2016年09月の記事一覧

試してみたらこうなった

虚弱体質や慢性疾患を改善させる為に必要な情報や心得について、体験記を交えながらお話します。

月別:2016年09月
定説が正しいとは限らない。真実から遠ざからない為に気をつけたい事。

 

「ネットの健康情報はデタラメだ」

 

 

 

・・・と思われていますが、実は、定説の医療・栄養情報の方がデタラメが多いです。

 

 

 

真面目に調べる人は、その嘘・デタラメに感づくのですが、ほとんど多くの人は、定説や常識に疑いをもたないので調べません。

 

 

 

 

大嘘であっても、みんなが信じているので「騙されている」という実感はありません。

 

 

 

「間違いない!」と思っています。

 

 

 

 

ここで注意していただきたいのは、騙されているのは特別アホな人ではなく「普通の人」だということです。

 

 

誰でも騙される可能性はありますが、どちらかというと特に頭が良いと言われている人ほど、騙される傾向にあります。

 

 

 

そういう人が多いので、「何故、人は嘘を信じこんでしまうのか」という事と、「そうならない為の対処法」についてお話したいと思います。

 

 

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単純な間違いでも気が付かない例

 

 

 

現代は、科学が発達していますし、みんなが教育を受けられる環境にあるので、「教育を受けられなかった昔の人」と比べて、頭も良いはずです。調べる方法だってたくさんあります。

 

 

 

しかし、騙されてしまうのです。

 

 

 

その一例を紹介します。

 

 

 

私は以下の記事で、「消化の嘘」についてとりあげました。

 

 

消化に良い食品の嘘。慢性的に胃がもたれる人は糖質の過食を疑え!

 

 

 

この記事でも書きましたが、世間一般では、「消化に良いのは植物性の食品で、動物性の食品は消化に悪い」ということになっています。

 

 

 

ですが真実は180℃違いました。

 

 

 

実際に食べたものを30分後に吐いて消化状態を確認するという実験では、すぐに消化されて胃から消えて吐けないのが「タンパク質」で、いつまでも消化されずほぼ原形で胃の中に残っているのが「炭水化物」だったのです。

 

 

 

また、寿司を食べた5時間後に救急車で搬送された人の胃の画像では、タンパク質である「魚」が消えていて、炭水化物である「ご飯」が残っていたのです。

 

 

 

「植物性の食品は消化に良くて、動物性の食品は消化に悪い」という定説が、全くの嘘であったということです。

 

 

酷いのはそれだけではありません。

 

 

私がネットでこの話を見つけてから、ずいぶん時間が経っているにも関わらず、世間ではいまだに「胃の調子が悪い時は、消化に良いお粥を食べましょう」等と言ったりするわけです。

 

 

 

 

ある食材が消化されやすいかどうか・・・なんて、吐けばわかることです。

 

 

 

研究室でしか見つけられないような内容ではありません。

 

 

 

調べるのに高額な資金がかかるわけでも、高性能な機械が必要なわけでも、肉眼で確認できないような小さな対象でもありません。

 

 

 

これは現代人が見抜けないような難しい事象ではないはずです。その気になれば、誰でも検証できます。それなのに、みんなそれをせず、ただ、言われた事を信じて、騙されていたのです。

 

 

それだけ定説は強力なのです。

 

 

 

私自身、「植物性の食品が消化に良い、動物性の食品は消化に悪い」を信じて、そういう食事をして、胃がずっと悪かったです。

 

 

 

健康について調べたり、色々実践してきたのですが、こんな単純なことに30年以上も騙され続けてきました。

 

 

 

「消化の現実が常識と反対だった」という事よりも、

 

 

 

こんな、素人が実験してわかるようなことを、頭のいい人達が間違えているという事に私はビックリしました。

 

 

 

そこで私はこう思ったのです。

 

 

 

「こんな単純な事象」の間違いでさえみんなが見抜けないのなら、「他の定説」もデタラメなんじゃないか

 

 

 

・・と。そして、それは大きく外れてはいませんでした。

 

 

 

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優秀な人ほど騙される

 

 

先ほども言いましたが、私が「実は、肉のほうが消化が良かった」という事を知って1年以上経っていますが、常識ではいまだに「肉は消化に悪い」という事になっています。

 

 

 

この、嘘だと分かっても、いまだに訂正されないという事について考えてみたいと思います。

 

 

 

訂正されていないのは、情報の源流にいる人達が認めないからです。彼らが訂正してくれれば済むことなのですが、それをしません。

 

 

 

私のような素人は、定説と事実が違っていても柔軟に対応できます。定説に執着がないからです。

 

 

 

しかし、専門家ほど、定説に執着が強く、また「定説を共有するお仲間」の顔色も伺わなければなりません。

 

 

従って、立場が悪くなるからなのか、それを覆すような事実を頑なに認めようとしません。都合の悪い事実と遭遇した時の白の切り方は見事です。

 

 

 

間違ったことを受け入れる人は少ないように思います。

 

 

 

ただ、彼らも全ての「新説」に反対するわけではありません。

 

 

 

「定説を覆さない範囲以内」の新説であれば、真面目に考えるのです。

 

 

 

しかし、「定説という枠から少しでも外れた考え」は、最初から相手にしません。

 

 

 

 

「もしかしたら、エビデンスが間違いかもしれない」という発想もありません。

 

 

 

 

  • 定説を崩さない新説・・・・認める

 

  • 定説を崩す新説・・・・・・認めない

 

 

 

このような姿勢は、医療や栄養に限らず、あらゆる学問で見受けられます。

 

 

 

確かめる気すら起こさないのですから、話になりません。確かめないのですから、例え間違っていたとしても、真実に気付くことはありません。

 

 

 

すると、彼らのような「専門家」を信じる人も騙されるわけです。

 

 

 

「専門家」というだけで無条件で相手を信じるような人もまた「定説・常識」が大好きだからです。

 

 

こうして定説を信じる人」「常識を疑わない人」「エビデンスは絶対だと考えている人」ほど、簡単な嘘にひっかかってしまいます。

 

 

 

↑こういう人は優等生タイプに多いですね。

 

 

 

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定説は間違っていても叩かれないが、異端は正しくても叩かれる

 

 

専門家の立場に胡坐をかいて、デタラメを垂れ流す方にも問題がありますが、それを受け入れる側にも責任があります。全く考えていないのです。

 

 

 

ですが、そんな「定説・常識」を信じる人に限って、どこの誰が言ったか分からないような「ネットの健康情報」には目くじらをたてます。

 

 

この矛盾は何なのでしょう。

 

 

 

 

こっちの情報は、知らない人が唱えているし、支持している人も少ないから、間違いだろう・・・

 

 

こっちの情報は、有名な人が唱えていて、みんなも信じているから、信憑性があるだろう・・・

 

 

 

・・・というのは、なんの根拠もなくただの信仰です。こういう考えでいたら騙されます。

 

 

 

医学も栄養学も「学問」なのですから、「定説・常識」であっても、辻褄の合わないことは、横着をせず調べるべきです。

 

 

それをしないと、間違った定説はどんどんコピーされ、世の中に珍説が溢れかえってしまいます。現実にそうなっています。

 

 

 

①「定説・常識」だから、中身を確認しなくていい

 

 

②その「定説・常識」を元に、新たな理論を作る

 

 

③さらにその理論を参考に、別の誰かが新たな理論を展開する

 

 

 

 

以下の記事で、学問に嘘が多いという話をしています。

 

 

教育と洗脳は紙一重、確認をしなければどんな学問もただの信仰である

 

 

 

こうして、「真相がハッキリしない定説・常識」を元にした理論が増えていくのです。

 

 

ですが、元になった「定説・常識」がデタラメなら、それを元に展開された理論は全て空論です。例え、その理論が市民権を得ていたとしても、デタラメです。

 

 

 

これと、叩かれている「ネットの健康情報」の違いはなんでしょうか?

 

 

「ネットの健康情報」ばかり叩く人は、一般常識や専門家の意見を重要視しますが、どっちもどっちです。

 

 

むしろ、影響力のある専門家が堂々と嘘を言うのですから、「定説・常識のデタラメ」の方がはるかにたちが悪いと言えます。

 

 

 

 

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歴史を見れば人は簡単に騙されてきた事が分かる

 

 

 

ちょっと質問です。こんな考えをしていませんか。

 

 

 

  • みんなが当たり前に信じている事だから間違いないだろう

 

  • 常識を疑う奴は頭がおかしい

 

  • 専門家が嘘をつくわけない

 

 

 

 

 

もし、これらのうちのどれか1つでも思った事があるなら、以下の言葉を憶えておいて下さい。

 

 

 

 

 

 

“ 確かめない奴は、必ず騙せる ”

 

 

 

 

 

 

これは、その辺の詐欺師が語った言葉ではありません。

 

 

 

この人物の言葉です。

 

 

 

 

 

 

 

 

ほとんどの人は知らない・・・と思います。

 

 

 

 

 

この人物はヨーゼフ・ゲッベルスといって、

 

 

ナチス・ドイツの宣伝大臣だった人物です。

 

 

 

『Wikiquote パウル・ヨーゼフ・ゲッベルス』より引用

 

 

パウル・ヨーゼフ・ゲッベルス(Paul Joseph Goebbels, 1897年 – 1945年)は、ドイツの政治家。国家社会主義ドイツ労働者党第3代宣伝全国指導者、初代国民啓蒙・宣伝大臣。

 

 

「プロパガンダの天才」「小さなドクトル」と称され、アドルフ・ヒトラーの政権掌握とナチス党政権下のドイツの体制維持に辣腕を発揮した。

 

 

 

敗戦の直前、ヒトラーの遺書によってドイツ国首相に任命されるが、直後に自殺した。

 

 

 

ただの詐欺師の考えなら関わらなければいいだけの話ですが、国を動かす立場にある人間がこういう考えだから問題なのです。

 

 

また、彼の語録にはこんなものもあります。

 

 

 

「もしあなたが十分に大きな嘘を頻繁に繰り返せば、人々は最後にはその嘘を信じるだろう。

 

 

嘘によって生じる政治的、経済的、軍事的な結果から人々を保護する国家を維持している限り、あなたは嘘を使える。

 

 

よって、国家のために全ての力を反対意見の抑圧に用いることは極めて重要だ。」

 

 

 

外国の話、昔の話、政治の話・・・で片づけられる問題ではありません。

 

 

 

その気になれば、集団を洗脳するのは簡単で、そのテクニックを持っているのは、社会的地位のある人物であるという事が学べます。

 

 

 

洗脳は詐欺師だけのテクニックではありません。

 

 

 

確かめない人の数が多いほど、洗脳しやすいです。

 

 

 

大多数である「確かめる気のない人」を中心に洗脳していけば、大きな流れができるので、「正論を吐く少数派」は居心地が悪くなります。

 

 

 

このような戦略でドイツがどうなったかは、説明するまでもないでしょう。

 

 

それでも、外国の話、昔の話、政治の話だと片づけようとする人もいると思いますが、どの分野であれ、大きな嘘は私達の周りに溢れています。

 

 

 

私は医療の嘘にはウンザリしています。

 

 

 

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人間は信じたいものを信じる

 

 

ここで「何故、間違いだと分かったのに、いつまでも認めないか」について話を戻します。

 

 

一度洗脳されて嘘を信じ込んだ人は、修正が困難になります。

 

 

 

 

後でどんなに理論的に説明されても理解する事ができないクルクルパーになってしまうのです。

 

 

 

何故かと言うと、人には以下のような習性があるからです。

 

 

 

『カラパイア 不思議と謎の大冒険 人は科学的根拠に基づく事実を知ったところで、信じたくないものは信じない(米研究)』より引用

 

 

 世の中の多くの人々は、実際には思っているより科学的根拠に基づく知識を持っている。ただしそれが自分の理念や信条、政治的・宗教的な見解とぶつかるような場合には、それを認めたくないのだ。

 

 

大量破壊兵器やワクチン問題、健康被害などについて話す時もそうだ。

 

 

科学的証拠をどんなに突きつけたところでそれが逆効果になり、頑なに自分の信じていることを曲げない人がいる。

 

 

人は、事実がどうであるかよりも、自分の立場が大切なのだ。

 

 

カーハン氏の今回の研究は、人がなぜそうなるかについての理解を深めるのに役立つかもしれない。

 

 

(中略)

 

 

一度文化的、政治的な視点ができあがってしまうと、例え事実がどうであろうと、それがどのようなメッセージに使われている場合でも、人々の信念を元の白紙状態に戻すことはとても難しいのだ。

 

 

 

大人の方が幼稚かもしれません。こうはなりたくないですね。↑こうなってしまったら、知識人としての価値は0です。

 

 

 

ですが、人が間違いを修正しない理由は、「信じたくないものは、信じない」という「個人の我が侭」だけではありません。こちらは、これらを信じている人がいなくなれば、パラダイムシフトが起きるので、間違いは時間が解決してくれます。

 

 

 

問題は、政治的な理由、社会的な理由から修正されない場合です。

 

 

こちらは第一線で活躍している人が世代交代しても、パラダイムシフトは起きません。意図的に嘘がつかれているからです。

 

 

 

政治的、社会的な理由から間違いが修正されないということは珍しい話ではありません。

 

遺伝子組み換え食品から学んだ、学問に不毛な議論が発生する本当の理由

 

 

 

 

 

