お知らせ

 

 

私達は憲法によって言論の自由が守られているので、

食や健康等の問題を主張する事ができます。

 

 

 

 

元々憲法改正賛成派だった人の解説です。

 

 

 

 

谷本議員と一緒に飛行機を降ろされたもう一人の人物・高橋清隆氏について

 

 

 

谷本議員らがノーマスクで強制降機! 釧路空港のエアドゥ機、「憲法違反を公然と行う航空各社への行政指導を国交省に求める」

 

 

一緒に飛行機を降ろされた反ジャーナリスト高橋清隆氏による、谷本誠一議員のインタビュー動画です。

 

 

 

 

 

身近な人が被害に合った時の為に

とりあえずブックマークをお願いします。

 

 

 

 

 

 

カテゴリー:歯

根管治療体験①の続きになります。

 

根管治療体験①突然、顎の骨が痛くなったので歯医者へ行った

 

年末に突然、顎の骨が痛くなったわけですが、レントゲンの診断によると、細菌が原因で骨が溶けていたのでした。

 

恐ろしいのは何の前触れもなかったことです。

 

 

骨は結構溶けていて、レントゲンで見ると歯の根の周辺が黒くなっていたのですが、私はそれに全く気づきませんでした。

 

 

昨日今日いきなり溶けたのではなく、年月をかけながらジワジワと溶けていくそうです。

 

正直、ここまでになるまで気が付かないものか・・・と、ショックでした。

 

 

歯の神経を抜くとはそういうことなのです。

 

骨が溶けていても痛みがないので気づきません。気づいた時には広範囲に進行している危険性があります。

 

 

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根管治療について調べた

 

 

1回目の治療を終えた日の夜に、歯が痛くなりましたが、薬を飲んでからは、痛みは80%くらい治まりました。

 

翌朝は、若干違和感があったものの、痛みもなく普通に目が覚めました。

 

「よかった、昨日の痛みは一時的なものだったんだ。」そう思いました。

 

痛みは感じなかったのですが、少し顎の周辺が腫れたような感じと、その部分が熱をもっている事が気になりました。でも、痛みがないので、この日は普通に過ごしました。

 

 

ですが、先生が言った「失敗の確率が2分の1」、失敗すると「痛いのがずっと続く」という言葉が頭から離れません。

 

前日の痛みが強かったので、もしもの時の為にどうしたらいいか、先に手を打っておかなければいけないと思いました。

 

こうして、「根管治療」についてもっと調べる事にしました。

 

一番知りたかったのは、「誰が治療しても確率は同じなのか」、「何故失敗するのか」ということです。

 

あれこれと探していると、根管治療を「保険外診療」で行なっている専門医のHPに辿り着きました。実は私はこの時まで、「保険外診療専門の歯科」がある事も知りませんでした。

 

「高そうだな~」と思いながら料金を見てみると、思ったとおり、保険外診療の根管治療は高額でした。

 

矯正や、セラミックの歯にするのは、保険が効かないから高い・・・というのはよく聞く話なので知っていましたが、根の治療を保険外でした人は周囲にいないので意外でした。

 

無知だったので、この時は、根の治療にこんな金額をかける人がいるのか・・・と思いました。

 

でも、根管治療について本やネットでよくよく調べていくと、一般的に歯科で行なわれている保険診療の根管治療の欠点が見えてきました。

 

保険が効く治療は確かに安いですが、安いには安いなりの理由があったのです。

 

使える道具等も限りが出てくるので、治療の質が低くなります。すると、成功率が下がるので、再治療とか、最悪歯を失う可能性もあるそうです。

 

それに対して、保険外診療の根管治療は質が高く、成功率が90%になるそうです。(※それでも90%なのですから、いかにこの治療が難しいかわかります。)

 

金額が高い理由は、特殊な道具が必要な事と、技術が高度なので習得するのに10年かかるからです。

 

最初は高いと思っていた保険外診療の根管治療でしたが、私はずっと続く激痛が消えるのなら、保険外診療は高くないと思いました。それだけ痛かったのです。

 

 

もっと早く知っていれば、もしもの時に備えて歯の治療の為に計画的にお金を貯めていたところですが、痛くてすぐになんとかして欲しい時に知ったので、金銭的に余裕がありません。

 

というわけなので、どんなに質が良くても保険外診療は受けられません。(もう一本同じような症状になりそうな歯があるので金額は倍になります)なので保険外診療は諦めました。

 

 

・・・この日はこんなことを調べました。

 

幸いこの日は、少しの腫れ、顎の発熱があったものの、痛みは襲ってきませんでした。

 

