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太陽光と健康の関係。不食や断食でもサンゲージングでエネルギーを得られるのか

太陽光と健康の関係。不食や断食でもサンゲージングでエネルギーを得られるのか

 

太陽の光には色々とメリットがあります。

 

 

 

太陽の光を浴びることで、「ビタミンD」が生成されます。「ビタミンD」は骨を丈夫にしてくれる効果があります。

 

 

サウジアラビアなど、ベールで全身を覆う女性達は太陽の光を浴びる機会が少ない為、骨粗鬆症になりやすいと聞いた事があります。

 

 

そして、起きた時に太陽の光を浴びたら、「メラトニンという睡眠ホルモン」の分泌がストップされるので、体を活動状態にする事ができます。

 

 

等々・・・色々あるのですが、こんな普通の話をしても面白くないので、今回は太陽の光と健康について、普通とは違う角度で話をしていきたいと思います。

 

 

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太陽光とは

 

 

 

太陽光について簡単に説明します。

 

 

一番上が「太陽光」、一番下が「白色LED」です。

 

 

 

『石原藤樹のブログ(元六号通り診療所所長のブログ)ブルーライトは本当に危険なのか? [医療のトピック]』より引用(慶應大学眼科教授の坪田一男先生の書かれたエッセイからだそうです)

 

 

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ブルーライトだけが強烈な「白色LED」に比べて、「太陽光」は、「波長の長い光」も「波長の短い光」もバランスが良いといえますね。

 

 

 

 

ブルーライトは、太陽光にも含まれています。なので、自然界にもある光です。そして、青空の青色もブルーライトです。

 

 

LEDが良くないのは、光の中でもブルーライトだけが突出して多いからでした。

 

 

 

過去3回にわたって、LEDに含まれている「ブルーライト」の危険性について語ってきました。

 

 

ブルーライトとLEDについて分かりやすく説明してみた

 

 

LEDの安全性は疑わしい。ブルーライトで目の奥や頭が痛くなる理由

 

 

肌の対策まで必要?ブルーライトの生体への影響は深刻だった

 

 

 

 

 

サンゲージングとは

 

 

 

ご存知の方もいると思いますが、太陽を見つめて光を食べる「サンゲージング(Sun Gazing)」という健康法があります。

 

 

 

『ROCKET NEWS24 【謎現象】香港で「太陽見るだけダイエット」が流行中!? 太陽エネルギー求め浜辺に集まる女性たち』より引用

 

 

・太陽を見つめるだけのダイエット?

 

 

現在、海外メディアが “香港にて流行している” と報じる『太陽見るだけダイエット』。その名の通り、太陽をジーッと見るだけのダイエット方法である。なんでも、太陽を見つめ、太陽エネルギーを吸収することで、食べ物からカロリーを摂取しなくてもイイというのだ。

 

 

・香港の鯉魚門に集まる女性たち

 

 

眉唾もののような気もするが、このダイエット方法を実践する女性たちは存在しているようだ。香港の鯉魚門(レイユームン)にある三家村のビーチには、“太陽ダイエッターたち” が集まっていると目撃情報も寄せられている。

 

 

目撃者によると、午前と夕方の1日2回女性たちが集まり、裸足 & サングラス姿になると、携帯電話でタイマーをセットし、ずらっと並んで太陽を見つめ始めるのだとか。

 

 

 

まあ、この程度なら問題なさそうです。サングラスもかけていますし。どちらかというとダイエットという軽いノリです。

 

 

 

しかし、この上をいく人達がいます。

 

 

 

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食べなくても太陽光のエネルギーで生きていけるのか?

 

 

サンゲージングをしている人に言わせると、食事をしなくても生きていけるのだそうです。

 

 

つまり、不食です。

 

 

普通の人が聞いたら眉唾ですが、不食で生きている人が存在するのは事実です。

 

 

 

不食の人のことをブリザリアンと言うそうです。

 

 

 

「ベジタリアン」や「フルータリアン」とちがって馴染みがないと思いますので、詳しく書かれている記事を引用します。

 

 

 

『In Deep (旧)宇宙の粒子や空気を食べて生きていると主張するウクライナの「ブリザリアン(不食)」モデルの話から「松果体とエネルギー」にまで考えが飛躍してしまいました』より引用

 

 

 

不食 - ブリザリアン( Breatharian )- イネディア( Inedia )

 

 

実はブリザリアンに関しては、日本語での Wikipedia が存在しません。スビリチュアル系のサイトでの記述は多いのですが、そもそも私は客観的な視点がわからないですので、英語の Wikipedia を見てみました。

 

 

英語版では膨大な記述がありまして、また、「イネディア」という言葉と同義としての項目となっています。ブリザリアンの歴史なども長く書かれていて、興味深いのですが、冒頭の説明を記しておきます。

 

Inedia - Wikipedia

 

 

イネディア(ラテン語で"断食"の意味)、またはブリザリアニズム(断食主義)は、食べ物がなくとも生きることができる機能を主張するニューエイジの概念だ。

 

 

ブリザリアンは、食べ物も、そして、おそらくは水も人体の維持には必要ではないことを主張し、アーユルヴェーダでは、人間は太陽光のエネルギーとプラーナ(ヒンドゥー教の重要な生命力)によって生きることができるとされているという。ブリザリアンは食事ではなく、プラーナの発生源とされる日光を浴びる。

 

 

ブリザリアニズムは科学者や医療専門家の間では、死に至る可能性のある疑似科学と考えられており、これらの実践者たちには飢餓で死亡した人々もいる。

 

 

面白いから紹介しているのですが、私は「サンゲージング」や「不食」はオススメしません。これは強調しておきます。

 

 

「出来る人」と「出来ない人」がいるからです。もちろん「出来ない人」の方が圧倒的です。

 

 

誰にでも出来る事ではないので、健康法・・・というよりは、オカルトに近い感じがします。

 

 

奇人・変人の世界です。

 

 

私は「普通の人が誰でも簡単に真似できる方法」でない場合は、「健康法」ではなく「特殊能力」として捕らえています。「誰でも出来ない方法」は、あまり参考にはなりませんから。

 

 

「出来る人」はやったらいいですが、それを出来る能力が備わってない人が挑戦するには、ハードルが高すぎるし、体に合わないことをするので、場合によっては体を壊してしまう可能性さえあります。

 

 

しかし、そこのところが理解できず、憧れてやってしまう人がいます。

 

 

 

『Buzzap! 不食を実践し、太陽光のみで生きようとしたスイス人女性が餓死』より引用

 

 

亡くなったのはスイス人のアンナ・ガットさん。

 

 

50代初頭に「In the Beginning There was Light」という、ドキュメンタリー映画を見て太陽光のみで生きるという考え方を知りました。

 

 

その映画では62歳の人智学者ミッシェル・ワーナー氏と83歳のインド人ヨガ行者プララッド・ジャニ氏を主に紹介。

 

 

彼らはブレスアリアニズム(人間には食物や水は必要ではなく、プラーナや日光のみで生きられる)という考え方からスピリチュアルな実践を重ね、食物の代わりに太陽光から栄養を得て生きていると主張していました。

 

 

また、アンナさんはオーストラリア人の女性、エレン・グレーブ氏の出版したブレスアリアニズムの書籍を読んでおり、その本に書かれているとおりに実践を開始。

 

 

最初の一週間は食べ物も飲み物も完全に絶ち、唾さえも吐き出していたとのこと。

 

 

そして次の二週間は飲み物は摂取しましたが固形の食べ物は一切口にしませんでした。

 

 

この時点で彼女が目に見えて衰弱したため、アンナさんの子供たちが心配して止めようとしましたが、アンナさんは体調が著しく悪化したら実践を中止すると約束。

 

 

ですが、2011年の冬のある日、彼女は電話に出なくなり、駆けつけたところ既に死亡。検死の結果は明らかに餓死だったといいます。

 

 

なお、このエレン・グレーブ氏に関しては、彼女の主催する長期の断食セミナーで死者も出るなどして2005年の時点で既に問題になっています。

 

 

 

この「エレン・グレーブ」という女性は、「ジャスムヒーン」と名乗っています。

 

 

先に登場した「プララッド・ジャニ」氏は、医療チーム30名が15日間監視したところ、飲食はなし、排泄もなしだったそうです。

 

 

ですが、ジャスムヒーンと名乗っている「エレン・クレープ」氏は、不食の本の著者でありながら、公開実験で不食に失敗しているそうです。

 

 

 

『Skeptic's Wiki ブリザリアン(不食の人)』より引用

 

 

 

不食に失敗

 

 

ジャスムヒーン自身は、テレビの公開実験で不食に失敗しているという話もある。

 

 

Fresh-air dietician fails TV show's challenge」 Yahoo News, October 25, 1999, Cult Help and Information

 

 

オーストラリアのテレビ番組「60 Minutes」が、1週間空気だけで健康に生きることができるか、ジャスムヒーンに実証実験を申し込んだ。

 

 

ジャスムヒーンはこの実験に合意し、当初はブリスベンのホテルの一室に閉じ込められた。

 

 

しかし、わずか48時間後には、ストレス、高血圧、脱水の症状が現れる。ジャスムヒーンは、これを汚染された空気のせいだと主張し、「60 Minutes」は3日目に実験地を都市から15マイル離れた山腹に移すこととなる。

 

 

しかし、その後、ジャスムヒーンのしゃべる速度は遅くなり、瞳孔は拡張し、6キロ近くの体重を失う。

 

 

