寒がりは何枚着ても寒い。冬でも暖かく過ごせる体質にする方法。

「着ても着ても寒いんです。」

 

よく、こう言ってました。 今もまだ寒がりです。

 

たいていの人は「暑い時は脱げば涼しいが、寒い時は着れば暖かいから問題ない」と考えます。

 

・・・寒がりには理解できない理屈です。何枚着ても寒いから、何枚も何枚も重ねて着てみるのですが、やはり寒い。

 

あなたは、こんな体質で困っていませんか?寒さに弱かった私が、少しずつ寒さに強くなってきているので、その方法をお教えします。

 

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寒いのは発熱能力がないから

 

私の勝手な基準ですが、「ユニクロのヒートテック」で効果を感じるか、感じないかで、本物の寒がりかどうかを見わけています。

 

寒がりじゃない人は「あったかい、これ一枚あればいい」と言います。
寒がりは「そんなに変わらない」と言います。

 

同じ商品なのに(今はバリエーションが増えていますが)、この違いってなんだと思いますか?

 

これ、私は「本人自身が発熱しているかどうか」だと思っています。寒がりの人は他の防寒着でも同じように「着ても変わらない」と言います。

 

魔法瓶を思い浮かべてもらったらわかると思います。熱いお茶を魔法瓶に入れると、お茶は熱いままです。保温力は抜群です。しかし、いくら保温力が高くても、入れるお茶が最初からぬるければ、当然そのお茶はぬるいままです。保温力があるからといって、ぬるいお茶が暖かくなる事はありません。

 

これが、魔法瓶や、防寒着の限界だと思っています。

 

発熱能力が乏しい人は、ホッカイロや、コタツや、ストーブなどで、熱を加えてやらないと、寒いのです。

 

私もまったくこのタイプです。

 

私が子供の頃は、今より冬は寒くて、学生の頃は制服のブレザーの下に5~6枚とか、バカみたいな着方をしていました。痩せていたので着膨れはしませんでした。でも、それだけ着ても寒かったです。

 

体育の授業は最悪で、とにかく着替えるのが遅かったです。私より細い子も、私に引けをとらないくらい重ねていて、「いつも最後だね」と言っては、一緒に運動場に出て行ったもんです。

 

その時は「寒いのは、痩せているからだろう」くらいに思っていましたし、周りからも「ご飯をちゃんと食べないから(もちろん食べていました)寒いんだ」とか言われていたので、「痩せている事」が寒い原因だと思っていました。

 

痩せているのに暑がり

 

ところが、世の中には、私やその子のように「痩せていて寒がりな人」と、「痩せているのにそんなに寒がりじゃない人」がいます。その反対に、「太っていても寒がりの人」もいます。

 

それが不思議で、「細さ」と「寒さ」って、実はあまり関係ないんじゃないかと思うようになりました。特に、ヨーロッパ系の人達の寒さに対する強さには驚かされます。

 

真冬にTシャツ一枚とかいうあれです。

 

「海外から友人を日本に連れて来たところ、真冬にもかかわらず「日本は暖かい」といって防寒着を脱いでTシャツ1枚になったので驚いた」という話を友人に聞かされた事もあります。

 

それと、「ヨーロッパ系の血が混ざっている子供に、冬の寒い日に布団をかけてやったら、熱がって布団をどけるから、寒さに対する感覚が私達とは違うと思った」という話も聞きました。

 

私はヨーロッパには行った事がないですし、直接交流がありませんので、その現場を目撃していないのですが、とにかく海外によく行く人や、外国人と交流のある人から、この手の話はよく聞きます。私は痩せていて寒がりなので、「痩せていても寒さを感じない人」の体質には興味がありました。真似してみたいと思いまして、

 

・昔の日本人は寒さに強かった事、
・寒いからといって、過保護に暖かくしていたら、それに慣れてしまって、寒さに弱くなる事、
・以前テレビで、ロシアの女性が子供をわざと一時的に外に出して、「寒さに慣れさせるようにしている」と語っていた事、
・寒い地域で3~4ヶ月過ごせば、寒さに対して強くなる事、

 

こういう理屈を読んで、「寒さは根性で克服出来るだろう」と、「極寒の地で鍛えていれば丈夫になるだろう」と・・・そう判断したんですね。

 

