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試してみたらこうなった

虚弱体質や慢性疾患を改善させる為に必要な情報や心得について、体験記を交えながらお話します。

タグ:血圧
血圧と本態性高血圧の原因について分かりやすく説明してみた

 

高血圧には種類あります。

 

 

 

1つは、「他の疾患」や「薬剤」や「ホルモン分泌異常」が原因で起こる「二次性高血圧 にじせい・こうけつあつ」。

 

 

 

そしてもう1つは、原因がハッキリしない「本態性高血圧 ほんたいせい・こうけつあつ」です。

 

 

 

  • 二次性高血圧・・・原因がハッキリしている

 

 

  • 本態性高血圧・・・原因不明

 

 

 

本記事で取り上げるのは、後者の「本態性高血圧」です。なんと、高血圧になる人の90%がこちらだそうです。

 

 

 

つまり、一般論では高血圧の90%は原因がよく分かっていない・・・と、いうことになります。

 

 

一般論にそう言われると、それだけで「高血圧」は凄く難しい事のような気がしてきます。

 

 

 

私も情報が偏るのは嫌なので、「一般的な説」も、「一般的じゃない説」も満遍なく紹介したいと思ったのですが、さすがに「90%が分かっていない」となると話は別です。「分かっていない状態で述べられた一般論」は、あてにはなりませんから。

 

 

 

従って、前回の記事では、以下のような「一般的ではない血圧の説」を主にご紹介しました。

 

 

血圧が高いほど健康で長生きできる!原因を根本的に間違えている高血圧の食事や治療

 

 

内容を要約すると以下の通りです。

 

 

  • 塩分と血圧は関係ない

 

  • 高血圧には糖質制限が効果的

 

  • 歳をとって高血圧になるのは健康

 

 

世間一般で言われている事と間逆なので、これを読まれた方は驚かれたと思います。

 

 

しかし、私が調べたところ、これらの説は、「どれが正しい」という以前に、どの説も非常にシンプルに感じられました。そして、「原因がわからないようなもの」ではありませんでした。例えば、

 

 

 

  • 健康であれば、「摂りすぎた塩分」を排出することができるので塩分で高血圧にはならない

 

  • 血圧が歳とともに高くなるのは、血液を送り出す必要があるからで、自然である

 

 

 

・・・等、どれも非常に理にかなった仕組みです。

 

 

これを難しく複雑に語る方が逆に難しいと言えます。それなのに、頭の良い人たちが「分かっていない」ということらしいです。

 

 

ここでもう一度、前回引用した「高血圧の原因が分かっていない」という記事を読んでみて下さい。

 

 

『ナースが教える仕事術 動脈硬化になると大変!知らないと怖い高血圧の症状と血圧を下げる方法』より引用

 

 

 

では、高血圧は何が原因で発生するのでしょうか?

 

高血圧の原因は「塩分」!?
実は高血圧の90%は原因がよくわかっていません。

 

「本態性高血圧」は、身体に特に異常がないのに血圧が高くなる症状です。実は本態性高血圧で高血圧になる方は、全体の90%だといわれています。

 

そして、残りの10%は「二次性高血圧」と呼ばれ、腎臓病やホルモン異常などの病気が原因で高血圧になる方です。ただ、「二次性高血圧」の場合は、原因となる病気が治ると、血圧も正常になります。

 

というわけで、厄介なのは原因が不明な「本態性高血圧」です。何しろ、原因が不明なんです。

 

 

このようにハッキリと、「本態性高血圧」は原因がわからないと書いてあります。

 

 

 

なので、本当に血圧の仕組みが複雑難解なのかどうか調べてみました。

 

 

通常は、「重要だと思った部分」をそのまま引用させていただくのですが、今回はよりシンプルな説明にしたいので、参考にさせていただいた記事の中から、私が学んで「分かりやすい」と思った箇所を、私なりに整理してお伝えします。参考先は以下になります。

 

 

低糖質ダイエットは危険なのか?中年おやじドクターの実践検証結果報告 糖質制限ダイエットで高血圧が治せる理由

 

 

