2017年03月の記事一覧

試してみたらこうなった

虚弱体質や慢性疾患を改善させる為に必要な情報や心得について、体験記を交えながらお話します。

月別:2017年03月
何故、現代人の顔は細いのか?子供の骨格が正常に成長する為に必要な条件とは
何故、現代人の顔は細いのか?子供の骨格が正常に成長する為に必要な条件とは

上顎骨の成長不良が、不正咬合や、鼻詰まりの原因になる…というお話のつづきです。

 

 

子供の歯並びが悪くなる真の原因。骨格的な不正咬合の予防は母親にかかっている

 

骨格が原因の鼻詰まりは子供の時の成長で決まる。口呼吸が招く脳への悪影響。

 

 

これらの記事では「上顎骨が成長不良になることで起きる問題」について述べてきたので、ここでは、そうならない為に、「子供の上顎がまともに成長する為にはどんな栄養が必要なのか」についてお話しします。

 

 

 

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顔の幅が細い現代人

 

昔と現代の人では、明らかに顔が変わっています。以下は有名な写真です。

 

 

『未来の日本人の顔』より引用

 

戦後の高校生からの予測

 

大阪のある高校の50年前と最近の卒業アルバムを使い、CGで50年前の平均顔と最近の平均顔を作って比較すると、高校生の顔は50年間で細長く変化していることがわかる。その変化傾向を延長すると、100年後の未来顔2号ができる(図3)。ただし、50年前と最近の高校生では髪型が違うので、未来顔では極端に髪の毛が多くなっていることに注意。

 

 

 

図3 変わる高校生の平均顔(画像提供・東京大学工学部原島研究室)

 

 

50年前の高校生と最近の高校生の平均顔の違いから、未来の高校生の顔を予測した(未来顔2号)。

 

 

未来顔の教訓

 

 

いずれにせよ、顔かたちの変化では、未来顔1号と未来顔2号はたいへんよく似ている。そのことは、縄文時代や弥生時代から2,000年以上かかった変化と戦後50年間の変化がほとんど同じであることを意味している。変化が加速してきているのだ。

 

 

このまま進めば、未来人は、アイスクリームコーン(これが顔)に、丸いアイスクリーム(これが頭)をたっぷり載せたようになってしまう。

 

 

未来顔は、若者にとっては、ある意味では格好いいのかもしれない。しかし、顎が細くなりすぎると、歯の生えるスペースが確保できなくなる。その結果、第3大臼歯(親不知)が生えられなくなったり、乱杭歯になったりして、歯の健康のためには危険である。また、顎の関節が未発達だと、少しのストレスで顎関節症を起こすことになる。

 

 

この図は、昔から存在しています。

 

 

「50年後の高校生」や、「100年後の高校生」の顔は想像図ですが、「50年前の高校生」と「最近の高校生」の顔は、その時の平均の顔です。

 

 

確かに細くなってます。

 

 

私がこのCG写真を始めて見たのは随分前ですが、その時すでに、「最近の若者の顎は、昔の若者の顎に比べて細い」と言われていました。そんな実感はありませんでしたが、この画像を見た時、やっぱりそうなんだと思ったものです。

 

 

でも、気になるのが、何故顎が細くなっているのかですよね。

 

 

一般的によく言われている理由は、だいたい「最近は柔らかい食べ物が増えたので、硬いものを噛む習慣がない。だから顎が発達しない」というものです。というか、他の理由は聞いた事がありません。

 

 

簡単に言うと、鍛えてねーから、弱いんだ・・・という理屈です。

 

 

柔らかい食べ物ばかり食べているのは、その通りなので、その説は説得力がありました。

従って、その時は、言われるがまま、信じていましたし、顎の細さばかりに目がいっていました。

 

 

しかしですね、

 

 

写真をよく見ると、「最近の高校生」は、下顎だけでなく、上顎から細くなっているのが分かります。

 

全体的に頭蓋骨の下半分に、横の広がりがありません。

 

 

ということは下顎以前の問題で、「何を噛んでいるか」はあまり関係がないように思えます。

 

 

鍛えるかどうかは関係ないと思うのですが、「硬いものを噛まないから顎が細いんだ」と大合唱されれば、なんとなく「そうかな」と思ってしまいます。

 

ですが、それでは上顎骨の幅がない事への説明にはなっていません。

 

 

 

 

上顎骨の幅が広がらないのは、妊娠中の母親の栄養不足(鉄不足)が影響しています。

 

ということは、

 

 

 

  • 「50年前の高校生」→母親に妊娠出産に必要な栄養が足りていた

 

  • 「現代の高校生」→母親に妊娠出産に必要な栄養が足りていなかった

 

 

・・・と考えられるわけです。

 

 

 

 

引用元の記事では、一応、昔の高校生は「50年前」ということになっています。ということは、彼らが生まれたのは、彼らの年齢15~18歳を引けば、65~68年前ということになります。

 

今は2017年ですから、1949年~1952年あたりに生まれた人達の平均になります。

 

 

 

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母親と鉄

 

 

前回、「鼻中隔軟骨(びちゅうかく・なんこつ)」という軟骨についてお話しました。真ん中に位置し、鼻の土台の役割を果たす重要な軟骨です。

 

 

『VERITE CLINIC 鼻中隔延長術~第2章 : 鼻の構造を理解しましょう』より引用

 

 

 

この軟骨が正常に成長すれば良いのですが、そうではない事の方が多いのです。曲がっている人は多いそうです。

 

子どもの「鼻中隔軟骨」の成長が上手くいかないのは、妊娠前、妊娠中の母親の栄養不足に原因があります。

 

とくに大事なのはです。

 

 

『歯医者の99%は手抜きをする ダメな歯医者の見抜き方 いい歯医者の見分け方 / 著者:歯学博士 長尾周格』より引用

 

軟骨は主にコラーゲン(Ⅱ型コラーゲン)とプロテオグリカンという糖タンパク質からできていて、特にコラーゲンの合成においては20種類のアミノ酸のほかに、ビタミンCや鉄を必要とします。

 

鼻中隔軟骨が形成される時期に必要な栄養素が不足すると、軟骨の形成不全が起こり、正常な鼻中隔軟骨の大きさに成長できなくなります。

 

このように栄養欠乏と鼻中隔軟骨の成長不良とは密接な関係があるのです。

 

 

妊娠中の鉄分欠乏と軟骨の成長

 

鼻中隔軟骨の成長において鉄分は特に重要な栄養素です。しかし鉄分は人間にとって吸収が難しく、消化器官が完成している大人でも、食べ物に含まれている鉄分のうち体内に取り込むことができるのは30%未満といわれています。そのため、消化管が未発達である6歳までの子どもが、食事から十分な量の鉄分を取り込むことは困難です。

 

しかし一方で、6歳までに脳は大きさにおいて成長をほぼ完了し、上顎の骨の横幅の成長も9割がた終了します。

 

鼻中隔軟骨は、主に妊娠中に母体からもらってきた鉄分によって作られます。ところがこの時期に十分な鉄分が無いと、鼻中隔軟骨の成長不良が起こり、上あごの横幅が成長不良を起こしてしまいます。

 

そのため胎児は母親のおなかの中にいる間に、母体からありったけの鉄分をもらって生まれてきます。しかし妊娠時の母体に十分な鉄分が無かった場合には、子どもが鉄分欠乏の状態で生まれてきてしまいます。

 

(159p~160p)

 

