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脂質を食べるから太る。
そう勘違いされている方がいまだに多いです。調理の時や食事の時、肉の脂をせっせと落とし「ヘルシー」と言っている人をよく見かけます。
でも、本当は脂質を食べる事こそが「ヘルシー」なのです。
しかし、脂質はいまだ悪者です。そして、捨ててしまうのです。
太るから? 成人病になるから?
でもそれ、勘違いです。脂質を食べて、「不健康になる理由」、「太る理由」はもっと別のところにあります。
ここの誤解が解けないと、脂質を食べる事に抵抗を感じてしまいます。
特に、「脂質悪」のまま、糖質制限を始める人は、脂質の摂取を避けます。そうすると、エネルギー不足になり、体調を崩し失敗します(私もこれをやらかしました)。
脂質は素晴らしい栄養素です。私も脂質をしっかり食べるようになってから、体に良い変化が表れました。例えば、
糖質制限を初めて間もない頃、バターの品薄状態に遭遇し、バターの量を10~20gにケチった時がありました。そういう事がしばらく続くと、その後にくる生理に影響がでます。同じ日に来ず、けっこう遅れるのです。
実にわかりやすい。
しかし、バターを50g以上に増やすと、再びほぼ同じ日に来るようになります。
また、脂質をしっかり摂ると肌が潤います。潤うといっても、よくある化粧水で水浸しにしたような見せ掛けの潤いではなく、中からくる潤いです。
試してみて初めて、「脂質って重要だったんだ」と思いました。それまでは、理屈ではわかっていても、「脂質悪」のイメージの方が強かったのです。
このように多くの人は、コレステロール、動脈硬化・・・という危険なイメージを脂質に対して持っている為、人間にとって必要な栄養素であるにも関わらず、脂質を避けようとしてしまいます。でも、それではもったいないですよね。
なので、脂質自体は危険ではないと、声を大にして言いたいです。
安心して脂質を摂るためには、何故、脂質で不健康になったり、太ったりするのか、その理由を正確に知る事が必要ではないでしょうか。
「脂質が太る原因じゃなかった」事を実感した、私の体験をお話します。
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糖質だけなら、いくら食べても太らなかった
まず、私の体質を述べておきます。
私は糖質制限を始める前は、「糖質中心」のライフスタイルをおくっていました。
太ると思われるでしょうが、何故か私は子供の頃から糖質だけなら、いくら食べても太らない体質でした。ご飯でも、お菓子でもです。
胃が弱いので、量は食べられませんでしたが、唯一底なしに食べられるものがありました。
それは、アイスクリームです。
溶けてしまうからなのか、胃が弱くても、アイスクリームだけは、カップ入りのものを何個食べても苦にはなりませんでした。また、チョコレートも同じ理屈なのか結構食べられました。
お菓子を食べるあの至福の時が大事だったので、お菓子は質よりも量が大切でした。「おいしいスイーツをちょこっと」なんて満足できません。1分で無くなりますから。かといって、消耗品にお金をかけるのも嫌だったので、スーパーで手に入る、安くてボリュームのあるアイスやチョコを毎日食べていました。
基本的に、病気の時以外は欠かした事はありません。
それでも、全然太りませんでした。学生の時はクラスの中でも特に細かったです。人に挨拶をすると、「ご飯ちゃんと食べてる?」と返ってくるぐらいです。
クラスメートに「チョコレートを食べるとすぐ太る」という人がいましたが、まったく信じられませんでした。私は毎日欠かさず食べても太らないですから。
糖質では全く太らない体質ですが、そんな私が「脂質をたくさん摂ってどうなったか」についてお話します。
食パンとバターで太り始めた
「糖質では全く太らない体質」の私が、一時期、バター(脂質)をたくさん食べた事がありました。
20歳の時、ケーキ屋でバイトをしていた時、バターにハマったのです。
まかないが食パンだったのですが、みんな、それにバターをつけて食べていました。
私は、甘党なので、それまでは、パンにつけるとしたら、バターではなく、蜂蜜やジャムばかりでした。バターはそんなに美味しいとは思えず、せっかく食べるなら甘くて美味しい方が良いという考えだったので、パンもお菓子の様に甘くして食べていました。そもそも、パン自体もあまり好きではありませんでした。
ですが、ケーキ屋のバターがメチャクチャ美味くて、これをつけて食べたパンは格別でした。「パンってこんなに美味いんだ」と思いました。
ケーキ屋のでっかいオーブンで香ばしく焼いた食パンの上に、そのバターをたっぷり塗る・・・というか、載せて食べていました。バターが溶けてパンに浸透したところも美味しいですが、溶けかけのところもいけるんです。おかわりもしてました。
・・・で、そういう事を続けていたら、
何故か、楽勝で太りました。
糖質をいくら食べても一切太らなかったのに、バターを食べるようになっただけで、簡単に太ってしまったのです。
パンを食べていたのは朝の一食だけだったので、体重はそんなに変わらなかったです。人からはわからないほどです。しかし、自分では「太った」と、ハッキリわかりました。
手を後ろにひねって背中を掴むと、ありえないところに肉がついているわけです。
え゛っ・・・!?