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騙されない為に気をつけたいこと

 

 

嘘が多いわけですが、そんな中で騙されないコツがあります。

 

 

肩書きとか、人数とか、定説とか、そういった上っ面で物事を判断しない。コレに尽きます。

 

 

専門家の提示した情報に依存せず、再現できるところは実験し、検証が難しいものに関しては、それが間違いである可能性を常に考えることです。

 

 

私も常に疑っています。

 

 

 

例えば「進化論を疑っている」と何度か言いました。

 

人の食性を考える時、チンパンジーを参考にしてはいけない理由【前編】

 

 

 

これも、みんなが信じているけど、冷静に考えたら納得できない部分がいっぱいあるので、無条件で信じたりはしません。

 

 

 

ですが普通は、専門家から「これが、定説です。」「これがエビデンスです。」・・・等と提示されたら、基本的には疑いません。

 

 

 

それさえ出されれば満足するので、実験して確かめることもしません。だから誰も「吐いて、どのくらい消化されているか」を確認しないのです。

 

 

 

みんな「エビデンス」が大好きです。

 

 

 

 

「エビデンス」を元に思考すれば、一見、知的に見えます。ですが「エビデンス」には落とし穴があります。

 

 

 

医療だけ、栄養だけ・・・と、限られた学問の範囲だけで考えようとすると見えないのですが、政治、経済、歴史というフィルターを持って分析すると、「エビデンス」の捏造は可能なことが分かります。

 

 

 

どうやって捏造するかは以下の記事に書いています。

 

 

科学や論文のインチキはコレステロールが教えてくれる

 

 

 

従って、「エビデンス」自体が真実であるかどうか疑ってかかることも必要なのです。

 

 

 

ですが、時間、資金に限りがある為、実験して確かめる事が難しいのも事実です。

 

 

 

「1000人を10年間観察した結果」や、「特殊な装置を使って体を調べる」・・・等は素人に再現できるレベルではありません。

 

 

 

独自に確かめられない、けど疑わしい・・・

 

 

 

 

そんな時は放置です。

 

 

確かめられないからといって、無理矢理、疑わしいものを信じるべきではありません。

 

 

 

私は理論的な話が好きなので、本来ならば「エビデンス」や「定説」を元に理論を組み立てるのが好きなのですが、それらを過信していた為に、人間の食性、消化について間違った考えをしていました。

 

 

 

なのでその反省を生かして、今は「エビデンス」「定説・常識」に対しては慎重です。

 

 

 

「そのエビデンスを広めたい側」が見せたいように作っている可能性があるので、「エビデンスそのものが、定説・常識とされている情報が、インチキかもしれない」という疑いがいつも頭にあります。

 

 

 

無理矢理納得しない、確かめる癖をつける、それが真実に近づく為に最低限必要なことです。

 

 

 

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消化に良い食品の嘘。慢性的に胃がもたれる人は糖質の過食を疑え!

特別な病気でもないのに、何をやっても胃が弱い人がいます。かつての私もそうでした。

 

 

治らないのは、「胃に優しい」と思って選択する食材を間違えているからです。

 

 

ここを勘違いしている限り、何をやっても根本的には治りません。

 

 

これを読んで下さっているあなたには、その場しのぎの表面的な対処法ではなく、胃が弱くなる本質についてお伝えしたいと思います。

 

 

ですが、それを理解する為には、人間の食性について知っておく必要があります。

 

 

 

人間は、どんな体をしていて、何を食べるのが良いか・・・ですね。

 

 

 

まず、「人間の歯の形状」は、草食動物の歯にそっくりです。肉食動物の歯には似ていません。それは間違いありません。

 

 

じゃあ、人間は草食動物か・・・というと、それは違います。

 

 

実は、人間は肉食動物(動物食性動物とも言います)です。

 

 

人間は、矛盾しているようですが、「草食動物に近い歯」をもった肉食動物なのです。何故そんなチグハグなことが可能なのかは、以下の記事で説明しました。※この記事を読んでいない方は、先にこちらの記事を読むことをオススメします。

 

 

「人間が肉食か草食かは、歯を見れば分かる」という説は正しいのか

 

 

「歯の形から考えると、人間は草食動物だ」という考えは、ベジタリアンに多く見られるのですが、私はそれは違うと思っています。何故なら、「何を食べるのが最も適しているか」は、歯の構造だけでなく、消化の構造も含めて分析するべきだと思っているからです。

 

そして、人間の消化器官の構造は、動物食性向けに造られています。(詳しい理由は後で述べます)

 

 

だから人間は肉食動物なのですが、世間一般では、「動物性食品は体に悪くて、植物性食品が良い」みたいなイメージになっていますね。これが、消化の話にも影響しています。

 

 

肉を消化するに適した体なのに、植物性の食品を食べると…

 

 

 

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人間の消化についての間違い

 

 

多くの人は、人間の消化器官について、知っているようで、実は何も分かっていません。

 

素人はもちろん、医師、栄養士、看護師もです。

 

何故、そんな事が言えるのかと言うと…

 

 

胃が弱っている時は、消化のよいお粥を食べると良いですよ

 

 

等と言うからです。

 

 

このような発言を、あなたも耳にしたことがあると思います。それも一度や二度ではありませんね?何度も…です。

 

 

もしかしたら、あなた自身も言った事があるのではないでしょうか?

 

 

もちろん私も言った事があります。

 

 

病院、学校、家庭、職場、テレビ、雑誌・・・様々なところで言われています。

 

 

だから誰も疑わないのですが、実はこれ、真っ赤なです。

 

 

インチキデタラメ

 

 

世紀の大嘘なのです。

 

 

 

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炭水化物は消化に悪いという証拠

 

 

定説では、「消化が良いのはお粥(炭水化物)、胃がもたれるのは動物性食品」ということになっています。

 

 

それを覆す為に、まずは論より証拠です。以下の画像をご覧下さい。

 

 

 

『新しい創傷治療 消毒とガーゼの撲滅を目指して 2014/08/06』より引用

 

40代男性、昼に寿司を食べた後4時間後に急に立てなくなるほどの腹痛が出現し救急車にて搬送された患者さんです。当院外来医が胃アニサキス症を疑い、私が緊急内視鏡検査をしました。

 

食べてから5時間後の内視鏡画像ですが、寿司ネタは見事に消化され、魚の面影はまるでありませんが、シャリだけは見事に残っています。これを見てもご飯が如何に消化が悪いかが分かります

 

 

 

このように、炭水化物(ご飯)は消化されていなくて、タンパク質(魚)は消化されています。

 

 

世間一般の考えとは間逆です。

 

 

もし、「炭水化物は消化に良くて、タンパク質が消化に悪い」が事実なのだとしたら、これと間逆のことが起きて然るべきです。炭水化物が消えて、タンパク質が残っているはずなのです。

 

 

何故そうならないのか?

 

 

現象がおかしいのでしょうか?それとも、定説がおかしいのでしょうか?

 

 

・・・答えはお分かりですね。

 

 

そう、当然、現象は嘘をつきません。おかしいのは定説の方なのです。

 

 

しかも、180℃間違っています。「炭水化物は消化に悪く、タンパク質は消化に良い」が真実です。

 

 

「みんなが嘘を信じるなんてありえない」と思ってしまいがちですが、現実に、大勢が嘘を信じ込むことはありえることなのです。

 

 

この画像だけでは、納得されない方もいると思いますので、まだまだ話を続けます。

 

 

 

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信憑性のない定説

 

 

何故、「炭水化物は消化に悪くて、タンパク質は消化に良い」のでしょうか。

 

その謎を解く鍵は「人間の食性」にあります。人間が動物食性(肉食)動物であると考えれば、そうなるのは当たり前ですよね。

 

 

しかし、定説は最強です。定説を疑わない人は理解できないと思います。「実は炭水化物は消化に悪いんだよ、タンパク質は消化に良いよ。だって人間は動物食性動物だから」・・・なんて言っても、検証することも、信じることもしないでしょうね。

 

 

でも、私は違いました。

 

 

 

心当たりがあったからです。

 

 

 

私が定説とは間逆の説に興味を示したのは、長年、健康に良いと思って「植物性の食品」を中心に食べてきたのに、胃が弱く、消化不良は日常的だったからです。

 

 

食べている時は大丈夫なのですが、食後、動けないほど胃が重くなっていました。

 

 

頭の中では、消化に良い=植物性の食品 だったのですが、現実に「その通りだ」と感じたことは一度もありませんでした。

 

 

私の胃の弱さは重傷で、物心ついた時は、人並みに食べられなかったのです。消化不良を起こすので、食事を楽しいと思えませんでした。

 

 

「消化に悪い」と言われている動物性食品はとくに苦手で、肉よりは魚をメインに食べる事が多かったです。そして、植物性の食品である野菜を積極的に摂っていました。それでも、何故か胃が人並みに丈夫になることはありませんでした。

 

さらに、ベジタリアンや、ローフードの食事も取り入れていた時期もあったので、動物性不使用の食事をすることもありました。それでも、消化不良になっていました。

 

 

不摂生をしていて胃が悪くなるなら理解できますが、健康的な食事をしているにも関わらず、暴飲暴食をしている人より胃が弱いのですから腑に落ちません。「何故そうなるんだろう」と思っていました。

 

 

もし、本当に「植物性の食品」が消化に良いのなら、当時私がしていたような食事では消化不良にならないはずです。

 

 

「定説」と、「それを実践して、自分の体に起きていたこと」が、全くかみ合わないのです。

 

 

だから、「実は炭水化物は消化に悪い」と知った時、ピンときたのです。

 

 

 

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肉が悪者になる理由

 

 

「肉は消化に悪い」と多くの人が思っていますが、そう勘違いしてしまうのも無理はありません。

 

肉を食べるとムカムカする人は多いです。食の細い方、そしてお年を召された方などがそうですね。私も同じように感じていました。

 

 

おもしろいことに、肉はほとんど食べられないのに、穀物や野菜、お菓子はいくらでも食べられるのです。食後、消化不良になるのは「植物性の食品」「動物性の食品」も同じですが、食べている時は、前者は気持ち悪くならないのです。

 

 

以下は、当時私が「植物性の食品」と「動物性の食品」を食べた時の特徴です。

 

 

●植物性・・・食べているときはムカムカしない。食べやすい、比較的多く食べられる。でも食後、消化不良

 

●動物性・・・食べている時からムカムカする。2.3口食べたら十分。ほとんど食べられない。食後、消化不良

 

 

当時は肉を食べたら、炭水化物以上に胃がもたれていました。嫌いではないのですが、量が食べられません。例えば、焼肉屋にいったら、肉3~4枚で満足、それと野菜をおかずにしてご飯大盛り・・・という感じでした。肉が食べられないから、植物性の食品に走るんですね。

 

 

食べられないから、「動物性食品は消化に悪い」と思っていました。

 

 

「植物性の食品」でも食後に消化不良を起こしていたので、「植物性の食品」の消化の悪さに気付きそうなものですが、肉の食べにくさ、消化の悪さのインパクトが強く、かき消されていました。

 

 

だから、「肉が胃を弱らせている」と思ってしまうのも無理はありません。

 

ですが、それはただの思い込みです。

 

 

それは「肉が悪い」のではないし、「人間の消化器官が肉の消化に向いていないから」でもありません。

 

 

次は、そのカラクリについてお話します。

 

動物性の食品を食べる時にムカムカするのも、食後「動物性」だろうが「植物性」だろうが消化不良を起こすのも、その原因は糖質にありました。

 

 

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消化を悪くする原因2つ

 

 

気持ち悪くて肉が食べれない、消化不良を引き起こす原因は糖質です。理由は2つあります。

 

 

 

1つは「胃の糖化」。

 

もう1つは「糖反射」です。

 

 

 

まず「胃の糖化」について説明します。

 

「糖化」とは、体のタンパク質と、余った糖質が化学反応を起こして、細胞が変性し劣化することを言います。

 

 

糖化については、以下の記事で詳しく述べています。

 

糖化反応(メイラード反応)について分かりやすく説明してみた

 

 

胃もタンパク質で出来ていますから、そこに余った糖が反応すれば、胃が「糖化」します。

 

胃が「糖化」すると、胃が弱くなりますし、進行すると「胃下垂」になります。これは私もなっているのですが、重度の「糖化」です。

 

 

当然、糖質を多く食べている人程、必要ない糖が体の中に余るので、「糖化」のリスクは大きくなります。私のように胃が「糖化」することもありますが、「糖化」が体のどこに表れるかは、人によって違いますので、必ず胃が「糖化」するというわけではありません。

 

 

で、私ですが、昔は植物性食品中心でしたから、当然糖質ばかり食べていました。「糖化」の悪影響は全身に表れましたが、胃が特に酷かったわけです。

 

 

で、先ほど言ったように、「糖化」した胃は、「動物性食品を食べるとムカムカする」という現象を引き起こします。ですが、何故か、胃を「糖化」させた張本人である糖質を食べた時は、そのような現象が起きないのです。

 

 

 

 

 

 

このことが、「日本人には肉は合わない、肉は体に悪い」「消化に良いのは炭水化物で、消化に悪いのは肉だ」という誤解を生む原因になっています。

 

ここまで読んできた方は分かると思いますが、このような意見を持つ方は、胃が「糖化」しているからそうなるのです。

 

そして、胃が「糖化」しているということは、その人が糖質の過食をしているという証拠です。

 

ベジタリアンの人が、付き合いで肉を食べると気持ち悪くなって「肉はダメですね」と言ったりしますが、ただ、糖質が原因で起きる現象を、肉のせいにしているだけなのです。

 

肉を食べてムカムカするのは、結果であって、原因ではありません。原因は、胃を「糖化」させている糖質です。

 

 

そう言うと、原因である糖質を排除したらどうなるか気になりませんか?

