糖質は人間の体にとって良いのか悪いのか、見極められない人へ

世の中には、「糖質は必要だ」という意見と、「糖質は毒だ」という2つの意見があります。

 

意見が正反対です。「必要」「毒」ですよ。

 

なんでここまで真っ二つに分かれるんでしょうか。それなりの根拠があって主張しているのでしょうが、それにしても、両者の主張がかけ離れすぎています。

 

 

このように「一つの事象に対して、専門家の意見が何故か真っ二つに割れる」と言う現象は、世の中のあらゆる分野に見られます。健康情報はほとんどですね。これでは混乱して、一体どちらが正しいのかわからなくなります。

 

 

私も以前は真に受けていたので、「なんでこうなるんだろう」と思っていました。

 

 

 

同じように、これから「食生活を見直そう」、「糖質制限を始めよう」と思っている人は、「必要」と「毒」、あるいは「良い」と「悪い」と反対の事を言われたら、どちらを信じていいのかわからず、混乱すると思います。

 

 

そんな人の為に、私が「糖質は人間にとって良いのか、悪いのか」についてお答えします。

 

 

私は、昔は「糖質は必要だ」と思っていましたが、今は「糖質は毒だ」と思っています。

 

 

これだけでは説得力がないので、「何故その結論に至ったのか」、そして、「何故こんなシンプルな事に、多くの人が気付かないのか」についてお話します。

 

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糖質の害を認めたくない社会

 

 

「人間が糖質を食べると毒になる」

 

・・・こう言うと、「そんなことはない!」と反発する方は多いです。その理由は以下の2つです。

 

 

1、すぐに影響が出にくい

2、糖質の毒性が、正確に広がっていない(ダイエットのイメージが強すぎる)

 

 

まず、1つ目について説明します。

 

糖質は遅効性の毒です。すぐに影響が出にくいので、ダメージが分かりにくいのです。従って、反発する人の多くは

 

 

「糖質を食べているけど、何も起きていない」

 

 

と言います。でもそれ、今はまだ・・・なのです。遅効性ですから。

 

 

これって、クレジットカードを使った時の「現時点では、財布から金が減ったわけではない」という感覚と似ているかもしれません。請求は忘れたころに来るので、使っている時は「ダメージを受けた」感がないのです。

 

 

でも、お金はまだマシです。内訳がキチンと明記されますから。体の場合、過去の不摂生の内訳はハッキリと明記されないので、本人の記憶が頼りになります。従って、正確な原因を後から特定させることは難しいです。よっぽど注意して観察していないと、分からないかもしれません。

 

だから、ツケは後からくるけど、原因が何かわからない。根本的な解決ができない・・・という事態になるのです。

 

(追記)糖質の毒性は遅効性。体に合わない物を食べると、表面的には問題がなくても水面下では体が劣化する

 

 

「すぐに影響が出ない」というのは、困ったものです。

 

 

似たようなものに、「タバコ」、「遺伝子組み換え食品」、「食品添加物」、「LED」、等があります。これらも遅効性ですね。「タバコ」はどうなるか想像がつきますが、それ以外の物質は歴史が浅いので、ハッキリとわかりませんが、調べる限り体に良いとは思えません。

 

このように現代は、体に悪い物質で溢れています。その中で生活している私達は、絶えずこれらを浴び続けているのです。これでは、単体が悪いのか、複合的な要因なのか・・・正確に特定するのが難しいです。

 

(追記)安心・安全が大好きな日本!でも何故か「健康を損ねる物質」への規制だけは甘い

 

 

ですが、これらの中でも、群を抜いて体に悪いのが「糖質」です。(その根拠は後で述べます)

 

 

 

そして、2つ目について説明します。

 

ここ数年、「糖質制限」は広まりましたが、糖質の毒性についての情報は正確に広がっていないように思えます。

 

 

