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私達は憲法によって言論の自由が守られているので、

食や健康等の問題を主張する事ができます。

 

 

 

 

元々憲法改正賛成派だった人の解説です。

 

 

 

 

谷本議員と一緒に飛行機を降ろされたもう一人の人物・高橋清隆氏について

 

 

 

谷本議員らがノーマスクで強制降機! 釧路空港のエアドゥ機、「憲法違反を公然と行う航空各社への行政指導を国交省に求める」

 

 

一緒に飛行機を降ろされた反ジャーナリスト高橋清隆氏による、谷本誠一議員のインタビュー動画です。

 

 

 

 

 

身近な人が被害に合った時の為に

とりあえずブックマークをお願いします。

 

 

 

 

 

 

タグ:赤血球
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血液の成分を大雑把に分けると、液体である「血しょう」と、

 

球体である「赤血球 せっけっきゅう」、「白血球 はっけっきゅう」、「血小板 けっしょうばん」の4つに分けられます。

 

 

 

前回は、血液の中の赤血球と、その「赤血球」の大部分を占めているヘモグロビンについてお話をしました。その続きになります。

 

 

血液と赤血球とヘモグロビンについて分かりやすく説明してみた①

 

 

 

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(「赤血球」という柔らかい袋の中に「ヘモグロビン」が入っています。)

 

 

 

この「赤血球」は、酸素を体の隅々まで配達してくれる細胞です。

 

 

とても柔らかくできており、赤血球よりも細い毛細血管の中を通過することができます

 

 

 

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酸素が運ばれる流れ

 

 

酸素が各細胞へ届けられる流れは、以下の通りです。

 

 

 

①空気を吸って肺に酸素が入る

 

 

②肺に入った酸素は、血管の中を流れる赤血球にくっつく

 

 

③酸素は赤血球に乗って、全身の細胞へ届けられる

 

 

 

 

ふざけた言い方をすれば、

 

 

「赤血球という車」の中に収納されている「ヘモグロビンに含まれる鉄」に、「肺から取り込んだ酸素」を乗せて、体の組織に酸素を配達しているわけです。

 

 

酸素を運べるのは、「ヘモグロビン」に含まれるのお陰なのです。

 

 

もし鉄がなかったら、酸素を体の組織に運べないので、体が酸欠になります。

 

 

は大事です。

 

 

 

この「ヘモグロビン」は、酸素の多い所では積極的に酸素と結びつきますが、酸素の少ない所では、持っていた酸素を離す性質を持っています。

 

 

 

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ヘモグロビンの構造

 

 

血液 赤血球 → ヘモグロビン

 

 

と、話を展開してきたわけですが、赤血球にある「ヘモグロビン」の構造は以下のようになっています。

 

 

ヘム + グロビン = ヘモグロビン

 

 

「ヘム」は鉄を含んだ色素、「グロビン」はタンパク質です。

 

 

ちなみに、「ヘム」はこんな構造です。

 

 

鉄 + ポルフィリン = ヘム

 

 

 

このヘムが赤いので、「ヘモグロビン」が赤いのです。

 

 

そしてこれが「赤血球」の赤、「血液」の赤です。

 

 

 

 

変化する血液の色

 

 

実は、血液の色は変化します。

 

指先を切った時は、鮮やかな赤色です。それに対し、検査などで採血をした時、その色は深い赤だと思いませんか。

 

 

実は、この色の違いは、血液に含まれる酸素の量で変わってきます。

 

 

酸素が多いと、色は鮮やかに、

 

酸素が少ないと、色は暗く重たくなります。

 

 

 

心臓から出発した血液を脈血と言います。行きの血液は、ヘモグロビンに酸素がくっついています。従って、鮮やかな赤色に見えます。

 

 

反対に、心臓に帰ってくる血液を脈血と言います。帰りの血液は、酸素を供給し終え、なおかつ二酸化炭素を多く含んでいるので、暗く沈んだ赤色に見えます。

 

 

 