 

私の場合は糖質を1日10g以下にして2ヶ月くらいで肉をたくさん食べても平気になりました。昔は焼肉3枚でしたが、今は野菜なしご飯なしで、肉だけです。消化不良は起きません。

 

 

 

そして2つ目の「糖反射 とうはんしゃ」について説明します。

 

 

「糖反射」とは、糖質を食べた時に胃の蠕動運動がストップする現象の事を言います。

 

 

胃の動きが止まれば、内容物がそこに留まる時間が長くなるのですから、苦しくなるのは当たり前です。

 

 

では、何故「糖反射」が起きるのか?

 

 

という謎がでてきますが、これこそが、人間の体が「植物性の食品(糖質)」の消化に向いていない証拠でもあります。

 

要するに「植物性の食品」を消化するのが苦手なんですね。だから止まるわけです。

 

 

 

 

ただし、「糖反射」は、糖質だけじゃなく、肉を食べた時にも起きることがあります。

 

その原因もやっぱり糖質です。

 

当時の私も含めて、ほとんど多くの人は、肉を食べる時、必ずご飯やパンなどの糖質も食べます。「主食を食べる必要がある」という概念があるからです。これが肉を食べた時も「糖新生」が起き、消化不良が起きる原因です。

 

ほとんどの人は、これを「肉を食べたら胃がもたれる」と言います。これを「勘違い」と言います。

 

だけを食べたら「糖反射」は起こりません。

 

ちょっと多めに食べて「ふぅ~っ、食ったな~」と思っても、10分もすれば、まるで肉が溶けたかのように消化されます

 

かつて、胃がメチャクチャ弱かった私でも、体の仕組みに沿った食べ方をすると、ここまで正常になるのです。ちなみに、変わるまでに有した時間は2ヶ月くらいです。こう言うと、

 

 

本当はそんなに胃が弱くなかったんじゃないか?

 

 

と思われたかもしれませんので、誤解のないように、次は、糖質を食べていた頃(30代前半まで)の私の胃がどういう状態だったのか詳しくお話したいと思います。

 

 

 

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子どもの頃から年寄り以上に胃が弱かった

 

 

私は実生活で、私より胃の弱い人に会ったことがありません。

 

「歳をとったら、コッテリしたものが食べられなくなった」という老人の方がまだ胃が丈夫なのです。

 

肌年齢、骨年齢というのはありますが、胃年齢というのはありません。ですが、胃年齢があったとしたら、昔の私は70代くらいだったと思います。

 

先ほど説明したように、子供の時、物心ついた時には胃の糖化がとにかく酷かったのです。当時は「糖化」という言葉も知りませんから、漠然と、自分は人より「量が食べられない」、「トロい」、「食べた後が苦しい、立てない」と思っていました。

 

何故そうなのか分かりません。とにかく、食事が負担なのです。

 

周囲の人間はこの様子を見て、とにかく「食べろ、食べろ」と言います。「ちゃんと食べないとダメだ」と、もう無理なのにも関わらず食べさせようとします。

 

また、胃が弱いので食べるペースも遅くなります。「早く食べろ」「まだ食べてるの?」と言われるのは日常茶飯事です。時間内に食べられるようにするには、量を減らすか、残すかしかありません。

 

 

多くの人は、食べる量が少ない人間を見ると、強引に食事を薦めてきます。これは食が細い人間にとってはキツイです。心配してくれている気持ちもわかるのですが、食べられないものは食べられないのです。

 

 

こういう事ばかり言われると、食事が嫌いになります。普通の人にとって食事は楽しい行事ですが、私にとって食事はキツイ行事で、何が楽しいのかさっぱりわかりませんでした。

 

 

最悪なのは学校の給食です。給食の料理自体には不満はありませんでしたが、それを食べるのは苦痛でした。

 

私が子供の時は、まだ先生の立場は強かったので、「食べられないのに、給食を無理矢理食わせる」という鬼のような先生が存在していました。現代の先生があんな強引な事をすれば、すぐに問題になると思いますが、私が小学生の頃はこういう先生がいました。

 

小食の人のあるあるです。

 

最終的には知恵がついてきて、当番じゃないのに、給食の配膳を積極的にすることで、自分の器に入れるおかずを少なくしたり、たくさん食べる友人(救世主)と交渉して食べてもらったりして、危機を回避していました。

 

それをしないと地獄です。

 

 

絶対に残させてくれない先生の場合、休憩時間になろうが、掃除時間になろうが、5時間目が始まろうが、食べきるまで絶対に席を立たせないのです。

 

・・・今思えば、あれは先生にとって何の意地だったのかよく分かりません。

 

 

あれで、生徒の食事が早くなることはありませんし(胃が丈夫になるわけではないので)、あれで得たものはありませんね。

 

 

中学校も給食でしたが、小学校の時と違い「先生の干渉」が少ないので楽でしたね。中学生になって嬉しかったのは、給食を無理矢理食わせられないということです。

 

なんだこの思い出。

 

大人になるにつれて、食事の時に何かを言われることは少なくなりましたが、胃が丈夫になったわけではないので、食べたら苦しいのは変わらないわけです。

 

自分一人で食べて、その後、胃が楽になるまで転がっていれば良いのですが、そういうわけにもいきません。生きている以上、人とご飯を食べる事もあるし、職場では早く食べなければなりません。

 

だから、「胃を丈夫にするにはどうしたらいいか」という課題が常にありました。食事を気をつけたり、運動してみたり、健康食品を飲んでみたり色々やったわけです。

 

「消化に良いと言われている野菜」を中心にメニューを組んだり、酵素の無駄遣いをしないように、加熱食を避けてみたり。また、酵素や消化のことを視野に入れていたからこそ、「一日一食」や、「断食」も実践しました。

 

酵素について考え出すと、大抵ここに行き着くのではないかと思います。

 

健康食品の酵素も飲みましたね。酵素は確かに消化の助けになるので良かったのですが、それは根本解決ではありません。だから酵素を飲むからめでたし、めでたしではありません。頼らなくても消化できるのが健全な胃だと思っていましたから、私はそこに甘んじませんでした。

 

体質が変わるように、試行錯誤を繰り返しました。ですが、何をしても一向に変わらないのです。

 

 

それもそのはずです。私が参考にしていた情報は、表面は違えど、「消化に良いのは植物性の食品である」という前提をもとにしていたのです。どの本も、どの専門家も、消化については同じ考えなのです。

 

つまり、これらを信じて実践している限り、胃の状態は改善されません。「糖質」が胃に与える影響を考えたら分かると思います。

 

できることはほとんど試して、それでも改善しなかったので、生まれもった体質だから仕方ないと思うようになりました。「自分の胃が正常になることはないだろう」と思っていました。

 

 

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消化の実験

 

 

そんなある時、「植物性の食材は消化に悪くて、動物性の食材は消化しやすい」という話を知りました。

 

それまでの知識が邪魔をしていたので、簡単には信じることができませんでしたが、言われてみれば心当たりがあります。

 

 

しかも、注目に値する話がそこにはありました。

 

 

それは、「拒食症の人に実際に食べたものを吐いてもらって、食材の消化状態を確認した」という話でした。

 

もし、従来の説が正しいのであれば、当然、「植物性の食品が一番早く消化され、動物性の食品はいつまでも消化されない」はずです。ですが、そこに書かれていた結果はそれと正反対でした。

 

 

●炭水化物を食べて30分後に吐くと、食材はほぼ原形のまま出てきた。

 

●タンパク質だけを食べて30分後に吐くと、吐けない。無理矢理吐こうとすると胃液しか出てこない。

 

 

これにはビックリしましたね。

 

私は植物性中心の食生活をおくってきたにも関わらず、常に消化に問題を抱えてきました。消化について、同じ方向性の食事を試しても何も変わりませんでした。

 

その変わらなかった理由はこれかもしれない、と…。

 

 

私はこれを読んで「この説は真実だろう」と悟りました。

 

 

ここで、冒頭で紹介した内視鏡の写真を見てみてください。

 

 

辻褄が合いますね。

 

 

 

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「人間が肉食か草食かは、歯を見れば分かる」という説は正しいのか
「人間が肉食か草食かは、歯を見れば分かる」という説は正しいのか

 

人間の食性は何か?

 

 

 

・・・と聞かれたら、あなたは何と答えますか?

 

 

人によって考えは様々だと思います。例えば…

 

 

 

  • 「人間は雑食動物だ」→ バランスが大事だと思っている人に多い意見

 

 

  • 「人間は草食動物だ」 → ベジタリアンに多い意見

 

 

  • 「人間は肉食動物だ」→ 糖質制限実践者に多い意見

 

 

 

この中でも、「人間は雑食」という説を支持する人の数は圧倒的です。あとの2つは少数派ですね。

 

 

何を根拠に、その考えに至ったのか…を考えてみると、「雑食」を支持する人の考えは単純です。

 

 

何故なら、人間の食べ物は、文化や習慣によって様々です。地域によって違いますが、色んな食品を食べ続けてきた歴史もあります。

 

 

本来の「食性」がどうであれ、人間は「雑食生活をしてきた」という事実があります。

 

 

従って、結果論ではありますが、多くの人は漠然と「人間は雑食だろう」という考えに行き着きます。

 

 

また、「バランスの良い食事をするのが良い」という思想が、「人間は雑食である」という考えを後押ししています。いや、もしかしたらその逆で、「人間は雑食である」という前提があるからこそ、「バランスの良い食事をするのが良い」という考えが生まれたのかもしれません。

 

 

私も以前は、多くの方と同じように「人間は、色んなものを食べるから雑食だ」と思っていました。そして、「バランスの良い食事こそが、人間を健康にする」と思っていたので、そのような食事を心がけていました。

 

 

ですが、「草食」と考えていた時期もありますし、今では「肉食」という考えになりました。

 

 

つまり、「雑食」、「草食」、「肉食」、全て考えた事があります。

 

 

全く異なる意見なのに、よくコロコロと変わったなと思います。

 

 

でも、ただ、適当に考えを変えたわけではありません。そう納得してしまった根拠があったのです。

 

 

最初は多くの人が考えるように、人間は「雑食だ」と思っていました。

 

 

その次にベジタリアンの意見に触れて、「人間は、本来は植物食性(草食)動物だ」という考えになりました。

 

 

何故納得してしまったのかというと、その根拠が、「人間の歯の形」だったからです。

 

 

「雑食だ」という説は、どちらかというと「文化や習慣や歴史」を根拠にしています。ですが、「植物食性(草食)だ」という説は、「“歯”という人間の体」に注目しているので、説得力があり新鮮でした。だから、

 

 

「人間の歯と「植物食性(草食)動物」の歯はそっくりだ。だから人間は植物性の食品を食べるのが良い」

 

 

 

・・・という話を聞いた時、「なるほどな!」と思ってしまったのです。

 

 

もっとも、これは昔の話なので、現在は「人間は植物食性(草食)動物だ」とは思っていません。

 

 

色々調べた結果、また体験から、草食であるという根拠に穴が見つかり、その説が間違いだったという事に気が付いたからです。

 

 

こうして、先ほども述べたように、今は、「人間は動物食性(肉食)動物だ」という結論に到達しました。

 

 

そこで、当時、理に適っていると思った、「人間が肉食か草食かは、歯を見れば分かる」という説を改めて振り返って、どこが辻褄が合わないのかを説明したいと思います。

 

 

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人間の歯の特徴

 

 

当たり前ですが、「植物食性(草食)動物」と、「動物食性(肉食)動物」の歯の形は全く違います。

 

歯は形によって、以下のように分けられます。

 

 

 

  • 臼歯(きゅうし)→穀物をすりつぶす

 

  • 犬歯(けんし)→ 肉を噛み切る

 

  • 門歯(もんし)→ 野菜・果物を噛み切る

 

 

 

 

で、それぞれの動物の歯の特徴が以下になります。

 

 

「植物食性(草食)動物」の歯

 

 

「門歯」は食物を噛み切りやすい形で、「臼歯」はそれをすりつぶしやすいよう、平になっています。

 

 

 

「動物食性(肉食)動物」の歯

 

 

肉を引き裂いたりするのに適しています。「犬歯」が発達しているのはもちろんですが、それだけでなく、全体的にどの歯も尖っていてギザギザしています。

 

 

 

 

人間の歯

 

 

人間の場合はというと、以下のようになっています。

 

本数は上下合わせた数です。

 

 

 

 

「歯の形や数が、その動物が何を食べるべきかを示している」ということだったので、その理屈に当てはめて考えてみます。

 

 

人間の場合、肉を噛み切る為の「犬歯」が貧弱です。肉を食べる時でさえ意識してこの歯を使うことはありません。

 

噛み切る時は、「犬歯」よりも、「門歯」の方が役にたちます。

 

 

そして、穀物をすりつぶす為の「臼歯」が発達しています

 

 

役に立っている割合を数字で表したら、「犬歯」1に対して「臼歯」と「門歯」は9くらいではないでしょうか。

 

