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試してみたらこうなった

虚弱体質や慢性疾患を改善させる為に必要な情報や心得について、体験記を交えながらお話します。

カテゴリー:歯
根管治療体験④紹介状を持たず、大きい病院の歯科・口腔外科に行った

歯の根の治療を始めてから数日が経ちました。

 

 

痛み、腫れ、しびれが酷くなってきましたが、祝日の為、歯科にて適切な検査や処置を行なってもらうことは出来ませんでした。仕方なく大きい病院の救命救急に行きましたが、薬をもらっただけで終わりました。

 

 

翌日は土曜日でしたが、幸いT病院の歯科・口腔外科が12:30まで診療していたので、ここに行ってみようと思っていました。そして、12:00にロキソニンを飲んで眠りにつきました。

 

 

これが前回までのお話です。

 

 

根管治療体験③痛みと痺れが治まらないので、骨髄炎を心配する

 

 

痛み止めを飲んで寝たので、予定だと6:00まで効くだろうと思っていましたが、4:00に痛みで目が覚めました。

 

 

さらに薬の効き目が弱くなっていました。

 

 

間隔を開けないで、またロキソニンを飲むのは良くないし、病院に行けばなんとかなるから、我慢できるところまで我慢しようと思いました。二度寝はできないので、気を紛らわす為に、起きてネットを見て時間をつぶす事にしました。

 

 

病院の受付開始が8:30です。それまで、待っていましたが、とても長く感じました。

 

 

でもラッキーな事にロキソニンを飲まずに我慢していたら、少し痛みが治まりました。波があるので治まったときは楽なのです。

 

 

ですがこの日、腫れとしびれは最も酷くなっていました。前日は腫れていてもマスクなしで外を歩きましたが、この日はマスクをしなければならないほど腫れていました。

 

 

受付開始時間が来てすぐに、T病院の歯科・口腔外科に電話をしました。別の歯科で見てもらっている事、痛みが治まらない事、しびれがでてきた事、骨髄炎の心配をしている事、受付の方に説明しました。

 

 

すると、「ちょっと待ってください」と言われ、保留に。

 

 

予約が一杯かなと思ったのですが、しばらくして受付の方に「診察できるようなので、来て下さい」と言われました。診察を待っていたので安堵しました。

 

 

9:30に予約が取れたので、タクシーで急いでT病院に行きました。

 

 

 

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口腔外科で門前払いされた

 

 

病院について待っていると、女性がやってきて歯科・口腔外科に案内されました。その方が歯科衛生士か、歯科助士なのかはわかりませんが、待合室で詳しい症状を聞かれたので、説明し、問診表にも記入していました。

 

 

すると突然、別の女性が急いでやって来て、こう言いました。

 

 

 

「すみません。〇〇さんの場合は、歯科の範囲になるので、うちでは見られないそうです。一度、今の先生のところに相談に行って、それで、その先生が「うちではダメだから口腔外科の方で」と言われた場合、紹介状を持って来て下さい」

 

 

その声としゃべり方から、電話で話した女性だと思いました。

 

 

ですが、何を言っているのかわかりませんでした。

 

 

その辺の事情は、電話を入れた1時間前に全く同じ人物に話したはずですが、その時と言っていることが違うのです。私は症状や状況を全て話した上で、「来てください」と言われたからT病院に行ったのです。その時そう言ってくれれば、最初から行きません。

 

 

一度来た以上は、私も引き下がるわけにはいきませんから、

 

 

 

「私がかかっていたA歯科は、いつも予約が取りずらいので、そんなことをしていたら、こちらの12:30までの診察には間に合いません。例えば、A歯科で11:00の予約をとって、診察し紹介状を書いてもらって、またこちらの予約を本日中にとるのは難しいです。この日を逃すと、明日は日曜日です。本当だったらA病院に相談してこちらに来たいですが、そんなに待てませんから、今日見てもらいたいから、直でこっちに来たのです。なんとか見てもらえないですか」

 

 

 

電話で話した内容を、またここで繰り返したわけです。それでも、

 

 

 

「歯科の範囲になるので、うちではちょっと・・・。」

 

 

 

と、今の先生に相談しろの一点張りです。そもそも、それなら何故その事を電話で伝えなかったのか。その説明が全くありません。

 

 

 

それに「歯科・口腔外科」と看板を上げて、HPにも虫歯の治療が堂々とアピールしてあるのに、「歯科の範囲は診察できない」とはどういう事なのか。

 

 

酷い対応に一言二言、文句を言ってやりたいところでしたが、とにかく時間がありませんでした。無駄な時間を過ごしているうちにどんどん症状は悪化していくわけです。おまけに舌がしびれているので、話すのがかなりしんどいのです。

 

 

 

「わかりました。A歯科に相談してみます」

 

 

そう言ってT病院を出ました。

 

 

 

怒りはありましたが、焦りとパニックが上回っていました。仕方なくA歯科に相談して、別の大きな病院の紹介状を書いてもらおうと思いました。それがダメなら、前日に行った救急科に、もう一度行こうと思いました。

 

 

急いでA歯科の予約を取らなければなりません。携帯を見ると、電池残量が風前の灯でした。いつ切れてもおかしくない状態です。

 

 

 

ヤバイ、これでは予約の電話ができない。こんな時に限って。

 

 

食事が出来ない、薬の為にわずかな水を飲む、ほとんど寝られない、痛い・・・この状態なので、フラフラです。頭も当然働きません。やる事なす事、全てがどんくさいわけです。

 

 

ふと周囲に目をやると、運よく電話BOXがありました。大きな道路を挟んで向かい側です。上には歩道橋があります。今の時代、電話BOXってなかなか見つかりませんからよかったです。

 

 

フラフラになりながら歩道橋を上がります。

 

 

焦っていたので、階段を降りながらA歯科の電話番号を見ようと、カバンの中の診察券を探っていたら、足を踏み外し、下から3~4段目くらいから派手に落ちました。年寄りなら間違いなく骨折です。

 

 

もう一度言いますが、やる事なす事、全てがどんくさいのです。一応言っておきますが、普段ならこんな事でこけたりしません。

 

 

顔が腫れていてマスクをしていたので、そんなに恥ずかしくありません。颯爽と立ち上がりました。

 

 

体裁に構っている余裕は無く「なんとかしなきゃ」という思いに突き動かされていました。

 

 

電話BOXに入り、A歯科に電話を掛けました。・・・話中です。

 

 

 

一旦切って、また掛けました。・・・話中です。

 

 

 

一旦切って、一分待ち、もう一度掛けました。繋がりました。

 

 

