瞼に脂肪の塊ができる「眼瞼黄色腫」の放置は要注意!意外な原因と解決方法とは

 

目の周囲に「脂肪の塊のようなものが出来る症状」は複数あります。

 

 

●白ニキビのような小さい稗粒腫(ひりゅうしゅ)

 

●汗管の細胞が増殖してできた3~5mmくらいの汗管腫(かんかんしゅ)

 

 

・・・このように「脂肪の塊」と言っても様々な症状がありますが、瞼の上(目頭)に、これらよりかなり大きめの脂肪の塊ができることがあります。

 

 

それを「眼瞼黄色腫(がんけん・おうしょくしゅ)」と言うそうです。

 

 

「脂肪の塊」と聞くと、大したことないような気がします。私もそう思っていました。

 

しかし、調べてみるとこの症状は、皮膚や目だけの問題ではありませんでした。

 

 

「眼瞼黄色腫」は生活習慣を改善しないと再発します。

 

 

本記事では、切除 → 再発 といった対処療法ではなく、何故出来るのか、根本的な原因についてお話します。

 

 

 

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黄色腫とは

 

原因の前に、まず、どんなものなにかについてお話します。

 

「黄色腫 おうしょくしゅ」とは、「黄色い斑点状の盛り上がり」という意味です。

「黄色腫」のサイズは1cm前後ですが、その形態によって、以下のように分類されています。

 

 

●盛り上がった「発疹型」

●あまり盛り上がらない「偏平型」

●手足の関節にコブできる「結節型」

 

 

気になる「黄色腫」の正体ですが、コレステロールの塊で、良性のできものです。

 

 

ひざ・ひじ・おしり・アキレス腱等、体の様々なところに出来ますが、

 

にできたものを「眼瞼黄色腫 がんけん・おうしょくしゅ」と言います。ちなみに、上瞼だけでなく、下瞼にもできるみたいです。

 

 

コレステロールの塊と聞くと、いかにもコレステロール値が高い人がなりそうですが、実際に「黄色腫」は「脂質異常症 ししついじょうしょう」の人に多いそうです。

 

 

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脂質異常症とは

 

 

「脂質異常症」とは、「高コレステロール血症」と「高脂血症」の総称です。

 

高コレステロール血症、高脂血症 = 脂質異常症 

 

 

『OMRON All for Healthcare vol.110』より引用

 

 

「高コレステロール血症」「高脂血症」「脂質異常症」は、いずれも血液中の脂質成分が異常値になっている状態を指しています。

 

まず、「脂質異常症」ですが、次の3つのうち1つでも当てはまると、脂質異常症と診断されます。

 

 

・LDLコレステロール(悪玉コレステロール):140mg/dL以上

・トリグリセライド(中性脂肪):150mg/dL以上

・HDLコレステロール(善玉コレステロール):40mg/dL未満

 

(いずれも空腹時の血清中濃度)

 

 

これらの脂質のうち、何が異常値となっているかにより、「高コレステロール血症」または「高脂血症」に分類されます。

 

そして、「高脂血症」の合併症の1つが「黄色腫症」です。

 

 

 

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脂質以異常症でなくても眼瞼黄色腫になる

 

 

自分は当てはまらないから、良かった、良かった・・・と思わないで下さい。

 

他の「黄色腫」と違って、

瞼にできる「眼瞼黄色腫」だけは、脂質異常症(高脂血症)じゃない普通の人でもなるそうです。その数、なんと3分の2です。

 

 

『貴方の為の健康お役立ちサイト 顔の不調(まぶたに黄色いシミができた)』より引用

 

この黄色腫は、血液中のコレステロール値が400mg/dl以上に上昇した高脂血症の際に多く発生します。

 

まぶただけに単独で出るときは、コレステロール値が正常な人も少なくなく大部分は無害なものですが、まぶた以外にも出る場合は、医者に診てもらって、高脂血症かどうか調べてもらった方がよいでしょう。

 

このように、瞼の黄色腫は、コレステロール値が普通の人でもなるわけですから、決して人事ではありません。

 

特に中年に多いそうです。

 

ちなみに、レオナルド・ダ・ヴィンチの書いたモナ・リザにも「眼瞼黄色腫」らしきものが描かれています。

 

 

 

脂質異常症じゃないのなら、別に瞼に黄色腫があっても問題ないんじゃない?

