お知らせ

 

 

私達は憲法によって言論の自由が守られているので、

食や健康等の問題を主張する事ができます。

 

 

 

 

元々憲法改正賛成派だった人の解説です。

 

 

 

 

谷本議員と一緒に飛行機を降ろされたもう一人の人物・高橋清隆氏について

 

 

 

谷本議員らがノーマスクで強制降機! 釧路空港のエアドゥ機、「憲法違反を公然と行う航空各社への行政指導を国交省に求める」

 

 

一緒に飛行機を降ろされた反ジャーナリスト高橋清隆氏による、谷本誠一議員のインタビュー動画です。

 

 

 

 

 

身近な人が被害に合った時の為に

とりあえずブックマークをお願いします。

 

 

 

 

 

 

タグ:甘い物
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本当は怖いいくら甘い物を食べても太らない体質と、後で払う肥満以上の大きな代償

 

 

甘い物をいくら食べても太らないから良いね

 

 

 

・・・そう、羨ましがられていた私が、「実は全然羨ましくない、糖質を食べても太らない体質の真相」についてお話します。

 

 

 

 

流れは以下の順です。

 

 

 

 

  • 糖質で太るメカニズム(脂質では太らない)

 

  • 脂質に糖質を組み合わせると太る理屈

 

  • 糖質を食べても太らない体質の謎

 

 

 

「糖質を食べても太らない人」の体は、ある原因が考えられるので、例外として後半にお話します。

 

 

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人が太るメカニズム

 

 

まず、何故太るのか、という基本的な話から入ります。

 

 

よく思われている、脂肪を食べたから、体の脂肪が増える・・・これはただのイメージです。

 

 

太る原因、つまり「体についた脂肪」は、食品の「脂肪」から出来ているわけではありません。

 

 

 

 

「体についた脂肪」の原因は、糖質です。

 

 

 

「糖質を食べても太らない体質の人」も存在しますが、基本は、糖質で太ります。

 

 

 

何故、糖質を食べると体の中で「脂肪」に変わるのかというと、余った糖が「中性脂肪」に変えられているからです。

 

 

 

 

×   脂肪 → 中性脂肪

 

 

〇   糖 →( 変換 )→ 中性脂肪

 

 

 

 

次に以下の2つを比較してみます。

 

 

  • 食事で「脂肪」を食べた場合

 

  • 食事で「糖質」を食べた場合

 

 

 

 

 

脂肪を食べても太らない理屈

 

 

 

食事から「脂肪」を食べた場合は、以下のようになります。

 

 

 

 

①食事によって、単体で中性脂肪を摂取すると、小腸で吸収されて「カイロミクロン」となり、血液の中に入る。

 

 

②「カイロミクロン」が増えて、ある一定の濃度に達すると、小腸での脂肪の吸収は抑えられる。そのお陰で太らない。

 

 

 

細かく解説していきます。

 

 

「カイロミクロン」とは、「リポタンパク」の一種です。

 

 

「リポタンパク」とは、コレステロールの事です。

 

 

 

私たちが「コレステロール」と言っているのは、コレステロール分子単体のことを指しているわけではありません。

 

 

 

こちらが「コレステロール」の構造になります。

 

 

 

 

 

 

血液は水で、コレステロールは脂です。

 

 

「疎水性の物質」を、「親水性の物質」でくるむことによって、血液の中を流れることができます。

 

 

このセットが「リポタンパク」です。

 

 

リポタンパクは種類あって、その中で一番でかいのが「カイロミクロン」です。

 

 

有名な「悪玉コレステロール」や「善玉コレステロール」は小さいです。

 

 

 

 

 

 

「カイロミクロン」の働きは、食事から取り入れた「中性脂肪」や「コレステロール」などを肝臓や筋肉等の組織に運ぶ事です。

 

 

ちなみに、「カイロミクロン」が作られる場所は小腸です。そこからリンパ管→血管を軽油して、肝臓に行きます。

 

 

この「カイロミクロン」の濃度が一定以上増えると、脂肪の吸収が抑えられる・・・というわけです。

 

 

『日本人よコレステロールを恐れるな / 著者:長谷川元治』より引用

 

 

人間の場合、小腸で吸収されるコレステロールは一定量以下。

 

 

食生活とコレステロールについて考えるとき、重要かつ興味深い問題があります。それは、食べ物を通じて口からとったコレステロールと血液中のコレステロールはイコールなのかという問題です。

 

 

言いかえると、コレステロールを多く摂取すると血中コレステロール値も高くなるのか、ということです。

 

 

世間では「コレステロールの多い食品を食べると、コレステロール値が上がる」ということは疑いのない事実のように考えられており、高脂血症の人はもちろん、そうでなくても中高年になったら肉や卵などコレステロールの多い食品は控えるようにと言われていますが、これは医学的にほんとうに正しいことなのでしょうか。

 

 

結論から言うと、こうした“常識”に反して、実はほどんどの人の場合、食事でコレステロールをたくさん摂取したからといって、すぐに血中コレステロール値が上昇するということはありません。

 

 

あるいは、上昇したとしても生体として必要な値までにとどまり、それ以上、無制限に上昇することはないのです。

 

 

これは、動物学的に見て、人間が基本的に「肉食動物」であるということと大きく関係しています。

 

 