同じ遅効性の毒でも、「タバコ」や「アルコール」、「食品添加物」等は、医療機関や専門家が注意を促すので、毒性が認知されています。実際に気をつけるかどうか・・・はともかく、一応、人々の頭の中に「危険だ」、「体に悪い」という認識があります。

 

 

しかし、「遺伝子組み換え食品」、「ブルーライト」、「糖質」は一般的に「危険だ」と認知されていません。一部の人達が警告しているだけです。多くの医療機関や専門家は警告をしないので、一般的には「安全だ」ということになっています。

 

(追記)以下の記事で詳しく述べています。

 

遺伝子組み換え食品から学んだ、学問に不毛な議論が発生する本当の理由。

LEDの安全性は疑わしい。ブルーライトで目の奥や頭が痛くなる理由

肌の対策まで必要?ブルーライトの生体への影響は深刻だった

 

 

「糖質」にいたっては、「健康の為には、糖質を摂ることが必要だ」ということになっています。

 

最近、テレビや雑誌などでは「糖質を減らした方がいい」とやんわりと言っていますが、それでもタバコや酒のように「毒性がある」という視点で語られているのは見た事がありません。糖質制限を肯定しても、そこだけは煙に巻くのです。

 

 

専門家が注意しない影響は大きいです。

 

 

ここで、ほとんどの人は「専門家が注意しないということは、安全だからだろ」と思ってしまうかもしれませんが、それが落とし穴です。

 

ハッキリと言わせていただきますが、実際は、危険なものが「安全だ」ということになっているのです。何故そうなるのか?

 

それは、医療、栄養、健康とは全く関係ない理由によるものです。政治的、経済的な理由です。(追記)その詳細は以下の記事に書きました。

 

遺伝子組み換え食品から学んだ、学問に不毛な議論が発生する本当の理由。

 

事情はどうであれ、人間は大勢が「安全だ」と言っているものに対しては、安心してしまうものです。

 

だから、一部の気付いた人が「糖質は毒だ」と言っても、みんなピンと来ないのです。

 

 

「後でツケが来るので、何が原因だったかわからない」という分かりにくさと、多くの専門家が「安全だ」と公言していること

 

・・・この2つがあるせいで、なかなか真実が伝わらないのが現状です。

 

 

 

私が糖質の害に気付いたのは30代です。昔から体が弱く、10代の頃から健康に気をつけていました。体を丈夫にしたくて、色々と調べたり、実践してきましたが、それでも糖質の毒性を知るのに時間がかかりました。今にして思えば、「なんでこんな単純な事に気が付かなかったんだろう」と思うのですが、その当時は、まさか「糖質が悪い」とは夢にも思っていなかったのです。

 

 

とくに社会による刷り込みの影響は大きいと言えます。

 

 

そんな中で、「糖質の害」にどうやって気付いたのか、私の経験をお話します。

 

 

 

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糖質の害に気付いた時のお話

 

身の回りにある様々な物質の中でも、「糖質ほど害の大きいものはない」と断言できます。

 

 

先に挙げた物質もそれなりに体に悪いですし、歴史が浅いものは、その破壊力は正確には分かりません。

 

ですが、それらと糖質が決定的に違うのは、直接体内に入れる物質であるにも関わらず、摂取する量が圧倒的に多いことです。

 

例えば、私達は「食品添加物」を毎日のように口にしています。「食品添加物」は種類こそ多いものの、量にするとごくわずかです。1日に口にする「食品添加物」を集めて測っても、たかが知れているでしょう。

 

それに比べて糖質は、現代の日本人であれば、1日に100g~200gは普通に摂ります。

 

「そんなに食べていない」と思う方もいると思いますので、一応説明しておきます。

 

例えば、ご飯一杯に含まれる糖質は、約55gです。1日ご飯を3食食べたら、主食だけで、最低でも糖質165g摂取した事になります。あなたが若い男性なら、お代わり、ご飯を大盛りにすることもあるでしょう。

 