 

上顎骨の横幅の成長具合は、鼻中隔軟骨の成長にかかっていて、その鼻中隔軟骨はを始めとした様々な栄養素が必要です。

 

 

 

以前、母親の鉄不足が、子どもの脳に与える影響についてを記事にしましたが、脳だけでなく、骨や軟骨にも影響するというわけです。

 

鬱や睡眠障害や発達障害の原因を栄養の視点から考える。鉄不足が脳に与える影響は深刻だった

 

 

発達障害を遺伝として片づけない。母親の鉄不足が子供の脳に与える影響とは

 

 

 

母親の責任は大きいと言えます。彼女達に正しい知識を教えなければいけないのですが、その環境が整っていない。

 

 

ハッキリ言って、これは、中学校の保健体育の授業で教えるべき事です

 

 

子どもの鉄は、妊娠中に母体から貰ってきた鉄に委ねられるので、妊娠前に栄養(特に鉄)をしっかり蓄えておく必要があります。

 

 

女性は、一回の妊娠出産で「フェリチン(貯蔵鉄)」を50失います。

 

 

失うというのは、子どもに持っていかれるということです。当然、母親の「フェリチン」が50以下であれば、子どもが十分な鉄を貰えないだけでなく、母親も自身のフェリチンが枯渇するので健康ではいられません。

 

「産後のうつ」は、妊娠出産による「鉄欠乏」が原因です。

 

 

 

フェリチン(貯蔵鉄)が何なのかよくわからない方は、以下の記事をご覧下さい。

 

フェリチンと鉄不足について分かりやすく説明してみた

 

 

フェリチンは普通、測りません。

 

しかし、妊娠予定のある人は妊娠前に自身の体に鉄がどれだけあるのか、フェリチンを測っておくことをお勧めします。何故なら、女性は生理で鉄不足になるので、鉄を体に蓄えるのは、食事だろうが、サプリだろうが、時間がかかるからです。

 

 

『ロバスト・ヘルス 飽食先進国で若い女性の貧血が深刻』より引用

 

「じゃあ、妊娠したら鉄剤を飲まないと」と思われたかもしれません。しかしそれでは遅いのです。ヘモグロビンの値が正常化するには6-8週かかります’。

 

英国国民保険サービスによれば、鉄剤は通常、2-4週間ごとに担当医が反応を確認しながら内服を続け、ヘモグロビンが正常値になった後さらに3カ月の継続が推奨されます。

 

貯蔵鉄を満たすためです。妊娠に気づいてからの対応では、胎児の臓器・器官が急速に発達する妊娠初期〜中期に、胎児に「薄い血」を供給することになる可能性があります。

 

 

日本人の生理がある女性の多くは30以下です。

 

 

ちなみに、海外では妊娠するにあたって鉄がこのくらいないといけないという基準があり、中には、フェリチン40以下では妊娠は許可されない国もあるそうです。

 

 

 

妊娠前に「フェリチン」を測る事、鉄を摂取する事の重要性を分かっていただけたのではないかと思います。鉄が足りていないと、子供の成長に影響がでますから。

 

 

 

そして、忘れてはいけないのが、鉄の吸収には「タンパク質」が必要であるということです。

 

この2つがセットで足りている事が基本となります。

 

 

 

鉄製品の効果について

 

「50年前の高校生」は、上顎骨の幅があるので、彼らを産んだ母親は、妊娠時に鉄もタンパク質も足りていたということになります。

 

 

その時代の「鉄」や「タンパク質」事情について考えてみます。

 

 

まずは「鉄」からです。

 

 

「50年前の高校生」が生まれたのは65~68年前ですので、母親は1949年~1952年あたりに出産したと考えられます。

 

 

昭和20年代です(昭和24年~27年)。

 

 

彼女達と、それ以降の世代の母親では、「鉄」の摂取量が違います。

 

 

1949年~1952年に子どもを生んだ女性が食べていた料理は、ほぼ鉄製の調理器具で調理されていたと思います。鉄の羽釜、鉄の包丁、鉄瓶、鉄鍋を使っていたはずです。それに比べると、現代の調理器具は鉄製の物は少ないですよね。

 

 

昭和20年代の女性は、鉄製の調理器具のお陰で、現代女性よりも多く鉄分を摂取できていたと考えられます。

 

 

鉄の調理器具で料理をすると、食材の鉄分が豊富になります。あの「ひじき」の鉄分でさえ、鉄鍋の効果によるものだそうです。

 

 

『医療法人 弘鳳会 専門医のコラム ひじきの鉄分が9分の1 ! 「ひじきは鉄分の王様」 は過去の話…。』より引用

 

 

ひじきは鉄釜で茹でていたから、鉄分が豊富だったのか !!

 

干しひじきは、原料の海藻を鉄製の釜で煮て渋みを取り、乾燥して作られます。以前はひじきを煮るとき、鉄製の釜が使われていました。しかし近年、使われる釜が鉄製からステンレス製に代わりました。それで、ひじきに含まれる鉄分が減ったというのです。

 

 

鉄釜で茹でていたから、ひじきの鉄分が多かった…。つまり、ひじき自体には鉄分は多くなかったということでしょう。

 

 

今回改訂された成分表を見ると、ステンレス釜で加工されたひじきには、100gあたりの鉄は6.2mgしか含まれていません。一方、鉄釜での加工だと58.2mgです。

 

 

鉄分という観点でひじきを利用したい場合は、原材料の表記で、ステンレス製の釜で加工したのか、鉄製の釜で加工したのかをチェックしたほうがいいでしょう。

 

 

ひじきのほかに、切り干し大根について見てみると、100gあたりの鉄分は3.1mgで、以前の9.7mgのおよそ3分の1となっています。これも、以前は鉄製の包丁で加工していましたが、ステンレス製の包丁にとってかわったため、鉄分が減ったと考えられています。

 

 

1949年~1952年に子どもを生んだ女性達は、子供の成長に必要な鉄を日常的に摂っていたのです。

 

 

それとこの世代は、戦後から少しずつ豊かになっていって、動物性食品も容易に手に入るようになった為、鉄だけでなく「タンパク質」の摂取量も増えています。

 

 

『公益財団法人 日本食肉消費総合センター 食生活の変化と寿命の延びの関係は?』より引用

 

 

今から約80年前、大正7年の家庭では、漬け物やみそ汁をおかずに米を4人で毎食5合食べたという記録があります。

 

 

油脂はほぼゼロ、動物性食品は20gの塩蔵魚を週5回ほど食べていますが、平均的総摂取熱量は2,100kcalと現在(平成10年1,979kcal)より多く、タンパク質も平均53g摂取(平成10年は約80g)。

 

 

こうした穀類中心の粗食が、結核などの感染症や脳卒中を招いたといわれています。

 

 

戦後、動物性食品が食卓に上りだすと日本人の寿命も次第に延び始めます。

 

 

まず感染症の代表・結核が昭和20年代から30年代に激減、死亡率のトップは脳卒中に変わります。

 

昭和40年代以降は脳卒中も減り、昭和50年代に死亡率第一位はガンに変わりました。

 

 

(中略)

 

 

昭和25年(1950年)頃のタンパク質摂取量は1日68gで、

 

昭和35年(1960年)69.7g、

 

昭和55年(1980年)78.7g、

 

平成10年(1998年)79.7gとなっています。

 

 

脂肪摂取量は昭和25年には1日18gが昭和55年に55.6g、平成10年には57.9gと50年前の3倍近くに増えました。

 

