カテゴリー:鉄の記事一覧

試してみたらこうなった

虚弱体質や慢性疾患を改善させる為に必要な情報や心得について、体験記を交えながらお話します。

カテゴリー:鉄
私が2017年に飲み始めたサプリメントと、変化した健康状態
私が2017年に飲み始めたサプリメントと、変化した健康状態

 

私が「1日10g以下の糖質制限」を始めたのが2015年の春、

 

 

そして、「糖質制限」に加えて、「鉄」のサプリメントを飲み始めたのが2017年の1月です。

 

 

6月以降は、他のサプリも飲むようになりました。

 

 

昨年は、糖質制限とサプリメントを組み合わせた事で、あらゆる面で体の機能が向上しました。

 

 

その事は色んな記事でちょくちょく書いていたのですが、「鉄」以外は詳しい記事を書いていなかったので、最近「どんなサプリを飲んでいるのか教えて欲しい」というメールを頂くことが増えました。

 

 

なので今回は、現在飲んでいるサプリや、昨年の健康管理によって改善した事を総合的にまとめてお話したいと思います。

 

 

まずは「鉄」と「フェリチン」の数値についてです。

 

 

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フェリチン

 

 

昨年から、だいたい3ヶ月おきにフェリチンを計るようにしました。1月、5月、9月、12月に測りました(4月は忙しかったので5月にズレました)。

 

 

検査結果は、電話で聞いた事もありますが、次に行った時に「前回の結果」を聞くことが多いです。

 

 

今のところ9月までの結果が分かっています(※12月の結果は次に行った時に聞きます)。

 

 

 

で、9月のフェリチンは199でした。

 

 

 

どうせなら200代にいってみたかったですが、フェリチンの理想は100なので、とりあえず今の数値には満足しています。

 

 

 

基準値を超えたフェリチンは危険なのか

 

 

時々、フェリチンが200以上あってビビる人がいるので、その事について少しお話しておきます。

 

 

 

私がフェリチンを初回で測った時は49でした。

 

 

しかし、母と祖母のフェリチンはどちらも150前後ありました。

 

 

この2人は和食中心の食事をしており、野菜や穀物が多め、動物性食品の摂取量が少ないです。

 

 

見る限り、食事からは、吸収率の悪い「非ヘム鉄」は摂れても、吸収率の良い「ヘム鉄」はほとんど摂っていません。

 

 

ヘム鉄と非ヘム鉄について分かりやすく説明してみた

 

 

つまり、鉄補給の為に何もしていないわけです。「生理がある女性」だったら、確実に鉄不足になるメニューです。

 

 

 

何が言いたいかというと、

 

 

 

「閉経している女性」が何もしていなくても150前後あるのに、どうして「生理がある女性」が200を超えたぐらいでビビるのでしょうか。

 

 

 

私も以前は「鉄過剰の情報」を真に受けていたので気持ちはわかりますが、実際に試してみると危険どころか、元気になります。

 

 

 

ちなみに、その時に書いた記事がこちらです。

 

 

鉄の過剰摂取について分かりやすく説明してみた

 

 

 

しかし、こちらを見てもらったら分かりますが、基準値は 5~152 となっています。

 

 

 

 

 

 

これでは、「基準を超えた!!」と驚くのも無理はありません。

 

 

 

ですが、「血圧の基準」、「コレステロールの基準」、「血糖値の基準」、「食事バランスガイド」、「メタボリックシンドロームの概念」、「ロコモティブシンドロームの概念」は、調べたら、どれも健康とは程遠い設定で、真面目に守る事でかえって体を壊す基準となっています。

 

 

 

血圧が高いほど健康で長生きできる!原因を根本的に間違えている高血圧の食事や治療

 

 

科学や論文のインチキはコレステロールが教えてくれる

 

 

人間の身体に必要な糖質量を血糖値の視点から分かりやすく説明してみた

 

 

 

 

一般的な「鉄の基準」も、私から言わせれば「ご他聞に漏れず…」といった感じです。

 

 

社会がそのようになっているので、私は、「現実に起きている事」を元に、逆算してシンプルに物事を考えるようにしています。

 

 

現実はどうなんだ?という視点が大切なのです。

 

 

女性はフェリチン50以下だと鉄不足で、50を超えると元気になり、100あれば理想的です。なので、私も目標を最低100に設定しました。

 

 

 

結果は、本当にその通りになります。100以上あると本当に楽で、下げたくはありません。

 

 

鉄はタンパク質と一緒になって必要なだけ吸収されるので、鉄のサプリメントだけではなく、タンパク質も不足させないようにした事も上手くいったポイントです。

 

 

 

理想は100。「それ以上はどうなのか」を考える為に、

 

 

目安として「生理がない女性」の世代別フェリチン値を書いておきます。

 

 

  • 新生児・・・200~300

 

  • 12歳まで・・・100~300で推移

 

  • 閉経後・・・数年かけて100以上になり、100以上をキープ

 

 

 

参考:藤川徳美医師 facebook 2015年4月27日

 

 

 

新生児のフェリチンはすごく多いです。

 

 

母親が出産でフェリチン50を失う(子供に渡す)と知っていたので、それを上回る量に驚いています。

 

 

 

これを見ると、200を超える事が問題とは思えません。

 

 

 

糖質制限をしている男性のフェリチンは300~400前後なので、糖質制限をしている女性が200~300あっても不思議ではありません。

 

 

男性のフェリチンについては以下の記事で説明しています。

 

男性のフェリチンの基準と、鉄不足の症状

 

 

 

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生理で失われる鉄は多い

 

 

9月に病院に行って、5月のフェリチン136という結果を確認しました。

 

 

目標だった100以上を超えたと分かってからは、鉄サプリをそれまでの「毎日3錠」から、「1日おきに1錠」に減らしました。

 

 

 

私は「毎日」だと忘れないのですが、「1日おき」にすると、うっかり忘れる事があります。

 

 

それで、面白いことに気が付きました。

 

 

うっかり忘れて、鉄をしばらく飲んでない日が続いた事がありました。

 

 

何も変化がなかったので、最初は気にも留めていなかったのですが、ある日、ほんのちょっとですが、朝から普段より体が重く感じた日がありました。

 

 

昨年は本当に元気で、不調になることがなかったので、そのちょっとした違いに「おかしいな」と感じたのです。

 

 

で、考えたら「数日間鉄を飲み忘れていた事」と、「生理」が重なって、鉄が減ったままの状態でした。

 

 

それで体がだるかったのです。

 

 

変化自体は大したことがなくて、例えるなら、自転車のギアが一段階変わったような感じです。

 

 

なので、おそらくフェリチンの数値がメチャクチャ下がったわけではないと思いますが、いつもが元気なので、ちょっとの不調でも敏感に感じるのです。

 

 

そのことからも言えるのですが、やはり、生理はかなり鉄を失うと思います。

 

 

フェリチンが理想値に達すると、飲み忘れて、鉄サプリを数日飲まなくても全く平気になります。それが、たった数日の生理で変化を感じるのですから、生理の「鉄不足」への影響は大きいです。

 

 

私は体が楽に動かせる方がいいので、それからは、鉄サプリを忘れないようにしています。

 

 

そして、「生理がある女性は、油断すると鉄がゴッソリ落ちる」と、身をもって分かったので、フェリチンの検査は定期的に続けることにします。

 

 

私はブログを書いているので、自己管理の為に3ヶ月に1回にしていますが、普通は半年に1回測るのがいいそうです。

 

 

 

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鉄タンパクが充実した後で飲み始めたサプリメント

 

 

私はこれまで、「鉄とタンパク質が不足した状態や、糖質の過剰摂取をしている状態では他の健康法の効果が半減する」と何度も言ってきました。

 

 

タンパク質は体の主成分です。臓器だけでなく、「酵素」、「ホルモン」、「神経伝達物質」などの材料でもあります。

 

 

優秀な大工さんが揃っても、材料がなければ何も作れないように、他の栄養素がいくら充実していても、タンパク質が不足していては話になりません。

 

 

もちろん、その逆もあります。材料だけがあっても大工さんがいなければ、材料を100年放置していても、何もできません。

 

 

先ほど、鉄の重要性を述べましたが、鉄でさえタンパク質と一緒になって吸収されるのです。

 

 

そういう事が、理論だけではなく、過去の体験から分かっていたので、その他のサプリ選択は、「鉄とタンパク質が足りてから」と思っていました。

 

 

以前は、効果のない健康食品の飲み方をしてしましました。原因は体の構造を理解できていなかった事(本質を理解していない)、順番を間違えた事です。

 

サプリメントや健康食品に対する考え方と、飲む理由について

 

 

 

なので5月までは鉄だけ、6月から違うサプリを飲む事にしました。

 

 

5月の結果は9月に分かったのですが、すでにこの時、体感から鉄が足りていると思っていました。

 

 

私は、何が、何処に、どのように効いているのかを観察するために、基本的に「3ヶ月おきに一種類ずつ増やす」事にしています。

 

 

しかし、ビタミンとミネラルは数が多いです。

 

 

そこで、「自分の体にとって、何から取るのが1番効果的か」を考えました。

 

 

「エネルギー代謝を円滑に行なう為に必要な栄養素で、自分に不足しているもの」を優先的に摂る事を優先しました。

 

 

そこで候補として上がったのが以下です。

 

 

 

  • ビタミンB50コンプレックス(ビタミンB群)

 

  • ビタミンC

 

  • ビタミンE

 

  • マグネシウム

 

  • 亜鉛

 

  • ナイアシン

 

 

 

どれも良いのですが、特に興味を持ったのが「ナイアシン」です。

 

 

ナイアシン

 

 

ナイアシンは別名「ビタミンB3」です。

 

 

以下がナイアシンの特徴になります。

 

 

『藤川徳美医師  facebook 2017年4月3日』より引用

 

 

ナイアシンはたった14個の原子でできている非常に小さい物質である。

 

砂糖よりもシンプルな構造である。

 

体内の500以上の代謝酵素の補酵素である。

 

多くの病気はナイアシン不足により生じているため、高用量のナイアシンで改善する。

 

 

働きはたくさんあるので、ここで全てを紹介するのは難しいです。

 

 

なので、一部を紹介します。

 

 

 

NADの合成に必要

 

 

生体が生きていく為には「ATP エーティーピー」というエネルギー物質が必要です。これがないと死に、不足すると慢性疾患になります。

 

 

エネルギー代謝によって「ATP」を作り出すときに「NAD エヌエーディー」という物質が必要です。

 

 

 

 

正式名は「ニコチンアミド・アデニン・ジヌクレオチド」です。

 

 

「NAD」は、水素(の持つ電子)を預かって運ぶ働きがあります。このような化合物の事を「電子伝達体 でんしでんたつたい」と言います。

 

 

 

これが、エネルギー代謝の「解糖系」、「クエン酸回路」、「電子伝達系」の反応に欠かせません。

 

 

で、この「NAD」の合成にナイアシンが必要なのです。

 

 

 

なので「NAD」が不足すると、「ATP」が不足します。

 

 

 

