マクロビオティックについて(前編)玄米食は体調不良になるのか

少し前に、ある女性が乳癌で亡くなったそうです。

 

 

 

周囲に癌であることを伏せていたらしく、亡くなってから癌だった事がわかったそうです。

 

 

その方は「マクロビオティック」を熱心に実践していたにも関わらず癌になったので、「恥ずかしい」という思いから癌であることを周囲に隠していたそうです。

 

 

 

・・・この話は、ネットからではなく人から聞いた話です。

 

 

 

 

私は過去に「断食を熱心にしていた人が亡くなったが、その事を家族が隠している」という話を、ネット上で読んだことがあるので、この話を聞いた時「そういう話が実際にあるのだな」と思いました。

 

 

 

「ベジタリアン」とか、「マクロビオティック」で体調を崩した人の体験記は、ネットで探せば転がっていますが、新聞やニュース等、騒がれません。

 

 

 

もっと言えば「普通のバランスの良い食生活」をしていて、体調を崩したり、亡くなったりする人は五万といるのに、騒がれません。

 

 

 

糖質制限で不調になったとか、人が亡くなったというと、鬼の首を取ったようにバッシングがありますが、この待遇の違いは何なのでしょうか。

 

 

 

ここで、私が「マクロビオティック」を知った時の話をします。

 

 

 

「マクロビオティック」は、10年以上前に母の友人が実践していました。

 

 

 

母が興味を持って本を買ってきたので私もそれを読みました。

 

 

 

私は「良さそうなもの」は、食材だろうが、方法だろうが、たいてい取り入れます(もちろん吟味した上でです)。

 

 

しかし、「マクロビオティック」は、納得のいかない点が多く、「これは実践する気にならない」と思いました。

 

 

 

 

私は、「マクロビオティック」に限らず、栄養学にしろ、東洋医学にしろ、「これは納得できない」と思ったら止まってしまいます。「こういうものなんだ」と思って学ぶ気にはならないのです。

 

 

 

ちなみに、私が「マクロビオティック」をやらなかった理由は、以下の2つです。

 

 

 

  • 玄米食を勧めていた事

 

  • 食材の捕らえ方が従来の栄養学とは違った「陰陽」という視点だった事

 

 

 

 

 

私は糖質制限をしているので、「糖質をすすんで食べなければならない食事法」は、今の私には不要です。

 

 

なので、糖質制限をする私が何故「マクロビオティック」のことを書くのかと疑問に思われるかもしれません。

 

 

 

ですが、指摘しておかなければいけないと思いました。

 

 

 

「マクロビオティック」のような有名な食事法は、その考え方が「様々な健康情報」に影響を与えており、「それを取り入れる人」は少なくないです。

 

 

 

その為、納得のいかない理論が色んな人によって広まっています。

 

 

 

 

私は、糖質制限を始める前は「野菜中心の食生活」でした。なので、「野菜を良しとする方の書かれた本」をよく読んでいたのですが、マクロビオティックの「陰陽」の考えに影響を受けたと思われる記述を多く目にしました。

 

 

 

例えば、こういうやつです。

 

 

 

  • 冷え性の人は、体を温める色の明るい陽の野菜を食べましょう

 

  • 地面の上にできる野菜は体を冷やすので陰の食べ物です

 

 

 

 

陰陽については、一応「納得いかない」と思ってはいましたが、多くの人が真に受けているので、「陰陽を無視してはいけないのかな」と考えた事もあります。

 

 

 

でもどんなに考えても、やはり、「陰陽」の分け方は納得できないわけです。ここで悩まれる方は多いと思います。

 

 

 

「理に適った理屈」であれば、人々は健康になります。

 

 

 

ですが、そうでなかった場合は、体調を崩すことだってあるわけです。

 

 

 

冒頭で紹介した女性のように・・・。

 

 

 

健康になろうとした食事で、不健康になってほしくありません。

 

 

 

何故「マクロビオティック」で体調を崩してしまうのか、その理論に問題はないのか、気になりませんか?

