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元々憲法改正賛成派だった人の解説です。

 

 

 

 

谷本議員と一緒に飛行機を降ろされたもう一人の人物・高橋清隆氏について

 

 

 

谷本議員らがノーマスクで強制降機! 釧路空港のエアドゥ機、「憲法違反を公然と行う航空各社への行政指導を国交省に求める」

 

 

一緒に飛行機を降ろされた反ジャーナリスト高橋清隆氏による、谷本誠一議員のインタビュー動画です。

 

 

 

 

 

身近な人が被害に合った時の為に

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本記事は以下の続編です。

 

根管治療体験⑤悩んでいる時間はない!私が治療途中で歯医者を変えた理由

 

 

A歯科で治療したものの、思うような改善が見られず、おまけに、その日に紹介状を書いてもらう事もできませんでした。

 

痛みと腫れ、しびれが酷い(と自分では思っている)のに、「根の治療中にはよくあることなので」と言われたのです。

 

でも、自分の感覚では、日に日に酷くなっていて、どう考えてもおかしいのです。素人である自分の感覚を信じるか、A先生の意見を真に受けるかで迷ったのですが、自分の感覚を信じました。

 

といっても、私は素人です。正確な診断は出来ません。

 

なので、以前親知らずを抜いてくれた、ちょっと遠い「S歯科の先生」に見てもらう事にしたのです。

 

A歯科に行ったその日の4時に、S歯科の予約を取ることができました。

 

我慢するつもりでしたが、痛みが酷く、予約時間の1時間前にロキソニンを飲みました。

 

 

まさか、一日に3件の歯科に行く事になるとは思いませんでした(※最初のT病院は診察すらしてもらえなかったので行ったうちにも入りませんが...)

 

 

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細かい説明と柔軟な対応

 

 

別のところで治療してもらって、同じ日の午後にS先生に見てもらうことになりました。治療途中の歯を丸投げする形で対処してもらうことになったので申し訳ないと思いました。

 

 

ですが、結論から言うとS歯科に来て良かったです。この状態にも関わらず、S先生はとても誠実に対応してくれました。

 

 

椅子に座ると、最初、歯科衛生士さんに事情を聞かれたので、経緯を説明しました。

 

 

 

別の歯科で治療してもらったけど、痛みが酷く、腫れやしびれがあること。治療してもらったのに、膿はほとんど取ってもらえなかったので腫れが改善されない事・・・等々、混乱していましたが、伝えられるだけ伝えました。

 

 

 

それを傍で聞いていたS先生がやってきました。

 

 

「ちょっと、誤解があったみたいなのですが・・・」

 

 

・・・と、いつものように詳しい説明をしてくれました。

 

 

その説明によると、なんでも、膿は一度には全部取れないそうなのです。その理由は記憶が飛んで覚えていないのですが、どちらにせよ、説明されたことで納得できました。

 

 

そういう説明を受けたのは始めてだったので安心しました。

 

 

さらに、昔取ったレントゲンで、現在の状況を想定しながら説明は続きます。

 

 

色々と話してくれた後、先生の方から「しびれがあるのが心配だ」と言ってくれました。はじめてこの部分を気にかけてもらえました。

 

 

私は思わず、

 

 

「ネットで調べたら、「唇に痺れがある場合、大きい病院の口腔外科に見てもらった方が良い」と書いてあったのですが、この痺れは骨髄炎の可能性はありますか?最近撮った画像ではこの数年前のレントゲン写真よりもかなり骨が溶けていたのですが・・・」

 

 

そう言うと、

 

 

「その可能性は0ではないです。」

 

 

と数年前に取ったレントゲンを見て言ってくれました。最近取ったレントゲンほどではないですが、よくみるとその画像でも根の部分がやや黒くなりかけています。

 

 

その過去の写真から、現在の状況を推察して、そういう危険性があると示唆してくれたので、私はダメもとで、

 

 

前にかかった歯科の先生に、骨髄炎だった場合、なるべく早く対処したいから、大きな病院で検査をしたいことを伝えたら、一度は承諾してくれたものの、後で書かないと言われて不審に思った事、何もなければないでいい、フライングでもいいから、早期発見がしたい事、それらを伝えて、

 

 

「紹介状を書いてもらえませんか」と、お願いしました。すると、

 

 

「いいですよ」

 

 

と、嫌な顔一つせず、快く引き受けてくれました。一瞬の間もなくすんなりとです。

 

 

「少し待っていただくようになりますが、お時間は大丈夫ですか?」

 

 

と言ってくれました。S先生に一番面倒を押し付けたのですが、誰よりも私の気持ちを汲んでくれ、誠実に対応してくれました。これがどれほど有難かったかは言うまでもありません。

 

 

他所で治療していた歯を丸投げしたわけですから、先生も最初は「どこまでいじっていいのかわからない」と言っていました。

 

 

S先生のここまでの対応を見て、ここに来ようと決意した私は、「もう行きたくない・・・。治療して下さい。」とお願いしました。

 

 

 

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違う意見

 

 

その後、口がどういう状況か、診察をしてもらいました。口の中を見て

 

 

S先生:「すごい腫れですね」

 

 

と言われました。やっと、そう言ってもらえたので、ちょっとホッとしました。

 

 

私:「これでも3分の1は取ってもらったからマシなのですが、これより腫れていたのに「ちょっと、腫れてますね」って言われました。」

 

 

S先生:「えっ、そうなんですか」

 

 

その後、

 

 

S先生:「一部分だけレントゲンを撮らせて下さいね。」

 

 

こうして、小さいレントゲンを撮りました。

 

 

その後、現在のレントゲン画像を見ながら、再び説明をしてくれました。

 

 

 

●蓋を外してみたら、血の混じった膿がでていたので、外しっぱなしにする。(開放)

 

●歯の一部だけレントゲンを撮ると歯の根が太くなっていた。それは細菌から守るために太くなった

 

●そこに膿がたまると上は蓋、下は骨で逃げ場がなくなって圧がどんどん高くなる、腫れて、それがオトガイ神経に障って唇がしびれたのだろうと。

 

●「ただし、骨が解けているので心配なのが・・・」と言われたので、「骨髄炎とかですか?」と聞くと、「そうですね」と。

 

●腫れたところは、硬くなっているので骨が変形している可能性がある。時間はかかるけど元に戻るとのこと。

 

 

