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私が1日10g以下の糖質制限をして2年が過ぎたのですが、それに加えて、今年(2017年)の1月からは、鉄サプリメントも飲み始めました。
女性は生理によって毎月大量の鉄を失うので、「鉄不足」防止の為です。
飲み始めてそろそろ半年が経つので、鉄サプリを飲んだ感想を記事にすることにしました。
私は昨年「鉄」に関するいくつかの記事を書いたのですが、その中で「鉄の過剰摂取」についての話も書きました。それがこちらです。
この記事を書いてから半年以上経つので、読みにくい部分を一部修正し、タイトルもシンプルなものに変更しましたが、全体の内容はそのままです。
この中で、「鉄の過剰摂取」によって余分な鉄が蓄積すると、心筋症、心不全、肝硬変、糖尿病等になる...といった話をしました。
また、「鉄はサプリではなく食事から摂った方が良い」と述べました。
定説の言うことを真に受けて「鉄の過剰摂取はヤバイ。サプリは気をつけた方が良い」と思っていたからです。
ちなみに、これを書いた時の私は、まだ鉄のサプリを飲んでいませんでした。
ですが、その後、半年間サプリから鉄を摂り続けた結果、一般的に言われているような「鉄の過剰症」は心配しなくてもいいことが分かったので、
考えを改めようと思います。
何故そのような結論に至ったのか、鉄をサプリメントで多く摂る事で体にどう変化があったのか、世の中が鉄の過剰症に対してビビる理由・・・についてお話します。
なお、以前書いた鉄の過剰摂取についての記事はそのまま残すことにします。定説を鵜呑みにする事がどういうものであるか記録に残すことも必要ですから。
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鉄サプリを飲もうと思った理由
私は最初、鉄のサプリメントに対して警戒していました。理由は、鉄について色々調べて、「鉄の過剰症」の情報にビビッていたからです。
ただ、鉄の重要性は認識できたので、「鉄を食事から多めに摂ろう」とは思いました。
私は糖質制限を実践しているので、普通の「バランスの良い食事」をしている人よりも、「赤身の肉」や「卵」から、「ヘム鉄」は摂取できています。
ですが、摂取量をもっと増やしたかったので、それプラス「鶏レバー」を毎日食べることにしました。
軽い実験のつもりでしたが、すぐに小さい変化を感じました。
ちょうど寒くなってきた頃だったのですが、体感温度が明らかに変わったのです。これは驚きでした。
私は元々超寒がりで、みんなが「温かい」と言うユニクロのヒートテックも効果を感じない程でした。
寒がりは何枚着ても寒い。低体温の原因と、冬でも暖かく過ごせる体質に改善する方法
それが、糖質制限を開始して、脂質をたくさん摂るようになって、少しづつ寒さに強くなっていきました。
しかし、やはり寒がりは寒がりでした。
それが、レバーを毎日食べるようになって変わったのです。
冬なので寒いですが、以前のような、骨が痛くなるような寒さではありません。
鉄、凄いな...とは思いました。
ですが、この時は「食事で十分じゃないか」と思っていました。
冬が温かいと楽なので、それから毎日レバーを欠かさなかったのですが、ある日、問題が起きました。
12月下旬に、突然、顎の骨が痛くなって、歯医者で「根管治療」をすることになったのです。
その治療で何度も痛みが再発し、日に日に食事ができなくなってしまいました。
最初は痛みだけだったのですが、そのうち、しびれるわ、腫れるわで、食事どころではありませんでした。
歯が痛いのか、頭が痛いのか分からないくらい痛い時など、水を飲むのがやっとで、事実上の断食です。
この時、たった数日ではありましたが、食事はできない、まともに寝られない、薬(ロキソニン)は飲む...で、かなり疲弊し、体力、筋肉が落ちました。
しかも、その栄養補給も休息もできない時に、ちょうど生理が重ったのです。
「あぁ、鉄が減るから補給した方がいいな...」とも思いましたが、舌がしびれて水を飲み込むのも痛かったので、補給することができませんでした。
それ以前に、あの時は歯の問題で頭が一杯で、他のことはどうでもよかったのです。
でも、食事が摂れない時、楽に必要な栄養を補給できたらどんなにいいか...そう思いました。これも鉄サプリを飲もうと思った理由の1つです。
約1週間この状態だったので、相当疲弊しました。
で、歯の方は、歯医者を変えて少しずつ良い方に向かっていき、それに伴って、食事もできるようになりました。
食事ができなくて一時的に栄養不足だったので、痛み、しびれ、腫れが引いてからは、不足分を取り返そうとしました。
ですが、衰えるのは早いですが、それを回復させるのは時間がかかるようです。
1月13日に、フェリチン(貯蔵鉄)を測ったのですが、なんと49でした。
女性の場合、フェリチンが最低50ないと「鉄不足」です。理想は100です。
これはヤバいと思いました。
体力が落ちた・・・とは思っていたので、数値が悪い事は覚悟していましたが、フェリチンが50を切っていたのはショックでした。
早く安全値にしたいと思ったのは言うまでもありません。
そこで、手っ取り早いので、鉄のサプリを飲むことにしました。
次に、元々あった、「鉄の過剰症」への心配はどうしたかについてお話します。
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鉄過剰症に対する心配
実は、鉄の過剰摂取についての記事を書いて、レバーを食べるようになり、寒さを感じなくなった事で、さらに鉄に対して興味が湧きました。
で、色々調べていて、以下の記事を見つけました。
『藤川徳美医師 Facebook 2015年10月13日 偽りの鉄過剰症』より引用
偽りの鉄過剰症
生体には必要な量の鉄のみを腸管から吸収するシステムが備わっており、容易に鉄過剰症にならない
従って、鉄剤の経口投与は極めて安全な治療である
当院では今まで1000例以上の患者のフェリチンを測定してきました
フェリチン500以上の鉄過剰症患者はただ1人のみ(この患者については後で詳述します)
鉄剤投与は今まで700例以上で行ってきましたが、鉄過剰症になった人は一人もいません
では、どのような場合に鉄過剰症になるのでしょうか?
昨日述べたフェジンの頻回静注では鉄過剰症になり、これは論外の医療行為です
それは、鉄が体内のどこにあるかを考えればわかります
赤血球の中に鉄はあります
もう一つ、細胞内のミトコンドリア膜に鉄がありエネルギー代謝の電子伝達系を担っています
細胞が急激に壊れる病気ではミトコンドリア膜の鉄が血液中に漏出し高フェリチン血症になります
急性肝炎、ガン、等です
初診時高フェリチン血症を示した当院の唯一の患者、フェリチンが3000ありました
肝炎を合併していた患者でした
その他、体内で慢性炎症が起こっている場合、細胞が緩やかに壊れ、これもミトコンドリア膜の鉄が血液中に漏出します
そのため、過剰症とまでは行かないが実際よりフェリチンが高値を示し、鉄不足がマスクされる可能性があります
慢性関節リウマチなどの自己免疫疾患、コントロールの悪い糖尿病、等では慢性炎症が起こっているはずです
これら細胞が壊れて高フェリチン血症を示す病態は、経口摂取の鉄の過剰吸収ではないため、偽りの鉄過剰症と言えます
私が昨年「鉄の過剰摂取」についての記事を書いた時、この記事は読んでいませんでした。
だから過剰症は危険だ、過剰摂取になるからサプリは止めた方が良い、食事で十分だ・・・と判断したのです。
でも、後でこれを読んで、「鉄過剰症の心配をする必要はないな」と思いました。
>生体には必要な量の鉄のみを腸管から吸収するシステムが備わっており、容易に鉄過剰症にならない 従って、鉄剤の経口投与は極めて安全な治療である
...という記述も安心できましたが、他にも理由が2つあります。
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理由①:事実と理論が噛み合っている
「鉄過剰の心配をする必要がない」説は信憑性がある...と思った1つ目の理由は、これを書いた藤川医師の情報が、憶測ではなく、
>当院では今まで1000例以上の患者のフェリチンを測定してきました フェリチン500以上の鉄過剰症患者はただ1人のみ(この患者については後で詳述します) 鉄剤投与は今まで700例以上で行ってきましたが、鉄過剰症になった人は一人もいません
・・・という経験に基づいていることです。
私は理論を実践して、現実がその理論の通りにならなければ、理論が間違っている可能性を疑います。
現実に起こっている事は事実だからです。
もし、「理論」と「現実に起こる事」が噛み合わなければ、再び現実をよく観察し、理論を、現実に忠実な形に修正していく必要があると考えています。
これを「鉄」の話に当てはめると...
鉄をしっかり摂取しても、現実に危険な症状が表れないなら、それは「鉄の過剰症は危険だから過剰摂取に注意」...という理論の方が間違っているという事です。
もし、「そんな事はない、今まで言われている事が正しいんだ」と言われたら、
「何故、実際に鉄を飲んで、過剰症が起きていない人ばかりなのかを説明して下さい」と言いたくなります。
「鉄剤を飲んだけど、鉄過剰症にならなかった」...という、現実に起きた事象が真実なのです。
私は「真実に忠実な理論」を評価しますし、すでに700の実例があるのなら、安心して真似ができると思いました。
なお、先に紹介したのは2015年の話なので、最近の記事では、数が2000人に増えています。それでも鉄過剰症になった人はいないそうです。
『藤川徳美医師 Facebook 2017年6月21日』より引用
今まで2000人に鉄剤を処方してきたが鉄過剰症患者はゼロ
当院では、5年前から女性の初診患者全員にフェリチンを測定している。
男性は、思春期患者、単身者など鉄不足が疑われる症例のみ測定。
毎年900人の初診患者。
その内、女性はは2/3~3/4(郊外の団地の近くなので女性が圧倒的に多い)。
つまり、5年間で3000人以上の女性のフェリチンを測定。
フェリチン50以下の患者には鉄剤を処方(当初は30以下の人に処方)。
女性のほとんどは低フェリチンなので、約2000人に鉄剤を処方してきたことになる。
(中略)
一方、今まで鉄剤を投与した2000人の中で、鉄過剰症(フェリチン>500)となった人はゼロ。
つまり、高タンパク/低糖質食+鉄は、
*最も安全で、
*最も効果があり、
*最も安価な治療である。
エビデンスや理論より治療成績の方がより重要であり、患者にとって最も関心のある部分だと確信している。
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理由②:鉄への社会の反応
そして2つ目の理由は、「鉄過剰症の話」の社会的背景にあります。
安全なものに「危険」というレッテルを貼って、危険なものに「安全」というレッテルを貼って、私達が選択を誤るようにする
...という流れは、この世のあらゆる分野で多くみられます。
例えば、脂質は危険だ!糖質は人間に必要だ!バランスの良い食事が大事だ!・・・と言って、真実の逆を教えるわけです。
私はその通りに真面目に従ったのですが、お陰様で30代前半まで虚弱体質でした。
その後、正しいとされている逆を実践すると、別人のように体質が改善しました。
...そういうのに懲りているので、私は今では、専門家が「危険だ、危険だ」と騒ぐものほど安全で、専門家が「安全だ」というものは危険・・・の可能性がある、というスタンスで世の中の動きを見ています。
で、「鉄の過剰症」もご他聞に漏れず、やたらと専門家が「危険だ、危険だ」と騒ぐみたいです。
その様子を見て、「あぁ、ここ追求してほしくないんだな」と思いました。
『藤川徳美医師 2015年10月9日 医学部ではウソばかり教えている』より引用
医学部ではウソばかり教えている
高血圧に対する減塩、糖尿病に対するカロリー制限、コレステロールを下げないと心筋梗塞になる、手術・放射線・化学療法のガンの3大療法、など医学部ではウソばかり教えている
医者になった者は当初は全員それを信じ切っている
これらの間違いについては多くの先生方が度々指摘しているためここではこれ以上言及しない
もう一つの間違い、それは鉄過剰症は非常に危険だと教育されること
鉄は危ないと繰り返し強調されるため、医者になった者は全員それを信じ切っている
欧米の栄養療法の本にも上記をコピー&ペーストした文章が必ず載っている
しかし実際は鉄不足患者だらけ
ちなみに、この傾向は「医学」だけでなく、「歴史」も同じです。
私は以下の記事で、「どこからどう見ても人工の装飾がしてある遺跡を、調査した大学によって、ただの自然石ということにされてしまった」という話をしました。
教育と洗脳は紙一重、確認をしなければどんな学問もただの信仰である
学問には、複雑難解な屁理屈を使って、白いものを「黒」と信じ込ませる力があります。
やはり、大学は嘘を教育する機関なのかもしれませんね。
そういう事情が見えてくると、専門家が大騒ぎする「鉄の過剰症」は、なんだか安全に思えてきました。