【荒木式】高血圧克服プログラム~薬もキツイ運動もやめられた画期的な治療法~

 

 

 

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血圧とは

 

「血液が血管の壁を押す力」を、血圧と言います。

 

「血液が血管を押す力が強くなること」を、血圧が上がると言います。

 

 

 

圧力が上下する理由

 

血管が以下の様な状態によって、血圧は上下します。

 

 

 

  • 硬さ・・・血管の壁が硬い

 

  • 太さ・・・血管が狭い

 

  • 長さ・・・血管が長い

 

 

 

これら3つのうち、血圧に大きく関係しているのは、「血管の硬さ」と「血管の太さ」だそうです。

 

 

「血管の長さ」は関係ないみたいです。血管は伸び縮みしないので、長さが変化しない以上、それによる血圧変化もないという事です。

 

 

シンプルですね。

 

 

  • 血管が柔らかく、広く、短い  → 血圧は低くなる

 

  • 血管が硬く、狭く、長い    → 血圧は高くなる

 

 

これもまたシンプルです。複雑な事は一つもありません。

 

 

 

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血圧が上がる原因

 

 

血圧が上がる原因は色々あります。

 

 

 

血管の状態が原因

 

 

  • 血管の壁が硬くなる(動脈硬化)
  • 血管が狭くなる(血管狭窄)

 

 

 

その他の原因

 

 

  • 体質が酸性になる
  • インスリン抵抗性になる ※インスリンが正常に働かなくなった状態

 

 

 

 

血管の状態が原因の高血圧

 

 

血管の状態が硬くなったり、狭くなったりする事で血圧は上がります。しかし、血管が硬くなったり、狭くなったりするのは理由があります。それが「動脈硬化」や、「血管狭窄 きょうさく」です。

 

 

動脈硬化の原因

 

まず、血管が硬くなる(動脈硬化)原因ですが、一般的に言われているように「コレステロールが原因」ではありません。

 

「余った糖」と「体のタンパク質」が結びつく事によって起こる糖化反応が動脈硬化の真の原因です。

 

糖化反応(メイラード反応)について分かりやすく説明してみた

 

 

糖化によって体のタンパク質は劣化します。血管もタンパク質で出来ていますから、糖化によって劣化します。

 

血管の糖化のイメージとしては、血管が砂糖漬けになって脆くなった姿を想像していただければと思います。

 

 

動脈硬化については、詳しくは以下の記事をご覧下さい。コレステロールではなく、血管そのものに焦点を当てて説明しています。

 

動脈硬化は悪玉コレステロールではなく、動脈壁の劣化が原因だった

 

 

 

血管狭窄の原因

 

 

続いて、血管が細くなる(血管狭窄)原因ですが、一般論では「コレステロールが付くから血管が細くなる」ということになっています。

 

 

確かに、「血管が細くなった箇所」を摘出して確認すると、コレステロールもあるそうです。

 

 

しかし、それ以上に圧倒的に多いのが「血小板」と「白血球」だそうです。

 

 

どういうことか説明します。

 

 

血液は、液体部分である「血しょう」と、血球である「赤血球」「白血球」「血小板」に分けられます。

 

 

 

 

血管が細くなった所に集まる「白血球」と「血小板」は、傷口を塞いだり、バイ菌の侵入を防ぐ役割を果たしている成分です。

 

 

これらの成分が「血管が狭くなっている所」に集中している・・・ということは、その部分が傷の修復が必要だったという事になります。

 

 

つまり、傷があったから、「血小板」や「白血球」が集まっていたのです。従って、傷などなければ、これらはそこにはいません。

 

 

 

 

何らかの原因で傷ができる

 

 

傷口に「白血球」や「血小板」が集まる

 

 

血管が狭くなる

 

 

よく見たらコレステロールも付いていた

 

 

コレステロールが悪い

 

 

 

 

しかも、「コレステロール」も、血管の傷が原因で集まっていたそうです。

 

 

 

 

動画の重要なポイントを書き出しました。

 

 

(1:46~)

 

 

ティータ博士によるとコレステロールが悪者になった理由は かつての心疾患患者の血管内にコレステロールが発見されたという理由であり

 