・・・等々、他にも色々と教えてくれたのですが、知らない情報量が多すぎた為、良く覚えていないのです。ですが、考えられる症状のメカニズムと、その対処法等、素人でも分かるように説明してくれました。これによって、自分の置かれている状況が腑に落ちました。

 

 

これだったんですよ。私が聞きたかったのは。

 

 

この日は、圧が高くなるので、蓋をせずにお薬を詰めて開放し、開いたところに綿をつめてもらいました。替えの綿を出しておくので時々変えて下さいとのことでした。

 

そして、こんな説明もされました。

 

 

S先生:「このまま(膿の)腫れが消えなければ、横から切って膿を取り出す事もできますが、ただし、膿には麻酔が効かないので、相当な激痛が・・・自然と腫れが治まればいいのですが。」

 

 

・・・・・・

 

 

あぁ、そういうことか!!(心の声)・・・と、思いました。

 

 

A歯科で歯茎(頬に近いところ)を切ってもらった時に、麻酔をしてもらったにも関わらず激痛だった理由がようやくわかりました。

 

要するに麻酔が効いてなかったのです。確かにあれは痛かった。

 

 

せっかくですので、その後、腫れた部分に麻酔が効かない理由を調べてみました。

 

『よしなか歯科クリニック 炎症が強いと麻酔が効きにくいことが多いのはなぜ?』より引用

 

キーワードは

 

麻酔効果
酸塩基平衡
pH
です。高校の化学のお話が出てきますが、なるべくわかりやすく書いてみたいと思います。

 

 

リドカイン(よしなか歯科クリニックで使用している局所麻酔薬)を代表とする局所麻酔薬は
化学式では
RN・HClという塩酸塩で表されます。

それが組織内へ入ると
RNH+⇔RN+H+
という酸塩基平衡の状態になります。
ここで一つ目のキーワードです。

 

次にこの酸塩基平衡となっているうち、RNの方が神経内へ浸透し、麻酔効果を発現します。
つまり麻酔効果があるのはRNのみとなります。
つまり麻酔液の100%が効果があるわけではないのですね。
ここで二つ目のキーワードです。

 

 

次に炎症が起こっている場所でのpHが問題となります。
炎症部位では組織がpHが低くなっています。
酸性に、H+が多く存在しているということになります。

 

この酸性が多い環境では先ほどの酸塩基平衡がどうなるか?それは
H+の数を減らすように分かれていたRNとH+が結びつき、RNH+の数が多くなります。
つまり麻酔効果のあるRNが少なくなることになります。
そのため麻酔が全く効かないという状況になってしまいます。

 

これが炎症部分に麻酔が効きにくい理由です。

 

麻酔が効かないのはこういうことらしいです。

 

 

話を元に戻します。

 

症状が把握できて、麻酔の謎も解けました。治療後、

 

S先生:「前のところでお薬はもらいましたか?」

 

私:「はい、これをもらいました。(といってジスロマックを見せる)」

 

S先生:「じゃあ、お薬は出さなくて大丈夫ですね。」

 

診察室を出た後、紹介状をもらって帰りました。

 

 

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治療で開放してもらった後の状態

 

S先生の判断、処置が良かったので嬉しい事に、治療後、全く痛くありませんでした。治療後から今にいたるまで一度もロキソニンを飲んでいません。先生の見立て通り、蓋をしない事で中の圧が上がらず、腫れの勢いが無くなったようでした。

 

ところで、「ジスロマック」という化膿止めは、結構きつかったです。

 

 

お腹が緩くなると聞いたのですが、腹には異常なく、飲んで30分後にものすごい倦怠感に襲われました。殺菌効果が半端ないのでしょうが、免疫機能にもダメージを与えているのでは?というくらい強い副作用でした。

 

 

前にもらった「メイアクトMS錠100」という化膿止めはこんな事はなかったのですが...。

 

「抗がん剤は癌を攻撃するけど正常な細胞にもダメージを与える」とはよく聞きますが、「あれと似た様なもんかな」と思いました。

 

 

この薬は、一回で止め、前の「メイアクトMS錠100」がまだ残っていたので、そちらを飲む事にしました。

 

 

薬の副作用以外は何の問題も起きませんでした。歯の痛みから完全に解放され、この日は4日ぶりに熟睡できました。

 

 

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傷みが消え、腫れや痺れが小さくなっていった

 

朝起きたら、痛みがないだけでなく、腫れとしびれが少し小さくなっていました。

 

 

嬉しかったのは舌を動かしても痛くなかったことです。この日から水も普通に飲めました。

 

 

しびれの原因が「腫れ」だった為、歯の中に圧がかからないようにすることで、腫れが悪化することもなく、それによるオトガイ神経への圧迫も無くなる、ということだと思います。

 

 

しびれが一番怖かったので、これが縮小した時は本当に嬉しかったです。

 

 

いきなり完全に治ったりしませんが、S先生の処置を境に症状の悪化が止まり、回復の方向に向かいました。それは、この日だけではなく、これ以降も少しずつ、少しずつ回復していきました。S先生には本当に感謝しています。

 

 

しかし、この日は体に激痛が・・・。

 

 

ベットから起き上がった途端、前日にこけた時の痛みを感じました。

 

 

「あぁ、そういえば階段から落ちたわ」そう思いました。

 

 

左大腿骨の上、肋骨 膝、肩、右の上腕二頭骨の上・・・と、体のあちこちに打ち身の痛さがありました。前日、全く痛くなかったのが不思議です。頭蓋骨に響く歯の痛みから解放されたことで、体の痛みを強く感じる気がしました。

 

 

でも、歯の痛みに比べたら、全然平気でした。

 

 

歯の痛みは座っていても、寝ていても、何をやっていても痛かったですから。無理矢理体を動かして、痛みを紛らわせるくらいしかできませんでした。

 

 

ネットを開いても、心配で歯の事ばかり調べていました。「なんとか解決しないとヤバイ」という思いがあったので、他の事が全く手につきませんでした。

 

 

痛みと、この先どうなるんだろうという不安から開放されてホッとしました。

 

 

その後、S先生に年末までに2回見てもらいましたが、痛みは全く無く、腫れと、しびれの範囲はどんどん狭くなって行きました。炎症が縮小していく感じでした。

 

 

そして、年が明けて、紹介状を持って大きな病院の歯科・口腔外科に行ったのでした。年末に救急で診てもらった病院です。

 

 

根管治療体験⑦口腔外科にて下唇の腫れや痺れの原因は歯槽骨炎と判明へ続く

 

 

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前回の話の続きです。

 

 

