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虚弱体質や慢性疾患を改善させる為に必要な情報や心得について、体験記を交えながらお話します。

月別:2017年01月
保険診療の歯科医院で行われる保険外診療について知っておきたいこと

「根管治療」の質を下げると、再発を繰り返し、抜歯につながることもあります。健康に影響するので、いい加減にしてはいけない治療です。

 

 

しかし、根幹治療は、「保健診療の治療は、成功率が低い」と言われています。私もそう言われました。

 

すると患者は、「じゃあ、保険外にすればいいじゃん」と考えます。

 

でも、保険医の先生に「保険外診療で根幹治療をお願いします」というのはできないそうなのです。

 

 

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根管治療は赤字になる!?診療報酬が安すぎる日本の歯科医療制度の問題

今回は「保険制度のデメリット」と、それによって根管治療にどう影響するのか・・・についてお話します。

 

 

保険制度は良い面もありますが、歯科の場合は、デメリットが強いようです。

 

保険診療と保険外診療の根管治療の違いは設備だけではない

 

 

前回、「保険診療の歯科医院で利益を出すには、一日30人の患者を診なければならない」という話を紹介しました。

 

 

その場合、患者一人あたりにかけられる時間は15分でした。

 

 

 

で、なぜ30人でないとダメなのか・・・ですが、その根拠は以下になります。

 

 

 

『歯医者の99%は手抜きをする ダメな歯医者の見抜き方 いい歯医者の見分け方/著者・長尾周格』より引用

 

 

振り返って、なぜ15分しか治療時間をかけられないかと言うと、一日あたり30人の患者を治療しなければ、歯科医院が利益を出すことができないということが原因なのです。

 

 

では、なぜ一日あたり30人の患者を治療しなければならないかというと、それは日本の歯科の保険診療報酬が、きわめて低いということに行き着くのです。

 

 

日本の歯科治療費は、二〇〇五~二〇〇六年時点で既にOECD(経済協力開発機構)加盟先進国平均の 1/6 ~ 1/8 、アメリカの専門医の 1/12 ~ 1/20 という、非常に安い金額に抑えられており、現在ではOECD加盟先進国平均の 1/10 、アメリカの専門医の 1/20 ~ 1/30 ほどでしかありません。

 

 

(24p~25p)

 

 

「安く医療が受けられる」という点では、確かに日本の保険制度は優れています。ですが、より質の高い治療を望む場合は、どうなのでしょう・・・。

 

 

こんな事を言うと「保険外診療に行け」と言われそうですが、そこまでしなくとも、せめて眼科とか他の科並に診療報酬を上げてあげれば良いと思うのです。

 

 

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保険診療と保険外診療の根管治療の違いは設備だけではない

 

私はこれまで歯医者さんで「保険外診療の治療」を受けた事はありません。矯正するほど歯並びは悪くないですし、差し歯はありますが「セラミックなど、ゼイタク品」だと思っていたので保険診療で十分でした。

 

このように、保険外診療はした事もないし、する予定もなかったので、興味がありませんでした。

 

「保険外診療」、「歯科治療の質」に拘らなかったのは、健康にあまり関係ないと思っていたからです。歯の健康を軽く考えていたのです。

 

 

そんな私が「保険外診療」に興味を持ったのは、顎の骨が痛くなった事で、根管治療を始めたことがキッカケです。治療をしても何度も痛みが発生したのです。このせいで、かなり健康を損ねました。

 

そこで調べて、「根管治療」が保険外診療だと成功率が90%に跳ね上がる事を知ったのです(保険診療だと50%です)。

 

 

根管治療は難しい治療です(理由は以下の記事で説明しました)。

 

根管治療を完璧に行なうのはほぼ不可能。神経を抜いた歯の再治療の成功率が落ちる理由とは

 

それで、これはお金をかける価値があるな・・・と、「保険外診療」に対する見る目が変わったのは言うまでもありません。

 

そして、調べていくと、そもそも、保険診療で「質の高い治療」を期待するのは難しいという事がわかりました。

 

というのも、実は保険診療というのは、最低限の治療なんだそうです。

 

 

もう一度言いますが、最低限です。普通じゃありません。

 

 

そこで、「保険診療」と「保険外診療」は具体的にどう違うのかについてお話します。

 

特に健康に直結する根管治療に的を絞って、「保険診療の歯科医院」と「保険外診療専門の歯科医院」の違いについても考えてみたいと思います。

 

 

 

 

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根管治療を完璧に行なうのはほぼ不可能。神経を抜いた歯の再治療の成功率が落ちる理由とは

