お知らせ

 

 

私達は憲法によって言論の自由が守られているので、

食や健康等の問題を主張する事ができます。

 

 

 

 

元々憲法改正賛成派だった人の解説です。

 

 

 

 

谷本議員と一緒に飛行機を降ろされたもう一人の人物・高橋清隆氏について

 

 

 

谷本議員らがノーマスクで強制降機! 釧路空港のエアドゥ機、「憲法違反を公然と行う航空各社への行政指導を国交省に求める」

 

 

一緒に飛行機を降ろされた反ジャーナリスト高橋清隆氏による、谷本誠一議員のインタビュー動画です。

 

 

 

 

 

身近な人が被害に合った時の為に

とりあえずブックマークをお願いします。

 

 

 

 

 

 

タグ:糖質制限
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糖質制限に失敗した経験を持つ私が、2回目の挑戦で成功する為に行なった事は情報収集と分析です

どんなジャンルにも言える事ですが、同じ事をやっても「失敗する人」と、「成功する人」がいます。

 

 

 

挑戦する対象が極めて難しいなら、失敗者は多数出るでしょう。

 

 

 

反対に、簡単な事なら失敗者は少ないものです。

 

 

 

しかし、簡単な事なのに、何故か多くの人が失敗する事もあります。

 

 

 

糖質制限もその一つです。

 

 

 

糖質制限が難しいか、難しくないか、と聞かれたら、私は難しくない方だと思います。

 

 

 

一部、体質的に糖質制限が出来ない人もいます。例えば、

 

 

 

  • 長鎖脂肪酸代謝異常

 

  • 糖尿病腎症

 

  • 糖原病

 

 

 

・・・などの人です 。

 

 

また、インスリン注射をしている人の場合、糖質制限を出来ない事はないですが、糖質制限に理解のある医師について、薬を減らしながら食事を実践しないと危険です。なので、これは難しいケースといえます。このタイプは特に自己判断はやめましょう。

 

 

以上、糖質制限をしてはいけない、糖質制限が難しい例外を一部紹介しましたが、

 

 

 

これらマイノリティ以外の人にとっては、糖質制限の難しさは、知らないスポーツのルールを覚えるくらいの難易度でしょうか。

 

 

 

今は様々な情報が手に入るので、きちんと勉強して、体質や状況に合わせて調整していけば、かなり上手くいくと思います。

 

 

 

私は糖質制限に失敗も成功もしました。

 

 

 

2008年に糖質制限をして失敗し、「糖質制限アンチ」になり、2015年に2回目の挑戦で成功しました。

 

 

 

その体験から、何故糖質制限に失敗してしまう人が後をたたないのか考えてみました。

 

 

 

成功する人と失敗する人の違いをお話しますが、技術的なことではなく、どちらかというと、環境についてのお話になります。

 

 

 

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先に糖質制限の全体像を知る

 

 

私は情報不足のまま糖質制限をやるのはオススメしません。

 

ちょっとやり方をかじって、適当にやって上手くいく場合もあるかもしれませんが、問題が起きる場合もあります。自分がそうだったので、リスクを避ける為に、計画的にした方がいいと考えています。

 

スポーツを始める時、何も知らない状態で、いきなり始めたりはしませんよね。

 

 

  • どうやって点を入れるか

 

  • 何をやったらルール違反になるか

 

  • 何をやったら怪我をしやすいのか

 

 

・・・と、スポーツに必要な最低限のルールぐらいは、実践前に先に把握しておくはずです。学校の体育でも、体を動かす前には、先生の説明があります。

 

 

物事を始める前に、先に大まかな流れを知る事は、日常生活では当たり前に行なわれています。

 

それだけで、失敗のリスクはぐっと減らせます。

 

 

指導者の存在は必要か

 

 

全体を知ることも成功する上で大事ですが、

 

 

 

何かあった時に頼りになるので、「指導者」がいれば理想的です。

 

 

いなくてもできなくはないです。

 

 

 

しかし、問題が起きた時、先人の知恵を借りる事で「難しい」と思っていた事が簡単に解決する事も多いので、私は必要だと思います。

 

 

 

私は2回目「厳しい糖質制限」をして上手くいきましたが、困った事が全くなかったわけではありません。問題が起きた時は詳しい方にアドバイスを頂きました。もし、それが無かったら・・・と考えると、苦労したかもしれません。

 

 

一方、1回目に糖質制限をした時はそんな存在はなく、頼れるのは本だけでした。困ってネットで調べても、当時は糖質制限の情報がありません。良い話はあるのですが、「上手くいかない時の解決方法」の情報はありませんでした。問題が解決できず、挫折しました。体調悪化で、やめるより他になかったのです。

 

 

 

その事を思うと、指導者の存在はありがたいです。

 

 

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指導者が必要な人とは

 

 

私は1回目は失敗しましたが、2回目は調べたので上手くいきました。

 

 

 

私は体が弱かったですが、私より弱い、あるいは何らかの疾患を抱えている、長年薬を飲んできたという人は、こんなに簡単にいかないかもしれません。

 

 

 

実際に、中には糖質制限に体が慣れるまで時間がかかる人がいます。

 

 

 

※いきなり「厳しい糖質制限」に体が慣れない人も、徐々に糖質を減らしていくという方法があります。

 

 

 

そういう人達の事を考えると、知識が豊富な指導者はいた方がいいと思います。他力本願は論外ですが、困った時や、間違った方向に行った時に導いてくれる存在がいると、安心して取り組むことができます。

 

 

 

スポーツに置き換えて考えるとわかると思います。

 

 

子供みたいに準備運動なんてしなくても、休み時間のチャイムと共に校庭に出て、いきなりスポーツが出来る人もいます。野生動物も準備運動はしません。

 

 

しかし、本来体に良いはずの運動でも、運動不足だったり、歳をとった人が、同じようにすれば、体を痛めることも考えられます。

 

 

 

その場合は、様子を見ながら、調整しながら、少しずつ慣らしていく方が安全です。

 

 

さらに、指導者がいたらもっと安全にできます。間違っていたら、何がいけないのかすぐに理解して軌道修正することができますから。

 

 

糖質制限も同じです。

 

 

自己流アレンジで、糖質を適当に減らしている人がいますが、下手をすると私の様に「胃の糖化が治らなくて、肉も脂質も食べられなくなって、それが原因で、エネルギー不足に陥って体調不良になる」・・・という残念な結果になることもあります。

 

 

 

糖質の減らし加減も、考えなしにやるとこうなります。

 

 

今でこそ、当時を振り返って、何がいけなかったのか分かりますが、情報がなかったり、指摘してくれる人がいなければ、間違いに気付きません。

 

 

 

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糖質制限を始める人が注意した方がいい事

 

 

知識なく適当に調整すれば失敗につながりますが、経験豊富な人のアドバイスに沿って調整すれば失敗のリスクは少なくなります。

 

 

 

このような調整が上手くいくのは、基本的な事を理解しているからです。

 

 

 

ルールや仕組みがわかった上で調整するのは、何も考えずに自己流でアレンジするのとは全く違うのです。

 

 

 

従って、大勢の実践データを持っている人に頼るのが、最初のうちは極めて安全な方法だといえます。

 

 

以上のような理由から、私は、現代人が糖質制限をする時は、最初は情報を集め、考えながら計画的にやり、いざという時の為相談できる指導者がいるのがいいと考えています。

 

 

まとめると、

 

 

 

 

  • 最初に注意する事は、「糖質制限をやってはいけない病気」をもっているかどうか確認する事

 

 

 

 

  • 実践前に「やってはいけないポイント」「先人の失敗」を最低限覚える事

 

 

 

 

  • 実践中は注意深く体の変化を観察し、少しでも変わった事があったら調べる事

 

 

 

 

  • 調べて分からなければ、詳しい人に質問したりして調整する

 

 

 

 

私が気をつけていた事をザックリ言うとこんな感じです。シンプルだと思いませんか。

 

 

 

もし、あなたがいつか糖質制限をやってみようと考えた時、食事は自然なことだから、学ぶ必要も、計画も必要ない・・・そう言わずに、是非これらの事を気をつけてみてください。

 

 

糖質制限は人間の食性に合っていますが、これまでと間逆の事をするわけですから、安全の為に、最初のうちはスポーツのルールを覚えるように、最低限必要なポイントを押さえたうえで始める方がいい・・・というのが私の考えです。

 

 

 

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勉強する理由

 

 

人間は動物食性(肉食)動物です。消化器官の構造がそのようになっています。

 

 

遺伝子の99%が同じでも、人間とチンパンジーの消化器官の構造は違う

 

 

 

従って、植物性の食品を控え、動物性の食品を増やす「糖質制限(断糖肉食)」は、人間の食性に合った食事法です。

 

 

体の設計図にケンカを売らない方法なので、誰でも無理なく健康になることが出来ます。

 

 

ですが、その「動物食性である人間の体に合うはずの糖質制限」で失敗する人は多いです。糖質制限を始める前より体調が悪化します。

 

 

そんな目に合えば「このやり方は合っていない」と誰でも思います。

 

 

糖質制限をやった人は、「上手くいった人」と、「上手くいかなかった人」と、結果が真っ二つに分かれています。

 

 

この「誰でも成功しない」「失敗したら体調を崩す」というところが、糖質制限がバッシングされる理由です。

 

両者の違いは、正確な情報を手に入れて実践できていたかどうかだと思います。正しい情報を得る事はそれだけ大事なのです。

 

 

「何故、正確な情報が必要なのか」は、後で述べるとして、ここではまず、

 

 

そもそも、何故情報がいるのか、

 

何故、本来、人間の体に合っている食事である「糖質制限」を、調べずにやると失敗する確率が高くなるのか、

 

 

・・・その理由について深く考えてみたいと思います。

 

 

逆転現象

 

 

人間の体に合っている方法なのに、それを実践すると失敗する

 

 

・・・これは大きな矛盾です。

 

 

「断糖肉食するのが人間の食性に合った行為」なら失敗はありえないですし、教えてもらわなくても自然に体がそのような食事を欲し、実践できるはずだからです。

 

 

それに、どんな動物も自分に適した食材を選んで食べています。

 

 

その為、「調べたり、教えてもらった方がいい」と言うと、人によっては、

 

 

「教えてもらわないと出来ない事は自然じゃない」

 

「糖質制限は人間にとって自然じゃないんだ」

 

「結局人間が考え出したルールだから教える必要があるんだろ」

 

 

・・・と、感じるかもしれません。

 

動物食性という食性が本当に自然に備わった能力なら、動物のように、学ばなくても上手くできるはずだと考えるからです。

 

 

本能である食事の方法を学ぶ事は不自然です。

 

 

なので、教えてもらわないと出来ないような事は、自然に適していないからだ・・・という考えは一理あります。

 

 

 

ですが、大事なところが抜け落ちています。

 

 

私達は、人間が作り出したカラクリのせいで、教えてもらえないと出来ないほど、人間本来の感覚が分からなくされていることを忘れてはいけません。

 

 

 

間違った情報によって、正常な感覚が狂わされていて、その為、本来できる事を出来なくさせられている。だから、失敗するのです。

 

 

 

正常な感覚が狂うなんて事があるのか?