ご存じのように、哺乳動物は「草食動物」と「肉食動物」に大別されます。その違いを簡単にいえば、一方は草を常食とし、他方は肉を常食としているということになるでしょう。

 

 

セルロースなどの食物繊維を消化する酵素を持っているのが草食動物、持っていないのが肉食動物という分け方もあります。

 

 

草食動物はウサギ、ヒツジ、ウシ、ゾウなどで、肉食動物はライオン、トラ、ヒョウ、イヌなどであるということはみなさんも知っているでしょう。

 

 

ウサギに1日1gのコレステロールを与えると、血中コレステロール値が正常の50mg/㎗から急上昇して、500~1500mg/㎗もの超高脂血症になります。

 

 

ところが、ふつうのイヌ、ネズミなどにいくらコレステロールを与えても高脂血症は発生しません。同様にライオン、トラ、ヒョウにも発生しないでしょう。

 

 

コレステロールを与えて高脂血症を発生する動物と発生しない動物とはどこがどう違うのでしょうか。

 

 

そのキーポイントは小腸にあります。

 

 

ウサギにコレステロールを含んだエサを与えると、そのまま小腸に到達し、小腸の粘膜から無差別に吸収されてしまうのです。

 

 

与えられたコレステロール分だけほぼ100%吸収され、そのまま血液中に放出されて、血液濃度が正常の10倍、20倍、30倍になって超高脂血症が起きてくるわけです。

 

 

一方、ライオンなど肉食動物はいくらコレステロールを大量に与えても、1回の食餌、1日の食餌量から小腸が吸収するコレステロール量は決まっています。

 

 

必要な分だけ吸収して、それ以外は便から体外に排出されるので、血中のコレステロールも上昇しません。

 

 

つまり、肉食動物の場合、小腸におけるコレステロール(脂肪)に対する“バリア”の機能が高いのに対し、草食動物の場合はその機能が低い、もしくはほとんどないのです。

 

 

私は究極的には、この小腸の取捨選択機能こそが草食動物と肉食動物とを最も重要なポイントだと考えています。

 

 

人間は肉も魚も野菜も穀類もなんでも食べるため、俗に「雑食動物」などと言われます。

 

 

しかし、動物学的にいうと、小腸の機能から見て、基本的に肉食動物なのです。

 

 

個人差はありますが、人間の場合、小腸で吸収されるコレステロールは一定量以下で、100%吸収されるなどということはありません

 

 

実際、人体実験でバターを毎日1/4ポンド(約113g)、コレステロール量にして毎日20gを与えても高脂血症は発生しなかったという報告もあります。

 

 

つまり人間の場合もライオンと同様に小腸におけるコレステロールに対する“バリア”の機能が高く、コレステロールを必要な分だけ吸収して、それ以外は便から体外に排出してしまうわけです。

 

 

また、人間を含む肉食動物では、小腸でコレステロールを多少多めに吸収しても、不要な分は肝臓で分解されてしまうことがわかっています。

 

 

このことからも、食事でコレステロールをたくさん摂取したからといって、即、血中コレステロール値が上昇するとは考えられません。

 

 

余談になりますが、以前、私が10ヶ月間つまり約300日の間に脂肪の多いリブロース・ステーキを200回食べたという経験があります。

 

 

そんなことをしたのは、ステーキが大好物だということもありますが、自分の体を使って、実験してみたかったというのが理由です。

 

 

その結果、やはり血中コレステロール値が上昇することはありませんでした。

 

 

(84p~88p)

 

 

このように、人間には「脂肪の吸収が抑えられる仕組み」があります。

 

 

人間は動物食性(肉食)動物なので、「動物性の食品を安全に食べるために必要な機能」が備わっていても不思議ではありません。

 

 

 

 

 

 

次は動物食性動物の人間が糖質を食べたらどうなるか・・・という話をします。

 

 

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糖質を食べたら太る理屈

 

 

糖質を食べた場合どうなるかを大雑把に言うと、以下のようになります。

 

 

 

①糖質を含む食品を食べると、体内で分解されてブドウ糖になる。

 

 

 

②糖質を摂取したことで、血液中のブドウ糖の濃度(血糖値)が上がる。すると、膵臓のβ細胞から「インスリン」というホルモンが分泌される。

 

 

 

この「インスリン」の働きで、「余ったブドウ糖」が「中性脂肪」へ変換されて、体内の脂肪細胞の中に取り込まれる

 

 

 

 

・・・このように、糖質は「インスリン」によって中性脂肪に変えられてしまうのです。

 

 

 

ここで、「余ったブドウ糖」について、もう少し詳しく説明します。

 

 

 

 

①糖質から分解されてブドウ糖になると、まず、細胞に取り込まれて「細胞のエネルギー源」として使えるようになる。

 

 

②そこで余ったブドウ糖は、「グリコーゲン」に変換されて、肝臓や筋肉に貯蔵される。

 

 

③ここまででブドウ糖を使い切れば問題ないが、もし余った場合は、「中性脂肪」に変換される。

 

 

 

つまり、余らなければ、中性脂肪に変えられる心配はないということです。

 

 

 

しかし、余ることがほとんどです。

 

 

 

それは、「人間に1日に必要な糖質量」より、多くの糖質を摂っているからです。

 

 

 

1日に必要な糖質量については以下の記事をご覧下さい。

 