4日後には、およそ10%の脱水状態に陥り、脈拍数が開始時の2倍になる。このまま実験を続けると腎不全に陥る可能性があったため、医師の判断で実験は中止された。

 

 

YouTubeを検索すると以下の動画が見つかった。

 

 

Breatharian FAIL. (Jasmuheen)」 Natasha Koldin、2010/03/27 にアップロード

 

 

医者にこれ以上続けるのは危険だと言われているのに、それでも飲食なしで生きらると言い張る痩せ細ったジャスムヒーンを見ることができる。

 

 

 

プララッド・ジャニ氏と、エレン・クレープ(ジャスムヒーン)氏の違いはなんなのでしょうか。私にはわかりません。

 

 

一つ言える事は、このような生活は「出来る人」と「出来ない人」がいるということです。

 

 

出来る人の方が異常なのです。

 

 

 

「出来ない人」が無理してチャレンジをすると、餓死してしまったり、体を壊してしまったりするわけです。でも「出来る人」が存在するから、出来ると思ってしまうみたいです。そしてこれは「不食」に限らず、「太陽光」を見つめることにだって言える事です。

 

 

 

 

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太陽光を見つめるリスク

 

 

 

以下のお話は、別に太陽のエネルギーを得ようとして太陽光を見たわけではありません。

 

 

ですが、普通の人が太陽光を見つめた結果どうなるかよくわかる話です。

 

 

 

『Iivedoor NEWS 聖母マリアを見るために太陽を見つめ続けた50人が失明』より引用

 

 

「太陽を見つめ続けていると聖母マリアのイメージが見える」ということで、なんと50人もの人が次々と失明、大騒ぎになっています。

 

 

なぜこんな事になっているのかという詳細は以下から。

 

 

Dozens blinded in India looking for Virgin Mary - Telegraph

 

 

この失明者の異常な増加に最初に気づいたのはインドのコータヤム地区の保健機関。

 

 

空を見つめ続けていれば奇跡が見えるというこのウワサを払拭するため、直射日光を見るのは危険だと警告を出しています。

 

 

 

太陽光を見続けた為に、網膜が機能しなくなったそうですが、50人もの人がそうなったということは、やはり普通の人は、太陽光をむやみやたらに凝視しない方がよいといえます。

 

 

ですが、専門家によるとルールを守ってやれば、安全に実践できるそうです。

 

 

 

サンゲージングの方法と疑問

 

 

安全にやる為のルールが以下になります。

 

 

『日本や世界や宇宙の動向 NASAが確認・・・太陽を凝視することで超人になれる!』より引用

 

 

太陽を凝視する(太陽を食べる行為)には、太陽が放出する紫外線が最低レベルの時間(日の出と入り日)に、眼を徐々に直射日光に慣れさせることから始めます。

 

 

 

太陽凝視の仕方を教えている専門家は、実践するに当たり複数のルールを守らなければならないと言っています。

 

 

まず、眼に損傷を与えないためにも、日の出から1時間以内或いは入り日の1時間前から行わなければなりません。

 

 

次に、足が直接地面(土、砂、埃)に接するように裸足で行います。そして、初日は10秒間だけ太陽を凝視します。

 

 

その後、毎日、10秒ずつ凝視時間を増やしていきます。

 

 

これらのルールを守ることで、安全に実践することができると専門家は言っています。

 

 

 

ルールはわかりましたが、気になるのは、「何故太陽を見ると食事が必要なくなるのか」ですよね。

 

 

 

太陽凝視で体内に何が起きているのか。

 

 

太陽凝視を始めてから3か月間は、太陽エネルギーは眼を貫通し、視床下部の視神経束を帯電します。

 

 

視床下部の視神経束は網膜の裏にある神経経路であり脳と繋がっています。

 

 

その結果、太陽エネルギーは脳を活性化します。

 

 

すると、精神的緊張がほぐれ不安が解消されます。不安になる原因の多くが食べ物から得るエネルギーによるものなのです。

 

 

食べ物は太陽からエネルギーを得ているため、太陽エネルギーは結局は人間が簡単に手に入れることができる消化を必要としない食べ物なのです。

 

 

 

不十分な説明ですが、この説明によると、太陽エネルギーを食べ物のように取り込めるのだそうです。

 

 

しかし、私がここで疑問に思うのは、何故太陽を直接見なければダメなのかということです。

 

 

直接見なくても、日中屋外にいれば太陽の光は目の中に飛び込んできます。

 

 

 

何故、その光は「エネルギーを食べたこと」にはならないのでしょうか。直接の光でエネルギーを取り込めるのなら、直接じゃなくても何割かはエネルギーになりそうですが。

 

 

 

そして、目の健康について、引用の続きです。

 

 

 

危険性はありませんか?

 

 

眼科医や他の医師は、太陽を直視することは網膜を痛めると警告しています。しかし、正しい時間内に太陽を凝視するなら眼を痛めることはないのです。

 

 

何年も太陽を凝視している人達が眼の検査を受けたところ、何の異常もみられなかったそうです。

 

 

ただ、初めて太陽凝視を行う人は、数週間後に眼の検査を受けることをお勧めします。その時に眼に異常がないことが分るでしょう。

 

 

 

先ほどのルールでは、太陽が燦々と輝いていない時間に、少しずつ見る訓練をしていけば大丈夫と書かれてありました。

 

 

慣らしていけば慣れるみたいにもとれますが、そもそも、網膜は鍛えられるものなのでしょうか。

 

 

このあたり、納得できるように説明して欲しいです。

 

 

 

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過去にサンゲージングを試しました

 

 

実をいうと、私も昨年一ヶ月ぐらい太陽凝視を試しました。(過去、断食で体を弱らせた経験があるので、この時は食事は減らしませんでしたが。)

 

 

 

一ヶ月だったので、特にこれといった変化はなく、「エネルギーが充電されてる感」はありませんでした。

 

 

そして、私はどんな健康法も最低3ヶ月は続けるのですが、これは一ヶ月で止めました。理由は、

 

 

 

 

 

シミが濃くなったからです。

 

 

 

人からはわからないかもしれませんが、確実に濃くなりました。

 

 

 

その時、「目から入った紫外線によって、肌が日焼けしてしまう」という話を思い出したのです。

 

 

目に紫外線が入ると「角膜」が炎症を起こし、それが刺激となって「脳下垂体」に伝わります。すると、シミの原因である「メラニン色素」が生成されてしまうのです。「メラニン色素」は肌を守る役目がある故に、刺激があった時に生成されるのですが、シミは嫌ですよね。

 

 

 

『くまーじょ様 ( ̄(エ) ̄)ノ彡☆ の辛口!コスメ裁判所 目から入る紫外線でシミになるのか!?』より引用

 

 

紫外線を見るだけで肌が黒くなるって話、以前放送された「世界一受けたい授業」というテレビ番組でも紹介されてましたねえ。

 

 

事の発端は、大阪市立大学 医学博士の井上正康教授らが出した論文なんですよ。

 

 

マウスを使った実験なんだけど、「耳だけ」と「目だけ」に紫外線をあてて、各マウスのメラニン細胞数を比較したんだって。

 

 

耳だけに紫外線をあてた場合は、耳だけが日焼けしたのは当然ですよね。

 

 

ところがっ!、目だけに紫外線をあてた場合なんだけど・・・目じゃない別の部分でメラニンの増加(日焼け)が確認できたんだって。 それって、勝手にシミそばかすになるかもってことですよね。本当だったら、マジやばいよ~。

 

 

これ、本当にそんな論文があるのかどうかなあ?と思ったので、色々探してみましたよ。そしたら・・・おお、ホントに英語の論文あったよ。

 

 

(中略)

 

 

ちょっと怖い話だけど、マウスの「脳下垂体」という部位を取り去ってさっきの実験をすると、目からの紫外線が入ってもメラニン生成しなかったんだって。

 

 

と言うことは、目から入った刺激により「脳」がメラニン生成の指令を出しているって事ですよね。

 

 

おそらく、紫外線が目に入ると角膜が炎症を起こし、 その刺激が「脳下垂体」に伝わって、「メラニンを生成」を指示しちゃうってことらしい。

 

 

脳下垂体って、ホルモンバランスを司る所ですよね。

 

 

ああ確かに、生理前後や妊娠中などはやっぱりシミになり易いもんね。そういことかー。

 

 

 

目の網膜が例え無事だったとしても、シミが出来るのは嫌なわけです。だからさっさと止めました。

 

 

そして、太陽を凝視してもエネルギーに「出来る人」と「出来ない人」がいる、その違いをハッキリ示した記事も見つかりませんでした。

 

 

その説明がない事から、なんとなく「特殊能力のある人」や、「修行をした人」しか出来ないような気がします。

 

 

 

そうでない人がやるにはリスクが大きすぎます。

 

 

 

太陽光は人間を含め、全ての動植物にとってなくてはならないもので、生命維持に必要です。それは事実です。

 

 

ですが、だからといって、「太陽を見れば、誰でも食事をしなくても生きられる」とは思えません。

 

 

 

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肌の対策まで必要?ブルーライトの生体への影響は深刻だった

肌の対策まで必要?ブルーライトの生体への影響は深刻だった

 

「LED」には、「ブルーライト」という光が多く含まれています。

 

 

「蛍光灯」や「太陽光」と比べてみて下さい。

 

 

 

石原藤樹のブログ(元六号通り診療所所長のブログ)ブルーライトは本当に危険なのか? [医療のトピック]』より引用

 

 

 

 

「太陽」や「蛍光灯」と比べても、「LED」は「ブルーライト(青色光)」が際立っています。

 

