お知らせ

 

 

私達は憲法によって言論の自由が守られているので、

食や健康等の問題を主張する事ができます。

 

 

 

 

元々憲法改正賛成派だった人の解説です。

 

 

 

 

谷本議員と一緒に飛行機を降ろされたもう一人の人物・高橋清隆氏について

 

 

 

谷本議員らがノーマスクで強制降機! 釧路空港のエアドゥ機、「憲法違反を公然と行う航空各社への行政指導を国交省に求める」

 

 

一緒に飛行機を降ろされた反ジャーナリスト高橋清隆氏による、谷本誠一議員のインタビュー動画です。

 

 

 

 

 

身近な人が被害に合った時の為に

とりあえずブックマークをお願いします。

 

 

 

 

 

 

月別:2017年02月
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私は、人から健康相談をされた時は、その原因を予測して、根本的に改善する方法を提案するようにしています。

 

 

その相手の状況(化学的な問題なのか、物理的な問題なのか、電気的な問題なのか、精神的な問題なのか)によって、解決策は変わってきますが、どんな状況であれ、食生活の問題については必ず指摘するようにしています。

 

 

怪我であろうが、疾患であろうが、元の状態に戻す為には回復力が必要だからです。

 

 

 

体を作っているのは栄養です。

 

 

 

従って、「不要な栄養」を減らし、「必要な栄養」を摂れば回復しやすいですが、「不要な栄養」が増えたり、「必要な栄養」が不足すれば回復は遅くなります。

 

 

 

何でも栄養が解決・・・というのではなく、栄養状態を整えることが基本なのです。

 

 

 

前回、祖母から「脊椎管狭窄症 せきちゅうかん・きょうさくしょう」がしんどいからなんとかならないか・・・という相談を受けた話をしましたが、

 

 

人の健康管理と相談①脊椎管狭窄症の人が食生活を見直した方がいい理由

 

 

 

祖母の場合は「脊椎管狭窄症」なので、栄養の(化学的な)問題を解決させただけでは、解決にはならないでしょう。骨や筋肉、姿勢の(物理的な)問題もあると思うからです。

 

 

ですが、この疾患も、修復する為には「質的な栄養失調」を改善させて、身体の回復力を上げる必要があります。

 

 

骨格を自分で調整するのは難しいので、本人が出来るのは、食事の改善くらいです。

 

 

 

ちなみに、以下が「質的な栄養失調」の条件です。

 

糖質過多 + タンパク質不足 + 脂肪酸不足 + ビタミン不足 + ミネラル不足

 

 

身体を回復させようと思ったら、この「栄養失調の条件」を潰していかなければなりません。

 

 

 

 

私が見たところ、祖母の問題は、「糖質過多」と「脂肪酸不足」です。

 

 

 

この2つが際立っています。

 

 

 

一応、2年程前からハッキリ指摘しているのですが、それだけでは解決しませんでした。

 

 

「分かっているけど、行動には移せない」という問題があったのです。

 

 

何度も同じ事の繰り返しなので、アドバイスをする方も大変です。

 

 

なので、前回に引き続き、人から健康について相談を受けた場合、どんな感じになるのかお話します。

 

 

本記事では、「悪いと分かっているのに気を付けない理由」と、最後に「後縦靭帯骨化症」についてお話します。

 

 

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食生活の改善を勧める理由

 

 

私は症状が悪化する前から、「糖質を減らして、タンパク質や脂質を多めに摂るように」・・・と、何度もアドバイスをしてきました。

 

 

 

それによって、プロテインを寝る前に飲むようになったので、タンパク質の量は多少マシになったと思います。

 

 

しかし、糖質を止めず、脂質もほとんど摂らない為、大した改善はみられませんでした。

 

 

お菓子やリンゴは普通に食べます。

 

 

それらをよく観察していると、気を付ける気が本人から感じられません。

 

 

 

でも、しんどいからなんとかならないか・・・と相談してくるのです。

 

 

 

知識があっても実行に移さなければ結果は変わりません。

 

 

 

本人の努力が必要なのですが、「元気にはなりたいけど、今の習慣は変えたくない」という甘えがあります。

 

 

 

だから、私に「栄養状態の悪さ」を指摘されると、甘えられなくなるので、煙たいと思います。

 

 

 

甘えたい、耳障りのいい事を言ってほしい・・・という事が分かっているので、ここで、

 

 

 

「あなたの食生活では不健康になる」

 

 

 

・・・と注意するのは酷な事です。

 

 

 

 

言われた方も嫌かもしれませんが、

 

 

正直言うと、言う方はもっとしんどいです。

 

 

 

それでも、長い目で本当に相手の事を考えたら、嫌われてもいいから言うしかありません。

 

 

質問されなければ言いませんが、もし、健康について相談されたり、また、私の前で「しんどい」等と言おうものなら、

 

 

煙たがられても、私は真実を言います。

 

 

何故なら、「本来それを言うべきである職業の人」が言ってくれないからです。

 

 

 

祖母の場合、不調を治すには、糖質を減らし、脂質を摂る事が必要です。

 

 

 

特に糖質の害は大きいです。「食」以外の問題もありますが、彼女の生活習慣を見ていると、ハッキリ言って、これ以上の害は見つかりません。

 

 

他人ならここまで分かりませんが、私と体質が似ているので断言できます。

 

 

そして、私が「食生活を改善させた方が良い」と考える理由は他にもあります。

 

 

年齢が年齢なので、運動で治るとも思えませんし、治療院に通ったり、健康食品をたくさん飲むのも金銭的に負担がかかります。

 

 

祖母に限らず、多くの人は「食事制限(特に、糖質を制限し、タンパク質や脂質の摂取を多くする事)」を、とても難しい事のように言いますが、他の解決策に比べて、これが一番、物理的にも、金銭的にも負担がかからないのです。

 

 

例えば、以下のようなアドバイスはどうでしょう。

 

 

 

  • この症状には、〇〇県にある〇〇という治療院で診てもらうと良い

 

  • この症状には、(80代にはキツイような)〇〇という運動が良い

 

  • この症状には、〇万円の健康食品が良い

 

 

 

 

こういうのは、ハッキリ言って実行が難しいです。資金力、年齢、体力、時間・・・と、相手を選びます。

 

これらに比べると、食事を改善させる事は優しいと思いませんか。

 

 

そう思って、負担がかからない方法をアドバイスしているのですが、それでも、「食事の変更をしなければならない」というのは煙たいようです。

 

だから、注意した時は、渋々納得して少し気をつけますが、またすぐ元に戻ります。

 

特に糖質は好きだから止めたくないのです。本人も「もう歳だから好きなものを食べたい」と言います。

 

 

かといって、体調が悪くなって耐えられなくなると、また私に相談してくるのです。

 

 

同じ事の繰り返しで、いつも決まった流れになります。

 

言い訳の仕方から、「この痛みはなんとかならないか、でも糖質は制限したくない」という思いがひしひしと伝わってきますが、

 

 

 

そんな方法知りません。

 

 

 

私は過去に、糖質を摂りながらあらゆる健康法をクソ真面目に試したけど、糖質に足を引っ張られて、成果がでなかった経験をしています。

 

 

私の歳でそうなら、私と体質がそっくりの80代の祖母にとっていいはずありません。

 

 

 

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食事制限をしない為の言い訳

 

 

当たり前ですが、糖質が原因で起きている不調を治すのに、「食品添加物」や「遺伝子組み換え食品」を排除したり、食材を「オーガニック」に変えてもあまり意味はありません。

 

 

「問題」と「解決方法」がズレているから当然です。

 

 

・・・これは長年私が試した結論です。

 

 

糖質が原因の不調は、糖質を制限すれば改善する

 

 

 

・・・シンプルな理屈なので、祖母も一応、理解はしているようです。

 

 

ですが、どうしてもこの事実を受け入れたくないようで、「それを打ち消してくれそうな理論」を見つけてきます。

 

 

例えば、「ビタミンやミネラルは必要だから、果物や野菜は食べなければいけない」・・・と言って、甘い果物を食べようとします。

 

 

しかし、野菜や果物といった植物性の食品の多くには、微量のビタミンやミネラルと、大量の糖質が含まれています。

 

 

1つの食品の中に複数の栄養素が混在しているので、これらから、ビタミンやミネラルを摂ろうと思ったら、糖質も摂る事になります。

 

 

 

ご存じない方の為に言っておくと、糖質は余ると、体のタンパク質と結びついて化学反応を起こし、その組織を変性させてしまいます。

 

 

これを「糖化反応」と言うのですが、果物に多く含まれている「果糖」は「ブドウ糖」の10倍糖化すると言われています。

 

 

体はタンパク質でできていますから、内臓、肌、髪、血管、当然、骨も変性の対象です。

 

 

「変性した状態」といっても、ピンとこない人もいると思いますので、どんな状態か具体例を挙げておきます。

 

 

 

  • 胃が糖化 → 胃もたれ、胃下垂(重度の糖化)

 

 

肉を食べると胃が気持ち悪くなるが、野菜や穀物や甘い物はいくらでも食べられる理由とは

 

 

  • 関節が糖化 → 関節から音が鳴る

 

 

関節の痛みや理由もなくパキッっと音が鳴る原因は食生活に問題あり。根本的な原因を取り除いてクラッキングを改善させる方法

 

 

  • 血管が糖化 → 動脈硬化

 

 

動脈硬化は悪玉コレステロールではなく、動脈壁の劣化が原因だった

 

 