人間の身体に必要な糖質量を血糖値の視点から分かりやすく説明してみた

 

 

 

当然、糖質を食べれば食べるほど、余るブドウ糖も増え、変換される中性脂肪の量も増えていくことになります。

 

 

 

流れを整理します。

 

 

 

糖質を食べる

 

 

分解されてブドウ糖になる

 

 

血液中のブドウ糖の濃度が上がる

 

 

ブドウ糖を使う

 

 

使い切れないブドウ糖が余る

 

 

残りを中性脂肪に変換

 

 

 

 

これが糖質で太るメカニズムです。

 

 

 

ですが、注意があります。

 

 

 

脂質も「ある食べ方」をすると太ります。

 

 

 

前回、20歳で「バターをたっぷり塗ったパン」を食べていて太ったのに、30代の今、その時よりはるかに多いバターや動物の脂を食べても全く太らない

 

 

 

・・・というお話をしました。

 

 

 

その理屈を説明します。

 

 

 

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組み合わせてはいけない

 

 

以下の記事で、脂質とタンパク質だけを食べた場合は健康的だが、これに糖質を組み合わせると、病気や死亡のリスクが上がるとお話しました。

 

 

【脂質+タンパク質】は良くて【糖質+脂質+タンパク質】が良くない理由

 

 

 

その理屈がここでも当てはまります。

 

 

脂質に、糖質を組み合わせると太ってしまうのです。

 

 

その代表的なメニューは、「焼肉とご飯」とか、「肉をパンにはさむ」とかですが、悪いのは肉ではありません。ご飯やパンなのです。

 

 

 

しかし、これで太ると、みんなご飯やパンではなく、「脂質が悪い」と考えてしまうのです。

 

 

脂質が気の毒です。

 

 

 

以下が、脂質で太ってしまうメカニズムです。

 

 

『100歳まで長生きできるコレステロール革命 著者/大櫛陽一』より引用

 

 

脂肪の多い食事をたくさん摂った後、最後に炭水化物を摂取すると、とたんに「太るメカニズム」が作動してしまうのです。

 

 

ごく簡単に説明すると、脂肪の多い食事をたくさん摂って、血液中に脂質の多い状態のときに、最後に炭水化物を摂ると、インスリンが分泌されて、「血液中の脂肪を脂肪細胞に追いやるルート」が開通してしまうのです。

 

 

このルートが開いてしまうと、摂取した脂質が細胞へ取り込まれるため、結果的に「脂肪の多い食事を摂って太った」のと同じことになってしまいます。

 

 

つまり、焼肉であれば、最初から最後まで肉だけを食べ続けているのであれば、別に問題はないのです。

 

 

それならば、脂肪細胞へのルートは閉ざされたままで太る心配はありません。

 

 

しかし、焼肉を食べた後にごはんやラーメンなど「仕上げの炭水化物」を摂ると、この厄介なルートが開いて血液中の脂質を一気に細胞へ取り込んでいきます。

 

 

それによって、「どっと太る」ということになってしまうのです。

 

 

 

「炭水化物」とは、「糖質 + 食物繊維」のことです。

 

 

 

 

「太る本当の原因」をまとめます。

 

 

 

 

  • 糖質をたくさん食べれば太る

 

  • 脂質だけだと太らないが、脂質に糖質を組み合わせると太る

 

 

 

 

基本を理解していただいたので、

 

 

 

次は「太る本当の原因である糖質を食べても、一切太らない人」の謎についてお話します。

 

 

 

糖質を食べても一切太らない体質

 

 

ここまでの「太るメカニズム」の話と矛盾するようですが、冒頭でお話した通り、私は、アイスクリームやチョコレートをいくら食べても太らない体質です。

 

 

つまり、糖質を食べても太らないのです。

 

 

この体質を羨ましがられた事は一度や二度ではありません。

 

 

人が太る理由は「糖質を摂りすぎて、使い道の無い体内で余ったブドウ糖が、中性脂肪に変えられるから」でした。

 

 

しかし、私の場合、とんでもない量の糖質を口にしていなから、糖質だけだと全く太らないのです。

 

 

 

食べ過ぎて余った「ブドウ糖」は、中性脂肪にならないから、めでたし、めでたし・・・

 

 

 

 

 

 

 

ではありません。

 

 

 

この理由が、実に不健康でした。

 

 

 

ダイエットをする人は、「糖質を食べても太らない体質が良い」と思っているかもしれません。

 

 

また、実際に糖質を食べても太らない人は、それをいい事に、甘いものを無尽蔵にバクバク食べているかもしれません。

 

 

しかし、「太らないから良いや」は、とんだ勘違いです。

 

 

 

これが体にとって全く良い事ではない理由をお話します。

 

 

 

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糖質が中性脂肪にならない原因

 

 

糖質を食べても太らない理由は、上がった血糖値を下げる為に分泌される「インスリン」にあると考えられます。

 

 

「インスリン」とは、膵臓のランゲルハンス島にある「β細胞 ベータ細胞」から分泌されるホルモンです。

 

 

 

 

 

 

糖質を食べたら、血液中にブドウ糖が溢れかえります(血糖値が上がります)が、

 

 

「インスリン」は、「毒である余ったブドウ糖」を中性脂肪に変えてくれる働きがあります

 

 

 

 

