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虚弱体質や慢性疾患を改善させる為に必要な情報や心得について、体験記を交えながらお話します。

投稿者:アリヤ
動物性食品の摂取で尿酸値が上がる理由と、尿酸のメリットについて考えてみた
動物性食品の摂取で尿酸値が上がる理由と、尿酸のメリットについて考えてみた

 

 

動物性食品等の「酸性食品」を食べても、「血液のpH」は変わりません。

 

 

 

変わるのは「尿のpH」です。

 

 

 

酸性食品とアルカリ性食品の定義と影響について分かりやすく説明してみた

 

 

 

酸性食品の動物性タンパク質によって骨粗鬆症になる説の真相と、含硫アミノ酸のメリット

 

 

「尿のpH」が酸性化すると、尿酸が排泄されにくくなって、血液中の「尿酸値」が上がります。

 

 

 

従って、それを起因とした疾患の対処法では、「酸性食品を控えて、アルカリ性食品を食べよう」と言われます。

 

 

 

 

そうなると、「動物性食品は避けたほうが良い」という判断になります。

 

 

 

 

しかし、「尿酸」が増える理由は、単純ではありませんでした。

 

 

 

 

以下の記事でもお話しましたが、様々な原因があったり、動物性食品を過剰摂取しても必ず尿酸値が上がるわけでもないので、納得のいかない事も多いです。

 

 

 

高尿酸血症の原因と問題について分かりやすく説明してみた

 

 

 

本記事は、この続編です。

 

 

 

前半はこれまでの話を簡潔にまとめ、後半は視点を変えて「尿酸のメリット」についてお話します。

 

 

 

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肉が悪く言われるのは「含硫アミノ酸」と「プリン体」が原因

 

 

 

「動物性食品は良くない」とされる理由を整理します。

 

 

 

例えば、「痛風」を例にすると、つの見方ができます。

 

 

 

「含硫アミノ酸がどれだけ含まれているか」という視点と、「プリン体(尿酸の元)がどれだけ含まれているか」という視点です。

 

 

 

 

 

 

  • 肉に含まれる「含硫アミノ酸」を分解した時に発生する「硫酸イオン」で、尿が酸性化する

 

 

 

 

含硫アミノ酸

硫酸イオン

尿のpHが酸性化する

 

 

 

 

  • 肉や魚の内臓類に多く含まれている「プリン体」は、体内で「尿酸」に代謝されて、尿や便として排泄される(食品由来のプリン体は腸で分解されて尿酸にならずに排泄されるという説もある)

 

 

 

 

 

「肉に含まれる含硫アミノ酸」によって尿が酸性化するのは、人間も動物も同じです。
一方、「プリン体」は、食べ物から摂取しなくても、生きていれば生じるので、それが分解されれば「尿酸」になります。しかし、多くの動物は、尿酸をさらに分解できるので溜まりません。一方、人間は「尿酸」までしか分解できなので、溜まりやすいです。

 

 

 

 

「含硫アミノ酸」が多いからといって、「プリン体」も多いとは限りません。

 

 

 

 

例えば、は「含硫アミノ酸」は多いですが、「プリン体」は少ないです。

 

 

 

 

『精神科医こてつ名誉院長のブログ 三石理論 タンパク質論』より引用

 

 

含硫アミノ酸は、とりわけ不足しがちなアミノ酸である。

 

 

 

人間の要求にこたえるだけの量の含硫アミノ酸をもつ食品は、卵と鶏肉だけである。

 

 

といっても、鶏肉は全くすれすれ、卵は50%程度の余剰をもっている。

 

 

 

「卵」の項では、私は強く卵をおしたつもりである。その根拠は、卵がありあまる含硫アミノ酸をもつことにあった。卵をおいてほかには、このような食品はないのである。

 

 

 

 

 

『帝京大学 帝京大学薬学部 臨床分析学研究室 高尿酸血症・痛風におけるバランスの良い食事』より引用

 

 

ただ、肉や魚はプリン体も中程度(100-200mg/100g)含むので、食べ過ぎないように1回の食事で80-100gを目安にしましょう。

 

 

肉や魚を食べ過ぎると血中の尿酸値が上がり、痛風になりやすいことが知られています。『昼食、夕食の例』を参考にして下さい。

 

 

卵や大豆製品はプリン体の少ない食品です。卵は1個が細胞1つにあたるため、プリン体はほぼゼロ。でもコレステロールが多いので2日に1個くらいにしましょう。

 

 

 

 

卵は、「酸性食品」なので「尿のpH」は酸性化しやすいけど、「プリン体」はほぼゼロなので「尿酸値」は増えにくいのです。

 

 

 

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高尿酸血症になる条件

 

 

 

「尿酸」は過剰に作られたり、排泄がうまくいかないと蓄積して「高尿酸血症」になります。

 

 

 

 

「尿のpH」をアルカリ性に近づけると、「尿酸」は溶けやすくなるので、排泄されやすくなります。

 

 

 

また、肉食動物のように尿が酸性化していても、「尿酸」が分解されてほぼない状態であれば痛風にはなりません。

 

 

 

以上のような理由から、「高尿酸血症」は、尿が酸性に傾いた(溶けにくい)状態で、尿酸が溜まりやすい状態…という2つの条件が重なったら起きると考えてよいでしょう。

 

 

 

どちらか1つでは成り立ちにくいようです。

 

 

 

  • 悪さをする「尿酸」が少々あったとしても、アルカリ性食品の摂取によって、尿のpHがアルカリ性に近づくと、溶けて排泄されるので安心

 

 

 

  • 動物のように、尿のpHが酸性でも、悪さをする「尿酸」が少なければ安心

 

 

 

 

尿を酸性化させるのは「酸性食品」、尿酸値を上げるのは「プリン体の多い食品」ということになっていますが、残念ながら、はどちらも該当します。

 

 

 

なので、良くないと判断されても仕方ありません。

 

 

 

しかし、この2つの条件が揃っているのは肉や魚だけではありません。

 

 

 

尿のpHを酸性化させたり、尿酸値を上げるのは、例えばこんなものです。

 

 

 

  • 尿を酸性化させる → 酸性食品、乳酸、ケトン体

 

  • 血液の尿酸値を上げる → プリン体の多い食品、乳酸、ケトン体

 

 

 

 

 

注目して欲しいのは「乳酸」です。

 

 

 

 

 

乳酸によって尿酸が増えるメカニズム

 

 

 

pH程度の「乳酸」は、血液を酸性化させる…と何度も紹介しました。しかし、血液だけでなく、尿も酸性化させます。

 

 

 

 

「乳酸」は糖質を代謝しきれなかった時に発生する「燃えカス」で、溜めてはいけないものです。

 

 

 

理想は、「乳酸が発生する糖質」を控える事です。

 

 

 

しかし、動物性食品を避けると、植物性の食品の割合が多くなります。これらは糖質が多く含まれているので、糖質の摂取量が増えます。

 

 

 

 

糖質はエネルギーの材料になるのですが、ビタミンやミネラルが足りないと、上手く代謝できません。そうなると「乳酸」が発生しやすくなります。

 

 

 

 

次は、その「乳酸」が「尿酸」とどう関係しているのか説明します。

 

 

 

尿酸値が上がる理由をシンプルに言うとこうです。

 

 

  • 尿酸の元となるプリン体が過剰に作られる

 

  • 尿酸の排泄がなんらかの理由で上手くいかない

 

 

 

「乳酸」には「腎臓からの尿酸の排泄を妨げる作用」があります。その結果、尿酸値が上ります。

 

 

 

『ガンの特効薬はミトコンドリア賦活剤 乳酸の蓄積で交感神経が高ぶりガン体質へ!』より引用

 

 

乳酸が溜まってくると、肝臓のコリ回路によって、グルコースに戻される。が、このシステムで処理しきれなかった乳酸はどうなるのかな、と。

 

 

処理しきれなかった乳酸は、血液中に溜まっていきます。そうなると、血液が酸性化していきます。

 

 

(アシドーシス)そして、アシドーシスを緩和すべく、尿中への乳酸の排泄をします。

 

 

この時、尿が乳酸で酸性化するため、尿酸の尿中への排泄が邪魔されます。そうすると、結果的に血液中の尿酸が増えていってしまいます。

 

 

尿酸自体に毒性があるわけではない。尿酸が結晶となるのが問題なのである。

 

 

酸化ストレスの増大によって、尿酸が増える理由ですが、尿酸というのは、ビタミンCなんかよりも強力な抗酸化物質なんですね。酸化ストレスが増えると、強力な抗酸化剤である尿酸で対抗するわけです。』

 

 

 

以下が「乳酸」によって「尿酸値」が高くなるメカニズムです。

 

 

 

 

糖質の代謝(嫌気性解糖)によって乳酸が発生

乳酸の蓄積

血液が酸性化

アシドーシスを防ぐために乳酸を尿中へ排泄

尿が乳酸によって酸性化する

尿酸が溶けにくくなるので排泄されにくくなる

血液中に尿酸が増える

 

 

 

 

 

重要なところをまとめます。

 

 

 

  • 「乳酸」は血液だけでなく、尿も酸性化させる(尿酸が排泄されにくくなるので、結果的に、血液中の尿酸が増える)

 

 

 

  • 酸化ストレス(乳酸が蓄積→人体は慢性的に酸化・糖化・炎症する)に対抗する為に、抗酸化剤である「尿酸」で対抗する

 

 

 

 

次は、後者の「酸化ストレス」について説明します。

 

 

 

抗酸化剤としての尿酸

 

 

 

「乳酸」は、酸化の原因になります。

 

 

 

『ガンの特効薬はミトコンドリア賦活剤 乳酸はpH5の酸化剤で電子を奪う物質』より引用

 

 

乳酸は、相手を酸化させる酸化剤です。

 

 

乳酸=酸化剤→相手を酸化させる物質→相手から電子(e-)を奪う物質だと連鎖的に分からないといけません。

 

 

 

酸化を改善させるには、抗酸化剤が必要です。

 

 

 

「尿酸」は抗酸化剤なので、「乳酸」が蓄積すれば必要になります。

 

 

 

 

これまで「尿酸」は、「ゴミ」や「燃えカス」で、溜まると悪さをする…といった視点で語ってきました。

 

 

 

 

しかし、「尿酸」は「ビタミンCより強力な抗酸化物質」でもあります。これはメリットなので、ただのゴミではありません。

 

 

 

 

 

多くの動物は「尿酸」を分解できる「ウリカーゼ」という酵素を持っていますが、人間と一部の霊長類はこの酵素を持っていません。

 

 

 

 

肉食をして尿のpHが酸性に傾いても、ウリカーゼがあれば「尿酸」は「アラントイン」という物質に分解されるので、溶けずに溜まる事もありません。

 

 

 

 

しかし、人間のように「尿酸」が分解できずに溜まる傾向があれば、疾患が発生するリスクがあります。

 

 

 

 

この部分だけを見ると、「ウリカーゼ」を持っていない事はデメリットです。

 

 

 

 

「人間の体は肉食には適さない。尿酸値が高くならないように、尿のpHが酸性に傾かないような食事をするべきだ」…といった、無難な方法を選ぶ人がでてくるのも無理はありません。

 

 

 

しかし、「尿酸」を「アラントイン」に分解できないのは意味がありそうです。

 

 

 

というのも、人間は抗酸化物質である「ビタミンC」を合成する事ができないからです。

 

 

 

その代替として、抗酸化物質である「尿酸」を分解せずに持っているのではないか…と考えられます。

 

 

 

抗酸化物質は体が酸化する(錆びる)のを防ぐ働きがあります。

 

 

 

多くの動物は「ビタミンC」が、人間は「尿酸」がこの役目をしているわけです。

 

 

 

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「ビタミンC」と動物

 

 

ここで、「ビタミンC」を合成できる動物と、できない動物を紹介します。

 

 

 

『藤川徳美医師 facebook 2017年11月3日』より引用

 

6-7)、 ビタミンCおよび心臓血管疾患

 

 

Orthomolecular Medicine News Service(OMNS)、2010年6月22日

 

 

アラン・スペンサーとアンドリュー・W・ソウルのパーソナル・ビューポイント

 

 

Linus Paulingは動物界の研究により、ほとんどの動物が体内にビタミンCを生産する能力を持っていることを知っていました。

 

 

人間はビタミンCを生産できません。

 

 

さらに、平均して、哺乳動物は人間の体重に換算すると毎日5,400mgを作り、ストレスや病気のときにはより多く(しばしばかなりより多く)生産します。

 

 

これは典型的な現代食から得られる50mgの約100倍です。なぜ動物はビタミンCをあまりにも多く作るのですか、それは体内でどのような目的を果たしますか?

 

 

 

ビタミンCを作ることができないと分かっている少数の動物には、類人猿、モルモット、、およびいくつかの鳥が含まれ、これらの動物は通常、食物から多くのビタミンCを得るでしょう。

 

 

 

ビタミンCをモルモットから奪うと、すぐに心血管疾患(数週間以内に動脈にダメージを与える)が発症します。

 

 

同様に、遺伝子組み換えマウスの研究は、マウスがビタミンCを産生する遺伝子をスイッチオフすると、すぐに心臓病の徴候を示すことが示されている。

 

 

 

高いビタミンC食の再導入は、損傷を逆転させることができる。

 

 

 

動物界では心臓病はまれですが、食生活が野生の場合と同じようにビタミンCが豊富でない動物園の猿にとっては問題になってきています。

 

 

「ビタミンC」が生きていく上で必要な栄養素だということは分かったと思いますが、

 

 

 

何故、人間は「ビタミンC」を合成しないのか、代替として「尿酸」を使うのか…そんな疑問が湧いてくると思います。

 

 

 

 

 

 

ビタミンCを合成するより、尿酸を利用をする理由とは

 

 

 

「尿酸」を分解しないメリットがあるように、「ビタミンC」を合成しないメリットもあります。

 

 

実は「ビタミンC」を合成するのは大変だそうです。

 

 

 

『藤川徳美医師 facebook 2017年1月13日』より引用

 

 

人類は、ほかの動物とは比較にならないほどの知能をもっているでしょう。

 

 

 

極端にいえば、これはビタミンCをつくるのをやめたおかげなんです。

 

 

 

仮に、テニスでクタクタになったとき、自前でビタミンCをつくらなければならないとする。これはブドウ糖からつくらなければならないわけだが、まず手続きがややこしい。

 

 

タンパク質が必要になるし、何より膨大なエネルギー消費があります。

 

 

 

いわば、からだが総力をあげてビタミンCの生産にはげまなくてはならないことになります。

 

 

というのは、ビタミンCの要求量が、5グラムとか、10グラムとか、バカにならない量だからです。

 

 

総力をあげるということは、頭を使うことをやめるという意味なんです。

 

 

 

つまり、自前でビタミンCの生産をたえずやるような条件では、脳の発達はありえなかったということです。

 

 

 

サルがほかの動物よりかしこいのも、ビタミンCの生産をやめたことと無関係ではないのです。

 

 

 

「ビタミンC」は作るのが大変だから、基本的には体の外から補う。しかし、抗酸化作用がないと体が錆びるので、「尿酸」で対応する…

 

 

 

 

この説は信憑性があります。

 

 

 

 

ただし、注意点もあります。

 

 

 

 

「つくるのをやめた」とありますが、止めたのではなく、最初からそういう構造なのです。

 

 

 

人間は脳を発達させるために「ビタミンC」の合成能力を捨てたわけではなく、脳も最初から今と同じです。

 

 

 

 

進化論は仮説です。

 

 

 

 

能力は捨てることも、拡張することもできません。

 

 

 

人の食性を考える時、チンパンジーを参考にしてはいけない理由【前編】

 

 

 

昆虫学者のファーブル曰く、そんなことを世代交代しながらチンタラやっていたら、その前に死にます。

 

 

 

生きていく為に必要な能力は最初からないと生きられない…従って、生物の機能は最初から完璧なのです。

 

 

 

 

例えば、「ビタミンCを作るのを止めた、じゃあ、代わりに何か使えないかな」…等と能力を磨いていたら、ビタミンCの合成を止めた瞬間に、酸化によるダメージで生存が危うくなります。そうなると、まともに世代交代もできません。

 

 

 

 

「ビタミンCの合成能力がない事」と、「尿酸をビタミンCの代わりに抗酸化物質として利用する事」が、人間が生きていく為に必要なら、最初から同時に備わっていないと生存できないのです。

 

 

 

 

人間は、最初から今と同じ構造で、「ビタミンC」を合成できなくて、「尿酸」を抗酸化物質として使える状態である…と考えるのが現実的です。

 

 

 

 

ここまでをまとめます。

 

 

 

 

  • 人間は「ビタミンCの合成能力」はない

 

  • ビタミンCを合成するのは手間がかかる

 

  • 人間には「尿酸をアラントインに分解する能力」はない

 

  • 尿酸は抗酸化物質

 

 

 

ちなみに、「尿酸」の抗酸化力は、「ビタミンC」の約6倍だそうです。

 

 

 

『中村博整形外科医院 尿酸の持つ意味(ビタミンCとの関連から)』より引用

 

 

元来尿酸は非常に強い抗酸化力をもっており、その力はビタミンCの約6倍に相当する。

 

 

私たちは酸素を吸わないと生命を維持できないが100の酸素を吸えばそのうち2-3%は必ず活性酸素になる。

 

 

この活性酸素は生命維持に必要な側面もあるが過剰になるとDNAや細胞膜を傷つけはじめる。

 

 

そしてがんを含め病気の状態にはこの活性酸素が密接に関与している。そして究極にはDNA損傷を起こして「がん」の発症になるのだ。

 

 

 

だからなのか、人間の場合、「尿酸」は元々排泄しにくいシステムになっているようです。

 

 

 

『WebMaster’s impressions ビタミンCと尿酸』より引用

 

 

尿酸は、ヒトの場合、尿酸酸化酵素が偽遺伝子化しているので、他の哺乳類よりも血清中の尿酸濃度が50倍以上高い。

 

 

 

しかし、何故、ヒトは尿酸酸化酵素も失活させて進化しただろう。それ考える時、尿酸の持つ生物学的効能?すなわち“抗酸化作用”を知っておく必要がある。

 

 

そうなのだ、ビタミンCという抗酸化作用を持った物質を生合成しない道を選んだ為に、もう一つの“抗酸化作用”をもった“尿酸”を利用せざるを得なかったと考えられるのである。事実、尿酸は腎臓で98%も“再吸収”される。

 

 

---勿体無くって、捨てられないよ---

 

 

とでも、言いたげである。

 

 

 

98%が再吸収されるということは、排泄されるのは2%ということです…。

 

 

 

「尿酸」の濃度が他の哺乳類の50倍でも不思議ではありません。

 

 

 

尿酸が排泄されにくいと体に悪い…云々の話はたくさんでてきますが、わずか2%の排泄について語られていたのでしょうか。

 

 

 

 

「尿酸」について俯瞰でみていくと、腑に落ちない事がたくさんでてきます。

 

 

 

 

ところで、「尿酸」は「ビタミンC」よりも抗酸化力があります。しかし、それでも、人間にも「ビタミンC」は必要なので、外から摂取しなければなりません。

 

 

 

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尿酸があるのにビタミンCを摂取しなければいけない理由

 

 

 

「尿酸」が「ビタミンC」の代わりとして使えるのは、あくまで「抗酸化」という部分です。

 

 

 

全て「ビタミンC」と同じではないので、「ビタミンC」を摂取しなければ、抗酸化以外の働きができなくなります。

 

 

 

 

例えば、「ビタミンC」には、「組織間のコラーゲンを正常に保つ働き」があります。

 

 

 

コラーゲンが正常に作られないと、皮膚の構造や血管がもろくなり、出血しやすくなります。具体的にはこうなります。

 

 

 

『Ranking Share 【恐ろしや!】超悲惨な大航海時代の食事と雑学あれこれランキング!』より引用

 

 

俺の歯茎はすっかり腐ってしまった。真っ黒な腐った血が流れ出ている。

 

 

太ももは壊疽を起こしていて、俺はナイフでこの腐った肉を削り取って、どす黒い血を無理やり流しだす。

 

 

土気色になった歯茎もナイフで削り、腐った血をしぼり出す。俺は小便で口をゆすぎ、強くこする。

 

 

ものを噛めないので、飲み込むしかない。

 

 

毎日この病気で仲間が次々と死んでゆく。

 

 

包みや戸棚の裏でいつの間にか死んでいて、発見された時は目や指はネズミにかじり取られてなくなっている・・・・。

 

 

出典:不思議館〜海にまつわる恐ろしい話〜 大航海時代の恐ろしい話

 

 

 

これは有名な「壊血病 かいけつびょう」という病気で、ヶ月~12ヶ月の長期・高度のビタミンC不足でなるようです。

 

 

 

その為、「尿酸」がたくさんあっても、「ビタミンC」を意識して摂るべきです。以下は必要量の目安になります。

 

 

 

 

『藤川徳美医師 facebook 2018年3月19日』より引用

 

モルモットとの比較から見たヒトのビタミンCの必要量

 

 

The Orthomolecular Treatment of Chronic Diseaseより

 

モルモットは、ヒト、サルと同じように体内でビタミンCを合成できないので、食事からCを摂取する必要がある。

 

 

モルモットは、通常10~15mg/kgのCが必要。

 

 

成長期、妊娠時、授乳時には必要量が増大し、15~25mg/kgのCが必要。

 

 

モルモットの体重は1kg。

 

 

つまり、60kgのヒトでは600~1500mgのCが必要。

 

 

実際は個体差が大きいため、1~3~10g。

 

 

レモン1個で20mgのC。

 

 

サプリメントで摂取しないと十分量のCは摂取出来ない。

 

 

 

特に、肉中心の糖質制限をしている人は、「ビタミンC」が不足しやすいです。従って、サプリメントで摂取した方が良いです。

 

 

 

…このように言うと、「ビタミンCが不足する糖質制限は体に悪いのではないか」と考える人がでてきます。

 

 

 

また、「何故、サプリメントじゃないとダメなんだ、栄養は食事からだろ」と言う人がでてきます。

 

 

 

この点について説明しておきます。

 

 

 

糖質制限のような動物性食品中心の食事は、「ビタミンC」が不足しやすいですが、摂取する事は可能です。

 

 

 

しかし、条件があります。以下の壊血病を回避する方法を読んで下さい。

 

 

 

『Ranking Share 【恐ろしや!】超悲惨な大航海時代の食事と雑学あれこれランキング!』より引用

 

 

めぼしい食物が無くなった遠洋航海の船乗りにとって「ネズミは非常なごちそう」であり、先を争って捕獲し、丸焼きにして食べたそうです。

 

 

遠洋航海の船には、ネズミ対策に猫が乗せられる事が多かったそうですが、食料不足などの場合は非常食(!!!酷い!)にもなり、それでネズミが増えてしまったのでしょう。。。

 

 

また、近くを這いずるゴキブリなどの虫も、普通に摘んでスープに混ぜて食べたそうです。。。

 

 

これは何故かと言えば、ネズミやゴキブリを積極的に食べると、この後5位でご紹介する悪魔の病気「壊血病」に何故かかかり難くなる事を経験上「船乗りたちが知っていたからだ」と言われています。

 

 

ネズミの新鮮な肉はビタミンB類が豊富であり、常に不足しているタンパク質を補給出来ますし、生のゴキブリからは僅かながら壊血病の特効薬であるビタミンCも補給できたらしく、経験豊富な船乗りは文字通り「なんでも食べて生き残った」わけですね。

 

 

 

「ビタミンC」と言えば、野菜や果物のイメージが強くて、動物性食品にはあまり含まれていないように感じられるかもしれませんが、そんなことはありません。

 

 

 

動物性食品は栄養的に「ビタミンC」が不足しているのではなく、加熱して食べる事が多いので、それによって熱に弱い「ビタミンC」が壊れてしまうだけなのです。

 

 

 

しかし、動物性の食品をで食べれば「ビタミンC」を摂取できます。

 

 

 

刺し身でもOKです。

 

 

 

 

一方、世間で勧められているように、野菜や果物からも「ビタミンC」は摂取できますが、余計な糖質も多いので体にダメージを与えてしまいます。

 

 

 

やはり、サプリメントから「ビタミンC」を摂取するのがお金もかからず、糖質もないので、安心です。

 

 

 

私は「野菜ほぼ0の糖質制限」を初めて2年半は、「ビタミンC」のサプリを飲んでいませんでした。

 

 

 

たまに外食する時に、付け合せのサラダや果物を食べるくらいですが、回数は少ないです。

 

 

 

思い返すと、2年半の間に食べていた「ビタミンC」は、ほとんど刺し身からです。あと、ネギです…。

 

 

 

摂取量は少ないですが、この量でも、「3ヶ月~12ヶ月の長期・高度のビタミンC不足によってなる壊血病」にはなりませんでした。

 

 

 

ただ、「壊血病」にならないからといって「ビタミンC」が充分というわけではありません。

 

 

足りていなかった事は間違いないです。

 

 

 

何故なら、昨年「ビタミンC」のサプリメントを摂取し始めたら、肌が白くなったからです。

 

 

 

摂取する事で良い方に改善したということは、それまで足りていなかった…ということです。

 

 

 

高い尿酸値と寿命の関係

 

 

話が「ビタミンC」に脱線してしまったので、再び「尿酸」に戻します。

 

 

 

一説ですが、抗酸化力が強い事で、寿命にも影響があるようです。

 

 

 

『トコトンわかる 図解 生化学 / 著者:池田和正』より引用

 

尿酸が血液中で高いことは、寿命と関係ある?

 

 

尿酸で排出するということは、霊長類が痛風になる可能性を持たせるので、よくないように感じます。

 

 

しかし、血液中の尿酸が高く保たれていることが、霊長類を長寿にしている原因の1つだともいわれています。

 

 

例えば、心臓の血管が老化して詰ったりすると、いわゆる心筋梗塞になるし、脳の血管が老化して、破れたり詰ったりすると、脳内出血や脳梗塞などのときに致命的な病気を引き起こすからです。

 

 

これらの血管の老化を引き起こす原因となるものの1つとして活性酸素があります。

 

 

活性酸素は、細胞の膜に結合して、膜の柔軟性をなくして、細胞をもろく壊れやすいものに変えてしまいます。

 

 

血管も細胞で囲まれた筒なので、活性酸素によって血管の細胞がもろくなると血管が破壊されやすくなるのです。

 

 

血管の老化は、長い年月の間に活性酸素がその大きな要因となって、徐々に進むと考えられています。

 

 

血管の老化が進んで、血管がもろくなると、血管を取り巻く細胞が破壊されやすくなり、例えば重要な臓器である脳の中で、血管が破壊され出血すると、いわゆる脳内出血の状態となり、しばしば致命的な状態におちいるのです。

 

 

尿酸には、活性酸素を消去する作用があって、尿酸の濃度が高いヒトでは、活性酸素による血管の老化を遅くする作用があるとされているのです。

 

 

このことが、ヒトが動物の中で長寿となる一因であると考えられています。

 

 

また、活性酸素の発生は、がんとも関係があるとされています。

 

 

血液中の尿酸濃度の低いネズミは、その体のわりに寿命は2年と短く、死因はほとんどが体のどこかにがんができることなのです。

 

 

 

(153~154p)

 

 

 

生体は生きている以上、常に酸化との闘いです。

 

 

 

 

仮に「ビタミンC」の合成能力があってたくさん作れたとしても、「尿酸」がなければ、抗酸化の働きを「ビタミンC」ばかりに頼ることになります。

 

 

 

そのせいで、多くの「ビタミンC」を浪費するかもしれません。

 

 

 

「尿酸」レベルの抗酸化力を発揮するには、6倍の「ビタミンC」がいるわけですから…。

 

 

 

すると、合成によってたくさん「ビタミンC」を持っていたとしても、他の働きに利用する量が減るかもしれません。

 

 

 

「尿酸」は老廃物と言われるくらい、生きていたら必ず発生する物質です。本来捨てるものを利用する事で、「ビタミンC」の仕事を減らす…。

 

 

 

 

抗酸化という作業を「尿酸」に任せることで、「ビタミンC」を摂取した時に、抗酸化以外の用途にも十分利用できるのかもしれません。

 

 

 

 

考え方によっては、「自分で作ったビタミンCだけに頼って、尿酸はあてにできない」よりも、「ビタミンCは外注する必要があるけど、尿酸と両方を使う」方が合理的です。

 

 

 

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タンパク質の大量摂取で尿酸値が上がる理由

 

 

 

 

  • 尿酸の抗酸化力はビタミンCの約6倍

 

 

  • 尿酸が腎臓で再吸収されるのは98%

 

 

  • 人間は他の哺乳類よりも尿酸濃度が50倍以上高い

 

 

 

 

…このような働きを知ると、「尿酸」に「老廃物」のレッテルを貼るのは間違っているような気がします。

 

 

 

 

「尿酸」は悪者ではない…という視点を加えるだけで、見方も対処も変わってきます。

 

 

 

 

例えば、年をとってコレステロールが上がるのは「血液を送りやすくする為」で、体に悪さをしようとして上がっているわけではありません。

 

 

 

だから、単純に「上がったからとにかく下げる」という発想で終わるのではなく、「何故そうなったのか」という状況をみる事が大事でした。

 

 

 

『100歳まで長生きできるコレステロール革命 / 著者 : 大櫛陽一』より引用

 

人間は、年をとれば、誰でも血圧が上がるのが普通なのです。

 

 

血圧の大きな役目のひとつは脳や末梢の細胞に新鮮な血液を送り届けることですが、年をとると、血管に柔軟性がなくなってだんだんその力が弱まってきます。

 

 

だから、加齢に伴い血圧を少しずつ上げて、脳や体に必要な新鮮な血液を送り続けているのです。

 

すなわち、高齢になるにしたがって少しずつ血圧が上昇してくるのは元気な証拠でもあるわけです。

 

 

(178p)より引用

 

 

 

「尿酸」も同じで、単純に上がったから下げればいい…的な考えで終わるのは適切だとは思えません。

 

 

 

『中村博整形外科医院 尿酸の持つ意味(ビタミンCとの関連から)』より引用

 

体細胞は60兆個あるのだが毎日数千億個はアポトーシスなどによって分解される。そしてその一部が体細胞の材料として利用され、一部が体外に排泄される。

 

 

よって「飢餓」などの状態では体細胞の分解が著しく促進して尿酸の上昇となる。

 

 

 

この点に尿酸のコントロールの秘密が隠されている。つまり体細胞の分解を促進することをできるだけ少なくすることが思いがけなく尿酸値を低下させることにつながる。

 

 

先ほど述べたように尿酸には強い抗酸化作用があり私たちの体を守っていることを考えれば、血中濃度が上がれば下げるといった短絡的なことでいいのかどうかを考えてみることが大切である。

 

 

 

体細胞の分解が促進している様な状況は脱水であるとか、過激な運動であるとか、お酒の飲みすぎであるなど体の中で「活性酸素」が大量に発生していると思われる。

 

 

 

だとすればこの時に生じる「尿酸」は決して悪者ではなく私たちの体をこの活性酸素から守っていると推測されるのだ。

 

 

 

 

数字ばかり追いかけていると、時に物事の本質を見失います。

 

 

 

起こった事の背景を考えるのが大事です。

 

 

 

ところで、私は以下の部分を読んで、「糖質制限によって尿酸値が上がる」という話を思い出しました。

 

 

 

>よって「飢餓」などの状態では体細胞の分解が著しく促進して尿酸の上昇となる。

 

 

 

 

個人差もあるようですが、しばらくすると、下がるようです。

 

 

 

 

『医師水野のブログ 尿酸値と糖質制限』より引用

 

 

まず、私自身の体験談から。

 

 

糖質制限を開始して、尿酸値、上がりました。

 

 

ずっと5台だった尿酸値が、半年で7まで上昇。

 

 

しかし、また半年で5台へ低下しています。

 

 

代謝に切り替わりとともに上昇、代謝が安定してくると下降してくるのだと考えています。

 

 

痛風発作も起きず、結果として5台へ戻ったので、全く支障はありませんでした。

 

 

また実際に尿酸値が12でも発作が起きない方もいれば、尿酸値7をきった6.8でも発作が起きる人もいます。

 

 

 

 

代謝の切り替わりとともに…という部分が曖昧で、

 

 

 

何故「尿酸値」が上昇したり下降したりするのか納得がいかなかったのですが、私なりに考えた事を書いておきます。

 

 

 

人間の体の大部分はタンパク質です。

 

 

 

生体は「アミノ酸」からタンパク質を作ったり壊したりしているわけですが、これを繰り返す事で「アミノ酸」が痛んできます。

 

 

 

「変形したアミノ酸」は、材料として適切ではないので破棄されるのですが、タンパク質不足だと、再利用されてしまいます。

 

 

 

これは大なり小なり誰の体でも起こっています。

 

 

 

しかし、人によって度合いが違います。新鮮なタンパク質を常に摂取していない人程、体の中古化が進むわけです。

 

 

 

日本人の食生活は穀物が主役なので、タンパク質が不足しやすいです。一説によると、欧米人の3分の1程度しか食べていません。

 

 

 

糖質制限といえば高タンパク質です。

 

 

 

高タンパク質食を始めると、新しいタンパク質で体を再生する為に、「中古アミノ酸で作られた古いタンパク質」の破壊が起きます。

 

 

 

 

糖質制限を始めてしばらくすると、「毒だし」と呼ばれる、湿疹等の不快な症状が起きる事があります。

 

 

 

私も経験しています。

 

 

糖質制限で一時的に体調が悪化。その後ブタクサのアレルギーが治った

 

 

 

 

これが破壊であり、高タンパク食の基本です。都市開発をする為に立ち退きをするようなものです。

 

 

 

これに耐えられなくて、元の糖質中心の生活に戻る人もいます。

 

 

 

当然、「中古アミノ酸」を使いまわした人程、破壊する規模は大きいので、長年タンパク質不足だった人は酷い破壊(毒出し)がくる可能性があります。

 

 

 

 

「飢餓を起因とする分解」が促進して尿酸値が上がるなら、「高タンパク質食を始めた事による破壊」もまた、尿酸値の上昇に繋がるのではないかと思うのです。

 

 

 

 

しばらくしたら「尿酸値」が下がるのは、毒出し(入れ替り)がひと段落して破壊が落ち着くからではないでしょうか。

 

 

 

でも細胞の入れ替るスピードは違うので、時間をかけて入れ替るところもあります。

 

 

 

