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つなぎ不要!食べ応えのある食感のハンバーグは低糖質でヘルシー

 

つなぎを使わない肉だけのハンバーグは、ヘルシーで消化にも良いです。

 

 

 

牛乳やパンを使わない事で、牛乳に含まれている乳糖、パンに含まれているブドウ糖といった、「余計な糖質」を摂らなくてすみます。

 

 

 

 

 

 

それだけでなく、牛乳やパン(パン粉)を使う必要がないので、作業工程も少ないです。

 

 

 

メリットが多いので、私も、だけで成形したハンバーグをよくつくります。

 

 

 

つなぎには、「牛乳」、「パン(パン粉)」、「卵」があります。このうちの「卵」は、糖質ではないので、買ってきた肉のが少ない時は、栄養価を足すつもりで加えます。

 

 

しかし、基本は塩だけです。

 

 

 

世間一般で食べられているハンバーグより硬いので、この食感が苦手な人は多いと思いますが、慣れると悪くないです。

 

 

肉肉しいハンバーグの方が食べ応えがあり、ご飯がなくてもいけます。

 

 

 

本記事では、「つなぎ無しで作るハンバーグの作り方」と、「つなぎがない方がヘルシーな理由」についてお話します。

 

 

 

・・・と言っても、前にも言いましたが、私は料理が得意ではないので、レシピではなく「ハンバーグを作る為の理論」の方を紹介します。

 

 

 

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肉が結着する仕組み

 

 

 

つなぎがなくてもつくれるの?

 

・・・と思っている方の為に、まずは作り方から説明します。

 

 

参考にした本は、『家で「肉食」を極める!肉バカ秘蔵レシピ 大人の肉ドリル / 著者:松浦達也』で、肉料理を美味しく食べる事にひたすらこだわった本です。

 

 

糖質制限の本ではありません。なので、ここに紹介されているハンバーグのレシピには、玉ねぎや、食パン、牛乳が出てきます。

 

 

私は一日の糖質量は10g以下を目標にしているので、糖質の多い材料は基本的に使いません。使うとしたら玉ねぎです。パンや牛乳は使うことはありません。

 

 

私は、この本に書かれてあるレシピから、糖質の多い材料を省いて、肉、塩、胡椒、ナツメグ、(時々玉ねぎ)で作っています。

 

 

 

つなぎなしのハンバーグの作り方は至ってシンプルです。

 

 

肉に1%の塩を加えて、低温の状態で、木ベラを使ってひたすら練る

 

 

これだけです。

 

 

これをしっかりやれば「つなぎ」は必要なく、綺麗にハンバーグの形にすることが出来ます。

 

 

もし、玉ねぎを加える場合は、玉ねぎを炒めた後できっちり冷やして加えるようにします。低温がポイントです。紹介した方法で練ると、「つなぎ」がなくても崩れないハンバーグができます。

 

 

では、どうして冷やさないといけないのか・・・その理屈が以下になります。

 

 

 

『家で「肉食」を極める!肉バカ秘蔵レシピ 大人の肉ドリル 著者 / 松浦達也』より引用

 

肉は低温で塩を加えて、しっかりこねるとタンパク質の組成が変わる。組織が強く結びつき(結着)、弾力ある食感が生まれる。

 

大切なのは「新鮮な肉」、「塩分」、「低温」という3つの条件。

 

特に「低温」は肉だけでなく、道具や自分の手など肉が触れるすべてを冷やす必要がある。

 

しかしこうした条件を知らなければ、手の体温を伝えながら温かい場所でこねてしまい、溶けた脂肪が赤身と混じった状態で「粘りが出た」と勘違いしてしまう(数年前まで僕もそうだった)。

 

当然結着していないから焼くと崩れる。

 

そこで肉の結着力不足を卵のたんぱく質で補おうと、卵を入れるという工夫が生まれたと考えられる。さらにパン粉や牛乳も加わり、日本のハンバーグは「ごはんに合う」やわらかさを獲得した。しかし本来なら「卵入り」は結着の仕組みさえわかればしなくてもいい工夫だし、卵を入れると生の状態では柔らかすぎて肉種が扱いにくくなる。

 

(中略)

 

そしてこね始め。しっかり冷やしながら、できれば赤身肉+塩のみからスタートしたい。こねる際に脂身などが混じっていると結着力が落ちるのと、塩分が高めのほうがたんぱく質の結着性が高くなるからだ。

 

他の素材を入れるのは、最初の赤身肉がしっかりと結着してから。冷やしながらこねると、どんどん赤身肉が重くなっていって、科学の実験のような面白さすら味わえる。

 

(76p~77p)

 

 

このように、結着の仕組みを理解していれば、「つなぎがなくても崩れないハンバーグ」ができるわけです。

 

 

 

ここからは、「つなぎ」がなくても作れるはずなのに、何故ハンバーグにわざわざ「つなぎ」を入れるのかについて考えてみます。

 

 

 

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ハンバーグのつなぎの起源

 

 

 

「つなぎ」は、本場のレシピではなく、日本人が改良したものだそうです。

 

 

『PRESIDENT Online ハンバーグのつなぎは塩だけでもOKです』より引用

 

以前、和牛ひき肉に卵を入れたハンバーグを食べたフランス人の子供は言いました。

 

「これ、腐ってるよ」。

 

彼らにとって軟らかい肉はなじみがなくて、肉は脂身が少なく硬いのが当たり前なんです。歯でかみ切って、味わう食文化なんです。

 

食べた瞬間の「じゅわ~」はなじみがないんですね。

 

フランスのテリーヌなどには、つなぎで卵を使いますが、これらはハンバーグステーキとは違うカテゴリーなんですね。

 

 

このように、日本のハンバーグは、不自然に柔らかいようです。

 

 

ハンバーグの起源は、13世紀頃にヨーロッパまで攻め込んだ「タタール人」というモンゴロイド系(つまり日本人と同じ)の人達が食べていた「生肉料理」だそうです。

 

 

彼らが食べていた肉は硬くて筋張っていたので、生肉を細かく切って玉ねぎや香辛料で味付けしたのだそうです。

 

 

つまり、ハンバーグというのは、「硬くて食べにくい肉」を、切って食べやすく加工した料理です。

 

 

しかし、日本人はそれよりもさらに柔らかくしたのです。

 

 

特に昔の日本人は硬いものが大好きですから、歯が弱いわけではありません。魚の骨を平気で食べる人もいました。

 

 

その事からも、「肉が硬くて食べずらいから、ハンバーグを柔らかく改良した」わけではありません。

 

 

 

日本のハンバーグも最初はつなぎが無かった

 

 

昔は「本場のレシピ」にも、日本のレシピにも「つなぎ」の記載は無かったそうです。『家で「肉食」を極める!肉バカ秘蔵レシピ 大人の肉ドリル』によると、

 

 

1867年にニューヨークの医師、ジェイムズ・H・ソールズベリーが、切った牛肉を成形して焼いて食べるようにすすめたそうですが、その当時のレシピが、

 

 

 

  • 厚さ1.5~2.5cmのパティの形に整え、直火で炎や煙が当たらないようにじっくりと焼いて火を通す。

 

 

  • 皿に盛った後に、バター、塩、胡椒、ウスターソース、マスタード、レモン汁などで調理する。

 

 

 

・・・だそうです。玉ねぎも入っていませんね。

 

 

続いて、昔の日本の西洋料理を紹介したレシピ本でも、「つなぎ」は記されていないそうです。『欧米料理法全書』(1904年/明治37年)に乗っている「ハムボーグ・ステーキ」というメニューのレシピを要約すると、

 

 

 

  • 生の牛肉を細かく切り、塩、胡椒、玉ねぎの汁に、エシャロットのみじん切りを加えて調理する。

 

 

 

・・・ですし、さらに『西洋料理の典型研究記録』(昭和14年)の「ハンバーグ・ステーキ」のレシピの材料は、

 

 

 

  • 牛もも肉のひき肉に加えて、みじん切りの玉ねぎ、塩、胡椒、ナツメグ、オールスパイス等。

 

 

 

・・・です。この時代も、やはり、「つなぎになりそうな材料」は記されていないそうです。

 

 

じゃあいつから「牛乳」、「パン(パン粉)」、「卵」といった「つなぎ」が入れられるようになったのか・・・というと、その歴史は浅く、戦後だそうです。

 

 

 

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つなぎを入れた本音

 

 

何故、日本のハンバーグには「つなぎ」が入るようになったのか、それを考えながら、以下の文を読んでみて下さい。

 

 

『PRESIDENT Online ハンバーグのつなぎは塩だけでもOKです』より引用

 

先生 実はつなぎに卵を入れるのは日本独特の方法なんです。欧米では入れないのが普通です。

 

――日本に特殊な事情があるのですか?

 

先生 卵は完全食品といわれるほど栄養価が高い。卵黄・卵白に含まれるタンパク質は必須アミノ酸がバランスよく含まれています。ハンバーグが食卓に並び始めた昭和の時代、100%牛肉のひき肉はぜいたくなので、牛肉よりも安価で栄養価の高い卵を入れたのです。

 

 

一見、もっともらしい理由に聞こえますね。「つなぎ」が卵だけなら、栄養価、価格の面からみても、理に適っていると思います。

 

 

しかし、ハンバーグにはこれだけでなく、パン(パン粉)や牛乳が加えられるのです。

 

 

ということは、「つなぎ」を入れる理由は、これ以外にもあるということです。

 

 

そのヒントが松浦氏の著書の中にあります。

 

 

 

『家で「肉食」を極める!肉バカ秘蔵レシピ 大人の肉ドリル 著者 / 松浦達也』より引用

 

ごはんに会うように改良された日本のハンバーグ

 

日本のハンバーグを外国人に食べさせると微妙な顔をする。種がやわらかく、肉肉しい噛みごたえに欠ける日本のハンバーグはよく言えばジャパンオリジナル。悪く言うと“ガラハン”――ガラパゴスハンバーグだ。

 

というのも、日本のハンバーグは日本人の手でごはんに合うように変わってきたものだからだ。

 

(中略)

 

現在主流となっている「卵、パン粉、牛乳入り」はジューシーな食味が大好きで、しかもつい最近ようやく肉と表立って付き合うようになった日本人ならではの工夫なのだ。

 

(75p~76p)

 

 

ハンバーグが柔らかくなったのは、日本人の好みが大きいと言えます。

 

 

 

シンプルなハンバーグがヘルシーな理由

 

 

「動物性食品は食べ過ぎると体に悪い」・・・と考えている人は多いです。

 