症状を訴えると、患者で一杯なのか午後の時間を言われたので、「もっと早くお願いできませんか」と言ったところ、昼前になんとか予約が取れました。

 

 

予約が取れた事でひとまず安心です。ですが、まだ時間があるので、街中で時間を潰すことにしました。

 

 

 

しばらく歩いてふと足に目をやると、墜ちながらこけた為、両膝、左すねを擦り剥いたらしく血がついていました。ズボンの右膝も破れていました。オシャレなズボンだったらみっともないですが、穿いていたのがジーンズだったので、破けていても様になります。

 

 

ここで、派手なこけ方をしたんだなと思いました。不思議な事に、傷に気が付かないほど、この時は全く痛みがありませんでした。

 

 

今思うと、この日の朝はロキソニンを飲まずに我慢していたので、波の様にやってくる顎と耳の奥、頭が痛すぎて、体の痛みを感じなかったのです。それに加えて、焦ったり、混乱していたことも、痛みを感じない理由でしょう。

 

 

実は小指の付け根も擦り剥いていたのですが、この時はそれには気が付きませんでした。後でたまたまジャケットに血がついていたのを発見して、手からも血が出ていたことに気が付いたのです。

 

 

A歯科の予約時間までは、本屋で時間を潰す事にしました。

 

 

こんな状態ですので、歯医者に関する本をいくつか立ち読みしました。県内の歯科のガイドブックみたいな本がありましたので、読んでみました。すると、先程のT病院の歯科・口腔外科の先生が載っています。やはり、ここでも「歯科」と堂々と書いてあります。「歯科の範囲は見れない」と断ったくせに、なんなんだここは。

 

 

読んでいてムカついてきたので、別の本を読むことにしました。

 

 

何冊か軽く立ち読みしていたら、突然、高齢の男性客が店員を叱りつけました。本屋は静かなので声が響き渡ります。

 

 

男性の怒りは収まらないらしく、女性店員が引っ込んで、上司とおぼしき男性がやってきました。抗議は続きます。うるさいので本の内容が頭に入ってきません。クソ迷惑だなと思っていると、

 

 

「あんたらにも自分のやるべき仕事があって忙しいのはわかる。そんな中で、客の相談に答えるのは大変かもしれない。でも、私も同じように忙しい。それでもここまで来た!!時間と金を使って。」

 

 

こんな感じの話が聞こえてきました。なんか、内容を聞いていると、自分がT病院の歯科・口腔外科でされたことと被ります。思わずガン見してしまいました。

 

 

「爺さん、わかるわ~。私もそのぐらい言ってやりたかった」

 

 

・・・そう思いながら聞いていました。

 

 

「わかります、大変でしたねー」と、一言、労いの言葉をかけてあげたいところでしたが、あいにくしゃべる事が困難だったので話しかけることはしませんでした。

 

 

それを見たお陰で、胸がスッとしました。

 

 

気が付いたら、予約時間30分前でした。本屋を出てA歯科に向かいました。「これで何とかしなきゃヤバイ」と思っていました。

 

 

でも、A歯科に行ったところで、これまで見つけてもらえなかったのに、果たして正確な判断をしてもらえるのか。実はそれが一番心配でした。

 

 

 

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「原因を見抜く能力がある人」かどうかを見抜く

 

 

ちなみに、なかなか骨髄炎が発見されなかったという話は、以下のブログでも、書かれていました。

 

 

『実花ちんの顎骨骨髄炎の体験談☆手術&治療完了までのブログ 聖マリア病院の歯科に早朝から行く』より引用

 

 

 

この時点で、いつも行く歯科を3~4回受診。(すべて緊急扱いで見てもらうが、原因は、バイキンと診断)

 

そして、夜間休日で診てもらえる歯科医師会を1回受診。(レントゲンにも異常なしと診断)

 

部屋に転がる、もうとっくの前に効き目のないロキソニンの錠剤。寝転がるも、そもそも痛みで眠る事すらできない。歯の痛みで気がおかしくなるのでは?と思うほど、この時の精神状態が一番キツかったです。

 

それでも、あきらめず(というか、そうするしか方法がない(笑))今度は、前日にWEBで見つけた「姫路聖マリア病院」の「歯科」に行くことを決意。

 

 

「口腔外科」ではないので、どうしようかと思いましたが、そんなこと言ってられません。もうこうなったら、片っぱしから近隣の歯科・口腔外科を受診してやろうと思いました。

 

自分の体は、自分が一番よくわかる。といいますが、私は、確信に近い感じで(これは普通の歯痛じゃない)という感覚がありました。

 

なのに、これだけ診察しても原因が分からない(ナゼだ。。。

 

 

これを読んでいたので、先生に気づいてもらえない可能性があることも想定できました。

 

 

この方は、しばらく正確な診断がしてもらえず、最終的に以下のような状況で原因をつきとめてもらえたようです。

 

 

で、その時、撮影したレントゲンが出来上がったらしく、その冷たい研修生(w)が取りに戻ってくると、なにやら真剣な顔で、その奥のデスクに座っていた30代後半~40代前半のイケメン男性の先生に相談?

 

その雰囲気が、診察台で横になっていた私でもわかるくらい、何か異常事態があったような感じでした。冷たい研修生が、静かに慌てる感じがしたというか…(笑)

 

すると、イケメン先生がこちらに来て説明してくれました。その内容を要約すると、

 

・歯と顎の骨が溶けている。←(思わず耳を疑った(笑))

 

・この病院では、これ以上見ることができないので、赤十字病院に行ってください。

 

・おそらく、緊急手術になると思います。

 

・ここから赤十字病院への移動は、救急車でも可能です。どうしますか?

 

・お若いので今、こうして普通にしてますが、立っているのが不思議なくらいの状態です。痛いと思います。←(ここらへんで、ようやく状況が呑み込めた)

 

これを読んでもわかるように、同じ症状でも、医師によって見立てられる人とそうじゃない人がいるので、診断内容がおかしいと思った時は、別の人に見てもらう事は大切だと思います。

 

 

根管治療体験⑤悩んでいる時間はない!私が治療途中で歯医者を変えた理由へ続く

 

 

 

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根管治療体験③痛みと痺れが治まらないので、骨髄炎を心配する

 

顎が痛くなったことで、その上にある「20代前半に、神経を取った歯の根」の再治療を始めたわけですが、治療後、度々痛みやしびれが発生しました。痛みだけならよかったのですが、しびれがでたことで怖くなりました。

 

 

治療しても治療しても改善しないので、不信感が芽生えていました。「成功する確率は2分の1」と言われていたのですが、「痛くなる事はない」とも言われていたので、混乱しました。

 

 

1回目の治療の後、痛みが出たため、2回目の治療は早めにしました。

 

