体が弱い人と強い人、両者の違いを車で例えてみた

「体が弱い」というと、あなたならどんな状態を想像しますか?

 

「病気」ではないですよ、「体が弱い」ですよ。「同じじゃないのか」というと、そうでもないんです。なんとなく同じような感じもしますが、私はこの二つは明確に分けています。

 

「体が弱い=病気」と混同している人が結構多いので、今回はこの事についてお話します。

 

「病歴のある人、病人」と「体が弱い人」ですが、両者は似て非なるものです。

 

私は「体は弱い」ですが、大病はしたことありません。従って「病人」ではありません。

 

ですが、体が弱いのは紛れもない事実です。体の一つ一つのパーツは、同じ体格、年齢の人と比べてもきゃしゃですし、耐久性に劣ります。

 

わかりにくいので、に例えてみます。

 

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どこも壊れていないけど・・・

 

「体が弱くなく、平均的な体質の人」が乗用車だとしたら、私は軽自動車です。

 

つまり、「体が弱い人」は軽自動車です。

 

軽自動車は乗用車に比べて、耐久性や、馬力が劣っていますが、それは別に故障しているわけではありません。軽自動車は乗用車に比べると、耐久性やパワーが劣りますが、軽自動車としてはそれが標準です。軽自動車に見合った走り方をして、乗用車並に負荷をかけなければ、平穏に過ごせます。

 

これに対して「病人」というのは、「乗用車が故障した状態」を思い浮かべてください。故障していますが、元は馬力と耐久性がある乗用車です。

 

(※もちろん軽自動車も故障します。動物の場合は体が弱い方が病気のリスクは高くなります。しかし、ここでは「体が弱い状態」と「病気の状態」の比較の為、わかりやすくする為、乗用車を例にだします。)

 

体の丈夫な人でも、場合によっては大病をします。ですが、治れば「故障した乗用車」が、「故障してない乗用車」に戻ります。元に戻ってからは乗用車の馬力と耐久性になります。

 

乗用車の故障は、「軽自動車に変身すること」ではなく、「乗用車」が「乗用車の故障した状態」におちいることです。

 

これに対し、体の弱い軽自動車は、たとえ故障して直しても、「故障していない軽自動車」に戻るので、治った状態でも乗用車に劣ります。

 

(※これはあくまで例えのお話です。人間の体は、完全に車と同じではないので、乗用車だった人が退院した時には軽自動車の様な体力になることはあります。 病気の種類や、その人の年齢によってそういうケースがあることは否定はしません。)

 

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何故都合が悪いのか

 

「体が弱い事(軽自動車)」の何が問題なのかというと、

 

世の中は乗用車を基準にして回っているからです

 

この中で軽自動車が乗用車の真似事をすれば、体を壊してしまいます。

 

「自分は乗用車だ」と思い込んだり、周囲の人も軽自動車を「乗用車だ」と思い込んだ場合、その軽自動車は常に無理をするようになります。

 

もし、軽自動車ばかりの中で過ごして、軽自動車に見合った馬力で生活していれば、軽自動車には問題が起きません 。

 

学生の時も、乗用車、軽自動車、大型車と、色んな体格、体質の人がいます。

 

しかし、学生は基本的には個人の能力以上の事は求められません。どんなにキツイ部活でも「体を壊してでもやれ」とは言われません。頑張ることや努力は要求されたとしても、前提は「体を壊さない範囲で」です。

 

ここが、社会に出た後と、前との決定的な違いです。

 

従って、学生のうちは、体力が軽自動車でも周囲に合わせて故障しないように、自分のペースで頑張る事が出来ます。体育の授業でも部活でも、体を痛めた時や、具合が悪い時は休んで回復する時間を与えてもらえます。調整しながら頑張れるので、気をつければ体がひどく故障する事もありません。

 

故障した経験がないから、「自分の体が弱い」とは気が付きません。つまり軽自動車なのに「軽自動車だ」という自覚がないのです。

 

しかし、社会にでると、「平均である乗用車の馬力」を求められるようになります。軽自動車でも乗用車の馬力を出さなければなりません。

 

乗用車であれば、乗用車の耐えられる負荷にはかろうじて耐えられます。しかし、元から乗用車の耐久性を持ち合わせていない軽自動車には、乗用車にとっては平気なことでも、上手くいきません。

 

自分の耐久力を超えた作業をする事で、軽自動車はしょっちゅう不具合を起こすようになります。周りの乗用車も疲れてはいますが、軽自動車より余裕を感じます。乗用車が100%頑張ればいいところ、軽自動車が同じ力を出そうとすると120%頑張る必要があります。その上軽自動車の回復力は乗用車より劣るわけですから疲弊していきます。

 

はじめは軽自動車はどこも壊れていませんでした。ですが乗用車のような使い方をすると、壊れやすくなります。

 

別に「乗用車がキツクない、楽そうだ」と言っているわけではありません。ただ、同じように酷使したら、軽自動車の方が乗用車より負荷が大きいぶん、先に壊れる確率が高いという意味です。

 

ですが、乗用車も老朽化すれば、壊れやすくなっていきます。

 

すぐには気が付かない

 

私の場合は何度か体を壊して、「自分の体は丈夫ではない」と気付きました。それまでは、

 

「なんでこれしきの事で体を壊すんだろう」とか、

「鍛えてるのに体力無いな」とか、

「健康に気を使っているのに不健康そうだな」とか

 

不思議には思っていましたが「体が弱い」とまでは思っていませんでした。

 