前回は、根管治療をしていて「医者選びって重要だな」と感じた事について書きました。

 

歯医者を変えたい、今の先生は信頼できない、と思っている人に言いたいこと

 

ですが、仮に「これだ!!」と思う医師を見つけても、それで万事OKではありません。

 

根管治療の成功率の問題です。

 

私は最初に行ったA歯科で「成功率は2分の1」と聞かされましたが、何故2分の1になるのかの説明はありませんでした。

 

歯の構造がわからなかったので、なんでそうなるのかピンと来ませんでした。

 

ですが、構造がわかったことで、その理由は実にシンプルで、誰がどう考えても難しい治療だと思うようになりました。私はどんな優秀な医者にかかっても、この根管治療を完璧にするのは不可能だと思っています。

 

 

そこで、今回は、「根管治療が難しい理由」についてお話しようと思います。

 

 

 

まず、「歯の根の治療をする」と聞くと、一般の人は以下のようなイメージをすると思います。

 

 

 

  • 歯に開いた穴に細い器具を入れる治療

 

  • 単純な作業だけど、何回も何回も通わなければならない

 

 

 

細長い器具を歯の深いところへ入れる繰り返しなので「何やってるんだろう?」と以前から私も思っていました。しかも、毎回毎回その作業で、何回も通わなきゃいけないので、めんどくさいイメージがありました。

 

何をやっているのか、その意味がわかっていないと、こんなもんです。

 

でも、「歯の根の構造」を理解したら、あの地味な作業の意味が理解できます。

 

私は「歯の神経」は一本だと思っていました。

 

で、「神経を取る治療」と聞くと、ちくわの中にあるキュウリを抜き取るように、引っ張ってスーッと取れる・・・くらいに思っていました。

 

超適当なイメージです。

 

こんなだから「簡単に取れるだろう」とか「何回も、何回も、何やってんだ」と思うんですよね。

 

 

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歯医者を変えたい、今の先生は信頼できない、と思っている人に言いたいこと

これまで、根管治療体験を7回にわたって記録してきました。今回からは、根管治療中に学んだ事を中心にお話したいと思います。

 

本記事では、先生を変えるべきかどうか悩んでいる人に向けて、私の体験をお話します。

 

 

その前にまず、現在の症状がどうなのかを報告しておきます(以下の根管治療体験⑦のその後です)。

 

根管治療体験⑦口腔外科にて下唇の腫れや痺れの原因は歯槽骨炎と判明

 

S病院の歯科・口腔外科で診てもらった結果、現時点では骨髄炎の心配はないということでした。

 

その後、「年末の段階では骨髄炎の一歩手前だったかもしれない」と言う事も含めて、口腔外科での診断をS先生に報告しました。S先生の方にもFAXが届いたらしく、このまま治療を続けてくださいという事でした。

 

この日の治療から塞ぐ処置になりました。これまで、歯の蓋をせずオープンにしていたことで圧が高くなることもなくなり、痛みも炎症も治まっていたからです。

 

ただ、この日は万が一の為に少し穴を開けておいてくれました。「また痛くなるようでしたら、すぐに来て下さい」と言われましたが、嬉しい事に、炎症も腫れも痛みもなく過ごすことができました。

 

なので、その次の治療の時に、痛みなど何も問題がなかった事を報告しました。こうして完全に塞ぐ方法になりました。今は、腫れ、痛みはありません。

 

 

快適な治療を継続中です。前の事を思うと本当にありがたいです。

 

もし今不自由があるとすれば、年末に腫れた箇所が硬くなって、少し残っていることです。歯槽骨が広がった感じがします。ハッキリ言って邪魔です。外から見てわかりませんが、口の中に何か異物があるような感覚です。

 

膿に押されて骨が変形した可能性があるそうです。治るまでに時間がかかると言われたので、もう少しかかりそうです。もし炎症が治まらなかったら、この変形はもっと酷かったかもしれません。

 

一応、骨が変形するのは大変な症状だと思ったので、ネットで調べたところ、「骨隆起」という症状がありました。

 

先生に「これは骨隆起ですか?」と訪ねたところ、私の場合は「骨隆起」とはまた違うそうです。私の場合は単純に骨が押されただけなので、中が空洞化しているような状態だから元に戻るそうなのです。

 

これに対し「骨隆起」の場合は骨が増殖するので、元には戻らないのだそうです。「骨隆起」ではないとの事で安心です。

 

 

