歯が「食品に含まれる酸」によって溶ける疾患についてお話します。

 

 

酸蝕歯(さんしょくし)と言うのですが、怖いですよ。

 

 

 

進行すると虫歯じゃなくても歯に穴が開きます

 

 

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気のせいではない

 

 

先日、別の理由で歯について調べていたところ、「酸で歯が溶けて、歯が薄くなって透ける」事を知りました。

 

 

以下の記事が詳しいので、「歯が透けているな」と思った方は是非一読下さい。タイトルにある通り怖すぎます。

 

どくらぼ 健康ドリンクがアナタの歯をボロボロにする。虫歯だけじゃない、アナタの歯を溶かす怖すぎる病気

 

 

これを読むまで、そういう病気があるなんて知りませんでした。

 

 

実は私は、上の前歯4本のうち3本が差し歯です。で、2年くらい前から、「自分の歯と差し歯の透明度が違うなー」と思っていたんです。

 

 

差し歯は人工物ですから、質感はプラスチックみたいです(学生の時、保険で治療しました)。

 

 

しかし、自分の歯は透き通った陶器のような質感です。

 

 

何故、そこで気がつかなかったかというと、

 

 

歯が透ける疾患があるなんて知らなかったので、透けていても、自分の目の方を疑うわけです。「目の錯覚だろう」と思っていました。痛くも痒くもありませんし。

 

 

また、全部が同じように溶けているわけではないので、透けて見えるのは、「差し歯が古くなったから、自分の歯と色や質感が合わなくなったせいだろう」と思ったのです。

 

でも、変化したのは差し歯ではなく自分の歯の方でした。改めて見ると、明らかに自分の歯が透けています。下の歯も確認したところやっぱり透けかかっています。

 

 

透けているのは気のせいではありませんでした。

 

 

 

酸蝕歯の原因

 

 

元々、果物はそんなに好きではなかったのですが、すっぱい食べ物は好きなので、果物以外の酸味の強いものを摂取していました。

 

 

例えば、料理に酸味を出す為に、酢やトマト、ポッカレモンは頻繁に利用していました。

 

 

歯が溶けるような食べ物をよく食べていたので、少しずつ時間をかけて、表面のエナメル質が溶けていったんだと思います。

 

 

気づかなかったのは、痛みがなかったからです。

 

 

ネットで調べると、知覚過敏みたいな症状もあるそうなのですが、私には全くありません。冷たいものや熱いものを飲食して歯がしみるという事はなかったのです。だから油断しました。

 

 

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酸味の強い飲食物はダラダラ食べない方がいい

 

 

以前フルータリアンについて調べていた時に、フルータリアンは果物の酸で歯がボロボロになると知りました。

 

 

甘いから歯がボロボロになるわけではないのです。

 

 

みかん等、果物を食べ過ぎる人で、歯が透けている感じがある人は注意です。

 

 

 

なにも、みかんに限った話ではありませんが、みかんは他の果物と違い、お手軽で皮を剥きやすく、手もさほど汚れない事から、普段果物を食べない人でも、冬場は食べてしまうものです。

 

 

さっと食べて、水を飲んで流せばいいかもしれませんが、このようにダラダラ食べるものは、歯が長時間酸にさらされるので注意した方がいいでしょう。

 

 

私も糖質制限を始める前、半年間ほど、健康の為に毎日リンゴを食べていました。それも、嫌いなものを食べていたので、かなりゆっくりだったと思います。

 

 

こういうのがよくない。

 

 

現在私は糖質制限をしているので、果物を食べる事はありません。

 

 

ですが、ポッカレモンや酢は、料理の味付けに使うことがあるので、酸味の強い料理を食べた後は飲み物を飲むなどして、気をつけようと思います。

 

 

酸蝕歯を防ぐには

 

 

 

酸性の食品をチビチビ飲食するのは、とくに止めた方がいいです。

 

 

そして、すぐに歯磨きするのはよくないそうです。

 

 

酸で歯の表面が柔らかくなっている時に磨くと歯が傷つきます。

しばらく時間がたって、口の中が中性になってから歯磨きをした方がよいそうです。

 

 

酸味の強い食べ物が好きな人は、歯の健康に気をつけて下さい。

 

 

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