 

 

 

 

これから「マクロビオティック」を始めようと思っている方、「マクロビオティック」の考えに影響された健康法を実践しようと思っている方の参考になればと思い、私が「マクロビオティック」について疑問を感じた部分を記しておこうと思います。

 

 

 

  • 玄米食を勧めていた事

 

  • 食材の捕らえ方が従来の栄養学とは違った「陰陽」という視点だった事

 

 

 

長くなるので前半と後編にわけます。

 

 

 

本記事では、私が感じた2つの疑問のうち、「玄米」について、お話しようと思います。

 

 

 

 

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玄米の毒性

 

 

「マクロビオティック」は、「玄米」を良しとしていますが、当時の私はそれが気に入りませんでした。

 

 

玄米のメリットの一つに「解毒・排泄作用」というのがあります。

 

 

 

添加物や農薬などを摂る事によって、有害な物質が体内に蓄積されていきます。

 

 

 

玄米を食べる事によって、それら有害物質を体内から排出する事が出来るのです。毒を出すから癌予防に良いというわけです。

 

 

これだけ聞いたら、凄くいいような気がします。

 

 

 

しかし、この「解毒・排泄作用」にはデメリットもあります。私が気に入らなかったのはこの部分なのです。

 

 

解毒・排泄する事によって、体内の毒素は確実に出て行きます。

 

 

そこで一旦は元気になります。

 

 

 

しかし、身体の毒素が完全に抜け切った後は、今度は「身体にとって必要なミネラル」を排泄するようになります。

 

 

ミネラルは、車に例えると「エンジンオイル」の役目を果たしています。生命維持に欠かせない栄養素です。

 

 

 

これが体から抜けていくと色々と問題が起きてきます。ミネラルが足りないと、病気になったり、短命になるのです。これが解毒作用の負の側面です。

 

 

 

玄米に「毒やミネラルを排出する作用」があるという事は、「玄米食は、最初は元気になるけど、継続して食べると体調が悪くなる」事を意味しています。

 

 

 

『玄米を語ります』より引用

 

予断ですが。。癌になった当初。。玄米菜食を推進されている方の講演を聞きに行きました。立派に語ってらっしゃいました。今も、その団体は健在です。

 

 

で・・・講演が終わって、ランチ・・・同じお店だったのです。

 

 

で、生食を勧めてらっしゃる方が!!ステーキを食べてらっしゃったのです。

 

 

玄米菜食を語って、ステーキですよぉぉぉ

 

 

「オウムの麻原や幹部達だけが、お肉も蟹も食べていた」こと・・・ニュースでも言うくらい事件でしたよね。(信者達は、玄米菜食でしたよね)

 

 

私にとっては、この玄米菜食を勧めてらっしゃる方がステーキを食べていらっしゃったコトが何よりの事件でした。

 

 

「ステーキ食べてイイんですか??」とお尋ねしたら「僕は病人じゃないからね。一線で仕事をしているからね」と、堂々とおっしゃってました。

 

 

そう言えば・・・Dr.牧瀬さんも、ベジタリアンを勧めてらっしゃるけどご自分は「実行できていない」と公言されてますよね。

 

 

・・・と、話を戻して『フィチン酸』です。

 

 

別名『イノシトール6リン酸(IP6)』

 

 

胚芽のトコロに、フィチン酸がイッパイあるのです。雀は、お米をつついても、この胚芽は食べません。多く食べると「死んでしまう」コトを知っているからです。

 

 

毒素や脂肪の多い体に、一時期的に玄米菜食をやること。。。

 

 

一時期的  ってのはイイです。だから、「アトピーが治った」とか「○○が治った」とか勘違いして、広まっているのでしょう。

 

 

でも長く続けると・・・体の中の毒素ではなく体に必要な『ミネラル』と強力に結合して排泄してしまうのです。だから、玄米の人は、「短命だ」とも言われます。確かに玄米菜食の人に、若々しく血色のイイ人は・・・私は見たことがありません。