『ムシバラボ お口の中にできた固いコブ、骨隆起ってどんなもの?治療は必要?』より引用

 

 

骨隆起とは

 

骨隆起とは外骨症(がいこつしょう)とも呼ばれ、単に骨が過剰に発育したものです。腫瘍のような悪いものではなく、特に病的なものではないため、生活に支障がなければ治療の必要性はありません。

 

子供の時に見られることはほとんどなく、年を取るとともに出現し、男性よりも女性に多く見られる傾向があります。人口の半数ほどの人に見られるありふれたものです。

 

40歳くらいから膨らみが出てきてずっと同じ大きさでとどまることもあれば、だんだんと大きくなっていく場合もあります。小さくなることはありません。また、左右対称に出ることがほとんどです。

 

 

このように小さくなることはないと書いてあります。

 

私の場合は「増殖」ではなく、「変形」です。口の中の硬い違和感は完全には取れていませんが、回復に向かっているので、このまま残りの治療も問題なく進むと思います。

 

問題が一段落したので、ここで改めて今回の事を振り返って、事前に知っておきたかった事や、(もう体験したくないですが)次に活かしたい事をまとめます。

 

 

 

それでは、冒頭でお話した、先生を変えるかどうかについてお話しします(以下の体験を元にお話します)。

 

根管治療体験⑤悩んでいる時間はない!私が治療途中で歯医者を変えた理由

 

根管治療体験⑥同じ症状でも、先生によって診断も対処も違った

 

根管治療体験⑦口腔外科にて下唇の腫れや痺れの原因は歯槽骨炎と判明

 

 

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根管治療体験⑦口腔外科にて下唇の腫れや痺れの原因は歯槽骨炎と判明

年末、根管治療中に痛み、腫れ、しびれに悩まされましたが、S先生になんとか症状悪化を食い止めてもらい、正月を乗り切りました。

 

年が明けてから、改めて紹介状を持って、大きな病院の歯科・口腔外科に検査に行きました。ちなみに、年末に救命救急で診てもらった病院の歯科・口腔外科です。

 

 

S先生に診てもらってから症状が治まってきて、この病院で検査をするころには、ほとんど腫れも引いていたので、骨髄炎の心配はほぼ消えていました。ですが、油断は出来ません。

 

現地に到着し、レントゲンを取って、歯科衛生士の方に歯をチェックされ、その後、治療椅子の上で先生を待ちました。

 

 

担当してくれたのは、歯科・口腔外科のO先生です。

 

 

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根管治療体験⑥同じ症状でも、先生によって診断も対処も違った

 

本記事は以下の続編です。

 

根管治療体験⑤悩んでいる時間はない!私が治療途中で歯医者を変えた理由

 

 

A歯科で治療したものの、思うような改善が見られず、おまけに、その日に紹介状を書いてもらう事もできませんでした。

 

痛みと腫れ、しびれが酷い(と自分では思っている)のに、「根の治療中にはよくあることなので」と言われたのです。

 

でも、自分の感覚では、日に日に酷くなっていて、どう考えてもおかしいのです。素人である自分の感覚を信じるか、A先生の意見を真に受けるかで迷ったのですが、自分の感覚を信じました。

 

といっても、私は素人です。正確な診断は出来ません。

 

なので、以前親知らずを抜いてくれた、ちょっと遠い「S歯科の先生」に見てもらう事にしたのです。

 

A歯科に行ったその日の4時に、S歯科の予約を取ることができました。

 

我慢するつもりでしたが、痛みが酷く、予約時間の1時間前にロキソニンを飲みました。

 

 

まさか、一日に3件の歯科に行く事になるとは思いませんでした(※最初のT病院は診察すらしてもらえなかったので行ったうちにも入りませんが…)

 

 

 

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根管治療体験⑤悩んでいる時間はない!私が治療途中で歯医者を変えた理由

前回の話の続きです。

 

根管治療体験④紹介状を持たず、大きい病院の歯科・口腔外科に行った

 

簡単に要約します。

 

痛みだけでなく、腫れや、しびれが酷くなっていったので、私はネットで解決策がないかを調べました。調べていくうちに、「骨髄炎」になった方の体験記を読んだことで、骨髄炎じゃないかと心配になりました。

 

しかし、そういう可能性が起こる事を、A歯科の先生は話してくれませんでしたので、このままA歯科に通うべきか迷いました。

 

症状はどんどん悪くなっていったのですが、A歯科の休診日と祝日が続き、2日間見てもらうことができませんでした。一応、祝日の日に大きい病院の救急科に行ったのですが、当直の歯科・口腔外科の先生には見てもらえず、薬をもらって帰りました。