この2つの理由により、鉄のサプリを摂る事への抵抗は無くなったのです。
まだまだネット上には、「鉄をサプリメントで飲む事」に対する批判は多いです。それを読んで心配になって、私のところへメールやコメントで相談される方が何人もおられました。
そのような方は、質問と回答という形式でお答えしているので、以下の記事をお読み下さい。
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鉄の摂取量と飲み方
ウィキペディアによると、人が1日のうちに許容できる鉄分は、大人で45mgだそうです。
『Wikipedia 鉄』より引用
鉄分の許容量
米国科学アカデミーが公表している DRI 指数によれば、ヒトが1日のうちに許容できる鉄分は、大人で45 mg、14歳以下の子供は40 mgまでである。
大人の鉄の許容量 = 45mg
14歳以下の鉄の許容量 = 40mg
レバーの場合だと、100gあたりに含まれている鉄の量は、9mgです。
私が一時期毎日食べていた量は、それよりちょっと多いくらいです。他に肉や魚も食べるので、レバーばかりは食べられません。
なので、食品からの摂取だと、そんなに大したことないというのが分かります。
では、これと、サプリの鉄の量を比較してみます。
私が飲んでいる鉄のサプリメントがこちらです。
1錠が36mgです。
now社 = 36mg
...ということは、レバー400g分に含まれている鉄に相当します。
1錠でもかなりの量なので、過剰摂取を心配する人は不安になるかもしれません。
しかし、私は以下の記事を参考にして、飲む量を決めました。
『藤川徳美医師 Facebook 2017年1月20日』より引用
女性の鉄不足への対処について、一括回答
女性は全員鉄不足なので以下のように対応して下さい。
12-50才女性において、フェリチン100未満なら、処方薬フェルム1錠、もしくはアドバンストフェロケル3~4錠。
フェリチン100以上になったら、フェルム1日おきに服用、もしくはアドバンストフェロケル1~2錠。
フェリチン測定は半年に1回。
私のフェリチンは49です(2017年1月に測った時)。
100未満なので、「アドバンストフェロケル」3~4錠になります。
この記事に書かれている「アドバンストフェロケル」とは、「Source Naturals (ソースナチュラルズ)」という会社の鉄サプリです。
これは、1錠が27mgなのでちょっと少ないです。
Source Naturals社の鉄サプリ = 27mg
これが3~4錠ということは、4錠で108mg。
私のは「Nowアイアン」で、1錠が36mgなので、3錠で108mgです。
どちらも許容量オーバーです。
最初は、「許容できる鉄分は、大人で45mg」...が頭をよぎりました。おもいっきり超えてますからね。
気になったので、「Nowアイアン」の商品ページを読んでみると、「食事と一緒に1錠お召し上がり下さい」と書いてあり、さらに以下のような注意書きがしてあります。
『iHerb Now Foods, 鉄分、ダブル・ストレングス、 36 mg、ベジキャップ 90 錠』より引用
ご注意: 成人用です。医師の指示がない限り、推奨摂取量を超えないでください。妊娠中・授乳中、服薬中、または持病のある方は医師にご相談ください。お子様の手の届かない場所に保管してください。
鉄分を含む製品の過剰摂取事故は、6歳以下のお子様の致死的な中毒の主因です。本製品はお子様の手の届かない場所で保管してください。誤って過剰摂取してしまった場合は、直ちに医師または毒物コントロールセンターに連絡してください。
こんなのを読むと怖いですよね、普通は。
私もさすがに、ちょっと不安になりました。
しかし、私はこれまでも、
「脳にブドウ糖が必要」と言われても、糖質を1日10g以下に減らしたり、
「脂質の摂りすぎは動脈硬化の原因」と言われても、バターを1日100g食べたり、
・・・してきたわけです。
現実は、言われている事と反対で、不健康になるどころか元気になりました。
「脳にブドウ糖が必要」という話も、「脂質の摂りすぎは動脈硬化の原因」という説も嘘が混じっていたのです。
糖質制限は、例え常識と反しても、「実践して結果を出している人の方法」をよく調べて試したら、その人達の言っている通りになりました。
鉄も同じで、実践して結果を出している人の方法の方が信憑性があります。
それに、ここまで危険だと騒がれているのに、「鉄の安全性」を堂々と主張するのは凄いです。それだけ自信があり、裏づける過去のデータがあるということです。
一番最初に試すなら怖いですが、何人も飲んできた人がいるなら大丈夫だと思いました。
...というわけで、1日3錠飲む事にしました。
...結果、
もう半年ですが、鉄の過剰症らしき症状は今に至るまで一度も起きていません。
以前、「鉄の過剰摂取」で余分な鉄が蓄積すると、以下のような症状がでると記事の中で書き散らしました。
- 心筋症
- 心不全
- 肝硬変
- 糖尿病
また、これらの病気になるまで、特にこれといった症状はないとも...。
これに加えて、一度にたくさん摂りすぎた場合は、急性の症状として、下痢・便秘・吐き気・嘔吐等の胃腸症状がでる...ということも書きました。
もちろん調べたうえで書いたのです。
ですが、試してみると、鉄サプリ1日3錠では、ここに書いたどの症状も起きませんでした。「これといった症状はない」からでしょうか。体感としては、病気の兆しはありません。
むしろ、逆に元気になりました。
それも、飲み始めてすぐにです。
1日10g以下のスーパー糖質制限を始めてからも、それまでとは比べ物にならないくらい体が元気になりましたが、糖質制限をしながら鉄を多めに摂るとさらにパワーアップした感じがします。
「これが最高だろう」と思っていたら、さらに上があったのです。
レバーを食べていた時よりも、より多くの鉄が摂れるので、びっくりするくらい変わります。
レバーの鉄の量では、寒さに対して強くなったぐらいですが、サプリの場合、それだけではなく、明らかに運動能力が向上しました。
同じ量の筋トレをしても、筋肉が疲れにくく、楽にこなせます。
スポーツをやっている人で鉄不足の人は、成績が変わるかもしれません。オーバーかもしれませんが、そのぐらい違います。
でも、生理のない男性は鉄不足になることは稀だそうですので、足りない鉄が満ちた時のこの感覚は味わえないと思います。
(追記)鉄と運動能力の改善について、以下の記事のコメントで、読者のゆっこさんから体験を頂きました。
>それと、娘(高校3年)のことですが、高校2年冬の6キロのマラソン大会、学年10位に入って表彰されちゃいました♪
高校1年の時は超貧血でボロボロだったのですが、その後、Iron 36mg、Cを摂取した結果、1キロ平均で1分20秒以上タイム短縮したという、筋トレやフォーム改善などしていないので、栄養だけで、これだけ変わりました!
お蔭で、娘の方から、「何飲めばいいんだっけ?」と言ってくるように(笑)シメシメ、B-50も飲むようになってくれました♪(彼女は糖質たっぷり食べるので)(ナイアシンも勧めているのだが)
半年間鉄サプリを飲み続けましたが、藤川医師の発信している情報の通り、フェリチン100以下の私がサプリメントを3錠飲んでも(推奨摂取量オーバーの過剰摂取ですが)、鉄の過剰症はなく、体が別人のように元気になりました。
やっぱり、試すことは大事だと改めて思いました。
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鉄とタンパク質はセットとして考える
そして、鉄だけではなく、タンパク質も同時に摂る必要があるという知識も調べて知っていたので、この半年間の間、その説が本当かどうか、ついでにこちらも試してみました。
私は糖質制限を始めてからプロテインを毎日飲んでいるのですが、実験で、「プロテインは飲むけど、鉄は飲まない日」、そして「鉄は飲むけど、プロテインは飲まない日」を数日設けて、体にどう変化があるか比べてみました。
その時の様子は以下の記事で書いたので、もう一度載せます。食事はどちらも「スーパー糖質制限」です。
ロコモティブシンドロームが若い女性に増えている原因と、対策について考える
- プロテインを飲んでいるけど、鉄サプリを飲まない場合は、(※「これまでのスーパー糖質制限」と同じ条件です)これだけでも疲れにくいです。ですが、筋トレをすると、疲労なのか、鍛えている最中、その部分が疲れて痛くなりやすいです。
- 鉄サプリを摂って、プロテインを飲まなかった場合は、筋トレの最中、筋肉が痛くなる感じはないのですが、体が重たく感じます。少し、体全体に力が湧かない感じがします。それに加えて、肌のハリがイマイチになります。(※この場合、タンパク質は食事からの摂取だけとなりますが、私にはこの量では足りないようです)
試してみて改めて思いましたが、何度確認しても、どちらのパターンも、2つ組み合わせた時の効果には及びません。
やはり、糖質制限単独よりも、鉄を組み合わせた時の方が、体の動き、健康状態が違います。
体感に基づく意見なので伝わるかどうかわかりませんが、私が試したところ、以上のような結果になりました。
これからは「プロテイン」だけでなく、フェリチンが100以下にならないように「鉄サプリ」をコントロールして飲み続けるつもりです。
藤川医師によると、女性の場合は、食事だけでフェリチン50以上をキープできる人は少数だそうです。100まで上昇して食事を気をつけても、鉄剤を止めて半年ほどで30以下に下がる人も多いのだとか...。
私も、体調を崩していたとはいえ、フェリチンが49だったことは事実です。その経験から、食事だけでフェリチンを100以上維持するのは難しいと考えます。
女性は「鉄不足」にならないように気をつけて欲しいですね。
特に妊娠・出産の予定のある女性には知っておいて欲しい知識です。何故なら「鉄不足」が生まれてくる子供に影響するからです。
本来なら、保健体育の授業で教えなければならない話ですが、今のところそうはなっていないので、該当する方は以下の記事を読んでみて下さい。
発達障害を遺伝として片づけない。母親の鉄不足が子供の脳に与える影響とは
子供の歯並びが悪くなる真の原因。骨格的な不正咬合の予防は母親にかかっている
骨格が原因の鼻詰まりは子供の時の成長で決まる。口呼吸が招く脳への悪影響
何故、現代人の顔は細いのか?子供の骨格が正常に成長する為に必要な条件とは
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(追記)サプリメントはヘム鉄よりキレート鉄の方が効果がある
鉄のサプリメントを選ぶ時の注意点を書いておきます。
鉄には動物性の「ヘム鉄」と、植物性の「非ヘム鉄」があります。食事から鉄を補給する場合は、赤身の肉や、卵、レバーの「ヘム鉄」を摂ると良いです。
しかし、サプリメントの「ヘム鉄」はちょっと事情が違うようです。
『藤川徳美医師 Facebook 2015年8月3日』より引用
フェロケル患者用説明書
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フェロケル(Ferrochel)
植物性非ヘム鉄(Fe+++)の吸収率は1ー5%、動物性ヘム鉄(Fe++)の吸収率は10-20%と言われています
病院で処方できるフェルム、フェロミアなどの鉄剤は全て非ヘム鉄です
鉄剤は嘔気や下痢などの消化器症状の副作用が出ることも多く、服用できない人もおられます
鉄剤が飲めない人には、鉄剤より吸収が良くて消化器症状の副作用がないヘム鉄サプリが用いられています
しかし、効果が不十分な人がいること、価格がやや高価なことがネックになります
フェロケルは鉄剤、ヘム鉄、ではない第3の鉄です
フェロケルはアルビオン社特許のアミノ酸キーレート鉄でできています
特殊キレート加工された鉄ですので、胃に優しく便秘になりにくい
キレート加工するとミネラルの吸収率が数倍に跳ね上がると言われています
ヘム鉄で効果がなかったがフェロケルに替えて顕著な効果が出た人も多い
フェロケルでフェリチンが上昇する人も多い
鉄剤よりも有効性、安全性が高いと言われています
4~6ヶ月分が約1000円とヘム鉄より圧倒的に安価です
この情報を裏づけるかのように、国産の「ヘム鉄」を飲まれた読者の方から、コメント欄に体験談をいただきましたので紹介します。
「ヘム鉄」と「フェロケル」の違いに注目して下さい。
8月から、NOW Ironの18mgを飲みはじめたものです。
足の浮腫み痺れをきっかけに、藤川先生の本と出会い、鉄不足の諸症状が、私の悩み上記含むそれ以外の悩み全てと完全一致したことに衝撃を受け、Amazonから、今飲んでいるものを購入しました。
届くまでの数日が待てず、近所のドラッグストアから国産マスチゲンSを購入し、2日間1日1錠服用したのですが、結果副作用がでました。頭痛、吐き気、味覚障害です。
副作用が出て3日目に丁度、NOWが届き、恐る恐る18mg1錠からはじめたところ、全く副作用はありませんでした。
前日に、吐いたのでそれなりに胃にもダメージがあったと思われるのにも関わらず!です??