私は大病をしたことありませんから、「体が弱い」という自覚がなかったのです。本人にわからないということは、周囲もわからないということです。

 

 

そんな中、唯一指摘してくれた人がいました。当時、同じ職場で働いていた体の弱い女性です。色々話しているうちに、彼女から「私たちって体が弱いよね」と言われたのです。最初は誰のことを言っているのかわからず「ハぁ?」と思いました。

 

彼女は体が弱いから毎日は働けないので、一日おきに出勤するというスタイルでした。

 

そんな人に「体が弱い」と言われてしまい、自分の体質を見つめ直すことになりました。彼女に言われなかったら、気付くのにもっと時間がかかっていたと思います。

 

それでも、はじめは「体が弱いくらいたいしたことない」と思って乗り切っていましたが、体を何度も壊した事で、だんだん、これは無視できない問題だと思うようになりました。

 

改善するには

 

「体が弱い事」を自覚してからは色々と考えました。どうやったら体質が変わるのかと。

 

「乗用車が故障した状態」なら、故障した部分を直せば、元の乗用車に戻ります。しかし、軽自動車は、修理をして元の常態に戻ったとしても、「軽自動車の完全な状態」に戻るだけです。乗用車の耐久性や馬力にはなりません。そこが難しいところです。

 

軽自動車は、どこも故障していなくても、乗用車に劣っているのです。なので、乗用車と同じような使い方をすると、また故障します。

 

「乗用車なみの耐久力と馬力が欲しいな」と、この頃から思うようになりました。

 

ですが、食事、運動、健康食品、規則正しい生活と、すでに思いつく事はやっていたので、「改善しないのは遺伝のせいだ」と思っていました。

 

どんなに気をつけても、軽自動車の正常な状態になるだけです。正常な状態ですが、それでよしとはならないのです。

 

どこも故障していない状態だけど、耐久性が劣る為、標準より壊れやすい。馬力が足りない・・・これが、「病人ではないけど、体が弱い」という状態です。

 

世の中、病気の原因がわからなくて困っている人はたくさんいます。ですが、体が弱い原因がわからなくて困っている人もたくさんいると思います。私も原因を突き止めるまでに何年もかかりました。

 

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体が弱かった原因

 

私の体が弱かった原因は、体の糖化と、タンパク質・脂質不足でした。

 

私が「体にいい」と思って実践していた食事と間逆が正解だったのです。180℃転換してからは、おもしろいくらい体質が変わっていきました。

 

もう30代ですので、成長期の時に試すような変化は望めませんが、それでも効果は絶大です。

 

ちなみに、私は糖質制限を一度チャレンジして、挫折し、糖質制限否定派の期間を経て、再び糖質制限肯定派になりました。

 

その一回目にチャレンジをした時に、「私たちって体が弱いよね」と私に言った職場の女性に、糖質制限の事を話したことがあります。「とにかく肉を食べると疲れにくくなる」といった趣旨の事を話した記憶があります。

 

今であれば「糖化の危険性」や、「脂質の重要性」についても話すのですが、その時はその知識を知らなくて、「タンパク質をたくさん食べる良さ」しか伝えなくて申し訳なかったなと思います。私自信が当時の方法で、一時的に筋肉がつきやすくなったり、疲れにくくなったものの、中途半端な知識だった為、副作用で体調を崩して失敗したからです。

 

その後、派遣先の契約が終わって、その女性とは合わなくなったのですが、半年後彼女をよく知る人から、彼女が出勤日数を増やして元気でやっているという話を聞きました。「肉を意識的に食べるようにしたところ、それまでより多く働けるようになった」と言っていたそうです。

 

 

「肉を食べると疲れにくくなる」と軽く話したつもりだったのですが、彼女は実生活に取り入れたようです。それ故、知識不足のまま伝えてしまったことは申し訳なく思います。

 

それからどうなったかわかりませんが、肉を食べるのと食べないのでは、これほど体力に差が出るのかと思った出来事です。

 

こういうケースは稀です。健康について話を聞いてくる人は多いのですが、その場で「うん、うん」と頷いて実践しない人は多いのです。おそらく彼女は「体が弱いこと」を本気で悩んでいたからこそ、実践したんだと思います。

 

私も実際に体が丈夫になってきているので、このことからも、今では、食事を変えれば、軽自動車を乗用車に近づけることが出来ると思っています。

 

「近づける」という表現にしたのは、「親から受け継いだ糖化の規模」や、「実践する年齢」によって差があるからです。それでも実践するのとしないのでは、明らかに違うと思います。

 

車に続いて、パソコンでの例えが以下になります。

 

体が弱い人の無理は要注意です!その理由をパソコンに例えて解説

 

 

(追記)

 

体が弱い理由は、「体の構造そのものが痛んでいる」もありますが、「エネルギー不足」も考えられます。

 

前者は、糖質や、身の回りにあふれる有害物質の影響、後者は「ATP不足」です。

 

後者の場合、食べているのにエネルギーが足りていない状態である可能性があります。食べても食べても糖質が欲しい人や、いつも疲れている人は「ATP」不足の可能性があるかもしれません。「ATP」については以下をお読み下さい。

 

ATP(アデノシン三リン酸)について分かりやすく説明してみた

 

 

体が痛んでいる場合は、細胞が入れ替るのに時間がかかるので、すぐには治りません。しかし、エネルギー不足の場合はエネルギーを補ってやればよいので、体を治すよりは簡単です。

 

 

 
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