直接触ったり目で確認することができる「糖化」に、「セルライト」があります。「セルライト」は普通の肥満ではありません。細胞レベルで劣化しているので、表面が硬く、一度ついたら落ちにくいです。

 

 

このように、症状は人によって様々ですが、どこが糖化しても不健康です。

 

 

祖母の「脊柱管狭窄症」は組織の変性や炎症が原因と言われているので、これ以上劣化させたくなければ、糖質を控える必要があります。

 

 

糖化反応(メイラード反応)について分かりやすく説明してみた

 

 

しかし、「植物性の食品」に含まれる様々な成分を、「あれは〇〇が含まれているから、食べた方がいいんじゃないか」、「〇〇を食べると、〇〇という症状に効くらしい」と、私にアピールしてきます。

 

 

私に「果物(糖質)は摂っても大丈夫」と言わせたいのかもしれません。

 

 

また、「あれが原因じゃないのか」、「もしかしたら、この疾患なんじゃないか」・・・と、なんとか、糖質以外の原因(例えば添加物でも何でもいいですが)を作り出そうとします。

 

 

それを悪者にして欲しい。糖質だけは悪者にして欲しくない。

 

 

・・・おそらくそういう心理でしょう。

 

 

しかし、私には通用しません。

 

 

 

以下の記事にも書いていますが、糖質の害をナメ過ぎです。

 

 

糖質の毒性は遅効性。体に合わない物を食べると、表面的には問題がなくても水面下では体が劣化する

 

 

・・・と言っても、私も元々は、穀物や野菜やお菓子・・・と、糖質が好きでしたから、そういう気持ちが全く理解できないわけではありません。

 

 

「糖質が体にダメージを与えなければいいのに...」、そう思った事は何度もあります。

 

 

ですが、「耳障りの良い嘘」を言っても幸福にはなりません。

 

 

脳は喜んでも、身体は確実に悲鳴を上げます。真実を知っている者の責任として、絶対に嘘は言えません。

 

 

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専門家の意見

 

 

それでも、あの手この手をつかって、「糖質を肯定している、専門家の意見」を持ち出してきます。

 

 

ちなみに、以前は「糖質制限をストレートに否定している人」の説を持って来ては、「糖質は摂った方が良いんじゃないの?」と聞いてきました。

 

 

しかし、これまで散々、間違いを正してきましたから、今では、このネタは持ってきません。

 

 

最近持ち出してくるネタは、「別の目的を達成させる為に、結果的に糖質を摂ることに繋がるような説」です。

 

 

 

ハッキリ「糖質を摂りましょう」と言わないところがミソです。

 

 

例えば「抗酸化の為に果物を食べましょう」・・・等です。

 

 

祖母はこのような事を唱える人がお気に入りです。リンゴが食べたいからです。

 

 

確かに、「酸化を避ける事」は重要です。そこだけなら間違っていないのです。でも落とし穴があります。

 

 

もし、これが「酸化を防ぐ為に水素水を飲みましょう」だったら、私も良い考えだと思います。

 

 

水素水なら糖害の心配をする事なく、純粋な抗酸化作用が期待できるからです。

 

 

でも、「酸化を防ぐ為に果物を食べましょう」というのはデメリットが大きいのです。先ほど言ったように、果物には果糖が含まれているからです。

 

 

このような説は、「酸化を避ける事」を指導しているので、一見、健康に導いているように見えます。

 

 

でも、一方で「その果物に含まれる果糖によって、身体が蝕まれる事」に一切触れていないのです。

 

 

「酸化」という敵を叩いているので、いい情報を提供しているように見えますが、違います。

 

 

糖化の罪を軽くしているのです。

 

 

酸化が身体に悪いのは事実ですから、100%嘘を言っているわけではありません。だから、この説を聞いた人は「この人の言っている事は正しい」とコロッと騙されてしまいます。

 

 

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同じカラクリ

 

 

「酸化を防ぐ為に果物を食べましょう」

 

 

・・・この「酸化を防ぐの為に...」の部分が、「ビタミンやミネラルを摂る為に...」に変わっても、その目的の為に糖質を摂れば、やはり同じことが起きます。

 

 

私は昔、ビタミンやミネラルを摂る為に野菜をせっせと食べていました。

 

 

その結果、若いうちから胃下垂、関節から音が鳴る・・・といった糖化の症状が出ていました。

 

 

そして、ある時からリンゴを半年間食べ続けた結果、一気にシワが増えたのです。

 

 

果糖はとどめの一撃でした。

 

 

しかし、糖害に対して無知だったので「ビタミンやミネラルをしっかり摂っているはずなのに、何故?」と、思いました。

 

 

そのことから、果物にはビタミンやミネラルのメリット以上の害があると言えます。

 

 

 

 

 

 

現代の野菜や果物といった植物性の食品は、品種改良によって、原種よりも糖度が上がっています。

 

「食べ物だけで健康を保つ」と、「食事法と栄養補助食品を組み合わせる」ではどちらが優れているか

 

 

 

糖質を摂ると、体はそれを処理する為にビタミンやミネラルを消費します。

 

 

大量の糖質を摂りながらビタミンやミネラルを摂るのは、「穴の開いたバケツに水を入れる」ようなものです。

 

 

 

ミネラルとビタミンを、サプリ等で「健康を保てる程の量」を補ってやれば、糖質の害を打ち消してくれるかもしれません

 

 

 

体が弱かった私は、サプリより糖の害の方が上でした。

 

でもサプリがなかったら、もっと弱っていたと思います。サプリ・健康食品で難病が治る話は私もよく知っていますから、その力は否定しません。

 

 

ですが、これらは拘り始めるとキリがなく、お金がかかります。

 

 

 

しかし、食品に含まれている量では、とてもじゃないけどそこまでの力は期待できません。むしろ、せっかく食べたビタミン・ミネラルは「糖質の代謝」に使われてしまいます。

 

 

糖質は栄養ドロボーなのです。

 

 

 

ついでに言えば、サプリメント・健康食品代ドロボーです。

 

 

野菜や果物を食べるのであれば、このような事実を知った上で、「味を楽しむ為」に留めた方が健康的です。

 

 

専門家にそそのかされて、「健康の為」という概念を持ってたくさん食べると糖害による慢性疾患に繋がります。

 

 

 

 

「やっぱり果物はいいんだよね?」

 

 

 

 

という質問に対して、

 

 

 

「果物を食べてもいいよ、健康的だよ」

 

 

 

・・・等と、私が言うと思ったら大間違いです。

 

 

 

既に、糖化の症状があちこち出ている人に対してそんな事言えるわけありません。

 

 

 

しかし、世の中は違います。「ヘルシー」だと称して、野菜や果物を勧める風潮は根強いです。

 

 

 

これらの情報は、メリットだけで、デメリットを伝えていないので、「偏っている」と言わざるを得ません。

 

 

そして、これらの偏った情報は、「糖質を食べる言い訳」を助長させるのに一役買っています。

 

 

 

「キウイの〇〇っていう成分が良いと言っていたよ」

 

 

「抗酸化食品(ほとんどが糖質)を積極的に食べなさいって言っていたよ」

 

 

 

・・・と、長年、リンゴ等の糖質を摂取し続けて、糖化による不具合があちこちに出ているにも関わらず、本当の原因をかばうようになります。

 

 

 

 

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有害な健康情報の特徴

 

 

本来、一般的な健康情報や専門家は、偏りのない情報を与え、正しい方向に導く存在でなければならないのに、健康を求めて従った人達が、求めていた事と違う結果になるような情報を垂れ流しています。

 

 

その結果、その情報を受け取った人達は混乱します。例えば、

 

 

 

「糖質は食べない方がいいけど、果物は健康的。抗酸化作用があるから。」

 

 

 

 

・・・等といった、健康になりたいのか、不健康になりたいのか分からない、チグハグな事を言う人が後を絶ちません。

 

 

 

お陰様で、この誤解を解くのは大変です。

 

 

 

それは私だけじゃないと思います。

 

 

このような誤解を解くのに苦労されている方がいると思いますので、先程の「抗酸化の為に果物を食べましょう」の話を例に、インチキな健康情報の特徴について説明しておきます。

 

 

 

  • 酸化の危険性を訴えて抗酸化を勧めているので、一見、健康を考えてくれている良い話に聞こえる

 

  • 何故か糖質の害には触れない

 

 

 

冷静に考えると、これはおかしいです。

 

 

 

「糖化」に触れないのは、偶然見落としたからでしょうか?

 

 

それとも、「酸化」に比べて、「糖化」とは取るに足らない「小さな害」なのでしょうか?