ヘム鉄とフェロケル鉄の違いを体感させられた出来事てわした。
こんなに違いがあるとは驚きです。
一歩間違えたらトラウマになりますから、サプリメント選びは極めて重要です。
鉄サプリについて続編はこちら
鉄についての話はまだまだ続きがあります。それぞれの目的に合わせてお読み下さい。
私のその後の変化については、以下の記事に書きました。フェリチンは2017年9月に199になりました。
本記事では、鉄不足になりやすい「生理のある女性」を中心にお話しました。
しかし、男性でも稀に鉄不足になることはあります。
それは、長年糖質ばかり食べて動物性の食品をあまり食べてこなかった人、特に1人暮らしの人、
また、何かの疾患により、継続的に出血がある人です。
このような人は鉄不足になる可能性があります。男性は鉄不足になりにくいですが、なった場合は女性より症状が深刻ですので注意が必要です。
そして、鉄をサプリメントで摂取するのが心配な読者さんに対して、お答えした記事が以下になります。
ウコンが原因と見られる肝臓の障害は、本当に鉄が問題なのか考えてみた
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少し前にメールでやりとりさせて頂きました者です。
すごくタイムリー(自分も飲み始めた+祝藤川先生の本発売)だったもので、コメントさせてください。
私も6月末あたりに藤川先生の理論に出会い、即国産のサプリから海外のサプリメガドーズに変更しました。
その結果、基本35度台の低体温から3日で即36.5度になり、7月に入ってから一度も36度を下回っておりません。体温上昇のためにわざわざ温かい飲み物ばかり飲んでましたが無駄な努力でした。1年以上糖質制限しても殆ど35度台だったので半ば体質とあきらめていましたが、すごい効果です。これだから人体実験はやめられません。
ちなみにフェロケルは一日27mg×2を飲んでおります(他全部合わせると20錠以上飲んでますが)。
一般検査値は正常普段は症状がないものの、月経中に採血で意識を失う、献血で400mlとりきれない等今考えると完全なフェリチン不足。体温から考えると今まで飲んでいた国産ヘム鉄はまったくの無駄ではないものの、気休め程度だと実感しました。
ただ、メガドーズは糖質制限しないと危険(ビタミンAやナイアシンフラッシュ等)らしいので、サプリ過剰だけが一人歩きしないかが心配です。糖質制限もちゃんと調べない人が結構失敗しているため。
しかし、これで女性が糖質制限失敗する率が高い理由がはっきりしたので、今後は糖質制限よりまず鉄不足の情報から徐々にでしょうか。
いつも濃密でわかりやすい情報をありがとうございます。今後も楽しみにしております。
ぷろてんさん
お久しぶりです。コメント有難うございます。以前のやりとりで、ぷろていんさんの体質と近いと感じたので、ずっと気になっていました。お元気そうでなによりです。
>その結果、基本35度台の低体温から3日で即36.5度になり、7月に入ってから一度も36度を下回っておりません。
体温上昇のためにわざわざ温かい飲み物ばかり飲んでましたが無駄な努力でした。
気持ちいいぐらいの変化ですね。やはり「実体験に裏打ちされた理論」を忠実に守れば、然るべき効果が表れるようです。「それまでの努力はなんだったのか」というくらいあっさり変わりますよね。私は、唐辛子や生姜などを料理に入れて温めようとしましたが、同じく無駄な努力でした。
>一般検査値は正常普段は症状がないものの、月経中に採血で意識を失う、献血で400mlとりきれない等今考えると完全なフェリチン不足。
体温から考えると今まで飲んでいた国産ヘム鉄はまったくの無駄ではないものの、気休め程度だと実感しました。
かなり鉄不足ですね。私はそこまでではないので、ぷろていんさんの方が、鉄が足りた時の変化が凄かったのではないかと思います。
海外のサプリの優秀さは実感しています。それだけじゃなく安くて助かっています。
あと、献血は気をつけて下さい。
https://www.facebook.com/tokumi.fujikawa/posts/909626842486974
>ただ、メガドーズは糖質制限しないと危険(ビタミンAやナイアシンフラッシュ等)らしいので、サプリ過剰だけが一人歩きしないかが心配です。糖質制限もちゃんと調べない人が結構失敗しているため。
糖質制限をされている人達の最近のサプリ事情を観察していると、サプリで足りない栄養を摂ることで、「厳しい糖質制限に対応できない人でも健康になれる道」がある気がしています。厳しい糖質制限を主張していた方々の言論が、サプリの流行と同時に、少し緩くなったような気がするので、サプリの効果がそれだけあるということなのかもしれません。
糖質を減らす方がいいのですが、「その気が全くない人」、「ちょっとなら減らせる人」をどうするかが今後の課題です。
正しい情報は与えながら、その上で、取り組みやすいように、楽な道をいくつか提示できたらいいなと考えています。
発信される情報を読んでも、どんどん洗練されているので、いいものは取り入れて発信していくつもりです。
>これで女性が糖質制限失敗する率が高い理由がはっきりしたので、今後は糖質制限よりまず鉄不足の情報から徐々にでしょうか。
私が糖質制限を始めた2年前と比べると、かなり情報が濃いです。失敗する原因の解明も以前より、より詳しくなっています。
まず、鉄とタンパクが満ち足りるようにする、が最近の流れですね。鉄不足があると「ケトン体」が使えないので、女性は鉄タンパク不足を改善して、緩やかな糖質制限から入る、男は黙って断糖肉食だそうです。
人体実験の結果は、他の方にとっても参考になると思います。ありがとうございました。
はじめまして。
8月から、NOW Ironの18mgを飲みはじめたものです。
足の浮腫み痺れをきっかけに、
藤川先生の本と出会い、鉄不足の諸症状が、私の悩み上記含むそれ以外の悩み全てと完全一致したことに衝撃を受け、Amazonから、今飲んでいるものを購入しました。
届くまでの数日が待てず、近所のドラッグストアから国産マスチゲンSを購入し、2日間1日1錠服用したのですが、結果副作用がでました。頭痛、吐き気、味覚障害です。
副作用が出て3日目に丁度、NOWが届き、恐る恐る18mg1錠からはじめたところ、全く副作用はありませんでした。
前日に、吐いたのでそれなりに胃にもダメージがあったと思われるのにも関わらず!です‼︎
ヘム鉄とフェロケル鉄の違いを体感させられた出来事てわした。
一月経過後の今ですが、朝晩2錠、服用してます。
私の場合、フェリチンを測ったことがないのですが、ヘモグロビンの段階で0.の世界なので、間違いなく鉄不足です。
来月、子宮筋腫の経過観察があるので、その際、フェリチンも測定してもらえるようにしてみたいと思いました。
しかし、他国が鉄を、小麦粉や醤油や色んなものに配合して、鉄不足を解消しているにも関わらず、なぜ、日本は何もしないのでしょうね。間違っていることがわかってきたなら、修正していけば良いだけなのに。
今、藤川先生の本と出会うことができて本当に良かったです。
約半年前にはじめられた方の情報にも出会え、半年後が楽しみになりましたよ。
ありがとうございます。
sarrryさん、コメントありがとうございます。
国産のヘム鉄のサプリがイマイチであることを情報としては知っていましたが、実際に飲み比べた事はないので、sarrryさんの体験は参考になります。
頭痛と吐き気と味覚障害...大変でしたね。
人によっては、ヘム鉄で副作用が出たら「鉄サプリは危険」と判断してしまうかもしれません。
同じ事をする人が現れるかもしれませんので、記事内で、(追記)としてsarrryさんの体験を取り上げさせて頂きました。貴重な体験をありがとうございます。
フェリチンも可能であれば測られた方がいいと思います。
体感だけでも違いが十分分かりますが、やはり、客観的に数字で見ることで、本で読んだ知識もより理解が深まります。
>しかし、他国が鉄を、小麦粉や醤油や色んなものに配合して、鉄不足を解消しているにも関わらず、なぜ、日本は何もしないのでしょうね。間違っていることがわかってきたなら、修正していけば良いだけなのに。
改善しないどころか、問題視しない、その件に触れないという態度を取ることも珍しくありません。これは鉄の話、栄養学、医学に限った話ではなく、政治経済など他のジャンルでも言えることです。
従って、私は「分かっていてわざとやっていない」と思っています。
ちょっと改善させれば、それによってみんなが幸福になるのに、あえてそれをやらないわけです。偶然知らなかった、偶然諸事情でできなかった・・・を装っていますが、そういう話が多すぎます。
情報を伝える程度なら、中学校の生徒会、小学校の学級会でも呼びかけは可能です。それを国が出来ないのですから、んなわけないだろ!と言いたくなります。
これを「不思議だ」とか「偶然だ」と片付けてしまうのではなく、そのような社会構造になっていると気付く必要があります。
>今、藤川先生の本と出会うことができて本当に良かったです。約半年前にはじめられた方の情報にも出会え、半年後が楽しみになりましたよ。
すごく分かります。この情報を1人でも多くの人に伝えたいと思っています。
現在他のサプリも試しているので、それも含めて定期的に状態を記事にしていくつもりです。
はじめまして。
藤川徳美先生の本を読み、購入したフェロケルが本日届いたところです。
私はフェリチン6で、待ちに待ったサプリでしたが、
サプリメントの注意書きに1日1錠とあり、本ではサプリだから数錠飲んでOKと書いてあるのに、、と
心配になり、悩み検索してこちらに来ました。
一瞬戸惑いましたが、こちらのブログを読んで、やはり本の通りで良さそうだなと安心して飲めます。
私はアドバンスフェロケルです。初めてなので、夜2錠、朝1錠で、試してみようと思います。
ちなみに、病院でのフェリチンの結果を見た医師は、正常範囲内なので、低いですが、大丈夫です。と言われました。
正常範囲が右に書いてあるでしょ?って、疑わないんですね。
私は自分で調べて納得したもので試してみようと思っています。ありがとうございました!
ミワさん、はじめまして。
>サプリメントの注意書きに1日1錠とあり、本ではサプリだから数錠飲んでOKと書いてあるのに、、と
心配になり、悩み検索してこちらに来ました。
分かります。
鉄だけじゃなく、他のビタミンの量も常識より多いので、最初は戸惑います。
でも、藤川医師が実際に使われて、その結果を述べられているのでかなり心強いです。
先月フェリチンを測ったら199ですが、メチャクチャ元気です。
過剰症のかの字もありません。
今思えば何をビビッていたのかと...。
とりあえず理想を達成したので、今は1錠に落としていますが、生理の時は3錠飲みました。
>私は自分で調べて納得したもので試してみようと思っています。ありがとうございました!
それが確実だと思います。こちらこそ報告ありがとうございます。
はじめまして。
鉄分の効果を調べていたところ、このブログにたどり着きました。
当方もNOWのサプリを愛用しておりまして、鉄分だけでなく何種類かを飲んでおり、鉄分は冷え性に良いとの事でNOWの18mgの方を1日一回服用しておりました。
当方は男ですが重度の冷え性、さらに立ちくらみ、肩こりがひどく、なかなか改善されませんでしたがこの記事を読んで大変参考になりました。
一度数値を調べてもらってこようと思います。
質問ですが、鉄サプリを飲むタイミングはいつもどのタイミングでとっていましたか?
もし差し支えなければお教えください。
西さん、コメントありがとうございます。
私は9月でフェリチン199になりましたが、糖質制限をしている男性のフェリチンは350~500です。男性の鉄がいかに多いか分かります。
https://www.facebook.com/tokumi.fujikawa/posts/1390105557772431
糖質制限をしていない場合でも、生理がないので女性のように低くなったりしません。なので、男性の場合、通常は鉄サプリは飲まなくてもよいとお伝えしています。
ただし、男性の鉄不足は少ないですが、仮に不足した場合は、女性よりも症状が酷いそうです。男性のフェリチン50以下は、女性のフェリチン10以下に相当すると言われていますからしんどいと思います。
重度の冷え性なら、エネルギー代謝に必要な、鉄を始めとした補酵素、補因子(ビタミン・ミネラル)が不足している可能性があります。エネルギー物質である「ATP」が不足すると、体も冷えます。
以下の記事ではATPを増やす為のサプリの選び方が書いています。「男性は当然ながらFeはなしの3点セットで。」とありますが、西さんのケースだと、フェリチンを測られて判断された方が確実だと思います。
https://www.facebook.com/tokumi.fujikawa/posts/1388059664643687
エネルギー代謝について以下に詳しく書いているので参考にして下さい。
エネルギー代謝について分かりやすく説明してみた
>質問ですが、鉄サプリを飲むタイミングはいつもどのタイミングでとっていましたか?もし差し支えなければお教えください。
タイミングは気にしていません。どちらかというと、飲み合わせに気をつけています。
私は、ビタミンEを飲んでいるのですが、Eは鉄の吸収を妨げるので8時間以上開けています。なので、朝はビタミンEを飲み、夜に鉄を飲んでいます。
Eを飲んでいなかった時は、好きな時に飲んでいました。
ビタミンCは鉄の吸収を良くするので合わせて飲んでいます。
はじめまして。
貧血症状がなかなか改善せず、色々な書物、ネットを検索していて、こちらにたどり着きました。
私も藤川先生の本を読み、NOW Ironの18mgを1日1カプセル服用しております。ただ、1日1カプセルでは、やはり効きが悪いのか、特に生理前などは非常に体調が悪くなるため1日2カプセルにする事があります。しかしながら、一時的であるため、やはりこれも効果が薄いように感じ、そこで、アリヤさんの体験談を読ませて頂き、数を増やしてみようか、それともいっその事36mgの購入‥と悩んでいるところなのですが‥。
実は、鉄サプリの量を増やす事について、もちろん肝臓や腎臓への負担も気にならない訳ではないですが、ある一部のサイトなどで、『鉄サプリで便が黒くなる人は、腸の吸収が悪いので量を摂取しても意味がない』といった内容を目に致しました。リーキーガット 症候群?なるもののようです。
自分自身、実はサプリを摂取し出してから便が黒く(周りからも聞いていたので、皆そうだと思っていました。)特に何も考えてはいなかったのですか、正直、1カプセルを飲みだして、もう3ヶ月になるのに、あまり自覚症状が良くならない事に対して焦りや落ち込みもあり、臓器への影響より『腸の吸収〰︎』の情報の方が、ここへ来て少々気になって参りました。
そこで、大変失礼な質問で恐縮なのですが、アリヤさんの体験談、又、健康について、大変勤勉な方だと推察されますので、鉄サプリを増やす事と腸の吸収について、もし何か見解をお持ちでしたら教えて頂けると非常に有難いです。
不躾なコメントで失礼いたします。
ダイさん、コメントありがとうございます。
藤川医師の本を読まれているようなので話が早いです。鉄の効果を感じられないとの事ですが、タンパク質の方は充分摂られていますでしょうか?