で、食事の量の変化等で、再び「再生の前段階の破壊」が起きると尿酸値が上がる…。

 

 

 

あくまで仮説ですが、この可能性もあります。

 

 

 

 

読者さんへの回答

 

 

 

「動物性食品を中心に食べると体に良い」…という私の主張に対して、

 

 

肉は酸性食品と言われているが、どう解釈しているのかという質問を頂きました。

 

 

 

 

動物性食品に多く含まれている「含硫アミノ酸」は、分解されると酸性になるので、「食品に含まれているミネラル」で判断したら、「酸性食品」に該当します。

 

 

 

 

これによって、「尿のpH」が酸性に傾きます。

 

 

 

 

しかし、動物性食品等の酸性食品を食べていないからといって、「尿のpH」が酸性に傾かない…とは限りません。

 

 

 

 

アルカリ性食品に含まれている糖質の代謝によって「乳酸」が発生すれば、同じ結果になるからです。

 

 

 

 

尿酸値が上がる原因の元である「プリン体」は、食品であれば、肉や魚にも多く含まれています。

 

 

 

 

しかし、食品由来の「プリン体」はたった2割で、しかも、消化されて「尿酸」に変わる事なく排泄されるという説があります。

 

 

 

 

「痛風」に関しては、「腎臓の糖化」という視点が一般的になっていません。

 

 

 

 

「酸性食品の定義」にしろ、「尿酸値の上昇」にしろ、動物性食品を悪者にするには、腑に落ちない部分が多いので、表面だけを見て避けるのはもったいないです。

 

 

 

 

意見を聞かれたのですが、この件の結論を出す為にはもっと情報が必要だと考えています。

 

 

 

 

様々な説が錯綜しているので、1本の線に繋がらない状態です。

 

 

 

 

糖質制限をされている先輩方や、私の体験や結果から、体感的には「肉食は問題ない」と考えていますが、怖がっている人や納得がいかない人を説得させるには理論的に不十分です。

 

 

 

なので、今回は現時点で調べた事をまとめました。

 

 

 

今後何か分かり次第、追記していきます。

 

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高尿酸血症の原因と問題について分かりやすく説明してみた
高尿酸血症の原因と問題について分かりやすく説明してみた

 

「酸性食品」、「アルカリ性食品」…という判断基準は、「食品そのもののpH」ではなく、「食品に含まれているミネラルの性質」で決まります。

 

 

 

 

その基準で判断すると、肉は分解すると酸を発生させる「含硫(がんりゅう)アミノ酸」が多く含まれているので、「酸性食品」に属することになります。

 

 

 

「肉は酸性食品だから血液を酸性化させる」…という説について調べると、酸性化させるのは「血液」であるという説と、酸性化させるのは「尿」であるという2つの説に遭遇します。

 

 

 

以下の記事では、酸性食品を摂取しても、血液のpHには影響しない、そのかわり尿のpHは酸性化させる…という話をしました。

 

 

 

酸性食品とアルカリ性食品の定義と影響について分かりやすく説明してみた

 

 

 

酸性食品の動物性タンパク質によって骨粗鬆症になる説の真相と、含硫アミノ酸のメリット

 

 

 

今回はその続きです。

 

 

 

 

pHがちょっとでも酸性に傾くとヤバイのは「血液」です。

 

 

 

 

「尿」はそこまでではありませんが、pHが酸性化して全く問題がないわけではありません。

 

 

 

「痛風」の原因とされる「尿酸 にょうさん」の濃度が上がりやすくなるからです。

 

 

 

 

 

細胞の構成成分の1つである「プリン体」を分解して、最終的にできるのが「尿酸」です。老廃物ですので、通常は尿として排泄されます。

 

 

 

 

しかし、「尿のpH」が酸性に傾いた状態だとこうなります。

 

 

 

 

尿を酸性化させる食べ物(肉等)の過剰摂取

 

 

尿のpHが酸性化する

 

 

尿酸が溶けにくくなるので排泄されにくくなる

 

 

血液中の尿酸値が高くなる(高尿酸血症)

 

 

高尿酸血症が続いて、尿酸が結晶化すると痛風になる

 

 

 

 

 

 

この流れでは、「痛風を始めとした疾患になる原因は、肉の過剰摂取による尿酸値の上昇」…と解釈する事ができます。

 

 

 

 

これも「肉やタンパク質を避ける原因」になるので、本記事では、「尿酸」に焦点をあてます。

 

 

 

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尿酸値とは

 

 

 

「酸性食品ではなく、アルカリ性食品を摂取した方が良い」は、「尿酸値」が高い時にも言われます。

 

 

 

「尿酸値(血清尿酸値、血中尿酸値)」とは、血液中の尿酸の濃度の事です。

 

 

 

 

尿酸は、尿とともに排出されますし、「尿酸」という字から、「尿の酸性度」を調べるイメージをしてしまいそうですが、そうではありません。

 

 

 

「尿酸値」は血液検査で調べます。

 

 

 

この数値によって、「血液 1dL(100mL)の中に、尿酸が何mg含まれているか」を知ることができます。

 

 

 

正常値は「 4.07.0mg/dl」で、

 

 

 

 

7.0 mg/dl以上…と、尿酸値が高い状態を、「高尿酸血症 こうにょうさんけっしょう」と言います。

 

 

 

 

ちなみに、「尿酸」と「尿素 にょうそ」も名前が似ているので、間違えないように違いを書いておきます。

 

  • 尿素・・・「タンパク質」が体の外へ捨てられる時の最終的な姿

 

  • 尿酸・・・「核酸」が分解されたり、「ATP」が代謝されたりして、「プリン体」になり、さらに代謝された姿

 

 

 

尿酸とは

 

 

 

「尿酸」は、「プリン体」を分解して最終的にできた物質です。そのパターンがこちらです。

 

 

 

 

  • 食品の摂取によってプリン体を摂取、尿酸へ変換

 

  • 細胞の分解(核酸)によってプリン体が生じ、尿酸へ変換

 

  • 激しい運動(ATP)によってプリン体が生じ、尿酸へ変換

 

 

 

 

元となった「プリン体」は、食品から摂取するイメージが強いですが、その量はわずか2~3割です。

 

 

 

7~8割は生きているだけで体内で作られています。こちらを簡単に説明します。

 

 

 

 

 

  • 核酸(細胞の核を構成する)の構成成分 → 古い細胞が分解されるとプリン体が生じる

 

 

 

  • ATP(エネルギー物質)の構成成分 → 激しい運動をすると、分解されて尿酸になる

 

 

 

『みたかヘルスケアクリニック 健康で幸せな生活のために。 痛風・高尿酸血症について』より引用

 

 

尿酸とはプリン体という物質であり、体内の細胞の老廃物です。

 

 

尿酸という言葉は「尿に排泄される酸」という性質に由来しているそうで、通常は代謝の経過で腎臓から燃えカスとして尿と共に一定量排泄されるものです。

 

 

尿酸の血液内における濃度、いわゆる尿酸の基準値は、おおよそ「 4.0~7.0mg/dl位」が正常とされています。

 

 

 

ふつう体内では、毎日0.5g程の新たな尿酸が自己生成され、更に食物から0.1g程を吸収されて、常に体内外を循環しています。

 

 

 

 

作られた「尿酸」のその後です。

 

 

 

  • 体内で一定量ためられる(尿酸プールと呼ぶ)

 

  • 「余分な尿酸」は7割が尿、3割が汗や便として排泄される

 

 

 

 

「尿酸」の産生排泄のバランスがくずれると、尿酸値は上がります。

 

 

 

  • 尿酸がたくさん作られる → 尿酸値が上がる

 

 

  • 尿酸が排泄されない → 尿酸値が上がる

 

 

 

ここからは、後者についてお話します。

 

 

 

血液の尿酸値が高くなる原因の1つに、「尿のpHの酸性化」があります。というのも、尿酸には、以下のような特徴があるからです。

 

 

 

  • 「アルカリ性の尿」に溶けやすい

 

  • 「酸性の尿」に溶けにくい

 

 

 

このような性質があるので、尿が酸性に傾くと「尿酸」が溶けにくくなって、体の外に排泄されにくくなります。

 

 

その結果、血液中の尿酸の濃度が上がります。

 

 

 

『KIRANAHLIFE 尿酸値が気になる皆様。ぜひ血液pHを気にしてください。』より引用

 

 

②尿が酸性であると血液に尿酸が増加。

 

 

pH5.5以下の尿には尿酸が排出されなかったという報告があります。尿酸の溶解度の影響だと考えられます。

 

 

pH7.4付近である血液には尿酸はよく溶けますが、高度にpHが制御されていなければ命にかかわるので尿酸濃度が高まってもH+が優先的に腎臓に排出されると考えられます。

 

 

すると腎臓のpHは酸性側になり、腎臓では血液の尿酸は排出されず血液中に留まり、肝臓からは新たな尿酸が供給されますので血中の尿酸値は上昇します。

 

 

 

だから、尿を酸性化させる「酸性食品」を控えよう…という対処法があるわけです。

 

 

 

次は、尿酸値が上がった場合、体にどんな問題が起きるのか説明します。

 

 

 

 

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尿酸値が上がることで起きる疾患

 

 

尿酸値が7.0mg/dL以上が「高尿酸血症」です。

 

 

 

この状態が長期化すると、尿酸が結晶化して全身で悪さをする…と言われています。結晶化した尿酸によって、以下のような疾患になります。

 

 

 

  • 関節に溜まる → 痛風

 

  • 皮下組織や関節などに沈着 →「 痛風結節」を作る

 

  • 腎臓の中に沈着 → 痛風腎を引き起こして腎臓の機能を低下させる。腎不全(老廃物を尿として排泄できない)になれば透析になる

 

 

 

こうなると、尿を酸性化させる食品である肉を食べない方が良い…と考えさせられてしまいます。

 

 

 

動物性食品の摂取は尿が酸性になる

 

 

 

動物食性(肉食)動物の尿は、酸性です。

 

 

「含硫アミノ酸」の影響なのでしょう。

 

 

 

『三和書籍 生活習慣によって大きくpHが変動する』より引用

 

 

健常者の尿は、ほとんどが弱酸性(pH6.0〜6.5前後)です。

 

 

しかし、尿のpHは食べ物や運動などの生活習慣によって大きく変動するので、健常者でもpH4.5~8.0の間で変動します。

 

 

アルカリ尿と診断されるのはpH8.5以上、酸性尿と診断されるのはpH4.5以下とされています。

 

 

 

肉食動物の尿は酸性側で、猫だとpH5.5 ~7.0くらいだそうです。

 

 

 

草食動物之尿はアルカリ性側で、ウサギだとpH7.6~8.8くらいだそうです。

 

 

 

動物食性(肉食)動物の尿は酸性ですが、痛風はありません。

 

 

 

 

彼らの体の構造が、「尿酸」が溜まりにくい仕組みになっているからです。

 

 

 

 

人間も肉食(動物食性)動物ですが、彼らと違うのはこの部分です。

 

 

 

 

尿酸を分解する酵素ウリカーゼ

 

 

多くの動物は、「ウリカーゼ(別名:尿酸オキシダーゼ)」という酵素を持っています。

 

 

 

この酵素は、「尿酸」をさらに「アラントイン」という無害な物質に分解します。そのおかげで、「尿酸」が蓄積しないのです。

 

 

 

 

核酸

プリン体

尿酸

ヒドロキシイソ尿酸

アラントイン

 

 

 

 

例え肉ばかりを食べて尿が酸性に傾いたとしても、「尿酸」が溜まりにくい体の構造なので害はありません。痛風にもなりません。

 

 

 

一方、人間や一部の霊長類は、「ウリカーゼ」を持っていません。このような肝臓のシステムでは、分解は「尿酸」止まりなので蓄積しやすいです。

 

 

 

『公益財団法人 痛風財団 尿酸ってなに?』より引用

 

 

尿酸はほとんどの動物では分解され、体内にたまりません。

 

 

ところが人間と一部の霊長類は尿酸を分解する酵素(尿酸酸化酵素)が遺伝的に欠損しており(遺伝子はあるが壊れています)、尿酸がたまる傾向があります。

 

 

 

 

核酸

プリン体

尿酸(ここまで)

 

 

 

 

 

 

「尿酸」を「無害な物質」に分解できない以上、溜め込まないのが理想。その為には、「尿酸」の排泄を妨げる原因になる「酸性食品」の摂取を控えた方が良い…という理屈になります。

 

 

 

 

人間は、胃や腸は動物食性動物の構造をしていますが、肝臓のこのシステムは、動物食性に向いていないようにも見えます。

 

 

 

何故人間には「尿酸を分解するウリカーゼ」がないのか?考えられる理由は後でお話します。

 

 

 

とりあえず先に、「尿酸が蓄積しやすい体の構造の人間」が、肉食をするとどうなるのかを見ていきます。

 

 

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糖質制限による高タンパクで尿酸値は上がるのか

 

 

 

「酸性食品である動物性食品」の大量摂取によって、尿が酸性化し、それによって「尿酸」が排出されにくくなり、血中の尿酸値が上がる…という流れでした。

 

 

 

すると、動物性食品を大量に食べている糖質制限実践者は、尿酸値が高い事になります。

 

 

 

どうやら、そうなるみたいです。

 

 

『医師水野のブログ 尿酸値と糖質制限』より引用

 

 

まず、私自身の体験談から。

 

 

糖質制限を開始して、尿酸値、上がりました。

 

 

ずっと5台だった尿酸値が、半年で7まで上昇。

 

 

しかし、また半年で5台へ低下しています。

 

 

代謝に切り替わりとともに上昇、代謝が安定してくると下降してくるのだと考えています。

 

 

痛風発作も起きず、結果として5台へ戻ったので、全く支障はありませんでした。

 

 

また実際に尿酸値が12でも発作が起きない方もいれば、尿酸値7をきった6.8でも発作が起きる人もいます。

 

 

 

 

 

また、江部医師の話も参考になります。

 

 

『ドクター江部の糖尿病徒然日記 糖質制限食と血清尿酸値について。2015年3月。』より引用

 

 

 

尿酸値に関しては、糖質制限食実践で、減少する人、不変の人、増加する人と個人差が大きいです。

 

 

もともと尿酸が高値だったのが糖質制限食で基準値になる人がいますが、これは問題ないですね。

 

 

肥満がある人が糖質制限食で減量に成功したら、尿酸値が基準値になることは考えられます。

 

 

もともと尿酸値は正常だったのに、糖質制限食実践で高値となる人がいます。

 

 

 

一番多いのは、低カロリー過ぎた場合です。

 

 

 

糖質制限食開始後、急に尿酸値が上昇したときは、大多数の人が、摂取エネルギー不足でした。

 

 

 

2012年4月4日の毎日新聞の記事によれば、『激しい関節痛を起こす痛風の発症は、原因物質の尿酸を尿から出す機能だけでなく、腸から排出する機能が低下することも一因』とのことです。

 

 

 

『尿酸は3分の2が腎臓から、3分の1が腸から排出される』とは、初めて知りました。

 

 

 

この腸からの排泄機能も、個人差に関係しているのでしょうね。

 

 

 

体内で尿酸をつくり過ぎるか、尿からの排泄が悪いため、高尿酸血症になると考えられてきましたが、これらに腸からの排泄障害も加わることとなりました。

 

 

 

あくまでも私見ですが、この腸からの尿酸排泄は、生活習慣やストレスの影響を一番受けやすいような気がしますね。

 

 

ただ、低カロリーすぎると、どんな内容の食事でも、尿酸値が上昇するので注意が必要です。

 

 

例えば断食(絶食)をすると、尿酸値は急激に上昇します。断食前6mg/dlが、断食中は9~10mg/dlに上昇したりします。

 

 

さて糖質制限食を実践すれば、相対的に高タンパク・高脂質食となります。一般に高タンパク食だと尿酸値が上昇するとされていますが、ことはそれほど単純ではありません。

 

 

例えば、江部康二は、2002年以来13年間、スーパー糖質制限食実践で130g~150g/日のタンパク質を摂取していて、かなりの高タンパク食です。

 

 

しかしながら、尿酸値はこの10年間、一貫して2.4~3.5mg/dl(3.4~7.0)程度と低い方です。

 

 

尿酸は体内の酸化ストレスに対抗する物質という説があります。

 

 

 

私はスーパー糖質制限食で体内の酸化ストレスが少ないので、尿酸も少なくてすんでいるというポジティブな仮説もありかと考えています。

 

 

 

通常、糖質制限食でいったん尿酸値が上昇した人も、摂取エネルギーが足りているならば、数ヶ月~1年で元の値に戻ることが多いので経過をみることが多いです。

 

 

 

ただ、過去痛風発作を起こしたことがある人は、内服も考慮する必要があります。過去痛風発作を起こしたことがない場合は、尿酸8~9mg/dlとかでも、経過をみてよいと思います。

 

 

過去尿路結石のあった人や家系的に腎臓結石持の方々は、尿酸が高値となったときは、梅干しを食べるとか、わかめ・ほうれん草・大根・キャベツ・茄子・しいたけなど摂取で尿をアルカリに保って尿酸が結晶化しにくいようして、尿酸値が基準値にもどるのを待つのが安全と思います。

 

 

尿酸値は、従来、肉の摂りすぎや、ビールの飲み過ぎで高値となるということが常識だったのですが、食事由来の尿酸は約100mgで、一日に生産される総量約700mgに比し、かなり少ないということが判明しました。

 

 

自らが痛風患者であり、痛風専門医でもある、元鹿児島大学病院内科教授、納(おさめ)光弘先生によれば、食事よりストレスや肥満のほうが、尿酸値への影響が多いことがわかってきました。

 

 

 

 

 

長いので要約します。

 

 

 

  • 糖質制限による尿酸値の変化は個人差が大きい

 

  • 糖質制限によって尿酸値が上昇する事があるが、一定の期間が過ぎると元に戻ることも多い

 

  • 尿酸は腎臓だけでなく、腸からも排泄される

 

  • 尿酸値はカロリー不足で高くなる

 

  • 尿酸値はストレスの影響を受ける

 

  • 過去に通風発作を起こした事がある人はアルカリ性食品を食べた方がよい

 

 

 

そして、糖質制限と言えば「ケトン体」です。

 

 

 

ケトン体と尿酸値

 

 

 

「ケトン体」は酸性物質なので、これの影響でも尿酸値は上昇するようです。

 

 

 

『糖尿病ネットワーク 31. 痛風・高尿酸血症と糖尿病』より引用

 

 

なお、減量を急ぐあまり、絶食するなど極端に摂取カロリーを減らしすぎると、体内でエネルギー源として脂肪が利用される結果、ケトン体が発生します(ケトーシス)。

 

 

血液中のケトン体濃度が高くなると尿酸は排泄されにくくなり、尿酸値が逆に上昇してしまいます。

 

 

 

 

肉食中心は尿酸値が上がる要素があるのは間違いありませんね。

 

 

 

 

ケトン体と尿酸値についてはあまり情報がないので、ケトン体の値が高い人の尿酸値の情報が見つかれば書き加えます。

 

 

 

 

余談ですが、酸性物質のケトン体によって血液は酸性化しないそうです。

 

 

『ガンの特効薬はミトコンドリア賦活剤 ブドウ糖を絶てばがん細胞は死滅する!』より引用

 

 

「絶食と同じような効果があって体力も栄養状態も悪化させない食事療法としてケトン食があります。」

 

 

正常細胞はケトン体を使ってATPを作ることができますが、ガン細胞はケトン体を利用できません。

 

 

つまりミトコンドリアはケトン体をエネルギー源として利用できますが、解糖系はケトン体を利用できないということです。

 

 

ケトン体は酸性物質ですが、ミトコンドリアがケトン体をATPに変えられるので、身体が酸性に傾かないようです。

 

 

糖質制限食の第一人者である江部医師は、スーパー糖質制限食を実践してケトン体の値が高いのですが、血液のpHは7.45で充分な弱アルカリ性でした。

 

 

 

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尿酸値が上がる原因

 

 

 

糖質制限をしていると、動物性食品中心になりますし、ケトン体を利用するようになります。

 

 

尿酸値が上がる条件は揃っていますが、それでも、必ず高くなるわけではありません。

 

 

 

他の原因もからんでいるので、もっと大局的に分析する必要があります。

 

 

 

 

痛風にならないように気をつける場合、

 

 

 

これまでのように、「尿のpHを酸性化させないようにしよう」とか、「尿酸の元になるプリン体を控えよう」…だけではなく、他の原因も注意するべきです。

 

 

 

なので、何によって尿酸値が上がるのか、他の原因を紹介します。

 

 

 

意外かもしれませんが、「プリン体の摂取を控える」は、重要度が低いのです。

 

 

 

『ドクター江部の糖尿病徒然日記 Q&A 糖質制限食と高尿酸血症②』より引用

 

尿酸を確実に上昇させるのは、重要なものから順番に

 

 

1、ストレス

 

2、肥満

 

3、大量の飲酒

 

4、激しい運動

 

5、プリン体の摂りすぎ

 

 

です。

 

 

1 ジミーさんの仰る通り、実はストレスが一番尿酸値を上昇させます。鹿児島大学の納(おさめ)光弘先生もご自身が痛風になられて徹底的に自分で人体実験をされて、ビールより何よりストレスが高尿酸血症の原因と断定しておられます。

 

 

2 体重増加も尿酸を増加させる要因なので、 糖質制限食で減量することは良い方に向く可能性があります。

 

 

3 飲酒

 

アルコールを大量に(日本酒1日3合程度以上)飲めば尿酸値は上昇し、断酒すれば下降します。アルコールが尿酸値に影響を与える要因は二つあります。

 

 

一つは、アルコールが代謝の途中で乳酸になり、乳酸が腎臓からの尿酸排泄を抑制すること。

 

 

もう一つは、継続的に多量にアルコールを摂取したときに(日本酒1日4合以上を毎日)、アルコールが尿酸の代謝を促進させて尿酸値があがることです。

 

 

なお、お酒に含まれているプリン体自身の量は、体内の尿酸プールの量に比べて少ないのでほとんど影響はありません。ビール大瓶633㏄中に、プリン体は32.4㎎しか含まれていません。

 

 

なお適量のアルコールならストレスが解消され尿酸値を下げます。(適量の目安:日本酒、焼酎で1日1.5合程度、ビール約750㏄、ワイングラス2杯、焼酎のお湯割りコップ2杯)

 

 

4 激しい運動は尿酸を上昇させますが、軽い有酸素運動は大丈夫です。

 

 

5、下記のプリン体が多い食品はさすがに大量にはとらない方がいいでしょう。しかし、日常的な食生活の中では、プリン体を気にするほどのことはなさそうです。下記の如く食事由来の尿酸は約100mgで、一日に生産される総量約700mgに比し少ないからです。

 

 

 

☆プリン体の多い食品

 

 

(1)きわめて多い(100g中、300㎎以上)鶏レバー、白子など

 

 

(2)多い(100g中、200~300㎎)豚レバー、牛レバー、かつお、まいわし、大正えびなど

 

 

 

☆尿酸の生成と排出

 

一日で産生される尿酸の量 700㎎

 

・ 食事から摂取 約100㎎

 

・ 体内でプリン体が利用された後に分解され、尿酸が生じる経路 約600㎎

 

 

 

☆一日で排出される尿酸の量 700㎎

 

・ 尿から排泄 約500㎎

 

・ 汗や便から排泄 約200㎎

 

 

 

☆尿酸の体内プール 約1200㎎

 

・ 健康な人の体内には、つねに1200㎎程度の尿酸がプールされています。

 

 

 

尿酸は、このように毎日、生産と排泄を繰り返しながら、一定量を保っています。しかし、尿酸の排泄がうまくいかなくなったり、尿酸が体内で作られすぎると、尿酸値が上がります。

 

 

 

 

 

「プリン体」について補足です。江部医師の記事で、

 

 

 

>『尿酸は3分の2が腎臓から、3分の1が腸から排出される』

 

 

 

…という話がありましたが、食事から摂取したプリン体は、「尿酸」に変わらずに排泄される…という説があります。

 

 

 

 

『熱血ナースMrs.GAGAのダイエット支援ブログ!!〜低糖質に愛をこめて〜 尿酸値と血糖値』より引用

 

 

食べ物から吸収されたプリン体の多くは、肝臓で処理され尿酸に変わると思われていましたが、研究が進み、食べ物由来のプリン体は、腸で分解されて尿酸に変わることなくそのまま排出されることがわかってきました。

 

 

 

 

 

 

 

さらに、尿酸値が高くなる原因を紹介します。

 

 

 

それはインスリンです。

 

 

 

「インスリン」は血糖値を下げる働きがあります。

 

 

 

血糖値が上がった時に大活躍するホルモンなのですが、実は、インスリンには「尿酸」の排泄を抑制する働きもあるのです。

 

 

 

 

 

血糖値の上昇

 

 

インスリンの分泌

 

 

尿酸の排泄を抑制

 

 

尿酸値が上昇

 

 

 

 

 

『熱血ナースMrs.GAGAのダイエット支援ブログ!!〜低糖質に愛をこめて〜 尿酸値の高い方にも糖質制限はオススメです。』より引用

 

 

インスリンは、尿酸の排泄を抑制する働きがあります。つまり、糖質制限してインスリンの分泌を抑えたら、尿酸の排泄がスムーズになるということです。

 

 

忘年会といえばアルコールとおいしい食事!ですが、糖質制限を心がけていれば、尿酸はいつもより溜まりません。

 

 

 

 

 

血糖値が上がらなければ、インスリンの追加分泌は起きません。

 

 

 

血糖値を直接上昇させるのは「糖質」、間接的に上昇させるのは「タンパク質(糖新生)」です。

 

 

糖質制限をしているのに血糖値が高いのは、糖新生が原因かもしれません

 

 

 

 

気をつけなければならないのは前者です。

 

 

 

そして、3の「飲酒」で生じた「乳酸」も、尿酸の排泄を抑制する働きがありましたが、「糖質」も代謝しきれなければ「乳酸」を発生させます。

 

 

 

糖質の摂取は、尿酸の排泄を抑制する「インスリン」と「乳酸」の発生のリスクがあるわけです。

 

 

 

 

肉食は尿酸値が上がる条件が揃っていましたが、それ以外の食事でも尿酸値が上がる条件が揃っているようです。肉ばかりを叩いている場合ではありません。

 

 

 

タンパク質でも「糖新生」によって血糖値が上がれば同じ事なのですが、糖質の摂取による血糖値の上昇の方が酷いケースが多いので、先にこちらを注意した方が良いです。

 

 

 

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プリン体と糖質の組み合わせ

 

 

ところで、「タンパク質&脂質」に「糖質」を組み合わせる「緩い糖質制限」は慢性疾患の原因になります。

 

 

 

しかし、「糖質」を組み合わせない「厳しい糖質制限」は健康的になります。

 

 

 

この2つは全く違う結果になるにも関わらず、「タンパク質&脂質」に「糖質」を組み合わせる「緩い糖質制限」の結果を理由に、「厳しい糖質制限」まで危険であるようにイメージ工作がされています。

 

 

 

【脂質+タンパク質】は良くて【糖質+脂質+タンパク質】が良くない理由

 

 

 

「組み合わせ」が悪いのに「単体」を悪いかのように言う…「プリン体」もその流れと似ているので、胡散臭いです。

 

 

 

 

『熱血ナースMrs.GAGAのダイエット支援ブログ!!〜低糖質に愛をこめて〜 尿酸値の高い方にも糖質制限はオススメです。』より引用

 

 

以前もお伝えしましたが、尿酸はコレステロールと同じで、食事性のものより身体で作られる方が多いのです。

 

 

 

プリン体の多い食品をことさらに避けることは、余り意味はありません。

 

 

 

プリン体の多い食品は栄養価も高いこともお伝えしました。むしろ、食べすぎない程度に食べることをオススメします。

 

 

 

プリン体の多い食品と、糖質の多い食品の組み合わせが最悪なのです。ついでに悪い油(劣化したサラダ油や加工食品に多く含まれるトランス脂肪酸)を使った揚げ物などと組み合わせたら、

 

 

 

「糖化→酸化→炎症」と痛風への道まっしぐらです。

 

 

 

 

 

「プリン体」を分解してできた「尿酸」は、単体だけの問題ではなく、「炎症」が関係しているみたいです。

 

 

 

『医師水野のブログ 尿酸値と糖質制限』より引用

 

 

また実際に尿酸値が12でも発作が起きない方もいれば、尿酸値7をきった6.8でも発作が起きる人もいます。

 

 

この違いは何でしょうか?

 

 

 

ガイドライン的には尿酸値で判断します。

 

 

この違いが説明できません。

 

 

 

そして、起こっている事から逆に考えれば、尿酸は高いだけでは発作は起きない、という考えが導き出されます。

 

 

 

では、尿酸値12で発作が起きない人はどんな状況でしょうか。

 

 

 

これは「炎症」が鍵になると考えます。炎症についてはコチラ。

 

 

 

「炎症」が尿酸を結晶化させ、痛風発作を起こす引き金である可能性があります。

 

 

 

あくまで可能性ですが、信憑性はあります。

 

 

 

酸性食品を食べようが、糖質の多いアルカリ性食品を食べようが、尿酸値が上がる可能性があるわけですから、問題は「尿酸値が高い事」よりも、「炎症」や「結晶化」にある気がします。

 

 

 

で、「炎症」といえば糖質です。

 

 

 

炎症と自己免疫疾患について分かりやすく説明してみた

 

 

 

 

尿酸値が上がる原因は1つではないので、状況を観察して、原因に合った対処をするべきですね。

 

 

 

尿酸が結晶化する事で生じる「痛風」も、本当の原因を改善する必要があります。

 

 

 

 

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痛風の本当の原因

 

 

あまり知られていない「痛風」の原因を紹介します。

 

 

『医療法人社団楡樹会 稲毛エルム歯科クリニック 痛風の本当の原因』より引用

 

 

尿酸はプリン体から合成されることから、プリン体を多く含む食事を控えるよう、医師から指導されることがあります。

 

 

プリン体とは核酸の成分であるアデニンやグアニン、電子伝達系で補酵素として働くNAD(ナイアシン)、FAD(ビタミンB2の誘導体)など、生体にとって必須の栄養素が含まれます。ですからプリン体を制限することは、様々な栄養欠乏をもまた引き起こすことになるのです。

 

 

 

そもそも、痛風の原因がプリン体の過剰摂取というのは迷信です。プリン体の摂取を控えることで痛風を予防することはできませんし、痛風の人がプリン体を控えても、症状が改善することはありません。

 

 

 

(中略)

 

 

 

尿酸は腎臓で尿に排泄されます。痛風のほとんどは、腎臓での尿酸の排泄障害によって起こります。

 

 

 

腎臓はなぜ尿酸をうまく排泄できなくなるのでしょう?