と思いました。肩甲骨のまわりとか、わずか短期間で、皮下脂肪がついていたわけです。
すぐにバターが原因だって悟りました。
それまでも、食パンは食べていましたが、蜂蜜やジャムはいくらたっぷりつけても太りませんでしたから、食パンが原因だとは考えにくかったのです。その当時摂り過ぎていたのはバターでした。
(※ちなみに、私はラストまで働いていたわけではないので、「残ったケーキを持って帰る」という事はありませんでした。従ってケーキで太ったわけではありません。持って返ったのは2回だけです)
思ったとおり、ケーキ屋を止めた後、「バターをたっぷり塗ったパン」を食べなくなって、元に戻りました。(やや時間はかかりましたが)
その時、「私の体には糖質は合うけど、バター(脂質)は合わない」と思いました。
「脂質は太る」とばかり思っていました。
ですが、勘違いでした。
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太った本当の理由
当時、「私がバターを食べて太ってしまった原因」についてお話します。その当時はわかりませんでしたが、今ならハッキリとわかります。
結論から言うと、悪いのは「バター」ではなく、「バターと糖質の組み合わせ」でした。
わかりやすくする為、現在と比較してみます。
現在、私は糖質制限をしている為、基本、糖質は一日10g以下です。私のエネルギー源は脂質ということになります。肉の脂+バター(脂質)をたくさん食べても太りません。
ケーキ屋バイト時代、パンに塗っていたバターの量をはるかに凌駕するバターの量を、毎日食べていますが、全く太りません。今はケチって毎日50gしか食べていませんが、昨年毎日100g食べていた時期も、やはり太りませんでした。
この事実一つ見ても、「太った原因はバター(脂質)じゃない」・・・そう感じていただけるのではないかと思います。
現在と過去の違いは、そこに糖質が加わったかどうかです。
詳しく説明すると、
「パンにバターたっぷり」は、「糖質と脂質の組み合わせ」なので太ります。
それに対し現在は、バターを食べても、糖質は一日で10g以下です。なので、ほぼ「脂質のみ」の摂取になります。しかも、調味料やわずかな野菜に含まれる糖質と合わさらないように、バターを食べる時は、あえて時間を開けて食べるようにしています。糖質を減らしていれば、脂質だけ食べても太りません。
昔の私は、脂質という「物質」に気を取られて、「組み合わせ」が悪いとは思わなかったのです。だから「脂質が悪い」と勘違いしたのです。
●脂質を食べて太った(勘違い)
●糖質と脂質が合わさったから太った(真実)
確認しないと、こんな単純なカラクリにも気が付かないものです。
脂質だけだと太らない・・・まだ信じられないかもしれませんが、冷静に考えてみてください。
私が「バターをたっぷり塗ったパン」を食べて太ったのは20歳の時です。若い時は太ったのに、30代の今はそれより多い量のバターを食べても太らないのです。普通に考えると、20歳と30代では代謝能力は20歳の方が上です。
バターを食べて、20歳でも太ったのなら、代謝の落ちている今の方がもっと太らなければならないはずです。
「脂質が太る」という説と、「脂質だけだと太らないが、脂質に糖質を加えると太る」という説では、辻褄が合うのは後者です。
この経験から、「脂質と糖質」、あるいは「タンパク質と糖質」は組み合わせてはいけないと思っているので、外食等で糖質を食べた日は、習慣であるバターもプロテインも摂らないように心がけています。それが医学的に見て正しいのかどうかはわかりませんが、なんとなく混ぜたくはないので、私はこのようにしています。
脂質に対しての勘違いが少しでも無くなってくれれば嬉しいです。ついでに言うと、糖質制限を安全にするには、このような勘違いを多く正す必要があります。
今回は脂質で太った事は勘違いだったという「私の体験」の話でしたが、次の記事では、その「理屈」について詳しく説明します。
糖質制限に対する勘違い
脂質に対する勘違いについて述べた時に、「糖質制限を安全にするには、このような勘違いを多く正す必要がある」と言ったので、その代表的な例を一つ挙げておきます。
ズバリ、「糖質制限は危険である」という勘違いです。
病気になるとか、死亡率が上がるとまで言われています。
どうしてそういう勘違いが産まれるのか、そのカラクリの1つを説明します。しかし、これを理解するには、まず「糖質制限の種類」について知っておかなければなりません。
糖質制限の種類
一口に「糖質制限」と言っても、以下のように「糖質の減らし具合」によってタイプが分かれます。
●スーパー糖質制限 糖質摂取目安は1日30~60g
●スタンダード糖質制限 糖質摂取目安は1日80~120g
●プチ糖質制限 糖質摂取目安は1日120g~170g
糖質量を見てもらったらわかりますが、「スタンダード」と「プチ」は糖質の減らし方が「緩め」ですね。
私が数年前にチャレンジしたのは、「スタンダード」と「スーパー」の間くらいにあたる「緩い糖質制限」でした。
そして、今は、糖質摂取は一日10g以下なので、上の3つよりさらに「厳しい糖質制限」になります。この3つでいうと「スーパー糖質制限」です。
単純に考えたら、糖質の量が違うだけなので、一見「スーパー」も、「プチ」も、「スタンダード」も同じようなものに見えます。しかし、「糖質を制限する事の本質」を理解したら、これらは全くの別物だと言えます。従って、結果は全く違います。
私は両方を試したので、まず、結果を言います。
「緩い糖質制限」は体調を壊しましたが、「厳しい糖質制限」は健康になりました。30代で過去最高に調子が良いです。
詳しく言うと、
20代後半で「緩めの糖質制限」をしたのですが、自分では「少しだ」と思って摂っていた糖質のせいで、糖化も改善されず、無知から脂質を避けたせいでエネルギー不足になり、体調が悪化し、止めました。
その後、栄養のバランスを重視したり、野菜多め、一日一食、定期的な断食など、世間一般でいう「ヘルシー」な食生活に戻りました。昔から喫煙、飲酒もしませんし、運動もしていました。食品の質に拘っていましたし、健康食品にも結構お金を使いました。でも、どんどん弱っていきました。