 

ですが、2回目の治療が終わった後も、また痛くなったので、次回も早くA歯科でみてもらいたいと思いました。しかし、2日間も休診日の為、それはできませんでした。

 

 

なので、なにか解決策は無いか、自分で調べようと思い、ネットや本で情報を探しました。

 

 

調べて、最終的に「しびれがでた場合、大きな病院の口腔外科でみてもらった方が良い」という情報を掴んだので、別の病院に行く気になりました。それが前回のお話です。

 

根管治療体験②治療をしても痛くて、ロキソニンが効かなくなる

 

 

 

今回はその続きですが、その前に、私が「大きい病院の口腔外科」に拘った理由を述べておこうと思います。

 

 

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急性下顎骨骨髄炎の体験談

 

 

私はネットで根管治療中の痛みやしびれについて調べました。

 

 

同じように根管治療中に痛い思いをしている人は、世の中にたくさんいました。その方達の体験記を読むと、ロキソニンが効かないという話も少なくないようです。酷い人は、効かないから一度に何錠も飲むそうです。

 

 

それに比べれば私はまだマシでした。ですが、ちょうど私もロキソニンの効き目が日に日に弱くなっていたので、いずれ効かなくなると思いました。

 

 

同じ体験をされた方の話は、自分の症状と重なるので、怖い反面、とても参考になりました。事前に知識もついたし、後々先生に質問する時にも役に立ちました。とくに先生の診断や説明がハッキリしない時など、自分で動いて解決しなければならないので、知識を得ていたことは事はプラスになりました。

 

色々な情報を調べましたが、その中でも特に参考になったブログが以下になります。

 

実花ちんの顎骨骨髄縁の体験談☆手術&治療完了までのブログ

 

 

何故このブログが良かったのかというと、この体験談を読むことによって最悪のケースが想定できたからです。

 

 

このブログには、虫歯の治療をキッカケに下顎骨骨髄炎になり、緊急入院したエピソードが書かれています。痛みの真っ最中だった私にとって笑えない話でした。これを読んで、こうはなりたくないと思いました。

 

 

ちょっと引用させてもらいます。

 

 

異変をレントゲンで発見

 

一番最初の始まりは、いつも通っている歯医者さんからでした。

 

今ではどこを治療していたか忘れてしまったのですが、たしか右の奥歯の治療が終わりかけた時に、先生から「この間撮影したレントゲン、この左側の奥歯の根の部分にバイキンがたまっているようですので、これから治療していきましょうか」と提案していただきました。

 

その歯は、私が6年以上前に大阪住んでいるときに治療したもので、いわゆる「神経を抜いて治療したあと、銀歯をかぶせて終了」という、皆さんが歯科で受ける、ごくありふれた虫歯の治療跡です。

 

私は、その歯に痛みもありませんでしたし、すっかり治療が終わった歯ということで存在を忘れており、先生の説明を受けても、いまいちピンと来ませんでしたが、バイキンがたまってるなら、それは取った方がいいですから、「お願いします」と言いました。

 

そして、その歯の銀歯が6年ぶりに外され、感覚的には、細いギザギザしたような棒を出したり入れたりし、特に痛みもなく、治療後の会計を済ませて帰宅しました。

 

 

ところが、この何気ない歯の治療が、あとに生活を一変させる、「急性下顎骨骨髄炎」の始まりとなりました(´д`ι)

 

まず、帰宅するころには、痛みのなかったその歯が痛み出し、(あ~痛むなら(治療のため銀歯を)開けんかったら良かった…)と、その時は少し後悔したのですが、まあ、朝には治っているだろうとその夜は眠ったのです。

 

無知なんでよく分からないのですが、6年ぶりに銀歯をあけて、久しぶりに(歯の中が)空気に触れたから、痛むのかな???(´д`?)と…(そんなワケないんですが)

 

ところが、朝になっても痛い。

 

ロキソニンを飲んで会社に出勤するものの、やっぱり歯が痛い。

 

痛い。

痛い…。

 

次の予約日までまだ日にちはあったんですが、そんなことは言ってられないので会社を早退し、いつもの歯科へ。

 

ところが、先生も原因が分からないようで、「バイキンを取り除けば痛みはひいてくるはずです、頑張って続けていきましょう」的なことを言われたような気がします。

 

痛みを訴えると、心配そうな顔をしてくれ、そのバイキンを取り除く治療をもう1度丹念にしてくれ、診察は終了。痛み止め(と言っても、ロキソニン)を出されて、自宅に帰ります。

 

が、私は、この一連の行動を、このあと3回も4回も繰り返すことになります。

 

 

・・・いかがだったでしょうか。この方がやがて「急性下顎骨骨髄炎」になり手術するのです。

 

私はこれを読んで顔面蒼白になりました。他人事とは思えません。このブログを読んだことで、自分も骨髄炎ではないかと心配になりました。

 

ですが、これを知った事で、後で機転をきかせることができました。このような体験記を残してくれて非常に感謝しています。

 

しかしながら、骨髄炎についての話は、A歯科では一度も聞きませんでした。

 

なんで言ってくれないんだろう。わからなかったのだろうか。

 

そう思いました。

 

私の取り越し苦労の可能性もありますが、ネットで調べた限り、骨髄炎になった人の話と自分の症状が被ります。それなのに、何故A先生は骨髄炎の話をしなかったのか、見立ては大丈夫なのか・・・疑うようで悪いですが、信じられなくなっていきました。

 

ここで私はA歯科に通い続けるべきか悩みました。私としては、何か問題があるなら早期発見してほしいのです。それを見つけてくれる人に見てもらいたいというのが本音です。

 

その反面、止めるのは悪いし・・・という気持ちもありました。

 

でも、1回目の治療後、「痛み止めを飲む必要はない」と言われたのに、飲まないと耐えられない痛みが何度も襲ってきたり、2回目の治療後、「もう痛くなる事はないと思いますよ」と言われたのに、その後痛みがでて、腫れや痺れが酷くなったりしたわけです・・・ちゃんと見立ててもらえているのか不安でした。

 

 

別のところに行こうかどうか、散々悩みましたが、最終的に「大きな病院の口腔外科」で顎の骨を含めた全体を見てもらおうと決めました。

 

 

決め手となったのは、他のサイトやブログで目にした「しびれがある場合は大きい病院の口腔外科で見てもらった方がいい」という情報でした。

 

緊急性があると思ったので、義理は封印しました。

 

そう思ったのは夕方だったので、「明日病院に行こう」と思ったのでした。

 

 

 

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魔の祝日

 

 

大きい病院の口腔外科・・・に行くつもりでしたが、翌朝になって祝日であることを思い出したのです。

 

