

 

 

 

次は、どのように毒性が強いのか、その性質を紹介します。

 

 

 

AGE(終末糖化産物)の特性

 

 

 

糖質を食べると、血糖値が上がります。

 

 

そうするとヘモグロビンと余った糖がくっついて「ヘモグロビンA1c」に変化します。

 

 

この「ヘモグロビンA1c」の値が大きいほど、事態は深刻です。

 

 

「ヘモグロビンA1c」のうちに血糖値を下げる対策を講じれば、再び「元の正常なヘモグロビン」に戻すことが出来る・・・と言われています。

 

 

 

四ヶ月ごとに赤血球が入れ替るからです。

 

 

 

ですが、事態を軽くみて、血糖値を下げる努力をしなければ、やがて「ヘモグロビンA1c」は「AGE」という物質に変化します。

 

 

本当に恐ろしいのは「AGE」なのです。

 

 

努力次第で減らすことができる「ヘモグロビンA1c」と違って、

 

 

「AGE」は元の「ヘモグロビン」には戻らないからです。

 

 

 

それどころか、体内に留まって攻撃をしてきます。

 

 

 

従って、むやみやたらに体内に「AGE」を作ってはいけないのです。

 

 

 

  • ヘモグロビンA1C・・・元に戻る

 

  • AGE・・・元に戻らない + 攻撃

 

 

 

『老けたくなければファーストフードを食べるな 老化物質AGEの正体 著者:山岸昌一』より引用

 

 

「ヘモグロビンA1c」が長い時間、高い血糖値の下に置かれると、糖のたんこぶがどんどん増えていきます。そして糖まみれになって、最終的には「AGE(終末糖化産物)」という物質に変質していきます。

 

 

AGEの姿として、次のようなイメージを想像してみてください。

 

 

ヘモグロビンというタンパク質の周囲に四方八方からお菓子のように糖がベタベタとくっついた状態です。こうなると、もう元のヘモグロビンには戻ることができません。ヘモグロビンとは似ても似つかない 〝異常な物質〟 に変質していきます。

 

 

やっかいなのはこのAGEという最終的な糖化物質が、なかなか代謝されずに、長期間体内にとどまるという点です。

 

 

赤血球が四ヶ月で入れ替わっても、AGEだけは残ってどんどん蓄積されていく。

 

 

長く人間の体にとどまりつづけるということから、「高血糖の記憶」という現象と一致するのではないか。血糖値を元に戻しても、高い血糖値のときと同じように合併症の病気が進行するのは、AGEがそのまま体内にとどまりつづけるからではないか。

 

 

このことを確かめるために、AGEを人工的につくって、人間の細胞にふりかけてみました。

 

するとどうでしょう。このAGEは予想通りに細胞を攻撃したり、組織を劣化させ、老化を加速させた。悪さの限りを尽くしたのです。

 

 

そしてひとたびAGEまで進化すると、元のタンパク質には戻らない。

 

 

「ヘモグロビンA1c」は正常なヘモグロビンに置き換わりますが、AGEのほうは二度とヘモグロビンには戻りません。

 

 

その上、長いこと人間の体内にとどまって悪さをする。「高血糖の記憶」という現象も、AGEによってきれいに説明できるわけです。

 

 

(32p~33p)

 

 

 

糖質制限を始めた人が、調子を崩したり、亡くなったりすると、「糖質制限が悪い」と騒がれます。

 

 

きちんと調べずに実践する。本人は糖質制限だと思っているが、糖質を減らしたうちにはいらない中途半端な糖質制限だった・・・というケースが多いですが、

 

 

中にはこのように、過去の不摂生による「高血糖の記憶」が、糖質制限を始めた後も消えず、影響している可能性も十分に考えられます。

 

 

多くの人は「病気になってから気をつければいい」と思っていますが、そんなに簡単にはいきません。

 

 

 

ここで、どのくらいの期間がかかるのか目安を見てみましょう。

 

 

 

『Wikipedia 糖化反応』より引用

 

糖化された物質は体内からゆっくりと排出され、糖化生成物の半減期はなんと細胞の平均寿命の約2倍にもなる。

 

 

赤血球細胞は体内で最も短い寿命で約120日であり、糖化生成物の半減期は240日である。この事実によって、血中の糖化されたヘモグロビン濃度を観察することにより糖尿病患者の血糖管理状態が把握できる。

 

 

逆に、神経細胞など寿命の長い細胞、コラーゲンのように寿命の長いタンパク質やDNAではダメージが長時間蓄積される。

 

 

また腎臓の糸球体、目の網膜細胞、ランゲルハンス島のβ細胞など代謝の活発な細胞でも、ダメージが蓄積しやすい。

 

 

さらに血管の上皮細胞は糖化によって直接傷つけられ、冠動脈の入り口など血流の多い場所にアテローム性動脈硬化症などを引き起こすこともある。

 

 

ダメージは場所によって様々です。

 

 

何故なら、細胞は入れ替りやすいところもあれば、入れ替りにくいところもあるからです。

 

 

そして、中には生涯入れ替らない細胞もあります。

 

 

 

目や卵子など、入れ替らない細胞はアウトです。次世代に影響するので、卵子の糖化には注意が必要です。

 

卵子が老化する原因と防ぎ方。卵子の質を悪化させない食習慣は、不妊症の改善にも期待できる

 

 

 

そして、歳をとれば代謝が落ちてきますから、入れ替る細胞も、代謝のスピードはもっと落ちるでしょう。

 

 

 

 

寿命との関わり

 

 

1971年から1980年のデータで糖尿病患者と日本人一般の平均寿命を比べると男性で約10年、女性では約15年の寿命の短縮が認められた。

 

 

このメカニズムとして高血糖が生体のタンパク質を非酵素的に糖化反応を発生させ、タンパク質本来の機能を損うことによって障害が発生する。

 

 

この糖化による影響は、コラーゲンや水晶体蛋白クリスタリンなど寿命の長いタンパク質ほど大きな影響を受ける。例えば白内障は老化によって引き起こされるが、血糖が高い状況ではこの老化現象がより高度に進行することになる。

 

 

同様のメカニズムにより動脈硬化も進行する。

 

 

また、糖化反応により生じたフリーラジカル等により酸化ストレスも増大させる。

 

 

動脈硬化もコレステロールが犯人ではありません。

 

 

 

あれも、糖化です。

 

 

従って、動脈硬化ではなく、動脈糖化です。

 

 

 

 

 

 

 

ここまで、「糖化反応によって生じるAGEは元に戻りにくい」と説明してきたわけですが、体の丈夫な人や若い人は、ピンとこないと思います。

 

 

 

なので、分かりやすい実例を挙げておきます。

 

 

 

AGEの特徴である、「元のタンパク質には戻らない」、「長いこと人間の体内にとどまる」という記述を読んで、女性ならピンとくると思います。

 

 

 

セルライトです。

 

 

 

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セルライトは糖化

 

 

セルライトは糖化です。

 

 

あれは普通の脂肪ではありません。

 

 

 

どこからどう見ても「劣化した状態だ」というのがわかりますね。

 

 

触っても硬いし、筋トレしても、マッサージをしても、なかなか元に戻りません。

 

 

痩せても表面に残っている不思議な物体です。

 

 

 

紹介した本の冒頭にも「タンパク質が砂糖まみれになって固まった物質」をAGEとイメージするよう述べられていますが、セルライトのあの意味不明な硬さも、いつまでもある性質も、これにあてはまります。

 

 

 

糖質制限開始前の私の体重は42kg以上になることはありませんでした。

 

 

痩せていましたが、それでも気が付いたらセルライトが出来ていました。

 

 

「断食」や「一日一食」を続けていた時に、体力が落ちて、運動をサボりがちになった事があったのですが、そのちょっと油断した隙にできてしまいました。

 

 

 

体重は落ちていたし、食事量も減って、太る要素などなかったのですが、何故かそういう事になったのです。

 

 

また、この時、体力が落ち、体温も低下していたので、代謝も非常に悪くなっていたと思います。

 

 

「一日一食」だと、お腹がすいて一食でドカッと食べてしまうので(しかも、糖質中心メニューを)それがいけなかったのかなとも思っています。

 

 

何とかしてセルライトを落とそうとしたのですが、普通の運動では落ちませんでした。

 

 

 

セルライトの原因が分かったのは、糖質制限をしてからのことです。

 

 

 

一応、糖質を断ったことで、それ以上の増殖はしなくなりました。

 

 

 

ですが、めでたしめでたしではありません。

 

 

 

糖質抜きで、筋トレやマッサージをして、セルライトのうち80%くらいは落とせましたが、まだまだ手や足を捻ると、浮き出てきます。

 

 

 

セルライトの性質は、他の健康的な肌の部分と比べても、完全に変質しているといえます。ただ痩せるだけでは、あの弾力性のない肉感はなかなか一新しません。

 

 

 

その経験から言えることなのですが、一度できてしまった糖化産物を落とすのは指南の業です。

 

 

 

 

この辺は今後の課題です。

 

 

 

セルライトを見てもわかるように、糖質を止めたからといって、いきなりチャラになるわけではありません。

 

 

 

そして、「糖化」するのはセルライトだけではありません。表れる場所は人によって様々です。

 

 

このような現象が、体のあちこちで起こっていると思うとゾッとします。

 

 

 

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糖化には様々な症状がある

 

 

私に起こった糖化で目立っていたものは、「セルライト」の他に、「胃下垂」、「関節の音がする」・・・があります。

 

 

しかし、誰でも、必ず同じ場所に影響が出るわけではありません。

 

 

人によって様々です。

 

 

『老けたくなければファーストフードを食べるな 老化物質AGEの正体 著者:山岸昌一』より引用

 

 

AGEの正体は何かといいますと、糖化物質です。体内にあるタンパク質が糖化した結果、本来のタンパク質とは似ても似つかないものになった。

 

 

AGEはちょうどお菓子のように、表面にベタベタと糖がくついたような姿を想像されたらいいと思います。元はきれいなタンパク質だったのに、砂糖でまぶしたようにベトベトになって、本来の働きがまったくできなくなった。

 

 

糖尿病が進行するとそれらが体中のいたるところに広がり増えていきます。

 

 

唾液にも、爪にも、皮膚にも、髪の毛にも、いろいろな臓器にも…..。

 

 

でも唾液を構成するタンパク質と、皮膚を構成するタンパク質では種類が違います。ですから、できあがったものはそれぞれ違う。一つの名称では呼べません。

 

 

そこでタンパク質が糖化したことを「AGE化」したと呼び、AGE化した糖化物質をひとまとめにして「AGE」と名付けたのです。

 

 

AGEには、元のタンパク質によってさまざまな種類があります。糖のたんこぶがタンパク質のどの部分に、どんなふうにつくかによっても性質が変わってきます。もちろん、くっつく 糖の種類によっても違います。

 

 

一説によると、AGEは何十種類もあるのではないかと言われています。

 

 

皮膚のように一ヶ月で入れ替わるもの、ヘモグロビンを含む赤血球のように四ヶ月で入れ替わるもの、骨のコラーゲンのように二~一〇年で入れ替わるもの、それぞれAGEから受ける影響も変わってきます。

 

 

