2017年の記事一覧

試してみたらこうなった

虚弱体質や慢性疾患を改善させる為に必要な情報や心得について、体験記を交えながらお話します。

年別:2017年
電子伝達系(呼吸鎖)について分かりやすく説明してみた②複合体Ⅲ~Ⅴ
電子伝達系(呼吸鎖)について分かりやすく説明してみた②複合体Ⅲ~Ⅴ

 

電子伝達系の後半になります。前半は以下です。

 

 

電子伝達系(呼吸鎖)について分かりやすく説明してみた①複合体Ⅰ~Ⅱ

 

 

前半でも少しお話しましたが、「電子伝達系」の説明は情報源によってバラバラです。

 

 

簡単な生化学の本ではだいたい同じような説明になっていますが、さらに一歩踏み込んで調べようとすると、非常に複雑で、どの情報も言っている事が微妙に違います。そんなのネットだけだろ、と思われるかもしれませんが、本もです。

 

 

今回、調べた情報をまとめて、だいたいの流れを書きましたが、元ネタがそのような状態なので、私としても半信半疑です。

 

 

調べれば調べる程、納得のいかない事がでてくるので、何回書き直したか分かりません。

 

 

もっと時間をかけて調べて、完全に分かってから記事を公開しようと思っていたのですが、気が済むまで調べ始めると何時公開できるか分かりません。従って、今後修正するという前提で、現時点でまとめた事を公開することにしたのです。

 

 

なので、本記事の説明は、あくまで現在言われている説の1つだという感じで捕らえるようにして下さい。

 

 

それでは、続きの「複合体Ⅲ」から説明します。

 

 

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電子伝達系(呼吸鎖)について分かりやすく説明してみた①複合体Ⅰ~Ⅱ
電子伝達系(呼吸鎖)について分かりやすく説明してみた①複合体Ⅰ~Ⅱ

 

「好気呼吸を行なう代謝」の最終段階の反応である「電子伝達系 でんしでんたつけい」の話になります。別名には、「呼吸鎖 こきゅうさ」や、今は教科書で使われなくなった「水素伝達系」があります。

 

 

「クエン酸回路」は、ミトコンドリアの「マトリックス」で反応が起きましたが、

 

 

「電子伝達系」の反応が行なわれる場所は、ミトコンドリアの「内膜」です。

 

 

「膜」は「リン脂質」という油成分でできています。

 

 

ミトコンドリアの外膜、内膜、膜間腔

 

 

「外膜」と「内膜」の間は、「膜間腔 まくかんくう」と言うのですが、ここも少し関係あります。

 

 

ちなみに、内膜のヒダ状のところは「クリステ」と言います。

 

 

では、内膜や膜間腔でどんなことが起こるのか・・・ですが、イメージとしてはこんな感じです。

 

 

 

①堤防で仕切った反対側(膜間腔)へ、ポンプで水を送る

 

 

②溜まった水が発電機のある通り道を通って元の場所(マトリックス)に向かって流れる

 

 

③発電機のタービンが回って発電する

 

 

 

②~③は「水力発電」と似ています。

 

 

そして、①では、特定の順番にそって電子が運ばれていくので、この反応のことを「電子伝達系」と呼ぶのです。

 

この「電子伝達系」では、馴染みのない物質がたくさん出てきます。なので、混乱することがないように、流れを説明する前に、物質の紹介をします。

 

 

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クエン酸回路(TCA回路)について分かりやすく説明してみた
クエン酸回路(TCA回路)について分かりやすく説明してみた

 

本記事では、「クエン酸回路」の流れを、「解糖系」でできた「ピルビン酸」から説明していきます。

 

 

以下の記事をまだお読みでない方は、先にこちらから読むことをオススメします。

 

解糖系について分かりやすく説明してみた

 

 

「解糖系」によって、1分子の「グルコース」から、2分子の「ピルビン酸」が生じました。

 

 

グルコースからピルビン酸

 

 

 

「クエン酸回路」は、ミトコンドリアのマトリックスで起きるので、ピルビン酸は「細胞質基質」から「マトリックス」に移動します。

 

 

ミトコンドリアは、2重の膜で覆われていて、膜は「リン脂質」という油成分でできています。

 

 

そして、「外膜」には、膜を貫通している「ポーリン」と呼ばれる、タンパク質でできた「低分子物質の通路」があります。この通路は分子量5000以下の親水性の分子を通すので、ピルビン酸のような小さな物質は自由に通過できます。

 

 

しかし、「内膜」には「ポーリン」はありません。

 

 

なので、ピルビン酸は、膜に埋め込まれている「ピルビン酸トランスロカーゼ」というタンパク質によって、マトリックスに運ばれます。

 

 

この時、「水素イオン(H+)」も運ばれます。

 

 

 

ピルビン酸輸送

 

 

 

マトリックスで「クエン酸回路」の反応が起きるのですが、

 

その為にはまず、「ピルビン酸」が「アセチルCoA」に変換される必要があります。

 