そんな人は、何故、肉だけのハンバーグがヘルシーなのか理解できないと思います。

 

なので、ここからは、つなぎを入れない事が、何故ヘルシーなのかについてお話します。

 

 

ハンバーグに「つなぎ」を加えた本当の目的はでした。

 

 

栄養価が・・・、価格が・・・と、格好の良い事を言っていますが、本音はこれなのです。むしろ私は、栄養価や価格の理由こそ「跡付けの理由」ではないかと思っています。

 

 

いかに米を美味く食うか。1に米、2に米、3に米なわけです。

 

 

この改良の動機は、日本人の食の嗜好を如実に物語っています。

 

 

ハッキリ言うと、「つなぎの一切ないハンバーグ」は、硬くてご飯には合わないと思います。

 

 

「肉を食べる事」を目的にするのであれば、噛みごたえがあるので私は好きですが、もし米を食べていた2年前の私が、「ご飯のお供」に食べたらそうは思わないでしょう。

 

 

ご飯を意識するかしないかで、美味しいか美味しくないかの意見は分かれると思いますが、大多数の日本人は、米が中心と考えているので、硬いハンバーグを「美味しくない」と感じるでしょう。

 

 

レストランのハンバーグで「硬さ」をアピールしたものは見た事ありません。全てと言っていいほど、ふっくら、柔らか、ジューシーです。

 

 

肉文化の人達と、日本人では、肉に求めるものが明らかに違います。

 

 

おそらく肉文化の人達は肉を味わう時、肉そのものを味わうのに対し、

 

日本人は肉を食べる時でさえ肉はご飯の引き立て役なのです。

 

 

「肉食」と言いながら、中身はしっかり「和食」です。全ての人が、とはいいませんが、これに当てはまる人は多いです。

 

 

だから、ハンバーグのレシピが伝わった時に、すでに柔らかい肉料理を、ご飯の為にさらに柔らかく改良する必要があったのです。

 

 

ハンバーグに限らず、どこのどんな料理を輸入しても、ご飯に合うように改良。そして、それをおかずにご飯を〇杯食べる。そういう流れになります。

 

 

「餃子をおかずにご飯を食べる」という珍セットを考案するのも、ご飯を中心に考えるからです。

 

 

で、これが病気の原因です。

 

 

日本人に病気が増えたというと、いつも「食の欧米化」が槍玉にあげられ、肉や脂が悪者になります。

 

 

しかし、慢性疾患のほとんどは糖質の過剰摂取が原因です。悪いのは肉や脂ではありません。

 

糖質の毒性は遅効性。体に合わない物を食べると、表面的には問題がなくても水面下では体が劣化する

 

 

 

冷静にみてみると、食が欧米化したからではなく、「海外の肉料理を日本人に合うように、ご飯を多く食べれるように改良した」から病気が増えたのです。

 

 

 

日本料理だけでなく、あらゆる国の料理に言えることですが、「糖質」と、「タンパク質」「脂質」の組み合わせは病気のリスクが高くなります。

 

 

【脂質+タンパク質】は良くて【糖質+脂質+タンパク質】が良くない理由

 

「ご飯」のところを「パン」や「パスタ」に変えても不健康な組み合わせとなります。

 

外国の人でも、特に太っている人の食事内容を観察してみると、肉や脂と、大量の糖質を摂っています。

 

 

 

 

そして、ご飯に合うように改良されたおかずは、ご飯がなくては物足りないおかずになり、もっとご飯を食べたくなります。

 

和食は素材の味を生かした料理だという嘘と、日本人が不健康な白米を止められないワケ

 

 

日本人が不健康になるのは、「ご飯に合うおかず」を意識して料理をするからです。そしてその事に気が付いていない日本人が多すぎます。

 

 

 

 

ご飯は「ブドウ糖」に分解されます、そこからさらに代謝されエネルギーを作るのですが、体質によってこの代謝が上手くいかない人がいます。すると、乳酸の蓄積を招き、体が酸性化し、癌が発生しやすくなります。

 

癌の原因は「ブドウ糖」、そこから分解されて発生する「乳酸」の蓄積です。ご飯の食べすぎには十分注意して下さい。

 

 

余命わずかの末期癌患者が退院できたのは病院での栄養療法のおかげだった!

 

癌細胞と癌家系について分かりやすく説明してみた

 

 

 

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米至上主義

 

 

ご飯が美味しく食べられないと、日本人は不機嫌になります。

 

若い人はご存じないかもしれませんが、私が子供の頃に米が不足した年がありまして、その時は多くの日本人が、輸入されたタイ米を食べる事になりました。

 

そのタイ米の扱いが酷い事、酷い事。「パサパサしている」だの、「もっちり感がない」だの、文句のオンパレード。

 

 

「日本にはもったいないの精神がある」とか言いますが、醜い部分を見させてもらいました。

 

食べられるだけでもありがたいのに、「米はこうでなければならない」という固定観念があって、それに少しでも外れると、文句を言う大人達。

 

 

信じられないのは、戦時中の食料不足を経験した人でさえも、タイ米に対して不平不満を言っていた事です。「日本の米がいい」、「日本の米がいい」、と言っていたのを思い出します。

 

 

あの事件で、日本人とは米に対して異常にこだわる人種であるという事が露呈しました。

 

 

付け加えるなら、米に関しては、女性よりも男性の方がうるさい。

 

 

私の周りだけがそうなのか、ある程度年をとった日本人男性で、銘柄、米の炊き方にまで細かくイチャモンをつける人が多いです。

 

 

とにかく日本人は、米に対してうるさすぎます。それを考慮すると、ご飯に合わない硬いハンバーグは、改良せざるを得なかったのでしょう。

 

 

 

まとめ

 

 

健康の為には糖質を控える事が重要ですが、1番の壁が米です。

 

 

ご飯を止める為には、「ご飯がないと食べられないような味付けのおかず」を止めるしかありません。

 

 

ハンバーグだと、ジューシーで柔らかいを、つなぎを無くして肉だけのシンプルなものにします。

 

 

こうすると、ハンバーグ自体の糖質も控えられますし、ご飯がなくても食べられるのでヘルシーです。

 

 

 

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歯が透明になる酸蝕歯に注意!果物等、酸味の強い食品で歯が溶けます。

歯が「食品に含まれる酸」によって溶ける疾患についてお話します。

 

 

酸蝕歯(さんしょくし)と言うのですが、怖いですよ。

 

 

 

進行すると虫歯じゃなくても歯に穴が開きます

 

 

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気のせいではない

 

 

先日、別の理由で歯について調べていたところ、「酸で歯が溶けて、歯が薄くなって透ける」事を知りました。

 

 

以下の記事が詳しいので、「歯が透けているな」と思った方は是非一読下さい。タイトルにある通り怖すぎます。

 

どくらぼ 健康ドリンクがアナタの歯をボロボロにする。虫歯だけじゃない、アナタの歯を溶かす怖すぎる病気

 

 

これを読むまで、そういう病気があるなんて知りませんでした。

 

 

実は私は、上の前歯4本のうち3本が差し歯です。で、2年くらい前から、「自分の歯と差し歯の透明度が違うなー」と思っていたんです。

 

 

差し歯は人工物ですから、質感はプラスチックみたいです(学生の時、保険で治療しました)。

 

 

しかし、自分の歯は透き通った陶器のような質感です。

 

 

何故、そこで気がつかなかったかというと、

 

 

歯が透ける疾患があるなんて知らなかったので、透けていても、自分の目の方を疑うわけです。「目の錯覚だろう」と思っていました。痛くも痒くもありませんし。

 

 

また、全部が同じように溶けているわけではないので、透けて見えるのは、「差し歯が古くなったから、自分の歯と色や質感が合わなくなったせいだろう」と思ったのです。

 

でも、変化したのは差し歯ではなく自分の歯の方でした。改めて見ると、明らかに自分の歯が透けています。下の歯も確認したところやっぱり透けかかっています。

 

 

透けているのは気のせいではありませんでした。

 

 

 

酸蝕歯の原因

 

 

元々、果物はそんなに好きではなかったのですが、すっぱい食べ物は好きなので、果物以外の酸味の強いものを摂取していました。

 

 

例えば、料理に酸味を出す為に、酢やトマト、ポッカレモンは頻繁に利用していました。

 

 

歯が溶けるような食べ物をよく食べていたので、少しずつ時間をかけて、表面のエナメル質が溶けていったんだと思います。

 

 

気づかなかったのは、痛みがなかったからです。

 

 

ネットで調べると、知覚過敏みたいな症状もあるそうなのですが、私には全くありません。冷たいものや熱いものを飲食して歯がしみるという事はなかったのです。だから油断しました。

 

 

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酸味の強い飲食物はダラダラ食べない方がいい

 

 

以前フルータリアンについて調べていた時に、フルータリアンは果物の酸で歯がボロボロになると知りました。

 

 

甘いから歯がボロボロになるわけではないのです。

 

 

みかん等、果物を食べ過ぎる人で、歯が透けている感じがある人は注意です。

 

 

 

なにも、みかんに限った話ではありませんが、みかんは他の果物と違い、お手軽で皮を剥きやすく、手もさほど汚れない事から、普段果物を食べない人でも、冬場は食べてしまうものです。

 

 

さっと食べて、水を飲んで流せばいいかもしれませんが、このようにダラダラ食べるものは、歯が長時間酸にさらされるので注意した方がいいでしょう。

 

 

私も糖質制限を始める前、半年間ほど、健康の為に毎日リンゴを食べていました。それも、嫌いなものを食べていたので、かなりゆっくりだったと思います。

 

 

こういうのがよくない。

 

 

現在私は糖質制限をしているので、果物を食べる事はありません。

 

 

ですが、ポッカレモンや酢は、料理の味付けに使うことがあるので、酸味の強い料理を食べた後は飲み物を飲むなどして、気をつけようと思います。

 

 

酸蝕歯を防ぐには

 

 

 

酸性の食品をチビチビ飲食するのは、とくに止めた方がいいです。

 

 

そして、すぐに歯磨きするのはよくないそうです。

 

 

酸で歯の表面が柔らかくなっている時に磨くと歯が傷つきます。

しばらく時間がたって、口の中が中性になってから歯磨きをした方がよいそうです。

 

 

酸味の強い食べ物が好きな人は、歯の健康に気をつけて下さい。

 

 

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健康サイト閉鎖で、ネットの健康情報にデタラメのレッテルを貼れます