なので、ロキソニンを飲まずに寝ました。

 

 

 

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歯の痛み再発

 

 

前日には痛みがなかったのに、次の日の朝5:00に再び痛みで目が覚めました。

 

寒いし、暗い。「後もうちょっとだけ寝よう、薬は後で...。」そう思って寝ていても、ズキン、ズキンと痛いわけです。我慢していたのですが、たまらず、ロキソニンを飲みました。

 

それが6:00でした。

 

この日は、腫れと、顎の発熱の範囲が前日より酷くなっていました。まだ人から見たらわからないレベルですが、自分ではその違いがハッキリとわかります。

 

A先生の言った失敗にあたるのか・・・「飲む必要がない」と言われた痛み止めを2回も飲んでしまったことで、心配になり、急遽この日に診察してもらうことにしました。

 

ちなみに、この時まではロキソニンが良く効いてくれました。飲んでから8時間くらいは痛みがなかったですから。

 

 

朝飲んだロキソニンが切れかけたころに医院に到着しました。痛くなった事を先生に伝えたら、1回目の治療はかぶせを取って、中のお掃除をしただけで、膿は取っていなかったそうです。だからそれが痛み出したんだろう・・・という説明でした。

 

 

A先生:「今日から下の膿を取ります。これを取れば大丈夫だと思いますよ。今回は一応、化膿止めを出しておきますね」

 

 

と言って、前回閉じた簡易的な蓋を外して根のお掃除です。やはり治療中は神経を取っているので痛くありません。膿を取って無事治療を終え、再び簡易的な蓋をして終了です。

 

 

A先生:「まだ膿は少し残っていますが、もう痛くなることはないと思いますよ。今どうですか?痛いですか?」

 

私:「今は痛くありません」

 

A先生:「痛くなったら、また言ってください」

 

私:「ありがとうございました」

 

 

そう言って診察室を後にしました。不思議と、治療中、治療直後は全く痛くないのです。なので、自転車に乗って帰りました。

 

すると、また途中で痛くなり始めました。前回も自転車に乗っていたら痛くなったのですが、その時よりも早く、そして痛みも強いのです。家に着いたころには激痛に変わっていました。

 

今回は温かい飲み物を飲んだわけではありません。何もしていないのに激痛です。

 

帰りがけに言われた「もう痛くなることはないと思いますよ」が頭の中で響き渡ります。

 

何故、「痛くなる事はない」と言われたのに痛いのか?もしかしてこれが失敗?

 

頬に手を当てると、まだ顎から頬にかけて熱いのです。治療をしても炎症がおさまった気配がありません。むしろ酷くなっています。炎症が続くと怖いので、すぐに保冷剤で冷やし始めました。

 

 

 

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歯の痛みとロキソニンの効果

 

 

痛みが激しくて、食事の準備も出来ないので、またロキソニンを飲みました。その後、刺激しないように、熱いものを避け、コタツの温度も落とし、痛みが増すような血流が良くなることは避けます。

 

痛みがかなり落ち着いたので良かったのですが、夕食を食べて、記事を書いていたらまた痛くなりました。

 

間違いなく、薬の効き目が弱くなっていました。

 

以前飲んだ時は8時間は聞いていたのに、2回目の治療を終えた後で飲んだロキソニンは、6時間しか効かなくなっていました。痛みもだんだん酷くなってきます。もう耳の奥や頭まで痛いのです。

 

すぐにでも薬を飲みたかったのですが、時計を見ると11時頃でした。

 

薬が6時間しか効かないとしたら、今飲んだらまた朝早く目が覚めることが予想されます。

 

私は寝付きが悪いので、一度起きると2度寝は厳しい為、なるべく起床時間に合わせなければなりません。なので、なんとか12:00まで薬を飲むのを我慢しました。

 

12:00に飲めば、6:00まではなんとか寝られるだろうと思ったのです。

 

12:00までは耐えましたが、この1時間がもの凄く長かったです。とにかく何をしていても痛い。大人しく座っていても、横になっていても...。

 

なんとか12:00まで痛みを我慢して、薬を飲んですぐに寝ました。

 

「痛くなったら、また言ってください」

 

そう言われていたのですが、翌日は休診日で、さらにその次の日は祝日でした。なんとかしてもらおうにも2日我慢しなければなりません。その間もどんどん悪くなっていくようで心配でした。

 

 

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痛みや腫れだけでなく、しびれが発生

 

 

翌朝、計算通り痛みで目が覚めました。そして、この日からは、明らかにそれまでと様子が違いました。

 