 

 

「LED」に囲まれた生活をしている私たちは、「ブルーライト」を大量に浴びているということになります。

 

 

なので、それが健康にどう影響するのか知っておかなければなりません。

 

 

以下の記事では、「ブルーライト」と「LED」についての説明と、ブルーライトのメリットについてお話しました。ブルーライトのメリットは、「省エネ」と、「人間の体内時計を整えてくれること」でした。

 

ブルーライトとLEDについて分かりやすく説明してみた

 

 

また以下の記事では、「ブルーライトが目や脳にどんな悪い影響を与えるのか」、デメリットについてお話しました。

 

 

不調になる人は少なくない。ブルーライトで目や脳の調子が悪くなる理由

 

 

 

本記事では、ブルーライトが目と脳以外にどんな影響があるのか・・・についてお伝えしていきます。

 

 

 

ちなみに、以下が目や脳に与える影響です。

 

 

 

 

  • 「ブルーライト」は、角膜や水晶体を通り越して、網膜に直撃するため、目の細胞にダメージを与えます。

 

 

 

 

  • 「ブルーライト」は、波長が短い為、光が散乱しやすいので、画面がチラついたり、まぶしく感じます。すると、脳がピントをあわせようとするため、脳が疲弊します。おまけに、強い光を制限しようと、瞳孔を狭めようとするので、目の周囲の筋肉が使われます。こうして「目の疲れ、肩こり」→「頭痛」へと発展します。

 

 

 

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浴びる時間帯によっては体内時計が乱れる

 

 

「ブルーライト」のメリットとして、体内時計(サーカディアンリズム)を整える役割があると、過去の記事でお話しましたが、実はこれ、「ブルーライト」を浴びる時間帯によっては、デメリットにもなるのです。

 

 

「ブルーライト」には、メラトニン(眠気を誘う睡眠ホルモン)を抑える働きがあります。

 

 

だから、「起きる時」に光を浴びるのは良いのですが、逆に「寝る前」に浴びてしまうと目が覚めてしまうのです。

 

 

つまり、浴びる時間帯を間違えると、体内時計を乱してしまいます。

 

 

寝る前に光を浴びなければ良いだけの話ですが、身の回りに「LED]が溢れているとそうもいきません。特に光を直視するような製品を使っている人は要注意です。

 

 

寝る前までスマホやパソコンをいじっている人は多いでしょうが、体内時計を乱す元ですから、睡眠障害等、心当たりのある方は夜間のこれらの使用を控えた方がよいと思います。

 

 

ただ、パソコンやスマホは「や~めた」といってスイッチを切ってしまえば終わりです。いくらでも時間を縮小できます。

 

 

問題は、常に照らす照明です。

 

 

「LED照明」は、照明ですから長時間付けるのが当たり前です。そこで生活している人は、慢性的に体内時計が乱れることを避けられないわけです。

 

 

今はまだ従来の蛍光灯があるからいいかもしれませんが、もし照明がLEDしかなくなったら、夜もブルーライトから逃げられないということになります。

 

 

そして、ブルーライトの悪影響は「体内時計の乱れ」だけに留まりません。

 

 

 

 

 

LEDと果物

 

 

私が特に気にしているのは、「長期的な使用による悪影響」です。

 

 

果物を「LED」と「蛍光灯」で照らし比べた結果を見て下さい。

 

 

<LEDの影響> オレンジの観察』より引用

 

 

<LEDの影響>

 

 

LEDの光が身体はもちろん、あらゆるものに悪影響があることを知らないまま、多くの人がLED照明のスーパーで買い物をしています。

 

 

LEDの光が当たった果物は、影響を受けて、どのように変化(変質)してしまうのか、観察してみました。

 

 

 

 

蛍光灯のスーパーでニューサマーオレンジ(日向夏)という、黄色いミカンを2袋購入。

 

 

みずみずしくて、甘く、とてもおいしい。(2016/5/10)

 

 

 

 

1袋はLED、もう1袋は蛍光灯の光を当てて観察。

 

電球色LEDなので、写真に撮ると、穏やかな明かりのようだけれど、

実際には蛍光灯よりまぶしさを感じる。

 

 

 

 

2日後。 LEDのオレンジは、5つのうち、3つが、ヘタの周りがへこんできた。(5/12)

 

 

 

 

拡大したところ。触った感じもフニャフニャしている。 (5/12)

 

 

 

 

3日後。色やつや、張りに違いが出てきているのが分かる。(5/13)

 

 

 

 

4日後。左のLEDのオレンジは、明らかに皮の水分がなくなってきて、形もいびつになってきている。(5/14)

 

 

 

 

6日後。つやもなく、しわっぽくしなびてしまったLEDオレンジと、つや、張りがあり、みずみずしい蛍光灯のオレンジ。 (5/16)

 

 

 

 

手で軽く押すと、そのままの形になってしまうほど、弾力がないLEDオレンジ。 (5/16)

 

 

 

 

1週間後。左のLEDのほうは、全体的に縮んでしまった。

 

 

空気の抜けたゴムボールのよう。

 

 

蛍光灯のほうは、まだ買ったときとあまり変わらず、つや、弾力がある。(5/17)

 

 

 

 

切ってみたところ。右の蛍光灯のオレンジはまだみずみずしく、食べてみると、購入時と変わらず、甘くておいしい。

 

 

左のLEDのオレンジは、水分が抜け、スカスカになっている。

 

 

味見をしてみると、刺激のある苦みが、いつまでも口に残る。(5/17)

 

 

1週間、蛍光灯とLEDの光にそれぞれ当てたオレンジは、2日後ぐらいから、明らかな違いが出て、1週間後、まだおいしく食べられるものと、とても食べようとは思えないものとに、はっきりと分かれました。

 

 

LEDのオレンジのほうは、味も、明らかに変わってしまっていて、身体への影響を思うと、やはりLED照明のスーパーで販売されているものを食べるのは、避けたいなと思います。

 

 

毎日、どんどんしわしわになっていく、オレンジの皮を見ていたら、LED照明を浴び続けると、人間の皮膚もこうなってしまうのではと、怖くなりました。(5/17)

 

 

 

なんということでしょうか。

 

 

これが本当なら、食事を気をつけようが、運動しようが、何をやっても健康を保つことは難しくなります。

 

 

私は、個人が気をつけられるのは「水」までだと思っています。汚染が「空気」とか「光」になってくると、完全な遮断は難しいです。

 

 

話を戻しますが、「オレンジ」だけではありません。

 

 

以下は「オーガニックブルーベリー」を三日間観察した結果です。

 

 

長いので最後だけ引用します。過程が気になる方は引用元をご覧下さい。

 

 

 

<LEDの影響> ブルーベリーの観察』より引用

 

 

 

 

 

切ってみたところ。蛍光灯のブルーベリーは、 買った時とあまり変わっていない。
味も、甘くておいしい。(7/14)

 

 

 

 

ビックリするほど色が変わってしまったLEDのブルーベリー。

 

 

切るのに苦労するほどグチャグチャで、中はドロッとしている。(7/14)

 

 

「オレンジ」と「ブルーベリー」の場合を紹介しましたが、こんなのは序の口です。他にもありますので、興味がある方は以下をご覧下さい。

 

 

LEDの影響(1)

 

<LEDの影響>LED体験記

 

 

 

ここまで見て、十分「LED」の危険性が分かった気がしますが、上の実験では、光の毒性の問題ではなく、単純に「蛍光灯」より「LED」の方が温度が高かった為、果物が傷んだ・・・とも考えられます。

 

 

なので、別の角度から、「生命の劣化の原因が本当に“LEDの光”によるものなのか」をみていきましょう。

 

 

 

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LEDと肌

 

 

LEDが使われている製品が「パソコン」や「スマホ」なら、「ブルーライトカットメガネや、フィルムがあるから、いざとなったらそれで保護すればいいや」・・・とのん気な事を言っていられます。

 

 

ですが、「LED照明」の場合は、そういうわけにもいきません。目や脳だけでなく、体にも浴びてしまいますから。

 

 

実験では「LED」によって果物がシワシワになるみたいですが、これを読んだ方は、これが人間にも当てはまるのか気になっていると思います。

 

 

 

 

「人間には関係ない」と思いたい方には残念ですが、あの実験を裏づけるように、「ブルーライト」は、目だけでなく、肌の劣化にもつながるようです。

 

 

『女性の美学 ブルーライトの影響は肌にまで!スマホ焼け対策の必要性』より引用

 

 

すでにこれだけたくさんの悪影響があるスマホですが、ここにきて、女性にとってとても心配な問題が指摘され始めました。それが「スマホ焼け」です。

 

 

スマホ焼けとはスマホを長時間使用することにより、肌に色素沈着を起こしてしまうこと。日焼けは太陽光に含まれる紫外線が原因ですが、スマホ焼けはスマホから発せされるブルーライトが原因で起こります。

 

 

 

ブルーライトが肌を変色させる?スマホ焼けとは

 

 

通勤電車の中、家事の合間、就寝前。いつでも簡単に取り出せて使えるため、ガラケーに比べてスマホの使用時間はついつい長くなりがち。手元で操作するため、かなりの至近距離でディスプレイと向き合うのでブルーライトの浴び方もきつくなります。

 

 

紫外線対策をせずに太陽の光を浴び続ければ、日焼けやシミができてしまうように、なんの対策もせずにブルーライトの光を浴び続ければ、スマホ焼けを起こしてしまう恐れがあるのです。