健康サイト閉鎖で、ネットの健康情報にデタラメのレッテルを貼れます

ここ最近、健康記事の非公開が増えていますね。

 

私は常日ごろから「デタラメな健康情報」に警鐘を鳴らしてきましたので、このニュースが流れた時、最初は純粋に「デタラメな記事を一掃する流れになったんだな」と思いました。

 

 

ですが、以下の記事を読んで、考えが変わりました。まずこちらをご覧ください。

 

『IT media ニュース DeNA南場会長「ネットの医療情報は役に立たない」「WELQの『がん』記事にがく然」』より引用

 

「ネットの医療情報は役に立たないと、2011年時点で思っていた」――ディー・エヌ・エー(DeNA)の会長の南場智子氏は12月7日、ヘルスケアサイト「WELQ」など同社のサイト運営の問題について謝罪する記者会見でこう話した。

 

WELQが医療情報を扱っていると今回の問題が報道されて初めて知り、「『がん』で検索してがく然とした」という。

 

 

南場氏は2011年、「家族の看病を優先するため」と社長を退任。夫の紺屋勝成氏ががんの告知を受けていたという。南場氏は2年間、夫の看病に専念し、13年に現場復帰していたが、紺屋氏は今年12月5日に53歳で死去した。今回の記者会見は、夫の死後2日というタイミングで開かれ、当日になって南場会長も出席すると発表された。

 

 

南場氏は「家族の闘病が始まった時(2011年)からネット情報を徹底的に調べたが、『がんに効くきのこ』などが出てきて、ネット上の情報はそれほど役に立たない、信頼できないと11年時点で思っていた」と話す。同じ病気の患者のブログは毎日チェックしていたが、情報収集の手段は主に「論文と専門家からのレクチャー」だったという。

 

一番最後の部分は聞き捨てならないですね。

 

「一部のいい加減なライターが書いた健康情報」ではなく「ネットの健康情報」について言っているわけです。

 

今や多くの人が、既存の健康情報を信用できず、自分でネットで答えを見つける時代です。正しい情報を得れば、健康になれます。それだけでなく、例えば癌についても、何故治らないのか、何故癌になるのか・・・調べていくと、現代医療には任せられないような情報がでてきます。

 

患者側には良い環境ですが、医療や栄養の裏側を暴くネットという存在を「煙たい」と思っている人がいるのです。

 

その一例である「画期的な話」を最後に紹介しますが、ここ最近のネットの健康情報は質が高いです。これが普及したら、大勢の人が幸せになるでしょう。それ故に邪魔が入らないかと心配していました。

 

そこで、今回のニュースです。

 

「ネットの医療情報をインチキに見せかけ、論文や専門家が信頼できる」というイメージ工作に、今回の事件が一役かっていることがおわかりでしょうか。さりげなく、論文や専門家を押していますが、これが言いたかったのでしょう。

 

「ネットの健康情報を収集しているやつは頭がおかしい」という流れにもっていきたいのでしょう。

 

「ネットで健康情報を発信している奴はいい加減」というイメージを作りたかったのでしょう。

 

「自分で調べる事は危険だ、難しい事は専門家に任せればいい」という他力本願が得であるかのように説いています。

このニュースを見た人は「やっぱり、ネットの情報は信用できないんだ」と思ってしまいます。で、自分で調べる事を止め、専門家と論文に回帰です。

ここにきて一斉に閉鎖が始まったのも不自然です。私からすれば今まで野放しにしていたくせに、何をいまさらと思うわけです。ネットにはインチキな情報は確かにありますが、それを言うなら、専門家や、論文のデタラメさも人のことは言えません。詳しくは以下で述べました。

 

遺伝子組み換え食品から学んだ、学問に不毛な議論が勃発する本当の理由。

 

ネットの医療情報は「健康を害する情報」もありますが、「従来の医療や栄養の常識を覆すような良質な情報」も転がっています。糖質制限もそうです。

 

「ネットの医療情報は役に立たないと、2011年時点で思っていた」

 

公の場で社会的立場のある人がこんなことを言えば、「ネット上で人の役に立つ健康情報を発信している人」の足を引っ張る事になります。こんな言い方をすれば、まるで全てのネットの健康情報がデタラメだと思う人がでてきます。
ネットの健康情報の信頼性を落とす事が目的だと思われても仕方ありません。

 

「がんに効くきのこ」がでてきたら、どうして他の健康情報までが役に立たないことになるのでしょうか。「ネットの情報が役に立たないこと」の説明になっていません。

 

ハッキリ言って、ネットの健康情報から情報を得て、健康になっている人は大勢いるのです。私もその一人です。ネットがなかったら、世間一般に良しとされているバランスの良い食事をして、病気なっていたでしょう。

 

 

そして最後に、予告どおり「癌の画期的な治療法」をご紹介します。今や末期ガン患者が歩いて退院できる時代です。

 

『facebook 藤川徳美 医師 12月1日』より引用

 

ガンと診断された方へ、一年前とは世界が変わっていることに気付いて直ちに行動すべき

 

断糖食(ケトン食)+高濃度B+C点滴でガンは治る時代になった。

 

これが発見されたのが一ヶ月前。飲水も出来なくなっていた末期ガン患者が歩いて退院できた。凄い時代になった。

 

最大のポイントは断糖食(ケトン食)でケトン体を上げることに尽きる。これは患者自身の自己学習が最も大切。

 

ガンと診断された方、宗田哲男先生、新井圭輔先生、西脇俊二先生、古川健司先生の本は必読です。荒木裕先生、福田一典先生の本も読むべきです。理解できなければ繰り返し読み、頭の中に叩き込むこと。

 

パラダイムシフト好きの外科医先生のブログも全て読むこと。
http://blog.livedoor.jp/skado1981/

 

水野先生のブログも全て読むこと。
http://ameblo.jp/naikaimizuno/

 

ビタミン・ケトン療法グループに参加すること。
https://www.facebook.com/groups/vktherapy/

 

自分のノート、生化学的に正しいがん治療~断糖食(ケトン食)+高濃度B+C点滴、がんは脚気+壊血病、も全て読むこと。

 

そして直ぐに行動することが必要。

 

手探りでも良いから断糖食を始める。

 

この段階まで来て初めて「断糖食(ケトン食)+高濃度B+C点滴」のスタート台に立てる。

 

このような治療は一年前には存在していなかったし、一年前にはこのようなことができるようになるとは想像さえしていなかった。ネットで優秀な医師達と情報交換しているうちに急激に進歩した。

 

一年前とは世界が変わってしまったことに気付いて直ちに行動すべきだ。行動を起こしたもののみ救われる。

 

当院でも、ケトン食を行っているガン患者のビタミン・ケトン療法を受け付けています。

 

ケトン体簡易測定器、B50、ベンフォチアミン、フソーC2g、すでに準備済み。

 

ただし、ケトン体が500に届かない人はやっても意味がないので行いません。

 

ガンは他人に治してもらう病気ではなく自分で治す病気。

 

ケトン体1000~2000に上げて、高濃度B+高濃度Cで治る。

 

注意)未だに、どの医者が良いのですか、どの病院が良いのですか、などと的外れのことを言う人はどうしようもない情報弱者、どこまで他力本願なのか。

 

最後にハッキリと言います。ネットには素晴らしい健康情報があります。

 

癌になった人は行動を、癌になっていない人はこれらの情報がなくならないように目を光らせて下さい。

 

遺伝子組み換え食品から学んだ、学問に不毛な議論が発生する本当の理由。

遺伝子組み換え食品から学んだ、学問に不毛な議論が発生する本当の理由。

世の中を見渡してみると、「危険な食品」を紹介した書籍や、ランキングが氾濫しています。

 

 

 

しかし、お約束のように、「危険だ」という説が出たら、その後「危険じゃない」という説が出てきます。

 

 

 

 

 

「知識のない素人」は、どちらが正しいのか分からなくなり、たいていの人はめんどくさくなって、危険だろうが、危険じゃなかろうがどうでもよくなります。

 

 

 

多くの人は、今までのライフスタイルを損ねない方を優先するので、結局、危険だと言われた食品でも買い続けます。楽な方を信じるわけです。

 

 

 

一方、一部の真面目な人は、どちらが正しいのかを考えると思いますが、袋小路に入り込む事も少なくありません。

 

 

 

真面目であるが故に分からなくなるのです。

 

 

 

私も昔は、栄養や医療の話で意見が割れているのを見て、どちらが正しいのか分からなくなって、混乱していました。

 

 

 

どちらの言い分も、一応、説得力があるからです。

 

 

 

惑わされずに分析できるようになった今だから言えることですが、

 

 

 

特に「学問だけにフォーカスして考える人」ほど、真実が見えなくなります。

 

 

 

そこで、意見が真っ二つに割れている場合、どちらが真実かを見分けるためのポイントについてお話します。

 

 

 

まず、私が不毛な争いに左右されず、どちらが本当の事を言っているのか分析できるようになったキッカケについてお話します。

 

 

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遺伝子組み換え食品の存在

 

 

今から4年前の事です。

 

 

私は「食品添加物」や「残留農薬」については知っていましたが、「遺伝子組み換え食品」には全く関心がありませんでした。

 

 

わざわざそんな物を買わない(買ったつもりがない)ので、「自分には関係ない話」だと思っていました。

 

 

しかし、調べてみると、食べていない(買ったことがない)と思っていた「遺伝子組み換え食品」が、実は普段買う食品(調味料やお菓子)の中に入っていたのです。

 

 

しかも、その危険ぶりは「食品添加物」以上でした。

 

 

強烈だったのが、「遺伝子組み換え食品」を食べて腫瘍ができたマウスの写真です。

 

 

「食べなければ良い」と思われるかもしれませんが、そんな単純な問題ではありません。「遺伝子組み換え食品」は、ある条件では表示の義務がありません。

 

 

 

その為、危険なのにも関わらず、多くの人が気付かず購入し、「遺伝子組み換え食品」が混じったものを食べているのです。

 

 

腹が立ちました。

 

 

危険だと教えてくれたり、入っていると分かるように書いてくれれば気をつける事もできますが、表示されていないのなら、避けることもできません。

 

 

また、「遺伝子組み換えコーン」からできている「ブドウ糖果糖液糖」のように、名前から正体が「遺伝子組み換え食品」だと分からない物は、知識がない人は避けません。

 

 

 

食の質に関心のない人は世の中に大勢いるわけで、そういう人達が知らずに口にしてしまうのは目に見えています。それを分かって食べさせるように仕向けるのは悪質ですし、そもそも、こんなものを混ぜる意味が分かりません。