目の水晶体を構成するクリスタリンというタンパク質は一生変わりません。つまり、生まれたときからのAGEの蓄積をそのまま受けつづけます。神経細胞も心筋細胞も一生変わりません。そういう場所のAGEはずっとたまったまま、組織に影響を与えつづけています。

 

 

また、AGE化は体中で進行していますが、患者さんによっては腎臓だけが悪くなって、目はまだ大丈夫な人もいます。個人差もあります。もし白内障の原因が100%AGEだとすると、どんな人でもAGEがたまりつづければ、必ず白内障が起きるはずです。

 

 

しかし現実にはそうはなりません。

 

 

なぜなら同じ量のAGEがあっても、パンクしてしまう臓器とまだ耐えられる臓器がある。低い量のAGEしかなくても、別の因子が加わったために、障害が出てしまう臓器もあるからです。

 

 

つまりAGEがそれぞれの臓器に与える障害の度合いは、他の因子によって薄められたり、濃くなったりするのです。AGE化は体中で起きていますが、症状のあらわれ方は臓器それぞれ、人それぞれだということです。

 

 

(38p~39p)

 

 

人々が「糖質の危険性」に気が付けない理由は色々ありますが、

 

 

その中でも、「原因は同じでも、表れる場所・結果が、人によって違う」事が大きいと思います。

 

 

例えば、糖質を食べていて「ある部分」に問題が生じたとします。

 

 

 

もし、周囲を見わたした時に、他の人も同じ原因(糖質)で、「同じ部分」に同じ問題が生じていたなら、「これは糖質が原因だな」と誰でも考えると思います。

 

 

 

しかし、何故か同じように糖質を食べている人に、同じ症状が起きていない場合、ほとんどの人は、「原因は他にあるだろう」と考えてしまいます。

 

 

 

原因が同じなら、結果も同じだろうという思い込みがあるからです。

 

 

 

その範囲外の思考が働かないのです。

 

 

 

しかし、たった1つの原因で、様々な病気になる・・・それが糖質なのです。

 

 

『Wikipedia 糖化反応』より引用

 

 

生体内糖化反応は主に血液中に吸収されたグルコース、フルクトース、ガラクトースなどの単糖を用いて行われる。

 

 

このうちフルクトースとガラクトースは、グルコースに比べて約10倍も糖化反応に使われやすい。

 

 

糖化反応は、これらの分子が後に受けることになるアマドリ転位反応、イミノ転位反応、メイラード反応など複雑な反応の第一段階となる。

 

 

生成物の中には害のないものもあるが、反応性が高く、老化現象の主原因として、アンチエイジングの観点から注目されるようになってきている。

 

 

糖尿病、心臓病、アルツハイマー病、癌、末端神経障害、難聴、失明などの原因となるものもある。

 

 

病気の種類が広範に渡るのは、糖化反応がとても基礎的なレベルで分子と細胞の関係を阻害し、過酸化水素などの強い酸化剤を生成するからである。

 

 

「フルクトース」は果糖です。

 

 

「フルクトース」と「ガラクトース」の糖化は「ブドウ糖」の10倍です。お菓子を止めて果物が健康的…は、逆効果になる事があります。

 

 

ローフーディストやベジタリアンの真実。肉を避け野菜や果物を多く食べる人に見られる肌の特徴と、健康上の問題

 

 

 

 

「過酸化水素 かさんかすいそ」は、活性酸素の一種です。

 

 

 

糖化と酸化は無関係ではありません。

 

 

 

『花粉症は1週間で治る / 著者:溝口徹』より引用

 

 

AGEは、近年、老化をもたらす要因として注目されている物質で、細胞内の酸化酵素を活性化して、酸化を促進させます。

 

 

つまり、体内で活性酸素による酸化作用が起こる前の段階でAGEがかかわっているのです。

 

 

体内のタンパク質のなかで、とくにAGEの害を受けやすいのが、コラーゲンです。

 

 

(129p)

 

 

 

 

糖質は、癌や膠原病(コラーゲンの炎症)等の大病の原因でもありますが、それらにならないからといって、「体の中で何も問題が起こっていない」と考えるのは早合点です。

 

 

 

 

『Wikipedia AGEs』より引用

 

 

影響

 

AGEsは体内の細胞や分子のほぼ全てのタイプに影響を与え、加齢の一因でかつ加齢性慢性疾患の原因であると考えられる。

 

 

 

あなたが食べた糖が、たまたま「特定の病気」を起こさなかったというだけであって、他のところで悪さをしている可能性は十分あります。

 

 

関節かもしれませんし、脳かもしれませんし、もしかしたら動脈硬化を起こしているかもしれません。

 

 

 

このように、「糖質が原因だと思われていないだけで、実は糖質が原因の病気」はたくさんあります。

 

 

 

思われていない理由は、原因が糖質なのに、糖質でない別のものに罪をなすりつけているからです。

 

 

 

例えば、動脈硬化であれば、悪いのは「コレステロール」となっています。

 

 

 

 

90%の人がなる「本態性高血圧」は、悪いのは「塩」となっています。

 

 

血圧が高いほど健康で長生きできる!原因を根本的に間違えている高血圧の食事や治療

 

血圧と、本態性高血圧の原因について分かりやすく説明してみた

 

 

 

癌であれば、悪いのは「発がん性物質」となっています。

 

 

【注意】癌の本質を理解していないと症状が悪化する治療法を選択します

 

 

 

前者は2つは「糖質」、後者は糖質が分解されたブドウ糖を代謝する時にできる「乳酸」の蓄積が原因です。

 

 

病名は様々ですが、原因は糖質、そして、その原因を他になすりつけているという構図は同じです。

 

 

原因を履き違えているので、誰も糖質が悪いと思いません。悪いと思わないから、平気で食べます。

 

 

 

様々な病気の「縁の下の力持ち」が糖質なので、あれもこれも糖質が原因だと指摘する機会は必然的に多くなります。そうしますと、

 

 

「なんでもかんでも糖質、糖質、糖質、言いやがって!」

 

 

 

と、お叱りを受けることがあります。

 

 

 

でもね、仕方ないんですよ。

 

 

 

糖質をバクバク食っていたら、体内で起きて欲しくない化学反応が起きてしまいます。化学反応が起きるのは自然であって、私のせいではありません。

 

 

どこそこが「痛い」とか、「しんどい」とか、病気の相談をされた時、その人が糖質常習者であれば、私は一番にその事を指摘します。

 

 

 

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糖質を食べる時は、毒性を認識したうえで

 

 

「糖質は摂っても問題は起きない」「当然食べるべきものだ」と思っている人は、一日に摂取する糖質量をほとんど気にしません。

 

 

まぁ、私も人のことは言えません。

 

 

過去に私が食べていた糖質量は、最も多い時で、主食、野菜、間食、一日2回飲むチャイに入れる甘味料です。

 

 

 

この糖質を数値に換算すると、230~260gくらいを平均して摂っていました。

 

 

この数字だけ見れば不健康です。

 

 

 

でも、わざと「不健康になろう」と思ってこれだけの糖質を摂ったのではありません。

 

 

 

糖質の害を知らなくて、「バランスよく食べれば健康になるだろう」、「野菜を多めに摂れば健康になるだろう」と、健康になる事を目的に食べていてこうなったのです。

 

 

 

これが無知の怖ろしさです。

 

 

 

正確には勉強しなかったわけではありません。当時も調べて勉強していました。

 

 

 

しかし、「どうでもいい枝葉の知識」を集めて、「本質」に気付かないとこうなります。

 

 

 

意外に思われるかもしれませんが、「間食」や、「チャイに入れる砂糖」よりも、穀物や野菜の方が糖質を摂取する割合が多いのです。

 

 

230~260gという糖質量を見れば、お菓子ばっかり食べていたように見えますが、決して何か1つを偏って食べていたわけではありません。

 

 

大部分は、穀物や野菜に含まれている糖質です。

 

 

 

恐ろしい事に、この事実に気が付かず、私の場合は野菜をたくさん摂ろうとして、野菜のポタージュ(根菜がメイン)を作って飲んでいました。

 

 

これと大好きな主食を3食食べれば、それだけで一日200gは楽勝で達成します。

 

 

これに比べれば、間食の糖質などかわいく感じます。

 

 

「バランスの良い食事」×3食はこうなります。

 

 

一日230~260gということは、4日で1kg、つまり4日で砂糖一袋です。

 

 

きっと恐ろしい量の糖質が体に余っていたことでしょう。

 

 

 

「一日一食」をしていた時は、200gいかなかったと思いますが、食事の回数が少ない分、一回分の食事量は結構なものでした。一回でも、糖質100gは楽勝で超えていました。

 

 

私は野菜を中心にして食べようとした為に、トータルでこのような糖質摂取量になったわけですが、ここまでではなくとも、多くの人がこれに近い量の糖質を食べていると思います。

 

 

一日3回主食を食べて、おかずを肉を控えた和風にすれば、それだけでとんでもない糖質量になります。

 

和食は素材の味を生かした料理だという嘘と、日本人が不健康な白米を止められないワケ

 

 

総合的に考えると、現代人は糖質の過剰摂取をしています。

 

 

私の場合も過剰摂取で、あっちもこっちもおかしくなったわけです。

 

 

私は自分の失敗があるので、人から健康の相談をされた時は、真っ先に糖質の摂取量に注目します。

 

 

もちろん原因が糖質ではない場合もあります。しかし、その症状を見聞きする限り、糖質を止めればかなり改善を見込めるものが多いのです。

 

 

糖質を断って、それでも症状が続くのであれば、その時はまた別の分析をする必要がありますが…。

 

 

 

 

健康の為に気を付けたいこと

 

 

「健康になりたい」、「体を修復させたい」なら、糖質の摂取量を見直す必要があります。

 

 

糖化のリスクを減らすことで、体の回復力はアップします。

 

 

 

免疫細胞だって細胞です。主原料はタンパク質です。

 

 

 

糖質は細胞を劣化させる原因なので、免疫細胞も糖化で弱っていきます。

 

 

回復力の足を引っ張りながら体を改善させようとするのは、穴の開いたバケツに水を注ぐように、かなり効率が悪いです。

 

 

浪費を止めずに貯金をするのが難しいのと同じです。

 

 

 

細胞はタンパク質で構成されていることを忘れないで下さい。そして、化学反応でタンパク質が変性するということは、体のどこが痛んでも不思議ではないのです。

 

 

 

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糖化反応(メイラード反応)について分かりやすく説明してみた

糖化反応(メイラード反応)について分かりやすく説明してみた

 

いきなりですが、糖化反応が起きた結果、体に起こる症状をいくつか挙げておきます。

 

 

どんな人でも、どれか一つぐらい当てはまるのではないでしょうか。

 

 

 

  • 糖質は食べられるが肉や脂質が受け付けず、消化が悪い

 

  • 骨や歯、爪が弱い

 

  • 髪が痛んでいる

 

  • 菌やウイルスへの抵抗力が弱い

 

  • 怪我が治りにくい

 

  • 関節が鳴りやすい

 

  • 肌の劣化

 

  • 痩せていても締りがない

 

  • セルライトがある

 

 

  • アレルギー

 

  • 歯槽膿漏

 

  • 胃下垂

 

 

 

ここに書いたのは、糖化によって起こる症状のほんの一部です。

 