朝、さらに顔の腫れは酷く、麻酔のようなしびれは唇の半分まで広がっていました。舌のしびれも広がり、水を飲むのも困難になっていました。

 

しまった。昨日行っておけばよかった。

 

遅かったのです。

 

ですが、そうも言っていられないので、気を取り直して、祝日でも開いている病院を探す事にしました。正月でも休まない店が多い時代ですから、祝日でもどこか診療しているだろうと思いました。

 

しかし、これが甘かったのです。土日に診察している歯科・口腔外科は、まあまああります。

 

しかし、探しても探しても祝日に開いている歯科・口腔外科は絶望的にありません。

 

土日よりも、祝日が厳しいのです。

 

大きい病院はもちろんですが、個人医院も祝日はお休みです。

 

 

様子見などせず昨日どこかの病院に行っておけばよかったとマジで後悔。このまま、放置しなければならないのかと思うと怖くなってきました。

 

 

痛みよりもしびれの方が恐ろしかったです。時間が経てば経つほど酷くなるわけです。こうして、探している間にもどんどん悪くなっていると思うと焦ります。特に前日に読んだ「骨髄炎」が心配です。早く検査したいと思いました。

 

 

探してみると、日曜日、祝日に応急処置をおこなってくれている「歯科医師会」という機関がありました。各県にありそうなので、もし休日困ったら訪ねてみるとよいと思います。

 

 

しかし、電話で聞いてみると、そこで出来るのはあくまで応急処置で、検査などはできないとのことでした。

 

 

これでは行っても意味がないと思ったので、ここに行くのは止めました。

 

 

こう考えると、日曜・祝日にきちんとした歯科の治療は受けられないということです。歯だから軽くみられているのだと思いますが、やはり、休日でもキチンとみてくれる機関がどこかにないと困るなと思いました。

 

 

散々探しましたが、日曜・祝日に、症状を正確に分析して対応してくれそうな歯科・口腔外科はありませんでした。地方だからかもしれません。

 

 

探している間も、化膿止めはどうなっているんだというくらい炎症がおさまりません。昼ごろに、また痛みが出てきて耳の奥や頭まで痛くなってきました。ジワジワと酷くなっていっています。

 

 

これ、歯が原因なのか、骨じゃないのか、歯じゃなくて別の病気だったら怖い…。

 

 

心配はピークに達し、もう歯科や口腔外科にこだわらない、とにかく大きい病院の救命救急でもいいから見てもらおうと思いました。じっとしていられませんでした。

 

 

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救命救急での診断

 

 

急いで、大きい病院の救命救急に行きました。この病院にも歯科・口腔外科はありますが、休診日でした。ですが、なりふりかまっていられませんでした。

 

一応救急科の先生に診察はしていただいて、この痛みと痺れの原因は何か、骨髄炎ではないか、歯科医でもない先生に相談してみました。すると、先生は一旦黙って考え込み、「当直の口腔外科の先生がいるから、相談してみます」と言ってくれました。

 

待つこと10分、もう一度診察室に呼ばれて行きました。

 

「顔は腫れているけど、かろうじてまだ水も飲めるし、体の発熱はない。よくあることみたいなので、様子を見ましょう。CTで検査すると被爆するので、すぐに検査もしない方がいいですし、今かかっている歯医者さんで一度相談してみて下さい。」

 

・・・と、救急科の先生が「口腔外科の先生から聞いてきた事」を私に伝えてくれました。口腔外科の先生には直接見てもらうことができませんでした。

 

でも救急科の先生は良い先生で、「もし酷くなるようでしたら、我慢せずに来て下さい」と言ってくれました。

 

そして、歯医者さんで出された「メイアクトMS錠100」という化膿止めが切れたので、その薬と、しびれに効く「メチコバール錠500μg」という薬を出され、病院を後にしました。

 

原因を知りたくて、CTを取ってもらうことを期待していたのですが、残念ながらこの日は、到底効くとは思えない薬をもらっただけで終了でした。

 

この時、人が見てわかるくらい顔が腫れていましたが、深刻に受け取ってもらえませんでした。

 

この症状は本当に放置していていいのだろうか?そう思いながら家路に着きました。

 

 

素人なので、この症状が重いのか軽いのか判断がつきません。比較対象もありませんし、客観的な判断が出来ないのです。どんなに痛い思いをしても、医師にこのような対応をされると、「深刻じゃないのかな」とさえ思ってしまいます。

 

 

そして、「今かかっている先生に相談してみて下さい」と言われたことで、また悩みました。確かに、今治療してもらっている先生に相談するのが筋です。それはわかります。

 

しかし、「痛むことはない」という趣旨の事を言われたのに、それに反して日に日に痛くなったのと、「しびれが起こる可能性」や「骨髄炎の可能性」の説明が無かったことから、先生がこの状況をなんとか出来るのか・・・と。

 

また、レントゲンの画像でも結構骨が溶けていたのにも関わらず、「CTで検査しよう」とも言われなかったですし。

 

HPの経歴を見る限りではとても腕のいい先生のはずですが・・・ギャップがあります。「腕がよくて手先が器用な能力」と、「病気の原因を見抜く能力」は別だなと思いました。

 

この日は寝る間際まで、翌日、A歯科の先生に相談するか、それとも別の病院で見てもらうか、悩みました。

 

そこで、先ほど紹介したブログをもう一度読みました。そこに何件も歯医者を回っても原因がわからなかった話が書いてあったので、やはり、別の先生に見てもらった方がいいかもしれないと思いました。

 

でも、やっぱりA先生に紹介状を書いてもらって行く方が筋だなとも思うわけです。なかなか決まりません。

 

 

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紹介状無しで、大きい病院の口腔外科に行く事にした理由

 

 

 

翌日は土曜日だったのですが、たまたま、ある大きな病院の歯科・口腔外科が12:30まで開いている事を発見しました。これをT病院とします。先生は一人で、午後からは手術となっていました。

 

HPを見てみるとCT、MRI、マイクロスコープもあります。さらに私のような炎症等の症状もみると書いてあります。これなら検査してもらえるかなと思いました。

 

ですが、すでに夕方で、予約の受付も終了していたので、もし行くとしたら、翌日に電話をして予約を取らないといけません。

 

で、考えたのですが、この日に、A歯科に受診して、許可、あるいは紹介状を書いてもらって、それからT病院にいくのは間に合わないと思いました。

 

何故なら、A歯科もいつも予約が一杯なので、予約が取れるかどうかもわからないし、仮に予約が取れて紹介状を書いてもらったとしても、T病院の歯科・口腔外科は、土曜日は12:30までしか診療していません。こちらも都合のいい予約が取れるとは限りません。

