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- 健康食品・サプリメント
私はスーパー糖質制限を始めてから1年半以上、糖質制限の効果を確かめる為に、健康食品やサプリメントは断っていました(※替わりにプロテインとバターは摂っていましたが...)。
しかし、今年の1月からは「鉄」のサプリメントを、6月からは「ナイアシン」のサプリメントを飲み始めました。
「鉄」はミネラルの一種です。それをサプリで摂ることになった経緯は、以下の記事で詳しくお話しました。
鉄の過剰摂取は危険という考えを改めます。鉄サプリを半年間飲んでみて思う事
そして、もう1つの「ナイアシン」とは、水に溶けるビタミンで、別名「ビタミンB3」です。こちらは飲み始めて間がないので、まだ記事にはしていません。
鉄サプリを飲むまでは、1日の糖質量10g以下のスーパー糖質制限だけを行なっていたので、ブログを書き始めた当初は、「健康食品やサプリメントにはなるべく頼らない」というスタンスを貫いていました。
なので、最初から読んで下さっている方は、「何故、急にサプリメントを試すようになったのか」と思われたのではないでしょうか。
そこで、「最近急にサプリメントを試すようになった理由」と、もう1つ、「健康食品やサプリメントに対する私の考え」を、何回かに分けてお話しします。
まず、サプリを飲むようになった今でも、以前書いたように、「食事制限をせずに、健康食品やサプリメントに頼るべきではない」という考えは変わっていない事を強調しておきます。
しかし、
これを基本に、さらに体の状態を良くしていく為にはどうしたらいいのかを考えると、やはり「食事だけで補えない栄養素を補完する必要がある」と強く思うのです。
だから、スーパー糖質制限は止めていませんし、その上でサプリメントを試しているというわけです。
ちなみに、サプリメントは、「錠剤やカプセルの形をした健康食品」だそうです。
どちらも「医薬品でない」、「足りない栄養を補うのが目的」というところが共通していて大きく違わないので、「サプリメント」と「健康食品」の定義は曖昧です。
その為、メーカーによっては、サプリ姿をした商品を「健康食品」と読んでいたりします。呼びたいように読んでいるということです。
私は「健康食品」の方が馴染みがあるので、普段はこちらを使いますが、知名度のある「サプリメント」という呼び方も無視するわけにはいきません。
というわけで、本記事ではこの両方を使うことにします。
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サプリメントや健康食品を否定する理由
私は健康食品やサプリメントを利用する方が効率がいいと思っています。
ですが、これらに頼る事に否定的だったりもします。その理由が以下です。
- 健康食品やサプリメントに頼ることで、「不摂生を止める」気がなくなる
- 害のある物を摂りながら(食事制限なし)だと、摂った栄養素が無駄になる
私が「食事制限をせずに、健康食品やサプリメントに頼るべきではない」という考えなのは、「これさえ飲んでいれば、どんなに不摂生しても大丈夫だろう、食事に気を付けなくてもいいんだ!」となりかねないからです。
「免罪符」があると不摂生に対して罪悪感を感じにくくなるものです。
そのような甘えがある限り、「体に害のある物」を摂り続けることを止める気にはなりません。
「害のある物」を気をつけないとどうなるかというと、せっかく飲んでいるサプリや健康食品の効果が半減するだけでなく、下手をしたらその害が上回る可能性があります。
・・・そういう事を考えると、安易に「楽な道」を薦める事が、相手の為になるとは思えないのです。
決して「健康食品やサプリメント全般は効果がない、胡散臭い」と思っているからこれらを否定しているわけではありません。
私は、ただの健康食品・サプリメントアンチではありません。
というのも、私が健康に関心をもったのは、他でもない健康食品がキッカケだったからです。