 

 

・・・と思うかもしれませんが、別に珍しい話ではありません。

 

 

姿勢が良い例です。

 

 

 

一度、変な姿勢の癖がついて、その状態を脳が形状記憶してしまうと、綺麗な姿勢に戻すのは非常に難しいです。

 

 

崩れた状態でも、それに慣れてしまうと、体はそれをに感じるようになるので、元の綺麗な姿勢を不自然に感じるようになります。

 

 

本来は綺麗な姿勢が自然なのですが、歪んだ状態に慣れた体は、それをしんどいと感じてしまうので、元に戻すのは大変です。

 

 

また、歪んでいるのに、本人に歪んでいる感覚がない場合もあります。

 

 

一度崩れたものを治すのは大変なのです。

 

 

自然の状態に戻すのに、トレーニングをしたり、調べたり、勉強するのは効果的です。

 

 

そしてこれは、姿勢だけでなく思考にも言えることです。

 

 

 

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教え込まれた概念に縛られている

 

 

「一度覚えた常識」を覆すのが嫌いな人は多いです。

 

 

そういう人は糖質制限に失敗する要素があります。

 

 

ふつう、糖質制限をする時は「糖質」をひかえるだけではなく、「タンパク質」や「脂質」を多目に摂らなければいけません。

 

 

「ご飯なんていらない、肉食べ放題!」と、「タンパク質」はみんな喜んで食べます。

 

 

しかし、そういう人でも、何故か脂質が必要という事実だけは受け入れられないようです。このようなケースは少なくありません。

 

 

長年「脂質悪」を刷り込まれてきたので、脂質をたくさん食べることに抵抗を感じるようです。

 

 

私が「バターをかじる」といったら、ドン引きされます。緩めの糖質制限をしている人にです。

 

 

この「脂質をたくさん食べる」という事に対して起きる「良くない反応」ですが、それは、生まれたときから自然にあった感覚ではなく、与えられた価値観なのです。それも間違った価値観です。

 

 

 

(追記)脂質は悪くないという話は以下に書きました。

 

【脂質+タンパク質】は良くて【糖質+脂質+タンパク質】が良くない理由

 

血圧と、本態性高血圧の原因について分かりやすく説明してみた

 

 

 

人間の体に合っている脂質に「引く」というのが不自然だということに気付いて下さい。

 

 

「脂質は悪い」という間違った概念のままで糖質制限を行なうと、かなりの確率で失敗します。糖質を控えて、脂質も控えるからです。

 

 

糖質(特にご飯)は、エネルギー源です。その為、主食をさっくりカットすると、確実にエネルギー不足になります。そうならない為には、脂質が必要なのです。

 

 

生体は、「糖質」「脂質」「タンパク質」を材料に、「ATP エーティーピー」というエネルギー物質を作り出しています。このうち、「タンパク質」は、エネルギーとしては頼りないので、「糖質」と「脂質」が主な材料になります。

 

 

「糖質」と「脂質」の両方を削ったら、当然「ATP」不足になります。生体は「ATP」がないと生きていけないので、非常に危険です。

 

 

 

(追記)「ATP」について詳しくは以下をご覧下さい。

 

ATP(アデノシン三リン酸)について分かりやすく説明してみた

 

 

 

糖質をカットしたら脂質を摂るは鉄則なのです。

 

 

ここで、そのアドバイスに従うか、従わないかで結果が変わってきます。エネルギーに満ちあふれるか、エネルギー不足でフラフラになるかの分岐点です。

 

 

多くの人は「脂質は危険だ」という常識が足を引っ張って、脂質をたっぷり食べる事が出来ません。

 

 

癌になる、太る、動脈硬化・・・と、恐怖が頭をよぎって実践できないのです。

 

 

真実と逆の事を真実だと思わされる・・・これを洗脳と言います。

 

 

もし、人間の作り出した情報のコントロール下にいなければ、手に入った動物性の食材を、脂質も含めたっぷり食べる事でしょう。コレステロールが気になって赤身だけ食べてわざわざ脂を残す、という奇妙な食べ方もしないはずです。

 

 

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逆の事を信じ込ませる事を洗脳と言う

 

 

脂質を避けるのは、「脂質は危険」という常識があるからです。

 

 

下手に頭がいい分、動物より人間の方が言葉による洗脳を受けやすく
下手に情報が多い分、昔の人より現代人の方が洗脳を受けやすいのです。

 

 

今は、「動物性の脂が大事だ」という人が少しずつ増えてきましたが、そんな事を言う人はまだまだマイノリティです。そんな人達が「脂質を食べましょう!」といったところで、社会的影響力は少ないです。

 

反対に「脂質を控えましょう」「コレステロールに気をつけましょう」という真実と逆の主張は、テレビ、医者、世間で、何度も何度も連呼されます。

 

何度も繰り返し言うのは基本ですね。

 

中身はともかく、「みんながそう言っているから、なんとなくこっちがいいんだろう」とジワジワと流されていきます。

 

 

医者にコレステロールを下げるよう言われたら、一旦は「これからは脂質を食べようかな・・・」と気持ちが変わっていた人も、自信を無くして、また従来の常識に染まっていきます。

 

こうして脂質にビビり続けます。

 

与えられた情報が自然に合って、理にかなったものであれば問題ありません。

 

 

しかし、そうではなかった場合、その情報に合わせてしまうことで、人間は自然な状態ではいられなくなります。

 

 

不自然な方を「自然だ」と思いこんだり、自然な方を「不自然だ」と思い込むことはありえます。

 

 

情報というのは真実を逆転させる程恐いのです。

 

 

だから私は、自分で考え、分析し、情報を鵜呑みにしない事を繰り返し伝えているわけです。それが出来ないと、おかしな情報に、なんとなく無理矢理納得させられるからです。

 

 

(追記)真実の逆を教え込むのは、学問で多くみられる現象です

 

教育と洗脳は紙一重、確認をしなければどんな学問もただの信仰である

 

【注意】癌の本質を理解していないと症状が悪化する治療法を選択します

 

 

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動かない前提

 

 

自分で考える習慣を身につけていないと、考えが固まってしまいます。以下のような、

 

 

 

脂質は悪い

 

野菜をしっかり食べなければ不健康になる

 

糖質も少しは必要

 

 

・・・といった説を、何も考えず真に受けてしまうと、それがその人の大前提になり、その後入ってきたどんな情報より幅をきかせるようになります。

 

 

その結果どうなるかというと、その前提のせいで、やることが中途半端になります。

 

 

何故なら、固まった前提は絶対に崩せないからです。前提を崩さない範囲で違う事をすると以下のようになります。

 

 

  • 主食を減らし、肉はたっぷり食べるけど、「脂質は控えた方がいい」という考えが頭から離れず、エネルギーが不足するような組み合わせになる。

 

  • 「糖質は必要だ」という考えがあるので、たいして糖質を控えずに、そのうえで肉と脂質をたっぷり食べる、もっともヤバイ「糖+タンパク質+脂質」という組み合わせをする。

 

 

こうして、「全くかみ合わない間逆の理論」を組み合わせた方法を発明し、実践して、カロリー不足で倒れたり、予期せぬ病気になったりして止めていきます。

 

組み合わせる元の理論が、相性の良いもの同士なら良いですが、世の中には混ぜてはいけない組み合わせというのが存在します。そして、「糖質制限」と「バランスの良い食生活」は、混ぜてはいけない相性です。残念ながら。

 

それでも、本人にとっては一応、糖質制限です。だから、こう言います。

 

 

「一応、主食は控えた」

 

「一応、肉や脂質をたっぷり食べている」

 

 

だけど、よく聞いてみたら、

 

 

  • 脂質を控えすぎてエネルギー不足

 

 

  • ご飯は控えたのに、野菜のとりすぎで、結果的に糖質がっつり

 

 

のような状態です。

 

 

・・・肝心なところが分かっていないので、心配になったことが度々あります。その後どうなるかが目に見えるからです。

 

 

特に主食だけ減らして脂質を控えるという、エネルギーが不足している状態は、私も経験ありますが、フラフラになります。当時は「動物性の脂質が安全だ」という知識がなかったので、従来の常識通り、脂質を避けるようにしていました。

 

 

こうなってしまうのは、「必要な情報」が総合的に認知されていないからです。一部だけ知って、一部を知らないという状態です。だから失敗するのです。

 

 

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質的な情報不足

 

 

