お知らせ

 

 

私達は憲法によって言論の自由が守られているので、

食や健康等の問題を主張する事ができます。

 

 

 

 

元々憲法改正賛成派だった人の解説です。

 

 

 

 

谷本議員と一緒に飛行機を降ろされたもう一人の人物・高橋清隆氏について

 

 

 

谷本議員らがノーマスクで強制降機! 釧路空港のエアドゥ機、「憲法違反を公然と行う航空各社への行政指導を国交省に求める」

 

 

一緒に飛行機を降ろされた反ジャーナリスト高橋清隆氏による、谷本誠一議員のインタビュー動画です。

 

 

 

 

 

身近な人が被害に合った時の為に

とりあえずブックマークをお願いします。

 

 

 

 

 

 

カテゴリー:見解
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体が弱い人の無理は要注意です!その理由をパソコンに例えて解説

 

「体が弱い人」が、「平均的な体力の人」と同じように活動すると、負担がかかるので、体を痛める確立が高くなります。

 

 

 

人より出来ない分、倍頑張れば良い・・・というセリフは聞こえは良いですが、体を壊して後遺症を患えば、困るのは本人です。

 

 

 

「体が弱い人」は、回復力も弱いので、体を壊した場合なかなか治りません。「平均的な体力の人」よりも多めに休まないと元に戻らないこともしばしばあります。

 

 

 

物理的に体が弱いので仕方がないことなのですが、人よりも多く休みをとると、世間では間違いなく「怠け者」扱いです。

 

 

 

特別な病気を持っていれば証明できるので考慮してもらえますが、ただ漠然と体が弱いというのは全く理解してもらえないのです。

 

 

 

そして、「怠け者」と言われない為に、必死に頑張って、どんどん壊れていきます。

 

 

 

「体の弱い人」が無理をして、体が使い物にならなくなるのを食い止める為には、本人の自覚と、周囲の理解が必要です。

 

 

 

だから「体が弱い」とは、どういう状態で、何故普通の人と同じように出来ないのかを、普通の人にも理解できるように説明しようと思いました。それが以下の話です。

 

 

元虚弱体質だった私が体が弱い人と強い人の体質の違いを車に例えてみた

 

 

 

この記事では、「体が弱い」というのがどういう状態なのか、を例に説明してみたわけですが、冷静に考えてみたら、今は軽自動車でもかなり性能がよくなっているので、「軽自動車が乗用車に比べて全面的に劣っている」と一概に言えないところもあります。

 

 

 

車だけを例にすると「今時は軽自動車の方がいいんだ」とつっこまれそうなので、今回は「体の弱い人」を「パソコン」に例えて、違った視点で解説してみようと思います。「パソコン」を使わない人は、「スマホ」や「タブレット」に置き換えてイメージしてみて下さい。

 

 

(追記)最後に解決するヒントも紹介しておきました。

 

 

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故障はしていない、でも低スペック

 

 

前回では「体が弱い人」を「軽自動車」に例えました。この「軽自動車」の部分を「低スペックのパソコン」に入れ替えて考えてみてください。

 

パソコンの性能が悪いと、次から次へと問題が起きます。

 

 

 

  • 作業がトロい、止まる、効率が悪い

 

 

  • 新しいソフトをインストールしようとしても容量が足りない、古いバージョンには対応してない

 

 

・・・等、性能が悪い状態というのは、何をやっても上手くいきません。「この部分が特にダメ」というわけでなく、全般に影響してきますので、あらゆることが満遍なく不便になります。

 

 

どこも故障していなくてもです。

 

 

人間も同じなんです。特に故障していなくても、低スペック(体が弱い)だと、作業量もこなせないし、体が対応できないので、出来る事も限られてきます。無理してやっても停滞します。

 

 

また、あらゆる事を同時進行でこなすことが困難であったり、休みなしで仕事をこなす等もできません。

 

 

開いた時間で、新しいことにチャレンジしたくても、通常の作業で疲弊した体を休めて回復させないといけません。「休日も外に出かける」とか、「徹夜をして別の作業をする」という行為そのものが出来ません。「体に負担のかからないこと」であればなんとか出来ますが、体力が必要なものは厳しいです。

 

 

頑張ると逆効果です。無理矢理そういう事をすると、その翌日から数日間寝込んだりと、全く使い物にならなくなります。それでは本末転倒です。

 

体が弱い人間は、そうならない範囲で頑張らないといけません。寝込んだりしたら、余計迷惑がかかるからです。

 

 

「仕事をもう一個増やしてお金貯めたいな」、「習い事をしたいな」・・・等、何か新しい事を始めたいと思った時、普通の人は、時間やお金の心配をすると思いますが、体が弱い人がまず最初に考えるのは「体がそれに対応出来るか」の心配です。

 

 

常に体がもつかどうかという余計な心配があります。普通の人は歳をとってこうなりますが、体の弱い人は若い時からこうです。

 

 

 

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環境に慣れたら、それがどんなに悪くても当たり前になる

 

 

 

普段、普通のスペックのパソコンを使用している人が、低スペックのパソコンを使ったら、不便に感じます。

 

 

もし体が丈夫な人が、体の弱い人の体を使うことが出来たとしたら、きっと不便に感じると思います。

 

 

このように、性能の良いものから、性能の悪いものを体感すると、不便に感じるものです。

 

 

ですが、子供の時から弱い(性能が悪い)体で生きてきた人にとってはそれが普通です。従って、それを特別不便だと感じません。当たり前だと、「そういうもんだ」という感覚になるのです。「人の体の感覚」なんてわかりませんから、普通の人の体力(性能)の感覚がわからないのです。比較が出来ない為、「体が弱い」という自覚は薄いです。

 

 

これが、パソコンであれば「故障していなくても、低スペックなものは扱いにくい」という発想があります。しかし、人間の場合は、「性能」という概念がありません。

 

 

私も昔は、「自分はすぐくたばるな」とか、「なんでこれしきの事で...」と思ってはいましたが、人に指摘されるまで、「体が弱い」と自覚していませんでした。

 

 

そして、小さな不調はたくさんありましたが、病気はしていなかったので「何故体が弱いのか」も理解できなかったのです。

 

 

「低スペック」である自覚がなかったのです。

 

 

 

このように、「当たり前」という感覚と、「性能」という概念がない事で、「弱い(低スペック)」と気付かないまま、本人も、周りも過ごしていくことになります。

 

 

 

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体が弱いというのは、理解されにくい

 

 

私は体が弱かった時、丈夫な人が、一日にアレもコレもたくさんの作業をこなしているのを見て、その体力がどんなものなのか感覚的に掴めませんでした。自分に置き換えようと思っても、「自分の体力」の基準しかありません。だから、どうやってこなしているのか想像できないのです。

 

 

 

「体の弱い人」が、「体の丈夫な人」の感覚を想像、理解することはできません。

 

 

それと同じように、

 

 

「体の丈夫な人」が「体の弱い人」の感覚を想像、理解するのは難しいと思います。

 

 

 

だから、「体が弱い人」が、「平均的な体力の人がする作業と同じ作業」にてこずっていると、「サボっている」と思うかもしれません。

 

 

また、「体が弱い人」が、些細な事で体を壊して休んでいると、「それしきの事で、壊れるわけはない。怠けたいんだろ」と思うこともあるかもしれません。

 

 

でも、そうではないのです。「体が弱い人」の名誉を守るために「それは違う」と言っておきます。好きでくたばっているわけではないのです。

 

 

難しいかもしれませんが、こう想像してみて下さい。

 

 

「体が人より弱い」というのは、「周囲よりも性能の悪いパソコンで仕事をしている状態」なのです。でも、性能は悪いけど、作業量は周囲と同じです。(※ならさっさとバージョンアップしろ!とつっこまないで下さい。あくまで比喩表現です。人間の体は簡単にバージョンアップできません)

 

 

もし、あなたが今使っているパソコンが、スペックの低いものに変わって、何をするにも遅い、欲しいソフトも対応していない・・・そうなったら不便ですよね。その低スペックパソコンを使って、普通のスペックのパソコンを使っている人と一緒に、同じ作業をしなければなりません。

 

 

あなたにどんなに優れた能力があったとしても、そのパソコンがあなたの足を引っ張ります。根性でパソコンをいじくり回しても、パソコンの性能自体を変えない限り、大した解決にはなりません。

 

 

重すぎて作業自体が遅れたり、ウイルスにかかりやすくなったり・・・と、常に色んなトラブルと隣り合わせです。

 

で、もしその低スペックパソコンを、簡単には変えられないとしたらどうでしょうか?変えられないけど、それで作業をしなければならない、他の人より使えない・・・

 

 

「体の弱い人」はこういう感じです。

 

 

ここで質問ですが、

 

 

 

これは、サボりで、怠けでしょうか?