その為、健康食品やサプリメントの類いには誰よりも理解がありますし、その良さを知ったのは子供の時ですから20年以上は支持していることになります。
だからこそ、いい面だけでなく、「健康食品やサプリメントの問題点」や、「それさえ摂っておけば後は心配ないみたいな考えの問題」も分かっているのです。
私自身、長年、糖質を過剰摂取していたせいで、せっかく摂った健康食品の栄養を無駄にしてしまった・・・という経験をしています。
しかも、糖質がいけなかったことに気が付いたのは2年前、スーパー糖質制限を始めてからでした。
コレは本当にもったいないので、「食事制限をせずに、楽な方法に頼るな」と厳しい事を必ず言うようになりました。
それに、「食事制限せずして、健康食品やサプリメントがなんとかしてくれるから不摂生しよう」と考えるタイプの人は、調べる可能性も薄いので、使いどころを間違えて効果の薄い方法を選んでしまったり、不摂生を止めない事で体調を崩す可能性がありますから、悪い面を伝える必要があると思います。
「先に気をつける事があるでしょう」、「使いどころを間違えると本末転倒になってしまうから、気をつけましょう」・・・という意味合いが強いので、否定というよりは、警告に近いですね。
逆に、食事制限をした上で、サプリメントや健康食品の使いどころが良ければ、さらに効率よく健康を手に入れることができます。どうせなら、このような効果的な方法を薦めたいです。
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サプリメントや健康食品の力を借りなければならないケースもある
これまで、厳しい事を言ってきましたが、言っても言っても聞かない人は多いです。
そんな人達をどうするか・・・です。
私は最近、身内の健康問題に頭を悩ませています。食事制限ができないからといって、不調を訴えられたら無視するわけにはいきません。
「食事制限をしないと健康にはなれないよ!」と言うのですが、聞かないのです。
ちなみに、「私が言う食事制限」と、「一般の医療機関の言う食事制限」は、全く別物です。
私は、「糖質がほとんど多くの慢性疾患に関わっている」という厳然たる事実を分かっていますから、相手が糖質をたくさん食べている場合は、真っ先に「糖質の過剰摂取」を指摘します。
当然、「カロリー制限」ではなく、「糖質を減らし、タンパク質・脂質・ミネラル・ビタミンが満ちる食事」を良しとします。
しかし、現在、一般の医療機関では「カロリー制限」を始め、「高血圧には塩分を控えろ」とか、「コレステロールが動脈硬化の原因になるから脂っこいものを控えろ」等の的外れな指導を行い、本当に控えなければならない糖質を制限するようには指導しません。
「食事バランスガイド」など、私に言わせれば「不摂生」です。
そのような内容の指導に従っている限り、例え食事制限をしても、していないのと大差ありません。真面目な人も間違った努力をするはめになります。
一般的な医療機関が危険視していない「糖質を悪とする食事制限」など誰がするでしょうか。する方がキチガイなのです。
社会がこんな状態ですから、「人間の構造に合った、理に適った食事制限をする事」を普通の人に期待するのは、時期尚早という気もします。
しかし、不摂生を放っておいたら体は悪くなっても良くはなりません。
全ての医療機関で「人間の体に合った、理に適った食事指導」が行なわれるようになるには、社会全体を変えなくてはいけません。それには時間がかかります。
待っていられないですし、「正確な知識を理解できない人や、食事制限が出来ない人にもなんとか健康になってもらいたい」・・・と思うと、健康食品やサプリメントの力を頼るしかありません。
効果が薄くなるのは分かっていますが、ないよりはマシです(食事制限をして欲しいというのは変わりません)。
これも、最近「再び健康食品やサプリメントに注目するようになった理由」です。
あと、糖質制限を実践している人達の間でサプリメントを使用するのが流行っていることや、海外のサプリメントの安さなども、飲もうと思うキッカケになりました。
次は「私が健康食品やサプリメントを肯定的に捕らえている理由」についてお話します。