 

タンパク質と脂肪の摂取増は寿命の延びと比例し、それは動物性食品の増加とも比例します。

 

 

昭和35年の肉類摂取量は1日18.5gですが平成10年は77.5gと約4倍に、同じく卵類は2倍強、牛乳・乳製品は約4倍に増えました。

 

 

魚介類は約1.3倍の伸びにとどまっています。

 

戦後はまだ肉が高価だったので、今程たくさんの肉を食べる事はありませんでした。しかし、それ以前の日本の食事と比較すると、明らかにタンパク質の摂取量が増えました。だからこそ、

 

>感染症の代表・結核が昭和20年代から30年代に激減

 

ということに繋がったのです。

 

この世代は「タンパク質」単体で見れば、現代人より少ないです。しかし 鉄+タンパク質 の両方が摂れる環境だったと言えます。

 

これで、「現代の高校生」の上顎が貧弱で、「50年前の高校生」の上顎がガッチリしているのか、腑に落ちます。

 

 

今の世代は、タンパク質・脂質は足りても、調理器具がステンレスやテフロンとか鉄以外の製品になったため鉄が不足しています。

 

 

作物はビタミン・ミネラルが少なく、おまけに糖質超過多なので、それらを代謝するのに、ビタミン・ミネラルを消費してしまいます。

 

 

従って、上顎が丈夫に成長しないわけです。

 

50年よりもっと前の世代は、鉄製品から鉄の摂取はできても、欧米化していない純粋な日本食だったので、脂質・タンパク質不足だった為、鉄を摂っても吸収が悪かったと考えられます。出っ歯が多かったのは、鉄を摂れてもタンパク質が不十分だったからではないでしょうか。

 

 

 

何故、「栄養の乏しい昔の和食」を食べていた人が、現代人より頑丈な子を生むのか謎でしたが、

 

冷静に考えたら、50年前の高校生が生まれる前は、今ほどではないにしろ動物性食品も多少は豊かですし、鉄も摂れる・・・この世代が一番、栄養の良いとこ取りをしていたのです。

 

 

大事なのでもう一度言いますが、鉄の吸収にはタンパク質が必要なのです

 

 

現代人のように鉄が足りなくてもダメ、戦前の人のようにタンパク質が足りなくてもダメなのですタンパク質不足を治さないと、鉄は増えません。

 

戦後1949年~1952年あたりに出産した女性は、偶然が重なって「鉄タンパク」が両方摂れていたため、子供の上顎が十分成長したのでしょう。

 

 

まとめるとこんな感じですね。

 

 

  • 現代の高校生を産んだ母親 → タンパク質は足りても、鉄が足りない

 

  • 50年前の高校生を産んだ母親 →タンパク質を食べるようになり、鉄も足りている

 

  • 昔の母親 →タンパク質が足りないが、鉄は足りている

 

 

一応付け加えておきますが、昔の人の場合、タンパク質を食べれる環境にあるかどうかは人によって違います。肉は高価でしたので、家庭の経済状態によって食べられない人もいたと思います。

 

そして、「その人の生まれ育った地域の食文化」に左右される可能性も高いです。

 

場所によっては、ほとんど動物性のタンパク質を摂らない地域もあれば、魚や昆虫などからタンパク質・脂質を積極的に摂取していた地域もあります。後者の場合は、タンパク質・脂質+鉄が摂れていたと考えられます。

 

 

従って、戦前生まれの日本人には出っ歯の人もいますが、「50年前の高校生」の写真のように、顎がガッチリしていて、魚の背骨を平気で噛み砕くようなツワモノも多いのです。実際に、私の周りにそういう年配者がいます。

 

 

 

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最近の母親の栄養状態

 

 

「50年前の高校生」の栄養状態 > 「最近の高校生」の栄養状態

 

 

は、言い換えると、

 

 

「50年前の高校生を生んだ母親」の栄養状態 > 「最近の高校生を生んだ母親」の栄養状態

 

 

ということです。

 

 

ここまでの説明から、現代人に鉄が不足している事は理解していただけたかと思います。

 

 

 

しかし、調べてみると、若い女性に不足しているのは「鉄」だけじゃないようです。ダイエット等で、摂取カロリーが終戦直後より低いのだそうです。

 

 

 

ダイエットといえば、動物性食品を減らすのが王道ですから、タンパク質や脂質も不足している可能性大です。

 

『NAVER まとめ 若い女性の摂取カロリーは終戦直後より低い・・。“痩せすぎ”な人が多すぎる日本』

 

 

 

ダイエットもこのレベルになると危険です。

 

 

 

戦時中や、終戦直後の食料が無かった話は散々聞かされて育ってきましたので、それ以下って凄いと思います。

 

 

といっても、糖質制限をする前までの私は、1日1食とか、断食をしていましたので、人のことは言えません。当時は、体温は低いし、何もしなくても疲れるし、代謝は落ちるし、体重は増えないし、不健康でした。

 

 

おまけに女性は甘いものが大好きです。これらの代謝によって、ビタミン・ミネラルも浪費されます。

 

 

ほとんどが、糖質過多・タンパク質不足・脂質不足・ビタミン不足・ミネラル不足です。

 

 

この状態で、健康な子供が生まれるだろうと思うのが間違いです。

 

 

また、糖質過多だと「卵子」や「卵巣」が糖化してしまいます。「卵子」は数が決まっていて、入れ替らないので注意が必要です。

 

卵子が老化する原因と防ぎ方。卵子の質を悪化させない食習慣は、不妊症の改善にも期待できる

 

 

 

 

子供の上顎がどうしてまともに成長しないのか、についてお話してきました。

 

 

「近代食」を食べなかった先住民のような「しっかりした骨格」に成長するには、女性の努力はもちろんですが、正しい知識を得られる環境が必要です。

 

 

 

子供の成長にはどんな栄養素が必要なのかをもっと伝えていかなければなりません。

 

 

 

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骨格が原因の鼻詰まりは子供の時の成長で決まる。口呼吸が招く脳への悪影響。

骨格に問題があって鼻詰まりになっている人は少なくないようです。ネットで調べると、手術の体験記が多いですから…。

 

 

その原因、実は子供の時の栄養不足が関係しています。

 

 

 

脳や頭蓋骨は、だいたい6歳までに、成長を完了するのですが、頭蓋骨の上の部分(写真左)が先に成長を終えます。

 

 

そして、下顎(写真右)は、10歳くらいから、さらに成長します。

 

 

 

(矢印が「上顎骨 じょうがくこつ」)

 

 

 

頭蓋骨の真ん中に位置する「上顎の骨(上顎骨)」も、6歳でほぼ成長を終えます。

 

 

 

 

 

 

こちらの記事では、上顎の骨の成長と「不正咬合」についてとりあげたのですが、今回は上顎の骨の成長と「鼻の機能」の関係についてお話します。

 

 

何故なら、「上顎の骨」というのは、口の骨であると同時に、空気の通り道である「鼻腔」を形作っている骨でもあるからです。

 

 

ということは、

 

 

「上顎の骨(特に横幅)の成長が上手くいかない」ということは、「不正咬合」はもちろん、

 

「鼻腔の成長」にも影響するということなのです。

 

 

 

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鼻の骨の構造

 

 

模型で説明します。「上顎骨」を取ってみました。

 

 

 

 

茶色い骨は鼻骨(びこつ)です。

 