そして、おかずも必要です。肉や魚なら良いのですが、例えば、「肉じゃが」とか、「カボチャの煮物」とか、根菜を使った煮物を食べたとします。

 

日本人が大好きな和食は、砂糖、酒、酢、醤油、味噌・・・と糖質の高い調味料を駆使して味付けをする調理法なので、健康を意識して和食を食べる人ほど糖質過多になります。その場合、根菜と調味料で200g近くいきます。

 

(追記)和食は糖質の多い食事です。

和食は素材の味を生かした料理だという嘘と、日本人が不健康な白米を止められないワケ

 

 

最初「100~200gなんてとんでもない」と思われたかもしれませんが、これを読むと、ハードルが低いことがお分かりいただけたかと思います。

 

しかし、これで終わりではありません。

 

ほとんどの人は、嗜好品も摂ります。「お菓子」や「甘いドリンク」を飲めば、200gを過ぎます。

 

 

かつての私は、糖質を1日260g前後摂っていました。

 

4日で、砂糖一袋を超えてしまいます。「食品添加物」はこれほど食べません。

 

内訳を思い返してみると、260gに特に貢献していたのは、ご他聞に漏れず「米」と「根菜類」でした。私の場合、ご飯の量が多かったのと、健康の為に野菜のポタージュスープをほぼ毎日飲んでいました。

 

甘すぎるお菓子はたくさん食べれませんでしたが、「米」や「根菜類」は味付けさえ間違えなければ、ほのかに甘いのでいくらでも摂れました。

 

しかも、「お菓子は食べ過ぎるとヤバイ」と思っているので歯止めが利きますが、野菜は「体に良い」と思っているので「ヤバイ」と思いません。むしろ、野菜をたくさん、それも、様々な種類を摂る程「健康に良い」と錯覚していたので、種類もたくさん、できるだけ量も摂るようにしていました。

 

ですから、バランスの良さだけは抜群でしたよ。健康的な食事をしていると思っていました。

 

今考えたら、「人間の体の設計図」をおもいっきり無視した燃料の取り方でした。

 

で、こんな食生活をしていた私ですから、当時は糖質が大好きでした。昔は、胃が弱くて肉や魚がほとんど食べられなかったので、唯一たくさん食べられる糖質への依存は、ハンパなかったです。

 

 

従って、「酸化も危険だけど、糖化も危険」という、当時の食生活を脅かす説に最初に触れた時は、当然反発しました。「何を言っているんだ?この記事は」と思いました。

 

 

今程、糖質の害について、理論が詳しく説明されていなかったので納得できないというのもありましたが、それよりも、その時の食生活が気に入っていたので、それが不健康になると思いたくなかったのです。

 

「バランスの良い食事が健康だ」「野菜なら大丈夫」と思っていたのですが、「糖質が害になる」という事を知ったことで、多少、気になるようになりました。

 

「糖質は大丈夫」と、「でも、もしかしたら大丈夫じゃないかもしれない・・・」の間をいったりきたりしました。確証がなかったからです。

 

でも、やがて「糖質は害になる」という結論に達しました。

 

 

「毒」としか言いようがない症状がいくつも自分の身に起きていた以上、その事実を認めざるを得ませんでした。(具体的にどんな症状が表れたのか、については後でお話します)

 

「糖質が人間にとって毒にならなければどれほど良いだろう」と思いました。1日10g以下の糖質制限をしている今でもそう思います。糖質は嫌いで止めたわけじゃないですから。

 

でも、真実は真実です。

 

体の中で起こる出来事は、化学反応ですので、正直です。

 

どんなに事実から目を背けようが、糖質を摂ることで起こるものは起こる、そして、止めれば止まるのです。

 

私が糖質の害に気付くことが出来たのは、外から取り入れた情報のおかげもありますが、体が弱かったからでもあります。

 