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健康食品を飲んだキッカケ
私が小学生の頃、ネットワークビジネスをしていた親戚が、祖母に「ローヤルゼリー」を紹介しました。
健康系のネットワークビジネスの常套手段なのですが、価格が高いので、
「自分が飲む分がタダになる(つまり、商品を買うだけの利益が出る)から仕事にしてみない?」
・・・等と言って、購入だけでなくビジネスの参加も促しました。
そして、祖母は飲むだけでなく、ビジネスも始めました。
祖母は私に高額な「ローヤルゼリー」をくれました。これが私が飲み始めた最初の健康食品です。
その効果ですが、「飲み始めた時期」と、「身長が伸び始めた時期」が重なる・・・と言えば重なりますが、成長期だからなのか「ローヤルゼリー」のお陰なのかハッキリ言って分かりません。
今なら観察するところですが、この時は健康に関心がなく、ただ言われるがまま、何も考えずに飲んでいました。
一方、祖母は、以前の私を上回る超虚弱体質で会社のバス旅行にも行けなかったのが、「ローヤルゼリー」を飲み始めてかなり改善されたそうです。
「還暦を過ぎてからバスに乗っても平気になった」と喜んでいました。頭痛持ちだったのも、かなり軽減されたようです。
そのような体験をしたことで、祖母の健康に対する意識は変わりました。
それまで「気持ち悪い」と言っていた嫌いな食べ物も「健康の為に」と言って食べるようになったのです。
健康系のネットワークビジネスをすると、会報から次々と健康情報が入ってくる他、毎月、勉強会も開催されます。
ここが、通販やドラッグストアで健康食品を買うのと違うところです。通販やドラッグストアで商品を買っても、「人体や栄養について勉強しましょう!」とは言われないですから。
やがてそれは母にも飛び火し、2人がビジネスをするようになりました。当然、母の方にも健康に関する情報が入ってくるわけです。
気が付いたら、私も影響を受けていました。母は習った事を私に話してくれました。人体の構造、栄養の話・・・どれも面白かったですが、最も興味深かったのは「癌」の話です。
そのメーカーの「ローヤルゼリー」はメチャクチャ高いのですが、「癌が治った」とか、「難病が治った」という体験談があったのです。
20年以上も前の話で、今より癌は恐れられていました。
ですが、その癌が治ったという話が、ローヤルゼリーの世界では、特別珍しい話ではなかったのです。
「すげー」と思ったのは言うまでもありません。
病院が治せない病気を、どうして健康食品が治せるのか・・・とても不思議でした。
そして、「健康食品で治せる病気を治せない病院ってダメだな」と子供ながらに思いました。
それ以降、「医療」に対しては懐疑的です。
そして、当時小学生でしたが、私にとって「癌」は怖い病気ではなくなりました。
ただ、当時はまだそこまで深く考えていなかったので、「ローヤルゼリーさえ飲んでおけば、癌にはならないだろう。なっても安泰だ」くらいしか思っていませんでした。
「特定の成分」、「1つの商品」だけしか見ていないあたりが、ガキの発想ですね。
しかし、そう思っていたのも束の間です。母がローヤルゼリーを飲むのを止めてしまったのです。
わずか3年でした。
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ローヤルゼリーを飲まなくなった理由
勉強もして、健康について関心を持つようになって、効果があるものと認識していたのに止める...。
当時の私には意味が分かりませんでした。
「止めた理由」は、
お金です。
高すぎるのです。
健康食品は買い切りではありません。続けなければならないので、商品が高ければ、毎月万単位でお金を使うことになります。
ちなみにここのメーカーの商品は一万円以下の商品はありません。
それに、「家族の1人だけに飲ませて、他の人に飲ませない」というわけにはいかないので、人数分を買うのはしんどいです。