 

ティータ博士によるとコレステロールは無意味に血管内にたまるのではなく 体が血管内に起きる炎症を修復するためだと提言しています。

 

 

つまりコレステロールが元々の原因ではなく血管内の炎症によるものです

 

 

体が炎症を察知するとそこにコレステロールを送って血管を修復する仕組みになっています

 

 

・・・このように述べられています。「血小板」と「白血球」だけでなく、「コレステロール」も傷の修復の為に集まっていたのです。

 

 

で、血管の傷とは炎症です。

 

 

「炎症の原因」は色々ありますが、量、回数共に「糖質」がダントツで多いです。詳しくは以下で述べています。

 

炎症にと自己免疫疾患ついて分かりやすく説明してみた

 

 

 

さらに、糖質は「高血糖による血管のダメージ」を引き起こすので注意が必要です。

 

 

また、他の血管が傷つく原因に、「ビタミン12」の不足があるそうです。それによって、「ホモシステイン」というアミノ酸の一種がたまって血管がボロボロになるそうです。

 

 

「傷」「炎症」が、血管の狭窄の原因です。

 

 

 

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体質が酸性になることが原因の高血圧

 

 

「血管の状態」とは別の理由で、血圧が上がる事もあります。

 

 

「体質が酸性になることで血圧が上がる理由」についてお話します。

 

 

体質が酸性になると、体に酸素が上手く行き届かなくなるので、高血圧になります。

 

 

酸素濃度と同じくらい重要なのが、血液の「ph値」です。

 

 

数値が低いと酸性が強いということになります。

 

 

人間の場合は、7.35~7.45が正常だと言われています。そして、生命の危険があるのは7.1以下です。

 

 

『ナースプレス アシドーシス・アルカローシス』より引用

 

 

 

人間の体は「弱アルカリ性」になっています。

 

 

「弱アルカリ性」の状態だと、「血液によって運ばれてきた酸素」は、細胞に受け取られます。

 

 

で、「ミトコンドリア」は、酸素を使って、生体に必要なエネルギー物質「ATP エーティーピー」を作り出しています。

 

 

(細胞)

 

 

「ミトコンドリア」が「ATP 」を順調に作れなくなるのが、ph7.3以下だそうです。

 

 

「ミトコンドリア」の働きが低下すれば、生命活動に必要な「ATP」が不足するので、様々な体の不調がでてきます。

 

 

で、体が酸性になる原因を探ると、糖質が関係しています。

 

 

食事で糖質を摂取すると、まず「ブドウ糖」まで分解されます。

 

 

そして、さらに「ブドウ糖(グルコース)」を「ピルビン酸」という物質に分解して、エネルギー物質「ATP」を作るのですが、その後、副産物として乳酸が発生することがあります。

 

 

 

 

(左のルートは「乳酸」が発生します)

 

 

 

乳酸は酸性です。

 

 

この「乳酸」が蓄積していくと、体は酸性になります。

 

 

糖質を摂れば必ずこのルートになるわけではありませんが、そうなりやすい条件を持っている人はいます。

 

 

 

 

 

 

 

乳酸の蓄積により、体が「酸性」になると、「血液によって運ばれてきた酸素」は、うまく受け取ってもらえなくなります。

 

 

すると、体中に酸素が行き渡らなくなります。

 

 

酸欠です。

 

その結果、酸素を送るために心臓が頑張ります。

 

血圧が上がります。つまり、

 

 

 

糖の摂取

 

 

乳酸発生、蓄積

 

 

体が酸性になる

 

 

体の酸欠

 

 

酸素を送るため心臓が頑張る

 

 

血圧が上がる

 

 

 

というわけです。これも元を辿れば「糖質」が原因ということになります。

 

 

 

 

 

乳酸が蓄積し、体が酸性化すると、ミトコンドリアが機能不全になり、細胞が癌化します。これも、元を辿れば「糖質」が原因です。詳しくは以下をご覧下さい。

 

 

余命わずかの末期癌患者が退院できたのは病院での栄養療法のおかげだった!