割ってみました。

 

 

 

 

空洞の部分が分かりにくいので、今度は他の骨を取り除きました。

 

 

 

 

割ってみました。

 

 

 

 

空洞になっているのがわかりますね。

 

ちなみに、上から見たのが左で、後ろから見たのが右です。

 

 

 

 

これが「上顎骨」です。

 

この「上額骨」が上手く成長しないと、「下に位置する口」だけでなく、「上に位置する鼻」に問題が生じます。

 

 

『山本歯科医院 前歯部叢生と舌の関係』より引用

 

 

上顎の骨のすぐ上は

 

 

(中略)

 

あまり見慣れないと思いますが、よく見てみると、上顎の骨のすぐ上は鼻です。上顎骨が左右に広がりますと当然鼻の部分も広がります。余談ですが鼻の形は鼻骨ですから、鼻は大きくなりません。広がるのは鼻の通りです。

 

「鼻の通りが良い」を説明するより、「鼻の通りが悪い」を説明するほうが分かりやすいと思います。

 

鼻の通りが悪いと、まず1番目に挙げられるのは、口で息をする習慣が出来てしまう事です。このことを口呼吸(こうこきゅう)と呼びます。

 

口呼吸をすると、口の中が乾いてしまい色々と弊害が出てきます。乾くと唾液が口の中で循環しなくなります。そうなると、虫歯が出来やすく、歯石が付きやすく、歯に汚も付きやすくなります。

 

それと鼻は人体の空気清浄機です。鼻を通る間に、ホコリ等のゴミを取り除きますし、細菌等を体内に入れない防護もになっています。また空気を暖める作用や完走した空気に適度な湿度を与える作用もあります。口呼吸だと鼻を通しませんので、ホコリ等のゴミを直接喉(のど)に送り込みます。細菌も無条件で喉まで達してしまいます。すぐ喉が腫れたり、風邪をひくなら喉が荒れる人は口呼吸も原因の1つかもしれません。

 

空気を暖める作用が鼻にはあります。冷たい空気を直接吸うのは実はかなり体には負担が大きいようです。お医者さんのホームページなどに書いてあるのですが、冷たい空気を吸うと気管支喘息や狭心症の発作の引き金になると書いてあります。

 

ちょっと話を大きくしてしまったようですが、体にかかる負担が結構大きいことがお分かりいただけますか。

 

鼻の通りが悪い事と口呼吸は必ずしもイコールでは無いのですが、叢生の人は口呼吸が多いのも事実です。特に夜寝る時に口呼吸をしている人は、自覚もあまりありません。

 

上顎の成長が鼻にまで影響を与える事は、すぐ隣であるのに担当が歯科と耳鼻科に分かれるからか、あまり考えられていません。鼻で息を吸うのを鼻呼吸(びこきゅう)といいますが、鼻呼吸の大切さがお分かり頂けたと思います。

 

 

さらに、口呼吸は「脳が冷却されない」という問題もあります。パソコンと一緒です。

 

 

 

『医者は口を診ない、歯医者は口しか診ない 医科しか連携で医療は大きく変わる 著者/相田能輝』より引用

 

 

口呼吸を行なっている患者の頭蓋部の断面を観察すると、鼻からの呼吸による冷却ができず脳が「オーバーヒート」を起こしており、いわゆる頭に血が上った状態が常に続いていることが明らかになっています。

 

そのような状態だと、小児においては、集中力や学力が伸びないなど、さまざまな弊害が起こるようになります。

 

普通、人は鼻で加湿した空気を送り込むことで、脳を冷却しています。しかし、口呼吸だとそれができません。それどころか、口呼吸は鼻のフィルターを通さず直接器官に空気を送り込むため、扁桃を刺激して、免疫の異常を引き起こすなど、健康にも悪影響を及ぼすことになります。

 

(136p~137p)

 

 

 

流れを整理します。

 

 

 

上顎骨が左右に広がらない

 

 

鼻も広がらない(鼻の通りが悪い)

 

 

口呼吸 

 

 

脳に影響

 

 

 

 

「鼻の通りが悪い」というと、軽く聞こえますが、体には相当負担がかかっていることが分かります。

 

 

そして、骨(上顎骨)だけではなく、「鼻中隔軟骨という軟骨」の成長不全についても考える必要があるのです。

 

 

 

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鼻中隔軟骨の構造

 

 

「鼻中隔軟骨」は軟骨です。

 

 

どんな軟骨なのかというと「鼻の支え」です。

 

 

鼻腔は、右と左に分かれていて、喉の奥で左右に繋がって1つになっています。この鼻腔を左右に分けているが、鼻中隔軟骨(びちゅうかく・なんこつ)です。

 

 

この軟骨は、鼻の形態には 鼻骨とともに 重要な役割を担っています。

 

 

以下の図が分かりやすいかと思います。

 

 

 

『VERITE CLINIC 鼻中隔延長術~第2章 : 鼻の構造を理解しましょう』より引用

 

 

 

 

 

 

この「鼻中隔軟骨の成長」と、「上顎骨の横幅の成長」には密接な関係があるそうなのです。

 

それを裏付けるかのような話を紹介します。

 

 

『肉食鍼灸師の食養ブログ 『食生活と身体の退化』 栄養と発育の驚くべき相関関係』より引用

 

 

受け口と鼻づまり

 

僕はもともと歯並びが悪くて上下のかみ合わせが逆になった「受け口」です。もう、初めからそうなので、これは遺伝だと思っていました。(家族や親戚に受け口はいないのですが)

 

さらに、僕の鼻柱は曲がっています。

 

骨格がはっきりしてくる中学生のころに気が付いたのですが、鼻の軟骨がはっきりと曲がっていて、まっすぐじゃない。

 

顔のことなので、若い頃はとても気にしていました。

 

鼻は曲がっているだけじゃなく、通りも悪かった。子供のころから慢性的な鼻炎で、いつも口呼吸をしていました。

 

ある時、鼻から息を吸えることに気がついて、あれ??鼻って息吸えるんだ!!と「発見」した記憶があります。それは、たしか小学校の3年生ごろでした。とうことはその頃、日常的に口呼吸していたということ。そもそもいつも詰まっていたので、鼻から息を吸えませんでした。

 

なぜこのようなことを書くかと言うと、これは、顔の真ん中部分のの発育の悪さと関係があるからです。

 

 

鼻中隔軟骨の発育

 

その関連性は『食生活と身体の退化』を読んで初めて知りました。

 

そもそも歯並びや噛み合わせが悪くなるのは、上あごや、顔の中段ゾーンの発育不良が原因のようです。

 

「鼻中隔軟骨」という、顔面の真ん中辺りにある軟骨がありますが、これが十分に発達することで、シッカリとした鼻腔が形成されます。

 

鼻腔とは、鼻の穴とその奥につながる空洞です。ここは結構重要な場所で、外から入ってきた空気を温め、湿らせ、鼻毛などで異物を取り除きます。もちろん細菌やウイルスから身を守る「免疫機能」にも重要なところ。

 

そして、嗅覚。

 

生物としては臭いをかぎわけることはとても重要ですよね。嗅覚を司る神経は脳にダイレクトにつながっていて、嗅覚は脳機能や精神状態、自律神経にも大きな影響を与えると言われます。

 

鼻の通りが良ければこれらの機能が正常に働き、脳に適切な刺激が伝わるでしょう。逆に、いつも鼻が詰まっていれば、それが妨げられてしまいます。

 