 

 

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解糖系について分かりやすく説明してみた
解糖系について分かりやすく説明してみた

 

以前、エネルギー代謝の「解糖系」、「クエン酸回路」、「電子伝達系」、それによって産生される「ATP」について記事にしたのですが、内容は全体に軽く触れる程度でした。

 

なので、「解糖系」、「クエン酸回路」、「電子伝達系」を小分けにして、以前より細かく説明していきます。本記事は、そのうちの「解糖系」について取り上げます

 

 

先に簡略化した以下の記事をお読みいただいた方が、今回の話がスムーズに理解できると思います。

 

ATP(アデノシン三リン酸)について分かりやすく説明してみた

 

 

エネルギー代謝について分かりやすく説明してみた

 

 

 

そして、この記事の説明に使っている絵ですが、

 

普通は原子を、C(炭素)、O(酸素)、H(水素)、N(窒素)・・・と、アルファベットで書くのですが、私は英語だとピンとこないので漢字にしました。ただし、カタカナだとしっくりこなかったので、リンだけは「P」にしました。

 

 

化学が得意な人には邪道な表記で申し訳ないのですが、大目に見ていただけると嬉しいです。

 

それでは本題に入ります。

 

 

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「脳のエネルギー源はブドウ糖なので糖質をしっかり摂りましょう」と言う人が語らない話
「脳のエネルギー源はブドウ糖なので糖質をしっかり摂りましょう」と言う人が語らない話

 

脳の細胞は大きくわけるとつのタイプがあります。「ニューロン」と「グリア細胞」です。

 

 

この2つは、特徴やエネルギー代謝が異なります。

 

 

「ニューロン(別名:神経細胞)」とは、思考する細胞です。

 

一方「グリア細胞(別名:神経膠細胞)」は、「ニューロン」の補助役で、思考しない細胞です。

 

 

 

  • ニューロン・・・思考する

 

  • グリア細胞・・・思考しない、ニューロンの補助

 

 

 

この2つの細胞は数でいったら、「グリア細胞」が圧倒的に多いです。その数、「ニューロン」の十倍~数十倍です。

 

 

10倍という説があったり、50倍という説があります。

 

 

 

というわけで、この2つの細胞がどのようにしてエネルギー代謝を行なっているのか、また、脳にはブドウ糖がどのくらい必要なのか詳しく解説していきます。

 

 

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糖質制限をしているのに血糖値が高いのは、糖新生が原因かもしれません

 

糖質は依存性が強いだけでなく、過剰に摂取すると害になります。

 

しかし、そうはいっても「ブドウ糖」は人体にとって必要な栄養素です。その必要な血中のブドウ糖濃度は、全血液約5ℓに対して5gです。

 

わずかな量ですが、体には「ブドウ糖に依存している細胞」があるので、この一定のブドウ糖がないと生きていけません。

 

 

しかし、食事から糖質(ブドウ糖)が全く入ってこないとどうでしょうか。例えば、睡眠等の絶食時、糖質を制限する食事を実践している時等です。

 

糖が体に入ってこないので血糖値が低下しそうな気がします。

 

しかし、問題ありません。

 

生命維持に必要な最低限の血糖値が維持できないのは非常に危険なので、体には血糖を維持するためのシステムが備わっています。それが「グリコーゲン分解」と「糖新生」です。

 

 

  • グリコーゲン分解

 

  • 糖新生

 

 

「グリコーゲン」は、ブドウ糖が複雑に繋がった構造をしており、肝臓や筋肉に貯蔵しています。これを分解してブドウ糖にできるのですが、容量が少ないので早く枯渇してしまいます。

 

しかし、そうなっても、肝臓や腎臓で、「糖質以外の材料」から糖質(ブドウ糖)を新たに作りだすシステム、「糖新生」があるので安心です。

 

 

肝臓と腎臓

 

 

糖質の摂取が途絶え、さらにグリコーゲンが枯渇しても、「糖新生」によって合成できるので、生きていく為に必要な血液中のブドウ糖の濃度は維持できます。

 

 

ただし、良い面ばかりではありません。

 

 

優れた「糖新生」の機能ですが、場合によっては高血糖になってしまう事があります。

 

 

糖質制限をしていても起こりうる現象なので注意が必要です。

 

 

本記事では、糖新生の働きと、それはどのような場合に起こるのかについてお話します。

 

 

ちなみに、体内でどのような材料から、どうやってブドウ糖を作るのか・・・という代謝経路の話は、以下の記事で説明しましたので参考にして下さい。

 

 

糖新生の仕組みについて分かりやすく説明してみた

 

 

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糖新生の仕組みについて分かりやすく説明してみた

栄養には、体内で「合成できるもの」と、「合成できないもの」があります。

 

そして、「体内で合成できないので、外から補わないといけない栄養素」のことを「必須〇〇〇」と呼びます。

 

必須脂肪酸がある「脂質」と、必須アミノ酸がある「タンパク質」は、常に食事で補う必要があります。

 