「電子伝達体」と「電子伝達系」は、名前が似ているので混同しないようにして下さい。

 

 

 

  • 電子伝達体・・・水素の(持つ電子)を預かって運ぶ化合物の事

 

 

 

 

  • 電子伝達系・・・ミトコンドリアの内膜で起こる反応経路の事

 

 

 

ちなみに、NAD(ナイアシン)は、「ピルビン酸」を「アセチルCoA」に変えるための補酵素の1つです。

 

 

 

 

 

このように、ATPの合成に関わっている補酵素なので、飲んでみたいと思いました。

 

 

 

 

ナイアシンフラッシュ

 

 

ナイアシンには、「ナイアシンフラッシュ」という反応があります。

 

 

フラッシュが起きる場合、飲んで1時間くらいすると、体が赤くなったり、チクチクしたり、熱くなったりします。

 

 

個人差はありますが、30~2時間続きます。

 

 

 

ナイアシン初回服用時には激しいフラッシュが出ます。

 

 

フラッシュは、細胞内に溜まったヒスタミンを急激に放出させるために起こります。

 

 

通常は1時間程度で治まりますが、数日間持続する人もあるようです。

 

 

このフラッシュの起こり方は、非常に個体差が大きい

 

つまり、ヒスタミンを溜め込んでいない人は、フラッシュは軽度。

 

逆に、ヒスタミンを溜め込んでいる人は、フラッシュは重度。

 

フラッシュが酷くて、ナイアシンを継続できない人は、ナイアシンが悪いのではなく、ヒスタミンを溜め込んだあなたに問題があると言えます。

 

100mgで開始し、暫く継続すると細胞内のヒスタミンが枯渇して、フラッシュを生じにくくなります。

 

そうするとナイアシンを増量することが可能になります。

 

ホッファーは長年4.5g服用。

 

自分もナイアシン歴は4年。

 

当初は500mg、1ヶ月前からは3~4.5g。

 

ナイアシンの唯一の副作用は、「寿命延長」なので飲んだ方が良いでしょう。

 

ナイアシンは、脂質代謝異常、動脈硬化、冠動脈疾患、脳卒中、糖尿病合併症、神経変性疾患、などを予防します。

 

まずは、高用量のナイアシンを飲める体になる、ことが必要です。

 

 

これを「不快だ」と捕らえる人もいますが、私はフラッシュを体感してみたいと思いました。

 

 

「面白そう」・・・というのもありますが、「体に悪いものが溜まっているなら排毒したい」というのが大きいですね。

 

 

 

人生で1番調子が良いのは事実ですが、「30年以上糖質漬けで弱った体」が完全に良くなったとは思っていません。

 

 

おまけに、タンパク質不足、脂肪酸不足だったので、今の体のほとんどは、タンパク質不足時代に、「古いアミノ酸」を使いまわして作られたと考えられます。

 

 

細胞には「入れ替りが早い細胞」と、「入れ替りが遅い細胞」と、「一生入れ替らない細胞」があります。

 

 

「入れ替りが早い細胞」はかなり回復したと思いますが、「入れ替りが遅い細胞」は回復したとは思いません。

 

 

30年かけて痛め続けたので、過去に受けたダメージが気になっています。

 

 

 

修復もしたいですし、毒があるなら出したいです。

 

 

それに、自分はどういった反応が出るのかも気になっていました。

 

 

 

他にも理由はありますが、色々と調べて考えた結果、6月から、「ナイアシン」を飲む事にしました。

 

 

 

上にも書いてあるように、徐々に増量していきます。

 

 

ナイアシンフラッシュ自体は、「溜まっているヒスタミンを放出しているだけ」、「血管を拡張しているだけ」なので、体に害はないのですが、知らないと「救急車を呼んでくれ」レベルになるそうです。

 

 

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ナイアシンを飲んで変わった事

 

 

いきなり500mgは、「ナイアシンフラッシュ」が起きた場合はキツイので、私は1日100mgからスタートしました。

 

 

 

 

 

1年かけて1000mg飲めるようにするのがよいそうです。

 

 

で、「ナイアシンフラッシュ」ですが、私の場合、最初の100mgでは起きる日と、起きない日があり、起きない日の方が多かったです。

 

 

8月から200、9月から300、10月から400、11月から500、12月から600・・・と、増やしていきました。

 

 

増量すると、フラッシュが起きる日の割合が多くなりました。

 

 

 

12月に入ってからは、実験で500mgを朝晩に分けて2回とかにしています。

 

 

 

効能かどうかは分からないのですが、ナイアシンを飲み始めて変わったと感じた事が2つあります。

 

 

「糖質を食べた後の変化」と、「肌の変化」です。

 

 

 

 

糖質を食べた後の変化

 

 

以前に何度も書きましたが、私は「糖質を食べると、その後で目が痒くなる」という症状がありました。

 

 

糖質制限を始めてからはなくなったのですが、たまにつきあいで糖質を食べるとこの症状が出ていました。

 

 

私は家では糖質10g以下を徹底していますが、外食は普通に食べるようにしています。回数が少ないからです。

 

しかし、今年の夏ごろは付き合いで外食をする事が多かったので、「ヤバイな」と思っていました。

 

このような場合、今までであれば、目が痒くなっていたのですが、不思議なことにそのような症状が全くないのです。

 

また糖質を食べた翌日は吹き出物ができたりもしていましたが、それもほぼ無くなりました。

 

それが「ナイアシン」を飲み始めた時期と重なるのです。

 

 

最近も夏以上に、クリスマス、正月と糖質を食べる機会が多かったのですが、やはり、以前のような不快な症状がでません。

 

 

糖質の代謝を良くしてくれているのかもしれません。

 

 

12月に飲み始めたビタミンB群の影響も大きいと思います。

 

 

 

肌の変化

 

 

そして、もう1つ変わった事は「肌」です。

 

 

「ビタミンC」も肌が綺麗になるのですが、どちらかというとCは肌が白く透き通るような変化がでます。

 

 

それに対し、「ナイアシン」は肌の水分量が増えた気がします。水々しくなるという表現がピッタリです。

 

 

 

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ビタミンCとビタミンE

 

 

 

3ヵ月後の9月から、「ビタミンC」と「ビタミンE」を飲む事にしました。

 

 

 

ビタミンC

 

 

「ビタミンC」を選択した理由は、糖質制限をしていると不足しやすいからです。

 

 

糖質制限は動物性食品を中心に食べる食事です。

 

 

それ自体は人間の体の構造にあっているので正解なのですが、問題は選ぶ動物の種類の少なさと、調理法にあります。

 

 

魚は種類が豊富ですが、肉は牛、鶏、豚、羊くらいです。

 

 

私の場合、安い鶏肉と豚肉が食卓に上がる割合が多いです。あと、卵も活躍しています。

 

海外のように、色んな動物や昆虫などが市場に出回れば面白いのですが、日本は魚以外の動物性食品が充実していないのでつまらないです。

 

 

限られた条件の中で動物性食品を食べているので、当然、取りこぼす栄養素がでてきます。

 

魚は一匹買っても、捨てる部位が多いので、量と種類を食べようと思ったらお金がかかります。

 

 

また、種類だけでなく、部位も限られています。

 

 

「ビタミンC」は肝臓と腎臓に多く含まれています。

 

私は内臓料理を食べる習慣がないので、内蔵を買うことはほとんどありません。買うのは鶏のレバーぐらいです。

 

 

衛生的に食べる為には加熱が必要ですが、それだとビタミンCが壊れてしまいます。

 

 

 

エスキモーは動物を生で食べる事でビタミンCを得ているようですが、さすがにマネをする気にはなれません。

 

 

内臓をあまり食べない、加熱する・・・このような習慣だと「ビタミンC」の摂取は難しいです。

 

 

一般的に、「ビタミンC」と言えば、果物や野菜を摂ればいいと考えますが、それだとブドウ糖や果糖を一緒にとってしまうので糖化のリスクがあります。

 

 

しかも、果物や野菜は品種改良によって甘く改良されているのでダメージが大きいです。

 

 

ビタミンの為、抗酸化の為・・・といって野菜や果物をたくさん摂ると、エラい目にあいます。

 

 

ローフーディストやベジタリアンの真実。肉を避け野菜や果物を多く食べる人に見られる肌の特徴と、健康上の問題

 

 

野菜や果物は健康的というイメージの盲点。ビタミン・ミネラルに注目しすぎる事で気付かれない糖質の害

 

 

 

そういう失敗は過去にしてきたので、現在の私にその選択肢はありません。

 

 

その点、サプリメントには余分な糖質が含まれていないので利用しない手はありません。

 

 

そういうわけで、現代の肉食では得る事が難しい「ビタミンC」を選びました。

 

 

 

ビタミンCは、1000mg(1g)を朝、昼、晩飲んでいます。1日3gです。

 

 

 

 

ビタミンE

 

 

私は、普段は「ビタミンC」は3g止まりで、大量に摂ることはないのですが、

 

 

 

「ビタミンC」を10g以上摂る場合は、「ビタミンE」も摂るべき

・・・という注意点があります。

 

 

「ビタミンC」を沢山摂取すると酸化します。なので、その還元に「ビタミンE」が必要です。

 

 

で、「ビタミンE」が酸化した場合は、「ビタミンC」が還元します。

 

 

 

『藤川徳美医師 facebook 2017年2月9日』より引用

 

 

水溶性のビタミンCは水に富む組織で活性酸素を除去し、脂溶性のビタミンE1は生体膜内などの油の多い組織で活性酸素を除去する。

 

ビタミンE1は酸化されたビタミンCを還元する。

 

ビタミンCも酸化されたビタミンE1を還元する。

 

ビタミンE1は脂溶性なので体内に長く止まる。

 

ビタミンCは水溶性なので比較的早く体内から排泄される。

 

ビタミンCの体内半減期は確か16日だったと思う。

 

毎日しっかりビタミンCを補給すると、体内で酸化されたビタミンEを還元できる。

 

 

 

なので、「ビタミンC」を摂取する時は、「ビタミンE」も一緒に・・・と考えていました。

 

 

だから、通常は3ヶ月に一種類のサプリを増やすところ、この時はCとEの2種類を飲む事にしました。

 

 

Eは、400IUを朝2錠飲んでいます。

 

 

 

 

「ビタミンE」は鉄の吸収を妨げます。

 

 

それまでは、「鉄」を好きな時に飲んでいたのですが、「ビタミンE」を飲み始めてからは、この2つは8時間離して飲む事にしました。

 

 

朝「ビタミンE」を2錠飲み、鉄は夜飲みます

 

 

この習慣の変化も鉄を飲み忘れる原因になりました。

 

 

 

ビタミンCとビタミンEを飲んで変わった事

 

 

効果ですが、飲んですぐ実感したのは肌ですね。

 

 

11月に、喉の調子がおかしかった時があったのですが、その時に1時間おきに1g飲みました。

 

 

酷くなってはいけない・・・と思って増量したのですが、たくさん飲んだおかげで、翌日はそれまで以上に肌が綺麗でした。

 

 