 

 

わかりにくいでしょうが、害を受けてなさそうに見えて、害を受けているのです。

 

 

今回ピックアップしたのは、どれも重篤な症状でないものばかりです。でも、あえてこれらを紹介したのは理由があります。

 

 

爪が弱くても、肌が劣化しても明日死ぬわけではありません。怪我が治りにくくても、アレルギーがあっても、ちょっとしんどいだけで、なんとか頑張れます。

 

 

むしろ、これらは病気のうちに入らないのではないでしょうか。

 

 

ですが、ハッキリ言ってこれらは「糖化」であり、「老化」です。

 

 

糖化すると、細胞が変性するので劣化します。

 

 

 

上に記したものは、症状も、起こる場所も全て違うものです。しかし、これら一つ一つを俯瞰で見ると、細胞レベルで体が弱っていることが感じ取れませんか。

 

 

細胞の劣化ですから、正常な時に比べて、水分が抜けてカスカスしたり、売れた果物のようにブヨブヨしたり、締りが無く垂れ下がったり・・・といった特徴があります。

 

 

私も、上に書いた症状のいくつかがありました。

 

 

自身の体験から、「体が弱いと、大病をしなくても、満遍なくあっちもこっちも弱い」という事を何度も書いてきました。

 

 

細胞レベルで弱るのですから当然です。どこにガタがきてもおかしくありません。

 

 

糖質制限をダイエットだと勘違いしている人達が知らない糖質の健康被害

 

 

今回はこの「糖化反応」のメカニズムについてお話します。

 

 

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糖化反応とは細胞の変化

 

 

人間の体を構成している成分で一番多いのはですね。その次に多いのがタンパク質です。

 

 

タンパク質は、細胞の主成分です。

 

 

筋肉、皮膚、髪の毛、内臓、骨の一部も、タンパク質でできています。

 

 

糖化とは、これら体のタンパク質と、「余った糖」が結びついて変性することです。

 

 

つまり、細胞の劣化です。

 

 

当然、余った糖が多ければ多い程、糖化は酷くなります。そして、一見自然な「老化」に見えるので、糖質が原因であることに気付く人は少ないです。

 

 

 

『老けたくなければファーストフードを食べるな 老化物質AGEの正体 著者:山岸昌一』より引用

 

 

人の体が老化するのには必ず原因があります。

 

年をとったら、皮膚がたるんだり、血管がボロボロになったり、視力が衰えたりするのですが、それは自然にそうなるのではなく、体の中で組織が何らかの変化を起こしたからです。

 

(16p)

 

 

 

一見老化にもみえる「糖化反応」ですが、食品化学の分野では、「メイラード反応」と呼ばれています。

 

 

発見はこちらの方が先です。

 

 

 

糖化反応 = メイラード反応

 

 

 

 

「メイラード反応」を知ることで、糖化した状態のイメージを具体的に掴むことができます。

 

 

 

メイラード反応とは

 

 

糖質とタンパク質の反応は、最初は「食品に起こる反応」として発見されました。

 

 

 

一九一二年、フランスの化学者ルイ・カミーユ・メイラードという人が、糖とタンパク質を加熱すると、褐色あるいは黄色い物質ができることを発見しました。

 

 

こうした「褐色反応」は発見者の名前をとって「メイラード反応」と呼ばれるようになりました。

 

 

(中略)

 

 

「メイラード反応」はこうして発見されてから七〇年間は、ずっと食べ物との関わりで研究され議論されてきたのです。

 

 

(17p~19p)

 

 

揚げ物とか、こんがり焼いたお肉とか、食欲をそそるあの色です。

 

 

 

食品を販売したり、調理をする人も、料理の演出の為にそのような色を加えようとします。

 

 

 

 

例えば、以下のようなものです。

 

 

 

『Wikipedia メイラード反応』より引用

 

 

メイラード反応が関与するものには次のような現象が挙げられる。

 

 

・肉を焼くと褐変

 

・玉ねぎを炒めると褐変

 

・デミグラスソース(ブラウンソース)の褐変

 

・コーヒー豆の焙煎

 

・黒ビールやチョコレートの色素形成

 

・味噌、醤油の色素形成

 

・熟成に伴う酒粕の色素形成

 

・パン(トースト)やご飯の「お焦げ」の形成

 

 

「美味しさの条件」と言っても過言ではないです。

 

 

このように「舌の為」には絶賛される「メイラード反応」ですが、体の中で起こるとなると話は別です。

 

 

 

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体内で起こるメイラード反応(糖化反応)

 

 

ここからは「糖化反応」をより具体的に分かってもらうため、血液の「ヘモグロビン」を例に、糖化の流れを説明していきます。

 

 

 

食品で起こる「メイラード反応」が発見されたのは、1912年です。

 

 

その後、血液を専門にしている医師によって、「人間の体の中でも同じ事が起こっているのでは」という推測がされました。それが、1969年のことです。

 

 

その医師の名は「サムエル・ラーバー」といって、「ヘモグロビン」の研究をしていました。

 

 

 

ここで、分からない方の為に、「ヘモグロビン」について説明します。

 

 

血液は、液体部分の「血しょう」と、血球である「白血球」「血小板」「赤血球」に分けられます。

 

 

 

 

 

 

「ヘモグロビン」は、酸素を運ぶ役割がある「赤血球」の中にあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「サムエル・ラーバー」は、ヘモグロビンの研究をしていて以下のような発見をしました。

 

 

ところが一九六九年になって、「メイラード反応」は食品だけでなく、人間の体の中でも起きているのではないか、という画期的な推測がされるようになりました。

 

 

そのきっかけになったのは、サムエル・ラーバーというイランからニューヨークにあるアルバート・アインシュタイン医科大学に留学してきたお医者さんの発見でした。

 

 

ラーバー先生は血液を専門としていて、ヘモグロビンの研究をされていました。

 

 

ヘモグロビンとは赤血球の中にあるタンパク質の一種です。

 

 

ご存じの方も多いと思いますが、ヘモグロビンは酸素とくっつきやすく、肺から体の各組織に酸素を運搬する働きをしています。ヘモグロビンが足りないと、脳に酸素が十分届かなくなって、貧血状態を起こします。

 

 

ラーバー先生はヘモグロビンの形や構造の違いによって、酸素の運搬機能に差が生まれるのではないかと考えました。

 

 

そして来る日も来る日もヘモグロビンの性質と機能を追いかけていたのですが、あるとき、糖尿病の患者さんのヘモグロビンを調べていたら、とても変な性質をもつヘモグロビンを発見したのです。

 

 

実はこの奇妙なヘモグロビンは、老化物質AGEに変化する一歩手前の「ヘモグロビンA1c」(HbA1c/ヘモグロビン・エーワンシーという表記もある)という中間物質でした。でも、当時のラーバー先生はそんなことは知るよしもありませんでした。

 

 

ただ、糖尿病の患者さんの血液には奇妙な性質のヘモグロビンがたくさんあって、ふつうの人の血液にもあることはあるが、糖尿病の患者さんではこれが二~三倍と多く存在することがわかった。

 

 

きっと、このへんてこりんな性質のヘモグロビンが糖尿病の患者さんに悪さをして、何か病気を起こしているに違いない、あるいは、このタイプのヘモグロビンが想起に糖尿病を診断する手がかりとなるかもしれない、という論文を一九六九年に発表したわけです。

 

 

(20p~21p)

 

 

ここで、「ヘモグロビンA1c」と、「AGE」という言葉がでてきたので整理します。

 

 

 

ヘモグロビンA1c

 

 

「ヘモグロビンA1c」は、通常の「ヘモグロビン」とは性質が違います。

 

 

どう違うかというと、「ヘモグロビン」にブドウ糖が結びついています。

ヘモグロビン + ブドウ糖 = ヘモグロビンA1c

 

 

 

 

AGE / AGEs

 

 

 

「AGE」は、老化物質です。

 

 

 

 

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ヘモグロビンA1cとは

 

 

糖尿病の人が検査の時に気にするのが「血糖値」と、「ヘモグロビンA1c」です。

 

 

まず、「血糖」と、「ヘモグロビンA1c」の意味を整理します。

 

 

 

  • 「血糖 けっとう」とは、血液の中のブドウ糖の濃度のことです。

 

 

 

 

 

  • 「ヘモグロビンA1c エーワンシー」とは、「血液中のヘモグロビンに、ブドウ糖が結びついた物質」です。糖化蛋白質で「糖化ヘモグロビン」と呼ばれたりもします。

 

 

 

 

ヘモグロビンはタンパク質ですから、血液の中に余分のブドウ糖があると、どんどん結合していきます。

 

 

当然、高血糖の状態が長く続くと、「ヘモグロビンA1c」は増えていきます。

 

 

 

 

 

血糖値とヘモグロビンA1cの値の違い

 

 

続いて、血液検査で分かる、「血糖値」と「ヘモグロビンA1c値」の違いについてお話します。

 

 

 

 

 

  • 「血糖値」を計ると「血液検査をした時」の血液中のブドウ糖の値がわかります。

 

 

 

 

  • 「ヘモグロビンA1c値」は、「ヘモグロビンのどれくらいの割合が糖と結合しているかを示す検査値」です。この値で、過去1ヶ月~2ヶ月の血糖の状態がわかります。

 

 

 

要するに、「血糖値」よりも、正確な血糖状態を知ることができるのが「ヘモグロビンA1c値」なのです。

 

 

 

ふだん不摂生をしあげて、検査の前だけ血糖値が上がらないように食事制限をするという小賢しい真似をする人がいますが、無駄なあがきです。

 

 

 

一時的に血糖値を良くしても、「ヘモグロビンA1c」を見れば食の習慣は筒抜けです。

 

 

 

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ブドウ糖は必要だけど多すぎるとダメ

 

 

血糖値は上がりすぎてもダメですが、低すぎてもダメです。

 

 

生命を維持するには、血液中のブドウ糖濃度(血糖値)が一定以上必要です。

 

 

 

糖尿病の人はふつうの人より血液中にたくさんのブドウ糖(血糖)をもっています。そのためブドウ糖とヘモグロビンが結びついて変質した「ヘモグロビンA1c」が多く見られます。

 

 

しかし、ふつうの人の血液中にも「ヘモグロビンA1c」がゼロではありません。

 

 

なぜなら人間はだれでも血液中にブドウ糖(グルコース)をもち、一〇〇ミリグラム/デシリットル前後の血糖値が存在するからです。

 

 

血液中のブドウ糖は、グルコースとして、とりわけ脳と、各種臓器や筋肉に運ばれ、エネルギー源として使われます。

 

 

脳は臓器としては、全体重の約二%(一・二~一・五キロ)しかありませんが、安静時でのグルコース消費量は一八%、とおそろしく「食いしん坊」なのです。

 

 

頭の活動には、このエネルギー源が必須で、グルコースが不足すると脳は活動を停止してしまいます。だから人は何をさしおいても脳にグルコースを送ろうとします。

 

 

またグルコースは、心臓で11%、肝臓で20%、筋肉では安静時でも20%を消費します。

 

 

言ってみればグルコースはエネルギーのコインのようなものですから、「糖化は人間が生きていく上で避けることのできない現象」だと言えます。

 

 