まず、痛みはずっとではなく、無くなる時があったり、また痛くなったりと変化がありました。顔の腫れも酷くなり、傍から見てわかるようになりました。

 

そして、しびれがでていました。歯医者で麻酔をしたようなしびれを顎に感じるのです。

 

これらの症状から、悪化しているのは明らかでした。

 

でも医院は休診日です。

 

しびれが出始めたことで、「さすがにおかしい」と思いました。歯ではなく骨がどうかなっているんじゃないかと、不安と焦りで他の事が手につきません。体の中で何が起こっているか、「痛くなる事はないと思います」と言われているのに痛くなる理由は何なのか、調べる事でしか気が休まりません。

 

この日の午前中は用事があったので、午後から全ての事を投げ出して、ネットで原因を探しました。すると、「しびれが出た場合は、大きい病院の口腔外科で見てもらった方が良い」という意見を目にしました。

 

その時はもう夕方になっていました。なので、今日は様子を見て、翌日行ってみようと思いました。

 

この時、何故か翌日が祝日だったことをすっかり忘れていたのです。思考力が恐ろしく低下しており、何故祝日であることを忘れたのかもわかりません。

 

そして、夜になると舌の一部までしびれていたので、飲み込むと痛いので食事はしませんでした。

 

 

根管治療体験③痛みと痺れが治まらないので、骨髄炎を心配するへ続く

 

 

 

【解説】神経を抜いた歯

 

 

これまで私は「神経を抜いた歯」を、痛みもないし治療済みで完結したものだとばかり思っていました。

 

「上のかぶせが取れない限り問題はない」と思っていたのです。

 

私の周りの人達も、「神経を抜いたから大丈夫」みたいな考えの人が多いです。私もそれを真に受けていたわけですが、それは全くの勘違いでした。

 

今回このような事になって調べて、「神経を抜いた歯」に対する認識が変わりました。

 

 

「神経を抜いてしまった歯」は危険です。

 

まず、以下の図を見てください。歯の中に、神経だけでなく血管が存在しているのが確認できると思います。

 

『医療法人 きし歯科ファミリークリニック メッセージ』より引用

 

2 歯の神経の治療について

 

歯の神経とは

 

歯にむし歯ができると痛みを感じてきます。これは歯の中の歯髄(しずい)と呼ばれる部分に、神経が通っているからです。歯髄には神経と血管が通っており、歯に栄養を与えたり、酸素を運んだり、免疫などの防御反応を伝達するなど
重要な役割があります。

 

 

歯の神経がなくなると

 

歯の神経がなくなると痛みは感じなくなります。

 

しかし、歯の神経を取り除くということは、血管を含め歯髄全体を取り除くことを意味します。そのため、神経を取り除いた歯は、血が通わなくなり栄養などが届かず、やがて歯本来の抵抗力がなくなり、枯れた木の枝のようにもろく欠けやすくなります。

 

また、再びむし歯になっても、それを伝えるセンサーを失っているため、むし歯の発見が遅れてしまいます。

 

 

上の記事に、「歯髄には神経と血管が通っており、」・・・と記述されています。

 

ということは、神経を抜くと、当然、この血管も抜いてしまう事になります。

 

私はこれに気がついて愕然としました。

 

何故なら、血管がないということは、そこに血液が通わないという事を意味するからです。

 

「血管くらいいいじゃないか」と思う人もいるかもしれませんが、これが無くなると困ったことになります。

 

私は健康の為に、食事に気をつけたり、サプリを飲んだり、運動したりするわけですが、これらをするのは体の免疫機能を高める為だったりします。

 

 

「免疫」とは、体の中に菌などの外敵が表れた時に、闘ってくれる機能の事です。

 

そして、血液の中の白血球がその役割を担っています。

 

 

 

 

白血球の事を「免疫細胞」と言ったりします。「体の中のおまわりさん」だと思って下さい。

 

で、外敵と戦ってくれる白血球はどこにいるのかというと・・・当然血液の中、つまり、血管の中です。

 

 

でも、「神経を取った歯」というのは、そのおまわりさんの通り道である血管を取っているので、そこに外敵が現れても対処しようがないのです。

 

 

昔、暴走族が「パトカーに追いかけられても、そのパトカーの管轄外まで逃げればそれ以上は追ってこない」・・・等と言っていましたが、そんな感じです。

 

血管の通っていない所は白血球の管轄外です。

 

免疫細胞である白血球といえども血液ですので、血管がなければ外敵のところまで行く事ができません。戦場に行く事もできません。

 