根管治療体験④紹介状を持たず、大きい病院の歯科・口腔外科に行った

 

 

 

簡単に要約します。

 

 

 

痛みだけでなく、腫れや、しびれが酷くなっていったので、私はネットで解決策がないかを調べました。調べていくうちに、「骨髄炎」になった方の体験記を読んだことで、骨髄炎じゃないかと心配になりました。

 

 

 

しかし、そういう可能性が起こる事を、A歯科の先生は話してくれませんでしたので、このままA歯科に通うべきか迷いました。

 

 

 

症状はどんどん悪くなっていったのですが、A歯科の休診日と祝日が続き、2日間見てもらうことができませんでした。一応、祝日の日に大きい病院の救急科に行ったのですが、当直の歯科・口腔外科の先生には見てもらえず、薬をもらって帰りました。

 

 

 

帰る時に、救急科の先生から今かかっている先生に相談するようにアドバイスを受けました。

 

 

 

 

A歯科の先生に相談して、紹介状を書いてもらって大きい病院の口腔外科へ行く事も考えましたが、それは時間的に無理なので止めました。翌日の土曜日に見てもらわないとヤバイ状況だったのです。

 

 

 

基本的に大きい病院の歯科・口腔外科というのは土日は開いていません。

 

 

 

唯一見つけた、翌日の土曜日の12:30まで開いている、T病院の歯科・口腔外科に行くしかなく、間に合わせる為に、紹介状無しで直接行く事にしました。土曜、日曜と休みが続いていたので、急ぐ為には仕方なかったのです。

 

 

 

ところが、T病院の歯科・口腔外科には事情を話した上で予約を取って行ったのですが、行った後、待合室で門前払いをくらいました。

 

 

 

そこでも今かかっている先生に相談するように言われたので、その後すぐに、A歯科の予約を取ったのでした。

 

 

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かかっている先生に相談した

 

 

骨髄炎だったら早期発見したい。しびれの理由が知りたい。そう思いながらA歯科に到着しました。3回目の治療になります。

 

 

 

診察室に入ると、先生が私の顔を見て、「ちょっと・・・、腫れてますね」と言いました。

 

 

 

「これはちょっとなのか...」と思いましたが、症状を訴え、骨髄炎について聞いてみることにしました。

 

 

 

私:「痛みは波があるので、痛みが無くなる事もありますが、痛い時は耳の奥や頭まで痛いんです。それと、しびれがだんだん酷くなっています。唇は半分がしびれています。舌もしびれて飲み込むと痛いので、食事もできません。水を少し飲むのがやっとです。歯よりも、骨が痛いんです。私なりにネットで調べたのですが、骨髄炎という可能性はありませんか。」

 

 

A先生:「それはないと思います。」

 

 

私:「先生、CTを撮ってもらう事はできませんか」

 

 

 

A先生:「ん、何のために?」

 

 

 

と、笑顔で言われました。

 

 

 

 

私:「もし骨髄炎だった場合、早めに対処したいので調べたいのです。ネットでも「しびれが出た場合は大きい病院の口腔外科で見てもらった方がいい」と書いてありましたし。もし、骨髄炎だった場合、酷くなった場合、入院や手術になるとか・・・。それか、もし難しいようでしたら、大きな病院の紹介状を書いていただくことは出来ませんか」

 

 

A先生:「書きますよ。」

 

 

 

(沈黙)

 

 

 

A先生:「撮りましょう!!」

 

 

 

そう言って、準備をするから待つように言われました。「あぁよかった」と思って先生に聞きました。

 

 

 

私:「CTを撮ったら骨髄炎かどうかわかるんですよね」

 

 

 

A先生:「わかりません!!」

 

 

 

と笑顔で言われました。不自然な笑顔だったので、なんかマズい言い方をしたのかもしれないです。疑っているみたいだからな・・・。でも言わなきゃいけなかったし・・・。

 

 

 

 

でも、わからないと言われた時は「えっ、わかんないの?」と口には出しませんでしたが思いました。

 

 

 

正直この人がわからないんだったら、ここでCTって言わずに、「紹介状書いて下さい」だけ言えば良かったと後悔。ちゃんと見立ててくれるかな・・・。ずっと考えていました。

 

 

 

準備完了し、CTを撮って、再び待ちます。

 

 

 

 

すると、「もう一度撮らせてください」と言われ、もう一度撮ることになりました。ますます不安。

 

 

気を取り直して、待っていると、目の前のモニターで画像が見られるようになりました。見て驚いたのが、骨の溶け具合です。黒い影が大きいのです。レントゲンで写らなかったところまでCTではしっかり映っています。結構溶けていてショックでした。

 

 

 

その画像を見て、「骨髄炎ではありません」と言われました。

 

 

 

さっき「わかりません!!」って言ったのに・・・。ハッキリ骨髄炎じゃないって・・・どっちを信じたらいいんだろう。結構溶けているんですけど...。

 

 

 

自信を持って言い切られると、さすがの私も、これ以上はつっこめませんでした。

 

 

 

 

私:「そう・・・ですか。それならよかったです(超不安)」

 

 

 

まあ、紹介状を書いてもらえれば、また検査してもらえるかもしれないからいいかと思いました。

 

 

 

その後、治療をしてもらいました。また被せを取って、これまでと同じ治療です。終わった後に、膿を取ったから大丈夫と言われましたが、しびれ、頬の腫れが変わりません。

 

 

 

 

「どうですか?」

 

 

 

 

といわれたのですが、何も変わっていなかったのです。私の感覚がおかしいのかなというくらい。痛みはなかったのですが、治療中、かぶせを取っている時はいつも痛みがないので、膿をとったから痛くないのか、かぶせを取っているから痛くないのかわかりません。

 

 

 

「痛みは少し無くなった・・・ような気はしますが、腫れとしびれが全く変わりません」

 

 

 

もう一度根の下の膿を取ってもらいますが、やはり変わりません。顔が腫れているくらいですから、口の中も相当腫れています。

 

 

 

全く変わらないので私は、治療中思わず「腫れたところを切ってもらいたいくらい」と言ったのです。

 

 

 

 

A先生:「そうしましょう!!麻酔して」

 

 

 

 

そう言って、腫れた歯茎(どちらかというと頬の内側ですが、腫れていて歯茎と頬が一体化しているみたいです)を直接治療してくれました。

 

 

 

ですが、メチャクチャ痛いんです。麻酔ちゃんとしてくれたの?というくらい。

 

 

 

 