 

 

 

不審に思って調べる事にしました。

 

 

 

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害のある物質が出回る理由

 

 

「遺伝子組み換え」とは、遺伝子を操作する事によって、本来その生物が備えていなかった特徴を持たせる事ができます。

 

 

「ある生物」に、「別の生物」のDNAを挿入することで、普通の品種改良では不可能な「種の壁」を越えることが可能です。

 

 

そうして誕生した未知の生命を食品にするわけですから、「気味が悪い」と思うのは当然です(と言っても既に食べていますが)。

 

 

これを「健康的だ」と思う人が何人いるでしょうか。

 

 

自然界にない物なので、生理的な嫌悪感というか、毒々しさを感じる人もいると思います。(ちなみに、「青い花」や、「青い着色料を使った食品」も、私は同じような理由で好きになれません。)

 

 

そして、「遺伝子組み換え食品」は、危険だと世界中で抗議されています。

 

 

 

健康被害も起きています。

 

 

 

 

 

何故こんな危険な物が流通しているのか、最初は本当にわかりませんでした。

 

 

 

「先進国でそんな非人道的な事がまかり通るはずがない」と思っていたからです。

 

 

 

そして、「危険なものが流通している」・・・というのも驚きでしたが、それ以上に驚いたのは、

 

 

 

危険であることを証明する根拠がいくつもあるにも関わらず、何故か「安全だ」とする説が存在している事です。

 

 

 

 

「ある物質」を取り込んだ場合の「人間の身体の中で起こる反応」についての話なのですから、結果がそんなに食い違うはずはありません。

 

 

 

それなのに、正反対の意見が存在しているのは納得できませんでした。

 

 

 

しかし、その後「何故、全く逆の意見が存在しているのか」、その理由が分かりました。

 

 

 

 

 

安全だと言われる理由

 

 

 

この世の専門家、研究者、企業は「善」だと思っていた私は、以下の本を読んで愕然としました。

 

 

『「モンスター食品」が世界を食いつくす! 著者・船瀬俊介』より引用

 

 

米国民の病気が二倍、アレルギーも急増

 

 

「遺伝子組み換え食品がアメリカ国民に押しつけられてから、たった一〇年で、国民の多重慢性疾患の患者は二倍近くに急増した」(『ハフィントン・ポスト』紙)

 

 

アメリカ国民の健康悪化は、それだけではない。アレルギー患者の救急外来も、一九九七年から二〇〇二年にかけて、わずか五年間で二倍増の勢い。食品アレルギーが急増しているのだ。

 

 

健康異常は、とりわけ子どもたちを襲っている。ぜんそく、自閉症、肥満、糖尿病、消化器障害、小児ガンも急増している。これが、アメリカ中に遺伝子組み換え食品が蔓延した冷酷な結果である。

 

 

因果関係は、もはや疑う余地もないだろう。疑念を抱く向きは、本書の冒頭に掲げたマウスの巨大腫瘍の写真を、ふたたび凝視することをおすすめする。

 

 

いったいなぜ、このような有毒食品がアメリカ中に蔓延したのか?

 

 

その理由は、アメリカ政府が認可したからだ。

 

 

では、なぜ政治家や行政官は、そのような愚策に決定を下したのか?そこには、恐るべき官民の癒着があった。

 

 

遺伝子組み換え食品によって健康被害が出ているのに、それが野放しになっているのです。

 

 

何故、それが可能なのか、続きをどうぞ。

 

 

 

“回転ドア人事”で政府も骨抜きに

 

 

モンサント社は、“元従業員”を政府機関に送り込んでいたのだ。いわば秘密工作員、つまりスパイである。

 

 

彼らの多くは、アメリカ政府の主要ポストに収まる。その任務が、モンサント社など、バイオ化学業界を監督することとは!

 

 

わかりやすく日本でたとえるなら、暴力団の幹部が、警察の「暴力団対策本部」を牛耳るようなものだ。

 

 

それと同時に、モンサント社はアメリカ政府の省庁出身者を超高給で雇い入れている。これが、悪名高い“回転ドア人事”である。官から民へ、民から官へ―支配エリートたちは、自由に行き来できる。こうなると、官民の癒着などという生やさしいものではない。

 

 

アイク氏もこう指摘する。

 

 

「ビッグ・バイオテックが法律をつくり、みずからの企業活動を管理・規制する動きを牽制している」

 

 

決して憶測でものを言っているわけではない。

 

 

事実遺伝子組み換え食品の安全性をチェックし、規制を行なわなくてはいけない部会に、モンサント者の“工作員”たちが多数忍び込んでいるのだ。

 

 

たとえば、リンダ・J・フィッシャーという人物は、モンサント社の政府・広報担当副社長だ。この重役が堂々と、モンサント社を規制するはずの政府機関のイスに収まっている。しかも彼女は、かつてEPA(米国環境保護丁)の職員でもあった。“回転ドア”を行ったり来たりして、出世している!

 

 

また、マイケル・A・フリードマンという人物は、モンサント者の医薬部門であるサール社の上席副社長だ。やはり、政府機関であるFDA(米食品医薬品局)に勤務していた。

 

 

まさに“回転ドア人事”のなせる業。

 

 

こうして“かれら”は、アメリカ政府を丸ごと支配していったのである。

 

 

良識ある識者たちは、次のように嘆く。

 

 

「FDAはクローン牛に安全宣言を出し、販売を許可した。しかも、表示義務すらない」

 

 

「アメリカのスーパーマーケットで売られている食品の九〇%以上に、遺伝子組み換えコーン、遺伝子組み換え大豆が含まれている。なのに 、その表示は居だ企業に阻止された」

 

 

「この現状を批判すると、違法行為で処罰されかねない」

 

 

早く言えば、米国、英国両政府は、“回転ドア人事”によって、とっくの昔に乗っ取られている。その事実に気づかないかぎり、ことの恐るべき本質は見えてこない。

 

 

さらに巨大資本は、魔法の“回転ドア”を通じて、あらゆる国々の政府をも篭絡支配してきた。もちろん、その支配による戦慄の腐敗・堕落は、わが国も例外ではない。

 

 

(62p~65p)

 

 

こんな事が可能なら、他のどの分野で似たような事があっても不思議ではないと思いました。

 

 

これはアメリカの話ですが、「遺伝子組み換え食品」を大量に輸入している日本も同じ穴のムジナです。

 

 

これを読んでからは、権威のある期間に「安全性は保障されている」と言われても、信用できなくなりました。

 

 

 

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性善説

 

 

私も以前は、政府も企業も「消費者の健康を考えている」と思っていました。

 

 

そして、「体に悪いものが流通しないように、国がきちんと対策している、だから、その目を掻い潜って悪い事をできるはずがない。そんな企業があれば世間から袋叩きに合う」と大真面目に思っていました。

 

 

 

 

政府が管理していれば、

 

法律がきちんとしていれば、

 

世間の目が厳しければ、

 

大企業ならば、

 

専門家が大丈夫と言えば、

 

 

 

・・・全て前提が間違っていました。

 

 

 

性善説で判断していたので、「これらが機能している限り、変な商品は流通しない」と思っていたのです。

 

 

そして、中国の粗悪な食品を見て、「日本は良い」と思っていました。

 

 

 

 

 

本当に、頭の中がお花畑でした。

 

 

堂々としたインチキには気が付かないものです。

 

 

 

多くの人が「危険な食品」に対して、「危険なはずないでしょ」と肯定派を支持してしまうのは、過去の私と同じように、日本の品質を信じていて、「儲けの為に消費者の健康を疎かにするような、そこまでの悪人は企業にはいないだろう」と思っているからだろうと思います。

 

 

 

だから食品の中に体に悪い物質が入っていても、「その害は少しで、たいした害ではない」と思ってしまうのです。

 

 

 

前提が「国や起業は、国民の健康を考えてくれている」だからです。

 

 

 

だから、気付いた誰かが、散々「毒だ、害だ、」と危険性を訴えても、裏事情に一切関心のない人は、「悪い事しない」と思っているので、

 

 

 

「そんな物を売るはずがない」

 

 

「害があると言っても、そこまで大騒ぎするレベルじゃない」

 

 

「そんなものが食品に含まれているの?」

 

 

 

 

認識はこの程度です。

 

 

もうお分かりだと思いますが、このような視点、前提でいる限り、どんなに「医療」や「栄養」について学んでも、決して正しい情報に辿り着けません。どちらの説が正しいかを正確に判断する事は出来ません。

 

 

これは「遺伝子組み換え食品」だけでなく、「食品添加物」、あらゆる健康情報について考える時にも言える事です。

 

 

前提を変えなければ、社会問題に注目しなければ、本当の問題は見えてこないのです。

 

 

この部分を見ずに、専門家の意見だけを真に受けていれば、意見が対立している時、混乱します。

 

 

真面目な人ほど、否定派、肯定派の説明を真に受け、どっちが正しいのか分からなくさせられてしまいます。

 

 

 

 

学問より大切な事

 

 

「正しい健康情報」を得ようと思ったら、「医療」や「栄養」について調べるのも大切ですが、まずそれを取り巻く「人」や「社会」といった裏事情を分析するのが先です。

 

 

そして、これは「医療」や「栄養」に限らず、あらゆる学問に言える事です。

 

 

この視点がない人は騙されますし、そういう人達と議論しても、社会構造が把握できていないので話になりません。

 

 

例え話ですが・・・

 

 

 

人間が「水槽の外から見る世界」と、魚が「水槽の中から見る世界」は見えている世界が違います。同じ水槽についての認識がまるで違うのです。

 

 

 

魚は、「水槽だ」という自覚がないので、何故上から餌が降ってくるか、何故水質が悪化したり、綺麗になったりするのか把握できません。

 

 

水槽の中に住んでいる体験者としては詳しいのですが、外から中を見ないので、その水槽を取り巻く環境や、構造が理解できないのです。

 

 

しかし、水槽を管理している人間は、餌のタイミングも、水槽を洗うのも全て飼っている人間の都合で行なわれていることを知っています。さじ加減一つで、水を汚すことも、綺麗にすることもできます。

 

 

水槽の中にいる魚と、水槽の外にいる人では、同じ「水槽の水質」を語らせても、世界が全く違うのです。

 

 

魚に対して、飼っている人が、人間の都合を話しても通じないように、

 

 

「医療や栄養の世界だけで物事を考える人」に対して、「医療や栄養をはじめとした学問も、社会構造の上に成り立っている・・・と捕らえている人」が話をしても、残念ながら通じません。

 

 

 

社会構造が腐敗していれば、そこから成り立つものも影響を受けます。

 

 

その視点がないと、誰かの都合で真実が捻じ曲げられていても、「そんなことあるわけない」の一言で終わるのです。

 

 

しかし、「学問そのものの情報」、「社会構造を理解する事、どちらか一方が大事なのではなく、どちらの視点も必要です。

 

 

私はそれぞれの専門家の方々に、水槽の外から水槽を把握出来る人になってもらいたいと思っています。

 

 

 

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権威側の主張が正しいのか?