ただし、「ヘモグロビンA1c」の割合は、ふつうの人では糖尿病の人に比べると少なく、四・五~五・五%程度です。

 

 

(26p~27p)

 

 

これを読んで、

 

 

「グルコース(ブドウ糖)が不足すると脳は活動を停止する? やっぱり糖質は食べた方がいいんじゃないか」

 

 

と思われた方もいると思うので、少し説明をします。

 

 

確かに一定のブドウ糖は必要ですが、わざわざ食事から摂る必要はありません。その理由はいくつかあります。

 

 

まず、世間一般で信じられているように、脳はグルコース(ブドウ糖)だけをエネルギーとしているわけではありません。

 

 

 

脳は、ブドウ糖が不足してくると、脂肪酸を分解してできたケトン体という物質をエネルギー源として使います。しかも、脳は「ケトン体」の方が好きなのです。

 

 

 

ちなみに、胎児や新生児は「ケトン体」を利用してエネルギーを生み出しています。

 

 

 

エネルギー源を「ブドウ糖」に依存しているのは「赤血球」と「グリア細胞」です。

 

 

 

だから人間の体には、グルコース(ブドウ糖)は必要なのですが、食事から摂る必要はありません。

 

 

 

人間は、自分の体の中でグルコース(ブドウ糖)を作り出すことができるからです。

 

 

これを「糖新生 とうしんせい」と呼びます。

 

 

必要な糖質量は「糖新生」の働きで十分まかなえます。

 

 

 

「必要だけど、食べる必要がない」とはそういう意味です。自分で作れば事足りるのに、それ以上の量を余分に食べようとしているのが現代人です。

 

 

 

それに気付かず「糖質は必要だから」と食べ続けたら、糖が有り余って、体内のタンパク質がどんどん糖と反応して、劣化していきます。

 

 

 

 

人間に必要な糖質量については以下の記事をお読み下さい。

 

人間の身体に必要な糖質量を血糖値の視点から分かりやすく説明してみた

 

 

 

 

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ヘモグロビンA1cは何故増えるのか

 

 

「ヘモグロビンにブドウ糖が結びついたものがヘモグロビンA1c」なので、糖質の摂取が増えると、糖化したヘモグロビンが増えることになります。

 

 

そして、それには、も関係しています。

 

 

ラーバー先生自身も研究しているうちに、「ヘモグロビンA1c」は正常なヘモグロビンに糖がたんこぶのようにくっついて変質した「糖化物質」だということがわかってきました。

 

 

ここで疑問が生まれました。

 

 

なぜ「ヘモグロビンA1c」ができたのか?なぜヘモグロビンに糖がくっつき、へんてこりんなものに変化したのか?

 

 

ここからが医学と化学のブレークスルーでした。

 

 

長く食品化学の領域で糖とタンパク質の化学反応として研究されてきたあの「メイラード反応」と、人間の体の中で起こっている生化学反応とが初めて結びついたのです。

 

 

「メイラード反応」とは、食品を構成する糖とタンパク質が加熱によって変質する化学反応のことでした。

 

 

人間の体の中にも、ブドウ糖という糖と体内組織を主につくっているタンパク質が多数存在しています。

 

 

すなわち、それらが三七度の体温で常時、長い時間をかけて温められているわけです。糖とタンパク質が温められるとどうなるか?

 

 

あたかもフライパンの上でじっくり調理されているかのように、人間の体内の組織に焼き目や焦げ目のような反応があらわれてもおかしくないではありませんか。

 

 

(22p~23p)

 

 

 

体内の組織が糖漬けになれば「タンパク質+糖+熱」で糖化クッキングの完成です。

 

 

 

 

 

 

ここでは「ヘモグロビン」を例にしていますが、もちろん、「それ以外の組織」でも同じことが起きます。

 

 

最初にお話した通り、筋肉、皮膚、髪の毛、内臓、骨の一部も、タンパク質でできていることを忘れてはいけません。

 

 

タンパク質は、細胞の主成分ですから、「加熱で糖がタンパク質とくっついて性質が変わるメイラード反応」は、体のどこで起こってもおかしくはないと肝に銘じるべきです。

 

 

糖質を多く食べる人は、この反応で、皮膚が弱り、髪が弱り、内臓が弱り、劣化していきます。

 

 

ちなみに、「三七度の体温で常時、長い時間をかけて温められる」とありますが、この理屈だと「低体温の人」はメイラード反応が鈍いことになります。

 

 

低体温の人が肌が白いのはこの為かもしれません。

 

 

逆にヨーロッパ系の人が肌の劣化が早いのは、日焼けをするからとか色々言われていますが、彼らの体温が日本人に比べると1度くらい高いので、その分メイラード反応が活発になるのかもしれませんね。

 

 

 

まあ、これは私の勝手な憶測ですが。

 

 

 

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糖尿病が怖いわけ

 

 

実は「ヘモグロビンA1c」はさらに反応が進むと、「AGE」と言う老化物質に変身します。

 

 

 

ヘモグロビンA1c

 

 

悪化

 

 

AGE

 

 

 

 

つまり「ヘモグロビンA1c」は、老化物質の一歩手前です。

 

 

これがたくさんあったら体にいいわけない、というのはお分かりいただけるかと思います。

 

 

 

しかし、糖尿病の患者さんの血液の中には、この「ヘモグロビンA1c」が普通の人より多くあるわけですから、「AGE」になるリスク、つまり、病気のリスクが高くなります。

 

 

糖尿病の患者さんに共通する特徴的な症状とは何かというと、まさしく「老化」なのです。

 

 

糖尿病の患者さんはふつうの人より皮膚がもろく、しみやしわになりやすい。

 

 

骨がボロボロになったり、歯周病や白内障や認知症になるのも格段に早いし、血管ももろいので、心筋梗塞や脳梗塞になるリスクが三倍も高くなります。

 

 

(24p)

 

 

糖尿病について詳しく知らない人も、「糖尿病は合併症が恐い」という事は知っているのではないでしょうか。

 

 

誰でも一度ぐらい、糖尿病の人が足を切ったとか、目が見えなくなったとか、恐ろしい話を聞いた事があると思います。

 

 

何故、糖尿病が合併症を引き起こしやすいのか、昔、私はイメージが掴めなかったのですが、この糖化の概念を知ることで、よく理解することができました。

 

 

 

 

AGEとは

 

 

「ヘモグロビンA1c」は、「老化物質に変身する一歩手前の物質」でした。

 

 

 

それが酷くなると、「AGE」という老化物質に変化するわけですが、これは非常に毒性が強いのです。

 

 

 

次はこの「AGE」がどんなものかについてお話します。

 

 

AGE(終末糖化産物)について分かりやすく説明してみたへ続く

 

 

 

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抗糖化のサプリメントや食品に効果を期待するのは逆効果。糖化を防ぐ為に気をつけたい事

抗糖化のサプリメントや食品に効果を期待するのは逆効果。糖化を防ぐ為に気をつけたい事

 

人間の体にはブドウ糖が必要ですが、その量はごくわずかです。

 

 

そして、その必要なブドウ糖は、自分の体で作り出すことができます。これを「糖新生 とうしんせい」と言います。

 

 

しかし、多くの人は、そのシステムがあるにも関わらず、毎日大量の糖質を摂っています。

 

 

その糖はエネルギー源として使われますが、量がとんでもないので、余って、脂肪になったり、糖化反応を起こしたりします。

 

怖いのは「糖化反応」です。

 

「糖化反応」とは、余った糖と体のタンパク質がくっついて、変性することです。

 

 

 

細胞が変性するので、糖化は起こって欲しくない反応です。これによって、細胞レベルで体が弱ります。

 

 

 

「糖化反応」と、糖化反応によって作られる毒性の強い物質「AGE」については以下をお読み下さい。

 

糖化反応(メイラード反応)について分かりやすく説明してみた

 

 

AGE(終末糖化産物)について分かりやすく説明してみた

 

 

 

 

最近では、糖化を食い止めるために、「このサプリメントが良い」、「この食品が良い」・・・と、様々な物や方法が紹介されています。

 

 

このように、糖化を防ぐ事を「抗糖化 こうとうか」と言います。

 

 

「抗酸化」が酸化を防ぐという意味で、「抗糖化」は糖化を防ぐという意味ですね。

 

 

私は糖質制限をしているので、人よりも、糖化しないように気をつけています。

 

しかし、抗糖化食品やサプリメントを使って糖化を防ごうとはさらさら思っていません。糖質を制限できた上で、「抗糖化」商品に頼るなら良いですが、それをせずに、「糖質を我慢するのが嫌だからこれらを利用しよう」という考えでは糖化は防げないからです。

 

 

本記事では、糖質制限をしている私が「抗糖化」の商品を快く思っていない理由と、「抗糖化」対策の罠についてお話します。

 

 

 

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抗糖化対策の罠

 

 

私は、糖化を防ぐ基本は、「糖質を食べない事」だと思っています。「何かの商品に頼って糖化を防ぐ」というのはオススメしません。その理由はいくつかありますが、1つは、「抗糖化」対策には胡散臭いものがあるからです。

 

 

この世には、「抗糖化」と謳っていながら、糖化を防ぐどころか、糖化を促進させるような対策があります。

 

例えば、「糖化を防ぐ為に、抗糖化食品を積極的に摂取しましょう!」・・・という情報がありますが、私がこれまで見てきた「抗糖化食品」のほとんどが植物性です。

 

植物性ということは、「抗糖化食品」であっても、その中には糖質が含まれているということです。その指示に従うと、糖化を防ぐ為に、糖質を食べる事になります。

 

 

以前、祖母が見せてくれた健康雑誌の糖質制限特集に、「抗糖化レシピ」と称して、玉ねぎを使ったピクルスが紹介されていました。

 

表向きは「抗糖化」という名前が付けられていますが、中身は、材料は糖質の高い玉ねぎ、味付けも甘酢・・・。

 

正直言って、糖化を防ぎたいのなら、これを食べない方がいい・・・と思いました。

 

お金を貯める特集で、貯金が減るような情報を載せているようなものです。

 

 

 

「玉ねぎの糖分を余計に取る事」と、「そこに含まれる抗糖化のパワー」と、どっちが勝るかは検証しようがありませんが、少なくともその玉ねぎに含まれる糖分はだいたい想像がつきます。

 

抗糖化の為に、甘酢味の玉ねぎの糖分を摂る・・・糖化したいのか、糖化したくないのか、どっちなのかよくわからない特集でした。

 

これを読んで、私はそう思ったわけですが、人によっては「抗糖化の効果がある」という情報に目を奪われて信じるかもしれません。

 

結果的に、以下のようになります。

 

 

●「糖化を防いでくれる」と思っていたものが、実際には糖化を防いでくれるどころか、促進させるものだった。

 

●防いでくれると思っていたから、油断して糖質はガッツリ食べていた。

 

 

 

・・・これでは話になりません。

 

 

 

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楽をする代償

 

 

「糖質制限の特集」で、糖質の害を指摘しながらも、「糖質の多い抗糖化食品を食え」という構図はなんだか変です。糖質を否定したいけど、否定しきれない葛藤が伺えます。

 

 

しかし、「糖質を摂っても、チャラにして欲しい」と期待している人は、その矛盾に気付きません。

 