あまりの痛さにしまった、いらんこと言うんじゃなかった」と思いました。歯や顎の骨のうずく痛さとは違う、頬の内側が裂けるような痛さでした。

 

 

 

こうして歯茎を切って3分の1くらい膿を取ってもらったのですが、3分の2は残っています。なのでしびれも変わりません。そこで治療終了です。

 

 

まだ残ってるんですけど・・・何も変わらないんですけど。改善されずこれで終わり?と思っていたら、先生が一言、

 

 

 

A先生:「今日は紹介状は書きません。次回まだ痛むようでしたら紹介状を書きます。根の治療中にはよくある事なので。骨髄炎の心配はありません。明後日来て下さい。違う化膿止めを出しておきます」

 

 

 

私:「ぅ・・・ですか・・・。」

 

 

 

A先生:「大丈夫です。治ります。」

 

 

私:「治るんですか」

 

 

A先生:「治ります!!」

 

 

 

 

 

・・・「今日は紹介状は書きません」と言われた時のガッカリ感は半端なく、言葉では言い表せません。

 

 

前日の祝日に、救急科に行き、様子見扱いとなり、

 

 

 

土曜のこの日、なんとか大きな病院の歯科・口腔外科の予約を取って行くも、門前払いをくらい、

 

 

 

その後、A歯科でも一度は紹介状を書くと言われたのに、帰り際に書かないと言われ・・・

 

 

 

正直、ここに来る気は半分失せて、診察室を後にしました。

 

 

 

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決断

 

 

 

1回目、痛み止めは必要ないと思いますが、一応出しておきます。・・・そう言われた後で激痛が起こり、

 

 

2回目、もう痛くなることはないと思いますよ。・・・そう言われた後で激痛と腫れとしびれが発生、

 

 

3回目、骨髄炎の心配はないと思います。・・・1回目も2回目もその通りにならなかったので、この人の言う事の逆になるような気がしました。

 

 

 

会計を待っている時も歯茎が激痛。舌で触ると腫れが3分の2の大きさになったものの、腫れたところが硬く固まっているようでした。今までと違う、ヒリヒリとした痛みが頬の内側にずーっとあります。

 

 

 

まさか紹介状を断られるとは思ってもいなかったので、しばらく思考停止状態でした。

 

 

 

 

せっかくCTも撮ったし、どうするかすぐに思いつかなかったので、ほぼ来るつもりはありませんでしたが、とりあえず、言われたとおり2日後に予約を取りました。

 

 

 

「ジスロマック」という違う化膿止めを出され、「おなかがゆるくなる事があります」と説明を受けました。

 

 

 

これは改善に向かっているのだろうか?不安と疑問と痛みを抱えたまま歯科を後にしました。

 

 

 

麻酔をして、すぐに効果が無くなったのか、いつもする麻酔と様子が違います。

 

 

 

 

この時の口の中の激痛は過去最高に酷いもので、もはや、歯が痛いのか耳の奥が痛いのか、頭が痛いのかさえ分からないくらいでした。

 

 

 

歩いて駅に向かう間もずっと痛い。

 

 

 

次回の予約まであと2晩。耐える気にはなりませんでした。何より症状の進行が恐ろしかったのです。

 

 

 

駅に向かう途中、以前親知らずを抜いてくれた先生を思い出しました。

 

 

 

先生に抜いてもらうと、知人の間で痛いといわれていた親知らずの抜歯も全く問題なかったので、この痛みもなんとかしてくれるんじゃないか・・・

 

 

 

ですが、電車と徒歩、合わせて1時間です。電車も反対方向です。家に帰るか、反対方向に向かうか・・・迷いましたが、それでも見てもらおうと思いました。

 

 

 

駅に着いたら、すぐに公衆電話から電話をかけました。携帯の電池がほぼないので、また10円を積み上げて電話です。

 

 

 

別のところで治療途中であること、痛みが治まらない事、腫れとしびれがある事、食事もできない事、先生にどうしてもみてもらいたいという事を伝えました。

 

 

 

「時間を確認してみますね」と保留に。

 

 

 

説明に時間がかかったので、あっという間に積み上げた10円が無くなりました。携帯って便利だなと実感。切れたら困るので、財布から追加のお金を出そうと手を動かしたら、手が受話器を置くところに当たって電話を切ってしまいました。

 

 

 

何度も言いますが、やる事なす事どんくさかったです。

 

 

 

もう一度電話を掛けなおすと、4時の予約が取れました。その間、時間つぶしです。

 

 

 

痛みが続いたのでロキソニンを飲むと、なんとか効いてくれました。

 

 

 

根管治療体験⑥同じ症状でも、先生によって診断も対処も違ったに続く

 

 

 

(追記)この時の葛藤は、以下で述べています。先生を替えるかどうか悩んでいる人の参考になれば幸いです。

 

歯医者を変えたい、今の先生は信頼できない、と思っている人に言いたいこと

 

 

 

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歯の根の治療を始めてから数日が経ちました。

 

 

痛み、腫れ、しびれが酷くなってきましたが、祝日の為、歯科にて適切な検査や処置を行なってもらうことは出来ませんでした。仕方なく大きい病院の救命救急に行きましたが、薬をもらっただけで終わりました。

 

 

翌日は土曜日でしたが、幸いT病院の歯科・口腔外科が12:30まで診療していたので、ここに行ってみようと思っていました。そして、12:00にロキソニンを飲んで眠りにつきました。

 

 

これが前回までのお話です。

 

 

根管治療体験③痛みと痺れが治まらないので、骨髄炎を心配する

 

 

痛み止めを飲んで寝たので、予定だと6:00まで効くだろうと思っていましたが、4:00に痛みで目が覚めました。

 

 

さらに薬の効き目が弱くなっていました。

 

 

間隔を開けないで、またロキソニンを飲むのは良くないし、病院に行けばなんとかなるから、我慢できるところまで我慢しようと思いました。二度寝はできないので、気を紛らわす為に、起きてネットを見て時間をつぶす事にしました。

 

 

病院の受付開始が8:30です。それまで、待っていましたが、とても長く感じました。

 

 

でもラッキーな事にロキソニンを飲まずに我慢していたら、少し痛みが治まりました。波があるので治まったときは楽なのです。

 

 

ですがこの日、腫れとしびれは最も酷くなっていました。前日は腫れていてもマスクなしで外を歩きましたが、この日はマスクをしなければならないほど腫れていました。

 

 