 

・・・と思われるかもしれません。

 

しかし、「脂肪の塊」ができる理由と、なる人の多さを知れば、そうも言っていられないと思います。

 

 

両方の瞼に脂肪の塊

 

何年か前から、父の両目頭に「脂肪の塊」ができています。

 

片方だけならともかく両方あるので、「何だろう?」と思っていました。

 

「眼瞼黄色腫」という疾患があることは知らなかったので、父にどうしたのか訪ねたら、

「歳をとったら、脂肪の塊が出来る人は多いよ」と言われました。

 

「癌」だったら大騒ぎですが、「脂肪の塊」と言われたので軽く考えて、とくに調べたりしませんでした。

 

しかし、最近祖母にも、目立ちにくいですが「脂肪の塊」ができている事に気が付きました。

 

同じ場所なので余計気になったのですが、「脂肪の塊」だと思っていたので、また調べませんでした。

 

 

「本当によくあることなんだ」・・・という認識です。

 

 

それが先週、別の件で目について調べていたら、偶然、「眼瞼黄色腫」の写真を見つけたのです。

 

 

(修正)当時、画像検索で見つけた中で一番分かりやすい写真を引用していましたが、引用元からダメだとご連絡いただきましたので、7月20日より自作イラストに差し替えます。本物の写真はリンク先でご覧下さい。

 

 

 

『皮膚科専門医ブログ 眼瞼黄色腫のレーザー治療』

 

 

これを見て始めて「あっ、これ、病気なんだ・・・」と思いました。

 

そりゃそうですよね。

 

歳をとったからといって、意味もなく出来るわけありません。出来る人と出来ない人がいる以上、必ず原因があるはずです。「歳のせいだ」と丸め込まれてバカでした。

 

「脂肪の塊」が、「眼瞼黄色腫」という病気だと知った以上は、無視出来ないので、解決方法を調べる事にしました。

 

 

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眼瞼黄色腫の原因と対策

 

 

「眼瞼黄色腫」の治療法を探すと、「炭酸レーザーで焼く」「切開する」という外科的な方法が目立ちます。

 

 

「眼瞼黄色腫」の根本的な原因と、解決法を探したかったのですが、ハッキリとした答えが見つかりませんでした。

 

「高脂血症が原因」というのもありましたが、それでは説明になっていません。中には「詳しい原因はわかっていない」と書かれているものさえありました。Wikipediaにもありません…。

 

 

しかし、その中で興味深い説をみつけました。

 

「眼瞼黄色腫には糖質制限が効果的」という話です。

 

 

『青山エルクリニック院長ブログ 眼瞼黄色腫には糖質制限!?』より引用

 

黄色腫を作る病気は色々あり、全身性の脂質代謝異常症が基礎にあると言われています。

 

 

眼瞼黄色腫(xanthelasma palpebrarum)もその脂質代謝異常症の一部に分類されています。皮膚の中にコレステロールが沈着し、黄色い境界明瞭な塊を作ります。

 

顕微鏡で見ると、泡沫細胞(ほうまつさいぼう、組織球という細胞が脂質を食べ過ぎて風船みたいになった状態)がたくさん認められます。

 

血中の余分なコレステロールが眼瞼に溜まるのかと思いきや、眼瞼黄色腫の患者様は血中コレステロール値が高くない方が多いのです。

 

あれ~コレステロールが血中に多すぎるから、余ったものがくっつくんじゃないの?と、言いたくなりますよね。

 

眼瞼黄色腫が再発するところを注意深く観察すると、黄色い塊ができる前に皮膚が赤く腫れることがあります。まるで蚊に刺されたかのようですが、痛くも痒くもありません。

 

そうこうするうちに、何となく皮膚が黄色くなってくるのです。黄色の塊になるのは、あっという間。数週間の出来事です。

 

黄色の塊ができる前に、皮膚に炎症が起こっているんですね。炎症が起こってから、コレステロールが集まるの?