栄養も、不必要な栄養が山の様にあって、必要な栄養素が足りていなかったら意味がありません。「質的な栄養失調」を改善させてこそ意味があるのです。

 

情報も同じです。どうでもいい枝葉の情報が山の様にあっても、必要な情報が揃っていなければ意味がありません。

 

 

現代は情報過多ですが、個々の分析能力の差から、「質的な情報不足」に陥っている人が多いです。

 

正確な情報を広げようと努力されている方もおられますが、それを火消しする様に、これまでの常識が「糖質制限をするうえで必要な情報」を覆い隠しています。重要なポイントを見えにくくしているのです。

 

 

そして、肝心な情報が抜け落ちた虫食い状態のまま情報が広まってしまっている状態です。

 

 

分かりにくいと思うので、イラストを書きました。

 

 

以下の図を見て下さい。この葉っぱ全部に必要な情報が書かれているとします。

 

 

 

左の葉っぱは正しくする為に必要な情報が全て書かれています。しかし、右の葉っぱは重要なところが虫食いになって分かりません。

 

 

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左ではなく、右の葉っぱを手に入れた場合、

 

 

虫食いの部分に気が付き、欠けたところを調べてから実践する人がどれぐらいいるでしょうか。残念ですが、多くの人はそこまでしません。

 

 

受けとった人はここに書かれている事が全てですから、書かれている事だけを実践します。

 

で、失敗します。虫の正体は、常識とかです。

 

 

この虫は、

 

「人間の体は、糖新生でブドウ糖をつくりだすことができるから、糖質は食事から摂らなくても良い、糖質を食べると糖化する」と言っているのに、「脳にはブドウ糖が必要だから糖質をとりましょう」と言って打ち消し、

 

「エネルギー不足になるから脂質を摂って下さい」と言っているのに、「コレステロールが高くなるから脂質は控えましょう」といって打ち消す。

 

 

・・・こうして肝心なところが否定によってつぶされ、

 

混ざるはずのない理論が組み合わさった、実践すればほぼ失敗するような変な指南書が出来上がります。

 

 

このような本質に気が付かない指南書は数多くあります。

 

 

これを受けとった人が気の毒です。

 

 

多くの人、特に調べない人は、虫食い状態の指南書に気付かず、それを「糖質制限だ」と思って実践します。全部わかった上で実践すれば問題ないのに、肝心な部分が見えないから失敗します。

 

そうならない為にも、虫食いの指南書ではなく、正しい指南書を見つけなければいけません。

 

 

私が「指導してくれる人が身近にいると良い」といったのは、例え変な情報を信じていても、途中で虫食いになったところを埋めてもらえるからです。

 

 

「食事」は本来習う必要がない自然なことですが、選択を誤るような罠があるので、調べたり、考えたり、教えてもらったりしないと、上手く出来ないのです。

 

 

ですが、その事に気づいている人は少ないです。

 

 

 

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大事な事

 

 

人から学ぶ事も大事ですが、それ以上に、考える事も大切です。

 

 

この世は、何かにつけて白いものを「黒」に見せかけたり、黒いものを「白」に見せかけたりする事が多いからです。

 

 

私達人間には習慣文化常識教育というものがあって、それによって元々備わっていた感覚を書き換えられています。そして、「何を食べれはよいか」という、判断基準も例外ではありません。

 

 

自然にそむくように誘導されれば、正常な判断が鈍り、間違ったものを選ぶようになってしまいます。

 

 

私だって、糖質制限を始めて「脂質を食べてください」と言われるまでは、「脂質は避けるものだ」と思っていました。間逆の事を信じてしまういい例です。

 

 

人間は簡単に洗脳されてしまうことに気付かなければいけません。

 

 

基本的に人間というのは「与えられた常識」に沿って生きようとします。

 

 

その為、「白米を食うことが自然だ」という常識の中で育てば、例え体がタンパク質や脂質を欲していても、考え(常識)が「それは必要ない」と言います。

 

例え、体が糖質によって傷ついていても、考え(常識)が「それは必要だ」と言います。

 

 

このように、常識の声は、外からだけでなく、頭の中からも響いてきます。

 

 

それらを疑い、分析する事は難しい事かもしれません。

 

しかし、これが出来なければ、どんな有益な情報が手に入っても、生かすことは難しいです。

 

 

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糖質制限で一時的に体調が悪化。その後ブタクサのアレルギーが治った

 

私は「バランスの良い食事」、「一日一食」、「断食」、「糖質制限」・・・と色々やってみて、その結果「糖質制限」で最もいい結果を出すことができました。

 

 

糖質制限の効果はぶっちぎりでした。

 

 

良い成果が出せたので、この食事法を評価しています。

 

 

ただ、その結論に至るまでには時間がかかりました。

 

 

 

私は2008年に一度、中途半端な糖質制限をして失敗し、その後アンチになり、2015年に再び2回目の糖質制限を始めて、今に至ります。

 

 

一度失敗した経験があるので、糖質制限の危険性も知っています。

 

 

ある条件で体調を崩す事、また、糖質制限をする事が危険な体質の人もいる事・・・

 

 

これら「良い面」も「危険な面」も認識したうえで、それでも糖質制限を肯定しています。

 

 

最初に糖質制限を実践して体調が悪化した理由は、私の無知で「やってはいけない事」をやった事です。

 

 

 

 

 

 

 

 

で、これとは別に、2回目の糖質制限でも体調が悪くなった事がありました。

 

 

 

 

ただし、この体調悪化は想定の範囲内でした。

 

 

 

始める前から分かっていたことであり、1回目の体調悪化とは全く違うものです。

 

 

 

 

なので、本記事では、2回目の糖質制限を実践中に、一時的に体調が悪化した時の話をしようと思います。

 

 

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糖質制限をすると、体が毒を出す

 

 

2015年の春に1日10g以下の糖質制限を始めました。

 

 

そして、2015年の9月に、首から上に湿疹がでました。

 

 

 

対処療法でクリームを塗ってみると一時的に軽くなるのですが、再び次から次へと発生しました。

 

 

 

以前、お風呂の入浴剤が原因で湿疹がでたことがあったので、最初は、「何か変なものに触れたのか」とも思いましたが、続けて発生するので、体の中から起こっていると悟りました。

 

 

 

しかし、私は焦りませんでした。

 

 

 

糖質制限を始めると、それまで体に溜めた毒が出ることがあるという話を知っていたからです。

 

 

 

私は過去にかなりの糖質を摂っていました。その為「何かきてもおかしくない」と思っていたので、むしろ、きたかという感じでした。

 

 

 

すぐに詳しい人に相談して、症状を伝えたところ、アドバイスをいただきました。

 

 

 

「一日、バター100g摂取して下さい」

 

 

 

それまでも、バターを食べていましたが、量は20gくらいでした。今思うと少ないです。

 

 

しかし、それからは、言う通りに毎日100g食べ続けました。朝50g、寝る前50gです。

 

 

 

すぐに効果があったわけではありませんが、2週間半で、湿疹は出なくなりました。

 

 

 

それと同時に、長年あった目の痒みと、9月~10月に起きるはずの花粉症が来ないのです。

 

 

綺麗サッパリ消えてなくなりました。一気に何もかもひいた感じです。

 

 

 

学んだ情報の通り、この症状は体に溜まっていた毒を体が出していたのです。

 

 

 

 

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毎年9月~10月に起こるブタクサの花粉症が来なくなった

 

 

 

花粉症が消えたのは嬉しかったですね。予想していない事でした。

 

 

 

 

最初は気のせいかと思いましたが、今年も来ませんでした。もう10月後半なので、今からくるということはこれまでの経験上ないでしょう。

 

 

 

2年続けてないということは、気のせいではなく、本当に花粉症は治ってしまったようです。

 

 

 

一応言っておくと、「一日一食」も、「断食」も、「バランスの良い食事」も、「高価なサプリメント」も、花粉症が治った事は一度もありませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

事前に知識を得ておくことの大切さ

 

 

私は毒出しがあることを事前に知っていたから、その症状が表れた時に焦ることなく「早く毒を出し切りたい」と思って相談しました。

 

 

 

一人で考えて、もし違う症状だったらいけないので、体が毒を出していることで間違いないかを確認したのです。

 

 

 

お陰様で、アドバイスの通り実践して乗り切ることができました。

 

 

もし、それが分からなければ、湿疹が出た時点で恐ろしくなって止めていたでしょう。

 

 

糖質制限を止めて、普通の食事に戻っていったと思います。

 

 

 

ちなみにこの時の「毒出しの体調悪化」と、「1回目の糖質制限で起こった体調不調」は全く別物です。

 

 

 

2回目の体調悪化は、体が健康になる為に必要な過程ですが、最初の体調悪化はただの不健康です。

 

 

 

ここで、比較する為に、1回目の失敗の原因をまとめてみます。

 

 

 

 

 

  • 糖質制限の理屈を理解していなかった

 

 

 

  • 糖質の減らす量が少なく、そこそこ糖質を食べながらの実践だった

 

 

 

  • 糖質を少し摂っていたことで、胃の糖化が治らず、肉や脂が食べられなかった

 

 

 

  • 脂質は危険という考えがあったので、糖質と脂質を両方とらなかった

 

 

 

  • エネルギー物質「ATP」の主な材料である糖質と脂質を摂らなかったことでATP不足になった

 

 

 

 

 

この時の失敗は2回目の時にはしていません。

 

 

 

過去に一度、自己流にアレンジした糖質制限で失敗したので、次に糖質制限を開始した時は、より慎重に情報を読み漁って実践しました。

 

 

 

また、問題が起こった時は私より詳しい人に質問して、自分に合うようにアドバイスを頂いて、最初のうちは軌道修正もしました。

 

 

 

食事法を実践するにあたり、事前にどういう事が起こるかも調べていたので、上手くいかなくても落ち着いて対処できたと思います。

 