 

 

そんな事はありません。ちょっと調べれば分かることです。

 

 

 

ハッキリ言って、「酸化の危険性を把握しているような健康の専門家」が、「糖化」の危険性に気づいていないはずがありません。

 

 

 

その専門家が、ブドウ糖の10倍以上糖化すると言われる果糖を含む果物を、「健康の為に積極的に食べましょう」と言っているのです。

 

 

 

先ほども言いましたが、「糖化」とは、余った糖が身体のタンパク質と化学反応し、変性してしまう事を言います。

 

 

 

だからこそ、健康を考えるなら、糖化は避けなければならないのです。「酸化」ばかりを叩いている場合ではありません。

 

 

従って、野菜や果物を「健康という視点」で紹介する場合、「抗酸化やビタミン・ミネラルのメリット」を語るなら、「糖化のデメリット」を決して伏せてはいけないのです。

 

 

しかし、糖化を取り上げない情報は多いです。

 

 

そのような伝え方をする人の神経を疑います。健康の情報を提供しているように見せかけて、不健康になるように誘導しているのです。

 

 

 

一番恐ろしいのは、専門家に勧められると、本当に「果物は安心なんだ」と信じ込んでしまう事です。「危険だ」という自覚がないので、良いと思ってどんどん食べます。

 

 

りんご、キウイ、バナナ・・・色々混ぜたスムージー。

 

 

「悪質な説」と言わざるを得ませんが、普通の人は「専門家がそこまで胸を張って言うのであれば、間違いないだろう」と思うわけです。

 

 

しかも、多くの人は「美味しい糖質を食べる事を肯定して欲しい」、「糖化の話が嘘であったらどれだけいいか」と内心では思っているわけですから、その専門家の説の方が本当であって欲しいのです。

 

 

悪はそんな人達の心理を心得ています。

 

 

最近は一時期に比べると、「糖質を食べなければならない」とか、「動物性食品は悪だ」といった、あからさまな表現は減ってきています。

 

 

今時そんな事を言えば、知っている人からすればバカ丸出しですから、これでは誰もミスリードできません。

 

 

従って、別の方法で、糖質離れを止めようとします。

 

 

「糖質を食べるべき理由」を発信して、「糖質の害」を弱小に偽るか、さりげなく触れない、無視するという特徴があります。

 

 

また、「大して重要じゃない(どうでもいい)成分」が、さも健康に役立つかのようにアピールし、そこに注目させる事で、糖質過多、脂肪酸不足、タンパク質不足・・・といった重要なところに注目が集まらないようにもします。

 

 

で、その「どうでもいい成分」を摂る事が重要だと信じ込んだ人は、「それと一緒に含まれている糖質」をついでにたっぷり摂ってしまう・・・というオチになります。

 

 

健康に気をつけているつもりで、体にダメージを与えているのです。

 

 

これが、健康志向の人に限って、何故か不健康になる理由です。

 

 

その為、世間では、「健康に気を付けない方が元気になる」とか、「健康に気をつける事に意味はない」、「有害物質を避ける必要はない」・・・と、健康に気をつける事を悪く言う人がいます。

 

 

しかし、悪いのは「健康に気をつける事」ではなく、「間違った情報を掴む事」なのです。

 

 

 

 

わざと嘘を教えて、人々が選択を間違うようにする仕組みはいたるところで見られます。

 

教育と洗脳は紙一重、確認をしなければどんな学問もただの信仰である

 

 

【注意】癌の本質を理解していないと症状が悪化する治療法を選択します

 

 

 

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糖質を食べると確実に弱る

 

 

そんな専門家のせいで、私が言っても言っても、果物を食べる事を止めないわけです。

 

 

祖母は80代ですが、先日、血管年齢が10歳以上上だと言われてガックリきていました。

 

 

 

私からすれば、

 

 

 

「そりゃそうでしょ」です。

 

 

 

 

 

「リンゴは良い、リンゴは良い」と言っても、結果を見れば火を見るよりも明らかです。

 

 

 

食材に含まれている僅かなビタミン・ミネラルが糖化の害から守ってくれますか?って事です。

 

 

 

まあ、リンゴに含まれている量じゃ無理です。

 

 

 

当然、血管だけでなく、他のところもまんべんなく弱るはずです。

 

 

 

組織の変性や炎症が原因である「脊柱管狭窄症」が悪化してもおかしくはありません。

 

 

 

 

後縦靭帯骨化症の原因

 

 

祖母は「脊柱管狭窄症」と診断されたのですが、症状が一向に良くなりません。

 

 

なので、それを見た周囲の人から「あれが良いんじゃないか」とか、「これが原因じゃないのか」と色々なアドバイスをされます。

 

 

 

で、人から「後縦靭帯骨化症 こうじゅうじんたい・こつかしょう」という疾患の特集がされている健康系の月刊誌を渡されて、「ひょっとしてこれじゃないのか?」と言われたみたいです。

 

 

 

祖母から、当てはまるから見て欲しいと言われたので、それを読みました。

 

 

 

靭帯が骨化・・・と、細胞の変性である「糖化」を彷彿とさせるような名前です。

 

 

 

そう思いながら中身を読んでみると、名前の通り「糖化の特徴」が出ている疾患だという事にすぐに気が付きました。

 

 

 

しかし、「後縦靭帯骨化症」について、アレコレと述べられているものの、ご多分に漏れず病気の核心(糖化)には全く触れない内容でした。

 

 

 

これを読んだ時、核心に触れない様子があまりにも露骨だったので、「あぁ、またか」と思いました。

 

 

 

この世の多くの健康情報はこんなのばかりなのでうんざりします。

 

 

 

しかし、このような情報を信じる人が身近にいるので放っておけません。

 

 

 

というわけなので、注意して欲しいところをまとめます。

 

 

 

「後縦靭帯骨化症」の特集を要約すると、以下の事が書かれていました。

 

 

 

 

 

  • 後縦靭帯骨化症とは、脊椎の中を縦に走る後縦靭帯が骨化する病気である。

 

  • 骨化が原因で、脊髄が入っている脊柱管が狭くなり、神経が圧迫される。

 

  • 手足のしびれ・痛み・運動障害等を引き起こす。

 

  • 何故か日本人に多く発祥する(潜在的な患者を含めると100万人以上)。

 

  • 免疫の異常の可能性もあり。

 

  • 線維組織である靭帯が骨化してしまうのか原因がわかっていない。

 

  • 根本的な治療は見つかっていない。

 

 

 

 

糖化の知識がある人が、ここに書かれている特徴を読めば、「糖が関係しているのではないか」とピンとくると思いますが、この特集の隅から隅まで読んでも、「糖化」の「と」の字も出てきません。

 

 

酷いものです。

 

 

そして、注目するべきところは、以下の2つです。

 

 

 

  • 日本人に多く発祥する

 

  • 原因が分かっていない

 

 

 

この特集は、途中までは勢いが良かったのに、最後の最後で急に歯切れが悪くなっていました。

 

 

私は、他の事は散々詳しく述べられた後で、「原因がわかっていない」と締めくくられている病気は、この病気に限らず、信用しない事にしています。

 

 

 

本当の原因がわかっているにも関わらず、隠している可能性もあるからです。

 

 

 

 

そして、糖質が原因の疾患は、このようにはぐらかされる事が多いです。

 

 

 

 

 

 

「日本人に多く発祥する」という理由も深く考えなければいけません。

 

 

 

糖質の多い和食を食べる日本人の栄養状態と無関係ではないでしょう。

 

和食は素材の味を生かした料理だという嘘と、日本人が不健康な白米を止められないワケ

 

 

 

私が「糖質、糖質」と言うと、「なんでも糖質のせいにするな!」と言われそうですが、気付いていないだけで糖害の影響は大きいのです。

 

 

世の中に健康を害する有害物質は多いですが、その中でも、摂取量が最も多いのが糖質です。

 

 

で、ネットで検索してみると、以下のような情報が見つかりました。

 

 

『自然食品ヘルスケア事業部 老化促進物質であるAGEs。』より引用

 

AGEsが蓄積し、体内にはびこると、動脈硬化が進んだり、骨がもろくなったり、肌が荒れたり、白内障、非アルコール性脂肪肝、さらにはアルツハイマーのリスクになったりします。

 

他にも、AGEsは、糖尿病性合併症、後縦靭帯骨化症、筋委縮、関節リウマチ、加齢黄斑変性、インスリン抵抗性、歯周病、神経変性疾患、皮膚疾患、皮膚老化などのさまざまな疾患の発症の原因になります。

 

 

 

AGEsとは、タンパク質の糖化反応に因って作られる生成物の総称の事です。

 

 

AGE(終末糖化産物)について分かりやすく説明してみた

 

 

 

思った通り、AGEsが「後縦靭帯骨化症」の発症の原因になると書かれています。

 

なのに、特集で「原因は分かっていない」と言い張るのです。

 

 

このように、世の中には、原因が分かっていない事になっているけど、よく見たら「糖質が原因と見られる疾患」が多くあります。

 

 

 

でも、専門家がそこを無視するから、多くの人は、いつまで経っても「糖質の害」を認めようとしないのです。

 

 

 

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時々、身近な人から健康相談をされます。

 

 

そんな時は、今に至るまでに集めた知識を総動員して、出来る限りのアドバイスをします。

 

 

それが好きなので、苦にはなりませんが、時々疲れる事があります。それは、

 

 

同じ事を何度言っても、理解せず、注意したのにも関わらず、同じ過ちを繰り返し、また同じ相談をしてくる

 

 

・・・というパターンです。これがキツイ...。

 

 

このような事が何回あったかわかりません。「またか・・・」という感じですが、今度こそは分からせたいと思って説明します。

 

 

今回もまたです。

 

 

祖母に相談されました。

 

 

せっかくですので、このやりとりが具体的にどんな感じになるのかをお話しようと思います。

 

 

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脊柱管狭窄症による傷み

 

 

相談は始めてではありません。

 

 

一番最初に相談されたのは、今から約2年前です。

 

 

祖母は「脊椎管狭窄症 せきちゅうかん・きょうさくしょうと診断されました。

 

 

「腰から足にかけて痛い」と言っていたのですが、今も症状は良くなっていません。むしろ、酷くなって、時々、痛くて寝られない時もあります。

 

 

「脊椎管狭窄症」とは、腰の脊柱管が何らかの原因で狭くなって、神経が圧迫されることによって痛みや痺れが出る疾患です。

 