おそらく、白血球の及ばない場所は細菌共の無法地帯になると考えられます。つまり、やりたい放題です。

 

だからどんなに食事に気をつけ、体を丈夫にし、免疫機能を高めて健康になっても、神経を取ってしまった歯で悪さをする細菌には手出しできないのです。

 

私が実践している糖質制限は、体力もつきますし、感染症にも強くなります。実際に風邪も引かなくなりました。

 

体が強くなっているのは間違いないですが、「神経と血管を取ってしまった歯」には通用しませんでした。菌をやっつけてくれないのです。

 

こうなってしまっては、歯医者さんの力を借りるしかありません。

 

 

そして、「神経を抜いた歯」には、別の問題もあります。

 

実は、始めて神経を抜く時の治療に比べて、一度神経を抜いた歯の再治療は成功の確立がぐっと下がるのです。

 

それが、A歯科で説明を受けた「2分の1の確率」です。

 

私も何年も前に、一番最初に神経を取った時は、痛むことはありませんでした。1回目は無事に終わりました。

 

それに比べ、今回の再治療は治療後に激痛が何度も起こっています。同じ歯なのに「この違いは何なんだ」というくらい違います。

 

だから、根の再治療が難しいというのは肌で感じています。

 

「こんな思いをするんだったら、歯の神経を抜かないように虫歯に気をつけておけば良かった」と思いますが、後の祭りです。

 

神経を抜くことのリスクや、再治療が難しい事など、過去に一度も聞いた事がありませんでしたから、当時は軽く考えていました。

 

そういう軽い考えをしていると、後で絶対に後悔するので、まだ歯が健康な人は、こうならないように気をつけて下さい。

 

根管治療体験③痛みと痺れが治まらないので、骨髄炎を心配するへ続く

 

 

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昨年末に体調を崩してしまい、記事を書くことができませんでした。

 

その理由ですが、実は、が痛くなったのです。

厳密に言うと、場所は顎の骨で、過去に神経を抜いた歯の下になります。

 

 

たかが歯で?・・・と、思われるかもしれません。

 

 

しかし、歯を甘くみると酷い目に合います。私は普段から健康にかなり気をつけている方ですが、「歯」については軽く考えていて、特に対策などは行なってきませんでした。

 

その認識の甘さがこの事態を招いたわけですが、この時は普段行なっている健康管理が全く通用しなくて、普通に生活できない程痛い思いをしました。

 

 

私は虫歯の痛みは過去に何度も経験していますが、今回のような痛みは経験した事がありません。

 

 

一時はどうなることかと思いましたが、今は落ち着いているので、その時の体験を何回かに分けて書こうと思います。

 

また、「根管治療」について知らなかった事や、調べて良かった事など、必要な知識も合わせて紹介していくので参考になれば幸いです。

 

 

今なんともない人も、「過去に神経を抜いた歯」がある場合は、このような事がいつ起こってもおかしくはないので注意が必要です。

 

 

 

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最初の顎の骨の異変

 

 

ある日の夕方に、何気なく自分の顎に手を当てると、軽い鈍痛がありました。

 

・・・といっても、指で押さえたときに「打ち身のような痛さ」が軽くあるだけですし、範囲も小指の先程度なので、この時は気に留めるほどでもありませんでした(※ちなみに、この時より前は、何も症状はありませんでした)

 

 

痛みがある骨の上には、過去に治療した銀歯があります。顎は痛いのに歯は痛くありません。

 

表面上は何の問題もないので虫歯ではないと思いました。過去の虫歯と感覚が違うのです。

 

 

もし明日まだ痛むようだったら歯医者に行ってみようと思いました。

 

 

翌日起きて同じ場所を触ると、前の日より、痛み、範囲、ともに少し酷くなっていました。そして、顔を下に向けたり、上に向けたりすると重い痛みを感じました。

 

 

このまま放置したらマズいことになりそうだと思い、すぐにネットで近くの歯医者を探すことにしました。

 

 

以前、親知らずを抜いてくれた歯医者さんがよかったのですが、電車と徒歩で片道1時間かかるのでやめました。親知らずは抜いて終わりなのに対して、今回は症状から予測して、何回か通わなければならない気がしたからです。

 

 

なので、もっと近くの歯医者さんがいいと思ったのですが、今思えば、それが地獄の始まりでした。

 

 

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根管治療が得意そうな歯医者を探した

 

 

歯ではなく、骨のあたりを中心にして痛むので、根に問題がある可能性がありました。

 

そこで、ネットで「顎 痛み 原因」というキーワードで探したら、私と同じような症状の悩み相談や、体験記がありました。

 