 

このように、「糖質制限」といっても、やり方次第で結果が変わります。

 

 

 

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糖質制限で湿疹が出て止めた人の話

 

 

 

これは、身近な人に聞いた話ですが、気軽に糖質制限をはじめて、何も考えずに主食を抜く生活をしていた人がいたそうです。

 

 

 

その人のその後を人に聞くと、最初のうちは痩せてスリムになって喜んでいたけど、途中から体中に湿疹が出て止めたそうです。

 

 

 

「あれはやらない方がいいですよ」と言っていたそうです。

 

 

 

 

ここだけ聞いたら「糖質制限って恐い」と思いますよね。

 

 

 

でも、違うんです。

 

 

恐いのは「糖質制限」ではなく無知です。

 

 

 

「毒出し」という現象があることを調べなかったから、そういう判断になるのです。

 

 

 

このように知識、対処の仕方で結果が全く違ってきます。失敗した人も、もう少し知識があれば、また、頼れる人がいれば、「毒出し」という一時的な体調の悪化を乗り越え上手くいったかもしれません。

 

 

 

  • 情報があるか、ないか

 

  • 調べるか、調べないか

 

  • 人に聞くか、聞かないか

 

 

 

この違いが結果を左右します。

 

 

 

 

糖質制限は危険という説について

 

 

 

一度失敗したことで、アンチ糖質制限になっていた時に、糖質制限で失敗して体を壊した人のブログとかを読んでいました。

 

 

 

そのおかげで、多くの人が糖質制限で体を壊している事を知りました。

 

 

 

糖質制限に失敗した人は「糖質制限は危険だ」という情報を発信しています。

 

 

 

私も人の事は言えませんが、きちんと調べて理屈を理解したら、原因は分かるものです。

 

 

 

「他人の失敗」から学ぶ人が少ないのか、そもそも「他人の失敗」があまり知れ渡っていないのか、とにかく同じ過ちを繰り返す人が後を絶ちません。

 

 

 

理由が分析されないまま、「上手くいかなかった」という事実だけが一人歩きし、「糖質制限は危険な食事だ」と言われる事もあります。

 

 

 

このような情報は、失敗の原因の分析がなされていないので、役には立ちません。

 

 

 

 

今、糖質制限はどちらかというと「糖質制限ダイエット」と、チャラいイメージです。

 

 

ダイエット自体を否定するわけではありませんが、これだと適当にアレンジしてやっても大丈夫そうです。

 

 

 

そして、調べない人が安易に糖質制限を始めています。

 

 

 

それで何も問題が起きなければいいのですが、「調べればわかるような簡単なこと」で失敗する人が多いのです。

 

 

 

 

 

私は「上手くいかない原因」が広がる事は大事だと考えています。失敗する危険性も含めて、正しく糖質制限が伝わって欲しいと思います。

 

 

 

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糖質制限をすると、「肉」や「魚」や「卵」を腹一杯食べることになるのでお金がかかる・・・

 

 

このように、糖質制限にかかるお金について、気になっている方は多いと思います。私もこれまで色んな人からこの質問をされました。

 

 

肉や魚は食材の中でも金額が高い部類なので、それを多く買う糖質制限はお金がかかると思われても仕方ないと思います。

 

 

しかし、この「糖質制限はお金がかかる」という意見は、半分正解で、半分間違いです。

 

 

ある部分だけをフォーカスして見ると「お金がかかっている」と言えますが、生活費全体で見ると、糖質制限は実は「コストがかからない食事」なのです。

 

 

私も最初は「お金がかかっている」という気がしたのですが、しばらく続けてみてそうでもない事に気が付きました。

 

 

何故なら、糖質制限以外の「バランスの良い食事」、「野菜多めの食事」もお金がかかっていましたから。

 

 

なので、糖質制限が特別高いとは思いません。そこで、

 

 

何故、「糖質制限以外の食事」もコストが高くつくのか、

 

何故、「糖質制限」はお金がかかると一概には言えないのか、

 

 

その理由を説明したいと思います。

 

 

ちなみに、私が試した食事法の中で、1番お金がかからなかったのは「1日1食」です。これは確かに安上がりでした。

 

 

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体が弱かったり、食にこだわると、どんな食事でもお金がかかる

 

 

体が丈夫で、食にも健康にも一切気を使わない人は、「糖質制限以外の食事」と、「糖質制限食」だったら、前者の方が圧倒的に安くつくと思います。

 

このような人達は、食事の質に拘らないし、種類も乏しいので、単純に「肉や魚を多く買うか買わないか」が全体の出費に大きく影響します。

 

アメリカの肥満の人のドキュメンタリーでよくあるような、買い物カゴの中に、

 

シリアル、シリアル、シリアル、缶詰、缶詰、缶詰、缶詰、ジュース、ジュース、冷凍食品、冷凍食品、冷凍食品、パスタ...と、放り込むような人にとっては、「肉や魚ばかり」という買い物は高いでしょう。

 

しかし、体が弱くて、食や健康に気を使う人は、「糖質制限以外の食事」でも相当食費がかさみます。

 

まず、行き着けのスーパーが違います。食財の質にこだわるので、高い物を選ぶ傾向にあり、野菜や果物の量によっては、「糖質制限実践者」のコストを上回ります。

 

私がそうでした。

 

冷静に考えると、糖質制限をする前にしていた「バランスの良い食事」も、「野菜多めの食事」も、それなりにお金がかかっていました。

 

これらの食事をしていた頃は、肉や魚といった「動物性の食品」にかけるお金は少なかったですが、替わりに、「他の食品」にお金がかかっていました。

 

 

 

ちっとも安くないこだわりの食材

 

 

以前は体が弱くて、「なんとか丈夫にしたい」と思っていたので、食事にはこだわっていました。

 

丈夫な人は「そんな事にこだわって何になるの?」と思うかもしれません。ですが、体が丈夫じゃないと、「少しでも体力をつけたい」と必死になります。そして、原因や解決法を探すわけです。

 

そして、良いものを食べる事も大切ですが、「害になるものを食べる事で体調を損ねている」という考えもあったので、「より安全なもの」を求めました。食品添加物とか農薬とか、バランスの悪さとか、「害になりそうなもの」を排除しようとしました。

 

「食品添加物がいけないんじゃないか」とか、「遺伝子組み換え食品がいけないんじゃないか」とか・・・

 

そうすると、行き着くのが「食品添加物を使用してない食材」だとか、「自然農法の野菜」だとか、とにかく質の高い食材です。

 

質が高いということは、当然金額も高くなります。

 

今の世の中、自然に近い安全な食品は高くつくのです。

 

そして、都会ならまだしも、地方は品揃えが悪いですから、手に入らない物はネットで取り寄せていました。

 

例えば、今でこそ、どんなスーパーにもココナッツオイルが置いてありますが、4年前にはどこにも置いてありませんでした。ココナッツオイル自体流行っていなかったので、仕方なくネットで送料を払って頼んでいました。こんな感じで、昔は油一つに対しても、すごく細かいことを気にして買っていました。

 

ちなみに、今は植物性の油はあまり使わないので、近所のスーパーにココナッツオイルが置いてあっても買いません。

 

 

 

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料理の品数が増えると高くつく

 

ここまで、「質」の話をしてきたので、次は「量」の話をしようと思います。

 

昔、「1日30種類の食材を食べると良い」・・・と言われたものです。30の根拠が何なのかわかりませんが、おそらく「バランス至上主義」から生まれた発想でしょう。

 

これだけたくさんの種類を食べておけば、「特定の栄養素だけしか摂れない状態」を避けることができますから。

 

こうして、「バランス」を意識すると、多くの食材を買うようになります。

 

「バランスの良い食事」をしていた時は、主食(雑穀米)に、汁物に、メインディッシュに、サラダに、デザートに...と、品数が多かったので、それに伴って食材も種類をそろえていました。

 

単純に

 

 

野菜一袋の値段 VS 肉1パックの値段

 

 

・・・と比較すれば、確かに肉は高いです。

 

 

しかし、野菜1個の値段は肉や魚より安かったとしても、様々な栄養を摂る為に、種類をたくさん買う事で、総合的な値段は野菜の方が高くなります。

 

質の良い野菜を買った場合は特にです。

 

 

糖質制限をすると、「肉」、「魚」、「卵」、「バター」・・・と、買う商品の種類が少なくなります。調味料の使用も減ります。無駄な物を買わないので、結果的にお金をあまり使わないのです。

 

 

冒頭でも言いましたが、

 

ある部分(一品の値段)にだけフォーカスして、「糖質制限」と「その他の食事」を比較すると、確かに前者は高い。しかし、もっと広い範囲を含めて比較すると、糖質制限はコストがかからない・・・というのはそういう事です。

 

 

 

以上が、「糖質制限の食事」よりも、その他の「バランスの良い食生活」や、「野菜多めの食事」の方がお金がかかった理由です。

 

 

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食材に拘らない糖質制限の健康への効果

 

 

「肉」や「魚」の1つの価格は高いです。糖質制限のように、たくさん食べれば当然金額も高くなります。

 

しかし、私はこれらを量は買っても、質には拘っていません

 

 

それに、糖質制限の場合は、食べる種類が少ないので、「1日30種類~」のように種類を揃える必要もありません。

 

 

これだとお金はあまりかかりません。

 

 

質には拘らないし、バランスも悪い・・・世間一般の感覚ではいかにも体に悪そうですが、現実はイメージとは逆です。

 

 

動物性食品は人間の体に合っているので、私はこの食事で体質が変わって丈夫になりました。

 

だから、質にこだわって、高いものを追い求める必要もなくなりました。

 

 

近所のスーパーで生鮮食品を買うだけです。

 

高給な肉とか、天然の魚とか、産みたての卵・・・みたいなのは選びません、普通の値段のものを選びます。昔だったら、

 