そこで、儲かっている人達は、「誰かに商品を紹介して、自分の下に組織を作れば、自分が飲む分が入ってくるから高くない」・・・的な事を言いますが、ハッキリ言ってそれは「稼げる人の理屈」なのです。
そんな簡単なもんじゃありません。
中には「ちょうど健康食品を探していたんだ」という人もいるかもしれませんが、果たしてそんな人が知り合いの中に何人いますか?って話です。
健康食品に興味がない人、特に必要ない人が大半なのです。
それに、世の中には安い健康食品がたくさんあります。元々欲しいと思っていない人は、わざわざ高い商品を選ぶ理由がありません。
例え欲しくはなくても、付き合いで買ってくれる人もいるでしょうが、1~2回です。継続はしません。
だから、ずっと自分が飲む分を回収しようと思ったら、「継続して買ってもらう販売力」が必要なのです。
当然、販売力がないほとんどの人は、商品が良くても稼げないです。
母も祖母も稼げないタイプで、全く商才がありません。
いわゆる「稼いでいる人」と何人か会った事がありますが、性格というか、タイプが全然違います。「高いものを買わせて申し訳ないな」という引け目みたいなものは感じられないですし、言い方は悪いですが、ギラついている人が多かったです。子供心にそれは強く感じました。
こういう人は何を売っても成功すると思います。
で、祖母や母のように稼げない人はどうなるかと言うと、
例の「誰かに商品を紹介して、自分の下に組織を作れば、自分が飲む分が入ってくるから高くない」・・・は、捕らぬ狸の皮算用ですから、収入はない上に、「会社が指定する定期的な仕入れ」を行なわなければならず、経済的にどんどん苦しくなります。
元々の商品が高額な為、仕入額もハンパしゃなく、主婦が回せるような金額ではありません。
母は子供にお金がかかるので、毎月毎月高額な出費を出すわけにはいかないので止めてしまったのです。
そのような心配がない祖母は、今もその会社の「ローヤルゼリー」を愛飲しています。
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別の健康食品
その数年後、今度は知り合いが、母に違うメーカーの健康食品を紹介しました。「ローヤルゼリー」ではありません。
その知り合いはネットワークビジネスで生計を建てている人で、扱う商品は一社だけに拘りません。「しょっちゅう紹介したら迷惑かもしれない...」という遠慮はなく、惚れ込んだ商品があれば次々に紹介してきます。
ちなみにこの人は「何を売っても稼げるタイプ」です。
付き合いが長いので、その間、様々な会社のネットワークビジネスを母に紹介してきました。健康以外の商品もありましたが、健康に関する商品が多かったです。
わが家は、その人を通じて様々なメーカーの、健康食品を試すことになりました。
この人が紹介してくる商品は、確かに質は良かったです。
あるメーカーの商品など、それを飲み続けて癌や難病が治ったという人が普通にいるのです。また、今の私からみても「止めたけど、また飲んでみたい」と思う商品もあります。
ただ、ご他聞に漏れず、どれも高い...。
例えば、ある会社の健康食品は、商品自体は1個2万円なのですが、「会社が推奨する効果的な飲み方」をするとエラいことになります。
朝晩2回飲むように言われるのですが、すると、1個2万円の商品が月に3個必要になるのです。つまり、その指示に従うと月6万円です。
しかも、この会社のセミナーに行くと、「ケチケチ飲んではダメ。セレブ飲みをして下さい」と言っておられました。
「じゃ、安くしてくれよ」と言いたくなりますよ。
「高いからそんなに飲めない」等と言おうものなら、お決まりの
「高くても自分が飲む分くらいは~
いやいやいや、人に勧められません
・・・と、
側で聞いていて思いました。
私は母が購入したものを飲むだけですから、懐は痛みません。
しかし、どのメーカーの商品も、母には金銭的にしんどかったみたいです。母の性格上、ビジネスは向いていないですから、売上は期待できません。
購入金額が重く圧し掛かります。
だから、「金銭的に負担にならない商品」が続ける条件になります。