 

 

『介護ポストセブン 「脊柱管狭窄症」の痛みを緩和!高齢者も注目の治療って?』より引用

 

 

脊柱管狭窄症の症状は坐骨神経痛と間欠性跛行が特徴

 

 

脊柱管狭窄症の原因の多くは、加齢による骨の変形や、骨周囲の組織の変形や炎症にあります。

 

特徴的な症状には、「坐骨神経痛」と「間欠性跛行(かんけつせいはこう)」が挙げられます。

 

まず、坐骨神経痛ですが、脊髄の通り道である脊柱管が狭くなることによって神経が圧迫され、下半身のしびれや痛みが生まれるのです。

 

 

 

 

ある日突然痛みが出たので、「今までこんな事はなかったのに...」とか、「歩けなくなるかもしれないからどうすればいい?」と相談されました。

 

 

それは、私が糖質制限を始めて間がない頃でした。

 

 

スーパー糖質制限によって劇的な体質の変化を感じていた真っ最中だったので、祖母も「糖害を減らせば少しはマシになるかもしれない」と思いました。

 

 

そこで私は、身体を傷つける糖質を止めて、脂質やタンパク質をしっかり摂って体を回復させるようにアドバイスをしました。

 

 

どんな疾患であろうと、身体の修復の為には、栄養は必要だと思ったからです。

 

 

 

祖母に糖質制限を教えたのはその時です。元々虚弱体質なので、ちょうどいいと思いました。

 

 

 

ここで、「脊柱管」の問題だから食事は関係ないだろ・・・と思う方の為に、何故「糖質制限」が必要なのかを説明します。

 

 

 

上の引用元に、

 

 

 

>原因の多くは、加齢による骨の変形や、骨周囲の組織の変形や炎症

 

 

 

 

・・・とありますが、

 

 

「組織の変形や炎症」の原因として最も考えられるのは「糖質」です。

 

 

 

 

組織の変形や炎症の原因

 

 

まず、「組織の変形」について説明します。

 

 

 

人体を構成している成分のうち、「水」約59%の次に多いのが「タンパク質」です。体の約18%を占めます。

 

 

「タンパク質」は体の材料です。

 

 

糖質は余ると、体内の「タンパク質」と結びついて「糖化反応」します。

 

 

そうすると、「タンパク質」が変性します。

 

 

「糖化反応」が起こると細胞が劣化するので、その部分は弱ります。

 

糖化反応(メイラード反応)について分かりやすく説明してみた

 

 

 

そして、その人の「先天的に弱い部分」から症状が表れていきます。

 

 

関節かもしれないし、骨かもしれないし、肌かもしれないし、内臓かもしれない。

 

 

「遺伝的に弱い部分」は人それぞれなので、同じように糖質を摂っていても、現れる症状は人によって様々です。

 

 

症状も一つだけとは限りません。糖化している人は一箇所だけではなく、いくつも症状が表れます。

 

 

私も糖化が酷かったのですが、胃下垂、関節から音がなる、髪質が悪くなる、セルライトができる...等、複数表れました。

 

 

これらは、一見「老化」に見えますが「糖化」です。

 

 

祖母も症状の一つとして「脊柱管狭窄症」があるだけで、その他にも糖化による症状が見られます。

 

 

 

 

ちなみに、糖質が「炎症」を起こす理由は、以下の記事に書いています。

 

炎症と自己免疫疾患について分かりやすく説明してみた

 

 

 

気付いていない人は多いですが、糖質は体にダメージを与えます。

 

 

 

 

しかし、祖母は糖質を食べすぎです。

 

 

体に表れている様々な不具合に、食生活が影響していることは間違いありません。

 

 

従って、「脊柱管狭窄症」の対処療法だけでなく、食事を見直す必要があるのです。

 

 

 

そしてこれは、「脊柱管狭窄症」に限った話ではなく、他の疾患にも言えることです。

 

 

よく、年齢のせいにしたり、「食事は関係ない」と言う人がいますが、体を細胞レベルで強くするのも弱くするのも、日々の栄養です。体という素材が弱っていては、どんな健康法も治療法も効果は薄れるでしょう。

 

 

 

では、「どんな風に栄養に気を配ればいいのか」についてお話します。

 

 

 

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質的な栄養失調

 

 

健康を保つ為には、栄養のが重要です。

 

 

カロリーが足りていても、栄養の質が悪い状態の事を「質的な栄養失調」と言います。

 

 

そして、以下が「質的な栄養失調」の条件です。

 

 

 

糖質過多 + タンパク質不足 + 脂肪酸不足 + ビタミン不足 + ミネラル不足

 

 

 

この状態では、健康を維持することは難しいです。

 

 

これを解決するには、「質的な栄養失調」の条件を潰していけばいいのです。

 

 

 

そして、ここがポイントなのですが、現代人(特にバランスの良い食生活を送っている人)のほとんどは、質的な栄養失調に陥っています。

 

 

 

例外もありますが、日本人の食生活では、糖質過多、タンパク質不足、脂肪酸不足になりやすいからです。

 

 

そして、それによって起こる状態が以下です。

 

 

 

  • 糖質過多・・・糖化、炎症

 

  • タンパク質不足・・・体を作る材料がないので、体の組織が弱る

 

  • 脂肪酸不足・・・エネルギー不足

 

 

 

「脊柱管狭窄症」は、糖質過多とタンパク質不足の影響が大きいです。

 

 

私が祖母に、糖質を減らしてタンパク質や脂質を多く摂る「糖質制限」を薦めたのはこのような理由からです。

 

 

 

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体質と食生活

 

 

糖質制限をする前の私は、体がとても弱かったのですが、そのほとんどは糖化が原因でした。糖質を断ったことで、それまで何をやっても改善しなかった疾患や不快な症状の多くは、あっけなく消え去っていきました。

 

 

なので、私と体質が似ている祖母も同じである可能性が大きいです。

 

 

ですが、虚弱レベルは私より酷いです。

 

 

祖母はこれといった大病はしていないのですが、体のあちこちが満遍なく弱く、食も細いです。60歳過ぎてから健康食品をあれこれと飲むようになり、多少元気に動けるようになったそうです。

 

 

その上「アスペルガー症候群」と「多動性障害」の特徴があります。

 

 

 

しかし、祖母の姉妹は80過ぎですが、みな長生きです。だから、私の判断では、本来は「長生きの家系」なのだと思います。

 

 

従って、祖母が虚弱体質なのは、「栄養状態の悪さ」が原因である可能性が高いのです。

 

 

食生活は、昔の私のように、動物性の食品を避けて、植物性の食品が中心で、甘いもの好きです。特にリンゴが大好きです。これでは、糖質過多で、脂肪酸とタンパク質が足りません。

 

 

そして、彼女の現在の食の嗜好から、過去の食生活を想像すると、人生を通して「質的な栄養失調」だった事は間違いないと思います。

 

 

ひ弱でも長く生きているという事は、「質的な栄養失調」を改善すれば、かなり健康になるのではないかと思っています。

 

 

 

ただし、発達障害である「アスペルガー症候群」と「多動性障害」に関しては、祖母の栄養状態が悪い・・・というより、曾祖母が祖母を妊娠中に、鉄タンパク不足だった可能性があります。

 

 

鬱や睡眠障害や発達障害の原因を栄養の視点から考える。鉄不足が脳に与える影響は深刻だった

 

発達障害を遺伝として片づけない。母親の鉄不足が子供の脳に与える影響とは

 

 

 

 

 

栄養状態

 

 

一番最初に相談を受けた時、2年前の祖母の栄養状態はこんな感じでした。

 

 

 

  • ミネラル + ビタミン はそこそこ足りている

 

  • タンパク質不足

 

  • 脂肪酸不足

 

  • 糖質過多

 

 

 

祖母の場合は、60代から健康食品を飲んでいます。それによって、ビタミンやミネラルは普通の人よりは足りていると思います(60代で少し元気になったようですから)。

 

 

サプリメントや健康食品に対する考え方と、飲む理由について

 

 

 

飲んでいて、それでも体調が悪いという事は、それ以外のところに問題があるという事です。

 

 

この状況を俯瞰で見た場合、ビタミンやミネラルをもっと増やすよりも、まず先にやる事があります。

 

 

それが、タンパク質不足、脂肪酸不足、糖質過多をなんとかする・・・解決させなければならないのはこの部分です。

 

 

これは祖母だけではなく、過去の私にも当てはまります。

 

 

過去の私も、健康食品は飲んでいましたし、ビタミン・ミネラルの摂取を意識した料理を作っていました。

 

 

しかし、そこを気をつけても、気をつけても一向に元気になりませんでした。それ以上ビタミン・ミネラルを強化しても、お金がかかるだけでした。

 

 

でも、効果がなかったのは、当然です。

 

 

問題は「糖質過多」と「脂肪酸不足・タンパク質不足」なのに、それを解消する努力を怠っていたのですから。

 

 

ビタミン、ミネラル不足が原因の場合は、ここを正さないといけません。

 

 

栄養を補うのは大事ですが、「何が多すぎて、何が足りていないのか」を考えないでやると効果がありません。

 

 

どんなに成績が優秀でも、素行が悪かったら、進路に影響しますよね。そこで素行の悪さを正さず、さらに学業だけ磨いても、問題である素行の悪さはそのままですから、結果は変わりません。

 

 

自分が正すべきところは何かを良く考えて努力したほうが、圧倒的に効率が良いです。

 