 

安い肉はが良くないから心配、

魚は水銀が心配、

 

 

・・・等、気にしていましたが、今は普通に買っています。肉や魚の質にこだわりだすと、さすがにお金が持ちませんから。

 

「質の良い物を選べばさらに良い」とは思いますが、とりあえず、そこまで拘らなくても十分に結果が出ています。

 

一方、以前の食事は、お金はかかるわ、効果はないわで、散々でした。

 

「食品添加物や、遺伝子組み換え食品に気をつけることは無意味だ」とは言いません。「食材の質にこだわる必要はない」とも言いません。しかし、これらに気をつけても、体質を改善させる程の効果はなかったのです。

 

 

この経験から言えることは、「質は良いけど、体に合わない食品」を食べるより、「質は大したことないけど、体に合う食品」を食べる方が健康になれる・・・という事です。

 

 

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糖質制限には節約効果がある

 

糖質制限には、他の食事よりお金の面で優れている事があります。

 

私は糖質量1日10g以下のスーパー糖質制限をしているので、調理工程品数もシンプルにしています。

 

調理工程が増えること、品数が増えることは、調味料を多く使う原因になるからです。最近ではネギや生姜、にんにくなどの薬味もほとんど使わなくなりました。

 

かなり面白みのない料理になりますが、調理工程、買う食材の種類は圧倒的に少ないです。

 

これが節約につながります。

 

調理工程が減るということは、キッチンに立つ時間が減るということです。

 

 

私は料理がトロいので、野菜の下処理に結構時間がかかっていましたが、肉や魚は切るだけ、あるいは切って加熱するだけなので早いです。

 

それだけでなく、品数が減った事で洗い物も減りました。

 

あと生ゴミが圧倒的に少ないです。魚の骨とか、卵の殻くらいです。

 

電気、ガス、水道代、時間は確実に節約されていると思います。

 

 

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病気になるような食事は、メンテナンス代が発生する可能性を視野に入れる

 

 

「バランスの良い食事」や、「野菜が多めの食事」は、食材にこだわったり、種類を増やしたりしなければ、安く抑える事も可能です。野菜を貰う機会が多い人は、お金をあまり使わないかもしれません。

 

目先の事を考えれば安いと思います。

 

 

しかし、このような食事は質は関係なく、そもそも人間の体の構造には合わない食事なので、体に負担をかける為、劣化が早くなります。

 

 

 

 

 

 

なので、そのような食事を続けていると、将来コストがかかる体(病気になりやすい体)になる可能性があります。

 

 

これはバカになりません。

 

 

私も体が弱かった時は、体のメンテナンス代にお金がかかっていました。

 

弱っていた原因は、「バランスの良い食事」や、「野菜が多めの食事」による糖質の過剰摂取でした。

 

これによって、糖質制限をする前の私は、体が満遍なく弱く、あちこちが「糖化」していました。「糖化」とは、余った糖が、体のタンパク質と化学反応を起こし、変性することです。

 

症状は目立ちませんが、細胞の劣化なので、以下のように細胞レベルで体が弱っていきます。

 

 

 

  • 胃が弱い、胃下垂

 

  • 骨や歯、爪が弱い

 

  • 髪が痛んでいる

 

  • 菌やウイルスへの抵抗力が弱い

 

  • 怪我が治りにくい

 

  • 関節が鳴りやすい

 

  • 肌の劣化

 

  • 痩せていても締りがない

 

  • セルライト

 

  • 筋肉がつかない

 

  • アレルギー

 

 

 

これは糖化の症状の一例です。

 

 

糖質は安いかもしれませんが、このような代償があります。

 

 

そして「お金がかかる」と言われる糖質制限は、この糖化を限りなく防ぐ事ができる食事です。メンテナンス代が発生しにくい食事なのです。

 

 

生活費は食費だけではありません。

 

 

広い範囲、長い目でみると、糖質制限はお金がかからない食事です。

 

 

 

バカにならない健康食品代

 

 

糖質の怖いところは、原因は1つなのに、複数の病気に関わっている事です。

 

糖質というたった1つの原因で、人によって様々な病気になります(その人の弱いところに症状が表れます)。その為、「病気の原因が糖質であること」に気付きにくいのです。

 

 

糖質が原因なのに、「別の物質が悪い」という事になっている病気が多いのです。例えば、「本態性高血圧」の原因は塩ということになっていますが、糖質が原因です。 

 

血圧が高いほど健康で長生きできる!原因を根本的に間違えている高血圧の食事や治療

 

 

血圧と、本態性高血圧の原因について分かりやすく説明してみた

 

 

体が弱かった原因は糖化だった・・・と、今でこそ分かりますが、最初は分かりませんでした。

 

原因が分からないとどうなるかというと、解決策を求めて彷徨うことになります。

 

食事法や健康食品等、いろんなものを試しました。

 

健康食品も質の良い物だと、1ヶ月分1万円の物は珍しくありません。お金がかかります。

 

 

症状が様々だったので、原因は全く別だと思っていましたから、それぞれを別の方法で改善しようとしました。例えば、

 

 

胃には「酵素」、

 

関節には「コラーゲン」、

 

老化防止の為に「水素水」、

 

 

・・・と、用途に合わせて健康食品を飲むため、部位別、症状別にお金がかかります。

 

当然、弱ったところが多かったら、飲む種類も多くなります。

 

 

糖質制限を始めた時、これらの健康食品は止めたのですが、それまで抱えていた多くの不快な症状がどんどん治っていきました。

 

 

中でも花粉症が消えたのは嬉しかったです。

 

糖質制限で一時的に体調が悪化。その後ブタクサのアレルギーが治った

 

 

 

糖質制限の健康効果はそれだけ凄いのです。肉や魚といった単品が高かったとしても、それ以上の価値があります。

 

 

 

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糖質制限にかかるお金

 

 

糖質制限で肉、魚、卵を買う量は増えました。しかし、その他の調味料や食材はほとんど買う事がなくなりました。

 

 

さらに光熱費が節約されました。

 

 

高額な健康食品を飲まなくても元気になれました。

 

 

今は、体の材料になるタンパク質を補う為に「プロテイン」を飲んでいるだけです。かかっているお金は、金額にして月3000円です。

 

 

「プロテイン」ももっと質が良くて高いものもありますが、今のところこれで十分です。これだけのコストで、どこまで体の調子がよくなるか実験しているので、当分はこれでいきます。長年、慢性的にタンパク質不足だった為、補わないといけないので、これからも「プロテイン」を止めることはありません。

 

 

(追記)この記事は2016年10月に書いたものです。その後、2017年1月から糖質制限に加え「鉄のサプリメント」を飲むようになりました。その理由は以下の記事に書いています。飲む目的や価格などは、以前とは違います。効果のある、お金もかからない飲み方をしています。

 

鉄の過剰摂取は危険という考えを改めます。鉄サプリを半年間飲んでみて思う事

 

 

 

糖質制限をする為に食費にお金がかかっても、さまざまな疾患が防げることで、健康食品等のメンテナンス代がかからなくなりました。

 

 

そして得られたものはお金だけではありません。

 

 

疲れにくくなったので、たくさんの用事がこなせます。体調を崩して寝込む事も減りました。

 

 

体が弱かったら、みんなで楽しい旅行の最中に体調を崩して楽しめなかったり、体を壊して仕事を辞めて回復の為に休むことになったり、迷惑をかけたり・・・目に見えない金銭以外の損害が多々あります。そういう損害をあなどってはいけません。

 

 

トータルで考えると、糖質制限は得る物が大きいので、肉や魚の金額は高くても小さく感じます。

 

 

糖質制限で食費がかさみ、お金が減ったとしても、その減り具合は日常的に、チャリン、チャリンと、小銭が減っていく感じでしょうか。

 

 

これに対し、従来の食事で不健康だった時代は、時々まとまってパサッ、パサッと、札が減ってく感じでした。

 

 

チャリン、チャリンがいいか、パサッ、パサッがいいかは、好みの分かれるところですが、私は今の方がコストがかからないと思います。

 

 

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糖質制限をダイエットだと勘違いしている人達が知らない糖質の健康被害

 

糖質制限が話題になる時、「ダイエット」や「糖尿病」との関係ばかりがピックアップされます。

 

 

 

痩せる/太る、血糖値...の話がほとんどです。

 

 

 

その為、糖質が他の慢性疾患の原因になる事はあまり触れられません。

 

 

 

こちらが特に重要なのですが、そこを社会全体で無視する事によって、糖質を摂取している人に危機感が芽生えません。

 

 

 

その為、「ダイエットをしたい人」や「糖尿病」に該当する人だけが糖質を気にしている...という状況になります。それ以外の人はどうなるかというと、

 

 

 

 

糖質を食べても太らないし、糖尿病じゃないから関係ないし、糖質を摂って何が悪いの?