 

 

 

私は違うと思います。

 

代えることが難しく、その性能のまま作業をしなければならないとしたら、いくら頑張っても大した変化は見込めません。本人に怠けるつもりがなくても、「パソコン」が動いてくれないのです。

 

 

ここまで例えたら、「体が弱い人」のイメージが掴めたのではないかと思います。でも、「パソコン」だと理解できることが、「人間の体」だと理解できないのです。

 

 

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体が弱いとあらゆるクオリティが下がる

 

 

 

作業効率が落ちる原因が、低スペックにあるとわかれば、「パソコンの性能を上げたい」と考えるようになります。そのままで使用するのは、不便だからです。

 

 

体が弱い人も「体を丈夫にできるなら、丈夫にしたい」と常に考えていると思います。私はそうでした。

 

しかし、パソコンなら、買い換えることができますが、体はそうはいきません。

 

私は、体を丈夫にする為に、食事、運動、健康食品とあらゆる事を試してきました。しかし、何を試しても、どんなに頑張っても効果がないのです。

 

「健康、健康と気にしすぎ」と言われましたが、体が弱いと「なんとかしたい」と思うものです。

 

 

「みんなが出来ない事」が出来ないのは、特に差し障りがありません。ですが、「みんなが当たり前に出来る事」が出来ないのは損です。常に肩身の狭い思いをしなければなりません。自分が出来ない分、しわ寄せが周囲に行きます。

 

 

「人に迷惑をかけてはいけない」と言われて育つ事の多い日本人には、つらいところです。

 

 

世の中には大病と闘っている人がいます。それに比べると、「病気をしているわけでもない、たかがちょっと弱い」ぐらいで弱音を吐くわけにいかないので、弱かろうが、しんどかろうが「普通のフリ」もしなければなりません。

 

 

仕事にも影響を与えます。

 

 

 

残業が出来る人と出来ない人、掛け持ちが出来る人と出来ない人だったら、前者の方がより仕事が出来るわけです。給料にも違いが出てきます。

 

 

体を使わない作業でも、持久力や集中力などは必要ですから、どちらにせよ体力はあった方がいいです。

 

 

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性能は上げられるのか(体の弱さは改善できるのか)

 

 

体が弱く、何をやっても改善しなかったのですが、糖質制限を始めたことで、体質が変わっていきました。それもかなりのスピードで。

 

その体験から言えることですが、

 

本来の性能を失っていた原因が「不健康」にある場合は、正しい知識を元に、栄養状態を改善し、それを真面目に続ければ、かなり変わります。

 

 

体力、持久力、筋力・・・相当上がります。疲れなくなります。

 

 

ただし、「本人がもって生まれた骨格」、「成長期を過ぎて、安定した骨格」は、当たり前ですが変わらないと思います。日本人がいくら完璧な栄養を摂っても、ポリネシア人のような体にはなりません。

 

 

それでも、体力がついた事はありがたいですし、自信もつきました。

 

 

想像してみて下さい。「性能の悪いパソコン」から、「性能のいいパソコン」に変えたら、あらゆることが変わります。

 

 

「最初から性能のいいパソコンしか使っていない人」には、その快適さの有難みはわからないと思います。それが当たり前だからです。

 

「使い勝手の悪いパソコンを使っていた経験のある人」には、サクサク動くパソコンが、どれほど有難いことかわかります。

 

 

 

「ちゃんと動くかな」

 

「この作業にどのくらい時間がかかるかな」

 

「セキュリティが心配だ」

 

 

 

・・・等、常に予期せぬトラブルに怯える必要もありません。そういう心配をもって作業するストレスから開放されます。

 

 

このストレスの中にいる時は、それが当たり前ですから、それをストレスだとも思いません。ですが、開放された時、それがいかにストレスであったかがわかるようになります。

 

 

私の場合も、以前は外出する時、以下のような事を思っていました。

 

 

 

「今日一日、途中で頭が痛くならなければいいな」

 

「目まいがおきなければいいな」

 

「頭痛薬と酵素はカバンに入っているな」

 

 

 

このように、体に関する心配事が常に頭にありました。

 

 

今これを毎回考えろと言われたらストレスですが、その時はそれが日常ですから、なんとも思わないわけです。これを心配する必要がなくなって始めて、そういう事に一々神経を使っていた事が「異常な状態」であることに気付きました。

 

 

 

こんな事を考えながら人生を過ごすのは損です。あのような生活には戻りたくありません。

 

 

低スペックのパソコンは一週間でも使いたくないと思うでしょう。体質も同じで、一度改善したら「二度と前の弱い体質に戻りたくない」と思うものです。

 

 

 

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低スペックを体験できたことで得られたもの

 

 

 

私の性能を落としていた原因は、糖質過多、タンパク質不足、脂質不足でした。これを改善させたのは、糖質量1日10g以下の糖質制限です。

 

 

別人のように変わりましたが、それでも30代で、成長期を過ぎてからの改善なので、骨格など、体全体の貧弱さが気になります。

 

 

原因に気付かず、体が弱かった期間が多かったわけですが、考え方によっては良い経験だったかもしれません。

 

 

「糖質制限で体質を変えることが出来た」と言いましたが、この食事をしていると、人からは時々「その食事、飽きない?」「甘いものを我慢するのはしんどくない?」と聞かれることがあります。

 

 

もちろん、飽きますし、好きなお菓子や料理を止めた事で、人生の楽しみを大幅に失ったと思います。食品を買う楽しみや、料理を作る楽しみも、同時になくなりました。

 

 

そんなメリットを手離してでも、私がこの食事を続けることができるのは、体が弱かったからです。

 

 

糖質制限でダイエットに成功したり、体質が変わった人は多いです。しかし、結果が良くなると、また元の糖質過多の食事に戻る人も少なくないのです。

 

 

私は糖質が大好きだったので、体調が良くなったら、元の食生活に戻っていた可能性もありました。しかし、そうはなりませんでした。

 

 

前のあの体の弱さを体験しているので、あの不便さには戻りたくなかったのです。弱い体で生き続けるのは、糖質制限を続ける以上に苦痛なのです。

 

 

「体が弱いとどれだけ大変なのか」を体験しているからこそ、その原因である糖質を断つ事ができたのです。それがなければ、糖質狂いの私の事ですから、止めるのは難しかったと思います。

 

 

私が糖質の誘惑に負ける事はありません。私は糖質を我慢しても、「健康を手にしている」メリットを、確実に受けている実感があるのです。

 

 

ですが、元々丈夫な人は、このメリットを感じることが出来ないので、「糖質を我慢している苦痛」というデメリットばかり感じ取るのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

パソコンも人間も、自身のスペックを把握した方が良い

 

 

体が弱いと、低スペックのパソコンを使うように不便です。でも、それが当たり前だと、本人も気が付きません。気が付かない場合、体の弱さを考慮せず、ただガムシャラに周囲の真似をします。

 

 

しかし、それでは体を壊す確立が高くなります。体が弱い人は、回復力も弱いので、将来が心配です。

 

 

 

もしかして、体か弱いかも・・・と心当たりのある方は、早めに自覚をし、体を壊さない工夫をした方が良いかもしれません。

 

 

 

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(追記)体が弱い、ではどうするか

 

 

ここまで読まれた方は、おそらく、体が弱くて真剣に悩んでいる本人か、近い人ではないかと思います。

 

 

私も体が弱かったので、そういう人には元気になってもらいたいと思います。

 

 

