お知らせ

 

 

私達は憲法によって言論の自由が守られているので、

食や健康等の問題を主張する事ができます。

 

 

 

 

元々憲法改正賛成派だった人の解説です。

 

 

 

 

谷本議員と一緒に飛行機を降ろされたもう一人の人物・高橋清隆氏について

 

 

 

谷本議員らがノーマスクで強制降機! 釧路空港のエアドゥ機、「憲法違反を公然と行う航空各社への行政指導を国交省に求める」

 

 

一緒に飛行機を降ろされた反ジャーナリスト高橋清隆氏による、谷本誠一議員のインタビュー動画です。

 

 

 

 

 

身近な人が被害に合った時の為に

とりあえずブックマークをお願いします。

 

 

 

 

 

 

タグ:食事
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昔の人の「体力」と「健康状態」についてお話します。

 

 

前回は、食が欧米化するまでの子供達は、感染症にかかりやすく、実は「現代でイメージされているような健康体ではない」というお話をしました。

 

 

健康には昔ながらの和食が良い?実は栄養状態が悪かった昭和の子供達

 

 

食が「欧米化」する前までの日本は、子供達だけでなく、大人も短命でした。

 

そうなるのは、和食の栄養に問題があります。和食は動物性食品が少ないです。

 

 

人間の体は「動物食性(肉食)」なので、「タンパク質」や「脂質」が不足すれば、当然体は弱ります。和食に多い「糖質」も体にダメージを与えます。

 

 

 

 

 

 

 

昔の日本人は、「脂質」や「タンパク質」が不足していたので不健康だったのです。

 

しかし、ここで一つ大きな疑問が生じます。

 

不健康だったのにも関わらず、昔の人の体力は、異常過ぎるのです。

 

 

 

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昔の人の体力

 

 

ではまず、不健康な食生活をおくっていた昔の日本人の「体力」が、どのくらいのものだったのか見ていきます。

 

 

『Yahoo!知恵袋 江戸時代以前の剣豪や忍者の身体能力 現代のトップアスリートと比べて優れているのか? 劣っているのか?』より引用

 

 

優れている部分もあれば、という感じでしょう。とりあえず、スタミナと筋力に関しては昔の人々は異常です。

 

 

当時の飛脚たちの中で、さらに走るのが達者な人たちを「早道」と言っていましたが、宮本武蔵が書いた五輪書の中で「早道は1日で40~50里(160~200km)ほども走る」と書かれています。

 

 

同じく、日本に来た小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)が、その飛脚たちの体力に驚愕。「どんな食い物を食ってるんだ」と見せてもらったら、握り飯が2つと漬物が数枚程度だと知りさらに驚愕。

 

 

そこで「よし、力を出すには肉だろ」と思い、その飛脚に試しに肉を食わせて走らせたら、胃もたれして全く走れなかった。小泉八雲は「日本人の食事は完成されている」と悟った…。

 

 

といった記録がありますので、おそらく事実です。

 

 

大体、現代人とは比較することが馬鹿らしいほど昔の人々は身体をよく使いました。
メールや電話もないし、車もチャリンコもないし、普通に生活すること自体がトレーニングでした。

 

 

 

『Yahoo!知恵袋 現代人は昔の人に比べて体力がない?』より引用

 

昔の人は非常に力もスタミナもありました。

 

 

お年寄りの女性でも、米を5俵(300キロ!)背負って山道を歩くことなんて当たり前でした。しかも自分一人で背負って降ろすことをしていました。300キロですよ!

 

http://w1.avis.ne.jp/~take8n/k-toh-8-1.htm

 

 

私の曾祖母も、60歳ぐらいのときでも、200キロぐらいは平気で背負って急な山道を歩いたそうです。

 

 

 

ちなみに、現代人では、若い男性でも1俵が背負えない人が多く、まして1俵とはいえ山道を歩ける人はそうはいないそうです。

 

 

さらにちなみに、山では、今でもボッカ(歩苛)といわれる荷物を背負って山小屋に物品を運搬する職業の人がいますが、尾瀬ヶ原のような比較的、緩やか、かつ平坦、かつ歩きやすい木道の登山道でさえ、120キロぐらいを限界として背負うそうです。

 

 

本格的な山の場合(急な坂道がある登山道の山)、80キロぐらいを限界として設定しているそうです。数十年前は、200キロぐらいを背負うボッカさんはいたようですが、今では健康面を考慮しているのかもしれませんが、その程度だそうです。

 

 

以前、NHKテレビで昔の山形県の農家の女性の米担ぎをやっていましたが、重い荷物を背負うのはコツのようなものがあるそうです。

 

 

でもかといって、300キロは現代人では鍛え抜かれた男でも無理じゃあないですかね?