 

 

 

・・・といった思考になります。

 

 

 

糖質が慢性疾患の原因になる事を知らないとこうなるのです。

 

 

 

あなたの周りにもこんな風に楽観的に考える人はいると思います。

 

 

 

これを書いている私もかつてはそうでした。

 

 

 

もし、糖質が「ダイエットをする人」や「糖尿病の人」にだけ関係するのだったら、私もおそらく、1日糖質10g以下の糖質制限には踏み切っていなかったでしょう。

 

 

 

糖質は大好きだったので、「止める動機」としては弱いからです。

 

 

 

私が糖質制限を始めたのは、糖質が慢性疾患の原因であること、そして、虚弱体質の原因だと知ったからです。

 

 

 

 

・・・と言っても、それに気が付いたのは30代です。ある時シワが急に増えた事で異変に気付きました。

 

 

 

 

何故そうなったのか調べると、原因はリンゴの果糖でした。

 

 

 

 

それがキッカケで、糖質の害について色々調べると、それまで私が知らなかった事が沢山分かりました。

 

 

 

糖質が体に与えるダメージは恐ろしいです。誰でもある程度の年齢になると、1つ2つの不調は抱えていると思います。

 

 

 

実は、それらの原因のほとんどは糖質なのです。

 

 

 

 

糖質を止める事で、お金をかけることなく、それらの不快な症状が改善する可能性があります。

 

 

 

しかし、世の中は、「糖質の害」が正しく認識されていません。「糖質は必要だ」という意見と、「糖質は毒だ」という2つの意見があります。

 

 

 

 

「必要」「毒」・・・意見が正反対です。

 

 

 

 

このように「一つの事象に対して、専門家の意見が何故か真っ二つに割れる」と言う現象は、世の中のあらゆる分野に見られます。健康情報はほとんどです。

 

 

 

これでは、一体どちらが正しいのか分からなくなります。

 

 

 

 

これから「食生活を見直そう」、「糖質制限を始めよう」と思っている人は、「必要」と「毒」、また「良い」と「悪い」と反対の事を言われたら、混乱すると思います。

 

 

 

 

このような環境では、糖質の危険性に気付きにくくなります。知らないばっかりに不調の状態で生きている人は大勢います。

 

 

 

私も最初から事実を知っていたら、もっと若いうちから糖質を制限していました。

 

 

 

真実を知らないというのは、非常にもったいないのです。

 

 

 

私は、昔は「糖質は必要だ」と思っていましたが、今は、「糖質は毒だ」と思っています。

 

 

 

調べて自分の体で試したら、結果がそうなるので、厳然たる事実であると嫌でも思い知らされます。

 

 

 

糖質制限を「体質改善」や「病気の治療」の為と捕らえている人は、このような結論にいきつくのですが、

 

 

 

糖質制限を「ダイエット」程度に捕らえている人は、痩せる事が目的ですから、「糖質の害」について深く考えることは稀です。

 

 

 

その為、「糖質は少しは食べた方が良い」という甘い情報に流される傾向があります。

 

 

 

 

なので、そんな方達の為に、本記事では「太る」とか「血糖値」以外の糖質のデメリットについてお話します。

 

 

 

 

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人間の消化器官の構造と糖質を含む食品は相性が悪い

 

 

糖質を多く含む食品・・・

 

 

 

つまり、「穀物」や「野菜」や「果物」...といった植物性の食品を人間が食べると、体に負担がかかります。

 

 

 

何故なら、人間の体の構造が植物を食べる事に適した構造になっていないからです。

 

 

 

これは、「動物食性(肉食)動物である人間」と、「植物性の食品」の相性の問題です。

 

 

 

合わないから負担がかかるのです。

 

 

 

なので、「植物性の食品(糖質)」を食べることに適した体である「植物食性(草食)動物」の場合は、これにはあてはまりません。

 

 

 

例えば、「牛」や「ゴリラ」など、植物を主に食べる動物は、体の中に「発酵タンク」を備えています。そのおかげで、植物性の食品から栄養を効率良く摂ることが可能なのです。

 

 

 

従って、このようなシステムを備えていない動物食性(肉食)動物が真似できるものではありません。

 

 

 

構造が違うのですから、真似をすれば、体に負担がかかるのは当然です。

 

 

 

 

人間の食性については、以下の記事で詳しく述べています。

 

「人間が肉食か草食かは、歯を見れば分かる」という説は正しいのか

 

 

消化に良い食品の嘘。慢性的に胃がもたれる人は糖質の過食を疑え!

 

 

 

ゴリラの消化器官の構造については、以下の記事で詳しく述べています。

 

 

遺伝子の99%が同じでも、人間とチンパンジーの消化器官の構造は違う

 

 

 

 

最近では、犬が糖質制限を実践したところ、健康を回復したという例もでてきています。

 

 

 

この事からも、人間だけでなく、肉食の体をもつ動物にとって、「糖質を多く含む植物性食品」は相性が悪いといえます。

 

 

 

しかし、それだけではありません。

 

 

 

 

植物というのは動物の為に存在しているわけではないので、それを食べた動物の体を蝕む毒物となります。

 

 

 

 

これは「植物の存在自体が悪い」という意味ではありません。別にこの世に「毒」として誕生したわけではないからです。

 

 

 

 

植物が生存する為の武器が「糖質」なので、動物にとっては毒にもなる...という意味です。

 

 

 

 

詳しい理由が知りたい方は、以下の記事をご覧下さい。

 

「美味しいと感じる食べ物は体に良い」と感覚だけで判断するのは危険です

 

 

 

 

「消化しずらい」とか、「栄養を効率良く摂れない」・・・程度ならまだマシです。

 

 

 

糖質の毒性は色々ありますが、特に恐ろしいのは、ゆっくりと体を蝕んでいく「糖化 とうか」です。

 

 

 

 

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体のタンパク質を劣化させる糖化反応

 

 

糖質が起こす害で最も恐ろしいのが、糖化反応が起きることだと思っています。

 

 

 

 

人間の体は極端に言うと、水を除くとタンパク質脂肪でできています。

 

 

 

 

普通に食事をしている人は、毎食、大量の糖質を摂ります。

 

 

 

 

すると、余った糖が体内のタンパク質と反応します。その結果、タンパク質が変性(劣化)してしまうのです。この反応を「糖化反応」と言います。

 

 

 

 

やっかいなことに、この反応によって「劣化したタンパク質」は、分解されにくく、負の遺産として体内に蓄積されていきます。

 

 

 

一番分かりやすいのが「セルライト」です。あれは、ただ太ったのではありません。糖化です。だから落ちにくいのです。

 

 

 

以下、Wikipediaより引用

 

AGEs(エージス、エイジス、エイジズ、エージーイー)とは、終末糖化産物、後期糖化生成物 等と訳される。

 

 

タンパク 質の糖化反応(メイラード反応)に因って作られる生成物の総称であり、身体の様々な老化に関与する物質(より正確に 言えば、生体化学反応による生成物)と言える。

 

 

現在判明しているだけでも、AGEsには数十種類の化合物があり、其々が多種多様な化学的性質を有する。

 

 

AGEsの例としては、Nε-カルボキシメチルリシン(英語版)(CML)、Nε-カルボキシエチルリシン(CEL)、アルグピリ ミジン(英語版)等が知られている。

 

 

類似の概念に過酸化脂質に由来する終末過酸化産物(Advanced Lipoxidation End products、ALEs)が有る。

 

 

AGEsは糖尿病、アテローム性動脈硬化症、慢性腎不全、アルツハイマー型認知症等の変性疾患(英語版)を悪化させると 言われる。糖尿病の血管系合併症の原因ともされる。活性酸素に因る細胞障害を加速し、機能を変化させるという。

 

 

 

化学反応ということは、「糖質」を体に入れる限り、避けられないということになります。

 

 

 

 

体が丈夫な人も弱い人も、外国人も日本人も、「糖質」を食べれば糖化します。生まれながらの体の丈夫さや、年齢によって、ダメージには個人差がありますが、それでも起きます。

 

 

 

 

そして、 糖化反応が起これば細胞が劣化するのですから、糖質を摂ると体全体が満遍なく弱っていくのは、なんとなく理解していただけるかと思います。

 

 

 

 

糖化反応について詳しく説明している記事がこちらです。 

 

糖化反応(メイラード反応)について分かりやすく説明してみた

 

 

 

 

次は、糖質を食べる事によって、体が具体的にどうなるのかについてお話します。

 

 

 

「自分には何も問題は起こっていない」と勘違いしている人は必見です。

 

 

 

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糖質を摂取する事で生じる具体的な症状とは

 

 

ここでは、私の体に常に起こっていた、糖質が原因と考えられる主な症状を紹介します。

 

 

 

  • 花粉症(アレルギー)

 

  • 消化不良(+胃下垂)

 

  • 疲れやすい

 

  • 目の痒み

 

  • 関節が鳴る

 

  • 傷の治りが遅い

 

  • 生理不順

 

  • セルライト

 

 

 

 

・・・等です。

 

 

 

これらは病気のうちにも入らないような些細な症状です。しかし、あると確実に生活の質が落ちます。

 

 

一見、それぞれの症状は、全く関係ないように見えますが、糖質という同じ原因から起こるのです。ちなみに、上の症状のほとんどは「糖化」によるものです。

 

 

 

 

ちょっと考えてみて下さい。どれか心当たりがありませんか?