この時始めて知ったのですが、歯の根の治療を「根管治療 こんかんちりょう」、または「歯内療法 しないりょうほう」と言うそうです。

 

 

そして、「根管治療は、マイクロスコープやCTを使ってくれる歯医者が良い」と書いてありました。

 

 

なので、「根管治療」と「歯内療法」というキーワードを元に、近く(自転車で通える)に、これらを得意とする歯医者さんがいないか検索しました。

 

 

すると、条件を満たす歯医者が2件見つかりました。

 

 

まず1件目に電話しました。すると、

 

 

「年内は予約で一杯なので、来年の・・・」

 

 

と言われました。

 

これは待てません。

 

 

「今痛くて、そこまで待てないので、すみません」

 

 

・・・といって電話を切りました。

 

ここまで予約が取れないとなると、例えこの日に予約が取れたとしても、その後何かあった時に緊急で見てもらうことも出来ません。ここは無理と判断しました。

 

 

そして残る1件です。

 

 

こちらも予約は一杯だったのですが、何とかその日に見てもらえそうだったので、この歯医者に決めました。

 

仮にA歯科とします。

 

このA歯科は、HPを見ると、「マイクロスコープ」や「CT」の設備があり、しかも、根管治療の経験も豊富な先生です。

 

近いし、これでなんとかなるだろうと思いました。

 

ただ、気になっていたこともあります。痛かったところは骨なので、歯医者さんの領域なのか心配でした。

 

しかし、「CT」がある歯医者さんなので、「CT」を撮れば、例え原因が歯じゃなくても、何か問題が発見されるかもしれない・・・という期待がありました。

 

 

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CTではなくレントゲンでの診断

 

 

「CTによる正確な診断」を期待してA歯科に行きました。

 

 

しかし、撮ってもらったのは「CT」ではなく「レントゲン」でした。

 

 

HPを見る限りでは、「CT」のある歯科医院で、根管治療にも力を入れているのに...です。

 

「CTは後で撮るのかな...」等と考えながら待っていると、先生がやってきました。

 

軽く挨拶を済ませた後、先生が歯の状況と、治療の流れについて話始めました。

 

 

まずは、状況についてです。「レントゲン」の画像では、「過去に神経を抜いた歯」の根の下が黒くなっていました。

 

これは、ばい菌が入って顎の骨を溶かしているため黒く写るのだそうです。

 

そして、治療方法は、かぶせを取って、中をお掃除して、根の下の膿を取る・・・と、説明されました。

 

 

それを聞いて、「これがネットで調べた根管治療の事だな」と思いました。

 

ですが、根管治療なのに「CT」の話が一切なかった事が引っ掛かかりました。「レントゲン」を見て、次に「治療」という流れです。

 

 

CTの「C」の字もありません。

 

 

ネットから得た情報では、根管治療をする時はCTを撮って、根の様子を確認しながら治療をするという事が書かれてあったので、「CT」があるのに「レントゲン」の画像を頼りに根管治療を行なうことになった時、「えっ?」と思いました。

 

ネットで事前に調べなければ、こんな疑問も生まれないのでしょうが、あいにく調べるタイプですので・・・。

 

 

「CT撮らないんだ...」とか、「先生によって治療方針が違うのかな」・・・そんな事を考えました。

 

 

 

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根管治療の成功率は2分の1

 

 

1回目の診察の時は、歯科医院を選ぶ為に簡単に調べた程度だったので、根管治療についての詳しい知識は持っていませんでした。

 

 

この時先生から

 

 

「成功確率は2分の1です」

 

 

と言われました。

 

 

歯の治療に成功率・・・歯の治療は何度もしてきましたが、今までそんな話は聞いた事がなかったので、私はこう質問しました。

 

 

私:「もし、失敗したら何が起こるんですか?」

 

 

A先生:「ずっと痛いままが続くとか・・・ですね。」

 

 

A先生:・・・(無言)・・・

 

 

私も始めてのケースなので、どうしていいのかわかりませんでした。

 

何故失敗するのか、どういう選択肢があるのか・・・とか、知りたい事があったのですが、あまり説明をしてくれない先生だったので、これは自分で調べる事にしました。

 

 

で、しばらく沈黙が続いたので、

 

 

私:「・・・このまま、放置するわけにもいかないので、お願いします。」

 

 

治療してもらう事にしました。

 

 

 

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根管治療にはマイクロスコープを使ってもらった

 

 

治療前、こんなことを聞きました。

 

 