受付開始時間が来てすぐに、T病院の歯科・口腔外科に電話をしました。別の歯科で見てもらっている事、痛みが治まらない事、しびれがでてきた事、骨髄炎の心配をしている事、受付の方に説明しました。

 

 

すると、「ちょっと待ってください」と言われ、保留に。

 

 

予約が一杯かなと思ったのですが、しばらくして受付の方に「診察できるようなので、来て下さい」と言われました。診察を待っていたので安堵しました。

 

 

9:30に予約が取れたので、タクシーで急いでT病院に行きました。

 

 

 

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口腔外科で門前払いされた

 

 

病院について待っていると、女性がやってきて歯科・口腔外科に案内されました。その方が歯科衛生士か、歯科助士なのかはわかりませんが、待合室で詳しい症状を聞かれたので、説明し、問診表にも記入していました。

 

 

すると突然、別の女性が急いでやって来て、こう言いました。

 

 

 

「すみません。〇〇さんの場合は、歯科の範囲になるので、うちでは見られないそうです。一度、今の先生のところに相談に行って、それで、その先生が「うちではダメだから口腔外科の方で」と言われた場合、紹介状を持って来て下さい」

 

 

その声としゃべり方から、電話で話した女性だと思いました。

 

 

ですが、何を言っているのかわかりませんでした。

 

 

その辺の事情は、電話を入れた1時間前に全く同じ人物に話したはずですが、その時と言っていることが違うのです。私は症状や状況を全て話した上で、「来てください」と言われたからT病院に行ったのです。その時そう言ってくれれば、最初から行きません。

 

 

一度来た以上は、私も引き下がるわけにはいきませんから、

 

 

 

「私がかかっていたA歯科は、いつも予約が取りずらいので、そんなことをしていたら、こちらの12:30までの診察には間に合いません。例えば、A歯科で11:00の予約をとって、診察し紹介状を書いてもらって、またこちらの予約を本日中にとるのは難しいです。この日を逃すと、明日は日曜日です。本当だったらA病院に相談してこちらに来たいですが、そんなに待てませんから、今日見てもらいたいから、直でこっちに来たのです。なんとか見てもらえないですか」

 

 

 

電話で話した内容を、またここで繰り返したわけです。それでも、

 

 

 

「歯科の範囲になるので、うちではちょっと・・・。」

 

 

 

と、今の先生に相談しろの一点張りです。そもそも、それなら何故その事を電話で伝えなかったのか。その説明が全くありません。

 

 

 

それに「歯科・口腔外科」と看板を上げて、HPにも虫歯の治療が堂々とアピールしてあるのに、「歯科の範囲は診察できない」とはどういう事なのか。

 

 

酷い対応に一言二言、文句を言ってやりたいところでしたが、とにかく時間がありませんでした。無駄な時間を過ごしているうちにどんどん症状は悪化していくわけです。おまけに舌がしびれているので、話すのがかなりしんどいのです。

 

 

 

「わかりました。A歯科に相談してみます」

 

 

そう言ってT病院を出ました。

 

 

 

怒りはありましたが、焦りとパニックが上回っていました。仕方なくA歯科に相談して、別の大きな病院の紹介状を書いてもらおうと思いました。それがダメなら、前日に行った救急科に、もう一度行こうと思いました。

 

 

急いでA歯科の予約を取らなければなりません。携帯を見ると、電池残量が風前の灯でした。いつ切れてもおかしくない状態です。

 

 

 

ヤバイ、これでは予約の電話ができない。こんな時に限って。

 

 

食事が出来ない、薬の為にわずかな水を飲む、ほとんど寝られない、痛い・・・この状態なので、フラフラです。頭も当然働きません。やる事なす事、全てがどんくさいわけです。

 

 

ふと周囲に目をやると、運よく電話BOXがありました。大きな道路を挟んで向かい側です。上には歩道橋があります。今の時代、電話BOXってなかなか見つかりませんからよかったです。

 

 

フラフラになりながら歩道橋を上がります。

 

 

焦っていたので、階段を降りながらA歯科の電話番号を見ようと、カバンの中の診察券を探っていたら、足を踏み外し、下から3~4段目くらいから派手に落ちました。年寄りなら間違いなく骨折です。

 

 

もう一度言いますが、やる事なす事、全てがどんくさいのです。一応言っておきますが、普段ならこんな事でこけたりしません。

 

 

顔が腫れていてマスクをしていたので、そんなに恥ずかしくありません。颯爽と立ち上がりました。

 

 

体裁に構っている余裕は無く「なんとかしなきゃ」という思いに突き動かされていました。

 

 

電話BOXに入り、A歯科に電話を掛けました。・・・話中です。

 

 

 

一旦切って、また掛けました。・・・話中です。

 

 

 

一旦切って、一分待ち、もう一度掛けました。繋がりました。

 

 

症状を訴えると、患者で一杯なのか午後の時間を言われたので、「もっと早くお願いできませんか」と言ったところ、昼前になんとか予約が取れました。

 

 

予約が取れた事でひとまず安心です。ですが、まだ時間があるので、街中で時間を潰すことにしました。

 

 

 

しばらく歩いてふと足に目をやると、墜ちながらこけた為、両膝、左すねを擦り剥いたらしく血がついていました。ズボンの右膝も破れていました。オシャレなズボンだったらみっともないですが、穿いていたのがジーンズだったので、破けていても様になります。

 

 

ここで、派手なこけ方をしたんだなと思いました。不思議な事に、傷に気が付かないほど、この時は全く痛みがありませんでした。

 

 

今思うと、この日の朝はロキソニンを飲まずに我慢していたので、波の様にやってくる顎と耳の奥、頭が痛すぎて、体の痛みを感じなかったのです。それに加えて、焦ったり、混乱していたことも、痛みを感じない理由でしょう。

 

 

実は小指の付け根も擦り剥いていたのですが、この時はそれには気が付きませんでした。後でたまたまジャケットに血がついていたのを発見して、手からも血が出ていたことに気が付いたのです。

 

 

A歯科の予約時間までは、本屋で時間を潰す事にしました。

 

 

こんな状態ですので、歯医者に関する本をいくつか立ち読みしました。県内の歯科のガイドブックみたいな本がありましたので、読んでみました。すると、先程のT病院の歯科・口腔外科の先生が載っています。やはり、ここでも「歯科」と堂々と書いてあります。「歯科の範囲は見れない」と断ったくせに、なんなんだここは。

 

 

読んでいてムカついてきたので、別の本を読むことにしました。

 