 

 

「社会構造が理解できていない人」と、「理解できている人」の視点は違う・・・というお話をしました。

 

 

ここまで読んで下さった方は後者だと思います。

 

 

一度この視点を手に入れると、「社会構造を無視した話の展開」に違和感を感じるようになります。

 

 

一例です

 

 

『Business Journal 「食品添加物は危険」ブームのまやかし 毒性を示す明確なデータなし』より引用

 

 

安全性は十分に保証されている

 

 

世界中の研究機関が何千、何万という安全評価を行い、膨大な実験の結果から認められた食品添加物には、一日摂取許容量(ADI)という生涯にわたり毎日摂取しても影響が出ないと考えられる分量が定められています。

 

 

このADIの信頼性は、国際連合食糧農業機関(FAO)および世界保健機関(WHO)が合同で設けた機関であるFAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)が保証しています。

 

 

多くのエリート科学者が膨大な実験をして、さらにそれを上回るスーパーエリートが何百人も頭脳を突き合わせて検証し、メリットとデメリットを天秤にかけて最適な分量を決めているのです。もちろん、認可を受けられないものもたくさんあります。

 

 

しかし、この評価自体を否定する人がいます。世界屈指のエリートたちの実験結果と聞いただけで、うさんくさい感じがするのもわかります。しかし、「発がん性がある」「食べると危険」と言う人は、それ以上に権威がある人なのか、そうでなければ世界中の研究者を納得させられるほどの根拠を示すべきです。

 

 

また、「大企業が強大な資本力によって科学者をコントロールし、安全だという実験結果を捏造させている」と主張する人もいるでしょう。100%ないとは言い切れませんが、常識的に考えて、たった1つの食品添加物を認可してもらうために、世界中の科学者に賄賂を渡して結果を捏造させるよりも、別の毒性の低い化合物を開発するほうが安く簡単なはずです。

 

 

 

これは「食品添加物」の話ですが、「遺伝子組み換え食品」の話と分析の仕方は同じです。

 

 

「社会構造が頭に入っている人の意見か」どうかに目を向けるのです。

 

 

 

どんな分野であれ、権威が「安全だ」と主張する場合は、以下のような事を言います。

 

 

 

 

 

 

  • 危険だという人の主張は、不安を煽っているだけで、科学的根拠がないから鵜呑みにしない方がいい

 

  • 安全性を主張している側の方が、科学的な根拠があるから正しいのだ

 

 

 

 

このように言われた時、もし「栄養」や「医療」の知識しかなければ、「そうか、なるほど」と、言いくるめられてしまします。

 

 

 

私も昔は、一旦は否定派の「危険だ」という意見を信じても、再び「科学的根拠を持つ肯定派の主張」を信じ直していたのでよくわかります。

 

 

 

「正統な」「権威」・・・といった「社会的に立場が上の人」は、ちゃんとしていると思っていたからです。

 

 

まさか、堂々と適当な事は言わないだろうと思っていました。

 

 

 

このように、普通の人が権威の情報に触れると、「その道の権威が「大丈夫」と言っているんだから、そんなに危険じゃないんだな」と安心してしまいます。

 

 

安心する方がなので、こちらを信じる方を選ぶわけです。

 

 

権威が善なのか、悪なのか、そこまで踏み込んで真面目に考える人は、ほとんどいません。

 

 

 

性善説を無くした状態で、さらに細かく見ていきましょう。

 

 

>多くのエリート科学者が膨大な実験をして、さらにそれを上回るスーパーエリートが何百人も頭脳を突き合わせて検証し、メリットとデメリットを天秤にかけて最適な分量を決めているのです。

 

 

「スーパーエリートが善人である」という前提で話が展開されています。

 

 

 

「企業」が善か、そうじゃないか・・・その前提が違うだけで、見える景色は全く違いました。それと同じように、このスーパーエリートが善人かどうかによって、この後の話は空論になる可能性もあるのです。

 

 

勘違いしてはいけないのは、スーパーエリートというのは、「頭脳が優れている人」であって、「人格が優れている人」ではないということです。

 

 

ですが、多くの人は、「エリート」と聞いただけで思考停止になり、つい、「人格まで良いはずだ」と錯覚してしまうのです。

 

 

彼らが本気で人々のことを考え、世の為、人の為に研究をしようと考えている「善人」であれば、実験結果を信じることが出来ます。それに越したことはありません。

 

 

 

でも、「善人じゃなかったら?」そういう視点が大事なのです。

 

 

>しかし、「発がん性がある」「食べると危険」と言う人は、それ以上に権威がある人なのか、そうでなければ世界中の研究者を納得させられるほどの根拠を示すべきです。

 

 

これも同じですね。

 

 

「権威」、「世界中の研究者を納得させられるほどの根拠」とありますが、そもそも権威や、その世界中の研究者がまともな人達なのか、という視点が一切ありません。

 

 

「彼らは善である」という考えに依存した展開なのです。

 

 

 

 

>「大企業が強大な資本力によって科学者をコントロールし、安全だという実験結果を捏造させている」と主張する人もいるでしょう。100%ないとは言い切れませんが、常識的に考えて、たった1つの食品添加物を認可してもらうために、世界中の科学者に賄賂を渡して結果を捏造させるよりも、別の毒性の低い化合物を開発するほうが安く簡単なはずです。

 

 

「科学者をコントロールする」とか「実験結果を捏造させる」という買収系の話は、現実味がなく胡散臭く感じます。表現が曖昧で具体性に欠けるからです。

 

 

そんな言い方をすれば、漫画の話にしか聞こえません。

 

 

 

実際、ほとんどの人は、そんな事が起きるのは、映画や漫画の中だけだと思っています。

 

 

何故なら、そのような現場に遭遇しないからです。

 

 

 

遭遇しなくても、「理屈で物事が考えられる人」であれば、ある程度考えを膨らませる事が出来るのですが、「自分の体験だけで物事を測る人」にとっては、「自分の身の回りにない事、見えない事」は、全てありえない事なのです。

 

 

 

「漫画の世界だから」と、水槽の外には興味を持ちません。

 

 

 

人というのは、聞いた話を「自分を取り巻く環境」に変換しながら想像します。

 

 

 

だから、「自分の環境」で無理だと思った事は、「無理だろうな」「ありえない」と思うわけです。

 

 

 

これは、魚が「自分の住む水槽」の世界観だけで物事を判断するのと一緒です。一歩外に出て、水槽を取り巻く環境(人間の都合など)を知るだけで随分違うのですが。

 

 

 

で、「実際に、コントロールや捏造が出来るかどうか」についてですが、そのような根回しが可能かどうかは、「回転ドアの話」が証明しています。

 

 

 

現実に、「遺伝子組み換え食品は危険だ」という説と「危険じゃない」という説に割れています。このように、一つの事象に対して、意見が真っ二つに割れるのは、どちらかが真実を捻じ曲げようとしている可能性を考えに入れるべきです。

 

 

 

そして、コントロールの方法ですが、なにも世界中の科学者をコントロールする必要はありません。

 

 

権威のある科学者を味方につければ、その下っ端が反対意見を言っても、信憑性に欠けますし胡散臭く感じます。

 

 

議論を傍観している一般人は、「どちらが正しいか」検証をしませんし、権威を信じる人の方が多いのです。

 

 

 

(追記)その結果、どうなるかは以下をお読みください。

 

教育と洗脳は紙一重、確認をしなければどんな学問もただの信仰である

 

 

 

さらに、トップクラスをコントロールしてしまえば、その下っ端の科学者も簡単にコントロールできます。権威に従うのは、一般人に限った話ではありません。ほとんどの科学者も同じで、大多数の意見に流されます。

 

 

人間のこの特性を利用すれば、賄賂を渡さなくても、全体の流れを意図した方向に向けさせる事が可能です。

 

 

 

何故なら、賄賂や利権は、「お金」だけではないからです。

 

 

 

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しがらみ

 

 

どんな業界でも「常識と違う事を言う」というのは、下手をするとそれまで築いてきたものを失う程危険なのです。「変わった事」を言えば、白い目で見られるわけです。

 

 

別にこれは、珍しい話ではありません。国内でも国外でも、大人でも子供でも、普通に見られる光景です。日本人だけかと思っていましたが、そうではないようです。

 

 

 

 

立場を悪くしないために世間の流れに逆らわない、その業界での地位、存在を維持する・・・

 

 

 

これも立派な利権です。

 

 

 

お金を貰わなくても、自分の立場を危うくするような事をしない人は、どの世界にもいます。

 

 

むしろ、お金よりも、この縛りの方が強いわけです。異端児はいますが、少ないでしょう。

 

 

 

例えば、医者でも研究者でも、「自分の世話になった人」の唱える説と、間逆の説を主張出来る人が何人いるでしょう。

 

 

どんな業界もそうだと思いますが、医師や歯科医師も横の繋がりが凄いそうです。横のつながりが強ければ強いほど、そのコミュニティと違うことは言いづらくなります。

 

 

 

人間ですから。

 

 

 

出る杭になる人は、よっぽどの人です。

 

 

 

波風を立たせないで、同調し、自分の立場を守ることは、ある意味利益です。

 

 

 

しかし、賄賂や利権を「お金」と決め付けると、こういう事が見えなくなります。

 

 

『ジョージ・サエキのブログ エイズは存在しない。医者にダマされている。』より引用

 

 

医者という職業は医学部を卒業するとほぼ全員が医者として病院に勤務するか研究センターで働くことになります。(稀に医師国家試験に受からない人もいますが)

 

 

他の大学の学部はというと、法学部を出ても法律に携わる職業に全員が就いていません。むしろ法律に携わった仕事をしている方が少数派なのです。経済学部とか商学部を出ると色々な職業に就いております。理系の学部も学部で勉強したこととは別の分野の職業に就くことができます。鳩山由紀夫元首相・管直人元首相が理系出身の首相として有名ですよね。

 

 