 

そして、臼歯担当である「穀物」と、門歯担当である「野菜・果物」は、共に植物性食品です。

 

 

「臼歯」と「門歯」をメインに使っている人間の歯は、どう考えても、「植物食性動物」の歯にそっくりです。肉を食べるのに適した歯ではありませんね。

 

 

以上のことから、ベジタリアンが主張するように、「人間は植物食性(草食)だ」という考えは、間違いではなさそうに聞こえます。

 

 

あるいは、お飾り程度で「犬歯」が生えているので、一応、肉も食べられるということで、「人間は雑食」と言う事もできます。

 

 

どちらにせよ、歯を見る限り、人間は「動物食性(肉食)動物」ではありません。

 

 

 

(追記)猫の歯

 

 

人間の歯と比較する為に、「動物食性(肉食)動物」である猫の歯を見てみましょう。非常によくできています。

 

 

『子猫のへや 猫の歯・舌。味覚』より引用

 

永久歯の各部名称、及び主な役割は下図です。

 


合計30本ある永久歯の中でも、上下合わせて4本ある犬歯(けんし, canine tooth)は獲物を捕らえるときに役立ちます。この歯は横幅が広く平らであるため、ちょうど「くさび」としての機能を果たします。

 

この「くさび」を獲物の首筋にグサリと刺し込むと、うまい具合に脊髄(せきずい)に当たり、効率的に切断することができるのです。脊髄とは、背骨の中を通っている神経線維の束で、これを切断された動物は即死してしまいます。

 

なお犬歯の根元には特殊なセンサーがあり、獲物の脊髄を正確に噛み切れるよう、歯の方向を微調整していると言われています。

 

また犬歯の表面にある小さな溝は「血溝」(blood groove)と呼ばれるもので、獲物から流れ出た血が歯に付着しないよう、効率的に流す下水溝のようなものだと考えられています。

 

ただし猫のものは、ライオンのキバで見られるほど明瞭ではありません。

 

 

門歯(もんし)は切歯(せっし)とも呼ばれ、上下とも6本ずつあります。この歯の裏にはヤコブソン器官の入り口があり、フレーメンによって大きく開き、フェロモンを取り込みやすくします。またグルーミングの際は櫛(くし)のような働きをします。

 

一般的に「奥歯」と呼ばれている臼歯(きゅうし)は、「前臼歯」と「後臼歯」に分かれています。しかしこれらは、私たちの奥歯のように上の歯と下の歯の面がピッタリとかみ合いません。

 

猫の臼歯は先端がとがっており、なおかつ上下の歯が前後で微妙にずれた構造になっているため、ちょうどハサミのような役割を果たします。これは、猫が肉を噛みちぎることに特化した構造の歯を発達させた結果でしょう。

 

 

また上顎の「後臼歯」はほとんどお情け程度にしかついておらず、見分けることすら困難です。

 

 

このように、同じ「臼歯」でも、猫の「臼歯」は人間の「臼歯」とは違います。トゲトゲです。

 

それにしても、肉を食べるために非常に良く出来た構造です。

 

 

これを読むと、同じペットでありながら、猫が犬のように大きく品種改良されない理由が分かったような気がします。猫はあのサイズだから、人間と共存できるのです。もし、大型犬くらいのサイズだったら危険です。

 

 

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歯と食性は関係あるのか

 

 

猫に限らず「動物食性(草食)動物」の場合、全ての歯が肉を噛み砕く為に適していると言っても過言ではありません。

 

 

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(↑ 獲物を仕留める武器のような歯)

 

 

これぞ、肉食の歯ですね。

 

 

こんな歯をしている人はいません。

 

 

人間の歯は、誰がどう見ても「動物食性(肉食)動物」の様ではありません。植物性の食品に合った構造です。

 

 

これだから、歯の形を根拠に、「人間は動物食性(肉食)ではない」と言われれば、説得力があります。この強力な説を覆すのは一見厳しそうです。

 

 

かつての私は、あまりに的を得ていたこの意見にコロッとやられて、ここで思考停止してしまったのです。

 

 

でも、今思えば、この時は明らかに考えが足りませんでした。

 

 

 

  • 人間は、ベジタリアンが主張するように、本当に「植物食性(草食)動物」なのか?

 

  • 人間は動物性食品を食べるべきではないのか?

 

 

・・・その答えを出すために、次は、ベジタリアンが想定していなかった盲点についてお話します。

 

 

 

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人間の歯が鋭くない本当の理由

 

 

私は現在、スーパー糖質制限をしているので、ほぼ「動物食性」の生活をしています。でも、いきなりそうなったのではなく、以下のような流れを辿りました。

 

 

 

①バランスの良い食事

 

 

②緩い糖質制限(失敗)

 

 

③バランスの良い食事

 

 

④ベジタリアン・ローフード、1日1食、断食等

 

 

⑤スーパー糖質制限(成功)

 

 

 

見てもらったら分かると思いますが、私は糖質制限を2回しています。

 

 

過去に1回失敗して、その後糖質制限を再開するまで、数年間は別の食事をしていました。

 

 

 

最初の糖質制限で失敗し体調を崩したため、数年間は「糖質制限否定派」でした。

 

 

 

「動物性食品は体に悪い」と思っていたので、ベジタリアンやローフード寄りの食事に走りました。

 

 

にも関わらず、そこから、「再び糖質制限をやろう」と決心したのは理由があります。

 

 

年月が経ったことで、糖質制限の情報が増え、そのおかげで過去の失敗の原因が特定できたからです。ハッキリ言って、失敗したのは私のやり方が悪かったのです。

 

それを気をつければ上手くいくと確信しました。でないと、もう一度やろうとは思いません。

 

 

この時、情報を仕入れて「大丈夫だ」と確信し、再び糖質制限を実践することに決めたわけですが、不安が全くなかったわけではありません。

 

 

糖質制限を始める直前は「ベジタリアン寄りの考え」に影響を受けていた為、「人間の食性を、歯の形から分析した説」がどうしても引っ掛かるのです。

 

 

歯の形に合った食事をするのが正解なら、「人間は植物食性(草食)だから、肉を食べるに適していない」ということになります。

 

 

この考えがある限り、糖質制限とはケンカになります。

 

 

「人間は「植物食性(草食)動物」なのに、動物性食品ばかり摂る糖質制限をして大丈夫か?」

 

 

・・・と思うわけです。

 

どんなに糖質制限の正当性を述べられても、どんなに人間は「動物食性(肉食)動物」だと言われても、この歯の説がある限り、「人間は肉を食べるべきではない」ような気がするのです。

 

 

肉を食べるに相応しくない歯であることは厳然たる事実なわけですから。

 

 

一度失敗して体調を崩した経験があるので、慎重だったのは言うまでもありません。

 

 

ですが、もっと調べたところ、腑に落ちる答えはあっさり見つかりました。

 

 

人間が動物食性(肉食)でありながら、鋭い歯をしていないのには、他の動物とは違う、人間ならではの理由があったのです。

 

 

その理由を要約するとこういう事です。

 

 

「人間は、他の動物の食べ残した肉や骨を、横取りして食べることで、タンパク質や脂質を摂取していた。だから鋭い牙は無くても、動物性の食品を手に入れることができた。動物の骨や骨髄もすり潰して食べていた。」

 

 

なんと、人間の「臼歯」が発達しているのは、植物をすり潰す為ではなく、骨髄をすり潰す為だったのです。これは盲点でした。

 

 

確かにこの理屈であれば、動物を襲う必要がないので、牙や爪も必要ありません。人間の「犬歯」が発達していなくても辻褄が合います。

 

動物を仕留める鋭い牙がなくても、鋭い爪がなくても、人間であれば、動物を食べる事は可能です。それは、現代の私達にも言えることです。

 

 

そして、私は「もう1つ別の理由」があるのではと考えています。

 

 

 

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牙がない人間が肉を得る事ができたもう1つの理由

 

 

ここまでの内容をまとめます。昔の人間は、以下の方法で動物性食品を食べていたそうです。

 

 

 

  • 他の動物の食べ残しを食べる

 

  • 骨や骨髄をすりつぶす

 

 

だから、人間の歯は「植物食性動物」系でありながら、動物性食品を問題なく食べられる…というわけです。

 

 

さらに、これにもう1つ、私の持論ですが、以下のような可能性もあるので、付け加えておきます。

 

 

  • 人間は他の動物と違うので、昔から道具を使って動物を狩り、調理して食べやすいサイズに切って食べていた。よって歯が他の動物食性動物の様に尖っている必要はない。

 

 

・・・こんなことを言うと、「昔の人間がそんなに頭が良いわけないじゃないか、初期の人類は道具は使えないよ」と思うかもしれません。

 

 

もし、そう考えるのであれば、それは「進化論」を信じすぎです。

 

 

「進化論」は仮説です。

 

 

進化があることを証明する、「中間種」の化石も見つかっていないのです。

 

 

従って、私は進化論を疑っているので、「進化がない」ということも視野に入れて仮説を立てています。

 

 

「人間は、チンパンジーと同じ祖先から進化した。昔はサルのように知能が低く道具も使えなかった」という発想に縛られる必要はありません。

 

進化がないのであれば、人間は最初から今の人間と同じだった可能性もあるのです。そして、人間の武器は今も昔も「頭脳」です。

 

 

昆虫学者のファーブルは、「生き物は、「生きるために必要な能力」を、最初から完璧に備えていないと生きられない」事を、自身の研究から知っていたので、進化論(進化して途中から能力を獲得する)を否定しました。

 

 

この考えに当てはめると、人間が生きてこられたということは、「人間にとって生きるために必要な機能(つまり頭脳)」が最初から備わっていたということです。つまり、人間は昔も今のように知能があり、道具も使えたということです。

 

 

もし、知能がないと、人間は弱いので、自然界で生き残ることは難しいです。

 

 

(原始人の五感や体力が現代人より優れていたとしても)体に元から武器が備わっていない人間の体の造りでは、他の動物と闘うのは不利です。ですが、武器を使えば、動物を狩ることも可能です。堂々と肉を食べられます。他の動物の食べ残しをあてにする必要はないのです。

 

 

「肉を引き裂く歯じゃないから、動物を狩れない。だから肉食ができないだろう」という発想は、「昔の人間がバカで、他の獲物を捕らえることも、 調理することもできない。」という進化論を前提にした考えに基づくものです。

 

 

しかし、進化はなく、「人間は当時から、知恵を使って獲物を捕獲したり、調理することが出来ていた」と仮定すれば、肉食は可能であり、鋭い歯は必要ありません。あっても邪魔なだけです。

 

 

 

 

 

以上のような理由から、歯の形だけを見て、昔の人間が食べていたものを分析し、食性を判断するのは、信憑性に欠けると思いました。

 

 

そして、さらに見逃してはいけないポイントがあります。

 

 

「歯の形」は食性を分析するにあたって大事な要素です。しかし、食べた後の過程も同じように重要ではないでしょうか。歯だけに気を取られて、消化器官の存在を忘れてはいけないのです。

 

それに、引きちぎったり噛み砕いたりは、道具で代用が可能ですが、消化器官の代わりはできません。

 

 

 

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口にいれた後、消化、排泄までを含めて「食性」です

 

 

「家に帰るまでが遠足だから、帰り道も気をつけて帰りましょう」

 

 

・・・これは、遠足の時に教師に言われた言葉です。

 

「遠足は目的地に着いて終わりじゃないよ」ということですが、食事も同じで、「食べ物を飲み込んだら終了」ではありません。その後があります。

 

 

食性を語るには、飲み込む → 消化 → 栄養を取り込む → 排泄・・・ここまでの全体の流れをみなければなりません。歯の形だけで結論を出すのではなく、その後に続く臓器の存在を考慮する必要があります。

 

 

そして、食べるという行為において重要なのは、食材を砕く歯の構造ではなく、食材を受けとめる消化器官の構造ではないでしょうか。

 

 

何故なら、食べ物を食べただけでは、栄養を取り込んだことにはならないからです。

 

 

食べたものを分解・吸収して、体内で栄養が利用されてこそ、生き物は正常に活動できるわけです。食べ物を砕いて、体の中に入れても、それを上手く活用できなければ意味がありません。

 

 

ディスクを、規格の合わないプレーヤーに、一応入れる事はできます。しかし、正常に再生できないのであれば、それは「見れた」事にはなりません。

 

 

人間が「植物食性動物」なら、植物性の食品の消化に長けていることになりますが、残念ながら人間の消化器官は、植物性の食品の消化には適していないのです。

 

 

従って、人間が植物性の食品を食べると、様々な不具合が起きてしまいます。

 

 

一応、比較の為に言っておきますが、「植物食性動物」には、特殊な消化のシステムが備わっています。例えば、牛は「植物食性(草食)動物」ですが、胃が4つあります。ゴリラも体の中に「発酵タンク」を持っています。

 

 

 

(追記)ゴリラやチンパンジーの消化器官の構造については以下をご覧下さい。

 

遺伝子の99%が同じでも、人間とチンパンジーの消化器官の構造は違う

 

 

 

 

コアラやパンダは、排泄物を取り込む事によって植物を消化します。

 

 

 

『アレルギーの9割は腸で治る! クスリに頼らない免疫力のつくり方 / 著者:藤田紘一郎』より引用

 

 

動物の赤ちゃんはなぜ母親の便をなめるのか

 