 

何冊か軽く立ち読みしていたら、突然、高齢の男性客が店員を叱りつけました。本屋は静かなので声が響き渡ります。

 

 

男性の怒りは収まらないらしく、女性店員が引っ込んで、上司とおぼしき男性がやってきました。抗議は続きます。うるさいので本の内容が頭に入ってきません。クソ迷惑だなと思っていると、

 

 

「あんたらにも自分のやるべき仕事があって忙しいのはわかる。そんな中で、客の相談に答えるのは大変かもしれない。でも、私も同じように忙しい。それでもここまで来た!!時間と金を使って。」

 

 

こんな感じの話が聞こえてきました。なんか、内容を聞いていると、自分がT病院の歯科・口腔外科でされたことと被ります。思わずガン見してしまいました。

 

 

「爺さん、わかるわ~。私もそのぐらい言ってやりたかった」

 

 

・・・そう思いながら聞いていました。

 

 

「わかります、大変でしたねー」と、一言、労いの言葉をかけてあげたいところでしたが、あいにくしゃべる事が困難だったので話しかけることはしませんでした。

 

 

それを見たお陰で、胸がスッとしました。

 

 

気が付いたら、予約時間30分前でした。本屋を出てA歯科に向かいました。「これで何とかしなきゃヤバイ」と思っていました。

 

 

でも、A歯科に行ったところで、これまで見つけてもらえなかったのに、果たして正確な判断をしてもらえるのか。実はそれが一番心配でした。

 

 

 

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「原因を見抜く能力がある人」かどうかを見抜く

 

 

ちなみに、なかなか骨髄炎が発見されなかったという話は、以下のブログでも、書かれていました。

 

 

『実花ちんの顎骨骨髄炎の体験談☆手術&治療完了までのブログ 聖マリア病院の歯科に早朝から行く』より引用

 

 

 

この時点で、いつも行く歯科を3~4回受診。(すべて緊急扱いで見てもらうが、原因は、バイキンと診断)

 

そして、夜間休日で診てもらえる歯科医師会を1回受診。(レントゲンにも異常なしと診断)

 

部屋に転がる、もうとっくの前に効き目のないロキソニンの錠剤。寝転がるも、そもそも痛みで眠る事すらできない。歯の痛みで気がおかしくなるのでは?と思うほど、この時の精神状態が一番キツかったです。

 

それでも、あきらめず(というか、そうするしか方法がない(笑))今度は、前日にWEBで見つけた「姫路聖マリア病院」の「歯科」に行くことを決意。

 

 

「口腔外科」ではないので、どうしようかと思いましたが、そんなこと言ってられません。もうこうなったら、片っぱしから近隣の歯科・口腔外科を受診してやろうと思いました。

 

自分の体は、自分が一番よくわかる。といいますが、私は、確信に近い感じで(これは普通の歯痛じゃない)という感覚がありました。

 

なのに、これだけ診察しても原因が分からない(ナゼだ。。。

 

 

これを読んでいたので、先生に気づいてもらえない可能性があることも想定できました。

 

 

この方は、しばらく正確な診断がしてもらえず、最終的に以下のような状況で原因をつきとめてもらえたようです。

 

 

で、その時、撮影したレントゲンが出来上がったらしく、その冷たい研修生(w)が取りに戻ってくると、なにやら真剣な顔で、その奥のデスクに座っていた30代後半~40代前半のイケメン男性の先生に相談?

 

その雰囲気が、診察台で横になっていた私でもわかるくらい、何か異常事態があったような感じでした。冷たい研修生が、静かに慌てる感じがしたというか…(笑)

 

すると、イケメン先生がこちらに来て説明してくれました。その内容を要約すると、

 

・歯と顎の骨が溶けている。←(思わず耳を疑った(笑))

 

・この病院では、これ以上見ることができないので、赤十字病院に行ってください。

 

・おそらく、緊急手術になると思います。

 

・ここから赤十字病院への移動は、救急車でも可能です。どうしますか?

 

・お若いので今、こうして普通にしてますが、立っているのが不思議なくらいの状態です。痛いと思います。←(ここらへんで、ようやく状況が呑み込めた)

 

これを読んでもわかるように、同じ症状でも、医師によって見立てられる人とそうじゃない人がいるので、診断内容がおかしいと思った時は、別の人に見てもらう事は大切だと思います。

 

 

根管治療体験⑤悩んでいる時間はない!私が治療途中で歯医者を変えた理由へ続く

 

 

 

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顎が痛くなったことで、その上にある「20代前半に、神経を取った歯の根」の再治療を始めたわけですが、治療後、度々痛みやしびれが発生しました。痛みだけならよかったのですが、しびれがでたことで怖くなりました。

 

 

治療しても治療しても改善しないので、不信感が芽生えていました。「成功する確率は2分の1」と言われていたのですが、「痛くなる事はない」とも言われていたので、混乱しました。

 

 

1回目の治療の後、痛みが出たため、2回目の治療は早めにしました。

 

 

ですが、2回目の治療が終わった後も、また痛くなったので、次回も早くA歯科でみてもらいたいと思いました。しかし、2日間も休診日の為、それはできませんでした。

 

 

なので、なにか解決策は無いか、自分で調べようと思い、ネットや本で情報を探しました。

 

 

調べて、最終的に「しびれがでた場合、大きな病院の口腔外科でみてもらった方が良い」という情報を掴んだので、別の病院に行く気になりました。それが前回のお話です。

 

根管治療体験②治療をしても痛くて、ロキソニンが効かなくなる

 

 

 

今回はその続きですが、その前に、私が「大きい病院の口腔外科」に拘った理由を述べておこうと思います。

 

 

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急性下顎骨骨髄炎の体験談

 

 

私はネットで根管治療中の痛みやしびれについて調べました。

 

 

同じように根管治療中に痛い思いをしている人は、世の中にたくさんいました。その方達の体験記を読むと、ロキソニンが効かないという話も少なくないようです。酷い人は、効かないから一度に何錠も飲むそうです。

 

 

それに比べれば私はまだマシでした。ですが、ちょうど私もロキソニンの効き目が日に日に弱くなっていたので、いずれ効かなくなると思いました。

 

 

同じ体験をされた方の話は、自分の症状と重なるので、怖い反面、とても参考になりました。事前に知識もついたし、後々先生に質問する時にも役に立ちました。とくに先生の診断や説明がハッキリしない時など、自分で動いて解決しなければならないので、知識を得ていたことは事はプラスになりました。