 

いや、本当は気付いているのかもしれませんが、「楽な方」を信じる為に、見てみぬフリをしているのかもしれません。

 

「糖質を止める」という覚悟ではなく、「あくまで糖質は止めない。その上で健康になりたい」という甘い考えがそこにはあります。

 

そして、「糖質を止めなくてもいい」という夢を与えてくれるのが「抗糖化」商品です。

 

ほとんどの人は、糖質を止めたくありません。だけど健康を損ねるのは嫌なわけです。

 

しかし、それは「浮気はしたいけど、離婚はしたくない」と言っているのと同じです。そんな都合のいい話はありません。みんなわかっている事です。

 

ですが、糖質の話になると、そういう都合のいい話があることを期待してしまうのです。

 

 

 

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危険視されていない糖質

 

 

ちょっと厳しい事を言いましたが、糖質は依存性があるので、お酒やタバコを止める時のように、最初は覚悟が必要です。

 

半額のキットカットが売られているのを、見なかった事にして通り過ぎなければいけません。楽じゃないのが普通です。

 

その代わり、糖質は本来人間が食べなくても良い物なので、ある時期を過ぎれば無くても全く平気になります。

 

しかし、その少しの期間も我慢できないのは、甘い事を言われるからです。

 

 

●糖質はそんなに体に悪くない

 

●ダメージがあっても、後で気をつければチャラになる

 

 

・・・こんな事を言われれば誰も気をつけません。

 

こういう「免罪符」のような話は、糖質以外ではどうでしょう。

 

「酒を飲んでもこれを食べたらチャラ」とか、「タバコ吸ってもこれを飲んだらチャラ」とかあまり聞きませんね。

 

むしろ「禁酒」、「禁煙」という言葉があるように、これらの害を防ぐには「禁欲」が一番の対策だと多くの人は認識しています。対策商品もあるにはありますが、どちらかというと補助的な対策です。メインではありません。

 

 

酒やタバコには、「抗酸化」「抗糖化」のように「抗〇〇」という専門用語もありません。

 

 

「禁」という言葉からは、「止めた方がいいんだ」という考えが伝わってきます。そこに「甘さ」はありません。

 

 

反対に、糖質には、「抗糖化」という言葉はありますが、「禁糖」という言葉はありません。

 

 

緩いですね。

 

 

体は「酸化」と、「糖化」によってダメージを受けます。

 

しかし、「酸化」の原因となる酸素は生きていく上で必要なので、「禁酸」は無理です。

 

ですが、「糖質」は食品から摂る必要はないですし、摂りすぎることで害になる物質です。酒やタバコのように我慢する事が出来る物質なので「禁糖」という言葉があってもいいはずです。

 

なのに何故、こちらは「禁欲」が一番じゃないのでしょうか。

 

 

「我慢しなくてもチャラに出来る裏技」を作ることで「禁欲」の意欲は薄まります。

 

 

「抗糖化」という対策自体はいいのです。問題なのは「こうすれば食った糖質がチャラになるから、少しぐらい糖質を食べても大丈夫ですよ、糖質は必要なんですよ」と安心させて、糖質の害に対する危機感を薄めてしまうことです。こんな「楽な道」を用意されたら、誰も危機感なんて抱きません。

 

「抗糖化できる」という甘えがある事によって、「糖質を我慢する覚悟」が決まらなくなります。

 

「抗糖化」という逃げ道があると、安心して「少しの糖質を摂りながら、脂質やタンパク質を食べる中途半端な糖質制限」をしてしまう人が出てきます。

 

 

 

糖質をある程度とりながらの脂質タンパク質大量摂取は危険です。私もこれで一度糖質制限に失敗しました。

 

 

肉を食べると胃が気持ち悪くなるが、野菜や穀物や甘い物はいくらでも食べられる理由とは

 

【脂質+タンパク質】は良くて【糖質+脂質+タンパク質】が良くない理由

 

 

 

逆に「それしかない」と追い詰められれば、糖質の我慢くらい出来てしまいます。確かに、糖質制限が体質的にできない人や、糖質制限に慣れるまで時間がかかる人もいますが、そういうケースでもなければ、しんどいのはせいぜい最初の数週間です。

 

 

くどいですが、糖化を防ぐ為に一番いいのは糖質を食べない事です。

 

 

 

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抗糖化食品の効果は疑わしい

 

 

 

私が「断糖」にこだわって、「抗糖化」商品を推進しない理由はもう一つあります。それは、私の経験上、「抗糖化食品」の効果が疑わしいからです。

 

 

「抗糖化食品」には、生姜、ニンニク、シナモン、クミン、黒胡椒、リンゴ、レモン、いろいろなお茶などがあります。

 

 

私はインド料理が好きなので、以前はよく作って食べていました。

 

 

オリジナルのレシピは油が多いので、かなり減らして作っていました。

 

 

当然スパイスを使うわけですが、「抗糖化食品」である、生姜、ニンニク、シナモン、クミン、黒胡椒はよく使っていました。他のスパイスや玉ねぎも使います。

 

 

生姜は抗糖化効果ダントツらしいです。そして、私は生姜、ニンニクは、ほぼ毎日のように料理に使っていました。

 

 

これら「抗糖化食品」を習慣で食べていたことになりますが、体はしっかり糖化していました。

 

 

 

レモンはあらゆる料理、例えばドレッシングに使ったり、焼き魚にかけたりして使っていました。こちらも習慣で食べていました。

 

これも「抗糖化食品」です。

 

 

そして「リンゴ半分」を半年間、健康の為にお菓子を止めて食べ続けたところ、肌が劣化してシワが増え、そのおかげで糖化の恐ろしさに気付きました。

 

 

 

 

 

 

「抗糖化食品」であり、「抗酸化食品」でもあるリンゴによって、糖化を防ぐどころか、糖化を促進させました。

 

「抗酸化作用」も「抗糖化作用」も感じられませんでした。

 

 

また、お酒もジュースも好きではないので、私は年中様々なお茶を愛飲していますが、過去の私の体の糖化ぶりを考えると、お茶の葉が糖化に効果があるとは思えません。

 

 

もしかしたら、多少の糖化防止効果はあるのかもしれませんが、これらの食生活を数年続けてきた私にはそういう実感はありませんでした。

 

過去の私はこれらを「抗糖化食品」だから食べていたのではありません。リンゴ以外は、ただ好きだから食べていただけです。偶然にも好きな物が「抗糖化食品」だったのですが、糖化で体がガラクタのように弱かったです。

 

 

ここに挙げた「抗糖化食品」を普通の人より多く摂取していたにも関わらず、相当体が糖化していたので、このような評価をせざるをえません。

 

 

(追記)健康食品も摂っていましたが、糖質の過剰摂取を止めなかったので、健康食品の効果もありませんでした。糖質を代謝する時にビタミン・ミネラルを消費してしまうので、その影響だと思います。

 

サプリメントや健康食品に対する考え方と、飲む理由について

 

 

 

例え「抗糖化食品」を摂っていたとしても、糖質の毒性が強すぎるのです。効果を感じられない程、糖質によって体が弱ります。

 

サプリメントは、食品よりは効果があるかもしれませんが、糖質の毒性は強いので油断しない方が良いでしょう。

 

 

そして、何故「体が弱かった原因が糖化が原因だ」と言いきれるのかというと、スーパー糖質制限を始めてガラクタのようだった弱い体がどんどん丈夫になっていったからです。しかし、それでも、重度の糖化である胃下垂や、関節から音が鳴るなどの症状は治っていません。

 

 

糖化は元に戻りにくい

 

 

「後で対策をすれば、チャラになるだろう」というのは甘い考えです。

 

 

分かりやすい糖化に「セルライト」がありますが、あれはなかなか落ちません。入れ替る細胞でも糖化を治すのは大変なのです。

 

 

そして、体には、脳や目、卵子など、入れ替らない細胞があるので、こういうところが糖化(劣化)したら終わりです。

 

 

 

 

 

 

「抗糖化」食品を頼るよりも、糖質そのものを摂らない方が何倍も体に優しいです。それは実証済みです。

 

 

「抗糖化」商品は、「糖質をとってもチャラにしてくれる」という甘い夢を見させてくれます。

 

しかしながら、その効果は本当に微妙です。商品がショボイのではなく、糖質の害が強すぎるのです。体の弱い人は負けてしまいます。丈夫な人も歳を摂れば弱り負けてしまいます。

 

糖化の危険性を訴えながら「断糖」の道を示すのではなく、商品等の楽な道を最初に示されたら、一度立ち止まって考えてみてください。

 

予防法は優先順位を間違わないようにする必要があります。

 

 

 

(追記)サプリメントや健康食品は、不摂生をしながら飲むと効果が半減しますが、食事に気をつけた上で足りない栄養素を補うのであれば効果的に働いてくれます。

 

 

以下は、食事制限をしながら鉄サプリを半年間飲んだ感想です。

 

 

鉄の過剰摂取は危険という考えを改めます。鉄サプリを半年間飲んでみて思う事

 

 

 

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体が弱い人の無理は要注意です!その理由をパソコンに例えて解説

体が弱い人の無理は要注意です!その理由をパソコンに例えて解説

 

「体が弱い人」が、「平均的な体力の人」と同じように活動すると、負担がかかるので、体を痛める確立が高くなります。

 

 

 

人より出来ない分、倍頑張れば良い・・・というセリフは聞こえは良いですが、体を壊して後遺症を患えば、困るのは本人です。

 

 

 

「体が弱い人」は、回復力も弱いので、体を壊した場合なかなか治りません。「平均的な体力の人」よりも多めに休まないと元に戻らないこともしばしばあります。

 

 

 

物理的に体が弱いので仕方がないことなのですが、人よりも多く休みをとると、世間では間違いなく「怠け者」扱いです。

 

 

 

特別な病気を持っていれば証明できるので考慮してもらえますが、ただ漠然と体が弱いというのは全く理解してもらえないのです。

 

 

 

そして、「怠け者」と言われない為に、必死に頑張って、どんどん壊れていきます。

 

 

 

「体の弱い人」が無理をして、体が使い物にならなくなるのを食い止める為には、本人の自覚と、周囲の理解が必要です。

 

 

 

だから「体が弱い」とは、どういう状態で、何故普通の人と同じように出来ないのかを、普通の人にも理解できるように説明しようと思いました。それが以下の話です。

 

 

元虚弱体質だった私が体が弱い人と強い人の体質の違いを車に例えてみた

 

 

 

この記事では、「体が弱い」というのがどういう状態なのか、を例に説明してみたわけですが、冷静に考えてみたら、今は軽自動車でもかなり性能がよくなっているので、「軽自動車が乗用車に比べて全面的に劣っている」と一概に言えないところもあります。

 

 

 

車だけを例にすると「今時は軽自動車の方がいいんだ」とつっこまれそうなので、今回は「体の弱い人」を「パソコン」に例えて、違った視点で解説してみようと思います。「パソコン」を使わない人は、「スマホ」や「タブレット」に置き換えてイメージしてみて下さい。

 

 

(追記)最後に解決するヒントも紹介しておきました。

 

 

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故障はしていない、でも低スペック

 

 

前回では「体が弱い人」を「軽自動車」に例えました。この「軽自動車」の部分を「低スペックのパソコン」に入れ替えて考えてみてください。

 