 

 

 

江戸後期、上州(現在の群馬県)高崎の飛脚で弥助という脚力で有名な男がいましたが、彼はなんと高崎・江戸間(往復二百余キロメートル)を一昼夜で往復でき、そのため藩の御用を勤めるなど繁盛していたそうです。

 

 

 

また、あるとき、高崎藩で大坂に急用ができ、弥助はたったの3日で東海道を走破して大坂に行き、帰路も3日で帰って来たそうです。

 

 

現代では、舗装された緩やかな道路もトンネルも夜間の照明もありますが、それでも高崎~東京の江戸城近辺を24時間で往復でき、東京の江戸城~大阪を6日間で往復できる人なんて絶対にいないでしょう。マラソンの世界記録保持者でも無理ですね。

 

 

 

昔は、忍者はもとより軍使などでも急を要す場合は、まる3日間飲まず食わずで走り続けた例も多々あるようです。これは虚偽ではなく、距離や所要時間を計算した結果でも証明できるようです。

 

 

日露戦争の日本陸軍のある師団か連隊かは、戦争中、補給がうまくいかず、まる3日間食べ物どころか一適の水も飲まずに全員がかなりの激戦を戦いました。2日間程度でしたら、こういった例はけっこうあったようです。

 

 

明治時代、外国人が日本に来て馬車を雇い、二十数日間夜明けから暗くなるまで各地を走り回りました。その間、休憩時間といったら食事とトイレだけだったそうです。

 

 

その外国人が驚愕したのは、常に日本人の馬丁が馬と同じ速度で並走し、トイレと粗末な食事を食べている以外の時間は馬の世話をしていたことでした。世界中を旅行してきたその外国人は、日本人の異常なまでの体力に驚愕したそうです。

 

 

これらは私が知っている知識の中のいくつかの例であって、昔の人のレベルでは取り立てて特別なことでもなかったようです。現代人よりもよほど質素な食事で、スポーツ学もなかった時代、毎日のようにそんなハードな体力を使っていたのですから、まったく昔の人は驚異的です。

 

 

うーん、ただ、戦国時代は「人生50年」でしたよね。だから、三十歳時点では戦国時代の三十歳のほうが持久力も筋力もあるかもしれないけど、50歳だと現代人のほうが上だったりしないのかなあ。

 

 

要するに、筋力も持久力も強いけどその分老化も早い、みたいな。

 

 

今も、スポーツ選手や肉体労働を中心とした仕事をしている人は、そうでない人に比べて寿命がやや短い気がします。「どちらがいいのか」と言われたら微妙ですわね。

 

 

昔は咀嚼回数により顎が非常に発達していて歯並びがよかったらしい
今の人は噛まないので噛み合わせが悪くて力が弱いだの聞いた事がある

 

 

現代のプロスポーツ選手の中には改善のためマウスピース使う選手も居るらしいし
そういう面から考えると肉体的な平均ポテンシャルは高いのかも知れませんね

 

 

『Yahoo!知恵袋 江戸時代の日本人は、現代の日本人よりも身体能力や体力が高かったのですか?』より引用

 

>江戸時代の人は、足で山を平気で越えていたのですよね。

あ、それと江戸時代までの日本人は西洋式スポーツとは違う身のこなし方をしていた。これを「なんば歩き」と言って、非常に体に負担をかけない動き方でした。

 

 

これを現代に再現して、体の故障を予防したり、リハビリに応用したりしています。これも「なんば歩き」でググってみて。

 

 

今はみんな西洋式になってしまって、スポーツにはケガのリスクが付き物になってるね。

 

 

 

以上、気になる話をいくつかピックアップしてみました。

 

 

冗談みたいな話ですが、おそらくこれは嘘ではないでしょう。本当に昔の人は、とんでもない体力を持っていたようです。ここで、紹介した内容を簡単に書き出してみます。

 

 

 

  • トップクラスの飛脚は、一日で160~200kmほども走る。

 

 

  • 飛脚の食べ物は、おむすび2つ、漬物数枚だった。ところが肉を食べさせたところ胃もたれして早く走れなかった。それを見た小泉八雲は「日本人の食事は完成されている」と悟った。

 

  • お年寄りの女性でも、300キロの荷物を背負って山道を歩き、自分一人で荷物を背負って降ろすことができた。

 

  • 江戸後期、弥助という有名な飛脚が、高崎・江戸間(往復二百余キロメートル)を一昼夜で往復できた。またある時、東京の江戸城~大阪を6日間で往復した。

 

  • 忍者や軍使は、3日間飲まず食わずで走り続けることができた。

 

  • 日露戦争の日本陸軍のある師団か連隊は、まる3日間、飲まず食わずで闘った。

 

  • 明治時代の日本、馬車が二十数日間、夜明けから暗くなるまで各地を走った。休憩は食事とトイレだけ。日本人の馬丁は、馬と同じ速度で並走し、トイレと粗末な食事を食べている以外の時間は、馬の世話をしていた。

 

  • 昔は咀嚼回数により顎が非常に発達していて歯並びがよく、その噛み合わせのおかげで力が出せた。

 

  • 江戸時代までの日本人は、西洋式スポーツとは違う身のこなし方をしていた。「なんば歩き」という体に負担をかけない動き方をしていた。

 

 

 

改めて見てみると、凄い体力です。どうして彼らはこのような体力があったのでしょうか。

 

 

「外国人が驚いた」ということですから、特に昔の日本人の体力が凄かったという事ですね。(外国人の体力はわかりませんが)。

 

 

 

この力の源は何なのでしょう?