先ほど「糖質の害は遅効性で、そのツケは忘れたごろにやって来る」と言いましたが、私の場合は体が弱いので、糖質に限らず、何かにつけてダメージが人よりも早く表れます。従って、「糖質を食べた時と、食べなかった時の体の反応の違い」をハッキリと観察する事ができるのです。

 

自分に起こった不調を、手に入れた情報と照らし合わせて、逆算して考えることによって、不調の原因が糖質である事が明白になったのです。

 

もし体が丈夫で、「何も変化がない」、「何も起こっていない」と感じていたら、外から入る情報も適当に受け止めていたかもしれません。

 

 

たまに糖質を食べると、必ず「不快な症状」が戻ってきます。比較的すぐに表れるのは、「体のだるさ」、「目の痒み」です。続いて、「吹き出物」、「関節の柔らかさが失われる」・・・が表れます。関節の可動が硬く感じると、歳をとった(劣化した)気分になります。オイルが切れて、滑らかさが失われたような感覚になるのです。

 

 

糖質を1日10g以下に抑えている時は、このような症状はありません。本当に毒だなと思います…。

 

 

このように、私は糖質の害を実感しやすいので、「糖質は毒だ」と言っていますが、なにも、糖質(つまり植物)の存在自体が悪と思っているわけではありません。そこは誤解しないで下さい。

 

 

あくまで「人間にとって毒だ」と言っているのです。

 

 

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人間と糖質の相性

 

糖質・・・つまり、「穀物」や「野菜」や「果物」といった植物性の食品は、別にこの世に「毒」として誕生したわけではありません。その存在自体は毒ではないのです。

 

ですが、人間の体に取り込んだ際、人間の体を蝕む毒物になります。何故なら、人間の体が、植物を食べる事に適した構造になっていないからです。(追記)人間の食性について以下で詳しく述べています。

 

 

「人間が肉食か草食かは、歯を見れば分かる」という説は正しいのか

 

消化に良い食品の嘘。慢性的に胃がもたれる人は糖質の過食を疑え!

 

 

これは、「動物食性(肉食)動物である人間」と、「植物性の食品」の相性の問題です。合わないから毒になるのです。なので、「植物性の食品(糖質)」を食べることに適した体である「植物食性(草食)動物」の場合は、これにはあてはまりません。

 

「牛」や「ゴリラ」など、主に植物を食べる動物は、「発酵タンク」を体の中にそなえているので、これらの食事から栄養を効率良く摂ることが可能です。従って、動物食性(肉食)動物が真似できるものではありません。構造が違うのですから、真似をすれば、体に負担をかけます。(追記)消化について、詳しくは以下をご覧下さい。

 

遺伝子の99%が同じでも、人間とチンパンジーの消化器官の構造は違う

 

 

最近では、犬が糖質制限を実践したところ、健康を回復したという例もでてきています。この事からも、人間だけでなく、肉食の体をもつ動物にとって、糖質は相性が悪いといえます。

 

それでも、「消化しずらい」とか、「栄養を効率良く摂れない」・・・程度であればまだいいのですが、糖質には、もっと恐ろしい副作用があります。

 

それが「糖化」です。

 

 

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体を劣化させる糖化

 

糖質が起こす害で最も恐ろしいのが、糖化反応が起きることだと思っています。

 

普通に食事をしている人は、毎食、大量の糖質を摂ります。すると、余った糖が体内のタンパク質と反応してしまいます。その結果、タンパク質が変性(劣化)してしまうのです。この反応を「糖化反応」と言います。

 

やっかいなことに、この反応によって「劣化したタンパク質」は、分解されにくく、負の遺産として体内に蓄積されていきます。

 

一番分かりやすいのが「セルライト」ですね。あれは、ただ太ったのではありません。糖化です。だから落ちにくいのです。

 

 

以下、Wikipediaより引用

 

AGEs(エージス、エイジス、エイジズ、エージーイー)とは、終末糖化産物、後期糖化生成物 等と訳される。タンパク 質の糖化反応(メイラード反応)に因って作られる生成物の総称であり、身体の様々な老化に関与する物質(より正確に 言えば、生体化学反応による生成物)と言える。