パソコンの性能が悪いと、次から次へと問題が起きます。

 

 

 

  • 作業がトロい、止まる、効率が悪い

 

 

  • 新しいソフトをインストールしようとしても容量が足りない、古いバージョンには対応してない

 

 

・・・等、性能が悪い状態というのは、何をやっても上手くいきません。「この部分が特にダメ」というわけでなく、全般に影響してきますので、あらゆることが満遍なく不便になります。

 

 

どこも故障していなくてもです。

 

 

人間も同じなんです。特に故障していなくても、低スペック(体が弱い)だと、作業量もこなせないし、体が対応できないので、出来る事も限られてきます。無理してやっても停滞します。

 

 

また、あらゆる事を同時進行でこなすことが困難であったり、休みなしで仕事をこなす等もできません。

 

 

開いた時間で、新しいことにチャレンジしたくても、通常の作業で疲弊した体を休めて回復させないといけません。「休日も外に出かける」とか、「徹夜をして別の作業をする」という行為そのものが出来ません。「体に負担のかからないこと」であればなんとか出来ますが、体力が必要なものは厳しいです。

 

 

頑張ると逆効果です。無理矢理そういう事をすると、その翌日から数日間寝込んだりと、全く使い物にならなくなります。それでは本末転倒です。

 

体が弱い人間は、そうならない範囲で頑張らないといけません。寝込んだりしたら、余計迷惑がかかるからです。

 

 

「仕事をもう一個増やしてお金貯めたいな」、「習い事をしたいな」・・・等、何か新しい事を始めたいと思った時、普通の人は、時間やお金の心配をすると思いますが、体が弱い人がまず最初に考えるのは「体がそれに対応出来るか」の心配です。

 

 

常に体がもつかどうかという余計な心配があります。普通の人は歳をとってこうなりますが、体の弱い人は若い時からこうです。

 

 

 

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環境に慣れたら、それがどんなに悪くても当たり前になる

 

 

 

普段、普通のスペックのパソコンを使用している人が、低スペックのパソコンを使ったら、不便に感じます。

 

 

もし体が丈夫な人が、体の弱い人の体を使うことが出来たとしたら、きっと不便に感じると思います。

 

 

このように、性能の良いものから、性能の悪いものを体感すると、不便に感じるものです。

 

 

ですが、子供の時から弱い(性能が悪い)体で生きてきた人にとってはそれが普通です。従って、それを特別不便だと感じません。当たり前だと、「そういうもんだ」という感覚になるのです。「人の体の感覚」なんてわかりませんから、普通の人の体力(性能)の感覚がわからないのです。比較が出来ない為、「体が弱い」という自覚は薄いです。

 

 

これが、パソコンであれば「故障していなくても、低スペックなものは扱いにくい」という発想があります。しかし、人間の場合は、「性能」という概念がありません。

 

 

私も昔は、「自分はすぐくたばるな」とか、「なんでこれしきの事で…」と思ってはいましたが、人に指摘されるまで、「体が弱い」と自覚していませんでした。

 

 

そして、小さな不調はたくさんありましたが、病気はしていなかったので「何故体が弱いのか」も理解できなかったのです。

 

 

「低スペック」である自覚がなかったのです。

 

 

 

このように、「当たり前」という感覚と、「性能」という概念がない事で、「弱い(低スペック)」と気付かないまま、本人も、周りも過ごしていくことになります。

 

 

 

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体が弱いというのは、理解されにくい

 

 

私は体が弱かった時、丈夫な人が、一日にアレもコレもたくさんの作業をこなしているのを見て、その体力がどんなものなのか感覚的に掴めませんでした。自分に置き換えようと思っても、「自分の体力」の基準しかありません。だから、どうやってこなしているのか想像できないのです。

 

 

 

「体の弱い人」が、「体の丈夫な人」の感覚を想像、理解することはできません。

 

 

それと同じように、

 

 

「体の丈夫な人」が「体の弱い人」の感覚を想像、理解するのは難しいと思います。

 

 

 

だから、「体が弱い人」が、「平均的な体力の人がする作業と同じ作業」にてこずっていると、「サボっている」と思うかもしれません。

 

 

また、「体が弱い人」が、些細な事で体を壊して休んでいると、「それしきの事で、壊れるわけはない。怠けたいんだろ」と思うこともあるかもしれません。

 

 

でも、そうではないのです。「体が弱い人」の名誉を守るために「それは違う」と言っておきます。好きでくたばっているわけではないのです。

 

 

難しいかもしれませんが、こう想像してみて下さい。

 

 

「体が人より弱い」というのは、「周囲よりも性能の悪いパソコンで仕事をしている状態」なのです。でも、性能は悪いけど、作業量は周囲と同じです。(※ならさっさとバージョンアップしろ!とつっこまないで下さい。あくまで比喩表現です。人間の体は簡単にバージョンアップできません)

 

 

もし、あなたが今使っているパソコンが、スペックの低いものに変わって、何をするにも遅い、欲しいソフトも対応していない・・・そうなったら不便ですよね。その低スペックパソコンを使って、普通のスペックのパソコンを使っている人と一緒に、同じ作業をしなければなりません。

 

 

あなたにどんなに優れた能力があったとしても、そのパソコンがあなたの足を引っ張ります。根性でパソコンをいじくり回しても、パソコンの性能自体を変えない限り、大した解決にはなりません。

 

 

重すぎて作業自体が遅れたり、ウイルスにかかりやすくなったり・・・と、常に色んなトラブルと隣り合わせです。

 

で、もしその低スペックパソコンを、簡単には変えられないとしたらどうでしょうか?変えられないけど、それで作業をしなければならない、他の人より使えない・・・

 

 

「体の弱い人」はこういう感じです。

 

 

ここで質問ですが、

 

 

 

これは、サボりで、怠けでしょうか?

 

 

 

私は違うと思います。

 

代えることが難しく、その性能のまま作業をしなければならないとしたら、いくら頑張っても大した変化は見込めません。本人に怠けるつもりがなくても、「パソコン」が動いてくれないのです。

 

 

ここまで例えたら、「体が弱い人」のイメージが掴めたのではないかと思います。でも、「パソコン」だと理解できることが、「人間の体」だと理解できないのです。

 

 

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体が弱いとあらゆるクオリティが下がる

 

 

 

作業効率が落ちる原因が、低スペックにあるとわかれば、「パソコンの性能を上げたい」と考えるようになります。そのままで使用するのは、不便だからです。

 

 

体が弱い人も「体を丈夫にできるなら、丈夫にしたい」と常に考えていると思います。私はそうでした。

 

しかし、パソコンなら、買い換えることができますが、体はそうはいきません。

 

私は、体を丈夫にする為に、食事、運動、健康食品とあらゆる事を試してきました。しかし、何を試しても、どんなに頑張っても効果がないのです。

 

「健康、健康と気にしすぎ」と言われましたが、体が弱いと「なんとかしたい」と思うものです。

 

 

「みんなが出来ない事」が出来ないのは、特に差し障りがありません。ですが、「みんなが当たり前に出来る事」が出来ないのは損です。常に肩身の狭い思いをしなければなりません。自分が出来ない分、しわ寄せが周囲に行きます。

 

 

「人に迷惑をかけてはいけない」と言われて育つ事の多い日本人には、つらいところです。

 

 

世の中には大病と闘っている人がいます。それに比べると、「病気をしているわけでもない、たかがちょっと弱い」ぐらいで弱音を吐くわけにいかないので、弱かろうが、しんどかろうが「普通のフリ」もしなければなりません。

 

 

仕事にも影響を与えます。

 

 

 

残業が出来る人と出来ない人、掛け持ちが出来る人と出来ない人だったら、前者の方がより仕事が出来るわけです。給料にも違いが出てきます。

 

 

体を使わない作業でも、持久力や集中力などは必要ですから、どちらにせよ体力はあった方がいいです。

 

 

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性能は上げられるのか(体の弱さは改善できるのか)

 

 

体が弱く、何をやっても改善しなかったのですが、糖質制限を始めたことで、体質が変わっていきました。それもかなりのスピードで。

 

その体験から言えることですが、

 

本来の性能を失っていた原因が「不健康」にある場合は、正しい知識を元に、栄養状態を改善し、それを真面目に続ければ、かなり変わります。

 

 

体力、持久力、筋力・・・相当上がります。疲れなくなります。

 

 

ただし、「本人がもって生まれた骨格」、「成長期を過ぎて、安定した骨格」は、当たり前ですが変わらないと思います。日本人がいくら完璧な栄養を摂っても、ポリネシア人のような体にはなりません。

 

 

それでも、体力がついた事はありがたいですし、自信もつきました。

 

 

想像してみて下さい。「性能の悪いパソコン」から、「性能のいいパソコン」に変えたら、あらゆることが変わります。

 

 

「最初から性能のいいパソコンしか使っていない人」には、その快適さの有難みはわからないと思います。それが当たり前だからです。

 

「使い勝手の悪いパソコンを使っていた経験のある人」には、サクサク動くパソコンが、どれほど有難いことかわかります。

 

 

 

「ちゃんと動くかな」

 

「この作業にどのくらい時間がかかるかな」

 

「セキュリティが心配だ」

 

 

 

・・・等、常に予期せぬトラブルに怯える必要もありません。そういう心配をもって作業するストレスから開放されます。

 

 

このストレスの中にいる時は、それが当たり前ですから、それをストレスだとも思いません。ですが、開放された時、それがいかにストレスであったかがわかるようになります。

 

 

私の場合も、以前は外出する時、以下のような事を思っていました。

 

 

 

「今日一日、途中で頭が痛くならなければいいな」

 

「目まいがおきなければいいな」

 

「頭痛薬と酵素はカバンに入っているな」

 

 

 

このように、体に関する心配事が常に頭にありました。

 

 

今これを毎回考えろと言われたらストレスですが、その時はそれが日常ですから、なんとも思わないわけです。これを心配する必要がなくなって始めて、そういう事に一々神経を使っていた事が「異常な状態」であることに気付きました。

 

 

 

こんな事を考えながら人生を過ごすのは損です。あのような生活には戻りたくありません。

 

 

低スペックのパソコンは一週間でも使いたくないと思うでしょう。体質も同じで、一度改善したら「二度と前の弱い体質に戻りたくない」と思うものです。

 

 

 

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低スペックを体験できたことで得られたもの

 

 

 

私の性能を落としていた原因は、糖質過多、タンパク質不足、脂質不足でした。これを改善させたのは、糖質量1日10g以下の糖質制限です。

 

 

別人のように変わりましたが、それでも30代で、成長期を過ぎてからの改善なので、骨格など、体全体の貧弱さが気になります。

 

 

原因に気付かず、体が弱かった期間が多かったわけですが、考え方によっては良い経験だったかもしれません。

 

 

「糖質制限で体質を変えることが出来た」と言いましたが、この食事をしていると、人からは時々「その食事、飽きない?」「甘いものを我慢するのはしんどくない?」と聞かれることがあります。

 

 

もちろん、飽きますし、好きなお菓子や料理を止めた事で、人生の楽しみを大幅に失ったと思います。食品を買う楽しみや、料理を作る楽しみも、同時になくなりました。

 