 

 

浴びる距離は違いますが、「スマホ」の「ブルーライト」で日焼けするなら、「LED照明」の「ブルーライト」でも日焼けします。

 

 

もし全ての照明が「LED」になれば、これからは365日、就寝時間以外は、常に「日焼け」を気にしなくてはいけない時代が来るかもしれません。

 

 

「ブルーライト日焼け対策商品」が化粧品メーカーから発売されるのは時間の問題です。

 

 

 

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ブルーライトの殺虫効果

 

 

「ブルーライト」は殺虫にも効果があるようです。

 

 

『excite ニュース 青色光を当てると昆虫が死ぬ、新たな害虫防除装置の開発に期待も。』より引用

 

 

東北大学大学院農学研究科の堀雅敏准教授の研究グループは12月9日、青色光を当てると昆虫が死ぬことを発見したと発表した。

 

 

この研究により、ある種の昆虫では、紫外線よりも青色光のほうが強い殺虫効果が得られること、また、昆虫の種により効果的な光の波長が異なることも明らかになったという。

 

 

紫外線の中でも波長が短いUVCやUVBは、生物に対して強い毒性をもつことが知られているが、比較的複雑な動物に対しては、長波長の紫外線(UVA)でも致死させるほどの強い毒性は知られていない。

 

 

そして一般的に、光は波長が短いほど生物への殺傷力が強くなる。

 

 

よって紫外線よりも波長の長い可視光が昆虫のような動物に対して致死効果があるとは考えられていなかった。

 

 

今回の発見はこれまでの常識を覆すもので、青色光はさまざまな昆虫種に対して殺虫効果を示している。その効果は卵、幼虫、蛹、成虫のいずれの発育段階でも得られるという。

 

 

同グループは「その殺虫効果はヒトの目に対する傷害メカニズムに似ていると推測しています」とコメントしている。

 

 

こうした研究結果は、例えば、青色のLED光などを害虫の発生している場所に当てることで、簡単に殺虫できる害虫防除装置の開発が期待されるほか、波長を工夫することで、衛生害虫、農業害虫、貯穀害虫、畜産害虫など様々な害虫に適用できるクリーンな殺虫技術になる可能性も。

 

 

また、青色光やそれに起因する活性酸素の生体への影響を評価する研究にも、今後、役立つと考えられるという。

 

 

 

害虫防除装置の開発が期待される・・・

 

 

いやいや、期待せんし、そんなの...。

 

 

 

身の回りに溢れているのは殺虫効果のあるライトでした。

 

 

この事実を知っても「省エネ」に貢献できて嬉しいと思いますか?

 

 

虫には効くが人間にはダメージがないとは思わないでほしいです。

 

 

 

人間と虫の違いを考えると、

 

 

私は丈夫か、丈夫じゃないかの違いだと思っています。

 

 

同じ毒物でも、個体が丈夫であればあまりダメージは受けないし、固体が弱いとダメージを受けやすい。

 

 

なんでもそうですが、弱いものから先にダメージが表れます。

 

 

もし、「虫は人間に比べて弱いからダメージを受けた」のだとしたら、虫ほどでなくても、「弱い人」は何らかの影響を受けるはずです。

 

 

目が痛い、頭が痛い・・・そう訴える人が正にそれです。

 

 

そして、殺虫効果のあるライトを「イルミネーション」と称して、木に巻きつけています。

 

 

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私は「LEDが怖い」と言っているのではありません。

 

 

選択肢がなくなり、LEDしか選べない世の中になってしまうのが怖いのです。

 

 

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ブルーライトへの対策と関連商品について

 

 

私は基本的に、対処療法にいきなり頼るのは好きではありません。

 

 

辺り一面に毒をばら撒いたうえで、「それらをどうやって避けようか」と試行錯誤するのではなく、できるだけ毒を置かない努力をするべきだと思っているからです。

 

 

しかし、全く対処しないわけにもいきませんので、ここまでデメリットについて話してきた以上、対策法にも触れておきます。

 

 

当たり前ですが、物を買うとき、「LEDを使っている商品」と「LEDを使っていない商品」がある場合は、「LEDを使っていない商品」を選ぶ方が良いでしょう。

 

 

しかし、どうしても「LED」を使った商品しかない場合は、「対策グッズ」の世話になることになります。

 

 

 

ブルーライトメガネ、レンズ

 

 

パッと思い浮かぶのは、「ブルーライトメガネ」です。

 

ネットで調べると、効果については賛否両論ですが、どちらかというと肯定的な意見が多く見られました。

 

私は眼鏡には度がないと困るので、眼鏡屋で「度入りのブルーライトメガネ」を作ってもらわなければならず、目の良い人に比べると、高い買い物になります。

 

探してみると、今あるメガネに簡単に取り付けられるレンズがありました。クリップオンタイプのブルーライト対策レンズです。価格は3000円代だそうです。

 

 

IT media エンタープライズ 度入りメガネの利用者に最適、着脱可能なブルーライト対策レンズ

 

 

視力に問題がなく、度が無くても平気な方であれば、これより安いのがいくらでもあるはずので、試してみる価値はありそうです。

 

 

ただし、「ブルーライトメガネ」に効果があったとしても、防げるのは目だけです。

 

体に浴びる「ブルーライト」までは防げません。

 

 

 

ブルーライトカットシート

 

 

全身を守るには、目だけを守るメガネよりも、ディスプレイに「ブルーライトカットシート」を張る方がいいのかなと思うのですが、絵を描いたり、洋服を購入する時など、色が変わると困る事もある為、躊躇ってしまいます。

 

そんなの気にしないという人なら、まず、お安い100均のシートから試してみるのもいいかもしれません。

 

価格.comマガジン 100円ショップの液晶保護フィルムと高機能フィルムはどう違う?

 

 

 

サプリ

 

 

サプリはピンキリあります。私は「目だけに特化したサプリ」は、試したことがないので答えられません。

 

 

ですが、あえて私が「サプリ」に頼る時の注意点をいうとしたら、サプリの効果を発揮させたいのであれば、「質的な栄養失調」を改善させたうえで飲んだ方が良いということです。

 

 

土台となる体が健康ではない状態だと、せっかくサプリを摂っても、栄養が上手く利用されなかったりします。

 

 

 

 

LED照明の「電球色」

 

 

LED照明には「電球色」というものがあります。

 

 

一見、「ブルーライト」の対策になりそうですが、実はそうでもないようです。

 

 

『情報検証サイト 仙人の結界 LED電球、蛍光灯、白熱電球の危険性と健康への被害』より引用

 

 

ちなみに、LED電球や蛍光灯にも電球色があるので、それを使えばいいのではないかと思う人がいるかもしれませんが、それは蛍光体の色を使って、そういう色に見せかけているだけで、青色の光が出ていることに変わりはありません。

 

 

この点、誤解してはいけません。

 

 

ただ、どうしても寝室にLED電球や蛍光灯を使わなくてはいけないのなら、電球色の方が気分的に寝付きやすくなるかもしれませんが、睡眠と覚醒のリズムはかなり強力なので、その程度のことではあまり変わらないでしょう。

 

 

 

以上、簡単ではありますが、対策法を紹介しました。

 

 

しかし、本来なら、こんな物を買わなくても健康でいられるはずなのです。その環境が壊れていっていることから目を背けないで下さい。

 

 

 

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白熱球、蛍光灯消滅の危機

 

 

 

白熱球や蛍光灯は完全にはなくならないだろう

 

 

・・・そう考えている人もいるかもしれませんが、2008年に、経済産業省が白熱電球の生産販売を自主的にやめるように要請しているのです。

 

 

しかし、その一方で、消費者にはこれらの製品を強制的に止めさせるようなことはしないと言っています。

 

 

これをどう捕らえるかですが、明らかに矛盾していますよね。

 

 

自主的に止めるように要請されたら、企業もその流れに乗るしかないでしょう。企業が作らなくなったら、消費者は製品の使用を止めるしかありません。

 

これまで、企業が作らなくなったことで、事実上使用できなくなった製品は五万とあります。私達が使っている物は企業次第なのです。選択はその次です。ない物は選びようがありません。

 

 

「メーカーに白熱球を作らないように要請する」という事と、

 

「消費者に白熱球を止めさせるように強制しない」というのは両立しないのです。

 

 

「供給元を作らないようにしてしまう事」は、「消費者が白熱球を選ぶ事を強制的に奪う事」に等しいのです。

 

 

その要請が功を奏したのか、ここ数年で、身の回りの物が「LED」だらけです。

 

 

今はまだ、「LED」ではない製品がありますが、消えるのは時間の問題です。

 

 

「白熱電球」が市場から姿を消す前に、その価値を見直してみる必要があるのではないでしょうか。

 

 

 

不健康の原因はたくさんある

 

 

私は食べ物が健康に大きな影響を与えると思っているので、食について書くことが多いです。

 

 

ですが、それだけが全てだとは思っていません。

 

 

身の回りに不健康になる物質が溢れているので、何の影響を受けて不健康になったのか正確に突き止めるのは難しいです。

 

 

もし、不摂生をしていないのに、原因不明の不調になった場合は、それ以外の原因も疑ってみて下さい。

 

 

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LEDの安全性は疑わしい。ブルーライトで目の奥や頭が痛くなる理由

パソコンの「ブルーライト」の影響と思える目の痛みが続いたので、「ブルーライト」や、それを多く含む「LED」について調べました。

 

 

「ブルーライト」は、太陽光にも含まれている光なのですが、この光は体内時計(サーカディアンリズム)を整える働きがあります。

 

 

 

ブルーライトのメリットについては以下の記事に書きました。

 

ブルーライトとLEDについて分かりやすく説明してみた

 

 

 

しかしながら、ブルーライトを見ることで目が痛くなるというのは紛れもない事実です。

 

 

なので、本記事はブルーライトのデメリットについてお話します。

 

 

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ブルーライトで目の痛みを訴える人は多い

 

 

私はパソコンやイルミネーションを見た時に特に目が痛くなるのですが、世の中には痛くならない人もいます。

 

 

まず、「LED(ブルーライトを多く含んでいる)を見たら目が痛くなる」という症状が他の人にもあるのかどうか、話を集めてみました。

 

 

『YAHOO 知恵袋』より引用

 

 

LEDライトの光がつらい。私だけでしょうか?