コアラの赤ちゃんは、生まれるとすぐ土をなめたり、お母さんの便をなめたりします。

 

 

これは、土のなかやお母さんの便のなかにある細菌類をお腹に入れないと、コアラの餌であるユーカリという毒のある葉を無毒化できないからです。

 

 

コアラの赤ちゃんは、生まれながらにしてユーカリの葉を無毒化する酵素をもっているわけではありません。だから本能的に、土をなめたりお母さんの便をなめて、自分の腸内細菌を増やそうとするのです。

 

 

パンダの赤ちゃんも同じです。

 

 

パンダの体には餌の堅い笹の葉を消化する酵素がないために、生まれるとすぐに土をなめたり、お母さんの便をなめて細菌をお腹に入れます。

 

 

腸内細菌が笹の葉を消化してくれるからです。

 

 

また、ウサギは下痢をすると、元気なときの自分の便を食べます。私も幼い頃は、飼っているウサギを見て「便なんか食べて、汚い」と思ったものです。

 

 

でも、その行為には「腸を元気に保っている細菌を腸のなかに取り入れて、腸内環境を整える」という目的があったのです。

 

 

つまり、元気な動物の便に含まれる腸内細菌は、ある意味で「腸内環境を整える薬」と考えることができます。

 

 

人間も同じです。

 

 

でも誤解しないでください。「便をなめなさい」と言いたいのではありません。

 

 

「自分の便を汚いからと無視しないで、毎日ちゃんと見てください」、「腸内細菌には重要な意味があるのだから、むやみに悪者扱いしないでください」と、伝えたいのです。

 

 

(54~55p)

 

 

 

 

人間はこういうことはしませんね…。

 

 

 

「歯を見たら食性がわかる」と主張している人達の惜しい点は、歯の構造にだけ注目して、「消化の構造」まで視野に入れて分析していない事です。

 

 

そして、「草食動物のような歯」を持つ人間の消化器官は「動物食性(草食)」向けに作られています。

 

 

 

その証拠に、人間は動物性の食品だけを食べれば、すぐに消化してしまうのです。植物性の食品の消化は時間がかかります。

 

消化に良い食品の嘘。慢性的に胃がもたれる人は糖質の過食を疑え!

 

 

 

総合的に考えると、私は「歯の形が植物食性(草食)動物に似ているから、人間は本来、植物食性(草食)動物だ」という説は、誤りだと思っています。

 

 

 

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糖質制限をダイエットだと勘違いしている人達が知らない糖質の健康被害
糖質制限をダイエットだと勘違いしている人達が知らない糖質の健康被害

 

糖質制限が話題になる時、「ダイエット」や「糖尿病」との関係ばかりがピックアップされます。

 

 

 

痩せる/太る、血糖値…の話がほとんどです。

 

 

 

その為、糖質が他の慢性疾患の原因になる事はあまり触れられません。

 

 

 

こちらが特に重要なのですが、そこを社会全体で無視する事によって、糖質を摂取している人に危機感が芽生えません。

 

 

 

その為、「ダイエットをしたい人」や「糖尿病」に該当する人だけが糖質を気にしている…という状況になります。それ以外の人はどうなるかというと、

 

 

 

 

糖質を食べても太らないし、糖尿病じゃないから関係ないし、糖質を摂って何が悪いの?

 

 

 

・・・といった思考になります。

 

 

 

糖質が慢性疾患の原因になる事を知らないとこうなるのです。

 

 

 

あなたの周りにもこんな風に楽観的に考える人はいると思います。

 

 

 

これを書いている私もかつてはそうでした。

 

 

 

もし、糖質が「ダイエットをする人」や「糖尿病の人」にだけ関係するのだったら、私もおそらく、1日糖質10g以下の糖質制限には踏み切っていなかったでしょう。

 

 

 

糖質は大好きだったので、「止める動機」としては弱いからです。

 

 

 

私が糖質制限を始めたのは、糖質が慢性疾患の原因であること、そして、虚弱体質の原因だと知ったからです。

 

 

 

 

・・・と言っても、それに気が付いたのは30代です。ある時シワが急に増えた事で異変に気付きました。

 

 

 

 

何故そうなったのか調べると、原因はリンゴの果糖でした。

 

 

 

 

それがキッカケで、糖質の害について色々調べると、それまで私が知らなかった事が沢山分かりました。

 

 

 

糖質が体に与えるダメージは恐ろしいです。誰でもある程度の年齢になると、1つ2つの不調は抱えていると思います。

 

 

 

実は、それらの原因のほとんどは糖質なのです。

 

 

 

 

糖質を止める事で、お金をかけることなく、それらの不快な症状が改善する可能性があります。

 

 

 

しかし、世の中は、「糖質の害」が正しく認識されていません。「糖質は必要だ」という意見と、「糖質は毒だ」という2つの意見があります。

 

 

 

 

「必要」「毒」・・・意見が正反対です。

 

 

 

 

このように「一つの事象に対して、専門家の意見が何故か真っ二つに割れる」と言う現象は、世の中のあらゆる分野に見られます。健康情報はほとんどです。

 

 

 

これでは、一体どちらが正しいのか分からなくなります。

 

 

 

 

これから「食生活を見直そう」、「糖質制限を始めよう」と思っている人は、「必要」と「毒」、また「良い」と「悪い」と反対の事を言われたら、混乱すると思います。

 

 

 

 

このような環境では、糖質の危険性に気付きにくくなります。知らないばっかりに不調の状態で生きている人は大勢います。

 

 

 

私も最初から事実を知っていたら、もっと若いうちから糖質を制限していました。

 

 

 

真実を知らないというのは、非常にもったいないのです。

 

 

 

私は、昔は「糖質は必要だ」と思っていましたが、今は、「糖質は毒だ」と思っています。

 

 

 

調べて自分の体で試したら、結果がそうなるので、厳然たる事実であると嫌でも思い知らされます。

 

 

 

糖質制限を「体質改善」や「病気の治療」の為と捕らえている人は、このような結論にいきつくのですが、

 

 

 

糖質制限を「ダイエット」程度に捕らえている人は、痩せる事が目的ですから、「糖質の害」について深く考えることは稀です。

 

 

 

その為、「糖質は少しは食べた方が良い」という甘い情報に流される傾向があります。

 

 

 

 

なので、そんな方達の為に、本記事では「太る」とか「血糖値」以外の糖質のデメリットについてお話します。

 

 

 

 

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人間の消化器官の構造と糖質を含む食品は相性が悪い

 

 

糖質を多く含む食品・・・

 

 

 

つまり、「穀物」や「野菜」や「果物」…といった植物性の食品を人間が食べると、体に負担がかかります。

 

 

 

何故なら、人間の体の構造が植物を食べる事に適した構造になっていないからです。

 

 

 

これは、「動物食性(肉食)動物である人間」と、「植物性の食品」の相性の問題です。

 

 

 

合わないから負担がかかるのです。

 

 

 

なので、「植物性の食品(糖質)」を食べることに適した体である「植物食性(草食)動物」の場合は、これにはあてはまりません。

 

 

 

例えば、「牛」や「ゴリラ」など、植物を主に食べる動物は、体の中に「発酵タンク」を備えています。そのおかげで、植物性の食品から栄養を効率良く摂ることが可能なのです。

 

 

 

従って、このようなシステムを備えていない動物食性(肉食)動物が真似できるものではありません。

 

 

 

構造が違うのですから、真似をすれば、体に負担がかかるのは当然です。

 

 

 

 

人間の食性については、以下の記事で詳しく述べています。

 

「人間が肉食か草食かは、歯を見れば分かる」という説は正しいのか

 

 

消化に良い食品の嘘。慢性的に胃がもたれる人は糖質の過食を疑え!

 

 

 

ゴリラの消化器官の構造については、以下の記事で詳しく述べています。

 

 

遺伝子の99%が同じでも、人間とチンパンジーの消化器官の構造は違う

 

 

 

 

最近では、犬が糖質制限を実践したところ、健康を回復したという例もでてきています。

 

 

 

この事からも、人間だけでなく、肉食の体をもつ動物にとって、「糖質を多く含む植物性食品」は相性が悪いといえます。

 

 

 

しかし、それだけではありません。

 

 

 

 

植物というのは動物の為に存在しているわけではないので、それを食べた動物の体を蝕む毒物となります。

 

 

 

 

これは「植物の存在自体が悪い」という意味ではありません。別にこの世に「毒」として誕生したわけではないからです。

 

 

 

 

植物が生存する為の武器が「糖質」なので、動物にとっては毒にもなる…という意味です。

 

 

 

 

詳しい理由が知りたい方は、以下の記事をご覧下さい。

 

「美味しいと感じる食べ物は体に良い」と感覚だけで判断するのは危険です

 

 

 

 

「消化しずらい」とか、「栄養を効率良く摂れない」・・・程度ならまだマシです。

 

 

 

糖質の毒性は色々ありますが、特に恐ろしいのは、ゆっくりと体を蝕んでいく「糖化 とうか」です。

 

 

 

 

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体のタンパク質を劣化させる糖化反応

 

 

糖質が起こす害で最も恐ろしいのが、糖化反応が起きることだと思っています。

 

 

 

 

人間の体は極端に言うと、水を除くとタンパク質脂肪でできています。

 

 

 

 

普通に食事をしている人は、毎食、大量の糖質を摂ります。

 

 

 

 

すると、余った糖が体内のタンパク質と反応します。その結果、タンパク質が変性(劣化)してしまうのです。この反応を「糖化反応」と言います。

 

 

 

 

やっかいなことに、この反応によって「劣化したタンパク質」は、分解されにくく、負の遺産として体内に蓄積されていきます。

 

 

 

一番分かりやすいのが「セルライト」です。あれは、ただ太ったのではありません。糖化です。だから落ちにくいのです。

 

 

 

以下、Wikipediaより引用

 

AGEs(エージス、エイジス、エイジズ、エージーイー)とは、終末糖化産物、後期糖化生成物 等と訳される。

 

 

タンパク 質の糖化反応(メイラード反応)に因って作られる生成物の総称であり、身体の様々な老化に関与する物質(より正確に 言えば、生体化学反応による生成物)と言える。

 

 

現在判明しているだけでも、AGEsには数十種類の化合物があり、其々が多種多様な化学的性質を有する。

 

 

AGEsの例としては、Nε-カルボキシメチルリシン(英語版)(CML)、Nε-カルボキシエチルリシン(CEL)、アルグピリ ミジン(英語版)等が知られている。

 

 

類似の概念に過酸化脂質に由来する終末過酸化産物(Advanced Lipoxidation End products、ALEs)が有る。

 

 

AGEsは糖尿病、アテローム性動脈硬化症、慢性腎不全、アルツハイマー型認知症等の変性疾患(英語版)を悪化させると 言われる。糖尿病の血管系合併症の原因ともされる。活性酸素に因る細胞障害を加速し、機能を変化させるという。

 

 

 

化学反応ということは、「糖質」を体に入れる限り、避けられないということになります。

 

 

 

 

体が丈夫な人も弱い人も、外国人も日本人も、「糖質」を食べれば糖化します。生まれながらの体の丈夫さや、年齢によって、ダメージには個人差がありますが、それでも起きます。

 

 

 

 

そして、 糖化反応が起これば細胞が劣化するのですから、糖質を摂ると体全体が満遍なく弱っていくのは、なんとなく理解していただけるかと思います。

 

 

 

 

糖化反応について詳しく説明している記事がこちらです。 

 

糖化反応(メイラード反応)について分かりやすく説明してみた

 

 

 

 

次は、糖質を食べる事によって、体が具体的にどうなるのかについてお話します。

 

 

 

「自分には何も問題は起こっていない」と勘違いしている人は必見です。

 

 

 

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糖質を摂取する事で生じる具体的な症状とは

 

 

ここでは、私の体に常に起こっていた、糖質が原因と考えられる主な症状を紹介します。

 

 

 

  • 花粉症(アレルギー)

 

  • 消化不良(+胃下垂)

 

  • 疲れやすい

 

  • 目の痒み

 

  • 関節が鳴る

 

  • 傷の治りが遅い

 

  • 生理不順

 

  • セルライト

 

 

 

 

・・・等です。

 

 

 

これらは病気のうちにも入らないような些細な症状です。しかし、あると確実に生活の質が落ちます。

 

 

一見、それぞれの症状は、全く関係ないように見えますが、糖質という同じ原因から起こるのです。ちなみに、上の症状のほとんどは「糖化」によるものです。

 

 

 

 

ちょっと考えてみて下さい。どれか心当たりがありませんか?