ちなみに、検査などで採血する時は、後者の静脈血を取ります。だから採血の時はドス黒い血なのです。

 

 

 

どうして静脈血をとるかというと、静脈は帰りの便なので、血の勢いも弱く、血管も皮膚のすぐ下にあるので刺しやすいからだそうです。

 

動脈は体の深いところにあり、勢いもあるので止血が大変なんだそうです。(※でも動脈注射もあるみたいです。)

 

 

 

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生き物の血は赤だけではない

 

 

酸素によって色の濃さが変わるとはいえ、人間の血液は赤です。

 

 

でも、「全ての生き物の血」が赤いわけではありません。

 

 

人間の血液が赤いのは、「ヘム」という色素をもつ「ヘモグロビン」のお陰でした。この「ヘモグロビン」は、主に背骨のある動物(脊椎動物)の血液に含まれている成分です。

 

なので、それ以外の生き物の中には、「ヘモグロビン」ではない成分をもっていたりします。

 

 

 

イカやタコ等、「ヘモグロビン」の代わりにヘモシアニンという成分をもっている生き物がいます。

 

ヘモシアニンも「ヘモグロビン」同様に、酸素を運搬できます(十分の一のパワーだそうですが)。

 

 

「ヘモグロビン」にはが含まれていますが、「ヘモシアニン」にはが含まれています。

 

 

 

  • ヘモグロビン・・・鉄

 

  • ヘモシアニン・・・胴

 

 

 

この胴を含むタンパク質は、酸素と結合した時に青色に見えるそうです。

 

これについては、以下に詳しく解説してありました。

 

 

『富戸の波 第355回  血と骨 - 14 銅のまやかし』より引用

 

ヘモシアニンの名もフレデリックが名付けたもので、ギリシャ語の

 

Hemo = 血

 

Cyan = 青色

 

 

を組み合わせた語で、文字通り「青い血」を表しているのです。

 

 

ヘモシアニンの「ヘモ」はヘモグロビンと同じ「ヘモ」、「シアニン」は青酸カリのシアン化カリウムと同じ「シアン」です。

 

 

このヘモシアニンは酸素との強い親和性が発見時から知られており、脊椎動物のヘモグロビンと同じ働きをするものであると考えられていました。

 

 

ヘモシアニンによって酸素を運搬するのはイカ・タコ・貝類の軟体動物や、エビ・カニの節足動物などが知られています。

 

 

但し、同じ節足動物でも昆虫はヘモシアニンを持っていません。

 

 

興味のある方は、引用元をご覧下さい。上の続きのページが以下になります。

 

『富戸の波 第356回  血と骨 - 15 ヘモシアニンの円柱』

 

 

 

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赤血球はどこで造られるのか

 

 

赤血球の寿命は約120日と言われています。

 

 

そして、古くなった赤血球は、肝臓秘蔵で壊されます。

 

 

 

一方、造られる場所ですが、一般的に赤血球は、骨髄で造られている・・・と言われています。

 

 

ですが、この意見に真っ向から対立する説があります。

 

 

私はこれまで、医療や栄養の一般論はいい加減だと書いてきましたが、この「赤血球」に関しても、同じように感じていました。その事をすっかり忘れていたのですが、この記事を書いていて思い出しました。

 

 

 

それが「腸造血説 ちょうぞうけつせつ」です。

 

 

『嘘八百のこの世界 「血は骨でなく腸で造られる?白血病は癌ではない?」』より引用

 

もっとも原始的な原生動物のアメーバやゾウリムシなどを除いて、すべての動物たちは血液の構成要素である血球を持っています。

 

 

骨がないイカやタコにも血球は存在しますし、イソギンチャクやヒドラなどの腔腸動物、ミミズやゴカイなどの環形動物でさえ、血球(または血球様遊走細胞)を持っています。

 

 

血液(血球)が骨髄で造られるとするならば、これら骨のない動物の血液はいったいどこで造られているのでしょうか?