 

 

 

それは、腎臓が糖化することによって機能障害が起こるからです。

 

 

 

腎臓の糖化に特に関係していると考えられているのが、果糖です。果糖はブドウ糖のおよそ7~10倍も糖化能力が高く、強力に細胞を傷害します。

 

 

 

また果糖の大量摂取は、肝臓で無機リン酸の欠乏を引き起こし、ATPの枯渇と高尿酸血症を引き起こします。

 

 

 

さらに果糖は血液のpHを酸性(アシドーシス)にすることによって、尿酸の結晶化を促進します。果糖が痛風の原因となるのなら、糖尿病患者に痛風が多いことも理解できます。

 

 

 

痛風の本当の原因はプリン体では無くて果糖であり、果糖を多く含む物(砂糖や異性化糖)の過剰摂取が痛風を引き起こすのです。

 

 

甘い物はむし歯だけでなく、さまざまに体を蝕むのですから、一切摂らないようにすべきなのです。

 

 

 

 

痛風の本当の原因は、「果糖」による腎臓の糖化…。

 

 

 

先ほど、腸からの尿酸の排泄機能が低下する…という話がありましたが、糖化によって「腎臓の尿酸の排泄障害」が起こるなら、腸も同じように、糖化の影響で尿酸の排泄障害になる可能性はあります。

 

 

 

 

尿酸値が高くても、必ず痛風になるわけではないのは、別の要素があるからなんですね。

 

 

 

ちなみに、痛風について色々なネットの記事や本を読みましたが、「腎臓の糖化」について触れられているものは、ほとんどありませんでした。

 

 

 

他の疾患と同じで、やはり「糖化による害」は触れられないようです。

 

 

 

「糖化による害」を誤魔化す為に、別の食品や栄養を悪者にする例は、いろんな疾患で見られるのですが、「プリン体」もその1つでしょうか…。

 

 

 

 

「プリン体の多い食品」を控えることで重要な栄養が欠乏するなら、制限はしない方が良いです。

 

 

 

また、「食品由来のプリン体」は腸で分解されて「尿酸」にならずに排泄される…という説が本当なら、安心して摂取する事ができます。

 

 

 

 

ここまでを振り返ります。

 

 

 

  • 尿酸値が上がる原因は様々

 

 

  • 尿酸値が高くても痛風発作が起きるとは限らない

 

 

  • 痛風の原因はプリン体ではなく腎臓を糖化させる果糖

 

 

 

 

尿酸値が上がる原因も色々考えられますし、尿酸値が高くても痛風発作が起きるとは限らず、さらに痛風の原因である腎臓の糖化はあまり知られていない…

 

 

 

 

患者数も多く、完治しずらい…となっているあたり、「尿酸」と「それにまつわる疾患」は胡散臭いと感じます。

 

 

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動物性食品の摂取による尿酸値の結果はバラバラ

 

 

 

ここで、「動物性食品の摂取」と「尿酸値」は関係ないのでは?…と思われるような話を紹介します。

 

 

 

まず、以下は「肉を多く食べても尿酸値が上がらないケース」です。

 

 

『痛風情報局 尿酸値とは?尿酸値を下げる方法』より引用

 

 

イヌイットの人たちには痛風がいないそうです。

 

 

彼らは食事の中の肉食の割合が非常に高いですがそれでも痛風にならない(尿酸値が上がらない)のは、彼らの環境に適応するための体質の進化もあることながら、動物性たんぱく質が尿酸値を上げることは無いということを示しているのではないでしょうか。

 

 

 

 

一方で、「動物性食品」を殆ど摂取していなかった明治以前の日本には、痛風患者はほとんどいなかったそうです。

 

 

 

ポルトガル人宣教師のルイス・フロイスや、ドイツ人医師のベルツによってその記録が残されています。

 

 

 

 

動物性食品をたくさん食べても痛風にならない「イヌイット」、動物性食品をほぼ食べなくて痛風にならない「明治以前の日本人」の例を紹介しました。

 

 

 

ちなみに、イヌイットは人種的には日本人と同じモンゴロイドです。

 

 

 

このような事実から、「尿酸」と食品はあまり関係ないような気もしてきます。

 

 

 

 

 

一応、2015年の春から「1日10g以下のスーパー糖質制限」をしている私の尿酸値も紹介しておきます。

 

 

 

血液検査を始めたのは、2017年の1月からです。それ以前は検査をしていないので分かりません。そして、検査をした時に前回の結果を聞いています。

 

 

 

 

だいたい3ヶ月に1回、「フェリチン」目的で検査をしています。「尿酸」を気にした事は一度もなく、今回改めて見たところ、かなりバラつきがあります。

 

 

 

食事内容はほとんど変わっておらず、違いと言えば3ヶ月ごとにサプリの種類を増やしている事くらいです。なので規則性は感じません。

 

 

 

では、新しい順からです。

 

 

 

2018年の3月が6.9。この日から「マグネシウム(ビタミンD、亜鉛、カルシウム入り)」を開始。

 

 

 

 

 

2017年の12月が4.7。この日から「ビタミンB50コンプレックス」と「ベンフォチアミン」を開始。

 

 

 

 

 

2017年の9月が5.1。この日から「ビタミンC」と「ビタミンE」を開始。

 

 

 

 

 

2017年の5月が4.3。この少し後から「ナイアシン」を開始。

 

 

 

 

 

2017年の1月が5.0。この日から「鉄」を開始。

 

 

 

 

 

 

私の食事は、肉、卵、魚…と、動物性食品のオンパレードです。糖質10g以下なので、野菜はほとんど使えません。

 

 

 

 

でも、「高尿酸血症」は7.0 mg/dl以上なので、いまのところ問題ありません。

 

 

 

 

閉経前の女性の場合、尿酸の排泄を促す「エストロゲン(女性ホルモン)」のお陰で、尿酸値は低くなりやすいようなので、男性だったらもう少し高いかもしれません。

 

 

 

 

次回は、何故人間には「尿酸を分解するウリカーゼ」がないのか?について考えます。

 

 

動物性食品の摂取で尿酸値が上がる理由と、尿酸のメリットについて考えてみたへ続く

 

 

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酸性食品の動物性タンパク質によって骨粗鬆症になる説の真相と、含硫アミノ酸のメリット
酸性食品の動物性タンパク質によって骨粗鬆症になる説の真相と、含硫アミノ酸のメリット

 

 

「動物性タンパク質」をたくさん摂る事に抵抗を感じる方は多いです。

 

 

 

 

これらが「酸性食品」に該当するからです。

 

 

 

 

「動物性タンパク質」が何故「酸性食品」になるのかというと、「含硫アミノ酸」が多く含まれているからです。

 

 

 

 

「含硫アミノ酸 がんりゅうあみのさん」とは、構造の中に硫黄原子を含んだ「アミノ酸」の事です。

 

 

 

 

食品の性質は、食品に含まれているミネラルによって決まるので、硫黄を含む「含硫アミノ酸」は酸性になります。

 

 

 

 

酸性・・・塩素・リン・硫黄

 

 

アルカリ性・・・カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウム

 

 

 

ただし、「含硫アミノ酸」について、分かりやすくて詳しい情報はなかなか見つかりません。

 

 

 

「アミノ酸」は他にもたくさんあるので、「他のアミノ酸」の性質はどうなんだろう?という疑問も残ります。

 

 

 

 

また「含硫アミノ酸の酸によって、どこが酸性化するのか」も曖昧でした。

 

 

 

 

「酸性食品」が体に与える影響について答えを出すつもりでしたが、調べてみると、情報の質がイマイチなので、結論は保留にすると前回お話しました。

 

 

 

酸性食品とアルカリ性食品の定義と影響について分かりやすく説明してみた

 

 

 

 

「酸性食品は危険だ」と思っている人は多いので、本記事では、別の視点から

 

 

 

 

本当に「動物性タンパク質」の大量摂取が原因で、それに多く含まれている「含硫アミノ酸」によって血液が酸性化して、「骨粗鬆症」やその他の慢性疾患になるのか?

 

 

 

 

…を考察します。

 

 

 

 

こんな時は結果を見るのが一番です。

 

 

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タンパク質の大量摂取で骨粗鬆症になるという話は本当なのか?

 

 

「含硫アミノ酸」を多く含む動物性のたんぱく質をたくさん摂取して、その結果どうなるか…という現実をみてみます。

 

 

 

 

以下の江部医師の記事が参考になります。

 

 

『ドクター江部の糖尿病徒然日記 高タンパク食とカルシウム』より引用

 

 

今回は、高タンパク食と骨粗鬆症の問題です。

 

 

1968年にWachman and Bernsteinが「内因性酸仮説」において、『高タンパク食を摂取すると、タンパク質代謝によって作られた酸を緩衝するために骨のカルシウムが利用されるため、骨粗鬆症になりやすく尿中のカルシウムも増加する』 と提唱しました。

 

 

あくまで仮説に過ぎず、証明された訳ではないのですが、かなり一人歩きしてしまいました。いろんなブログで、高タンパク食の害を説明しようとする時には、よくこの仮説が引用してあります。

 

 

まあ、世界中でこれを巡って、その後30年以上論争が続いてきました。実際、研究によってはこの仮説を支持するようなものもありました。

 

 

しかし、一方で高タンパク食が骨粗鬆症の予防や、大腿骨頭骨折予防に益があるという研究もたくさんありました。

 

 

こういった歴史的状況を背景に、この論争に決着をつけるような研究論文を今回発見しました。(*1 巻末の英文の文献です)

 

 

 

572人の女性と388 人の男性(55–92才)を4年間観察した研究です。

 

 

 

『食事中のタンパク質が、骨粗鬆症を予防するのか、障害するのか、過去の研究では両方あって、はっきりしない。それでこの研究を行った。

 

 

結果:動物性タンパク質は成人女性においては、骨の健康を守る役割がある。

 

 

一方、植物性タンパク質は、骨カルシウム量には両性で無関係である。

 

 

結論:動物性タンパク質の摂取量が多いほど、少なくとも成人女性では、統計的に有意差をもって、骨の健康に役立つ』

 

 

他の研究者の42の論文にこの論文が引用してあり、評価が高いことを示しています。

 

 

私の結論です。

 

 

女性では動物性タンパク質で骨粗鬆症が予防できる可能性が高まりました。男性では、予防できるかどうかわかりませんが、少なくとも骨粗鬆症の悪化は考えにくいです。

 

 

 

これはかなり古い情報ですが、随分昔から安全性が分かっていたようです。

 

 

 

次に、「動物性のタンパク質」に限ったわけではないのですが、プロテインの摂取で骨はもろくならないという話を紹介します。

 

 

 

 

プロテインの摂取と骨への影響

 

 

 

「プロテイン」とはタンパク質のことです。

 

 

 

プロテインは、動物性の「ホエイ・プロテイン」、「ガゼイン・プロテイン」と、植物性の「ソイ・プロテイン」があります(※他にもありますが、よく知られているのはこの3つです)。

 

 

 

 

『リハビリmemo プロテインは骨をもろくする?〜最新の研究結果を知っておこう』より引用

 

 

プロテインやステーキなどの動物性タンパク質は消化される過程で酸を生成します。

この酸には体内のカルシウムを尿中に排泄する作用があります。

 

 

このようなメカニズムは2000年ごろから提唱され「酸性食仮説(The acid-ash diet hypothesis)」と呼ばれています。

 

 

2008年に報告されたメタアナリシスでは、酸性食の量とカルシウムの排泄量が相関していることが示されました(Fenton TR, 2008)。つまり酸性食を食べれば食べるほど、カルシウムが排泄されてしまう可能性が示唆されているのです。

 

 

 

酸によってカルシウムが排泄されると、骨の形成と吸収のバランスが崩れ、骨がもろくなります。これがタンパク質を取りすぎると骨がもろくなると言われる根拠になっています。

 

 

 

そこで議論になったのが、動物性タンパク質のひとつである乳清タンパク質からつくられるプロテインによる骨への影響です。プロテインによる高タンパク質の摂取が骨の形成を妨げるという意見があったのです。

 

 

 

このような背景から、サウスダコタ州立大学のバラードらは、6ヶ月間のプロテイン摂取による骨への影響について検証しました。

 

 

 

バラードらはトレーニング経験のない男女を被験者として、プロテインによるタンパク質補給を行うグループと同じカロリーの炭水化物を摂取するグループに分けました。プロテインを補給するグループは、通常の食事に加えて、42gのタンパク質(ホエイプロテイン)を1日2回摂取しました。

 

 

 

6ヶ月間、プロテインによるタンパク質摂取を行い、その前後で骨形成マーカーであるIGF-1が計測されました。

 

 

 

その結果は、これまでの仮説を覆すものでした。プロテインを摂取したグループは炭水化物を摂取したグループよりもIGF-1の値が有意に高くなることが示されたのです。

 

 

 

IGF-1が高くなるということは、骨形成が促進されたことを意味します。プロテインによるタンパク質の過剰摂取が骨の形成を妨げないことが示唆されたのです。

 

 

 

一部しか紹介していないので、続きは引用元を読んで下さい。

 

 

 

 

ホエイプロテインは「含硫アミノ酸」がしっかり含まれていますが、骨は脆くなりませんでした。

 

 

 

 

…ということは、やはりタンパク質の過剰摂取による酸によって、骨からカルシウムは過剰に溶けないようです。

 

 

 

 

どういうことでしょうか。

 

 

 

「含硫アミノ酸」によって生じる酸が大したことないのかもしれませんし、酸性化したのが血液ではなく尿だから…なのかもしれません。

 

 

 

 

真相は分かりませんが、結果を知ると、言われている程心配する必要がないことが分かります。

 

 

 

 

これは骨についてですが、この他にも、タンパク質をたくさん摂取すると体に負担がかかる…とよく言われています。

 

 

 

 

『PHYSIQUE ONLINE 1年間毎日 高タンパク質食を摂取すると、、、 NSCAカンファレンス』より引用

 

 

運動生理学やスポーツ栄養学において炭水化物の研究は多くされてきているのに対して、、『高タンパクの過剰摂取』について研究をしているのは、Jose Antonio氏と他にもう一人、世界で2人しか居ないそうです。

 

 

 

Jose Antonio氏は「最近、ソーシャルメディアが発達してきて、その中で何の検証もなく正しい知識も持たずに、タンパク質が腎臓に悪いだとか、クレアチンを飲むと痙攣を引き起こす、腎臓にも悪いなどと流す人達が沢山います。

 

 

 

また何も知らない素人がそういう記事を書き発信しているので、きちんと研究して発信している情報を覆い隠してしまっています。なぜならそのような研究をベースにした情報はとても少ないからです。

 

 

 

国際スポーツ栄養学会(ISSN)では、栄養の真実を伝えるべく力を尽くしています。そういう誤解に惑わされないで下さい。

 

 

高タンパク質食を1年以上続けても有害ではなく、むしろ主な栄養素としてタンパク質を考えるべきであると考えます。」と語ります。

 

 

(中略)

 

 

Jose Antonio氏の研究は、アメリカでアジア人を含む様々な人種を用いて実験や検証をされています。

 

 

 

日本人だから、タンパク質の量は少ない方が良いという理由は思い浮かばないとのことでした。

 

 

体を鍛えている方々は特に、1日体重1kgあたり3gのタンパク質摂取を目安に体づくりを目指してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

実験や検証は大事ですね。

 

 

 

 

 

さて、「酸性食品」という分類のせいで、「含硫アミノ酸」に対して、悪いイメージを持ってしまった人もいるかもしれません。

 

 

 

 

だとしたら、もったないです。

 

 

 

 

「含硫アミノ酸」についての情報は少ないですが、分かっているだけでも、かなり重要な栄養素なので、一応メリットも紹介しておきます。

 

 

 

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含硫アミノ酸の働き

 

 

 

「含硫アミノ酸」である、「メチオニン」や「システイン」を分解して生じた酸が酸性化の原因だ

 

 

 

…等と言われると、これらは体に悪い物質のような気がします。しかし、この「含硫アミノ酸」には重要な働きがあるのです。

 

 

 

 

『整体&ピラティス【PEFORMER 逗子院】ウオノメを根本的になおすには』より引用

 

 

ウオノメは、皮膚の結合組織の異常です。

 

 

一般に、結合組織の構成物質は、タンパク質コラーゲン、粘質多糖体コンドロイチン硫酸、同じくヒアルロン酸などです。

 

 

 

コンドロイチン硫酸など多糖体の生合成には、ビタミンAが関わっています。ですから、ビタミンAが不足すると、コンドロイチン硫酸が不十分になるはずです。

 

 

ウオノメは、たぶん、卵もバターも嫌いな人に、できやすいでしょう。

 

 

卵は酸性食品だからよくない、肉もそうだ、などという話をする人がいます。お互い何を食べようと自由なのですから、卵に難癖をつけてこれに手を出さない人がいて、一向に差し支えありません。しかし、この点について一言しておきます。

 

 

卵を酸性食品として排斥する根拠は、それがイオウを含んでいるために、硫酸をつくることにおかれているようです。

 

 

私たちが、口に入れる栄養物質のうち、イオウの給源として重要なものは含硫アミノ酸です。これにはメチオニンとシステインの二つのアミノ酸があって、前者は必須アミノ酸です。

 

 

システインはタンパク質に含まれているわけですが、メチオニンからもつくられます。

 

 

卵は含硫アミノ酸に富むがゆえに、酸性食品の汚名を着せられているわけです。

 

 

 

しかし、含硫アミノ酸がなくては、結合組織を構成するコンドロイチン硫酸がつくれず、結局、少なくとも粘膜や骨などに弱点があらわれることを免れません。

 

 

 

そうかといって、含硫アミノ酸を大量にとればとるだけ、結合組織が強くなる、というものでもありません。

 

 

 

要は、必要な量の含硫アミノ酸が、果たして摂れているかどうか、の問題です。栄養学者の常識として、日本人の食習慣では、含硫アミノ酸が不足しています。

 

 

 

レモンの防カビ剤OPP(オルト・フェニール・フェノール)が有害添加物として告発されていましたが、このようなフェノール類は硫酸との結合によって解毒されます。この「硫酸抱合」にビタミンAが一役買っていることを付け加えておきます。

 

 

 

保存料や色素のうちには、酸化されてフェノールになるものが多いです。これは、ビタミンAの媒介によって硫酸と結合し、無害の物質として排出されます。

 

 

 

システインが重金属と結合してそれを排出し、遊離基を補足して突然変異を防止し、酸化して活性を失ったビタミンEを回復させることなども、見逃せない現象です。

 

 

 

 

日本人の食習慣は、「含硫アミノ酸」が不足している…とありますが、その通りのようです。

 

 

 

『精神科医こてつ名誉院長のブログ 三石理論 タンパク質論』より引用

 

 

含硫アミノ酸は、とりわけ不足しがちなアミノ酸である。

 

 

 

人間の要求にこたえるだけの量の含硫アミノ酸をもつ食品は、卵と鶏肉だけである。

 

 

といっても、鶏肉は全くすれすれ、卵は50%程度の余剰をもっている。

 

 

 

「卵」の項では、私は強く卵をおしたつもりである。その根拠は、卵がありあまる含硫アミノ酸をもつことにあった。卵をおいてほかには、このような食品はないのである。

 

 

われわれになじみのある食品、すなわち、米、小麦、豚肉、牛肉、牛乳、ジャガイモ、トウモロコシ、うどん、そば、チーズのどれを見ても、含硫アミノ酸が不足している。

 

 

ここに卵をまぜれば、これらの食品の含硫アミノ酸不足が補われ、その総タンパクのプロテインスコアーは向上することになる。卵を敬遠することは、少なくともタンパク質の利用率に着目する場合、まちがいなく損である。

 

 

 

 

次は、「メチオニン」と「システイン」のそれぞれのメリットについてお話します。

 

 

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メチオニンとシステインの働き

 

 

 

メチオニンのメリット

 

 

 

「メチオニン」は、自分で合成する事ができないので、食品から摂らなければならない「必須アミノ酸」の一つです。

 

 

 

『アスリートのための最新栄養学(上)~三大栄養素編 / 著者:山本義徳』より引用

 

 

〇メチオニン

 

 

メチオニンはシステインと同じように「硫黄」を含むため、「含硫アミノ酸」と呼ばれます。

 

 

またタンパク質の構造のところで紹介した通り、「開始アミノ酸」でもあります。

 

 

メチオニンは体内でシステインになるほか、カルニチンやタウリンを合成するのにも必要となります。

 

 

メチオニンは「抗脂肪肝栄養素」でもあり、肝臓に脂肪が蓄積するのを防ぎます。(※206)

 

 

またアセトアミノフェン中毒による肝障害の予防にも役立つようです。(※207)

 

 

ここでは詳しく言及しませんが、メチオニンのもっとも重要な機能は「メチル化」です。メチル化というのは様々な物質にメチル基を提供するということで、アミノ酸やDNA、RNAなどをメチル化することは体内の代謝において非常に重要な役割を果たします。

 

 

メチオニンはSアデノシルメチオニン(SAMe)となることで、メチル基供与体(メチルドナー)となります。

 

 

(173~174p)

 

 

「カルニチン」とは、脂肪をエネルギーに変換する時に必要な栄養素です。

 

 

「メチオニン」が多く含まれている食品は、黒マグロ、鶏むね肉、豚ロース…等です。

 

 

働きをまとめます。

 

 

  • 開始アミノ酸

 

  • カルニチンやタウリンの合成に関わる

 

  • 抗脂肪肝栄養素

 

  • メチル化

 

 

 

システインのメリット

 

 

 

「システイン」は、「メチオニン」から合成できる「非必須アミノ酸」です。

 

 

 

その為、「メチオニン」が不足すれば、「システイン」も不足する事になります。

 

 

 

『アスリートのための最新栄養学(上)~三大栄養素編 / 著者:山本義徳』より引用

 

 

〇システイン

 

 

次にシステインです。この含硫アミノ酸はホエイプロテインのメリットとしてこれまで何度か言及してきました。

 

 

なおシステインが2分子結合するとシスチンになります。

 

 

血漿中のシステイン量が全身のタンパク質代謝の制御剤となっている可能性があり、血漿中に存在する非必須アミノ酸の量は、肝臓におけるシステイン(とシスチン)の硫酸塩への異化を通じて制御されているようです。

 

 

アミノ酸が分解されて尿素が産生されると、血漿中アミノ酸レベルが低下し、そして異化反応が起こります。

 

 

異化によりシステイン(とシスチン)が放出され、それをシグナルとして肝臓での尿素産生がダウンレギュレート(低下)されるようです。

 

 

特に癌のように異化によって筋肉が減る場合、システインがそれを防ぐ可能性があります。(※219、※220)

 

 

またシステインの効果で有名なのが美白作用です。これはチロシナーゼという酵素を阻害して、チロシンからメラニン色素がつくられるのを邪魔する作用を持っています。(※221)

 

 

国内ではシステインは「医薬部外品」となっており。美白の為のシステイン摂取量としては1日に240mg程度となっています。

 

 

しかしホエイプロテインを1日に100gも飲めば、その中に含まれるシステインは何と3300mgにもなります。ホエイを飲めば美白にも良いということです。

 

 

また前述のとおり、システインにはSH基(チオール基)があり、重金属の解毒などを受け持ちます。

 

 

(175~176p)

 

 

 

重金属の解毒については、こちらにも詳しく書かれています。

 

 

 

『精神科医こてつ名誉院長のブログ 三石理論 タンパク質論』より引用

 

 

現代の特性として、ストレスのほかに汚染物質がある。

 

 

有害な化学物質の処理をひきうけるのは主として肝臓だが、これの機能を保たせるためにはタンパク質が十分になければならない。

 

 

薬物代謝に必要なニコチン酸(ナイアシン、B3)は、タンパク質に含まれるトリプトファンから誘導される。

 

 

 

公害時代には高タンパク食を、といって過言でないはずだ。

 

 

公害といえば、有機水銀、六価クロム、鉛などが思いおこされるだろう。

 

 

これらの重金属は、システインという含硫アミノ酸につかまって、毛や爪にはいったり、尿に捨てられたりする。含硫アミノ酸をふくむタンパク質は、重金属公害には重要な役割をもっている。(三石巌、全業績ー12、より)

 

 

 

こうして有害物質から守ってくれているわけです。

 

 

 

システインは、タンパク質の立体構造を保つ役わりがあります。

 

 

 

 

髪や爪や肌の合成にも関わっていたり、「タウリン」や「補酵素CoA」の成分にもなります。

 

 

 

また、飲酒によって増えた「アセトアルデヒド」を代謝する時や、疲弊した目を修復する時に消費されます。なので、消費しやすいアミノ酸です。

 

 

 

働きをまとめます。

 

 

 

  • タンパク質の立体構造を保つ

 

  • タウリンや補酵素CoAの成分

 

  • 髪、爪、肌の合成

 

  • 美白作用

 

  • 重金属の解毒

 

  • アセトアルデヒドの代謝に使用

 

  • 目の修復に使用

 

 

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酸性食品の問題

 

 

 

「含硫アミノ酸」の働きを知ると、「酸性食品」である事を理由に避けるのは、マイナスだという事が分かります。

 

 

 

ここまで、「酸性食品によって血液が酸性化する」という説について、「手に入る情報」や、「現実に起こる結果」を元に考えてきました。

 

 

 

 

「動物性タンパク質の過剰摂取によって、骨が脆くなっていない事実」から考えると、血液が酸性化しているとは考えにくいです。

 

 

 

していたら、本当に骨が溶けると思います。

 

 

 

 

しかし、分からない事もあるので、分かり次第書き足していきます。

 

 

 

 

「酸性食品によって酸性化する」という話には、2通りありました。

 

 

 

  • 酸性食品を食べると血液が酸性化する

 

 

 

  • 酸性食品を食べると尿が酸性化する

 

 

 

 

前者は答えが見えたので、

 

 

 

次からは後者、高尿酸血症、痛風関連の情報にある「尿をアルカリ化させない食品を摂取しましょう(つまり酸性食品を避けましょう)」…という話に焦点を当てます。

 

 

 

 

主張している事は似ていますが、内容は別物です。

 

 

 

 

この説が問題としている「尿が酸性化した場合の問題点」は、「尿酸 にょうさん」が排泄されにくくなる事です。

 

 

 

「尿酸」は名前が紛らわしいので、「尿のpH」と混同してしまいそうですが違います。

 

 

 

 

「尿酸」は、「プリン体」を肝臓で分解して最終的にできた物質です。なので、一般的に「ゴミ」とか「燃えカス」と定義されている事が多いです。

 

 

 

 

 

尿酸・・・プリン体の最終代謝産物(燃えカス)

 

 

 

 

「プリン体」は、食べ物から2~3割摂取しますが、体内で7~8割作られます。

 

 

 

 

「尿酸」は腎臓に運ばれて、再吸収され、尿として排泄されます。

 

 

 

ただし、尿のpHが酸性だと溶けにくい性質があるので、尿が酸性だと排出されにくくなります。

 

 

 

「尿酸」が排泄されなくなると、血中の尿酸の濃度が上がり、それが慢性化すると痛風の原因になる…といった流れになります。

 

 

 

 

 

 

尿を酸性化させる食べ物(肉等)の過剰摂取

 

 

尿の酸性化

 

 

尿酸(プリン体の最終代謝産物)が排泄されにくくなる

 

 

血液中の尿酸値が高くなる(高尿酸血症)

 

 

高尿酸血症が続いて、尿酸が結晶化すると痛風になる

 

 

 

 

 

ちなみに「尿酸」の値は、血液検査で測れます。

 

 

 

 

「肉の過剰摂取による酸性化」を追っていくと、血液ドロドロや、骨粗鬆症の他に、様々な不安要素がみつかります。「尿酸」の問題もその一つです。

 

 

 

なので、次回はこの問題に焦点を当てます。

 

 

高尿酸血症の原因と問題について分かりやすく説明してみたへ続く

 

 

 

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酸性食品とアルカリ性食品の定義と影響について分かりやすく説明してみた

 

「植物性の食品」に対して健康的なイメージを持たれている方は多いです。

 

 

 

しかし、穀物や野菜や果物には、体にダメージを与える糖質が多く含まれています。

 

 

 

その上、人体を構成しているタンパク質の質や量も、動物性食品に比べて劣ります。

 

 

 

従って、このブログでは「植物性の食品を控えて、動物性の食品を摂取する方が健康的だ」…と、主張してきました。

 

 

 

 

これは常識に反する意見なので、「動物性食品は血液を酸性化させる」とか、「肉は血液をドロドロにするのではないか」といった心配をされる方がでてきます。

 

 

 

よく、肉食は血液を酸性化させるとか、血液がドロドロになるとネットでは書かれています。これに関してはどうお考えでしょうか。

 

 

血液が酸性化するのは、乳酸が蓄積するからで、でもそれは糖を取るほうが乳酸が蓄積して酸性化しやすいと思うし、血液がドロドロになるのは血中コレステロールが多くなるからで、でも摂取したコレステロールは血中コレステロール値とは関係ないって聞きますし・・・

 

 

 

こう考えると肉食は問題ないと感じるのですが、肉は酸性食品とも言われますよね。

 

 

ここら辺はどう解釈しておられるのでしょうか。よろしくお願いします。

 

 

 

コレステロールに関しては、以下の記事を参考にして下さい。

 

科学や論文のインチキはコレステロールが教えてくれる

 

 

 

 

このての質問はかなり多いです。

 

 

 

 

私も糖質制限をするまでは「バランスの良い食事」をしていましたし、食べる割合としては野菜の量が非常に多かったです。「肉を食べたら、野菜は倍食べた方が良い」…と大真面目に思っていました。

 

 

 

 

それは、「肉は酸性食品で、野菜のほとんどはアルカリ性食品だ」という考えが影響していたからでもあります。

 

 

 

なので、同じ心配をする人の気持ちはよく分かります。

 

 

 

本記事では、「食品」と「体のpH」の関係について細かくみていきます。

 

 

 

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食品と体のpHは定義が違う

 

 

 

「食品の性質」が、そのまま「体の性質」に影響を与えるのかどうか

 

 

 

 

…という話をする前に、先に理解しておくべき事があります。

 

 

 

健康や栄養の話題では、「酸性」、「アルカリ性」…といった単語が頻繁に登場します。

 

 

 

しかし、「の酸性、アルカリ性」という定義と、「食品の酸性・アルカリ性」という定義は違います。

 

 

 

 

この2つは、以下の様に判断基準が違うので間違えないようにして下さい。

 

 

 

 

体・・・・酸性・アルカリ性(pHで判断する)

 

食品・・・酸性・アルカリ性(pHで判断しない)

 

 

 

 

前者は「pH」で判断しますが、後者は「食品そのもののpH」で判断しているわけではありません(これについては後で説明します)。

 

 

 

で、このうちよく聞くのが「体が酸性化する」という言葉です。

 

 

 

まずは、分かりやすいこちらの説明からします。

 

 

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体のpHは均一ではない

 

 

 

体が酸性かアルカリ性か…の判断は、単純に「pH」で判断します。

 

 

 

この点に関してはシンプルなのですが、注意も必要です。

 

 

 

「〇〇によって体が酸性化する~」…という話はいたるところでされています。しかし、この主張は2通りあります。

 

 

 

 

  • 酸性食品を食べると血液が酸性化する

 

 

 

  • 酸性食品を食べると尿が酸性化する

 

 

 

 

「血液」か「尿」かの違いです。この2つは違いますし、同じように扱うと混乱するので気をつけて下さい。

 

 

 

 

体のpHは全て同じではありません。以下の図を見て下さい。数字が低いと「酸性」、高いと「アルカリ性」です。

 

 

 

『水素と電子の生命 / 著者:生体物理医学者 山野井昇(138p)』より引用

 

 

 

 

 

 

体液の働きによって、「正常なpH」が違います。

 

 

 

 

過去に癌についての記事中で、「乳酸」によって酸性化するとヤバイ…と書いたのですが、それは血液のpHの事です。

 

 

 

 

【注意】癌の本質を理解していないと症状が悪化する治療法を選択します

 

 

 

 

そして、以下が「血液のpH」と「健康状態」です。ちなみに、本の図に記載されている「血液のpH」は、7.36~7.44になっていました。

 

 

 

 

  • pH 7.35 ~ pH 7.45 ・・・正常

 

  • pH 7.3 以下 ・・・ミトコンドリアの機能低下

 

  • pH 7.1 以下 ・・・死の危険

 

 

 

『ナースプレス アシドーシス・アルカローシス』より引用

 

 

 

 

このように、人間が生きていく為には「血液のpH」を、狭い範囲の中で維持する必要があります。

 

 

 

ですが、血液と、尿のpHは別です。

 

 

 

今後、「酸性に傾く」というセリフが出た時は、どこの体液について話しているのかに注目するようにして下さい。

 

 

 

よく「体を酸性に傾ける」と表現されていますが、部位によってpHが違うのに「体のどの部分か」がハッキリ書かれていない文章は多いからです。

 

 

 

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「血液が酸性化する」と「尿が酸性化する」の違い

 

 

 

では次に、よくある「酸性食品によって血液が酸性化する」という意見と、「酸性食品によって尿が酸性化する」という意見の特徴を書いておきます。

 

 

 

 

肉(酸性食品)を食べると血液が酸性化すると主張しているケース

 

 

 

 

  • 断食、ヨガ、玄米菜食、陰陽論を支持している

 

  • 玄米菜食で生じるであろう大量の乳酸による血液の酸性化には触れない

 

 

 

 

ちなみに、彼らは「肉食によって血液がドロドロになる」と語る事が多いです。これは質問をされた読者さんも気にされていたので、ちょっとここで回答しておきます。

 

 

 

「血液ドロドロ」の主な原因は高血糖です。

 

 

 

糖質の多い穀物、野菜、果物の摂取によって起こります。肉は直接は血糖値を上げません。

 

 

 

『横ちゃんのきまま日記 血糖値の上昇が免疫力の低下を招く』より引用

 

萩原 敦さんのFBより転載

 

~血糖値の上昇が免疫力の低下を招く~
(血糖値の数値から客観的な免疫力評価の数値を探る)

 

 

英語圏の文献で、我々の免疫力の客観的な評価をする場合に、lymphocytic index(リンパ球指数)とかphagocytic index(食細胞指数)なる指標を用い、血糖値の上昇値と関連付けて、記述されていることをよく見かける。

 

 

この「食細胞指数」や「リンパ球指数」という言葉自体、我が国ではあまり一般的ではないようです。

 

 

(中略)

 

 

たとえば、

 

 

「血糖値が120を超えると食細胞指数的な免疫力の評価をすると、約75%の免疫力がダウンする。」

 

 

この説は、ライナス・ポーリング博士が、はじめて世に知らしめた説だそうです。

 

 

ポーリング博士も研究に値する人物です。後日、改めて、彼についての言及もします。

 

 

つい先ごろ、比嘉さんという方のFBで、高血糖の赤血球を映像にして投稿されていましたが、その内容は、ひじょうに素晴らしいもので、血糖値が上昇すると、赤血球同士がくっついて、「連携を組み」、血管の中で、あろうことか、「血流をせき止め」、「血流を立ち往生」させることを示していました。

 

 

 

となると、免疫力の要である「白血球(食細胞やリンパ球他)」も「赤血球の通せん坊」にあい、免疫力を発揮できなくなる云々と述べていました。

 

 

 

この血糖値120と言う数値が、血流を悪化させる「赤血球通せん坊」作戦が、効果を発揮し、顕著になる数値(ボーダーライン)なんだろうと思います。

 

 

 

 

そして、「血液がドロドロになる」という定義がこちらに分かりやすく書かれています。

 

 

 

 

『テラヘルツ健康有効波が見つかった!! / 共著:久保田享、荒木賢治』より引用

 

 

 

まず、「サラサラ」や「ドロドロ」とは血液の状態を表している言葉であり、血液をイメージしやすいように作られた表現です。

 

 

テレビや雑誌などのメディアによって、分かりやすい印象を与える言葉として使われたのが始まりです。

 

 

血液が「サラサラ」とは、赤血球の変形能力が高い状態、すなわち正常な赤血球の状態のときのことを指します。

 

 

血液が毛細血管の中に、状態を変形させながら血管の中をスルスルと流れることを意味しています。

 

 

また、血液が「ドロドロ」とは、赤血球の変形能力の低下やその他の原因などにより、毛細血管に血液がスムーズに流れない状態(ルロー状態)を意味します。

 

 

血液がドロドロになると血流が悪くなり、細胞内に酸素不足や栄養不足などが生じて、次のようなさまざまな症状が起きてきます。

 

 

 

・疲れやすい、疲れがとれない

 

・足のむくみがとれない

 

・肩こり、腰痛がひどい

 

・手足の冷えが酷い

 

・寝付きが悪く、よく眠れない

 

・生理痛がひどい

 

・肌あれが続いている

 

・抜け毛が多い

 

・目の充血、クマができやすい

 

 

 

(89~91p)

 

 

 

ここで、「肉食が血液をドロドロにする」可能性についてもお話しておきます。

 

 

 

赤血球の変形機能が正常だと「サラサラ」、機能が低下すると「ドロドロ」です。

 

 

 

この赤血球の変形機能が低下する原因に「マグネシウム不足」があります。

 

 

 

肉を食べると、その代謝にマグネシウムが必要です。

 

 

 

その為、肉を過剰摂取するとマグネシウムが不足します。糖質制限をしている人で、こむらがえりが起きたり、便秘になる事があるのはこの為です。

 

 

 

 

マグネシウムが不足する事によって、赤血球の変形能が低下して、血液がドロドロになる事ならあると思います。

 

 

 

また、赤血球には集まる傾向があります。

 

 

 

マグネシウムが不足すると、この傾向が高まって、より集まりやすくなるのです。こうなると血小板が血栓を作りやすくなります。

 

 

 

 

  • 赤血球の変形能の低下

 

  • 赤血球の凝集能の亢進

 

 

 

 

で、マグネシウムは骨に多く含まれています。

 

 

 

骨を食べずに肉だけを食べれば、マグネシウム不足で血液がドロドロになる…というなら間違いではありません。

 

 

 