30代で「厳しい糖質制限」を始めて、体調もよくなり、肌質もよくなり、花粉症も消えました。どんどん丈夫になっていきました。
どの糖質制限を選ぶかによって、これだけ差がでます。これが現実でした。
「厳しい糖質制限」を始める時、過去と同じ失敗をしないように、「厳格に糖質制限を行なっていた人」のやり方を事前に調べて、理論を頭に入れて試したので、上手くいくとはわかっていましたが、本当に成果が出た時は嬉しかったです。
仕組みを理解しているか、していないかによっても、結果は変わって来ます。
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勘違いの原因
「糖質制限は危険だ」と思っている人は多いです。危険なケースも確かにあります。私も失敗したのでよくわかります。
過去に「同じ糖質制限でも、糖質を徹底的に制限するのと、糖質をそこそこ摂るのは違うんだ」というお話をしました。
【脂質+タンパク質】は良くて【糖質+脂質+タンパク質】が良くない理由
この記事でも紹介しましたが、もう一度書きます。以下は両方とも「糖質制限」ですが、体の中で起こる事が違います。
●「緩い糖質制限」・・・食後高血糖になる、異所性脂肪沈着が起こる
●「スーパー糖質制限」・・・食後高血糖にならない、異所性脂肪沈着が起こらない
(※「異所性脂肪」とは本来あるべきでない場所に存在する脂肪のことです。これが臓器に沈着すると、機能が低下します。)
後者に比べ、前者の方が健康に良くない事がおわかりいただけるかと思います。
それを裏づけるように、前回紹介した引用元の記事にも、「緩めの糖質制限は死亡リスクが高まり、普通の食事の方が健康的だ」というデータがあります。
我々があらゆる場所で目にする「脂質やタンパク質を多く食べると、病気や死亡リスクが高まる」という主張は、
「(緩い糖質制限に相当する)糖質を食べながら、脂質やタンパク質を大量に摂取した人が不健康になった」というデータを元にして語られています。
これらのデータは、「糖質を徹底的に排除したうえで、脂質やタンパク質を大量に摂取した人」の病気や死亡率を表すものではありません。
違うデータなのです。
このデータの結果が悪いからといって、「糖質制限は危険だ」と思わないで下さい。
そして、糖質制限で「上手くいかない」と言っている人の食事内容を聞くと、糖質の減らし具合が甘い。しっかり食ってる・・・。私もそれで失敗したからよくわかります。制限になっていない量なのです。
でも、この人達は、糖質をしっかり食いながら「糖質は食べていない」と言うんです。
もちろん体質的な理由や、ビタミン、ミネラル等の不足から、真面目に糖質制限をやって上手くいかない場合もあります。(その解決法は別の機会に譲ります。)
しかし、不健康になる「緩めの糖質制限」を実践して「成果がでない」と言っている人が多いのです。
そもそも、「スーパー糖質制限」をする人口は少ないですし、この食事法が世間に広まってから、そんなに時間は経っていません。つまり、「スーパー糖質制限を続けた結果のデータ」はまだ十分に揃っていないという事です。
それに対して、「糖質を摂りながら、脂質やタンパク質を多めに食べる人」のデータはあります。何故なら、一般的に言われている「食の欧米化」は、「和食(糖質中心)」+「西洋料理(脂質・タンパク質たっぷり)」の組み合わせですから、体験者は多いです(※「糖質+脂質+タンパク質」の組み合わせは、「一般的な栄養バランスの食事」よりも、病気のリスクが高まるというデータです)。
世の専門家が糖質制限を批判する時は、後者のデータを持ち出し、鬼の首を取ったように糖質制限を批判しています。糖質を摂りながら脂質やタンパク質をたっぷり食べる事だけを批判すればよいものを、ドサクサに紛れて「スーパー糖質制限」まで叩こうとします。
その結果、
違うデータ + それを元にした専門家の意見 + 中途半端が原因で失敗した人大勢
= 勘違いが定着
このようになります。これは強力で、時に真実を消してしまう程の威力があります。
確かに、「緩い糖質制限」も、糖質制限だということになっています。また、「ただ体重を落としたいだけの人」は、「緩い糖質制限」でも良いでしょう。目的別にいろいろなタイプがある事は悪い事ではありません。
ただ、「緩い糖質制限」をするのであれば、それだけ糖質の害を受ける事になります。従って「それなりの効果しか期待できない事」や、「リスク」は把握しておいた方がいいでしょう。
特に、体が弱い人の場合は、少々の糖質でも害を受けやすいです。
私はこれまで何度も、糖質制限の効果を述べてきましたが、
「断糖肉食レベルの糖質制限をして効果が出ました」と言っているのであって、決して「緩い糖質制限で効果が出ました」と言っているのではありません。
だから、「緩い糖質制限」で悪い結果が出たからといって、「スーパー糖質制限」まで同じようになると言われると、それは違うと主張します。
私個人としては、糖質制限の最大の魅力は、「病気の予防が出来る事」、「身体が細胞レベルで元気になる事」だと思っています。だから、「病気の予防にならない糖質制限」にはあまり価値を感じません。いくら体重が減ろうがです。血糖値を上げないこと、糖化しないこと、これらが出来てなんぼなのです、私にとっては。
(※「スーパー糖質制限」が万能だと言っているのではありません。「体質的な理由で実践できない人」、「すぐには馴染めない人」、「途中で調整が必要なケース」はあります。それについても別の機会でお話します。)
というわけなので、「糖質を限りなく制限+脂質+タンパク質」の組み合わせと、「糖質+脂質+タンパク質」の組み合わせは、全く別物であるという事を、今一度強調しておきます。
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脂質に恐怖心を持っていましたが、ようやく割り切って(?)摂るようになれました。
ひとつ、質問ですが、繊維に関しては他の記事も触れられてない気がするのですが、糖質イコール繊維、という事でしょうか?