喉も回復しました。

 

 

 

先ほども言いましたが、「ビタミンC」と「ビタミンE」を飲んだ場合、肌が白く透き通るように変わります。

 

 

ただし、すでにできてしまったシミには効果がないようで、シミがある場合、周囲が白くなった分目立ちます。

 

 

すでにできてしまったシミを消す為に必要な栄養素は、今後も探していこうと思います。

 

 

糖質制限、鉄、ナイアシン、ビタミンC、ビタミンEを続けていて思ったのですが、冬になっても体が冷えません。

 

 

寒いと無意識に体に力が入りますが、そういう事がありません。

 

 

防寒着だけでなく、寝具も変わりました。

 

 

布団と毛布があると暑いです。一応両方かけますが、朝起きると毛布は蹴って布団だけになっています。

 

 

周囲の人が「今日は寒いね」と言っているのに、「そうかな」と思うことが増えました。

 

 

 

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ビタミンB群

 

 

 

12月から、「ビタミンB群」を飲む事にしました。

 

 

何故これを選んだかというと、やはり、「エネルギー代謝」で重要な働きをするからです。

 

エネルギー代謝について分かりやすく説明してみた

 

 

糖質を摂っている人は、ビタミンB1が不足しやすいので、真っ先に摂った方が良いサプリメントです。

 

 

ビタミンB1の不足が細胞の癌化につながるからです。

癌細胞と癌家系について分かりやすく説明してみた

 

 

私は糖質制限をしているので、「普通の人よりかはビタミンB1は不足しないだろう」と思ったので、他のものを優先させました。

 

 

糖質制限を始めてからは、ビタミンB2不足でなる「口内炎」が一切できなくなりました。それまでは頻繁にできていましたが、2年半できていません。なので体感的に、「ビタミンB群を補わなければいけない」という気にはなりませんでした。

 

 

 

しかし、人間は体内で糖質を作る機能が備わっています。「糖新生 とうしんせい」と言うのですが、これが睡眠不足やストレスで過剰になることがあります。

 

 

つまり、糖質を摂っていなくても、「自分で作り出した糖質」が増えることがあるわけです。

 

 

その状態になってしまうと、糖質制限をしていても、糖質を摂っているのと変わらない事になります。

 

 

糖質制限をしているのに血糖値が高いのは、糖新生が原因かもしれません

 

 

なので、「糖質を摂取していないから大丈夫」と、油断するのではなく、糖新生が過剰になってしまった時の為にも、糖質の代謝に必要な「ビタミンB群」は摂っておこうと思いました。

 

 

体には、「ブドウ糖しかエネルギーに出来ない細胞」があるので、血糖値を一定に保つ必要があります。従って、「糖新生」は誰の体でも普通に起こっている現象です。「糖新生」自体は悪い事ではなく、過剰になることが悪いのです。

 

 

というわけで、「ビタミンB50コンプレックス」と、「ベンフォチアミン」を飲む事にしたわけです。

 

 

「ビタミンB50コンプレックス」は水溶性のB群、「ベンフォチアミン」は脂溶性のB1です。

 

 

癌予防なら、この2つを組み合わせた方がいいです。

 

 

健康な人の場合、前者だけでもいいのですが、より完璧を目指す為に、「ベンフォチアミン」も組み合わせることにしました。

 

 

 

 

 

左2つが「ビタミンB50コンプレックス」、右が「ベンフォチアミン」です。

 

 

身内には「SOURCE NATURALS」社のを飲ませていたのですが、今回私が飲み始めたのは、「NOW」社のです。

 

 

私は飲み込むのが苦手なので、カプセルの方が楽です。

 

 

飲む量は、「ビタミンB50コンプレックス」を朝、晩1錠ずつ、「ベンフォチアミン」は1週間に1錠です。

 

 

水溶性は体内に蓄積できません。一方、脂溶性は蓄積できます。

 

「排出されやすい前者」は、少量を数回に分けて摂取し、「排出されにくい後者」は摂取の回数を少なくします。

 

 

 

 

ビタミンB群を飲んで変わった事

 

 

疲れない、元気になった、暖かい・・・は既になっているので、そちらの変化は感じませんが、肌のキメが細かくなりました。

 

 

複数のサプリを飲んでいるので、B群単独の効果なのか、全体の相乗効果なのかは分かりませんが、何かを増やすたびに肌質が綺麗になっていきます。

 

 

あと、ナイアシンのところでも述べましたが、糖質を摂った時の状態が以前と違います。だるさをあまり感じなくなります。

 

 

年末年始、糖質を食べる事が多かったのですが、肌荒れ等がありません。

 

 

ただ、これもB群単独の効果か、相乗効果かは分かりません。

 

 

サプリメントは戦略的に

 

 

2015年の春から、2017年の12月まで、糖質制限だけを行いました。

 

 

去年一年間は、糖質制限と、サプリメントを組み合わせたわけですが、効果が圧倒的に違います。

 

 

それは、質的な栄養失調が改善していくからです。

 

 

そして、「何が必要なのか」を考えながら摂取したことも上手く言った理由だと思います。

 

 

私の場合、説明した順番で飲んだわけですが、もっと効率が良いのは以下の順番です。

 

 

『藤川徳美医師 facebook 2017年3月17日』より引用

 

 

日本人では、

 

 

1)高タンパク/低糖質食+プロテイン+鉄にて、鉄タンパク不足を改善させることが最も最優先される。

 

2)次に、C、E、B1を中心としたメガビタミン(三石理論)。

 

3)その次に、ナイアシン、亜鉛、その他(ホッファーの方法)。

 

 

上記の順序で改善を図るのが最も効率が良い。
手順前後があれば改善に時間がかかる。

 

 

栄養療法も戦略が大事なのです。

 

 

まだまだ、試してみたいサプリがありますし、さらに、自分に足りない栄養素はいずれ増量することも考えています。

 

 

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鉄の過剰摂取は危険という考えを改めます。鉄サプリを半年間飲んでみて思う事
鉄の過剰摂取は危険という考えを改めます。鉄サプリを半年間飲んでみて思う事

 

私が1日10g以下の糖質制限をして2年が過ぎたのですが、それに加えて、今年の1月からは、鉄サプリメントも飲み始めました。

 

 

 

女性は生理によって、毎月大量の鉄を失うので、「鉄不足」防止の為です。

 

 

 

そろそろ半年が経つので、鉄サプリを飲んだ感想を記事にすることにしました。

 

 

私は昨年「鉄」に関するいくつかの記事を書いたのですが、その中で「鉄の過剰摂取」についての話も書きました。それが以下です。

 

 

鉄の過剰摂取について分かりやすく説明してみた

 

 

 

この記事を書いてから半年以上経つので、読みにくい部分を一部修正し、タイトルもシンプルなものに変更しましたが、全体の内容はそのままです。

 

 

 

この記事で私は「鉄はサプリではなく食事から摂った方が良い」と言いました。

 

 

 

定説の言うことを真に受けて「鉄の過剰摂取はヤバイ。サプリは気をつけた方が良い」と思っていたからです。当然、これを書いた時の私は、まだ鉄のサプリを飲んでいませんでした。

 

 

ですが、その後、半年間サプリから鉄を摂り続けて、一般に言われているような「鉄の過剰症」は心配しなくてもいいことが分かったので、

 

 

 

考えを改めようと思います。

 

 

 

何故そのような結論に至ったのか、鉄をサプリメントで多く摂る事で体にどう変化があったのか、世の中が鉄の過剰症に対してビビる理由・・・についてお話しようと思います。

 

 

なお、以前書いた鉄の過剰摂取についての記事はそのまま残すことにします。定説を鵜呑みにする事がどういうものであるか記録に残すことも必要ですから。

 

 

 

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鉄サプリを飲もうと思った理由

 

 

私は最初、鉄のサプリメントに対して警戒していました。理由は、鉄について色々調べて、鉄の過剰症の情報にビビッていたからです。

 

 

ただ、鉄の重要性は認識できたので、「鉄を多めに摂ろう」とは思いました。

 

 

糖質制限をしているので、「赤身の肉」や「卵」から「ヘム鉄」はとれているはずと思いましたが、もっと増やしたかったので、それプラス「レバー」を毎日食べることにしました。

 

 

 

軽い実験のつもりでしたが、すぐに小さい変化を感じました。

 

 

ちょうど寒くなってきた頃だったのですが、体感温度が明らかに変わった事に驚きました。

 

 

私は元々寒がりで、みんなが温かいと言うユニクロのヒートテックも効果を感じない程の寒がりでした。

 

 

 

糖質制限をし始めて、脂質をたくさん摂るようになって、少しづつ寒さに強くなっていたものの、やはり寒がりは寒がりでした。

 

 

 

それが、レバーを毎日食べるようになって変わったのです。冬なので、寒いは寒いですが、以前のような骨が痛くなるような寒さではありません。

 

 

鉄、凄いな…とは思いましたが、この時は正直、「食事で十分じゃないか」と思いました。

 

 

冬が温かいと楽なので、それから毎日レバーを欠かさなかったのですが問題が起きました。

 

 

12月下旬に、突然、顎の骨が痛くなって、歯医者で「根管治療」をすることになりました。その治療で何度も痛みが再発し、日に日に食事ができなくなってしまいました。

 

 

 

その時の事は以下の記事で書いています。

 

管治療体験①突然、顎の骨が痛くなったので歯医者に行った

 

 

 

最初は痛みだけだったのですが、そのうちしびれるわ、腫れるわで、食事どころじゃありませんでした。歯が痛いのか、頭が痛いのか分からないくらい痛い時など、水を飲むのがやっとで、事実上の断食です。

 

 

この時、たった数日ではありましたが、食事はできない、まともに寝られない、薬は飲む…で、かなり疲弊し、体力、筋肉が落ちました。

 

 

しかも、ちょうど生理が重なって、「あぁ、鉄が減るから補給した方がいいな…」とかも思いましたが、舌がしびれて水を飲み込むのも痛かったので、補給できませんでした。

 

 

それ以前に、あの時は歯の問題で頭が一杯で、他のことはどうでもよかった…。

 

 

食事が摂れない時、楽に必要な栄養を補給できたらどんなにいいか・・・この時、そう思いました。これも鉄サプリを飲もうと思った理由の1つです。

 

 

 

で、歯の方は、歯医者を変えて少しずつ良い方に向かっていき、それに伴って、食事もできるようになりました。その後、2月の中旬に根管治療は無事完了し、今まで痛みもありません。当たり前に咀嚼ができる事に感謝しています。

 

 

食事ができなくて、一時的に栄養不足だったので、痛み、しびれ、腫れが引いてからは、不足分を取り返そうとしました。

 

 

 

ですが、衰えるのは早いですが、それを回復させるのは時間がかかるようです。

 

 

1月13日にフェリチン(貯蔵鉄)を測ったのですが、なんと49でした。

 

 

これはヤバいと思いました。

 

 

 

女性の場合、フェリチンが最低50ないと「鉄不足」です。理想は100です。

 

フェリチンと鉄不足について分かりやすく説明してみた

 

 

 

体力が落ちた・・・とは思っていたので、数値が悪い事は覚悟していましたが、フェリチンが50切っていたことはショックでした。

 

 

早く安全値にしたいと思ったのは言うまでもありません。

 

 

手っ取り早いので、鉄のサプリを飲むことにしました。

 

 

次に、元々あった、鉄の過剰症への心配はどうしたかについてお話します。

 

 

 

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鉄過剰症に対する心配

 

 

実は、鉄の過剰摂取についての記事を書いて、レバーを食べるようになり、寒さを感じなくなった事で、さらに鉄に興味が湧きました。

 

 

で、色々調べていて、以下の記事を見つけました。

 

 

『藤川徳美医師 Facebook 2015年10月13日 偽りの鉄過剰症』より引用

 

 

偽りの鉄過剰症

 

 

生体には必要な量の鉄のみを腸管から吸収するシステムが備わっており、容易に鉄過剰症にならない

 

 

従って、鉄剤の経口投与は極めて安全な治療である

 

 

当院では今まで1000例以上の患者のフェリチンを測定してきました

 

フェリチン500以上の鉄過剰症患者はただ1人のみ(この患者については後で詳述します)

 

鉄剤投与は今まで700例以上で行ってきましたが、鉄過剰症になった人は一人もいません

 

 

 

では、どのような場合に鉄過剰症になるのでしょうか?