しかし、本来であれば動物性食品だけでも摂取できるので、「肉が悪い、動物性食品が悪い」というのは適切ではありません。骨を食べる習慣がない事が問題なので、「動物性食品の全体を食べない事によるマグネシウム不足が悪い」と言うべきです。

 

 

 

 

一応言っておくと、マグネシウムは、「過剰な糖分の摂取」、「食品添加物の摂取」、「重金属曝露」によっても不足します。

 

 

 

つまり、肉を制限していなくても誰がなってもおかしくありません。

 

 

 

 

酸性食品で酸性化するのは尿のpHと主張しているケース

 

 

  • 高尿酸血症、痛風等の対策

 

 

 

 

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酸性食品とアルカリ性食品の定義と歴史

 

 

 

ここまでは、「のpH」についてと、「pHは同じではないので、どこの場所の性質について述べているのか把握するべき」だと説明してきました。

 

 

 

ここからは「食品の酸性・アルカリ性」の定義について説明します。

 

 

 

冒頭でも言いましたが、「体の酸性・アルカリ性」と「食品の酸性・アルカリ性」は判断基準が違うので気をつけて下さい。

 

 

 

食品の性質が、酸性かアルカリ性かは、「食品そのもののpH」ではなくて「含まれているミネラル」で判断しています。

 

 

 

『痛風治療ガイド アルカリ性食品って一体何?積極的に摂るべき理由とは?』より引用

 

 

 

アルカリ性や酸性と聞くと、学校で習ったpH(ペーハー)を連想します。

 

 

 

しかし、アルカリ性食品か酸性食品かの判定は食品そのもののpHではなく、食品に含まれる「ミネラル」が酸性かアルカリ性かで判断します。

 

 

 

つまり、リンや硫黄を含む食品は「酸性」、ナトリウムやカリウム、カルシウム、マグネシウムを含む食品は「アルカリ性」となります。

 

 

 

よく「酸性食品の摂り過ぎで血液が酸性になるからよくない」などと聞きますが、それは間違った情報です。

 

 

 

酸性食品やアルカリ性食品を食べたからといって血液のpHがどちらかに傾く事はありません。

 

 

 

しかし、尿は食べる食事内容によってpHが変化します。

 

 

 

尿が酸性に傾くほど尿酸が排泄しにくくなりますので、高尿酸血症の人はアルカリ性食品を積極的に摂る必要があります。

 

 

 

 

「酸性食品」がpHを酸性に傾けるのは、血液ではなく尿だと書かれています。

 

 

 

× 酸性食品は血液のpHを酸性に傾ける

 

〇 酸性食品は尿のpHを酸性に傾ける

 

 

 

 

その「酸性食品」の判断はこうです。

 

 

例えば、梅干を「リトマス試験紙」で調べると赤くなるので、科学的には「酸性」です。

 

 

 

しかし、梅干を燃焼させると、残ったミネラルはアルカリ性を示すので、栄養的には「アルカリ性」になってしまいます。

 

 

 

 

判断基準が違うのなら呼び方をなんとかしろと言いたくなります。実に紛らわしいです。

 

 

 

あえて混乱するような名称や定義のままにしたり、曖昧にしてイメージで語られる事が多いので、インチキ臭いです。

 

 

 

そして、以下が「体内に入ると酸性を示すミネラル」と「体内に入るとアルカリ性を示すミネラル」です。

 

 

 

 

酸性・・・塩素・リン・硫黄

 

 

 

アルカリ性・・・カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウム

 

 

 

 

ちなみに、測定方法はこうです。

 

 

 

 

『Wikipedia 酸性食品とアルカリ性食品』より引用

 

測定は、食品を燃やした灰を水中に入れて溶出成分を含む水溶液を調製し、その水溶液のpHを計測する。

 

 

 

「食品そのもののpH」ではなく、「燃やした灰を溶かした水溶液のpH」を測るのです。

 

 

 

この方法で食品を測定するとこうなります。

 

 

 

アルカリ性食品

 

 

野菜(ほうれん草、ゴボウ、サツマイモ、ニンジン、里芋、キュウリなど)、果物(メロンなど)、海藻(ひじき、ワカメ、昆布等)、キノコ、大豆製品、梅干し、牛乳などナトリウム・カルシウム・カリウム・マグネシウムを含む食品

 

 

 

酸性食品

 

 

肉類(豚肉、牛肉、鶏肉など)、魚類、卵、砂糖、穀類(米、酢、小麦等)など
硫黄やリンを多く含む食品

 

 

 

さらに以下のように記述されています。

 

 

 

2010年時の管理栄養士の国家試験を目標とした教科書である『新しい臨床栄養学』の5版では、主に動物性食品を酸性食品に、主に植物性食品をアルカリ性食品に分類している。

 

 

 

肉を悪者にしたい人達が大喜びしそうな分類ですね。

 

 

 

ですが、矛盾もあります。

 

 

 

「砂糖」は乳酸を発生させるから酸性食品の扱いになっています。

 

 

 

女子栄養大学出版部の『酸とアルカリ』では、砂糖は体内で酸性の乳酸を作るという根拠によって酸性食品に分類している。

 

 

 

「乳酸が血液を酸性に傾ける」ということを知っているからこそ、「砂糖」を酸性食品のカテゴリーに入れているのです。

 

 

 

しかし、だとしたら全体的におかしな話になります。

 

 

 

 

ブドウ糖(糖質)を分解する時に、代謝しきれずに生じた燃えカスが「乳酸」です。

 

 

 

「アルカリ性食品」に属しているサツマイモ、ニンジン、里芋も高糖質なので、代謝し切れなければ、乳酸を発生させる食品です。

 

 

 

ちなみに、それぞれの糖質量です。

 

 

 

 

  • サツマイモの糖質・・・100gあたり29.7g

 

  • ニンジンの糖質・・・100gあたり6.5g

 

  • 里芋の糖質・・・100gあたり11g

 

  • ご飯の糖質・・・茶碗一杯(約150g)あたり55g

 

 

 

ご飯ほどではないですが、根菜類は糖質が多いです。

 

 

 

 

それなのに何故、「乳酸=砂糖だけ」みたいな扱いなのでしょうか。

 

 

 

 

乳酸が発生するのは砂糖だけではありません。穀物も、野菜も、高糖質なので、同じ理由で血液を酸性化させる食品です。

 

 

 

この半端な判断基準も胡散臭いです。

 

 

 

そして、「食品の酸性・アルカリ性」の定義の出処がこちらです。

 

 

 

スイスの生理学者、グスタフ・フォン・ブンゲ(ドイツ語版)による、肉を食べると含硫アミノ酸が硫酸に変化し、体組織を酸性にするのでアルカリ性のミネラルを摂取する必要があると主張し、日本でも酸性・アルカリ性の議論が行われるようになった。

 

 

日本では、1990年代には主張を裏付ける実験を引用しないまま、分類は無意味だという主張が重んじられた。

 

 

 

高橋久仁子、左巻健男は、無意味だという説を一般書にて大衆に示してきた。

 

 

 

一方2007年に世界保健機関(WHO)は、タンパク質中の含硫アミノ酸、メチオニン、システインの酸が骨のカルシウムを流出させるため骨の健康に影響を与えるため、カリウムを含む野菜や果物のアルカリ化の効果が少ないときカルシウムを損失させるため骨密度を低下させると報告したし、2010年の日本の管理栄養士の国家試験のテキストはこの分類を掲載している。

 

 

 

医学的な研究は、骨や、高齢者の筋肉量の保存に関わり、尿路結石、痛風との関係を示してきた。

 

 

 

肉に多く含まれている「メチオニン」、「システイン」の酸について書かれています。これがあるから、肉は食品としては「酸性食品」に属することになります。

 

 

 

 

ここで語られている「酸」とは、アミノ酸を分解したの性質、つまり、「食品の栄養的」には酸性ということだと思います。

 

 

 

 

ちなみに、「持っている電荷」によってアミノ酸を分類する時は、以下の3つに分けられます。

 

 

  • 中性アミノ酸

 

  • 酸性アミノ酸

 

  • 塩基性アミノ酸

 

 

 

この分類の方法では、分解する前だからなのか、「メチオニン」や「システイン」は「中性アミノ酸」になっています。

 

 

 

ここで、肉を食べたら酸性食品になるとする根拠の部分を要約しておきます。

 

 

 

 

 

肉に多く含まれている含硫アミノ酸を摂取する

 

 

硫酸に代謝される

 

 

体組織を酸性化させる

 

 

 

次は、問題になっている「含硫アミノ酸」に焦点を当てます。

 

 

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肉に多く含まれている含硫アミノ酸とは

 

 

 

「タンパク質」はアミノ酸が繋がってできています。そのアミノ酸は20種類です。

 

 

 

 

で、「含硫(がんりゅう)アミノ酸」とは、「構造の中に硫黄原子があるアミノ酸」の事です。

 

 

 

 

だから、む・黄・アミノ酸と書きます。

 

 

 

 

例えば、メチオニン、システイン、ホモシステイン等があります。

 

 

 

 

このうち、「メチオニン、システインなどの酸」が骨のカルシウムを流出させる…という事だそうです。

 

 

 

 

『医療法人 弘鳳会 専門医のコラム 牛乳と骨粗鬆症③』より引用

 

 

牛乳は骨粗鬆症をかえって助長!

 

 

タンパク質を構成するアミノ酸の中に、メチオニン・システインなどの含硫アミノ酸があり、動物性タンパク質は植物性タンパク質に比べてこれらの含硫アミノ酸を多く含みます。

 

 

含硫アミノ酸は分解されて最終的に硫酸イオンとなり、体液の酸・塩基平衡を酸性側に傾けるのです。

 

 

 

酸性になった体液をアルカリで中和して酸・塩基平衡を保たなければならず、中和に用いられるアルカリ源はカルシウムです。

 

 

 

体内のカルシウムの99%は骨に存在します。中和にはもっぱら骨のカルシウムが使われることになります。

 

 

 

実際、動物性であれ植物性であれ、タンパク質の摂取量が増えると尿中に排泄されるカルシウムが増えることは、1970年代に行われた代謝実験で報告されています。

 

 

 

こちらは「体液」が酸性化すると書いてあります。どの体液でしょうか。

 

 

 

一方、以下では「尿」が酸性化すると書いてあります。

 

 

 

『コンディショニングのスポーツ栄養学 著者: 樋口満』より引用

 

 

動物性たんぱく質(肉、魚など)には含硫アミノ酸(メチオニンやシステイン)が多く含まれている。

 

 

動物性たんぱく質を大量に摂取すると、アミノ酸の分解により、尿中のリン酸塩、硫酸塩が増加し、尿が酸性化する。

 

 

そのため、カルシウム再吸収が抑制され、尿中カルシウムが増加し、尿路結石や骨粗鬆症などのリスクも高まる。

 

 

 

骨のカルシウムを溶かすのは、体を血液の酸性化から守る為で、体の防衛システムの一種です。

 

 

 

最後は血液が酸性化する事について書かれています。ということは、「尿」と「血液」の両方を酸性化するのでしょうか…。

 

 

 

ハッキリしませんね。

 

 

 

 

血液が酸性化する事によるカルシウムの変化

 

 

 

酸性化するのがどちらなのか曖昧なのですが、

 

 

 

とりあえず、血液が酸性化して、それを中和する流れを説明します。

 

 

 

 

血液が酸性化する

 

 

骨からカルシウム(アルカリ性)を溶かして(脱灰)血液に送り込む

 

 

血液を中和する

 

 

カルシウムは再び骨に戻る(再石灰化)

 

 

 

 

 

「脱灰 = 再石灰化」であれば問題ありません。

 

 

 

しかし、度が過ぎると不具合が起きます。

 

 

 

ずっと酸性だと、「脱灰 > 再石灰化」状態になります。

 

 

 

すると、大量のカルシウムが血液に留まり慢性化します。そうなると、骨のカルシウムは減りますし、さらには溶けたカルシウムが血管に付着して「動脈硬化」の原因になります。

 

 

 

 

そして、それ以外にも様々な慢性疾患の原因になります。酸性化するのは良くありません。

 

 

 

 

ただし、この理屈は、あくまでpHを7.35 ~  7.45に保たなければならない「血液」が酸性化した場合の話です。

 

 

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どこを酸性化するのかが曖昧

 

 

 

「含硫アミノ酸」を分解してできた「硫酸」は、血液によって運ばれる物質の一つなのですが、それで血液が酸性化する…という部分の具体的な説明はみつかりません。

 

 

 

「硫酸」について書かれている事は、例えば以下です。

 

 

 

『よくわかる生理学の基本としくみ / 著者:札幌医科大学 医学部教授 當瀬規嗣』より引用

 

 

 

ゴミは水に溶かして

 

 

 

細胞が出す代表的な代謝産物には、酸素の消費の結果出てくる二酸化炭素のほか、タンパク質やアミノ酸を分解することで生じる尿素や硫酸など、それに、DNAやATPなどに使われる核酸を分解して生じる尿酸などがあります。

 

 

これらの物質は、細胞から血液に出されてきます。

 

 

したがって、ゴミは、血液によって体中から回収されているわけです。

 

 

血液は、なんと、ゴミ収集車の役わりをしているのです。

 

 

血液は、あくまで収集をしているだけなので、どこかに捨てなければなりません。

 

 

一つのゴミ処理場は、肺です。ここで二酸化炭素がだされることを、第3章でお話しました。しかし、他の物質は、気体にならないので、肺からは出ません。

 

 

気体にならないゴミを除去するのが、腎臓の役わりです。つまり腎臓は、血液専用の浄化装置だということです。

 

 

 

(101~102p)

 

 

 

「細胞の代謝産物」がゴミ扱いである事と、その行方が説明されています。

 

 

 

「硫酸」が血液によって回収されることは確かですが、それによって血液が酸性化する…といった記述は見当たりません。

 

 

 

 

結果的に尿として排泄するから、血液のpHが影響を受けないのかもしれません。

 

 

 

『Wikipedia 尿』より引用

 

 

尿は血液中の不要物や有害物、新陳代謝の老廃物などを体外へ捨てるために腎臓で濾過されて生産される。

 

 

 

このため、身体状態を反映して水素イオン指数 (pH) や成分が変化することが知られており、内科の診断では主要な検査対象となる。

 

 

 

血液やリンパ液、組織液、細胞液などのpHは、ホメオスタシス(恒常性維持機能)によって通常pH7.4±0.05に維持されている。

 

 

 

一方、尿は体液ではないため、pHはある程度の範囲で変動する。

 

 

 

体内からミネラルを補充したり、尿に余分なミネラルを排出することで血液や体内のpHが保たれているので、骨や尿は摂取する食品の影響を受ける。

 

 

 

尿はpH4.4~8.0の範囲で変化する。

 

 

 

尿は体液ではない…ということは、酸性化するのが「体液」と記述されている場合は、「血液」の事だと受け取るべきなのでしょうか?

 

 

 

以下は、食べ物のpHは、血液には影響しないと書かれています。

 

 

『緑の中の小さな家 (Pure Food Pure Body) 『肉を食べたら、体が酸性になる』 のうそ』より引用

 

 

食べ物のPHは尿のPHには影響するが、血液のPHには影響しないのです。

 

 

血液のPHを一定に保っているということは、人間の体にとって非常に大切なことなのです。

 

 

もし、血中PH バランスが、正常値から外れてしまったら、あなたの細胞は動きを止めてしまい、すぐに死に向かってしまうのです。それゆえ、体はいくつものメカニズムを駆使して、体のPHバランスを制御しているのです。このことは、酸塩基恒常性と呼ばれています。

 

 

 

こういうわけで、幸運にも、私たちが食べる食べ物で、血液のPHバランスを変えるなんてことができるわけないのです。つまりは、食べ物は、血液のPHを変えることができない、以上!って感じですね。

 

 

 

でも、食べものは尿のPHを変えることができます。

 

 

 

それは、逆に、血液のPHを一定に保つために、体の制御システムが働き、尿から、余計な酸性物質を出しているからなのですね。

 

 

 

大きなステーキを食べて、数時間後には、体は、酸性物質を体のシステムないから排除するために、いつもより多くの酸性物質を尿から出しているであろうと考えられます。

 

 

 

言われていることとしては、尿のPHというものは、体全体的なPHバランスや、健康度を図るのには、ほとんど、指標にならないということです。

 

 

 

尿のPHというのは、食べ物だけではなくて、非常にたくさんの要因で変化するものなのです。

 

 

 

 

 

ここまでをまとめます。

 

 

 

  • 「食品の性質」によって酸性化するのは、「血液」ではなく「尿」

 

 

  • 「血液のpH」は、「食品の性質」によって左右されず、恒常性維持機能でコントロールされている

 

 

  • 「含硫アミノ酸」を代謝した時に発生する「硫酸」は体液を酸性化させるが、それがどこか曖昧

 

 

 

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含硫アミノ酸に関する情報は少ない

 

 

 

「肉を食べると酸性化する」…という話は、

 

 

 

「どこが酸性化するのか」という事と、「含硫アミノ酸」がポイントだと思います。

 

 

 

 

しかしながら、もっと具体的に書かれている情報が今のところ見つかりません。

 

 

 

 

ネットで検索すると、同じような事を書いている記事がいくつか見つかったのですが、「情報量」や「曖昧さ」や「話の流れ」が似ているので、元ネタが同じ可能性があります。

 

 

 

 

「どこが酸性化するのか」の説明は、紹介したように、情報源によってバラバラです。

 

 

 

また「含硫アミノ酸」と、分解して生じた酸についての情報はもっと少ないです。

 

 

 

 

Wikipediaにも、「含硫アミノ酸」についての記述はほとんどありません。なので、それを分解した成分の性質について探すのはもっと難しいです。

 

 

 

Wikipedia 含硫アミノ酸

 

 

 

 

今のところ、私が持っている生化学の本、図書館で借りた本を探してみても、「含硫アミノ酸の分解」について詳しく書かれていませんでした。

 

 

 

もっと難しい本や英語の情報なら書いてあるのかもしれませんが…。

 

 

 

 

私としては、もう少し具体的な事が知りたいです。

 

 

 

 

ただし、無駄に複雑な文章はインチキを誤魔化している可能性が高いので、「新聞が読める人であれば誰でも理解できる文章」で書いてある事が条件です。

 

 

 

 

 

「含硫アミノ酸は良くない」と主張している人達は、この状況で、一体どうやって元の情報を得たのか謎です。

 

 

 

多くの人が、軽々しく「肉は酸性食品だから食べ過ぎないようにしよう」と言っているので、もっと簡単に手に入る情報だと思っていました。

 

 

 

また、疑問もあります。

 

 

 

何故、20種類あるアミノ酸のうち、「含硫アミノ酸」を分解して生じた酸だけが強調されているのでしょうか?

 

 

 

アミノ酸は「含硫アミノ酸」だけではありません。

 

 

 

当然、肉を食べたら「含硫アミノ酸」以外のアミノ酸も食べる事になります。

 

 

 

 

「他のアミノ酸」が分解された後の性質はどうなるのかが気になります。

 

 

 

 

仮に「他のアミノ酸」が分解された時に、酸性ではなくアルカリ性だったら、「含硫アミノ酸」で生じる酸を中和できる事になります。

 

 

 

 

憶測ですが、「含硫アミノ酸」を分解して生じた酸だけが強調されるという事は、それ以外のアミノ酸を分解しても、そのような性質がないのかもしれません。

 

 

 

 

私はよく分からないものは無理に結論を出さない事にしています。

 

 

 

詳しい情報がなかなか手に入らないので、結論は先延ばしになりそうです。

 

 

 

「含硫アミノ酸」のデメリットについては、分かり次第書き加えていきます。

 

 

 

 

ただし、これで終わりではありません。

 

 

 

 

「動物性食品」の大量摂取に不安があったり、「高タンパク質」に抵抗がある人は多いので、現時点で分かる範囲で、この食生活が安全なのかどうかを、別の視点から考えてみます。

 

 

 

酸性食品の動物性タンパク質によって骨粗鬆症になる説の真相と、含硫アミノ酸のメリットへ続く

 

 

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糖質の吸収を抑える薬やサプリメントを信用することで生じるリスク

 

 

私は3年以上糖質制限をしていますが、「糖質の吸収を抑える為の薬やサプリメント」は一度も使った事がありません。

 

 

 

サプリメントはいくつも飲んでいますが、目的が違います。

 

 

 

 

私は、「何らかの健康法によって解毒をしているからといって、完全にチャラにはできない、不摂生を止めないのは良くない」と何度も主張しているのですが、

 

 

 

 

読者さんから、糖分の摂取が悪いのではなく、摂取後に小腸から吸収されなければ大丈夫なのではないか?、そして、その働きをする薬についてどう思うか…という質問をいただきました。

 

 

 

 

 

糖質を食べながら、糖質の吸収を抑える薬やサプリメントを飲む

 

 

 

・・・これは我慢が必要ないので、ウケはいいと思います。

 

 

そういう商品を紹介する人はメリットばかり話します。

 

 

 

ですが、構造がマッチポンプなので疑ってかかるべきです。

 

 

みんな都合の悪い事は言わないので、この楽な方法の問題点について調べた事をお話します。

 

 

 

 

 

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質問

 

 

読者さんから頂いた質問がこちらです。

 

 

はじめまして。

 

 

貴サイトの中でもこの記事のコメント欄なら意見を聞けるのではないかと思いコメントしました。

 

 

先に私の状況を説明すると、健康上の問題は何も抱えておらず、アンチエイジングのための情報を探して実践してく中で、抗酸化と抗糖化に目をつけ、このサイトを見つけました。

 

 

全記事読ませていただいて思ったのが、

 

 

「糖分の摂取が悪いのではなく、摂取後に小腸から吸収されなければ大丈夫なのではないか?」という考えです。

 

 

ブドウ糖であれば舌下吸収されてしまいますが、アカルボースに代表される、
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/アカルボース

 

 

グルコシダーゼ阻害薬について、コメントか記事でアリヤ様の意見を伺いたく思います。

 

 

ワガママかもしれませんが、糖化は嫌ですがラーメンもイタリアンも諦めたくないのです。

 

 

 

 

 

まず、質問内容を要約します。

 

 

 

 

  • 現時点で健康上の問題はない

 

 

 

  • 老化を防ぐ方法を探している

 

 

 

  • 糖質が悪いのではなく、小腸から吸収されなければよいのだと考えている

 

 

 

  • 「糖の吸収を抑える薬」についてどう思うか

 

 

 

  • 糖化は嫌だが糖質は止めたくない

 

 

 

 

健康に問題がなく、アンチエイジングにも関心があるようなので、そこまでは良いと思います。

 

 

 

 

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吸収率が下がる事は良い事なのか

 

 

 

>「糖分の摂取が悪いのではなく、摂取後に小腸から吸収されなければ大丈夫なのではないか?」

 

 

 

糖分の摂取は悪いです。

 

 

・・・が、少量であれば比較的安全にさばききれます。私でも1日10gは摂取しています。

 

 

 

体が元から「摂取後に小腸から吸収されるシステム」になっている以上、体の中に入った糖質はその流れに沿って進むのが健全…という事になります。

 

 

 

そのルートを悪者にして、強引に変えてしまう事が、体にとって本当にいい事なのか考えなくてはいけません。

 

 

 

体に有害な糖質の吸収を阻害する…と言えば聞こえはいいですが、本来のシステムを阻害することによって目的を達成するわけですから、簡単に考えるべきではないと思います。

 

 

 

 

 

以下が、紹介していただいた「アカルボース」の基本的な情報です。

 

 

 

『Wikipedia アカルボース』より引用

 

 

アカルボース(Acarbose)は、2型糖尿病を治療するための経口血糖降下薬で、四糖の一つである。

 

 

前糖尿病の治療薬として承認している国もある。

 

 

バイエル社によって、1973年放線菌Actinoplanes属のアミノ糖産生菌の培養液中から分離され、1990年ドイツにおいて医薬品として承認された。

 

 

ヨーロッパではGlucobay、日本ではグルコバイ、北アメリカではPrecose、カナダではPrandaseというブランド名で販売されている。

 

 

多糖からグルコースを切りだすα-グルコシダーゼの阻害剤として働く。

 

 

作用機序

 

アカルボースは、炭水化物の消化に必要な消化酵素、特に小腸から分泌されるα-グルコシダーゼや膵臓から分泌されるα-アミラーゼを阻害する。

 

 

α-アミラーゼは小腸内腔でデンプンをオリゴ糖にまで分解し、さらに小腸の刷子縁細胞に結合するα-グルコシダーゼがオリゴ糖、三糖、二糖をグルコース等の単糖に分解する。

 

 

これらの機構を阻害すると、炭水化物の消化率が落ち、グルコースの体内への吸収量が減る。

 

 

糖尿病患者に対して、この薬物治療法は短期間で血糖を下げることができ、さらに長期的にもグリコヘモグロビン値(HbA1c)を低下させる効果がある。

 

 

投薬

 

 

アカルボースは、炭水化物の消化を阻害するものであるため、食事の最初に摂取する必要がある。

 

 

食事に含まれる炭水化物の量によるが、大人の場合、1日あたり、50mgあるいは100mgを3度摂取するのが一般的である。

 

 

副作用

 

アカルボースは、炭水化物のグルコースへの分解を阻害するため、炭水化物がそのまま小腸に残留する。結腸では細菌が炭水化物を分解するため、屁(患者の78%)や下痢(14%)等の副作用がある。

 

 

これらの副作用は投薬の量に比例するため、一般的に、始めは少ない量で薬を服用し始め、希望する効果が表れるまで徐々に量を増やすようにという指導が行われる。

 

 

アカルボースを使うことによって逆に低血糖に苦むようになれば、フルーツジュースやグルコースタブレットのような単糖を含むものを食べればよい。

 

 

アカルボースは多糖の消化を阻害するため、アカルボースを服用している患者がデンプン質のものを食べても、低血糖の改善にはつながらない。

 

 

アカルボースの服用が心血管事故を抑制する可能性があり、この原因として高血糖の抑制に加えて、呼気中に水素ガスの増加が認められ、この増加した水素の抗酸化作用で心血管事故を抑制するメカニズムが想定されている。

 

 

 

 

 

グルコースの体内への吸収率が下がる…との事なので、良さそうには見えます。

 

 

 

では、本当にこれを使うことが良い事なのか考えてみます。

 

 

 

私は、事情があってどうしても糖質が制限できない人、例えば、ベジタリアンの方、付き合いが多い方、お供え物をする方…等に対して、糖質の害を最小限に抑える方法を紹介しています。

 

 

ベジタリアンや糖質を止められない人が、健康の為に摂っておきたい栄養素とは

 

 

 

この方法では、プロテインやビタミン等サプリメントを使います。

 

 

 

何かを飲んで糖質の害を最小限に食い止める…ので、一見同じように見えますが、薬を使う方法とは根本的に異なります。その違いを簡単に言うとこうです。

 

 

 

 

  • ビタミン・・・代謝をより活発にする(体の機能を阻害しない)

 

  • ・・・・・・吸収させない(体の機能を阻害する)

 

 

 

 

前者は健康的ですが、後者は体に負担をかけています。

 

 

 

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栄養療法と薬の違い

 

 

栄養療法と薬の違いが分かりやすく書かれた記事を紹介します。

 

 

『藤川徳美医師 facebook 2017年12月18日』より引用

 

 

代謝が良いと生命力が向上して寿命が延長するが、薬は・・・

 

 

 

代謝が良い、代謝が悪い、と言う言葉がある。

 

 

エネルギー代謝から見れば、代謝が良いとは好気性解糖でATPが多く産生され高体温(36.5~37℃)、代謝が悪いとは嫌気性解糖でATPが少なく低体温(35℃)。

 

 

もっと端的に言うと、代謝が良いとは「代謝酵素反応がスムーズに行われる」ということに他ならない。

 

 

主酵素はタンパク質、補酵素はビタミン(もしくは補因子としてのミネラル)。

 

 

つまり、タンパク不足、ビタミン不足、ミネラル不足があれば代謝酵素反応が滞って代謝が悪くなる。

 

(中略)

 

 

一方、ほとんどの薬は代謝酵素阻害作用を持つ。

 

 

薬とは、代謝酵素を阻害して、体内の特定の物質を増やしたり減らしたりするもの。

 

 

代謝酵素阻害作用は、拮抗薬、阻害剤(インヒビター)、ブロッカー、アンタゴニストなどと表現される。

 

 

胃潰瘍治療薬:

 

PPI(プロトンポンプインヒビター)、

 

H2ブロッカー、

 

 

降圧薬:

 

βブロッカー、

 

Ca拮抗剤、

 

ACE阻害薬、

 

 

抗精神病薬:

 

SDA(セロトニンドーパミン・アンタゴニスト)、

 

 

抗うつ薬:

 

SSRI(セロトニン再取り込み阻害薬)。

 

 

つまり、薬は症状を軽減する作用はあるが、寿命短縮作用があると言うことになる。

 

 

すべての薬を否定するわけではなく必要な人もおられるのは事実だが、できるだけ少量で済むことが望ましいことは間違いない、

 

 

 

 

 

『藤川徳美医師 facebook 2017年7月17日』より引用

 

 

(超基礎編-19)、ほとんどの医者はメガドーズのビタミンが薬として作用することを知らない、そして日本でもビタミンへの攻撃が行われている

 

 

 

薬の多くは自然界には存在しない合成物質であり、代謝阻害薬である。

 

 

つまり、特殊な合成物質のため特許で守られている。

 

 

代謝阻害作用により、血圧を下げたり、血糖値を下げたりする作用がある。

 

 

代謝阻害薬なので、治療域と中毒域の幅が極めて狭いのが特徴である。

 

 

例えば、抗精神病薬ジプレキサでは2.5mg~20mg、抗うつ薬ジェイゾロフトでは25mg~100mg。

 

 

薬をメガドーズで投与すれば体に害があることは誰でも知っている。

 

 

アメリカ政府FDAが規定したRDA(推奨食事摂取量)でのビタミン量は馬鹿げたほど低い値が設定されている。

 

 

さらに、Tolerable(or Safe) Upper Limit(安全上限量)というものまで記されている。

 

 

これは、RDAを設定した医者がビタミンを薬と同じ感覚で理解し、治療域、中毒域という枠にはめているということになる。

 

 

RDA,Tolerable(or Safe) Upper Limitには科学的根拠はない。

 

 

しかし実際は、B、Cの水溶性ビタミンは高用量投与しても過剰症はない。

 

 

ビタミンは低用量ならビタミンとして働き、メガドーズのビタミンは薬として働く。

 

 

しかし、医学部ではこのことは全く教えない。逆に、権威筋からは、”メガドーズのビタミンが効くなんてインチキだ”、”メガドーズのビタミンは危ない”などと言われている。

 

 

そういう理由で、ほとんどの医者はメガドーズのビタミンが薬として作用することを知らない。

 

 

 

 

『精神科医こてつ名誉院長のブログ 2年前は新薬と発がん性についての話題』より引用

 

 

2年前の記事

 

 

99%の新薬はミトコンドリア阻害薬であり発癌作用がある

 

 

特許の取れる新薬=自然界にない物質=生体内では異物として認識される

 

 

大多数の薬は代謝阻害作用を持つ

 

 

代謝阻害→ミトコンドリアの好気性解糖(クエン酸回路+電子伝達系)を抑制→嫌気性解糖が亢進→乳酸が蓄積して細胞内が酸性化→慢性疾患や癌を生じやすくなる

 

 

生体内異物は小胞体でのチトクロームP450で異化される→大量の活性酸素を生じる→慢性疾患や癌を生じやすくなる

 

 

ヒトでは発癌物質に暴露後、可視的な癌を生じるまで10-15年要する

 

 

新薬の臨床治験、長期試験は最長1年→発癌性の確認を行うのは不可能

 

 

古くからある薬で抗癌作用が確認されているのはメトホルミンのみ

 

 

 

このように、薬というのは、生体にとって異物であり、発癌作用の心配があります。

 

 

 

しかし、「糖質を食べながら、糖質の吸収を抑える薬を使う」場合、糖質を食べ続ける限り飲み続ける事になります。

 

 

 

もし、その薬によってエネルギー代謝が「嫌気性解糖 けんきせいかいとう」に傾けば、癌に限らず慢性疾患のリスクが上がります。

 

 

 

 

 

 

糖化を防ぐ為に行なった策によって、別の病気になったら意味がありません。

 

 

 

 

「糖化」だけ防ぎたいのではなく、健康になる事が目的なのですから。

 

 

 

ここまで、薬が代謝を阻害する事についてみてきました。

 

 

 

この事を頭に入れたうえで、次は「αグルコシダーゼ阻害薬」に焦点を当てます。

 

 

 

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αグルコシダーゼ阻害薬の効果と副作用

 

 

 

 

「αグルコシダーゼ阻害薬」については、カルピンチョ医師がいくつか記事にされていますので、その一部を紹介します。

 

 

 

『低糖質ダイエットは危険なのか?中年おやじドクターの実践検証結果報告 糖尿病の治療薬を見れば低糖質食が優れた糖尿病食とわかります。』より引用

 

 

2009年から日本でも認められた境界型糖尿病の進行予防薬に、実は糖質の吸収を抑制する薬剤があります。(ずっと以前から糖尿病治療薬としては使われていたものです。)

 

 

αグルコシダーゼ阻害剤というものです。

 

 

低糖質食とか糖質制限食のことを激しく批判する糖尿病専門医の方々はいまだに数多くいらっしゃいますが、そういう先生方に訊きたいです。

 

 

糖尿病治療薬の一つであるαグルコシダーゼ阻害剤の作用はどんなものかもう一度思い出してみてください。

 

 

あるいは、豆鼓やグァバ茶などの血糖を下げる効果があるとされる「トクホ」の食品の効果も見てみてください。

 

ここでαグルコシダーゼ阻害薬についてWikipediaの説明を引用しましょう。

 

 

*****

 

 

アルファ・グルコシダーゼ阻害薬 (αGI薬) は食物性糖質の1000倍も親和性の強い糖質類似物質(アナログ)である。

 

 

糖質が吸収されるためには澱粉のような多糖類から消化酵素の作用を得て二糖類(麦芽糖や蔗糖)、単糖類(ブドウ糖や果糖)に分解される必要がある。

 

 

その酵素、α-グルコシダーゼを阻害し、消化吸収を緩徐にすることで、血糖の上昇をおさえるので、食後過血糖改善薬ともいわれる。

 

 

*****

 

 

このように、この薬は食事から糖質が吸収されるのを阻害する薬です。

 

 

そしてこのαグルコシダーゼ阻害剤は糖尿病の治療薬、あるいは境界型糖尿病の予防薬として認められて(ベイスン)いますよね。

 

 

「低糖質食否定派」の先生方も使ったことがあるはずです。

 

これらの薬剤やトクホ食品の作用はでんぷんを分解して単糖化するαグルコシダーゼの機能を阻害して、その結果、血糖値の上昇を遅らせるものです。

 

 

そうすることが糖尿病の治療薬として、あるいは境界型糖尿病の進行予防薬として認められているわけです。

 

 

豆鼓やグァバ茶をずっと摂取し続けることで血糖を下げる効果があると認められていることについても、薬理作用的には糖質の吸収を遅らせるということが重要だとわかっています。

 

 

 

 

以下は副作用について詳しく書かれています。

 

 

 

『低糖質ダイエットは危険なのか?中年おやじドクターの実践検証結果報告 αグルコシダーゼ阻害薬の副作用を回避するには?』より引用

 

 

 

前の記事で糖尿病の治療薬であり、かつ、境界型糖尿病の進行防止薬でもあるαグルコシダーゼ阻害薬(認められているのはその作用が最も強力なベイスン)のことについて触れました。

 

 

この薬、糖尿病の治療薬でしょ?