 

 

 

よく言われるのが「食べ物」です。

 

 

 

「おむすびと漬物の話」にもあるように、外国人がこれを見たら、「日本人のこの体力は、食べ物のおかげだ」と思いたくなるんだと思います。

 

 

いや、外国人だけでなく、現代人でも「昔の人の体力は、食べ物のおかげじゃないか」と思ってしまいます。

 

 

 

しかし、私は食べ物は関係ないと思いました。

 

 

 

老婆が300kgの荷物を背負う時点で、食べ物とか、もはや関係ありません。おそらく全く別のところに理由があるとしか考えられません。

 

 

 

なんでもかんでも食事や栄養に結び付けて考えようとすると、説明がつきませんし、ハッキリ言って、例えどんな食事をしていても、私は300kgの荷物を担いで山道を歩く自信がありません。ご飯だろうが、肉だろうがです。

 

 

 

ご飯と漬物でこの体力が出せるなら、現代の偏食の人でも、この体力が出せるはずです。

 

 

 

というわけで、食事以外で、昔の人の体力の秘密を考えてみました。思いついたのは2つです。「アドレナリン」と、「酸素濃度」です。

 

 

 

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仮説1:常にフルパワー

 

 

これらの異常な体力を読んで「火事場の馬鹿力」が重なりました。常にフルパワーを出せていたのでは?と思ったのです。

 

 

『医教コミュニティ つぼみクラブ 人体のフシギ | 第41回 火事場の馬鹿力は本当に出るのか?』より引用

 

 

★「火事場の馬鹿力」は本当に出るの?

 

 

私たちの身体には、たくさんの筋肉や骨が存在しますが、これらのパワーを100%発揮した状態で身体を動かし続けると、筋肉や骨にかなりの負担がかかったり、莫大なエネルギー量を消費したりするため、身体はボロボロになってしまいます(身体がいくらあっても足りない!)。

 

 

そのため、筋肉や骨の損傷を防ぐために、人間の脳にはあらかじめ安全装置(リミッターともいいます)がかけられており、意識的に発揮できるパワーに制限が設けられているんだとか。

 

 

つまり普段は、自分の意識の中で「これ以上はムリでしょ」と感じるところまでしかパワーが発揮できないようになっているのです(最大でも70~80%程度)。

 

 

ところが、緊急事態の場面に遭遇すると、脳の安全装置が解除され、アドレナリンがドドドーンと大放出!「これ以上はムリでしょ」と感じる限界を超えて、本来備えられている潜在的なパワーが発揮されるようになるんです。

 

 

ちなみに、アドレナリンとは、副腎髄質から分泌されるホルモン(神経伝達物質)。興奮した時に血液中に大放出され、身体のエネルギー代謝や運動能力を高めるんだよね。

 

 

★火事場の馬鹿力を出すと人体はどうなる?

 

 

100%全開でパワーを発揮すると、筋肉や骨にはかなりの負担がかかります。また、緊急事態の場面ではケガを負うことも十分ありえますよね。

 

 

火傷をしたり、骨折をしたり......、あぁ~想像するだけで痛そう(泣)。

 

 

ところが不思議なことに、火事場の馬鹿力が発揮されている間は、痛みを感じないことが多いらしいのです。

 

 

 

これなら、小柄な人でも力が発揮できるのではないでしょうか。

 

 

 

ただ、この「火事場の馬鹿力」ですが、一応定説では、緊急時に出せる事になっています。

 

 

しかし、これに近い事がもし、自分の意思でいつでも出せたらどうでしょうか。

 

 

出来ないという大前提にはなっていますが。

 

 

ドラゴンボールで例えるなら、キレてスーパーサイヤ人になるのではなく、「コントロールして常にスーパーサイヤ人でいる状態」です。

 

 

先程紹介した記事の中にも「昔の人は筋力も持久力も強いけど老化も早い。現代でも肉体労働をした人は寿命が短い」といった記述がありましたが、これも「火事場の馬鹿力」と共通しています。

 

 

 

さらに、「噛み合わせ、身のこなし等、体の使い方が違う」ともありました。その辺にも何か秘密があるのかもしれません。

 

 

 

それと、脳の安全装置の解除には、「アドレナリン」が大量に必要だそうです。

 

 

 

緊急事態に放出されるそうですが、昔の人って、緊張感の連続だったと思います。山道なんて獣が出るわけですから、常に緊急事態です。

 

 

 

平和ボケしている現代人と違って、「アドレナリン」の分泌量は半端なかったと考えられます。

 

 

 

仮説2:環境が違う

 

 

突拍子もない話ですみませんが、あくまで「仮説」として読んで下さい。

 

 

 

特別な訓練を受けていない普通の一般庶民が普通に凄かったわけです。

 

 

 

ということは、「全員、均等に力が湧く環境」が、当時の地球や、日本列島そのものにあったのかもしれません。

 