 

 

 

昨日述べたフェジンの頻回静注では鉄過剰症になり、これは論外の医療行為です
それは、鉄が体内のどこにあるかを考えればわかります

 

 

赤血球の中に鉄はあります

 

 

もう一つ、細胞内のミトコンドリア膜に鉄がありエネルギー代謝の電子伝達系を担っています

 

 

細胞が急激に壊れる病気ではミトコンドリア膜の鉄が血液中に漏出し高フェリチン血症になります

 

 

急性肝炎、ガン、等です

 

 

初診時高フェリチン血症を示した当院の唯一の患者、フェリチンが3000ありました
肝炎を合併していた患者でした

 

 

その他、体内で慢性炎症が起こっている場合、細胞が緩やかに壊れ、これもミトコンドリア膜の鉄が血液中に漏出します

 

 

そのため、過剰症とまでは行かないが実際よりフェリチンが高値を示し、鉄不足がマスクされる可能性があります

 

 

慢性関節リウマチなどの自己免疫疾患、コントロールの悪い糖尿病、等では慢性炎症が起こっているはずです

 

 

これら細胞が壊れて高フェリチン血症を示す病態は、経口摂取の鉄の過剰吸収ではないため、偽りの鉄過剰症と言えます

 

 

 

私が昨年「鉄の過剰摂取」についての記事を書いた時、この記事は読んでいませんでした。

 

 

だから過剰症は危険だ、過剰摂取になるからサプリは止めた方が良い、食事で十分だ・・・と判断したのです。

 

 

でも、後でこれを読んで、「鉄過剰症の心配をする必要はないな」と思いました。

 

 

 

>生体には必要な量の鉄のみを腸管から吸収するシステムが備わっており、容易に鉄過剰症にならない 従って、鉄剤の経口投与は極めて安全な治療である

 

 

 

という記述も安心できましたが、他にも理由が2つあります。

 

 

 

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理由①:事実と理論が噛み合っている

 

 

1つは、これを書いた藤川医師の

 

 

>当院では今まで1000例以上の患者のフェリチンを測定してきました フェリチン500以上の鉄過剰症患者はただ1人のみ(この患者については後で詳述します) 鉄剤投与は今まで700例以上で行ってきましたが、鉄過剰症になった人は一人もいません

 

 

・・・という経験に基づいた意見であったことです。

 

 

私は理論を実践して、現実がその理論の通りにならなければ、理論が間違っている可能性を疑います。実際に起こっている事は事実だからです。もし、「理論」と「現実に起こる事」がかみ合わなければ、現実をよく観察し、理論を、現実に忠実な形で修正していく必要があると考えています。

 

 

これを「鉄」の話に当てはめると、「鉄の過剰症は危険だから過剰摂取に注意」という説があるのに、鉄をしっかり摂取しても、現実に危険な症状が表れないなら、それは理論が間違っているという事です。

 

 

 

「鉄剤を飲んだけど、鉄過剰症にならなかった」という現実に起きた事象が真実なわけです。

 

 

私は「真実に忠実な理論」を評価しますし、すでに700の実例があるのなら、安心して真似ができると思いました。

 

 

 

なお、先に紹介したのは2015年の話なので、最近の記事では、数が2000人に増えています。それでも鉄過剰症になった人はいないそうです。

 

 

 

『藤川徳美医師 Facebook 2017年6月21日』より引用

 

 

今まで2000人に鉄剤を処方してきたが鉄過剰症患者はゼロ

 

 

当院では、5年前から女性の初診患者全員にフェリチンを測定している。

 

男性は、思春期患者、単身者など鉄不足が疑われる症例のみ測定。

 

毎年900人の初診患者。

 

 

その内、女性はは2/3~3/4(郊外の団地の近くなので女性が圧倒的に多い)。

 

つまり、5年間で3000人以上の女性のフェリチンを測定。

 

 

フェリチン50以下の患者には鉄剤を処方(当初は30以下の人に処方)。

 

女性のほとんどは低フェリチンなので、約2000人に鉄剤を処方してきたことになる。

 

 

(中略)

 

 

一方、今まで鉄剤を投与した2000人の中で、鉄過剰症(フェリチン>500)となった人はゼロ。

 

 

つまり、高タンパク/低糖質食+鉄は、

 

 

*最も安全で、

 

*最も効果があり、

 

*最も安価な治療である。

 

 

エビデンスや理論より治療成績の方がより重要であり、患者にとって最も関心のある部分だと確信している。

 

 

 

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理由②:鉄への社会の反応

 

 

 

そして2つ目の理由は、「鉄過剰症の話」の社会的背景にあります。

 

 

 

安全なものに「危険」というレッテルを貼って、危険なものに「安全」というレッテルを貼って、私達が選択を誤るようにする

 

 

・・・という流れは、この世のあらゆる分野に多く存在しています。

 

 

例えば、脂質は危険だ!糖質は人間に必要だ!バランスの良い食事が大事だ!・・・と言って、真実の逆を教えるわけです。

 

 

 

そういうのに懲りているので、私は今では、専門家が「危険だ、危険だ」と騒ぐものほど安全で、専門家が「安全だ」というものは危険・・・の可能性がある、というスタンスでいます。

 

 

で、「鉄の過剰症」もご他聞に漏れず、やたらと専門家が「危険だ、危険だ」と騒ぐみたいです。

 

 

「あぁ、ここ突いてほしくないんだな」と思いました。

 

 

『藤川徳美医師 2015年10月9日 医学部ではウソばかり教えている』より引用

 

 

医学部ではウソばかり教えている

 

 

高血圧に対する減塩、糖尿病に対するカロリー制限、コレステロールを下げないと心筋梗塞になる、手術・放射線・化学療法のガンの3大療法、など医学部ではウソばかり教えている

 

 

医者になった者は当初は全員それを信じ切っている

 

 

これらの間違いについては多くの先生方が度々指摘しているためここではこれ以上言及しない

 

 

もう一つの間違い、それは鉄過剰症は非常に危険だと教育されること

 

 

鉄は危ないと繰り返し強調されるため、医者になった者は全員それを信じ切っている

 

 

欧米の栄養療法の本にも上記をコピー&ペーストした文章が必ず載っている

しかし実際は鉄不足患者だらけ

 

 

 

医学だけでなく、歴史も同じです。

 

 

以下の記事で、「どこからどう見ても人工の装飾がしてある遺跡を、調査した大学によって、ただの自然石ということにされてしまった」という話をしました。

 

 

教育と洗脳は紙一重、確認をしなければどんな学問もただの信仰である

 

 

 

 

学問には、複雑難解な屁理屈を使って、白いものを「黒」と信じ込ませる力があります。

やはり、大学は嘘を教育する機関なのかもしれませんね。

 

 

 

そういう事情が見えてくると、専門家が大騒ぎする「鉄の過剰症」は、なんだか安全に思えてきました。

 

 

 

 

この2つの理由により、鉄のサプリを摂る事への抵抗は無くなったのです。

 

 

 

 

まだまだネット上には、「鉄をサプリメントで飲む事」に対する批判は多いです。それを読んで心配になって、私のところへメールやコメントで相談される方が何人もおられました。

 

そのような方は、以下の記事をお読み下さい。

 

 

サプリメント肯定派が批判される理由は正当なのか検証してみた

 

 

 

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実際飲んでみると

 

 

ウィキペディアによると、人が1日のうちに許容できる鉄分は、大人で45mgだそうです。

 

 

『Wikipedia 鉄』より引用

 

 

鉄分の許容量

 

米国科学アカデミーが公表している DRI 指数によれば、ヒトが1日のうちに許容できる鉄分は、大人で45 mg、14歳以下の子供は40 mgまでである。

 

 

レバーの場合、100gあたりに含まれる鉄の量は9mgです。私が一時毎日食べていた量もそれよりちょっと多いくらいです。他に肉や魚も食べるので、レバーばかりは入りません。

 

 

で、私が飲んでいる鉄のサプリメントはこれです。

 

 

 

Nowアイアン

 

 

 

 

1錠が36mgです。

 

 

私は以下の記事を参考に、飲む量を決めました。

 

 

『藤川徳美医師 Facebook 2017年1月20日』より引用

 

 

女性の鉄不足への対処について、一括回答

 

 

女性は全員鉄不足なので以下のように対応して下さい。

 

12-50才女性において、フェリチン100未満なら、処方薬フェルム1錠、もしくはアドバンストフェロケル3~4錠。

 

 

フェリチン100以上になったら、フェルム1日おきに服用、もしくはアドバンストフェロケル1~2錠。

 

 

フェリチン測定は半年に1回。

 

 

私のフェリチンは49です(1月に測った時)。

 

 

ここに書かれている「アドバンストフェロケル」というのは別の鉄サプリです。これは、1錠が27mgなのでちょっと少ないです。これが3~4錠ということは、4錠で108mg。

 

 

私のは「Nowアイアン」で、1錠が36mgなので、3錠で108mg。

 

 

最初は、「許容できる鉄分は、大人で45mg」が頭をよぎりました。おもいっきり超えてますからね。

 

 

で、「Nowアイアン」の商品ページを読んでみると、「食事と一緒に1錠お召し上がり下さい」と書いてあり、さらに以下のような注意書きがしてあります。

 

 

『iHerb Now Foods, 鉄分、ダブル・ストレングス、 36 mg、ベジキャップ 90 錠』より引用

 

 

ご注意: 成人用です。医師の指示がない限り、推奨摂取量を超えないでください。妊娠中・授乳中、服薬中、または持病のある方は医師にご相談ください。お子様の手の届かない場所に保管してください。

 

 