ありやさんは、基本摂らない、とっても少ないのでしょうか。
私は糖質控えにして野菜も選んで脂質(動物系)にしてみたところ、やはり悪くなります。
その辺の見解は、どうなのでしょうか。
さとさん、コメントありがとうございます。
「糖質=線維」ではなく、「炭水化物=糖質+食物繊維」です。
人間は食物繊維を消化吸収できないので、栄養ではありません。
世間では、「大腸がんを防ぐ」とか、「便秘の解消」とか、食物繊維が必要であるかのように言われています。
しかし、そもそも人間は動物食性動物なので、植物性の食品の消化には向いていない構造なのです。
「食物繊維が必要」は「野菜が必要」とほぼ同じ意味に取れるので、それを真に受けると「野菜に含まれる糖質」を多く摂ってしまいます。
「たかが野菜の糖質」と思われるかもしれませんが、人間に必要な糖質量からすると多い量です。
人間の血液量は4~5ℓ、その内に含まれる糖質量は4~5g(約小さじ1杯)です。
人間の身体に必要な糖質量を血糖値の視点から分かりやすく説明してみた
抗酸化力があるから野菜や果物を食べましょう
ビタミン・ミネラルが必要だから野菜や果物を食べましょう
・・・そう言って食べていると糖質過多になります。
食物繊維は、糖質を食べさせる為の口実ではないかと考えています。
ローフーディストやベジタリアンの真実。肉を避け野菜や果物を多く食べる人に見られる肌の特徴と、健康上の問題
野菜や果物は健康的というイメージの盲点。ビタミン・ミネラルに注目しすぎる事で気付かれない糖質の害
糖質制限を始めて、2年半が経ちましたが、野菜は買うことがほとんどありません。
料理の香り付けに、にんにく、しょうがを常備、たまにネギ、オクラ、ナス、カリフラワー、もやしなどを買いますが、そのぐらいです。
1回に使う量が少ないと野菜が傷むので、ほぼ買わなくなりました。
食物繊維を全く摂らない日がほとんどですが、健康上に全く問題はありません。
動物性食品は、人間の体の構造に合っているので負担がかからないのです。
ちなみに、ゴリラは体内に発酵タンクをもっています。つまり、食物繊維の消化に適しているということです。
しかし、死因の多くは腸炎や感染症だそうです。
遺伝子の99%が同じでも、人間とチンパンジーの消化器官の構造は違う
そして、ビタミンやミネラルは食物繊維と違って必要ですが、現代の野菜や果物は品種改良で糖度が増している上、ビタミンやミネラルもほとんど含まれていないので、サプリメントから摂るのが安全です。
「食べ物だけで健康を保つ」と、「食事法と栄養補助食品を組み合わせる」ではどちらが優れているか
>私は糖質控えにして野菜も選んで脂質(動物系)にしてみたところ、やはり悪くなります。その辺の見解は、どうなのでしょうか。
どのように悪くなるのか、具体的な方が原因が予測しやすいです。
私も過去に一度糖質制限に失敗しているのですが、当時は原因が分からなかったので「この食事はよくない」と思ったものです。
例えば、脂質を動物性にしたところ、気持ちが悪くなる人がいます。
糖質の控え方が少ない場合は、胃の糖化が原因です。これは糖質を徹底的に控えないと治りませんでした。
そして、タンパク質の摂取量が少ない人の場合は、脂質を消化する「リパーゼ」という酵素が足りないので、脂質を上手く消化できないということになります。
その場合、融点が低い脂から慣らしていくという方法もあります。タンパク質を十分とることも必要です。
なるほど。便通、つまり便秘、という症状になるのが嫌なのです。
確かに、野菜と言っても、糖質が増えるのは理解しているので、しかも糖度の高いものや繊維のきついものはてきめんに膨満や詰まり感が。一気に機嫌が悪くなります。
食べたら出る、出さないといけないという思い込みが菜食系摂取時代の後遺症かもしれません。
だいたい、既に、と言っていいと思いますが、葉葉物の繊維質がそのまましんどそうに出てきますから(すみません汚くて)、量的にも例えばよくある袋に入ったらサンチュ一袋だけでその始末。
刻んでマシと言ったところです。
なので、ひょっとしたらほんとうに必要なんてないのかもしれないと思いつつも、ありやさんみたくはっきり書く方も無い。
いろいろ食には苦労しました故に、どうしてもだれかに尋ねて、私の感覚を認めてもらいたい、また、合ってるのか、同じような思っている人いてほしいというある意味安心感が欲しいのだと思います。しかし、その尋ねる相手もブログで判断しなければならないのがとても難しく、
でも、ありやさんはちゃんと答えてくださるかもというカンは正解だったと思えました。
私もまともに糖質制限し始めて、2年弱が来ようとしています。ここ最近では、油脂をベースに肉、魚、乳製品はバター程度です。卵やバター以外の乳製品は体感がたまに悪いので、あまり手を出していません。
すみません、いろいろ尋ねたい事ありすぎで、またコメントさせてください。
取り急ぎ返信までい
>いろいろ食には苦労しました故に、どうしてもだれかに尋ねて、私の感覚を認めてもらいたい、また、合ってるのか、同じような思っている人いてほしいというある意味安心感が欲しいのだと思います。
菜食や1日1食を試して最終的に糖質制限に辿り着いたという方からメールを頂くことが多いです。
健康に気を使うと、だいたいこのルートを辿るようです。
それだけ誘導されているということです。
一般論と間逆のことをしているわけですし、極端だと言われますからね。不安になるのは当たり前です。
私もネットで情報が得られなかったら、糖質制限を続ける事はできなかったかもしれません。
糖質を摂らないことで体調はよくなっても、心の調子が悪くなってはいませんか?知らずに攻撃的な性格になってはいませんか?
長い間、炭水化物を多めに栄養を摂り続けていた日本人の心身に、脂質やタンパク質の多摂取が本当に合うのでしょうか?(それとも代々、肉食の家庭だったのか?そういう地域もある。それなら肉食が体に会うのにも納得)また、参考されたデータは本当に全ての日本人に当てはまりますか?
自分はネット上に溢れる米食制限、肉食賛美が、どうも貿易上の陰謀に思えてなりません
もちろん糖分の摂取過多がよくないことは仰る通りだと思います
jさん、コメントありがとうございます。
>糖質を摂らないことで体調はよくなっても、心の調子が悪くなってはいませんか?知らずに攻撃的な性格になってはいませんか?