 

というわけで、祖母には糖質を少なくして、動物性の食品を多く摂るように言いました。

 

 

そして、寝る前にプロテインを30g飲むようになりました。

 

 

 

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糖質過多と脂肪酸不足

 

 

私がアドバイスをして2年近く経ちましたが、症状が酷くなりました。

 

何度も言ったのですが、タンパク質の量以外は以前とほとんど変わっていません。

 

以下は、祖母の今年の初めの栄養状態です。

 

 

 

  • 2年前からプロテインを飲んでいるので、タンパク質は以前よりは足りている

 

  • バターや肉の脂身などは、ムカムカして食べられない

 

  • 仏壇のお供えと称してリンゴを食べ、頂き物をもらえば食べる...で糖質過多

 

 

 

「タンパク質不足」は多少解消されたようですが、「脂肪酸不足」と、「糖質過多」は治っていません。

 

 

一応、気にはしているみたいで、昔よりはお肉を買うようになりました。しかし、脂はあまり摂っていません。

 

 

ムカついて食べられないというのもありますが、医者に「コレステロールは良くない」と言われて脂を摂る事を恐れるのです。

 

 

「コレステロールが上がるから、脂を控えてバランスの良い食事をしろ」という理論は、糖質過多(バランスの良い食事)に傾きます。

科学や論文のインチキはコレステロールが教えてくれる

 

 

 

一番の問題は、糖質をなかなか減らさないことです。

 

 

そして、糖質を減らさなければ「胃の糖化」が治らないので、肉や脂が気持ち悪くて食べられません。悪循環です。

 

肉を食べると胃が気持ち悪くなるが、野菜や穀物や甘い物はいくらでも食べられる理由とは

 

 

 

糖質は体の回復力の足を引っ張り、体を傷つけます。不調の原因が「糖質過多」なのですから、減らさなければ悪化して当然です。

 

 

注意をすると、たまに減らしますが、すぐに元に戻ります。これの繰り返しです。

 

 

 

 

注意する

そのときは納得

気をつける

また元に戻る

調子が悪くなる

また聞く

 

 

 

相変わらず痛いようで、彼女の方から「このライフスタイルは健康に良いかどうか」を聞いてきます。

 

 

しかし、何度も同じ事を言う事になります。

 

 

原因が同じだからそうなります。

 

 

同じ事を繰り返す理由は、「考えていない」、「表面的な情報に流される」、「甘え」です。

 

 

 

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同じ事を注意しても改善しない理由

 

 

私は糖質制限が何故効果があるのか、その理屈を何度も丁寧に話しました。参考になりそうな書籍はもちろん、ネットで有益な情報があったら、拡大コピーして、ファイルにまとめて読んでもらいました。

 

 

祖母はいわゆる学校のお勉強(文系です)は大好きなタイプなので、本や資料等はめんどくさがらずに読んでくれます。

 

 

しかし、自分で考えるのは苦手のようです。

 

 

そのおかげで分析ができませんし、情報に流されます。

 

 

これが困るのです。

 

 

今回は、知り合いに、「足が痛いのは、後縦靭帯骨化症じゃないか」と言われたみたいで、その信憑性はどうなのかを私に聞いてきたのです。

 

 

祖母から健康系の月刊誌を手渡されたので見てみると、「後縦靭帯骨化症(こうじゅうじんたい・こつかしょう)」という病気の事が特集されていました。

 

 

祖母の症状に当てはまるみたいで、「とりあえず読んで欲しい」と言われました。

 

 

なので、それを預かってきました。

 

 

情報を貰ってくる事自体は悪くないのですが、私が言った本質を全く忘れて、常に新しい情報、新しい情報と流れていく事が問題なのです。

 

 

 

この「後縦靭帯骨化症」の説明も読んでみると、本質には触れられていませんでした(詳しくは次回お話します)。

 

 

・・・こういう事は、一度や二度ではありません。

 

 

 

考えない人×情報錯乱=得る物はない

 

 

祖母には、私の他に健康のアドバイスをしてくれるお友達や親戚がいます。年齢が年齢なので、人と話をすると健康の話題が多いです。

 

 

また、「ネットワークビジネスで健康食品を売っている人」が周囲にいるので、そちらからの情報もあります。

 

 

アドバイスをする側は親身になって情報提供しているのですが、テレビや雑誌、あるいは「自身のやっている健康関連の商売」から得た知識なので、病気の本質には絶対触れない情報なのです。

 

 

 

健康関連の商売の知識では病気の本質が分からない理由については、以下の記事に書いています。

 

 

特定の健康食品の宣伝文句から距離を置いた方がいい理由

 

 

 

祖母の為を思ってわざわざ情報提供してくれた事自体は非常にありがたい事です。

 

 

でも、この流れは断ち切らないといけないので、私は心を鬼にして厳しい事を言います。

 

何故私が、心を鬼にするかというと、それが情報錯乱に他ならないからです。

 

 

 

甘え

 

 

改善出来ないのは、本人の気持ちの問題・・・もありますが、誘惑に負けてしまうような環境の問題も大きいです。

 

 

何故、多くの人が「健康に気をつけよう」と思っているのにも関わらず、途中で挫折してしまうのか・・・。

 

 

それは、「つい甘えたくなってしまう罠」が散らばっているからです。

 

次回はその罠と、「後縦靭帯骨化症」の原因についてもお話します。

 

 

人の健康管理と相談②食事制限が出来ない理由と後縦靭帯骨化症の原因へ続く

 

 

 

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続いていた根幹治療も終わりにさしかかり、型取りまでたどりつきました。

 

 

 

この根幹治療を機に、歯の知識をもっと深めたいと、歯に関する情報を集めるようになったわけですが、この分野は知らない事が多かったので、良い学びになったと思います。

 

 

そして、調べていて「これは当てにならないな」と思う情報もあれば、知っていて有益だった情報もありました。

 

 

「どんな医療情報が真実で、どんな医療情報が当てにならないのか」

 

 

 

・・・というのは、このブログのテーマでもありますので、今回は「歯医者さんに関係する情報をネットで集める事」について、私が感じた事をお話しします。

 

 

 

「歯科には縁がない」という方も、他の科の医療情報を探す時にも当てはまる事ですので、「歯科」という単語を、医療全般に置き換えて読んでみて下さい。

 

 

 

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インターネットを使った病院探しは当てになるか

 

 

これは△~×と判断しました。その理由を説明します。

 

 

△~×としたのは、手に入ったパズルのピース、情報量によって決まるからです。

 

 

単純に考えて、情報というのはピースが多ければ多い程、全体像が鮮明に掴めるようになります。

 

 

そして、医療や栄養など、知識を調べる場合と違い、病院を調べる場合は基本的にピースが少ないと思って下さい。

 

 

大きな町の有名な病院であれば、病院の公式ホームページ以外にも、口コミサイトや、ブロガーの体験談など、情報がちらばっているかもしれません。

 

 

その場合、病院自身のホームページだけでなく、患者側の視点で書かれた「客観的な情報」が手に入ると思われるので、まあまあ参考になるかもしれません。

 

 

ですが、これが「地方の個人が経営する医院」であれば話は変わってきます。

 

 

地元の歯医者を色々と探してみて思ったのですが、ネット上にはこれだけ情報が溢れているのに、「歯科医院の情報」は意外と少ないと感じました。

 

 

公式ホームページがないケースも珍しくないのです(※あくまで私の地域の歯科医院の話です)。

 

 

 

 

的外れな歯医者の口コミ

 

 

公式ホームページが存在しない・・・

 

 

そうなってくると頼れるのは口コミサイトですが、投稿数が圧倒的に少なく、0のところが目立ちました。

 

 

あったとしても、「待合室が綺麗だった」とか、「優しい対応だった」とか、「駐車場がどうだった」とか、医師の腕等、医療の本質とは関係ない評価が目立つので、正直あまり参考になりませんでした。

 

 

医療と関係ない部分の評価を全て否定するわけではありませんが、どちらかと言うと、知りたいのは、「どういう症状で訪れたか」、「治療はどうだったか」、「宣伝と実態に差がないか」、「その後再発がないか」等です。

 

 

これらの情報が記載された口コミは本当に稀で、手に入りにくいと思いました。

 

 

同じ地域の口コミでも、飲食店の場合なんかだと、「料理の本質と関係ない部分」以上に料理の技術、質に対しても鋭く分析されていたりするのですが、対象が医療の場合は、どうしても本質ではなく枝葉の部分の評価に偏ってしまう傾向があります。

 

 

ただ、素人が医療を分析するのは難しいので、これは仕方のない事だとは思います。

 

 

 

だから、医院の口コミは、「雰囲気」とか、「立地」等の話になってしまうんだと思います。

 

 

これでは、料理の器や接客ばかりを褒め、肝心の料理についての意見がないようなものです。

 

 

以上が口コミの残念な点です。

 

 

 

で、仮に歯科の公式ホームページがあった場合、それを頼る事になるわけですが、注意が必要です。

 

 

ホームページで書かれている事を期待して行っても、実際は違う事もあるからです。

 

 

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ホームページで書かれている内容と実態が微妙に違う

 

 

今回、私は「根幹治療を得意としていそうな医院」を探し、その中からCTを備えている事をアピールしている医院に行きました。

 

 

期待して行ったものの、根管治療にはCTではなくレントゲンを使われました。

 

 

素人が「えっ?CT使わないんですが」等と言えば、感じが悪い事極まりないですので、聞けませんでした。

 