鉄分を含む製品の過剰摂取事故は、6歳以下のお子様の致死的な中毒の主因です。本製品はお子様の手の届かない場所で保管してください。誤って過剰摂取してしまった場合は、直ちに医師または毒物コントロールセンターに連絡してください。

 

 

 

こんなのを読むと怖いですよね、普通は。

 

 

 

私もさすがに、ちょっと不安・・・になりましたが、これまでも、

 

 

 

「脳にブドウ糖が必要」と言われても、糖質を1日10g以下に減らしたり、

 

 

 

「脂質の摂りすぎは動脈硬化の原因」と言われても、バターを1日100g食べたり、

 

 

 

 

・・・してきたわけです。

 

 

 

実際には「脳にブドウ糖が必要」という話も、「脂質の摂りすぎは動脈硬化の原因」という説も嘘が混じっていました。

 

 

「脳のエネルギー源はブドウ糖なので糖質をしっかり摂りましょう」と言う人が語らない話

 

 

科学や論文のインチキはコレステロールが教えてくれる

 

 

 

 

例え内容が常識と違っても、「実践して結果を出している人の方法」をよく調べて試したら、その人達の言っている通りになりました。

 

 

それに、ここまで危険と騒がれているのに、堂々と薦めるのは凄いです。それだけ自信があり、裏づける過去のデータがあるということです。

 

 

一番最初に試すなら怖いですが、何人も飲んできた人がいるなら大丈夫と思いました。

 

 

というわけで、1日3錠飲む事にしました。

 

 

 

 

 

 

結果、

 

 

もう半年ですが、鉄の過剰症らしき症状は今に至るまで一度も起きていません。

 

 

以前、「鉄の過剰摂取」で余分な鉄が蓄積すると、以下のような症状がでると記事の中で書き散らしました。

 

 

 

  • 心筋症

 

  • 心不全

 

  • 肝硬変

 

  • 糖尿病

 

 

 

これらの病気になるまで、特にこれといった症状はないとも

 

 

これに加えて、一度にたくさん摂りすぎた場合は、急性の症状として、下痢・便秘・吐き気・嘔吐等の胃腸症状がでるということも書きました。

 

 

もちろん調べたうえで書きました。

 

 

ですが、試してみると、鉄サプリ1日3錠では、ここに書いたどの症状も起きませんでした。「これといった症状はない」からでしょうか。体感としては、病気の兆しはありません。

 

むしろ、逆に元気になりました。

 

それも、飲み始めてすぐに。

 

 

1日10g以下のスーパー糖質制限を始めてからも、それまでとは比べ物にならないくらい体が元気になりましたが、糖質制限をしながら鉄を多めに摂るとさらにパワーアップした感じがします。

 

 

「これが最高だろう」と思っていたら、さらに上があったのです。

 

 

レバーを食べていた時よりも、より多くの鉄が摂れるので、びっくりするくらい変わります。

 

 

レバーの鉄の量では、寒さに対して強くなったぐらいですが、サプリの場合、それだけじゃなく、明らかに運動能力が向上しました。

 

 

同じ筋トレをしても、筋肉が疲れにくく、楽にこなせます。スポーツをやっている人で鉄不足の人は、成績が変わるかもしれません。オーバーかもしれませんが、そのぐらい違います。

 

 

でも、生理のない男性は鉄不足になることはだそうですので、足りない鉄が満ちた時のこの感覚は味わえないと思います。

 

 

 

男性の鉄不足については以下をご覧下さい。

 

男性のフェリチンの基準と、鉄不足の症状

 

 

 

(追記)鉄と運動能力の改善について、以下の記事のコメントで、読者のゆっこさんから体験を頂きました。

 

重度の花粉症の人も糖質制限や栄養療法で改善できる

 

 

>それと、娘(高校3年)のことですが、高校2年冬の6キロのマラソン大会、学年10位に入って表彰されちゃいました♪

 

 

高校1年の時は超貧血でボロボロだったのですが、その後、Iron 36mg、Cを摂取した結果、1キロ平均で1分20秒以上タイム短縮したという、筋トレやフォーム改善などしていないので、栄養だけで、これだけ変わりました!

 

 

お蔭で、娘の方から、「何飲めばいいんだっけ?」と言ってくるように(笑)シメシメ、B-50も飲むようになってくれました♪(彼女は糖質たっぷり食べるので)(ナイアシンも勧めているのだが)

 

 

 

半年間鉄サプリを飲み続けましたが、藤川医師の発信している情報の通り、フェリチン100以下の私がサプリメントを3錠飲んでも(推奨摂取量オーバーの過剰摂取ですが)、鉄の過剰症はなく、体が別人のように元気になりました。

 

 

やっぱり、試すことは大事だと改めて思いました。

 

 

 

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鉄とタンパク質

 

 

そして、鉄だけではなく、タンパク質も同時に摂る必要があるという知識も調べて知っていたので、この半年間の間、その説が本当かどうか、ついでにこちらも試してみました。

 

 

私は糖質制限を始めてからプロテインを毎日飲んでいるのですが、実験で、「プロテインは飲むけど、鉄は飲まない日」、そして「鉄は飲むけど、プロテインは飲まない日」を数日設けて、体にどう変化があるか比べてみました。

 

 

その時の様子は以下の記事で書いたので、もう一度載せます。食事はどちらも「スーパー糖質制限」です。

 

 

ロコモティブシンドロームが若い女性に増えている原因と、対策について考える

 

  • プロテインを飲んでいるけど、鉄サプリを飲まない場合は、(※「これまでのスーパー糖質制限」と同じ条件です)これだけでも疲れにくいです。ですが、筋トレをすると、疲労なのか、鍛えている最中、その部分が疲れて痛くなりやすいです。

 

 

  • 鉄サプリを摂って、プロテインを飲まなかった場合は、筋トレの最中、筋肉が痛くなる感じはないのですが、体が重たく感じます。少し、体全体に力が湧かない感じがします。それに加えて、肌のハリがイマイチになります。(※この場合、タンパク質は食事からの摂取だけとなりますが、私にはこの量では足りないようです)

 

 

試してみて改めて思いましたが、何度確認しても、どちらのパターンも、2つ組み合わせた時の効果には及びません。

 

 

やはり、糖質制限単独よりも、鉄を組み合わせた時の方が、体の動き、健康状態が違います。

 

 

体感に基づくので伝わったかどうかわかりませんが、私が試したところ、以上のような結果になりました。

 

 

これからは「プロテイン」だけでなく、フェリチンが100以下にならないように「鉄サプリ」をコントロールして飲み続けるつもりです。

 

 

藤川医師によると、女性の場合は、食事だけでフェリチン50以上をキープできる人は少数だそうです。100まで上昇して食事を気をつけても、鉄剤を止めて半年ほどで30以下に下がる人も多いのだとか…。

 

私も、体調を崩していたとはいえ、フェリチンが49だったことは事実です。その経験から、食事だけでフェリチンを100以上維持するのは難しいと考えます。

 

 

女性は「鉄不足」にならないように気をつけて欲しいですね。特に妊娠・出産の予定のある女性には知っておいて欲しい知識です。何故なら「鉄不足」が生まれてくる子供に影響するからです。

 

 

保健体育の授業で教えなければならない話ですが、今のところそうはなっていないので、該当する方は以下の記事を読んでみて下さい。医療関係者が発信する程の情報量はありませんが、参考になれば幸いです。

 

 

発達障害を遺伝として片づけない。母親の鉄不足が子供の脳に与える影響とは

 

子供の歯並びが悪くなる真の原因。骨格的な不正咬合の予防は母親にかかっている

 

骨格が原因の鼻詰まりは子供の時の成長で決まる。口呼吸が招く脳への悪影響

 

何故、現代人の顔は細いのか?子供の骨格が正常に成長する為に必要な条件とは

 

 

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(追記)鉄サプリを試してみたいと考えている方へ

 

 

鉄のサプリメントを選ぶ時の注意点を書いておきます。

 

鉄には動物性の「ヘム鉄」と、植物性の「非ヘム鉄」があります。食事から鉄を補給する場合は、赤身の肉や、卵、レバーの「ヘム鉄」を摂ると良いです。

 

 

ヘム鉄と非ヘム鉄について分かりやすく説明してみた

 

 

 

しかし、サプリメントの「ヘム鉄」はちょっと事情が違うようです。

 

 

『藤川徳美医師 Facebook 2015年8月3日』より引用

 

 

フェロケル患者用説明書

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

フェロケル(Ferrochel)

 

 

植物性非ヘム鉄(Fe+++)の吸収率は1ー5%、動物性ヘム鉄(Fe++)の吸収率は10-20%と言われています

 

 

病院で処方できるフェルム、フェロミアなどの鉄剤は全て非ヘム鉄です

 

 

鉄剤は嘔気や下痢などの消化器症状の副作用が出ることも多く、服用できない人もおられます

 

 

鉄剤が飲めない人には、鉄剤より吸収が良くて消化器症状の副作用がないヘム鉄サプリが用いられています

 

 

しかし、効果が不十分な人がいること、価格がやや高価なことがネックになります

 

 

フェロケルは鉄剤、ヘム鉄、ではない第3の鉄です

 

 

フェロケルはアルビオン社特許のアミノ酸キーレート鉄でできています

 

特殊キレート加工された鉄ですので、胃に優しく便秘になりにくい

 

キレート加工するとミネラルの吸収率が数倍に跳ね上がると言われています

 

 

ヘム鉄で効果がなかったがフェロケルに替えて顕著な効果が出た人も多い

 

 

フェロケルでフェリチンが上昇する人も多い

 

鉄剤よりも有効性、安全性が高いと言われています

 

4~6ヶ月分が約1000円とヘム鉄より圧倒的に安価です

 

 

そして、国産の「ヘム鉄」を飲まれた読者の方から、コメント欄に体験談をいただきましたので紹介します。

 

 

「ヘム鉄」と「フェロケル」の違いに注目して下さい。

 

 

8月から、NOW Ironの18mgを飲みはじめたものです。

 

 

足の浮腫み痺れをきっかけに、藤川先生の本と出会い、鉄不足の諸症状が、私の悩み上記含むそれ以外の悩み全てと完全一致したことに衝撃を受け、Amazonから、今飲んでいるものを購入しました。

 

 

届くまでの数日が待てず、近所のドラッグストアから国産マスチゲンSを購入し、2日間1日1錠服用したのですが、結果副作用がでました。頭痛、吐き気、味覚障害です。

 

 

副作用が出て3日目に丁度、NOWが届き、恐る恐る18mg1錠からはじめたところ、全く副作用はありませんでした。

 

 

前日に、吐いたのでそれなりに胃にもダメージがあったと思われるのにも関わらず!です??