 

 

と、書いたのですが、それは間違いないのですが、こういう反論もあります。

 

「αグルコシダーゼ阻害薬αグルコシダーゼ阻害薬は糖尿病治療薬として第一選択ではない、他のが効かなければ使う最後の補助的手段だ。そもそもあの薬は腹部膨満感や肝機能障害などの副作用が重要な問題であり、私はできるだけ使うべきではないと思っている。」

 

 

そうですか、わかりました。

 

 

そうおっしゃるのであれば副作用を回避する手段をお教えしましょう。

 

αグルコシダーゼ阻害薬を服用して腹部膨満感が生じるのはなぜだかお分かりでしょうか?

 

 

αグルコシダーゼの作用が阻害されて、小腸ででんぷんが単糖類までに分解されずに吸収されなかった結果、大腸に下りて行って、そこで腸内細菌による発行が進んで大量のガスが発生することが原因です。

 

 

それならば、そのでんぷんを減らせばその腹部膨満感は解消します。

 

 

そう、低糖質食を食べればいいだけのことです。

 

 

肝機能障害はどうするのだと?

 

 

αグルコシダーゼ阻害薬による肝機能障害の原因は便中に排出されるべき薬が腸に長時間滞在して吸収されることが問題です。

 

 

一番良い方法は、腸管粘膜の膜酵素であるαグルコシダーゼに薬剤が結合することなくスムーズに流れていくこと。

 

 

それなら、αグルコシダーゼ阻害薬を飲まないでも糖質吸収量が減るように、低糖質食にすればいいのです。

 

 

高糖質食を食べさせておいて、糖質吸収を妨げるαグルコシダーゼ阻害薬を飲むこと自体がマッチポンプでおかしいのです。

 

αグルコシダーゼ阻害薬をの副作用を防ぐベストの選択は、低糖質食にすることです。

単純明快です。

 

 

 

 

 

答えはでたようなものですね。

 

 

それでは、ここまでの話をまとめます。

 

 

 

  • 薬は元々生体にとって異物で、代謝酵素阻害作用がある

 

 

  • 「αグルコシダーゼ阻害薬」は、酵素である「α-グルコシダーゼ」を阻害する

 

 

  • 「αグルコシダーゼ阻害薬」の副作用は、「腹部膨満感」や「肝機能障害」

 

 

 

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薬を飲むメリット

 

 

 

代謝を阻害して、副作用があったとしても、それでも糖質の吸収が防げるなら良い

 

 

 

…と思う方もいるかもしれません。

 

 

 

ですが、最初に引用した「作用機序」のところを見て下さい。

 

 

 

>これらの機構を阻害すると、炭水化物の消化率が落ち、グルコースの体内への吸収量が減る

 

 

 

どのくらい「消化率」が落ち、「吸収量」が減るのか具体性がありません。

 

 

 

落ちる…ということは、「完全に消化されなくなる」わけではなく、

 

 

減る…という事は、「完全に吸収されなくなる」わけではないという事です。

 

 

 

 

「これを飲んでいるから安心だ」と糖質を沢山食べて薬を飲んでも、いくらかは消化吸収されるわけです。

 

 

 

摂取量が多ければ、当然吸収される量も増えるでしょう。

 

 

 

 

また、「糖の吸収を穏やかにする」というのも曲者です。借金を分割で払っても、借金自体が減るわけではありません。糖質もそれと同じです。

 

 

 

また、薬は飲み続けていると効かなくなる事もあります。

 

 

 

健康な人が、発癌リスクや副作用のデメリットを背負ってまで飲むメリットがあるのでしょうか。

 

 

 

 

 

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糖質との付き合い方

 

 

>糖化は嫌ですがラーメンもイタリアンも諦めたくないのです。

 

 

化学反応なのでこれはもう諦めて下さい。条件が揃ったら反応は起こります。

 

 

 

薬を飲んで糖化を防げたとしても、その薬によって別の疾患になる可能性が高いです。

 

 

 

そして薬の種類が変わっても、代謝酵素阻害作用があれば、やはり、体には悪いです。

 

 

 

 

「ラーメン、イタリアン」のところを「麻薬」に置き換えて考えてみると良いかもしれません。

 

 

 

糖質制限をしていても糖質を一生食べられないわけではありません、危険性を知った上で

 

 

 

一生食べないのか、

 

1年に1回は食べるのか、

 

1ヶ月に1回は食べるのか、

 

人との付き合いの時だけ食べるのか、

 

 

 

 

・・・制限のパターンを決めれば、たまには食べる事ができます。私もそうしています。

 

旅行中は糖質制限を一時的に止めて、サプリメントだけにしました

 

 

 

 

 

サプリメントも薬も適切に使えば効果があります。

 

 

 

しかし、適当に使ったり、それを使っているからと安心して、問題を改善しなければ、体調を崩します。

 

 

 

 

そして、一番良くないのは、危険性があるにも関わらず、それを過小評価する事です。

 

 

 

「これを飲めば大丈夫」とか、「悪いのは糖質じゃない」…とダメージを無かった事のように錯覚すると、ダメージに気が付かなくなります。

 

 

 

 

体に悪い物を食べる時は、それが悪いものだとしっかり認識した上で、覚悟を持って摂取する事が重要です。

 

 

 

 

 

 

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サプリメントが批判される理由を社会背景から考えてみた
サプリメントが批判される理由を社会背景から考えてみた

 

 

サプリメントは、知識をもって慎重に使えば、体質改善や、慢性疾患の治療に役立ちます。

 

 

 

 

 

 

 

しかし、結果が出ているにも関わらず、バッシングも多いです。

 

 

前回は、その批判内容が的外れである事を説明しました。

 

 

サプリメント肯定派が批判される理由は正当なのか検証してみた

 

 

本記事はその続編で、何故有益な情報が批判されるのかについて話していきます。

 

 

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低い栄養価の食べ物と有害物質のダブルパンチ

 

 

 

まず、サプリメントを摂取した方が良い理由についてお話します。

 

 

 

 

「明らかに足りない栄養素をサプリメントで一時的に補うのは良いけど、長期間の摂取は良くないと考えている」

 

 

 

・・・と言われる方がセットとして決まって言われるのが「栄養は食事から摂取した方が良い」というセリフです。

 

 

 

その人が満足ならそれでいいのですが、この発想が広がる程、「食品に含まれる栄養が少ない事実」が見逃され、結果的に栄養不足を放置する人が増えます。

 

 

 

なので、栄養を食品頼りにする危険性について述べておきます。

 

 

 

現代の食品の栄養が欠乏している事は、20年前からすでに言われていました。

 

 

 

私は10代の時からそれを知っているのですが、何故かいまだに食品に充分栄養があると思い込んでいる人達がいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

栄養が少ないだけならまだマシです。

 

 

 

農薬や食品添加物といった有害物質は、栄養を浪費させます。以下はその一例です。

 

 

 

『藤川徳美医師 facebook 2017年6月13日』より引用

 

 

食品添加物の中にはZnをキレートして体外に排泄させるものもある。

 

食品添加物の中にはB6吸収を阻害するものもある(コーラの色素、など)。

 

 

 

  • Zn(亜鉛)・・・ミネラル

 

  • B6・・・・・・・ビタミンB群

 

 

 

ちなみに、日本人が日常的に摂取している食品添加物の量は、1日10gと言われています。

 

 

小さじ2杯です。年間だと3~4kgです。

 

 

 

そのうちわけは、以下のようになっています。

 

 

 

 

  • コンビニ好きの独身男性・・・・・3食合計で90種類以上

 

  • 手作りの家庭料理を食べる人・・・1日あたり50種類程

 

 

 

 

家庭料理を食べている人でこれです。

 

 

 

普通に食べていたら「質的な栄養失調」になりますよ。ならない方が不思議です。

 

 

 

で、その結果どうなるかは、以下の記事に書いています。

 

草食系男子が増える原因は、価値観の変化でも女性の強さでもなく、生殖能力に影響を与える環境である

 

 

 

 

私が「社会環境が劣悪だから栄養が欠乏している」と知ったのは20年以上前ですが、現代社会は、当時よりもさらに健康を害する社会になってしまいました。

 

 

 

 

あの時とくらべて、遺伝子組み換え食品の蔓延、通信機器による電磁波、LEDによるブルーライト…体を傷つける物質が増えています。PM2.5もありますね。

 

 

 

パソコンや携帯画面のLEDバックライトを長時間見続ける事が多いですが、LEDに多く含まれるブルーライトは問題が多いです。

 

 

 

『雲の上はいつも青空 LED電球に』より引用

 

 

「私はLEDを、トロイの木馬と呼んでいます。

 

 

私たちにとって実用的で、多くの利点を持っているように見え、省エネで、長持ちするというので、家に招き入れました。

 

 

しかし、生物学上、精神的健康を、網膜の健康を、ホルモンや内分泌の健康を、こっそりと蝕む、多くの性質を持っています 。 」

 

 

 

 

ブルーライトは殺虫効果もあるので、個体の大きい人間も何らかのダメージを毎日受けているはずです。

 

 

 

肌の対策まで必要?ブルーライトの生体への影響は深刻だった

 

 

 

LED証明と従来の証明を果物に当てて観察した実験を見ると考えさせられます。

 

 

<LEDの影響> オレンジの観察』より引用

 

 

 

 

 

切ってみたところ。右の蛍光灯のオレンジはまだみずみずしく、食べてみると、購入時と変わらず、甘くておいしい。

 

 

左のLEDのオレンジは、水分が抜け、スカスカになっている。

 

 

味見をしてみると、刺激のある苦みが、いつまでも口に残る。(5/17)

 

 

1週間、蛍光灯とLEDの光にそれぞれ当てたオレンジは、2日後ぐらいから、明らかな違いが出て、1週間後、まだおいしく食べられるものと、とても食べようとは思えないものとに、はっきりと分かれました。

 

 

LEDのオレンジのほうは、味も、明らかに変わってしまっていて、身体への影響を思うと、やはりLED照明のスーパーで販売されているものを食べるのは、避けたいなと思います。

 

 

毎日、どんどんしわしわになっていく、オレンジの皮を見ていたら、LED照明を浴び続けると、人間の皮膚もこうなってしまうのではと、怖くなりました。(5/17)

 

 

 

PM2.5は有害だと認識していますが、LEDは安全という建前で蔓延しています。しかも白熱球が淘汰される流れになっています。

 

 

 

電磁波はどうなのか分からないですが、海外では問題視されています。

 

 

 

これらの有害物質にさらされると、体は回復の為に、せっかく摂取した栄養素を消費します。

 

 

 

例えば、目を酷使すると、修復の為にアミノ酸の一種の「システイン」が消費されます。システインは毛髪生成の材料なので、これが不足すると薄毛の原因になります。

 

 

 

特にブルーライトは目にダメージを与えますから、当然システインも減ることになります。

 

 

 

 

ディスプレイを眺める時間が少なく、システインの減り具合も少なかった昔の感覚と同じでいいのか?ということです。

 

 

 

 

有害物質に囲まれているので、それらがなかった昔に比べて、解毒、回復をし続けなければならない。

 

 

 

そしてそれをする為の栄養素は大量に必要になってくるでしょう。

 

 

 

 

食べ物自体に栄養素が含まれていない事も問題ですが、例え栄養を摂っていても、有害物質によるダメージの回復で浪費する事も問題です。

 

 

 

 

時々サプリメントを摂り始めた方が、メールやコメントで、「効果があるのは分かるけど、人間はこんなにサプリメントを飲まなければいけないのか?と考えてしまう」と語られる事があります。

 

 

 

それは、「サプリを摂らないといけない程、普段食べているものが低栄養な事」と、「有害物質の蔓延による体へのダメージの大きさ」に気付いていないだけです。

 

 

 

栄養は食品から…というのは、言い換えると

 

 

 

「栄養スカスカの食品から栄養を摂った気になって下さい、有害物質で体にダメージがある事は考慮しないで下さい」

 

 

 

・・・と言っているに等しいです。

 

 

 

食品で栄養を摂った気になっているので、栄養不足になっていても気が付きません。

 

 

 

世の中にはオーガニックの食品を買い求め、デトックスグッズをコレクターし、必死になって有害物質を避けている人もいると思いますが、完全に避けるのは不可能です。

 

 

 

「手作りの家庭料理を食べている人」でさえ、食品添加物を1日50種類程も摂取してしまっているのですから…。

 

 

 

また、避けられるものもありますが、電磁波やLEDのように避けられないものがあります。避けようとすれば、社会生活が困難になるので、受け入れざるを得ないのです。

 

 

 

そして、拘りの食品は高いです。その為、ある程度お金に余裕がないと継続が難しいです。

 

 

糖質制限をする前、自然農法の野菜をよく買っていましたが、普通の野菜より高くて、サイズも小さめです。

 

 

確かに普通の野菜に比べて栄養価が高く安全なのかもしれませんが、これを家族がお腹いっぱい、毎日食べるとしたら家計に負担がかかります。

 

 

 

私の母は栄養には関心がある方なので、父が退職するまでは、食品に拘っていましたが、年金暮らしになった途端、それを維持するのが難しくなりました。

 

 

 

 

品質の良い食材を買い続ける事は大変だと思います。

 

 

 

それに、自然…と言っても、品種改良されていますから、どういう育て方をしても不自然なのです。

 

 

 

そして、「サプリメントは不自然で、食品は自然」という発想も変な話です。

 

 

 

こだわりの食品ばかり食べている人はともかく、多くの人は「化学肥料で育てられた野菜」も日常的に食べていると思います。

 

 

 

 

 

  • 化学肥料などで人工的に栄養を与えそれを吸収してできた野菜

 

 

 

  • 人工的に栄養をカプセルや錠剤に加工したサプリメント

 

 

 

 

・・・表面は違いますが、元は人工的に手が加えられている・・・という点は共通しています。

 

 

それなのに、前者が自然で、後者が自然じゃない…というのは、どういう判断基準なのでしょうか。

 

 

 

これは肉、魚、卵もそうです。安いもの程、人工の薬とか栄養が加わっているはずです。

 

 

 

本当に自然の食べ物は、山菜とか、ジビエとか、限られた物だけではないでしょうか。

 

 

 

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薬とサプリメントはどちらが良いか

 

 

社会や食品がこの状態ですから、「栄養が欠乏することによって起こる疾患」にかかると改善は困難です。

 

 

 

食品の場合、カロリーが足りて、とりあえずお腹はいっぱいになるでしょうが、栄養が足りないので、食っても食っても追いつかないわけです。

 

 

 

足りなければ改善しません。

 

 

 

そこで、サプリメントに頼れば良いですが、サプリメントが嫌な人もいます。

 

 

 

そんな人が次に頼るのは…でしょうか。

 

 

 

例えば、「うつ」や「パニック障害」を栄養療法を使わずに治そうとした場合、どうなるのか、ちょっと調べてみました。

 

 

 

治らないだけならマシで、薬漬けになっているケースが目立ちます。

 

 

 

以下は海外の話です。たくさんある中の一部、「精神医学の標的となる子供たち」を紹介します。

 

 

 

 

 

「抗癌剤」や「スタチン」について調べた時も酷かったので、もう驚きませんが、「精神薬」の実態について調べてみるとこちらも相当酷いです。

 

 

 

何が酷いのかというと、薬の質…もですが、それを取り巻く社会環境です。

 

 

 

そして、動画は海外の学校の話ですが、日本も全く無関係ではありません。

 

 

 

『クローズアップ現代“薬漬け”になりたくない ~向精神薬をのむ子ども~』より引用

 

 

学校で問題を抱えた子どもが病院を受診し、薬をのむケースは最近、増えているといいます。

 

 

フリースクールの理事長奥地圭子さん。

 

 

ここ数年、子どもたちがすぐに、医療につなげられる傾向に疑問を感じてきました。
奥地さんは、全国の親の会に呼びかけて、子どもと医療の実態についてのアンケートを実施しました。

 

 

その結果、学校に通えない子どもの7割が精神科を受診。

 

 

さらに、その7割が向精神薬をのんでいました。

 

 

「学校から医療へのハードルが低くなり過ぎ、危険だと感じる。」

 

 

「これでは薬漬けになってしまうと、恐怖を感じている。」

 

 

「今は大変、薬が多剤、多量投与になっちゃってて、どうしてこんだけの薬がいるんだろうっていうくらいに出ます。果たして子どもにとっていいんだろうかっていう非常に大きい問題をつきつけられていることがわかる。」

 

 

 

このような実態を放置していたら廃人が増えます。

 

 

 

以前から、精神科系の病気は他の疾患に比べて生活が困難になるような気がしていました。

 

 

 

他の慢性疾患は、働きながら闘病したり、一時的に入院したり、困難ではあっても普通の生活ができる事もあります。

 

 

 

知り合いの70歳の保険外交員のおばちゃんは、抗癌剤治療をしながら仕事をしていました。癌でも仕事はできるわけです。しんどいとは思いますが。

 

 

 

 

それに比べて、うつやパニック障害は、聞く話だと、何年も闘病して仕事もできないし改善しない…というイメージが強いです。

 

 

 

 

私の知り合いでこのような疾患になったのは、学生時代の友人3人です。

 

 

 

このうち2人は若いのに何年も働けない状態です。1人は合う事ができたので栄養療法の事を話ましたが、他の2人は現在接点がないのでどうしているのか分かりません。

 

 

 

その様子を聞いて、何故精神科系の病気は治らないんだろう、何年もかかるのか?という疑問が常にありました。

 

 

 

働き盛りの若い人が何年も仕事ができないというのは、ただ事ではありません。

 

 

 

友人がそうなってから、飲んでいる薬が悪いのではないかとは前々から思っていましたし、私以外の友人も「あんなものを飲むからおかしくなる」と言っていました。

 

 

 

その後、藤川医師の記事から、うつやパニックに栄養状態がかなり影響していて、サプリメントを使う事で改善しやすくなる事を知ったわけですが、そういう方法があるなら拡散するべきだと思いました。

 

 

 

その時に一番に考えたのは友人の事です。

 

 

 

このような障害が栄養療法で改善できる事が一般的になっていて、彼らがもし、早いうちから栄養療法を行なっていれば、もっと違った結果になったのではと思うわけです。

 

 

 

薬漬けになる事を考えたら、サプリメントを使う事はメリットが大きいと思います。

 

 

 

 

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私がサプリメントの使用を肯定している理由

 

 

私が何故サプリメントを使った方が良いと考えているのかについてお話します。

 

 

 

スーパー糖質制限だけでも体質が変化し、健康で若々しくなります。しかし、それだけでは不十分です。「質的な栄養失調」の半分を解決したに過ぎないからです。

 

 

 

「タンパク質」や「脂肪酸」は非常に大事ですが、「ビタミン」や「ミネラル」を不足させない事も大事です。

 

 

 

でも私は、ビタミンやミネラルを野菜や果物ではなく、サプリメントから摂る事を勧めています。

 

 

 

野菜や果物は糖質が多いからです。

 

 

 

健康の為に頑張って食べようとすると、必ず量が増えて糖質量が増します。

 

 

 

糖質の危険性を訴えながら、ビタミンやミネラルは野菜や果物で摂りましょう…等と言えば、結局それは糖質に誘導している事になります。

 

 

 

つまり、糖質制限の効果を落とす事になるのです。

 

 

野菜や果物は健康的というイメージの盲点。ビタミン・ミネラルに注目しすぎる事で気付かれない糖質の害

 

 

 

 

そして、回復のスピードの速さも、サプリメントの使用を肯定する大きな理由です。

 

 

 

私は虚弱体質で30年以上過ごしたので、損をしたと思います。

 

 

 

もっと健康であれば選択肢も増え、具合が悪くなる事で人に迷惑をかけることなく、楽に楽しく過ごせたはず…と、体が丈夫になった今は思います。

 

 

早く健康になった方が質の良い人生をおくれます。

 

 

 

精神科系の疾患に限った話ではないですが、サプリメントを利用すべき場面ではさっさと利用して改善させた方が、泥沼にはまらなくて済みます。

 

 

 

しかし、「栄養価の低い食品」を食べ続けている現代人がサプリメントを拒否すると、以下のルートに進む可能性が高くなります。

 

 

 

 

様々な社会毒の蔓延

 

 

病人が続出

 

 

食品で治す事を勧める

 

 

栄養が少ないので治りが悪い

 

 

症状が治まらないので即効性を求めて薬に頼る

 

 

薬漬け

 

 

 

 

 

 

薬漬けにさせる為に、社会毒を蔓延させ、サプリを「危険だ」と言って飲ませないようにしているようにも見えます。

 

 

 

と同時に、社会毒が蔓延している事に目を向けさせないように、有害な物を安全であるかのように語るわけです。

 

 

 

 

 

 

糖質制限をしたり、サプリメントを飲む事で慢性疾患が改善します。

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、この有益な情報が、何故か無視されたり、バッシングされるのは、こういった理由があるからです。

 

 

 

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有益な情報・治療法ほど叩かれる

 

 

有益な情報・治療法は叩かれる

 

 

 

・・・等と言うと、「ありえない」と拒絶反応する人が大半です。

 

 

 

しかし、残念ながら人々にとって有益な治療法は葬られてきた歴史があります。「ありえない」と思う人は知らないだけです。

 

 

 

なので、読者の方に教えて頂いた、「ロイヤル・レイモンド・ライフ博士」の例を紹介します。

 

 

 

ライフ博士は、60000万倍の倍率の顕微鏡で、世界で初めて生きたままウイルスを観察した人です。

 

 

そして、光を使って、正常細胞に影響することなく、ターゲットのウイルスを破壊する治療法を開発しました。

 

 

 

『THINKER がんは光で簡単に殺すことができた!』より引用

 

 

ライフ博士は、 すべての物質と同様に、目には見えないレベルでウイルスもそれ独自の振動数で、振動していることに着目しました。

 

 

そして、そのウイルスと共振する周波数の光を照射して、ウイルスをさらに振動させました。 微生物がその構造的な形を維持するのに耐えきれなくなるまで照射レベルをさらに上げてやると、ウイルスの形は歪み、崩壊してしまうのです。

 

 

ライフ博士は、この周波数を「致死反応振動数(MOR)」とよびました。

 

 

そして、 この「致死反応振動数(MOR)」の光は、ウイルス以外の周りの正常な細胞には、いっさい害を与えないのです。

 

 

また、 電気を使用した治療法なので、実質的にわずかな電気代しかかからないため、治療費もたいへん安いものでした。

 

 

脱毛などの副作用に苦しんだりすることもなく、患者は、すみやかに治療されて、無事に家族の元にもどれるのです。

 

 

抗がん剤を用いた化学療法や放射線療法や外科手術のように命を危険にさらす必要もありません。

 

 

 

で、その効果か以下になります。

 

 

 

1934 年、南カリフォルニア大学は、特別医療研究委員会を設立して、ミルバンク・ジョンソン博士のパサデナ郡立病院の末期がん患者を対象にライフ博士の研究所でがん治療実験を実施しました。

 

 

その研究チームには医者や病理学者が加わり、患者の診察を行いました。

 

 

3 カ月の診療の後、委員会は 86.5 %の末期がん患者が完全に治癒したと報告したのです。

 

 

さらに治療は継続され、残りの 13.5 %の患者も 4 週間後にはこの治療によって完治してしまいました。ライフ博士の技術による治癒率は何と 100 %だったのです。

 

 

現代の最先端治療でさえ、がんの平均治癒率は、 15 ~ 30 %と言われていますから、この数値が、どれほど驚くべきものかおわかりになるでしょう。

 

 

 

お金がかからず、安全な治療法を開発したライフ博士がどうなったかについて紹介します。

 

 

悲劇の兆候は、まずライフ博士を買収することから始まりました。

 

 

1934 年 には、米国医師会の株式をすべて所有していたモーリス・フィッシュベイン氏が、弁護士をよこして、ライフ博士の治療法の独占権を渡すよう要求しました。しかし、ライフ博士は、それを断ったのです。

 

 

(中略)

 

 

まず、ライフ博士の研究所からフィルムや写真や研究書類の多くが盗まれました。しかし、容疑者が逮捕されることはありませんでした。

 

 

そして、ライフ博士の研究を立証するため、何億円もかけて設立されたニュージャージー州のバーネット研究所が放火されたのです。

 

これによって 、ライフ博士も窮地に立たされました。というのは、コンピューターがなかった時代にこれらのデータを復元することは大変なことだからです。

 

 

さらに、ライフ博士の貴重な顕微鏡は何者かによって、破壊され、 5682 もの部品が盗まれました。

 

 

そして、最後にとどめを刺したのは、警察による令状なしの捜索と違法な没収です。これにより、 50 年に渡るライフ博士の研究の残骸もすべて処分されてしまったのです。

 

 

 

ライフ博士は、最後は精神安定剤とアルコールの過剰摂取で亡くなっています。

 

 

実に気の毒です。

 

 

 

ですが、このような話は氷山の一角です。

 

 

 

 

これは強引に叩いた例ですが、手口はこれだけではありません。よく行なわれるのはイメージ工作です。

 

 

 

サプリメントを正しく使えば問題ないのに、「不適切な使い方をして失敗した例」だけをピックアップし、それが「サプリメントを飲む事自体」が危険であるかのように言ったり、

 

 

 

糖質を中途半端に減らしてタンパク質や脂質をしっかり摂る「なんちゃって糖質制限」で体調を崩した例を根拠にして、慢性疾患が改善する「スーパー糖質制限」が危険であるかのように語ったり、

 

 

「鉄不足の人は食事では追いつかないから、足りるまでサプリメントで補うと効果が早く、足りている人は飲む必要がない」と主張しているにも関わらず、「だれでも鉄をサプリメントで補う」ように主張しているかのようにすり替えてバッシングしたり、

 

 

 

このような方法で信憑性を落としていくわけです。

 

 

 

否定する事が目的ですから、根拠など適当です。ちなみに、ライフ博士の研究に対してもこのような事がありました。

 

 

 

また、当時ライフ博士の顕微鏡でウイルスが様々に形を変化する様子を目撃した科学 者とそれを見たことのない科学者との間では、激しい論争が起きていました。

 

 

当時、影響力のあったトーマス・リバーズ博士などは、何の調査をすることもなく、ウイルスの形態変化を否定します。

 

 

リバーズ博士の顕微鏡では、これらのウイルスの形態変化は観察できなかったため、彼は、「このウイルスの形態変化説というものには論理的根拠がない」と論破したのです。

 

 

 

歴史は繰り返すです。

 

 

 

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海外のサプリメントと国産のサプリメント

 

 

サプリメントを肯定する人達には、「海外のサプリも積極的に使う派」と「国産のサプリにこだわる派」がいます。

 

 

 

 

 

私は中身重視なので、海外のサプリでも使う派です。ブログで現在iHerbでサプリを購入している話もしています。

 

 

 

 

「国産のサプリにこだわる派」の人達が、時々海外のサプリを批判しているのですが、それを読んだ読者の方が不安がるので、その件についても述べておきます。

 

 

 

 

私は数社の様々な健康食品を子供の頃から飲んできたわけですが、そのどれも全て高価で高品質でした。

 

 

 

もちろん全て国産です。

 

 

多くの日本人は「メイドインジャパンは品質が良い」と認識していると思いますが、健康に関しては当てはまらないことも多いです。

 

 

 

以下の記事でもお話しましたが、日本は健康に対する認識が甘く、有害物質に対する規制も緩いからです。

 

 

安心・安全が大好きな日本!でも何故か「健康を損ねる物質」への規制だけは甘い

 

 

 

その為か、高品質(つまり、愛用している人の体調が明らかに改善する)な商品を扱っているこれらの会社は、ほぼ、自社商品の品質が海外(アメリカ)で認められた事を強調していました。

 

 

アメリカで認められる事は大変なんだ、それをクリアしたのだから品質には自信を持っている…ということをアピールするわけです。

 

 

セミナーであればスクリーンに、パンフレットであれば1ページを使って、それを証明するような写真や文章を掲載していました。

 

 

そういうのを見て、子供ながらに「あぁ、日本は規制が緩いんだな、海外で認められるような品質の方が良いんだな」という事を感じました。なので、

 

 

 

 

サプリメントは国産が良い、海外(アメリカ)の製品は良くない

 

 

 

 

・・・等という話を読むと笑ってしまいます。

 

 

 

 

高品質な国産サプリメントを長年売っている会社程、「海外の厳しい条件で認められた事」を誇りにしているわけです。その規制の厳しい海外で流通しているサプリメントが良くない…というのは酷い矛盾だからです。

 

 

 

だいたいピンからキリまであるのに、一概に「国産であれば良くて、海外であれば悪い」とひとくくりにしてしまうのも無理があります。

 

 

 

“国産”、“海外”という肩書きだけを見て中身を見て判断していないのです。

 

 

 

その程度の判断基準、分析能力しか持ち合わせていない人が、観察力が必要な栄養療法指導がまともに務まるのか疑問です。

 

 

 

 

私は「国産だろうが、海外だろうが、品質の良いものは良い、悪いものは悪い」と考えています。結果が出ればOK、安ければなお良しというスタンスです。

 

 

 

 

 

今は安いのでiHerbで海外のサプリばかりを頼んでいますが、結果的に安全で健康になるならどちらを使っても構わないと思っています。

 

 

 

ただ、高品質で低価格なので、圧倒的に海外の製品が使いやすいし、人にも紹介しやすいのは事実です。

 

 

 

 

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サプリメントの今後

 

 

緩い糖質制限をして体調不良になったり亡くなった方がいると、それを契機にして、糖質制限全体が悪いかのようにイメージ工作してバッシングされました。

 

 

 

それと同じで、今後、「いい加減にサプリメントを摂取して体調を崩した人」、あるいは、「鉄の安全な量を無視して飲んで具合が悪くなった人」が表れた場合は要注意です。

 

 

 

それを契機にして、「サプリメントの摂取自体」や「鉄をサプリメントで摂る事自体」を大々的に批判する可能性があるので、ここで釘をさしておきます。

 

 

 

 

このような事態になれば、結果的にそれで割を食うのは、栄養不足による疾患を抱えて生活に影響がでている人達です。

 

 

 

 

無理に食事だけで解決しようとした場合、必要な栄養が足りなくて、長年不快な症状と共に過ごさなくてはなりません。

 

 

 

例えば、糖質制限も鉄が足りないと、頑張っても上手くいきません。

 

 

 

栄養の不足によって、時には命に関わる事もあります。

 

 

 

それがいかにしんどい事かは、体験した人でないとわかりません。

 

 

 

サプリメントは、このような状態を次々に改善させています。100%万能ではありませんが、使い方次第でパーセンテージを上げる事は可能です。

 

 

 

しかし、快く思わない人もいます。

 

 

「サプリ=危険」という刷り込みをされれば、本当は改善する手段があるのに、無視する選択をとるでしょう。

 

 

 

確認せず流される人が多いからです。

 

 

 

専門家でさえ、批判する相手の情報の内容をきちんと読まないのですから、一般の人はもっと確認しないでしょう。

 

 

 

「サプリ=危険」という概念が、「不健康で困っている人が健康になるチャンス」を奪っているのです。

 

 

サプリメントを効果的に使うには知識、観察力が必要なのは事実です。適当に使えば失敗もするでしょう。

 

 

でもそれは、サプリメントに限りません。説明書を読まずに雑に扱えば、どんな事であっても失敗しやすくなります。

 

 

 

 

サプリメントは状況を見ながら慎重に扱えば確かに効果があります。

 

 

 

その情報が歪められて、必要な人に届かないような社会にしてはいけないのです。

 

 

 

ライフ博士のような人が叩かれて、損をするのは一般の人です。

 

 

 

 

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サプリメント肯定派が批判される理由は正当なのか検証してみた 
サプリメント肯定派が批判される理由は正当なのか検証してみた 

 

私は糖質制限やサプリメントで健康管理をしているので、その方法をブログで紹介しています。

 

 

なので、健康相談のメールやコメントがよく届きます。

 

 

内容は様々ですが、サプリメントに対して不安をもたれている方は結構多いです。

 

 

 

最近も「鉄をサプリメントで摂取する事」の問題点を指摘されました。

 

 

 

何故「鉄」かと言うと、私が以下のような記事を書いているからです。

 

鉄の過剰摂取は危険という考えを改めます。鉄サプリを半年間飲んでみて思う事

 

 

 

読んでいない方の為に内容を簡単に説明します。

 

 

 

私は女性なので、生理によって毎月「鉄」と「タンパク質」を失います。

 

 

 

生理がある女性は「鉄不足」になりやすいのです。

 

 

 

この「鉄不足」を放置すると、様々な慢性疾患につながります。

 

 

 

また、「鉄不足」で妊娠、出産をすると「産後うつ」の原因になったり、生まれてくる子供の健康状態にまで影響します。

 

 

発達障害を遺伝として片づけない。母親の鉄不足が子供の脳に与える影響とは

 

子供の歯並びが悪くなる真の原因。骨格的な不正咬合の予防は母親にかかっている

 

 

 

失ったら食事から摂取すればいいだろう…と思われるかもしれませんが、食事に含まれる量では足りません。微量なので歯が立たないのです。

 

 

 