 

そんなメリットを手離してでも、私がこの食事を続けることができるのは、体が弱かったからです。

 

 

糖質制限でダイエットに成功したり、体質が変わった人は多いです。しかし、結果が良くなると、また元の糖質過多の食事に戻る人も少なくないのです。

 

 

私は糖質が大好きだったので、体調が良くなったら、元の食生活に戻っていた可能性もありました。しかし、そうはなりませんでした。

 

 

前のあの体の弱さを体験しているので、あの不便さには戻りたくなかったのです。弱い体で生き続けるのは、糖質制限を続ける以上に苦痛なのです。

 

 

「体が弱いとどれだけ大変なのか」を体験しているからこそ、その原因である糖質を断つ事ができたのです。それがなければ、糖質狂いの私の事ですから、止めるのは難しかったと思います。

 

 

私が糖質の誘惑に負ける事はありません。私は糖質を我慢しても、「健康を手にしている」メリットを、確実に受けている実感があるのです。

 

 

ですが、元々丈夫な人は、このメリットを感じることが出来ないので、「糖質を我慢している苦痛」というデメリットばかり感じ取るのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

パソコンも人間も、自身のスペックを把握した方が良い

 

 

体が弱いと、低スペックのパソコンを使うように不便です。でも、それが当たり前だと、本人も気が付きません。気が付かない場合、体の弱さを考慮せず、ただガムシャラに周囲の真似をします。

 

 

しかし、それでは体を壊す確立が高くなります。体が弱い人は、回復力も弱いので、将来が心配です。

 

 

 

もしかして、体か弱いかも・・・と心当たりのある方は、早めに自覚をし、体を壊さない工夫をした方が良いかもしれません。

 

 

 

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(追記)体が弱い、ではどうするか

 

 

ここまで読まれた方は、おそらく、体が弱くて真剣に悩んでいる本人か、近い人ではないかと思います。

 

 

私も体が弱かったので、そういう人には元気になってもらいたいと思います。

 

 

以下に、解決につながりそうなヒントをいくつか提示します。該当する状態に合わせて、記事を読んでみて下さい。

 

 

 

糖化の対策

 

「大病はしていないけど、体が物理的に弱い、脆い」と感じている方は、「糖化」かもしれません。糖質を摂ると、体のタンパク質と余った糖が結びついて細胞が変性します。

 

糖化反応(メイラード反応)について分かりやすく説明してみた

 

AGE(終末糖化産物)について分かりやすく説明してみた

 

 

 

ATP不足の対策

 

とにかく元気がない。力がでない。鬱っぽい。

 

・・・という方は、エネルギー物質である「ATP」がしっかり作られていないのかもしれません。

 

 

日本人は糖質の多い食事をしていますが、糖質はある条件だと「ATP」がわずかしか作られません。その場合、食べているのに「エネルギー不足」になります。

 

 

ATP(アデノシン三リン酸)について分かりやすく説明してみた

 

エネルギー代謝について分かりやすく説明してみた

 

 

 

鉄とタンパク質不足の対策

 

 

とにかく元気がない。力がでない。鬱っぽい

 

 

・・・が女性であれば、「鉄不足」の可能性もあります。閉経していない女性は、先にこちらを疑って下さい。

 

 

女性は毎月生理で鉄を失うので、鉄不足による疾患になりやすいです。女性の鬱やパニックは「鉄不足」を疑って下さい。

 

 

原因が「鉄不足」の場合、それが解消されると別人のように元気になります。体温も上がります。

 

 

フェリチンと鉄不足について分かりやすく説明してみた

 

鬱や睡眠障害や発達障害の原因を栄養の視点から考える。鉄不足が脳に与える影響は深刻だった

 

鉄の過剰摂取は危険という考えを改めます。鉄サプリを半年間飲んでみて思う事

 

 

 

男性は鉄不足になりにくいですが、なった場合は、女性よりも深刻になります。

 

男性のフェリチンの基準と、鉄不足の症状

 

 

 

慢性疾患の対策

 

 

この記事のテーマには反しますが、もし、大病を患って体が弱っている方なら、以下の記事を一読する事をオススメします。

 

 

炎症と自己免疫疾患について分かりやすく説明してみた

 

 

余命わずかの末期癌患者が退院できたのは病院での栄養療法のおかげだった!

 

 

癌細胞と癌家系について分かりやすく説明してみた

 

 

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元虚弱体質だった私が体が弱い人と強い人の体質の違いを車に例えてみた

元虚弱体質だった私が体が弱い人と強い人の体質の違いを車に例えてみた

 

 

私は2015年の春に糖質制限を始めて、虚弱体質を改善させました。

 

 

その結果、現在は人生で一番の健康体を維持しています。

 

 

 

以前は、以下のような状態でした。

 

 

 

  • 休んでも疲れが取れない

 

  • 体を鍛えても筋肉がつかない

 

  • ちょっと無理をするとすぐ体を壊す

 

  • 傷の治りが遅い

 

  • てつやができない

 

  • 体力をつけたいけど食が細い

 

  • 具合が悪くなる事が心配で行動が萎縮する

 

 

 

このような状態だったので、何もしていないのにしんどくて、時間があればいつも横になって休んでいました。

 

 

 

とにかく無理ができないのです。

 

 

当時、その様子を見た人達から

 

 

 

 

  • 何を考えているんだ

 

  • みんなしんどいけど頑張っている

 

  • 根性がない

 

 

 

 

つまり、休んでばかり、寝てばかりの状態 = 甘え、怠けている

…的な事を言われていました。

 

 

 

子供の時から体が弱かったので、それまでは「虚弱の感覚」しかありませんでした。

 

 

 

従って、「みんなこんなもんだろう」と思っていたので、「他の人はしんどくても根性で乗り切っているんだろう」と思っていました。

 

 

 

しかし、体が丈夫になった事で、その考えが間違っていた事に気が付きました。

 

 

 

体が強い人は、根性でしんどい事を乗り切っている…のではなく、本当に楽なのです。大して疲れないし、鍛えたらその分丈夫になります。必要以上に休まなくてもいいのです。

 

 

 

もし、私が子供の時からこの状態だったら、虚弱体質の人が休んでいる姿を見て「怠けている」と判断したかもしれません。

 

 

虚弱ではなくなった事で、日常生活のあらゆる事が楽になり、行動力も上がりました。絶対に回復する自信があるので、頑張る事もできるようになりました。休んでばかりだと、逆にしんどくなります。

 

 

体が弱い人は、必ずしも好きで休んでいるわけではないのです。元気になると可能性が広がるので、「休んでいる時間がもったいない」とさえ思うようになります。

 

 

 

体質の違いでこれだけ変わります。

 

 

今体が弱い人も、「体さえ丈夫になればもっと行動したい」と思っているはずです。

 

 

 

ですが、周囲には理解されないでしょう。「甘えている」「怠けている」…というレッテルを貼られて終わりです。

 

 

 

私は「体が弱くて休んでばかりの人」が、「甘え」や「怠けたい」という気持ちでそうしているわけではない事を知っているので(もちろん、そうじゃない場合もあります)、そのような人達が「甘え」とか「怠けている」と評価されていると、かわいそうになってきます。

 

 

でも、体が丈夫な人に理解しろというのも無理でしょう。

 

 

10歳の子供には高齢者の体のしんどさは分かりません。その子が歳をとった時にはじめて昔高齢者がしんどいと言っていた事が理解できるようになるのです。

 

 

そこで、元虚弱体質だった私が、体が丈夫な人でも分かるように、「体が弱い」とはどういった状態なのかを説明します。

 

 

 

 

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病人と虚弱体質は違う

 

 

「体が弱い人」というと、どんな状態を想像しますか?

 

 

「病人」ではありません、「体が弱い」です。

 

 

 

病気じゃないなら健康だろ?…という認識の人がほとんどだと思います。

 

 

 

これは、「体が弱い=病気」と混同している人の発想ですが、実はこの2つは違うのです。

 

 

例えば、私は「体は弱い」ですが、大病はしたことありません。従って「病人」ではありません。

 

 

ですが、体が弱いのは紛れもない事実です。体の一つ一つのパーツは、同じ体格、年齢の人と比べてもきゃしゃですし、耐久性に劣ります。

 

 

このように、「病歴のある人、病人」と「体が弱い人」は、なんとなく同じような感じもしますが、似て非なるものなのです。

 

 

体が弱い人は生きていく上で不利ですが、「特定の病気」を持っているわけではないので、周囲から理解が得られず肩身の狭い思いをします。

 

 

 

そうなると、病人ではないので、「自分は元気なんだ」と自分の体の弱さを無視して無理をします。

 

 

体の弱さに本人も気が付かず「みんなこんなもんだろう」と考えているケースもあります。

 

 

そのような習慣を繰り返すことによって、体を壊しやすくなります。

 

 

また、1度体を壊すと、回復力が弱いので苦労します。

 

 

 

 

そうならないように、体の弱い人は体の弱さを自覚する、そうではない人は、体の弱い人に配慮するなどしてほしいと思います。

 

 

 

 

 

体が弱い人とそうでない人の違い

 

 

 

では、「体が弱い人」と「そうじゃない人」の違いについて説明します。

 

 

 

 

「体が弱くなく、平均的な体質の人」が乗用車だとしたら、「体が弱い人」は軽自動車です。

 

 

 

 

 

  • 平均的な体質の人・・・乗用車

 

  • 虚弱体質の人・・・・・軽自動車

 

 

 

 

軽自動車は乗用車に比べて、耐久性や、馬力が劣っていますが、それは別に故障しているわけではありません。

 

 

 

軽自動車は乗用車に比べると、耐久性やパワーが劣りますが、軽自動車としてはそれが標準です。軽自動車に見合った走り方をして、乗用車並に負荷をかけなければ、平穏に過ごせます。

 

 

 

 

これに対して「病人」というのは、「乗用車が故障した状態」を思い浮かべてください。故障していますが、元は馬力と耐久性がある乗用車です。

 

 

 

 

もちろん軽自動車も故障します。動物の場合は体が弱い方が病気のリスクは高くなります。しかし、ここでは「体が弱い状態」と「病気の状態」の比較の為、わかりやすくする為、乗用車を例にだします。

 

 

 

体の丈夫な人でも、場合によっては大病をします。

 

 

 

ですが、治れば「故障した乗用車」が、「故障してない乗用車」に戻ります。元に戻ってからは乗用車の馬力と耐久性になります。

 

 

 

乗用車の故障は、「軽自動車に変身すること」ではなく、「乗用車」が「乗用車の故障した状態」におちいることです。

 

 

 

これに対して、体の弱い軽自動車は、たとえ故障を直しても、「故障していない軽自動車」に戻るので、治った状態でも乗用車に劣ります。

 

 

 

 

ただし、これはあくまで例えのお話です。人間の体は、完全に車と同じではないので、乗用車だった人が退院した時には軽自動車の様な体力になることはあります。 病気の種類や、その人の年齢によってそういうケースがあることは否定はしません。

 

 

 

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虚弱体質は社会にでると不利

 

 

「体が弱い事(軽自動車)」の何が問題なのかというと、

 

 

世の中は乗用車を基準にして回っているからです

 

 

この中で軽自動車が乗用車の真似事をすれば、体を壊してしまいます。

 