 

 

300kgの荷物を自分が背負う事を想像した時に、「どうやったらその荷物が楽に背負えるだろう」と考えました。最初は「重力が軽かったら楽だな」とか思っていたのですが、現実味が0です。

 

 

 

で、「酸素濃度が今と違っていたらどうだろう」と考えたのです。すると「酸素濃度」は本当に変わってきているようです。

 

 

 

『Slownet 第2期 第51回 人間を活かす源・酸素の濃度が下がってきた ~呼吸と酸素の健康法(1)~』より引用

 

 

江戸時代は酸素濃度が29%くらいあったと考えられています。

 

 

また、昭和30年代でも26%はあったと考えられています。

 

 

また私が理科で習った酸素濃度も22%でした。

 

 

いまは都内では20.6%位です(最近代謝の装置を使うので実測していますが、こんなものです)。江戸時代と比べると、いまの都会は低酸素状態と言えるほどです。

 

 

 

これは凄い違いです。「江戸時代にどうやって酸素濃度を測ったんだ」と突っ込みたくなりますが、仮にこれが本当だったら、人間はどう変わるのでしょうか。

 

 

 

『yahoo!知恵袋 酸素と運動について』より引用

 

酸素濃度が高い空間では、酸素を使ってのATPという細胞のエネルギー源が活発に作られますので、身体能力、とくに心肺機能を必要とする運動が向上することが考えられます。

 

 

通常大気に含まれる酸素は20%なので、1、2%上がると効果が見られるでしょうね。

 

 

しかし、25%程度の酸素濃度の空間に長い時間いると「酸素酔い」という現象が起こることがあります。これは血液に溶けた酸素濃度があまりに上がってしまうと身体がその変化についていけず、脳が混乱して恒常性を保てなることが原因です。

 

 

25%を越えるような酸素濃度ではその症状はより強くなり、100%濃度だと一呼吸で意識を失うくらいだそうです。

 

 

酸素は人間にとって欠かせない必要なものですが、同時に毒にもなりうるというわけですね。

 

 

エネルギー物質「ATP」については以下をお読み下さい。

ATP(アデノシン三リン酸)について分かりやすく説明してみた

 

 

 

 

高すぎても低すぎても良くないけど、酸素濃度によって人間の身体機能が変わるというのは、信憑性がありそうです。

 

 

 

 

また、酸素濃度が高い昔は、疲労が蓄積しにくい環境だったと言えます。

 

 

 

現代でも酸素カプセルを使えば、同じ環境を再現できます。

 

 

 

 

『抗酸化環境回復サロンAir 酸素カプセルの効果《詳細版》疲労回復・怪我の早期回復』より引用

 

疲労は筋肉に乳酸という疲労物質が蓄積されて感じるようになっています。

 

 

 

酸素カプセルに入ると血中乳酸値が76%軽減されるそうです!

 

 

 

カプセル内で取り込んだ溶解型酸素が、乳酸などの疲労物質を分解し体外へ除去してくれる働きを持っているのです。

 

 

 

「外国人が日本人の体力に驚いた」という話も、森林が多い日本列島が他の地域に比べて酸素濃度が高かったと考えれば説明がつきます。

 

 

 

ただし、これについては、調べが足りないので、まだなんとも言えません。あくまで仮説です。

 

 

 

ちなみに、最近では、乳酸は疲労物質ではないから悪い物質ではない...という意見をよく見かけるようになりました。しかし、そういう人は乳酸のデメリットを語らないので注意が必要です。詳しくは以下の記事をお読み下さい。

 

 

乳酸のエネルギー源としての働きと、疲労との関係について分かりやすく説明してみた

 

 

余命わずかの末期癌患者が退院できたのは病院での栄養療法のおかげだった!

 

 

 

 

 

そして最後に、おむすび(糖質)のエネルギーについてお話します。

 

 

 

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糖質のエネルギー

 

 

「おむすび(糖質)を食べたら超人になれるかどうか」は、ひとまず置いておいて、ここでは、糖質の性質について話しておきます。

 

 

 

糖質は、すぐにエネルギーとして利用できるという特徴があります。

 

 

 

  • 飛脚の食べ物は、おむすび2つ、漬物数枚だった。ところが肉を食べさせたところ胃もたれして早く走れなかった。それを見た小泉八雲は「日本人の食事は完成されている」と悟った

 

 

 

何故、このような事が起きるのかは、以下が参考になります。

 

 

 

『低糖質ダイエットは危険なのか?中年おやじドクターの実践検証結果報告 どうして糖質の味を人は好むのか?』より引用

 

 

人間に限らず、我々動物にとって、三大栄養素というのは糖質、タンパク質と脂質です。

 

 

でも、この中で最も効率の良い、すぐにエネルギーとして利用できる栄養素は糖質なのです。後の二つの栄養素は糖質ほど効率よくすぐに栄養として活用できないのです。

 

 