 

「鼻柱が曲がっている症状」を、「鼻中隔彎曲症 びちゅうかく・わんきょくしょう」と言うそうです。

 

曲がるメカニズムが以下に書かれていました。

 

 

『一般社団法人 日本耳鼻咽喉科学会【はなの病気Q&A】鼻中隔彎曲症』より引用

 

Q 1)鼻中隔彎曲症〈びちゅうかくわんきょくしょう〉とはどんな病気ですか。

 

A 鼻中隔が強く曲がっているために、いつも鼻がつまって口呼吸やいびき、においがわからないなどの症状がある場合を鼻中隔彎曲症といいます。鼻血(鼻出血)が出ることもよくあります。アレルギ-性鼻炎や慢性副鼻腔炎(蓄膿症)があると、その症状はひどくなります。

 

 

Q 2)鼻中隔はなぜ曲がるのですか。

 

A 鼻中隔は軟骨〈なんこつ〉の板と、骨の板とでできています。顔の発育とともに鼻も発育しますが、骨の板より軟骨の板のほうが発育が盛んなので、その違いのために彎曲がおこります。この発育は思春期までが盛んです。軽い鼻中隔彎曲は赤ちゃんにも見られ、年齢とともにその率が上がります。児童では70%、成人では90%と言われるように、ほとんどの人がある程度曲がっています。したがって、鼻中隔が少し曲がっているだけで、鼻の症状がほとんどない場合は病気とはいえません。

 

 

冒頭でも言いましたが、「鼻中隔彎曲症」についてネットで検索したら、体験談が多いです。

 

 

普通、病気について、病名だけで検索した場合、多いのは医院のHPや、医療情報なのですが、この「鼻中隔彎曲症」は、医院や医療情報よりも体験談が目立ちます。

 

つまり、それだけ多い疾患だということです。

 

 

 

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鼻詰まりと口呼吸による身体への悪影響

 

 

で、子どもの鼻がずっと詰った状態だと、どう成長に影響するのかは、以下が参考になります。

 

 

『共働き、両親頼れない!けど2人目産んじゃった(・ω・)ノ 「鼻のせいかもしれません」鼻づまりによる悪影響と手術について。』より引用

 

 

わたしも、上の子もアレルギー性鼻炎。副鼻腔炎になりがち、扁桃腺が腫れやすい。

 

点鼻薬や飲み薬を処方されますが、授乳中はのみたくないし、面倒になって飲まなくなりひどくなって受診、のループになってしまいます。鼻水の薬はぼーっとしますし…。

 

上の子にはこのような思いをさせたくありません。

 

最近若い社会人と接すると、集中力がなかったり、ぼーっとしている人が多くなった気がして気になっていました。口に締まりがなくて覇気がなくて。

 

聞いてみると、だいたい蓄膿や鼻づまり。鼻が詰まっているから口が開く、ぼーっとするのかな?と常々思っておりました。

 

上の子も口が開くことが増えて気になっていました。

 

 

ボーっとするのは、脳がオーバーヒートを起こしているからかもしれません。

 

 

『パパの育児宣言!子育て情報受信中 子どもの口呼吸は放っておくと発育に悪影響!?鼻炎歴37年のわたしが本気で治そうと思ったワケ』より引用

 

 

鼻づまりの子は、ある意味「重い甲ら」を背負わされてるいるようなものなんですよ。だから本当はもっと集中力があってイライラすることもないのに、そんなもん背負っているから本当の力が発揮できないかもしれないのです。

 

 

(中略)

 

 

本書では鼻づまりが睡眠障害をもたらすということを細かく説明されていますが、ここではその睡眠障害がもたらす子どもの弊害を簡単に紹介します。

 

 

・昼間に眠くなる

 

・集中力の低下

 

・学習能力の低下

 

・キレやすいなど攻撃的行動

 

・情緒不安定

 

・意味もなく動き回る

 

・知能の発達障害など

 

 

 

鼻詰まりにはいろんな原因があると思いますが、私が今回テーマにした、「骨格に起因する鼻詰まり」はやっかいです。物理的に問題があるのですから、薬の治療も難しいでしょう。

 

だから、そうならないように気をつけるのがベストなのです。

 

 

その「気をつけなければならない人」は誰かと言うと、子どもではなく、その子を生む母親です。

 

 

次回は、子どもの「軟骨」や、「上顎骨」がまともに成長する為には、どんな栄養が必要なのかについてお話します。

 

 

何故、現代人の顔は細いのか?子供の骨格が正常に成長する為に必要な条件とは

 

 

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子供の歯並びが悪くなる真の原因。骨格的な不正咬合の予防は母親にかかっている

 

子供の骨格的な歯並びの悪さは何で決まると思いますか?

 

 

遺伝ですか?

 

 

それとも、生まれてからの習慣ですか?

 

 

 

違います。

 

 

 

 

生まれてくる前、つまり、母親の妊娠中、妊娠前の栄養状態で決まると言っても過言ではありません。

 

 

 

・・・と言っても納得できないと思うので、数回に分けて、妊娠中の母親の栄養失調(特に鉄不足)が、子どもの骨や軟骨の成長に影響するという話をしたいと思います。

 

 

 

特に重要です。

 

 

 

私は、2年前から糖質を一日10g以下にし、主にタンパク質、脂質を食べて生活しているのですが、それに加えて、昨年秋からを意識して摂るようになりました。

 

 

最初は食品からだけでしたが、調子が良かったので、今年の一月から「鉄サプリ」に切り替えて摂取しています。

 

 

あまりの変化に驚いています。今年ほど暖かく過ごせた冬はありませんでしたし、とにかく疲れません。鉄の凄さを実感しています。「不足させてはいけないな」と思います。

 

鉄の過剰摂取は危険という考えを改めます。鉄サプリを半年間飲んでみて思う事

 

 

鉄不足を軽く考えてしまいがちですが、やっぱり良くありません。特に「子どもを産む予定のある女性」の場合は、本人だけの問題ではありません。鉄不足は「子どもの成長」に大きな影響を与えるからです。

 

 

私のように、「寒がり」「寒がりじゃなくなる」・・・程度の変化でしたら、取り返しがつきます。私の場合30代ですが、なんとかなりました。

 

 

しかし、子どもの発育、それも「骨格が正常に発達しない」となるとどうでしょうか? 取り返しがつきませんよね。

 

 

頭蓋骨の中心にある上顎が、栄養不足で発育不全になると、不正咬合、鼻詰まり・・・等のリスクが高まります。

 

 

ここでは「不正咬合」についてお話します。

 

 

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不正咬合とは

 

 

正しい噛み合せを「正常咬合 せいじょう・こうごう」と言います。

 

反対に、歯並びや噛み合わせが正しくないことを「不正咬合 ふせい・こうごう」と言います。歯がガタガタに生えていたり、出っ歯や、受け口も「不正咬合」です。

 

「正常咬合」と「不正咬合」の違いは、以下の写真を見てください。

 

 

『Nutrition and Physical Degeneration 写真集 食生活と身体の退化 抜粋』より引用

 

 

オーストラリア先住民 ー孤立集団ー

 

 

ここの先住民が住んでいる土地の大部分は一年中日照りが続く危険にさらされているが、大自然の法則に服して生きていくための技術を心得ている。

 

素晴らしい歯列弓と歯をみてほしい。ムシ歯はほとんど見られなかった。

 