 

色々な情報を調べましたが、その中でも特に参考になったブログが以下になります。

 

実花ちんの顎骨骨髄縁の体験談☆手術&治療完了までのブログ

 

 

何故このブログが良かったのかというと、この体験談を読むことによって最悪のケースが想定できたからです。

 

 

このブログには、虫歯の治療をキッカケに下顎骨骨髄炎になり、緊急入院したエピソードが書かれています。痛みの真っ最中だった私にとって笑えない話でした。これを読んで、こうはなりたくないと思いました。

 

 

ちょっと引用させてもらいます。

 

 

異変をレントゲンで発見

 

一番最初の始まりは、いつも通っている歯医者さんからでした。

 

今ではどこを治療していたか忘れてしまったのですが、たしか右の奥歯の治療が終わりかけた時に、先生から「この間撮影したレントゲン、この左側の奥歯の根の部分にバイキンがたまっているようですので、これから治療していきましょうか」と提案していただきました。

 

その歯は、私が6年以上前に大阪住んでいるときに治療したもので、いわゆる「神経を抜いて治療したあと、銀歯をかぶせて終了」という、皆さんが歯科で受ける、ごくありふれた虫歯の治療跡です。

 

私は、その歯に痛みもありませんでしたし、すっかり治療が終わった歯ということで存在を忘れており、先生の説明を受けても、いまいちピンと来ませんでしたが、バイキンがたまってるなら、それは取った方がいいですから、「お願いします」と言いました。

 

そして、その歯の銀歯が6年ぶりに外され、感覚的には、細いギザギザしたような棒を出したり入れたりし、特に痛みもなく、治療後の会計を済ませて帰宅しました。

 

 

ところが、この何気ない歯の治療が、あとに生活を一変させる、「急性下顎骨骨髄炎」の始まりとなりました(´д`ι)

 

まず、帰宅するころには、痛みのなかったその歯が痛み出し、(あ~痛むなら(治療のため銀歯を)開けんかったら良かった…)と、その時は少し後悔したのですが、まあ、朝には治っているだろうとその夜は眠ったのです。

 

無知なんでよく分からないのですが、6年ぶりに銀歯をあけて、久しぶりに(歯の中が)空気に触れたから、痛むのかな???(´д`?)と…(そんなワケないんですが)

 

ところが、朝になっても痛い。

 

ロキソニンを飲んで会社に出勤するものの、やっぱり歯が痛い。

 

痛い。

痛い…。

 

次の予約日までまだ日にちはあったんですが、そんなことは言ってられないので会社を早退し、いつもの歯科へ。

 

ところが、先生も原因が分からないようで、「バイキンを取り除けば痛みはひいてくるはずです、頑張って続けていきましょう」的なことを言われたような気がします。

 

痛みを訴えると、心配そうな顔をしてくれ、そのバイキンを取り除く治療をもう1度丹念にしてくれ、診察は終了。痛み止め(と言っても、ロキソニン)を出されて、自宅に帰ります。

 

が、私は、この一連の行動を、このあと3回も4回も繰り返すことになります。

 

 

・・・いかがだったでしょうか。この方がやがて「急性下顎骨骨髄炎」になり手術するのです。

 

私はこれを読んで顔面蒼白になりました。他人事とは思えません。このブログを読んだことで、自分も骨髄炎ではないかと心配になりました。

 

ですが、これを知った事で、後で機転をきかせることができました。このような体験記を残してくれて非常に感謝しています。

 

しかしながら、骨髄炎についての話は、A歯科では一度も聞きませんでした。

 

なんで言ってくれないんだろう。わからなかったのだろうか。

 

そう思いました。

 

私の取り越し苦労の可能性もありますが、ネットで調べた限り、骨髄炎になった人の話と自分の症状が被ります。それなのに、何故A先生は骨髄炎の話をしなかったのか、見立ては大丈夫なのか・・・疑うようで悪いですが、信じられなくなっていきました。

 

ここで私はA歯科に通い続けるべきか悩みました。私としては、何か問題があるなら早期発見してほしいのです。それを見つけてくれる人に見てもらいたいというのが本音です。

 

その反面、止めるのは悪いし・・・という気持ちもありました。

 

でも、1回目の治療後、「痛み止めを飲む必要はない」と言われたのに、飲まないと耐えられない痛みが何度も襲ってきたり、2回目の治療後、「もう痛くなる事はないと思いますよ」と言われたのに、その後痛みがでて、腫れや痺れが酷くなったりしたわけです・・・ちゃんと見立ててもらえているのか不安でした。

 

 

別のところに行こうかどうか、散々悩みましたが、最終的に「大きな病院の口腔外科」で顎の骨を含めた全体を見てもらおうと決めました。

 

 

決め手となったのは、他のサイトやブログで目にした「しびれがある場合は大きい病院の口腔外科で見てもらった方がいい」という情報でした。

 

緊急性があると思ったので、義理は封印しました。

 

そう思ったのは夕方だったので、「明日病院に行こう」と思ったのでした。

 

 

 

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魔の祝日

 

 

大きい病院の口腔外科・・・に行くつもりでしたが、翌朝になって祝日であることを思い出したのです。

 

朝、さらに顔の腫れは酷く、麻酔のようなしびれは唇の半分まで広がっていました。舌のしびれも広がり、水を飲むのも困難になっていました。

 

しまった。昨日行っておけばよかった。

 

遅かったのです。

 

ですが、そうも言っていられないので、気を取り直して、祝日でも開いている病院を探す事にしました。正月でも休まない店が多い時代ですから、祝日でもどこか診療しているだろうと思いました。

 

しかし、これが甘かったのです。土日に診察している歯科・口腔外科は、まあまああります。

 

しかし、探しても探しても祝日に開いている歯科・口腔外科は絶望的にありません。

 

土日よりも、祝日が厳しいのです。

 

大きい病院はもちろんですが、個人医院も祝日はお休みです。

 

 

様子見などせず昨日どこかの病院に行っておけばよかったとマジで後悔。このまま、放置しなければならないのかと思うと怖くなってきました。

 

 

痛みよりもしびれの方が恐ろしかったです。時間が経てば経つほど酷くなるわけです。こうして、探している間にもどんどん悪くなっていると思うと焦ります。特に前日に読んだ「骨髄炎」が心配です。早く検査したいと思いました。

 

 

探してみると、日曜日、祝日に応急処置をおこなってくれている「歯科医師会」という機関がありました。各県にありそうなので、もし休日困ったら訪ねてみるとよいと思います。