 

 

LED照明の空間にいると、目が痛いと言いますか、目の奥に染みるような刺激を感じます。周りの人はそんなことないそうです。できるだけ光源を見ないようにはしていますが、止むを得ず視界に入ってくる場合もあり、つらいです。

 

 

自宅はまだ普通のタイプを使っていますが、勤め先や公共の施設などはエコとか言って当たり前のようにどんどんLEDに変わっていってるのでこわいです。

 

 

 

『YAHOO 知恵袋』より引用

 

 

知人宅がLEDのシーリングライトに変えたのですが、目の痛みを感じるようになったそうです。設定や色目など色々と試してみたそうですが、改善しないようなのです。

 

 

私なりに原因を探ってみたのですが、不快グレアなる現象がある事くらいしかわかりませんでした。

 

 

70代のご両親は違和感を感じないそうですが、40代の息子さん夫婦は目の痛みを感じるのだそうです。

 

 

キリがないので、区切りますが、ブルーライトで体調を崩す人は珍しくないようです。

 

 

ですが、「LEDで目が痛くなるけど、これって変ですか?」みたいな悩みが多かったです。

 

 

周りが何もなっていないのに、1人だけダメージを受けていたら「自分がおかしいのかな」と思ってしまうものです。

 

 

しかし、「ブルーライトで目が痛くなるメカニズム」を知れば、彼らのその感覚が、決して間違っていないことが分かります。

 

 

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ブルーライトで目が痛くなるメカニズム

 

 

目が痛くなっても、後で休めばいいや・・・と、軽く考えている人は注意して下さい。

 

 

体は代謝するので、大抵の細胞は入れ替りますが、の細胞は入れ替らないので、大事にした方が良いです。

 

 

 

それを傷つける仕組みが以下になります。

 

 

 

『マイナビニュース なぜLEDによるブルーライトが目に悪いのか? - 岐阜薬科大が仕組みを解明 [2014/07/25]』より引用

 

 

青色の光は波長が短く、目の角膜や水晶体で吸収されないため網膜に達しやすく、視細胞に障害を与えることが知られており、近年では、眼精疲労や急性網膜障害、加齢黄斑変性症などの原因になるとされているが、LEDのブルーライトが、視機能にどのように影響を及ぼすのか、といったことについてはよくわかっていなかった。

 

 

そこで研究グループは今回、波長の異なる緑、白、青の3色のLEDを用いて、マウスに照射し、細胞の状況を調べることで、その謎の解明に挑んだという。

 

 

その結果、波長の長い緑色の光では細胞障害は惹起されなかったが、白色および青色の光では、視細胞での細胞障害が惹起されることが確認されたという。

 

 

また、細胞障害の原因となる活性酸素の量は、青色、白色の順に多く、緑色のLEDでは増加がみられなかったという。

 

 

これらの結果から、研究グループでは、細胞のエネルギー産生の場であるミトコンドリアが障害を受けるほか、タンパク質合成の場である小胞体に障害が起きることで、細胞障害が惹起されたと考えられると説明しており、ブルーライトから目を守ることや、細胞障害の原因となる活性酸素を抑えることなどが、視機能障害に対する対策の一助となる可能性が示されたとしている。

 

 

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2014年の古い記事ですが、無視できない内容です。

 

 

ブルーライトが目に悪いのは、光が「角膜」や「水晶体」を通り越して、奥の「網膜」に直撃しているからです。

 

 

 

目の奥が痛くなるはずです。

 

 

というか、逆にこれで痛くならない人の方が凄いと思います。

 

 

とにかく、痛みが出る人も出ない人も、ブルーライトは細胞障害を引き起こすので注意が必要です。

 

 

それに、「目の老化は、脳の老化につながる」と言われているぐらい、目と脳は密接に関係しています。

 

 

 

目にダメージがあるということは、脳にダメージがいくことも考慮すべきです。

 

 

 

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ブルーライトに起因する頭痛

 

 

目が痛いのもしんどいですが、頭痛もしんどいです。

 

 

次はブルーライトで頭痛が発生するメカニズムです。

 

 

『タノシムタメノ ブルーライトはなぜ頭痛の原因になるの?メカニズムを徹底解説』より引用

 

 

まず、ブルーライトの光は他の照明の光と比較しても波長が短いため、目に入る際にブルーライトの光は錯乱しやすくなります。

 

 

光が錯乱しやすいということは、目がまぶしさを感じたり、画面のちらつきを感じるということを意味します。

 

 

ちらつきの多い画面を見るために、脳はピントを合わせる必要がありますが、ディスプレイのちらつきが多ければ多いほど、脳はピントを合わせるのにより苦労するため、結果として脳が疲労してしまいます。

 

 

この脳の疲労が頭痛の原因となっているのです。

 

 

ここで、一旦切ります。

 

 

波長が短いと、どうして光が錯乱するのか、そのことについて分かりやすい図がありましたので以下の図を引用します。

 

 

 

『メガネレンズの専門店 れんず屋 ブルーライトカットコートとは、無色なのに眩しさをカットするコーティング』より引用

 

 

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光が粒子にぶつかった時に光が散るから、チラついて見にくい・・・というわけです。

 

では、先ほどの続きです。

 

 

 

さらに、ブルーライトの光は蛍光灯や白色電球の光と比べて、そのエネルギーが強いため、目は光の入る量を制限するために瞳孔を狭めようとします。

 

 

瞳孔を縮小させる際に、目の周りの筋肉が使われることから、目の疲れや肩こりなどを生じるため、頭痛がひきおこされることになるのです。

 

 

もちろん、ブルーライトを目にする時間が増えれば増えるほど目の周りの筋肉の疲労は蓄積されます。

 

 

ブルーライトは、ガン見していい光ではありません。

 

 

 

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緑色の光で頭痛は和らぐが、青色の光は頭痛が悪化する?

 

 

ブルーライトが眼精疲労や、頭痛を引き起こす理由はわかりましたが、さらに興味深い記事がみつかりました。

 

 

カラパイア グリーン系レンズのサングラスが片頭痛を緩和してくれることが判明(米研究)』より引用

 

 

頭の一部が脈を打つような痛みを伴う片頭痛(偏頭痛)は程度の差はあれ、耐えがたいものだ。

 

 

そんな片頭痛持ちの人々の症状を和らげてくれるのが、グリーン系レンズのサングラスなのだそうだ。最新の研究で狭帯域の緑色の光以外を遮断するサングラスが片頭痛の緩和に一定の効果を上げるという。

 

 

(中略)

 

 

実験では、急性片頭痛発作を発症したことがある対象者に、青色、緑色、琥珀色、赤色の強度の異なる光を当て、その反応を観察した。

 

 

明るい職場などの高強度の光の下では、80パーセント近くの人が頭痛の悪化を訴えた。しかし、光が緑色の場合は悪化は見られず、逆に20パーセントの痛みが軽減したという。

 

 

バーステイン博士は、「これらの発見は片頭痛で悩む人たちにとって希望の光となり、さらなる研究と臨床実験の足がかりとなりました」と述べている。

 

 

緑色で症状緩和、青色で悪化

 

 

またチームはなぜ緑色だけが他の色と比べ、大幅に頭痛を軽減するのかを調べるため、片頭痛を持つ人を対象として、網膜や脳の大脳皮質から発せられる電気信号の振幅を計り、各色の光に対する反応を調べた。

 

 

実は5年前、バーステイン博士らは青色の光が盲目の人たちの片頭痛を悪化させるという驚きの研究結果を発見している。そこで今回博士は視力障害がある人を除いた研究を行い、光の色による頭痛の影響を検証した。

 

 

そして、片頭痛が発症する際に見られる光に対する異常過敏は、青色の光をブロックすることで避けることができることがわかったのだという。

 

 

 

グリーン系のサングラスがオススメですね

 

 

・・・なんてことが言いたいのではありません。重要な部分はここです。

 

 

>片頭痛が発症する際に見られる光に対する異常過敏は、青色の光をブロックすることで避けることができることがわかったのだという。

 

 

頭痛持ちの私としては読み捨てならないことです。

 

 

ここまで悪いと分かっているのに普及する理由は何なのでしょう。

 

 

「LED」だらけになるのは健康面が心配です。目や脳を傷つけてまで、「省エネ」に拘る必要はありません。

 

 

そして、「LED」と関係あるかどうかわかりませんが、考えさせられる話があります。

 

 

 

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子どもにiPhoneやipadを使わせないほうが良い?