私:「この治療は痛いですか?」

 

 

A先生:「今日はそんなに痛くないです。痛むとしたら次回ですね」

 

 

 

「CT」は撮りませんでしたが、治療は「マイクロスコープ」を使って行なわれました。根の治療は、神経を取っているので全く痛くありません。

 

最後に簡易的な蓋をして終了しました。

 

 

A先生:「必要ないと思いますが、一応痛み止めを出しておきますね」

 

私:「はい、ありがとうございます」

 

 

そう言って、診察室を後にしました。

 

一週間後に予約を取って、帰りに薬を受け取る時にも、受付をしてくれた方に「飲むことはないと思いますよ(※つまり、痛くなることはないということ)」と言われました。

 

2分の1が失敗と言うのを聞いて不安だったので、この「痛み止めを飲む必要がない」という言葉は印象に残っています。

 

「そうなんだ。」と思って、自転車で帰りました。

 

 

ちなみにこの時は、この後痛みと闘う事になるとは夢にも思っていませんでした。

 

 

 

根管治療後の激痛

 

 

最初はなんとも無かったのですが、自転車を飛ばしたら、気のせいか歯が少しうずく感じがしました。

 

痛みになる一歩前のような不気味な違和感です。

 

ですが、「これは気のせい。だって薬を飲む必要はないって言われたし」・・・そう思うことにしました。

 

しかし、夕食を終えた後も、その違和感は消えません。

 

気分転換の為に、日課である食後のバター(※糖質制限をしているので脂質の補給です)と、ココアを早めに飲む事にしました。

 

その時、微妙だった歯のうずきがハッキリとした痛みに変わりました。

 

ズキンズキンという脈打つような痛みです。根も歯も痛くなり始めました。

 

 

あっ、これ気のせいじゃない。

 

痛いわ。

 

 

そう思いました。バターは全部食べましたが、ココアは2口目を飲むことが出来ず、捨ててしまいました。

 

 

ココアの僅かな熱が引き金になって痛みに発展したようです(※メチャクチャ熱いわけではなく、子供でも飲めるような温度です)

 

 

その日は夕食に「汁物」や「お茶」は飲まなかったので、治療後に始めて飲んだ温かい飲み物がココアです。

 

後で考えると、自転車に乗った時、温かいものを飲んだ時、コタツの温度を上げた時等、血流が良くなると痛みが増していたようです。

 

 

しばらくしたら収まると思っていましたが、一度発生した痛みは消えませんでした。

 

 

ちょうど「ブルーライト」についての記事を書いていた時で、「パソコンの光で目が痛い」とか、「ブルーライトカットフィルム買おうかな」とか思っていたのですが、この時は歯の痛みが強すぎて、ブルーライトによる目を刺すような痛みは吹っ飛んでいました。

 

 

 

薬・・・飲む必要はないって言われたし、他の人は飲まないんだろうか...、ここは我慢せねば・・・飲んだら負け・・・

 

 

と、耐えていたのですが、どんどん集中力が低下してきたので1時間後にロキソニンを飲みました。

 

 

しばらくすると、80%くらいは治まったので(※100%痛みが消えたわけではありません)、なんとか記事を書き終えることができました。

 

 

その日はそのまま就寝です。

 

まだこの時は、「今日は治療したばかりだから、痛みがあったのだろう。明日には治まるはず」・・・そう思っていました。

 

 

根幹治療体験②治療後に痛み再発。ロキソニンもだんだん効かなくなるへ続く

 

 

 

 

 

 

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歯が「食品に含まれる酸」によって溶ける疾患についてお話します。

 

 

酸蝕歯(さんしょくし)と言うのですが、怖いですよ。

 

 

 

進行すると虫歯じゃなくても歯に穴が開きます

 

 

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気のせいではない

 

 

先日、別の理由で歯について調べていたところ、「酸で歯が溶けて、歯が薄くなって透ける」事を知りました。

 

 

以下の記事が詳しいので、「歯が透けているな」と思った方は是非一読下さい。タイトルにある通り怖すぎます。

 

どくらぼ 健康ドリンクがアナタの歯をボロボロにする。虫歯だけじゃない、アナタの歯を溶かす怖すぎる病気

 

 

これを読むまで、そういう病気があるなんて知りませんでした。

 

 

実は私は、上の前歯4本のうち3本が差し歯です。で、2年くらい前から、「自分の歯と差し歯の透明度が違うなー」と思っていたんです。

 

 

差し歯は人工物ですから、質感はプラスチックみたいです(学生の時、保険で治療しました)。

 

 