 

症状が酷くなって心配になってようやく言ったのです。

 

 

私が骨髄炎の可能性があるかもしれないから確認の為にCTを撮ってもらえないかとお願いしたところ、撮ってもらえたのですが、それでも撮って欲しい理由を説明するまでは「何のために?」と言われました。

 

 

 

 

 

 

ホームページに紹介してあっても、使わないのであれば意味がありません。

 

 

だから、ホームページで「いいな」と思っても、それが現場で反映されているかどうか、実際に医院に問い合わせてみる方が良いかもしれません。

 

 

 

 

公式ホームページと口コミについて

 

 

このように、(やらせでなければ)口コミは素直な患者の意見が拾えるのですが、その内容が医療の本質とは関係ない事なので当てにならず、医院のホームページは医院の大まかな情報が得られるが、場合によって記述してある内容と異なる事があるので当てにならない事もあります。

 

 

ここまで、「口コミ」と「公式ホームページ」の欠点を述べてきましたが、じゃあ、だからと言って「インターネットの情報は当てにはならない」のかというと、それは少し違います。

 

 

欠点があったとしても、「インターネットが当てにならない」のではありません。

 

 

たまたま得た情報の質が悪かったのです。

 

 

今回のケースだと、質が低かったのは、以下の2つが原因です。

 

 

 

 

  • 口コミという「客観的な情報」の量が足りない事(やらせもある)

 

  • 情報源が公式ホームページ等の宣伝だけになる事

 

 

 

そして、それを載せている媒体がたまたまインターネットだった・・・というだけに過ぎません。

 

 

公式ホームページは、インターネットという手段を使っていますが、「宣伝」ですから、マイナスになるような事は書きません。宣伝を当てにするのは危険です。

 

 

価値があろうとなかろうと、とにかく売り込みたい対象を良く見せるのが宣伝の役割なのですから、これを「真実」と捕らえてしまうことに問題があるのです。

 

 

メディアであろうが、インターネットであろうが、宣伝は宣伝です。

 

 

「良く見せているに過ぎないのだから期待はずれでも仕方がない」・・・宣伝に対してはそう割り切って情報収集しましょう。

 

 

こういう事がわかっていないと、「宣伝」や、「宣伝の為に雇われた専門家の発言」を真実だと思い込み、騙された結果、その情報源ではなく、何故か媒体であるインターネットのせいにしてしまうのです。

 

 

ネットで真実を探す時に大事な事の一つは、「利益誘導の意図がない情報」を掴む事です。

 

 

その情報が宣伝かどうか、そこに注目しましょう。

 

 

 

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先生の情報発信には注目する価値がある

 

 

ただし、公式ホームページで比較的参考になると思えるものがあります。

 

 

これはある場合と、ない場合があるのですが、時々、先生が情報発信されている事があります。

 

 

そういう記事があれば、先生が勉強熱心かどうか、読者に対してどういう反応を示す人か、考え方等がなんとなく見えてきます。

 

 

数ヶ月観察していると、人柄くらいは、文章から推測する事ができます。

 

 

ホームページの「理念」のページで、さらっと綺麗事を述べるのは簡単ですが、長期間、情報発信するのは大変だと思います。

 

 

そういうコツコツした部分から、人柄の良さがにじみ出ているのであれば、私の経験上(糖質制限を実践している医師等を見てきて)、それは良い先生の可能性が高いです。

 

 

当然ですが、この方法では「情報発信をしていない先生」を見極めることはできません。

 

 

「情報そのもの」がないのですから、現場に行って自分の目で確かめるしかありません。

 

 

 

 

インターネットの強み

 

 

ネットの強みはなんといっても情報量です。

 

 

多くの情報を見比べていくと、「辻褄の合う事」と、「辻褄の合わない事」がハッキリしてきます。

 

 

それを繰り返していくと、次第に何が真実か見えてきます。

 

 

この作業が出来る事こそ、ネットの魅力だと思っています。

 

 

その為、「情報量が少ないテーマ」の場合は、残念ながら強さが発揮されません。少ない情報にすがってしまうのは危険です。

 

 

地方の個人がやっているお店、医院となると、分析するだけの情報量が少ないので、選定する作業も精度が落ちます。

 

 

たった一つしかない宣伝を頼りにせざるを得ません。

 

 

「利益誘導が目的ではない、複数の第三者の客観的な意見」がないのは、調べる上で痛いと言えます。

 

 

 

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医院の美しい公式ホームページとガイドブック

 

 

ホームページが異様に豪華な歯科医院は多いです。

 

 

これについては、以下のサイトでその理由が書かれてありましたので参考に。

 

 

『デンターリスク|歯医者の裏話 歯科医院ホームページの落とし穴』より引用

 

歯科医院ホームページの見るべきところ

 

 

近所で歯科医院を探すためホームページを検索してみると、驚くほどの件数が表示されます。

 

 

2014年現在『歯医者』というキーワード検索で、約600万件ほどのヒット件数がありますが、同様のキーワードに『歯科医院』『歯科クリニック』『デンタルクリニック』などがあることを考えると、非常に多くのサイトが存在することがわかります。

 

 

ウェブ制作の業界でも歯科医院のホームページ制作といえば、定番のお仕事と言えるほど、多くの歯科医院が宣伝費にお金をかけて立派なウェブサイトを持っています。

 

 

当然ながらどのウェブサイトも『素晴らしい経営理念』や『安心』『安全』『清潔』『高い技術』を謳い、どの歯科医院が本当に素晴らしい歯科医院であるかを見極めるのは非常に困難です。

 

 

このように、豪華絢爛のホームページはお金がかかるとの事です。

 

 

逆に言えば、お金をかければ見栄えの良いホームページを作る事ができるというわけです。

 

 

『僕の審美歯科ガイド 差し歯治療体験記 06 ~ 歯医者さんに告ぐ』より引用

 

 

僕はIT系の仕事をしているので医療関係のホームページが普通以上にコストが掛かるってのは聞いてる。

 

 

薬事法やら医師法やらの関係でデリケートなんですよね。

 

 

医院自らサイトを製作している場合は別でしょうが、お金をかけてホームページを製作した場合、その料金は、設備代などとともに、上乗せされる可能性もなきにしもあらずです。

 

 

宣伝の話のついでに付け加えますが、病院を紹介したガイドブックってありますよね。「〇〇県、20XX年度版」みたいな。

 

 

 

私は昔バイトで、病院に「ガイドブックに載せませんか?」みたいな営業の電話をかけてました。

 

 

あれも病院がお金を払って本に載せているので、宣伝です。言うまでもありませんが、腕がいいから載っているわけではありません。

 

 

 

 

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ネットで医療情報探しは当てになるか

 

 

これはです。大いに調べましょう。

 

 

ただし、注意もありますから、そのことも踏まえて、「情報収集する姿勢が大事だ」と言う理由をお話します。

 

 

ネットで検索すると、「治療の内容」、「良い歯医者の選び方」、「歯科相談」等、あらゆる情報が手に入ります。ほぼ必要な情報は手に入るのではないかというくらいです。

 

 

これらを調べていてよく遭遇するのが以下の言葉です。

 

 

 

 

  • ネットの情報はあてにならない

 

  • いいかげん

 

 

 

・・・という記述です。(歯科医師や専門家が述べられている場合がほとんどです)。

 

 

これ、結構多いんです。しかも、何故当てにならないのか、その理由が具体的に説明されていません。

 

 

とにかく大前提としてネット=いいかげんという図式があるのです。

 

 

まぁ、「自分で調べた事を医院で主張し、医師の判断に聞く耳を持たない人」に困っている医療関係者にとってはうんざりかもしれません。

 

 

ですが、そういう人がいるからといって、調べる事自体を「中途半端な知識」と揶揄したりするのはどうなのでしょうか。

 

 

医師が間違っていたら終わりです。

 

 

現実に、医師や専門家の唱える医療や栄養の一般論は嘘デタラメが多いです。

 

 

自分で調べなければ間違った方向に誘導されるようになっています。

 

 

 

 

 

 

一方で、医師の意見を頑なに信じない患者にも問題はあります。

 

 

調べるのなら、考え、話し合い、医師が納得するような説明をする必要があります。

 

 

私も調べるタイプです。

 

 

今回の歯の事もそうですが、最初は医師にしっかり自分の考えを述べますが、話をして、「私が思っている事よりも医師の説明が理に適っているな」と思ったら、あっさり医師に従います。

 

 

どんなに事前に調べていようがです。

 

 

優秀な先生であれば、論証付きで話してくれるものです。

 

 

その代わり、整合性のとれない話だったり、ハギレが悪かったりしたら、自分の考えでいきます。

 

 

調べるだけじゃなく、それが正しいのかどうか思考、検証する事が大切です。もし、これが出来ないと、考えが間違っていた時に軌道修正が出来ません。

 

 

これはマズイ。

 

 

患者だけでなく医師にもこの柔軟性は必要です。

 

 

 

調べるだけで思考をしない患者も問題ですが、「思考していない」という点では、「ネットの情報はインチキ」と決め付ける人も同じなのです。

 

 

この人達も思考していなかったから、ネットのインチキな情報に騙され「ネットの情報はインチキ」という結論に至ったに過ぎません。

 

 

ネットから有益な情報を得ている人は、「ネットの情報はインチキ」とは言いません。

 

 

 

一部にいい情報があるからといって、全体がいい情報ではないし、

 

 

一部に悪い情報があったからといって、全体が悪い情報とは限りません。

 