 

ー近代化集団ー

 

 

人種や皮膚の色にかかわらず、先住民が栄養欠陥食を食べ始めると、生まれてくる世代には、一般に共通した顔と歯列弓の歪みや骨の異常が見られる。

 

近代文明に接触したオーストラリア先住民の子供たちに狭い歯列弓や叢生が見られることと、彼らの顔が近代的な白人の顔立ちに似ていることに注目してほしい。

 

 

歯列弓(しれつきゅう)とは、歯列の曲線のことです。

 

 

叢生(そうせい)とは、歯の大きさや数に対して、顎が小さい為に、歯がガタガタに生えてしまう状態のことです。乱杭歯(らんぐいば)や、八重歯(やえば)も叢生にあたります。

 

 

近代文明の食生活(栄養欠乏)を始めるまでの先住民族は、模型のような美しい歯並びですね。

 

ここで紹介した写真は「オーストラリアの先住民」ですが、引用元には、他の民族の写真もあります。しかし、どの民族も以下の点が共通しています。

 

 

 

 

  • 伝統的な食事をする → 正常交合

 

  • 近代食を摂取し始める → 不正交合&虫歯

 

 

 

伝統食とは

 

 

一口に「伝統食」と言っても、その民族によって、内容は全く違います。

 

 

「植物性食品」も「動物性食品」もまんべんなく食べている民族もいれば、イヌイットのように「動物性食品」ばかり食べている民族もいます。

 

 

 

しかし、同じ伝統食でも、「昔の日本人の食事」は、動物性の食品の割合が極端に少ないので、脂質やタンパク質といった栄養が不足していました。

 

 

 

「昔の和食は素晴らしい」と思っている方も多いと思いますので、一応言っておきます。

 

 

昔の日本は、今より土壌に栄養があったと思うので、作物にはミネラル・ビタミンは豊富に含まれていたかもしれません。

 

しかし、脂質とタンパク質の摂取量が極端に少なすぎました。そして、糖質過多です。従って、和食は健康的ではなく、栄養失調になる食事です。このように、全ての伝統食が良いとは限らないのです。

 

 

和食は素材の味を生かした料理だという嘘と、日本人が不健康な白米を止められないワケ

 

健康には昔ながらの和食が良い?実は栄養状態が悪かった昭和の子供達

 

 

 

栄養失調になる和食を食べていた日本では、実は、昔から不正咬合が多かったのです。その証拠が「風刺画」です。

 

海外の昔の風刺画では、日本人は「出っ歯」に描かれています。幼少期に栄養失調を経験すると、そのような風貌になるそうです。

 

このことからも、「昔の日本人=出っ歯=栄養欠乏を経験した人が多い」という構図が浮かび上がってきます。「出っ歯」は不正咬合の1つでしたね。

 

「近代食」を食べている現代の日本人は、「動物性食品」の摂取が増えたので、昔ほど栄養失調ではありません。

 

 

しかし「近代食」特有の栄養失調には変わらないので、やはり不正咬合は多いです。(※「昔の栄養失調」と質が違うという意味です)

 

 

 

近代食の特徴

 

 

ここで、「昔の日本のような栄養失調」と、「近代食特有の栄養失調」の違いについて説明しておきます。

 

 

昔の日本の栄養失調は、「糖質過多、(土壌がよかったので)ビタミン・ミネラルは現代より多め、脂質とタンパク質が絶望的に少ない」という状態でした。脂質やタンパク質が少ないと、感染症にも弱く、基本短命です。

 

 

これに対し「近代食」というのは、加工食品、精製された穀物、砂糖たっぷり、それに動物性の食品を組み合わせる・・・といった、いわゆる一般的に思われている「体に悪い食事」です。

 

 

「近代食」の栄養の特徴は、超高糖質、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラル」です。

 

 

タンパク質、脂質が多めなのは良いことです。しかし、これに糖質が組み合わさると体に悪いです。

 

 

【脂質+タンパク質】は良くて【糖質+脂質+タンパク質】が良くない理由

 

 

「近代食」は、メニューは違っても、栄養的には、世界どこも似たり寄ったりではないでしょうか。

 

 

そして、どの民族も「近代食」を食べることで(栄養状態が原因で)、「顔と歯列弓の歪み(狭い)」や、「骨の異常」がでてくるようです。

 

 

当たり前ですが、土台が悪いと、歯並びに影響します。

 

 

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土台である骨が健全に成長できているか

 

 

ご存知の通り、不正咬合を治療する「歯列矯正」は、保険がきかないので治療費が高額になります。

 

「伝統食を食べていた先住民」は美しい歯でしたが、彼らのように不正咬合を予防するには、「骨格的な不正咬合の真の原因を知る事」と「早い段階からの準備」が必要です。

 

 

まずは「骨格的な不正咬合」の原因についてお話します。「骨格的な不正咬合になる原因」の説明については、分かりやすかった以下の本を主に参考にさせて頂きました。

 

『歯医者の99%は手抜きをする ダメな歯医者の見抜き方 いい歯医者の見分け方 著者:歯学博士 長尾周格』

 

 

骨格的な不正咬合について、まず、押さえておくべきポイントは2つです。

 

 

  • 「(骨・軟骨)の成長に必要な栄養素」が足りているかどうか。

 

  • ほとんどの場合、生えてくる歯の「大きさ」や「形」が問題なのではなく、その土台である骨や軟骨(特に上顎の横幅)の発育不良が原因。

 

 

 

骨格的な不正咬合の主な原因は、「遺伝」や「生まれてから摂取した食べ物」ではありません。

 

 

主に、母親の妊娠前、妊娠中の栄養不足が原因です(つまり、生まれる前、胎児の時に原因があるということです)。

 

この栄養不足は深刻な問題です。冒頭で言ったように(子どもの)歯の生える骨や軟骨に影響が出るからです。

 

 

建物を建てる場合は、元になる基礎がしっかりしていないといけません。

 

 

 

不正咬合の種類

 

 

歯は「顎の骨」に生えています。歯が健全に生える為には、基礎である「顎の骨」がしっかりしたものである必要があります。

 

 

もし、この「顎の骨」に問題があるとどうなるか・・・というと、具体的には、以下のようになります。

 

 

 

歯並びがガタガタ

 

上顎の横幅の成長が不十分で、歯が並ぶスペースが足りない。その狭いところに無理矢理歯が割り込んだような状態になるので、ガタガタになります

 

 

出っ歯

 

上顎の前方成長の過大ではなく、下顎の前方の成長不良、下顎が引っ込んでいる上顎前突の状態。また出っ歯患者の多くには、上顎の横幅の成長不良も見られます。昔の日本人に多かったです。

 

 

受け口

 

上顎の前下方への成長不良です。

 

 

 

 

こうしてみると、歯の大きさとか形以前に、「土台である骨や軟骨が、正常に成長できているかどうか」がいかに重要か分かると思います。

 

 

続いて、「顎の骨の成長のメカニズム」についてお話します。

 

 

 

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顎の骨の成長のメカニズム ~ タイムリミットは6歳 ~

 

 

身体の成長と発育は、各組織均一ではなく、脳に近いところから成長していきます。

 

脳や神経は先に成長し、6~7歳までにほぼ成長を完了すると言われています。そして、筋肉や骨格などの組織は、幼年期はゆっくり、そして思春期になると急激に成長していきます。

 