逆ですね。
糖質を摂るから攻撃的な性格になるといった方が正しいです。糖質は依存性が強く、摂らないことでイライラします。
そして、うつ病、精神疾患、アルツハイマー病、認知症の原因です。
脳に関係する疾患は糖質を制限することで改善すると言っても過言ではないでしょう。
そして、栄養を起因として、「体調が良くなって、心の調子は悪くなる」ということは起こらないと思います。
体調が良くなるというのは、脳の状態がよくなる事でもあるので、道理からして心の調子も良いです。
「心の調子が悪くなる」というのは、脳やそれに関わる組織の不調なので、それは「体調が良い」事にはなりません。
そして、体質についてですが、日本人、外国人は関係ありません。
確率的親和力の違い、骨格の違い・・・等の多少の体質の違いはありますが、基本的な解剖図は同じです。
体質の違いを無視しろという意味ではありません。その人の食歴、薬を使ってきたかどうか、持病、体の特徴などを考慮して、栄養状態を調整する必要はあります。
しかし、モンゴロイドであれ、コーカソイドであれ、ネグロイドであれ、人間は動物食性動物で、同じ種です。
同じ種というところがポイントです。
日本人だから、外国人だから...という話の展開は、本質から目を背けさせる為の常套手段です。
>自分はネット上に溢れる米食制限、肉食賛美が、どうも貿易上の陰謀に思えてなりません
これも見方が逆です。
糖質は慢性疾患の原因です。
疾患が増える事で利益を得る人達がいます。その利権の為に、真実である情報を叩き、糖質を食べる事を礼讃しているのです。
アリヤさん、初めまして
断糖肉食生活5年のmonorailer です。
たまたまこちらのサイトに行き着きました。
なのでこのサイトから読み出してます。
もう、5年になるのでさすがに1から断糖の話をしたい・・・気持ちになる訳でないと思うのですが
やはり周りに実践している人は皆無で、まあ変人扱い、でなければかわいそうな人扱いです(笑)
なので、このようなサイトに書き込んでいるのを拝見すると同志のような気持ちになるのかも、しれませんね。
ですが、例え変人に思われても、体内の仕組上、最も納得できる理論だと思ったし、実践して効果が出ていて
継続できていると、あの炭水化物を周期的に欲しくなるイライラは遠ざけたい気持ちになりますし、
前の食生活に戻るのは
恐怖も感じてます。
実践を始めたきっかけは、私の場合は糖尿病の診断が出た事と、昏倒した事でした。
当時の健康年齢は95歳・・・・
血糖値350~500超、Hb1ac13、脂肪肝、高脂血症、腎機能低下、肝機能障害・・・
これがある意味たった糖質を断っただけで
血糖値90、健康年齢38歳・・・血液判定A迄回復。
現在、休みの日はスポーツなどたしなみ、かつての運動少年に戻りました。
運動もあまり激しく行うと結局乳酸が溜まるようで糖質を摂取しているのと同じになっちゃうようなので
適度に行いたいと思ってますが。
私の糖質制限は栄養表示上は炭水化物0gの肉食魚貝製品を選択してますが、主治医の話だと何かしら
糖質を含んでいる可能性も考慮せよとの事で、多分、それでも5g以下にしているのと、大の魚貝好き
なので最も食したいのは刺身です・・・ただ高価でもあり、切り身を焼く事も多いです。
あとは昼などは水煮の缶詰・・・これも熱を加えているので刺身より落ちると先生には言われてますが
手軽ですしね。
あとこれにゆで卵を2つ添えてます。
夜にはふすまパンを食べますが、これにはバターとココナッツオイルをたっぷりと漬けます。
(このふすまパンは糖質ゼロ・・・の食事法です)
動物系がメインとなる中、ココナッツオイルだけは特異ですよね。
飽和脂肪酸で中鎖脂肪酸・・
・・・なんか久しぶりに書き込みましたが、実際私はこちらのサイト程はくわしくありませんが
勉強の為、教えてgooなどの質問サイトに大雑把な回答しながら自分も学んでいってます。
やはり、炭水化物派やカロリーコントロール派の様々な攻撃?もありますが、やはり自分なりの納得は
重要ですね。
それでも健康はさておき寿命についてはさすがにわからない部分もありますが、ピンピンコロリの人生
をめざす事になるのかなと思ってこの断糖生活を継続したいと思ってます。
それでは、またよろしくです。
monorailerさん、始めまして。コメントありがとうございます。
>やはり周りに実践している人は皆無で、まあ変人扱い、でなければかわいそうな人扱いです(笑)
私もブログだと、こうして実践している人と交流するのですが、実生活でちゃんとした糖質制限を実践している人は2人しか会ったことがありません。
>ですが、例え変人に思われても、体内の仕組上、最も納得できる理論だと思ったし、実践して効果が出ていて
継続できていると、あの炭水化物を周期的に欲しくなるイライラは遠ざけたい気持ちになりますし、前の食生活に戻るのは恐怖も感じてます。
全くその通りですね。やはり、この食事を続けられる一番の原動力は体の変化だと思います。
糖質制限を始める前と後の詳細な情報を教えて下さってありがとうございます。
かなり具合が悪かったのですね。
運動で乳酸が溜まる件に関しては以下の記事が参考になると思います。
乳酸のエネルギー源としての働きと、疲労との関係について分かりやすく説明してみた
>夜にはふすまパンを食べますが、これにはバターとココナッツオイルをたっぷりと漬けます。
糖質制限をしているのですが、ふすまパンはまだ食べたことがありません。
この食べ方は美味しそうですね。シナモンとか、カルダモンとか、甘い香りのするスパイスと相性がよさそうです。
>やはり、炭水化物派やカロリーコントロール派の様々な攻撃?
めげずに真実を追求する姿勢は他の人の励みになります。
こちらこそ、よろしくお願いします。
アリヤさん、
返信ありがとうございます。
やはり、シンクロ感を感じれるこの仲間感はいいですね。
私は同ネームで『教えてgoo』を主戦場として不定期に回答しています。
ほんと糖質由来で悩んでいる症状・・・多い気がします。
で、どんどん回答してるとだんだんこじつけている???
それにやはり溝多く?たまに討たれたりします。
断糖前は、私の方が調子悪かったのでしょうか???