 

これってどこかで聞いた話です。そう、動脈硬化のメカニズム。

 

動脈硬化はコレステロールが血管に沈着して起こると考えられていました。しかし現在はコレステロールが長年無実の罪を背負っていたことが分かってきました。

 

本当の原因はさまざまなストレスによる炎症が血管内皮を傷つけるから。

 

特に血糖が高いと糖が血管のタンパク質と結合して、血管内皮を傷つけます。その修復のためにコレステロールが集まっていたのでした。

 

「火事の現場に行ったら消防士がたくさんいたので、火事の原因は消防士だ」と決めつけられたようなものと例えられています。コレステロールさん、長年誤解していてごめんね。

 

消防士さんのお話はこの動画に
ttps://youtu.be/AwkBB2Z6914

 

ずいぶん遠回りしまいましたが、要は眼瞼黄色腫の始まりは炎症であり、その修復のためにコレステロール沈着が起こるのではないか、と言いたかったのです。

 

その証拠に黄色くなる前に皮膚が赤く腫れあがります。

 

まるで血管内の動脈硬化過程を目の前で見ているようです。

 

これと同じことが、いま自分の血管の中で起こっているに違いない!
ぞぞ~~~っ!

 

しかし糖質制限を開始してから、そのような皮膚の炎症症状が起きなくなりました。眼瞼黄色腫の再発もありません。

 

ちょっと気を抜いて糖質を多めに摂ると、黄色腫のあった部位が一、二度赤くなったことがあります。その時は気を引き締めて糖質制限を強化すると、赤味は収まりました。

 

なぜ眼瞼の特定部位に炎症が起こるのか、その原因は不明です。そして再発率がとても高い。せっかく患者様をきれいに手術しても、再発するとがっかりなんです。

 

私一人の経験から大きなことを言うつもりはありませんが、眼瞼黄色腫の再発を防ぐには糖質制限食が有効ではないかと思っています。専門の先生方、いかがですか?

 

さらっと書かれていますが、かなり重要なことです。以下の部分に注目して下さい。

 

 

>しかし糖質制限を開始してから、そのような皮膚の炎症症状が起きなくなりました。眼瞼黄色腫の再発もありません。ちょっと気を抜いて糖質を多めに摂ると、黄色腫のあった部位が一、二度赤くなったことがあります。その時は気を引き締めて糖質制限を強化すると、赤味は収まりました。

 

 

糖質を摂ると炎症が起き、糖質を控えると炎症が治まる・・・

 

この「炎症」がポイントです。

 

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炎症とは

 

免疫が「防衛軍(の仕組み)」なら、外敵から自国を守る本土決戦、戦火が「炎症」です。

 

症状は以下になります。

 

 

●赤くなる・・・・・「発赤 はっせき」
●腫れる・・・・・・「腫脹 しゅちょう」
●熱くなる・・・・・「発熱 はつねつ」
●痛い・・・・・・・「疼痛 とうつう」

●動かせない等・・・「機能障害」

 

 

そして、炎症の原因である外敵(有害な刺激)は、以下のようなものです。

 

 

●生物学的因子・・・細菌、真菌、ウイルス、原虫、寄生虫…等
●化学的因子・・・・化学物質…等
●物理的因子・・・・捻挫、筋肉痛…等

 

 

「糖質」は化学的因子になります。

 

 

(追記)炎症について、詳しくは以下の記事に書いています。

 

炎症について分かりやすく説明してみた

 

 

 

糖質が引き起こす炎症

 

糖質が「炎症」を引き起こす理由です。

 

『糖質制限で18kgやせた医師の記録 炎症性、アレルギー性、自己免疫性…』より引用

 

炎症とは、免疫反応です。
異物に対して、免疫細胞が集まるために血流を増やすので
腫れて、赤く見えるわけです。周りの神経を圧迫して痛みもあります。

 

糖質が、炎症を促進する理由は

 

1.糖質コルチコイドを抑制するから
糖質コルチコイドは、血糖値を上昇させる働きがあるとともに
抗炎症(炎症を防ぐ)作用を持ちます。(人体に存在するステロイド)
つまり、糖質過剰摂取により血糖値が上昇すると
糖質コルチコイドの放出が止まり、抗炎症作用も得られなくなります。

 

2.脂肪細胞が炎症性サイトカインを放出するから
過剰な糖質は、体内で体脂肪に変換されます。
脂肪細胞は炎症性サイトカインといわれる情報伝達物質を放出し
体内の炎症を促進します。