 

 

当たり前ですね。

 

 

玉石混淆の中から、吟味、分析をし、真実を探り当てるのです。間違うこともありますが、それなら軌道修正すれば良いのです。

 

 

これすらもせずに「ネットの情報がいい加減だ」と決め付ける人は、「自分はいい加減な情報しか探り当てることが出来ない」と言っているようなものです。

 

 

ですから、自分なりに調べた人が「中途半端な知識」とか「頭でっかち」だとバカにされても凹む必要はありません。

 

 

調べるのを止めてはいけません。その姿勢は決して間違っていないのです。

 

 

私も今回、顎の骨が痛くなって色々調べましたが、「知っていて良かったな」と思う事はいくつかあります。

 

 

特に「骨髄炎」の情報は事前に知って良かったと思います。

 

 

「利益誘導目的でないと思われる体験談」は、相当参考になりました。

 

 

「そういう事もあり得る」と知ったおかげで、行動が慎重になり、結果的に症状悪化をくいとめる選択をする事ができたと思います。

 

 

もし、無知だったらもっと大変な目にあっていたかもしれません。

 

 

このように、自分の症状と全く同じじゃなくても、ヒントになれば十分なのです。

 

 

探し方にもよりますが、ネットの情報はいつも当てになっています。

 

 

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保険診療の診療報酬は、あまりにも低すぎて儲かりません。

 

 

 

その為、その穴埋めに、歯科医院が自由診療に力を入れるようになるのは当然の成り行きと言えます。

 

 

 

歯科医師の中には、技術が伴わない治療を行いトラブルになるケースもあるそうです。

 

 

 

ここだけ聞くと、「とんでもない歯医者だ」とか、「悪徳歯医者に当たらないようにするにはどうしたらいいか」という考えにハマってしまいます。

 

 

 

ですが、「自分さえ良い歯科医師に当たれば良い」という考えに留まるのではなく、「みんなが良い歯科医師に当たるにはどうすれば良いか」という視点で見ることも大事ではないかと思います。

 

 

「悪徳歯医者だけ」に目を向けるのもダメだし、「歯医者の数が多すぎて競争が激しいからという事だけ」に目を向けるのもダメです。

 

 

一番注目して欲しいのは、やはり「歯科医師が生活苦になる程、歯科の診療報酬が低すぎる」という事です。

 

 

 

何故、改善しないのだろうと不思議に思っていましたが、調べるにつれ、その理由が少しずつ見えてきました。

 

 

調べていくと、悪徳歯医者をわざと作り出している人達が存在していて、その結果生み出された悪徳歯医者はただの下っ端でした。

 

 

そもそも、医師だろうが、歯科医師だろうが、基本的に医療に関わる人間は「人の役に立ちたい」という気持ちが強いと思います(お金の為や、本人の意思とは関係なく継がされた等、例外もあるかもしれませんが)。

 

 

そういう人間を悪徳に走らせるキッカケにとても興味がありました。

 

 

悪徳になれてしまう歯科医師は、生活には困らないかもしれません。

 

 

しかし、悪徳になれない善良な歯科医師(保険医)は、大変苦労しているみたいです。

 

 

 

以下の記事でも紹介しましたが、保険医が「真面目に働いたら生活が出来ないようなハードル」を厚生労働省から課せられて苦しんでいる構図が明らかになってきました。

 

 

保険診療の歯科医院で行われる保険外診療について知っておきたいこと

 

 

 

前回も「歯科医師を追い詰める酷い話」を紹介しましたが、一つだけでは信憑性に欠けるので、今回は、さらに具体的な話を紹介します。

 

 

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指導の実態

 

 

酷い場合は自殺につながる、指導の実態をご紹介します。

 

 

『『小説家になろう』 わすれられない 人 たち  神風特別特攻隊!!! (前編)』より引用

 

 

 

歯科医師にとっての赤紙とは、

 

厚生労働省からの通達。

 

個別指導の通達だった。

 

 

個別指導とは患者さんのカルテや領収書、レントゲン

 

銀歯などの補綴物などを作った際の技工指示書、納品書

 

院内掲示物、いろんな関係書類

 

などなど、かなりの内容物を用意し、

 

持参しなくてはいけない。

 

 

 

最近、国民保険医療費が過去最高の38.5兆円

 

(2013/11/14付  厚生労働省 発表)

 

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK14039_U3A111C1000000/

 

 

そのために年々、医療機関に厳しい目が向けられる。

 

厳しい指導が行われる。

 

 

昨年の夏に僕の歯科医院に共同指導という最高に厳しい厚生労働省の指導があった。

 

 

そのときに書いていた僕の私小説

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

2012年8月中旬

 

保険歯科医院を経営している者達にとって高得点の歯科医院を狙い撃ちした恐怖の個別指導があった。

 

 

当院は今年で独立開業してからおかげさまで、はや8年目。

 

 

新築の家も立て、もうすぐお引越しという時に、厚生労働省からの郵便書留による恐怖の共同指導の通達。

 

 

2年前にまず診療報酬が高得点の上位8%の歯科医院が抽出され集団指導をうけた。

 

 

これは運転免許の切り替えの講習会のような感じで3時間行われた。

 

 

そして昨年、それでも高得点をたたきだしている歯科医院が個人指導に選ばれるのだが、これもけっこう恐怖ものなのだが、そのまだ上の共同指導というものに当院が選定されてしまった。

 

 

(中略)

 

 

これから油がのりきって、がんがんお仕事が波に乗りまくる時に、ついに歯科のお仕事を謳歌していた時代が終焉を迎えた。

 

 

何を言っているかというと、保険で歯科診療を行う時、平均点数というものがあって、医療費削減なる名のもとに一人当たりの保険の平均点数が当県では1380点くらい、つまり1ヶ月に患者様1人あたり、4140円までしか治療ができないのだ。

 

 

僕はこれを限界ぎりぎりまでコントロールしてたのだが超短期集中治療(治療の期間をできるだけ最短でおわらせる)を昨年から打ち立て、疲労度が限界になりながらも患者様の治療を短期間で終われるようにがんがん行ってきた。

 

 

しかし、今回のこの指導がおこなわれたあとは、本当に平均1380点以下に抑えないと、再指導、監査、保険医停止、医業停止に追い込まれるのだ!!

 

 

個人指導は地方の厚生局の技官が指導にあたるのだが、共同指導は東京からわざわざ厚生労働省の技官が数人やってきて、共同に審査指導にあたる。

 

 

地方の厚生年金の技官は監視されてるから、厳しい指導をやらざるおえないのだ。

 

 

おそらくノルマや地方の厚生年金の出世がかかっているのだろう。

 

 

また、その地方の高名な歯科医師の先生方も、立会人として5名くらいいらっしゃった。

 

 

結局、厚生労働省の技官、厚生局の技官、高名な歯科医師の技官等、10人位に囲まれ、ぼろかすに打ちのめされた。

 

 

当院の運命を決める審判は1ヶ月後先に下ります。

 

 

どのような措置になるにしろ当院は数年、底に沈みます。

 

 

 

医療費削減の名の元に、保険の平均点数が定められているとの事ですが、医療費を削減する必要は全くありません。

 

 

意味のない平均点数に拘るために、歯科医師がどんな扱いを受けているかというと、

 

 

 

共同指導の間中、僕は針のむしろの上に5時間、耐え忍んでいた。

 

カルテ、レントゲン写真、日々の帳簿によるお金の流れ、歯型を採った石膏模型

 

予約帳、業者からの医薬品などの購入品の納品書による履歴、今までの歯科治療内容の流れ、銀歯や入れ歯の技工指示書とその納品書。

 

保険と自費診療との混合診療の解釈等

 

端から端までとことん調べ上げられ、少しでも診療の流れで、不自然な点を見つけあげると技官は楽しそうにうれしそうな顔で僕につめより

 

 

「こんな風にして、丁寧に確実に、事細かに調べ上げて、必ず先生の粗を見つけ出すのが私たちの仕事なんですよ!!」

 

 

と楽しそうに自慢気な顔で言われた。

 

 

そのようないろんな点を見つけ出され掘り出され1ヶ月後、いろんな指摘された項目における診療代を自分で見つけ出し

 

過去数年にわたる内容を自分で調べ上げ

 

数百万円分にわたる金額を自主返還しなくてはいけない。

 

 

 

 

これが「指導」だそうです。

 

こうして善良な歯科医師に圧力をかけます。

 

 

一部の引用なので、そんなに酷く感じないかもしれないですが、元の記事をフルで読むと相当悪質です。

 

 

この結果、あまり患者を診れなくなるようで、せっかく医院に訪れた患者の治療を断り、他院へ行くように勧めざるを得ないそうなのです。当然、収入は減ります。

 

 

何か悪事を働いた結果、その罰として、苦しい目に合うなら当然ですが、これは何も悪い事はしていません。

 

 

それにも関わらず、「歯科医師にとって当たり前の診療行為」に対し、陰湿なアラ捜しをし、非難をするそうです。

 

 

その結果、それまで行なえていた保険診療が出来なくなります。

 

 

患者の為にならないことは明白です。

 

 

 

気づいた方もいると思いますが、この指導、

 

 

 

 

なんとでもケチがつけられるようになっています。

 

 

 

もはや、守る守らないに関わらず、誰でもルール違反に仕立て上げる事ができるシステムと言っても過言ではありません。

 

 

 

それが空気で読めるから、誰も逆らえなくなります。

 

 