生理がある女性の場合は、サプリメントを使わないと鉄不足の解消は難しいです。

 

 

 

私も鉄のサプリメントを飲むまでは、鉄が足りているかどうか測る「フェリチン」は低いままでした。

 

 

フェリチンと鉄不足について分かりやすく説明してみた

 

 

 

私が鉄不足の問題点に気付き、鉄のサプリメントを飲むキッカケになったのは、藤川徳美医師です。

 

 

 

心療内科のお医者さんで、栄養療法も積極的に行なわれています。

 

 

 

彼のfacebookや本は、私が行なっている糖質制限や、メガビタミン等の知識が豊富につまっており、常に勉強させてもらっています。

 

 

 

藤川医師やその他の人の情報を参考に、鉄を始めとしたサプリメントを飲んで1年半経ちました。

 

 

これで結果がでなければ肯定はしませんが、

 

 

 

サプリメントを飲む事によって、食事だけでは起こらなかった良い変化が次々と起きているので、鉄に限らず、私はサプリメントを利用する事は良い事だと思っています。

 

 

 

何を飲んでどうなったか…という途中経過は以下の記事に書いています。

 

私が2017年に飲み始めたサプリメントと、変化した健康状態

 

 

 

私は鉄不足をサプリメントを使って解消する事はもちろん、その他のサプリメントの使用もブログで肯定しているので、不安な人にはなるべく細かく説明するようにしています。

 

 

 

似たような質問が多いので、読者さんのやり取りを元に、「鉄をサプリメントで摂取する事の問題点」に対する私の考えを3回にわたって記事にしました。

 

 

ウコンが原因と見られる肝臓の障害は、本当に鉄が問題なのか考えてみた

 

 

サプリメントを過剰摂取しても問題ないケースと、その結果について

 

 

良い栄養状態の判断基準

 

 

 

 

このようなやり取りは何度かあるのですが、いつも違和感を感じていました。それは以下の2点です。

 

 

 

 

  • サプリメントの摂取に対する恐れが過剰

 

 

  • 鉄をサプリメントで摂取する事に対する批判が、的外れ

 

 

 

 

 

鉄をサプリメントで摂取する事や、藤川医師を批判している記事を、これまでも何度か見てきたのですが、それも同じ傾向です。

 

 

 

 

わざとやっているのか、誘導されてそのようにしているのか分かりませんが、

 

 

 

どちらにせよ、これによって損をするのは、「正しい情報を必要とする人達」なので、そのカラクリを解説しておきます。

 

 

 

 

一応、前回の続きになるので、先に3つの記事を読む事をおすすめします。

 

 

 

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藤川徳美医師の主張について

 

 

 

藤川徳美医師と言えば「鉄」で有名ですが、彼の記事、動画、本を調べると、鉄だけを勧めているわけではありません。

 

 

 

男性のうつは糖質過多が圧倒的…とも発言されているので、同じ症状でも原因が違う事、対処法が違う事をしっかり把握されています。

 

 

 

様々な情報を発信されていますが、心療内科の先生なので、必然的にその分野の疾患を改善させた話を語られる事が多いです。「うつ」とか「パニック障害」とか「統合失調症」…等です。

 

 

 

従って、これらの疾患の原因である「糖質過多」や「鉄不足」の患者さんと接する機会が多いので、その改善策に「糖質制限」や「鉄不足の解消」が目立つのは当然と言えます。

 

 

 

 

「鉄不足の症状」にフォーカスして掘り下げている時は、鉄不足とその危険性を強調されます。

 

 

 

ですが、これは「問題」に対する「解答」を述べられているのですから、理論的におかしくはありません。

 

 

 

 

しかし、人によっては、その様子が「いかなる時も、どんな人に対しても、鉄だけが大事であるかのように主張している」ように見えるのかもしれません(私には見えませんが…)。

 

 

 

 

前回も言いましたが、

 

 

 

 

藤川医師が「鉄不足とそれによる問題」を強調される時は、最初から最後まで話をきちんと読むと、「鉄不足の症状」について語られている時です。

 

 

 

サプリメントを使う場合は、どのくらいの量を、どのくらいの数値まで摂ればいいのか、具体的な数字でハッキリと示されています。しかも、その根拠は大勢の患者さんです。

 

 

 

また「症状の原因」が違う時は、それに合致する栄養素が必要である事を詳しく述べられています。他のミネラルだったり、ビタミンだったり、タンパク質だったり…。

 

 

 

いつも鉄だけを強調しているわけではありません。

 

 

 

私には「質的な栄養失調」にならないようにする為に、全ての栄養素について、時間をかけて満遍なく説明されているように見えます。

 

 

 

「質的な栄養失調」とは、

 

 

 

糖質過多、タンパク質不足、脂肪酸不足、ビタミン不足、ミネラル不足

 

 

 

…のことを指します。ちなみに、バランスよく食べている人は、この状態になっています。

 

 

 

しかし、栄養素は種類が多いので一度に全てを語るのは困難です。

 

 

 

それに、物事には事を円滑に進める為の優先順位というのがあります。要となる情報から順番に説明していった方がいいわけです。

 

 

 

このケースで優先して発信した方がいい条件とは、例えば、

 

 

 

  • 多くの人がわずらっている疾患に関わる栄養素

 

 

  • 多くの人が不足しやすい栄養素

 

 

  • タンパク質等の、働きの軸となる栄養素

 

 

  • 重要なのに社会的認知度が低い栄養素

 

 

 

・・・です。日本人の場合は、タンパク質不足、鉄不足、ビタミンB群不足、糖質過多です。

 

 

 

従って、藤川医師は、鉄だけでなく、これらの栄養素についても繰り返し述べられています。

 

 

 

既に多くの人が認識していて、問題視しているならいいですが、ほとんどの人は無関心です。そして、それを起因とする疾患が蔓延しています。

 

 

 

ここを改善せずに他の栄養療法をやると効率が落ちますし、そのせいで、ザルで水をすくうような効率の悪い健康法をしている人も大勢います。

 

 

 

 

ハッキリ言って、時間手間の無駄です。

 

 

 

 

それは、糖質過多やタンパク質不足を放置して健康食品を飲んで、虚弱体質が改善しなかった私にも当てはまります。

 

 

 

多くの人がこのような無駄な事をしなくても済むように、優先順位の高い情報は社会認知されるまで、何度も繰り返し強調するべきでしょう。(そのせいで、他の情報を紹介するのが遅れたとしても、それはそれで、「他にも大事な事はあるよ、これだけじゃないよ」と一言言って、後で説明すれば済むことです。その後で述べる内容も、優先順位の高い事をしていなければ効果が薄れるわけですから。)

 

 

 

知っている者の責任として私でもそう思います。

 

 

 

関心の無い人に対しては何度も繰り返し言う必要があるのです。

 

 

 

しかし、だからといって、その「強調している事」だけが全てなわけではありません。

 

 

 

話を戻しますが、藤川医師が鉄過剰について述べられている時、それは「鉄不足の症状」にフォーカスしているからこその、回答なのです。ちまたにある「〇〇を摂れば全て良くなる」的な内容では一切ありません。

 

 

 

鉄に限らず、その他のミネラル、ビタミンも重要であることは何度も繰り返し述べられています。これは熟読している人なら理解できます。

 

 

 

彼は大局的には、「質的な栄養失調」を改善させる事が大事であると主張されています。つまり、糖質過多、タンパク質不足、脂肪酸不足、ビタミン不足、そしてミネラル不足は良くない…という意味です。

 

 

 

その中で、日本人が優先的に改善した方が良いことの1つとして、鉄不足やビタミンB1の不足が挙げられているのです。これらは、あくまで局所です。

 

 

 

鉄不足だけを気をつけろとか、単体で特定の栄養素だけを摂れ…等とは言っていません。

 

 

 

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藤川徳美医師がfacebookや本で主張している事を検証してみた

 

 

 

ここで、藤川医師が実際にどのように語られているのか、記事や書籍をいくつか見ていきます。

 

 

 

以下の記事では、欧米人は鉄不足が稀である事を指摘されています。そして、鉄ではなく、彼らが不足しやすい栄養素について述べられています。

 

 

 

『藤川徳美医師 facebook 2014年12月28日』より引用

 

2-2.経口投与

 

 

鉄剤経口投与は必要量だけトランスフェリンと結合し、吸収される

 

鉄剤経口投与による遊離鉄過剰は理論的にあり得ない

 

 

鉄過剰症の判断はフェリチン値

 

鉄経口投与で過剰症にはなりにくい(溝口徹先生の講演資料ではほぼならないと記載)

 

欧米の基準ではフェリチン100以下は鉄不足

 

欧米では鉄不足は少ない様子、アメリカの栄養療法の本でも、亜鉛不足、マグネシウム不足、ヨウ素不足、リチウム不足、の次に鉄不足が記載されていた

 

 

→肉食が主体の欧米では、ベジタリアン以外は鉄不足にならない

 

 魚介類摂取が少ないため、亜鉛、マグネシウムが不足しやすい

 

鉄不足より鉄過剰への言及が多い

 

 

 

 

 

以下の記事では、目標値に達する期間と、それに達したら鉄を終了する事が書かれています。

 

 

『藤川徳美医師 facebook 2015年7月27日』より引用

 

 

ちなみに50歳以上の女性でも10-20%に鉄不足を認めますが、鉄剤投与6-12ヶ月でフェリチン値は十分上昇するため、その時点で鉄剤処方は終了となります

 

 

 

 

また、症状に合わせて治療法を選択する事も書かれています。栄養療法だけ、鉄だけ、ではありません。

 

 

 

『うつ・パニックは「鉄」不足が原因だった / 著者:藤川徳美』より引用

 

 

それでは、初診時で、フェリチン値が31~50の人はどうでしょうか。

 

 

私の基準では、鉄不足という判断になりますが、一般的にはギリギリのラインかもしれません。

 

 

いずれにせよ、フェリチン値はまず、50超えを目標として、鉄剤を処方します。

 

 

こうした、フェリチン値は低いが、極端に低くはないという患者さんの場合には、栄養以外の問題、つまり、睡眠の問題や、家庭や職場の人間関係などの心理社会的因子の関与も大きい可能性がありますので、それに適した療法を併用しながら様子をみていきます。

 

 

 

(59p)

 

 

 

 

以下は、男性や閉経女性の鉄剤投与への慎重さが伺えます。

 

 

男性の鉄不足は極めて稀です。極端な低タンパク食やベジタリアン、もしくは痔出血がある人などに生じる場合があります。

 

 

女性と異なり、鉄剤投与によりフェリチン値は速やかに上昇します。

 

 

この症例の場合、毎月フェリチンが10ずつ上昇しています。

 

 

このような患者さんに、年単位で鉄剤を漠然と投与してしまうと、鉄過剰症のおそれもあります。

 

 

ですから、男性、そして50歳以上の女性は、フェリチン値を見ながら、どの時点で鉄剤をやめるかの判断が重要となります。

 

 

一方、月経で鉄を失う15歳から50歳までの女性は、いくら鉄剤を継続しても、フェリチンが100に届かない人が多く、鉄過剰症の心配はほとんどないでしょう。

 

 

(143p)

 

 

 

また、過去のインタビュー動画をみても、男性はあえて鉄剤を飲む必要がない人がほとんどだと述べられていました。

 

 

 

色々調べましたが、

 

 

 

フェリチンが充分ある閉経女性や男性は飲む必要はない、鉄が足りている欧米人のような人は、鉄よりも別の栄養素を摂る事が適している・・・としっかり説明されています。

 

 

 

 

 

く ど い ですが、

 

 

 

藤川医師、そして、それに影響を受けている人達が、鉄サプリを飲むように勧めている対象は、「フェリチンが少ない人」です。

 

 

 

藤川医師はどんな人が飲めば良いのか、どのようにして量を調節し、どういう結果になったのか、大多数の患者の例を具体的に出しながら、フェリチンの目安、フェリチンを測れる病院、サプリも複数メーカを提示されています。

 

 

 

中学生程度の国語力があれば、どこからどう見ても、「鉄不足じゃない人まで鉄を摂りなさい」…等と主張されていないと読み取ることができます。

 

 

 

これが「鉄は必要だから誰でもたくさん飲みましょう」等と言っているなら、確かに危険です。それなら私も警戒します。

 

 

 

しかし、そんな主張はしていないのですから、警戒も批判もする必要がありません。

 

 

 

その情報を一切読まずに、危険危険と言っている人達に違和感を感じます。

 

 

 

 

批判するだけ批判しておいて、「藤川医師も誰でも飲めとはいっていないと思いますが…」的な事を付け加えられていたりますが、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なら問題ないだろうが

 

 

 

 

・・・と彼の情報を読み込んでいる私は思うわけです。

 

 

 

「ある問題行動をしていない」のにも関わらず、まるでその行動を行なっているかのように決め付け、それに対して文句を言っているのですから、空論もいいところです。

 

 

 

この件で言えば、「フェリチンが不足していて鉄が必要な人に鉄サプリを勧めている」という事実があるにもかかわらず、

 

 

まるで、「不特定多数に鉄サプリを際限なく勧めている」かのような言い方で、過剰!危険!とわめいているのです。

 

 

 

 

全てひとくくりにして「鉄サプリの摂取を勧めるのは危険」とするのは、誤解を与える表現です。

 

 

 

 

これは、藤川医師や鉄をはじめとするサプリに対して、「悪イメージ工作」を行なっているようなものです。

 

 

 

 

こうやって騒ぐことによって「サプリメントを摂った方が良いと主張する奴は、頭のおかしい奴である」というイメージ付けを行なっているともとれます。

 

 

 

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過剰の基準

 

 

前回、ミネラルは複合的に比率よく摂取する必要がある事をお話しました。

 

 

 

単体で過剰摂取をすると、他のミネラルの吸収を妨げたり、体に不具合が起きるからです。

 

 

それはそうなのですが、この一面だけを見て「単体の大量摂取=過剰だ」と反応するのは間違いです。

 

 

 

前提条件によっては、単体の摂取であっても過剰にはなりません。

 

 

 

 

ある単体が、他の物質に比べて過剰に欠けていたら、他のもの以上に補う必要があります。

 

 

 

例えばA、B、C、Dがマイナス2で、Eがマイナス5だった場合、A~Eを全てプラス2ずつ摂っていたのでは、Eだけはマイナス3のままです。

 

 

 

この場合、マイナスが多いEだけプラス5にするのは適切です。

 

 

 

 

日本人は鉄不足に対する国策が行なわれていないので、生理がある女性は鉄不足になりやすいです。

 

 

不足になりやすい環境だからこそ、多く摂る必要があります。欠けたままにしておく方が問題です。

 

 

 

これが仮に、不足分以上に、プラス6とか10とか摂っていたら問題かもしれませんが、そんな事をしろとは言っていないわけです。

 

 

 

Eはマイナスが他と比べて多いから、満ちるまで摂りましょう…と言っているので問題はありません。

 

 

 

大量=過剰 ではなく、

 

許容量を越えた=過剰 なのです。

 

 

 

従って、大量であっても許容量に達していなければ不足になり、反対に、少量であっても許容量を越えていればそれは過剰にあたります。

 

 

 

・・・このように、条件によって「過剰の基準」は変わります。

 

 

 

 

そして、大量と言っても、見境なしに飲めとは主張されていません。1日に摂るサプリの量を具体的に提示されているので、その容量を守って、数ヶ月かけて、上げていけば安全です。

 

 

 

 

量だけを見て、「過剰だ、過剰だ」と判断するのは考えが浅いと思います。

 

 

 

 

鉄単体を許容量を越してまで摂れとは言っておらず、1度に飲む適切な量を示し、合わせて「質的な栄養失調」を改善させるようにと主張されているにも関わらず、

 

 

 

どういうわけか、「いつも鉄だけをサプリで過剰に摂れ」と言っているかのように解釈し、それ対して、「鉄の過剰摂取は危険」だの、「サプリメントで摂る事は危険だ」と反応している人達がいます。

 

 

 

これは、「他のに比べてEは3少ないから、満ちるまでサプリで補いましょう」…と言っているのに、

 

 

「いかなる状況でも、Eだけを過剰に摂れ」と言っているかのように解釈し、それに対して、「Eだけ多めに摂っている、過剰だ、危険だ」と言っているようなものです。

 

 

 

 

これっておかしいと思いませんか?

 

 

 

時々、鉄をサプリメントで補う事や、サプリメント自体を否定しているサイトを紹介されるのですが、その内容を読んでみると決まってこのパターンです。

 

 

 

その様子を見て、臨床で効果がある方法で、しかも問題のない量を提示しているにも関わらず、それでも過剰に否定するか?・・・といつも不思議に思っていました。

 

 

 

 

しかも、フェリチンが足りて症状が改善すれば鉄を減らし、中止する方向にしている事も書かれているのにです。

 

 

 

それでも「長期間摂ったらどうなるかわからない」等と言って、行なわない対応の結果起こる事を心配するわけです。

 

 

 

 

だから誰もそんな事をしろとは言っていません。

 

 

 

的外れな事を根拠に叩いているのです。

 

 

 

この話は、糖質制限のバッシングを彷彿とさせます。

 

 

 

 

有益な情報に対する批判の仕方

 

 

 

糖質を中途半端に減らして(つまり糖質を食べながら)、タンパク質や脂質をタップリ食べ続ける事で慢性疾患になったり、死亡率が上がったりするデータがあります。

 

 

 

このような食事は、「緩い糖質制限」に等しいです。そして、「糖質制限ダイエット」もこの部類に属します。糖質の減らし具合が甘いからです。

 

 

 

この「緩い糖質制限」は、糖質を徹底的に制限した「スーパー糖質制限」とは内容も結果も全く異なります。私は両方実践したのでよく分かります。

 

 

【脂質+タンパク質】は良くて【糖質+脂質+タンパク質】が良くない理由

 

 

 

「緩い糖質制限」は慢性疾患のリスクがありますが、糖質を徹底的に制限した状態でタンパク質や脂質を多く摂取する「スーパー糖質制限」は健康になります。

 

 

 

また、体質改善もできますし、癌や難病の治療にも応用できます。

 

 

 

 

その違いが分かっていながら、糖質制限否定派は

 

 

「糖質を中途半端に減らして(つまり糖質を食べながら)、タンパク質や脂質をタップリ食べ続けて慢性疾患になったり、死亡率が上がったりするデータ」を持ち出して、全く違う習慣である「スーパー糖質制限」まで危険であるかのように叩きます。

 

 

 

違うわけですから、その根拠で「スーパー糖質制限」が叩かれる筋合いはないわけです。

 

 

 

何度、「批判の根拠は、スーパー糖質制限に該当しない」と主張しても、違うデータをネタに叩く事を止めません。

 

 

 

これは、批判する事が目的で、理由は何でもいいと見て間違いないでしょう。

 

 

 

だから正確でなくても、それらしいものであれば根拠に使うのです。

 

 

 

 

「鉄を許容量を越えてまで摂れ」とは主張していないのに、「過剰に摂取しろ」と主張しているかのようにすり替えて、批判の根拠にするのも同じです。

 

 

 

その叩かれる根拠が間違っているのですから、批判される筋合いはありません。

 

 

 

だから、見ていて違和感を感じていたのです。

 

 

 

 

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サプリメントの長期間摂取に対する不安

 

 

 

詳しくは前回の記事に書いたのですが、サプリメントの長期間の摂取を心配する人がいるので、栄養を食事以外から長期間取ったらどうなるか・・・についても話しておきます。

 

 

 

私がもし健康食品でミネラルを何十年と飲んで健康な人達の事を見ていなければ、もしかしたら10年、20年と長期で摂った場合、不都合があるのかな?…等と考えたかもしれません。

 

 

 

しかし、私はミネラルを適切に大量に長期間摂った人が健康で若々しい状態を維持している事を知っています。

 

 

 

従って、不足している人に適切な量を与えた場合、それが例え世間一般の基準とかけ離れていても安全だ…と言われたら納得できます。

 

 

 

また、ミネラルではないですが、メガビタミン実践者が長寿であり、それを批判した医師達が短命だった事も知っています。

 

 

 

『藤川徳美医師 facebook 2017年12月18日』より引用

 

 

メガビタミン実践者は皆、長寿で生涯現役だった。

 

 

三石先生95歳、ホッファー92歳、ポーリング92歳、ロジャー・ウイリアムス95歳。

 

 

ポーリングを批判した医師達のほとんどは、60歳代で死亡している。

 

 

 

ビタミンもミネラルも配合が絶妙であれば、長期摂取しても問題はないのです。

 

 

 

 

 

サプリメントが批判される理由を社会背景から考えてみたへ続く

 

 

 

 

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良い栄養状態の判断基準
良い栄養状態の判断基準

 

 

 

読者さんから、鉄の過剰摂取についてコメントをいただいたので、私の考えをお話しています。

 

 

 

 

本記事はその3回目で、以下の続編なので、まだの方は、先にこちらからお読み下さい。

 

 

ウコンが原因と見られる肝臓の障害は、本当に鉄が問題なのか考えてみた

 

 

サプリメントを過剰摂取しても問題ないケースと、その結果について

 

 

 

 

というわけで、前回の続きです。

 

 

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鉄の摂取と発ガンのリスク

 

 

(2)鉄の長期間摂取は発ガンのリスクを高める。

 

 

肝臓とは直接に関係ないですが、例えば清水泰行医師は「(鉄)1日18㎎という量でも有意にがんのリスクが上がる」と言っています(上の記事)。

 

 

 

つまり鉄は、それほどの過剰摂取でなくても、長期間摂取することで弊害があるのです。

 

 

これは、人体が長期間の鉄分摂取を想定した構成になっていないことの証拠と言えるでしょう。

 

 

この研究と藤川医師の経験談のどちらを信用するかと言えば、研究ですよね。

 

 

また、過剰な鉄が他にも色々な病気をもたらす(しかも、発症するまで症状がない)のは、アリヤさんがご存じのとおりです。

 

 

 

この「鉄の長期間の摂取が癌になる」…という見解ですが、どこまで本当なのか疑っています。

 

 

 

 

「鉄の過剰摂取」が癌の原因になるという説がある一方で、「鉄不足」によって癌になると考えられる説もあるからです。

 

 

 

 

『精神科医こてつ名誉院長のブログ がんのビタミンC点滴療法、カタラーゼと鉄不足について』より引用

 

 

”パラダイムシフト好きの外科医”さんによると、がん患者では低フェリチンの人、異常な高フェリチンの人が多いそうです

 

 

異常な高フェリチンは鉄が過剰なわけではなく、がんによって細胞が壊されている状態、つまりミトコンドリア膜から鉄が血中に漏出していると判断されます

 

 

 

 

精神科医こてつ名誉院長のブログ 鉄が欠乏するとミトコンドリアの数が減る』より引用

 

 

もし、電子伝達系に鉄が欠乏していると、人体は食物からエネルギーを作り出すことができません

 

 

すると細胞はその中にあるミトコンドリアの数を徐々に減らしてしまいます(鉄が足りないので減ってゆきます)

 

 

ミトコンドリアの減少は「エネルギー産生の減少」を引き起こしますから

 

 

*肥満/糖尿病/高脂血症など:脂肪や糖をエネルギーに変換できない

 

*倦怠感:エネルギー不足

 

*免疫低下:免疫細胞のエネルギー不足

 

*各臓器障害:各臓器の細胞のエネルギー不足

 

 

などが発生してゆきます

 

 

 

この記事は「エネルギー代謝」の流れを理解していないと分かりにくいと思います。

 

 

簡単に言うと、ミトコンドリアが減少する事で「嫌気性解糖 けんきせいかいとう」に傾くから良くないわけです。

 

 

 

で、嫌気性解糖に傾くと以下の様になります。

 

 

 

 

鉄不足

 

 

ミトコンドリアの減少

 

 

嫌気性解糖主導

 

 

乳酸の蓄積による血液の酸性化

 

 

細胞の癌化

 

 

 

 

 

以下の記事で、エネルギー代謝の流れと、癌について書いています。

 

 

エネルギー代謝について分かりやすく説明してみた

 

 

癌細胞と癌家系について分かりやすく説明してみた

 

 

 

重要なところを太字にしました。

 

 

 

『藤川徳美医師 facebook 2016年2月18日 鉄不足があるとガンになりやすい』

 

 

鉄不足があるとガンになりやすい

 

 

鉄不足→好気性解糖の機能低下→嫌気性解糖主導になる

 

 

乳酸蓄積、酸性化、低体温化

 

 

これってすなわちガンになりやすいということですよね

 

 

世紀の大発見か!、と思い「ガン 鉄不足」で検索したら、溝口先生がもう指摘されていました

 

 

ガン治療に関して鉄不足対策は非常に重要と書かれていました

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

http://healcancer.jugem.jp/?eid=100

 

http://healcancer.jugem.jp/?eid=101

 

http://healcancer.jugem.jp/?eid=103
がんへの栄養アプローチでは、鉄が不足している患者さんへは、積極的にヘム鉄の補充を行い鉄欠乏の補正をしています。
体内に存在する鉄のうち、鉄イオンが過剰な状態になることは、体内での活性酸素の発現を増し、さらにフェントン反応というフリーラジカル発生の悪循環のきっかけになるため、当然としてがんだけでなく多くの疾患の原因となることを示します。

 

 

つまりここでは鉄の過剰ではなく、鉄イオンの過剰状態は危険であるというように明確に表現を区別しなくてはなりません。それは、その他の存在形式で存在している鉄は、なんの問題を生じることが無いからです。

 

 

 

私達の身体は、鉄が非常に重要でありそして上述のように危険をともなう分子であるため、厳重な調節機構(ホメオスターシス)を持っています。

 

 

つまり通常であれば鉄を食材やサプリメントで摂取しても、体内の危険な鉄イオンが増えないように、何重にもセーフティー機構が準備されています。
万一の鉄の過剰時には、小腸の粘膜をねこそぎ剥いで貯蔵鉄を便中に排泄するほど厳重なのです。
鉄イオン以外のその他の存在形式で存在している鉄は、なんの問題を生じることが無いのです。
鉄を飲んでもらう代わりに点滴をすることになるのですが、それは鉄イオンを体内で急激に増す可能性がある危険な治療法となるわけです。

 

 

鉄の不足によるこれらの環境はガン細胞にとってとても過ごしやすいものになってしまいます。

 

 

鉄イオンの過剰は、避けなくてはならない状態ですが、鉄の不足はガン細胞にとってすごしやすい環境を作ってしまいます。
鉄は充分にある状態にしながら鉄イオンの発生を抑制することががんの治療には重要なのです。

 

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細胞を使った実験で、「鉄が過剰となると毒性がある」と報告されているのは、全て鉄イオンのこと

 

 

蛋白と結合していない鉄であるフェジンを頻回静注するは寿命を縮める医療行為

 

 

生体内で存在する鉄は常に蛋白と結合しており、鉄イオンではない

 

これは生体にとって必須であり決して危険なものではない

 

これを取り違えて”鉄が増えると危ない”という医者が多い

 

本当に医学部ではウソばかり教えている

 

 

鉄(Fe)について、基礎的な知識、治療の実際、臨床症状

 

https://www.facebook.com/tokumi.fujikawa/posts/711407125642281

 

 

 

 

 

そして、鉄不足とタンパク質不足はセットです。

 

 

 

『精神科医こてつ名誉院長のブログ ガンと鉄タンパク質』より引用

 

 

FBのガン患者のグループの生化学データを拝見すると、アルブミン(Alb)2.0ととんでもないタンパク不足となっている人もおられ、当然ですが精神科患者とは比較にならないくらい栄養が悪い人が多い。

 

 

ガン患者ではフェリチンが低い人も多いようです。

 

 

古川健司先生の本でも、Alb3.5以下は生命予後不良と書かれていました。

 

 

東口高志先生の本では、ガン患者はガンで死ぬのではなく、栄養障害による感染症で亡くなる、と書かれていました。

 

 

 

鉄タンパク不足では、ミトコンドリア量の減少、ミトコンドリア機能の不活性化が起こっているはずです。

 

 

 

片方が「鉄の過剰摂取で癌になる」と訴え、片方は「鉄不足が原因で癌になる」と主張しているわけです。

 

 

 

中間がベストということになりますが、このように意見が食い違っている状況では、普通の人は混乱するでしょう。

 

 

 

 

「鉄過剰で癌になる」と主張している人は、「鉄不足で癌になる」という説を把握した上で述べているのか、

 

 

 

「鉄不足で癌になる」と主張している人は、「鉄過剰で癌になる」という説を把握した上で述べているのか…

 

 

 

 

このような点も見るべきです。

 

 

 

 

 

どちらも癌のリスクがあるなら、1日18mgで癌のリスクが上がる…という話を鵜呑みにするのは要注意です。

 

 

 

例えば、私のように「フェリチンが約200ある女性」なら18mgも必要ないでしょう。

 

 

 

 

 

すでに足りていますから。

 

 

 

しかし、「鉄サプリを飲んでもフェリチンがなかなか上がらない女性」であれば、1日18mgは少ないです。そういう人は、その18mg摂らなかった事で、低フェリチンが続き、癌のリスクが上がる事も充分あるわけです。

 

 

 

 

 

低フェリチンが癌や慢性疾患の原因にならないなら、18mgでやめておけばいいかもしれません。

 

 

 

しかし、そうではありません。

 

 

 

また「長期間摂取」と言われていますが、これもまた実に曖昧です。

 

 

 

状態が改善した時点がゴールなのであって、そこに到達するまでの時間は関係ないと思いませんか?