 

3.全身のタンパク質をAGE化するから
糖質はタンパク質に作用し、AGE(終末糖化産物)化します。
身体にとっては、AGEは変性した不要なタンパク質なので
排除しようと免疫が働き、炎症を起こします。

 

1.~3.の理由により、糖質は炎症を促進します。

 

皮膚の中にコレステロールが沈着する「眼瞼黄色腫」ですが、

 

修復に訪れたコレステロールが悪いのではなく、炎症を起こす糖質が悪いのです。

 

そして、糖質は血管が変性する原因にもなります。

 

 

糖質が引き起こすタンパク質の変性

 

血管はタンパク質でできています。これと余った糖が結びつくと「糖化反応」を起こし、細胞が変性します。劣化と言えばわかりやすいでしょう。

 

なので、動脈硬化はコレステロールが原因ではありません。

 

糖質が悪いので、動脈糖化です

 

糖化について分からない方は以下の記事を。

糖化反応(メイラード反応)について分かりやすく説明してみた

 

そして、動脈がどのように劣化していくかは以下の記事に書きました。

動脈硬化は悪玉コレステロールではなく、動脈壁の劣化が原因だった

 

 

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真実とは違う情報

 

 

糖質は「炎症」や「糖化」によって血管を傷つけます。その理屈が分かれば、「糖質制限を開始したら炎症がなくなった」とか、「眼瞼黄色腫が再発しない」という話は小学生でも理解できます。

 

しかし、世間では、何かにつけて「コレステロールが悪い」という事になっています。糖質をかばうわけです。

 

「逆の情報」に影響を受けた人は多いので、真実が浸透しないのです。

 

「炎症や動脈硬化は糖質のせいだ」・・・という説に納得できない方も多いと思いますので、上の記事で紹介されていた「消防士さんのお話」を紹介します。

 

英語なので、以下に同じ動画の日本語字幕付きを貼っておきます。これを視聴すると、体の中で起きる炎症の原因が一目瞭然です。

 

(※遅いので1.5倍速くらいで見るのがお勧めです。方法は、「右下の歯車」をクリック→「速度」をクリック)

 

 

 

 

血管の炎症の仕組みが分かったところで、再び「目瞼黄色腫」に話を戻します。

 

 

脂肪の塊が出来る人は動脈硬化の心配をした方がいい

 

「目に黄色腫ができる」という事は、前段階として「炎症」が起こっていた。

そして、「炎症」が起こったということは、さらにその前に、「糖質を摂り過ぎていた」ということです。

 

 

糖質の摂りすぎ

炎症が発生

黄色腫ができる

 

 

目に黄色腫がある人は、他の血管も炎症を起こしている可能性があります。

 

その事を裏づける以下のような意見もありました。

 

『美容医療の口コミ広場 美容医療 ドクター相談室』より引用

 

また、眼瞼黄色腫の方の半分程度はコレステロール値は基準値内です。しかし、近年コレステロール値の絶対値ではなくLDLコレステロールとHDLコレステロールの比が重要だということがわかってきています。眼瞼黄色腫の有無は、虚血性心疾患の予後を規定する独立したリスク因子です。

 

このような知見は近年明らかになってきたもので、皮膚科の先生はご存知ないと思います。

 

重要なことは、眼瞼黄色腫ができているということは、全身の血管がボロボロになっている可能性があるということです。体型、血糖値などを考慮すると、心筋梗塞、狭心症、大動脈解離、脳血管疾患などの生命に関わる疾患にかかるリスクが高いと思います。もし喫煙者であればそのリスクは格段に上がります。

 

生活習慣を改善しないと、眼瞼黄色腫は治療しても再発します。

 

早急に循環器内科専門医を受診して、適切な血圧、血糖、コレステロール値、体重のコントロールをつけるのが最優先ではないでしょうか?合わせて全身の精密検査を受けることを強くお勧めいたします。

 

繰り返しますが、「眼瞼黄色腫」ができるということは、血管が弱っている証拠です。

 

レーザーで切り取ってチャラという問題ではありません。

 

目に限らず、体のどこかに「脂肪の塊」を持っている人は、血管がピンチになっているという体からのサインと受け止めて、根本的な解決をする必要があります。

 