 

現在判明しているだけでも、AGEsには数十種類の化合物があり、其々が多種多様な化学的性質を有する。

 

AGEsの例としては、Nε-カルボキシメチルリシン(英語版)(CML)、Nε-カルボキシエチルリシン(CEL)、アルグピリ ミジン(英語版)等が知られている。類似の概念に過酸化脂質に由来する終末過酸化産物(Advanced Lipoxidation End products、ALEs)が有る。

 

AGEsは糖尿病、アテローム性動脈硬化症、慢性腎不全、アルツハイマー型認知症等の変性疾患(英語版)を悪化させると 言われる。糖尿病の血管系合併症の原因ともされる。活性酸素に因る細胞障害を加速し、機能を変化させるという。

 

化学反応をしてしまうということは、「糖質」を体に入れる限り、避けられないということになります。

 

体が丈夫な人も弱い人も、外国人も日本人も、「糖質」を食べれば糖化します。化学反応ですから。生まれながらの体の丈夫さや、年齢によってダメージには差がありますが、それでも起きます。

 

そして、 糖化反応が起これば劣化するのですから、糖質を摂ると体全体が満遍なく弱っていくのは、なんとなく理解していただけるかと思います。

 

 

 

次は、糖質を食べる事によって体がどうなるかについてお話します。「自分には何も問題は起こっていない」と思っている人も必見です。

 

 

 

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糖質を摂ると生じる具体的な症状

 

 

症状はネットでいくらでも調べられます。ここでは、私の体に常にあった、糖質が原因と考えられる主な症状を紹介します。

 

●花粉症(アレルギー)

●消化不良(+胃下垂)

●疲れやすい

●目の痒み

●関節が鳴る

●傷の治りが遅い

●生理不順

 

・・・等です。それぞれの症状は、全く関係ないように見えますが、糖質という同じ原因から起こるのです。これらは病気のうちにも入らないような些細な症状です。しかし、あると確実に生活の質が落ちます。これらは糖質が悪さをしているのです。

 

どれか心当たりがありませんか?「自分は糖質の害は受けていない」と胸を張って言えますか?

 

一応、他の例も挙げておきます。糖質で起きる症状で代表的なのは、「歯周病」と「痔」です。

 

「えっ?これも?」って思うかもしれませんので、ヒントをお教えします。

 

糖質の最も恐ろしい副作用は「糖化」でしたね。その「糖化」には特徴があります。

 

細胞が劣化するので、締りがない、ブヨブヨする・・・熟れ過ぎた果物のようなイメージです。こういう特徴を持つ症状は「糖化」の可能性が高いといえます。締りがない、ブヨブヨする・・・ですから、その極みである「胃下垂」や「脱肛」等、下に下がるような症状は、重度の糖化です。

 

 

心当たりありませんか?

 

 

というか、ここまでくると、身の回りの人は「糖化した人」だらけだと思います。

 

 

(追記)あと、糖質による炎症の結果、瞼に1㎝くらいの「脂肪の塊」が出来る事もあります。

 

瞼に脂肪の塊ができる「眼瞼黄色腫」の放置は要注意!意外な原因と解決方法とは

 

 

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糖化は改善するのか?

 

今までのダメージをどこまでチャラにできるかは、その人次第です。年齢、体力もありますし、「生活習慣を改善させて糖化を改善させる」という気があるのかどうかも大事な要素です。

 

食生活の改善は、早ければ早いほど効果があります。

 

「歳をとったからもう遅い」と諦めないでください。糖化をチャラにする事は難しいです。それでも、今より悪くならないように食い止めることは出来るかもしれません。

 

 

「改善するなら、後で気をつければいい」と思う方がいたら、これだけは覚えておいて下さい、改善しない部分があります。

 

それは「目」「脳」です。女性であれば「卵子」もです。

 