さらに、ヨーロッパの人は体温が一度高いという事も知りました。

 

それを知って、「寒い状態で我慢すれば、鍛えられて体温が上がって、寒がりじゃなくなるはず」・・・と思いまして、それまでの重ね着習慣を改め、3年前から防寒着以外は服は2~3枚にする事にしました。私も「真冬にTシャツ一枚」をやってみたいと思ったわけです。

 

根性です。

 

脱寒がりは簡単じゃない

 

今の冬はそんなに寒くないからなのか、徐々に慣れていきました。鼻水は出ますが・・・。結構耐えられるもんです。

 

でも、我慢は出来ても、「体温」ってそれだけじゃ上がらないんです。当たり前ですが。期間が短いからなのか、寒さが足りないからなのか、根性で寒さに耐えても、「体が自然に変化して体温が上がる」という事はありませんでした。

 

そして、薄着生活を始めた3年前は、「一日一食」と、合間で「定期的な断食」を行なっていました。

 

この食事は、始めた当初は体が軽くなる感じがして良かったのですが、長引くにつれ、元気がなくなっていきました。めったに体温を測ることがないので気が付かなかったのですが、ある時体温を測ってみると、それまで36度あった体温が、35度台に下がっていました。

 

癌患者の体温は35度台という話を思い出し、ヤバイと思いました。

 

健康だと言われる「一日一食」や「断食」をしたのに、どうして体温が下がったのか理由がわかりませんでした。理由がわからないから、なかなか元の体温に戻すことはできませんでした。体温だけでなく、代謝も落ちましたし、食が少なくなったのにセルライトがついたので「おかしいな」とは思っていました。

 

でも当時は「病の原因は食べすぎで、食べる量を減らせば、病気のリスクが減り、寿命も延びる」という情報に浸かっていたので、まさか体温や代謝の低下の原因が「一日一食」や「断食」にあるとは夢にも思いませんでした。

 

ほぼ同じ年齢の「食べたいだけ食べたサル」と、「腹七分のサル」の比較写真を例に「カロリーを減らすと老化が防げるし健康になる」という説を読んでいたので、全く疑っていませんでした。「腹七分目の若々しいサルの姿が何よりの証拠だ」と。

 

今であれば、理論を実践した時に中身が伴わないのであれば、その説を徹底的に疑うところですが、当時はそうではありませんでした。

 

なので、体温を上げたくて薄着生活を初めたのに体温が下がった時は、「その時期にやっていた食事」を疑わず、「寒さに根性で耐えたせいで、薄着をしたせいで、体温が下がったのかな」等と、バカな事を思っていました。

 

やってみた感想ですが、薄着をする事で寒さに慣れてはきますが、それはただのやせ我慢で、ヨーロッパの人達のように「寒くないから着ていない」という感覚とは全然違います。

 

それにしても、どうして、彼らはそんなに体温が高いのか、不思議です。逆に、日本人はどうして体温が低いのか謎です。

 

で、人間の体温は何で決まるのか、色々考えたわけです。それに、私の下がった体温も元に戻さなければなりません。この状態から体温を上げて、寒く感じなくし、冬を快適に過ごす為にはどうしたらいか・・・

 

これも、糖質制限をしていて解決の糸口が見つかりました。

 

というわけで、「寒がりだった原因」と、「体温が下がってしまった原因」を、今わかる範囲でお伝えします。

 

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体を発熱させる食とは

 

私が試した結果ですが、「やせ我慢」でもある程度は寒さに慣れてきます(年齢も関係すると思いますが)。しかし、体温を上げるには脂質とタンパク質の摂取と、糖化の改善が必要です。

 

まず、「脂質とタンパク質の摂取」の重要性ですが、これらを食べると体が暖かくなります。筋肉がついたからというのもあると思いますが、体から熱が出ている感じがします。

 

一般的に、体を暖める食材といえば、生姜を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

 

私も「バランスのいい野菜中心の食生活」をしている時は、「体を暖める食材」といえば、ダントツで生姜でした。生姜とニンニクは、私のお気に入りの野菜で、料理に欠かすことの出来ない食材だったので、食べない日はありませんでしたが、それでも「これで体温が上がった」と感じた事はありませんでした。食べた後、反応として温かくなるという程度でしょうか。

 