でも、考え方によっては、表面に表れるのはある意味ラッキーです。

 

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何故、目の周辺なのか

 

 

そして、「なぜ眼瞼の特定部位に炎症が起こるのか、その原因は不明です。」とのことですが、これについて私は、単にその場所が弱い場所だからではないかと考えています。

 

実際、目の周囲の皮膚は薄く(頬の3分の1)デリケートです。皮膚が薄いという事は、下の血管も他の場所に比べて、外からの刺激に弱いと考えられます。にも関わらず、目の周辺は動きが活発です。

 

以下にも「機械的刺激や炎症によって」とあります。

 

『山手皮フ科クリニック 眼瞼黄色腫』より引用

 

眼瞼黄色腫の原因

 

機械的刺激や炎症によって、血液中のリポタンパク(血液中の脂質の総称、LDLコレステロール、悪玉コレステロールなど)が血管外に漏れ出て、マクロファージなどの組織球がこれを取り込みます。

 

取り込んだ組織球は泡沫細胞に変化して皮下に沈着するのが原因です。

 

1/3は高脂血症と伴い、高脂血症Ⅱ型(LDLコレステロール、いわゆる悪玉コレステロール高値)の場合が多いのですが、2/3では高脂血症が認められません。

 

脂質が漏れ出す原因が、機械的刺激炎症なら、

 

目の周辺は弱いので、中と外の両方からのダメージを受けやすいということになります。

 

ただ、これは憶測なので、他にちゃんとした理由があるかもしれません。

 

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(追記)切りがない対処療法

 

>なぜ眼瞼の特定部位に炎症が起こるのか、その原因は不明です。そして再発率がとても高い。せっかく患者様をきれいに手術しても、再発するとがっかりなんです。

 

 

・・・とありますが、「眼瞼黄色腫」と同じように、切っても切っても再発する病気があります。

 

 

です。

こちらも原因は同じです。

 

糖質が分解されて出来る「ブドウ糖」と、さらに代謝されて出来る「乳酸」の蓄積が癌を発生させます。

 

従って、こちらも原因である糖質を止めない限り、切っても再発します。

 

病気は違っても、本質は同じです。

 

「眼瞼黄色腫」ができる人は、糖質を摂りすぎているかもしれないので、同じ糖質で引き起こされる「癌」にも注意しておいた方がよいでしょう。

 

抗癌剤治療や手術をする前に知っておいて欲しい、癌が発生するシンプルな理由

 

先程も言いましたが、体の表面に動脈硬化の症状が表れるのはある意味ラッキーです。

 

「黄色腫」で悩まれている方は、「審美的」な理由から「早くなんとかしたい」と思われているかもしれませんが、せっかくですのでこれを機に「食生活」を見直してみるといいかもしれません。

 

 

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原因である糖質に気をつけることが根本的な対策

 

眼瞼黄色腫の根本的な原因は「糖質」であることが分かりました。

 

糖質の過剰摂取を放っておいたら、表面的に切り取ったところで、再発する可能性は高く、血管が弱くなっているので、「眼瞼黄色腫」以外の疾患も心配です。食生活に気をつけた方がいいのは言うまでもありません。

 

食事をする時、以下の点に注意してみて下さい。

 

●食材にどれぐらい糖質が含まれているのかを知る

●摂っている糖質量が1日どれぐらいなのかを知る

●摂るべき栄養素と摂ってはいけない栄養素を間違えない

 

ちなみに、人間の体に糖質は必要ですが、その量はわずかで、一説によると5gです。そして、その必要な量は「糖新生」という機能でつくることができます。

 

必要だからこそ、自分の体内で合成できるのです。それなのに食事から大量に糖質を摂っている人がほとんどです。

 

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食材にどれぐらい糖質が含まれているのかを知る

 

食材に含まれている糖質量を把握するのは大事なことです。

 

私が周囲の人に、「糖質」の危険性を訴えると、決まって「糖質はそんなに食べていない」という答えが返ってきます。

 

でも、そういう人を観察していると、しっかり「糖質」を食べています。

 

 

食べているのに「食べていない」と言うわけです。どうしてそんな事が起こるのでしょうか。

 

 