それによって太りはしますが、血液中のブドウ糖の量を減らしてくれるので血糖値が下がります。

 

 

 

「インスリン」がいい仕事をしてくれるおかげで、ブドウ糖を無毒化できるのです。

 

 

 

プロポーションを気にする人は、中性脂肪を増やすインスリンに対して「余計な事を...」と思うかもしれませんが、毒がとりあえず変換されるので、健康の為には良い事なのです。

 

 

 

ここで、「糖=毒」という表現に納得がいかない人の為に説明します。

 

 

人間の体には多少のブドウ糖は確かに必要です。

 

 

こう言うと、「必要だから食べなければならない」という発想になる人が多いのですが、ちょっと違います。

 

 

人間は「必要な糖」を自らの体で作り出すことが出来ます。必要だからこそ、そういうシステムが備わっているのです。

 

 

そして、人間にとって必要なブドウ糖の量はほんのわずかです。一説によると、たったの5gだそうです。

 

 

それ以上の余ったブドウ糖は、体にとってになります。過ぎたるは及ばざるが如しです。

 

 

(※ちなみにご飯100gであれば、糖質は約37gなので、あっと言う間にオーバーです。)

 

 

 

で、ほとんどの人達は糖質を食べるわけですが、もし、「インスリン」が無かったらどうでしょう?

 

 

中性脂肪に変換されないので太りませんが、血糖値が下がらない、毒がそのままなので血管が傷つきます。

 

 

そう考えると怖いですね。

 

 

しかし、「インスリン」でブドウ糖を無毒化する能力が低い人がいます(言い換えると、中性脂肪に変える能力が低いという事です。)

 

 

「糖質を食べても太らない人」は、その可能性があります。

 

 

だとしたら、とても危険です。私もこれの可能性が高かったのではと思っています。

 

 

中性脂肪に変える能力が低いので、肥満にはなりませんが、その代わり、余った毒が処理できません。毒が放置されるわけです。

 

 

よく、「少し太った人の方が痩せている人より長生きだ」と言われます。

 

 

 

「太れる」というのは、毒を中性脂肪に変換出来ている証拠です。それが出来ない人よりは、毒のダメージを受けないので、病気のリスクは少ないのかもしれません。

 

 

「糖質を食べても太れない人」は、高血糖が放置されるので病気のリスクが高いのです。

 

 

 

で、問題は、その変換出来ない余った糖の行方です。

 

 

 

もちろんチャラにはなりません。

 

 

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余った糖の行方

 

 

 

詳しいメカニズムは私にもわかりませんが、一つだけ言える事があります。

 

 

「中性脂肪に変換できないブドウ糖」は毒なので、体は早く排泄しようとします。

 

 

長い間分からなかったのですが、私の場合は、なんと「涙」という形で糖を排出していました。

 

 

 

でも、その原因が分からなくて不快な症状と長く付き合いました。

 

 

私は高校性の時から、目が365日痒いという症状がありました。

 

 

眼科に行って見てもらうと、「アレルギー」だと言われました。

 

 

 

アレルギー検査をしたわけではないので、「動物の毛が原因だ」とか、「花粉だ」とか、憶測で色々可能性を言われました。

 

 

私としては、年中痒いので、花粉症とは思えないし、動物はもう飼っていないのでそれも違うと思うわけです。

 

 

正確な原因がわからないまま、「アレルギー物質が目に入るから痒いのだろう」と、何年も、痒くなっては目を洗い、その場しのぎの対処をしてきました。

 

 

「目薬」を使わなかったのは、延々と目薬を使い続けた場合の副作用が心配だったからです。

 

 

特に、目と脳は密接に関係しています。一時的に使うのならまだしも、症状は年中なので、それを抑えるために目薬を毎日使うのは嫌だったのです。

 

 

 

目薬の成分に興味のある方は以下をご覧下さい。

 

本当は怖い目薬の真実

 

 

 

最終的に、自然のもので作られている「アーユルヴェーダの目薬」を海外から買って使っていました。これを使うと、凄く痛くて痒みがふっとびます。

 

 

一時的には良いですし、通常の目薬と違って、体にも害はなさそうなのでしばらく使いましたが、痒みが消える事はありませんでした。

 

 

つまり、「症状が消えるような根本的な解決にはならなかった」という事です。

 

 

それからしばらくすると、PM2.5が猛威をふるって、そのせいなのか春先に、我慢できないほど痒くなって眼科に行きました。それがキッカケで緑内障の発見につながったわけです。

 

 

その時、アレルギーだろうという事で、痒みを抑える薬をもらってきました。さすが、こちらは良く効きました。

 

 

成分を見ると「ステロイド」が入っていたので、なるべく使いたくなかったのですが、ないと困る時もありました。一応手元にあると安心でした。

 

 

このように、痒くなった時は、普段は目を洗ったり、アーユルヴェーダの目薬を使い、我慢できない時に眼科の薬、と使い分けていました。

 

 

それが2015年9月まで続きました。

 

 

春に糖質制限を始めて、9月に顔に湿疹が出ました。

 

 

これは糖質制限をしている人がなる「毒出し」と言われる症状です。症状は人によって違いますが、私は湿疹が出ました。

 

 

それが引いたと同時に、長年あったブタクサの花粉症は来ないし、目の痒みが一気に引きました。

 

 

 