 

 

この『フィチン酸』

 

 

強力な排泄作用を持つ物質です。

 

 

玄米自体が、白米より多くカルシウムを含んでいると言っても人が食べて、吸収されなければ意味がありません。

 

 

フィチン酸が、結合する相手は鉄・カルシウムを始めとするミネラルなのです。

 

 

(中略)

 

 

フィチン酸が、鉄・カルシウム等のミネラルと結合するとフィチン酸塩となり、水に溶けない為、腸からの吸収が阻害されるのです。

 

 

体に入れたフィチン酸以上の鉄・カルシウム・マグネシウム等。。ミネラルを補給しないとミネラル欠乏の体を作ってしまうのです。

 

 

で、玄米を食べながら、菜食主義・・・これが『玄米菜食』ですよね。私は、玄米を食べるならメザシは、必須!!だと思うのです。

 

 

ここで、補足しますね。

 

 

『発芽玄米』

 

 

発芽玄米は、このフィチン酸を、発芽の過程の脱リン酵素の働きによってリンとイノシトールに分解するそうです。

 

 

なので、玄米そのままを食べるほど、危険はないと思います。

 

 

昔私が読んだ記事にこの理屈が書かれていたのですが、10年以上前なので見つかりませんでした。

 

 

このように、フィチン酸がミネラルを排出してしまうという事を知っていたので、「フィチン酸が含まれている玄米」を食べる気になりませんでした。

 

 

これが、私が「マクロビオティック」をしなかった1つ目の理由です。

 

 

 

「フィチン酸」は、玄米の他、野菜や豆類にも含まれています。発芽、発酵等、下処理をする事で減らす事が出来るそうです。

 

 

「フィチン酸」についてはこれで終わりではありません、

 

 

実は玄米にはフィチン酸は含まれていないという説があるのです。

 

 

 

「これまでの前提」が覆る話で、重要な意見と判断した為、紹介しておきます。

 

 

 

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玄米のフィチン酸は誤解

 

 

玄米を食べる人にとっては、一読の価値がある記事だと思います。

 

 

 

『20代の大腸がん闘病記、幸せを考える 5年以上再発なしのガン患者が明かす!玄米食のデメリットとは?』より引用

 

 

特に、フィチン酸にミネラル吸収阻害作用があるとかいうデマが、何故あれほど騒がれているのかよく理解できません。

 

 

というか、そもそも玄米にはフィチン酸は含まれていません。含まれていないものの恐怖を煽るのは、テレビだったら放送免許取り消しレベルです。

 

 

テレビや雑誌から得られる知識を少しかじっただけの一般人が言っているのならまだしも、一部の健康食品系会社や米屋さんまでもが、玄米について完全に勘違いしているので、私は少し困惑しています。

 

 

(中略)

 

 

ただ、さきほどもチラッと書きましたが、玄米にフィチン酸は含まれていないんですよね。玄米否定派(不勉強派)の皆さんがフィチン酸と呼んでるのは「フィチン」のことです。

 

 

一般的にそのような理解ですから、私も皆さんに伝わりやすいように「フィチン」のことをフィチン酸として解説していますが、本当は違います。

 

 

ですから上の主張は全部ひっくり返るのですが、それで解説を終わらせてしまうのも少し不親切な気もするので、出来るだけ難しくならないように違いを説明します。

 

 

フィチンとフィチン酸の違い

 

 

フィチン酸(略称IP6)は、まだ他の物質と結合する力がある

 

フィチン(フィチン酸塩とも呼ばれる)は、他の物質と結合する力はない

 

 

簡単に説明すると、両者の違いは上記になります。

 

 

そして、玄米などの種子類に含まれているものは、フィチン酸ではなく、「フィチン」という形で存在しています。

 

 

つまり、様々な栄養成分(※もちろん有害成分も含みます)と結合しきって、これ以上他の物質と結合できない状態で安定して存在しているのです。

 

 