>貧血症状がなかなか改善せず
とありますので、鉄だけでなくタンパク質も足りていないはずです。
鉄はタンパク質と一緒になって吸収される為、タンパク質不足だと効果がイマイチです。「鉄+タンパク質」はセットとお考え下さい。
タンパク質が足りないと話にならないのです。これは鉄だけでなく、その他のミネラル、ビタミンについても言える事です。
私は過去に糖質過多、タンパク質不足、脂質不足の状態で、ビタミン・ミネラルをしっかり摂っていましたが、ほぼ効果がありませんでした。
サプリメントや健康食品に対する考え方と、飲む理由について
非常にもったいない飲み方だったと思っています。
さて、タンパク質の量ですが、多くの人は「摂っている」と言われるのですが、よく聞くと足りていません。基準が低すぎるのです。
目安ですが、健康な人の場合、体重50kgの人で、60gは欲しいところです。美容や難病を改善することが目的の場合は、さらに量が必要です。
ただし、これまでタンパク質の摂取量が少なかった人は、いきなりタンパク質を増やすと体がついていかないので、まず1日「体重の1/2g」のタンパク質を摂取できるように目指し、慣れてきたら量を増やすという方法があります。
鉄とタンパク質については以下を参考にして下さい。
https://www.facebook.com/tokumi.fujikawa/posts/1380424818740505
あと、この部分も重要ですね。
https://www.facebook.com/tokumi.fujikawa/posts/1311034365679551
>実は、鉄サプリの量を増やす事について、もちろん肝臓や腎臓への負担も気にならない訳ではないですが、ある一部のサイトなどで、『鉄サプリで便が黒くなる人は、腸の吸収が悪いので量を摂取しても意味がない』といった内容を目に致しました。リーキーガット 症候群?なるもののようです。
鉄と便の色については以下の部分が参考になります。
https://www.facebook.com/tokumi.fujikawa/posts/1342160835900237
吸収されないのは病気だからとは限りません。
これを読むと「腸の吸収が悪いから便が黒くなる」のではなく、「鉄が足りているから、必要以上に吸収されず便として排出される」という極めて健康な状態であることが分かると思います。それ故に鉄サプリは安全なのです。
便が黒くなる=鉄が充分足りている証拠=過剰にならないシステム=安全
この状態を「腸の吸収が悪い」「リーキーガット」にすりかえてイメージ工作を行なっているに過ぎません。
仮に「リーキーガット」で腸の吸収が低下している場合、鉄だけでなくあらゆる栄養素の吸収が悪いです。この状態で「栄養の吸収が悪いから意味がない」と言って栄養療法を投げ出せば、改善は見込めないでしょう。組織を回復するには栄養が必要だからです。
ただ、足りていて排泄されている状態であれば、控えればいいと思います。サプリ代がもったいないからです。水溶性のビタミンを1度に大量に摂ると吸収されない分が排出されてしまうので、1度には大量に摂らないのと同じ理屈です。
ちなみに、サプリを飲むと排泄物に変化が現れるのは鉄に限った話ではありません。
例えば「ビタミンB50コンプレックス」を飲むと尿が黄色になります。始めはビックリしますが誰でもです。
例えば「ビタミンC」を沢山飲めば便が緩くなりますが誰でもです。
その「驚く必要のない現象」に対して、鬼の首を取ったように「異常だ」、「サプリ危険」と騒ぐ人がいますが、彼らの主張は論点がおかしいのです。
「リーキーガット症候群」についても述べて起きます。
「リーキーガット」とは、慢性的な炎症によって小腸の粘膜に穴が開くことで有害物質が吸収され、それが原因で様々な症状になる状態です。
穴が開く原因は、薬、アルコール、レクチン等が有名ですが、糖質の影響が大きいです。鉄は関係ありません。糖質が炎症を引き起こすメカニズムは以下の記事に書いています。
炎症について分かりやすく説明してみた
「リーキーガットの状態の人が鉄サプリを摂った場合どうなるか」は調べてみないとわかりませんが、そもそも、「本来の体の設計とは違うルート」から物質を取り込んだり、「本来辿り着く場所」以外に入れば、それは鉄じゃなくても有害でしょう。
例えば、水は食道を通って胃に入れば有益ですが、気道を通って肺に入ったら有害です。肺に入ったら有害だから水が悪いのかというと、それは違います。
設計図とは違うルートから吸収されたり、違う場所に入り込んだりする事が悪いのです。責めるべきは鉄ではなく、腸に穴を開けた原因物質です。
もうお気付きだと思いますが、「有害物質が取り込まれる問題、吸収力が低下している問題」と、「鉄サプリの効果の問題」は全く違う話です。
そして、気にされている肝臓や腎臓への負担ですが、これはサプリや健康食品を批判する人がよく主張する常套手段です。
私は10代の頃から健康食品の世界に関わっているので分かるのですが、全うな商品を飲んで肝臓や腎臓を悪くしている人を見た事がありません。難病が治った人なら何人も見てきましたが。
「何も考えずに何でも飲む」、「変な商品に手を出す」、「持病があって飲んではいけないにも関わらず飲む」という、説明書を読まずに機械を壊すタイプのような人の失敗例を、「サプリが悪い」と結びつけているだけです。
ちなみに「リーキーガット」の場合は、腸が糖化している可能性があるので、その場合は糖質を控えないと改善しません。
返答、拝見させて頂きました。
懇切丁寧な文章、長文に渡る説明‥
安全なサプリの多量摂取は問題ないとの見解に納得致しました。
私も以前は、立派な糖質過多食で、手軽さからパンを食する事が多く、藤川先生等の本を読んでからは、タンパク質やビタミンの重要性を認識し、プロテインを取り入れ、ビタミンB群、Cなども鉄とセットで、飲んでおります。ところが、最近では立ちくらみや動悸、息切れ等の症状の他に胃痛や食欲不振等、消化器系の症状が増えて来ているように感じ、サプリの量について、周りからも『かえってよくないのではないか』という言葉があり、疑心暗鬼になっております。ただ救いは、巷の貧血患者さんは、医療機関で50mgの鉄剤を1日2、3錠のむように処方されるようで、私が飲んでるNOW ironは1日18mgと、かなりの量の差がある事から、『私の場合、単純に鉄の量が足りないから治らないのでは?』と、改善に一抹の期待を込める気持ちもございまして、鉄サプリの量について、色々、情報集めをしていた中でこちらに行き着いた‥という具合でございます。
正直、今の辛い症状が緩和されるのであれば、いっそ、ラムネ菓子のように頬張っても良いのですが‥とりあえず、36mgの購入。1日2回摂取で、様子を見てみようかと考えております。
ちなみに、私の現症状は、ヘモグロビンなどの一般採血の数値は低値ではあるものの基準値内。フェリチン は9という有様なのですが、医者からは、フェリチン も基準値内という事で問題なし⁇と言われ、鉄剤ももらえず、自己流でサプリを探し出し現在に至っております。
何事も自分で人体実験は必要ですね。辛い毎日ですが、もう少し自力で頑張ってみようかと思います。
又、時々覗きに来させて頂きます。
この度は早々に懇切丁寧なご返答、本当にありがとうございました。
>タンパク質やビタミンの重要性を認識し、プロテインを取り入れ、ビタミンB群、Cなども鉄とセットで、飲んでおります。ところが、最近では立ちくらみや動悸、息切れ等の症状の他に胃痛や食欲不振等、消化器系の症状が増えて来ているように感じ、
フェリチン9という数値なので、これまで鉄タンパク質不足の状態だったということです。血液検査の項目に尿素窒素(BUN)があるのですがこの数値は低くないでしょうか。
タンパク質不足の人が急にタンパク質を増やすと問題が起きることがあります。気持ち悪くなったり、湿疹が出たり。
いきなり量を増やしても大丈夫なケースもありますが、鉄不足が酷い、タンパク質不足が酷い場合は体がついていかないので無理をせず、少しずつ増やすようにしてみて下さい。量を増やすことも大事ですが、時間をかけるということも大事です。
・
http://www.aiko-hifuka-clinic.net/?s=%E3%82%AD%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88%E9%89%84
└◆ キレート鉄の検索結果 | 京都四条 あいこ皮フ科クリニック 院長ブログ
糖質制限スーパードクターズの一人、溝口徹医師は、キレート鉄は危険だと訴えていますね。
溝口医師も当然、理論と患者の臨床例・実体験を元に述べているとしています。
どちらを信頼すれば良いんでしょう。
ちなみに、水野医師や藤川医師が、夏に発売予定の第二弾・糖質制限スーパードクターズの本のメンバーから外れている?んですが、
キレート鉄の評価の違いが原因なんじゃないかと勘ぐってしまいます。
・
キレート鉄の危険を訴えている人の文章を読んでみると、危険だ危険だと言っているだけで、根拠がありません。
頑張ってけなしたり、情にうったえかけるような呼びかけをされているようですが、理路整然として納得できる内容ではありません。
私は元々体が弱い人間であり、おかしな物に触れると普通の人よりも早く異変が表れます。
しかし、キレート鉄を飲み続けてもなんともありませんし、フェリチンが200近くあって極めて正常です。
そして、さりげなく国内の高いサプリが高尚であるかのように誘導しています。
これらの製品を作っているメーカーとズブズブの方が焦って海外製品にイチャモンをつけているようにしかみえません。
よくある話です。
どちらを信用するかは、社会的背景を視野に入れて判断するとよいです。
>ちなみに、水野医師や藤川医師が、夏に発売予定の第二弾・糖質制限スーパードクターズの本のメンバーから外れている?んですが、
外れているとして、その原因が何なのかは分かりません。
憶測で物事を語るのは好きではありませんが、利権を害するような都合の悪い人間を排除する事例は腐るほどあります。
なので、ご察しのように意見の食い違いで外されるということもあるかもしれません。
ちなみに溝口医師についてですが、アマゾンのレビューにこう書かれています。
『amazon 最強の栄養療法「オーソモレキュラー」入門 (光文社新書)』 より引用
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E.p.161 アミノ酸キレート鉄は、もともと自然界に存在しない形態であり、これらの輸送体による調節が及ばない経路で吸収されることが、最近になりようやくわかってきました。
溝口医師は、著書でこのように書かれていますが、この主張の根拠となる研究論文が著書には示されていません。
人体における鉄の吸収メカニズムは、非常に重要なテーマであり、学者たちは、まだ未解明な部分が多いことを指摘しています。
溝口医師におかれましては、この主張の根拠となる研究論文をお示しいただくようお願いいたします。
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長いので、リンク先に目を通してみて下さい。
そして、以下は藤川医師の記事です。
『藤川徳美医師facebook2018年5月10日』より引用
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当院では今までキレート鉄27mg*3~4錠、もしくは36mg*2~3錠を推奨してきた。
今まで2000人以上にキレート鉄を使用しているが、鉄過剰症となった人は1人もいない。
一方、国内ローカルサプリのヘム鉄は6mg~15mg。
キレート鉄に比べたらバカ高いし。
ヘム鉄を勧める人は小学校の算数が理解できていない人。
セミナーで”キレート鉄は危ないのでヘム鉄が良い”と聞いて、自分の目で確かめもせずにそのようにブログに書いている医者がいるがーーーー。
だからセミナーや講演会好きの医者はダメなのに、本人はそこに気付いていない。
哀れだね、勉強熱心な一般人に嘲笑されている。
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私も藤川医師の理論を元に試して結果を出した人間ですが、藤川医師を信頼できるのは、癒着が見えないところです。
患者さんにも、自分で注文できる人はiHerbで購入するように指導されています。しかも買いやすいように安いものを紹介されます。
こういう姿勢も評価のポイントです。
私は男ですがレストレスレッグス症候群でフェリチン値を上げるためにビスグリシン酸鉄36㎎買ってみました
今までずっと医者からフェロミアを処方されていて、確か約4か月間100㎎でフェリチン値が84まで上がって、その後5か月間50㎎で83と停滞したため、再び100㎎になりました
その後インターネットで調べてヘム鉄がいいと知り医者に希望を伝えてヘム鉄サプリを購入して飲み始めました
その後フェロケルの存在を知っていろいろ調べてフェロケルがフェリチン値高めるためには一番いいと思ってフェロケルを購入しました
今思えばフェロミアであれば1日200㎎飲む必要があったと思うのですがどうですか?