 

 

 

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糖質制限で効果のある高血圧と、効果のない高血圧

 

 

「90%の高血圧の原因はよく分かっていない」というのが定説ですが、こうしてみてみると、「糖質」が本態性高血圧に関係している事は明白ですね。

 

 

高血圧の予防は「塩分」を控えるのではなく、「糖質」を控えるのが正解でしょう。

 

 

カルピンチョ氏の記事を参考に、高血圧を改善する為に、糖質制限で効果がある場合とない場合(糖質制限することで血圧が下がる人と下がらない人)を整理してみました。

 

 

分かりやすく、効果があるに属するタイプをに、効果があったりなかったりするタイプをにしました。

 

 

 

おそらくほぼ全員効果的

 

  • 2型糖尿病の人

 

  • 高血糖で境界型と言われている人

 

 

おそらく効果的

 

 

  • 耐糖能異常」はなくても、「肥満(BMIが25以上)があって高血圧」の人

 

 

効果的

 

 

  • リンゴ型体型で(内臓脂肪が多くて)高血圧の人

 

 

効果がある場合と、効果なない場合がある

 

  • 肥満ではない、血糖値異常もない、だけど高血圧であるという人

 

 

 

注意して欲しいのは、一番下の「効果がある場合と、効果がない場合」です。

 

 

「肥満ではない、血糖値異常もない、だけど高血圧であるという人」というのは、以下のような人達のことを意味しています。

 

 

  • 血圧を上げるホルモンを産生する腫瘍ができている人

 

 

  • 腎臓の血管が生まれつき細い人

 

 

  • 家族性の原因不明の高血圧症がある人

 

 

この場合、「インスリン」や「血糖値」が原因の高血圧ではありません。「元の病気」が高血圧の原因という事です。氏によると、この場合の高血圧は、「元の病気」を突き止めて治していくしかないそうです。

 

 

おそらく、これが一般論の言う、元の病気を治療すれば、血圧も正常になる、10%の「二次性高血圧」の事でしょう。

 

 

そして、糖質制限で効果がある残りの高血圧とは、一般論の言う90%の「本態性高血圧」の事でしょう。

 

 

 

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改めて高血圧の仕組みについて考える

 

 

つまり、一般論の言う「原因不明の90%の本態性高血圧」は、糖質制限で効果があるという事です。全員糖質制限をしたら、原因不明の高血圧の人は、ほとんどいなくなるのではないでしょうか。実に単純明白な理屈です。どこが難解なのでしょうか。

 

それを「わからない、わからない」と言っているわけです。

 

 

ただし、注意して欲しい事があります。私はここで、「90%も糖質制限で血圧が下がるからいい」と言っているのではありません。それだと、「血圧は、低いのが良くて、高いのが悪い」という従来の常識からは抜けきれていません。

 

 

前回の記事にも書きましたように、「血圧が高くてはいけない」という概念自体を改める必要があります。その人の血管の状態や、年齢や病状などを総合的に判断して、その人にとって最適な血圧である事が望ましいのではないかと思っています。

 

 

実際に血圧が高い事で健康を保っているお年寄りがいるのです。

 

 

血管が脆くなって、血管が破れる心配がある人や、病気が原因で必要以上に血圧が上がっている人は、血圧を下げる必要があると思いますが、特に体に異常がない人の場合の高血圧は下げなくてもいいと思っています。

 

 

しかし、これは素人判断は難しいと言えます。自己判断で薬を勝手に止める人もいるようですが、「自分がどちらのタイプ」なのか判断できない以上、それはかえって危険です。もし「血管がボロボロで薬によって下げなければならないタイプ」なのにも関わらず、止めてしまったら危ないです。

 

今の医療は、血管が丈夫だろうが、丈夫じゃなかろうが、血圧が上がっただけで薬を出そうとします。「薬が必要な人」と、「そうじゃない人」まで一緒くたにしています。血管が丈夫なのにも関わらず、血圧を下げる必要がないにも関わらず、一定の数値を超えたら「高血圧」と診断されます。

 

 

私としては、少なくともこのぐらいの選択肢はほしいです。

 

 

 