 

しかもこの日を逃したら、次は日曜日です。もう待てません。

 

以上のような理由から、土曜日に「A歯科→T病院の歯科・口腔外科と回るコース」は間に合わないと判断し、直でT病院の歯科・口腔外科に行ってみようと思いました。

 

散々迷いましたが、何とか決まりました。

 

この日の夜は、さらに顔も腫れて、舌のしびれで、しゃべるのも嫌でした。でも、保冷剤で冷やすことしかできません。そして、再び襲って来た痛みを抑えるために、またロキソニンを飲みました。

 

この日も薬を飲むのがやっとで、食事はしませんでした。まさかこんな理由で断食をするとは夢にも思いませんでした。エネルギー不足と睡眠不足と、痛みによる疲労でフラフラです。

 

そして、寝る前12:00に、もう一度ロキソニンを飲みました。翌日、T病院の歯科・口腔外科の予約が取れて、検査してもらえたらいいなと考えていました。

 

 

根幹治療体験④紹介状を持たず、大きい病院の歯科・口腔外科に行ったへ続く

 

 

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根管治療体験②治療後に痛み再発。ロキソニンもだんだん効かなくなる

根管治療体験①の続きになります。

 

根管治療体験①突然、顎の骨が痛くなったので歯医者へ行った

 

年末に突然、顎の骨が痛くなったわけですが、レントゲンの診断によると、細菌が原因で骨が溶けていたのでした。

 

恐ろしいのは何の前触れもなかったことです。

 

 

骨は結構溶けていて、レントゲンで見ると歯の根の周辺が黒くなっていたのですが、私はそれに全く気づきませんでした。

 

 

昨日今日いきなり溶けたのではなく、年月をかけながらジワジワと溶けていくそうです。

 

正直、ここまでになるまで気が付かないものか・・・と、ショックでした。

 

 

歯の神経を抜くとはそういうことなのです。

 

骨が溶けていても痛みがないので気づきません。気づいた時には広範囲に進行している危険性があります。

 

 

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根管治療について調べた

 

 

1回目の治療を終えた日の夜に、歯が痛くなりましたが、薬を飲んでからは、痛みは80%くらい治まりました。

 

翌朝は、若干違和感があったものの、痛みもなく普通に目が覚めました。

 

「よかった、昨日の痛みは一時的なものだったんだ。」そう思いました。

 

痛みは感じなかったのですが、少し顎の周辺が腫れたような感じと、その部分が熱をもっている事が気になりました。でも、痛みがないので、この日は普通に過ごしました。

 

 

ですが、先生が言った「失敗の確率が2分の1」、失敗すると「痛いのがずっと続く」という言葉が頭から離れません。

 

前日の痛みが強かったので、もしもの時の為にどうしたらいいか、先に手を打っておかなければいけないと思いました。

 

こうして、「根管治療」についてもっと調べる事にしました。

 

一番知りたかったのは、「誰が治療しても確率は同じなのか」、「何故失敗するのか」ということです。

 

あれこれと探していると、根管治療を「保険外診療」で行なっている専門医のHPに辿り着きました。実は私はこの時まで、「保険外診療専門の歯科」がある事も知りませんでした。

 

「高そうだな~」と思いながら料金を見てみると、思ったとおり、保険外診療の根管治療は高額でした。

 

矯正や、セラミックの歯にするのは、保険が効かないから高い・・・というのはよく聞く話なので知っていましたが、根の治療を保険外でした人は周囲にいないので意外でした。

 

無知だったので、この時は、根の治療にこんな金額をかける人がいるのか・・・と思いました。

 

でも、根管治療について本やネットでよくよく調べていくと、一般的に歯科で行なわれている保険診療の根管治療の欠点が見えてきました。

 

保険が効く治療は確かに安いですが、安いには安いなりの理由があったのです。

 

使える道具等も限りが出てくるので、治療の質が低くなります。すると、成功率が下がるので、再治療とか、最悪歯を失う可能性もあるそうです。

 

それに対して、保険外診療の根管治療は質が高く、成功率が90%になるそうです。(※それでも90%なのですから、いかにこの治療が難しいかわかります。)

 

金額が高い理由は、特殊な道具が必要な事と、技術が高度なので習得するのに10年かかるからです。

 

最初は高いと思っていた保険外診療の根管治療でしたが、私はずっと続く激痛が消えるのなら、保険外診療は高くないと思いました。それだけ痛かったのです。

 

 

もっと早く知っていれば、もしもの時に備えて歯の治療の為に計画的にお金を貯めていたところですが、痛くてすぐになんとかして欲しい時に知ったので、金銭的に余裕がありません。

 

というわけなので、どんなに質が良くても保険外診療は受けられません。(もう一本同じような症状になりそうな歯があるので金額は倍になります)なので保険外診療は諦めました。

 

 

・・・この日はこんなことを調べました。

 

幸いこの日は、少しの腫れ、顎の発熱があったものの、痛みは襲ってきませんでした。

 

なので、ロキソニンを飲まずに寝ました。

 

 

 

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歯の痛み再発

 

 

前日には痛みがなかったのに、次の日の朝5:00に再び痛みで目が覚めました。

 

寒いし、暗い。「後もうちょっとだけ寝よう、薬は後で…。」そう思って寝ていても、ズキン、ズキンと痛いわけです。我慢していたのですが、たまらず、ロキソニンを飲みました。

 

それが6:00でした。

 

この日は、腫れと、顎の発熱の範囲が前日より酷くなっていました。まだ人から見たらわからないレベルですが、自分ではその違いがハッキリとわかります。

 

A先生の言った失敗にあたるのか・・・「飲む必要がない」と言われた痛み止めを2回も飲んでしまったことで、心配になり、急遽この日に診察してもらうことにしました。

 

ちなみに、この時まではロキソニンが良く効いてくれました。飲んでから8時間くらいは痛みがなかったですから。

 

 

朝飲んだロキソニンが切れかけたころに医院に到着しました。痛くなった事を先生に伝えたら、1回目の治療はかぶせを取って、中のお掃除をしただけで、膿は取っていなかったそうです。だからそれが痛み出したんだろう・・・という説明でした。

 

 

A先生:「今日から下の膿を取ります。これを取れば大丈夫だと思いますよ。今回は一応、化膿止めを出しておきますね」

 

 

と言って、前回閉じた簡易的な蓋を外して根のお掃除です。やはり治療中は神経を取っているので痛くありません。膿を取って無事治療を終え、再び簡易的な蓋をして終了です。

 

 

A先生:「まだ膿は少し残っていますが、もう痛くなることはないと思いますよ。今どうですか?痛いですか?」

 

私:「今は痛くありません」

 

A先生:「痛くなったら、また言ってください」

 

私:「ありがとうございました」

 

 

そう言って診察室を後にしました。不思議と、治療中、治療直後は全く痛くないのです。なので、自転車に乗って帰りました。

 

すると、また途中で痛くなり始めました。前回も自転車に乗っていたら痛くなったのですが、その時よりも早く、そして痛みも強いのです。家に着いたころには激痛に変わっていました。

 

今回は温かい飲み物を飲んだわけではありません。何もしていないのに激痛です。

 

帰りがけに言われた「もう痛くなることはないと思いますよ」が頭の中で響き渡ります。

 

何故、「痛くなる事はない」と言われたのに痛いのか?もしかしてこれが失敗?