生の生姜をかじると、一時的に汗がでるほど暑くなるので、一時期寒さ対策にも利用していました。しかし、それはどちらかというと「生姜の刺激に反応して暖かくなる」という感じで、「体の芯からずっと発熱を促してくれる脂質やタンパク質」とは、暖まるレベルが違います。上手く言えないですが、同じ「体を暖める食材」でも、違いがあります。

 

 

同様に、私は、生姜に限らず、チリや、ペッパーを始めとするスパイスも好きで、よく使っていましたが、脂質やタンパク質を食べた時程の暖め効果を感じたことはありません。

 

「タンパク質や脂質が体の発熱に関係している」と確実に感じます。

 

ただし、注意して欲しいのですが、タンパク質や脂質をたくさん食べるなら、糖質は摂らない方が良いです。これは、タンパク質や脂質が悪いのではなく、糖質と組み合わせる事で、病気のリスクが高まるからです。詳しい理由はこちら。

 

【脂質+タンパク質】は良くて【糖質+脂質+タンパク質】が良くない理由

 

太った原因はどっち?脂質に糖質を組み合わせてはいけない理由。

 

体温の低い人は、血管の糖化を改善させ、タンパク質や脂質を食べる事で、時間はかかりますが、改善されるのではないかと思います。

 

私が先月測ったところ35度台だった体温が、36.2度になっていました。昨年の今頃は、まだ35度台でしたので、ここまで回復させるのに結構時間がかかったと思います。真冬にTシャツ一枚をやってみたいので、まだまだ体温を上げたいです。

 

ちなみに、モンゴルの人が寒さに強いのは肉が関係していそうです。

 

『ドルノド偏 モンゴル通信No.4 もうマフラーしているの?』より引用

 

モンゴルに来る前に、敬和生から「モンゴルの 人って肉食だから、体温高いらしいよ!」と聞いたことを思い出しました。

 

毎日、肉を欠かすことのな いモンゴル人。「もっと肉を食べないとモンゴルの冬は越せないよ。」という先生たち。「私の家は冬 になる前に、ベランダに牛3頭分と馬1頭分の肉を買っておいて、それで一冬越すんだよ。」という校長先生。

 

肉食文化が体温を上げるのかは定かでありませんが、モンゴルの人が寒さに強いのは確かです。

 

私は人生の大半が、脂質とタンパク質不足の状態でした。だから、「発熱に必要な栄養素」が欠落していたといえます。しかし、寒がりの原因はもっと別のところにありました。

 

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低体温の真の原因は血管の崩壊

 

ここからは、私が寒がりだった理由と、一日一食と断食で体温が下がってしまった理由をお話します。一日一食や断食でエネルギー不足のせいで寒いというのもありますが、考えられるのが血管の糖化です。

 

血管の糖化の改善をしなければ体は寒いです。これは盲点でした。

 

私が寒がっていると、人から「血液をサラサラにすれば、血流も良くなって暖かくなるよ」というアドバイスをよくいただきました。

 

「血液をサラサラにするには、野菜をしっかり食べて、肉を控えて~」となるわけですが、これが間違いの元です。

 

昔の私の食事は、一日一食でも、内容は野菜中心で肉は少なめでした。タンパク質も豆類や魚から摂る事が多かったです。その上、不足しがちな「ミネラル」も健康食品から補っていたので、この理屈でいくと血液がドロドロになるわけがないのです。

 

しかし、野菜をしっかり食べて、肉は控えめなので、血液はサラサラ、血流も良いはずですが、何故か寒いのです。つまり、血流が悪いのです。

 

原因は実にシンプルでした。

 

まず、血液をドロドロにするのは肉ではなく、野菜や炭水化物に含まれる糖質でした。糖質を含む食材を食べると、ブドウ糖に変換されて血液中に流れます。このブドウ糖が満ちていると、血液は粘つきます。これが血流障害の元です。

 

「肉を減らす食事」は、野菜や穀物中心の食事になりますので、その糖質によって血液はドロドロになります。「一日一食」でしたが、お腹がすくので、その一食はがっつり食べていました。糖質中心のメニューを。

 

通常は血液中の余ったブドウ糖は、「インスリン」というホルモンが中性脂肪に変換して事なきをえますが、私のようにこの能力が弱いと、ブドウ糖が血液中に余った状態のままになります。つまり、高血糖です。当時は糖質をかなりとっていたので、ドロドロだったと思います。