脳や、それを包む頭蓋骨も6歳までに成長を完了するので、頭蓋骨の真ん中に位置する「上顎の骨」も、6歳までに90%成長を完了します。ちなみに、「下顎の骨」の方は、10歳くらいからさらに大きくなるそうです。

 

先に頭蓋骨の上半分が成長し、成長とともに下半分がしっかりしていく過程が、以下の図でわかります。

 

 

『新生児および生後の変化』より引用

 

 

 

 

 

 

脳や頭蓋骨の成長については、「6歳」、「6~7歳でほぼ完了する」、「9割がた完成する」、「80%」等、調べてみると、人によって諸説紛々としています。例えば以下。

 

 

『ホンマ矯正歯科 矯正治療の開始時期について』より引用

 

 

 

 

(中略)

 

上の図を見てください。矢印の横軸は年齢を表しています。その上に帯状に示してあるのが上あご(上顎)と下あご(下顎)の成長時期です。

 

つまり、7から8才にかけての1年間は上顎の成長期、11才半ばから13才半ばにかけての2年間は下顎の成長期であることが分かります。

 

言う人によって正確な年齢はバラバラですが、上顎の骨はだいたい6歳くらいで、ほとんど成長を終えるということは分かりました。

 

 

この「上顎の骨」がポイントです。

 

 

骨格的な不正咬合は、歯の土台である「上顎の骨」の成長・発育が正常に起こらなかった為に起きます。

 

その「上顎の骨」が、どのように作られていくかは、以下が参考になります。

 

 

『歯医者の99%は手抜きをする ダメな歯医者の見抜き方 いい歯医者の見分け方 著者:歯学博士 長尾周格』より引用

 

頭がい骨とつながっている上あごの骨は、生まれた時は左右に分かれています。

 

上あごの真ん中にある骨の継ぎ目を正中口蓋縫合(せいちゅうこうがい・ほうごう)と言います。

 

頭がい骨の成長に伴って上あごの骨は左右に離れ、正中口蓋縫合が開き、開いたところに新しい骨ができて上あごの骨は横に成長していきます。

 

上あごの骨は頭がい骨の成長の影響を受け、6歳までに特に横幅において9割がた成長を完了してしまいます。

 

(157p)

 

 

上顎の骨が左右に分かれていると言われても、ピンとこない方もいると思いますので、成人男性の模型で説明します。下顎は外しました。

 

 

 

頭蓋骨の真ん中の水色のパーツが「上顎の骨」です。

 

 

この上顎の骨を上顎骨(じょうがくこつ)と言います。見ての通り、口の真ん中が2つに分かれています。

 

 

ちょっと分かりにくいので、上を向いてもらいます。

 

 

 

裏も割れていますね。これが正中口蓋縫合(せいちゅうこうがい・ほうごう)です。

 

 

>頭がい骨の成長に伴って上あごの骨は左右に離れ、正中口蓋縫合が開き、開いたところに新しい骨ができて上あごの骨はに成長していきます。

 

 

・・・とあります。この上顎の骨の横幅の成長が不十分だと問題なのです。先程説明したように、永久歯が生えるスペースが足りないので、ガタガタの歯並びになります。

 

 

ですが、問題は歯だけではありません。

 

考えてみてください、「上顎の骨」というのは、口の骨であると同時に「鼻の骨」でもあるのです。

 

 

それの何が問題なのかは次回にお話します。

 

 

骨格が原因の鼻詰まりは子供の時の成長で決まる。口呼吸が招く脳への悪影響

 

 

 

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安心・安全が大好きな日本!でも何故か「健康を損ねる物質」への規制だけは甘い

日本は先進国で、しっかりした国だと思っている日本人は多いと思います。

 

 

 

海外から帰ってきた人が、日本の事を清潔、便利、人が親切、安全等と絶賛したりすると、つい「日本って良い国なんだな」と思ってしまいます。

 

 

細かいルールも多いですし、神経質な人が多いのも特徴的です。

 

 

ですが、そんな日本で、不自然なことがあります。

 

 

細かいミスも許さない、神経質な日本人が、「有害物質」に対しては甘いのです。

 

 

 

 

ウィキペディアにも載っていないので、馴染みはないと思いますが、「人間が作った、体に害を与える物質」の事を総称して「社会毒」と言います。

 

 

 

 

日本は、「社会毒」に対する危機感が薄いので、そのことの問題についてお話します。

 

 

 

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社会毒

 

 

 

ここで、今思いつく「社会毒に該当するような物質」を適当に挙げてみます。

 

 

 

 

  • 人口甘味料

 

  • 食品添加物

 

  • 遺伝子組み換え食品

 

  • 農薬

 

  • 日用品に含まれる化学物質

 

  • LED(ブルーライトを多く含む)

 

 

 

 

どれも、私達が普通に生きているだけで、毎日浴びている物質です。

 

 

 

表向きには「毒」だと認知されていません。

 

 

 

ですが、多くの人が知らない、興味がないだけで、調べれば、これらは危険性が指摘されている物質なのです。

 

 

 

社会毒は、本当に危険なのか?

 

 

 

どんな物質も、専門家の間では、「危険だという説」と、「危険じゃないという説」に割れています。

 

 

 

このどっちつかずな状況が、危険性を訴える人の意見の信憑性を落とすことになっています。

 

 

 

真面目に調べていた人も、最終的にはどちらが正しいのか分からなくなって投げ出してしまいます。

 

 

「全く気にしないタイプの人」に、関心を持ってもらうには、「危険なのか、それとも危険じゃないのか」をハッキリさせる必要があります。

 

 

 

なので、一部を紹介します。

 

 

 

遺伝子組み換え食品について

 

 

分からないように、ありとあらゆる食品に入っています。

 

 

遺伝子組み換え食品から学んだ、学問に不毛な議論が勃発する本当の理由。

 

 

 

 

ブルーライトについて

 

ヤバイのがこれです。光なので逃げることができません。

 

 

LEDの安全性は疑わしい。ブルーライトで目の奥や頭が痛くなる理由

 

肌の対策まで必要?ブルーライトの生体への影響は深刻だった

 

 

 

 

食品添加物について

 

また、「食品添加物」の増加によって、若者に「草食系」が増えたり、奇形精子を持つ人が増えたという話もしました。

 

草食系男子が増える原因は、価値観の変化でも女性の強さでもなく、生殖能力に影響を与える環境である

 

 

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「気にする人」より「気にしない人」の方が圧倒的に多いことによる問題とは

 

 

 

何故私がこんな話をするかというと、もっと危険なものに対して警戒してほしいからです。

 

 

 

「社会毒」は、「病気の種」みたいなものです。種だから発芽するかもしれないし、発芽しないかもしれない。

 

 

 

当然ですが、「個体の体力」によって影響の度合いも変わってくると思います。

 

 

私は元々体が弱く、ダメージを受けやすいタイプなので、この「社会毒」に普通の人より敏感です。

 

 

 

だから、種であっても「できるだけない方が良い」というスタンスです。

 

 

 

「お前1人が勝手に気をつけていればいいだろう」と言われそうですが、様々な「社会毒」が蔓延して、自分一人が気をつけて完全回避できるレベルではなくなっています。

 

 

 

世の中には、私のように「社会毒を気にして避けるタイプの人」と、「社会毒なんて、全く気にしないタイプの人」がいます。

 

 

多いのは後者だと思います。

 

 

世の中というのは、大多数の意見が尊重されるので、「危険に対して無頓着な人」が大多数になれば、社会構造もそれに見合った姿形になっていきます。

 