ところが、医学部を出ると医者になりこの業界で一生を過ごすわけです。なぜ医者が医者として一生を過ごすかという理由ですが、医者になれば一生生活が安泰だからなのです。

 

 

厳密に言えば医者という職業でしか食っていくことが出来ないのです。医者の世界は医者を辞めると全てを失います。

 

 

大学時代の友人からも「あいつは医者を辞めた」ということでつまはじきにされてしまいます。彼らが求人で営業職や事務職等の募集に応募しても受かることは先ず無いと思います。ですから転職が非常に難しいのであります。

 

 

だから医者は一生医者なのです。

 

 

ですから、医学部に入学して最初は人助けの為だと思って頑張ってきたとしても現実の世界が抗がん剤治療や薬漬け治療で人間の健康を逆に害していることに気がついて良心の呵責にさいなまれても医者を辞めることができないのです。医者が医療業界の闇を暴いて世間に公表することはほとんどないのです。

 

 

全てを失いますから。

 

 

自分の人生を失うか、殺人医療で他人の命を奪うかの二者選択なのであります。

 

 

そうなると自分の人生を失うわけにはいきません。自分の人生を失うわけにはいかない人達が集まった集団が今の医療業界なのです。(中には善良な医師もいます)

 

 

若い医師が院長に向かって「この治療法は間違っています。患者が死ぬだけです!」とは間違っても言えないのです。そんなことでも言ったならば病院をクビになるどころかキチガイ扱いされてどこの病院も雇って貰えなくなるのです。

 

 

その筋の世界の『絶縁状』を貰うことと同じなのです。ですから医療業界は日本医師会を本家とする日本最強の組織なのです。

 

 

 

その結果、治らない治療法が採用されています。

 

【注意】癌の本質を理解していないと症状が悪化する治療法を選択します

 

 

 

これは医者の例ですが、別に医者に限った話ではないと思います。

 

 

どの世界でも異端児は歓迎されないでしょう。

 

 

 

熱い人は、流れに逆らうような事でも平気でしますが、頭の切れるエリート程そういうな事はしません。

 

 

エリート程です。

 

 

 

 

「一つの事象に対して意見が真っ二つに割れる」議論でつまづいた時は、一歩下がって、「人間社会の都合」について考える事をお勧めします。

 

 

一見、学問上の争いに見えて、実は学問とは関係のない争いかもしれません。

 

 

どちらが正しいのか迷ったら、この話を思い出して下さい。きっと、それまで混乱させられていたのがバカバカしくなると思います。

 

 

 

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ローフーディストやベジタリアンの真実。肉を避け野菜や果物を多く食べる人に見られる肌の特徴と、健康上の問題

ローフーディストやベジタリアンの真実。肉を避け野菜や果物を多く食べる人に見られる肌の特徴と、健康上の問題

 

野菜や果物は、今も世間一般では健康的なイメージですよね。私も昨年の始めくらいまで本気でそう思っていました。

 

 

しかし、今は「糖化」について学んだので、野菜や果物は健康的だとは思いません。

 

 

考えが変わったのは、糖質制限を始めたことによる「理論」や、「実体験」もありますが、その前に、「ローフードの実践者や、ベジタリアンの健康状態を知ってしまった事」が大きかったです。

 

 

健康を語る上で大事なのが見た目です。

 

 

見た目は数値を凌駕します。

 

 

 

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ローフーディストとベジタリアンの見た目

 

 

「ローフード」ってご存じですか?

 

 

ご存じない方の為に、まず、ローフード(row生 food食べ物)について簡単に説明します。

 

 

「ローフード」というのは、食材を加熱せずに生で食べる食事法です。

 

 

生で食べる理由ですが、

 

 

食物には酵素という栄養素が含まれています。

 

 

そして、人間も体内に「酵素」を持っています。「酵素」は消化や代謝を行なう生命維持に欠かせない栄養素で、寿命にも関係しているといわれています。つまり、酵素が尽きると寿命が終わるというわけです。

 

 

体内の酵素の量は決まっているそうなので、持っている酵素を無駄使いしないようにすることが寿命を延ばすポイント、健康・美容を保つポイントということになります。

 

 

そして、浪費の原因の一つが食事です。酵素は食べたものを消化する時にも使われます。

 

 

腹八分目が良いと言われるのはこのためです。

 

 

ですが、食べ方によって酵素を節約できます。

それが「生食」です。

 

 

「生の食材」を食べると、使う酵素が少なくなりますし、消化が楽になるのです。

 

 

何故かと言うと、生の食材には「酵素」が含まれているので、それを食べることによって、元々食材に含まれている酵素が、ある程度自己消化してくれるからです。

 

 

その分、体内の酵素を使わなくて済むので節約できます。

 

 

しかし、「酵素」は熱に弱く、加熱すると壊れてしまう性質があります。

 

 

もし、「加熱した食材」を食べると、それを消化する為に、自分の「酵素」ばかりを使ってしまいます。減る量が増えるのでもったいないですね。

 

 

だから、あえて食材を加熱せずに生で食べます。

 

 

ざっくり言えば「ローフード」には、体内の酵素を無駄使いしないことで、寿命や若さを保つ狙いがあります。

 

 

 

ちなみに、消化を休めて体内の酵素を無駄使いしない別の方法には「断食」もあります。

 

 

 

だから、この理屈からすると、「ローフード」を実践している人は、酵素を無駄遣いしないのだから、若いはずですよね。

 

 

 

ですが、現実は残酷でした。

 

 

私は胃が弱かったので、若いころから食後にサプリメントの酵素を飲んでいました。

 

 

「ローフード」を知ったのはその後です。酵素を飲んでいたので、ローフードの酵素を節約するという考え方は凄くいいなと思いました。取り入れたのは言うまでもありません。

 

 

元々、加熱した食べ物が好きではなく、生食が好きだったので、「ローフード」は私の嗜好に合う食事スタイルでした。

 

 

積極的に取り入れましたが、全部は真似していません。その辺で手に入らない食材を使う事も多いので、金がかってしょうがないので、再現しやすい部分だけを参考にしていました。

 

 

そして、海外の「ベジタリアン」や「ローフーディスト」の動画をよく見ていました。調理過程を見るのが楽しみで、ハマっていました。

 

 

そんなある時、野菜を麺に加工する菜麺器という調理器具があるのですが、ズッキーニで作った麺による「パスタの作り方」の動画を目にしました。

 

 

若くて元気ハツラツなおねーさんの「ローパスタのHow To」動画です。

 

 

作るところまではよかったんです。しかし、そのパスタを口に入れた瞬間、

 

 

口の周りにシワが。

 

 

 

っくりしました。

 

 

おばあちゃんの口にできるようなシワに、我が目を疑いました。

 

 

論より証拠...
百聞は一見にしかず...

 

 

パンチの効いた映像に目が釘付けで、料理の事なんて頭に入って来ませんでした。

 

 

おそらく、私とそんなに歳は違わないと思います。

 

 

30を過ぎると、同世代の人にシワが目立つようになります。真顔だとそうでもないけど、目の周囲など、笑うとシワがでます。ですが、口の周りにシワが出来る人を、同世代の人で見た事がありません。

 

 

ショックを受けたのは言うまでもありません。だって健康的な食生活を送っているはずなのに、老けているのですから。

 

 

その動画は「ローパスタのHow to動画」でしたが、他の動画を見てみると、この女性は「ベジタリアン」のようでした。

 

 

従って、「ローフーディスト」も「ベジタリアン」も大丈夫か?と思いました。

 

 

「ベジタリアン」はともかく、酵素を浪費しない「ローフード」は、若さを保てる食事じゃなかったのか・・・と疑問を持ちました。

 

 

それ以降、他の「ローフード」実践者や、「ベジタリアン」の見た目に注目するようになりました。

 

 

ネットは古い動画が見れるのでいいですね。私はそれを利用して、「ローフーディスト」や、「ベジタリアン」の現在と過去の動画を見比べました。やはり、共通してみられるのが、「肌のハリのなさ」と、「老け具合」です。

 

 

中には、わずか3~5年で雰囲気が変わっている人もいました。「ローフード」の有名な先生でしたが、一瞬「誰?」って思いました。

 

 

実践者があまりに若いと変化はわかりにくいです。しかし、中年以降の人は顔のシワはもちろんですが、手首などが、やつれています。老化のスピードが早い気がします。

 

 

怖くなりました。

 

 

だって、彼らが食べている、紹介しているような料理を、自分も真似て作っていたわけですから。

 

 

でも、まだこの時は、それ程深刻に捕らえていませんでした。

 

 

外国人の動画ばかりだったので、人種の違いで老けて見えるだけだと思っていました。

 

 

それに、「野菜や果物は健康的」という情報がたくさんありますから。

 

 

ですが、それから間もなく「楽観的な考え」を覆す出来事が自分の身に起こりました。

 

 

 

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リンゴを食べて異変が起きた

 

 

当時、健康の為に、毎日食べていたお菓子を止めて、変わりに毎日半分のリンゴを食べていたのですが、先ほどの動画を見た少し後に異変が起きたのです。その習慣を始めた半年後の事です。

 

 

鏡をみたら、シワが増えていたのです。深いシワではなく、浅い細かいシワです。肌全体のきめが粗くなったような感じです。寝不足でも肌の質が悪くなることはありましたが、一過性のもので2~3日したら綺麗になっていました。それが、この時は異常で、2日たっても一週間たっても治りません。

 

 

急にきたので、歳ではなく、「何か大きな問題が潜伏しているに違いない」と思いました。

 

 

そうなるまでは普通だったのに、ある時から突然不調になったからです。

 

 

自分の生活を振り返ってみると、原因は、半年前に始めた「リンゴ一日半分」だと思いました。

 

 

それまでは、普通に毎日お菓子を食べていたのに、そういう症状は起きませんでした。肌の劣化といえば吹き出物くらいです。おまけに、元々果物があまり好きではなかったので、その習慣を始めるまでは、全くと言って良い程、果物は食べていませんでした。

 

 

なので、「食生活の大幅な変化」というのは、リンゴ以外に考えられなかったのです。

 

 

ですが、私がリンゴを食べ始めたのは、お菓子より健康に良いだろうと思ったからです。抗酸化作用も期待できます。それなのに、お菓子を食べていた時も起きなかったような肌質の低下が起きている・・・

 

 

世間で言われているリンゴのイメージと間逆の結果が起きているのです。「本当にリンゴのせいなのか?」とも思いました。だって、探しても探しても、「リンゴを褒め称える記事」ばかりだったのです。