ずっと以前に、第二次大戦前に日本人がマラソンで好成績を残した時に、日本人はレース前におにぎりを食べて、欧米人はステーキを食べて、スタミナは日本人の方が長く続いたという話がありました。

 

 

それ以来、欧米人も長距離走の前の栄養補給は炭水化物にするようになったという話、本当かどうかわかりませんが子供のころに母から聞かされたことがあります。

 

 

その時は、それほどお米というのは優れた食べ物なんだよ、残さないでしっかり食べなさいと言われたわけでしたが。

 

 

 

食べてすぐにエネルギーになる。

 

 

 

この即効性が糖質の特徴です。

 

 

 

飛脚のように、「さあ、食べて動くぞ!!」という人達には、すぐにエネルギーになる糖質が使えるのです。

 

 

 

だから、スポーツを生業とする人達が、「すぐにエネルギーになる糖質を排除する糖質制限」を批判するのです。

 

 

 

彼らはあくまで「スポーツに勝つこと」が第一目的であり、健康は二の次です。(もちろん健康も考えていると思いますが、スポーツに負けてまで、健康に執着していません。だから「糖化」を無視するのです。)

 

 

 

『AERA dot.「生理がなくて一人前」!? 女性アスリートへの誤解、産婦人科スポーツ医が警鐘』より引用

 

 

女子選手を支える産婦人科医の重要性が高まっている。

 

 

というのも、生理がこないのを無視したまま、トレーニングや競技生活を続けることによって、深刻な故障や体調不良を引き起こすケースが相次いでいるからだ。

 

 

特に注目されているのが、「利用可能エネルギー不足」「無月経」「骨粗鬆症」。

 

 

いわゆる「女性アスリートの三主徴」と称される健康上の問題だ。

 

 

 

これは女性アスリートの話ですが、健康を犠牲にして記録を取っていることがよく分かります。

 

 

 

 

生理がこないのを無視したまま・・・とありますが、「生理がなくて一人前」という考えをする指導者も少なくないそうなので、アスリートもそうなってしまうのです。

 

 

 

スポーツの指導者は、勝たせる事が仕事です。

 

 

 

勝つために必要なら、将来体を糖化(細胞を劣化)させる糖質も推奨します。

 

 

 

そこを分かっていない人が真に受けて、「やっぱり、健康の為に糖質も必要なんだ」と、流されるのですが、注意して下さい。

 

 

「体を損ねてまで勝ち負けに拘らない人」、「健康目的の人」が、参考にする必要はありません。

 

 

 

赤血球やグリア細胞など、ブドウ糖に依存している細胞があるので、糖質も少しは必要です。しかし、食事から摂らなくても「糖新生」という機能によって合成することができます。

 

 

人間の身体に必要な糖質量を血糖値の視点から分かりやすく説明してみた

 

 

「脳のエネルギー源はブドウ糖なので糖質をしっかり摂りましょう」と言う人が語らない話

 

 

また、彼らスポーツを生業にしている人は、常に激しい運動を前提としているので、糖質を食べても「いち早く、上がった血糖値を下げる環境」があります。

 

 

 

普通の人はそこまで運動しませんから、運動量が少ないぶん、彼らより高血糖が長く続くということです。普通の人が、スポーツ選手より、高血糖の害を受けやすいのは間違いありません。

 

 

 

運動量が半端ない飛脚もスポーツ選手と同じです。血糖値もすぐ下がるでしょうから、現代人のように大きな害を受ける事はないでしょう。

 

 

 

しかし、高血糖を押さえられても、「糖化」は避けられません。スポーツ選手も、飛脚もです。

 

 

 

いずれは「糖化」します。昔の人が、体力はあっても老化が早いのは、そういう理由もあります。

 

 

「すぐにエネルギーになる」というのは、燃料としての効能であって、健康的な効能ではありません。

 

 

しかし、目の前でバリバリ働かれたら、健康的に見えますから、とても優れた栄養素に見えます。

 

 

 

でも、実際は違います。

 

 

 

「肉を食べると胃もたれして調子を崩す」...というのは、糖質の食べすぎによる胃の糖化です。過去に私にも起こった症状です。でも、ほとんどの人は、これが糖質のせいでなる事を知りません。

 

 

 

だから、エネルギーのメリットばかりに注目するのですが、そのツケは大きいです。

 

 

 

「飛脚は、血糖値が上がっても、運動量が半端ないから、現代人よりは高血糖の害が少ない」と言いました。しかし、糖質を食べる事によって確実に体が糖化していたのです。

 

 

 

本記事では「昔の人の体力」についてお話しましたが、以下の続編では、「昔の人の健康状態」「飛脚の胃の糖化」について詳しくお話しています。必ずしも「体力=健康」ではないことがお分かりいただけると思います。

 

 

 

昔の人vs現代人、健康で体力的に強いのはどっちか比較してみたへ続く

 

 

 

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血圧が高いと良くない

 

 

血圧が高い人は塩分を控えなければならない

 

 

・・・いろんなところで言われているので、「理由はよく分からないけど、なんとなくそうなんだ」と思っている人は多いです。

 

 