 

 

 

 

 

 

 

いや、ない

 

 

 

 

・・・と思われるかもしれないので、一応、他の例も挙げておきます。

 

 

 

糖化が原因で起きる代表的な症状に、「歯周病」「痔」があります。

 

 

 

これもです。該当者は多いと思います。

 

 

 

実は「糖化」には特徴があるのです。

 

 

 

細胞が劣化するので、締りがない、ブヨブヨする・・・熟れ過ぎた果物のようなイメージです。

 

 

 

こういう特徴を持つ症状は、「糖化」の可能性が高いといえます。

 

 

 

 

 

締りがない、ブヨブヨする・・・ですから、その極みである「胃下垂」や「脱肛」といった、緩んで「本来ある位置」から下に下がるような症状は、重度の糖化です。

 

 

 

 

 

この事実を知れば、「自分は糖質の害は受けていない」と胸を張って言える人は少ないと思います。…というか、身の回りの人は「糖化した人」だらけではないでしょうか。

 

 

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糖化は改善されるのか

 

 

基本的に糖化をチャラにする事は難しいです。

 

 

 

組織には、「改善しやすい部分」と「改善しにくい部分」、そして「改善しない部分」があります。

 

 

 

だから、「歳をとったからもう遅い」と諦めないでください。今より悪くならないように食い止めることは出来るかもしれません。

 

 

 

食生活の改善は、早ければ早いほど効果があります。

 

 

 

今までのダメージをどこまでチャラにできるかは、その人次第です。年齢、体力もありますし、「生活習慣を改善させて糖化を改善させる」という気があるのかどうかも大事な要素です。

 

 

 

「改善するなら、後で気をつければいい」と思う方がいたら、これだけは覚えておいて下さい。

 

 

 

先ほども言いましたが、改善しない部分があります。

 

 

 

 

それは「目」「脳」です。女性であれば「卵子」もです。

 

 

 

 

 

 

これらの細胞は入れ替らない(ということになっている)ので、糖化してしまうと改善できないと思われます。

 

 

 

ちなみに、脳の糖化で怖いのはアルツハイマーです。「ブドウ糖は脳にとって唯一の栄養」という大嘘がまかり通っていますが、その栄養がアルツハイマーの原因を作るのです。

 

 

 

脳とブドウ糖の関係について、詳しくは以下の記事で述べています。 

 

 

「脳のエネルギー源はブドウ糖なので糖質をしっかり摂りましょう」と言う人が語らない話

 

 

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糖質制限によって改善した症状

 

 

 

先程挙げた以下の症状ですが、糖質制限を始めた事で、ほとんど改善しました。

 

 

 

  • 花粉症(アレルギー)

 

  • 消化不良(+胃下垂)

 

  • 疲れやすい

 

  • 目の痒み

 

  • 関節が鳴る

 

  • 傷の治りが遅い

 

  • 生理不順

 

  • セルライト

 

 

 

まだ完治していないのは、「胃下垂」と「関節が鳴る」です。「消化不良」はわりと早く治りましたが、「胃下垂」はそのままです。

 

 

 

組織によって細胞の入れ替るスピードが違うのでこのような差がでます。

 

 

 

関節は、以前のように動かすたびに頻繁に鳴らなくはなりましたが 、まだ完全ではありません。骨ですから、完全回復にはもう少し時間がかかると思います。

 

 

 

後の症状は改善しました。

 

 

 

 

特に驚いたのは、ブタクサのアレルギーが無くなったことです。9月になると、「もうそろそろかな」・・・と構えていたのですが、現在は、待っても、待っても来ないのです。

 

 

 

 

 

 

 

それまでも、運動、健康食品、様々な食事管理をしてきましたが、暖簾に腕押しでした。それが、糖質を断った事で簡単に治ってしまったのです。

 

 

 

私が糖化の恐ろしさを実感したのは、糖質を止めてこれらの症状が、次から次へと、まるで無かった事のように消えたことです。

 

 

その時改めて、ほとんどの不調は、糖質が悪さをしていたことで生じていたと悟りました。

 

 

 

ここに書いたのは、あくまで「私に起こった症状」です。なので、「糖質の害」はこれが全てではありません。

 

 

 

 

人は糖質によってダメージを受けますが、人によって弱い部分が違うので、細胞が劣化(糖化)する場所は様々です。

 

 

 

 

「ここに書いてある症状」になっていないからと言って、「自分は大丈夫」と考えない方が良いです。

 

 

 

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糖質の摂取はビタミンやミネラルを浪費する

 

 

 

糖質を多く含む野菜や果物には、ビタミンやミネラルが含まれています。

 

 

 

 

だから、サラダにしたり、煮物にしたり、スムージーにしたり…みんなせっせとこれらを食べるわけですね。

 

 

 

 

ビタミン・ミネラルは確かに大切です。

 

 

 

 

それだけなら、私も否定しません。むしろ、ビタミンやミネラルが足りていないのであれば、積極的に摂るべきです。

 

 

 

 

ただし、私の場合は、「ビタミンやミネラルは、野菜や果物をあてにするのではなく、サプリメントから摂取しよう」…という考えです。

 

 

 

突拍子もないと思われるかもしれませんが、「根拠」と「実体験から導いた結論」があるから、このように言い切っているのです。

 

 

 

 

「糖質を含む植物性食品」というのは、人体にとって毒になる「糖質」と、人体にとって必要な栄養素である「ビタミンやミネラル」が両方含まれています。

 

 

 

その為、多くの人は、果物や野菜に含まれる雀の涙程のビタミンやミネラルを摂る為に、それを遥かに凌駕する量の糖質を躊躇なく食べるのです。

 

 

 

で、ビタミン・ミネラルを摂った気になって、健康的だと錯覚しています。

 

 

 

私もかつては、バランスの良い食事や野菜多めの食事をしていました。

 

 

 

「スープメーカー」を買って、複数の野菜で作ったポタージュを毎日飲んでいました。

 

 

 

 

しかし、このせっかく摂った、ビタミン・ミネラルですが、ほぼ意味がありません。

 

 

 

 

何故なら、糖質を代謝する為に、ビタミン・ミネラルが消費されてしまうからです。

 

 

 

 

食品に含まれるビタミン・ミネラルはただでさえ少ないのに、同時に取った糖質の処理に奪われてしまうのでは、何のために野菜や果物を無理して摂ったのかわかりません。

 

 

 

糖質は栄養泥棒なのです。

 

 

 

 

 

 

 

また、それを裏づけるような体験をしています。

 

 

 

私は糖質制限をする前は、健康食品(ミネラル)を飲んでいたのですが、何故か効き目が悪かったのです。同じものを飲んでいた他の人は、何かしら改善しているのに、自分には効きませんでした。

 

 

何故効果がなかったのか、今ならその理由が分かります。

 

 

 

当時、私は1日260g前後の糖質を摂取していたので、その処理に、せっかく摂ったミネラルが使われてしまっていたのでしょう。要するに、ミネラルの効果が無かったのではなく、毒の方が強すぎて勝っていたのです。

 

 

 

健康の為にと、せっかく摂っていた野菜や健康食品ですが、同時に摂取していた糖質のせいで「栄養」と「お金」を無駄にしてしまいました。

 

 

 

せっかく稼いだお金が、全て借金に消えてしまったような感覚です。

 

 

 

もちろん、それを飲んでいたことで、食い止められた症状があるのかもしれませんが、せっかく栄養を摂るのであれば、建設的なことに使いたいですよね。

 

 

 

野菜や果物を「健康の為に」と積極的に取る人は、以下の事を覚えておいて下さい。

 

 

 

「危険な要素である糖質」と、「魅力的な要素であるビタミン・ミネラル」を完全に切り離して、良い部分だけを取り込めれば理想ですが、食品のように、両者がセットになって存在していると、切り離しは不可能です。

 

 

 

どちらか片方の栄養だけを摂ることは出来ません。

 

 

 

「糖質」が人体に害を与えない物質であれば良いのですが、そうではありません。

 

 

 

野菜や果物が、どんなに健康に必要な栄養成分を含んでいても、それと抱き合わせで強制的に「糖質」を体にダウンロード、 インストールさせられては、長い目で見た時に、メリット以上のデメリットを受けてしまうことになります。

 

 

 

 

糖質は栄養ドロボーです。精製糖質だけが悪者にされていますが、精製していない野菜もほとんど変わりません。これは野菜をたくさん食べてきたから言える事です。

 

 

 

 

 

 

 

糖質制限ダイエットのイメージによるデメリット

 

 

 

「人間が糖質を食べると毒になる」

 

 

 

最初は「そんなことはない!」と思われた人も、ここまで読むことで、考えが変わったのではないでしょうか。

 

 

 

 

「そうかもしれない」と気付いていただけると嬉しいです。

 

 

 

でも、ここで終わりではありません。まだ重要な事が残っています。

 

 

 

ここで、糖質の怖ろしさについて、違う角度から説明していきます。

 

 

 

 

1、すぐに影響が出にくい

 

2、糖質の毒性が、正確に広がっていない(ダイエットのイメージが強すぎる)

 

 

 

まず、1つ目について解説します。

 

 

 

糖質は遅効性の毒です。

 

 

 

 

すぐに影響が出にくいので、ダメージが分かりにくいのです。従って、反発する人の多くは

 

 

 

「糖質を食べているけど、何も起きていない」

 

 

 

と言います。でも、今はまだ・・・なのです。遅効性ですから。

 

 

 

これは、クレジットカードを使った時の「現時点では、財布から金が減ったわけではない」という感覚と似ているかもしれません。請求は忘れたころに来るので、使っている時は「ダメージを受けた」感がないのです。

 

 

でも、お金はまだマシです。内訳がキチンと明記されますから。

 

 

 

体の場合、過去の不摂生の内訳はハッキリと明記されないので、本人の記憶が頼りになります。

 

 

 

従って、正確な原因を後から特定させることは難しいです。よっぽど注意して観察していないと、分からないかもしれません。

 

 

 

だから、ツケは後からくるけど、原因が何かわからない。根本的な解決ができない・・・という事態になるのです。

 

 

 

糖質の毒性は遅効性。体に合わない物を食べると、表面的には問題がなくても水面下では体が劣化する

 

 

 

「すぐに影響が出ない」というのは、困ったものです。

 

 

 

似たようなものに、「タバコ」、「遺伝子組み換え食品」、「食品添加物」、「LED」…等があります。これらも遅効性ですね。

 

 

 

「タバコ」はどうなるか想像がつきます。それ以外の物質は歴史が浅いので、ハッキリとした事は分かりませんが、調べる限り体に良いとは思えません。

 

 

 

 

このように現代は、体に悪い物質で溢れています。その中で生活している私達は、絶えずこれらを浴び続けているのです。これでは、単体が悪いのか、複合的な要因なのか・・・正確に特定するのが難しいです。

 

 

安心・安全が大好きな日本!でも何故か「健康を損ねる物質」への規制だけは甘い

 

 

 

 

後で説明しますが、これらの中でも、群を抜いて体に悪いのが「糖質」です。

 

 

 

そして、2つ目について説明します。

 

 

 

本記事のテーマなのですが、これだけ毒性が強いのに危険性が認識されていないのは恐ろしい事です。

 

 

 

ここ数年、「糖質制限」は広まりましたが、糖質の毒性についての情報は正確に広がっていないように思えます。

 

 

同じ遅効性の毒でも、「タバコ」や「アルコール」、「食品添加物」等は、医療機関や専門家が注意を促すので、毒性が認識されています。

 

 

 

実際に気をつけるかどうかはともかく、一応、人々の頭の中に「危険だ」、「体に悪い」という意識があります。

 

 

 

しかし、「遺伝子組み換え食品」、「ブルーライト」、「糖質」は一般的に「危険だ」と認識されていません。

 

 

 

一部の人達が警告しているだけです。

 

 

 

 

多くの医療機関や専門家は警告をしないので、一般的には「安全だ」ということになっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

それでも、「遺伝子組み換え食品」や「ブルーライト」はまだマシです。

 

 

 

それに比べて「糖質」は、「健康の為には、糖質を摂ることが必要だ」ということになっています。

 

 

 

最近、テレビや雑誌などでは「糖質を減らした方が良い」とやんわりと言っていますが、それでもタバコや酒のように「毒性がある」という視点で語られているのは見た事がありません。

 

 

 

糖質制限を肯定しても、そこだけは煙に巻くのです。

 

 

 

専門家が注意しない影響は大きいです。

 

 

 

ここで、ほとんどの人は「専門家が注意しないということは、安全だからだろ」と思ってしまうかもしれませんが、それが落とし穴です。

 

 

 

安全だから注意しないのではありません。

 

 

 

健康とは全く関係ない、政治的、経済的な理由で、危険なものが安全ということになっているに過ぎません。

 

 

 

事情はどうであれ、人間は大勢が「安全だ」と言っているものに対しては、安心してしまうものです。

 

 

 

だから、一部の気付いた人が「糖質は毒だ」と言っても、みんなピンと来ないのです。

 

 

 

 

「後でツケが来るので、何が原因だったかわからない」という分かりにくさと、多くの専門家が「安全だ」と公言し、糖質制限はダイエット程度の軽いイメージがある事

 

 

 

 

・・・これらのせいで、なかなか真実が伝わりません。

 

 

 

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日本人のほとんどは糖質の過剰摂取をしている

 

 

身の回りにある様々な物質の中でも、「糖質ほど害の大きいものはない」と断言できます。

 

 

 

先に挙げた有害物質もそれなりに体に悪いですし、歴史が浅いものは、その破壊力は正確には分かりません。

 

 

 

ですが、それらと糖質が決定的に違うのは、直接体内に入れる物質であるにも関わらず、摂取する量が圧倒的に多いことです。

 

 

 

例えば、私達は「食品添加物」を毎日のように口にしています。「食品添加物」は種類こそ多いものの、量にするとごくわずかです。1日に口にする「食品添加物」を集めて測っても、たかが知れているでしょう。

 

 

 

それに比べて糖質は、現代の日本人であれば、1日に100g~200gは普通に摂ります。こう言うと、

 

 

 

 

「そんなに食べていない」

 