以下に、解決につながりそうなヒントをいくつか提示します。該当する状態に合わせて、記事を読んでみて下さい。

 

 

 

糖化の対策

 

「大病はしていないけど、体が物理的に弱い、脆い」と感じている方は、「糖化」かもしれません。糖質を摂ると、体のタンパク質と余った糖が結びついて細胞が変性します。

 

糖化反応(メイラード反応)について分かりやすく説明してみた

 

AGE(終末糖化産物)について分かりやすく説明してみた

 

 

 

ATP不足の対策

 

とにかく元気がない。力がでない。鬱っぽい。

 

・・・という方は、エネルギー物質である「ATP」がしっかり作られていないのかもしれません。

 

 

日本人は糖質の多い食事をしていますが、糖質はある条件だと「ATP」がわずかしか作られません。その場合、食べているのに「エネルギー不足」になります。

 

 

ATP(アデノシン三リン酸)について分かりやすく説明してみた

 

エネルギー代謝について分かりやすく説明してみた

 

 

 

鉄とタンパク質不足の対策

 

 

とにかく元気がない。力がでない。鬱っぽい

 

 

・・・が女性であれば、「鉄不足」の可能性もあります。閉経していない女性は、先にこちらを疑って下さい。

 

 

女性は毎月生理で鉄を失うので、鉄不足による疾患になりやすいです。女性の鬱やパニックは「鉄不足」を疑って下さい。

 

 

原因が「鉄不足」の場合、それが解消されると別人のように元気になります。体温も上がります。

 

 

フェリチンと鉄不足について分かりやすく説明してみた

 

鬱や睡眠障害や発達障害の原因を栄養の視点から考える。鉄不足が脳に与える影響は深刻だった

 

鉄の過剰摂取は危険という考えを改めます。鉄サプリを半年間飲んでみて思う事

 

 

 

男性は鉄不足になりにくいですが、なった場合は、女性よりも深刻になります。

 

男性のフェリチンの基準と、鉄不足の症状

 

 

 

慢性疾患の対策

 

 

この記事のテーマには反しますが、もし、大病を患って体が弱っている方なら、以下の記事を一読する事をオススメします。

 

 

炎症と自己免疫疾患について分かりやすく説明してみた

 

 

余命わずかの末期癌患者が退院できたのは病院での栄養療法のおかげだった!

 

 

癌細胞と癌家系について分かりやすく説明してみた

 

 

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元虚弱体質だった私が体が弱い人と強い人の体質の違いを車に例えてみた

 

 

私は2015年の春に糖質制限を始めて、虚弱体質を改善させました。

 

 

その結果、現在は人生で一番の健康体を維持しています。

 

 

 

以前は、以下のような状態でした。

 

 

 

  • 休んでも疲れが取れない

 

  • 体を鍛えても筋肉がつかない

 

  • ちょっと無理をするとすぐ体を壊す

 

  • 傷の治りが遅い

 

  • てつやができない

 

  • 体力をつけたいけど食が細い

 

  • 具合が悪くなる事が心配で行動が萎縮する

 

 

 

このような状態だったので、何もしていないのにしんどくて、時間があればいつも横になって休んでいました。

 

 

 

とにかく無理ができないのです。

 

 

当時、その様子を見た人達から

 

 

 

 

  • 何を考えているんだ

 

  • みんなしんどいけど頑張っている

 

  • 根性がない

 

 

 

 

つまり、休んでばかり、寝てばかりの状態 = 甘え、怠けている

...的な事を言われていました。

 

 

 

子供の時から体が弱かったので、それまでは「虚弱の感覚」しかありませんでした。

 

 

 

従って、「みんなこんなもんだろう」と思っていたので、「他の人はしんどくても根性で乗り切っているんだろう」と思っていました。

 

 

 

しかし、体が丈夫になった事で、その考えが間違っていた事に気が付きました。

 

 

 

体が強い人は、根性でしんどい事を乗り切っている...のではなく、本当に楽なのです。大して疲れないし、鍛えたらその分丈夫になります。必要以上に休まなくてもいいのです。

 

 

 

もし、私が子供の時からこの状態だったら、虚弱体質の人が休んでいる姿を見て「怠けている」と判断したかもしれません。

 

 

虚弱ではなくなった事で、日常生活のあらゆる事が楽になり、行動力も上がりました。絶対に回復する自信があるので、頑張る事もできるようになりました。休んでばかりだと、逆にしんどくなります。

 

 

体が弱い人は、必ずしも好きで休んでいるわけではないのです。元気になると可能性が広がるので、「休んでいる時間がもったいない」とさえ思うようになります。

 

 

 

体質の違いでこれだけ変わります。

 

 

今体が弱い人も、「体さえ丈夫になればもっと行動したい」と思っているはずです。

 

 

 

ですが、周囲には理解されないでしょう。「甘えている」「怠けている」...というレッテルを貼られて終わりです。

 

 

 

私は「体が弱くて休んでばかりの人」が、「甘え」や「怠けたい」という気持ちでそうしているわけではない事を知っているので(もちろん、そうじゃない場合もあります)、そのような人達が「甘え」とか「怠けている」と評価されていると、かわいそうになってきます。

 

 

でも、体が丈夫な人に理解しろというのも無理でしょう。

 

 

10歳の子供には高齢者の体のしんどさは分かりません。その子が歳をとった時にはじめて昔高齢者がしんどいと言っていた事が理解できるようになるのです。

 

 

そこで、元虚弱体質だった私が、体が丈夫な人でも分かるように、「体が弱い」とはどういった状態なのかを説明します。

 

 

 

 

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病人と虚弱体質は違う

 

 

「体が弱い人」というと、どんな状態を想像しますか?

 

 

「病人」ではありません、「体が弱い」です。

 

 

 

病気じゃないなら健康だろ?...という認識の人がほとんどだと思います。

 

 

 

これは、「体が弱い=病気」と混同している人の発想ですが、実はこの2つは違うのです。

 

 

例えば、私は「体は弱い」ですが、大病はしたことありません。従って「病人」ではありません。

 

 

ですが、体が弱いのは紛れもない事実です。体の一つ一つのパーツは、同じ体格、年齢の人と比べてもきゃしゃですし、耐久性に劣ります。

 

 

このように、「病歴のある人、病人」と「体が弱い人」は、なんとなく同じような感じもしますが、似て非なるものなのです。

 

 

体が弱い人は生きていく上で不利ですが、「特定の病気」を持っているわけではないので、周囲から理解が得られず肩身の狭い思いをします。

 

 

 

そうなると、病人ではないので、「自分は元気なんだ」と自分の体の弱さを無視して無理をします。

 

 

体の弱さに本人も気が付かず「みんなこんなもんだろう」と考えているケースもあります。

 

 

そのような習慣を繰り返すことによって、体を壊しやすくなります。

 

 

また、1度体を壊すと、回復力が弱いので苦労します。

 

 

 

 

そうならないように、体の弱い人は体の弱さを自覚する、そうではない人は、体の弱い人に配慮するなどしてほしいと思います。

 

 

 

 

 

体が弱い人とそうでない人の違い

 

 

 

では、「体が弱い人」と「そうじゃない人」の違いについて説明します。

 

 

 

 

「体が弱くなく、平均的な体質の人」が乗用車だとしたら、「体が弱い人」は軽自動車です。

 

 

 

 

 

  • 平均的な体質の人・・・乗用車

 

  • 虚弱体質の人・・・・・軽自動車

 

 

 

 

軽自動車は乗用車に比べて、耐久性や、馬力が劣っていますが、それは別に故障しているわけではありません。

 

 

 

軽自動車は乗用車に比べると、耐久性やパワーが劣りますが、軽自動車としてはそれが標準です。軽自動車に見合った走り方をして、乗用車並に負荷をかけなければ、平穏に過ごせます。

 

 

 

 

これに対して「病人」というのは、「乗用車が故障した状態」を思い浮かべてください。故障していますが、元は馬力と耐久性がある乗用車です。

 

 

 

 

もちろん軽自動車も故障します。動物の場合は体が弱い方が病気のリスクは高くなります。しかし、ここでは「体が弱い状態」と「病気の状態」の比較の為、わかりやすくする為、乗用車を例にだします。