 

頬に手を当てると、まだ顎から頬にかけて熱いのです。治療をしても炎症がおさまった気配がありません。むしろ酷くなっています。炎症が続くと怖いので、すぐに保冷剤で冷やし始めました。

 

 

 

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歯の痛みとロキソニンの効果

 

 

痛みが激しくて、食事の準備も出来ないので、またロキソニンを飲みました。その後、刺激しないように、熱いものを避け、コタツの温度も落とし、痛みが増すような血流が良くなることは避けます。

 

痛みがかなり落ち着いたので良かったのですが、夕食を食べて、記事を書いていたらまた痛くなりました。

 

間違いなく、薬の効き目が弱くなっていました。

 

以前飲んだ時は8時間は聞いていたのに、2回目の治療を終えた後で飲んだロキソニンは、6時間しか効かなくなっていました。痛みもだんだん酷くなってきます。もう耳の奥や頭まで痛いのです。

 

すぐにでも薬を飲みたかったのですが、時計を見ると11時頃でした。

 

薬が6時間しか効かないとしたら、今飲んだらまた朝早く目が覚めることが予想されます。

 

私は寝付きが悪いので、一度起きると2度寝は厳しい為、なるべく起床時間に合わせなければなりません。なので、なんとか12:00まで薬を飲むのを我慢しました。

 

12:00に飲めば、6:00まではなんとか寝られるだろうと思ったのです。

 

12:00までは耐えましたが、この1時間がもの凄く長かったです。とにかく何をしていても痛い。大人しく座っていても、横になっていても…。

 

なんとか12:00まで痛みを我慢して、薬を飲んですぐに寝ました。

 

「痛くなったら、また言ってください」

 

そう言われていたのですが、翌日は休診日で、さらにその次の日は祝日でした。なんとかしてもらおうにも2日我慢しなければなりません。その間もどんどん悪くなっていくようで心配でした。

 

 

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痛みや腫れだけでなく、しびれが発生

 

 

翌朝、計算通り痛みで目が覚めました。そして、この日からは、明らかにそれまでと様子が違いました。

 

まず、痛みはずっとではなく、無くなる時があったり、また痛くなったりと変化がありました。顔の腫れも酷くなり、傍から見てわかるようになりました。

 

そして、しびれがでていました。歯医者で麻酔をしたようなしびれを顎に感じるのです。

 

これらの症状から、悪化しているのは明らかでした。

 

でも医院は休診日です。

 

しびれが出始めたことで、「さすがにおかしい」と思いました。歯ではなく骨がどうかなっているんじゃないかと、不安と焦りで他の事が手につきません。体の中で何が起こっているか、「痛くなる事はないと思います」と言われているのに痛くなる理由は何なのか、調べる事でしか気が休まりません。

 

この日の午前中は用事があったので、午後から全ての事を投げ出して、ネットで原因を探しました。すると、「しびれが出た場合は、大きい病院の口腔外科で見てもらった方が良い」という意見を目にしました。

 

その時はもう夕方になっていました。なので、今日は様子を見て、翌日行ってみようと思いました。

 

この時、何故か翌日が祝日だったことをすっかり忘れていたのです。思考力が恐ろしく低下しており、何故祝日であることを忘れたのかもわかりません。

 

そして、夜になると舌の一部までしびれていたので、飲み込むと痛いので食事はしませんでした。

 

 

根管治療体験③痛みと痺れが治まらないので、骨髄炎を心配するへ続く

 

 

 

【解説】神経を抜いた歯

 

 

これまで私は「神経を抜いた歯」を、痛みもないし治療済みで完結したものだとばかり思っていました。

 

「上のかぶせが取れない限り問題はない」と思っていたのです。

 

私の周りの人達も、「神経を抜いたから大丈夫」みたいな考えの人が多いです。私もそれを真に受けていたわけですが、それは全くの勘違いでした。

 

今回このような事になって調べて、「神経を抜いた歯」に対する認識が変わりました。

 

 

「神経を抜いてしまった歯」は危険です。

 

まず、以下の図を見てください。歯の中に、神経だけでなく血管が存在しているのが確認できると思います。

 

『医療法人 きし歯科ファミリークリニック メッセージ』より引用

 

2 歯の神経の治療について

 

歯の神経とは

 

歯にむし歯ができると痛みを感じてきます。これは歯の中の歯髄(しずい)と呼ばれる部分に、神経が通っているからです。歯髄には神経と血管が通っており、歯に栄養を与えたり、酸素を運んだり、免疫などの防御反応を伝達するなど
重要な役割があります。

 

 

歯の神経がなくなると

 

歯の神経がなくなると痛みは感じなくなります。

 

しかし、歯の神経を取り除くということは、血管を含め歯髄全体を取り除くことを意味します。そのため、神経を取り除いた歯は、血が通わなくなり栄養などが届かず、やがて歯本来の抵抗力がなくなり、枯れた木の枝のようにもろく欠けやすくなります。

 

また、再びむし歯になっても、それを伝えるセンサーを失っているため、むし歯の発見が遅れてしまいます。

 

 

上の記事に、「歯髄には神経と血管が通っており、」・・・と記述されています。

 

ということは、神経を抜くと、当然、この血管も抜いてしまう事になります。

 

私はこれに気がついて愕然としました。

 

何故なら、血管がないということは、そこに血液が通わないという事を意味するからです。

 

「血管くらいいいじゃないか」と思う人もいるかもしれませんが、これが無くなると困ったことになります。

 

私は健康の為に、食事に気をつけたり、サプリを飲んだり、運動したりするわけですが、これらをするのは体の免疫機能を高める為だったりします。

 

 

「免疫」とは、体の中に菌などの外敵が表れた時に、闘ってくれる機能の事です。

 

そして、血液の中の白血球がその役割を担っています。

 

 

 

 