  • 10%の人は、元の病気を治して血圧を下げる

 

  • 90%の人は、原因が糖質なら糖質を控えて血圧を下げる

 

  • 健康な人は無理に血圧を下げない

 

 

血圧に対する認識を改めないといけないと思います。「糖質制限に理解のある医師」が必要なのは言うまでもありません。

 

前回の記事では、高血圧のお年寄りの方が長生きな様子が書かれている記事を紹介しました。他にも、私が色々な情報を調べたところ、中には「高血圧は(疾患ではなく)、生理作用」と書いている人もいました。

 

 

「高血圧は悪」だと決め付けている人は、受け入れられない話かもしれません。しかし、歳をとると血管に柔軟性がなくなって、その力が弱まってくるので、脳や体に血液を送るために圧力を上げる必要が出てきます。

 

 

何もしなくても血圧は上がる、それは自然な事なのです。

 

 

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血圧が高いほど健康で長生きできる!原因を根本的に間違えている高血圧の食事や治療

血圧が高いと良くない

 

 

血圧が高い人は塩分を控えなければならない

 

 

・・・いろんなところで言われているので、「理由はよく分からないけど、なんとなくそうなんだ」と思っている人は多いです。

 

 

しかし、真実は全く違います。

 

 

塩分が血圧を上げる原因ではないですし、血圧が上がること自体も悪いことではありません。

 

塩分だけに気を取られたり、むやみに血圧を下げようとする方が体に悪いのです。

 

 

その根拠をお話します。

 

 

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塩分は高血圧の原因なのか

 

 

一般的に、「塩分の摂りすぎが高血圧の原因だ」みたいに言われていますが、一方で、「塩分と血圧は関係ない」という説もあります。

 

 

 

前者はすでに知られている事なので、ここでは、後者の意見を見てみましょう。

 

 

 

『田中佳先生のブログ ◆ 減塩と高血圧は基本的には無関係』より引用

 

 

また、塩類と高血圧の関係を説明する時に、下記の様な理屈が示されます。

 

1 塩化ナトリウムを多く摂る

 

2 体内の細胞内ナトリウム濃度が上昇

 

3 水分を取り込んでナトリウム濃度を調整

 

4 血液中に水分が多くなる = 血液量が増加

 

5 血管にかかる圧力が上昇

 

6 血圧の上昇を招く

 

ということです。

 

そもそも過剰な塩分は腎臓から尿へ排出される機能を健常人(と、心臓・腎臓障害なしの病人)は備えているので、ここでは「排出」という理屈が抜けています。

 

たとえ圧が上がっても、血管の弾力があればその程度の上昇圧は吸収されます。

 

本物の動脈硬化で、この弾力を失って、パリパリのお煎餅のようになった人であれば多少の影響は受けるかも知れません。

 

 

そもそも身体の機能は、そんな “へなちょこ”ではないはずなのです。

 

考えてみて下さい。

 

食事の度に出入りの激しい塩分濃度でですね、血管の伸縮がいちいち影響を受ける訳にはいきません。自律神経も合わせて血圧の調節を行い、生命維持に深く関わる機能の恒常性は厳しく管理されているからです。

 

ついでに言いますと、血管を広げたり縮めたりする血管平滑筋はカルシウム(Ca)イオンの影響を受け、ナトリウム(Na)ではありません。

 

 

つまり、一般的に言われている「塩分を摂りすぎると高血圧になる」という説は、「過剰に摂取した塩分を排出しない」という前提の元に語られているのです。

 

 

当然、前提が違えば、それを元に成り立っている説は崩れます。

 

 

基本的に健常者の場合は、「過剰な塩分」は排泄されるので問題はないそうです。

 

 

 

「ただし、心不全と透析していない腎不全は、塩分の調節能力が機能しないため、減塩はやむを得ないので除きます。」と引用元の冒頭に書かれています。

 

 

 

それに、例え血圧が上がっても、血管に問題さえなければ大丈夫なのだそうです。

 

 

ということは、「高血圧」というのは、「血圧が上がる事」自体が問題なのではなく、「血管が脆い事」が問題だという事です。

 