それ以後、通常、目が痒くなる事はありませんし、目が軽い感じがします。

 

糖質制限で一時的に体調が悪化。その後ブタクサのアレルギーが治った

 

 

これには本当に驚きました。

 

 

ですが、時々痒みが復活することがあります。

 

 

どんな時に起こるのか、よく観察してパターンを見つけたのですが、ほぼ、糖質を多く食べた次の日に目が痒くなります。

 

 

ここで、ようやく「目が痒いのは糖が原因だったんだ」と分かりました。糖質を食べないと全く痒くならないのです。

 

 

 

余った糖の排泄

 

 

この現象を裏づけるように、ネットに「余った糖を、体が様々な方法で排出する」という情報がありました。

 

 

「糖尿病」は名前の通り、尿に糖が出る病気です。これも毒を体から出しているわけですが、それは尿だけではありません。

 

 

皮脂腺、唾液腺、粘液線などからも糖は排泄されるそうです。

 

 

汗や涙にも同じように糖分が出るというわけです。

 

 

そして、この糖を含んだ汗が付着する事で、皮膚に細菌やカビが繁殖しやすくなり、それが痒みの原因になったり、

 

 

皮脂腺からブドウ糖が排泄されることで、細菌が繁殖しニキビの原因にもなるそうです。

 

 

余った毒は出せるところから出してやれという事です。体の立場に立ってみれば、当然の選択です。

 

 

糖質を食べても太らない変わりに、体の中ではこのような事が起きていたのです。

 

 

 

ちなみに、私は糖質を食べた日の翌日には、目が痒くなるだけでなく、吹き出物が出来るのですが、これも納得です。

 

 

 

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太らない代償は大きい

 

 

どうして私は「中性脂肪に変える能力」が少ないのかはわかりません。

 

 

もしかして糖尿病だったのかな・・・とも思いますが、当時は検査を受けていなかったのでわかりません。理由は知りたいので、いつか検査するでしょう。

 

 

 

外食で糖質を食べた場合、一回だと微妙に痒くなります。しかし、2回続けて食べると痒みが増します。今は基本的に痒くない状態が普通ですので、たまにこうなると不快です。

 

 

しかし、この体質のお陰で、「目が痒くなるぐらいなら、糖質はいらない」と、我慢することができます。

 

 

また、血糖値を測らなくても、糖質を食べすぎているか、そうじゃないかが体感で分かります。

 

 

この事実に気付くまで、私は自分の目の痒みは「アレルギー」だと思っていました。

 

 

「アレルギー物質が目に付着するから痒くなる」と思って、目をよく洗っていましたが、洗っても、洗っても治らない事が多かったです。

 

 

自分の涙が痒みの原因だったのですから、洗っても何の意味もありません。

 

 

検査をしたわけではないので、この説が正しいと断言はできません。

 

 

 

しかし、「糖質を食べても太らなかった事」、「糖質を食べると決まって目が痒くなる事」から考えても、この説はかなり信憑性があります。

 

 

もし本当に、糖が中性脂肪に変換されず、涙から糖を排出していたとしたら恐ろしいことです。

 

 

 

きっと他にも余った糖が悪さをしているに違いありません。考えるだけでゾッとします。

 

 

 

私の場合は糖質制限で解決できました。

 

 

「余ったブドウ糖を中性脂肪に変換出来る能力」が低くても高くても、糖質を食べなければ「糖が中性脂肪に変わって太る事」もないし、「中性脂肪に変えられなくて毒が放置される事」もありません。

 

 

太らないから...と、調子に乗って糖質を食べている方は、おそらく血管の中はブドウ糖で満ち満ちていて、恐ろしい事が起こっていると思います。

 

 

 

ここで説明した症状がないか観察してみて下さい。

 

 

 

そして、余った糖は、タンパク質でできた細胞を劣化させる「糖化」という反応を引き起こすので注意が必要です。

 

 

 

糖化反応(メイラード反応)について分かりやすく説明してみた

 

 

 

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糖質制限中に起きた食欲不振を治す為に、例外的に甘い物を食べて分かった糖質の依存性

 

私は糖質が多く含まれている「穀物」や「野菜」が好きでしたが、それ以上に「甘い物」が大好きでした。

 

 

喫煙もしないですし、お酒も飲まないので、唯一の嗜好品である糖質にかなり依存していました。

 

 

ところが、1日10g以下のスーパー糖質制限を行なったことにより、甘いものはもちろん、お米等の穀物、野菜を欲しいと思わなくなりました。

 

 

 

「食べたいな」と思っていたのは、始めた2~3週間で、それを過ぎると糖質が無くても平気になります。

 

 

ただし、脂質が不足しているとダメです。

 

 

 

私は徹底的にやるタイプなので、糖質制限を始めてから、外食以外は厳格に糖質を減らしていました(※たまにする外食は普通に食べます)

 

 

糖質制限が成功してからは、甘い物が食べたくなることはなかったのですが、例外的に自宅で甘い物を食べた事がありました。

 

 

その期間は3ヶ月です。

 

 

 

理由ですが、食欲がなかったので、あえて糖質を食べました。

 

 

体には悪かったですが、それによって学んだ事をお話します。

 

 

まず、スーパー糖質制限中に食欲が無くなった原因についてお話します。

 

 

 

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甘いものを食べた理由

 

 

 