白血球の事を「免疫細胞」と言ったりします。「体の中のおまわりさん」だと思って下さい。

 

で、外敵と戦ってくれる白血球はどこにいるのかというと・・・当然血液の中、つまり、血管の中です。

 

 

でも、「神経を取った歯」というのは、そのおまわりさんの通り道である血管を取っているので、そこに外敵が現れても対処しようがないのです。

 

 

昔、暴走族が「パトカーに追いかけられても、そのパトカーの管轄外まで逃げればそれ以上は追ってこない」・・・等と言っていましたが、そんな感じです。

 

血管の通っていない所は白血球の管轄外です。

 

免疫細胞である白血球といえども血液ですので、血管がなければ外敵のところまで行く事ができません。戦場に行く事もできません。

 

おそらく、白血球の及ばない場所は細菌共の無法地帯になると考えられます。つまり、やりたい放題です。

 

だからどんなに食事に気をつけ、体を丈夫にし、免疫機能を高めて健康になっても、神経を取ってしまった歯で悪さをする細菌には手出しできないのです。

 

私が実践している糖質制限は、体力もつきますし、感染症にも強くなります。実際に風邪も引かなくなりました。

 

体が強くなっているのは間違いないですが、「神経と血管を取ってしまった歯」には通用しませんでした。菌をやっつけてくれないのです。

 

こうなってしまっては、歯医者さんの力を借りるしかありません。

 

 

そして、「神経を抜いた歯」には、別の問題もあります。

 

実は、始めて神経を抜く時の治療に比べて、一度神経を抜いた歯の再治療は成功の確立がぐっと下がるのです。

 

それが、A歯科で説明を受けた「2分の1の確率」です。

 

私も何年も前に、一番最初に神経を取った時は、痛むことはありませんでした。1回目は無事に終わりました。

 

それに比べ、今回の再治療は治療後に激痛が何度も起こっています。同じ歯なのに「この違いは何なんだ」というくらい違います。

 

だから、根の再治療が難しいというのは肌で感じています。

 

「こんな思いをするんだったら、歯の神経を抜かないように虫歯に気をつけておけば良かった」と思いますが、後の祭りです。

 

神経を抜くことのリスクや、再治療が難しい事など、過去に一度も聞いた事がありませんでしたから、当時は軽く考えていました。

 

そういう軽い考えをしていると、後で絶対に後悔するので、まだ歯が健康な人は、こうならないように気をつけて下さい。

 

根管治療体験③痛みと痺れが治まらないので、骨髄炎を心配するへ続く

 

 

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根管治療体験①突然、顎の骨が痛くなったので歯医者へ行った

昨年末に体調を崩してしまい、記事を書くことができませんでした。

 

その理由ですが、実は、が痛くなったのです。

厳密に言うと、場所は顎の骨で、過去に神経を抜いた歯の下になります。

 

 

たかが歯で?・・・と、思われるかもしれません。

 

 

しかし、歯を甘くみると酷い目に合います。私は普段から健康にかなり気をつけている方ですが、「歯」については軽く考えていて、特に対策などは行なってきませんでした。

 

その認識の甘さがこの事態を招いたわけですが、この時は普段行なっている健康管理が全く通用しなくて、普通に生活できない程痛い思いをしました。

 

 

私は虫歯の痛みは過去に何度も経験していますが、今回のような痛みは経験した事がありません。

 

 

一時はどうなることかと思いましたが、今は落ち着いているので、その時の体験を何回かに分けて書こうと思います。

 

また、「根管治療」について知らなかった事や、調べて良かった事など、必要な知識も合わせて紹介していくので参考になれば幸いです。

 

 

今なんともない人も、「過去に神経を抜いた歯」がある場合は、このような事がいつ起こってもおかしくはないので注意が必要です。

 

 

 

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最初の顎の骨の異変

 

 

ある日の夕方に、何気なく自分の顎に手を当てると、軽い鈍痛がありました。

 

・・・といっても、指で押さえたときに「打ち身のような痛さ」が軽くあるだけですし、範囲も小指の先程度なので、この時は気に留めるほどでもありませんでした(※ちなみに、この時より前は、何も症状はありませんでした)

 

 

痛みがある骨の上には、過去に治療した銀歯があります。顎は痛いのに歯は痛くありません。

 

表面上は何の問題もないので虫歯ではないと思いました。過去の虫歯と感覚が違うのです。

 

 

もし明日まだ痛むようだったら歯医者に行ってみようと思いました。

 

 

翌日起きて同じ場所を触ると、前の日より、痛み、範囲、ともに少し酷くなっていました。そして、顔を下に向けたり、上に向けたりすると重い痛みを感じました。

 

 

このまま放置したらマズいことになりそうだと思い、すぐにネットで近くの歯医者を探すことにしました。

 

 

以前、親知らずを抜いてくれた歯医者さんがよかったのですが、電車と徒歩で片道1時間かかるのでやめました。親知らずは抜いて終わりなのに対して、今回は症状から予測して、何回か通わなければならない気がしたからです。

 

 

なので、もっと近くの歯医者さんがいいと思ったのですが、今思えば、それが地獄の始まりでした。

 

 

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根管治療が得意そうな歯医者を探した

 

 

歯ではなく、骨のあたりを中心にして痛むので、根に問題がある可能性がありました。

 

そこで、ネットで「顎 痛み 原因」というキーワードで探したら、私と同じような症状の悩み相談や、体験記がありました。

 

この時始めて知ったのですが、歯の根の治療を「根管治療 こんかんちりょう」、または「歯内療法 しないりょうほう」と言うそうです。

 

 

そして、「根管治療は、マイクロスコープやCTを使ってくれる歯医者が良い」と書いてありました。

 

 

なので、「根管治療」と「歯内療法」というキーワードを元に、近く(自転車で通える)に、これらを得意とする歯医者さんがいないか検索しました。

 

 

すると、条件を満たす歯医者が2件見つかりました。

 

 

まず1件目に電話しました。すると、

 

 

「年内は予約で一杯なので、来年の・・・」

 

 

と言われました。

 

これは待てません。

 

 

「今痛くて、そこまで待てないので、すみません」

 

 

・・・といって電話を切りました。

 

ここまで予約が取れないとなると、例えこの日に予約が取れたとしても、その後何かあった時に緊急で見てもらうことも出来ません。ここは無理と判断しました。

 

 

そして残る1件です。

 

 

こちらも予約は一杯だったのですが、何とかその日に見てもらえそうだったので、この歯医者に決めました。

 

仮にA歯科とします。

 

このA歯科は、HPを見ると、「マイクロスコープ」や「CT」の設備があり、しかも、根管治療の経験も豊富な先生です。

 