 

 

「自分は乗用車だ」と思い込んだり、周囲の人も軽自動車を「乗用車だ」と思い込んだ場合、その軽自動車は常に無理をするようになります。

 

 

 

これがもし、軽自動車ばかりの中で過ごして、軽自動車に見合った馬力で生活していれば、軽自動車には問題が起きません 。

 

 

 

学生の時がそうです。

 

 

 

学生の時も、乗用車、軽自動車、大型車…と、色んな体格、体質の人がいます。

 

 

 

しかし、学生は基本的には個人の能力以上の事は求められません。

 

 

 

どんなにキツイ部活でも「体を壊してでもやれ」とは言われません。頑張ることや努力は要求されたとしても、前提は「体を壊さない範囲で」です。

 

 

 

ここが、社会に出た後と、前との決定的な違いです。

 

 

 

 

従って、学生のうちは、体力が軽自動車でも周囲に合わせて故障しないように、自分のペースで頑張る事が出来ます。体育の授業でも部活でも、体を痛めた時や、具合が悪い時は休んで回復する時間を与えてもらえます。

 

 

 

調整しながら頑張れるので、気をつければ体がひどく故障する事もありません。

 

 

 

 

故障した経験がないから、「自分の体が弱い」とは気が付きません。つまり軽自動車なのに「軽自動車だ」という自覚がないのです。

 

 

 

しかし、社会にでると、「平均である乗用車の馬力」を求められるようになります。軽自動車でも乗用車の馬力を出さなければなりません。

 

 

 

乗用車であれば、乗用車の耐えられる負荷にはかろうじて耐えられます。

 

 

 

しかし、元から乗用車の耐久性を持ち合わせていない軽自動車には、乗用車にとっては平気なことでも、上手くいきません。

 

 

 

自分の耐久力を超えた作業をする事で、軽自動車はしょっちゅう不具合を起こすようになります。周りの乗用車も疲れてはいますが、軽自動車より余裕を感じます。

 

 

 

乗用車が100%頑張ればいいところ、軽自動車が同じ力を出そうとすると120%頑張る必要があります。

 

 

 

その上軽自動車の回復力は乗用車より劣るわけですから疲弊していきます。

 

 

 

はじめは軽自動車はどこも壊れていませんでした。ですが乗用車のような使い方をすると、壊れやすくなります。

 

 

 

別に「乗用車がキツクない、楽そうだ」と言っているわけではありません。

 

 

 

同じように酷使したら、軽自動車の方が乗用車より負荷が大きいぶん、先に壊れる確率が高い…という意味です。

 

 

 

ですが、乗用車も老朽化すれば、壊れやすくなっていきます。

 

 

 

 

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体が弱いと、鍛えても健康に気をつけてもすぐに体を壊す

 

 

 

私の場合は何度か体を壊して、「自分の体は丈夫ではない」と気付きました。それまでは、

 

 

 

「なんでこれしきの事で体を壊すんだろう」

 

 

「鍛えてるのに体力無いな」

 

 

「健康に気を使っているのに不健康だな」

 

 

 

 

…このように、不思議に思っていましたが、「体が弱い」…とまでは思っていませんでした。

 

 

 

始めに言いましたが、私は大病をしたことがないので、「体が弱い」という自覚がなかったのです。

 

 

 

そして、本人が分からないのですから、当然、周囲も分かりません。

 

 

 

そんな中、唯一指摘してくれた人がいました。

 

 

 

 

当時、同じ職場で働いていた体の弱い女性です。

 

 

 

 

色々話しているうちに、彼女から「私たちって体が弱いよね」と言われたのです。最初は自分が該当していると思っていなかったので、誰のことを言っているのか分かりませんでした。

 

 

 

彼女は体が弱くて毎日働けないので、一日おきに出勤するというスタイルでした。

 

 

 

そんな人に「体が弱い」と言われてしまったのです。

 

 

 

そこで始めて気が付いて、自分の体質を見つめ直すことになりました。もし彼女に言われなかったら、気付くのにもっと時間がかかっていたと思います。

 

 

 

それでも、「体が弱いくらいたいしたことない」と思って乗り切っていましたが、体を何度も壊した事で、これは無視できない問題だと思うようになりました。

 

 

 

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体を強くしたい

 

 

「体が弱い事」を自覚してからは色々と考えました。どうやったら体質が変わるのか…

と。

 

 

 

「乗用車が故障した状態」なら、故障した部分を直せば、元の乗用車に戻ります。

 

 

 

しかし、軽自動車は、修理をして元の常態に戻ったとしても、「軽自動車の完全な状態」に戻るだけです。乗用車の耐久性や馬力にはなりません。そこが難しいところです。

 

 

 

 

軽自動車は、どこも故障していなくても、乗用車に劣っているのです。なので、乗用車と同じような使い方をすると、また故障します。

 

 

 

 

「乗用車なみの耐久性と馬力が欲しいな」…と、思っていました。

 

 

 

 

ですが、食事、運動、健康食品、規則正しい生活と、すでに思いつく事はやっていました。

 

 

 

 

その為、「改善しないのは遺伝のせいだ」と思っていました。

 

 

 

 

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体が弱かった原因は栄養不足だった

 

 

どこも故障していない状態だけど、耐久性が劣る為、標準より壊れやすい。馬力が足りない

 

 

 

…これが、「病人ではないけど、体が弱い」という状態です。

 

 

 

世の中、病気の原因がわからなくて困っている人はたくさんいます。

 

 

 

 

ですが、体が弱い原因がわからなくて困っている人もたくさんいると思います。私も原因を突き止めるまでに何年もかかりました。

 

 

 

 

ずっと体が弱いのは遺伝のせいと思っていましたが、

 

 

 

私の体が弱かった原因は、体の糖化と、タンパク質・脂質不足でした。

 

 

 

 

私が「体に良い」と思って実践していた食事が間違っていたのです。

 

 

 

その食事とは、世間一般で健康に良いとされている「バランスの良い食事」や「野菜多めの食事」です。

 

 

 

 

その間逆が正解だったのです。

 

 

 

 

それに気付いて、「バランスの良い食事、野菜多め」から、「スーパー糖質制限」に切り替えたら、おもしろいくらい体質が変わっていきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

もう30代ですので、成長期の時に試すような変化は望めませんが、それでも効果は絶大です。

 

 

 

ちなみに、私は2008年に糖質制限にチャレンジして挫折し、「糖質制限否定派」の期間を経て、再び「糖質制限肯定派」になりました。

 

 

 

 

その一回目にチャレンジをした時に、「私達って体が弱いよね」と私に言った職場の女性に、糖質制限の事を話したことがあります。

 

 

 

「とにかく肉を食べると疲れにくくなる」…といった趣旨の事を言った記憶があります。

 

 

 

今であれば「糖化の危険性」や、「脂質の重要性」についても話すのですが、その時はその知識を知らなくて、「タンパク質をたくさん食べる良さ」しか伝えなくて申し訳なかったなと思います。

 

 

私自信が当時の方法で、一時的に筋肉がつきやすくなったり、疲れにくくなったものの、中途半端な知識だった為、副作用で体調を崩して失敗したからです。

 

 

 

その後、派遣先の契約が終わって、その女性とは合わなくなりました。

 

 

 

半年後、彼女をよく知る人から、彼女が出勤日数を増やして元気でやっているという話を聞きました。

 

 

 

「肉を意識的に食べるようにしたところ、それまでより多く働けるようになった」…と言っていたそうです。

 

 

 

「肉を食べると疲れにくくなる」と軽く話したつもりだったのですが、彼女は実生活に取り入れたようです。それ故、知識不足のまま伝えてしまったことは申し訳なく思います。

 

 

 

それからどうなったかわかりませんが、肉を食べるのと食べないのでは、これほど体力に差が出るのかと思った出来事です。

 

 

 

 

こういうケースは稀です。

 

 

 

健康について話を聞いてくる人は多いのですが、その場で「うん、うん」と頷いて実践しない人は多いのです。おそらく彼女は「体が弱いこと」を本気で悩んでいたからこそ、実践したのだと思います。

 

 

 

私も実際に体が丈夫になってきているので、今では、栄養状態を変えれば、軽自動車を乗用車に近づけることが出来ると思っています。

 

 

 

「近づける」という表現にしたのは、「親から受け継いだ糖化の規模」や、「実践する年齢」によって差があるからです。成長期の前と後でも違うと思います。

 

 

 

それでも実践すると、実践しない人より明らかに元気になります。

 

 

体が弱い人の無理は要注意です!その理由をパソコンに例えて解説へ続く

 

 

 

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(追記)体が弱い、ではどうするか

 

 

ここまで読まれた方は、おそらく、体が弱くて真剣に悩んでいる本人か、それに近い人ではないかと思います。

 

 

 

私も体が弱かったので、そういう人には元気になってもらいたいです。

 

 

 

以下に、解決につながりそうなヒントをいくつか提示します。該当する状態に合わせて、記事を読んでみて下さい。

 

 

 

糖化の対策

 

 

「大病はしていないけど、体が物理的に弱い、脆い」と感じている方は、「糖化」かもしれません。糖質を摂ると、体のタンパク質と余った糖が結びついて細胞が変性します。

 

 

糖化反応(メイラード反応)について分かりやすく説明してみた

 

AGE(終末糖化産物)について分かりやすく説明してみた

 

 

 

ATP不足の対策

 

 

とにかく元気がない。力がでない。鬱っぽい。

 

 

・・・という方はエネルギー物質である「ATP」がしっかり作られていないのかもしれません。

 

 

日本人は糖質の多い食事をしていますが、糖質はある条件だと「ATP」がわずかしか作られません。その場合、食べているのに「エネルギー不足」になります。

 

 

ATP(アデノシン三リン酸)について分かりやすく説明してみた

 

エネルギー代謝について分かりやすく説明してみた

 

 

 

 

鉄とタンパク質不足の対策

 

 

とにかく元気がない。力がでない。鬱っぽい

 

 

・・・が女性であれば、「鉄不足」の可能性もあります。閉経していない女性は、先にこちらを疑って下さい。

 

 

女性は毎月生理で鉄を失うので、鉄不足による疾患になりやすいです。女性の鬱やパニックは「鉄不足」を疑って下さい。

 

 

原因が「鉄不足」の場合、それが解消されると別人のように元気になります。体温も上がります。

 

 

フェリチンと鉄不足について分かりやすく説明してみた

 

 

鬱や睡眠障害や発達障害の原因を栄養の視点から考える。鉄不足が脳に与える影響は深刻だった

 

 

鉄の過剰摂取は危険という考えを改めます。鉄サプリを半年間飲んでみて思う事

 

 

 

男性は鉄不足になりにくいですが、なった場合は、女性よりも深刻になります。

 

 

男性のフェリチンの基準と、鉄不足の症状

 

 

 

慢性疾患の対策

 

この記事のテーマには反しますが、もし、大病を患って体が弱っている方なら、以下の記事を一読する事をオススメします。

 

 

炎症と自己免疫疾患について分かりやすく説明してみた

 

 

余命わずかの末期癌患者が退院できたのは病院での栄養療法のおかげだった!

 

 

癌細胞と癌家系について分かりやすく説明してみた

 

 

 

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