 

 

もう何年か前になりますが、スティーブ・ジョブズは自分の子どもにはiPhoneやiPadを使わせなかったというニュースが流れました。

 

 

『CCORE+ スティーブ・ジョブズはなぜ自分の子どもにiPhone やiPadを使わせなかったのか』より引用

 

 

「子どもたちは私たち夫婦が厳しすぎると文句を言います。友達の家にはこんなに厳しいルールはないってね。

 

でも、それは我々は誰よりも技術の危険性を見てきているからです。自分自身でも感じています。

 

子どもたちの身にそのようなことは起こってもらいたくないのです。 」

 

 

 

危険性について知っているから、使わせなかったとのことです。

 

 

「危険性」というのが曖昧なので、必ずしも、この発言が「LED」のことを指しているとは言えません。

 

 

「頭が悪くなる」「コミュニケーションが出来なくなる」「ディスプレイの光」「運動不足」・・・色々と考えられますが、これらのうち何を指しているのかはわかりません。

 

 

ですが、どちらにせよ、「子供に使わせるべきではない物」という認識があった事は間違いありません。ジョブズ氏が「電子機器が目や脳に与える影響を知らなかった」とは考えにくいです。

 

 

これは「医師は、患者に抗がん剤を使うが、自身が癌になった時には、抗がん剤は使わない」という話と一緒です。

 

 

実は危険だということを知っているから自分達は使わない。でも人には「安全だ」ということにして売る

 

 

社会的地位のある人たちがこういう態度にでたら要注意です。

 

 

 

「食品添加物」、「遺伝子組み換え食品」、近年ようやく危険なことが当たり前になってきたマーガリンなどの「トランス脂肪酸」・・・

 

 

 

世の中にある毒性の強い商品は「安全だ」と堂々と売られています。「ブルーライトが多く含まれているLED」も、その内うちの一つではないかと考えています。

 

 

次はブルーライトが目と脳以外に与える影響についてお話します。ジョブズ氏が、何故子どもに使わせなかったのか・・・その意味が分かると思います。

 

 

 

肌の対策まで必要?ブルーライトの生体への影響は深刻だった

 

 

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ブルーライトとLEDについて分かりやすく説明してみた

 

パソコンを長く使って、疲れがひどくなると、目を刺すような痛さに変化します。

 

 

私の場合、酷くなると、パソコンだけではなく、照明、窓から差し込む光、ありとあらゆる光を、痛くて見られなくなります。

 

 

 

目を開けられないほど痛くなるので、こうなると、アイマスクをして1~2時間休まないと回復しません。

 

 

 

昔、テレビゲームをやりすぎた後も目が疲れていましたが、パソコンほどではありませんでした。

 

 

 

パソコンのディスプレイは「LEDバックライト」ですが、この「LED」には、多く「ブルーライト」が含まれています。

 

 

 

 

「LED」は「省エネ」を謳って、従来の電球を駆逐する勢いですが、心配なのはその安全性です。

 

 

 

一応、表向きには「安全」ということになっていますが、この尋常じゃない痛みは気になります。

 

 

 

人事ではないので、「ブルーライト」、そしてそれを多く含む「LED」について調べた事をお伝えします。

 

 

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ブルーライトとは

 

 

 

ブルーライトがどういったものかを知る前に、まず「光」について簡単にご説明致します。

 

 

下の図のように、「光」というのは、左側にいくほど波長が短く、右側にいくほど波長が長くなります。

 

 

 

ここに記されている「光」が全て見れるわけではありません。人間が見ることのできる光は、真ん中の限られた部分です。

 

 

 

人間が見ることができる光のことを「可視光線(かしこうせん)」と言います。

 

 

 

『毎日あなたをリニューアル WOMAN Online 女子のプチ不調の一因は「ブルーライト」? PCやスマホの画面が発する「ブルーライト」の浴び過ぎにご注意』より引用

 

 

 

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可視光線は、およそ400~800ナノメートルの波長になります。

 

 

 

「ブルーライト」は、可視光線中でも、最も波長が短いところに位置していますね。「紫外線」の隣です。

 

 

 

この「ブルーライト」の特徴は、「波長が短い」ということと、「サーカディアンリズム(体内時計)をコントロールする上で必要な光」である・・・ということです。

 

 

 

ただし、「波長が短い光」というのは、毒性が強いそうです。

 

 

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ブルーライトを含んでいるもの

 

 

 

このブルーライトは「昼間の太陽光」にも含まれています。

 

 

 

以下の図の一番上が太陽光です。

 

 

 

『石原藤樹のブログ(元六号通り診療所所長のブログ)ブルーライトは本当に危険なのか? [医療のトピック]』より引用

 

 

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これは日本におけるブルーライト問題の、旗振り役の専門家の1人である、慶應大学眼科教授の坪田一男先生の書かれたエッセイから、引用させて頂いたものです。

 

 

ご覧頂くとお分かりのように、太陽光や古いタイプの照明の光と比較して、LED照明はより青い光が強い性質を持っている、ということが分かります。

 

 

パソコンや携帯などのLED照明の画面を、非常に長期間注視することが続くと、これまでなく強い青い光に、人間の目が晒される事態になります。

 

 

 

強い光であるブルーライトは、「白色LED」だけではなく、「太陽光」や「蛍光灯」にも含まれています。

 

 

 

ですが、「白色LED」に含まれるブルーライトの多さは際立っていますね。

 

 

 

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ブルーライトが多く含まれている「LED」とは何か

 

 

このブルーライトが突出しているLEDlight emitting diode)を、日本語で「発光ダイオード」と言います。

 

 

 

「発光ダイオード」とは、電圧をかけた時に発光する半導体素子(電子部品)です。

 

 

 

難しい人は以下をご覧下さい。(1.5~2倍速くらいで見るのがオススメです)

 

 

 

 

 

 

動画の内容を要約すると、

 

 

 

発光ダイオードは、「半導体」という物質でできている。

 

 

「半導体」にはプラスのものと、マイナスのものがあって、プラスとマイナスを繋いだものを「ダイオード」と言う。

 

 

「ダイオード」は、プラスの側からマイナスの側へは電気が流れるが、マイナスの側からプラスの側へは電気が流れない。

 

 

「ダイオード」の中には、プラスの側からマイナスの側に電気が流れる時に光を出すものがある。それが「LED」である。

 

 

「LED」は白熱電球に比べると、3分の1の電気で同じ明るさの光を出すことが出来る。また、作りが単純で熱も出さないので、およそ4万時間も使う事が出来る。

 

 

 

「LED」のメリットが「省エネ」というのは、知らない人はいないと思います。

 

 

 

で、この動画の最後に「白熱電球」との光の違いが述べられていますが、この部分が見逃せません。

 

 

 

 

ただし、「白熱電球」にも良いところがある。

 

 

「LED証明」の白い光は3つの色の光でできている

 

 

「白熱電球」の光は太陽のように色んな色の光が混ざってできている。だから、人間の目に自然な感じがする。

 

 

 

色んな色が混ざった光が目に自然な感じがする、ということは、「色んな色が混ざっていない光は目に自然な感じがしない」ともとれます。

 

 

 

ということは、「LED」が増えれば、当然「目に自然な感じがしない光」が増えることになります。

 

 

 

それは健康面でどうなのでしょうか...。

 

 

いくら省エネで節約できても、それによって、数年後に家族全員が疾患を抱えたら、医療費に莫大なお金がかかることになりますから、ちっとも得ではありません。

 

 

 

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ブルーライトの健康面での長所

 

 

不安の多いブルーライトですが、とりあえず先に長所の方をみていきます。

 

 

ブルーライトは、太陽光にも含まれているので、ブルーライト自体が悪いというわけではありません。

 

 

人体にとって有益な光でもあるのです。

 

 

『TOTOリモデルサービス株式会社 LED照明の安全性「青色光」について正しく知ろう』より引用

 

 

日中の青色光は、生体時計を安定させるためにも必要です

 

人の脳は、青色光の変化を検出して昼夜を識別しています。

 

日中に青色光を取り入れることで、生体時計は安定して維持されます。

 

起床時にしっかりと明るい光を浴び、就寝前は落ち着いた赤っぽい光にする。

 

 

人間には、明るくなったら目が覚め、暗くなったら眠たくなる・・・というリズムがあります。

 

 

これを「サーカディアンリズム」、または「体内時計」と言ったりします。

 

 

もし、この「体内時計」が乱れると、生活習慣病、睡眠障害・・・等の悪影響があると言われています。

 

 

そして、この「体内時計」が正常に保てるのは、ブルーライトのおかげなのです。

 

 

 

ブルーライトには、眠気を導くメラトニンの量を減らす効果があります。

 

 

 

その為、ブルーライト(太陽に含まれる)を浴びると、体内時計をリセットする事ができるのです。

 

 

 

 

このように、ブルーライトには良い面もあります。

 

 

 

なるほど、じゃあ、ブルーライトは安全なんだ。

 

 

 

・・・と考えてしまいがちですが、ちょっと待って下さい。あくまでこれは、太陽光からのブルーライトの話です。

 

 

「ブルーライトを、太陽光という自然な状態で取り入れたら良い」という意味です。

 

 

 

不自然な自然

 

 

 

「体内時計の調整をしてくれる」という、ブルーライトの良い面に注目してみたわけですが、

 

 

じゃあ、ブルーライトを多く含む「LED」も太陽光同様、安全なのか・・・というと、それはもうちょっと考えた方が良さそうです。

 

 

何故なら、同じようにブルーライトを含んでいても、「太陽光」と、「LED」は別物だからです。

 

 

先に紹介した「太陽光の分光分布の図」でも確認できますが、太陽の光には、ブルーライトだけでなく他の光もまんべんなく含まれています。

 

 

 