 

 

…と思う方もいると思いますので、一応説明しておきます。

 

 

 

例えば、ご飯一杯に含まれる糖質は、約55gです。1日ご飯を3食食べたら、主食だけで、最低でも糖質165g摂取した事になります。

 

 

 

あなたが若い男性なら、お代わり、ご飯を大盛りにすることもあるでしょう。

 

 

 

 

そして、おかずも必要です。肉や魚なら良いのですが、例えば、「肉じゃが」とか、「カボチャの煮物」とか、根菜を使った煮物を食べたとします。

 

 

 

日本人が大好きな和食は、砂糖、酒、酢、醤油、味噌・・・と糖質の高い調味料を駆使して味付けをする調理法なので、健康を意識して和食を食べる人ほど糖質過多になります。

 

 

 

その場合、根菜と調味料で200g近くいきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

最初「100~200gなんてとんでもない」と思われたかもしれませんが、これを読むと、ハードルが低いことがお分かりいただけたかと思います。

 

 

 

しかし、これで終わりではありません。

 

 

 

ほとんどの人は、嗜好品も摂ります。「お菓子」や「甘いドリンク」を飲めば、200gを過ぎます。

 

 

 

かつての私は、糖質を1日260g前後摂っていました。

 

 

 

これだと4日で、砂糖一袋を超えてしまいます。「食品添加物」はこれほど食べません。

 

 

 

内訳を思い返してみると、260gに特に貢献していたのは、「米」と「根菜類」でした。私の場合、ご飯の量が多かったのと、健康の為に野菜のポタージュスープをほぼ毎日飲んでいた事でこの量になりました。

 

 

 

ジャンクフードを食べていてこうなったのではありません。

 

 

 

甘すぎるお菓子はたくさん食べれませんでしたが、「米」や「根菜類」は味付けさえ間違えなければ、ほのかに甘いのでいくらでも摂れました。

 

 

 

しかも、「お菓子は食べ過ぎるとヤバイ」と思っているので歯止めが利きますが、野菜は「体に良い」と思っているので「ヤバイ」と思いません。

 

 

 

むしろ、野菜をたくさん、それも、様々な種類を摂る程「健康に良い」と錯覚していたので、種類もたくさん、できるだけ量も摂るようにしていました。

 

 

 

ですから、バランスの良さだけは抜群でした。健康的な食事をしていると思っていました。

 

 

 

 

しかし、今考えたら、「人間の体の設計図」をおもいっきり無視した燃料の取り方でした。

 

 

 

 

 

こんな食生活をしていた私ですから、当時は糖質が大好きでした。

 

 

 

昔は、胃が弱くて肉や魚がほとんど食べられなかったので、唯一たくさん食べられる糖質への依存は、ハンパなかったです。

 

 

 

 

従って、「酸化も危険だけど、糖化も危険」という、当時の食生活を脅かす説に最初に触れた時は、当然反発しました。「何を言っているんだ?この記事は」と思いました。

 

 

 

今程、糖質の害について、理論が詳しく説明されていなかったので納得できないというのもありましたが、それよりも、その時の食生活が気に入っていたので、それが不健康になると思いたくなかったのです。

 

 

 

 

「バランスの良い食事が健康だ」「野菜なら大丈夫」と思っていたのですが、「糖質が害になる」という事を知ったことで、多少、気になるようになりました。

 

 

 

「糖質は大丈夫」と、「でも、もしかしたら大丈夫じゃないかもしれない・・・」の間を行ったり来たりしました。確証がなかったからです。

 

 

 

でも、やがて「糖質は害になる」という結論に達しました。「毒」としか言いようがない症状がいくつも自分の身に起きる以上、その事実を認めざるを得ませんでした。

 

 

 

私が糖質の害に気付くことが出来たのは、外から取り入れた有益な情報のおかげもありますが、体が弱かった事も大きいです。

 

 

 

先ほど「糖質の害は遅効性で、そのツケは忘れたごろにやって来る」…と言いましたが、私の場合は体が弱いので、糖質に限らず、何かにつけてダメージが人よりも早く表れます。

 

 

 

従って、「糖質を食べた時と、食べなかった時の体の反応の違い」をハッキリと観察する事ができるのです。

 

 

 

糖質制限をしているのですが、たまに糖質を食べると、必ず「不快な症状」が戻ってきます。

 

 

 

比較的すぐに表れるのは、「体のだるさ」、「目の痒み」です。

 

 

 

続いて、「吹き出物」、「関節の柔らかさが失われる」・・・といった症状が表れます。関節の可動が硬く感じると、歳をとった(劣化した)気分になります。オイルが切れて、滑らかさが失われたような感覚になるのです。

 

 

 

 

自分に起こった不調を、手に入れた情報と照らし合わせて、逆算して考えることによって、不調の原因が糖質である事が明白になります。

 

 

 

 

糖質を1日10g以下に抑えている時は、このような症状はありません。本当に毒だなと思います…。

 

 

 

もし体が丈夫で、「何も変化がない」、「何も起こっていない」と感じていたら、外から入る情報も適当に受け止めていたかもしれません。

 

 

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まとめ

 

 

「糖質は毒だ」と言われても、なかなか受け入れられないと思います。かつて、私も糖質中毒だったので、その気持ちは良く分かります。

 

 

 

お菓子などの嗜好品、国民食である米、さらに野菜や果物にも糖質がタップリ含まれています。これらを否定したら、食べるものがほとんどなくなってしまうという問題も出てきます。(実際にはあるのですが、選択肢が少なくなります。)

 

 

 

だから、これらが毒になるなんて、信じたくない事です。

 

 

 

私も「糖質が人間にとって毒にならなければどれほど良いだろう」と思いました。1日10g以下の糖質制限をしている今でもそう思います。糖質は嫌いで止めたわけじゃないですから。

 

 

 

でも、真実は真実です。

 

 

 

体の中で起こる出来事は、化学反応ですので、正直です。

 

 

 

 

どんなに事実から目を背けようが、糖質を摂ることで起こるものは起こる、そして、止めれば止まるのです。

 

 

 

 

糖質制限ダイエットが浸透してきていますが、あくまで「ダイエット」です。

 

 

 

医療現場や栄養指導の現場で、「糖質が悪い」とか、「毒だ」と言い切る人はまだまだ少ないです。というよりも、世間一般のお医者さんはこれとは反対の事を言います。

 

 

 

私達はそういう社会の中で生きているのです。

 

 

 

 

なので、普通の人が今すぐ糖質の毒性に気付くのは難しいかもしれません。

 

 

 

ですが、気付かなくても、糖質を摂取している限り、いずれ人間は糖化によって体が劣化していきます。

 

 

 

弱い固体程、積み重ねる程、その時期が早く訪れます。

 

 

 

 

糖質を制限する事は、「ダイエットをする人」や「糖尿病の人」だけではなく、あらゆる人にメリットがあるのです。

 

 

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糖質制限に挫折して否定派になっていた私が、再び糖質制限を始めた理由(後編)
糖質制限に挫折して否定派になっていた私が、再び糖質制限を始めた理由(後編)

 

私は糖質制限に失敗しました。

 

 

その後「バランスの良い食事」に戻したのですが、その食事でも私の体質は改善しませんでした。それが前回までのお話です。

 

糖質制限に挫折して否定派になっていた私が、再び糖質制限を始めた理由(前編)

 

 

やっぱり、体が弱いのは何かと不自由ですから、いつもなんとかしたいと思っていました。

 

 

しかし、食事の方は、すでに気をつけています。

 

 

 

何年も試行錯誤しましたが、解決索は見つかりませんでした。

 

 

1日1食をしようが、断食をしようが、健康食品を試そうが、本質的に変わらないのです。

 

 

 

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間食を変えてみた

 

 

そこで目をつけたのは間食です。

 

 

これを変えたら、何か変わるかもしれないと思いました。

 

 

 

私は小さい時からお菓子が大好きで、そんなに量は食べませんが、一日一回はお菓子を食べる習慣がありました。

 

 

そのお菓子が原因かもしれないと疑った私は、健康の為に、お菓子を止めて、替わりにリンゴを食べることにしたのです。

 

 

何故リンゴかというと、お菓子を食べる習慣を取り上げたら、私の嗜好品がなくなるからです。その状態はあまりにさみしいし、さすがに我慢できないと思いました。

 

 

健康的な果物なら、例え食べても体に害を与えることなく楽しめるし、ビタミン・ミネラルといった栄養素も摂取できるという思惑もありました。

 

 

果糖の危険性に気が付いていなかった私は、リンゴの健康神話を信じて、元々好きでもなかったリンゴを、お菓子の代わりに一日半分食べることにしたのです。栄養面で、チョコレートやアイスクリーム等のお菓子を食べるより、はるかに体にいいはずでした。

 

 

なので、お菓子をやめる為に、嫌いなリンゴを、がんばって口に入れました。

 

 

1ヶ月半後、最初は嫌いだったリンゴの食感にも慣れて、ようやく美味しく食べられるようになりました。それに、リンゴの効果なのか、なんだかお菓子を食べていた時よりも肌が透き通るような感じがしました。

 

 

 

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健康的だと信じていたリンゴが原因で…

 

 

ところがです、

 

 

半年後、ある日鏡を見て、急に小さいシワが顔に増えたことに気が付きました。くっきりしたシワではなく、全体的に表面に力が入っていないような、小さいシワです。

 

 

徹夜をした時、一時的に肌がそれに近い状態になる事はありましたが、その時はそれ以上でした。その時は徹夜をしたわけでもないので、急な変化にビックリしました。

 

 

「疲れだろう」、と思ってしばらく様子をみたのですが、何日経っても変わりません。30過ぎているので、「年のせい」と言われるかもしれませんが、急に変わったので、「年ではない何か別の原因」があるとしか考えられませんでした。

 

 

それまで、そのような状態になったことはなかったので、とりあえず、生活習慣を振り返ってみました。

 

 

すると、この状態になる前、最後に変えた習慣が、「毎日お菓子 → 毎日リンゴ半分」でした。なので、当然リンゴを疑ったのですが、考えているうちに、リンゴというより、そもそも果物自体が私には合わないのかもと思いました。

 

 

昔から果物が嫌いだったので、果物を食べる習慣がありませんでした。食べたとしても、外食で添え物として出てきたものを食べるくらいです。なので、私が食生活の中に果物を取り入れたのは、画期的なことでした。

 

 

色々考えてみても、リンゴの他には特に変わった事はしていません。断食はたまにしていましたが、胃の調子が悪い時に休める程度でしたので、修行僧の様にやったわけではありません。

 

 

そもそも断食も、一日一食も、この時既に、初めて2年は経過していたので、急に症状がでたことを考えると、これが原因ではないと思いました。

 

 

なので、やはり果物が原因かもしれないという仮説をたてることにしました。

 

 

 

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植物性食品と肌の劣化

 

 

 

果物をたくさん食べる人は、本当に健康になるのかどうかを調べていたら、フルータリアンは歯がボロボロになるという記事が見つかりました。

 

 

 

まあ、フルータリアンはフルーツばかり過剰に摂取するので、酸や糖で歯がボロボロになるというのは、わからないでもないです・・・。

 

 

最初はフルーツの害を調べていたのですが、いつのまにかベジタリアンの健康に関する記事に辿り着いていました。

 

 

私はベジタリアンではありませんが、当時は、なるべくたくさんの種類の野菜を食べようと、多くの野菜を食べていたので、ベジタリアンの健康状態には大変興味がありました。

 

 

調べていくと、ベジタリアンの肌が、意外にも綺麗ではないという驚愕の事実がわかりました。

 

 

 

 

 

 

私は、インドの医師の「ベジタリアンが心疾患や脳梗塞などを発症するリスクは、ベジタリアンじゃない人の約4倍」という調査結果を、ニュース記事で読んで知っていましたが、ベジタリアンは肌がシワシワになるという事実は、この時まで知りませんでした。

 

 

私は、肌がボロボロになる人が健康体だとは思えません。

 

 

そして、当時は私も野菜を食べる割合が多かったので、その話は人事とは思えませんでした。

 

 

それに、健康の為によかれと思って、食べ始めたリンゴが、予想に反して、肌に悪影響を与えている可能性も否定できなかったわけです。

 

 

世の中には、野菜や果物について、たくさんの研究結果や体験談があるけど、野菜や果物が健康的だというのは、本当に正しいのか・・・、常識になっているけど、現実が伴わない・・・。

 

 

この状況で、疑うなと言う方が無理があります。

 

 

 

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バランスの良い食事に対する疑い

 

 

私は、健康といわれている野菜や果物が、どうして肌にダメージを与えるのか、純粋に興味がありました。

 

 

一応、「ベジタリアン」や「フルータリアン」は、それだけを専門に食べる、極端に偏った食生活です。なので「野菜」や「果物」が悪いのではなく、「バランスの悪さ」が悪いという可能性もあります。別の食品も、同時にバランスよく食べていたら、例え野菜や果物をたくさん食べても、こうはならなかったかもしれません。

 

 

しかし、私は「バランスのいい食事」をしていたにも関わらず、不健康だったのです。

 

 

そのことからも「ベジタリアンの食事」も、「フルータリアンの食事」も「バランスのいい食事」も疑わしく思えてきました。

 

 

バランスのとれた食事に、間食としてリンゴを一日半分、それをたった半年間続けただけで、肌の調子が急に悪くなるものなのか。

 