誰も異を唱えられない状況にするのです。

 

 

 

少しでも反論すると、圧力が増し、最悪保険医停止、医業停止になるので、始めは「何も悪い事はしていない」と息巻いていた人でも、やがて萎縮し従順な羊となっていきます。

 

 

奴隷教育です。

 

 

善良な人間の「真面目に生きよう」とする気持ちを踏みにじる行為に他なりません。

 

 

この陰湿な行為の繰り返しが原因で、過去に歯科医師が自殺しているのです。

 

 

例え自殺に追い込まれなくても、歯科医師は無駄に疲弊します。

 

 

 

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患者への悪影響

 

 

このような環境だと、診療にも影響がでるので、結果的に患者に迷惑がかかります。

 

 

どう迷惑がかかるのかは次の通りです。

 

 

誰もが歯医者通いで一度は感じた事がある、あのが解けると思います。

 

 

 

 

共同指導の最後に、改善すべき指摘事項をかなり指摘され、最後にある技官が得意げな顔で

 

 

「先生、今回の私たちの指摘をきちんと改善してくれたら、きっと来月からのレセプト(保険診療の請求)の内容は、劇的に変わるはずだよね。私たちはしっかりと先生の治療内容をずっと監視してるからね。せんせい、開業当初の初心を思い返して、まじめに忠実に日々の診療を行うようにしなきゃいけないよ。ヒヒヒヒ」

 

 

と最後の最後まで圧力をかけられた。

 

 

これで僕は一気にあきらめモードになってしまった。

 

 

というわけで、前記したが、当県では、患者様一人平均の点数が1380点までしかとれなくなり、これは厳守しなくてはならない。

 

 

つまり、何を言っているかと言うと、患者様一人当たり月に、4140円までしか治療できない。

 

 

つまり、前歯の差し歯を保険で1本作ろうとすると、だいだい3割負担で、8千円くらいかかる。

 

 

これでは4千円くらいのオーバーになる。

 

 

つまり、差し歯や入れ歯の型取りは実質上、当院ではしばらくできなくなった。

 

 

でも、そのまま患者様にこの複雑な規則を話しても理解してもらえないから、受付に苦肉の策として、

 

 

{当院ではしばらくの間、提携している銀歯や入れ歯をつくっている技工士が急病のため技工所は休業しています。そのため、当院ではしばらくの間、銀歯や入れ歯の型取りはできません。ご迷惑をおかけします}

 

 

と書いた紙を貼っています。

 

 

そのため、平均点数を下げるために、初診の歯が全く無いおじいさんが、当院が丁寧に早く上手に入れ歯をつくってくれるといううわさを聞いて、やってきた。

 

 

しかし、総入れ歯を作ると、一気に点数があがるので、そのおじいさんに「今は入れ歯の型取りができないんですよ。」と言い、ほかの病院にいくように促した。

 

 

屈辱だった。

 

 

そんな感じで、長年当院に来てくださっていてあと、銀歯の型取りでもう終わるという人にも、他院へ行くように勧めている。

 

 

一般の人は不思議に思うかもしれないが、

 

 

治療した人数の多さでなく、治療内容でなく、あくまで厚生労働省は、患者様一人当たりの平均の点数しか見ていない。

 

 

だから皆さんも心当たりあるかもしれないが、歯科の治療は一回治療しだすと、治療期間は長くないですか?

 

 

まとめて悪いところは、がんがん治療してはやく完治させたいと思っても、受付で治療費を払い、今度の来院の予約をとろうとすると、決まって来週きてくださいと言われませんか?

 

 

「早く治療を終わらせたいので、明日また来ていいですか?」と聞いても、「明日は予約がいっぱいなんですよ」という言い方で予約をコントロールしていくのです。

 

 

当院は、お忙しい方が多く、はやく噛めるようになったり、見た目をきれいにしてほしいと言う目的で、明日もきていいですか?と言う方が多い。

 

 

そのような希望の患者様を当院はそのまま、受け入れて、はやく治療を完了させていたのです。

 

 

しかし、そうなると、月の患者様一人当たりの平均点数が高くなるのです。

 

 

しかも濃縮した短期の診療だから、一回あたりの治療費が毎回数千円と高くなり、早く治療は完了するが、なんか、よその歯科医院よりは治療費が高いと文句を言われたり、うわさが広まる危険があるのです。

 

 

 

 

 

短期間で治療させない仕組みになっているのです。

 

 

治療が長引くせいで、痛みがなくなった時点で、治療に通わなくなる人は多いそうです。

 

 

そういう人は、その中断が原因で、また数ヵ月後に痛みが再発し歯科医院に飛び込むそうなのですが、その時は酷くなっているそうです。

 

 

つまり、長引く → 通うのやめる → 悪化 → 金がかかる

 

 

・・・これを繰り返したら、悪化の程度によっては最悪抜歯です。

 

 

おまけに、余計治療費がかかります。

 

 

「早く完治させる事」が一番の費用削減です。こんな事は小学生でもわかる理屈ですね。

 

 

 

本当に費用を削減する気がないのが、これでおわかりでしょう。

 

 

 

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財政難という嘘

 

 

この「歯科の診療報酬が低い」という話はネット上にもかなり転がっているのですが、必ず「財政難」という前提で語られています。

 

 

「診療報酬の低さ」を問題視しているものの、その反面「お金がないから、低くても耐えるしかないよね」感があるのです。

 

 

しかし、「日本は財政難だ」と本気で信じている人は、ニュースが読める環境にないのでしょうか。日本は貧乏だと思っている人は以下を読んでみて下さい。

 

 

【要拡散】 安倍政権が外国にばらまいた金額一覧

 

 

実に太っ腹です。海外へ大盤振る舞いする日本は「財政難」ではなく、お金持ちなのです。だから「財政難だから~」という話の展開は、空論なのです。

 

 

お金があるにもかかわらず、必要なところにお金が回らないようになっているだけの話です。

 

 

 

 

だから、「医療費を上げられない」わけではありませんし、

 

だから、「診療報酬が低い」わけでもありません。

 

 

 

それでも医療関係者を必要以上に苦しめているということは、その理由は、全く別のところにあると見た方がいいです。

 

 

「日本は財政難でもないし、医療費にお金が掛けられないわけではない、本来、厳しくする理由はない」という前提が大事なのです。

 

 

 

このような事情を知れば、今後歯医者さんの事を一方的に「悪徳」等と言えなくなるのではないでしょうか。

 

 

あくまで文章からの判断ですが、著者は患者の事を考える良い歯医者さんだと思いました。

 

 

このようなタイプの人は、患者の為、技術の向上の為の苦労なら、それほど苦にならないのではないかと思います。

 

 

しかし、診療とは全く関係のない陰湿な指導は心労が半端ないだろうと思います。

 

 

本当の悪徳もいるかもしれませんが、悪徳歯医者を隠れ蓑にして、その裏で悪事を働いている連中がいるはずです。

 

 

 

ここで引用したのは話の一部です。前編の続きはまだあります。読みやすいので、気になる方はリンク先でご覧になって下さい。後編と、関連する記事のリンクも貼っておきます。

 

わすれられない 人 たち  神風特別特攻隊!!! (後編)

 

 

わすれられない 人 たち  神風特別特攻隊!!! ボロボロな状態で帰還してまいりました・・・ しばらく飛びたてません。。。

 

 

 

 

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指導の存在意義

 

 

私は「日本はお金持ちだから、本来医療費を削減する必要は全くない」と言いました。なので、その前提で語らせてもらいます。

 

 

紹介したお話は自伝小説ですが、これが事実なら、厚生労働省の技官、厚生局の技官、高名な歯科医師の技官等は、何の為に存在しているのでしょうか。

 

 

善良な歯科医師を苛めているだけで、国民に何の利益もありません。

 

 

どこぞの独裁国家や、いかがわしい新興宗教団体が、トップに絶対服従をさせる為に、心理的に追い詰めマインドコントロールをしているのと同じです。

 

 

ハッキリ言って、彼らの存在は公益にならないどころか、害にしかなりません。

 

 

 

私が尊敬する医療関係者は数人いますが、仕事とは別に、自分の科以外の事でも幅広く勉強したり、情報発信したりして、公益になる事をしておられます。

 

 

今私が健康でいられるのは、彼らの情報のお陰でもあります。例え直接診察してもらえなくても、様々な形で恩恵を受ける事ができるのです。

 

 

このように、医療に携る方には、どうせ同じ時間を使うなら、医療技術の向上、勉強に使って欲しいと思っています。

 

 

保険の点数の事などどうでもいい事に神経を使わせ、時間をゴッソリ奪い、萎縮させるなど、あってはならない事です。

 

 

誰の為にもならない事は明白です。

 

 

 

この問題を「自分の仕事と関係ないから」で終わらせないで欲しいと思います。

 

 

多くの人は自分の属する業界でないと、直接被害がないのであまり反応を示しません。

 

 

 

でも、一度、考えてみて下さい。

 

 

 

この話にあったような「人の追い詰め方」は、人を奴隷に仕立て上げる手口です。

 

 

出来もしない事を課して、相手から時間を奪い疲弊させたところで、教育を行なう。

 

 

とにかく相手に考えさせないようにするというのがポイントですね。

 

 

 

このような手口は歯科業界に限らず、どこの組織で起こっていても不思議ではないのです。

 

 

 

医療情報をインターネットで調べる時の注意点。歯科医院の公式ホームページや患者の口コミは信用できるのかへ続く

 

 

 

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