 

 

 

体の丈夫な人でも、場合によっては大病をします。

 

 

 

ですが、治れば「故障した乗用車」が、「故障してない乗用車」に戻ります。元に戻ってからは乗用車の馬力と耐久性になります。

 

 

 

乗用車の故障は、「軽自動車に変身すること」ではなく、「乗用車」が「乗用車の故障した状態」におちいることです。

 

 

 

これに対して、体の弱い軽自動車は、たとえ故障を直しても、「故障していない軽自動車」に戻るので、治った状態でも乗用車に劣ります。

 

 

 

 

ただし、これはあくまで例えのお話です。人間の体は、完全に車と同じではないので、乗用車だった人が退院した時には軽自動車の様な体力になることはあります。 病気の種類や、その人の年齢によってそういうケースがあることは否定はしません。

 

 

 

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虚弱体質は社会にでると不利

 

 

「体が弱い事(軽自動車)」の何が問題なのかというと、

 

 

世の中は乗用車を基準にして回っているからです

 

 

この中で軽自動車が乗用車の真似事をすれば、体を壊してしまいます。

 

 

 

「自分は乗用車だ」と思い込んだり、周囲の人も軽自動車を「乗用車だ」と思い込んだ場合、その軽自動車は常に無理をするようになります。

 

 

 

これがもし、軽自動車ばかりの中で過ごして、軽自動車に見合った馬力で生活していれば、軽自動車には問題が起きません 。

 

 

 

学生の時がそうです。

 

 

 

学生の時も、乗用車、軽自動車、大型車...と、色んな体格、体質の人がいます。

 

 

 

しかし、学生は基本的には個人の能力以上の事は求められません。

 

 

 

どんなにキツイ部活でも「体を壊してでもやれ」とは言われません。頑張ることや努力は要求されたとしても、前提は「体を壊さない範囲で」です。

 

 

 

ここが、社会に出た後と、前との決定的な違いです。

 

 

 

 

従って、学生のうちは、体力が軽自動車でも周囲に合わせて故障しないように、自分のペースで頑張る事が出来ます。体育の授業でも部活でも、体を痛めた時や、具合が悪い時は休んで回復する時間を与えてもらえます。

 

 

 

調整しながら頑張れるので、気をつければ体がひどく故障する事もありません。

 

 

 

 

故障した経験がないから、「自分の体が弱い」とは気が付きません。つまり軽自動車なのに「軽自動車だ」という自覚がないのです。

 

 

 

しかし、社会にでると、「平均である乗用車の馬力」を求められるようになります。軽自動車でも乗用車の馬力を出さなければなりません。

 

 

 

乗用車であれば、乗用車の耐えられる負荷にはかろうじて耐えられます。

 

 

 

しかし、元から乗用車の耐久性を持ち合わせていない軽自動車には、乗用車にとっては平気なことでも、上手くいきません。

 

 

 

自分の耐久力を超えた作業をする事で、軽自動車はしょっちゅう不具合を起こすようになります。周りの乗用車も疲れてはいますが、軽自動車より余裕を感じます。

 

 

 

乗用車が100%頑張ればいいところ、軽自動車が同じ力を出そうとすると120%頑張る必要があります。

 

 

 

その上軽自動車の回復力は乗用車より劣るわけですから疲弊していきます。

 

 

 

はじめは軽自動車はどこも壊れていませんでした。ですが乗用車のような使い方をすると、壊れやすくなります。

 

 

 

別に「乗用車がキツクない、楽そうだ」と言っているわけではありません。

 

 

 

同じように酷使したら、軽自動車の方が乗用車より負荷が大きいぶん、先に壊れる確率が高い...という意味です。

 

 

 

ですが、乗用車も老朽化すれば、壊れやすくなっていきます。

 

 

 

 

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体が弱いと、鍛えても健康に気をつけてもすぐに体を壊す

 

 

 

私の場合は何度か体を壊して、「自分の体は丈夫ではない」と気付きました。それまでは、

 

 

 

「なんでこれしきの事で体を壊すんだろう」

 

 

「鍛えてるのに体力無いな」

 

 

「健康に気を使っているのに不健康だな」

 

 

 

 

...このように、不思議に思っていましたが、「体が弱い」...とまでは思っていませんでした。

 

 

 

始めに言いましたが、私は大病をしたことがないので、「体が弱い」という自覚がなかったのです。

 

 

 

そして、本人が分からないのですから、当然、周囲も分かりません。

 

 

 

そんな中、唯一指摘してくれた人がいました。

 

 

 

 

当時、同じ職場で働いていた体の弱い女性です。

 

 

 

 

色々話しているうちに、彼女から「私たちって体が弱いよね」と言われたのです。最初は自分が該当していると思っていなかったので、誰のことを言っているのか分かりませんでした。

 

 

 

彼女は体が弱くて毎日働けないので、一日おきに出勤するというスタイルでした。

 

 

 

そんな人に「体が弱い」と言われてしまったのです。

 

 

 

そこで始めて気が付いて、自分の体質を見つめ直すことになりました。もし彼女に言われなかったら、気付くのにもっと時間がかかっていたと思います。

 

 

 

それでも、「体が弱いくらいたいしたことない」と思って乗り切っていましたが、体を何度も壊した事で、これは無視できない問題だと思うようになりました。

 

 

 

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体を強くしたい

 

 

「体が弱い事」を自覚してからは色々と考えました。どうやったら体質が変わるのか...

と。

 

 

 

「乗用車が故障した状態」なら、故障した部分を直せば、元の乗用車に戻ります。

 

 

 

しかし、軽自動車は、修理をして元の常態に戻ったとしても、「軽自動車の完全な状態」に戻るだけです。乗用車の耐久性や馬力にはなりません。そこが難しいところです。

 

 

 

 

軽自動車は、どこも故障していなくても、乗用車に劣っているのです。なので、乗用車と同じような使い方をすると、また故障します。

 

 

 

 

「乗用車なみの耐久性と馬力が欲しいな」...と、思っていました。

 

 

 

 

ですが、食事、運動、健康食品、規則正しい生活と、すでに思いつく事はやっていました。

 

 

 

 

その為、「改善しないのは遺伝のせいだ」と思っていました。

 

 

 

 

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体が弱かった原因は栄養不足だった

 

 

どこも故障していない状態だけど、耐久性が劣る為、標準より壊れやすい。馬力が足りない

 

 

 

...これが、「病人ではないけど、体が弱い」という状態です。

 

 

 

世の中、病気の原因がわからなくて困っている人はたくさんいます。

 

 

 

 

ですが、体が弱い原因がわからなくて困っている人もたくさんいると思います。私も原因を突き止めるまでに何年もかかりました。

 

 

 

 

ずっと体が弱いのは遺伝のせいと思っていましたが、

 

 

 

私の体が弱かった原因は、体の糖化と、タンパク質・脂質不足でした。

 

 

 

 

私が「体に良い」と思って実践していた食事が間違っていたのです。

 

 

 

その食事とは、世間一般で健康に良いとされている「バランスの良い食事」や「野菜多めの食事」です。

 

 

 

 

その間逆が正解だったのです。

 

 

 

 

それに気付いて、「バランスの良い食事、野菜多め」から、「スーパー糖質制限」に切り替えたら、おもしろいくらい体質が変わっていきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

もう30代ですので、成長期の時に試すような変化は望めませんが、それでも効果は絶大です。

 

 

 

ちなみに、私は2008年に糖質制限にチャレンジして挫折し、「糖質制限否定派」の期間を経て、再び「糖質制限肯定派」になりました。

 

 

 

 

その一回目にチャレンジをした時に、「私達って体が弱いよね」と私に言った職場の女性に、糖質制限の事を話したことがあります。

 

 

 

「とにかく肉を食べると疲れにくくなる」...といった趣旨の事を言った記憶があります。

 

 

 

今であれば「糖化の危険性」や、「脂質の重要性」についても話すのですが、その時はその知識を知らなくて、「タンパク質をたくさん食べる良さ」しか伝えなくて申し訳なかったなと思います。