 

「ボロボロのホース」に圧力をかけたらホースは破れますが、「綺麗で弾力のあるホース」に圧力をかけても破れないのと同じ理屈です。

 

 

血管の場合、何故か「破れるのはホースがボロいからではなく、ホースに圧力をかけたから悪い」に原因がすり替わっています。

 

 

 

「例え塩分を過剰摂取しても、体が上手いこと調節してくれるので、血圧上昇に直結しない」のだとしたら、血圧が上がる本当の原因はなんでしょうか。

 

 

次はその事について考えてみたいと思います。

 

 

 

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健康だからこそ血圧が上がる

 

 

一般的に「血圧が上がる事は悪い事である」という前提になっています。

 

 

しかし、その概念自体が本当なのか考える必要があります。

 

 

そもそも「血圧」は、普通に生きているだけで、何もしなくても歳と共に上がっていくものだそうです。

 

 

それは自然な事であり、不健康ではなく健康的なのです。

 

 

『100歳まで長生きできるコレステロール革命 著書・大櫛陽一』より引用

 

 

人間は、年をとれば、誰でも血圧が上がるのが普通なのです。

 

 

血圧の大きな役目のひとつは脳や末梢の細胞に新鮮な血液を送り届けることですが、年をとると、血管に柔軟性がなくなってだんだんその力が弱まってきます。

 

 

だから、加齢に伴い血圧を少しずつ上げて、脳や体に必要な新鮮な血液を送り続けているのです。

 

 

すなわち、高齢になるにしたがって少しずつ血圧が上昇してくるのは元気な証拠でもあるわけです。

 

 

(178P)

 

 

このように、「歳を取って血圧が上がる事は正常」という見方をすれば、同じ血圧の数値でも印象が全く違ってきます。

 

 

そして、この説を裏づける話が以下になります。

 

 

『薬屋おやじのボヤキ(旧版)高血圧は健康で長生きできます。血圧の薬は飲んじゃダメ。中高年は180でも大丈夫。』より引用

 

 

次に、ヨーロッパ高齢者高血圧研究会の調査、これは既に記事にしたところですが、高齢者にとっては、むしろ血圧が高いほど死亡率が低い、血圧が180ぐらいまでは脳卒中になる可能性が高くなるという明確な根拠はない、という結果が出ています。

 

 

(2013.5.6補記:フィンランドで、75歳から85歳までの降圧剤を飲まない521人の経過を見た調査では、80歳以上のグループでは血圧が180以上の人たちの生存率が最も高く 、140を切った人たちの生存率はガクンと下がっています。)

 

 

こうしたことから、冒頭で書きましたイタリア人のお医者さんは「血圧150、健康」と診断されたのです。なお、テレビに登場したご婦人は80歳ぐらいでしたから、もっと血圧が高くてもいいくらいです。

 

 

もう一つ既報ですが、岡本裕さんというお医者さんは、長く脳外科専門医をなさっておられた経験から、「血圧が常時200を超えるほどでなければ、血圧と脳出血の相関はない」という印象をお持ちです。

 

 

 

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改めて一般的な血圧の話を読む

 

 

ここまで話した内容は一般的ではない説です。

 

 

ここで、これまでの話と、「一般的な高血圧の話」を比較してみます。

 

 

以下と似た様な話はたくさんあったので、これが一般的な説なのでしょう。

 

 

『ナースが教える仕事術 動脈硬化になると大変!知らないと怖い高血圧の症状と血圧を下げる方法』より引用

 

では、高血圧は何が原因で発生するのでしょうか?