そのポイントは3つです。

 

 

●「甘くないものは糖質ではない」と思っている

 

●糖質はどの量からが「過剰」になるのか分かっていない

 

●和食はヘルシーと思っている為、和食に糖質が多いことに気が付いていない

 

 

・・・これが「自分は糖質を食べていない」と勘違いする原因です。

 

「糖質=甘いもの」と紐付けしていると、「間食をしていないから糖質は食べていない」、「甘いものを食べていないから糖質は食べていない」・・・と錯覚することになります。

 

ですが、糖質が含まれている物は、甘く感じることもあれば、甘く感じられないこともある事を知ってください。

 

糖質を食べていると、甘さに対して鈍くなるので、「甘い、甘くない」で糖質が含まれているかどうかを判断するのは適切ではありません。だから、「食べるものに糖質がどれぐらい含まれているか」食品成分表を参考に数字で判断するのが一番確かです。

 

1つの目安ですが、基本的に、植物性の食品は糖質が多く含まれていると思って下さい。葉物より根菜、根菜より穀物に多く含まれています。果物は「ブドウ糖の10倍糖化する」と言われる果糖が多く含まれているので、糖質量が少なくても注意が必要です。

 

 

一応言っておきますと、私は1日10g以下の糖質制限を行なっています。このぐらい糖質を摂らないと、普通の人が「甘くない」と主張する、ご飯や、葉物であっても甘く感じます。

 

 

糖質制限をする前は感じられませんでしたが、いつも肉に塩、スパイス、みたいな食事をしているので、たまに肉に「ホウレン草」や「オクラ」、「ネギ」を入れたりすると、物凄く甘く感じます(だから美味しいです)。

 

その時、改めて、「やっぱり葉物であっても糖質が含まれているんだな…」と感じます。

 

かつて、チャイに砂糖をカレースプーン山盛り2杯入れないと「美味しくない」と思っていたぐらい甘さに麻痺していた(これをバカ舌と言います)時は、野菜や米が「甘い」などと思いもしませんでしたが、今食べると確かに甘いです。

 

 

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摂っている糖質量が1日どれぐらいなのかを知る

 

次の大事なポイントです。

 

「1日に全部でどのくらいの糖質を摂っているか」、そして、「そもそも人間にはどのくらいの糖質が必要なのか」を知っておくことが重要です。

 

糖質はどのぐらいから「過剰」になるのかですが、人間の体に必要な糖質量はわずかです

 

もう一度言いますが、一説によると5g(小さじ1)です。

 

ちょっと厳しい数字ですね。私でも1日10gくらい食べますから。

 

重要なのは過剰摂取の度合いです。

 

5gオーバーするのと、50gオーバーするのと、100gオーバーするのは違います。

5万円借金するのと、50万借金するのと、100万借金するのではダメージが違うのと同じです。

 

1日の糖質量を計算して「どれぐらい過剰摂取をしているのか」を意識してみるとよいでしょう。

 

ご飯150g(茶碗一杯)には、約55gの糖質が含まれています。ご飯を3食であっという間に165gの糖質になります。

 

ちなみに、糖質制限をする前の私の糖質量は、最高時230~260gでした(1日1食をしていた時はここまでいっていません)。こうなったのは野菜の食べすぎが原因です。

 

 

チャイに入れる砂糖や、間食の糖質より、穀物、根菜の方が糖質が多いです。

 

従って、動物性の食品を少なくして、野菜多めの食事はかなりヤバイです。

 

当時の私は「糖質の害」に対して無知だったので、この数字を意識したこともなければ、自分がとんでもない量の糖質を食べている自覚もありませんでした。それどころか「野菜をたくさん食べているから健康的だ」とか思っていました。

 

「眼瞼黄色腫」にはなりませんでしたが、他のところにいくつも糖質の害が表れました。

 

ここでお気付きかと思いますが、「動物性の食品を少なくして、野菜多め」は、和食を好んで食べる人がおちいるパターンです。ベジタリアンのような食事をしている人や、和食を食べている人は、「ヘルシー」だと思いながら過剰な糖質を摂っている可能性があるので注意が必要です。

 

和食は素材の味を生かした料理だという嘘と、日本人が不健康な白米を止められないワケ

 

 