吸収率の低い非ヘム鉄な以上は多めに飲む必要があったと思うのですが
しかし、5か月間も50㎎しか処方されない期間があって本当に時間の無駄だったと思います
処方が甘すぎた気がします
その理由はフェリチン値が上がってくると鉄が便で出るからだそうです
それは間違ってないにしてもだからこそ多めに鉄分を摂取する必要があったと思うのですが
神経内科にかかっているのですが、そこの医師は鉄に関する知識が乏しいと感じました
ヘム鉄についても知らなかったそうなので
ワールドエリアネットワークさん、コメントありがとうございます。
>今思えばフェロミアであれば1日200㎎飲む必要があったと思うのですがどうですか?
薬の知識がないのでなんとも言えません。
>処方が甘すぎた気がします
その理由はフェリチン値が上がってくると鉄が便で出るからだそうです
それは間違ってないにしてもだからこそ多めに鉄分を摂取する必要があったと思うのですが
鉄は過剰に摂取すると排出されるようになっています。
処方を甘くするのがフェリチンが上がってから...なら分かりますが、男性でフェリチン84ですよね、上がって。
以下にも書きましたが、糖質を摂取している男性のフェリチンは、100~300です。従って、まだまだ低いです。
男性のフェリチンの基準と、鉄不足の症状
普通、閉経女性や男性はフェリチンが充分あるので、鉄サプリは飲まなくていい...という判断になります。これなら、サプリを飲まない理由にはなりますが、既にフェリチンが少ない人に対して、「どうせ過剰分が排出されるから摂っても意味ないじゃん」ともとれる発想は、私から見ても甘い気がします。
イヤイヤ、まだ足りていないし...と言いたくなります。
>神経内科にかかっているのですが、そこの医師は鉄に関する知識が乏しいと感じました
ヘム鉄についても知らなかったそうなので
それが普通なのかもしれません。医師は栄養について勉強しないとよく聞きますが、本当にそうだと思います。鉄だけでなく栄養全般、話をしても通じないことはよくあります。
ご返信ありがとうございます
はい、84ではまだまだ全然低いですよね
そちらのページも拝読しました
フェリチン120以下だと鉄不足だそうですね
フェロケルですぐに上がればいいのですが
ちなみに初めにフェリチン測ったときは16でした
糖質摂取している男性のフェリチンは100~300だそうですが、100から300までだと範囲が広いですし間を取って200くらいまでは上げた方がいいでしょうか?
鉄に関しては、藤川医師の記事を参考にしているのですが、女性の場合だと最低100になっていました。
で、とりあえず100を目指しました。
100を越えた時点でかなり元気になったのですが、私はそれ以上ではどんな体調になるのか体感してみたいと思いました。
閉経女性は150とか普通にあったりしますし、子どものフェリチンはもっと多いです。
鉄は過剰分は吸収されないので、200代を目指すことにしました。
こんな感じで、段階的に様子を見ながら目標を上げていきました。いきなり今の目標にしたのではありません。
とりあえず、最低ラインをクリアして、徐々にレベルを上げていく...これが一番安全な方法だと思っています。どんな方法でもです。
正しいやり方だったとしても、新しいやり方にすぐには馴染めないという事もあるからです。
私なら100~300が理想だと言われたら、300まで体験したいと考えますが、心配な方は最低を下回らない数値程度で留めるのもありです。
ご返信いただきありがとうございます。
参考にさせていただきます。
私の場合はムズムズをなくさないといけないので、とりあえずフェリチンを高めていくしかないのですがね。
昨日からビスグリシン酸鉄36㎎を1日3錠飲み始めました。
初めまして。最近、アリヤさんのサイトを見つけて読ませてもらっています。内容は、通説や偏見に騙されず、自分の正しいと思うことを説明されていて素晴らしいです。ただ一点だけ質問があります。
鉄分を過剰に摂ると肝臓が線維化するという医師のコメントがあるんですが、その点についてマリヤさんはどのように考えますか?
「酒飲み・脂肪肝の人 「ウコンのとり過ぎ」に注意」
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO16793050U7A520C1000000
三角酢さん、コメントありがとうございます。まず、紹介された記事のポイントを要約します。
●鉄は肝臓の悪い人に悪影響がある(例:C型肝炎、脂肪肝)
●鉄の過剰摂取で肝臓に蓄積すると活性酸素が発生→細胞が傷つく→炎症の悪化→肝臓の繊維化
●脂肪肝の人の血液は、ほとんどの人が鉄過剰だった
気にされている「鉄分を過剰に摂ると肝臓が線維化する」理由ですが、慢性的な炎症による肝細胞の減少、死滅、線維組織の増殖...と説明されています。
炎症の悪化は活性酸素が元になっているようですが、これが単純な「鉄の過剰摂取」が原因なのかどうか調べてみる必要があります。
「活性酸素の発生で炎症になる」という部分は、なるほどと思えます。しかし、鉄の(経口)過剰摂取で肝臓に蓄積する・・・という前提で語られている部分については物申したいです。
鉄は過剰分は排泄される仕組みになっているからです。一応、過剰になるケースはありますが、それは以下のような状態です。
『藤川徳美医師 facebook 2015年5月17日』より引用
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医学教育では鉄過剰症があるとされているが、それは迷信、神話のレベルで現実ではあり得ない
経口摂取では鉄過剰症にならないシステムが体に備わっている
鉄過剰症になるのはフェジンの頻回注射、輸血のみ
高齢者で稀に(100人に一人程度)フェリチン異常高値を示す人がいるが、それは肝炎や悪性腫瘍など細胞が壊れる疾患を持つ人、すなわち細胞が壊れミトコンドリア膜の鉄が血液中に出る人のみ
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この中の、「細胞が壊れてミトコンドリア膜の鉄が血液中に出る人」...という部分がポイントです。
肝炎や悪性腫瘍 “など”...とあるので、このような疾患は他にもあると考えられます。100人に1人の割合ですから少なくはないです。
健康体であれば鉄を摂っても問題はなく、「細胞が壊れる疾患」になっている人は鉄の数値が増える・・・確かに後者の人が鉄を多く摂取したら過剰になるでしょう。
また、鉄は蓄積されず排泄される機能が備わっているので、それが何らかの異常で機能しない事も、もしかしたらあるかもしれません。
肉は未消化で腸の中で腐るから体に悪い...と主張する人がいますが、その論調と同じです。
人間は動物食性動物ですから、本来なら肉は消化器官に合っているので、すぐに消化されます。しかし、消化吸収能力が落ちていれば、体に合うはずの肉は未消化になります。
これは肉が悪いのではなく、消化吸収能力が落ちて本来の力が発揮できないことが問題なのです。
鉄に当てはめると、鉄が排泄されない場合は、鉄が悪いのではなく、「既に細胞が壊れる疾患になっている事」や、「正常に排泄されない状態」が悪いと考えられます。
鉄に限った話ではないですが、システムトラブルにより、本来無害なものが有害になってしまう事は珍しくありません。
既に疾患になってしまった場合、対処療法として鉄を避ける事は必要でしょうが、それと合わせて、本来の力が発揮できない状態(細胞が壊れる疾患等)を治す事も必要です。
紹介された記事ではC型肝炎、脂肪肝の人とあったので、これらの人に知っておいて欲しい点を書いておきます。
●C型肝炎・・・ウイルス性肝炎(A型、B型、C型)が短期間で改善されるビタミンCを増やす、感染症の時に必要量が増すタンパク質を増やす、ウイルスの餌である糖質は減らす
●脂肪肝・・・・糖質(とくに果糖)が原因なので糖質制限
そして、活性酸素が発生した場合は、ビタミンC、E等の抗酸化で対処できます。水素水も良いです。ただし、ここで果物の力で抗酸化をしようとすると、脂肪肝のリスクが高まります。
脂肪肝の人の血液を調べたら鉄過剰だったという説を掘り下げて考えてみます。
まず、脂肪肝の人は糖質過多の可能性があります。原因が糖質だからです。
で、糖質過多の人は悪性腫瘍や肝炎などの「細胞が壊れる病気」になっていても不思議ではありません(それによる鉄過剰も)。
例えば肝炎...炎症ですが、これは糖質と無関係ではありません。慢性的な炎症が肝臓の繊維化に繋がるのであれば、糖質を止める事は必要です。
炎症と自己免疫疾患について分かりやすく説明してみた
癌も糖質が関係しています。
癌細胞と癌家系について分かりやすく説明してみた
で、「細胞が壊れる病気」になれば鉄の数値が異常になる...俯瞰で考えると、色んな事が密接に関係しているわけです。鉄だけを叩いても何も見えてこないと思います。
健康食品・サプリメントによる健康被害についても述べておきます。
肝臓は再生能力の高い組織です。といっても材料は必要で、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、亜鉛、マグネシウム、タンパク質...等の栄養素が必要です。これらを差し置いて、なぜ肝臓といえばウコンなのか理解に苦しみます。
昔の人がそう言っているから、コマーシャルで言っているから...と、理屈を調べずに流される人は、ウコン、ウコン、ウコン...となるのでしょうが、ウコンばかりということは他の栄
養素を無視していることになります。
これは日本人にありがちな話です。
性質のよく分かっていない栄養素を、何も考えずに飲む消費者の行動も問題があります。私はサプリメントは頭を使いながら慎重に戦略的に使っていくものだと思っています。
ウコンだけを摂ることでおかしくなる...という考え方もできます。
例えば、ビタミンAを多く摂る時は、タンパク質を増やす必要があります。そうしないと頭痛になったりします。しかし、2つを同時に摂る事でそのような問題が起きなくなります。
またビタミンCを多く摂ると酸化するので、還元の為にビタミンEも必要になります。
しかし、よく考えない人はビタミンAが良いと効くと、ビタミンAばかりを摂ります。こういう人が体調を崩したりするわけです。
これは本質を隠して短絡的な知識ばかりを教え込む健康食品を売るメーカや、一般の健康情報にも責任があります。
私は品質の良い健康食品に恵まれましたが、日本のように基準が甘く、粗悪品が出回るような環境では、質の悪いサプリで体調を崩すケースもあるでしょう。
それと、あまり指摘されない事なので言っておくと、健康食品やサプリメントを飲む人の多くが、免罪符的な使い方をしています。
簡単に言うと「これを飲んでいるんだから、不摂生しても大丈夫だろう」ということで、暴飲暴食という問題の本質を無視するわけです。
私は健康食品業界に10代の頃から親しんできたので、そういう場面を数多く見聞きしてきました。健康食品と不摂生のセットです。
その健康食品は国産の質の良い商品なので、癌や難病が治った話は私の身近にもありました。
ネットワークビジネスを通じて学んだ健康食品の体験談の信憑性とお金の話
本来ならそれを飲んでいる人は健康になるはずなのに、時々精力的に商品を使って活動していた人が病気になったり、突然死することがあります。
で、理由を聞いたら、睡眠時間を1日2時間ぐらいに削っていたとか、不摂生をしていたとか...例外なくこのパターンでした。
健康食品は魔法の薬ではありません。それは私が今飲んでいるサプリも同じです。
だから私はブログを始めた当初から「免罪符的な使い方をして不摂生を止めないなら、サプリメントや健康食品に頼るのは逆効果」と警告してきました。
私は現在、サプリを飲んでいてその効果を紹介していますが、それでも「体に悪い事を避ける事」が基本です。
それがどうしてもできない人に対して、効果は落ちるけど改善策を紹介しています。その時は必ず「サプリを飲んでいるからチャラになると思わないで下さい」と強調しています。
しかし、世の中の多くの人は「健康法をしてデトックスしていればチャラになるだろう」と考える傾向にあります。
サプリを飲んでいて具合が悪くなった場合も、もしかしたら、同時に行なっていた暴飲暴食が原因だったという可能性は十分あります。
しかし、その場合も「サプリメントが悪い」ということになりやすいです。
そして、ウコンで鉄過剰になるという話について疑問に思った事も書いておきます。
ウコン、つまりターメリックですが、これを朝昼晩と食べまくっている人達がいます。インド、パキスタン、スリランカの人達です。
ちなみにこれらの文化圏はストリートフードもスパイシーです。またターメリック以外のスパイスにも鉄が含まれています。