昨年暮れに、祖母が急に無く亡くなって、それによって2~3ヶ月調子を崩しました。

 

自分では、特にふさぎこんだつもりはありません(そういう性格ではありませんし)。

 

 

ですが、訃報を聞いた時、鶏肉を食べていたのですが、その瞬間、一気に食べる気が失せてしまいました。胃が閉じてしまったような感覚です。

 

 

一応、その時食べていたものは、休憩しながら完食しましたが、その後長い間、食欲が消えました。

 

 

なんというか、「食べるのがめんどくさい、どうでもいい」と思うようになったのです。

 

 

一週間前に元気だったので、亡くなったとは信じられず、ボーっとしていました。夜も考えてしまい、寝つきも悪いし、早く目が覚めます。

 

 

「食べるのがめんどくさい」と思っても、何も食べないわけにはいきません。

 

 

でも、とにかく欲しくないのです。

 

 

過去に、断食や、一日一食もやっていましたが、その時の「食べなくても平気」という感覚と明らかに違います。「胃」がどうこう・・・とかではなく、「口」に物を入れたくないのです。

 

 

糖質制限を始めてから、半年以上続けて摂っていたプロテインやバターも、この時からしばらく止めました。これらを摂った方が明らかに調子がいいのですが、この時は食事だけで十分でした。

 

 

その為、脂質もタンパク質も摂取量が減りましたし、それに伴って筋肉も落ちました。

 

 

でも、「そのうち治るだろうから、しばらくは放っておこう」と思いました。

 

 

で、一ヶ月くらい、身内と集まっては、遺品の整理を行いました。片付けをしていた時は、部屋に生前の面影がありましたが、住まいを引き払うと、「本当に終わったんだな」という感じがしました。

 

 

眠たくなるのに、目をつぶると何故か眠れません。3日に一度ようやく本当に寝るみたいな感じでした。元々不眠症ぎみではありましたが、一日以上寝られないことはありませんでした。

 

 

さすがに寝てない、食わないはマズイと思ったので、とりあえずプロテインを飲もうとしましたが、一杯飲み干すこともできません。ただでさえマズイのに、この状態ではキツかったです。

 

 

せめて食欲だけでも戻ってくれればと思ったので、糖質制限実践者としては邪道ですが、あえて糖質を食べることにしました。

 

 

 

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食欲を戻す事を最優先にした

 

 

 

私は、糖質の毒性を知っていますし、このブログでも度々お話してきました。

 

だから、「糖質は体に良くない」と分かった上で食べました。

 

 

「好きなものだったら食べられるだろう」という理由もありますが(※嫌いで止めたわけではないので、好物であることには変わりありません)

 

 

糖質の「また食べたい」と思う依存性の強さを逆手に取ってやろうと思いました。

 

 

糖質なら食欲が戻るのではないかと考えたわけです。

 

 

それによって、一時的に体を傷つけることにはなりますが、とりあえず「超小食」を解決するのが先決です。

 

 

食事は基本的にスーパー糖質制限のままにして、一日一回、わずかなお菓子を食べることにしました。

 

 

糖質制限を始めてからも、たまに頂き物の茶菓子を断れず、食べることはありましたが、「自分の好きなものを選んで食べる」のは久しぶりでした。

 

 

夕食を済ませて、8時くらいにチョコレート味のドーナツを一個食べてみました。

 

 

甘くて美味しいので、幸せな気分になりました。

 

 

ホッとするというか、本当に、この瞬間は色んな事を忘れます。久しぶりに「美味しかった」と思いました。

 

 

嬉しい事に、この日は寝つきもよかったです。

 

 

「ゴチャゴチャ余計な事を考えないようにする為」とか、「安心感を得る為」だったら、糖質は抜群の威力を発揮します。

 

 

 

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(追記)糖質の依存性

 

 

肉や脂は美味しいですし栄養面からしても優れていますが、食べた時に幸せな気分になる事に関しては糖質には勝てません。

 

 

その理由がこちらになります。

 

 

『Daiwa ドクターからの健康アドバイス 糖質と甘味は中毒になる』より引用

 

 

脳内報酬系が活性化されると快感を感じる

 

 

 

人間を含めて動物は「気持ちがよい」とか「快感」を求めることが行動の重要な動機になります。

 

 

このような快感が生じる仕組みは脳内にあり「脳内報酬系」と呼ばれています。

 

 

脳内報酬系は、人や動物の脳において欲求が満たされたとき、あるいは満たされることが分かったときに活性化し、その個体に快感の感覚を与える神経系です。

 

 

(中略)

 

 

糖質と甘味は脳内報酬系を刺激する

 

 

糖質も甘味も薬物依存と同じ作用をすることが動物実験などで明らかになっています。

 

 

快感を求めて甘味や糖質の摂取を求め、次第に摂取量が増え、摂取しないとイライラなどの禁断症状が出てきます。

 

 

ラットの実験で、コカインよりも甘味の方がより脳内報酬系を刺激するという結果が報告されています。つまり、甘味はコカインよりも中毒(依存性)になりやすいという実験結果です。

 

 

砂糖の多い食品や飲料の過剰摂取は甘味による快感によって引き起こされ、これは薬物依存との共通性が指摘されています。そこで、甘味による依存性(甘味中毒)と薬物に対する依存性(薬物中毒)のどちらが強いかを比較する目的で実験が行われています。