 

もはや、「野菜や果物はヘルシー」とか、「バランスのいい食事が健康になる」という論調のどちらも納得がいきませんでした。

 

 

野菜や果物が人間の体に害を与える理由を探した結果、

 

 

その答えは、野菜や果物に含まれている「糖」でした。

 

 

 

 

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気をつけても健康にならなかった理由は「糖化」

 

 

私は過去に一度糖質制限をした事があるので、「糖化」については知っていましたが、その時は「糖化」については、あまり大げさに考えていませんでした。知識が無かったからです。

 

 

私が最初に読んで売ってしまった本は、糖尿病患者に向けて書かれた本だったので、血糖値に関する記述は多くあったものの、「糖化」に関する記述は多くありませんでした。

 

 

前回、私が糖質制限を始めたのは「将来、糖尿病になりたくない」という気持ちからであり、「糖化を防ごう」という概念はありませんでした。

 

 

しかし、自分の体に異変が起きて、改めて「糖質」の害を勉強したら、本当に怖くなりました。

 

 

自分の体の弱い部分の、アレもコレも、糖化で説明がついたからです。

 

 

健康になる為にしていた「バランスの良い食生活」によって、しっかり蝕まれていたのです。どうりで、どんなに健康に気をつけても、気をつけても、健康にならないわけです。

 

 

その事実を知ったわけですが、解決する為には大きな問題がありました。

 

 

 

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再び糖質制限をしようと思ったキッカケ

 

 

 

それ以上の「糖化」を避ける為には、過去に挫折した糖質制限を再びするしかありません。

 

 

しかし、糖質制限は副作用が恐ろしいという事も知っています。

 

 

 

副作用も糖化も避けたい・・・。

 

 

 

そこで、改めて糖質制限について調べてみると、昔と状況が一変していました。

 

 

なんと、今回は、糖質制限の副作用とその原因が、ネットでたくさんみつかったのです。ラッキーなことに、私が糖質制限を失敗した原因も判明しました。

 

 

さらに、糖質制限をする時に注意しなければならない事も、調べればケース別でたくさん見つかります。

 

 

これなら大丈夫かもしれないと思いました。

 

 

 

こうして、前回の失敗を反省し、今度は先人の体験記を参考に、調べながら、慎重に糖質制限を始めました。

 

 

 

その結果、人生で一番の健康体になりました。情報を制するものはなんとやらです。

 

 

 

 

私はこれまで、ネット上にある糖質制限に対する様々な意見を傍観していました。中には感情的な意見もありますが、多くは、肯定派も否定派も、論証つきで正当性を主張されています。いろんな情報の中に、糖質制限を改善させる為のヒントが埋もれています。

 

 

お陰で私も元気になることができました。

 

 

なので、私のやってきたことも、もしかしたら、誰かの参考になるかもしれません。というわけで、私なりに糖質制限について語っていこうと思います。

 

 

 

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糖質制限に挫折して否定派になっていた私が、再び糖質制限を始めた理由(前編)
糖質制限に挫折して否定派になっていた私が、再び糖質制限を始めた理由(前編)

糖質制限はここ数年でかなり広がってきました。

 

 

私は現在、糖質制限を実践して1年半が経ち、それにより、私の体質は「バランスのいい食事」をしていた時とは比べ物にならない程改善しました。

 

 

世の中には糖質制限に失敗する人も多く、まだまだ、改良しなければならない点もあります。

 

 

私も最初は恐る恐る、効果を確かめながらやっていましたが、情報を集めながら自分の体で実験した結果、今ではこの方法で間違いはないと確信しています。

 

 

今でこそ、このような考えに至った私ですが、元々、糖質制限否定派でした。

 

 

数年前に一度、糖質制限を実践して、挫折した経験があるからです。体調不良になったのです。

 

 

幸い、異変に早めに気付いたので、酷く体を壊すことはありませんでした。しかし、さすがにそれ以上続けるのは恐ろしくて、糖質制限を止めました。それに、タンパク質や脂質をたくさん食べる食事を、体が受け付けてくれなくて、続けるのは困難でした。

 

 

後味の悪い終わり方をしたので、その後長い間、私は糖質制限にも、それをすすめる人達に対しても否定的な見方をするようになりました。

 

 

 

ですが、あることをキッカケに、再びこの食事法を試すことにしました。

 

 

すると、今回は上手くいったのです。

 

 

 

前回の失敗の原因を突き止めることが出来た事と、先人の体験談を先に調べておくことで、上手く行かない時に軌道修正できた事が、今回の成功につながったと思います。

 

 

情報は大事です。

 

 

私は糖質制限の肯定派から否定派になり、最終的に、再び肯定派になりました。自分でも、まさかもう一度やるとは思っていませんでした。

 

 

なので、糖質制限を否定していた私が、どうして再び始めることにしたのか、その経緯をお話ししようと思います。

 

 

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糖質制限を知る前の体質と食生活

 

 

私は子供の頃から、同世代の人と比べて体が弱かったので、10代のころから、食や健康に対して気を配っていました。

 

 

なので、糖質制限を始めるまでは、「バランスのいい健康的な食事」をしていました。「バランスの良い食事」が体を健康にすると思っていたからです。母も健康に配慮した料理を作ってくれていたので、子供の頃から食の環境には恵まれていたと思います。

 

 

やがて、自分で食事を作るようになってからも、常に健康を心がけた食事を作るようになりました。食品や栄養のバランスはもちろん、食事法もできるだけ偏らずバランスよく、いいものは取り入れて実践していました。

 

 

ですが、とにかく体が弱いのです。私の爪はペラペラで、表面はガタガタです。これまで一度も、他の人のように表面がツルっとした爪になったことがありません。爪を見ると栄養状態を知る事ができると言われています。私の爪は誰が見ても不健康です。

 

 

そして、爪だけでなく、体のあらゆる部分が、材料のコストを下げて強度が落ちた製品のように弱いのです。骨、髪、歯にいたるまで、満遍なくこの調子です。栄養のバランスを大切にしているのに、何故か見た目が栄養不足なのです。

 

 

会う人に「細っ!!」とか、

 

「ご飯ちゃんと食べてる?」とか言われることはしょっちゅうでした。

 

 

また、人と待ち合わせをして普通に立っていたら、知らない人から「大丈夫ですか?」と声をかけられることもありました。

 

 

フラフラしていたわけではありません。もちろん、ご飯もちゃんと食べていました。ただ、「顔色がよくない」と当時はよく言われていたので、それを見て心配して下さったのだと思います。

 

 

 

ですが、私としては、何故そうなるのか全く心あたりが無いのです。

 

 

 

不摂生もしていません。

 

 

何か大きな病気をしたわけでもなく、体が弱いといっても、どこも痛くも痒くもありません。

 

 

 

こんなに気をつけているのに、それでも体が弱いのは、遺伝や体質のせいだと思っていました。

 

 

しかし、なんとか改善できないかと思って、色々と探していました。

 

 

すると、数年前に本屋で、当時としては珍しかった糖質制限の本を見つけました。糖質制限という言葉が世間に広がっていない時でしたので、私も始めて読むその説に驚きました。それまで勉強してきた事と間逆の事が書いてあったからです。

 

 

今までの方法でよくならなかったので、その逆であるこの方法を試してみたくなり、さっそく実践することにしました。

 

 

 

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糖質制限の実践(1回目)

 

 

 

この時参考にした本は、私がその後「糖質制限否定派」になってしまった時に、不要に思って売ってしまったので、内容はよく思い出せませんが、私はこの本から、糖質の多い食品は食べない方がよいという事や、タンパク質や脂質が特に大事なんだという事を学びました。

 

 

本の通りに、炭水化物や根菜類を極力減らし、その上で、タンパク質や脂質を多めに食べるようにしました。

 

 

 

最初は疲れにくくなったり、筋肉がつきやすくなったので、これはいいなと思っていたのですが、長くは続きませんでした。

 

 

胃が悲鳴をあげたのです。

 

 

 

始めは意気込んで、苦手な肉を頑張って食べていました。

 

 

しかし、胃が弱いので、肉をたくさん食べると気持ちが悪くなります。タンパク質や脂質が、日に日に食べられなくなっていきました。

 

 

炭水化物を減らしている上に、さらにタンパク質や脂質まで減ったせいで、糖質制限をする前より疲れやすくなり、力がでなくなりました。完全にエネルギー不足で、頭も働きません。

 

 

それまでなかった不調を感じるようになり、私は糖質制限を疑いました。

 

 

こんな非常識な食事法を続けていいのかと、だんだん不安になってきました。同じ食事をしている人は周りにいませんし、相談する人もいません。

 

 

 

糖質制限に副作用やデメリットがないか、ネットでずいぶん探しました。しかし、当時は糖質制限そのものの情報が少なく、あったとしても、どれも「いい結果」の話ばかり。なのに自分の体調はおかしい…。

 

 

原因を突き止めることが出来なかったので、行き詰まりました。

 

 

 

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糖質制限の情報がほとんどなく、どうしていいか分からなかった

 

 

今、世の中を見わたすと、糖質制限に対する意見は賛否両論です。桐山秀樹氏の件があって以降、糖質制限へのバッシングが激しかったのは記憶に新しいかと思います。

 

 

現在のように、賛否両論あるのはいいことです。自分の体調が優れない中で、副作用に関する情報がないのは不安でした。その時の事を思うと、今の様にデメリットや気をつけるべき情報がたくさんあるというのは心強いです。

 

 

私はあぶない橋は渡らないタイプです。デメリットや副作用に関する情報が全くない中で、疑わしい症状に目をつぶって、糖質制限を継続する勇気はありませんでした。

 

 

そのため、糖質制限を止めて、元の「世間一般のバランスの良い健康食」に戻しました。

 

 

それと同時に、糖質制限を不審に思うようになりました。元の食事に戻して、炭水化物や野菜をしっかり食べるようになり、体も元の状態に戻ったからです。肉の時みたいに、胃がもたれるから食べられないということもありませんでした。

 

 

 

 

糖質制限のデメリットを知って恐くなった

 

 

私が糖質制限を止めて数年後くらいに、ちらほらと、糖質制限で酷い目にあったという方々の体験記が、ネットに登場しました。

 

 

数々の体験記を読んでは「そうそう、やっぱりね。止めてよかった」と思ったものです。私は体の異変を察知して、すぐに止めたのでよかったですが、効果を信じ、続けた結果、深刻な事態におちいった方もおられました。その方の体験記を読むと、本当に悲惨でした。

 

 

そのレベル程ではないですが、自分も糖質制限で体調を崩したわけですから、糖質制限に対して憤りを感じましたし、こんな危険な食事法を、デメリットも紹介しないで広めようとする人達には不信感しかありませんでした。

 

 

私はすぐに止めたのでセーフでしたが、もしかしたら、私の知り合いとかが、糖質制限を知って、デメリットを知らずに実践するかもしれません。

 

 

確かに糖質制限は、余計な脂肪が落ちるのも早いし、血糖値も上がりません。

 

 

一般的な健康食をしているにも関わらず、血糖値が下がらなかった人や、痩せなかった人は、糖質制限の効果と速さに驚きます。それ故に感激して、「このやり方は素晴らしい」と盲目的になってしまうのです。

 

 

そして、「世間一般に蔓延している健康食はダメなやり方だ」と思ってしまいます。

 

 

私自身そうだったので、同じように身近な人が、安易に糖質制限にハマってしまう事を心配していました。TVや雑誌などで、糖質制限が紹介される機会が増えたからです。知名度が上がれば、実践者も増えます。なので、「糖質制限はいいらしいよ」という話題が出るたびに、「副作用があるから止めたほうがいい」と説明していました。

 

 

私は自分が失敗したからといって、その失敗の真の原因を突き止めずに、否定派に成り下がっていました。糖質制限を勧める医師は、デメリットを無視して危険な食事を勧めるから信用できないとまで思っていました。

 

 

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糖質制限は危なくて、「バランスの良い食」が良いと信じるが…

 

 

 

そして、糖質制限に対する不信感と反比例するように、「通常のバランスのいい健康食」への信頼度は増しました。以後、何年も、「バランスのいい食事」を食べ続けました。

 

 

おまけに、糖質制限で肉を食べ過ぎて、胃が肉を受け付けなくなった経験から、「肉は体に悪い」という先入観もできていました。

 

 

そんな理由から、タンパク質は、肉よりも魚を多く食べるようにし、野菜は、動物性食品を食べた倍以上の量を食べていました。複数種類を。ご飯も雑穀にするなどして、できるだけ多くの食品を、偏りなく食べることを心がけていました。

 

 

体が弱いのは相変わらずなので、常に改善を目指して、ローフードを取り入れてみたり、「食品添加物」や「遺伝子組み換え食品」を神経質なまでに排除するなど、改善できる事は思いつく限り試してみました。

 

 

最終的に「一日一食」や、消化器官を休める為の「断食」も定期的に2年くらい実践しました。

 

 

食に限らず、化学的なシャンプーや歯磨き粉を止めて、天然の物に切り替えました。

 

 

しかし、気をつけても気をつけても、相変わらず体は弱いままです。

 

 

 

こんなにバランスのいい食事をしているのに、毒も避けているのに、何が自分の体を弱らせているんだろうと、いつも不思議に思っていました。

 

 

 

後編へ続く

 

 

 

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