米に含まれる「糖質」は、あらゆる慢性疾患を引き起こします。
近年一般的になってきた「糖質制限」は、ダイエットのイメージが強いですが、最大のメリットは、これらの疾患を防げることにあります。
穀物、野菜、果物、お菓子・・・植物性食品は糖質が多く含まれているので、減らした方がいいのですが、この中で最も止めるのを嫌がれるのが米です。
米が止められなくて、糖質制限が出来ない人は多いのです。最初から米を制限する気がない人もいますが、健康の為に米を止めたいという気持ちはあるけど、止められない人もいます。
何故だと思います?
「日本人だから」でしょうか? それとも、「人間の体には糖質が必要だから」でしょうか?
どちらも違います。このような思い込みは、洗脳によるものです。
何故なら、米が大好きなのは、アジア圏の人達も同じです。日本人だけが特別米を好きなわけではありません。
人間の体には確かに一定の糖質が必要ですが、体には「糖新生」という糖を作り出すシステムが備わっているので、本来、食事から糖質を摂らなくても大丈夫なのです。
実は、米が止められない本当の理由は、「米が美味しいから」です。
「日本人だから・・・」とか、「体に必要だから・・・」というのは、説明したとおり、何の根拠もないただの後付です。食べたいから、食べるべき理由をつけているだけです。
ここで、もう少し踏み込んで考えてみましょう。
糖質で美味しいものは、他にいくらでもありますよね。何故、米なのでしょうか?
麺類も、パンも、甘い物も、他のものは止められるけど、米だけは止められない・・・
その原因をハッキリ言います。
おかずのせい、
もっと言えば、和食の調理法のせいです。
元・白米好きの私が、日本人が白米が止められない原因と、白米から離れる秘訣をお話します。