それに対し「LED」はブルーライトが偏りすぎています。

 

 

そして、「LED」と「太陽光」では、光の浴び方も違います。

 

 

私たちは太陽光を浴びますが、直視することはまれだと思います。

 

 

通常は太陽に照らされた世界を見ているわけです。しかも、浴びる時間帯は決まっています。

 

 

それに対し、「LED」は至近距離で光を見つめます。その上、昼も夜もありません。

 

 

今、パソコンやスマホを使ってこれを読まれていると思いますが、それはブルーライトを直視していることになります。

 

 

 

太陽光をこのように直視することはまずありません。

 

 

 

確かに、「ブルーライトを含んでいる」という共通点はありますが、だからと言って、「LEDの光」を「太陽光」と同じように考えるのは、ちょっと違うと思います。

 

 

 

しかし、ブルーライトの安全性を訴える人の中には、そのことを無視して、「青空の青はブルーライトの色だから、ブルーライトがダメなら、LEDだけでなく青空を見ても同じように痛くなるはずだ」と考える人もいるようです。

 

 

 

また、「ブルーライトが悪いなら、青空を見る環境にある民族や、パイロットも目が悪くなるはずだ。パイロットはどこも悪くなっていないからブルーライトは安全だ」・・・という意見もありました。

 

 

 

同じブルーライトなのに、青空を見た時には目が痛くならないのに、LEDだけ目が痛くなるのはありえない

 

 

 

という理屈です。

 

 

 

また、ブルーライトは、自然界に存在する光だから悪くないという思いもあるのかもしれません。

 

 

これもまた誤解で、自然界に存在するものでも、人間が圧縮したものは危険だったりします。

 

 

例えば、「エッセンシャルオイル(精油)」なんかがそうです。

 

 

 

「エッセンシャルオイル」というのは、植物の中にある「香りを放つ物質」だけを抽出した液体のことです。アロマに使ったりしますが、私はシャンプーに使っていました。

 

 

こちらも自然のものですが、濃縮しているので、わずかな量で強力に作用します。

 

 

元の植物だった時の成分と同じように考えるべきではありません。非常に高濃度ですから。エッセンシャルオイルを扱う時に注意事項が多いのはその為です。

 

 

「エッセンシャルオイル」は、人間が手を加えて、濃度が濃くなっているので、それは、自然のものと同じではありません。

 

 

自然界のものでありながら、不自然な物質と言えます

 

 

 

従って、人体に使用した場合、自然界のものと違う現象が起きても不思議ではありません。

 

 

それはブルーライトにも言えることです。

 

 

 

「LED」に含まれているブルーライトはとても多く、「太陽光」に比べると不自然です。「自然界にもある光だ」と安心しない方が良いです。

 

 

 

次回は、ブルーライトによる健康被害について迫ってみたいと思います。

 

 

LEDの安全性は疑わしい。ブルーライトで目の奥や頭が痛くなる理由

 

 

 

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草食系男子が増える原因は、価値観の変化でも女性の強さでもなく、生殖能力に影響を与える環境である

youtubeのトップページに、「最近の若者が草食化している」という趣旨の番組があがっていたので見てみました。

 

 

最近の10代、20代の傾向なのでしょう。

 

 

ネットでも「草食系が増えている理由」について書かれている記事は多いので、いくつか読んでみました。

 

 

しかし、どの記事を読んでも、草食化したのは、まるで、ファッションや時代の流れであるかのような分析がなされています。

 

 

あと、女性が強くなった、とかですね。

 

NAVER まとめ【解析】草食系男子|草食系男子が増加している原因を探ってみた!

 

 

 

読んでいて失笑ですよ。本当にそんな理由で納得できますか。

 

 

 

 

「ファッション」や、「考え方の多様化」で変わるのは、せいぜい「文化」や「価値観」や「生活スタイル」です。

 

 

 

「動物が生きていく為に必要な機能」は、普通その程度のことで一々変わりません。簡単に変わったら大変です。

 

 

 

もし「動物が生きていく為に必要な機能」が歪められているとしたら、何らかの大きな力が加わったと考えるのが自然ではないでしょうか。

 

 

 

これは脳や身体の異変です。

 

 

 

草食化というのは、動物の普遍性に反する現象です。

 

 

 

文化的な視点で分析するのは無理があります。

 

 

 

じゃあ、その「動物が生きていく為に必要な機能」を歪める大きな力とは何なのか、それについてお話しようと思います。

 

 

 

ちなみに、男性が「草食化」する現象は、日本だけではありません。アメリカにも同じ傾向があるそうです。

 

 

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有害物質の影響

 

 

多くの人は「草食化」に対して、「疾患」という発想がありません。

 

 

しかし、「草食化」が一部だけでなく、社会全体に蔓延しているということは、「疾患」の可能性を視野に入れて考える必要があります。

 

 

 

 

まず、以下をご覧下さい。

 

 

 

『ひだまり 今は古事記に夢中!「調味料 (アミノ酸等)」の裏に化学調味料(合成化合物)あり! 大量摂取した世代が今「草食系」と呼ばれているのはなぜ?』より引用

 

 

日本がアメリカからの添加物の輸入を大幅に緩和してから、それから生まれて育ったちょうど適齢期の若者が「草食系」と呼ばれるようになった・・・と。

 

 

 

このように、食品添加物が、「草食化」に影響している可能性があるわけです。

 

 

でも、その子が「草食系」かどうかなんて、思春期を過ぎないと分かりませんから、まさか、子供の時から食べていた食品が影響しているなどとは夢にも思いません。

 

 

 

そして、これは「食品添加物を食べている全ての国の人達」に言えることです。だから「草食化」は日本だけの傾向ではないのですね。

 

 

 

 

しかし、食品添加物の危険性は昔から指摘されていますが、状況は変わっていません。そこが問題なのです。

 

 

 

危機感が0です。

 

 

 

一応、危険性について訴えている人はいますが、それを打ち消す意見も存在し、情報を受け取る側は、どちらを信じたらいいのか分からなくなります。

 

 

それに、気をつけようと思っても、種類が多すぎて全てを避けるのは困難です。忙しいのに、そこまで細かい事を気にしていられないのです。

 

 

だからみんな諦めて、

 

 

 

 

ちょっとしか食べていないし、

 

みんな食べているし、

 

何も起きていないし、

 

自分の周りの人は大丈夫だし、

 

 

 

 

・・・そう軽く考えるようになります。「少ししか食べていないから問題ない」と思っている人が一番危険です。

 

 

ダメージが蓄積することを考えていないからです。

 

 

なので、ほんとうに少しなのかどうかよく考えた方が良いです。

 

 

 

 

ただし、上の引用元だけでは、本当に「食品添加物」が原因なのかはわかりません。他にも危険な物質はあるからです。

 

 

 

生殖能力に悪い影響を与える物質は、例えば「糖質」や「遺伝子組み換え食品」です。

 

「糖質」については、以前、「女性の卵子が糖化する」という記事を書きました。

 

 

卵子が老化する原因と防ぎ方。卵子の質を悪化させない食習慣は、不妊症の改善にも期待できる

 

 

また、有害物質は食品だけとは限りません。

 

 

安心・安全が大好きな日本!でも何故か「健康を損ねる物質」への規制だけは甘い

 

 

 

 

私達は、これらをまとめて毎日浴びているわけですから、どんな問題が起きても不思議ではありませんし、問題が起きても何が原因だったかを特定するのは難しいです。

 

 

 

 

なので、せめて、何がどんな悪影響を与えるかぐらいは一通り頭に入れておいて下さい。

 

 

 

ここからは、「食品添加物」と「遺伝子組み換え食品」が生殖能力に与える影響についてお話します。

 

 

 

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食品添加物が生殖能力に与える影響

 

 

 

一説によると、日本人の添加物摂取量は一日10gだそうです。小さじ2杯です。

 

 

年間3kg~4kgです。砂糖3~4袋ですね。

 

 

 

もちろん個人差はあります。「コンビニ弁当ばかり食べる人」と「手料理を食べる人」の摂取量は違います。

 

 

 

 

しかし、残念ながら、

 

 

 

「手作りの家庭料理を食べる人」でも、一日あたり50種類程の食品添加物を摂っているそうです。

 

 

 

「コンビニ好きの独身男性」の場合だと、3食合計で、最低90種類以上の食品添加物を摂っているそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

「食品添加物」を食べている量を確認したところで、次はお待ちかね、「これらを食べるとどうなるか」についてです。

 

 

 

愛詩tel shig 【マジ!?】20代男子60人中58人が奇形精子保有者!その原因とは?』より引用

 

 

あなたは「奇形精子」という言葉を聞いた事がありますか?

 

 

 

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(中略)

 

 

 

実はごく普通に生活している大多数の若者が、この奇形精子保有者なのです。

 

 

(中略)

 

 

精神科医・銀谷翠先生によると、不妊学会発表のデーターで

 

『大阪府在住、平均年齢21歳の男子大学生60人中、正常精子保有者が2名、

 

残りの58人の精子が、双頭精子、尾が折れ曲がった精子、巨大精子set..