 

 

私自信が当時の方法で、一時的に筋肉がつきやすくなったり、疲れにくくなったものの、中途半端な知識だった為、副作用で体調を崩して失敗したからです。

 

 

 

その後、派遣先の契約が終わって、その女性とは合わなくなりました。

 

 

 

半年後、彼女をよく知る人から、彼女が出勤日数を増やして元気でやっているという話を聞きました。

 

 

 

「肉を意識的に食べるようにしたところ、それまでより多く働けるようになった」...と言っていたそうです。

 

 

 

「肉を食べると疲れにくくなる」と軽く話したつもりだったのですが、彼女は実生活に取り入れたようです。それ故、知識不足のまま伝えてしまったことは申し訳なく思います。

 

 

 

それからどうなったかわかりませんが、肉を食べるのと食べないのでは、これほど体力に差が出るのかと思った出来事です。

 

 

 

 

こういうケースは稀です。

 

 

 

健康について話を聞いてくる人は多いのですが、その場で「うん、うん」と頷いて実践しない人は多いのです。おそらく彼女は「体が弱いこと」を本気で悩んでいたからこそ、実践したのだと思います。

 

 

 

私も実際に体が丈夫になってきているので、今では、栄養状態を変えれば、軽自動車を乗用車に近づけることが出来ると思っています。

 

 

 

「近づける」という表現にしたのは、「親から受け継いだ糖化の規模」や、「実践する年齢」によって差があるからです。成長期の前と後でも違うと思います。

 

 

 

それでも実践すると、実践しない人より明らかに元気になります。

 

 

体が弱い人の無理は要注意です!その理由をパソコンに例えて解説へ続く

 

 

 

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(追記)体が弱い、ではどうするか

 

 

ここまで読まれた方は、おそらく、体が弱くて真剣に悩んでいる本人か、それに近い人ではないかと思います。

 

 

 

私も体が弱かったので、そういう人には元気になってもらいたいです。

 

 

 

以下に、解決につながりそうなヒントをいくつか提示します。該当する状態に合わせて、記事を読んでみて下さい。

 

 

 

糖化の対策

 

 

「大病はしていないけど、体が物理的に弱い、脆い」と感じている方は、「糖化」かもしれません。糖質を摂ると、体のタンパク質と余った糖が結びついて細胞が変性します。

 

 

糖化反応(メイラード反応)について分かりやすく説明してみた

 

AGE(終末糖化産物)について分かりやすく説明してみた

 

 

 

ATP不足の対策

 

 

とにかく元気がない。力がでない。鬱っぽい。

 

 

・・・という方はエネルギー物質である「ATP」がしっかり作られていないのかもしれません。

 

 

日本人は糖質の多い食事をしていますが、糖質はある条件だと「ATP」がわずかしか作られません。その場合、食べているのに「エネルギー不足」になります。

 

 

ATP(アデノシン三リン酸)について分かりやすく説明してみた

 

エネルギー代謝について分かりやすく説明してみた

 

 

 

 

鉄とタンパク質不足の対策

 

 

とにかく元気がない。力がでない。鬱っぽい

 

 

・・・が女性であれば、「鉄不足」の可能性もあります。閉経していない女性は、先にこちらを疑って下さい。

 

 

女性は毎月生理で鉄を失うので、鉄不足による疾患になりやすいです。女性の鬱やパニックは「鉄不足」を疑って下さい。

 

 

原因が「鉄不足」の場合、それが解消されると別人のように元気になります。体温も上がります。

 

 

フェリチンと鉄不足について分かりやすく説明してみた

 

 

鬱や睡眠障害や発達障害の原因を栄養の視点から考える。鉄不足が脳に与える影響は深刻だった

 

 

鉄の過剰摂取は危険という考えを改めます。鉄サプリを半年間飲んでみて思う事

 

 

 

男性は鉄不足になりにくいですが、なった場合は、女性よりも深刻になります。

 

 

男性のフェリチンの基準と、鉄不足の症状

 

 

 

慢性疾患の対策

 

この記事のテーマには反しますが、もし、大病を患って体が弱っている方なら、以下の記事を一読する事をオススメします。

 

 

炎症と自己免疫疾患について分かりやすく説明してみた

 

 

余命わずかの末期癌患者が退院できたのは病院での栄養療法のおかげだった!

 

 

癌細胞と癌家系について分かりやすく説明してみた

 

 

 

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健康ばかり気にする人の特徴と、健康志向の人が不健康になる理由

 

 

健康関連の話をしすぎると、

 

 

 

 

「健康ばっかり気にしていてもしょうがない」

 

 

「健康がそんなに大事なのか」

 

 

「健康が全てじゃない」

 

 

 

と、言われることがあります。

 

 

 

 

このブログを読んで下さっている方も、そう言われた、あるいは言った経験があるかもしれません。

 

 

 

なので、「健康ばかりに気をつける事になんの意味があるのか」について書いてみようと思います。

 

 

 

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気にしすぎる事に意味はあるのか?

 

 

 

人は大なり小なり、みんな健康を気にしています。

 

 

 

若い時は元気で気にしなかった人でも、歳をとれば弱っていくので、いずれ気にする時は訪れます。

 

 

しかし、世の中には、周囲に比べて「健康の事ばかり」考えてしまう人が一定数存在します。

 

 

「大病をしている(したことがある)人」や、「大病はしてないけど体が弱い人」は、そうなる傾向が強いです。

 

 

 

 

 

 

「健康」「健康」と言っているのが、「過去に大病をした人」であるなら、みなさん納得されます。

 

 

 

そんな人に対して「健康ばかり気にしてもしょうがないだろ」と言う人は少ないと思います。その人の境遇を察して「大病をしたことで健康に気をつけるようになったんだな」と理解できるからです。

 

 

 

しかし、私の様にただ体が弱いだけで「特に大病をしたこともない人」が、やたらと「健康」、「健康」と言っていると話は違ってきます。

 

 

 

「そんなに気にして意味があるのか?」、「気にしすぎじゃないか?」・・・と反応は冷ややかです。

 

 

 

「まだ起こってもいない病気にビビッてもしかたがない。なったらなった時。なるかどうかわからない事にエネルギーを注ぐよりも、他に大事なことがあるだろう」

 

 

 

「健康を気にしすぎる人って「病気への恐怖」が過剰だ」

 

 

 

・・・おそらく、このように思われるのではないでしょうか。

 

 

 

確かに、健康について調べ出すとキリが無いですし、気をつけたからといって、必ず病気が防げるわけでもありません。だから「健康の気にしすぎ」を否定する人の気持ちも理解できます。

 

 

 

しかし、なったら困るから、先回りして気をつける必要があるのです。

 

 

 

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体が弱いとすぐに体調を崩す

 

 

 

私も健康に気を使うタイプです。

 

 

 

そうなった理由は、「体が弱かったから」というのが大きいです。

 

 

 

 

昔、台湾旅行に行った時に、飛行機が慣れなかったのか、現地に到着した時から頭が痛くなりました。

 

 

 

元々頭痛持ちでしたが、まさか旅行中になるとは思いませんでした。

 

 

 

ホテルで薬を飲んで少し寝たのですが、その日は現地の知り合いと食事をする約束をしていたので、夜は頑張ってレストランに行きました。

 

 

 

しかし、食べられないし、途中で気分が悪くなってぐったりしたのです。

 

 

 

すると、その場にいた人がそれぞれ「これを飲んでみろ」「これを頭につけてみろ」と色々持って来てくれて、どれが効いたのかわかりませんが、奇跡的に回復しました。

 

 

 

親切にしてもらって、今ではとてもいい思い出ですが、このような事があると、次からは慎重になります。

 

 

 

具合が悪いと、楽しい事があっても楽しく感じる事ができないし、なにより、周りに気を使わせるのが申し訳ないのです。

 

 

 

何度かこういう事が起こると、「またなるんじゃないか」と思うようになります。

 

 

 

 

 

何か体調を崩すようなハードな事をして具合が悪くなったのなら分かります。

 

 

 