 

 

 

 

 

 

 

いや、ない

 

 

 

 

・・・と思われるかもしれないので、一応、他の例も挙げておきます。

 

 

 

糖化が原因で起きる代表的な症状に、「歯周病」「痔」があります。

 

 

 

これもです。該当者は多いと思います。

 

 

 

実は「糖化」には特徴があるのです。

 

 

 

細胞が劣化するので、締りがない、ブヨブヨする・・・熟れ過ぎた果物のようなイメージです。

 

 

 

こういう特徴を持つ症状は、「糖化」の可能性が高いといえます。

 

 

 

 

 

締りがない、ブヨブヨする・・・ですから、その極みである「胃下垂」や「脱肛」といった、緩んで「本来ある位置」から下に下がるような症状は、重度の糖化です。

 

 

 

 

 

この事実を知れば、「自分は糖質の害は受けていない」と胸を張って言える人は少ないと思います。...というか、身の回りの人は「糖化した人」だらけではないでしょうか。

 

 

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糖化は改善されるのか

 

 

基本的に糖化をチャラにする事は難しいです。

 

 

 

組織には、「改善しやすい部分」と「改善しにくい部分」、そして「改善しない部分」があります。

 

 

 

だから、「歳をとったからもう遅い」と諦めないでください。今より悪くならないように食い止めることは出来るかもしれません。

 

 

 

食生活の改善は、早ければ早いほど効果があります。

 

 

 

今までのダメージをどこまでチャラにできるかは、その人次第です。年齢、体力もありますし、「生活習慣を改善させて糖化を改善させる」という気があるのかどうかも大事な要素です。

 

 

 

「改善するなら、後で気をつければいい」と思う方がいたら、これだけは覚えておいて下さい。

 

 

 

先ほども言いましたが、改善しない部分があります。

 

 

 

 

それは「目」「脳」です。女性であれば「卵子」もです。

 

 

 

 

 

 

これらの細胞は入れ替らない(ということになっている)ので、糖化してしまうと改善できないと思われます。

 

 

 

ちなみに、脳の糖化で怖いのはアルツハイマーです。「ブドウ糖は脳にとって唯一の栄養」という大嘘がまかり通っていますが、その栄養がアルツハイマーの原因を作るのです。

 

 

 

脳とブドウ糖の関係について、詳しくは以下の記事で述べています。 

 

 

「脳のエネルギー源はブドウ糖なので糖質をしっかり摂りましょう」と言う人が語らない話

 

 

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糖質制限によって改善した症状

 

 

 

先程挙げた以下の症状ですが、糖質制限を始めた事で、ほとんど改善しました。

 

 

 

  • 花粉症(アレルギー)

 

  • 消化不良(+胃下垂)

 

  • 疲れやすい

 

  • 目の痒み

 

  • 関節が鳴る

 

  • 傷の治りが遅い

 

  • 生理不順

 

  • セルライト

 

 

 

まだ完治していないのは、「胃下垂」と「関節が鳴る」です。「消化不良」はわりと早く治りましたが、「胃下垂」はそのままです。

 

 

 

組織によって細胞の入れ替るスピードが違うのでこのような差がでます。

 

 

 

関節は、以前のように動かすたびに頻繁に鳴らなくはなりましたが 、まだ完全ではありません。骨ですから、完全回復にはもう少し時間がかかると思います。

 

 

 

後の症状は改善しました。

 

 

 

 

特に驚いたのは、ブタクサのアレルギーが無くなったことです。9月になると、「もうそろそろかな」・・・と構えていたのですが、現在は、待っても、待っても来ないのです。

 

 

 

 

 

 

 

それまでも、運動、健康食品、様々な食事管理をしてきましたが、暖簾に腕押しでした。それが、糖質を断った事で簡単に治ってしまったのです。

 

 

 

私が糖化の恐ろしさを実感したのは、糖質を止めてこれらの症状が、次から次へと、まるで無かった事のように消えたことです。

 

 

その時改めて、ほとんどの不調は、糖質が悪さをしていたことで生じていたと悟りました。

 

 

 

ここに書いたのは、あくまで「私に起こった症状」です。なので、「糖質の害」はこれが全てではありません。

 

 

 

 

人は糖質によってダメージを受けますが、人によって弱い部分が違うので、細胞が劣化(糖化)する場所は様々です。

 

 

 

 

「ここに書いてある症状」になっていないからと言って、「自分は大丈夫」と考えない方が良いです。

 

 

 

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糖質の摂取はビタミンやミネラルを浪費する

 

 

 

糖質を多く含む野菜や果物には、ビタミンやミネラルが含まれています。

 

 

 

 

だから、サラダにしたり、煮物にしたり、スムージーにしたり...みんなせっせとこれらを食べるわけですね。

 

 

 

 

ビタミン・ミネラルは確かに大切です。

 

 

 

 

それだけなら、私も否定しません。むしろ、ビタミンやミネラルが足りていないのであれば、積極的に摂るべきです。

 

 

 

 

ただし、私の場合は、「ビタミンやミネラルは、野菜や果物をあてにするのではなく、サプリメントから摂取しよう」...という考えです。

 

 

 

突拍子もないと思われるかもしれませんが、「根拠」と「実体験から導いた結論」があるから、このように言い切っているのです。

 

 

 

 

「糖質を含む植物性食品」というのは、人体にとって毒になる「糖質」と、人体にとって必要な栄養素である「ビタミンやミネラル」が両方含まれています。

 

 

 

その為、多くの人は、果物や野菜に含まれる雀の涙程のビタミンやミネラルを摂る為に、それを遥かに凌駕する量の糖質を躊躇なく食べるのです。

 

 

 

で、ビタミン・ミネラルを摂った気になって、健康的だと錯覚しています。

 

 

 

私もかつては、バランスの良い食事や野菜多めの食事をしていました。

 

 

 

「スープメーカー」を買って、複数の野菜で作ったポタージュを毎日飲んでいました。

 

 

 

 

しかし、このせっかく摂った、ビタミン・ミネラルですが、ほぼ意味がありません。

 

 

 

 

何故なら、糖質を代謝する為に、ビタミン・ミネラルが消費されてしまうからです。

 

 

 

 

食品に含まれるビタミン・ミネラルはただでさえ少ないのに、同時に取った糖質の処理に奪われてしまうのでは、何のために野菜や果物を無理して摂ったのかわかりません。

 

 

 

糖質は栄養泥棒なのです。

 

 

 

 

 

 

 

また、それを裏づけるような体験をしています。

 

 

 

私は糖質制限をする前は、健康食品(ミネラル)を飲んでいたのですが、何故か効き目が悪かったのです。同じものを飲んでいた他の人は、何かしら改善しているのに、自分には効きませんでした。

 

 

何故効果がなかったのか、今ならその理由が分かります。

 

 

 

当時、私は1日260g前後の糖質を摂取していたので、その処理に、せっかく摂ったミネラルが使われてしまっていたのでしょう。要するに、ミネラルの効果が無かったのではなく、毒の方が強すぎて勝っていたのです。

 

 

 

健康の為にと、せっかく摂っていた野菜や健康食品ですが、同時に摂取していた糖質のせいで「栄養」と「お金」を無駄にしてしまいました。

 

 

 

せっかく稼いだお金が、全て借金に消えてしまったような感覚です。

 

 

 

もちろん、それを飲んでいたことで、食い止められた症状があるのかもしれませんが、せっかく栄養を摂るのであれば、建設的なことに使いたいですよね。

 

 

 

野菜や果物を「健康の為に」と積極的に取る人は、以下の事を覚えておいて下さい。

 

 

 

「危険な要素である糖質」と、「魅力的な要素であるビタミン・ミネラル」を完全に切り離して、良い部分だけを取り込めれば理想ですが、食品のように、両者がセットになって存在していると、切り離しは不可能です。

 

 

 

どちらか片方の栄養だけを摂ることは出来ません。

 

 

 

「糖質」が人体に害を与えない物質であれば良いのですが、そうではありません。

 

 

 

野菜や果物が、どんなに健康に必要な栄養成分を含んでいても、それと抱き合わせで強制的に「糖質」を体にダウンロード、 インストールさせられては、長い目で見た時に、メリット以上のデメリットを受けてしまうことになります。

 

 

 

 

糖質は栄養ドロボーです。精製糖質だけが悪者にされていますが、精製していない野菜もほとんど変わりません。これは野菜をたくさん食べてきたから言える事です。

 

 

 

 

 

 

 

糖質制限ダイエットのイメージによるデメリット

 

 

 

「人間が糖質を食べると毒になる」

 

 

 

最初は「そんなことはない!」と思われた人も、ここまで読むことで、考えが変わったのではないでしょうか。

 

 

 

 

「そうかもしれない」と気付いていただけると嬉しいです。

 

 

 

でも、ここで終わりではありません。まだ重要な事が残っています。

 

 

 

ここで、糖質の怖ろしさについて、違う角度から説明していきます。

 

 

 

 

1、すぐに影響が出にくい

 

2、糖質の毒性が、正確に広がっていない(ダイエットのイメージが強すぎる)

 

 

 

まず、1つ目について解説します。

 

 

 

糖質は遅効性の毒です。

 

 

 

 

すぐに影響が出にくいので、ダメージが分かりにくいのです。従って、反発する人の多くは

 

 

 

「糖質を食べているけど、何も起きていない」

 

 

 

と言います。でも、今はまだ・・・なのです。遅効性ですから。

 

 

 

これは、クレジットカードを使った時の「現時点では、財布から金が減ったわけではない」という感覚と似ているかもしれません。請求は忘れたころに来るので、使っている時は「ダメージを受けた」感がないのです。

 

 

でも、お金はまだマシです。内訳がキチンと明記されますから。

 

 

 

体の場合、過去の不摂生の内訳はハッキリと明記されないので、本人の記憶が頼りになります。

 

 

 

従って、正確な原因を後から特定させることは難しいです。よっぽど注意して観察していないと、分からないかもしれません。

 

 

 

だから、ツケは後からくるけど、原因が何かわからない。根本的な解決ができない・・・という事態になるのです。

 

 

 

糖質の毒性は遅効性。体に合わない物を食べると、表面的には問題がなくても水面下では体が劣化する

 

 

 

「すぐに影響が出ない」というのは、困ったものです。

 

 

 

似たようなものに、「タバコ」、「遺伝子組み換え食品」、「食品添加物」、「LED」...等があります。これらも遅効性ですね。

 

 

 

「タバコ」はどうなるか想像がつきます。それ以外の物質は歴史が浅いので、ハッキリとした事は分かりませんが、調べる限り体に良いとは思えません。

 

 

 

 

このように現代は、体に悪い物質で溢れています。その中で生活している私達は、絶えずこれらを浴び続けているのです。これでは、単体が悪いのか、複合的な要因なのか・・・正確に特定するのが難しいです。

 

 

安心・安全が大好きな日本!でも何故か「健康を損ねる物質」への規制だけは甘い

 

 

 

 

後で説明しますが、これらの中でも、群を抜いて体に悪いのが「糖質」です。

 

 

 

そして、2つ目について説明します。

 

 

 

本記事のテーマなのですが、これだけ毒性が強いのに危険性が認識されていないのは恐ろしい事です。

 

 

 