 

 

しかたがないので、私は「リンゴ」ではなく、「果物」というキーワードに切り替えて、「果物の食べすぎによる健康への影響」を調べました。

 

 

また、「ベジタリアン」の健康状態も調べました。

 

 

 

 

フルータリアン

 

 

まず、果物を食べ過ぎるとどうなるか、極端な例をご紹介します。

 

『福山雅治に学ぶメンズ美容 果物(果糖)の摂りすぎは老化を促進する!?膵臓ガンの原因にも』より引用

 

 

iPhoneやMacで有名なアップル社の創業者であるスティーブ・ジョブズさん。2011年10月に、56歳という若さですい臓がんで亡くなったというのはショッキングなニュースでしたね。

 

 

実は、スティーブ・ジョブズさんは、食事に強いこだわりを持っていて、絶対菜食主義を貫いていたそうです。しかも、フルータリアンと呼ばれる果実食主義者だったため、長い間、一日の食事は果物やナッツしか食べなかったそうです。ちなみに、リンゴが大好きだったそうですよ。(肉、魚、卵、乳製品、はちみつは摂らなかったようです)

 

この食事方法は、アメリカでヘルシーなダイエット方法と呼ばれて、俳優のアシュトン・カッチャーも実践していたそうです。

 

ですが…

 

 

俳優のアシュトン・カッチャーもジョブズの食事法を忠実に守って実践していたところ、体調が悪化。病院に搬送され、詳しく検査をすると膵臓(すいぞう)が完全に壊れるくらいにまでダメージを受けていたことがわかったのです。

ハワイ大学ガン研究所は、「特に太りすぎ、肥満の人々にこの影響は大きく、果糖の摂取が多い人は、膵臓ガンの発症リスクが46%増加する」と発表しています。

 

(引用元:老けない人はやめている)

 

 

なんと、果糖の摂りすぎは、膵臓に悪影響があるというわけなんです。

 

 

果物は、体によい酵素や栄養素が取れます。また、ビタミン、ミネラル、食物繊維も豊富で、美容や健康にも最適です。ですが、体に良いからといって、摂りすぎは要注意ということなんです。

 

 

ジョブズの食生活について、ウィキペディアにこう書かれてありました。

 

『wikipedia  スティーブ・ジョブズ』より引用

 

 

病気との闘い

 

2003年、膵臓癌と診断されたが、幸いにも治療可能な症例(進行が穏やかである神経内分泌腫瘍と明かしている)であった。

 

家族を始め、周囲はジョブズにすぐに手術をうけるように忠告したが、東洋文化を尊重していたジョブズは、西洋的な医術を頑なに拒否し絶対菜食、ハリ治療、ハーブ療法、光療法などを、インターネットで探し、民間療法などを用いて完治を図ろうとしていたといわれる。

 

医学的治療は遅れ、そのことから9か月後の検査で癌が大きくなっていることがわかり(この判断を当人は後に相当後悔したという)、ついに観念してごく親しい人以外には秘密にして、同年の8月に摘出手術を受け療養後復帰した。

 

(中略)

 

ベジタリアン

 

食生活には強いこだわりを持ち(大学時代からベジタリアニズムを貫いており、魚介類以外の動物性の食品は一切摂らなかった)、日本食、とりわけ蕎麦や寿司を好んだことが知られている。アップル本社の食堂Cafe Macsには、ジョブズが考案したという「刺身ソバ」なるメニューがある。

 

Cafe Macsで働く日本人スタッフの女性は、ジョブズのために築地で本格的な蕎麦打ちの修行をしたという。アップルに復帰後、社員食堂を自社運営に切り替えて、ジョブズ自身がスカウトした料理人が腕を振るっている。

 

 

膵臓癌になる前に、他に異変はなかったのでしょうか。

 

 

しかし、以下の記事では、映画「スティーブ・ジョブズ」のジョブズ役を演じる為にこの食事法を真似した、俳優「アシュトン・カッチャー」が当時の様子を語っています。

 

 

『マイナビニュース アシュトン・カッチャー、スティーブ・ジョブズのダイエット実践で搬送される』より引用

 

 

現在35歳のアシュトンは、本作での役作りのため自身がジョブズが実行していた1922年刊行のアーノルド・エレット著作『ミューカスレス・ダイエット・ヒーリング・システム』にのっとった果物を中心としたダイエットを実行したところ、激しい膵臓の痛みに襲われ病院に搬送。アシュトンはそこで初めて2011年10月に膵臓がんのため他界したジョブズが間違った方法を実践していたことに気づいたという。

 

アシュトンは記者たちに次のように話している。

 

「(あの本は)ブドウ糖の価値について書かれていて、それが恐らく人間の体内に得られる唯一の純粋な糖分だろうとされていたんだ。たぶんあの本を書いた人はかなり間違った情報を伝えられていたと思うよ。僕のインスリン濃度はめちゃくちゃになって、膵臓が何だかおかしくなってしまった。そのレベルは半端じゃなくて、痛みも伴ったんだ。何が悪いのか分からなかったね」

 

 

ここで、注目して欲しいのは、同じ食事法をしても、その人の持つ生命力によりダメージが違うという点です。

 

 

「アシュトン」は役作りの間だけの実践で搬送されました。それに対して、「ジョブズ」が食に拘ったのは大学時代からです。「全く同じ食事」ではなかったにしても「同じような方向性の食事」をして、この違いは凄いです。

 

 

これを読む限りでは、「ジョブズ」は相当丈夫な体の持ち主だったのでしょう。何十年も実践していたわけですから。

 

 

だから、先ほど「ジョブズは膵臓癌になる前に他に異変はなかったのか」と書いたのです。続けられたということは、おそらく大した異変はなかったのかもしれません。

 

 

以前、以下の記事で、「同じ害を受けても、ダメージに対して強い固体と、弱い固体がいる」というお話をしましたが、「ジョブズ」と「アシュトン」の違いもそういうことです。

 

糖質を食べると病気になる人と、健康で長生きする人の違いについて考えてみた

 

 

(追記)

 

>(あの本は)ブドウ糖の価値について書かれていて、それが恐らく人間の体内に得られる唯一の純粋な糖分だろうとされていたんだ。たぶんあの本を書いた人はかなり間違った情報を伝えられていたと思うよ。

 

 

とありますが、癌の原因はブドウ糖を分解した時に発生する「乳酸」の蓄積です。

 

 

また、癌はブドウ糖が好物なので、菜食のようにブドウ糖を多く摂る食事は癌を育てます。以下の記事でその詳細と、糖質を食べても癌になる人とならない人の違いを説明しています。

 

 

余命わずかの末期癌患者が退院できたのは病院での栄養療法のおかげだった!

 

 

癌細胞と癌家系について分かりやすく説明してみた

 

 

 

 

次は、フルーツが体に悪い理由を説明します。

 

 

 

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フルーツに含まれている果糖

 

 

まずは「果物を食べるのを止めたら体調が良くなった」という話を紹介します。こちらもやや極端な例ではありますが、私もリンゴを毎日食べて異常が起きたので、この体験記は参考になります。

 

 

『Traffic Jam バナナたっぷりのグリーンスムージーでシミとシワができる』より引用

 

 

7月末ほどからグリーンスムージーを飲み続けていました。

 

レシピは、バナナ1.5本+小松菜2房ほどです。

 

朝はミキサーにこれらを入れて混ぜるだけだったのでとても楽でした。それだけ飲んで出社という生活です。夜も帰ってきたらまずはグリーンスムージーを飲んで、そこから食事をしていました。これによってお通じは良くなりましたw 体重の方は大きく変わらずです(食生活も変えてはいませんでしたので)

 

けど飲み始めてから、どうにも肌の調子がよくないのです。この時は転職などのいざこざが重なってストレスなどがあるかと思ったのですがその後もどうにも宜しくない。よろしくない、と気づくほどよろしくなかったのです(^-^;

 

10月の後半辺りから、グリーンスムージーを飲むのを控えました。理由は単純で、引越し先のご近所のスーパーのバナナが高かった(200円でした!)からですw

 

それからなのですが、なんとなく肌の調子が戻ってきているような気がしていました。頬なんかが特にですw

 

なんでも食べ過ぎはよくないですが果物なら大丈夫……と思ったのですがそうでもないようです。

 

 

この方も肌の劣化について言われています。

 

 

果物や野菜は、ビタミン、ミネラルが豊富に摂れます。抗酸化作用だってあります。でも、肌の質が低下するわけです。

 

 

で、何故そうなるか簡潔にまとめられていますので続きをどうぞ。

 

 

果糖から有害なAGEsが生まれる

 

 

果物に含まれる果糖は血糖値を上げませんので、健康に良いものというイメージです。ですがこの果糖はブドウ糖の10倍のAGEs(エイジス)という物質を作り出します。

 

このAGEsが曲者。

 

皮膚に溜まるとシミやシワの原因になります。老化につながる物質と言っても過言ではありません。

 

特にTOXIC AGEs(毒性AGEs)からは大量の活性酸素が生まれます。活性酸素は皆さんも耳にしたことがあるかと思います。活性酸素は体をサビさせる物質です(不安定の分子のため、電子を奪って酸化させるのです)

 

つまり、アンチエイジングの敵というわけです。特に甘みの強いバナナ、マンゴーは果糖なども多いとのこと!