 

 

ヘム鉄とフェロケル鉄の違いを体感させられた出来事てわした。

 

 

こんなに違いがあるとは驚きです。

 

一歩間違えたらトラウマになりますから、サプリメント選びは極めて重要です。

 

 

 

 

 

鉄サプリについて続編はこちら

 

 

フェリチンは2017年9月に199になりました。

 

私が2017年に飲み始めたサプリメントと、変化した健康状態

 

 

 

 

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発達障害を遺伝として片づけない。母親の鉄不足が子供の脳に与える影響とは
発達障害を遺伝として片づけない。母親の鉄不足が子供の脳に与える影響とは

 

母親の不足が原因で、生まれてくる子供が発達障害である「ADHD(注意欠陥・多動性障害)」になる可能性があると知ってショックでした。

 

 

「アスペルガー症候群」に関しては、とうなのかわからないですが、どちらにせよ、栄養不足が子供の脳にダメージを与えるというのは間違いないようです。

 

 

前回は、鉄不足が脳に与える影響について説明しました。

 

鬱や睡眠障害や発達障害の原因を栄養の視点から考える。鉄不足が脳に与える影響は深刻だった

 

 

こちらの記事でも発達障害について触れましたが、本記事は続編で、母親の鉄不足がどう発達障害に繋がるのかについてお話します。

 

 

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発達障害の原因は不明

 

 

まずは一般論から。

 

 

現在、発達障害の原因は、わかっていないそうです。

 

 

『Medical Note 大人の発達障害の種類とその症状・特徴―自閉症スペクトラムとADHD、LD』より引用

 

 

発達障害に原因はあるのか?

 

 

はっきりとした原因は分かっていませんが、基本的には生まれつきのものと考えられています。

 

 

遺伝の要素は強いとされています。たとえば、一卵性双生児における発達障害の一致率が高い(双子が二人とも同じく発達障害となる)ことが知られています。

 

 

遺伝的な要因に加え、生まれる前後くらいまでの環境的な要因も影響する可能性が指摘されていますが、水銀との関連などのように否定されているものもあります。

 

 

このように、「一般的な見解」では、食や栄養に問題があるという発想がありません。

 

 

鉄のの字もありません。

 

 

他の原因として、「社会毒の摂りすぎ」、「妊娠中の感染症」、「遺伝」も否定できません。

 

 

しかし、「栄養不足が原因でなる」という可能性はありえると思います。

 

 

 

次にその根拠を紹介します。

 

 

 

 

子供の脳と栄養

 

 

子供の脳と栄養について、興味深い記事を3つ紹介します。

 

 

『公立学校共済組合 関東中央病院 赤ちゃんの脳に鉄分を』より引用

 

小児科部長 石川久美子
(緑のひろば 2011年10月号掲載)

 

生まれたばかりの赤ちゃんの脳は、実はまだ完成していません。

 

生まれた時に400gだった脳は、3歳で大人の脳の重量のなんと80%まで成長します。

 

また、1~2歳で神経細胞のネットワークはダイナミックに完成していき、運動面でも精神面でも赤ちゃんはどんどん発達していきます。

 

赤ちゃんの脳の発達を促すために栄養は大切ですが、脳に不足しがちな栄養素として「鉄」が注目されています。

 

「鉄」は脳の細胞と細胞の間の刺激が伝わる成分を作る上で重要です。

 

また、「鉄」が不足すると、細胞に酸素を供給しているヘモグロビンが十分に作られず貧血になります。

 

 

2歳以下のお子さんで鉄欠乏状態が3ヶ月以上続くと、認知能力、運動発達、社会性や情緒発達に影響を与える可能性があると言われています。

 

 

さらに、離乳期の鉄欠乏による貧血が続くと、発達の遅れをその後何年も引きずってしまう可能性があることがわかってきました。

 

生後6ヶ月以降は、母乳だけでは鉄は足りません。

 

赤ちゃん自身がお母さんのおなかの中でもらった鉄のストックが底をつくと同時に、母乳の鉄分は最初の頃に比べて6割程度に減ってきます。

 

赤ちゃんの脳は更に多くの鉄を必要としてくる時期なので、脳の発達にとっては深刻な事態です。

 

 

 

『Dr.靖子のblog 不妊治療で生まれた子供さんに発達障害が多い!』より引用

 

 

自然妊娠で生まれた子供さんにも発達障害の子供さんもいますが不妊治療で生まれた子供さんの方が発達障害の割合が多いようです

 

母体の栄養状態が悪いと、低出生体重児や神経、精神の発達の遅れが起こりやすくなります(言葉の遅れや運動能力低い、反応が悪いなど)

 

出生後に十分な栄養補充ができれば取り戻すことができますがそのような子供さんは腸が悪いことが多く食物アレルギー、小食、偏食であったりしてなかなか難しいようです。そのため食物制限や糖質中心の食事になり、栄養状態があまりよくないことが多いです。

 

最近は初産年齢があがり、自然妊娠でもギリギリの栄養状態で出産しています。不妊治療なら、最初から母体が妊娠においては栄養不足の状態なので発達障害の子供さんの割合が高くなります。

 

 

 

『facebook  藤川徳美医師 2015年1月2日』より引用

 

母親が鉄タンパク不足ならその子供は多動児になる

 

15-50歳の女性の80%は鉄不足があります。

 

当院の患者の男女比は、25%:75%と圧倒的に女性が多い。

 

幼稚園児を連れて受診される女性も多い。

 

先日気づいたこと、それは母親が鉄タンパク不足ならその子供は多動児であること。泣いたり、愚図ったり、叫んだり、走り回ったり、飛び跳ねたりで、じっとしてません。

 

この子、小学校に入ればじっと座って授業を受けることができないだろうな、と推測されます。

 

そういう子は、ADHD、LD(学習障害)などと診断されるはずです。

 

そういう子の母親の検査データは、フェリチン<30、尿素窒素(BUN)<10、中性脂肪(TG)>150、と見事に鉄タンパク不足+糖質過多。

 

乳児の頃は、鉄タンパクの不足した母乳を飲んで成長。

 

その後も母親と同じものを食べているので、鉄タンパク不足+糖質過多で、栄養失調になっている。B群、Zn、Mgも不足しているはずです。

 

必要なのは、診断治療ではなく、食を正すことです。

 

 

これらを読む限り、妊娠中の母親の栄養状態は、子供の脳にとって極めて重要だということがわかりますね。取り返しがつきませんから。

 

 

 

では、ここででてきた「鉄」、「フェリチン」についてお話します。

 

 

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母親のフェリチン

 

 

子供は生まれてくる時に、母親からフェリチン(貯蔵鉄)をもらいます。

 

 

「フェリチン」というのは鉄の事で、「体に貯蔵されている鉄」の事です。

 

フェリチンと鉄不足について分かりやすく説明してみた

 

 

 

この「フェリチン」は、「体に余った鉄」が溜まる仕組みになっています。

 

 

なので、体の中に余る程の鉄がない人は、「フェリチン」は溜まっていません。

 

 

しかも鉄が不足した時は、この貯蔵分から真っ先に使われますので、常に減る可能性があるわけです。

 

 

そして、女性には毎月生理がありますから、意識して鉄をとらないと、鉄不足になります。

 

 

表向き貧血の症状がでていなかったとしても、体内の「フェリチン」が密かに不足していれば、それはもう立派な鉄不足です。おまけに、フェリチンは普通の血液検査では測らない項目なので、不足しても気付かない事が多いのです。

 

 

 

 

母親は妊娠出産で「フェリチン」を50失うそうです。子供に与えるからです。

 

 

ということは、出産には「フェリチン」が最低50は必要だということになります。もし、この「フェリチン」が少ない状態で子供を産むと、母親の「フェリチン」は枯渇します。

 

 

つまり、女性は鉄を十分に蓄えた状態で妊娠しなければいけないのです。

 

 

そして、子供に鉄を与えるのは理由があります。

 

 

子供は鉄を吸収しにくいので、産まれてから鉄を補給するのは困難です。従って、胎児の時に鉄を貰って生まれてくるのです。

 

 

『つるかめ院長のブログ わかっているようで解らない鉄欠乏』より引用

 

成長期の子供は1年間に数センチも身長が伸びるので、より多くの血液が必要になり、鉄の需要が増えます。

 

 

赤ちゃんにおいては生まれてから3~4か月でほぼ2倍の大きさに成長するので、これまた多くの血液が必要になりますが、この成長における大事な点は、胎児期に母体から適切な量の鉄を得られているかです。

 

 

母体が鉄不足であると、早産や、未熟児、脳障害、アトピー性皮膚炎の原因になる場合もあります。

 

 

通常、成人が1日に食事から摂る鉄の量は15mg前後ですが、体内に吸収される鉄の量は約1mgです。

 

 

また汗、尿、大便で約1mgの鉄が排泄されるので、プラスマイナスゼロの状態ですが、有経の女性では生理で約60mlの出血し、鉄が約30mg失われるので、1日あたりにすると約1mgマイナスになります。

 

 

よって妊娠前であれば1日2mg、妊娠中は自身と赤ちゃんのために4mgの鉄が最低必要になります。

 

 

もしフェリチンが50以下で妊娠、出産すると、母体も胎児も鉄不足になる為、以下のような悪影響があります。

 

 

 

  • 母親の場合は、流産、切迫早産、産後鬱、パニック障害、精神疾患の原因になります。

 

  • 胎児の場合は、ADHD、歯並びが悪くなる原因になります。

 

 

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アスペルガー症候群とADHD

 

 

発達障害の原因が鉄不足なら大変なことです。

 

 

妊娠前、妊娠中のわずかな油断が、後の子供の人生を左右するということを知っていただきたいので、一例をお話します。

 

 

前回の記事でも少しお話しましたが、私には「アスペルガー症候群」と「ADHD」の特徴を合わせもつ祖母がいます。

 

 

一応、両者の違いを簡単に説明します。

 

 

 

  • 出力に障害があるのが「ADHD」で、ミスが多い、じっとしていられない等

 

 

  • 入力と出力に障害があるのが「アスペルガー症候群」で、人の気持ちを察する事ができない、変化に対応できない等

 

 

 

私が「発達障害」を知ったのは5年前です。

 

 

「世界仰天ニュース」という番組で、「アスペルガー症候群」の女性のストーリーをやっていたのですが、その特徴が祖母とまったく同じだったのがキッカケです。

 

 

すぐに、ネットで関連書籍を3冊注文しました。

 

 

当時、祖母と母が大ゲンカをしていて、母は「家を出る」と言って部屋を探していました。祖母は祖母で「老人ホームに入ろうか」と言っていました。

 

 

テレビを見た時、「ケンカになるのは、障害のせいに違いない」と思いました。

 

 

ケンカの内容はしょうもなくて、お互いの話が全く噛み合っていません。その時々で問題は違っても、根底にはコミュニケーション不足がありました。特に祖母のパターンが普通ではありませんでした。

 

 

普通の人同士のケンカでも、ある程度は「言った、言わない」、「過去どうだった、こうだった」の言い争いはあります。ですが、祖母の場合、そのスケールが違います。

 

 

起こっている問題と関係ない事ばかりにこだわるから、話し合いをしていても、話の本筋とは関係ない事を言うのです。

 

 

毎回毎回、同じ事の繰り返しです。

 

 

私がよく間に入っていたので、解決するためにも、祖母の会話の流れを軌道修正していたのですが、注意しても注意しても変わらないのです。

 

 

不思議だったのが、祖母には全く悪気がない事です。

 