 

 

高血圧の原因は「塩分」!?
実は高血圧の90%は原因がよくわかっていません。

 

 

高血圧は大きく分けて「本態性高血圧(一次性高血圧)」と「二次性高血圧」に分類されます。

 

 

「本態性高血圧」は、身体に特に異常がないのに血圧が高くなる症状です。実は本態性高血圧で高血圧になる方は、全体の90%だといわれています。

 

 

そして、残りの10%は「二次性高血圧」と呼ばれ、腎臓病やホルモン異常などの病気が原因で高血圧になる方です。ただ、「二次性高血圧」の場合は、原因となる病気が治ると、血圧も正常になります。

 

 

というわけで、厄介なのは原因が不明な「本態性高血圧」です。何しろ、原因が不明なんです。

 

 

 

高血圧の90%の原因がわかっていないというのは酷いですね。

 

 

それはつまり、「原因が塩分かどうかすらもわからない」という事です。

 

 

それなのに「減塩しろ」と指導する根拠はなんなのでしょうか。

 

 

その90%は、身体に特に異常がないのに、血圧が高くなる症状として認識されています。

 

先程の引用記事を読んでいただければわかると思いますが、「身体に特に異常がないからこそ、自然の成り行きで血圧が高くなっている」だけの話です。

 

 

「現実に起こっている事」は、医学書に書かれてある事よりも何倍もシンプルです。

 

 

それを無視して「血圧が上がるのは悪い」と決め付けているから、「正常だから、血圧が高くなる」、「血圧が高い事も、場合によっては正常かもしれない」という考えがわかないのです。

 

 

前提を変えない事に固執すると、「おかしい、おかしい」「治らない、治らない」と頭を抱えることになります。

 

 

こうして、「一般的ではない説」と「従来の説」を読み比べてみると、理に適っている説は前者だと言えます。

 

 

分かっていないくせに、血圧を下げる為の薬を出したり、塩分を控えろと言ったりします。

 

 

私はその指導法はどうかと思います。

 

 

 

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血圧が上がると危険な状態とは

 

 

「血圧が上がる事」自体は悪いことではありません。

 

 

ただし、例外もあります。

 

 

ここからは、「血圧が上がった時に悪い影響がでるケース」を紹介します。

 

 

 

『薬屋おやじのボヤキ 高血圧は健康で長生きできます。血圧の薬は飲んじゃダメ。中高年は180でも大丈夫。(改訂版)』より引用

 

 

「血圧が低い」ということは、心筋の収縮力が弱くて血流を生み出す力が弱いということになりますし、逆に「血圧が高い」ということは、心筋の収縮力が強くて血流を生み出す力が強い、と言えましょう。

 

 

どちらがいいでしょうか。

 

 

「血圧が高い」ほうがいいに決まっていますよね。

 

 

なんせ、これによって血流がスムーズになり、全身くまなく血液が巡り、体中の細胞に十分な酸素供給をすることができるからです。

 

 

(中略)

 

 

血管に弾力があり、詰まりもないのであれば、血液はスムーズに流れますから、心筋の収縮力は小さなもので済みます。若い人や毎日スポーツを欠かさない中高年の方は、概ねこの傾向にあります。

 

 

逆に、血管の弾力がなくなり、所々で折れ曲がっりたり、詰まりかけたり、といった状態になると、血流にブレーキがかかりますから、全身に十分な血液を流すには、心筋の収縮力を高めるしかありません。

 

 

これは典型的な老化現象で、中高年は避けて通れないところです。

 

 

(中略)

 

 

従って、特別な場合、例えば超肥満で冠状動脈の血管壁がベトベトになっていて心筋梗塞の危険が高いとか、中高年になって冠状動脈が切れそうな状態にあるとか、そういった血流ストップや血管破裂の恐れが非常に高い場合に、あくまで補助的に血圧を下げる必要が出てくるだけのことでしょう。

 

 

 

まず、以下のような老化現象があるから、血圧が上がるのだそうです。

 

 

 

  • 血管の弾力がなくなる

 

 

 

  • 所々で折れ曲がっりたり、詰まりかける

 

 

 

 

ただし、以下のような状態は危険だそうです。これが血圧を下げた方がいい状態です。

 

 

 

 

  • 超肥満

 

 

 

  • 血管壁がベトベト

 

 

 

  • 心筋梗塞の危険が高い

 

 

 

  • 血管破裂の恐れが非常に高い

 

 

 

 

ほぼ血管の疾患ですね。

 

 

 

血圧が歳と共に上がることが正常で、

 

 

血圧が上がった時に危険なのは、血管が痛んでいるからなら、

 