 

 

 

何故なら、人によって体質改善にかかる時間が違うからです。

 

 

 

どんなに時間をかけても基準値に達せず改善しないのなら、「長期間だから」という理由で打ち切ることは適切ではありません。

 

 

 

例えば、私はフェリチン49から、1年近くかけてフェリチン約200になりました。私は、フェリチンが順調に上がっていった方だと思います。

 

 

 

1年で改善したなら、同じ療法を2年、3年と続けるのは、確かに“長期間摂取”に該当するでしょう。

 

 

 

しかし、中には同じように鉄を摂取してもなかなかフェリチンが上がらない人もいるようです。

 

 

 

そんな人が、改善もしていないのに、「長期間で危険だから止めた方が良い」と言われて、途中でスパッと断ったら鉄不足は改善されないわけです。

 

 

 

これは「鉄不足」に限らず「タンパク質不足」にも言えることです。長年タンパク質不足だった人は取り返すのに時間がかかるそうですから。

 

 

 

だから時間で区切る事に意味はないと思っています。

 

 

 

「量が多いか少ないか」や、「治療時間」は、実際の体調や数値を見て判断するのが適切だと思います。長期だ、短期だという見方をしていては本質を見失います。

 

 

 

ちなみに、前回お話した、私が飲んでいたミネラルの商品にも、鉄はしっかり含まれているので、飲む30分前後はタンニンを含む飲み物を飲まないように注意します。

 

 

 

現実を見ると、それを長期大量摂取している人は、やはり、健康になっています。

 

 

 

濃縮したミネラルを飲んでいても、鉄をしっかり含んでいても、癌にはならないのです。

 

 

 

むしろ癌が治ります。

 

 

これも「鉄の長期過剰摂取が癌になる」という説と矛盾します。

 

 

 

私は論文よりも現実に起こる事が重要だと考えています。

 

 

 

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論文を当てにするということ

 

 

 

鉄を長期間飲む事で癌のリスクが上がる…という主張ですが、その根拠は、実体験ではなく、論文でした。

 

 

 

この論文というのが曲者なのです。

 

 

 

論文や大学は、真実を隠蔽する為に働いています。それを後押しするのがメディアです。

 

 

 

 

 

 

世の中のほとんどの人は「論文は正しいだろう」「〇〇の研究だから大丈夫だろう」と考えていますが、それ自体がインチキであるという発想が全くありません。

 

 

 

論文があるから正しいだろう…という考えは、社会問題について考察されていない人の発想です。

 

 

 

社会問題を含めて医療を見ている人は逆に、論文がある説だから怪しい…と考えます。

 

 

 

 

また、「研究」と「藤川医師の体験談」では研究の方を信用すべき・・・というのも、「研究の方が正しいだろう」という願望にすぎません。

 

 

 

中身を見て判断する気がないのです。

 

 

 

それは宗教の信仰となんら変わりません。

 

 

 

 

私は誰の研究だからとか、誰の体験談だから…といった信仰ではなく、主張している内容が信実と一致しているかという点だけを見ています。

 

 

 

 

鉄の話でいえば、鉄を1日18㎎飲む事で癌のリスクが上がるなら、実際にそういう人が表れているかどうかに注目します。

 

 

 

もしその説が本当なら、鉄を適切に治療に使っている藤川医師の現場でも癌になる人が次々に現れているはずです。

 

 

 

私の体験でも同じです。

 

 

 

鉄で癌になるなら、ミネラル(鉄を含んだ)を大量に飲んでいる人の中に、それを起因とした癌になる人が何人も表れているはずです。

 

 

 

私はミネラルの商品を扱っている会社を20年以上みてきましたが、そういう人が実際に表れた話を聞いた事がありません。

 

 

 

癌が治ったという話は聞きますが。

 

 

 

研究の世界の中で癌になる人がいる、いる…と言っているだけで、現実世界で普通に表れないのなら、その研究は本当なのか疑うべきです。

 

 

 

「進化論」も進化がある、ある…と言っているだけで、実際に今この瞬間、種の壁を越えて進化する現象は起きていないわけです。化石も見つかっていません。それなのに進化がまるで現実に起きているかのように語られています。

 

 

 

誰が言っているか…ではなく、現実に起きることが大事です。

 

 

 

そういう点では、藤川医師の発信されている情報は、きちんと読んで実践すれば、だいたいその通りになっています。

 

 

 

どこから資金を得て研究されたかわからない論文より、再現性という点では、藤川医師や三石巌氏のノウハウは優れています。糖質制限もです。

 

 

 

一個人の体験よりも研究を信じなければいけない…という洗脳にかかっていては、でっちあげられた学問に簡単に騙されてしまいます。

 

 

 

私がそう主張するのは、人類の役に立つ研究は潰されてきたことを知っているからです。調べたら、こんな話はあらゆる分野で山ほどでてきます。

 

 

 

つまり、やたらと攻撃をされるような説ほど、人類にとって本当に役に立つ説である可能性が高いのです。

 

 

 

逆に攻撃をされない、安泰で、脚光を浴びるような説は人類にとって悪いものの可能性が高いです。

 

 

 

私達は洗脳によって良い物を有害だと思い込むように、有害なものをありがたがるように誘導されていることを忘れてはいけません。

 

 

 

論文や専門家の意見は、話半分で聞いておくぐらいに留めた方が良いです。中にはまともなものもあるでしょうが、それを検証するのは困難です。

 

 

 

資金も設備もありませんから。

 

 

 

論文や専門家の言った事でも、それを誰でも再現、確認できるなら信用してもいいでしょう。そのかわり再現できる事に限られますが…。

 

 

 

そして、一般の人にとって、誰が言ったかなんてハッキリ言って関係ないわけです。

 

 

 

一番重要なのは、それを実践して、自分にも効果があるのか、何人が試して安全だったのか…ということです。

 

 

 

私は医療従事者ではありませんし、自分が発見したような事は何もありません。ただ、先人が実践して成功したことを、忠実に再現して、その体験や、上手くいかなかった点を分かりやすくまとめているだけです。

 

 

 

その素人の私の書いた記事をわざわざ時間を使って読んだり、参考にしたりする人達がいる…ということは、誰が言ったのかよりも、内容が重要なのです。

 

 

 

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細菌の餌になる鉄は人体の免疫力も上げる

 

 

鉄は細菌の餌になるから過剰に摂取すると感染症になりやすい…と言われます。

 

 

 

しかし、鉄不足だと免疫機能が低下するわけですから、それはそれで感染症にかかりやすくなることになります。

 

 

 

これも、癌の時と同じで、両方語らないとフェアではありません。

 

 

 

鉄を摂る事で、敵の戦闘力だけが上がるならヤバイですが、同時にこちらの戦闘力も上がるならパワーバランスは同じです。

 

 

 

むしろ敵の戦闘力が上がるからと言って、鉄不足を放置する事の方が弊害が大きいと思います。

 

 

 

一応言っておきますと、高濃度のミネラルを飲んでいる人で、それが原因で感染症にかかったという話は聞いた事がありません。

 

 

 

もちろん私の身内もなっていません。

 

 

 

風邪を引いて、調子が悪い時ほど多く飲んでいます。

 

 

 

 

 

糖質とスタチンと鉄

 

 

>糖質を制限する・スタチンを飲まないという立場を取るのなら、鉄剤を飲まないという立場を取るべきです。

 

 

 

世の中には「同列に扱って良い問題」と、「同列に扱うべきではない問題」があります。

 

 

 

この3つを、「問題物質」と捕らえて、ひとくくりにされているのかもしれませんが、本質を見ると、同列に扱うべき物質でないことは明白です。

 

 

 

  • 糖質

 

  • スタチン

 

 

 

 

「スタチン」は、薬なので本来人体に必要なものではありません。薬としてメリットがあるのかもしれませんが、それ以上に「抗癌剤」同様、悪い話ばかりが目立ちます。それに利権も絡んでいるため論外です。これを警戒した方が良いのは当たり前です。

 

 

 

「糖質」は人体にとって必要です。しかし、体には糖質を造る機能も備わっていて、それが正常であれば必要な量は充分足りているので、それ以上は有害です。外部から摂るべきではないと判断します。糖質は必要ではあるけども、外から補う必要がなく、無駄に摂りすぎている物質です。

 

 

 

「鉄」は、体に必要な栄養素であり、外から補わなければならないミネラルです。それなのに不足している事で多くの人に不具合が起きています。不足問題を弱小に扱う事で、日常生活に支障がでている人がいます。

 

 

 

 

この3つは問題の本質が違うので、判断が違うのは当たり前です。

 

 

 

同列に扱うのではなく、状況を把握してから、それぞれに適した判断をした方がいいと考えています。

 

 

 

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自然の食べ物の問題点

 

 

 

>それに対して、自然の食べ物は上手くできています。代謝しやすいよう様々な栄養素がセットになっています。

 

 

また、繊維が栄養の吸収を穏やかにするので内臓に負担をかけません。

 

 

さらに、繊維は腸内細菌のエサになるので、腸を健康にします。

 

 

 

まず、現代に生きる私たちが「自然」だと思っている環境が「自然」ではないという事を忘れています。

 

 

 

現代の品種改良された食べ物は、必要なビタミン・ミネラルが少なく、糖質が多いです。

 

 

 

「代謝しやすいセット」ではなく、「ビタミンやミネラルを浪費するセット」になっています。

 

 

 

 

「線維は腸を健康にする」と信じられています。

 

 

 

しかし、食物繊維の発酵によって生じる短鎖脂肪酸を栄養源としているゴリラも、死因の多くは腸炎です。

 

 

遺伝子の99%が同じでも、人間とチンパンジーの消化器官の構造は違う

 

 

 

食物繊維の消化に適した「発酵タンク」を持っているゴリラでもそうなるので、その消化システムを持っていない人間の身体には負担が大きいです。

 

 

 

 

 

サプリメントを摂取する場合の注意点

 

 

>ただし、ある栄養素が不足している(ことが検査で明らか)なら、薬やサプリで摂取するのは仕方ないです。

 

 

ですが、その場合さえも、ちゃんと体内量をモニターすることが前提です。

 

 

しかも、一回で大量に摂ると内臓に負担がかかるということは留意すべきです。

 

 

これは同感です。

 

 

 

すでに藤川医師がそのように慎重に情報発信されていますから、彼の情報が正確に広がれば安心ですね。

 

 

 

 

そして、現在の食事をしている人達はみな、「質的な栄養失調」に陥っているので(つまり現代の食事をする人は不足し続けるので)、常に摂り続ける必要がある事になります。

 

 

 

 

また、血液検査の基準が間違っている(体が元気になる為の基準でなない)ので、「検査で大丈夫だから」と不足を放置しないようにすることも重要です。

 

 

 

 

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食事をバランス良く食べるべきではない理由とは

 

 

 

>さらに言うと、肝臓を癒やす栄養素は他にもあるので、結局は「バランスよく食べましょう」という当たり前のスローガンに行き着きます。

 

 

 

「必要なものが複数あって、それぞれを全部必要なだけ摂取する事」は、「絶対量」という概念であり、「バランス」とは違うと思います。

 

 

 

バランスとは、単純につりあいがとれている状態を意味します。

 

 

 

ミネラルに限らず、栄養について語られる時は、この“バランス”という言葉が使われます。

 

 

 

しかし、「バランスが良い」という言葉を使う時は、前提として「バランスが良い状態がどういう状態か」を正確に分かっている必要があります。

 

 

 

1:1でバランスがいいのか、2:1でバランスがいいのか、1:10でバランスがいいのか…状況によって全く違うわけです。

 

 

 

そのバランスが良い状態を知らずして、「バランス良く」…等と言うのは空論です。

 

 

 

 

 

 

しかし、この言葉を使う人に限って、「どういう状態がバランスが良いのか」という肝心な事が分かっていないのです。

 

 

 

例えば、体の構成成分は以下のようになっています。

 

 

 

 

  • 水・・・59%

 

  • タンパク質・・・18%

 

  • 脂質・・・17%

 

  • 無機塩類・・・5%

 

  • その他(核酸・糖質)・・・1%

 

 

 

この比率で体はバランス(釣り合い)を取っていることになります。バランスを語るからには、この構成が頭に入っている必要があります。

 

 

 

しかし、「栄養はバランスが大事」という人は、この比率を無視し、というか分かっていないので、糖質を60%摂るべきだ…等と言うわけです。

 

 

 

またある人は、「バランスが大事」と言いながら、「あっちが5なら、こっちも5必要、まんべんなく5にしましょう。つりあいがとれた、めでたし、めでたし」…という感覚で、「バランス」ではなく、とりあえず「均等」になるように意識します。

 

 

 

 

  • バランス・・・釣り合いがとれていること

 

  • 均等・・・平等なこと

 

 

 

 

何故その量、比率なのか…という根拠や具体性に欠けているのです。

 

 

 

 

次は、ミネラルのバランス…ではなく、人体を健康にするミネラルの最高の比率について考えてみます。

 

 

 

ミネラルの比率

 

 

 

健康食品で効果が表れている現実を考えると、ミネラルには健康に導く、絶妙な配合というか、組み合わせ…黄金率のようなものがあるようです。

 

 

 

1つのミネラルを単体で許容量を越えて摂取すると問題が起きる事はすでに述べましたが、

 

 

 

例え複合でも、組み合わせが悪ければ効果が落ちたり不具合が起きたりすると考えて間違いないでしょう。

 

 

 

そして、組み合わせや比率で結果が変わるのは、ミネラルだけではなくビタミンも同じだと思います。

 

 

 

「完璧な比率や組み合わせ」を見つけるのは難しいです。

 

 

 

ミネラルは、どんな比率で釣り合いがとれているのか(つまり、どんな状態がバランスが良いのか)分かっていない事も多いからです。

 

 

 

1つのミネラルを偏って摂取した場合、他のミネラルを阻害する作用が働きます。

 

 

 

だからといって、拮抗関係にある栄養素同士を均等にとればいいか…というと、そうでもありません。その力が必ずしも同じわけではないからです。

 

 

 

例えば、カルシウムとマグネシウムは拮抗していますが、摂取の目安は、以前は「2:1で摂るのが望ましい」と言われていました。それが「1:1が良い」になり、現在は「マグネシウムは単独で考えるべき」という説になってきたようです。

 

 

 

分かっている事もありますが、分かっていない事もあります。

 

 

 

 

「奇跡の水」のように、飲んだ人が健康になるから調べたら、偶然ミネラルのバランスが良かった…というケースはありますが、単体でサプリを買って組み合わせるのは、深い知識や観察力、トライ&エラーが必要です。

 

 

 

その人の栄養状態も関係してきます。

 

 

 

「最高の結果を出すための配合」を突き止めるのが難しいのは事実ですが、組み合わせが良ければ素晴らしい効果を発揮するので、ここがミネラルのおもしろいところです。

 

 

 

 

このように、ミネラルは拮抗関係がありますし、ビタミンとも連携して働いているので、“バランス”という言葉を使いたくなる気持ちは分かります。

 

 

 

 

しかし、拮抗関係でもない物質をバランスよく摂る意味はなんなのでしょうか。「肉を食べたら野菜は2倍食べよう」とか…。

 

 

 

 

こういう適当なのは止めましょう。

 

 

 

 

分かっていない事もあるので、分かる範囲でではありますが、必要な栄養素をそれぞれ絶対量摂る方が効果が高いです。

 

 

 

 

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ターメリックの安全性

 

 

>とは言え、「ウコン(ターメリック)は、インド人達が大丈夫なんだから、日本人も大丈夫だ」と考えるのは、軽率だと思います。

 

 

 

インド人が大丈夫だから日本人が大丈夫だ・・・等とは考えておりません。

 

 

これですね。

 

 

ターメリックパウダーをたくさん使うと粉っぽい風味になるので、1度に沢山は入れませんが、毎食に含まれていたら結構な量になります。

 

 

日本のサプリメントのセコイ量を上回っているのではないでしょうか。彼らがそのような食生活で鉄過剰になるのか…という疑問も残ります。

 

 

さらに、ターメリックに含まれている鉄は100gあたり41、4mgです。これは他の食品と比較して最高に高いわけではありません。

 

 

ターメリックに含まれる別の栄養素との関係もありそうです。

 

 

ターメリックで鉄過剰になる人は、元から別の疾患があるのではないでしょうか。

 

 

↑この私の意図を説明します。

 

 

 

インドのような他民族国家で、大勢の人がターメリックを使っているのだから、それは長期の人体実験に等しいのではないか、

 

 

「ウコンと、そこに含まれている鉄によると考えられる病気」を問題化しておきがら、この重要な点に注目しない不自然さについて、おかしいと言っているのです。

 

 

 

もしウコンで鉄過剰になるのなら、彼らの中からそのような人達が表れ、インドの大学で研究されているはずだ、そうでないのなら、ウコンと鉄過剰を結びつけるのは早合点ではないのか・・・という意味です。

 

 

 

少なくともウコンを問題化する時点で、彼らが鉄過剰になっていないかを調べ、その上で本当に因果関係があるのか考えるべきです。

 

 

 

そして、何故私がこの地域の人達を引き合いに出したかというと、他民族国家だからです。

 

 

 

多い順からアーリヤ系、ドラヴィダ系、そして東に行けば日本人と同じようなモンゴロイド系…と様々な民族がいます。

 

 

 

モンゴロイド系は全体からすると少数ですが、インドの人口自体が多いのでサンプルとしては充分です。

 

 

 

様々な人種による長期の生の結果がそこにはあります。

 

 

 

さまざまな人達がターメリックを始めとしたスパイスを長年使い続けていているのですから、鉄過剰が発症し、問題が起きていれば表ざたになっているはずです。

 

 

 

ベジタリアンは心臓病のリスクが多いとか、不食の人を監視カメラで何日も観察する実験とか、インドならではの実験があるように、ターメリックで鉄過剰になるかどうかの実験もしているはずです。

 

 

 

 

>インド人達はウコンの有害性を、他の栄養素や、耐性のある体質、生活習慣によって中和しているかもしれません。

 

 

 

中和しているかも…と、素人がこの点に気がついた事が重要です。もちろん私も思いました。

 

 

 

このような可能性に察しがつけば、ウコンだけが悪いと決め付けるのは早合点であることは分かります。

 

 

 

肝機能の問題をウコンのせいだと思う人なら、ウコンを食べても平気な人は何故なのか、何故日本人だけがおかしくなるのかに着目し、本当にウコンが原因なのか疑ってみるのが普通です。

 

 

 

素人でも気付くことを、何故専門家が気付いて調査しないのか?そこが不自然です。

 

 

 

 

気づいた事

 

 

 

ここまで、頂いた返信に対して、考えを述べました。

 

 

 

実は最近、サプリメントに関する似たような質問を、何件か他の方からも頂きました。

 

 

 

心配なのは分かるのですが、心配が過剰になると、「サプリ=危険」というイメージが一人歩きし、「サプリを使用した方が良い人」まで根拠なくサプリを拒絶するようになります。

 

 

 

それは、為にならないわけです。

 

 

 

私も慎重ですが、心配になった時は、その心配は真実に根ざしたものなのか、できる限り確認します。

 

 

 

「怖い」と思っているものが、本当に怖いものなのか分からない…

 

「安全だ」と思っているものが、本当に安全かどうか分からない…

 

 

 

そう思わされているだけかもしれないからです。

 

 

 

調べ、実践し、本当にヤバイなら警戒するべきですが、そうではなく、なんとなくイメージに載せられて怖がっている人も多いです。

 

 

 

「危険じゃないものに対して異様にビビッている」その状況に対して、以前から違和感を感じていました。

 

 

 

その違和感が今回記事を書いていてハッキリしたので、次回の記事ではその事についてお話します。

 

 

 

サプリメント肯定派が批判される理由は正当なのか検証してみたへ続く

 

 

 

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サプリメントを過剰摂取しても問題ないケースと、その結果について
サプリメントを過剰摂取しても問題ないケースと、その結果について

 

 

前回は読者さんとのコメント欄でのやりとりをそのまま載せました。

 

 

ウコンが原因と見られる肝臓の障害は、本当に鉄が問題なのか考えてみた

 

 

 

 

この記事の内容を簡単に言うと、

 

 

 

「鉄分を過剰に摂ると肝臓が線維化するという医師のコメント」に対してどう思うか?という質問と、私の返信です。

 

 

 

その後、再び返信を頂きましたので、本記事でそれを紹介します。

 

 

 

そして、後半でそれに対する私の考えを述べていきます。

 

 

 

頂いたコメントは、サプリメントに対して多くの方が考えている事でもあるので、なるべく細かく話していきます。

 

 

 

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読者さんの返信

 

 

 

まず、頂いた返信を紹介します。

 

 

長いので、読みやすくする為に4分割し、一部文字装飾します。

 

 

 

アリヤさん、詳細な回答をありがとうございました。じっくり読ませていただきました。

 

 

しかし、私はやはり「鉄分をサプリで長期間摂取することは危険だ」と考えます。ただし、「鉄分を摂ることは危険」と言いたいのではありません。また、鉄分が不足している人が「サプリで短期間」摂ることも否定しません。

 

 

あくまで「サプリで長期間」摂取することが危険だということです。理由は以下の3点です。

 

 

(1)鉄調整機能が鉄の大量&長期間摂取に耐えられるのか未検証。

 

 

アリヤさんは、鉄が肝疾患の原因でないことの大きな根拠して、「鉄は過剰分が排泄される仕組みになっているから」と言っています。

 

 

しかしその仕組みは、確かに短期間の鉄分調整には機能するでしょうけど、鉄の大量&長期間摂取に耐えられない可能性が高いです。

 

 

というのは、人類は長い歴史の中で、そのような環境に置かれたことがないからです。ミネラルは通常、自然の食物にわずかしか含まれていません。

 

 

人類はそのわずかなミネラルを体内で貯蔵して健康を維持してきました。逆に言えば、そうしたわずかなミネラルで十分なはずです。むしろ過剰なミネラルは体に悪影響を及ぼします。

 

 

ですから、人類はミネラルの吸収率を下げて、体内のミネラルが過剰にならないようにしているのです。

 

 

それなのに大量&長期間摂取し続ければ、体内の調整機能が破綻して取り返しのつかないことになるでしょう。それは様々な公害で証明されています。

 

 

藤川医師は診療経験上、大丈夫だと主張しているようですが、エビデンスとしては弱いです。長期間の追跡調査をしていない統計は信憑性が低いです。

 

 

特に肝臓は(アリヤさんが言うとおり)再生能力の高い臓器ですから、症状が出るまで十年以上かかるかもしれません。しかし、そのことは検証されていません(少なくとも科学的には)。

 

 

もし十年後に症状が出た患者がいても、藤川医師は「それはその患者の元々の疾患で、鉄とは関係ない」と言うかもしれません。実際、藤川医師の考えに疑問を呈している医師がいます。

 

 

http://promea2014.com/blog/?p=1131

 

 

また、アリヤさんは『鉄が排泄されない場合は、鉄が悪いのではなく、「既に細胞が壊れる疾患になっている事」や、「正常に排泄されない状態」が悪いと考えられます。』と述べられました。一般論としては、その理屈が正しいです。

 

 

しかし、その不調が当の鉄によってもたらされる(おそれがある)場合は、やはり鉄を大量&長期間摂るべきではありません。

 

 

例えば、人体には「万一の鉄の過剰時には、小腸の粘膜をねこそぎ剥いで貯蔵鉄を便中に排泄する」仕組みがあります(上の記事)。

 

 

でも、これはあくまで万一の時の仕組みです。鉄の大量&長期間摂取でその仕組みが作動しつづけたら、小腸に不具合が生じることは容易に想像がつきます。

 

 

 

(2)鉄の長期間摂取は発ガンのリスクを高める。

 

 

肝臓とは直接に関係ないですが、例えば清水泰行医師は「(鉄)1日18㎎という量でも有意にがんのリスクが上がる」と言っています(上の記事)。

 

 

つまり鉄は、それほどの過剰摂取でなくても、長期間摂取することで弊害があるのです。これは、人体が長期間の鉄分摂取を想定した構成になっていないことの証拠と言えるでしょう。

 

 

この研究と藤川医師の経験談のどちらを信用するかと言えば、研究ですよね。

 

 

また、過剰な鉄が他にも色々な病気をもたらす(しかも、発症するまで症状がない)のは、アリヤさんがご存じのとおりです。

 

 

 

(3)鉄は少量OR短期間なら肝臓に悪影響がない。

 

 

ウコンの記事の医師が「鉄は一部の肝臓の悪い方に悪影響を及ぼすことがわかっています」と断言しているので、そのことは事実だと思います。

 

 

でもそれは、裏を返せば、「肝臓が健康なら大丈夫」ということでしょう。健康であれば、鉄調整機能と肝臓の再生機能が働いて、肝臓の健康が維持されるのでしょう。

 

 

つまり、鉄が肝臓に適切に蓄積されている分には、活性酸素が発生して炎症が起こるのだとしても、自浄作用によって回復するのでしょう。

 

 

逆に言えば、肝臓の再生能力が高いのは、鉄(や他のミネラル)を貯蔵するためなのかもしれませんね。

 

 

 

以上の3つの理由から、私は「鉄分をサプリで長期間摂取することは危険だ」と考えます。

 

 

鉄剤を飲むのは、糖質摂取やスタチン服用と同じ過ちを招くおそれがあります。

 

 

ご存じのとおり、糖質は、摂取しても血中濃度を一定に保つ調整機能(膵臓)があります。しかし、過渡的には血糖値が上下して体にダメージを与えます。さらに調整機能が疲弊すると上手く作動しなくなり、不具合が生じます(糖尿病やその合併症)。

 

 

 

また、スタチンは、コレステロールを下げて血栓を予防しますが、他の病気のリスクを高めて総死亡率を高めます。

 

 

 

鉄剤を飲むこともそれらと同じような弊害をもたらすおそれが高いです。

 

 

 

糖質を制限する・スタチンを飲まないという立場を取るのなら、鉄剤を飲まないという立場を取るべきです。

 

 

 

 

 

●余談

 

 

私は、「精製されたものは摂るべきではない」という立場です。精製されたものとは、薬やサプリ、白米、小麦粉、砂糖、油等のことです。

 

 

精製されたものは体に強く作用します。それによってバランスを崩しますし、悪ければ体を壊します。

 

 

それに対して、自然の食べ物は上手くできています。代謝しやすいよう様々な栄養素がセットになっています。

 

 

また、繊維が栄養の吸収を穏やかにするので内臓に負担をかけません。さらに、繊維は腸内細菌のエサになるので、腸を健康にします。また、野菜は体内の過剰な塩分を排出するのに役立ちます。

 

 

ですので私は「自然のものを自然な形で自然な量だけ食べる」のがいいと考えます。

 

 

と言っても、私も「主食をしっかり食べるべき」とは考えません。糖質を減断し、その代わりにタンパク質と脂質をしっかり摂るという立場です。ただ私は、アリヤさんと違って、野菜も摂るべきだという立場ですが。

 

 

ただし、ある栄養素が不足している(ことが検査で明らか)なら、薬やサプリで摂取するのは仕方ないです。ですが、その場合さえも、ちゃんと体内量をモニターすることが前提です。しかも、一回で大量に摂ると内臓に負担がかかるということは留意すべきです。

 

 

 

●ウコンは冤罪

 

 

私も、肝障害をウコンだけのせいにするのは間違いだと思います。ウコンの記事内の調査は、どういう方法で行われたのか怪しいです。

 

 

単に「肝障害で病院を受診した人の中でウコンを摂っていた人が多かった」というだけなら、「元々肝臓が悪い人が、健康のためと思ってウコンを摂取しただけだ(しかも過剰に)」と言えます。

 

 

実際、記事の医師も「薬物性肝障害は、肝臓に何らかの問題がある人に起こりやすいことがわかっています」と言っています。

 

 

ただし、「ウコンは肝障害を改善しない」という事実は大事な教訓ですね。

 

 

「肝臓がそこそこ元気なら、適量のウコンを摂ると、クルクミンによって肝臓が癒やされる(そして、少量の鉄による悪影響は肝臓の再生能力で回復される)」と考えるべきでしょう。

 

 

さらに言うと、肝臓を癒やす栄養素は他にもあるので、結局は「バランスよく食べましょう」という当たり前のスローガンに行き着きます。

 

 

とは言え、「ウコン(ターメリック)は、インド人達が大丈夫なんだから、日本人も大丈夫だ」と考えるのは、軽率だと思います。

 

 

私も「大丈夫だろう」と思っていました。ですが、アリヤさんの色々な説明を読んでいて、考えを変えました。

 

 

インド人達はウコンの有害性を、他の栄養素や、耐性のある体質、生活習慣によって中和しているかもしれません。そういう可能性がある以上、「インド人達が大丈夫なんだから、日本人も大丈夫だ」とは言えません。

 

 

それに(アリヤさんが言うとおり)ウコンごときで肝障害を発症させる人は、他に不具合を抱えている可能性があります。確かに、ウコンだけを見ていては駄目ですね。

 

 

 

●ウコン記事の医師の「脂肪肝の人の血液は、ほとんどの人が鉄過剰だった」という発言は、どう解釈すればいいのか不明です。

 

 

これに関してアリヤさんは「細胞が壊れる病気だから」と述べられています。その見解は妥当です。それに、記事の医師の発言だけでは、「鉄過剰が原因で脂肪肝になる」のか「脂肪肝が原因で鉄過剰になる」のかが分かりません。

 

 

 

医師か記事が、故意に読者を惑わそうとしているように思われます。

 

 

ここまでが、頂いた返信になります。

 

 

 

次にそれに対する私の考えを述べていきます。

 

 

 

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鉄の長期摂取について

 

 

>アリヤさんは、鉄が肝疾患の原因でないことの大きな根拠して、「鉄は過剰分が排泄される仕組みになっているから」と言っています。しかしその仕組みは、確かに短期間の鉄分調整には機能するでしょうけど、鉄の大量&長期間摂取に耐えられない可能性が高いです。

 

 

 

欧米では小麦に鉄を、中国では醤油に鉄を入れているそうです。

 

 

 

「食品に鉄を入れる事」も「サプリメントの鉄を飲む事」も、「足りない鉄を補う」という点では同じです。

 

 

 

そして、欧米人の鉄不足は稀だそうですから、効果を発揮しているようです。

 

 

 

 

この国策がいつごろからなのか分かりませんが、すでに長期、そして大多数、それも様々な人種で人体実験済みではないでしょうか。

 

 

 

 

鉄が加えられているのは食品なので、生理で鉄を失う人も、そうじゃない人も、みんな長期間摂取している事になります。

 

 

 

 

中国はともかく、欧米は有害物質に対する反応も日本より敏感ですから、問題があれば不平不満がでているでしょう。

 

 

 

>というのは、人類は長い歴史の中で、そのような環境に置かれたことがないからです。ミネラルは通常、自然の食物にわずかしか含まれていません。人類はそのわずかなミネラルを体内で貯蔵して健康を維持してきました。

 

 

 

長い歴史上、サプリメントを取ったことがない、だからそんな不自然なものを摂る環境は異常だ…と考える人は多いです。

 

 

 

しかし、その歴史感が間違っています。

 

 

 

長い歴史を振り返ると、昔の人は現代よりもより多くのミネラルを得ていた事は間違いありません。

 

 

 

わずかなミネラルで過ごしているのは、「現在の食品を食べている現代人」の話です。

 

 

 

自然の食物にミネラルやビタミンがわずかしかないのは、人間が環境を作り替えてしまったからです。

 

 

 

現代のミネラル不足の状態こそ、人類が経験していない異常な事態だと言えます。

 

 

 

この異常な状態を「普通」だと認識して、何も対処しないのは、体を弱体化させている事に等しいです。

 

 

 

 

>逆に言えば、そうしたわずかなミネラルで十分なはずです。むしろ過剰なミネラルは体に悪影響を及ぼします。

 

 

ですから、人類はミネラルの吸収率を下げて、体内のミネラルが過剰にならないようにしているのです。

 

 

それなのに大量&長期間摂取し続ければ、体内の調整機能が破綻して取り返しのつかないことになるでしょう。それは様々な公害で証明されています。

 

 

 

「わずかなミネラルで充分」と考えるのは、「ミネラル不足である現代環境」が抜け落ちている発想です。

 

 

 

そして、「わずかなミネラルで生きている人」と、「満ちたりたミネラルで生きている人」を比較していない発想でもあります。

 

 

 

両者を比較すると、前者が圧倒的に不健康です。

 

 

 

そして、

 

 

 

  • 大量長期間摂取で体内の調整機能が破錠する

 

 

 

・・・という理屈ですが、これは現実に起こる事に基づいて語られているのか気になります。

 

 

 

 

私は糖質制限や他の食事法をする前、子供の時から健康食品の世界に触れていました。それも複数のメーカーの商品です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ローヤルゼリー」、「アミノ酸」、「酵素」…種類は色々ですが、なかでも一番親しんだのが「ミネラル」です。

 

 

 

 

今でこそ、タンパク質や脂質、ビタミンの重要性が身にしみていますが、当時はどの栄養素よりもミネラルへの関心が高かったのです。

 

 

 

会社が主催する勉強会に私も母と一緒についていき、ミネラルについて勉強したからです。

 

 

 

そこで、現代の食べ物はミネラルが不足している事、それによって慢性疾患が増えている事を教わりました。

 

 

 

当然、ミネラルはバランスが大事で、ある特定のミネラルだけを過剰に摂ったら吸収率が下がる事や、体に良くない事も勉強済みです。

 

 

 

 

なので、最初は藤川医師の情報に触れた時は、鉄だけをたくさん摂ってもいいのか心配になりました。

 

 

 

ミネラルはバランスが大事、不足だけでなく過剰摂取も注意という知識があったからです。

 

 

 

藤川医師は何故鉄を強調するのか…

 

 

 

気になるからこそ、彼の過去記事を遡って熟読しました。

 

 

 

中でも、以下の記事は印象的でした。

 

 

 

『藤川徳美医師 facebook 2015年9月11日』より引用

 

 

鉄と他のミネラルについて比較してみる

 

多くのミネラルは拮抗元素として存在する

 

KはNaの拮抗元素、つまりKは降圧作用がある

 

 

MgはCaの拮抗元素。つまりMgは天然のカルシウム拮抗薬

 

ZnはCuの拮抗元素、Cu過剰は凶暴になるらしい

 

Feには拮抗元素はない

 

 

臨床的には、

 

マグミット(Mg)だけ投与しても改善しない

 

プロマック(Zn)だけ投与しても改善しない

 

唯一、鉄(Fe)だけは投与すると、精神症状、身体症状が顕著に改善する

 

やはり、数々のミネラルの中でFeが特別な役割を果たしているように感じる

 

本当に鉄は大切です

 

鉄不足では話にならない

 

 

 

 

 

・・・ここに書かれている、鉄が他のミネラルより特殊である理由は、昔ミネラルについて勉強をした時には習わなかったので、正直言って意外でした。

 

 

 

 

「ミネラルはバランスが大事」…という曖昧な表現で教えられたので、さらにその一歩先を行った深い考察をする事はなかったのです。

 

 

 

 

で、鉄はミネラルの中でも特別な役割を果たしているように感じる

 

 

 

 

・・・という藤川医師の考察は、現場の体験を元にされているので、本当にそのような結果になるならば、その現実を無視するべきではないと思いました。

 

 

 

 

しかし、このような考察をしたからと言っても、それが「その他の拮抗関係を無視しろ」と言っている事には繋がりません。

 

 

 

  • ミネラルには拮抗元素がある

 

  • その中でも鉄が特殊に感じる

 

 

 

藤川医師の記事を読む限り、2つとも、しっかり把握されています。

 

 

 

 

最初は、半信半疑でしたが、

 

 

 

鉄が極めて重要なミネラルである事、そして、日本人女性は鉄が不足しやすい事等…記事を読むと、藤川医師が鉄を多く摂るように指導している理由が少しずつ分かってきました。

 

 

 

 

単体の過剰摂取は危険であるけども、過剰に不足している人が多いのも事実。前提がそうなのであれば、それをチャラにする為には食事では追いつかないので、サプリでしっかり摂る必要がでてくる。例えその量が基準より多かったとしても。

 

 

 

 

…ということです。私はこのように読み取っています。

 

 

 

 

元々、「ミネラルはバランスよく摂らなければいけないんだ」…と長年思ってきた私でも、この「あるミネラルを単体でたくさん摂る根拠」は、理に適っていると思いました。

 

 

 

 

本当にいけないのは、不足してもいないミネラル(栄養素)を、見境なしに単体で過剰に摂る事です。

 

 

 

これが本質です。

 

 

 

 

ここまで、「特定のミネラルを単体で過剰に摂る事の問題点」や、「状況によっては単体でも多く摂取する必要がある事」について考えてきました。

 

 

 

  • ついでに、単体でない場合、つまり「ミネラルを複合的に過剰に摂った場合」はどうなのかについてお話しします。

 

 

 

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濃縮されたミネラルを長期間飲んで健康になる人達

 

 

大量のミネラルの長期間摂取によって体内の調節機能が破綻するのでは…という不安を持っている方は多いと思います。

 

 

 

ですが、私の周りには、濃縮されたミネラルを長年飲んできた人達がたくさんいます。そのような人達がどうなったかについてお話します。

 

 

 

 

プライベートの付き合いなので会社名は伏せます。これはメールで教えてくれと言われても、公開はしません。

 

 

 

なので、じゃあ信用できないと思う方は話半分で読んで下さっても結構です。信用されようとされまいと、起きている事実は変わらないので、私は体験してきた事を述べるだけです。

 

 

 

そのミネラルは、単体ではなく複合で比率が良いです。濃縮されてますから、普通の生活で摂取する量と比較したら大量という事になります。

 

 

 

 

しかし、私はそれを飲んで難病が治った人を何人もみてきました。

 

 

 

その人達の家族の体験談も含めたら、私の周りだけでも、大量のミネラルが慢性疾患に効果があった実話はかなり多いです。

 

 

 

 

また、それを飲んでいる会社の人達も、商品を購入する人、その家族も、一般の人達より見た目が相当若いです。

 

 

 

 

私より10歳年上でミネラルを長く飲んでいる人がいるのですが、長年しっかり飲んでいるので、他の人に比べて肌の質が一際違います。

 

 

 

長期間、それも若い時から飲み始めた方が良いと思います。

 

 

 

 

また、ミネラルを飲んでいる女性が赤ちゃんを産んだ時に、看護師から「こんな綺麗な赤ちゃんは久しぶりに見た」と言われたそうです。さらに、羊水も他の母親より綺麗だそうです。

 

 

 

同じような話を色んな人から何度か聞いているので、あるあるです。

 

 

 

長年、それも若いうちからしっかりミネラルを摂っている人は、肉体の質が違います。

 

 

 

ですが、ある程度年齢がいってからでも、しっかり飲むと、やはり体に変化が表れます。

 

 

 

ミネラルを40代から飲んでいた両親は、共に60歳から白髪が目立つようになりましたが、それまでは白髪がほとんどなかったので白髪染めはしていませんでした。

 

 

 

それまでは、歳のわりに黒々としていました。

 

 

 

母親に聞くと、60歳までは、後ろの髪を分けると中の方に少し白髪があった程度で、抜いておこう…と思える量だったそうです。

 

 

 

叔父や叔母は白髪が早い時期からあったのに…です。

 

 

 

 