 

帰る時に、救急科の先生から今かかっている先生に相談するようにアドバイスを受けました。

 

A歯科の先生に相談して、紹介状を書いてもらって大きい病院の口腔外科へ行く事も考えましたが、それは時間的に無理なので止めました。翌日の土曜日に見てもらわないとヤバイ状況だったのです。

 

基本的に大きい病院の歯科・口腔外科というのは土日は開いていません。

 

唯一見つけた、翌日の土曜日の12:30まで開いている、T病院の歯科・口腔外科に行くしかなく、間に合わせる為に、紹介状無しで直接行く事にしました。土曜、日曜と休みが続いていたので、急ぐ為には仕方なかったのです。

 

ところが、T病院の歯科・口腔外科には事情を話した上で予約を取って行ったのですが、行った後、待合室で門前払いをくらいました。

 

そこでも今かかっている先生に相談するように言われたので、その後すぐに、A歯科の予約を取ったのでした。

 

 

 

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根管治療体験④紹介状を持たず、大きい病院の歯科・口腔外科に行った

歯の根の治療を始めてから数日が経ちました。

 

 

痛み、腫れ、しびれが酷くなってきましたが、祝日の為、歯科にて適切な検査や処置を行なってもらうことは出来ませんでした。仕方なく大きい病院の救命救急に行きましたが、薬をもらっただけで終わりました。

 

 

翌日は土曜日でしたが、幸いT病院の歯科・口腔外科が12:30まで診療していたので、ここに行ってみようと思っていました。そして、12:00にロキソニンを飲んで眠りにつきました。

 

 

これが前回までのお話です。

 

 

根管治療体験③痛みと痺れが治まらないので、骨髄炎を心配する

 

 

痛み止めを飲んで寝たので、予定だと6:00まで効くだろうと思っていましたが、4:00に痛みで目が覚めました。

 

 

さらに薬の効き目が弱くなっていました。

 

 

間隔を開けないで、またロキソニンを飲むのは良くないし、病院に行けばなんとかなるから、我慢できるところまで我慢しようと思いました。二度寝はできないので、気を紛らわす為に、起きてネットを見て時間をつぶす事にしました。

 

 

病院の受付開始が8:30です。それまで、待っていましたが、とても長く感じました。

 

 

でもラッキーな事にロキソニンを飲まずに我慢していたら、少し痛みが治まりました。波があるので治まったときは楽なのです。

 

 

ですがこの日、腫れとしびれは最も酷くなっていました。前日は腫れていてもマスクなしで外を歩きましたが、この日はマスクをしなければならないほど腫れていました。

 

 

受付開始時間が来てすぐに、T病院の歯科・口腔外科に電話をしました。別の歯科で見てもらっている事、痛みが治まらない事、しびれがでてきた事、骨髄炎の心配をしている事、受付の方に説明しました。

 

 

すると、「ちょっと待ってください」と言われ、保留に。

 

 

予約が一杯かなと思ったのですが、しばらくして受付の方に「診察できるようなので、来て下さい」と言われました。診察を待っていたので安堵しました。

 

 

9:30に予約が取れたので、タクシーで急いでT病院に行きました。

 

 

 

 

 

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根管治療体験③痛みと痺れが治まらないので、骨髄炎を心配する

顎が痛くなったことで、その上にある「20代前半に、神経を取った歯の根」の再治療を始めたわけですが、治療後、度々痛みやしびれが発生しました。痛みだけならよかったのですが、しびれがでたことで怖くなりました。

 

治療しても治療しても改善しないので、不信感が芽生えていました。「成功する確率は2分の1」と言われていたのですが、「痛くなる事はない」とも言われていたので、混乱しました。

 

1回目の治療の後、痛みが出たため、2回目の治療は早めにしました。

 

ですが、2回目の治療が終わった後も、また痛くなったので、次回も早くA歯科でみてもらいたいと思いました。しかし、2日間も休診日の為、それはできませんでした。

 

なので、なにか解決策は無いか、自分で調べようと思い、ネットや本で情報を探しました。

 

調べて、最終的に「しびれがでた場合、大きな病院の口腔外科でみてもらった方が良い」という情報を掴んだので、別の病院に行く気になりました。それが前回のお話です。

 

根管治療体験②治療をしても痛くて、ロキソニンが効かなくなる

 

今回はその続きですが、その前に、私が「大きい病院の口腔外科」に拘った理由を述べておこうと思います。

 

 

 

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