しかし、自分の歯は透き通った陶器のような質感です。

 

 

何故、そこで気がつかなかったかというと、

 

 

歯が透ける疾患があるなんて知らなかったので、透けていても、自分の目の方を疑うわけです。「目の錯覚だろう」と思っていました。痛くも痒くもありませんし。

 

 

また、全部が同じように溶けているわけではないので、透けて見えるのは、「差し歯が古くなったから、自分の歯と色や質感が合わなくなったせいだろう」と思ったのです。

 

でも、変化したのは差し歯ではなく自分の歯の方でした。改めて見ると、明らかに自分の歯が透けています。下の歯も確認したところやっぱり透けかかっています。

 

 

透けているのは気のせいではありませんでした。

 

 

 

酸蝕歯の原因

 

 

元々、果物はそんなに好きではなかったのですが、すっぱい食べ物は好きなので、果物以外の酸味の強いものを摂取していました。

 

 

例えば、料理に酸味を出す為に、酢やトマト、ポッカレモンは頻繁に利用していました。

 

 

歯が溶けるような食べ物をよく食べていたので、少しずつ時間をかけて、表面のエナメル質が溶けていったんだと思います。

 

 

気づかなかったのは、痛みがなかったからです。

 

 

ネットで調べると、知覚過敏みたいな症状もあるそうなのですが、私には全くありません。冷たいものや熱いものを飲食して歯がしみるという事はなかったのです。だから油断しました。

 

 

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酸味の強い飲食物はダラダラ食べない方がいい

 

 

以前フルータリアンについて調べていた時に、フルータリアンは果物の酸で歯がボロボロになると知りました。

 

 

甘いから歯がボロボロになるわけではないのです。

 

 

みかん等、果物を食べ過ぎる人で、歯が透けている感じがある人は注意です。

 

 

 

なにも、みかんに限った話ではありませんが、みかんは他の果物と違い、お手軽で皮を剥きやすく、手もさほど汚れない事から、普段果物を食べない人でも、冬場は食べてしまうものです。

 

 

さっと食べて、水を飲んで流せばいいかもしれませんが、このようにダラダラ食べるものは、歯が長時間酸にさらされるので注意した方がいいでしょう。

 

 

私も糖質制限を始める前、半年間ほど、健康の為に毎日リンゴを食べていました。それも、嫌いなものを食べていたので、かなりゆっくりだったと思います。

 

 

こういうのがよくない。

 

 

現在私は糖質制限をしているので、果物を食べる事はありません。

 

 

ですが、ポッカレモンや酢は、料理の味付けに使うことがあるので、酸味の強い料理を食べた後は飲み物を飲むなどして、気をつけようと思います。

 

 

酸蝕歯を防ぐには

 

 

 

酸性の食品をチビチビ飲食するのは、とくに止めた方がいいです。

 

 

そして、すぐに歯磨きするのはよくないそうです。

 

 

酸で歯の表面が柔らかくなっている時に磨くと歯が傷つきます。

しばらく時間がたって、口の中が中性になってから歯磨きをした方がよいそうです。

 

 

酸味の強い食べ物が好きな人は、歯の健康に気をつけて下さい。

 

 

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親知らずの跡地に「骨」が出現。歯槽骨鋭縁が出た時は歯医者へ

本日は「骨」を抜く為に、歯医者に行ってきました。

 

 

7月末に親知らずを抜いたのですが、数日前から「親知らずを支えていた骨」の残りが、「抜いた歯の跡地」からちょこっと飛び出しました。もちろん、「抜歯後に出来た穴」はとっくの昔に塞がっていますが、体が「不要になった歯」を押し出しているようです。

 

 

骨としては薄くて小さくて、ちょうど「指のさかむけ」を太くしたようなサイズです。一応骨なので、硬くて口の中にあたるため、抜いてもらいました。10秒もかかりませんでした。

 

 

ちなみに8月にも一度今回のような欠片が出てきて取ってもらったので、今回は2度目になります。

 

 

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なぞの欠片の正体

 

 

ネットで調べてみると、この骨の欠片の事を「歯槽骨鋭縁(しそうこつえいえん)」と言うそうです。

 

しかし、wikipediaにも「歯槽骨鋭縁」は載っていませんでした。そんなに知られていないのでしょうか。仕方なく「歯槽骨」を調べてみると、

 

 

『wikipedia 歯槽骨』より引用

 

歯槽骨(しそうこつ)とは、顎骨の骨体部と歯牙を結ぶ骨で歯槽突起とも言う。歯槽骨は、固有歯槽骨と支持歯槽骨とに分けられる。人体の場合、解剖学的に独立した骨体ではない。歯槽骨の「歯槽」とは、歯を入れ置く槽という意味を持つ。