ターメリックパウダーをたくさん使うと粉っぽい風味になるので、1度に沢山は入れませんが、毎食に含まれていたら結構な量になります。
日本のサプリメントのセコイ量を上回っているのではないでしょうか。彼らがそのような食生活で鉄過剰になるのか...という疑問も残ります。
さらに、ターメリックに含まれている鉄は100gあたり41、4mgです。これは他の食品と比較して最高に高いわけではありません。
ターメリックに含まれる別の栄養素との関係もありそうです。
ターメリックで鉄過剰になる人は、元から別の疾患があるのではないでしょうか。
アリヤさん、詳細な回答をありがとうございました。じっくり読ませていただきました。
しかし、私はやはり「鉄分をサプリで長期間摂取することは危険だ」と考えます。ただし、「鉄分を摂ることは危険」と言いたいのではありません。また、鉄分が不足している人が「サプリで短期間」摂ることも否定しません。あくまで「サプリで長期間」摂取することが危険だということです。理由は以下の3点です。
(1)鉄調整機能が鉄の大量&長期間摂取に耐えられるのか未検証。
アリヤさんは、鉄が肝疾患の原因でないことの大きな根拠して、「鉄は過剰分が排泄される仕組みになっているから」と言っています。しかしその仕組みは、確かに短期間の鉄分調整には機能するでしょうけど、鉄の大量&長期間摂取に耐えられない可能性が高いです。というのは、人類は長い歴史の中で、そのような環境に置かれたことがないからです。ミネラルは通常、自然の食物にわずかしか含まれていません。人類はそのわずかなミネラルを体内で貯蔵して健康を維持してきました。逆に言えば、そうしたわずかなミネラルで十分なはずです。むしろ過剰なミネラルは体に悪影響を及ぼします。ですから、人類はミネラルの吸収率を下げて、体内のミネラルが過剰にならないようにしているのです。それなのに大量&長期間摂取し続ければ、体内の調整機能が破綻して取り返しのつかないことになるでしょう。それは様々な公害で証明されています。
藤川医師は診療経験上、大丈夫だと主張しているようですが、エビデンスとしては弱いです。長期間の追跡調査をしていない統計は信憑性が低いです。特に肝臓は(アリヤさんが言うとおり)再生能力の高い臓器ですから、症状が出るまで十年以上かかるかもしれません。しかし、そのことは検証されていません(少なくとも科学的には)。もし十年後に症状が出た患者がいても、藤川医師は「それはその患者の元々の疾患で、鉄とは関係ない」と言うかもしれません。実際、藤川医師の考えに疑問を呈している医師がいます。
http://promea2014.com/blog/?p=1131
また、アリヤさんは『鉄が排泄されない場合は、鉄が悪いのではなく、「既に細胞が壊れる疾患になっている事」や、「正常に排泄されない状態」が悪いと考えられます。』と述べられました。一般論としては、その理屈が正しいです。しかし、その不調が当の鉄によってもたらされる(おそれがある)場合は、やはり鉄を大量&長期間摂るべきではありません。例えば、人体には「万一の鉄の過剰時には、小腸の粘膜をねこそぎ剥いで貯蔵鉄を便中に排泄する」仕組みがあります(上の記事)。でも、これはあくまで万一の時の仕組みです。鉄の大量&長期間摂取でその仕組みが作動しつづけたら、小腸に不具合が生じることは容易に想像がつきます。
(2)鉄の長期間摂取は発ガンのリスクを高める。
肝臓とは直接に関係ないですが、例えば清水泰行医師は「(鉄)1日18㎎という量でも有意にがんのリスクが上がる」と言っています(上の記事)。つまり鉄は、それほどの過剰摂取でなくても、長期間摂取することで弊害があるのです。これは、人体が長期間の鉄分摂取を想定した構成になっていないことの証拠と言えるでしょう。この研究と藤川医師の経験談のどちらを信用するかと言えば、研究ですよね。また、過剰な鉄が他にも色々な病気をもたらす(しかも、発症するまで症状がない)のは、アリヤさんがご存じのとおりです。
(3)鉄は少量OR短期間なら肝臓に悪影響がない。
ウコンの記事の医師が「鉄は一部の肝臓の悪い方に悪影響を及ぼすことがわかっています」と断言しているので、そのことは事実だと思います。でもそれは、裏を返せば、「肝臓が健康なら大丈夫」ということでしょう。健康であれば、鉄調整機能と肝臓の再生機能が働いて、肝臓の健康が維持されるのでしょう。つまり、鉄が肝臓に適切に蓄積されている分には、活性酸素が発生して炎症が起こるのだとしても、自浄作用によって回復するのでしょう。逆に言えば、肝臓の再生能力が高いのは、鉄(や他のミネラル)を貯蔵するためなのかもしれませんね。
以上の3つの理由から、私は「鉄分をサプリで長期間摂取することは危険だ」と考えます。鉄剤を飲むのは、糖質摂取やスタチン服用と同じ過ちを招くおそれがあります。ご存じのとおり、糖質は、摂取しても血中濃度を一定に保つ調整機能(膵臓)があります。しかし、過渡的には血糖値が上下して体にダメージを与えます。さらに調整機能が疲弊すると上手く作動しなくなり、不具合が生じます(糖尿病やその合併症)。また、スタチンは、コレステロールを下げて血栓を予防しますが、他の病気のリスクを高めて総死亡率を高めます。鉄剤を飲むこともそれらと同じような弊害をもたらすおそれが高いです。糖質を制限する・スタチンを飲まないという立場を取るのなら、鉄剤を飲まないという立場を取るべきです。
●余談
私は、「精製されたものは摂るべきではない」という立場です。精製されたものとは、薬やサプリ、白米、小麦粉、砂糖、油等のことです。精製されたものは体に強く作用します。それによってバランスを崩しますし、悪ければ体を壊します。それに対して、自然の食べ物は上手くできています。代謝しやすいよう様々な栄養素がセットになっています。また、繊維が栄養の吸収を穏やかにするので内臓に負担をかけません。さらに、繊維は腸内細菌のエサになるので、腸を健康にします。また、野菜は体内の過剰な塩分を排出するのに役立ちます。ですので私は「自然のものを自然な形で自然な量だけ食べる」のがいいと考えます。と言っても、私も「主食をしっかり食べるべき」とは考えません。糖質を減断し、その代わりにタンパク質と脂質をしっかり摂るという立場です。ただ私は、アリヤさんと違って、野菜も摂るべきだという立場ですが。
ただし、ある栄養素が不足している(ことが検査で明らか)なら、薬やサプリで摂取するのは仕方ないです。ですが、その場合さえも、ちゃんと体内量をモニターすることが前提です。しかも、一回で大量に摂ると内臓に負担がかかるということは留意すべきです。
●ウコンは冤罪
私も、肝障害をウコンだけのせいにするのは間違いだと思います。ウコンの記事内の調査は、どういう方法で行われたのか怪しいです。単に「肝障害で病院を受診した人の中でウコンを摂っていた人が多かった」というだけなら、「元々肝臓が悪い人が、健康のためと思ってウコンを摂取しただけだ(しかも過剰に)」と言えます。実際、記事の医師も「薬物性肝障害は、肝臓に何らかの問題がある人に起こりやすいことがわかっています」と言っています。
ただし、「ウコンは肝障害を改善しない」という事実は大事な教訓ですね。「肝臓がそこそこ元気なら、適量のウコンを摂ると、クルクミンによって肝臓が癒やされる(そして、少量の鉄による悪影響は肝臓の再生能力で回復される)」と考えるべきでしょう。さらに言うと、肝臓を癒やす栄養素は他にもあるので、結局は「バランスよく食べましょう」という当たり前のスローガンに行き着きます。
とは言え、「ウコン(ターメリック)は、インド人達が大丈夫なんだから、日本人も大丈夫だ」と考えるのは、軽率だと思います。私も「大丈夫だろう」と思っていました。ですが、アリヤさんの色々な説明を読んでいて、考えを変えました。インド人達はウコンの有害性を、他の栄養素や、耐性のある体質、生活習慣によって中和しているかもしれません。そういう可能性がある以上、「インド人達が大丈夫なんだから、日本人も大丈夫だ」とは言えません。それに(アリヤさんが言うとおり)ウコンごときで肝障害を発症させる人は、他に不具合を抱えている可能性があります。確かに、ウコンだけを見ていては駄目ですね。
●ウコン記事の医師の「脂肪肝の人の血液は、ほとんどの人が鉄過剰だった」という発言は、どう解釈すればいいのか不明です。これに関してアリヤさんは「細胞が壊れる病気だから」と述べられています。その見解は妥当です。それに、記事の医師の発言だけでは、「鉄過剰が原因で脂肪肝になる」のか「脂肪肝が原因で鉄過剰になる」のかが分かりません。医師か記事が、故意に読者を惑わそうとしているように思われます。
三角酢さん、コメントありがとうございます。
すごく詳細に説明していただいたので、こちらではなく記事の形で返信しますね。
ちょっとだけ待って下さい。
(追記)以下の記事にまとめました。
ウコンが原因と見られる肝臓の障害は、本当に鉄が問題なのか考えてみた
サプリメントを過剰摂取しても問題ないケースと、その結果について
良い栄養状態の判断基準
丁寧にお応えくださって、ありがとうございます。
これからじっくり読みます。
初めまして。糖質制限からこちらのサイトに来ました
ドクター清水さんをまねて、「ケトラン」にて毎日10キロジョグってます。
27日付の下記記載は、どういうエビデンスに基づいているのでしょうか。
ビタミンAを多く摂る時は、タンパク質を増やす必要があります。そうしないと頭痛になったりします。しかし、2つを同時に摂る事でそのような問題が起きなくなります。
唐突な質問ですいません。
ankoさん、コメントありがとうございます。
ビタミンAの過剰症は頭痛、食欲不振、筋肉痛等があります。
ビタミンAは界面活性作用(混じり合わないものを乳化させる)があります。なので、これによって細胞膜が不安定になります。
ここでタンパク質がしっかりあれば、ビタミンAと結合して「糖タンパク」になります。
高タンパク質をすれば、ビタミンA過剰症にならないというわけです。
詳しくは以下の記事をお読み下さい。
『藤川徳美医師 facebook 2017年1月19日』
今ビスグリシン酸鉄36㎎を夕食後3個飲んでいますが、昨日神経内科でその話をしたら「フェロミアも一応出しますか?」と聞かれたので、一応今ビスグリシン酸鉄36㎎を3個飲んでいるのでいらないと思い断りましたが、例えば朝フェロミア100㎎飲んで夜ビスグリシン酸鉄108㎎飲んだ方がフェリチンは上がりやすくなりますかね?
鉄分は不要分は吸収されないので安全面では問題ないと思いますが
今は夜しか鉄サプリを摂っていないので、朝も鉄サプリか鉄剤を摂った方がフェリチンが上がりやすくなるなら摂りたいと思っています
フェロミアについてはよく分かりません。
フェリチンを上げる場合は、鉄も重要ですがタンパク質の摂取も不可欠です。
藤川徳美医師 facebook 2017年5月16日
口から摂取した鉄は、タンパク質とくっついて必要なだけ吸収されます。
その為「鉄不足」は、厳密に言うと「鉄不足&タンパク質不足」のセットだと思って下さい。藤川医師は、鉄だけ不足してタンパク質が不足しないということはありえないと述べられています。
鉄不足はこれまでタンパク質の摂取が少なかった事を意味します。生理のない男性ならその可能性が高いです。
男性の場合で鉄が不足してなかなか上がらない場合は、タンパク質不足を疑って下さい。鉄とタンパク質が足りているのに、なかなか良くならない場合は糖質の過剰摂取を疑います。
鉄という点に捕らわれていると、「フェリチンを上げたいから鉄だけを増やす」という発想になりますが、そのような背景も考慮して様子を見ながら摂取していくのが安全で効果的です。
藤川徳美医師 facebook 2017年7月23日
-----------------------------
順序としては、
タンパク質
↓
鉄
↓
ミネラル
↓
ビタミン。
------------------------
鉄とタンパク質を摂取した上で、鉄の吸収を良くするビタミンCを組み合わせるのもありです。
レストレスレッグス症候群については以下を参照下さい。
https://www.facebook.com/tokumi.fujikawa/posts/802979636485029
また、マグネシウムも有効だそうです。
https://ameblo.jp/kotetsutokumi/entry-12236567511.html
わかりました
最近炭水化物を1日1食だけに抑え、他の2食は肉を中心に食べています
ビスグリシン酸鉄と一緒にビタミンCのサプリも摂取しています
フェロミアについては今度医師と相談します
ビスグリシン酸鉄36㎎を朝3個、夜3個にした方が夜3個だけよりはフェリチン値上がりやすくなると思いますか?