(追記)卵子の糖化についてはこちら。

卵子が老化する原因と防ぎ方。卵子の質を悪化させない食習慣は、不妊症の改善も期待できる

 

 

これらの細胞は入れ替らない(ということになっている)ので、糖化してしまうと改善できないと思われます。

 

ちなみに、脳の糖化で怖いのはアルツハイマーです。「ブドウ糖は脳にとって唯一の栄養」という大嘘がまかり通っていますが、その栄養がアルツハイマーの原因を作るのです。

 

 

次に、私が改善させた症状を紹介します。

 

 

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糖質を止めて改善した症状

 

 

先程挙げた以下の症状ですが、私が糖質制限を始めて、どうなったと思われますか?

 

●花粉症(アレルギー)

●消化不良(+胃下垂)

●疲れやすい

●目の痒み

●関節が鳴る

●傷の治りが遅い

●生理不順

 

まだ完治していないのは、「胃下垂」と「関節が鳴る」です。「消化不良」はわりと早く治りましたが、「胃下垂」はそのままです。

 

関節は、以前のように動かすたびに頻繁に鳴ることもなくなりましたが 、まだ完全ではありません。骨ですから、完全回復にはもう少し時間がかかると思います。

 

 

後の症状は改善しました。特に驚いたのは、ブタクサのアレルギーが無くなったことです。9月になると、「もうそろそろかな」・・・と構えていたのですが、現在は、待っても、待っても来ないのです。

 

(追記)糖質制限で一時的に体調が悪化。その後ブタクサのアレルギーが治った

 

 

それまでも、運動、健康食品、様々な食事管理をしてきましたが、暖簾に腕押しでした。それが、糖質を断った事で簡単に治ってしまったのです。

 

 

私が糖化の恐ろしさを実感したのは、糖質を止めてこれらの症状が、次から次へと、まるで無かった事のように消えたことです。
その時改めて、ほとんどの不調は、糖質が悪さをしていたことで生じていたと悟ったのです。

 

ここに書いたのは、あくまで私に起こった症状です。なので、「糖質の害」はこれが全てではありません。

 

人は糖質によってダメージを受けますが、人によって弱い部分が違うので、細胞が劣化(糖化)する場所は様々です。「ここに書いてある症状」になっていないからと言って、「自分は大丈夫」と考えない方が良いです。

 

糖質を食べている人は、「糖質の害」を常に意識して欲しいのです。

 

 

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まだまだある糖質の副作用

 

野菜や果物には、ビタミンやミネラルが豊富に含まれています。だから、みんなせっせとこれらを食べるわけですね。ビタミン・ミネラルは確かに大切です。それだけなら、私も否定しません。むしろ、ビタミンやミネラルが足りていないのであれば、積極的に摂るべきです。

 

しかし、ここが大きな落とし穴です。

 

「糖質を含む植物性食品」というのは、人体にとって毒になる「糖質」と、人体にとって必要な栄養素である「ビタミンやミネラル」が両方含まれています。

 

その為、多くの人は、果物や野菜に含まれる雀の涙程のビタミンやミネラルを摂る為に、それを遥かに凌駕する量の糖質を躊躇なく食べるのです。

 

で、ビタミン・ミネラルを摂った気になって、健康的だと錯覚するのです。

 

 

この、せっかく摂った、ビタミン・ミネラルですが、ほぼ意味がありません。何故なら、糖質を代謝する為に、ビタミン・ミネラルが消費されてしまうからです。食品に含まれるビタミン・ミネラルはただでさえ少ないのに、同時に取った糖質の処理に奪われてしまうのでは、何のために野菜や果物を無理して摂ったのかわかりません。

 

 

糖質は栄養泥棒なのです。

 

 

私もその言葉を裏づけるような体験をしています。

 

糖質を食べていた時、健康食品(ミネラル)を飲んでいたのですが、何故か効き目が悪いのです。同じものを飲んでいた他の人は、何かしら改善しているのに、自分には効かないのです。