しかし、真実は全く違います。

 

 

塩分が血圧を上げる原因ではないですし、血圧が上がること自体も悪いことではありません。

 

塩分だけに気を取られたり、むやみに血圧を下げようとする方が体に悪いのです。

 

 

その根拠をお話します。

 

 

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塩分は高血圧の原因なのか

 

 

一般的に、「塩分の摂りすぎが高血圧の原因だ」みたいに言われていますが、一方で、「塩分と血圧は関係ない」という説もあります。

 

 

 

前者はすでに知られている事なので、ここでは、後者の意見を見てみましょう。

 

 

 

『田中佳先生のブログ ◆ 減塩と高血圧は基本的には無関係』より引用

 

 

また、塩類と高血圧の関係を説明する時に、下記の様な理屈が示されます。

 

1 塩化ナトリウムを多く摂る

 

2 体内の細胞内ナトリウム濃度が上昇

 

3 水分を取り込んでナトリウム濃度を調整

 

4 血液中に水分が多くなる = 血液量が増加

 

5 血管にかかる圧力が上昇

 

6 血圧の上昇を招く

 

ということです。

 

そもそも過剰な塩分は腎臓から尿へ排出される機能を健常人(と、心臓・腎臓障害なしの病人)は備えているので、ここでは「排出」という理屈が抜けています。

 

たとえ圧が上がっても、血管の弾力があればその程度の上昇圧は吸収されます。

 

本物の動脈硬化で、この弾力を失って、パリパリのお煎餅のようになった人であれば多少の影響は受けるかも知れません。

 

 

そもそも身体の機能は、そんな “へなちょこ”ではないはずなのです。

 

考えてみて下さい。

 

食事の度に出入りの激しい塩分濃度でですね、血管の伸縮がいちいち影響を受ける訳にはいきません。自律神経も合わせて血圧の調節を行い、生命維持に深く関わる機能の恒常性は厳しく管理されているからです。

 

ついでに言いますと、血管を広げたり縮めたりする血管平滑筋はカルシウム(Ca)イオンの影響を受け、ナトリウム(Na)ではありません。

 

 

つまり、一般的に言われている「塩分を摂りすぎると高血圧になる」という説は、「過剰に摂取した塩分を排出しない」という前提の元に語られているのです。

 

 

当然、前提が違えば、それを元に成り立っている説は崩れます。

 

 

基本的に健常者の場合は、「過剰な塩分」は排泄されるので問題はないそうです。

 

 

 

「ただし、心不全と透析していない腎不全は、塩分の調節能力が機能しないため、減塩はやむを得ないので除きます。」と引用元の冒頭に書かれています。

 

 

 

それに、例え血圧が上がっても、血管に問題さえなければ大丈夫なのだそうです。

 

 

ということは、「高血圧」というのは、「血圧が上がる事」自体が問題なのではなく、「血管が脆い事」が問題だという事です。

 

 

「ボロボロのホース」に圧力をかけたらホースは破れますが、「綺麗で弾力のあるホース」に圧力をかけても破れないのと同じ理屈です。

 

 

血管の場合、何故か「破れるのはホースがボロいからではなく、ホースに圧力をかけたから悪い」に原因がすり替わっています。

 

 

 

「例え塩分を過剰摂取しても、体が上手いこと調節してくれるので、血圧上昇に直結しない」のだとしたら、血圧が上がる本当の原因はなんでしょうか。

 

 

次はその事について考えてみたいと思います。

 

 

 

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健康だからこそ血圧が上がる

 

 

一般的に「血圧が上がる事は悪い事である」という前提になっています。

 

 

しかし、その概念自体が本当なのか考える必要があります。

 

 

そもそも「血圧」は、普通に生きているだけで、何もしなくても歳と共に上がっていくものだそうです。

 

 

それは自然な事であり、不健康ではなく健康的なのです。

 

 

『100歳まで長生きできるコレステロール革命 著書・大櫛陽一』より引用

 

 

人間は、年をとれば、誰でも血圧が上がるのが普通なのです。

 

 

血圧の大きな役目のひとつは脳や末梢の細胞に新鮮な血液を送り届けることですが、年をとると、血管に柔軟性がなくなってだんだんその力が弱まってきます。

 

 

だから、加齢に伴い血圧を少しずつ上げて、脳や体に必要な新鮮な血液を送り続けているのです。

 

 

すなわち、高齢になるにしたがって少しずつ血圧が上昇してくるのは元気な証拠でもあるわけです。

 

 

(178P)

 

 

このように、「歳を取って血圧が上がる事は正常」という見方をすれば、同じ血圧の数値でも印象が全く違ってきます。

 

 

そして、この説を裏づける話が以下になります。

 

 

『薬屋おやじのボヤキ(旧版)高血圧は健康で長生きできます。血圧の薬は飲んじゃダメ。中高年は180でも大丈夫。』より引用

 

 

次に、ヨーロッパ高齢者高血圧研究会の調査、これは既に記事にしたところですが、高齢者にとっては、むしろ血圧が高いほど死亡率が低い、血圧が180ぐらいまでは脳卒中になる可能性が高くなるという明確な根拠はない、という結果が出ています。