生理がある女性で、フェリチン100未満であれば、アドバンストフェロケル(1錠が27mg)3~4錠で対応。これが1錠36mgのNowアイアンの場合だと3錠です。
36㎎を朝3個、夜3個は倍量なので、私からすると多すぎます。
この量は実験していないのでお答えする事ができません。
私は藤川医師の書かれている量を参考に、フェリチン49から、3ヶ月、半年、1年...と少しずつ改善させていきました。いきなり書かれている量を超える量を飲んでフェリチン200近くにしたわけではありません。
藤川医師の意見は多くの患者さんの結果を元に語られているので、量や期間等、なるべく忠実に再現する方が安全です。
全て自己責任ですから慎重です。生理があり毎月鉄を失う私でも、書かれている以上のことはしません。
もちろん人にも勧めません。
ありがとうございます
確かに多いかもしれませんけど、私の場合ムズムズが嫌なので・・・
一度に6個ならともかく、朝・夕に分けてですので大丈夫な気もしますけど
試すだけ試してみたい気持ちもあります
とは言えまだビスグリシン酸鉄飲み始めて2週間ちょいですけど
ビスグリシン酸鉄朝3個、夜3個でかなり多いというレベルだとフェロミア朝100㎎、ビスグリシン酸鉄夜108㎎でもかなり多いというレベルになるのかもしれません
とは言えフェロミアとビスグリシン酸鉄で吸収率は雲泥の差ですけど
まぁ、鉄分を多く摂りすぎても便秘、下痢、嘔吐、吐き気等の副作用が出なければいいような気もしますが
昨日からビスグリシン酸鉄36㎎を朝3粒・夕3粒にし始めました
明日神経内科行くので、フェロミアも再び処方を希望します
量的には1日200㎎くらい希望してみます
フェリチン値が83→144になりました
ですが、まだムズムズはあります
ここまでフェリチン値改善されたのにまだムズムズがあることを考えると逆に不安になりました
先人が大丈夫だと示している方法より、はるかに多い量を短時間で摂取する方が問題です。
前例を外れるような方法で問題が起きた場合の解決方法を私は持っていません。
これまで、様々な方から「上手くいかない」と言って相談されましたが、時間をかけることで少しずつ改善していったケースも少なくありません。
失敗して欲しくないので、もう一度警告します。
栄養不足は焦らず少しずつ解消していくものです。
状況を見ながら慎重に、鉄だけではなく、タンパク質等、それに関連する栄養素も視野に入れてください。
私が心配しているのが分かりませんか?
わかりました
ありがとうございます
とは言え、最初はフェリチン16で線維筋痛症でリリカも結構飲んでいたのに(リリカはレストレスレッグスに効くガバペンと同じような成分)全身すごくムズムズしていましたが、今はリリカ飲んでいないのに少しムズムズがある程度です
最初に比べたらムズムズもかなり改善されたのは間違いありません
アリヤさんはじめまして。
私は4年前から鬱、パニックが少しずつ悪化してきていて苦しんでいたのですが、どうしても精神科の薬を飲みたくなくて、精神科にかからずに整体や健康食品やお祓いのようなもので改善しようとしていました。
しかし、どれも効果はありませんでした。
正直、改善する努力にも疲れてしまっていたのですが、今月(7月)の始めに、藤川徳美先生のブログから鉄たんぱく不足という症状を知りました。
私は一年前まで献血によく行っており、献血できていたので、自分は貧血じゃないと思いこみがあり、フェリチンというものの存在がまず衝撃でした。
藤川先生のブログと本に書かれているフェリチン不足の症状が沢山あてはまり、
「貧血らしき症状があるのでフェリチンをはかってください」
と言って内科でフェリチンをはかってもらいました。
結果
ヘモグロビン12.9
MCV 95.2
フェリチン 23.6 でした。
ヘモグロビンとMCVは当日、フェリチンは翌日に結果がでたのですが、担当の先生はヘモグロビンとMCVの数値だけを見て、
貴女は鉄欠乏貧血ではない。
フェリチンの数値も低いことは考えずらいので、心療内科の受診をすすめます。
フェリチンの数値は電話で教えます。
と言われました。
ネットを見るとフェリチンをはかってくれないところもあるようなので、私としてはフェリチンをはかってもらえただけで、感謝ですが、なるほど、こうやって心療内科、精神科の患者さんが増えて、効かない薬でかえって悪化したり、副作用で苦しい思いをする人が沢山いるのかな…と思いました。
精神科の薬で良くなった人もいるらしいので、全否定するつもりはないのですが、藤川先生のブログや本を読んでから治療法の選択をしてほしいなと思います。
藤川先生の治療法を知っても否定的な考えの方もいると思いますが、私は鉄過剰の症状が出ても、自己責任で藤川先生のブログと本を参考にキレート鉄を飲み始めました。
鉄過剰になったら恐いという思いは(鉄を代謝できない体質の人もいるだろうし)正直ありますが、藤川先生の文章を読んでいると、患者さんのためだけを思い、製薬会社との癒着やお金儲けの欲等とは無縁としか思えず、自分で出来る限り頑張ってみようと思いました。
7月20日から
キレート鉄27㎎×4
ビタミンC ビタミンB プロテイン
低糖質 高たんぱく食を実行しています。
キレート鉄を初めて飲んだ時、頭を誰かに軽く捕まれている感覚がありました。
そして、次の日から朝起きやすくなり、一日中だるくて、起き上がるのも苦労していたのですが、だるさが軽減して、外出らほぼできなかったのに、買い物や犬の散歩にいけるようになりました。
ただ、日中すごく眠たいです。
まだ体調の波がありますが、藤川先生に感謝です。
アリヤさんのブログもとても参考になります。
感謝しています。
ありがとうございます。
りりーさん、コメントありがとうございます。
>精神科にかからずに整体や健康食品やお祓いのようなもので改善しようとしていました。しかし、どれも効果はありませんでした。正直、改善する努力にも疲れてしまっていたのですが、
対処療法に頼りたくなくて、様々な治療法を探して試しても効果がなくて疲れてしまう...
これはすごく分かります。努力しているのに効果がないとしんどいですよね。
でも、精神科の薬を飲まない選択されて良かったです。
>私は一年前まで献血によく行っており、献血できていたので、自分は貧血じゃないと思いこみがあり、フェリチンというものの存在がまず衝撃でした。
これも鉄不足の原因の一つだったかもしれません。
閉経前の女性は献血をしない方がいいのですが、このような情報も一般的になっていないです。
>なるほど、こうやって心療内科、精神科の患者さんが増えて、効かない薬でかえって悪化したり、副作用で苦しい思いをする人が沢山いるのかな…と思いました。
一般的な多くの医師の、フェリチンや鉄不足に対する知識不足は酷いです。
普段、色んな医師の記事や著書を読んだり、記事の中でも引用させてもらっています。
そのどの方も研究熱心なので、つい医者というのは勉強しているものだと思ってしまうのですが、彼らはマイノリティです。
フェリチンを測られた読者さんから、現場の医師の無知を教えてもらう度に、助かる選択肢を与えられていない人が多い事を実感します。
最初から治す方法がないならともかく、治す方法があるのに利用されていない状況がいつまで続くのか...。
>藤川先生の治療法を知っても否定的な考えの方もいると思いますが、私は鉄過剰の症状が出ても、自己責任で藤川先生のブログと本を参考にキレート鉄を飲み始めました。
りりーさんのように、自立した考えの人が1人でも増えて欲しいです。
>藤川先生の文章を読んでいると、患者さんのためだけを思い、製薬会社との癒着やお金儲けの欲等とは無縁としか思えず、自分で出来る限り頑張ってみようと思いました。
同感です。藤川医師のような人が1人でも増えて欲しいです。
でも社会が変わるのは時間がかかるので、やはり、患者の方が変わるしかないのかなと思います。
>キレート鉄を初めて飲んだ時、頭を誰かに軽く捕まれている感覚がありました。そして、次の日から朝起きやすくなり、一日中だるくて、起き上がるのも苦労していたのですが、だるさが軽減して、外出らほぼできなかったのに、買い物や犬の散歩にいけるようになりました。ただ、日中すごく眠たいです。
細かい体調や感覚の変化を教えて下さりありがとうございます。
摂取する栄養状態が変わった事で、それまで無かった変化が色々起こると思います。
でも、藤川医師の記事に紹介されているように、栄養状態が改善することで、体調も改善していくはずなので、半年後、1年後が楽しみです。
貴重な実体験を教えて下さってありがとうございます。
アリヤさん、こんにちは。
リリーさん、はじめまして。
自分はこれまで藤川徳美さんに関して主にブログを通じて勉強させていただいていた感じなのですが、アリヤさんも度々引用していたと思われる『うつ・パニックは「鉄」不足が原因だった』を最近になり購読しました。
非常に勉強になり、鉄が人体はもちろん自然環境にとってもいかに重要なミネラルであるかが良く分かり、とても有益な情報満載で今後の人生に役立つ知識を得られました。
また、栄養素と人体の関係について不勉強と思われる医師のフェチリン不足に関する見解はひどいものですね・・・。
悪意はないのかもしれませんが、主に薬という対症療法で症状を和らげることしか基本的にできない「寛解」という選択肢しか提示できない医師というのは非常に由々しき問題だと思います。
すべてではないかもしれませんが、多くの体調不良やメンタルの問題が質的栄養失調の改善で良くなる可能性は高いと思いますし、主に薬による症状を抑えるという一時しのぎにしかならないことも多い「寛解」ではなく、栄養療法で不具合や症状自体を解消してしまう「完治」ができているという事実も多いことはもっと知られるべきかと思います。
徐々にではありますが藤川徳美さんはじめメガビタミン系の主張が通りやすくなっている世の中になりつつあるような気が個人的にはしていますし、いずれにせよ不勉強な医師の言う通りにせずに藤川さんらの主張を参考にして体調が改善された方がまた一人増えたようで良かったと思います。
B3さんはじめまして。
私にも言葉をかけていただいてありがとうございます。
まだまだ体調が不安定ですが、一番酷かった時のことを思うと、かなり良くなったので良かったです。
今朝は調子悪かったのですが、ちょうど頼んでいたサプリB-100が届き、飲んだら楽になりました。
悪い時に逆戻りする恐怖がどうしても消えませんが、負けずにもう一度自分の健康と人生を取り戻すために頑張っていきたいと思います。
完治して、藤川先生にお礼と報告ができる日がくることを目標にしています。
また、こちらにも報告させていただきます。
自分も栄養療法を試し始めた頃はなかなか体調が安定しない傾向が強かったのですが、食事・プロテイン・サプリといった様々な栄養素の摂取量や摂取のタイミングなどを色々と試していくうちに、自分自身の身体のことが自分なりに把握できてくるような感覚を持てるようになり、どうすれば体調が安定しどうすれば体調が不安定しやすくなるか?みたいなことが、成功だけでなく失敗も通じてある程度把握できるようになってきた感があります。
また、藤川徳美さんらの治療法の理論的支柱の一人でもある故・三石巌さんという分子栄養学の創始者のような方が提唱しているのが「健康自主管理」というスローガンになります。
これは医師に極力頼らずに、自ら人体や栄養素について勉強して知識を蓄え、その知識をどうすれば有効活用できるか自分の頭で考え、更に実際に自分の身体でその方法論を試してみて試行錯誤していくということを意味しているのだと思います。
もちろん緊急事態には医師による対処療法が必要且つ重要だとは思いますので、変にストイックになりすぎてなんでもかんでも自分一人でやろうとしすぎると危うい一面がでてきてしまうとは思いますが、基本的に自分自身の身体(健康や美容)は自分自身で守るしかないし、結局はそのような「健康自主管理」こそが最善の方法だと自分は思っています。
最後に少々キツイ言葉に感じられるかもしれませんが、以下に藤川さんのブログのリンク先を貼っておきますのでよろしければご一読ください。(ご存知の内容でしたら申し訳ございません)
『目指すのは「健康自主管理」』
https://ameblo.jp/kotetsutokumi/entry-12348396836.html
B3さん、お久しぶりです。
>悪意はないのかもしれませんが、主に薬という対症療法で症状を和らげることしか基本的にできない「寛解」という選択肢しか提示できない医師というのは非常に由々しき問題だと思います。
これは医療、栄養の問題ではなく、彼らの教育システムの問題でもあると思っています。
上流の水が腐っていたら、その下の水は全て汚染されてしまうのと同じです。
>徐々にではありますが藤川徳美さんはじめメガビタミン系の主張が通りやすくなっている世の中になりつつあるような気が個人的にはしていますし、
利益目的ではない一般の人の経験が積み重なれば、信憑性のあるデータになりますし、それが浸透してくれば、嘘をつきにくい社会になります。
理想的な状態です。
ところで、B3さんに教えていただいた、リ・コエンザイムソルトを3日前から使っています。
私は髪の毛はハーブの粉を3種類混ぜて洗っています。面倒くさいのでこれを使うのは週一回、合間で湯シャンをしています。
この湯シャンをビューティーソルトを溶かしたお湯で洗うことにしました。
ついでに、リ・コエンザイム 梅干パウダーも買ってみました。肉や卵に使うだけでなく、時々舐めています。
まだ3日目ですが、肌のキメが細かくなり、体全体が引き締まった感じがします。食事や運動は変えていません。
体が引き締まったということは、中からの変化なので、食べるのが良いのかな?と。