しかし、体が弱いと大した事ないことで、「さっきまで元気だったのに、なんで急に体調を崩したんだろう」・・・みたいな事が突然起こるので油断ができません。

 

 

 

起こりもしない事を心配してもしょうがないのですが、体が弱いとつまらないことで調子が狂うので、人生を楽しむ為には、健康に気を配ることが必要不可欠になってきます。

 

 

 

私の場合は「体が弱い」だけで、「大病」をしたわけではありません。

 

 

従って、見た目は健康体なので、人からは体が弱い事はわかりません。

 

 

 

見た目が病人じゃないので、私が健康に気をつけていると、周囲が不思議がって「若いのになんで?」と聞いてきました。

 

 

 

若い人が病気を怖がったり、健康に気を配るのは、「健康ブーム」と言われる現代でも異質な存在なのだと思います。

 

 

 

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丈夫な人と体が弱い人の違い

 

 

 

 

過去に大病をしたり、そういう人を身近で見てきた経験があったり、体が丈夫ではない人は、病気に対する危機感があります。

 

 

 

反対に、体が丈夫で病気をナメている人はあまり気にしないと思います。その必要がないからです。

 

 

私も体が丈夫になって、元気な人が言っていた「そんなに気にしてもしょうがない」という理由が分かりました。

 

 

 

元気になると心配事が減るので、「まぁ、大丈夫だろう」という余裕が生まれますし、自然と気にならなくなります。

 

 

 

 

このことからも、「健康を気にしすぎる」かどうかは、「本人の体調」がかなり関係していると言えます。

 

 

 

 

ちなみに、心配事は病気だけではありません。

 

 

 

昔は体が弱かったので、常に「ここを壊したら治るのにどれくらい時間がかかるだろう」とか、「治療費はいくらくらいかかるだろう」とか考えていました。

 

 

 

回復力も弱いからです。

 

 

 

今は丈夫になったので、具合が悪くなる事も無くなりました。昔のように常に体調不良の心配をすることもありません。

 

 

 

 

心配しなくてもいいというのは楽です。

 

 

 

ですが、過去の状態を覚えているので「あのようにはなりたくない」と思っています。

 

 

 

また、病気になって、後で「あの時気をつけておけば良かった」と後悔するのは嫌なので気をつけます。

 

 

 

 

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健康に気をつける人程病気になる理由とは

 

 

私は、健康志向が無意味だとは思いません。

 

 

 

闇雲に怖がって、情報に振り回されているだけで終わっていたら確かに無意味です。

 

 

 

しかし、「どうやったら元気になれるか」を追求していった結果、私は体質を変えることに成功しました。

 

 

 

 

私は、健康に気をつけすぎる人の気持ちも理解できるし、その事によって予防の知識もつくので、無駄ではないと思います。

 

 

 

しかし、一方で「これは問題だな」というケースもあります。

 

 

 

「世の中のありとあらゆる情報」に目移りして、冷静な分析ができないのであれば、気にしすぎることは逆効果です。

 

 

 

何故なら、「同じテーマや条件にも関わらず、何故か専門家の意見が割れる現象」が普通に起きているからです。

 

 

 

とくに医療や栄養の情報はデタラメが多いです。

 

 

 

 

 

 

真実と違うことが定説になっているので、真面目に実践すると不健康になります。

 

 

例えば、厚生労働省が推奨する「食事バランスガイド」。あれを真面目に実践すると、糖質過多、タンパク質不足、脂質不足、ミネラル不足、脂質不足になります。

 

 

人間の食性に反するモデルなので、慢性疾患の原因になります。

 

 

今でこそこんな事を書いている私ですが、昔は、定説で正しいとされている「バランスの良い食事」、「野菜を多めに食べると良い」、「肉よりは魚」を真に受けて実践していたので、不健康でした。

 

 

これを改善させたのは、定説では否定される「スーパー糖質制限」です。両方真面目に試したところ、定説の言う通りにすると30年以上不健康でしたが、糖質制限をしたら2ヶ月程でガラっと体質が変わりました。

 

 

理に適っているので、変化が早かったです。

 

 

それ故に、定説のデタラメぶりに驚きました。「これは、気をつけても元気にならないはずだわー」と思いました。

 

このような社会で、正しい情報を掴んでいかないといけないわけですから、健康に気をつけている人が不健康になるという事は普通にあります。

 

 

 

例えば、

 

 

コレステロールは安全だという説と、危険だという説があります。

 

科学や論文のインチキはコレステロールが教えてくれる

 

 

「血圧は上がると良くない」という説と、「歳をとったら上がるのが自然だ」という説があります。

 

血圧が高いほど健康で長生きできる!原因を根本的に間違えている高血圧の食事や治療

 

 

「消化に良いのは植物性の食品だ」という説もあれば、「消化に良いのは動物性の食品だ」という説もあります。

 

消化に良い食品の嘘。慢性的に胃がもたれる人は糖質の過食を疑え!

 

 

LEDは危険ですが、近年普及しているので安全ということになっているのでしょう。

 

LEDの安全性は疑わしい。ブルーライトで目の奥や頭が痛くなる理由

 

肌の対策まで必要?ブルーライトの生体への影響は深刻だった

 

 

血は骨髄で造られるという説と腸で作られるという説があります。

 

血液と赤血球とヘモグロビンについて分かりやすく説明してみた②

 

 

和食は健康的ということになっていますが、全然健康的じゃありませんでした。

 

和食は素材の味を生かした料理だという嘘と、日本人が不健康な白米を止められないワケ

 

 

ほとんどがこの調子です。この中から正確な情報を探すのは大変です。

 

 

人間の体は100年前200年前とそれほど変わっているとは思えません。なのに、何故かファッションのように健康の情報が次々と生み出されていくわけです。

 

 

 

健康雑誌を愛読して、今月はバナナが良い。来月は玉ねぎが良い。再来月は・・・。

 

 

 

もし、このように情報に振り回されているのであれば、気にしすぎたところで得るものはないでしょう。下手をすると、予防にならないどころか、良い方法を手放してしまう可能性さえあります。

 

 

必要なのは、バナナでも、玉ねぎでもありません。

 

 

情報を冷静に分析する習慣です。

 

 

これができなければ、気にしすぎる事で、いい方法を掴むことは出来なくなってしまいます。

 

 

何故なら、例え運よく「効果的な方法」に一時的にたどり着いても、その後、誰かから「別のオススメの方法」を紹介されたら、そちらに移る可能性があるからです。

 

 

また、自分は「A」がいいと思っていたけど、多くの人に「AはダメでBがいい」と言われただけで、根拠も無くコロッと変えるのも考えものです。

 

 

そしてもう一つ、「病気という恐怖」に支配されて、盲目にならないようにする必要があります。

 

冷静に判断することが大事だと言いましたが、この冷静さを鈍らせるものの一つが恐怖です。確かに世の中には恐ろしい病気が存在します。そういうものに対してはビビる必要はあります。

 

 

ですが「〇〇になります」と言われて恐怖に支配されると、その後に「〇〇をすれば解決します」と言われたら、安心して、つい飛びついてしまいます。

 

 

 

これは健康に限らずあらゆるジャンルに言える事ですが、恐怖が根底にあって、過剰に健康情報を気にしている人は、この点に気をつけてください。

 

 

 

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糖質制限中に起きた食欲不振を治す為に、例外的に甘い物を食べて分かった糖質の依存性

 

私は糖質が多く含まれている「穀物」や「野菜」が好きでしたが、それ以上に「甘い物」が大好きでした。

 

 

喫煙もしないですし、お酒も飲まないので、唯一の嗜好品である糖質にかなり依存していました。

 

 

ところが、1日10g以下のスーパー糖質制限を行なったことにより、甘いものはもちろん、お米等の穀物、野菜を欲しいと思わなくなりました。

 

 

 

「食べたいな」と思っていたのは、始めた2~3週間で、それを過ぎると糖質が無くても平気になります。

 

 

ただし、脂質が不足しているとダメです。

 

 

 

私は徹底的にやるタイプなので、糖質制限を始めてから、外食以外は厳格に糖質を減らしていました(※たまにする外食は普通に食べます)

 

 