例えば、フィチン酸がミネラル4個と結合し、これ以上他の物質と結合出来ない形で「フィチン」として安定しているとしましょう。自然の状態で穀物中に含まれているのはこのような形です。

 

 

このフィチンが体内に入ります。

 

 

フィチンが体内に入ると、「フィチン酸 + 4個のミネラル」となって、4個のミネラルがフィチンから遊離した状態になります。

 

 

専門家も含め、ほとんどの方はこの状態のフィチン酸が「危ない」と言ってるわけですね。

 

 

フィチンがフィチン酸になると、他の物質と結合出来るようになりますから、体内に存在する4個のミネラルと再結合します。また、フィチンに戻ります。そうやって、フィチンはフィチン酸になったりフィチンになったりを繰り返して、体内から排出されていきます。

 

 

さて、体内に存在するミネラルの量は減ったでしょうか?

 

 

4個のミネラルと結合しているフィチンが入ってきて、フィチン酸が4個のミネラルと結合して体内から排出される・・・。

 

 

減ってませんよね?単純に算数の問題です。

 

 

こうやって論理的に考えれば、フィチン酸によってミネラル不足になることは考えられないです。

 

 

理論ではそうなるのですが、実際にはもう少し複雑な化学反応が起きていますし、理論と現実は必ずしも一致しません。

 

 

では、実際はどうなのでしょうか?フィチンを豊富に含んだ玄米などの食べ物を定期的に摂取していると、ミネラル欠乏になるのでしょうか?

 

 

過去にヒトや動物を対象にしたフィチンとミネラルの関係を研究した論文がいくつかあり、それによると、「フィチンのキレート作用(※)によるミネラル欠乏のリスクはない」ことが証明されています。(※「キレート作用」とはミネラルなどの金属元素と結合して体外から排出してしまう作用のこと)

 

 

エルンスト・グラーフ博士と彼の助手、ジョン・イートンは1984年、微量鉱物元素と結合した『フィチン』は、その結合を簡単に離し、離れたミネラルが体内に吸収されることを示しています。

 

 

さらに、フィチン酸があるほうがミネラルが吸収されやすいことを示しています。

 

 

日本の大川順正博士は1984年高カルシウム尿症の患者の追跡調査で、患者に『フィチン(IP6)』を高濃度に含有する米ぬかを連日10グラム2年間投与しました。

 

 

その結果、血清中のカルシウム、リン酸化合物、あるいはマグネシウムの濃度に有意な低下はありませんでした。

 

 

すなわち、またもやIP6の有する微量元素気レート作用が生態に及ぼすかもしれないという危惧を吹き飛ばす結果になったのです。

 

 

(出典:アブルカラム・M・シャムスデン著、坂本孝作訳『天然坑ガン物質IP6の驚異』講談社、2000.9.20発行、144頁より引用)

 

 

このように、フィチンによるミネラル欠乏は杞憂であることが分かります。ミネラル欠乏どころか、逆にミネラル吸収効率が上がった報告もあるくらいです。

 

 

さらに言えば、フィチンは玄米以外にも豆類や未精製の穀物に多く含まれています。

 

 

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もしフィチンがミネラル欠乏を起こすなら、玄米よりフィチンが多く含まれている小麦や大豆などを食べてもミネラル欠乏を起こしそうなものですが、そのような話は聞いたことがありません。

 

 

玄米に含まれているフィチンに対しては批判するのに、玄米以外の上記に示した食物に対してはなんの声も上げない理由がよく分かりません。

 

 

引用記事はかなりの情報量になりますので、興味のある方は読んでみて下さい。

 

 

私も「フィチン酸」の知識が足りなかったなと思います。

 

 

もしこの説が真実でミネラル排出の心配がないのであれば、私が「マクロビオティック」を避けた理由の一つは消滅します。

 

 

しかし、今の私は糖質制限実践者であり、糖質の毒性を理解しています。

 

 

従って、玄米だろうが、白米だろうが、高糖質食は体に悪いと断言します。

 