 

 

 

このブログではお馴染みの「AGEs(最終糖化産物)」です。

 

 

 

「AGE」とは、糖化物質のなれの果てです。

AGE(終末糖化産物)について分かりやすく説明してみた

 

「糖化」とは、余った糖が、体のタンパク質と化学反応を起こして細胞を劣化させる現象です。

糖化反応(メイラード反応)について分かりやすく説明してみた

 

 

 

「AGE」は糖化の最終形態で、「異常な物体」です。なかなか代謝されずに長期間体に留まるだけでなく、細胞を攻撃したり、組織を劣化させたりします。

 

こんな危険な物質は、少ない方がいいわけです。

 

しかし、果物に含まれている果糖は、この「AGE」を作りやすいのです。

 

 

ブドウ糖の10倍です。

 

 

当然リンゴにも果糖が多く含まれています。私はこれによってシワが増えました。

 

 

ご飯やお菓子を食べてもシワにならなかったのに、リンゴをたった半年食べただけでシワが増えたのはこういう理由からです。

 

 

お菓子でも吹き出物程度はでますが、吹き出物とシワどっちがいいかといったら、吹き出物でしょう。シワは回復するのに時間がかかります。

 

果物の恐ろしいのところは、ビタミン・ミネラルといった良い成分が含まれているので、最初は体が軽くなったり、肌が綺麗になったりすることです、しかし、摂った糖質はチャラになりません。そして、忘れたころに一気にツケがまわってくる。

 

これは美容に関心のない男性も人事ではありません。見た目の美しさは、健康に直結しているからです。数値をみて健康を測るのも大事ですが、見た目が劣化するということは、体の中も劣化していると思って下さい。

 

随分前に聞いた話で、まだ裏を取っていないのですが、顔の表面に老人性のシミがある人は、脳にも同じようなシミが多いそうです。表面と中は同じと考えた方がよさそうです。

 

肌の美しさは健康のバロメーターなのです。

 

 

 

 

抗酸化作用というメリットだけに注目してはいけない

 

 

果物の「抗酸化作用」に惑わされる人は多いですが、

 

 

果糖はブドウ糖の10倍糖化しますので、それが多く含まれる果物はリスクが大きいです。

 

 

リンゴにはビタミン。ミネラルが豊富に含まれていて、生で食べるので酵素も摂取できます。そのメリットを否定するつもりはありません。ですが、果糖という害を受ける事を思うと、

 

 

「抗酸化」じゃ割に合いません

 

「酵素」じゃ割に合いません

 

 

細胞が劣化するのが糖化です。つまり細胞の老化を意味します。その糖化の威力が10倍。

 

抗酸化、酵素・・・これらは確かに老化を防ぐうえで大切です。しかし、これらを得るために、セットで大きなリスクを受けとるのはメリットといえるのでしょうか。

 

 

私はリンゴの果糖によって、一気にシワが増えましたが、その時にリンゴの「抗酸化」「酵素」のパワーを感じませんでした。生食もしたし、食後に酵素も飲んでいたし、水素水も飲んでいました。

 

 

でも、「糖化」の破壊力を前にして、これらは無力です。

 

 

「抗酸化」や「酵素」には十分気を配っていたから断言できます。

 

ちなみに、その時できたシワは、その後「スーパー糖質制限」で、綺麗に治りました。時間も、2ヶ月とかからなかったと思います。

 

 

 

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論より証拠

 

 

「ローフーディスト」や「ベジタリアン」の過去と現在の動画を比較したり、「フルータリアン」の病気を知る事で、野菜や果物の健康神話が徐々に崩壊しました。

 

で、最終的に私が「野菜中心を止めよう」、「リンゴを食べるの止めよう」と思った決定的な記事が以下になります。

 

 

『大道かほ莉 Official Web Site キレイの選択は、生きる選択なのか…』より引用

 

 

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左の女性、ジリアンさんは健康になるために、有機野菜やフルーツを食すベジタリアン食を推奨していらっしゃるいわゆる「ヘルスグル(健康に関する代表的指導者みたいなニュアンス…)」と呼ばれる有名な方です。

 

 

右側の黒いドレスの女性は、いま売れっ子のカリスマ料理家のニゲラさん。肉食でデザートも普通に何でも食べる方で人気者。

 

 

この時の写真では、ジリアンさんもニゲラさんも、同じ51歳です。これに衝撃を受けたのは、ジリアンさんのファン達や健康になりたいけど、お肉も好きだし甘いものも減らせなくて悩んでいた人達。「ベジタリアンになって、こんなシワシワになるなら、好きなもの食べて美しくなりたい!」と、言い出している人が続出。

 

 

(中略)

 

 

ちょっと前に、ベジタリアンの方から相談されたことがあります。

 

 

「うちの親や上司が、私の食事内容にうるさく口を出します。肉を食べないから顔色が悪いとか、だから女らしい体つきになれないんだとか、いちいちうるさいんです」と。

 

 

そして、質問の内容は「なのでベジタリアンの方が良いという文献とか本を紹介してください。うるさい人達を納得させたいんです。」ということでした。

 

 

私のお返事は、ベジタリアンの方が優れているという科学的検証がまだ出ていないので文献はありません、というものでした。肉を少なめにして野菜を多くすると血液が綺麗になり新陳代謝も良くなるといった実験結果はありますが、ベジタリアンの『方が』良いという比較の文献は出ていません。

 

 

二人の比較写真は、一人がメイクあり、一人はノーメイク?みたいでフェアじゃない気もします。

 

 

ですが、ネット上にある別の2人の比較写真を見ても、やっぱりジリアン氏の方が肌にハリがない気がします。顔は整形すれば誤魔化しが効くので、手や首などを見ましたが、同じくハリがありません。

 

 

これは決定的でした。

 

数値や研究結果というのは偽ることが可能です。しかし、肌質や健康状態を偽るのは難しいです。

 

だから、ある生活習慣が健康的かどうかを判断する時、実践者の健康状態を見てみてください。とくに肌のハリは参考になると思います。

 

 

 

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(追記)肉を避け、穀物や野菜や果物を多く摂る人に表れやすい症状

 

 

肉や脂を少なくして、植物性の食品を多めに摂る人の多くは「肉を食べると気持ちが悪くなる」と言います。

 

これは、嗜好の問題でもなければ、体が肉を受け付けなくなった健康の証でもありません。

 

胃の糖化による症状で、不健康な証拠です。

 

 

胃はタンパク質でできているので、糖化によって劣化し、タンパク質によって修復されます。

 

 

糖化した胃は、原因を作った「糖質」には不快感を示さず、全く関係ない「肉」や「脂」に不快感を表します。

 

そこで「肉は体に悪い」と勘違いするようになります。

 

肉を食べると胃が気持ち悪くなるが、野菜や穀物や甘い物はいくらでも食べられる理由とは

 

 

そうなると、さらに肉を避け、あっさりしていると言われる「糖質」に偏るようになるので、糖化、タンパク質不足に拍車がかかります。

 

 

 

穀物・野菜はたくさん食べるが、肉や脂は避ける

 

 

糖質過多・タンパク質不足になる

 

 

胃が糖化する・修復されない

 

 

ますます肉や脂が食べられなくなる

 

 

慢性的な糖質過多・タンパク質不足になる

 

 

 

 

一応、植物性食品にもタンパク質は含まれています。

 

しかし、動物性の物に比べると少ない上、糖質も摂ってしまうことになります。

 

 

ベジタリアンでムキムキの方が「野菜でこんなになりました」と言って筋肉を見せ付けていたりしますが、おそらく食事とは別に「プロテイン」を摂られています。

 

 

スポーツ選手、トレーナー、ボディビルダーの方は、「プロテイン」を積極的に摂っているはずので、ベジタリアンであっても「タンパク質不足」に陥らないかもしれません。

 

ダイエット器具のCMに出演しているムキムキのイメージキャラクターは、仕事上、その器具だけでその体を造ったわけではありません。そのオファーが来る前から日々体を鍛えているのです。

 

他のトレーニングもやりながら、その器具も使っている・・・に過ぎません。でも、その器具を売る時には、他のトレーニングメニューには一切触れません。

 

 

それと同じで、彼らは「ベジタリアン」と「筋肉」は強調しても、職業柄飲んでいるはずである「プロテイン」には触れません。

 

 

「プロテイン」も取っているであろうベジタリアンのボディービルダーを見て、

 

「ベジタリアンでもタンパク質は不足することはない。いい体になれるんだ」と思わない方がいいでしょう。

 

 

「プロテイン」を摂っていない状態で、植物性食品中心の生活をおくると間違いなくタンパク質不足になります。「畑の肉」と言われる豆類では追いつきません。

 

 

何故、そう言い切れるかというと、2年前までそのような状態だったからです。若い時から、筋トレしても筋肉がつかないし、傷の治りも遅かったです。

 

私はベジタリアンではないので、肉は少なかったですが、魚介類、甲殻類、豆類は豊富に摂っていました。それでも、「タンパク質不足」だったのです。

 

「タンパク質不足」の何がよくないかと言うと、体の修復が遅いことです。胃だけではありません。全身です。

 

生体は、アミノ酸を材料にタンパク質を作ります。

 

作っては壊し・・・の繰り返しなので、一応、再利用も可能なのですが、それを繰り返すうちに、古くなった「アミノ酸」は、原子団やミネラルが結合して変形してしまうのです。

 

「タンパク質不足」の人は、本来なら捨てられるはずだった「変形したアミノ酸」が使いまわされます。

 

しかし、変形したアミノ酸でできたタンパク質は、自分であって自分ではありません。

 

免疫細胞が「外敵」と判断して攻撃してしまうこともあります。こうして、「タンパク質不足」が「自己免疫疾患」の原因になります(自己免疫疾患について、詳しくは以下で説明しています)。

 

炎症と自己免疫疾患について分かりやすく説明してみた

 

 

健康的な体を作るには、「新鮮な材料」つまり、「タンパク質」が必要ということです。

 

 

ちなみに、「野菜多めの食生活」や「ベジタリアン」だけでなく、「1日1食」や、「断食」もその食事内容から、「タンパク質不足」になりやすいです。そして、「バランスの良い食生活」もです。

 

植物性食品が多めだと「タンパク質不足」になります。

 

それによって引き起こされるリスクも頭に入れておいて下さい。

 

 

 

(追記)ベジタリアンやローフーディストが健康になる方法

 

 

最近、この記事を読まれた方から感想を頂くことが増えました。

 

 

野菜や果物を積極的に摂っているのに体が弱ってしまったので、原因を探っていたらこのブログに辿り付いた・・・と。

 

 

「健康の為」にベジタリアンやローフーディストをされている方は、迷わず食生活を変えられています。

 

しかし、「思想の為」にこの食事をされている方は、例え不調の原因が分かっても、食生活を変えられません。

 

「健康」と「思想」では目的が違うので、私がこのブログで紹介しているような、「植物性の食品を控え、動物性の食品を食べる方法」は使えないのです。

 

 

私は「糖質が人間の体に与えるダメージの大きさ」を分かっているので、「糖質を摂っても大丈夫ですよ」ということはありません。

 

しかし、「糖質が原因で体調を崩してしまい、その原因が分かったのに何もできない人」にも、なんとか健康になってもらいたいです。

 

そこで、メールをくださった方には、「植物性の食品を控え、動物性の食品を食べる方法」を使わなくても、そこそこ健康を維持できる方法を伝えるようにしています。

 

今後も問い合わせがあるかもしれないので、その内容を記事にしました。必要な方はお読み下さい。

 

 

ベジタリアンや糖質を止められない人が、健康の為に摂っておきたい栄養素とは

 

 

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