 

 

しかし、電話で聞いてみると、そこで出来るのはあくまで応急処置で、検査などはできないとのことでした。

 

 

これでは行っても意味がないと思ったので、ここに行くのは止めました。

 

 

こう考えると、日曜・祝日にきちんとした歯科の治療は受けられないということです。歯だから軽くみられているのだと思いますが、やはり、休日でもキチンとみてくれる機関がどこかにないと困るなと思いました。

 

 

散々探しましたが、日曜・祝日に、症状を正確に分析して対応してくれそうな歯科・口腔外科はありませんでした。地方だからかもしれません。

 

 

探している間も、化膿止めはどうなっているんだというくらい炎症がおさまりません。昼ごろに、また痛みが出てきて耳の奥や頭まで痛くなってきました。ジワジワと酷くなっていっています。

 

 

これ、歯が原因なのか、骨じゃないのか、歯じゃなくて別の病気だったら怖い...。

 

 

心配はピークに達し、もう歯科や口腔外科にこだわらない、とにかく大きい病院の救命救急でもいいから見てもらおうと思いました。じっとしていられませんでした。

 

 

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救命救急での診断

 

 

急いで、大きい病院の救命救急に行きました。この病院にも歯科・口腔外科はありますが、休診日でした。ですが、なりふりかまっていられませんでした。

 

一応救急科の先生に診察はしていただいて、この痛みと痺れの原因は何か、骨髄炎ではないか、歯科医でもない先生に相談してみました。すると、先生は一旦黙って考え込み、「当直の口腔外科の先生がいるから、相談してみます」と言ってくれました。

 

待つこと10分、もう一度診察室に呼ばれて行きました。

 

「顔は腫れているけど、かろうじてまだ水も飲めるし、体の発熱はない。よくあることみたいなので、様子を見ましょう。CTで検査すると被爆するので、すぐに検査もしない方がいいですし、今かかっている歯医者さんで一度相談してみて下さい。」

 

・・・と、救急科の先生が「口腔外科の先生から聞いてきた事」を私に伝えてくれました。口腔外科の先生には直接見てもらうことができませんでした。

 

でも救急科の先生は良い先生で、「もし酷くなるようでしたら、我慢せずに来て下さい」と言ってくれました。

 

そして、歯医者さんで出された「メイアクトMS錠100」という化膿止めが切れたので、その薬と、しびれに効く「メチコバール錠500μg」という薬を出され、病院を後にしました。

 

原因を知りたくて、CTを取ってもらうことを期待していたのですが、残念ながらこの日は、到底効くとは思えない薬をもらっただけで終了でした。

 

この時、人が見てわかるくらい顔が腫れていましたが、深刻に受け取ってもらえませんでした。

 

この症状は本当に放置していていいのだろうか?そう思いながら家路に着きました。

 

 

素人なので、この症状が重いのか軽いのか判断がつきません。比較対象もありませんし、客観的な判断が出来ないのです。どんなに痛い思いをしても、医師にこのような対応をされると、「深刻じゃないのかな」とさえ思ってしまいます。

 

 

そして、「今かかっている先生に相談してみて下さい」と言われたことで、また悩みました。確かに、今治療してもらっている先生に相談するのが筋です。それはわかります。

 

しかし、「痛むことはない」という趣旨の事を言われたのに、それに反して日に日に痛くなったのと、「しびれが起こる可能性」や「骨髄炎の可能性」の説明が無かったことから、先生がこの状況をなんとか出来るのか・・・と。

 

また、レントゲンの画像でも結構骨が溶けていたのにも関わらず、「CTで検査しよう」とも言われなかったですし。

 

HPの経歴を見る限りではとても腕のいい先生のはずですが・・・ギャップがあります。「腕がよくて手先が器用な能力」と、「病気の原因を見抜く能力」は別だなと思いました。

 

この日は寝る間際まで、翌日、A歯科の先生に相談するか、それとも別の病院で見てもらうか、悩みました。

 

そこで、先ほど紹介したブログをもう一度読みました。そこに何件も歯医者を回っても原因がわからなかった話が書いてあったので、やはり、別の先生に見てもらった方がいいかもしれないと思いました。

 

でも、やっぱりA先生に紹介状を書いてもらって行く方が筋だなとも思うわけです。なかなか決まりません。

 

 

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紹介状無しで、大きい病院の口腔外科に行く事にした理由

 

 

 

翌日は土曜日だったのですが、たまたま、ある大きな病院の歯科・口腔外科が12:30まで開いている事を発見しました。これをT病院とします。先生は一人で、午後からは手術となっていました。

 

HPを見てみるとCT、MRI、マイクロスコープもあります。さらに私のような炎症等の症状もみると書いてあります。これなら検査してもらえるかなと思いました。

 

ですが、すでに夕方で、予約の受付も終了していたので、もし行くとしたら、翌日に電話をして予約を取らないといけません。

 

で、考えたのですが、この日に、A歯科に受診して、許可、あるいは紹介状を書いてもらって、それからT病院にいくのは間に合わないと思いました。

 

何故なら、A歯科もいつも予約が一杯なので、予約が取れるかどうかもわからないし、仮に予約が取れて紹介状を書いてもらったとしても、T病院の歯科・口腔外科は、土曜日は12:30までしか診療していません。こちらも都合のいい予約が取れるとは限りません。

 

しかもこの日を逃したら、次は日曜日です。もう待てません。

 

以上のような理由から、土曜日に「A歯科→T病院の歯科・口腔外科と回るコース」は間に合わないと判断し、直でT病院の歯科・口腔外科に行ってみようと思いました。

 

散々迷いましたが、何とか決まりました。

 

この日の夜は、さらに顔も腫れて、舌のしびれで、しゃべるのも嫌でした。でも、保冷剤で冷やすことしかできません。そして、再び襲って来た痛みを抑えるために、またロキソニンを飲みました。

 

この日も薬を飲むのがやっとで、食事はしませんでした。まさかこんな理由で断食をするとは夢にも思いませんでした。エネルギー不足と睡眠不足と、痛みによる疲労でフラフラです。

 

そして、寝る前12:00に、もう一度ロキソニンを飲みました。翌日、T病院の歯科・口腔外科の予約が取れて、検査してもらえたらいいなと考えていました。

 

 

根幹治療体験④紹介状を持たず、大きい病院の歯科・口腔外科に行ったへ続く

 

 

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