 

 

(2013.5.6補記:フィンランドで、75歳から85歳までの降圧剤を飲まない521人の経過を見た調査では、80歳以上のグループでは血圧が180以上の人たちの生存率が最も高く 、140を切った人たちの生存率はガクンと下がっています。)

 

 

こうしたことから、冒頭で書きましたイタリア人のお医者さんは「血圧150、健康」と診断されたのです。なお、テレビに登場したご婦人は80歳ぐらいでしたから、もっと血圧が高くてもいいくらいです。

 

 

もう一つ既報ですが、岡本裕さんというお医者さんは、長く脳外科専門医をなさっておられた経験から、「血圧が常時200を超えるほどでなければ、血圧と脳出血の相関はない」という印象をお持ちです。

 

 

 

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改めて一般的な血圧の話を読む

 

 

ここまで話した内容は一般的ではない説です。

 

 

ここで、これまでの話と、「一般的な高血圧の話」を比較してみます。

 

 

以下と似た様な話はたくさんあったので、これが一般的な説なのでしょう。

 

 

『ナースが教える仕事術 動脈硬化になると大変!知らないと怖い高血圧の症状と血圧を下げる方法』より引用

 

では、高血圧は何が原因で発生するのでしょうか?

 

 

高血圧の原因は「塩分」!?
実は高血圧の90%は原因がよくわかっていません。

 

 

高血圧は大きく分けて「本態性高血圧(一次性高血圧)」と「二次性高血圧」に分類されます。

 

 

「本態性高血圧」は、身体に特に異常がないのに血圧が高くなる症状です。実は本態性高血圧で高血圧になる方は、全体の90%だといわれています。

 

 

そして、残りの10%は「二次性高血圧」と呼ばれ、腎臓病やホルモン異常などの病気が原因で高血圧になる方です。ただ、「二次性高血圧」の場合は、原因となる病気が治ると、血圧も正常になります。

 

 

というわけで、厄介なのは原因が不明な「本態性高血圧」です。何しろ、原因が不明なんです。

 

 

 

高血圧の90%の原因がわかっていないというのは酷いですね。

 

 

それはつまり、「原因が塩分かどうかすらもわからない」という事です。

 

 

それなのに「減塩しろ」と指導する根拠はなんなのでしょうか。

 

 

その90%は、身体に特に異常がないのに、血圧が高くなる症状として認識されています。

 

先程の引用記事を読んでいただければわかると思いますが、「身体に特に異常がないからこそ、自然の成り行きで血圧が高くなっている」だけの話です。

 

 

「現実に起こっている事」は、医学書に書かれてある事よりも何倍もシンプルです。

 

 

それを無視して「血圧が上がるのは悪い」と決め付けているから、「正常だから、血圧が高くなる」、「血圧が高い事も、場合によっては正常かもしれない」という考えがわかないのです。

 

 

前提を変えない事に固執すると、「おかしい、おかしい」「治らない、治らない」と頭を抱えることになります。

 

 

こうして、「一般的ではない説」と「従来の説」を読み比べてみると、理に適っている説は前者だと言えます。

 

 

分かっていないくせに、血圧を下げる為の薬を出したり、塩分を控えろと言ったりします。

 

 

私はその指導法はどうかと思います。

 

 

 

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血圧が上がると危険な状態とは

 

 

「血圧が上がる事」自体は悪いことではありません。

 

 

ただし、例外もあります。

 

 

ここからは、「血圧が上がった時に悪い影響がでるケース」を紹介します。

 

 

 

『薬屋おやじのボヤキ 高血圧は健康で長生きできます。血圧の薬は飲んじゃダメ。中高年は180でも大丈夫。(改訂版)』より引用

 

 

「血圧が低い」ということは、心筋の収縮力が弱くて血流を生み出す力が弱いということになりますし、逆に「血圧が高い」ということは、心筋の収縮力が強くて血流を生み出す力が強い、と言えましょう。

 

 

どちらがいいでしょうか。

 

 

「血圧が高い」ほうがいいに決まっていますよね。

 

 

なんせ、これによって血流がスムーズになり、全身くまなく血液が巡り、体中の細胞に十分な酸素供給をすることができるからです。

 

 

(中略)

 

 

血管に弾力があり、詰まりもないのであれば、血液はスムーズに流れますから、心筋の収縮力は小さなもので済みます。若い人や毎日スポーツを欠かさない中高年の方は、概ねこの傾向にあります。

 

 

逆に、血管の弾力がなくなり、所々で折れ曲がっりたり、詰まりかけたり、といった状態になると、血流にブレーキがかかりますから、全身に十分な血液を流すには、心筋の収縮力を高めるしかありません。

 

 

これは典型的な老化現象で、中高年は避けて通れないところです。

 

 

(中略)

 

 