これは比べられないですね。
ただ本当は、この糖質制限、生まれる前から実践出来ていれば・・・
他のみなさんも何かしら調子悪い状態から始める事が多く
このあたりが、断糖理論の立証が難しいのかしら?
アリヤさんのブログをランダムに拝見させていってますが
やはり断糖といってもサプリを使ったり、たまに普通の食事に戻したりと
かなりアグレッシブだと思いました。
私は、スタートは糖尿ですから・・・・
私を指導して下さる医師は荒木先生といいます。
先にふすまパンについて触れて頂いてますが、荒木先生の特許製品(糖質99%オフの部分)であり、
ホントにうまいです。
と、いってもふすまパンがメインでなく、バターとココナッツオイルが非常によく合うのです。
私もiherbは良く利用します。
ココナッツオイルはここが安いと思ったんで。。。。
先生の話では、ココナッツオイルは植物性としては異質の飽和脂肪酸で極めて状態が安定しているので
年レベルで品質が持つのだそうです。コールドプレスのエキストラヴァージンタイプであれば。
1.6L入りを購入してますが・・・1、2ヶ月くらいでなくなっちゃいます。
他の記事も興味あるのでまた返信させて頂きます。
>でも、この人達は、糖質をしっかり食いながら「糖質は食べていない」と言うんです。
「食いながら」だと自分の中のアリヤさんのキャラが崩壊してしまうような・・・、しょうもないツッコミ申し訳ございません。
(当然)話が変わるのですが、脂質と糖質のエネルギー化に関してなのですが、エネルギー化される場合の順番が糖質が先で脂質が後であるというような見解を見たのですが、これは真実なのでしょうか?
今現在は自分は糖質制限をしていないのですが、糖質ありの食事にプラスしてMCTオイルを摂取してしばらくすると、MCTオイル無しの糖質ありの食事の時よりも自然と活力が溢れてくるような実感があります。
運動前などにもMCTオイルを摂取するとやはり摂取しない時よりも元気に活動できるような気がしているので、必ずしも糖質を摂っているからといって、糖質が絶対的に先にエネルギー代謝されるとは限らないのではないか?と個人的には感じております。
よろしければアリヤさんのご意見をお聞かせ願います。
>「食いながら」だと自分の中のアリヤさんのキャラが崩壊してしまうような・・・、しょうもないツッコミ申し訳ございません。
どちらかというと、こちらが普通です。
文章なので、読む人が分かりやすいように書きたいので、結果的に丁寧な表現になる事が多いのですが、元々はそうではないので時々普段の私がでます。
丁寧な時も、そうじゃない時もどちらも私です。
MCTオイルは飲んだ事がないので、実験していません。
なので、調べてみました。
MCTオイルは、ココナッツオイルを精製したもので中鎖脂肪酸100%です。
以下の記事では、ブドウ糖よりも優先的に吸収されてエネルギーになると書かれています。(優先的に...とあるので、同時摂取した場合の話だと思います)
ねこやまローカーボ日誌 美味しいご飯と運動と。イラスト徹底解説!ココナッツ中鎖脂肪酸(MCTオイル)のダイエット効果・副作用
糖質制限について書かれた本では「糖質を摂っている時は脂肪酸は燃えにくい」と言われていますが、MCTオイルに関しては、エネルギー代謝の早い中鎖脂肪酸が100%なので例外なのかもしれません。
その変わり持続は2~3時間だそうです。
体感的に他の脂質の時と比べてどうですか?
常にクールなアリヤさん、こんばんは。
リンク先読ませていただきました。
「正に我が意を得たり!」といった感想になります。
いやー、条件付きではあるようですがMCTオイル(中鎖脂肪酸)の場合に限り、糖質よりも脂質の方から燃焼していく可能性が高い(しかもMCTオイル燃焼後も糖質に向かわず他の脂肪を分解する可能性が高いとかすごいですね!)、というのは正に自分の身体で感じた反応そのものである、と思っております。
なんかめちゃくちゃ嬉しいですし、ご相談して本当に良かったと思っています。
本当にありがとうございます!
ちなみにバターなどの長鎖脂肪酸メインの脂質を摂取した場合は、これもやはりリンク先にもあるようにすぐにエネルギー化されるような実感はないですが、藤川徳美さんなどもおっしゃっているように満腹感(エネルギー)の持続時間についてはかなり長く続く感じがあります。
あとこれも藤川さんがおっしゃっていましたが、長鎖脂肪酸と中鎖脂肪酸は「エネルギー持続時間が長い・短い」、「エネルギー化しにくい・しやすい」といった、それぞれのメリット・デメリットがあるようですので、自分としては各個人の目的に応じてその摂取割合を調節するのが最善かと思っております。
また、経験則からも特に有酸素系の運動パフォーマンスを上げたい場合には、長・中鎖脂肪酸に糖質もうまく組み合わせると、持久力が比較的簡単に増やせるのではないかとリンク先を見て確信、というか理論的背景を手にした感があります。
いずれにせよ常に毅然としていてかっこいいアリヤさん、色々教えていただきありがとうございました!
観察して、体感を元に原因を逆算していくというスタイルは私も大好きです。
この度は、私の知らないMCTオイルの特徴が良く分かったので勉強になりました。
ココナッツオイルよりも高いので、買う気にならなかったのです。
私の場合、ココナッツオイルもめったに摂る事がないのですが、朝食を食べる時間がない時に、プロテインと一緒に摂取することはあります。MCTオイルも同じような使い方ができますね。
反対に睡眠前は、長時間もつバターを食べています。
言われるように、それぞれの特徴を知って状況に合わせて使い分けることで、無駄のない健康管理ができますね。
こちらこそ、ありがとうございました。
要点がわかりにくい長ったらしい記事で読むのが苦痛だったんですけど
脂肪+糖質の組み合わせが太る原因になるのは常識として、たんぱく質+糖質がいけない論拠がありませんよ?