 

 

この実験では、ラットを2つのレバー(ドアの取手)があるケージに入れ、一つのレバーを押すとコカインが静脈注射され、もう一つのレバーを押すとサッカリンの入った水を20秒間だけ飲めるような仕組みを作って実験しています。

 

 

するとほとんどのラットはサッカリンの入った水を飲むレバーを多く押したという結果が得られたのです。

 

 

サッカリンは砂糖の200倍以上の甘味があるカロリーゼロの人口甘味料です。

 

 

コカインは中枢神経を興奮させて強い快感を得るので薬物依存症(薬物中毒)になりやすい覚醒剤です。

 

 

サッカリンの代わりに砂糖でも同じ効果でした。

 

 

サッカリンに対する嗜好はコカインの投与量を増やしても変わらず、コカイン中毒になったラットを使ってもサッカリンの方を選ぶという結果が得られました。

 

 

つまり、この実験結果は、甘味に対する中毒はコカイン中毒よりも勝るということを示しています。

 

 

(中略)

 

 

糖質は脳内麻薬の産生を増やす

 

 

グルコースは脳神経の主なエネルギー源です。

 

 

したがって、糖質の多い食事で血糖が上がることは脳にとっては快感となり、報酬系を活性化するように糖質を求めるようになります。また、甘味自体が味覚神経系を介して報酬系を活性化します。

 

 

さらに、甘味物質や糖質は脳内麻薬と言われるβーエンドルフィンの産生を増加させることがラットを用いた実験で報告されています。

 

 

 

気休めや、逃げの為に、一時的に糖質を使用したわけですが、予想通り気分が良くなりました。

 

 

さんざん糖質を危険視していた私ですが、この時ばかりは、糖質の依存性に頼ってよかったと思います。

 

 

ただし、

 

 

 

寝つきは良かったのですが、問題が起きました。

 

 

 

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問題発生

 

 

寝られたのですが、3時間後に気分が悪くなって目が覚め、吐いてしまいました。

 

 

 

食べなれないドーナツを一個を食べたので体がビックリしたんだと思います。この時だけかと思いましたが、その後、2回同じような事が起きました。

 

 

以前、

 

 

 

「消化に良いのは動物性食品で、植物性の食品は消化に良くない」

 

 

「動物性の食品を食べた30後に吐こうとすると、既に消化が終わっていて吐けない。植物性の食品を食べた30分後に吐くと、ほぼ原形のまま出てくる」

 

 

・・・という話を読んで、私は「この説は真実だと悟った」と、お話した事があります。

 

消化に良い食品の嘘。慢性的に胃がもたれる人は糖質の過食を疑え!

 

 

 

ですが、話を読んだ時点では、なんとなくでした。

 

 

そして、実際に糖質制限を始めてからも、「この説の通りだ」と体感する事はありましたが、実際に目で見たわけではありません。

 

 

ですから、「この説は事実だった」と自信を持って言い切れるようになったのは、実際に吐いたこの時です。

 

 

この「途中で目が覚めて、吐いた」という現象はいまだに謎ですが、気分的なものだったのだと思います。

 

 

最初は、お菓子を食べた日に起こったので、お菓子を疑ったのですが、そうではありませんでした。

 

 

2回目は豚肉と韮とモヤシを煮た料理を食べた数時間後、3回目は鶏肉に塩コショウをつけて焼いただけの料理を食べた数時間後です。

 

 

 

だから原因は、お菓子を食べたからでも、食べ物の質でもなさそうです。症状があった日となかった日の違いはよく分かりません。

 

 

ちなみに、1回目から、3回目までは、一ヶ月程の日にちが空いています。

 

 

原因は分からなかったのですが、ドーナツは吐いてしんどかったので止めて、チョコレートなどを食べることにしました。

 

 

その理由ですが、私は糖質を一定以上の量食べると、目が痒くなったり、吹き出物がでるからです。

 

 

 

 

 

それは嫌なので、これらの症状が続かないように、お菓子の糖質量は50g以内を目安にして(チョコレートだけなら意外と少ない)、さらに、「合間でお菓子を食べない日」も設けました。

 

 

 

糖質は止めると欲しくなくなるが、摂り始めると中毒になる

 

 

糖質制限を続けていると、たまに甘いものを口にしたら、

 

 

「甘っ!!」・・・と、ビックリするぐらい甘く感じます。

 

 

 

私のような元糖質狂いでもこのレベルになります。

 

 

 

甘い味付けがなくても平気になります。

 

 

 

今、炭酸にレモンを絞って無糖で飲んでいますが、レモンも酸っぱさの中に甘みを感じます。他の人に飲ませたら「何これっ!?」と不評なので、マズイのだと思いますが、こんなのでも私には美味しく感じます。

 

 

糖質制限に慣れてくると、こんな感じで、お菓子などは甘すぎて食べる気が失せてしまうようになります。そこまで思わなくても、「別に無くてもいいかな...」ぐらいのレベルにはなります。

 

 

糖質制限が習慣化すると、一時的に付き合いで食べても、感覚が変わっている状態なので「甘すぎる」と思って終わりです。「次も食べたい」と思う事もなく、翌日には普通に糖質のない生活でも苦痛を感じません。

 

 