 

 

単純に描くとこんな感じでしょうか。

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「鋭縁(えいえん)」という単語はウィキペディアにはありませんでしたが、これはそのまま「縁が尖っている」と解釈していいでしょう。つまり「歯槽骨鋭縁」とは、歯を入れる骨(歯槽骨)のふちが尖った状態ですね。

 

 

これを知らなかったので、最初に歯茎を突き破って出てきた時は、一瞬「歯が残っているのかな」と思ってしまいました。

 

 

 

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歯槽骨鋭縁は必ず出るわけではない

 

 

親知らずは、4年前に2本、今年に残り2本を抜きました。ですが、他の3本はこのような現象は起こっていません。「歯の骨」なら、どの歯にもあるわけです。しかし、この歯だけ欠片が残るというのが不思議です。

 

 

違いと言えば、他の3つの親知らずは、比較的真っ直ぐ生えていたので、歯茎を切る必要もなく、簡単に抜けました。唯一「骨が出てきたところにあった親知らず」だけは、真っ直ぐではなく横に向かって変な生え方をしていたので、歯茎を切って取ってもらいました。

 

 

歯自体は、とても綺麗に抜けましたし、私もそれは確認しました。

 

 

抜歯後、穴は普通に塞がったので、表面も問題ありませんでした。だから、その後しばらくして、口の中に何か刺さった時は、「歯はきれいに抜けたはずなのに、何だこれは?」となったわけです。

 

 

穴が消える時、「残っていた骨の欠片」ごと、覆い被さるように塞がっていったんだと思います。

 

 

先生曰く、通常は、覆いかぶさった後、「不要になった骨の欠片」は自然に溶けて吸収されるそうです。ですが、まれに、私のように外に出てくるケースもあるようです。2回出てきたので、中にまだ残っていたら、また出てくるかもしれません。

 

 

 

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親知らずについて

 

私は親知らずを 下は4年前に、今年に入って上を抜きました。4回とも、抜歯も、その後麻酔が切れてからも、特に問題ありませんでした。上の歯を抜いて麻酔が切れた時に「ちょっと痛いかな」と感じたので、一回だけ痛み止めを飲みましたが、痛み止めは普通に効いたので楽でした。

 

 

親知らずを抜く前は、「痛み止めが気休め程度しか効かない」だの、「顔が腫れた」だの、散々人に言われたので、ビビッていたのですが、抜いてみるとそれ程でもありませんでした。

 

 

むしろ、それまでして来た過去の虫歯治療の方が圧倒的に痛かったし、治療も長かった気がします。それまで通ってきた歯医者さんと比べても、処置が上手い気がしました。

 

 

私が親知らずを抜いてもらう為に通っている歯医者さんは、たくさんある歯科医の中から吟味して選んだわけではありません。

 

一番最初に抜いた親知らずが痛くなった時、日曜日でした。その時は、とにかく今の痛みをなんとかして欲しい気持ちでいっぱいでした。「日曜日でも診療している歯科医」を条件に探したのですが、それがヒットでした。

 

 

後でネットで「親知らずは口腔外科で抜いてもらった方がいい」という情報を得たのですが、その「たまたま日曜日開いていたから行った歯医者」が歯科であり、口腔外科でもあったのです。どうりで腕がよかったわけです。腑に落ちました。(人にもよると思いますが)。

 

 

私の場合、前日までなんともなかった親知らずが、ひそかに「トンネル虫歯」になっていて、それが原因で、夜中の3時に激痛で目が覚めました。

 

 

先生は、虫歯になった親知らずを「すぐに抜かなくても、残す方法もありますよ」と言ってくれましたが、思い切って抜いてもらうことにしました。気をつけていても、歯の中が虫歯になる「トンネル虫歯」になったので、またいつなるかわからないからです。

 

 

腕も良かったですが、すぐに抜こうとせず、例え親知らずでも「歯を残す」という選択肢を与えてくれたので、とても信頼できる先生だと思いました。
以来、こちらでお世話になって、残りの親知らずも抜いてもらいました。

 

 

※追記:後にこの先生に助けられたお話が以下になります。

 

根管治療体験⑥ずっと悪化していた症状の流れが変わった

 

 

 

親知らずを「恐ろしいから抜かないでおこう」と思う人は結構いると思いますが、私のように虫歯になって突然激痛に襲われるケースもありますのでお気をつけ下さい。

 

 

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