従って、特別な場合、例えば超肥満で冠状動脈の血管壁がベトベトになっていて心筋梗塞の危険が高いとか、中高年になって冠状動脈が切れそうな状態にあるとか、そういった血流ストップや血管破裂の恐れが非常に高い場合に、あくまで補助的に血圧を下げる必要が出てくるだけのことでしょう。

 

 

 

まず、以下のような老化現象があるから、血圧が上がるのだそうです。

 

 

 

  • 血管の弾力がなくなる

 

 

 

  • 所々で折れ曲がっりたり、詰まりかける

 

 

 

 

ただし、以下のような状態は危険だそうです。これが血圧を下げた方がいい状態です。

 

 

 

 

  • 超肥満

 

 

 

  • 血管壁がベトベト

 

 

 

  • 心筋梗塞の危険が高い

 

 

 

  • 血管破裂の恐れが非常に高い

 

 

 

 

ほぼ血管の疾患ですね。

 

 

 

血圧が歳と共に上がることが正常で、

 

 

血圧が上がった時に危険なのは、血管が痛んでいるからなら、

 

 

 

専門家が指導しなければいけないは、「血管が傷つかないようにする事」ではないでしょうか。それこそが根本的な治療になります。

 

 

 

しかし、「血管をボロボロにするのはコレステロールだ」とか、「血液をサラサラにする為に野菜を食べましょう」・・・みたいな事を言うわけです。

 

 

 

「血圧の原因」も分からなければ、「血管が痛む原因」も、「血液がドロドロになる原因」も分からないようです。

 

 

 

 

これらの症状を見てもらったら、人によっては察しがつくと思います。

 

 

 

これらの原因は糖質です。

 

 

 

 

血管そのものがボロボロになるのは「糖化」による症状です。

 

 

血液がドロドロ、ベタベタになるのは「血糖値」が高いのです。

 

 

 

 

動脈硬化はコレステロールではなく糖質が大きな原因です。

 

 

科学や論文のインチキはコレステロールが教えてくれる

 

 

動脈硬化は悪玉コレステロールではなく、動脈壁の劣化が原因だった

 

 

動脈硬化を改善・予防する方法を分かりやすく説明してみた

 

 

 

血液をサラサラにすると思っている野菜は糖質が多く、血液をベタベタにします。

 

 

糖化反応(メイラード反応)について分かりやすく説明してみた

 

 

人間の血液は4~5ℓです。その中に必要な糖質はたったの5gです。血糖値が120以上になると、免疫力が75%低下します。

 

 

人間の身体に必要な糖質量を血糖値の視点から分かりやすく説明してみた

 

 

 

 

これらの下地があって、とどめの一撃に高血圧がくるからヤバイのです。

 

 

 

糖質を食べなければ、血管が著しくボロボロになる事もないし、血液がドロドロになる心配もありません。

 

 

血管が丈夫なら、高い血圧を下げる必要もありません。

 

 

 

 

糖質が高血圧の原因になる

 

 

 

糖質が血管を傷つけたり、血液をドロドロにすることはお話しました。

 

 

しかし、

 

 

 

  • 血管の弾力がなくなる

 

 

 

  • 所々で折れ曲がっりたり、詰まりかける

 

 

 

 

・・・といった老化現象自体もまた、糖質が影響しています。

 

 

人間の体の構成成分で最も多いのが「水」で、その次に多いのが「タンパク質」です。

 

 

 

つまり、体の大部分は「タンパク質」でできています。

 

 

 

糖質は摂りすぎると、余って、体のタンパク質とくっついて「糖化」させます。

 

 

 

糖化すると細胞が劣化します。

 

 

 

糖化と「老化」はイコールです。

 

 

 

「酸化」もダメージが大きいですが、「糖化」の方が体を傷つけます。摂る量が半端ないからです。

 

 

 

「自然に血圧が上がる」理由が老化現象なら、元を辿れば、それも 糖化→糖質 が関係していると言えます。

 

 

 

 

『ダイエット☆マメグラフ 糖質制限と高血圧』より引用

 

 

世の中には本当にたくさんの高血圧の治療方法法があります。

 

でも薬も使わないで、血圧を下げたければ「糖質」を摂取しない食事をすることです。血圧が上がる要因はいくつかありますが、その大きな要因とは

 

 

 

・血管が硬くなる「動脈硬化」によるもの

 

・血管が細くなる「血管狭窄」によるもの

 

・自律神経のバランスを崩す「インスリン抵抗性」によるもの

 

 

 

これらは「糖質」の過剰摂取が原因です。「糖質」を摂取しないことが、高血圧を治す法になるわけなのです。そして、その食事法こそが、“糖質制限食”です。

 

 

 

従来の「塩分が高血圧を引き起こす説」を信じている人は信じられないかもしれませんがこれが現実です。

 

 

気を付けるものを間違えています。

 

 

 

塩分だけ気をつけて、糖質を控えないなら、それは高血圧の対策になっていないのです。

 

 

 

次回は、どうして糖質が血圧を上げるのか、詳しいメカニズムについてお話します。

 

 

血圧と、本態性高血圧の原因について分かりやすく説明してみたへ続く

 

 

 

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