ここ数年、「糖質制限」は広まりましたが、糖質の毒性についての情報は正確に広がっていないように思えます。

 

 

同じ遅効性の毒でも、「タバコ」や「アルコール」、「食品添加物」等は、医療機関や専門家が注意を促すので、毒性が認識されています。

 

 

 

実際に気をつけるかどうかはともかく、一応、人々の頭の中に「危険だ」、「体に悪い」という意識があります。

 

 

 

しかし、「遺伝子組み換え食品」、「ブルーライト」、「糖質」は一般的に「危険だ」と認識されていません。

 

 

 

一部の人達が警告しているだけです。

 

 

 

 

多くの医療機関や専門家は警告をしないので、一般的には「安全だ」ということになっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

それでも、「遺伝子組み換え食品」や「ブルーライト」はまだマシです。

 

 

 

それに比べて「糖質」は、「健康の為には、糖質を摂ることが必要だ」ということになっています。

 

 

 

最近、テレビや雑誌などでは「糖質を減らした方が良い」とやんわりと言っていますが、それでもタバコや酒のように「毒性がある」という視点で語られているのは見た事がありません。

 

 

 

糖質制限を肯定しても、そこだけは煙に巻くのです。

 

 

 

専門家が注意しない影響は大きいです。

 

 

 

ここで、ほとんどの人は「専門家が注意しないということは、安全だからだろ」と思ってしまうかもしれませんが、それが落とし穴です。

 

 

 

安全だから注意しないのではありません。

 

 

 

健康とは全く関係ない、政治的、経済的な理由で、危険なものが安全ということになっているに過ぎません。

 

 

 

事情はどうであれ、人間は大勢が「安全だ」と言っているものに対しては、安心してしまうものです。

 

 

 

だから、一部の気付いた人が「糖質は毒だ」と言っても、みんなピンと来ないのです。

 

 

 

 

「後でツケが来るので、何が原因だったかわからない」という分かりにくさと、多くの専門家が「安全だ」と公言し、糖質制限はダイエット程度の軽いイメージがある事

 

 

 

 

・・・これらのせいで、なかなか真実が伝わりません。

 

 

 

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日本人のほとんどは糖質の過剰摂取をしている

 

 

身の回りにある様々な物質の中でも、「糖質ほど害の大きいものはない」と断言できます。

 

 

 

先に挙げた有害物質もそれなりに体に悪いですし、歴史が浅いものは、その破壊力は正確には分かりません。

 

 

 

ですが、それらと糖質が決定的に違うのは、直接体内に入れる物質であるにも関わらず、摂取する量が圧倒的に多いことです。

 

 

 

例えば、私達は「食品添加物」を毎日のように口にしています。「食品添加物」は種類こそ多いものの、量にするとごくわずかです。1日に口にする「食品添加物」を集めて測っても、たかが知れているでしょう。

 

 

 

それに比べて糖質は、現代の日本人であれば、1日に100g~200gは普通に摂ります。こう言うと、

 

 

 

 

「そんなに食べていない」

 

 

 

...と思う方もいると思いますので、一応説明しておきます。

 

 

 

例えば、ご飯一杯に含まれる糖質は、約55gです。1日ご飯を3食食べたら、主食だけで、最低でも糖質165g摂取した事になります。

 

 

 

あなたが若い男性なら、お代わり、ご飯を大盛りにすることもあるでしょう。

 

 

 

 

そして、おかずも必要です。肉や魚なら良いのですが、例えば、「肉じゃが」とか、「カボチャの煮物」とか、根菜を使った煮物を食べたとします。

 

 

 

日本人が大好きな和食は、砂糖、酒、酢、醤油、味噌・・・と糖質の高い調味料を駆使して味付けをする調理法なので、健康を意識して和食を食べる人ほど糖質過多になります。

 

 

 

その場合、根菜と調味料で200g近くいきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

最初「100~200gなんてとんでもない」と思われたかもしれませんが、これを読むと、ハードルが低いことがお分かりいただけたかと思います。

 

 

 

しかし、これで終わりではありません。

 

 

 

ほとんどの人は、嗜好品も摂ります。「お菓子」や「甘いドリンク」を飲めば、200gを過ぎます。

 

 

 

かつての私は、糖質を1日260g前後摂っていました。

 

 

 

これだと4日で、砂糖一袋を超えてしまいます。「食品添加物」はこれほど食べません。

 

 

 

内訳を思い返してみると、260gに特に貢献していたのは、「米」と「根菜類」でした。私の場合、ご飯の量が多かったのと、健康の為に野菜のポタージュスープをほぼ毎日飲んでいた事でこの量になりました。

 

 

 

ジャンクフードを食べていてこうなったのではありません。

 

 

 

甘すぎるお菓子はたくさん食べれませんでしたが、「米」や「根菜類」は味付けさえ間違えなければ、ほのかに甘いのでいくらでも摂れました。

 

 

 

しかも、「お菓子は食べ過ぎるとヤバイ」と思っているので歯止めが利きますが、野菜は「体に良い」と思っているので「ヤバイ」と思いません。

 

 

 

むしろ、野菜をたくさん、それも、様々な種類を摂る程「健康に良い」と錯覚していたので、種類もたくさん、できるだけ量も摂るようにしていました。

 

 

 

ですから、バランスの良さだけは抜群でした。健康的な食事をしていると思っていました。

 

 

 

 

しかし、今考えたら、「人間の体の設計図」をおもいっきり無視した燃料の取り方でした。

 

 

 

 

 

こんな食生活をしていた私ですから、当時は糖質が大好きでした。

 

 

 

昔は、胃が弱くて肉や魚がほとんど食べられなかったので、唯一たくさん食べられる糖質への依存は、ハンパなかったです。

 

 

 

 

従って、「酸化も危険だけど、糖化も危険」という、当時の食生活を脅かす説に最初に触れた時は、当然反発しました。「何を言っているんだ?この記事は」と思いました。

 

 

 

今程、糖質の害について、理論が詳しく説明されていなかったので納得できないというのもありましたが、それよりも、その時の食生活が気に入っていたので、それが不健康になると思いたくなかったのです。

 

 

 

 

「バランスの良い食事が健康だ」「野菜なら大丈夫」と思っていたのですが、「糖質が害になる」という事を知ったことで、多少、気になるようになりました。

 

 

 

「糖質は大丈夫」と、「でも、もしかしたら大丈夫じゃないかもしれない・・・」の間を行ったり来たりしました。確証がなかったからです。

 

 

 

でも、やがて「糖質は害になる」という結論に達しました。「毒」としか言いようがない症状がいくつも自分の身に起きる以上、その事実を認めざるを得ませんでした。

 

 

 

私が糖質の害に気付くことが出来たのは、外から取り入れた有益な情報のおかげもありますが、体が弱かった事も大きいです。

 

 

 

先ほど「糖質の害は遅効性で、そのツケは忘れたごろにやって来る」...と言いましたが、私の場合は体が弱いので、糖質に限らず、何かにつけてダメージが人よりも早く表れます。

 

 

 

従って、「糖質を食べた時と、食べなかった時の体の反応の違い」をハッキリと観察する事ができるのです。

 

 

 

糖質制限をしているのですが、たまに糖質を食べると、必ず「不快な症状」が戻ってきます。

 

 

 

比較的すぐに表れるのは、「体のだるさ」、「目の痒み」です。

 

 

 

続いて、「吹き出物」、「関節の柔らかさが失われる」・・・といった症状が表れます。関節の可動が硬く感じると、歳をとった(劣化した)気分になります。オイルが切れて、滑らかさが失われたような感覚になるのです。

 

 

 

 

自分に起こった不調を、手に入れた情報と照らし合わせて、逆算して考えることによって、不調の原因が糖質である事が明白になります。

 

 

 

 

糖質を1日10g以下に抑えている時は、このような症状はありません。本当に毒だなと思います...。

 

 

 

もし体が丈夫で、「何も変化がない」、「何も起こっていない」と感じていたら、外から入る情報も適当に受け止めていたかもしれません。

 

 

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まとめ

 

 

「糖質は毒だ」と言われても、なかなか受け入れられないと思います。かつて、私も糖質中毒だったので、その気持ちは良く分かります。

 

 

 

お菓子などの嗜好品、国民食である米、さらに野菜や果物にも糖質がタップリ含まれています。これらを否定したら、食べるものがほとんどなくなってしまうという問題も出てきます。(実際にはあるのですが、選択肢が少なくなります。)

 

 

 

だから、これらが毒になるなんて、信じたくない事です。

 

 

 

私も「糖質が人間にとって毒にならなければどれほど良いだろう」と思いました。1日10g以下の糖質制限をしている今でもそう思います。糖質は嫌いで止めたわけじゃないですから。

 

 

 

でも、真実は真実です。

 

 

 

体の中で起こる出来事は、化学反応ですので、正直です。

 

 

 

 

どんなに事実から目を背けようが、糖質を摂ることで起こるものは起こる、そして、止めれば止まるのです。

 

 

 

 

糖質制限ダイエットが浸透してきていますが、あくまで「ダイエット」です。

 

 

 

医療現場や栄養指導の現場で、「糖質が悪い」とか、「毒だ」と言い切る人はまだまだ少ないです。というよりも、世間一般のお医者さんはこれとは反対の事を言います。

 

 

 

私達はそういう社会の中で生きているのです。

 

 

 

 

なので、普通の人が今すぐ糖質の毒性に気付くのは難しいかもしれません。

 

 

 

ですが、気付かなくても、糖質を摂取している限り、いずれ人間は糖化によって体が劣化していきます。

 

 

 

弱い固体程、積み重ねる程、その時期が早く訪れます。

 

 

 

 

糖質を制限する事は、「ダイエットをする人」や「糖尿病の人」だけではなく、あらゆる人にメリットがあるのです。

 

 

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