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摂るべき栄養素と摂ってはいけない栄養素を間違えない

 

「食生活に気をつけましょう」というと、多くの人が「昔ながらの和食」等、「野菜中心」に走ろうとします。

 

そして、動物性食品を控えようとします。

 

しかし、体の修復にはタンパク質が必要です。動物性食品を控えると「タンパク質不足」になるので組織の修復も悪くなります。

 

気をつけるものが逆になっているので注意が必要です。

 

次に、「糖質を大量に食べているのに、黄色腫が出来ない人」もいるので、その違いについても触れておきます。

 

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糖質を大量に食べても眼瞼黄色腫にならない人は健康なのか?

 

 

「眼瞼黄色腫」は糖質が影響を与えているので、それらを避けた方が良いです。

 

しかし、糖質をたくさん食べている人の中に「眼瞼黄色腫が出来ていないから、炎症は起きていない。私は糖質を食べても大丈夫なんだ」と考える人がいるかもしれません。

 

なので注意をしておきます。

 

先ほど「動脈硬化は動脈糖化」だと言いました。

 

タンパク質を変性させる「糖化」は、血管だけに表れるのではなく、全身に表れます。

 

過去にも書きましたが、私の場合は特に胃、関節、爪、皮膚(セルライト)に表れました。糖質を摂っていれば全ての人がこうなるわけではありません。人によって違います。

 

胃かもしれないし、血管かもしれないし、肌かもしれないし、筋肉かもしれないし、関節かもしれない・・・

 

従って、特定の場所にだけ気を取られ、「〇〇が劣化していないから、他のところも大丈夫」と考えるべきではありません。もし、糖質を摂っているのに、血管になにも症状がなかったとしても、

 

 

「私の場合は、たまたま血管には症状が出なかっただけ」

 

 

・・・と考えるのが適切です。他のところが糖化しているかもしれないからです。

 

しかし、こんな風に考える人は稀です。多くの人は、以下のように考えると思います。

 

「もし〇〇という病気の原因が糖質なら、なんで同じように糖質を摂っている〇〇さんは、何も起きていないんだ?本当に糖質が悪いなら同じようになるはずだろ?同じようにならないのは糖質が原因じゃないからだ。」

 

「糖化すると、全く同じような症状になる」という前提で考えていると、このような発想になります。「違った症状」を受け入れることができないのです。ですが、糖化の「ダメージの度合い」、「表れる場所」、「症状」は、本当に様々です。

 

理屈で考えれば当然です。先ほども言ったように、糖化とは糖とタンパク質による化学反応です。従って、体がタンパク質で構成されている以上、体のどこで起こっても不思議ではない現象です。

 

糖質を食べている人は、本人が気付いていようと、気付いてなかろうと、必ず糖化します。酸素に晒されると、必ず酸化しますよね。それと同じで糖化は化学反応なのでどうにもなりません。

 

 

そして、誰でも先天的に「傷つきやすい部分」と「傷つきにくい部分」があります。経験から、その人の体質の特に弱いところに症状が出るような感じがします。

 

糖質を食べると病気になる人と、健康で長生きする人の違いについて考えてみた

 

私の場合は、体が満遍なく弱かったですが、その中でも胃がダントツに弱かったということです。物心ついた時にはすでに、胃が弱く食事をするのが苦手でした。関節は高校生の時から少し動かすだけで音かし始めましたが、症状が出たのが後だったので、胃に比べると丈夫だったのでしょう。

 

ちなみに糖質制限で、胃も丈夫になり、関節も普通に動く限りほぼ音がしなくなりました。

 

症状がどこに表れるかは、その人の体質なので一概には言えません。もし、糖化が起こる場所を予測したいのであれば、年上の親族の体を観察する事です。1人くらい自分と近い体質の人がいるはずです。

 

血のつながった親族に同じような症状が表れるのは、先天的に弱いところ、つまりダメージを受けやすい場所が同じだからだと考えられます。

 

父と祖母の、同じ場所に脂肪の塊が出来たのも、それで説明がつきます。

 

 

まとめ

 

眼瞼黄色腫は見た目だけの問題ではありません。できた背景を考えると慢性疾患です。

糖質をたくさん食べている人は注意して下さい。

 

 

 
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