インフルエンザ等の感染症の予防は食事が重要です。免疫力を弱らせる食品とは

インフルエンザの季節です。

 

ニュースでもよく聞くようになったので、予防接種をするかどうか考えている人もいるのではないでしょうか。なるべく予防接種を受けたくないという人の為に、「予防接種に頼らない予防方法」をお伝えします。

 

すでに、うがいや手洗い、マスクなど徹底的に予防しているかもしれません。

 

しかし、ウイルスや細菌が体の中で活躍できる環境を改善しない人は意外と多いです。

 

その理由があまり知られていないので、あなたが普段している行動が、ウイルスや細菌の助けになっている可能性もあります。

 

うがいや手洗いは、しないよりした方がマシですが、無菌室ではありませんので限界があります。近くの人が咳をしたら終わりです。

 

外敵に立ち向かう力が必要なのです。

 

従って、細胞レベルで体を強くする必要があります。

 

細胞を弱らせて、体を感染症に弱くしているのは、多くの人が食べている糖質です。細胞を丈夫にするには、その反対をすれは良いのです。

 

本記事では、糖質によって免疫機能が低下し、体が感染症にかかりやすくなる仕組みを簡単にご説明します。

 

 

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免疫力は劣化する

 

余った糖とタンパク質が結びつく糖化反応によって、体のタンパク質が弱くなります(以下に詳しく書いています)。

 

糖化反応(メイラード反応)について分かりやすく説明してみた

 

糖化によって、血管、肌、骨、筋肉、内臓、爪・・・と細胞が劣化していきますが、免疫機能も同じようになります。

 

 

【体を酸化から守る抗酸化酵素の糖化】

「抗酸化酵素」もタンパク質なので、これも糖化します。
その結果、免疫力が低下します。

 

 

【免疫細胞の糖化】

タンパク質は、免疫細胞を構成する成分の一つです。

「T細胞」、「マクロファージ」、「NK細胞」等の細胞免疫も糖化します。その結果、体を守ってくれる免疫が衰え、菌・ウイルスに負けます。

 

 

 

高血糖による問題

 

【高血糖が原因で白血球が減少する】

高血糖になると、体の中のおまわりさんである「白血球」が減少するので、感染症に弱くなります。

 

 

 

その結果、色々な感染症にかかります。

 

糖質を殆ど摂取しない野生の肉食動物は、白血球の減少が見られません。高血糖の動物もいないので感染症に強いです。

 

(追記)血糖値が120以上になると、免疫力の75%が低下します。

人間の身体に必要な糖質量を血糖値の視点から分かりやすく説明してみた

 

 

 

【高血糖で細い血管の血流が悪くなる】

高血糖では、糖分によって血液はドロドロになります。

流れが悪いので、酸素や栄養が十分に行き渡らず、細胞の働きが低下したり、「白血球」が感染部位に到達しにくくなって、感染しやすくなります。

 

 

 

【高血糖で血管が傷つく】

ブドウ糖が細胞を傷つけ、炎症を引き起こします。

血糖値が200mg/dlを越えると血管内皮に障害が起こり、220mg/dl以上になると血管内皮の障害が増加するといわれています。

血管が傷つき、修復も遅くなります。その結果、細菌やウイルスに感染しやすくなります。

 

 

(追記)炎症のメカニズムについては、以下に詳しく書きました。

炎症について分かりやすく説明してみた

 

 

(追記)血管が傷つくと動脈硬化の原因になります。

動脈硬化は悪玉コレステロールではなく、動脈壁の劣化が原因だった

動脈硬化を改善・予防する方法を分かりやすく説明してみた

 

 

細菌にとってはありがたい糖分

 

【高血糖で細菌元気】

高血糖だと、余分な糖分を栄養として細菌がさらに活動を強めてしまいます。

 

 

 

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糖質と細菌の関係

 

以前、おせち料理に含まれている糖質量を調べました。

正月に太る原因は糖質です。おせち料理に使用される砂糖は約1kg

 

おせち料理が、あんなに砂糖を加えるのは、腐らないようにする為だという説が目につきました。

 

 

このように、砂糖は「防腐作用」や、「細菌の発育を抑える働き」もあるはずですが、なのに、どうして人間の血液に糖が余ると、細菌に感染しやすくなるのでしょうか。

 

砂糖に細菌を抑える働きがあるのなら、体内に入った糖分も細菌を抑えるように働いてくれてもいいはずです。

 

 

その違いを知りたかったので、調べてみたのですが、いまいち納得できるものが見つかりませんでした。

一応、「砂糖を食品に使う場合の、砂糖の防腐効果」について説明されているものならありました。

 

『独立行政法人 農畜産業振興機構 おせち料理と砂糖』より引用

 

(4) 防腐性

 

濃度40%以下の砂糖溶液は、微生物の栄養源となり繁殖を促しますが、濃度40%以上の砂糖溶液では浸透圧が高く、防腐性を有します。

 

砂糖溶液の濃度40~60%では細菌類、濃度60~70%では糸状菌や酵母の発育を阻止します。

 

ブドウ糖は砂糖より低濃度で防腐性の効果を示します。果糖はさらに低濃度で微生物の繁殖を阻止することができます。

 

この防腐性を利用したのが、ジャム、マーマレード、砂糖漬けです。おせち料理に砂糖を多く用いるのも冷蔵庫がなかった時代に、7日間~10日間日持ちさせなければならなかっのですから防腐のための工夫と考えられます。

 

表3 糖類の微生物に対する最少発育阻止濃度

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要するに、「メチャクチャ高濃度」だと細菌は繁殖しないけど、「濃度が中途半端」だと細菌が繁殖する・・・ということでしょうか。

 

これが人間の体にもいえることなのか私には判断ができませんが、糖の濃度が上がれば上がるほど糖化の影響がありますし、反対に、濃度が中途半端だったら繁殖する・・・どちらも体にとってはよくありませんね。

 

 

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糖質を減らした事で感染症に強くなった

 

私が最後に風邪を引いたのは、ちょうど2年前です。

結婚式に参加していた日だったので、よく覚えています。料理の味が感じられないくらい喉が痛くて、帰った後、熱が出ました。

 

振り返ってみると、それから一度も風邪を引いていません。

わたしが糖質制限をはじめたのは一年半前です。おそらく、これのおかげだと思います。

何故なら、糖質制限食ではなく、バランスの良い栄養食だった時は、一年に一回は風邪を引いていました。喉が痛くなる程度でしたら、もう少し回数はありました。

 

しかし、この2年間は喉が痛いという事もありません。感染症に強くなったと感じます。

 

 

 

糖質の摂取量を見直してみる

 

糖質を摂ることで、細菌やウイルスと闘うのに不利になる事がお分かりいただけたかと思います。

 

いきなり厳しい糖質制限に挑戦するのは難しいかもしれませんが、「飲み物に加える糖分を控える」とか、「調味料に頼らないレシピにする」など、出来るところから始めてみてはいかがでしょうか。

 

また、体が糖化するとどうなるか知るのも、糖質の抑止力になりますよ。

 

糖化反応(メイラード反応)について分かりやすく説明してみた

 

 

 
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