 

 

こんなことを考えていた私は、ある日、新宿御苑の池で食用ガエルの大きなオタマジャクシを見つけ、研究室に持ち帰り、早速、その血液を調べてみました。後日、カエルについても同様のことを行いました。

 

 

すると、驚いたことに、オタマジャクシもカエルも、ほとんど違いは見られなかったのです。

 

 

ご存知のように、オタマジャクシには手足がなく、造血を行うはずの骨髄といえるものは、体全体でもごくわずかです。にもかかわらず、手足がしっかり形成されているカエルとほとんど血液の状態は変わりません。唯一、オタマジャクシの血液には、卵生時代の名残りである卵黄球という物質が見られるだけでした。

 

 

オタマジャクシとカエルの血液が同じなら、同じ組織で、同じシステムによって血液が生み出されているはずです。

 

 

オタマジャクシのときは別のところで造血され、カエルになったら骨髄で・・・というのは、生命において最も大切な「造血」という作業が、その動物の個体において、ある時期からまったく別の場所(臓器組織)に引っ越すという考え方で、どう考えても不自然ではありませんか。

 

 

こうした実験結果によって、ますます「骨髄造血説」に疑いをもった私は、今度は人間の血液を調べ始めました。

 

 

当時、私がインターンとして住み込み勤務していた病院は、旧陸軍の病院で、第二次世界大戦で負傷され、帰還された傷痍軍人の方々が多くいらっしゃいました。その中には、不幸にして、両手両足を切断された方もおられました。

 

 

両手両足がないということは、人体の全骨髄組織の90%以上を失っているということです。だとすれば、この方たちは造血が難しく、極度の貧血状態にあるはずです。

 

 

そこで私は、両手両足を失われた何人かの方にお願いしてご本人の許可をいただき、血液を調べさせていただきました。

 

 

その結果は、貧血どころかまったくの正常値の範囲であり、赤血球にいたっては、一般の方たちよりも10%も多かったのです。

 

 

私はこうした事実を確認できたことで、いよいよ「骨髄造血説」は間違いであるという確信を抱くに至ったのです。

 

 

現代医学の「赤血球は骨髄で造られる」という説では、以下の点が説明できないのです。

 

 

  • 骨が無い生き物 → 血液はどうやって造られるのか

 

  • 骨を失った人 → 血液が造られにくくなるはずだが、貧血ではない

 

 

 

そして、赤血球は骨髄ではなくで造られているという「腸造血説」は以下のようなものです。

 

 

『腸造血説とは』より引用

 

現代医学は、血液は骨髄で作られるという「骨髄造血説」が基盤となっており、 再生不良性貧血や白血病等、血液のガンと言われる病気に対しては、骨髄移植が唯一の手段と言われています。 でも、はたしてそうなのでしょうか?

 

 

昔、千島博士と森下博士と言われる方が、40年近い歳月を費やした調査・研究の成果として、「腸造血説」を学会に発表されました。

 

 

「腸造血説」とは、食べた食物は胃腸で消化され、最終的に小腸から吸収されますが、 吸収された栄養分はお臍付近のリンパ節の密集した「丹田」と言われる個所で赤血球に変換され、一部が白血球になり、 さらにその一部が細胞に変わる、という説で、細胞は細胞分裂でしか作られないとする骨髄造血説を否定しています。

 

 

「丹」とは赤(血液を指す)で「丹田」とは血液が作られる田んぼのこと。 昔の人はうまいことを言ったものです。

 

 

学会では、現代医学の基盤である「骨髄造血説」を否定するものであるため、直ちに抹殺されてしまったようですが、 いずれの学説でも、未だに血液の発生するメカニズムの確固たる証明は出来ていないと聞いています。

 

 

骨髄造血説は、「10日前後食物を与えなかった動物の骨髄を開くと血が存在する」という実験結果が根拠になっているそうですが、 「健康な動物の骨髄には脂肪細胞しか見つからない」、また、なぜ長期間食物を与えなかったのか、など私も信憑性が疑わしいと思っています。 (腸造血説では、骨髄で見つかる血液について、断食等で体内に血液が不足した場合、 蓄えられた脂肪等が再度血液に変換されたものと見ている。)