私のような低体脂肪の筋肉質にとっては、トレーニング後の筋肉に栄養を取り込むため糖質摂取は欠かせません。同時に大量のたんぱく質と脂質を摂取しますが脂肪はほとんどつきません。(インスリンヒエラルキー)
もちろん、健康診断で検査で引っ掛かったことも一度たりともありません。
あかさたなさん、コメントありがとうございます。
>脂肪+糖質の組み合わせが太る原因になるのは常識として、たんぱく質+糖質がいけない論拠がありませんよ?
たんぱく質+糖質がいけない...そんなことは言っておりません。タイトルも「脂質」です。
以下の記述の事を言っておられるのでしょうか?
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この経験から、「脂質と糖質」、あるいは「タンパク質と糖質」は組み合わせてはいけないと思っているので、外食等で糖質を食べた日は、習慣であるバターもプロテインも摂らないように心がけています。それが医学的に見て正しいのかどうかはわかりませんが、なんとなく混ぜたくはないので、私はこのようにしています。
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これは食事の話です。
今でこそ私はプロテインを摂取しています。またトレーニーもプロテインを摂取しているので、タンパク質だけを効率的に摂取する事ができます。
しかし、プロテイン以外だったら、肉や魚や卵からタンパク質を摂取する事になります。普通の人は食品からタンパク質を摂取します。
食品からタンパク質を摂取しようと思ったら、当然そこにはたくさんの脂質が含まれています。ささ身とか胸肉ばかりを食べるわけではありません。
肉や魚の脂身を調理で完全にカットするのは難しく、脂質とタンパク質はセットになっている場合が殆どです。
ここでの「「脂質と糖質」、あるいは「タンパク質と糖質」は組み合わせてはいけないと思っている」という理由はこうです。
糖質制限をしている人が、食事からたくさんのタンパク質を摂取しようと思ったら、同時にたくさんの脂質も摂取することになる。
そういう人が糖質を摂取したら、結果的に「糖質+タンパク質+脂質」になる。
この組み合わせは、現実に慢性疾患の多発、死亡率の上昇につながるという多くの報告がある。
・・・そういう意味でよくないと言っているのです。「タンパク質+糖質」の純粋な組み合わせについて述べたものではありません。
ただ、せっかくなので、太る太らないの問題からは脱線しますが、あえてこの組み合わせの問題を挙げておきます。
「タンパク質+糖質」が良いか悪いかは、立ち位置によって変わります。
>私のような低体脂肪の筋肉質にとっては、トレーニング後の筋肉に栄養を取り込むため糖質摂取は欠かせません。同時に大量のたんぱく質と脂質を摂取しますが脂肪はほとんどつきません。(インスリンヒエラルキー)もちろん、健康診断で検査で引っ掛かったことも一度たりともありません。
「健康目的」か「パフォーマンス目的」かで糖質の必要性は大きく変わります。
トレーニ―を自称される方であれば、目的は後者になり、運動量も多いです。そういう方は、糖質制限をする場合でも、糖質をある程度摂取するべきです。
過去にアスリート並の重労働をしながらスーパー糖質制限をしている方から、筋肉が落ちて力が入らなくなったと相談を受けました。
この方のように「人間の体にとって不自然な動きをする場合」や、アスリートのように「不自然な筋肉をつける場合」は、(特に速筋を過剰に使う場合)糖質を多少摂らないと体が上手く回らくなります。
ただ、それを「健康の為には糖質が必要だ」と考えるのは間違いです。そうではなく、「前提の運動量」が間違っているのです。
少なくとも、速筋を得意とする他の肉食系の動物はぐうたらぐうたらと寝ていますし、瞬発的に力を発揮するのは一瞬です。トレーニングもしませんし、出勤時間中動くということもしません。
だから完全肉食で糖質0でも問題はありません。生きていく為に必要な(獲物を狩る為)筋肉は充分維持しています。むしろ糖質を摂る事により、不具合が起きます。猫や犬などが良い例です。
人間は肉食の構造ですが、動物とは違い、常に不自然に動き回っています。人によっては速筋を使いまくります。
私のように健康目的で適度な運動をしている場合は、糖質0でも、「生きていく為に必要な本来の骨格に合った筋肉」は維持されます。でもスポーツ愛好家から比べると運動量は大したことないので、高タンパク、中~高脂質の私が、付き合いで糖質を摂取すると明らかに皮下脂肪がつきます。
でも運動量を増やすと皮下脂肪はつきにくくなります。これは何度も実験済みです。
ちなみに、重労働をしていてスーパー糖質制限が合わなかった方には、仕事を辞めるわけにはいかないので、運動量はそのままで、少しの糖質をとりながら糖質制限をするように切り替えてもらったところ、筋力体力低下の症状は改善されました。
高タンパク、高脂質、そして糖質の摂取です。
そこそこ糖質を摂取しましたが、これで筋肉は元に戻りましたし、重労働だったからなのか、それで太ったという話はされませんでした。
しかし、糖質を摂取した事により、頭の働きが悪くなったり、花粉症が復活したりという不具合が起きたという報告をいただきました。
筋力、パフォーマンス的には向上したのですが、一方で不健康になったわけです。
糖質は「人間が生きていく為に本来必要でないパフォーマンスの為」には必要です。
しかし、「純粋な健康の為」には必要ではありません。
運動をされる方は、「筋肉がつけば健康だ」とか、「パフォーマンスが上がることが健康だ」と勘違いするケースが多いのですが、「筋肉質でパフォーマンスが上がる栄養状態」と、「難病が治り、慢性疾患が発生しない栄養状態」はイコールではありません。
私は前者を犠牲にしても後者を取ります。
両者の違いが分かった上で、自分のライフスタイルに合わせて取り入れるのはいいですが、同じだと考えるべきではありません。
私は「不自然な筋肉を維持する為の運動をする事」を前提に、必要な栄養状態は何かを考えていません。
「自然な運動をしている事」を前提に、その上で、ある栄養を摂ったらどうなるか...という視点で物事を考え語っています。
不自然な運動を目的にしたら、それを維持する為に健康を犠牲にしなければならないからです。
私は虚弱体質だったので、「難病の改善や、慢性疾患が発生しない事」を第一に考えているので、このブログのテーマは「健康」であり、健康を考えている人に向けて書いています。
決して不自然な運動の為ではありません。
だから、アスリートの人が「オレは糖質を食っているが筋肉質でパフォーマンスも最高だ、問題も起きていない」と言っても、問題が違うのです。
一応言っておきますと、糖質の毒性は遅行性なので、今はなんともなくても、将来ジワジワと悪影響がでてきます。
>要点がわかりにくい長ったらしい記事で読むのが苦痛だったんですけど
いきなりこのように失礼なことを言ってくる人っているんですね…
以前にも絡んできた人を見かけたことがあるように記憶していますが、バルクアップを目指して筋トレしていると思しき人たちはこのような失礼な人が多いのでしょうか?