 

一方、「糖質」には必須糖質というのはありません。糖質は体内で合成することができるので、わざわざ食事から摂る必要はないのです。

 

 

糖質以外の物質から、糖質を合成する事を「糖新生 とうしんせい」と言います。

 

 

この「糖新生」が行なわれる場所は、主に「肝臓」、そして「腎臓」です。

 

 

本記事ではその合成が「どのように」行なわれているのか、シンプルに解説します。

 

 

 

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人間の身体に必要な糖質量を血糖値の視点から分かりやすく説明してみた

 

私はこれまで集めた情報や経験から、「糖質の摂取は控えた方が健康的だ」と思っています。

 

 

なので、これまでは「糖質がどのように体にダメージを与えるのか」・・・その具体例をお話してきました。

 

 

ただ、考えてみたら、具体的に「どのくらいだとセーフで、どのくらいから過剰になるのか」について詳しく書いた事はありませんでした。

 

 

従って、糖質をどのくらい控えた方が良いのか気になられている方は多いと思います。

 

 

一応、糖質制限にはいくつかパターンがあります。

 

 

 

 

  • 山田悟医師の緩い糖質制限

 

 ・1食糖質20~40g

 

 

 

  • 江部康二医師の糖質制限

 

 ・プチ糖質制限(1日糖質120~170g)
 

 ・スタンダード糖質制限(1日80~120g)
 

 ・スーパー糖質制限(1日30~60g)

 

 

  • 釜池豊秋医師の糖質ゼロ食

 

 ・1日1食、糖質5g以下

 

 

 

 

どれを選ぶかは、その人その人によります。

 

 

私がしているのは、糖質量1日10g以下の糖質制限なので、この中だと「スーパー糖質制限」に近いかなと思っています。

 

 

何故私が一日10g以下にしようと思ったかというと、2008年に一度、主食を抜いただけの緩い糖質制限に失敗したからです。失敗の原因が糖質の減らし具合を緩めにした事にあったので、2回目は厳しくしようと思いました。

 

 

 

緩い糖質制限に相当する「中途半端に糖質を減らして、高タンパク、高脂質」で病気になる人が増える・・・という話も無視できません。

 

 

【脂質+タンパク質】は良くて【糖質+脂質+タンパク質】が良くない理由

 

 

 

癌や難病の治療の場合は、徹底的に糖質を制限することを要求されるように、より効果を出したいのであれば、糖質量は少ない方が良いです。

 

 

ですが、何も疾患がなくて、そこそこ健康を維持したいのであれば、緩い糖質制限でも問題ないかもしれません。

 

 

また、前回私が紹介した以下の方法と組み合わせれば効果が上がるでしょう。

 

ベジタリアンや糖質を止められない人が、健康の為に摂っておきたい栄養素とは

 

 

また、体質的に、いきなり厳しい糖質制限ができない人もいるので、その場合、緩い糖質制限から始めて、少しずつ糖質量を減らして体を慣らしていく・・・という方法もあります。

 

 

 

・・・このように、様々なケースを知った上で、「自分に合った糖質の減らし具合(摂り具合)」を決めるといいのですが、この言い方だと曖昧ですね。

 

 

なので、もっと判断基準になるように、具体的に、人間の体にはどのくらいの糖質が必要で、どのぐらいの量から害になるのか・・・についてお話します。

 

 

 

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ベジタリアンや糖質を止められない人が、健康の為に摂っておきたい栄養素とは

 

今回は、「糖質が止められない人」や、「ベジタリアンの人」等、糖質を制限できない人が健康になる為に、最低限気をつけた方が良い事についてお話します。

 

このように言うと、

 

 

なんだお前、普段と言ってる事違うじゃん

 

 

・・・と、思う方もいるかもしれません。

 

 

何故なら、私はこのブログで常に「糖質を控える事が重要だ」と主張しているからです。

 

 

しかし、考えが変わったわけではありません。

 

 

私は今も、糖質の毒性を隠しながら、理由をつけては「糖質は摂った方が良いです、大丈夫です」・・・等と誘導する説が大嫌いです。「後でチャラになるだろう」という免罪符的な考えを生むことで、糖質の毒性をナメてしまうようになるからです。

 

 

しかし、様々な事情で糖質を止められない人が多い以上、1人でも多くの人救う為には、「糖質を止めなくても、そこそこ健康になる情報」も必要な知識であると感じたので、あえて記事にしておくことにしました。

 

 

強調しておきますが、「糖質を摂っても大丈夫」という意味ではありません。

 

 

誤解を防ぐ為に、まず、本記事を書くに至った経緯についてお話します。

 

 

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動脈硬化を改善・予防する方法を分かりやすく説明してみた

動脈硬化の改善・予防についてお話します。

 

気をつけなければいけないのは「血管の劣化」と「LDLコレステロール」です。

 

どちらが重要かというと、もちろん「血管の劣化」です。

 

動脈硬化は血管の症状ですから。

 

 

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