糖質制限が成功してからは、甘い物が食べたくなることはなかったのですが、例外的に自宅で甘い物を食べた事がありました。

 

 

その期間は3ヶ月です。

 

 

 

理由ですが、食欲がなかったので、あえて糖質を食べました。

 

 

体には悪かったですが、それによって学んだ事をお話します。

 

 

まず、スーパー糖質制限中に食欲が無くなった原因についてお話します。

 

 

 

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甘いものを食べた理由

 

 

 

昨年暮れに、祖母が急に無く亡くなって、それによって2~3ヶ月調子を崩しました。

 

自分では、特にふさぎこんだつもりはありません(そういう性格ではありませんし)。

 

 

ですが、訃報を聞いた時、鶏肉を食べていたのですが、その瞬間、一気に食べる気が失せてしまいました。胃が閉じてしまったような感覚です。

 

 

一応、その時食べていたものは、休憩しながら完食しましたが、その後長い間、食欲が消えました。

 

 

なんというか、「食べるのがめんどくさい、どうでもいい」と思うようになったのです。

 

 

一週間前に元気だったので、亡くなったとは信じられず、ボーっとしていました。夜も考えてしまい、寝つきも悪いし、早く目が覚めます。

 

 

「食べるのがめんどくさい」と思っても、何も食べないわけにはいきません。

 

 

でも、とにかく欲しくないのです。

 

 

過去に、断食や、一日一食もやっていましたが、その時の「食べなくても平気」という感覚と明らかに違います。「胃」がどうこう・・・とかではなく、「口」に物を入れたくないのです。

 

 

糖質制限を始めてから、半年以上続けて摂っていたプロテインやバターも、この時からしばらく止めました。これらを摂った方が明らかに調子がいいのですが、この時は食事だけで十分でした。

 

 

その為、脂質もタンパク質も摂取量が減りましたし、それに伴って筋肉も落ちました。

 

 

でも、「そのうち治るだろうから、しばらくは放っておこう」と思いました。

 

 

で、一ヶ月くらい、身内と集まっては、遺品の整理を行いました。片付けをしていた時は、部屋に生前の面影がありましたが、住まいを引き払うと、「本当に終わったんだな」という感じがしました。

 

 

眠たくなるのに、目をつぶると何故か眠れません。3日に一度ようやく本当に寝るみたいな感じでした。元々不眠症ぎみではありましたが、一日以上寝られないことはありませんでした。

 

 

さすがに寝てない、食わないはマズイと思ったので、とりあえずプロテインを飲もうとしましたが、一杯飲み干すこともできません。ただでさえマズイのに、この状態ではキツかったです。

 

 

せめて食欲だけでも戻ってくれればと思ったので、糖質制限実践者としては邪道ですが、あえて糖質を食べることにしました。

 

 

 

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食欲を戻す事を最優先にした

 

 

 

私は、糖質の毒性を知っていますし、このブログでも度々お話してきました。

 

だから、「糖質は体に良くない」と分かった上で食べました。

 

 

「好きなものだったら食べられるだろう」という理由もありますが(※嫌いで止めたわけではないので、好物であることには変わりありません)

 

 

糖質の「また食べたい」と思う依存性の強さを逆手に取ってやろうと思いました。

 

 

糖質なら食欲が戻るのではないかと考えたわけです。

 

 

それによって、一時的に体を傷つけることにはなりますが、とりあえず「超小食」を解決するのが先決です。

 

 

食事は基本的にスーパー糖質制限のままにして、一日一回、わずかなお菓子を食べることにしました。

 

 

糖質制限を始めてからも、たまに頂き物の茶菓子を断れず、食べることはありましたが、「自分の好きなものを選んで食べる」のは久しぶりでした。

 

 

夕食を済ませて、8時くらいにチョコレート味のドーナツを一個食べてみました。

 

 

甘くて美味しいので、幸せな気分になりました。

 

 

ホッとするというか、本当に、この瞬間は色んな事を忘れます。久しぶりに「美味しかった」と思いました。

 

 

嬉しい事に、この日は寝つきもよかったです。

 

 

「ゴチャゴチャ余計な事を考えないようにする為」とか、「安心感を得る為」だったら、糖質は抜群の威力を発揮します。

 

 

 

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(追記)糖質の依存性

 

 

肉や脂は美味しいですし栄養面からしても優れていますが、食べた時に幸せな気分になる事に関しては糖質には勝てません。

 

 

その理由がこちらになります。

 

 

『Daiwa ドクターからの健康アドバイス 糖質と甘味は中毒になる』より引用

 

 

脳内報酬系が活性化されると快感を感じる

 

 

 

人間を含めて動物は「気持ちがよい」とか「快感」を求めることが行動の重要な動機になります。

 

 

このような快感が生じる仕組みは脳内にあり「脳内報酬系」と呼ばれています。

 

 

脳内報酬系は、人や動物の脳において欲求が満たされたとき、あるいは満たされることが分かったときに活性化し、その個体に快感の感覚を与える神経系です。

 

 

(中略)

 

 

糖質と甘味は脳内報酬系を刺激する

 

 

糖質も甘味も薬物依存と同じ作用をすることが動物実験などで明らかになっています。

 

 

快感を求めて甘味や糖質の摂取を求め、次第に摂取量が増え、摂取しないとイライラなどの禁断症状が出てきます。

 

 

ラットの実験で、コカインよりも甘味の方がより脳内報酬系を刺激するという結果が報告されています。つまり、甘味はコカインよりも中毒(依存性)になりやすいという実験結果です。

 

 

砂糖の多い食品や飲料の過剰摂取は甘味による快感によって引き起こされ、これは薬物依存との共通性が指摘されています。そこで、甘味による依存性(甘味中毒)と薬物に対する依存性(薬物中毒)のどちらが強いかを比較する目的で実験が行われています。

 

 

この実験では、ラットを2つのレバー(ドアの取手)があるケージに入れ、一つのレバーを押すとコカインが静脈注射され、もう一つのレバーを押すとサッカリンの入った水を20秒間だけ飲めるような仕組みを作って実験しています。

 

 

するとほとんどのラットはサッカリンの入った水を飲むレバーを多く押したという結果が得られたのです。

 

 

サッカリンは砂糖の200倍以上の甘味があるカロリーゼロの人口甘味料です。

 

 

コカインは中枢神経を興奮させて強い快感を得るので薬物依存症(薬物中毒)になりやすい覚醒剤です。

 

 

サッカリンの代わりに砂糖でも同じ効果でした。

 

 

サッカリンに対する嗜好はコカインの投与量を増やしても変わらず、コカイン中毒になったラットを使ってもサッカリンの方を選ぶという結果が得られました。

 

 

つまり、この実験結果は、甘味に対する中毒はコカイン中毒よりも勝るということを示しています。

 

 

(中略)

 

 

糖質は脳内麻薬の産生を増やす

 

 

グルコースは脳神経の主なエネルギー源です。

 

 

したがって、糖質の多い食事で血糖が上がることは脳にとっては快感となり、報酬系を活性化するように糖質を求めるようになります。また、甘味自体が味覚神経系を介して報酬系を活性化します。

 

 

さらに、甘味物質や糖質は脳内麻薬と言われるβーエンドルフィンの産生を増加させることがラットを用いた実験で報告されています。

 

 

 

気休めや、逃げの為に、一時的に糖質を使用したわけですが、予想通り気分が良くなりました。

 

 

さんざん糖質を危険視していた私ですが、この時ばかりは、糖質の依存性に頼ってよかったと思います。

 

 

ただし、

 

 

 

寝つきは良かったのですが、問題が起きました。

 

 

 

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問題発生

 

 

寝られたのですが、3時間後に気分が悪くなって目が覚め、吐いてしまいました。

 

 

 

食べなれないドーナツを一個を食べたので体がビックリしたんだと思います。この時だけかと思いましたが、その後、2回同じような事が起きました。

 

 

以前、

 

 

 

「消化に良いのは動物性食品で、植物性の食品は消化に良くない」

 

 

「動物性の食品を食べた30後に吐こうとすると、既に消化が終わっていて吐けない。植物性の食品を食べた30分後に吐くと、ほぼ原形のまま出てくる」

 

 

・・・という話を読んで、私は「この説は真実だと悟った」と、お話した事があります。

 

消化に良い食品の嘘。慢性的に胃がもたれる人は糖質の過食を疑え!