一般人の健康にとっての糖質とバルクアップを目指してる人にとっての糖質は全然別の話なのに、いちいちごちゃ混ぜにして筋トレをしてる人たちにとっての理屈でしかないものを押し付けてくる傾向が強いような気はします。
ちなみに以前にも書きましたが筋肉博士こと山本義徳氏は、糖質制限をしていても発達速度は緩やかにはなるがバルクアップは十分に可能だという旨をツイッターで述べられていましたね。
>以前にも絡んできた人を見かけたことがあるように記憶していますが、バルクアップを目指して筋トレしていると思しき人たちはこのような失礼な人が多いのでしょうか?
自身が糖質の摂取によって自慢の体を維持しているので(彼らにとってはそれが現実)、糖質を否定されるのが気に入らない
↓
肉体改造と健康はイコールではないと気付いていない
失礼かどうかは人によると思いますが、糖質によって利益を得ている人は気に入らないと思いますよ。
ただ、文章力に対する意見は謙虚に受け止めています。
最初よりは少しはマシになったと思っていましたが、まだまだです。
読みやすい記事が書けるように国語力を鍛えないといけないと思います。
>いちいちごちゃ混ぜにして筋トレをしてる人たちにとっての理屈でしかないものを押し付けてくる傾向が強いような気はします。
以前は、「ブドウ糖は脳の栄養源だから~」という謳い文句で糖質の害を消そうとしていました。
しかし、実は神経細胞はケトン体が使えるという事実が広まり、この手のセリフではバカしか騙せない環境になってしまいました。
なので、糖質の害を無かった事にする為に、「糖質は肉体改造に有益だから健康に役立つ」という説に白羽の矢が立ったのだと思います。
これだと、多少知識のある人も騙せますから。
糖質を肯定する材料になるので、今後もこの手の意見は増えてくると思います。
糖質は脂質と合わせて食べるとこで血糖値の上昇を抑え、太りにくくなるというデータが出ています。
血糖値スパイクを抑えるだけで、インシュリンがだらだら出っぱなしになり太りますよ。
> すずさん
脂質と糖質を同時摂取することになる料理は多くありますが、それらは確かに急激な血糖値上昇にはなりにくいです。
しかし、低GIとして括るのは指標の目的と違います。
脂質があろうがなかろうが、結局糖質の量に応じた処理が行われることになるのです。
「太りにくくなるというデータ」は存じ上げませんが、信憑性は十分確認しましたか?
高名な機関・科学雑誌でもレポートの類は玉石混交で「これで論文あげるのか!?」とひっくり返りそうになる恣意的なものも散見されます。
渡辺幸信先生のメック食で糖質量減らし成功しましたが最近糖質量130グラム以内の緩やかな糖質量に戻しましたが、あなたの説得力のあるブログ見てスーパー糖質制限に戻したほうがいいのか迷っています、アドバイスよろしくお願いいたします。
山本様
コメントありがとうございます。
現在、ブログと以前のような糖質制限を休んでいるので、適切なアドバイスになるかどうか分かりませんが、参考になれば幸いです。
ここ一年くらい私も、山本さんとおなじ量の糖質制限にしています。
実験というより、生活スタイルが変わって食事を作ってもらっているからです。ワガママ言えないので、そういうことになっています。
もう一つ、私がお手本としていた小西先生が、昨年より方向性を変えられました。現在はプロテインも勧めなくなったと書かれていたので、気になっています。
大勢の体験者の意見を集める人なので、小西先生の判断は私としては無視できないのです。
そういう理由があって、厳しくない糖質制限をやっています。
結果は、私の場合は糖化が表面にでやすいので、以前のような糖質制限に戻したいと思っています。肌が硬くなるような感じがします。
疲れやすさ云々は、プロテインを飲んでいるので、問題はありません。
最近は注意深く実験する余裕がないので、有益な情報を提供することができません。申し訳ないのですが、栄養療法系の情報は、たまに見る程度なので、知識も止まっています。
小西先生のブログ、書籍のリンクをはっておきます。こちらも参考にして下さい。
糖質制限を数年実践した人の話や、上手くいかない人の情報もあると思うので、厳しい糖質制限に戻すかどうかは、それらを踏まえて決めることをおすすめします。
https://ameblo.jp/rakudor/entry-12659408462.html
今は健康法の追求ではなく、コロナでおかしくなった社会の健全化をする事に集中しています。
一番の問題はコロナの遺伝子組み換えワクチンです。
副作用で亡くなったと公表された方が、アメリカだけでついに1000人を超えました。
死ななくても副作用が酷いです。健康な人が、脳卒中、心筋梗塞、失明と健康被害を受けています。
従来のワクチンと全く違い、細胞のプログラムを変更するものなので、これを打ってしまうと2度と元に戻せません。取り返しのつかない遺伝的なダメージを負ってしまうので打たないようにして下さい。
どんな健康法をしても、これを打ったら終わりです。
この問題が片付いたら、また以前のように健康の追求や実験をしたいです。