今のところ、私には「メガハイドレート」や「レッドハイドロゲン」より効果がハッキリ表れています。
この2つは、翌日は変化があったのですが、時間が経つにつれて効果が分からなくなっていきました。
今回の「リ・コエンザイムソルト」は、初日よりも日が経つにつれて変化がでている感じです。
面白いので、これから飲んだり、飲まなかったり、実験してみます。
>これは医療、栄養の問題ではなく、彼らの教育システムの問題でもあると思っています。
>上流の水が腐っていたら、その下の水は全て汚染されてしまうのと同じです。
おっしゃる通りだと自分も思いますし、この辺りのことは医師として国家試験を乗り越える勉強をされてきた藤川徳美さんの著書『うつ・パニックは「鉄」不足が原因だった』でも詳しく述べられており、医学部でどのようなことを学ぶのかという実情を知る人物の言葉にはやはり非常に説得力がありました。
また、リ・コエンザイムソルトを試されて今のところ悪くない感じだとのことで安心いたしました。
硫黄臭い(と感じる方が多そうな)のがネックではありますが、ミネラル豊富な岩塩というものは人体にとって有益であろうし、多くの人にとって臭いさえ我慢できれば健康的な食品であるとは思っています。
ちなみにリ・コエンザイムソルトにはスパソルトもあり、最近の猛暑ということもありスパソルトを入れた水風呂(硫黄温泉?)として1週間に1度の割合で入浴しております。
もちろん食用としても摂取しており、ゆで卵などにかけると硫黄臭は卵の臭いと近いこともあり味や臭いがそれほど気にならなくなるかと思います。
(梅タイプのものは使用したことがないので機会があれば試してみたいと思っています)
それと、アリヤさんのプロフィール欄にサプリの摂取履歴があると思うのですが、最近になりビタミンAを摂取し始めたという文章を見て、自分も1週間前ほどからビタミンAについて調べ直してその結果摂取量を増やし始めたこともあり、その辺りのお話もお聞かせいただければと思いました。
個人的な感想としてビタミンAはタンパク質の代謝(皮膚や臓器はじめ人体の再生)に関してもかなり深く関わっている可能性が高く、またタンパク質代謝以外にも非常に広範囲にわたり様々な機能を果たすビタミンのようです。
実際に摂取量を増やしてからとてもポジティブなフィードバック(特に肌のカサつきの解消)を感じているのですが、大量に摂取する際には(動物性)タンパク質も豊富に摂らないと過剰症になる危険性があるそうなので、メガビタミン初心者の方は特に注意が必要なようです。
最後にメガハイドレートは自分も1か月分(1日4カプセル=2ボトル)ほど試してみましたが、サプリはじめ他にも色々と試していることもあるからかそれほど(劇的な)効果は感じられず、コスパを考えてリピートはしないことにしました。
メガハイドレートに効果がないとまでは思わないのですが、コストを考えると他に優れたサプリは沢山あるような気はしてるので、どうしても個人的な優先順位は落ちてしまいますね・・・
B3さん
>硫黄臭い(と感じる方が多そうな)のがネックではありますが、ミネラル豊富な岩塩というものは人体にとって有益であろうし、多くの人にとって臭いさえ我慢できれば健康的な食品であるとは思っています。
これは全然平気でしたね。
食べる場合は、ゆで卵の匂いなので問題ありません。
髪を洗う場合も、最初は気になりますが、流すと硫黄の香りが消えます。
元々、髪の手入れに、ハーブや様々なオイル、蜂蜜、卵等を使ったりしていたので、苦にはなりません。
>ちなみにリ・コエンザイムソルトにはスパソルトもあり、最近の猛暑ということもありスパソルトを入れた水風呂(硫黄温泉?)として1週間に1度の割合で入浴しております。
これはいずれ試してみたいと思います。
>自分も1週間前ほどからビタミンAについて調べ直してその結果摂取量を増やし始めたこともあり、その辺りのお話もお聞かせいただければと思いました。
ビタミンAは、タンパク質が不足した状態だと副作用がありますが、勉強して上手く使えば素晴らしい効果を発揮すると思います。
昨年末まで、何年も祖母の咳が酷かったのですが、飲み始めて1週間しないうちにほとんど咳をしなくなりました。
祖母はプロテインを寝る前に30g飲んでいるので、毎日10000IU飲ませたのですが、副作用もなく、呼吸器系の病院で調べてもらっても異常なしと診断された咳がなくなりました。
私は、4月から1ヶ月間、ビタミンの量と種類を増やしました。
その数日後から目がよく見えるようになりました。色んなものを1度に増やしたので、その相乗効果もあると思いますが、目に関してはAの影響かもしれません。
今使用している眼鏡の度がキツく感じます。
本格的に飲み始めた今もそれは変わっていないので、眼鏡を外すと見えにくい、かけるとキツイ状態です。
まだ変化するかもしれないので、もう少し様子を見て、眼科に行こうかなと考えています。
>メガハイドレートに効果がないとまでは思わないのですが、コストを考えると他に優れたサプリは沢山あるような気はしてるので、どうしても個人的な優先順位は落ちてしまいますね・・・
コスパは重要ですよね。
メガハイドレートはパウチの水素水に比べると安いのですが、リ・コエンザイムソルトはもっと安いです。
また、料理に使えるので、家族全員に摂取させたいと考えている人にオススメできます。
アリヤさん自身や親族の方もビタミンAの恩恵と思しき効果を得られているようで何よりです。
個人的には高タンパクを実践しているのであればビタミンAもそれなりの量を摂取しないと、「相対的なビタミンA不足」のような状態になりやすく、タンパク質の代謝スピードや効率が落ちてしまうのでないかということを懸念しております。
もちろんそのようなことは個体差が大きいかとは思いますが、自分のケースで言えばこれまでの食生活からの栄養状況と身体の状態や体調を顧みると、やはりビタミンAが長い間不足していた状態だったのではと感じており、ビタミンAの摂取量を増やしてみたところポジティブなフィードバックがすぐに得られた実感があるので、やはり高タンパクだけではタンパク質の代謝スピードや効率が改善されにくい場合があり、むしろ高タンパクを実践するのであれば(高タンパクに見合う量の)ビタミンAは必須になるのではないかと思いました。
最後に藤川徳美さんのブログにあった三石巌さんのビタミンAに関する言葉を引用させていただきます。
『君は鳥目じゃない。鳥目はビタミンAの欠乏症だから、ビタミンA不足はない。それは従来の常識的な論理だ。もし、ビタミンAが目にだけに関係する栄養素だっていうなら、これもいいだろう。ところがだね、ビタミンAの持場は目だけではない。DNA解読だの、粘膜だの皮膚だの軟骨だの成長だの、あっちでもこっちでも活躍している。ガンの進行にブレーキをかけるといった持場もあるんだぜ。
とにかくそういうわけだから、ビタミンが不足しているかいないかなんてわかりっこないんだ。積極的にとらないかぎり不足している確率は100%に近い、と僕は思っている。』
https://ameblo.jp/kotetsutokumi/entry-12236268576.html
アリヤさんこんにちは。
やはり、鉄不足+おそらくタンパク不足の私には藤川先生の理想の治療法を最初から順調にやりとげるのは難しいようです。(^_^;)
何だかだんだん体調が悪くなり、その上、焦って、ナイアシンをとりすぎてナイアシンフラッシュがナイアシンを中止後5日間続いています。我慢できないほどではなく、落ち着いてきているようですが、病院にいくことも考えました(^_^;)
自分の身体ながら、なかなか難しいものですね。
糖質制限は一度中止(気持ち控え目)して、まずは鉄たんぱくと栄養素(ビタミンB、C、E)を補ってみようと思います。
挫折は悔しいですが…
焦りすぎたとも思うので。
>何だかだんだん体調が悪くなり、その上、焦って、ナイアシンをとりすぎてナイアシンフラッシュがナイアシンを中止後5日間続いています。
ナイアシンは個人差が大きいので、基本的に100mgから初めて、1年かけて徐々に増やしていくのが安全です。
私も1ヶ月に1錠ずつ増やしていきました。
私の祖母も、飲み間違えによる増量のしすぎで、1週間のナイアシンフラッシュが起きました。
症状は辛いですが、人体に害を与える副作用ではないので、時間が解決すると思います。
これは挫折ではなく経験です。今度は焦らず慎重にできますね。
アリヤさん、ありがとうございます。
おばあ様、大変でしたね(^_^;)
恐かったでしょうね。(^_^;)
でも、教えていただいて良かったです。
こんなフラッシュの仕方、私だけ?
もしかして、フラッシュじゃなくて何か別の病気の発症?とかも考えてしまって(^_^;)
500㎎飲んでフラッシュがたいしたことなかったので、次の日1000㎎飲んだんですよね。直後は、すぐにフラッシュはひいたんですが、次の日急にフラッシュが出だして、不意討ちパターンでした。
思い返せば少しでもフラッシュが出るということが、その分量が決して少ないわけではないということですよね…。
反省です。
>恐かったでしょうね。(^_^;)
祖母はネットワークビジネスでローヤルゼリーを売っていた事があるので、健康食品を摂取する事で起きる「好転反応」的な現象には理解がある方です。
症状は酷くて靴が履けないくらい腫れていましたが、理由を説明したら納得していました。
普通の年寄りだったら二度と飲んでくれなくなるでしょう。
いきなり500mgを飲んでも大丈夫な人がいるので、私もそんなに大事には考えていなかったのですが、祖母の症状を見た時は、ナイアシンは慎重に飲めと警告している人がいるのはこういう事か...と思ったものです。
アリヤさんこんにちは。
先日はナイアシンフラッシュの件でアドバイスありがとうございました。
ナイアシンフラッシュは1週間でかなり落ち着きました。ただ、フラッシュの跡が色素沈着?のようになってしまいました。だんだん薄くなってるので、代謝して消えてくれるのを願うばかりです。足のつけねと背中なので、見えないところで良かったです。
そして、昨日からナイアシン再び始めました。500㎎を買ってしまったので、寝る前に半分に割って飲んでみました。フラッシュはおきていません。しばらくは寝る前に500㎎の約半分を飲んでみようと思います。
今日は、朝から胸焼けや軽い吐き気があって日中は相変わらず眠たくて過眠気味です。サプリの量が多いのかな?とか私の身体にはあわないのかな?とかつい考えてしまいます。
心身の健康って本当にありがたくて、尊いものですね。
お願いばかりで申し訳ないですが、もし、鬱やパニックについてのサイトや興味深い治療法をご存知でしたら教えてください。
>お願いばかりで申し訳ないですが、もし、鬱やパニックについてのサイトや興味深い治療法をご存知でしたら教えてください。
うつやパニックについては藤川医師です。
安全な方法で、それ以上の情報は知りません。
タンパク質不足でサプリメントを飲むと体調不良になるケースがあります。
見落としてはいけないポイントです。
ありがとうございます。
たんぱく質不足だとサプリで不調になることがあるんですね(^_^;)
勉強になりました。
たんぱく質重視で頑張ります。
アリヤさんこんばんは。
何回もアドバイスいただき、ありがとうございました。
おかげさまで、パニックと鬱の症状が全くと言っていいほど無くなりました。
辛い時期にアリヤさんの記事やコメントのお返事が、とても心の支えになりました。
心から感謝します。
アリヤさんありがとうございます。
藤川徳美医師の鉄タンパクビタミン療法を始めて2ヶ月程で本当に人生が変わりました。
このまま鉄タンパクビタミン療法を続けて3ヶ月目にまた、血液検査を受ける予定です。
また、数値を報告しにきます。
りりーさん、こんにちは。
長時間かかるかなと思っていたのですが、予測していたより早く症状が無くなったようで安心しました。
それだけ栄養管理を頑張られたのですね。
しんどい思いをして解決した分、今回の経験によって自信がついたのではないかと思います。
嬉しい報告をありがとうございました。
アリヤさんこんばんは。
鉄、タンパク、ビタミン療法を始めて3ヶ月後の血液検査に行って来ました。
自分でも目を疑う結果が出ました!
7月17日に受けた検査では、
ヘモグロビン 12.9
フェリチン 23.6
だったのですが…
約3ヶ月後の10月23日に受けた検査では、
ヘモグロビン 14.1
フェリチン 160
でした!
藤川徳美先生の栄養療法に理解のある医師に血液検査をしていただいたのですが、
「すごいですね!女性でこの数字が出るのは100人に2~3人くらいですよ!良かったですね!」との言葉をいただきました。
泣きそうなくらい嬉しかったです。
心身ともにすごく元気で、色々なことができて幸せです。
そして、今回の私の回復を助けてくれた健康食品以外のあるものの販売の仕事を始めました。また再び仕事ができるなんて信じられません。
自分の体験を生かして、1人でも多くの方が健康で楽しい人生をおくれるようにほんの少しでもお手伝いができるように頑張ります。
りりーさん、おめでとうございます。
健康を取り戻して充実した人生をおくられている事が伝わってきて、私も凄く嬉しいです。
素晴らしい体験をお話して下さってありがとうございます。
テスト
http://promea2014.com/blog/?p=8583
こちらは最近注目している方のブログです。本も読みました。
糖質制限派ですが、鉄(フェリチン)に関しては批判的です。
自分はキレート鉄で体調が良くなった体験をしているので、影響力がある方が鉄批判を発信されると、残念な気持ちになりました。