 

「社会毒」の一番の問題は、「一度毒が蔓延すると、個人が徹底的に避けるのは難しい」という事です。

 

 

「社会毒」は、「毒性」という面と、「便利・楽」という面を兼ね備えているので、依存性があります。人間は、一度「便利・楽」に浸りきったら、後でどんなに悪いと分かっても、改善する気が失せるものです。

 

 

その為、社会毒が当たり前になってしまったら、その社会環境を元に戻す事は困難となります。

 

 

身体的な事情から、どうしても避けなければいけない人ですら、完全に避けるのは難しいです。

 

 

物理的に避けるのが難しいだけでなく、避けようとすることで、周囲と揉める可能性もあるからです。

 

 

病気の治療法や食事を巡って家族や身内と大ゲンカ…にならない為の注意点

 

 

 

本来「危険から身を守ろうとするのが、生物として正常な姿」なのですが、毒が蔓延してしまうと、それを避けようとする行為誰かを守ろうとする行為が「社会的に間違っている事」であるかのように言われます。

 

 

 

みんなが避けていないものを過剰に避けると、それだけで異端扱いです。

 

 

「みんなが受けているんだからお前も受けろ」という雰囲気になります。

 

 

そして、毒を容認する考えが正しいとされます。

 

 

もちろん毒は毒ですから、容認すれば破滅の道へ進むことになります。

 

 

 

毒が常識化するというのは、それぐらい怖い事なのです。

 

 

正確な知識を身につけていても、それが生かせないのであれば、ないのと一緒です。そうならない為にも社会全体で共有する必要があります。

 

 

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一見、違う問題に見えても、実は共通している

 

 

私がこれらを危険視する最大の理由は、「摂取する量が微量で、さらに遅効性の毒なので、後で問題が起こっても何が原因だったか分かりにくい。それをいい事に「今問題がないから」と販売者側の都合で「安全」となっている」点です。

 

 

これは、どの社会毒にも共通して見られると思います。

 

 

それぞれを個別に「〇〇は危険だ、危険じゃない」と意見を分析するのも面白いですが、今回は大局的に「社会毒に共通するおかしい点」について見ていこうと思います。

 

 

私も、以前は大局的ではなく、「食品添加物は体に悪い」とか、「残留農薬は体に悪い」といった感じで、それぞれを個別の問題だと捕らえていました。

 

 

しかし、あれもこれも避けている過程で、「もしかしたら、これらは全く別の問題ではなく、本質は同じなのではないか」と思うようになりました。

 

 

気をつけても気をつけても、次から次へと別の「危険な物質」の存在を認識してしまうからです。

 

 

「これだけ気をつけたら、もう十分だろう」と思っても、そこで終わりではありません。別の毒があったことに気が付くのです。「個別の毒と闘う」というよりも、「社会毒全体と闘っている」気になります。

 

 

 

「危険な物質から身を守る」と、言葉で言うのは簡単ですが、行動すると、それなりにコストも手間もかかります。

 

 

 

防御し続けるのは大変です。

 

 

 

完全防備して「もう大丈夫だろう」と思っていたら、新たに「最近、〇〇が危険だという事が判明した」とくるわけです。

 

 

これの繰り返しで、「遺伝子組み換え食品」の存在を知ったあたりでパンクしました

 

 

 

「ぶどう糖果糖液糖が「遺伝子組み換え食品」だという事は有名ですが、当時の私は知りませんでした。

 

 

「質が良い」と思って買っていた食品の中にも、これが含まれていた事にショックを受けました。「遺伝子組み換え食品」を自分も家族も、気づかずに普通に食べていたのです。

 

 

知らなければ気付かずに食べてしまう、気をつけようと思ったら多すぎて大変、金がかかる・・・

 

 

いい加減にしろ。

 

 

 

「遺伝子組み換え食品」について調べていて、「さすがに、おかしい」と思うようになりました。

 

 

どう調べても「体にダメージを与える情報」が出てきます。

 

 

 

それなのに、規制は緩いのです。

 

 

それどころか、消費者が「遺伝子組み換え食品が使われている」と気づかずに購入してしまうようなトリックが仕込まれていました。

 

 

 

わざとやってんじゃねーか という気持ちになります。

 

 

「日本は優れた国だろう」という考えが変わりました。

 

 

普通に生活しているだけで、わけのわからない毒を浴びてしまうようになっているのです。「遺伝子組み換え食品」に限らずです。

 

 

 

物質そのものよりも、この社会構造の方が遥かに危険です。

 

 

 

危険だ危険だと言って煽るのは、本来、私の趣味ではありません。しかし、黙っているわけにはいきません。

 

 

危険な物質に対して、怯える必要はありませんが、変える必要はあると思っています。

 

 

 

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何故か緩い日本の規制

 

 

中国製の食品をバカにする人は多いですが、我が国も相当恥ずかしい状態です。

 

 

賄賂が横行する発展途上国で規制が緩いならまだわかります。

 

 

しかし、発展していて、几帳面で、潔癖な日本で、我々の健康を害するような物質が野放しになっているのです。

 

 

 

どうでもいい事には、すぐにルールを作って規制するくせに、「健康を害する物質」には甘いのです。

 

 

「ボールが危ない」からと、公園でのボール遊びが禁止になるような安全大好きの国で、「食品添加物」、「遺伝子組み換え食品」、「残留農薬」はヘッチャラ・・・というのは、どう考えてもバランスが悪いと思いませんか?

 

 

例えば以下のような記事があります。

 

 

『健康になるためのブログ【コラーッ】NHKニュース「日本の農産物は残留農薬が多すぎてEUや台湾には出荷できない。日本販売用と海外輸出用で畑を変える」』

 

 

これは農薬についてですが、なにも農薬に限った話ではありません。「日本は規制が緩い」という話は、別のジャンルでも良く目にします。

 

 

ただ、ある物質の規制が、「日本と外国では、どちらが緩いか」といった議論はあちこちで見られ、「日本の方が緩い」だの、「いや、海外の方が緩い」だの、違った意見が散らばっています。

 

 

これでは、「本当に日本の規制が緩いかどうか」は、わかりにくいです。

 

 

しかし、日本の規制が緩いというのは本当だろうと思います。

 

 

たくさんある中の、たった一つのジャンル(農薬でも、遺伝子組み換え食品でも何でもいいです)の規制が緩いのであれば分かります。どの国のルールも一長一短ありますから。

 

 

しかし、他のジャンルでも常習的に「規制が緩い」と指摘されているので、日本という国は、全てにおいて、健康を害する物質に対して規制が緩いと言わざるを得ません。

 

 

以下なんかもそうですね。

 

 

『ecologa 世界各国の電磁波規制事情はどんなもの? 日本は規制が遅れてる?』

 

 

安全大好きの日本が、外国よりも危機意識が薄いのは不自然です。

 

 

 

このような理由から、私は、日本は「体に害を与える物質」に対して規制が甘いから、危険な物が「安全」ということになって蔓延していると捕らえています。

 

 

「安全」ということになっているのですから、「危険じゃない」と言う人が出て当然なのです。

 

 

しかし、その背景を考えると、その「安全」は信用できないので、「危険だ」と言われる物質は、積極的に気をつけた方が良いと考えています。

 

 

 

そういう事を踏まえた上で、身の回りにある「社会毒」を意識していただければなと思います。

 

 

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