 

で、高血糖が、全身の血管を傷つけます。

 

ブドウ糖は、「毛細血管を形成するタンパク質」と反応し細胞を糖化させます。つまり、毛細血管が糖で破壊されるということです。

 

こうなると、血液の流れるルートが破壊されるわけですから、血流以前の問題です。流れる血管が無ければ、血液は通りようがありません。血流は悪いので、体は暖まりません。

 

ちなみに毛細血管の量は年齢と共に減っていくそうです。

 

『Dragon Peace 60歳までに毛細血管は4割も減る ②』より引用

 

2008年に発表されたベルギーのリエージュ大学病院の研究によれば、65歳以上の人の毛細血管の数は、30歳以下の人よりも、なんと40%も減少していることが明らかになりました。全血管の99%を占める毛細血管が、半分近くまで減ってしまうのですから、これは大変なことです。

 

ではなぜ、このようなことが起こるのでしょうか?

 

毛細血管は非常にもろく弱いため、血流が滞ったり詰まったりすればすぐに壊死(部分的に死ぬこと)してしまいます。

 

また、過度の運動や日光浴(紫外線の浴びすぎ)ストレスなどの影響で体内に活性酸素(攻撃力の強い酸素)が増えれば、毛細血管が炎症を起こし、消滅することもあるのです。

 

こうして毛細血管が減少すれば、血液循環が著しく滞り、全身の細胞が衰えて老化が急速に進んでしまいます。

 

全身の老化を食い止めるためには、毛細血管の減少を防ぎ、減った毛細血管を増やしてもとの状態に戻す必要があります。

 

体温を上げる為に血流が大事なら、毛細血管を減らさないようにし、減った毛細血管を復活させる必要があります。私は体温は36.2度まで回復しましたが、「寒さに対して強くなった」とはいえません。人並みに寒さに強くなるには、まだまだ時間がかかりそうです。

 

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(追記)鉄を無視してはいけない

 

必須ミネラルの一つであるをしっかり摂ると、寒さをあまり感じなくなりました。

 

糖質抜き + (脂質 + タンパク質) + 鉄

 

これ、かなり効果があります。

 

鉄分といっても、サプリメントを飲んだわけではありません。普通に毎日の食事でレバーを食べるようにしただけです。まだ2週間くらいですが、食べ始めて5日くらいで寒さを感じにくくなりました。鉄は体温を調節する効果があるのです。

 

『冷え性の改善・対策なら 冷え性改善サプリメント 口コミランキング 冷え性の原因 ~鉄欠乏性貧血』より引用

 

鉄欠乏性の貧血も冷え性を引き起こします。鉄分は、血液中の赤血球のヘモグロビンを合成するのに必要な栄養素です。ヘモグロビンの役割は、肺から取り込んだ酸素を全身に運び、いらなくなった二酸化炭素を肺に戻すこと。

 

しかし、ヘモグロビンが足りなくなると全身の細胞に酸素が行き渡らなくなります。そうなれば、酸欠になった組織や臓器は食事からの栄養分を充分に消化吸収することができず、身体がエネルギー不足になってしまいます。

 

(中略)

 

エネルギーが不足することで身体の働きは低下し、冷えや寒さを感じることになります。鉄欠乏性貧血が原因の冷えの場合、手足だけではなく全身が冷えてしまいます。

 

鉄のおかげで暖かく過ごせそうです。

 

なお、鉄について分かりやすく書いた記事が以下になります。鉄不足は貧血に留まらず、うつや睡眠障害、子供の発育などにも関係してきますので、これらの症状になった時は鉄不足を疑ってみて下さい。

 

ヘム鉄と非ヘム鉄について分かりやすく説明してみた

血液と赤血球とヘモグロビンについて分かりやすく説明してみた①

血液と赤血球とヘモグロビンについて分かりやすく説明してみた②

鉄の働きについて分かりやすく説明してみた

鉄の過剰摂取について分かりやすく説明してみた

フェリチンと鉄不足について分かりやすく説明してみた

知らないとマズい。鉄不足は発達障害やウツの原因にもなる(前編)

知らないとマズい。鉄不足は発達障害やウツの原因にもなる(後編)

 

 
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