 

何故効果がなかったのか、今ならその理由が分かります。当時、1日260g前後の糖質を摂取していたので、その処理に、せっかく摂ったミネラルが使われてしまっていたのでしょう。要するに、ミネラルの効果が無かったのではなく、毒が強すぎて勝っていたのです。

 

健康の為にと、せっかく摂っていた野菜、健康食品ですが、糖質のせいで「栄養」と「お金」を無駄にしてしまいました。せっかく稼いで返したお金が、全て利子に消えてしまったような感覚です。

 

もちろん、それを飲んでいたことで、食い止められた症状があるのかもしれませんが、せっかく栄養を摂るのであれば、建設的なことに使いたいですよね。

 

 

野菜や果物を「健康の為に」と積極的に取る人は、以下の事を覚えておいて下さい。

 

 

「危険な要素である糖質」と、「魅力的な要素であるビタミン・ミネラル」を完全に切り離して、良い部分だけを取り込めれば理想ですが、食品のように、食品の中に両者がセットになって存在していると、切り離しは不可能です。どちらか片方の栄養だけを摂ることは出来ません。

 

「糖質」が人体に害を与えない物質であれば良いのですが、そうではありません。

 

 

野菜や果物が、どんなに健康に必要な栄養成分を含んでいても、それと抱き合わせで強制的に「糖質」を体にダウンロード、 インストールさせられては、長い目で見た時に、メリット以上のデメリットを受けてしまうことになります。

 

 

(追記)

 

野菜や果物は健康的というイメージの盲点。ビタミン・ミネラルに注目しすぎる事で気付かれない糖質の害

 

ローフーディストやベジタリアンの真実。肉を避け野菜や果物を多く食べる人に見られる肌の特徴と、健康上の問題

 

 

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それでも糖質が毒だと信じられない人へ

 

 

「糖質は毒だ」と言われても、なかなか受け入れられないと思います。かつて、私も糖質中毒だったので、その気持ちは良く分かります。

 

お菓子などの嗜好品、国民食である米、さらに野菜や果物にも糖質がタップリ含まれています。

 

これらを否定したら、食べるものがほとんどなくなってしまうという問題も出てきます。(実際にはあるのですが、選択肢が少なくなります。)

 

だから、これらが毒になるなんて、信じたくないことです。

 

 

世間一般のお医者さんはこれとは反対の事を言いますしね。(追記)その理由はこちら。

 

定説が正しいとは限らない。真実から遠ざからない為に気をつけたい事

 

 

糖質制限ダイエットが浸透してきていますが、あくまで「ダイエット」です。医療現場や栄養指導の現場で、「糖質が悪い」とか、「毒だ」と言い切る人はまだまだ少ないです。

 

私達はそういう社会の中で生きているのです。なので、今すぐ糖質の毒性に気付くのは難しいかもしれません。ですが、気付かなくても、症状は私達のすぐ側にあるのです。決して珍しいものではありません。

 

糖質を摂る限り、いずれ人間は糖化によって体が劣化していきます。弱い固体ほど、その時期が早く訪れます。

 

もし、あなたや、あなたの身近な人がそうなった時に 、少しでもこの話を思い出していただければ幸いです。

 

 
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コメント

    • 熊須功二
    • 2017年 11月 17日

    糖質の害の説明には納得しましたが、
    糖質を10gと決めた根拠は何ですか?
    投稿された記事を翻れば書かれているのかも知れませんが、たどり着けませんでした。

    糖質を取らなくても、脂質を肝臓が分解したケトン体がエネルギーとなるけれども、肝臓はケトン体をエネルギーとして使えないので、糖質が必要になります。

    糖質はタンパク質を分解して得る事が出来るので、たんぱく質を摂取していたら、理論的には問題無いはずですね。

    ただ、口から取る糖質が何gがバランスが良いのか?
    個人差もあるでしょうが、、、
    体重比とか、、、
    僕的には50g程度かなぁ?
    と思うのですが?
    説明頂ければ幸いです。

      • アリヤ
      • 2017年 11月 17日

      熊須功二さん、コメントありがとうございます。

      >糖質を10gと決めた根拠は何ですか?