 

それを進んで食べるのは良いと言えません。食べるのであれば、危険なものと認識した上で気をつけて食べるべきと思っています。

 

 

 

ブドウ糖は癌の餌であり、米は癌を育てる食材です。

 

 

癌細胞と癌家系について分かりやすく説明してみた

 

 

 

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フィチンの心配がない玄米は健康的か

 

 

糖質、糖化、といった概念がなければ、フィチンとかを気にするでしょうが、今の私の着眼点はそこではありません。

 

 

 

「白米」にも「玄米」にも、かなりの糖質が含まれています。

 

 

 

 

白米(100g当たり)    糖質約37g    GI値は約80

 

玄米(100g当たり)    糖質約34g    GI値は約55

 

 

 

 

この数字を見てもピンとこないかもしれませんので、糖質の低い「ズッキーニ」と比較してみます。

 

 

 

ズッキーニ(100g当たり)  糖質約2.5g  GI値は約23

 

 

 

いかに「米の糖質」が多いか分かると思います。

 

 

糖質量が白米より3g少ない玄米の方がマシですが、気休め程度です。

 

 

ちなみに角砂糖1個が糖質4gです。

 

 

そして、炭水化物が消化吸収されて体内に吸収されるスピードを表した数値のことをGI値と言います。Glycemic Index(グリセミック・インデックス)の略です。

 

 

この数値が小さい程いいわけです。

 

 

数値が小さいと「血糖値の上昇が遅い」ことを意味します。

 

 

 

両者のGI値を比べてみると、「玄米」は「白米」より数値が小さいので、玄米は血糖値を上げにくいです。

 

 

白米に比べて糖質が低い、白米に比べて血糖値を上げにくい・・・のですが、白米に比べてなのです。そこを忘れてはいけません。

 

 

 

闘う相手が白米だから玄米が良く見えるだけです。

 

 

 

そして、「GI値が低い」というのは、血糖値の上昇が遅いというのであって、糖質がチャラになるわけではありません。糖質を体内に入れる事には変わりありません。

 

 

 

一回で500万の借金を払うか、

 

 

500万を250万にして2回で払うかの違いです。

 

 

 

緩やかに払う方が楽ですが、払う金は500万には変わりありません。その程度の違いだと思った方がいいでしょう。

 

 

「糖質を避けないでGI値を気にする」というのは、「借金は避けない」前提で、返済方法はAがいいかBがいいか選んでいるようなものです。

 

 

借金というダメージはないか、少ない方が良いのです。

 

 

 

米に含まれているブドウ糖は癌の餌ですし、また、糖質を代謝するのにミネラル・ビタミンを大量に消費します。糖化も起きます。

 

 

 

糖質が多く含まれている食品というのは、ミネラル・ビタミン以前の問題なのです。

 

 

絶対に米を止める気がない人が、たくさんある米の中から「より健康的な米」を選択するのであれば、白米より、玄米が良いのかもしれません。

 

 

しかし、白米だろうが、雑穀や、麦を混ぜようが穀物は高糖質食であることには変わりありません。

 

 

 

「玄米が良い」というのは、「糖質の危険性の概念」がない状態での判断です。

 

 

 

お米が好きな人には申し訳ないですが、糖質という視点でみれば白米も玄米も50歩100歩です。

 

 

 

まとめ

 

 

話を「マクロビオティック」に戻します。

 

 

 

私が玄米を悪いと思っていたのは「フィチン」があると思っていたからです。

 

 

しかし、「フィチンが玄米に含まれていなくて、ミネラルが欠乏しない」という説のおかげで、この心配はなくなりました。

 

 

しかし、それでも、「玄米は健康になる」とは言えません。「糖質の存在」は無視できないからです。

 

 

これが玄米食に対する今の結論です。

 

 

 

「後編」では、マクロビオティックの陰陽論についてお話します。

 

 

マクロビオティックについて(後編)食材を陰と陽に分ける根拠へ続く

 

 

 

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