 

注意されたに反抗する時、普通だっらわざとやっている意地の悪さが垣間見えるのですが、祖母には全くそれがありません。注意しても一向に直そうとしないのは、明らかにわざとやってるとしか思えないけど、そうではなく純粋にやらない、聞いていないだけ。

 

 

「へっ、テメーの言う事なんか聞くかよ」

 

 

っていう気持ちがないのです。わざととぼけているにしては、こっちをバカにしたような態度ではありません。

 

 

 

とすると、理解できないのか・・・そこまでバカか・・・いや、違う。

 

 

何故なら、祖母は自他共に認める勉強好きで、子供の時はクラスで一番だったそうです。

 

 

賢いのにこんな簡単な事もわからないのか・・・バカなのか、賢いのかよくわからないわけです。

 

 

対応しているこっちが混乱します。賢いのにバカのフリをしているようにも見えます。

 

でも本人は大真面目だったのです。真面目にわかっていなかったのです。

 

事情をわからずに「普通の人と同じ感覚」で接していたら、腹が立ちます。

 

「アスペルガー症候群」の人の特徴としてよく言われる「場をわきまえずに思った事を言う」のは、慣れます。

 

 

ですが、こちらが真面目に話しをしているのに、違う話をされたり、わざととぼけてわからないフリをしたり、人の話を一切聞かなかったりするとイラっとして怒鳴ってしまいます。聞き分けのない子供を叱りつけるみたいな感じで。

 

 

母も祖母と言い合いになった時に自分の話ばかりされて、怒鳴ってしまったんですね。それに祖母が怯えたわけです。臆病なので。

 

 

この状況を「発達障害」を知らない状態で聞くと、自己主張ばかりの性格の悪い人に見えますので、怒鳴る人の気持ちも理解できます。

 

私も何度となく祖母と言い合いをしたことがあるのですが、やはり、何度か大きな声を出した事があります。でも、全く改善されず、同じことを繰り返すので、疲弊してきます。

 

祖母のそういうところを知っていたので、母が「家を出る」と言い出した時、祖母を治して上手くやるのは無理だろうなと思いました。私も解決されないから本当に困っていました。

 

祖母にも良いところがあるのに、そういう性質のせいで、良いところまで周りから全く評価されない。悪いところばっかり目立つわけです。

 

その後、「発達障害」という特性を知って、今では祖母が苦手とする言葉のやり取りはしないように気をつけています。私だけは。

 

今は行動も読めるようになりました。もし、そんな障害があると知らなかったら、今でも無駄に怒ったり、イライラしていたと思います。

 

 

知るって大事です。

 

 

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栄養療法を軽視しない方がいい

 

 

発達障害であることに気付かずに困っている人はたくさんいると思います。

 

そして、何故この障害になるのかが分からない人も大勢いると思います。一応原因はわからないことになっていますから。

 

 

原因が遺伝であるならば避けようがないですが、栄養ならなんとか気をつけることができます。

 

 

妊娠中の母親の栄養状態や、生まれてからの子供の栄養状態によって、発達障害になる可能性がある事が広く認知されればいいと思っています。

 

 

以下を読むと、医者が鉄不足を問題視していないようなので、各々が気をつけるしかありません。

 

 

『facebook 藤川徳美医師 2015年4月20日』より引用

 

15-50歳日本人女性の99%に鉄不足がある、しかし99%の医者はそのことを知らない

 

欧米の栄養療法の本には鉄不足に関する記載がほとんどありません

 

むしろ鉄過剰症への懸念が書かれています

 

https://www.facebook.com/tokumi.fujikawa/posts/683476941768633?pnref=story

 

https://www.facebook.com/tokumi.fujikawa/posts/686716171444710?pnref=story

 

やっとその理由が分かりました

 

欧米では日本人の3倍の肉を食べる

 

そして、欧米の50カ国以上では小麦粉に鉄を入れてある

 

すなわち、欧米では鉄タンパク不足が非常に稀なのです

 

栄養療法の本も鉄タンパク不足が稀であることを前提に書かれている

 

日本の医学教育においても欧米の考え方を取り入れているため、鉄過剰症の懸念を教えられ、鉄イコール危険という考え方を刷り込まれる

 

日本では欧米諸国と異なり小麦粉に鉄を入れていない

 

貴重な鉄補給源だった鯨を食べなくなった

 

15-50歳の日本人女性では、

 

99%でフェリチン100以下

 

80%でフェリチン30以下

 

40%でフェリチン10以下

 

ほとんど全員深刻な鉄不足を呈している

 

この鉄不足は日本特有の問題です

 

そして、99%の医者はこの事を知らないそのため、行政も動かない

 

当院で鉄剤投与している患者が他院を受診すると、”貧血はないのだから鉄剤を飲む必要がない”などと言われてしまう

 

鉄は、赤血球合成に必要ですが、それ以外に、

 

1)神経伝達物質であるセロトニン、ドーパミン作成の際の補酵素になる

 

2)活性酸素スカベンジャーであるカタラーゼには鉄が必須

 

3)ミトコンドリア膜にある電子伝達系には鉄が必須

 

99%の医者はこの事を知らない

 

 

(追記)「3)ミトコンドリア膜にある電子伝達系には鉄が必須」が分からない方は、以下を参照してください。

 

エネルギー代謝について分かりやすく説明してみた

 

 

 

鉄は健康の維持に不可欠です。

 

 

ですが、鉄不足が原因で不調になっても、気がつかないケースが多いのだそうです。

 

 

そうならない為にも、体調が悪くなった時、「鉄不足は様々な不調を引き起こす」という事を思い出していただければと思います。

 

 

 

 

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鬱や睡眠障害や発達障害の原因を栄養の視点から考える。鉄不足が脳に与える影響は深刻だった
鬱や睡眠障害や発達障害の原因を栄養の視点から考える。鉄不足が脳に与える影響は深刻だった

とにかく気分が沈む、理由はないけどイライラする、寝られない、・・・等の症状はありませんか?

 

意外と知られていませんが、脳が問題なく働く為にはが必要です。

 

なので、鉄が不足することで、や、睡眠障害等に発展する事があるのです(こちらは前半に話します)。

 

それだけではなく、母親が鉄不足だと「生まれてくる子供の脳」に影響します。なんと、発達障害とも無関係ではないそうです(こちらは後半に話します)。

 

「原因は必ず鉄不足」というわけではありませんが、可能性の一つとして知っておくと、疑わしい症状が出た時に対処できますよね。

 

今回は、鉄がにどんな影響を与えているのか、また、不足することでどういう弊害が起きるのかをお話したいと思います。

 

 

 

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脳の仕組み

 

 

栄養についてお話する前に、まず簡単に「脳の仕組み」についてご説明します。

 

人間の脳は、膨大な数の神経細胞からできています。(数は人によって言う事がバラバラです)

 

「神経細胞」は、情報処理と情報伝達の機能がある特殊な細胞です。

 

「神経細胞」は、英語だと「ニューロン」と言います。図で書くと、こんな感じです。

 

 

ニューロン

 

 

 

核の周りにある放射線状に広がった突起が入力部分で、この突起を「樹状突起 じゅじょうとっき」と言います。

 

 

で、反対の長く伸びた軸の先端にある方が出力部分です。

 

この細胞がいくつも続いて、情報を伝達しています。

 

 

「隣の神経細胞」からの信号を、「入力」部分から受け取ります。そして、出力部分から「隣の神経細胞」に信号を送るようになっています。

 

 

情報の流れは、「樹状突起」→「軸索」→「軸索の末端」→「隣の神経細胞」という方向になります。

 

 

ニューロン

 

 

で、「神経細胞」と「神経細胞」の連結部分の構造を「シナプス」と言います。ちょと膨らんでいます。

 

 

シナプス

 

 

見てもらったらわかるように、「神経細胞」と「隣の神経細胞」の連結部分(シナプス)は、繋がっていません。わずかな隙間があります。

 

この隙間を「シナプス間隙(かんげき)」と言います。

 

 

隙間があって繋がっていないということは、電気信号が「樹状突起」→「軸索」→「軸索の末端」→と来ても、その隙間を飛び越えて、次の「神経細胞」に行くことができません。
では、どうやって電気信号を「隣の神経細胞」に伝えるのかと言うと、

 

「電気信号」を、「化学物質の信号」に変換して、「隣の神経細胞」に情報を伝達するのです。

 

 

シナプスの部分を拡大します。

 

 

シナプスと神経伝達物質

 

 

シナプスには神経伝達物質の貯蔵庫があります。その貯蔵庫を「シナプス小胞(しょうほう)」と言います。

 

その中には「神経伝達物質」という化学物質が蓄積されています。

 

 

電気信号が伝わってくると、「神経伝達物質」が「シナプス間隙」に分泌されます。

 

前の神経細胞から分泌された「神経伝達物質」が、隣の神経細胞の受容体に結合することによって、電気信号が生じて情報が伝達される仕組みになっています。

 

 

信号のバケツリレーみたいなもんです。

 

 

「神経細胞」と「神経細胞」が繋がっていなくても、「神経伝達物質」が分泌されるお陰で、脳内の情報がスムーズに伝えられるわけです。

 

 

もし「神経伝達物質」がなかったら、電気信号が「隣の神経細胞」に伝わらないので、非常に困ったことになります。

 

では「神経伝達物質」について、もう少し詳しく説明します。

 

 

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神経伝達物質とは

 

 

「神経細胞」と「神経細胞」が情報をやりとりする為に分泌される化学物質を、「神経伝達物質」と言います。

 

「神経伝達物質」の原料はタンパク質ですが、その合成にはビタミンミネラルが関わっています。これらが足りないと合成がストップしてしまいます。

 

 

「神経伝達物質」および「神経修飾物質」は、現在までに数十種類が発見されているそうですが、大きく分類すると、3つに分けられるそうです。

 

 

『wikipedia 神経伝達物質』より引用

 

神経伝達物質は大きく分類すると以下の3つになる。

 

1.  アミノ酸(グルタミン酸、γ-アミノ酪酸、アスパラギン酸、グリシンなど)
2. ペプチド類(バソプレシン、ソマトスタチン、ニューロテンシンなど)
3. モノアミン類(ノルアドレナリン、ドパミン、セロトニン)とアセチルコリン

 

その他一酸化窒素、一酸化炭素などの気体分子も神経伝達物質様の作用を示す。

 

 

この中で、注目して欲しいのが「ノルアドレナリン」と、「セロトニン」です。働きは以下の通りです。

 

 

ノルアドレナリン

 

やる気、意欲を高める、記憶を高める、神経を緊張・興奮させる、ストレスに対する作用

 

 

セロトニン

 

精神の安定、生体リズム、睡眠、体温調節に関与する

 

 

 

 

「うつ病」の人は、これらの神経伝達物質が減少しているそうです。

 

 

 

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神経伝達物質と鬱病

 

 

「ノルアドレナリン」と「セロトニン」が不足すると、以下のようになります。

 

 

ノルアドレナリンが不足すると

 