 

 

専門家が指導しなければいけないは、「血管が傷つかないようにする事」ではないでしょうか。それこそが根本的な治療になります。

 

 

 

しかし、「血管をボロボロにするのはコレステロールだ」とか、「血液をサラサラにする為に野菜を食べましょう」・・・みたいな事を言うわけです。

 

 

 

「血圧の原因」も分からなければ、「血管が痛む原因」も、「血液がドロドロになる原因」も分からないようです。

 

 

 

 

これらの症状を見てもらったら、人によっては察しがつくと思います。

 

 

 

これらの原因は糖質です。

 

 

 

 

血管そのものがボロボロになるのは「糖化」による症状です。

 

 

血液がドロドロ、ベタベタになるのは「血糖値」が高いのです。

 

 

 

 

動脈硬化はコレステロールではなく糖質が大きな原因です。

 

 

科学や論文のインチキはコレステロールが教えてくれる

 

 

動脈硬化は悪玉コレステロールではなく、動脈壁の劣化が原因だった

 

 

動脈硬化を改善・予防する方法を分かりやすく説明してみた

 

 

 

血液をサラサラにすると思っている野菜は糖質が多く、血液をベタベタにします。

 

 

糖化反応(メイラード反応)について分かりやすく説明してみた

 

 

人間の血液は4~5ℓです。その中に必要な糖質はたったの5gです。血糖値が120以上になると、免疫力が75%低下します。

 

 

人間の身体に必要な糖質量を血糖値の視点から分かりやすく説明してみた

 

 

 

 

これらの下地があって、とどめの一撃に高血圧がくるからヤバイのです。

 

 

 

糖質を食べなければ、血管が著しくボロボロになる事もないし、血液がドロドロになる心配もありません。

 

 

血管が丈夫なら、高い血圧を下げる必要もありません。

 

 

 

 

糖質が高血圧の原因になる

 

 

 

糖質が血管を傷つけたり、血液をドロドロにすることはお話しました。

 

 

しかし、

 

 

 

  • 血管の弾力がなくなる

 

 

 

  • 所々で折れ曲がっりたり、詰まりかける

 

 

 

 

・・・といった老化現象自体もまた、糖質が影響しています。

 

 

人間の体の構成成分で最も多いのが「水」で、その次に多いのが「タンパク質」です。

 

 

 

つまり、体の大部分は「タンパク質」でできています。

 

 

 

糖質は摂りすぎると、余って、体のタンパク質とくっついて「糖化」させます。

 

 

 

糖化すると細胞が劣化します。

 

 

 

糖化と「老化」はイコールです。

 

 

 

「酸化」もダメージが大きいですが、「糖化」の方が体を傷つけます。摂る量が半端ないからです。

 

 

 

「自然に血圧が上がる」理由が老化現象なら、元を辿れば、それも 糖化→糖質 が関係していると言えます。

 

 

 

 

『ダイエット☆マメグラフ 糖質制限と高血圧』より引用

 

 

世の中には本当にたくさんの高血圧の治療方法法があります。

 

でも薬も使わないで、血圧を下げたければ「糖質」を摂取しない食事をすることです。血圧が上がる要因はいくつかありますが、その大きな要因とは

 

 

 

・血管が硬くなる「動脈硬化」によるもの

 

・血管が細くなる「血管狭窄」によるもの

 

・自律神経のバランスを崩す「インスリン抵抗性」によるもの

 

 

 

これらは「糖質」の過剰摂取が原因です。「糖質」を摂取しないことが、高血圧を治す法になるわけなのです。そして、その食事法こそが、“糖質制限食”です。

 

 

 

従来の「塩分が高血圧を引き起こす説」を信じている人は信じられないかもしれませんがこれが現実です。

 

 

気を付けるものを間違えています。

 

 

 

塩分だけ気をつけて、糖質を控えないなら、それは高血圧の対策になっていないのです。

 

 

 

次回は、どうして糖質が血圧を上げるのか、詳しいメカニズムについてお話します。

 

 

血圧と、本態性高血圧の原因について分かりやすく説明してみたへ続く

 

 

 

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