 

私たちも以下の理由により「腸造血説」を支持しています。

 

 

人間の祖先である鳥は、肛門付近のファブリキウス嚢というリンパの集中している場所で血液が作られているのが証明されていること。

 

 

骨のない動物や、まだ骨のできてない卵の中にも血液が存在すること。

 

 

再生不良性貧血や白血病と言われた人が、基本臓器を中心とした手当てと血液の元となる「胚芽」や「葉緑素」の摂取で、 快復した多くの事例があること。

 

 

骨髄造血説の根拠が生体から切り取った細胞を試験管等で調べた結果に基づくものであるのに対し、 腸造血説は生きたままの状態で長期間観察した結果に基づくものであること。

 

 

 

片方が「骨髄だ」と言い、片方が「腸だ」と言う。

 

 

またか・・・。

 

 

これほど医学が発達しているのだから、簡単に調べられそうなのに意見が割れています。

 

 

で、私がどちらを信じているかというと、現段階では、どちらも信じていません。

 

 

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骨髄造血説も腸造血説もどちらも信じられない理由

 

 

一見、現代医療を批判し、真実を突き止めているかのように見える「腸造血説」ですが、この説を支持している人たちの主張を見てみると、私が調べた限り、植物性の食品を良しとし、動物性の食品を悪者にしている傾向があります。また断食なども良しとしています。

 

 

この点がひっかかるのです。

 

 

「肉を食べるのは相応しくない」と考えるのは、動物食性動物である人間の食性に反しています。肉を食べないようにすると、タンパク質不足になります。

 

 

「人間が肉食か草食かは、歯を見れば分かる」という説は正しいのか

 

 

そして、人間は植物性の食品を食べると、食性に反するため、不具合が起きます。糖質の害がいい例です。

 

 

また、ガン細胞はブドウ糖を餌としているので、肉をさけて植物性の食品ばかり食べると、そこから摂取したブドウ糖により癌が増殖します。

 

 

余命わずかの末期癌患者が退院できたのは病院での栄養療法のおかげだった!

 

 

癌になるような現代医療を否定しながらも、癌を増やすような食事を推奨しているのです。

 

 

「腸造血説」の創始者が活躍した時代ならともかく、現代は、糖質制限の理論が普及し、糖質の害の情報が広まってきました。

 

 

普通の人ならともかく、健康に携る人がこの事実を知らないはずがありません。それにも関わらず。「糖化」を無視し、植物性の食品で健康になると言い張る時点で胡散臭く感じます。

 

 

私も、糖質制限をする前は、腸造血説や、それに関する食の話を読んで納得していました。いわゆる、肉が良くなくて、植物性の食品が良いとか、断食が良いとか、ですね。

 

 

しかし、糖質制限を始めて、動物性食品の重要性や、糖質の害について分かった今では、そのように思いません。

 

 

動物性の食品が悪くて、植物性の食品が良いというのは真っ赤な嘘です。

 

 

その証拠が消化具合です。

 

 

一般的には、人間にとって消化が良いのは植物性食品で、動物性食品は体に悪い となっていますが、実際は逆です。

 

 

以下の記事にも書きましたが、消化に良いのは植物性の食品ではなく、30分で消え動物性の食品でした。

 

 

消化に良い食品の嘘。慢性的に胃がもたれる人は糖質の過食を疑え!