そこまでくれば糖質制限は結構楽なのです。糖質を我慢することが、それ程苦じゃなくなります。

 

 

というか「我慢」という概念がなくなります。

 

 

ですが、再び継続してお菓子を食べるようになったことで、糖質制限をしていた時に感じていた、「甘すぎる」という感覚は次第に薄れ、「次もお菓子を食べたい」と思うようになっていきました。

 

 

目的は、その食欲だったので、一応成功です。

 

 

食べない日を設けてはいましたが、それでも定期的にお菓子を食べるという行為によって、気が付いたら、食べない日も、「お菓子を食べたい」と思うようになりました。

 

 

徹底した糖質制限をしていた時は、付き合いで外食をしてもそこで終わりで、「次も糖質を食べたい」とは思わなかったのにです。

 

 

しかも、お菓子がないとイライラしてくるようにもなったのです。

 

 

昔はそれが普通だったのでなんとも思わなかったのですが、糖質制限の理論を理解した上でこの現象を観察すると、糖質の依存性を強く感じました。

 

 

その違いに気付いたので、ヤバイな・・・と思い始めました。

 

 

 

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消化に良い食べ物と、消化に悪い食べ物

 

 

糖質中毒になりかけましたが、おかげで、この頃には、食べることが少しずつ好きになり、安心して寝られるようになりました。なので、「もうそろそろ潮時かな」と思っていました。

 

 

そんな時に、また吐きたくなりました。

 

 

 

1回目と2回目の時は普通に吐いたので気が回らなかったのですが、3回目であることに気がつきました。

 

 

 

3回目は吐けないのです。

 

 

 

吐きそうになるけど、出るものがありません。胃液です。

 

 

明らかに1回目と2回目と違います、前の2回は全部吐き出せたのに、3回目はどう頑張っても無理でした。

 

 

ここで、前の2回は吐けたのに、何故、今回だけ吐けないのかを考えました。

 

 

 

この時に、「動物性の食品だけを食べて、30分後に吐いたら、吐けない」という話を思い出したのです。

 

 

 

振り返ってみると、1回目は糖質だけ。2回目は糖質とタンパク質と脂質の組み合わせ。3回目はタンパク質と脂質だけでした。

 

 

 

 

1回目・・・ドーナツ(吐ける)

 

 

2回目・・・豚肉・韮・モヤシ・キムチ鍋の元(吐ける)

 

 

3回目・・・鶏肉(吐けない)

 

 

 

動物性の食品(タンパク質、脂質)だけだと消化が早い」という話を思い出して、「そうだった!」と思いました。

 

 

私の場合、自然に吐いたので、実験のように「タンパク質も炭水化物もどちらも食後30分後に吐いて確認」・・・という程の正確さはありません。しかし、食べたタイミングや、吐くタイミングはそんなに違わないので、似たような条件で比較することができました。

 

 

納骨が終わった頃、食欲や睡眠も通常通りになり、夜に突然気分が悪くなって吐くという謎の症状も無くなりました。

 

 

よくわかりませんが、墓まで見届けた事で、気持ちが納得しました。

 

 

このような形で、途中で糖質制限を緩めてしまいましたが、良い経験になったと思います。

 

 

それまでは、「断糖肉食だと消化がいい」という話を学び、その説が真実かどうかは「食後数分で動き回れる」とか、「胃がもたれない」とか、どちらかというと「感覚的なもの」で実感していました。

 

 

ですが、実際に吐いて、消化具合をそれぞれ比較できた事によって、確信することができました。

 

 

 

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糖質の性質

 

 

私は糖質制限を続けて調子が相当良かったのですが、それでもショックによって中断を余儀なくされました。

 

 

おまけに、否定していた糖質の「依存性」を利用して回復させるという手段を使いました。

 

 

栄養価の高い肉や魚には、このような性質はありません。

 

 

 

脂質であるバターを食べると、エネルギーが満ち足りる「満足感」はあります。

 

 

しかし、同じく「脂と砂糖の塊」であるチョコレート(糖質)を食べた時の「満足感」はこれとは異なります。バターが「満足感」だけなら、チョコレートの場合は「満足感」と「幸福感」も感じます。

 

 

あの時の私は、「バター」では満足どころか食べることもできず、糖質の入った「チョコレート」には何故か満足・安心できました。それによって症状が楽になったのは否定しません。

 

 

糖質を食べたことで、「回数が増すほど糖質に対する欲が甦ってきた事」、「糖質は理由がなくても気持ちを落ち着けてくれる効果がある事」、「糖質が薬物に例えられる理由」がよくわかりました。

 

 

食欲の為、気分を良くする為に糖質を摂ったわけですが、やる気がなくなったり、集中力が落ちることもあります。なので基本的には、この方法は危険です。また、場合によっては、依存に負けて、再び糖質を止められなくなる可能性もあります。

 

私は、例え一時的にお菓子を摂り続けて依存しても、糖質制限に成功しているので、その後、確実に止められる自信がありました。だから、依存をキッカケにして、食欲を呼び戻す為に使ったわけですが、あくまで「キッカケ」です。

 

 

食欲は戻せても、リスクがあることをわかった上で利用しました。

 

 

「食欲不振と睡眠不足による急性的な害」と「糖質摂取による慢性的な害」を、天秤にかけて、やむを得ず後者を選択した事を強調しておきます。オススメはしません。

 

 

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