こんな感じですから、様々な会社の商品を飲みましたが、現在も続いているのは一社の健康食品です。他の会社はビジネス登録すると「売れ、売れ」とうるさいのですが、この会社だけはそういう雰囲気もないし、商品も気に入っているのでずっと飲み続けているわけです。
私もこの会社の出す商品は気に入っています。他のネットワークビジネスの会社の商品は母から貰っていましたが、この会社の健康食品だけはお金を払って飲んでいました(糖質制限をするまでですが)。
そして、健康食品を試す以上に、私が楽しみだったのは、会社が開く勉強会です。
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人体や栄養についての勉強会
健康系のネットワークビジネスでは、健康や栄養の勉強会を行なっています。
人数が集まらないからと、子供だった私も勉強会に参加したり、会社の人が家に来て話をしてくれたり、とても面白かったです。
でも、そうして学んだ知識は、健康食品(栄養)で病気を治そう、または、病気にならないようにするにはどうすれば良いかという発想なので、一般の「症状を抑える為の医療知識」とは噛み合わないかもしれません。
高校生の時には、保健室の先生と言い合いになった事があり、「えーっ、私の習った事と違うーっ」と言われました。
保健室の先生がどんな事を勉強しているのかは分かりませんが、一般の医療や栄養の知識を勉強した人からするとトンデモに感じるようです。
でも、トンデモに見えても、実際に結果が出ている話なので、私はそちらの方が真実だと思っていました。
食事法だろうが健康食品だろうが、対処療法ではなく根本的に問題を改善させれば良い、病気の原因を取り除くことが大事・・・このような考え方は今と同じです。
病院で治らなくて、藁をもつかむ思いで健康食品を手にし、飲み続けた後、かかっていた病院で検査をしたら、治らないはずの病気が治っている事に主治医が「う~ん」と頭を抱える・・・
私は、そういう実体験を持った人と交流する事が多かったので(もちろん今も付き合いがあります)、信頼していました。
「なんでこんな良い方法があるのに、医療の現場で採用されないのだろう、保健室の先生は否定的なんだろう」と不思議に思っていました。
ネットワークビジネスの健康食品は、販売システムや金額的には問題がありますが、商品の質はかなり良いと思っています。でないと難病は治りません。
全部優れているとは言いませんが、私の場合は、紹介してくれた人の拘りが強いので、クソみたいな商品を見たことがありません。
止めた理由は、全部金です。
冒頭で、「元々私が医療や栄養の事に興味を持ったキッカケは健康食品だから、私は健康食品やサプリメントに対してはとても理解があるタイプだ」と言ったのはそういう理由です。
では、健康食品に満足していた私が、何故、食事制限を重要視するようになったのか・・・次はその理由についてお話します。
「健康食品で病が治った」という話を数々耳にしてきたのですが、
実は、何故か私には、どのメーカーの商品も効果がなかったのです。
何故か効果がなかった健康食品
私は以前は、「健康になるには食事法より、健康食品の方が大事だ」と思っていました。今とは間逆ですね。
一応、我が家は栄養にはうるさい方だったので、私も「食の重要性」は分かっていましたが、やはり、難病が治ったという「健康食品」の方がインパクトが強く、重要だと考えていたのです。
ですが、ある時気が付きました。
癌や難病が治った人がいる健康食品なのに、同じ物を私が飲んでも、何故か「他の人のような劇的な改善」は見られないのです。効果0ではありませんが、実感として、「なんとなく前よりマシかな」程度です。
たまたま、その商品が合わなかった・・・ではありません。
どのメーカーの商品も効きが悪いのです。
その証拠に、健康食品を摂っているにも関わらず、普通の人よりも体が弱かったです。
「他の人の体験談」と「自分の場合」を比べては、「おかしーなー」と思っていました。
理由が分からなかったのですが、スーパー糖質制限をしている今なら、何故「どの健康食品を摂っても効果がなかったのか」がよく分かります。