 

 

 

そして、夏井睦氏の記事より、寿司(魚+ご飯)を食べた男性の胃の中の写真を紹介します。

 

『新しい創傷治療 消毒とガーゼの撲滅を目指して 2014/08/06』より引用

 

 

40代男性、昼に寿司を食べた後4時間後に急に立てなくなるほどの腹痛が出現し救急車にて搬送された患者さんです。当院外来医が胃アニサキス症を疑い、私が緊急内視鏡検査をしました。

 

 

食べてから5時間後の内視鏡画像ですが、寿司ネタは見事に消化され、魚の面影はまるでありませんが、シャリだけは見事に残っています。これを見てもご飯が如何に消化が悪いかが分かります

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ご飯(植物性)→ 消化に悪い

 

魚(動物性) → 消化に良い

 

 

 

こんな事は、すぐに調べられることですが、それでも、まだ、逆の事が信じられています。

 

 

何故、動物性の食品の消化は早いのか・・・その答えは、それが人間の体に合っているからでしょう。得意なものは早く、苦手なものは遅いのです。体に合っているものが悪いものだとは思えません。

 

 

 

にも関わらず、いまだに「肉は消化に悪い」とか、「癌の原因になる」とか言っている人を、私は信じることができません。

 

 

 

「腸造血説」を唱える人は、何故か、人間の体に合う消化に良い肉を悪者にしているのですが、胃の消化構造が見えていない人が、腸については正確に分かるものなのでしょうか。不思議でなりません。

 

 

従って、「骨髄造血説」も、「腸造血説」も信じられないのです。

 

 

鉄の働きについて分かりやすく説明してみたへ続く

 

 

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人体の血液の量は、成人男性だと体重の約8%、成人女性だと約7%と言われています。

 

 

4~5リットルぐらいです。

 

 

 

血管の中を流れている血液は、体中のあらゆる組織に、酸素、水分、栄養分等を供給します。

 

 

そして、組織から老廃物を回収します。

 

 

 

本記事は、血液の構成についてお話します。

 

 

 

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血液の構成

 

 

 

血液は、血しょう、赤血球、白血球、血小板からできています。

 

 

 

  • 血漿(けっしょう)

 

  • 赤血球(せっけっきゅう)

 

  • 白血球(はっけっきゅう)

 

  • 血小板(けっしょうばん)

 

 

 

それぞれを具体的に説明していきます。

 

 

 

 

試験管の中に血液を入れて、「血液が固まらない薬」を入れて放置すると、以下のような状態になります。

 

 

 

 

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血液は、「液体」と「有形の成分」に分けられます。

 

 

 

 

血漿と血球

 

 

試験管の中の、上の薄い黄色の液体「血しょう」と呼びます。

 

 

 

「血しょう」は、血液の55%を占めています。

 

 

 

一方、試験管の下に沈殿した有形の成分「血球 けっきゅう」と呼びます。

 

 

 

血球には、「赤血球」、「白血球」、「血小板」があり、血液の45%を占めています。

 

 

 

そして、血球のほとんどは「赤血球」です。

 

 

「白血球」と「血小板」はわずかです。

 

 

 

血球は、「血しょう」という液体の中に浮遊しています。

 

 

血漿と血球

 

 

 

 

次は「血しょう」と「血球」の働きについて説明します。

 

 

 

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血しょうの働き

 

 

 

血しょう(けっしょう)の働きは以下になります。

 

 

 

 

  • 血液細胞、養分、ホルモン、老廃物を運搬する

 

  • 体内恒常性を維持する

 

  • 血液を凝固させる

 

  • 免疫機能

 

  • 血管外に組織液としてしみだす事ができる。これによって細胞に栄養を供給することができる

 

 

 

 

ちなみに、「血しょう」の約90%が水分です。

 

 

水分の他に、有機物、無機塩類(電解質)が含まれています。

 

 

 

 

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液体である「血しょう」は、薄い黄色です。

 

 

しかし、血液は赤です。

 

 

赤く見えるのは、血球の「赤血球」があるからです。

 

 

 

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血球の働き

 

 

血球(けっきゅう)の働きが以下になります。

 

 

 

 

 

 

  • 赤血球・・・酸素の運搬を行なう

 

  • 白血球・・・体内に入った細菌や異物と戦って体を守る

 

  • 血小板・・・血液の凝固や止血を行なう

 

 

 

図にするとこうです。

 

 

 

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本記事はこのうちの「赤血球の話」をしていきます。

 

 

 

 

赤血球とは

 