「ノルアドレナリン」は、興奮物質です。なので不足すると、意欲の低下や、気分が落ち込んだりします。

 

ただし、「ノルアドレナリン」が多すぎると、イライラしたり、攻撃的になったりします。少なすぎてもダメですが、多すぎてもダメです。

 

 

セロトニンが不足すると

 

「セロトニン」は、精神の安定に関わる物質です。なので不足すると、気分が落ち込んだりします。また、「セロトニン」には「ノルアドレナリン」などの暴走を抑制する働きがありますので、不足すれば興奮物質を抑制出来なくなります。イライラしたり、落ち着きがなくなったりします。

 

 

 

 

先ほど、「神経伝達物質がないと情報がスムーズに伝わらない」というお話をしましたが、うつ病の人はこの状態ですので、意欲が低下します。

 

さらに、「セロトニン」が不足すると、別の問題もでてきます。

 

 

 

神経伝達物質と睡眠

 

 

「セロトニン」は、精神の安定や、興奮物質を抑えるだけでなく、睡眠にも関わってきます。

 

「セラトニン」は、睡眠を促すホルモンである「メラトニン」の材料だからです。

 

従って、「セロトニン」が減少すれば、当然「メラトニン」も減少します。「メラトニン」が不足すれば、睡眠の質が下がったり、眠れなくなったりと、睡眠障害が起きます。

 

 

 

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鉄と脳

 

 

楽しい気分になったり、やる気を起こしたり、適切に睡眠がとれたりするのは、「神経伝達物質」が分泌され、信号を送れるからです。スムーズに信号を送るには「神経伝達物質」が不可欠です。

 

ここが大事なところなのですが、この「神経伝達物質」が上手く造られるためにはが必要です。

 

 

なので、鉄不足になると「神経伝達物質」の不足を招きます。

 

 

こうなると、「神経細胞」から「神経細胞」への信号が上手く送れません。その結果、意欲や集中力の低下、イライラしやすい等の症状がでます。さらに、そのまま鉄不足を放置すると、うつ病に発展するケースもあるのです。

 

ちなみに、「産後のうつ」も鉄不足が原因です。妊娠出産には、子供に鉄をあげる為、貯蔵鉄(フェリチン)が50失われます。鉄が足りている人ならいいですが、元々少ない人が妊娠出産をすると、鉄が枯渇します。

 

そして、ほとんど多くの日本人女性は深刻な鉄不足です。

 

フェリチンと鉄不足について分かりやすく説明してみた

 

 

それだけではありません。「鉄不足」は子供の脳にも影響を与えます。

 

実は「発達障害」は、母親の「鉄不足」が関係しているそうなのです。

 

 

 

「発達障害」がどんなものか分からない方もいると思うので、次は、私の体験を話します。

 

 

 

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鉄不足と発達障害

 

 

私の祖母は発達障害の一つである「アスペルガー症候群」の疑いがあります。しかも、「アスペルガー症候群」だけじゃなく「ADHD(注意欠如、多動性障害)」の特徴まであります。

 

それを側で見てきて、「子供(胎児)の時の栄養状態が、その後の人生を左右する」と感じています。

 

コミュニケーションが上手くいかないので、普通であれば起きないようなトラブルが起きます。今は「アスペルガー症候群」と「ADHD」のせいでそうなる事が分かったのでマシですが、もし障害を知らなければ、ただの「我が侭」に見えます。

 

それまでは、母親と上手くいかず何度も嫁姑のケンカに巻き込まれました。そのやり取りを傍から見て「一見普通だけど、なんか普通じゃない」とは思っていたのですが、原因がわかりませんでした。

 

障害に私が気付いたのは5年前です。これが原因で「しなくてもいい喧嘩」が積み重なり、あと少しでどちらかが家を出るというところでした。

 

一応、「疑いがある」と書きましたが、私からみるとほぼ確定です。本人が認めようとしないし調べる気がないので、病院で正式に病名をもらったわけではありませんが、症状が「アスペルガー症候群」と「ADHD」、両方当てはまります。嫁姑戦争の原因は正にこれでした。

 

一番の問題は、コミュニケーションが上手くとれないことです。コミュニケーションが出来てない上で、その時々の問題が重なるので、小さい事でも話が複雑難解になります。

 

祖母は、会話の言葉通りにしか意味を受け止められないので、「説明しなくてもわかるでしょ」という一般の感覚が全く通用しません。

 

 

以前はそんな脳の障害が存在するなんて知りませんでしたから、家族も普通の人と同じように会話をしていました。「そんな事もわからないのか」と言う事もたびたびありました。

 

母親は、普通の人には通じる会話が祖母には通じない事に苛立つし、祖母は祖母で馬鹿にされたように受け止めるわけです。

 

そして、思いつきで行動し、家族全体に関わる大きい事でも、家族に相談しないで実行していたので、それによってもトラブルになりました。

 

正直言って、この障害を知るまでは「コミュニケーションが出来ないのは祖母の努力不足」だと思っていました。でも、脳の障害だから、本人の責任じゃないんですね。

 

最初は、障害だし原因もわからないから、誰にも責任はないと思っていました。

 

しかし最近、母親の栄養状態によって、生まれてくる子供の脳に影響がある事を知りました。

 

「アスペルガー症候群」はどうかわかりませんが、少なくとも「ADHD」は関係があるみたいです。

 

ということは、曾祖母の妊娠前、妊娠中の栄養状態が悪かったせいで、祖母が「ADSD」になったという可能性もあるわけです。

 

しかし、当時は食べる物も今の様に豊かではないですし、なにより、「栄養の知識」なんて当時の人にありません。「昔は添加物等はなかったから、健康的な食事をしていた」と想像しがちです。しかし、当時の日本人の寿命を見てもわかるように、実は昔の日本人は、タンパク質・脂質不足で、栄養状態が悪かったのです。それによる感染症も多かったのです。

 

 

健康には昔ながらの和食が良い?実は栄養状態が悪かった昭和の子供達

 

 

知識がなければ防ぐことも出来ませんし、食べ物が豊富でなければ食材の選択もできません。

 

そういう状況なので、昔の人が栄養不足になるのはしょうがないかなと思います。しかし現代の人は違います。情報も得られるし、食べ物だってある程度は選ぶ事ができます。

 

私は「耳障りの良い事」を言うのは好きではありませんので、本音を言わせていただくと、私は体が弱かったので様々な面において不便でしたが、脳に影響がないだけまだマシです。

 

私は子供の頃から祖母を見てきて思うのですが、「アスペルガー症候群」、「ADHD」の人は、普通の人と混じって生活すると苦労すると思います。無人島で生活すれば問題ないかもしれませんが、人と関わるとコミュニケーションの問題が必ずついて回ります。

 

今でも振り回されて疲れることもありますが、その度に自分がアスペルガー症候群じゃなくてよかったと思います。

 

私は祖母の症状を知っていますので、もしこれから先「アスペルガー症候群」の特徴がありそうな人から失礼な事を言われても、「この人に悪気はないな」とか思いますし、別に驚きません。しかし、この症状を知らない人は、間違いなく「常識がない」とか言って非難すると思います。

 

私は祖母が苦労している様子や、家族が揉める経験を何度もしているだけに、これから生まれてくる子供がこの障害にならないように、気をつけられる事は気をつけた方が良いと思っています。もし食べ物でこの障害が回避できるのなら安いものです。

 

でないと、生まれた子が苦労します。

 

祖母は、「いつも私が悪者になる」とか、「いつも自分が言い負かされてきた」と言っています。

 

本人の発言からも、「生きることに不自由を感じている」ということが感じ取れます。一番の問題は何故そうなるのか、本人には理解できていない事です。解決に向かって進まないから、何度も同じ事を繰り返すわけです。

 

本人は「アスペルガー症候群」、「ADHD」であるかどうか検査しようとも認めようともしませんが、どんなに真実から目を背けても、実際に起こる不自由さが消えることはありません。それが80年以上続くことを考えたら、キツいです。

 

私を可愛がってくれる祖母ですので、これから先、つまらない事で揉めないように、両親にもそのことを話したのですが、なかなか頭を切り替えてくれず困っています。

 

 

曖昧な言い方はするなとか、
一度にたくさんのことを言うなとか、

 

 

注意しても、普通の感覚で会話をするから、また噛み合わなくて揉める。

 

要するに、私が言っている事なんて信じていないわけです。祖母が病院で調べない事もあって、祖母が「アスペルガー症候群」と「ADHD」の特長がある事を認めない。本人も周囲も。だから気をつけない。

 

相変わらず、意思の疎通が出来ない、話しが噛み合わないコミュニケーションばかりするわけです。これが専門機関で調べてもらってきちんと診断されたら、気をつけるかもしれませんが。

 

パターンがわかったら行動が読めるので、トラブルを回避できるのですが、祖母も周囲の人もそれを認めないから、同じことを何度も何度も繰り返すわけです。

 

今みたいに、この障害が認知されて、周りに理解があり、本人も周りと上手くやれるようにお互いが調整すれば良いですが、それがないと厳しいでしょう。というかキツいです。間に立つ者は大変です。

 

よく「アスペルガー症候群の人は天才の人が多い」とか言いますが、あんな言葉は気休めです。例え天才でも周囲と揉めてばかりだとしんどいと思います。それに、周囲から求められるような「特別な才能」があれば、少々の落ち度はチャラにしてもらえるかもしれませんが、みんながみんなそこまでの天才じゃないと思います。

 

「昔の人は偉い」というのと変わらないです。

 

昔の人だって「偉い人」は偉いですが、「普通の人」は普通なのです。それと同じで「アスペルガー症候群」の人でも天才もいれば普通の人もいるのです。

 

 

母親の栄養状態で発達障害になるのだとしたら、誰が発達障害になっても不思議ではありません。自分がたまたまそうならなかっただけなので、人事とは思えません。

 

アスペルガー症候群同士だったら、おそらくお互いに腹芸は要求しないので、問題ないと思いますが、「アスペルガー症候群の人」と「普通の人」の組み合わせになると、色々とトラブルになります。普通の人は腹芸を要求してきますので。本人も苦労しますが、その周囲の人も苦労します。

 

 

一歩間違えたら家族が離れて暮らすということにもなりかねません。うちも本当にヤバかったですから。

 

 

人間にとって「脳の健康状態」は、極めて重要だと思います。

 

 

次は「鉄不足」が発達障害に繋がる理由についてお話します。

 

発達障害を遺伝として片づけない。母親の鉄不足が子供の脳に与える影響とはへ続く

 

 

鉄不足の女性が子供を生むと、子供の体にも問題が生じます。「不正咬合」、「鼻詰まり」等・・・一見、栄養とは無関係に思える疾患も、実は「鉄不足」が原因だったりします。

 

子供の歯並びが悪くなる真の原因。骨格的な不正咬合の予防は母親にかかっている

 

 

骨格が原因の鼻詰まりは子供の時の成長で決まる。口呼吸が招く脳への悪影響

 

 

何故、現代人の顔は細いのか?子供の骨格が正常に成長する為に必要な条件とは

 

 

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