健康食品の効きが悪かったのは、糖質の過剰摂取が原因でした。
糖質を摂ると、それを代謝する為にビタミン・ミネラルを使ってしまうのです。
野菜や果物は健康的というイメージの盲点。ビタミン・ミネラルに注目しすぎる事で気付かれない糖質の害
健康食品から得たミネラルやビタミンは、おそらくそちらの方に使われて、私が期待したような建設的な栄養の使われ方がされなかったのでしょう。
稼ぎは増えたけど、その分ギャンブルで負けました・・・みたいなオチです。
私は「バランスの良い食生活」や「野菜を多めに摂る食事」をしていた時は、計算すると、1日230~260gくらいの糖質を食べていました。
「穴の開いたバケツ」状態で、どんなに良い健康食品を摂っても、通常の量では効果がなかったのだと思います。
それに、胃が弱かったせいで、肉がほとんど食べられず、長年タンパク質不足だったので、「栄養の吸収能力」も相当悪かったと思います。
吸収は悪いわ、せっかく摂ってもどうでもいい代謝に浪費するわで最悪です。
糖質にビタミンやミネラルを奪う栄養泥棒的な特徴があることを知らなかったので、いつも糖質を止めない状態で、健康食品を「メーカーが推奨する、体調が平常時の量」を飲んでいました。
しかし、私のような状態では、その量では足りなかったのです。
「穴の開いたバケツ」であっても、こぼれ落ちる以上の大量の水を入れれば、バケツが空になることはありません。それと同じように、健康食品の量を増やせば、吸収が悪くても、糖質の過剰摂取を止めなくても、栄養は満ち足りるでしょう。
しかし、そのようなやり方は非常にもったいないです。穴を塞ぐのが先です。
でも当時は、穴が開いている事(大量に食べていた「糖質」が栄養泥棒である事)に気が付かなかったので、「糖質を止める」とか、「健康食品の量を増やす」とかの対処法も思いつきませんでした。
それ故に、「食事も気を付けて、健康食品も摂っているくせに、何故か不健康」・・・という奇妙な状態が続きました。
そうなると、「健康食品でも元気になれないなら、他の方法で健康になる方法を模索するしかない」と思うようになります。
これが私が「健康食品より、まず食事を重視するようになった理由」です。
ここで話した「健康食品のお金の問題」ですが、まだまだ言いたい事があるので次回に続きます。
ネットワークビジネスを通じて学んだ健康食品の体験談の信憑性とお金の話
ちなみに、私には効果があまり無かった健康食品ですが、そんな中、ハッキリと効果を感じたのは、「酵素」と「水素水」でした。
前者は気に入っている会社の商品ですが、後者はインターネットで見つけたメーカーなので、ネットワークビジネスの商品ではありません。
「酵素」を飲むと、胃が楽になるので愛飲していました。
「水素水」は「頭痛持ち」が治るキッカケになりました。
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柏崎先生へ
初めてメールさせていただきます。藤川先生同様、貴殿のサイトは大変参考になっております。
あくまで私的なご意見で結構ですのでヒントを頂きたい症状があります。私の近い知人で原因不明の
耳鳴りと倦怠感が数年続き離職せざるを得ないようになってしまいました。彼は超多数の病院、多くの検査でも原因不明です。あらゆる治療を試しましたが一向に完治できません。
仮にビタミン療法を試すとした場合のビタミン、ミネラル、他?参考に教えて頂きませんか。
私ならばどのサプリを試してみるで結構です。
又、最近5-HTPというミネラルが販売されておりますがどのような見解ですか。
服部佳良さん、コメントありがとうございます。
柏崎先生へ
...となっているので、意味が分からなかったのですが、耳鳴りについての情報を紹介しておきます。
藤川徳美医師 facebook 2017年4月10日
藤川徳美医師 facebook 2018年1月1日
藤川徳美医師 facebook 2018年1月20日
私の祖母も耳が悪く、時々、聞こえなくなったり、耳鳴りがすることがあります。
その時はこれらの情報を参考に、普段飲んでいるサプリを増やしています。