近いし、これでなんとかなるだろうと思いました。

 

ただ、気になっていたこともあります。痛かったところは骨なので、歯医者さんの領域なのか心配でした。

 

しかし、「CT」がある歯医者さんなので、「CT」を撮れば、例え原因が歯じゃなくても、何か問題が発見されるかもしれない・・・という期待がありました。

 

 

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CTではなくレントゲンでの診断

 

 

「CTによる正確な診断」を期待してA歯科に行きました。

 

 

しかし、撮ってもらったのは「CT」ではなく「レントゲン」でした。

 

 

HPを見る限りでは、「CT」のある歯科医院で、根管治療にも力を入れているのに…です。

 

「CTは後で撮るのかな…」等と考えながら待っていると、先生がやってきました。

 

軽く挨拶を済ませた後、先生が歯の状況と、治療の流れについて話始めました。

 

 

まずは、状況についてです。「レントゲン」の画像では、「過去に神経を抜いた歯」の根の下が黒くなっていました。

 

これは、ばい菌が入って顎の骨を溶かしているため黒く写るのだそうです。

 

そして、治療方法は、かぶせを取って、中をお掃除して、根の下の膿を取る・・・と、説明されました。

 

 

それを聞いて、「これがネットで調べた根管治療の事だな」と思いました。

 

ですが、根管治療なのに「CT」の話が一切なかった事が引っ掛かかりました。「レントゲン」を見て、次に「治療」という流れです。

 

 

CTの「C」の字もありません。

 

 

ネットから得た情報では、根管治療をする時はCTを撮って、根の様子を確認しながら治療をするという事が書かれてあったので、「CT」があるのに「レントゲン」の画像を頼りに根管治療を行なうことになった時、「えっ?」と思いました。

 

ネットで事前に調べなければ、こんな疑問も生まれないのでしょうが、あいにく調べるタイプですので・・・。

 

 

「CT撮らないんだ…」とか、「先生によって治療方針が違うのかな」・・・そんな事を考えました。

 

 

 

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根管治療の成功率は2分の1

 

 

1回目の診察の時は、歯科医院を選ぶ為に簡単に調べた程度だったので、根管治療についての詳しい知識は持っていませんでした。

 

 

この時先生から

 

 

「成功確率は2分の1です」

 

 

と言われました。

 

 

歯の治療に成功率・・・歯の治療は何度もしてきましたが、今までそんな話は聞いた事がなかったので、私はこう質問しました。

 

 

私:「もし、失敗したら何が起こるんですか?」

 

 

A先生:「ずっと痛いままが続くとか・・・ですね。」

 

 

A先生:・・・(無言)・・・

 

 

私も始めてのケースなので、どうしていいのかわかりませんでした。

 

何故失敗するのか、どういう選択肢があるのか・・・とか、知りたい事があったのですが、あまり説明をしてくれない先生だったので、これは自分で調べる事にしました。

 

 

で、しばらく沈黙が続いたので、

 

 

私:「・・・このまま、放置するわけにもいかないので、お願いします。」

 

 

治療してもらう事にしました。

 

 

 

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根管治療にはマイクロスコープを使ってもらった

 

 

治療前、こんなことを聞きました。

 

 

私:「この治療は痛いですか?」

 

 

A先生:「今日はそんなに痛くないです。痛むとしたら次回ですね」

 

 

 

「CT」は撮りませんでしたが、治療は「マイクロスコープ」を使って行なわれました。根の治療は、神経を取っているので全く痛くありません。

 

最後に簡易的な蓋をして終了しました。

 

 

A先生:「必要ないと思いますが、一応痛み止めを出しておきますね」

 

私:「はい、ありがとうございます」

 

 

そう言って、診察室を後にしました。

 

一週間後に予約を取って、帰りに薬を受け取る時にも、受付をしてくれた方に「飲むことはないと思いますよ(※つまり、痛くなることはないということ)」と言われました。

 

2分の1が失敗と言うのを聞いて不安だったので、この「痛み止めを飲む必要がない」という言葉は印象に残っています。

 

「そうなんだ。」と思って、自転車で帰りました。

 

 

ちなみにこの時は、この後痛みと闘う事になるとは夢にも思っていませんでした。

 

 

 

根管治療後の激痛

 

 

最初はなんとも無かったのですが、自転車を飛ばしたら、気のせいか歯が少しうずく感じがしました。

 

痛みになる一歩前のような不気味な違和感です。

 

ですが、「これは気のせい。だって薬を飲む必要はないって言われたし」・・・そう思うことにしました。

 

しかし、夕食を終えた後も、その違和感は消えません。

 

気分転換の為に、日課である食後のバター(※糖質制限をしているので脂質の補給です)と、ココアを早めに飲む事にしました。

 

その時、微妙だった歯のうずきがハッキリとした痛みに変わりました。

 

ズキンズキンという脈打つような痛みです。根も歯も痛くなり始めました。

 

 

あっ、これ気のせいじゃない。

 

痛いわ。

 

 

そう思いました。バターは全部食べましたが、ココアは2口目を飲むことが出来ず、捨ててしまいました。

 

 

ココアの僅かな熱が引き金になって痛みに発展したようです(※メチャクチャ熱いわけではなく、子供でも飲めるような温度です)

 

 

その日は夕食に「汁物」や「お茶」は飲まなかったので、治療後に始めて飲んだ温かい飲み物がココアです。

 

後で考えると、自転車に乗った時、温かいものを飲んだ時、コタツの温度を上げた時等、血流が良くなると痛みが増していたようです。

 

 

しばらくしたら収まると思っていましたが、一度発生した痛みは消えませんでした。

 

 

ちょうど「ブルーライト」についての記事を書いていた時で、「パソコンの光で目が痛い」とか、「ブルーライトカットフィルム買おうかな」とか思っていたのですが、この時は歯の痛みが強すぎて、ブルーライトによる目を刺すような痛みは吹っ飛んでいました。

 

 

 

薬・・・飲む必要はないって言われたし、他の人は飲まないんだろうか…、ここは我慢せねば・・・飲んだら負け・・・

 

 

と、耐えていたのですが、どんどん集中力が低下してきたので1時間後にロキソニンを飲みました。

 

 

しばらくすると、80%くらいは治まったので(※100%痛みが消えたわけではありません)、なんとか記事を書き終えることができました。

 

 

その日はそのまま就寝です。

 

まだこの時は、「今日は治療したばかりだから、痛みがあったのだろう。明日には治まるはず」・・・そう思っていました。

 

 

根幹治療体験②治療後に痛み再発。ロキソニンもだんだん効かなくなるへ続く

 

 

 

 

 

 

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