      私は過去に「緩めの糖質制限」をして失敗しました。主食を抜いたので、自分ではかなり食生活を変えたつもりでした。
      しかし、糖化が酷く、その減らし具合では体が肉や脂を受け付けませんでした。

      肉を食べると胃が気持ち悪くなるが、野菜や穀物や甘い物はいくらでも食べられる理由とは

      結果、糖質を減らしているにも関わらず、肉や脂を満足に食べられず、エネルギー不足になってフラフラになりました。
      おまけに、中途半端に糖質を摂っていたので、糖化も治りません。

      糖質制限を始める前より体調が悪くなりました。

      当時、糖質制限のデメリットを必死で探したのですが、メリットばっかりで副作用の情報がなく、解決方法がありませんでした。
      そして、危険と判断して止めました。

      月日が経ち、2度目糖質制限を始める前、改めて糖質制限の情報を集めたら「何故過去糖質制限に失敗したのか」分かりました。
      原因は、緩い糖質制限、そして、脂質を積極的に摂らなかった事です。

      だから、同じ失敗はしたくないので、次は厳しくしたのです。私が参考にしているストイックな方の食事を真似ました。
      理論を勉強し、気をつけながらやると、30年以上抱えていた問題が簡単に解決していったので、今もそのスタイルです。
      ギリギリまで糖質を削った方が調子が良いのです。

      同じ糖質制限でも「糖質を徹底的にそぎ落とした糖質制限」と、「緩い糖質制限」ではこんなに違うんだと体験したので、健康の為に10g以下にしています。

      これだと、調味料や薬味程度は使えるので、ちょうどいいと思っています。
      5g以下にすると、スパイスやチーズ、調味料も使えなくなるので実践が難しいと思います。

      余談ですが、癌治療に糖質制限を取り入れる場合は、「追加インスリン」を出さないようにする為、もっとストイックです。

      >ただ、口から取る糖質が何gがバランスが良いのか?個人差もあるでしょうが、、、

      これについては、「血糖値の値から、食事から摂る糖質はどのくらいまでなら大丈夫なのか」を記事にしていますので参考にして下さい。
      ポイントはライナス・ポーリング博士の言った「血糖値が120を超えると、白血球の免疫力の75%が失われ、それが100%に戻るまでに、5~7時間かかる」です。

      人間の身体に必要な糖質量を血糖値の視点から分かりやすく説明してみた

      一方、世の中には糖質を食べていても健康な人がいます。それは、エネルギー代謝が「嫌気的解糖」に傾かない人です。
      それは、ある反応の「代謝酵素の形」が先天的に良いのです。

      「代謝酵素の形」が悪い人は、「嫌気的解糖」に傾きやすく、乳酸を溜めやすいので糖質を制限した方がいいでしょう。
      それでも止められない場合は、以下に対策を紹介しています。

      ベジタリアンや糖質を止められない人が、健康の為に摂っておきたい栄養素とは

      >糖質はタンパク質を分解して得る事が出来るので、たんぱく質を摂取していたら、理論的には問題無いはずですね。

      肝臓に問題がなく「糖新生」が正常に行なわれるのであれば問題ありません。

      糖質制限をしているのに血糖値が高いのは、糖新生が原因かもしれません

        • 熊須功二
        • 2017年 11月 18日

        血液中に含まれる糖質

        しかし
        その糖質は消費されますよね?

        必要量と、含まれる量とは違わないですか?

        それとも糖質が減ると、赤血球などに糖質の消費が集中し、筋肉臓器はケトン体の費用に集中するのですか?
        まんべん無く消費するイメージがあるのですが?

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