 

 

 

ですが、話を読んだ時点では、なんとなくでした。

 

 

そして、実際に糖質制限を始めてからも、「この説の通りだ」と体感する事はありましたが、実際に目で見たわけではありません。

 

 

ですから、「この説は事実だった」と自信を持って言い切れるようになったのは、実際に吐いたこの時です。

 

 

この「途中で目が覚めて、吐いた」という現象はいまだに謎ですが、気分的なものだったのだと思います。

 

 

最初は、お菓子を食べた日に起こったので、お菓子を疑ったのですが、そうではありませんでした。

 

 

2回目は豚肉と韮とモヤシを煮た料理を食べた数時間後、3回目は鶏肉に塩コショウをつけて焼いただけの料理を食べた数時間後です。

 

 

 

だから原因は、お菓子を食べたからでも、食べ物の質でもなさそうです。症状があった日となかった日の違いはよく分かりません。

 

 

ちなみに、1回目から、3回目までは、一ヶ月程の日にちが空いています。

 

 

原因は分からなかったのですが、ドーナツは吐いてしんどかったので止めて、チョコレートなどを食べることにしました。

 

 

その理由ですが、私は糖質を一定以上の量食べると、目が痒くなったり、吹き出物がでるからです。

 

 

 

 

 

それは嫌なので、これらの症状が続かないように、お菓子の糖質量は50g以内を目安にして(チョコレートだけなら意外と少ない)、さらに、「合間でお菓子を食べない日」も設けました。

 

 

 

糖質は止めると欲しくなくなるが、摂り始めると中毒になる

 

 

糖質制限を続けていると、たまに甘いものを口にしたら、

 

 

「甘っ!!」・・・と、ビックリするぐらい甘く感じます。

 

 

 

私のような元糖質狂いでもこのレベルになります。

 

 

 

甘い味付けがなくても平気になります。

 

 

 

今、炭酸にレモンを絞って無糖で飲んでいますが、レモンも酸っぱさの中に甘みを感じます。他の人に飲ませたら「何これっ!?」と不評なので、マズイのだと思いますが、こんなのでも私には美味しく感じます。

 

 

糖質制限に慣れてくると、こんな感じで、お菓子などは甘すぎて食べる気が失せてしまうようになります。そこまで思わなくても、「別に無くてもいいかな...」ぐらいのレベルにはなります。

 

 

糖質制限が習慣化すると、一時的に付き合いで食べても、感覚が変わっている状態なので「甘すぎる」と思って終わりです。「次も食べたい」と思う事もなく、翌日には普通に糖質のない生活でも苦痛を感じません。

 

 

そこまでくれば糖質制限は結構楽なのです。糖質を我慢することが、それ程苦じゃなくなります。

 

 

というか「我慢」という概念がなくなります。

 

 

ですが、再び継続してお菓子を食べるようになったことで、糖質制限をしていた時に感じていた、「甘すぎる」という感覚は次第に薄れ、「次もお菓子を食べたい」と思うようになっていきました。

 

 

目的は、その食欲だったので、一応成功です。

 

 

食べない日を設けてはいましたが、それでも定期的にお菓子を食べるという行為によって、気が付いたら、食べない日も、「お菓子を食べたい」と思うようになりました。

 

 

徹底した糖質制限をしていた時は、付き合いで外食をしてもそこで終わりで、「次も糖質を食べたい」とは思わなかったのにです。

 

 

しかも、お菓子がないとイライラしてくるようにもなったのです。

 

 

昔はそれが普通だったのでなんとも思わなかったのですが、糖質制限の理論を理解した上でこの現象を観察すると、糖質の依存性を強く感じました。

 

 

その違いに気付いたので、ヤバイな・・・と思い始めました。

 

 

 

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消化に良い食べ物と、消化に悪い食べ物

 

 

糖質中毒になりかけましたが、おかげで、この頃には、食べることが少しずつ好きになり、安心して寝られるようになりました。なので、「もうそろそろ潮時かな」と思っていました。

 

 

そんな時に、また吐きたくなりました。

 

 

 

1回目と2回目の時は普通に吐いたので気が回らなかったのですが、3回目であることに気がつきました。

 

 

 

3回目は吐けないのです。

 

 

 

吐きそうになるけど、出るものがありません。胃液です。

 

 

明らかに1回目と2回目と違います、前の2回は全部吐き出せたのに、3回目はどう頑張っても無理でした。

 

 

ここで、前の2回は吐けたのに、何故、今回だけ吐けないのかを考えました。

 

 

 

この時に、「動物性の食品だけを食べて、30分後に吐いたら、吐けない」という話を思い出したのです。

 

 

 

振り返ってみると、1回目は糖質だけ。2回目は糖質とタンパク質と脂質の組み合わせ。3回目はタンパク質と脂質だけでした。

 

 

 

 

1回目・・・ドーナツ(吐ける)

 

 

2回目・・・豚肉・韮・モヤシ・キムチ鍋の元(吐ける)

 

 

3回目・・・鶏肉(吐けない)

 

 

 

動物性の食品(タンパク質、脂質)だけだと消化が早い」という話を思い出して、「そうだった!」と思いました。

 

 

私の場合、自然に吐いたので、実験のように「タンパク質も炭水化物もどちらも食後30分後に吐いて確認」・・・という程の正確さはありません。しかし、食べたタイミングや、吐くタイミングはそんなに違わないので、似たような条件で比較することができました。

 

 

納骨が終わった頃、食欲や睡眠も通常通りになり、夜に突然気分が悪くなって吐くという謎の症状も無くなりました。

 

 

よくわかりませんが、墓まで見届けた事で、気持ちが納得しました。

 

 

このような形で、途中で糖質制限を緩めてしまいましたが、良い経験になったと思います。

 

 

それまでは、「断糖肉食だと消化がいい」という話を学び、その説が真実かどうかは「食後数分で動き回れる」とか、「胃がもたれない」とか、どちらかというと「感覚的なもの」で実感していました。

 

 

ですが、実際に吐いて、消化具合をそれぞれ比較できた事によって、確信することができました。

 

 

 

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糖質の性質

 

 

私は糖質制限を続けて調子が相当良かったのですが、それでもショックによって中断を余儀なくされました。

 

 

おまけに、否定していた糖質の「依存性」を利用して回復させるという手段を使いました。

 

 

栄養価の高い肉や魚には、このような性質はありません。

 

 

 

脂質であるバターを食べると、エネルギーが満ち足りる「満足感」はあります。

 

 

しかし、同じく「脂と砂糖の塊」であるチョコレート(糖質)を食べた時の「満足感」はこれとは異なります。バターが「満足感」だけなら、チョコレートの場合は「満足感」と「幸福感」も感じます。

 

 

あの時の私は、「バター」では満足どころか食べることもできず、糖質の入った「チョコレート」には何故か満足・安心できました。それによって症状が楽になったのは否定しません。

 

 

糖質を食べたことで、「回数が増すほど糖質に対する欲が甦ってきた事」、「糖質は理由がなくても気持ちを落ち着けてくれる効果がある事」、「糖質が薬物に例えられる理由」がよくわかりました。

 

 

食欲の為、気分を良くする為に糖質を摂ったわけですが、やる気がなくなったり、集中力が落ちることもあります。なので基本的には、この方法は危険です。また、場合によっては、依存に負けて、再び糖質を止められなくなる可能性もあります。

 

私は、例え一時的にお菓子を摂り続けて依存しても、糖質制限に成功しているので、その後、確実に止められる自信がありました。だから、依存をキッカケにして、食欲を呼び戻す為に使ったわけですが、あくまで「キッカケ」です。

 

 

食欲は戻せても、リスクがあることをわかった上で利用しました。

 

 

「食欲不振と睡眠不足による急性的な害」と「糖質摂取による慢性的な害」を、天秤にかけて、やむを得ず後者を選択した事を強調しておきます。オススメはしません。

 

 

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