 

「赤血球」の3分の2は、水分になります。

 

 

水分以外の成分のうち、大部分を占めるのが「ヘモグロビン」です。

 

 

割合は、ヘモグロビンが97%、蛋白質が約2%、脂質が約1%です。

 

 

 

先程、「血液が赤く見えるのは赤血球のせいだ」と言いました。なので赤血球の絵を描くと左下の絵のように赤い色になります。

 

 

でも、もっと細かいことを言えば、赤血球の色が赤いのは、赤血球の大部分を占めるヘモグロビンが赤だからです。

 

 

右下の絵の粒々が「ヘモグロビン」です。赤血球の中に「ヘモグロビン」がたくさんあるので赤く見えます。(左のように赤く見えるのは、右のような構造になっているからです)

 

 

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赤いヘモグロビンを皮で包んだものが赤血球のイメージです。

 

 

 

この赤い粒々の「ヘモグロビン」のおかげで、体の隅々まで酸素を運ぶことができるのです。

 

 

 

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ヘモグロビンとは

 

 

ここからは、赤血球の水分以外の大部分、「ヘモグロビン」についてお話します。

 

 

血液検査でよく耳にすると思います。

 

 

「ヘモグロビン」とは、鉄分を含んだタンパク質です。

 

 

 

鉄を含んだ赤色の色素「ヘム」と、タンパク質でできている「グロビン」からなる物質なので、名前が「ヘモグロビン」です。

 

 

 

血液は体中のあらゆる組織に「酸素」を供給すると言いましたが、厳密に言うと、

 

 

「ヘム」の中に含まれている鉄の部分に、酸素がくっつくことで、酸素を運ぶことができるのです。

 

 

 

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これが「鉄不足」がよくない理由です。

 

 

もし鉄がなければ、酸素がくっつかないので、体に酸素が運べないという事態になります。

 

 

すると、体の酸欠で、例えばこんな症状になったりします。

 

 

 

 

  • だるい

 

  • めまいがする

 

  • 眠い

 

  • 集中力の低下

 

  • 動機や息切れ

 

  • 頭痛

 

 

 

「眠い」というのは、脳が体を休ませようとする為眠くなるそうです。

 

 

鉄が足りないとフラフラするのは、「鉄が不足する事で、体が酸欠になるから」です。

 

 

 

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赤血球とヘモグロビンについてまとめ

 

 

赤血球の主な働きは、酸素の運搬です。

 

 

赤血球は、「肺で受け取った酸素」を体の隅々の細胞に供給したり、「二酸化炭素」を受け取って肺まで運びます。

 

 

運搬の鍵を握るのは、「赤血球」の「ヘモグロビン」です。

 

 

「ヘモグロビン」の中に含まれているに、酸素がくっつくので酸素が運べます。

 

 

赤血球が車なら、「ヘモグロビン」は座席です。座席がなかったら乗れません。

 

 

酸素を乗せた「ヘモグロビン」という座席ごと、赤血球が運搬しているイメージです。

 

 

 

そして、赤血球の中で「ヘモグロビン」が不足した状態を貧血と言います。

 

 

 

ヘモグロビンと、ヘモグロビンA1cの違い

 

 

血液検査でよく耳にする「ヘモグロビンA1c えーわんしー」についてお話します。

 

 

 

正常な「ヘモグロビン」に、糖がたんこぶのようにくっついて変質した糖化物質が「ヘモグロビンA1c」です。

 

 

この「ヘモグロビンA1c」は、老化物質AGEに変化する一歩手前の物質です。

 

 

 

老化物質なのでこの値は少ない方が良いです。

 

 

 

健康体の人にもありますが、糖尿病の患者さんは「ヘモグロビンA1c」が2~3倍多いのです。

 

 

ヘモグロビンA1cについて書いた記事が以下になります。

 

糖化反応(メイラード反応)について分かりやすく説明してみた

 

 

血液と赤血球とヘモグロビンについて分かりやすく説明してみた②へ続く

 

 

 

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