 

などの「奇形精子」だった』と発表されています。

 

 

 

このように、はっきり形に表れると衝撃的ではないでしょうか。

 

 

でも、健康に関心があって、常に危機感を抱いている人であれば、「まあ、そうでしょうね」といった反応だと思います。

 

 

 

原因調査をしたところ、奇形精子保有者58名中48名がカップ麺やハンバーガーを常食としていたという「食生活の偏り」に行き着いたそうです。

 

 

 

ここでは、カップ麺やハンバーガー等、「いかにも」食品添加物が含まれていそうな食品を食べている事が悪いかのように書かれています。

 

 

ですが、58名中、カップ麺やハンバーガーを常食していたのが48名と言うことは、残りの10名は手料理を食べていたかもしれないのです。

 

 

それにも関わらず奇形精子なら、怖い事です。

 

 

つまり、先ほど紹介した記事にもあったように、「手作りの家庭料理」を食べていても、調味料や漬物などに添加物は入っていますから、その量でもアウトということになります。

 

 

ジャンクフードばかり叩いている場合ではありません。

 

 

もう一度まとめますと、

 

 

 

 

  • 「家庭料理を食べる主婦」でも一日約50種類の食品添加物を摂取

 

 

  • 「コンビニ弁当大好き独身男性」では一日約90種類の食品添加物を摂取

 

 

 

50歩100歩の世界を地でいくような話となっています。

 

 

 

また、商品によっては、パッケージでは無添加を謳っていながら、食品添加物が入っていることがあるので、気付かずに買ってしまう事もあります。

 

 

「手作りの家庭料理」を食べているのにも関わらず、これだけの食品添加物をとってしまう社会環境は問題でしょう。

 

 

気をつけても避けられないなら、面倒くさいことはしたくない。50も100も同じだと諦めてしまう主婦も多いと思います。

 

 

「コンビニ弁当」より、「手作りの料理」が良いですし、避けないより、避けた方が良いですが、所詮、多いか少ないかの差で、どちらにせよ私達は、添加物を避けることは難しいのです。

 

 

続いて、添加物の現状についてです。

 

 

様々な国が認定している添加物の数を見てみましょう。

 

 

アメリカ:133品

 

ドイツ : 64品

 

フランス: 32品

 

イギリス: 21品

 

 

そして日本はなんと1000品前後、まさにザル状態!なのです。

 

 

これは有名な話ですね。もう何年も前から問題になっていますが、全く変わっていません。

 

 

変えるつもりが無いとしか思えません。

 

 

 

そして、体に悪いのは「食品添加物」だけではありません。「遺伝子組み換え食品」も負けてはいません。

 

 

これは「食品添加物」よりたちが悪くて、表示義務のないものなどがあり、入っている事に気づかずに買う人が多いのです。

 

 

 

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遺伝子組み換え食品が生殖器に与える影響

 

 

「ブドウ糖果糖液糖」など、様々な形で私達の体に入ってくる「遺伝子組み換え食品」ですが、こちらも生殖機能に影響があります。

 

 

 

『フレンズ歯科クリニック キシリトールは遺伝子組み換え食品』より引用

 

 

遺伝子組み換え食品と生殖の問題そして仔体の死

 

 

遺伝子組み換えの大豆で餌付けされた母ラットから生まれた子供の半数は3週間以内に死亡します。遺伝子組み換えの大豆で餌付けされた齧歯動物の卵巣、子宮、睾丸、そして若い精子の細胞までもが変化します。

 

 

親マウスが遺伝子組み換え大豆で餌付けされていると、マウスの胚はいままでとは全く違うように機能していきます。

 

 

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遺伝子組み換えトウモロコシで餌付けされると、生殖機能に問題が起き、仔マウスは通常より小さくなります。

 

 

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遺伝子組み換え大豆で餌付けされたハムスターは3世代先になると、ほとんど子供を産むことが出来なくなり、産んでも死産に苦しんだり、その子供の口腔内には毛が生えてきたりします。

 

 

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遺伝子組み換え大豆で餌付けされたメスのラットから生まれた子供の半数以上は死亡するが、非遺伝子組み換えの大豆を餌付けされたコントロール群では死亡率は10%です。

 

 

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遺伝子組み換え大豆で育てられたラットの睾丸は、非遺伝子組み換え大豆で育てられたラットのものと比べより赤黒く形状が大きく異なった細胞となっている。

 

 

 

一応、動物の体に起こった現象ですが、無視できない問題です。

 

 

 

私達が普段「少しだ」、「大したことない」と思っているものが、実は、健康に大きな影響を与えていたのです。

 

 

そして、不妊になるのは、マウスだけではありません。

 

 

こちらは実験室ではなく現場の話なので信憑性が高いと言えます。

 

 

BT作物は不妊や疾患や死亡に関連している

 

 

インドでは、何千頭ものバッファロー、羊、ヤギが収穫を終えたBTトウモロコシ畑の牧草を食べて死亡しました。(それらは、病気になったり、生殖の問題を抱えていました)

 

 

ヨーロッパやアジアの生産者は水牛や牛、ニワトリなどがBTコーン種群を食べて死亡したと言っています。

 

 

20件以上のアメリカの生産者がBTコーン種群による不妊が豚や牛に広がっていると報告しています。

 

 

フィリピンでは少なくとも5つの村で、BTコーン種群の受粉がなされ健康被害が出ています。

 

 

 

この手の話はたくさんありますが、一般的にあまり認知されていません。

 

 

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有害物質が多すぎて原因が分かりにくくなっている

 

 

糖質、食品添加物、遺伝子組み換え食品・・・他にも色々ありますが、私達は、好むと好まざるとに関わらず、多くの有害物質を浴びています。

 

 

ここが一番問題です。

 

 

長い時間をかけて、少しずつ様々なものを浴びているので、症状が出た時、何が原因か分かりにくくになっています。

 

 

特定が難しいので、どれも悪者にできないというわけです。

 

 

 

確かなのは、以下の事実です。

 

 

 

  • 複数の有害物質を浴びている

 

  • 「草食系」の人達が各国で現れている

 

  • 「草食系」の人達が現代に増えている

 

 

 

これは世界規模の異変です。

 

 

「食品添加物」や「遺伝子組み換え食品」や「糖質」が生殖機能に悪影響を与えるというのは分かっているのに、そこは改善されません。

 

 

男か女かわからない中世的な人がカッコイイとか、草食系が流行っているとか、生き方の多様性だとか、真相を誤魔化すような追究が多いのです。

 

 

特に酷いのは、女性が強くなったから「草食系」が増えたという発想です。

 

 

 

 

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男性の草食化と女性の性格は関係ない

 

 

 

  • 女性が強いから、男性に女性的な特徴が表れる

 

 

  • 男性が弱いから、女性に男性的な特徴が表れる

 

 

 

 

どちらか片方の性別の性格が“らしく”なかったら、バランスを取って、もう一方の性別の性格や身体が逆転する・・・

 

 

 

そんなシーソーみたいな事は起こりません。

 

 

 

一応、魚の世界には「性転換魚」というのがいますが、あれは「最初からそういう生物」です。人間とは体の構造が違うのです。

 

 

しかも、本当に性別がキチンと逆転して、繁殖もできます。そこまでできて初めて「逆転」できると言えます。

 

 

 

女性が強いから、男性が女性的になる・・・一見、納得してしまいそうですが、性転換の仕組みを持ち合わせていない人間において、魚のような現象が起きるとは考えにくいです。

 

 

 

それよりも、男性も女性も同じ悪い環境の中に晒された事によって、本来特徴がハッキリするはずのものが、正常に機能しなくなったと考えた方が筋が通ります。

 

 

 

そもそも、「現代女性が強くて、昔の女が弱い」という概念自体が間違いです。

 

 

ハッキリ言って、昔の女性の方が強いです(健康かどうかは別として)。

 

 

 

昔の女性は米俵を担いだり、家事と農業を両方こなすなど、重労働はもちろんですが、山道を1人で歩いたり、グロい虫を素手でつかんだりと、何かにつけてパワフルです。戦争中も耐え忍んでいますしね。

 

 

 

人間関係も過酷です。

 

 

昔の姑の嫁イジメの話を聞くと、人権なんてあったもんじゃありません。イジメる方もイジメる方ですが、我慢する方も我慢する方です。現代女性ならうつやストレスで精神科に通っているレベルです。

 

 

 

昔の日本女性に変な幻想を抱いている人は多いですが、現実は違います。

 

 

私が祖母世代の若い頃の話を聞いた限りでは、明治~昭和10年代生まれの女性はキツいですよ。「人権」という概念がある現代女性の方が優しいです。

 

 

 

なんというか、昔の女性は、神経の図太さが違います。

 

 

 

現代女性は、自己主張はしますが繊細です。

 

 

男女平等が一般的なので、女性は昔より自己主張していますが、それは、女性本人の強さではなく、女性を取り巻く環境が強くなっただけです。

 

 

平和な日本だと実感がないかもしれませんが、社会環境が悪くなれば、女性の人権は簡単に吹き飛びます。特に治安の悪いところでは、暴力の犠牲になるのです。

 

 

現代女性は、言葉遣いが汚かったり、自由を謳歌しているので、一見、強くなっているかのように見えます。が、それはあくまで表面上だけです。

 

 

昔の女性は強かったわけですが、それでも男性は草食ではありませんでした。

 

 

というわけで、女性の性格は、男性の草食化に一切関係ありません。

 

 

 

 

まとめ

 

 

男性の草食化は、女性の性格に問題がある、文化に問題がある・・・で思考を止めてはいけません。

 

 

「草食化」が、一部の人に時々起こっているのではなく、社会全体で増えているというのは、多くの人が「生理機能の低下する同じ理由」を抱えているという事です。それが何なのか、体の疾患であることを視野に入れて検証するべきです。

 

 

 

そして、「生殖機能に問題があるということは、体の他の部位にも影響がある」という事も強調しておきます。

 

 

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