両親は糖質をがっつり食べているし、タンパク質、脂質不足なので、体のあちこちに糖化の症状があらわれています。しかし、それでも髪が黒々としていたのは、長く飲んでいるミネラルが影響を与えているのでしょう。

 

 

 

 

また、難病の治療の時は、いつもの何倍も、浴びるように飲む事を勧められます。量が少ないと効きが悪いからです。

 

 

 

 

ミネラルのとんでもない大量摂取ですが、これで末期癌が治った人は私の身近に数人いますし、人伝いに聞いた話を含めると、膠原病等の他の慢性疾患も治っているので、珍しい話ではありません。

 

 

 

ただ、金がかかるというのが難点ですが…。

 

 

 

 

老若男女、それも、一部の地域ではなく日本各地の(勉強会で知り合う為)特殊能力を持っていない普通の人達が、濃縮したミネラルを飲み続けることで、難病が治り、老化しにくい姿を維持しているのを、この目で見てきました。

 

 

 

 

糖質制限や藤川医師や三石巌氏を知るずっと前から、そういう環境で育ってきたので断言できます。

 

 

 

ミネラルの大量長期間摂取で体内の調整機能が破錠する

 

 

 

・・・というのは、明らかに間違いです。むしろ、逆に健康で若々しくなります。普通に食事で栄養を摂っている人がどうがんばってもこうはなりません。

 

 

 

もし、おかしくなるとしたら、やはり、元々の機能が破錠していたか、摂取の仕方に問題があると言えます。

 

 

 

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ミネラルの影響

 

 

私もスーパー糖質制限をする前は、他の健康食品や、このミネラルを飲んでいて、食事も野菜を多く摂っていたので、普通の人よりはビタミンミネラルの摂取量は多かったはずです。

 

 

 

しかし、糖質過多、タンパク質不足、脂質不足だったので非常に効きが悪かったです。

 

 

 

スーパー糖質制限をする前は、ミネラルに限らず他の健康食品、健康法を試しても、ずっと虚弱体質でした。

 

 

 

 

だから「ミネラルは私には効果が無かった」…と、ずっと思っていたのです。

 

 

 

しかし、最近考えが変わりました。

 

 

 

時々私のところに、私と同じように虚弱体質で糖質制限を開始した人からメールやコメントがきます。

 

 

 

早く改善して驚く人もいますが、私の様に早く改善しないという人もいます。

 

 

 

私はスーパー糖質制限に切り替えて、みるみる元気になった事をブログ内で書いています。

 

 

 

だから、それを読んだ虚弱の人は、真似をすると同じ期間で改善できる気がするようです。

 

 

 

私もそうだと思っていました。

 

 

 

 

しかし、実際には同じような虚弱の人で、スーパー糖質制限を始めても、3歩進んで2歩下がる…といった風に、思うようにステップアップしない方も少なくないです。

 

 

 

私も酷い虚弱だったので、同じように改善が遅れてもおかしくはありませんが、調子よく改善したわけです。

 

 

 

そこで、「何故、自分はスーパー糖質制限がうまくいったのか」について考えました。

 

 

 

 

これまでは、表立って効果を感じなかったのですが、もしかしたら、それまで飲んでいた健康食品(特に長年飲んでいたミネラル)によって守られていたのかもしれません。

 

 

 

それしか考えられません。

 

 

 

ミネラルは高いので、私は両親に比べるとケチ飲みしていましたし、そのせっかく摂取したミネラルも、糖質の過剰摂取で無駄に消費されていました。

 

 

 

プラスよりマイナスが多いので効きが悪かった…というのがこれまでの私の見解でした。

 

 

 

私は2015年にスーパー糖質制限を始めたのですが、効果を確かめる為に、ミネラル、水素水、酵素…といった健康食品は一切飲まず食事(とプロテイン)だけにしました。

 

 

 

2017年1月まではプロテイン以外の健康食品、サプリメントの類いは取っていないわけです。

 

 

 

だから、糖質制限、高タンパク質、高脂質と、食品に含まれているわずかなビタミン、ミネラルを摂取していた事になります。

 

 

 

この期間はビタミン、ミネラルの摂取量は少なかったと思います。

 

 

 

しかし仮に、それまで長年飲んでいたミネラルが100%無駄になっていなくて、影響がしばらく残っているとしたら…

 

 

 

また、ミネラルを止めても、それまで長年摂取してきた影響はすぐには消えないとしたら…

 

 

 

 

普通の人よりはミネラルが体に充実していた可能性もあります。あくまで仮説ですが。

 

 

 

 

もしそうだとしたら、その上で、足を引っ張っていた糖質を止め、材料であるタンパク質を摂取し、高エネルギーの脂質をしっかり摂ったということになります。

 

 

 

 

だから、ミネラルの摂取が少ない人よりかは、改善のスピードが早いのかもしれません。

 

 

 

もちろん、糖質以外の有害物質を避けていた事や、薬を使用する事がなかったのも改善が早い理由かもしれません。

 

 

 

 

 

それでは、話を戻します。

 

 

 

次は「ミネラルの問題のある摂取の仕方」について考えていきます。

 

 

 

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ミネラルの大量・長期摂取について

 

 

 

巷で言われている「ミネラルで肝臓を傷める、内臓を痛める」…という話は、全て単体で過剰に摂った場合です。

 

 

 

単体ではなく、複合的にどのミネラルも完璧な比率であれば、それを大量摂取しても肝臓も傷めないし、内臓も痛めません。

 

 

 

 

完璧な比率のミネラルは、有害物質を排出します。

 

 

 

 

これは憶測ではなく、実際に私がミネラルを大量に何十年と飲み続けて健康な人達を側でみてきて語っている話です。

 

 

 

 

肝臓が悪い人(肝臓癌含む)も普通に飲まれているんですよね。問題なく。

 

 

 

 

論文を参考に「危険だ!危険だ!」と吠えられても、現実に起こっている事は間逆なわけです。

 

 

 

拮抗するミネラルのうち、片方だけを過剰に摂る…等すれば、確かに問題が起きてきます。

 

 

 

それは先ほど紹介した藤川医師の記事でも述べられています。「Cu過剰は凶暴になるらしい」…と。

 

 

 

しかし、比率の良い濃縮されたミネラルは、過剰に蓄積しないどころか、体にとって有害な物質を強力に排出する作用があります。

 

 

 

 

年配の人の体験なのですが、戦争中、爆発によって飛び散ったガラス等が体にたくさん刺さったそうです。

 

 

 

歳をとってミネラルを飲み始めたら、体の中に残っていた破片が皮膚からでてきたそうです。

 

 

 

 

これは体に不要なもの、有害なものを排出しているという分かりやすいケースです。

 

 

 

ただ、私の経験上、この話は「癌が治った」よりも信じてもらえません。

 

 

 

 

健康系のネットワークビジネスで繋がっている人達とは、このようなあるある話で盛り上がるのですが、これを一般の人達に話すと、かなりの確率でキチガイだと思われます。

 

 

 

面と向かっては言われないですが、相手のリアクションや顔を見たら、どう思っているか分かります。

 

 

 

だから、体験があっても言わない人は多いです。

 

 

 

 

そして、ありえない話に感じるかもしれませんが、事実です。

 

 

 

比率の良いミネラルはたくさん飲むと有益なのです。

 

 

 

従って、「ミネラルを単体でおかしな摂り方をしたケース」と、「比率の良いミネラルを大量・長期間摂るケース」は、分けて考える必要があります。

 

 

 

 

ミネラルを単体で過剰に摂る・・・問題あり

 

 

複合で比率の完璧なミネラルを過剰に摂る・・・問題なし

 

 

 

 

前者を叩くフリをして、後者を叩くのは間違っています。

 

 

 

 

ミネラルを過剰摂取して体を壊す人は、仕組みも、比率も何も考えずに、無計画に特定の栄養素だけを飲んだり、マルチサプリを何種類も摂って何かが重複する…等、単体過剰摂取をしている事がほとんどです。

 

 

 

そして、公害における健康被害は、特定のミネラル成分を単体で過剰に浴びていることが大きな原因です。

 

 

 

 

 

また、公害の場合は、体に必要な「必須ミネラル」よりも、鉛とか水銀、カドミウム、砒素…といった「毒性が強いミネラル」を大量に浴びたケースが目立ちます。

 

 

 

これらは生物に対して元々毒性が強いので、「ミネラルの過剰摂取が悪い」、「単体・複合」云々以前の問題です。

 

 

 

 

 

そういえば、三石巌氏は鉛の公害で健康を損ねたそうですが、享年95歳と長寿でした。メガビタミン、メガプロテインの効果も素晴らしいです。

 

 

 

『藤川徳美医師 facebook 2016年3月10日』より引用

 

 

特筆すべきは、三石先生は鉛公害による重症の糖尿病を抱えていた点(鉛はインスリン合成に必要な亜鉛の働きを阻害する)

 

 

血糖値300、インスリン30単位だった

 

 

つまり高インスリン状態

 

 

しかし、独自の方法により30年以上の病歴で糖尿病合併症なし

 

 

こういうことは医学の教科書には全く書いていない

 

 

これを実践している医者は皆無のはず

 

 

 

三石理論(分子栄養学)

 

 

=科学に基づき病気にならない生活

 

=高タンパク食+メガビタミン+スカベンジャー(抗酸化物質)

 

=メグビープロ+ミックス+S

 

 

 

タンパク過剰の人は世界中に一人も居ない、つまり全員タンパク不足である

 

 

三石理論+低インスリン、が最強だと思う

 

 

 

 

 

「ミネラルを単体で過剰に浴びて病気になった人」と、「ミネラルを比率よく計画的に摂取して効果を上げている人」の話は別問題です。

 

 

 

計画的に補えば、また、必要量であれば、それが傍から見て過剰摂取のように見えたとしても体を壊しません。

 

 

 

鉄もそうです。

 

 

 

計画的に摂取するのであれば、それが傍から見て過剰にみえたとしても安全なのです。

 

 

 

それは、世間一般から多いと判断される量の鉄を飲んで安全だった私の体験からも言えることです。

 

 

 

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藤川医師の主張は過剰摂取の推進にあたるのか

 

 

 

これまで、藤川医師や、彼に影響を受けた人達の情報をずっと見てきましたが、私が見てきた限りでは、「必要量をオーバーしても、さらに過剰に摂取しろ」とは誰も言っていません。

 

 

 

もちろん私も言っておりません。

 

 

 

 

 

サプリを肯定していたり、量の基準が違うので、「栄養は食品から派」から見たら大量に感じるのかもしれません。

 

 

しかし、栄養はバランスではなく、必要なだけ補うのが基本なので、「必要量が満ちていないのであれば、足りるまで補いましょう」というスタンスです。

 

 

 

 

 

女性のように、鉄が足りていない場合は、食事では追いつかないからサプリを使った方が効率的です。その結果はこうなりました、具体例はこうで~

 

 

 

…といった内容になっています。

 

 

 

その必要量に対して「そこまでいらない」と言っているのが外野です。

 

 

 

そして、鉄不足(栄養不足)の過小評価によって割りを食っているのが、鉄不足が原因で体が弱っている人達です。

 

 

 

藤川医師は、フェリチンが不足していない男性や、閉経女性に「鉄を飲んだ方が良い」と主張されていませんし、

 

 

 

鉄不足が稀な欧米人は鉄を飲む必要は無く、マグネシウム不足を心配した方が良い…と、常にその人の健康状態に合わせて適切な対処法を紹介されています。

 

 

 

 

また、鉄に限らず、他のビタミン、ミネラルについても、必要量を越えれば過剰摂取になる事、CとEのように関連するビタミンを両方摂らない場合に起きる問題…等、サプリメントを摂取する時の注意点も必ず書かれています。

 

 

 

それも、具体的な期間や量をハッキリと数字で示されています。

 

 

 

さらにご自身も実践されて、その結果も公開されています。

 

 

 

曖昧さは微塵もありません。

 

 

 

 

また、「女性」、「新生児」、「糖質を普通に食べている男性」、「糖質制限実践者」のそれぞれのフェリチンの目安をきちんと書かれています。

 

 

 

 

このような目安が全くなければ怖いですが、目安を書かれる…ということは、真似をする人達が必要以上に摂らないようにする為でもあるのでしょう。

 

 

 

その情報を見た人が、「自分の状態に当てはまる基準値」を超えなければいいだけの話です。

 

 

 

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長期間の追跡調査

 

 

>藤川医師は診療経験上、大丈夫だと主張しているようですが、エビデンスとしては弱いです。長期間の追跡調査をしていない統計は信憑性が低いです。

 

 

 

中国、欧米が食品に鉄を混ぜる国策を続けている以上、それは相当な体験者を生んでいることになります。

 

 

 

統計以上に信憑性があります。

 

 

 

しかも、欧米人は肉を日本人の3倍食べるようですから、常に吸収率の良い「ヘム鉄」を食事から摂取している事になります。

 

 

ヘム鉄と非ヘム鉄について分かりやすく説明してみた

 

 

 

日本人よりも鉄が不足しない習慣なのに、さらに小麦に鉄を加えるという事は、食品だけでは鉄不足になる可能性があるからでしょう。

 

 

 

つまり欧米の人は、このような環境です。

 

 

 

肉多め(ヘム鉄摂取)+国策の鉄補給

 

 

 

この状態で、問題もないのに、さらに鉄のサプリメントを摂ったら、確かに多いでしょう。許容量を越えても不思議ではありません。

 

 

 

肉多め(ヘム鉄摂取)+国策の鉄補給+サプリメントの鉄

 

 

 

 

 

しかし、日本人は前の2つがほぼないわけです。

 

 

 

肉少なめ

 

 

 

サプリメントを摂るにしても、前提条件が違うのです。

 

 

肉少なめ+サプリメントの鉄

 

 

 

 

スーパー糖質制限を始めてからの私は、動物性タンパク質を普通の人よりも多く摂取しています。元々の食が細いので、そんなに大量ではありませんが、同じような体格の女性よりはたくさん食べています。

 

 

 

それでもフェリチンは49でした。理想が100なので、全然足りません。

 

 

 

これが現実です。

 

 

 

 

そして、統計の信憑性について語られていますが、どんな統計であれ信憑性はないと思った方が良いでしょう。利権の為にいくらでも操作できるからです。やりたい放題の世界です。

 

 

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サプリメントの長期摂取で体のシステムが壊れるのか

 

 

 

>また、アリヤさんは『鉄が排泄されない場合は、鉄が悪いのではなく、「既に細胞が壊れる疾患になっている事」や、「正常に排泄されない状態」が悪いと考えられます。』と述べられました。一般論としては、その理屈が正しいです。

 

 

しかし、その不調が当の鉄によってもたらされる(おそれがある)場合は、やはり鉄を大量&長期間摂るべきではありません。

 

 

 

ですから、誰も「鉄の摂取が負担になっている人に対して、大量&長期間摂れ」等とは言っておりません。

 

 

 

私はちゃんと、そのような人は鉄を避ける事が必要だという事を述べています。それがこちらです。

 

 

 

鉄に当てはめると、鉄が排泄されない場合は、鉄が悪いのではなく、「既に細胞が壊れる疾患になっている事」や、「正常に排泄されない状態」が悪いと考えられます。

 

 

鉄に限った話ではないですが、システムトラブルにより、本来無害なものが有害になってしまう事は珍しくありません。

 

 

既に疾患になってしまった場合、対処療法として鉄を避ける事は必要でしょうが、それと合わせて、本来の力が発揮できない状態(細胞が壊れる疾患等)を治す事も必要です。

 

 

 

そして、その疾患の対処法も説明しました。

 

 

 

 

 

>例えば、人体には「万一の鉄の過剰時には、小腸の粘膜をねこそぎ剥いで貯蔵鉄を便中に排泄する」仕組みがあります(上の記事)。

 

 

でも、これはあくまで万一の時の仕組みです。鉄の大量&長期間摂取でその仕組みが作動しつづけたら、小腸に不具合が生じることは容易に想像がつきます。

 

 

 

まず、「万一の鉄の過剰時には、小腸の粘膜をねこそぎ剥いで貯蔵鉄を便中に排泄する」仕組み

 

 

 

…の話ですが、これは藤川医師の記事に記載されている話です。

 

 

藤川徳美医師 facebook 2016年2月18日 鉄不足があるとガンになりやすい

 

 

 

藤川医師はこのような説も知った上で、鉄との付き合い方を指導されているわけです。

 

 

 

例えば、経口摂取でのフェリチンの目安を提示されていますが、これは、万が一レベルの過剰にならないように…と考えられます。

 

 

 

 

また、紹介される患者の症例も、鉄の種類を変えたり、フェリチンの値によってサプリの量を調節したりが、こと細かに書かれています。

 

 

 

フェリチンが測れる病院の情報も定期的に更新されています。

 

 

 

フェリチンを測定し、摂取する鉄の量を決め、鉄の吸収に必要なタンパク質をしっかり摂取し、当てはまるフェリチン値が満ちたら、鉄サプリを減らしたり中止したりする…

 

 

 

 

失敗しない為の情報は充分提供されています。

 

 

 

 

鉄の大量&長期間摂取で小腸の粘膜を剥ぐ仕組みが作動しつづける…としても、その万が一レベルを摂らなければいいだけです。

 

 

 

 

少なくとも、藤川医師の記事に書かれてある量や警告を熟読して真似する限り、万が一の量にはなりようがありません

 

 

 

 

ということは、小腸の粘膜が剥げる仕組みが作動し続けて小腸に負担がかかる…状況にもなりようがないのです。

 

 

 

 

万が一のレベルを摂らない以上(そのように方向性を示しているにも関わらず)、起こりもしない心配をして、「過剰!危険!」と騒ぐのは、一体、誰に対しての警告なのか良く分かりません。

 

 

 

わざと失敗する人」に対してなのか、「説明書を読まないタイプの人」に向けてなのか…。

 

 

 

 

サプリを問題視す人は、とんでもない量が危険だからといって、足りていない量を補う事まで危険であるかのように語ろうとする傾向があります。

 

 

 

 

良い栄養状態の判断基準へ続く

 

 

 

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ウコンが原因と見られる肝臓の障害は、本当に鉄が問題なのか考えてみた
ウコンが原因と見られる肝臓の障害は、本当に鉄が問題なのか考えてみた

 

私は栄養療法で健康管理をしていて、サプリメントも積極的に使っています。

 

 

飲んでいるサプリは複数あるので、それをブログで何度か紹介しています。

 

 

その中でも特に多いのがに関する記事です。

 

 

フェリチンと鉄不足について分かりやすく説明してみた

 

 

鉄の過剰摂取は危険という考えを改めます。鉄サプリを半年間飲んでみて思う事

 

 

男性のフェリチンの基準と、鉄不足の症状

 

 

 

 

なので、「鉄をサプリメントで摂取する事に抵抗がある人」から時々メールやコメントを頂きます。

 

 

 

サプリメントで大量に摂取する事は問題ではないのか?鉄過剰にならないか?という内容です。

 

 

 

同じような心配をされている方が多いので、記事にしておくことにしました。

 

 

 

コメント欄でした読者さんとのやりとりをそのまま載せ、一部補足もします。

 

 

 

 

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鉄分を過剰に摂ると肝臓が繊維化するという説について

 

 

 

こちらが、頂いた質問になります。

 

 

初めまして。最近、アリヤさんのサイトを見つけて読ませてもらっています。内容は、通説や偏見に騙されず、自分の正しいと思うことを説明されていて素晴らしいです。ただ一点だけ質問があります。

 

 

鉄分を過剰に摂ると肝臓が線維化するという医師のコメントがあるんですが、その点についてマリヤさんはどのように考えますか?

 

 

「酒飲み・脂肪肝の人 「ウコンのとり過ぎ」に注意」

 

https://style.nikkei.com/article/DGXMZO16793050U7A520C1000000

 

 

 

リンク先の内容を簡単に言うとこうです。

 

 

 

 

ウコンは肝機能に問題がある人は控えた方が良い

 

 

ウコンによる肝障害の報告が多い

 

 

ウコンに含まれる鉄が悪いのではないか

 

 

ウコンが悪いのではなく濃度が高いものを飲むのが良くない

 

 

サプリメントを飲む時は注意が必要

 

 

 

 

このように、「ウコン」がテーマになっていますが、鉄を過剰に摂取する事を心配をしている内容でもあるので、これを読んだ方は不安になると思います。

 

 

 

私が紹介している「鉄不足」の解消法は、鉄のサプリメントを多く飲むからです。

 

 

 

・・・と言っても、私は鉄過剰に対して何も知らないわけではありません。

 

 

 

私も元々は鉄過剰を心配していたのですが、その後、色々調べていくうちに、世間一般で言われている鉄過剰の認識が間違っている事に気が付きました。

 

 

 

気付いていない時に書いた記事が以下になります。

 

鉄の過剰摂取について分かりやすく説明してみた

 

 

 

で、新たに鉄について調べなおし、「サプリメントで安全に鉄不足を解消する理屈」が分かったので、安心して飲むようになりました。

 

 

 

その量は世間の基準より多いのですが、大丈夫であるという根拠や、先人の体験が山ほどあるので、実践し、その結果を紹介しています。

 

 

 

 

ただ、このような記事を読んで不安になる方がいるのも理解できます。

 

 

 

次に質問に対する私の返信を紹介します。長いのでここでは3分割にします。

 

 

 

私の見解

 

 

三角酢さん、コメントありがとうございます。まず、紹介された記事のポイントを要約します。

 

 

  • 鉄は肝臓の悪い人に悪影響がある(例:C型肝炎、脂肪肝)

 

 

  • 鉄の過剰摂取で肝臓に蓄積すると活性酸素が発生→細胞が傷つく→炎症の悪化→肝臓の繊維化

 

 

  • 脂肪肝の人の血液は、ほとんどの人が鉄過剰だった

 

 

 

気にされている「鉄分を過剰に摂ると肝臓が線維化する」理由ですが、慢性的な炎症による肝細胞の減少、死滅、線維組織の増殖…と説明されています。

 

 

 

炎症の悪化は活性酸素が元になっているようですが、これが単純な「鉄の過剰摂取」が原因なのかどうか調べてみる必要があります。

 

 

 

「活性酸素の発生で炎症になる」という部分は、なるほどと思えます。

 

 

 

しかし、鉄の(経口)過剰摂取で肝臓に蓄積する・・・という前提で語られている部分については物申したいです。鉄は過剰分は排泄される仕組みになっているからです。

 

 

一応、過剰になるケースはありますが、それは以下のような状態です。

 

 

『藤川徳美医師 facebook 2015年5月17日』より引用

 

 

——————

 

医学教育では鉄過剰症があるとされているが、それは迷信、神話のレベルで現実ではあり得ない

 

 

経口摂取では鉄過剰症にならないシステムが体に備わっている

 

 

鉄過剰症になるのはフェジンの頻回注射、輸血のみ

 

 

高齢者で稀に(100人に一人程度)フェリチン異常高値を示す人がいるが、それは肝炎や悪性腫瘍など細胞が壊れる疾患を持つ人、すなわち細胞が壊れミトコンドリア膜の鉄が血液中に出る人のみ

 

———————–

 

 

この中の、「細胞が壊れてミトコンドリア膜の鉄が血液中に出る人」…という部分がポイントです。

 

 

肝炎や悪性腫瘍 “など”…とあるので、このような疾患は他にもあると考えられます。100人に1人の割合ですから少なくはないです。

 

 

健康体であれば鉄を摂っても問題はなく、「細胞が壊れる疾患」になっている人は鉄の数値が増える・・・確かに後者の人が鉄を多く摂取したら過剰になるでしょう。

 

 

また、鉄は蓄積されず排泄される機能が備わっているので、それが何らかの異常で機能しない事も、もしかしたらあるかもしれません。

 

 

肉は未消化で腸の中で腐るから体に悪い…と主張する人がいますが、その論調と同じです。

 

 

人間は動物食性動物ですから、本来なら肉は消化器官に合っているので、すぐに消化されます。しかし、消化吸収能力が落ちていれば、体に合うはずの肉は未消化になります。

 

 

これは肉が悪いのではなく、消化吸収能力が落ちて本来の力が発揮できないことが問題なのです。

 

 

 

鉄に当てはめると、鉄が排泄されない場合は、鉄が悪いのではなく、「既に細胞が壊れる疾患になっている事」や、「正常に排泄されない状態」が悪いと考えられます。

 

 

鉄に限った話ではないですが、システムトラブルにより、本来無害なものが有害になってしまう事は珍しくありません。

 

 

既に疾患になってしまった場合、対処療法として鉄を避ける事は必要でしょうが、それと合わせて、本来の力が発揮できない状態(細胞が壊れる疾患等)を治す事も必要です。

 

 

紹介された記事ではC型肝炎、脂肪肝の人とあったので、これらの人に知っておいて欲しい点を書いておきます。

 

 

 

  • C型肝炎・・・ウイルス性肝炎(A型、B型、C型)が短期間で改善されるビタミンCを増やす、感染症の時に必要量が増すタンパク質を増やす、ウイルスの餌である糖質は減らす

 

 

  • 脂肪肝・・・・糖質(とくに果糖)が原因なので糖質制限

 

 

 

そして、活性酸素が発生した場合は、ビタミンC、E等の抗酸化で対処できます。水素水も良いです。ただし、ここで果物の力で抗酸化をしようとすると、脂肪肝のリスクが高まります。

 

 

脂肪肝の人の血液を調べたら鉄過剰だったという説を掘り下げて考えてみます。

 

 

まず、脂肪肝の人は糖質過多の可能性があります。原因が糖質だからです。

 

 

で、糖質過多の人は悪性腫瘍や肝炎などの「細胞が壊れる病気」になっていても不思議ではありません(それによる鉄過剰も)。

 

 

例えば肝炎…炎症ですが、これは糖質と無関係ではありません。慢性的な炎症が肝臓の繊維化に繋がるのであれば、糖質を止める事は必要です。

 

 

炎症と自己免疫疾患について分かりやすく説明してみた

 

 

癌も糖質が関係しています。

 

 

癌細胞と癌家系について分かりやすく説明してみた

 

 

 

で、「細胞が壊れる病気」になれば鉄の数値が異常になる…

 

 

俯瞰で考えると、色んな事が密接に関係しているわけです。鉄だけを叩いても何も見えてこないと思います。

 

 

 

ここで、活性酸素について補足をしておきます。

 

 

 

>鉄の過剰摂取で肝臓に蓄積すると活性酸素が発生→細胞が傷つく→炎症の悪化→肝臓の繊維化

 

 

 

・・・とありますが、活性酸素を無毒化する為に必要なのも鉄です。

 

 

 

 

活性酸素を無害化する物質の事を、抗酸化物質(スカベンジャー)と言います。

 

 

その抗酸化物質である「カタラーゼ」には、鉄が不可欠です。

 

 

 

『うつ・パニックは「鉄」不足が原因だった / 著者:藤川徳美』より引用

 

 

2、有毒の活性酸素から身を守るスカベンジャーであるカタラーゼには鉄が必須である。

 

 

体内で発生する活性酸素は、毒性が強く、細胞を酸化させることで、老化や、がんや慢性病など、いろいろな病気を引き起こす原因になるといわれています(もちろん、活性酸素にも体の役に立つ働きもあり、体内で細菌を駆除したり、酵素の働きを促進したりしてくれますので、一概に悪者だとばかりもいえませんが、やはり増えすぎてしまうと身体にはよくありません)。

 

 

そんな増えすぎた活性酸素から身を守るための抗酸化物質のことを「スカベンジャー」とも呼びますが、代表的なスカベンジャーの一つであるカタラーゼという酵素の働きにも、鉄が不可欠です。

 

 

カタラーゼは、絶え間なく発生し有害な活性酸素の元になる過酸化水素水を、極めて高い効率で分解し、無害化しています(その効率は酵素の中でもナンバーワンです)。

 

 

その際に、カタラーゼは、自らに取り込んである鉄(カタラーゼには補欠分子族としてのヘムが結合しており、鉄はそこに配位されています)のおかげで、素早い反応が可能になっているのです。

 

 

(43p)

 

 

 

 

 

これに加えて、サプリメントの摂取についての見解も述べました。

 

 

 

 

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健康食品やサプリメントによる健康被害

 

 

 

健康食品・サプリメントによる健康被害についても述べておきます。

 

 

肝臓は再生能力の高い組織です。といっても材料は必要で、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、亜鉛、マグネシウム、タンパク質…等の栄養素が必要です。

 

 

これらを差し置いて、なぜ肝臓といえばウコンなのか理解に苦しみます。

 

 

昔の人がそう言っているから、コマーシャルで言っているから…と、理屈を調べずに流される人は、ウコン、ウコン、ウコン…となるのでしょうが、ウコンばかりということは他の栄養素を無視していることになります。

 

 

これは日本人にありがちな話です。

 

 

性質のよく分かっていない栄養素を、何も考えずに飲む消費者の行動も問題があります。私はサプリメントは頭を使いながら慎重に戦略的に使っていくものだと思っています。

 

 

ウコンだけを摂ることでおかしくなる…という考え方もできます。

 

 

例えば、ビタミンAを多く摂る時は、タンパク質を増やす必要があります。そうしないと頭痛になったりします。しかし、2つを同時に摂る事でそのような問題が起きなくなります。

 

 

またビタミンCを多く摂ると酸化するので、還元の為にビタミンEも必要になります。

 

 

しかし、よく考えない人はビタミンAが良いと効くと、ビタミンAばかりを摂ります。こういう人が体調を崩したりするわけです。

 

 

これは本質を隠して短絡的な知識ばかりを教え込む健康食品を売るメーカや、一般の健康情報にも責任があります。

 

 

私は品質の良い健康食品に恵まれましたが、日本のように基準が甘く、粗悪品が出回るような環境では、質の悪いサプリで体調を崩すケースもあるでしょう。

 

 

それと、あまり指摘されない事なので言っておくと、健康食品やサプリメントを飲む人の多くが、免罪符的な使い方をしています。

 

 

簡単に言うと「これを飲んでいるんだから、不摂生しても大丈夫だろう」ということで、暴飲暴食という問題の本質を無視するわけです。

 

 

私は健康食品業界に10代の頃から親しんできたので、そういう場面を数多く見聞きしてきました。健康食品と不摂生のセットです。

 

 

その健康食品は国産の質の良い商品なので、癌や難病が治った話は私の身近にもありました。

 

 

ネットワークビジネスを通じて学んだ健康食品の体験談の信憑性とお金の話

 

 

本来ならそれを飲んでいる人は健康になるはずなのに、時々精力的に商品を使って活動していた人が病気になったり、突然死することがあります。

 

 

で、理由を聞いたら、睡眠時間を1日2時間ぐらいに削っていたとか、不摂生をしていたとか…例外なくこのパターンでした。

 

 

健康食品は魔法の薬ではありません。それは私が今飲んでいるサプリも同じです。

 

 

だから私はブログを始めた当初から「免罪符的な使い方をして不摂生を止めないなら、サプリメントや健康食品に頼るのは逆効果」と警告してきました。

 

 

私は現在、サプリを飲んでいてその効果を紹介していますが、それでも「体に悪い事を避ける事」が基本です。

 

 

それがどうしてもできない人に対して、効果は落ちるけど改善策を紹介しています。

 

 

その時は必ず「サプリを飲んでいるからチャラになると思わないで下さい」と強調しています。

 

 

しかし、世の中の多くの人は「健康法をしてデトックスしていればチャラになるだろう」と考える傾向にあります。

 

 

サプリを飲んでいて具合が悪くなった場合も、もしかしたら、同時に行なっていた暴飲暴食が原因だったという可能性は十分あります。

 

 

しかし、その場合も「サプリメントが悪い」ということになりやすいです。

 

 

 

 

 

ビタミンAを多く摂る時は、タンパク質を増やした方が良い理由についても補足しておきます。

 

 

ビタミンAの過剰症は、頭痛、食欲不振、筋肉痛等です。

 

 

ビタミンAは界面活性作用(混じり合わないものを乳化させる)があります。これにより細胞膜が不安定になります。

 

 

 

しかし、タンパク質がしっかりあれば、ビタミンAと結合して「糖タンパク」になります。

 

 

高タンパク質をすれば、ビタミンA過剰症にならないというわけです。

 

 

『藤川徳美医師 facebook 2017年1月19日』より引用

 

 

血中ではビタミンAはキャリアタンパクと結合している。

 

 

キャリアタンパクと結合していない単独のビタミンAは界面活性作用があり、細胞膜を融解する。

 

 

つまり、高タンパク食をしていれば、ビタミンA過剰症にはならない。

 

 

以下の記事では、旅行前の一ヶ月間、一時的にサプリメントをあれもこれも増やした話をしました。

 

 

旅行中は糖質制限を一時的に止めて、サプリメントだけにしました

 

 

この時、まだ摂取していなかったビタミンAも飲みました。

 

 

私は糖質制限をしているので、高タンパク質ですが、それでも最初は慎重にAは1日1錠(10000IU)から始めました。

 

 

高タンパクだからなのか、過剰症の症状がなかったので徐々に増やし、最終的に4~5錠飲みました。

 

 

 

 

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ウコン(ターメリック)が鉄過剰の原因かは詳しく調べられていない

 

 

 

 

 

そして、ウコンで鉄過剰になるという話について疑問に思った事も書いておきます。

 

 

ウコン、つまりターメリックですが、これを朝昼晩と食べまくっている人達がいます。インド、パキスタン、スリランカの人達です。

 

 

ちなみにこれらの文化圏はストリートフードもスパイシーです。またターメリック以外のスパイスにも鉄が含まれています。

 

 

ターメリックパウダーをたくさん使うと粉っぽい風味になるので、1度に沢山は入れませんが、毎食に含まれていたら結構な量になります。

 

 

日本のサプリメントのセコイ量を上回っているのではないでしょうか。彼らがそのような食生活で鉄過剰になるのか…という疑問も残ります。

 

 

さらに、ターメリックに含まれている鉄は100gあたり41、4mgです。これは他の食品と比較して最高に高いわけではありません。

 

 

ターメリックに含まれる別の栄養素との関係もありそうです。

 

 

ターメリックで鉄過剰になる人は、元から別の疾患があるのではないでしょうか。

 

 

 

ここまでが、最初の質問「鉄分を過剰に摂ると肝臓が線維化するという医師のコメント」に対する私の考えです。

 

 

 

次回は、それに対して頂いた返信と、それに対する考えを述べていきます。

 

 

 

サプリメントを過剰摂取しても問題ないケースと、その結果についてへ続く

 

 

 

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